JP2001507616A - 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ - Google Patents

幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ

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ビー ホーガン,マイケル
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ティー カラナン,デニス
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シー コスグローヴ,マーティン
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ロクタイト コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 コーティングされる物体に対してヘッドを並進運動させる必要なしに、比較的幅広とされた帯状に流体を塗布することができる幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドを提供する。アプリケータヘッドは、回転軸線(14)を有する回転本体(12)と、該本体内に設けられた流体供給チャンバ(16)とを備えている。複数の内側開口端部(20)および複数の外側開口端部(22)を有する境界が規定された複数の溝部(18)が設けられている。各溝部の内側開口端部(20)は、流体を受け取りかつ輸送するために、流体供給チャンバ(16)と流体的に連通されている。各溝部の外側開口端部(22)は、所望の幅を有して流体が帯状に付着されるような所望のパターンで流体が排出されるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ 本発明の背景 本発明は、概してコーティング装置、より詳細には円柱状孔部の内側を帯状の 流体でコーティングするのに適した幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケ ータ(rotating fluid wide band applicator)に関する。 密閉剤または接着剤等のコーティング剤を内部キャビティ内に塗布するための 種々の装置が知られている。ある種のコーティング装置においては、スピナーコ ーンまたはディスクがエアモータにより回転させられる。キャビティ(主として 円柱状孔部)に塗布されるべき流体が、回転するコーンまたはディスクへと供給 され、コーンまたはディスクから遠心力により分配される。この形式の装置を使 用すると、最大で約1/8インチといった幅の狭い帯状部または単一の線状部と された状態で接着剤を塗布することができる。低い粘性材料に加えて、50,0 00センチポアゾ(centipoise)以上の動粘性係数を有する流体を取り扱うこと ができる。 多くの産業上の利用に対しては、1/8インチよりも広い幅を有する帯状とし て密閉剤または接着剤を塗布することが望ましい。このような幅を実現するため に、従来の装置では、スピナーコーンまたはディスクとコーティングされる物体 との間で並進運動を行う必要がある。例えば、円柱状孔部がコーティングされて いるときには、コーンまたはディスクは、これらの回転軸線を孔部の長手軸線に 一致させた状態で孔部内に配置されている。所望の幅にコーティングされた帯状 部を得るために、コーン又はディスクは、全範囲で達成すべく孔部の軸線に沿っ て変位されなければならない。この変位は、流体の一回の塗布中に移動させるこ とにより、または異なる軸線上の各位置において慎重な複数の塗布を行うことに より達成することができる。 キャビティにコーティングを施す他のアプローチとしては、アプリケータとコ ーティングされる表面との間で物理的な接触が必要とされる接触式アプリケータ システムがある。概して、遠心力を用いた装置は、接触式アプリケータシステム よりも清潔で、素早くかつ製品の汚れが少ないものとされているので、接触式ア プリケータシステムは、遠心力を用いた装置ほど望ましいものではない。 従来の遠心力による装置は、上述したようにアプリケータとコーティングされ る表面との間で相対的な並進運動が必要とされるので、幅広い帯状に流体を塗布 するには理想的とはいえない。製品を使用する際の清潔性および経済性は依然と して維持することができる一方で、相対運動が要求されると、スピードを害する とともに費用および複雑性を増大させることになる。