JP5838791B2 - プログラム、画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、動画の対象物に対してアンカーを設定するプログラム、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
従来、動画を利用したハイパーメディア環境において、動画の対象物にアンカーを表示し、そのアンカーにリンクを結びつけ、動画上でアンカーを指定することで、リンク操作を行うことが知られている。以下では、対象物をオブジェクトともいう。
例えば、動画上の移動する任意の領域にアンカーを設定し、アンカー情報及びリンク情報を記憶し、動画及びアンカーの表示属性に基づいて動的にアンカーを表示する技術がある。
特開平8−123816号公報
ここで、動画中のオブジェクトに対してアンカーを設定する場合には、例えば、動画内の各フレームの中でエッジ抽出をすることでオブジェクトの形を抽出し、さらに、フレーム間誤差抽出を行ってオブジェクトの移動を抽出する方法が考えられる。アンカーとは、例えばハイパーリンクに設定される要素のことをいう。
動画中で、アンカーを設定する対象となるオブジェクトが移動する場合、従来技術では、各フレームにおけるオブジェクトの位置座標を特定し、フレーム番号及びオブジェクトの位置座標によって、アンカーの位置を定義することになる。
一方で、オブジェクトに対して一度設定したアンカーを、編集する必要が生じる場合がある。例えば、エッジ抽出によりオブジェクトを抽出し、このオブジェクトの位置にアンカーを設定したとする。エッジ抽出の精度によっては、人の目から見た画像上のオブジェクトの位置または形状と、エッジ抽出によってコンピュータが認識したオブジェクトの位置または形状とがずれる場合がある。このような場合、人の目から見て、オブジェクト上にアンカーが重畳されるように、フレーム上のアンカーの位置を変更する作業が発生する。以下では、この作業を編集作業ともいう。
しかしながら、各フレームにおけるオブジェクトの位置座標を特定し、フレーム番号と位置座標とによってアンカーの位置が定義されているとすると、例えば、フレームの枚数分、アンカー位置の定義が存在し、アンカー位置に関するデータ量が多くなってしまう。
そして、各フレームに存在するアンカー位置の定義に対して、アンカー位置の編集作業を行うとすれば、フレーム枚数分の定義データのそれぞれに対して変更を行うことになり、編集者にとって非常に煩雑な処理となっていた。
そこで、開示の技術は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、アンカーの編集を容易にしつつ、アンカー情報のデータ量を削減することができるプログラム、情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
開示の一態様におけるプログラムは、動画に含まれる画像内の対象物に対するアンカーの設定を受け付け、前記動画に含まれる所定画像内の前記アンカーが設定された対象物と、前記動画に含まれる他の画像内の該対象物との移動量が所定値以上であるか否かを判定し、前記所定値以上であると判定された場合に、判定対象の画像の識別子と、前記アンカーの位置情報とを記憶部に記憶する処理をコンピュータに実行させ、前記他の画像は、前記記憶部に対する記憶対象の中で最新の画像である場合、前記記憶する処理は、前記所定画像の識別子と、前記所定画像内のアンカーの位置情報とを前記記憶部に記憶する
開示の技術は、アンカーの編集を容易にしつつ、アンカー情報のデータ量を削減することができる。
実施例における情報処理装置の機能的構成の一例を示すブロック図。 アンカー情報のデータ構造の一例を示す図。 アンカー情報の一例を示す図。 アンカー位置の自動生成を説明するための図。 アンカー位置の自動生成、編集例を説明するための図。 アンカーの描画例を説明するための図。 アンカーの表示例を説明するための図。 リンク先表示を説明するための図。 アンカー設定処理の一例を示すフローチャート。 アンカー情報の生成処理の一例を示すフローチャート。 動画再生処理の一例を示すフローチャート。 情報処理装置のハードウェアの一例を示すブロック図。
以下、実施例について、添付図面を参照しながら説明する。
[実施例]
<構成>
図1は、実施例における情報処理装置1の機能的構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置1は、リンク先が設定されたアンカーを動画の対象物(オブジェクト)に設定する機能を有する。アンカーは、例えばリンク先を呼び出すアイコンである。以下では、このアイコンをリンクアイコンとも呼ぶ。
情報処理装置1は、設定されたアンカーを編集する機能を有してもよい。情報処理装置1は、動画再生中にアンカーが押下又は指示された場合、アンカーに関連付けられてリンク先を表示又は再生する機能を有してもよい。
図1に示す情報処理装置1は、アンカー情報生成部10、操作部11、リンク定義記憶部12、動画データ記憶部13、アンカー情報編集部14、再生制御部15、及び表示部16を有する。
アンカー情報生成部10は、はじめに、動画データ記憶部13から動画を読み出して取得し、アンカーを設定するフレームとアンカー位置の設定を受け付ける。アンカー情報生成部10は、その後のフレームにおいて、アンカーが設定されたオブジェクトを自動抽出し、アンカーをオブジェクトに追随させるための機能を有する。
アンカー情報生成部10は、オブジェクトを自動抽出した時、オブジェクト又はアンカーの移動量に応じて、アンカーの位置を記憶するか否かを判定する。これにより、アンカー情報を毎フレーム記憶しなくてもよくなるため、アンカー情報のデータ量を削減することができる。