したがって、従来より、幅 広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ自身とワークとの間の相対並進運 動を必要とせずに幅広帯状で流体を分配することができ、これによりスピード、 経済的および清潔性を満足させる幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケー タが要望されている。 本発明の要旨 本発明は、従来の上記課題を達成するものであり、幅広帯状流を形成する回転 式流体用アプリケータヘッドを提供する。アプリケータヘッドは、回転軸線を有 する回転可能とされた回転本体と、該回転本体内に設けられた流体供給チャンバ とを備えている。本体内には境界が規定された(bounded)複数の溝部が形成さ れているとともに、これら溝部はチャンバから発出している。各溝部は、チャン バから流体を受け入れかつ供給するために、供給チャンバと連通する内側開口端 部を有している。 各溝部はさらに、流体を排出するための外側開口端部を有している。好ましい 態様において、各溝部には、流体用の流路がそれぞれ対応して定義されていると ともに、各流路は、対応する溝部の外側開口端部と一致する外側終点を有してい る。各流路はさらに、対応する溝部の内側開口端部と一致する内側終点を有して いる。各内側終点は、円周方向に互いに離間配置されているとともに、回転軸線 と直交する共通平面内に配置されている。少なくとも一つの溝部は、流路の内側 終点と外側終点との間を結ぶ直線が各内側終点の共通平面に対して0でない角度 を形成するように構成されている。 少なくとも二つの溝部は、対応する各流路の内側終点と外側終点との間を結ぶ 直線のそれぞれが各内側終点の共通平面に対して異なる角度を有するように形成 されている。各溝部は、所定幅を有する少なくとも一つの流体の帯状部を塗布し うるように大きさ、形状および位置が決定されている。さらに好ましくは、各溝 部は実質的に直線状とされているとともに、各流路は単に各溝部の長手軸線とさ れている。各溝部は、機械加工された固体状本体内の複数の孔部として形成する ことができる。各溝部は、該溝部の長手軸線の内側終点と外側終点との間を結ぶ 直線が各内側終点の共通平面に対して所定角度を有して交差するように形成され ている。最も好ましくは、これらの角度は連続的に増加するように選択されてお り、これにより、機械加工された固体状本体の外面と各長手軸線の外側終点が交 差する位置において実質的に螺旋状パターンを規定している。 本発明の他の態様において、複数の溝部はさらに、対応する各流路の内側終点 が本体の回転軸線に対して直交する共通平面内に実質的に配置されるように形成 されている。各流路は、各内側終点の共通平面に対して実質的に平行に、対応す る各溝部から流体が排出されるように構成されている。所望の幅を有する少なく とも一つの帯状とされて各溝部から流出する流体が塗布されるように、各外側終 点は、回転軸線に関して軸線方向に互いに離間配置されている。 内部キャビティを有するワーク(workpiece)に帯状の流体を塗布する本発明 による方法において、本発明による回転式流体用アプリケータヘッドが使用され る。回転式流体用アプリケータヘッドはワークの内部キャビティ内に挿入され、 回転式流体用アプリケータヘッドの流体供給チャンバへと流体が供給され、かつ 、流体を塗布するのに十分な圧力を流体に与えうる所定角速度で回転式流体用ア プリケータヘッドが回転させられる。たいていの適用例において、ヘッドの回転 による遠心力によって十分な圧力が与えられる。しかし、高粘性流体等の一定の 適用例においては、補足的な圧力を付加することが必要とされる。 以上の結果として、本発明は、コーティング過程中にアプリケータとワークと の間で相対並進運動を行うことなくワークへ幅広帯状の流体を塗布することがで きる幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータを提供することができる。 アプリケータは、比較的製造容易となるとともに経済的に使用することができる 。アプリケータは、自己洗浄しうるように構成することができる。 さらに本発明は、均一、連続的で、途切れずかつギャップのない帯状流体の塗 布をワークの円柱状内部孔部に対して行うことができる幅広帯状流を形成する回 転式流体用アプリケータヘッドを提供する。これは、例えば、実質的に同一な流 体流れ抵抗を与え、これにより各溝部に実質的に均一な塗布を行うことができる 複数の溝部を備えることにより達成することができる。