アンカー情報生成部10は、上記機能を実現するため、設定部111、抽出部112、及び判定部113を有する。設定部111は、動画に含まれる各フレームに対して、操作部11からアンカーを設定するフレームと、そのフレーム内のアンカーの位置とを受け付ける。
アンカーの位置は、フレーム内の座標で表され、アンカー位置情報とも呼ぶ。設定部111は、受け付けたフレームを示す識別子と、アンカー位置情報とを抽出部112に出力する。フレームを示す識別子は、フレーム識別子とも呼び、例えば、フレーム番号や動画の先頭からの再生時間を示すタイムコードやタイムスタンプなどでもよい。
抽出部112は、アンカーが設定されたフレームに対して、アンカーが設定された位置周辺で、画像認識技術を用いて、オブジェクトの領域を自動抽出する。例えば、抽出部112は、エッジ抽出を行って認識したオブジェクト領域の座標を自動抽出する。オブジェクトの座標は、例えばオブジェクト領域の中心座標である。
抽出部112は、後続の各フレームで、抽出されたオブジェクトの追跡を行い、認識されたオブジェクト座標を判定部113に出力する。
判定部113は、認識されたオブジェクトが、他のフレーム内のこのオブジェクトから所定値以上移動しているか否かを判定する。例えば、判定部113は、現フレームのオブジェクトと直前のフレームのオブジェクトとの移動量が所定値以上であるか否かを判定する。これにより、判定部113は、短時間でのオブジェクトの移動量が大きい場合を判定することができる。
移動量は、例えばフレーム間のオブジェクト座標の差分や、フレーム間誤差抽出処理を行ったオブジェクト領域の動きである。また、移動量は、アンカーの中心座標の移動量であってもよい。
所定値は、例えば、抽出部112で抽出されたオブジェクト一個分のサイズである。また、所定値は、アンカーのサイズであってもよく、実験などにより適切な値に設定されていればよい。
また、判定部113は、現フレームのオブジェクトと、後述するリンク定義記憶部12に記憶されている、又は記憶対象の最新のフレームのオブジェクトとの移動量が、所定値以上であるか否かを判定する。これにより、判定部113は、オブジェクトが少しずつ移動した結果、判定基準の位置から所定値以上移動した場合を判定することができる。
リンク定義記憶部12に記憶されている、又は記憶対象の最新のフレームとは、現フレームより前のフレームで、現フレームと一番近いフレームをいう。
また、判定部113は、オブジェクトの移動量が所定値未満であることを示す否定の判定結果が所定時間以上続いたか否かを判定してもよい。また、判定部113は、最終フレーム又はユーザによりアンカーが設定された最初のフレームであるか否かを判定してもよい。最終フレームとは、アンカーが設定された対象物が表示されている最後のフレーム又は動画の最終フレームのいずれかを表す。
判定部113は、生成部114を有する。生成部114は、判定部113で所定値以上であると判定された場合に、判定対象のフレーム識別子と、アンカー位置情報とを生成し、リンク定義記憶部12に記憶する。アンカー位置情報は、例えば、抽出されたオブジェクトの中心座標とする。
生成部114は、現フレームと直前のフレームとが判定対象である場合、現フレームのフレーム識別子と現フレームのアンカー位置情報とを対応付けて、直前フレームのフレーム識別子と直前フレームのアンカー位置情報とを対応付けてリンク定義記憶部12に記憶する。
生成部114は、現フレームとリンク定義記憶部12に記憶されている最新のフレームとが判定対象である場合、現フレームのフレーム識別子と現フレームのアンカー位置情報とを対応付けてリンク定義記憶部12に記憶する。以下では、現フレームのフレーム識別子とアンカー位置情報とを含む情報をアンカー情報とも呼ぶ。生成部114は、判定部113内に含まれる構成で説明したが、判定部113とは別の構成であってもよい。
生成部114は、移動量が所定値未満の場合が所定時間以上である場合、又は現フレームが最終フレーム、又はアンカーが設定された最初のフレームである場合、現フレームのフレーム識別子とアンカー位置情報とを対応付けてリンク定義記憶部12に記憶する。
これにより、アンカー情報生成部10は、アンカーを設定する場合に、フレーム毎にアンカー情報を定義しなくてもよい。また、アンカー情報生成部10は、アンカーが設定されたオブジェクトの移動量が大きいフレームに対して、アンカー情報を記憶すればよいので、アンカー情報のデータ量を削減することができる。
操作部11は、GUI(Graphical User Interface)操作機能を有し、アンカー位置の設定や、アンカーに関連付けるリンク先の設定や、アンカー位置の編集や、動画再生の指示、アンカーの選択などを行う。操作部11は、ユーザからの上記操作があった場合、その操作内容を各部に通知する。
リンク定義記憶部12は、アンカー情報生成部10で生成されたアンカー情報を記憶する。アンカー情報は、はじめにユーザにより設定されたアンカー位置情報と、そのフレーム識別子も含む。また、アンカー情報は、アンカーに関連付けられたリンク先の情報なども含む。アンカー情報については、図2を用いて後述する。
動画データ記憶部13は、動画データを記憶する。動画データは、例えば、リンク先が関連付けられたアンカーを設定するためのコンテンツである。動画データとして、例えば、携帯端末の操作マニュアルや、自家用車の点検マニュアルなどがある。
リンク定義記憶部12と動画データ記憶部13とは、別の記憶部として説明したが、同じ記憶装置であってもよい。なお、リンク定義記憶部12、動画データ記憶部13は、例えば、VRAM(Video Random Access Memory)を始めとするRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ(flash memory)などの半導体メモリ素子が挙げられる。なお、リンク定義記憶部12、動画データ記憶部13は、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置を適用してもかまわない。