複数の分離した帯状部を 形成することも可能である。さらに本発明は、各溝部へ向けて流体を円滑に流す ための傾斜状下方璧部を備えた流体供給チャンバを有する幅広帯状流を形成する 回転式流体用アプリケータヘッドを提供する。さらに本発明は、各内部キャビテ ィにコーティングするための本発明による各装置の使用方法を提供する。 他の目的および有利点ならびに本発明をさらに理解するために、添付図面を参 照して以下に実施形態を説明する。その技術的範囲は、添付した請求の範囲に示 されているものである。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の好ましい実施形態による幅広帯状流を形成する回転式流体用 アプリケータヘッド示した斜視図である; 図2aは、幾何学的パラメータを定義する目的でアプリケータヘッドを横方向 に切断して簡略的に示した断面図である; 図2bは、図2aの2b−2b線に沿って縦方向に切断した断面図である; 図2cは、図2aの2c−2c線に沿う部分縦断面図である; 図3は、図1の3−3線に沿う横断面図である; 図4aは、図3の4a−4a線に沿う縦断面図である; 図4bは、図3の4b−4b線に沿う縦断面図である; 図5は、図1のアプリケータヘッドにさらに改良を施した幅広帯状流を形成す る回転式流体用アプリケータヘッドを示した斜視図である; 図6は、回転駆動部および流体加圧装置を概略的に示すとともに、図5の6− 6線に沿う図5のアプリケータヘッドを示した縦断面図である; 図7は、本発明による流体用アプリケータヘッドの他の実施形態を示した斜視 図である; 図8は、本発明による流体用アプリケータヘッドのさらに他の実施形態を示し た縦断面図である。 本発明の詳細な説明 図1,図3,図4aおよび図4bには、幅広帯状流を形成する回転式流体用ア プリケータヘッド10が示されている。アプリケータヘッドは、回転軸線14を 有する回転可能とされた回転本体12を備えている。回転本体12は、外側円筒 スリーブ24と、内側底壁部26と、から形成することができる。本体12内に は流体供給チャンバ16が設けられている。本体12内には境界が規定された( bounded)複数の溝部18が形成されているとともに、これら溝部はチャンバ1 6から発出している。本明細書中において溝部に関連して用いられる“境界が規 定された”という用語は、溝部が囲まれた周縁部を有していることを意味する。 各溝部18は、チャンバから流体を受け入れるとともに供給するために、チャン バ16と連通する内側開口端部20を有している。各溝部はさらに、流体を排出 するための外側開口端部22を有している。したがって、各溝部には、チャンバ 16から内側開口端部20を介して溝部18内に流入し、該溝部18の外側開口 端部22から流出する流体の流路がそれぞれ対応して規定されている。本明細書 において用いられる“流路”は、流体が流れる溝部の隣接する各断面の全ての中 心点を連結して形成される(直線あるいは曲線とされた)線状区画部を意味し、 この線状区画部は、溝部内を流れる流体により規定される経路を一般的に定義す る。(図1,図3,図4aおよび図4bに示されているような)円形断面を有す る直線状溝部に対して、流路は単に溝部の長手方向軸線となる。 図2a〜2cには、図解により説明するために簡略化して描かれた流体用アプ リケータヘッド110が示されており、本発明による所定の幾何形状において考 慮すべき点を以下に説明する。図1,図3,図4aおよび図4bに示したものと 同様の構成部材に対しては、これら図1等に記載された構成部材の参照番号に1 00を加えた参照番号が付されている。ヘッド110は、内側開口端部120お よび外側開口端部122を有する単一の溝部118のみが示されているという点 において単純化されている。溝部118は曲線状の流路128を規定している。 流路128は、溝部118の外側開口端部122と一致する外側終点130を 有している。この流路はさらに、溝部118の内側開口端部120と一致する内 側終点132を有している。図2cに示されているように、内側終点132と外 側終点130とを結ぶ直線134が、平面136に対して角度Θを形成している 。平面136は、回転軸線114に直交しているとともに(複数の)内側終点1 32を含んでいる。図1,図3,図4aおよび図4bを再び参照すると、これら 図中に記載された好ましい実施形態おいて、各溝部18は、これら溝部の長手軸 線と一致する直線状流路28を規定する直線状円柱孔部として形成されているこ とが解る。