アンカー情報編集部14は、動画に設定されたアンカーの位置情報などを編集する。アンカー情報生成部10では、アンカー位置情報を自動で生成するため、実際の動画上のオブジェクトとは位置がずれる場合がある。よって、このような場合に、編集者は、アンカー位置を編集する作業が発生する。アンカー情報編集部14は、アンカー情報の編集作業を容易にする機能を有する。
アンカー情報編集部14は、編集部141、及び変更部142を有する。編集部141は、動画データ記憶部13に記憶された動画と、リンク定義記憶部12に記憶されたアンカー情報とを用いて、アンカーが表示される動画を再生する。
このとき、編集部141は、アンカー位置やリンク先を編集可能な編集画面を表示部16に表示制御する。編集部141は、表示部16に表示された編集画面を用いてアンカーが編集された場合、操作部11からアンカーに関する編集操作を受け付ける。
例えば、編集部141は、操作部11からアンカー位置の変更や、アンカーに関連付けられたリンク先の変更などを受け付ける。編集部141は、操作部11から受け付けたユーザ操作の内容、例えば、編集されたフレームのフレーム識別子や、変更されたアンカー位置情報を変更部142に通知する。
変更部142は、編集部141から取得した操作内容に基づいて、リンク定義記憶部12に記憶されているアンカー情報を変更する。例えば、操作内容として、フレーム識別子、編集されたアンカー位置情報を含むとする。
この場合、変更部142は、リンク定義記憶部12に記憶されているアンカー情報から、取得した操作内容に含まれるフレーム識別子と一致するフレーム識別子を検索する。変更部142は、一致したフレーム識別子に関連付けられたアンカー位置情報を、編集されたアンカー位置情報に変更する。
これにより、編集作業は、リンク定義記憶部12に記憶されているフレームのみで済むため、編集が容易になる。
再生制御部15は、動画データ記憶部13から動画データを読み出して取得し、また、リンク定義記憶部12からアンカー情報を読み出して取得し、アンカーを重畳表示した動画を表示部16に再生する制御する。
再生制御部15は、描画部151及びリンクコンテンツ再生部152を有する。描画部151は、アンカー情報に記憶されたフレーム識別子が示すフレームを表示部16に表示するときに、アンカー位置情報が示す位置にアンカーを描画し、動画上に重畳する。
描画部151は、リンク定義記憶部12に記憶されたフレーム識別子が示すフレーム以外のフレームが表示されるとき、補間演算を行ってアンカーを連続表示する。補間演算は、リンク定義記憶部12に記憶されたフレームのうち、表示対象のフレームの前後に位置する2つのフレームに対応するそれぞれのアンカー位置情報を線形補間する。描画部151は、線形補間されたアンカーを例えばアニメーション描画する。
これにより、描画部151は、表示されるフレーム毎にアンカー全画素を再描画しなくてすみ、補間演算されたアンカーを表示するので、必要最小限の画素の再描画ですむ。必要最小限の画素とは、変更部分の画素をいう。よって、アンカー全画素で再描画する場合に比べてアンカー画像のちらつきを防止することができる。
リンクコンテンツ再生部152は、アンカーの押下によりアンカーが選択されたことを操作部11から通知されると、アンカーに関連付けられたリンク先に移動し、例えば動画ハイパーリンクコンテンツを表示部16に再生するよう制御する。
なお、アンカー情報生成部10、アンカー情報編集部14、及び再生制御部15には、各種の集積回路や電子回路を採用できる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
<アンカー情報>
次に、リンク定義記憶部12に記憶されるアンカー情報のデータ構造について説明する。図2は、アンカー情報のデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、アンカー情報は、アンカー識別名(name)、アンカー種別(type)、アンカー領域(size)、リンク先情報(link)、アンカーに関するデータ(data)を示す動画データとの同期用に用いるフレーム位置又は経過時間(time)、アンカーの画面上の座標を示すアンカー位置情報(px,py)を有する。
アンカー種別は、アイコンやリンク種類などを示す。アンカー領域は、クリック範囲のサイズを示す。画面上の座標は、動画オリジナルサイズを基準にする。
データ(data)は、階層構造になっており、複数の「time」、「(px,py)」を有することができる。なお、フレーム位置又は経過時間は、フレーム番号などの動画内のフレームを識別できる値であればいずれでもよい。
次に、アンカー情報の具体例について説明する。図3は、アンカー情報の一例を示す図である。図3に示す例は、アンカー情報をXML(Extensible Markup Language)で実装した例である。
例えば、アンカー識別名は「sampleA」であり、アンカー種別は「LINK」であり、アンカー領域は「60」であり、リンク先情報は「nextset」である。また、図3に示す例では、フレーム識別子とアンカー位置情報とが4つ保持されている。これらのフレーム識別子とアンカー位置情報とは、アンカー情報生成部10により生成された情報である。
<アンカー位置情報生成、編集>
次に、アンカー位置の自動生成について具体的に説明する。図4は、アンカー位置の自動生成を説明するための図である。図4に示す例では、フレームt11〜t14が順番に表示されるとする。また、t11のフレームにおいて、ユーザによりアンカーを設定するオブジェクト(対象物)を指定されたとする。
このとき、アンカー情報生成部10は、指定されたオブジェクト周辺をエッジ抽出し、オブジェクト領域を抽出する。アンカー情報生成部10は、抽出されたオブジェクト領域の中心座標をアンカー位置情報とし、このアンカー位置情報に対応付けてフレームt11の識別子(例えばタイムコード)をリンク定義記憶部12に記憶する。
次に、アンカー情報生成部10(抽出部112)は、t12のフレームにおけるオブジェクトを追跡し、t11のフレームからの移動量をフレーム間誤差抽出処理などで求める。アンカー情報生成部10(判定部113)は、移動量が所定値以上であるか否か判定し、ここでは所定値未満であると判定する。所定値は、ここではオブジェクトサイズとする。
次に、アンカー情報生成部10(抽出部112)は、t13のフレームにおけるオブジェクトを追跡し、t12のフレームからの移動量を求める。アンカー情報生成部10(判定部113)は、移動量が所定値以上であるか否かを判定し、ここでは所定値以上であると判定する。
アンカー情報生成部10(生成部114)は、t12及びt13のフレーム識別子と、t12及びt13のフレームのアンカー位置情報とをリンク定義記憶部12に記憶する。ここでのフレーム識別子は、例えばタイムコードとし、アンカー位置情報は、例えばオブジェクトの中心座標とする。
次に、アンカー情報生成部10(抽出部112)は、t14のフレームにおけるオブジェクトを追跡し、t13のフレームからの移動量を求める。アンカー情報生成部10(判定部113)は、移動量が所定値以上であるか否かを判定し、ここでは所定値以上であると判定する。アンカー情報生成部10(生成部114)は、t13のフレーム識別子とアンカー位置情報とはリンク定義記憶部12に既に記憶されているため、t14のフレーム識別子と、t14のフレームのアンカー位置情報とをリンク定義記憶部12に記憶する。
これにより、アンカーを設定したフレームの後の全てのフレームでアンカーを定義しなくてもよいため、アンカー情報のデータ量を削減することができる。
次に、携帯端末の電池パックをオブジェクトとした具体例について説明する。図5は、アンカー位置の自動生成、編集例を説明するための図である。図5に示す例は、携帯端末の電池パックをオブジェクトに設定した場合の例である。
アンカー情報生成部10(設定部111)は、動画データ記憶部13から対象動画を読み込んで取得する。このとき、表示される動画の開始フレームが画面d11内部の画像とする。
次に、画面d12において、ユーザが、アンカーan12を電池パックの位置に設定したとする。これは、例えば、リンクボタンを押下することでアンカーan12が画面d12に表示され、このアンカーan12の位置を移動することで設定可能である。
はじめにアンカーが設定されると、アンカー情報生成部10は、このアンカーが設定されたオブジェクトを追跡することで、オブジェクトの移動量が大きいアンカー位置を自動生成することができる。
画面d13は、自動生成されたアンカー位置情報をプレビュー再生して確認する画面である。
画面d14は、自動生成されたアンカー位置を編集する画面である。ユーザは、位置調整を行うフレームをコマ送りなどで特定し、そのフレームに表示されているアンカーan14をドラッグ操作などで所望の位置に移動する。
これにより、編集者は、リンク定義記憶部12に記憶されたフレーム識別子が示すフレームのアンカー位置情報を確認すればよく、全てのフレームでアンカーの位置確認などをしなくてすむ。よって、編集作業が容易になる。
<アンカー描画、動画再生>
次に、動画とアンカーの描画構造について説明する。図6は、アンカーの描画例を説明するための図である。図6に示す例では、動画再生用のレイヤーにアンカー描画用のレイヤーを重畳する。この構造により、アンカーを再生中の動画内のオブジェクトに重畳することができるようになる。
図7は、アンカーの表示例を説明するための図である。図7に示す例では、フレームt21、t23、t24、t28でアンカー情報がリンク定義記憶部12に記憶されている。描画部151は、リンク定義記憶部12に記憶されているフレーム識別子が示すフレームに対しては、アンカー位置情報が示す位置にアンカーを描画する。
描画部151は、リンク定義記憶部12に記憶されているフレーム識別子が示すフレーム以外のフレームに対しては、描画されるアンカーの位置に基づいて補間演算することで、アンカーを例えばアニメーション描画する。
例えば、フレームt22のアンカーは、フレームt21のアンカー位置と、フレームt23のアンカー位置との中間に表示される。また、フレームt25〜t27のアンカーは、フレームt24のアンカー位置と、フレームt28のアンカー位置との補間演算により求められた位置に表示される。
なお、図7に示すフレームt21、t23、t24、t28に表示されるアンカーが編集対象となる。なお、一般的な技術では、フレームt21〜t28のアンカー位置情報が記憶され、フレームt21〜t28のアンカーが編集対象となる。
これにより、アンカー描画は、フレーム毎にアンカーの全画素を書き直す再描画ではなく、座標移動のアニメーションによる描画方法を適用できるため、アンカーについてちらつきの無いスムーズな表示が可能となる。
次に、携帯端末のmicroSDカードをオブジェクトとした具体例について説明する。図8は、リンク先表示を説明するための図である。図8に示す例は、携帯端末のmicroSDカードを取り付ける操作を説明する動画の例である。また、図8に示す例では、microSDカードにアンカーが設定されている。
画面d21は、microSDカードを取り付ける携帯端末を表示する画面である。再生制御部15は、対象動画を動画データ記憶部13から読み込み、アンカー情報をリンク定義記憶部12から読み込んで、画面d21の画像を再生する。このとき、画面d21には、アンカーが設定されていない。
画面d22は、microSDカードを持っている手が表示され、このmicroSDカードにアンカーが重畳して表示されている画面である。描画部151は、アンカー情報に含まれるフレーム識別子が示すフレームが再生される場合、そのフレームにアンカーを描画する。アンカーが描画された画面が、画面d22である。
画面d23は、microSDカードが携帯端末に取り付けられている画面である。このとき、画面d23の画像内にあるアンカーan23が選択されたとする。なお、アンカーan23は、動画再生中はmicroSDに追随して描画される。
このとき、アンカー情報が記憶されていないフレームに対しては、補間演算(例えば座標の直線補間)により、アンカーが連続表示される。アンカーの選択は、マウスによるクリックや、タッチパネルでの押下などで検知できる。
画面d24は、アンカーに関連付けられたリンク先の映像の一フレームが表示された画面である。リンクコンテンツ再生部152は、アンカーan23が選択されたことを通知されると、アンカー情報に含まれるリンク先情報にリンクし、リンク先の映像を再生する。画面d24では、microSDの取り付け位置が拡大表示されている。
これにより、アンカー情報が記憶されていないフレームに対しても、アンカーを連続表示することができ、アンカーが選択された場合には、リンク先に移動してリンクされた映像を再生することができる。
<動作>
次に、情報処理装置1の動作について説明する。図9は、アンカー設定処理の一例を示すフローチャートである。図9に示すステップS101で、アンカー情報生成部10は、動画データ記憶部13から対象動画を読み込んで取得する。ここで、アンカー情報生成部10は、対象動画を再生又はコマ送りして、アンカーを設定するオブジェクトの指定を待つ。
ステップS102で、設定部111は、ユーザがアンカーを設定したいオブジェクトの指定を、操作部11から受け付ける。このとき、設定部111は、オブジェクトの位置座標やアンカーを設定した開始フレームを特定する。オブジェクトの位置座標は、例えば、図5に示す画面d12のような指定の場合は、アンカーの中心座標とする。
ステップS103で、抽出部112は、動画内の開始フレーム以降のフレーム毎に、画像認識を行ってオブジェクト座標を抽出する。例えば、抽出部112は、オブジェクト領域をエッジ抽出などにより抽出し、そのオブジェクト領域の中心座標を、オブジェクト座標とする。
ステップS104で、判定部113は、現フレームと、現フレームとは異なる過去の他のフレームとのオブジェクト座標の移動量に基づいて、アンカー情報を保存しておくフレームを特定する。ステップS104の処理は、図10を用いて後述する。
ステップS105で、アンカー情報生成部10は、アンカー情報の属性を追加設定する。アンカー情報の属性は、例えば、リンク先や表示属性や名称などである。
ステップS106で、生成部114は、保存対象として特定されたフレームのフレーム識別子とアンカー位置情報とを、アンカー情報としてリンク定義記憶部12に記憶する。
ステップS107で、アンカー情報編集部14は、設定されたアンカーをプレビューして、操作部11から位置変更要求を通知されたか否かを判定する。位置変更要求がある場合(ステップS107−YES)ステップS108に進み、位置変更要求がない場合(ステップS107−NO)処理を終了する。
ステップS108で、変更部142は、アンカー位置情報の編集を行う。変更部142は、例えば、編集対象のフレームのフレーム識別子及び編集後のアンカー位置情報を取得し、リンク定義記憶部12に記憶される編集対象のフレームのアンカー位置情報を、編集後のアンカーの位置情報に変更する。
次に、ステップS104の処理について詳しく説明する。図10は、アンカー情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。図10に示すステップS201で、生成部114は、開始フレームを現フレーム及び特定データとして設定する。現フレームとは、判定対象の基準となるフレームである。特定データとは、リンク定義記憶部12に記憶される対象となるデータである。
ステップS202で、判定部113は、現フレームをインクリメントする。インクリメントすることで、現フレームは表示時間順で次のフレームになる。
ステップS203で、判定部113は、現フレームと前フレームのオブジェクト座標を比較対象に設定する。前フレームは、例えば現フレームの直前のフレームである。
ステップS204で、判定部113は、オブジェクト座標の差分を示す移動量の絶対値が所定値(オブジェクトサイズ)以上であるか否かを判定する。以下では、オブジェクト座標の差分を示す移動量をオブジェクト移動量とも呼ぶ。オブジェクト移動量の絶対値がオブジェクトサイズ以上であれば(ステップS204−YES)ステップS206に進み、オブジェクト移動量の絶対値がオブジェクトサイズ未満であれば(ステップS204−NO)ステップS205に進む。なお、オブジェクト移動量の絶対値がオブジェクトサイズ以上であるとは、フレーム間でオブジェクト領域が重複しないようにオブジェクトが移動した場合をいう。
ステップS205で、判定部113は、オブジェクト移動量の絶対値が所定値(アンカーサイズ)以上であるか否かを判定する。オブジェクト移動量の絶対値がアンカーサイズ以上であれば(ステップS205−YES)ステップS206に進み、オブジェクト移動量の絶対値がアンカーサイズ未満であれば(ステップS205−NO)ステップS207に進む。なお、オブジェクト移動量の絶対値がアンカーサイズ以上であるとは、フレーム間でアンカーの縦、横、又は対角線以上にオブジェクトが移動した場合をいう。
ステップS205の判定を行う理由は、オブジェクトのサイズが大きい場合、ステップS204の判定で肯定される場合が少なくなるので、アンカーサイズ以上移動した場合には、現フレームを特定データとするためである。
ステップS206で、生成部114は、現フレーム及び前フレームを特定データに設定する。なお、生成部114は、前フレームが既に特定データにされている場合は、現フレームのみを特定データに設定する。
なお、ステップS204、S205の処理は、前後のフレーム間で移動量が大きい場合を見分ける処理である。これにより、瞬間的にオブジェクトが大きく移動した場合を特定し、現フレームを特定データとすることができる。
ステップS207で、判定部113は、直前の特定データと、現フレームのオブジェクト座標を比較対象に設定する。直前の特定データとは、特定データの中で、表示順が一番後(最新)のフレームをいう。
ステップS208で、判定部113は、オブジェクト移動量の絶対値が所定値(オブジェクトサイズ)以上であるか否かを判定する。オブジェクト移動量の絶対値がオブジェクトサイズ以上であれば(ステップS208−YES)ステップS211に進み、オブジェクト移動量の絶対値がオブジェクトサイズ未満であれば(ステップS208−NO)ステップS209に進む。
ステップS209で、判定部113は、オブジェクト移動量の絶対値が所定値(アンカーサイズ)以上であるか否かを判定する。オブジェクト移動量の絶対値がアンカーサイズ以上であれば(ステップS209−YES)ステップS211に進み、オブジェクト移動量の絶対値がアンカーサイズ未満であれば(ステップS209−NO)ステップS210に進む。
なお、ステップS208、S209の処理は、特定データのフレームから、ゆっくりと移動し、特定データのオブジェクトからの移動量が大きい場合を見分ける処理である。これにより、ゆっくりとオブジェクトが移動し、特定データのオブジェクトの位置から所定以上移動した場合を特定し、現フレームを特定データとすることができる。
ステップS210で、判定部113は、直前の特定データと現フレームとのフレーム間隔が、設定された基準値(閾値)以上であるか否かを判定する。閾値は、例えば3又は5秒とするが、実験などにより適切な値が設定されればよい。フレーム間隔が閾値以上であれば(ステップS210−YES)ステップS211に進み、フレーム間隔が閾値未満であれば(ステップS210−NO)ステップS212に進む。
ステップS210の判定を行う理由は、オブジェクトの微妙な動きにアンカーを追随させるため、所定間隔で現フレームを特定データとするためである。
ステップS211で、生成部114は、現フレームを特定データに設定する。
ステップS212で、判定部113は、現フレームが最終フレームであるか否かを判定する。現フレームが最終フレームであれば(ステップS212−YES)ステップS213に進み、現フレームが最終フレームでなければ(ステップS212−NO)ステップS202に戻る。
ステップS213で、生成部114は、最終フレームを特定データに設定する。最終フレームを特定データにする理由は、補間演算に最終フレームのアンカーの位置を用いるためである。
以上の処理により、アンカー情報を全てのフレームで記憶しなくてもよくなるため、アンカー情報のデータ量を削減することができる。
次に、アンカーが設定された動画を再生する処理について説明する。図11は、動画再生処理の一例を示すフローチャートである。図11に示すステップS301で、再生制御部15は、動画データ記憶部13から対象動画を読み込み、リンク定義記憶部12からアンカー情報を読み込む。
ステップS302で、再生制御部15は、読み込んだ動画データを再生する。ステップS303で、描画部151は、アンカーを描画するか否かを判定する。例えば、描画部151は、アンカー情報に含まれる最初のフレーム識別子が示すフレームと最後のフレーム識別子が示すフレームとの間のフレームが再生されるかを判定する。描画する場合(ステップS303−YES)ステップS304に進み、描画しない場合(ステップS303−NO)ステップS302に戻る。
ステップS304で、描画部151は、再生対象のフレームに関連付けられたアンカー位置情報があるか否かを判定する。アンカー位置情報があれば(ステップS304−YES)ステップS305に進み、アンカー位置情報がなければ(ステップS304−NO)ステップS306に進む。
ステップS305で、描画部151は、アンカー情報に含まれるフレーム識別子が示すフレームが再生されるとき、動画データのフレーム又は再生時間と同期して、アンカー位置情報が示す位置にアンカーを描画する。アンカーは、例えばリンクアイコンとする。
ステップS306で、描画部151は、表示対象のフレームの前後に存在するアンカー位置情報から補間演算を行ってアンカーの表示位置を求める。描画部151は、求めた位置にアンカーを移動して描画する。
ステップS307で、リンクコンテンツ再生部152は、アンカーが選択されたか否かを判定する。アンカーが選択されていれば(ステップS307−YES)ステップS308に進み、アンカーが選択されていなければ(ステップS307−NO)ステップS310に進む。
ステップS308で、リンクコンテンツ再生部152は、アンカーに関連付けられたリンク先の映像を再生する。なお、リンク先は必ずしも動画である必要はなく、静止画やテキストであってもよい。
ステップS309で、リンクコンテンツ再生部152は、リンク先から動画に戻るボタンが押下されたか否かを判定する。動画に戻る場合(ステップS309−YES)ステップS302に戻り、動画に戻らない場合(ステップS309−NO)ステップS308に戻る。
ステップS310で、再生制御部15は、対象動画が終了したか否かを判定する。動画が終了すれば(ステップS310−YES)再生処理を終了し、動画が終了していなければ(ステップS310−NO)ステップS302に戻る。
以上の処理により、アンカーが設定された動画を再生することができる。また、ステップS306の処理では例えばアニメーション描画処理を行うことで、アンカーのちらつきを防止することができる。
以上、実施例によれば、アンカーの編集を容易にしつつ、アンカー情報のデータ量を削減することができる。
[変形例]
図12は、情報処理装置のハードウェアの一例を示すブロック図である。図12に示すように、情報処理装置2は、制御部201、主記憶部202、補助記憶部203、ドライブ装置204、ネットワークI/F部206、入力部207、表示部208を含む。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
制御部201は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部201は、主記憶部202や補助記憶部203に記憶されたプログラムを実行する演算装置である。このプログラムは、上記実施例で図9〜11で説明した情報処理を実行するプログラムである。
制御部201は、このプログラムを実行することで、実施例で説明した情報処理を実現できる。
主記憶部202は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部201が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部203は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
ドライブ装置204は、記録媒体205、例えばフレキシブルディスクからプログラムを読み出し、記憶装置にインストールする。
また、記録媒体205に、所定のプログラムを格納し、この記録媒体205に格納されたプログラムはドライブ装置204を介して情報処理装置2にインストールされる。インストールされた所定のプログラムは、情報処理装置2により実行可能となる。
ネットワークI/F部206は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と情報処理装置2とのインターフェースである。
入力部207は、カーソルキー、数字入力及び各種機能キー等を備えたキーボード、表示部208の表示画面上でキーの選択等を行うためのマウスやスライスパット等を有する。また、入力部207は、ユーザが制御部201に操作指示を与えたり、データを入力したりするためのユーザインターフェースである。
表示部208は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部201から入力される表示データに応じた表示が行われる。
このように、上述した実施例で説明した情報処理は、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。このプログラムをサーバ等からインストールしてコンピュータに実行させることで、上述した情報処理を実現することができる。
また、このプログラムを記録媒体205に記録し、このプログラムが記録された記録媒体205をコンピュータや携帯端末に読み取らせて、上述した情報処理を実現させることも可能である。なお、記録媒体205は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。記録媒体には、搬送波は含まれない。また、上述した実施例で説明した情報処理は、1つ又は複数の集積回路に実装してもよい。
上記実施例や変形例は、例えば動画を活用した説明解説ドキュメント、操作マニュアル、教育コンテンツを作成する装置に適用することができる。
以上、実施例について詳述したが、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、上記変形例以外にも種々の変形及び変更が可能である。
なお、以上の各実施例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
動画に含まれる画像内の対象物に対するアンカーの設定を受け付け、
前記動画に含まれる所定画像内の前記アンカーが設定された対象物と、前記動画に含まれる他の画像内の該対象物との移動量が所定値以上であるか否かを判定し、
前記所定値以上であると判定された場合に、判定対象の画像の識別子と、前記アンカーの位置情報とを記憶部に記憶する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記2)
前記他の画像は、前記所定画像の直前の画像である場合、
前記記憶する処理は、
前記所定画像の識別子と、前記所定画像内のアンカーの位置情報と、前記直前の画像の識別子と、前記次の画像内のアンカーの位置情報とを前記記憶部に記憶する付記1記載のプログラム。
(付記3)
前記他の画像は、前記記憶部に対する記憶対象の中で最新の画像である場合、
前記記憶する処理は、
前記所定画像の識別子と、前記所定画像内のアンカーの位置情報とを前記記憶部に記憶する付記1又は2記載のプログラム。
(付記4)
前記判定する処理は、
前記所定画像と、前記最新の画像との間隔が閾値以上であるか否かをさらに判定し、
前記記憶する処理は、
前記間隔が閾値以上であると判定された場合、前記所定画像の識別子と、前記所定画像の位置情報とを前記記憶部に記憶する付記1乃至3いずれか一項に記載のプログラム。
(付記5)
前記動画を再生する場合、
前記記憶部に記憶された識別子が示す画像を表示するとき、前記位置情報が示す位置に前記アンカーを重畳して表示し、
前記記憶部に記憶された識別子が示す画像以外の画像を表示するとき、前記記憶部に記憶された識別子が示す画像のうち、表示対象の画像の前後に位置する2つの画像に対応するそれぞれの前記アンカーの位置情報に基づいて補間演算した位置に、前記アンカーを重畳して表示する処理をさらにコンピュータに実行させるための付記1乃至4いずれか一項に記載のプログラム。
(付記6)
動画に含まれる画像内の対象物に対するアンカーを設定する設定部と、
前記動画に含まれる所定画像内の前記アンカーが設定された対象物と、前記動画に含まれる他の画像内の該対象物との移動量が所定値以上であるか否かを判定する判定部と、
前記所定値以上であると判定された場合に、判定対象の画像の識別子と、前記アンカーの位置情報とを記憶する記憶部と、
を備える情報処理装置。
(付記7)
動画に含まれる画像内の対象物に対するアンカーの設定を受け付け、
前記動画に含まれる所定画像内の前記アンカーが設定された対象物と、前記動画に含まれる他の画像内の該対象物との移動量が所定値以上であるか否かを判定し、
前記所定値以上であると判定された場合に、判定対象の画像の識別子と、前記アンカーの位置情報とを記憶部に記憶する処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
(付記8)
動画に含まれる画像内の対象物に対するアンカーの設定を受け付け、
前記動画に含まれる所定画像内の前記アンカーが設定された対象物と、前記動画に含まれる他の画像内の該対象物との移動量が所定値以上であるか否かを判定し、
前記所定値以上であると判定された場合に、判定対象の画像の識別子と、前記アンカーの位置情報とを記憶部に記憶する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読取可能な記録媒体。
1 情報処理装置
10 アンカー情報生成部
11 操作部
12 リンク定義記憶部
13 動画データ記憶部
14 アンカー情報編集部
15 再生制御部
16 表示部
111 設定部
112 抽出部
113 判定部
114 生成部
141 編集部
142 変更部
151 描画部
152 リンクコンテンツ再生部
201 制御部

Claims (6)

  1. 動画に含まれる画像内の対象物に対するアンカーの設定を受け付け、
    前記動画に含まれる所定画像内の前記アンカーが設定された対象物と、前記動画に含まれる他の画像内の該対象物との移動量が所定値以上であるか否かを判定し、
    前記所定値以上であると判定された場合に、判定対象の画像の識別子と、前記アンカーの位置情報とを記憶部に記憶する処理をコンピュータに実行させ
    前記他の画像は、前記記憶部に対する記憶対象の中で最新の画像である場合、
    前記記憶する処理は、
    前記所定画像の識別子と、前記所定画像内のアンカーの位置情報とを前記記憶部に記憶するプログラム。
  2. 動画に含まれる画像内の対象物に対するアンカーの設定を受け付け、
    前記動画に含まれる所定画像内の前記アンカーが設定された対象物と、前記動画に含まれる他の画像内の該対象物との移動量が所定値以上であるか否かを判定し、
    前記所定値以上であると判定された場合に、判定対象の画像の識別子と、前記アンカーの位置情報とを記憶部に記憶する処理をコンピュータに実行させ
    前記判定する処理は、
    前記所定画像と、前記記憶部に対する記憶対象の中で最新の画像との間隔が閾値以上であるか否かをさらに判定し、
    前記記憶する処理は、
    前記間隔が閾値以上であると判定された場合、前記所定画像の識別子と、前記所定画像の位置情報とを前記記憶部に記憶するプログラム。
  3. 前記他の画像は、前記所定画像の直前の画像である場合、
    前記記憶する処理は、
    前記所定画像の識別子と、前記所定画像内のアンカーの位置情報と、前記直前の画像の識別子と、次の画像内のアンカーの位置情報とを前記記憶部に記憶する請求項1又は2記載のプログラム。
  4. 前記動画を再生する場合、
    前記記憶部に記憶された識別子が示す画像を表示するとき、前記位置情報が示す位置に前記アンカーを重畳して表示し、
    前記記憶部に記憶された識別子が示す画像以外の画像を表示するとき、前記記憶部に記憶された識別子が示す画像のうち、表示対象の画像の前後に位置する2つの画像に対応するそれぞれの前記アンカーの位置情報に基づいて補間演算した位置に、前記アンカーを重畳して表示する処理をさらにコンピュータに実行させるための請求項1乃至いずれか一項に記載のプログラム。
  5. 動画に含まれる画像内の対象物に対するアンカーを設定する設定部と、
    前記動画に含まれる所定画像内の前記アンカーが設定された対象物と、前記動画に含まれる他の画像内の該対象物との移動量が所定値以上であるか否かを判定する判定部と、
    前記所定値以上であると判定された場合に、判定対象の画像の識別子と、前記アンカーの位置情報とを記憶する記憶部と、
    を備え
    前記他の画像は、前記記憶部に対する記憶対象の中で最新の画像である場合、
    前記記憶部は、
    前記所定画像の識別子と、前記所定画像内のアンカーの位置情報とを記憶する情報処理装置。
  6. 動画に含まれる画像内の対象物に対するアンカーの設定を受け付け、
    前記動画に含まれる所定画像内の前記アンカーが設定された対象物と、前記動画に含まれる他の画像内の該対象物との移動量が所定値以上であるか否かを判定し、
    前記所定値以上であると判定された場合に、判定対象の画像の識別子と、前記アンカーの位置情報とを記憶部に記憶する処理をコンピュータが実行し、
    前記他の画像は、前記記憶部に対する記憶対象の中で最新の画像である場合、
    前記記憶する処理は、
    前記所定画像の識別子と、前記所定画像内のアンカーの位置情報とを前記記憶部に記憶する情報処理方法。
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