全ての溝部の長手軸線は回転軸線12と交差している。回転軸線から 発出する軸線を有する直線状溝部が、製造の観点から好ましいものとされるけれ ども、本発明を実施する際に種々の形状の溝部18を採用することができること は理解されるところである。本発明の第一の実施形態において、回転軸線14と 直交しかつ全ての内側終点132を含む共通平面に対して内側終点32と外側終 点30との間を結ぶ直線が0でない角度を有するような流路28を、少なくとも 一つの溝部18が規定している。さらに、各流路28の内側終点32と外側終点 30との間を結ぶ直線のそれぞれが各内側終点の共通平面と異なる角度を有する ように、少なくとも二つの溝部18が形成されている。各溝部の大きさ、形状お よび位置は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状部を形成するために円柱孔部 等の内側キャビティ上に液体を排出しうるように選択されている。 図3において、上方あるいは下方に傾斜した各溝部18が、延伸した曲線形状 とされている点に留意すべきである。これは、円形断面を有する各溝部が図にお ける平面により切断されていることによるものである。 連続的で、均一でかつ実質的にギャップのない流体の帯状部を得るために、帯 状に排出される流体が所望位置に配置されうるように各溝部18の位置を決定し なければならない。図1,図3,図4aおよび図4bに示された実施形態によれ ば、各溝部の外側端部22を互いに軸線方向かつ円周方向に離間配置することに より、これを達成することができる。最も好ましくは、横断面を見た場合に、隣 接する各溝部18の連続する各軸線が等角度を有するように、円周方向の離間配 置が均一に行われる。軸線方向の離間配置に関しては、隣接する各溝部により供 給される流体流れが、最小のオーバーラップ部を有すべきであり、かつ均一な帯 状部が望まれるのであれは各中間ギャップをなくすべきであるということが理解 される。さらに、それぞれの間にギャップを有しかつ分離された複数の流体帯状 部が適用されるように、各溝部を構成できる点は理解されるべきである。 理論的に、傾斜した溝部から流出する流体は、コーティングされるべき円筒面 に対して、局所的なコーティング厚さの変化をもたらす傾斜していない溝部から 流出する流体よりも大きな面積にわたって広がるものである。実際には、この効 果は非常に小さいことが確認されている。 各溝部18により規定された流路28の各内側終点32もまた、互いに円周方 向に離間配置されており、好ましくは均一に離間配置されている。上述したよう に、各内側終点32は、回転軸線14と直交する共通平面内に位置している。ア プリケータヘッド10の回転本体12は、円筒状スリーブ24および内側底壁部 26等の一又は二の強固な構成部材から形成されているという意味において実質 的に単一物とされている。好ましくは、液体供給チャンバ16は、溝部18の各 内側開口端部20の下方まで延在しているとともに、本体12が回転したときに 各溝部18内へと向けて流体を円滑に流すための傾斜状(ramp-like)下方壁部 38を有して形成されている。 多くの適用例に対して、所定厚さの帯状部を提供するために、流体供給チャン バ16内に流入する流量を計量することが望ましい。各溝部18により規定され た流路28の各内側終点32を前のパラグラフで説明したように同一平面内等に 配置することにより、各溝部が流体を同時に受け取ることを確実にし、これによ り流体の均一な使用を行うことができる。計量された投入流体を受け取りかつ排 出するために、所定容積を有する供給流体受け領域39を、流体供給チャンバ1 6の底部に形成することができる。 好ましくは、各溝部18を適切な大きさ、形状および配置とすることにより、 所望厚さを有し、かつ均一な厚さ又は他の領域よりも一部領域が厚いものとされ たフィルムを形成するように、アプリケータヘッド10を構成することができる 。想定される大抵の適用例に対しては、均一なコーティングが最も望ましい。こ のような均一厚さの帯状部を得るために、各溝部18のそれぞれが実質的に同一 の流体流れ抵抗を有していることが望ましい。このようにすることにより、所定 入口圧力に対して、それぞれに同一の体積流量が分配されることになる。適用さ れるべき帯状部の各部分のそれぞれが一または複数の該帯状部自身の溝部を有し ており、かつ全てが実質的に同一の体積流量とされている場合には、実質的に均 一な帯状部が形成されるという利点を有している。 全ての溝部が同一の流体流れ抵抗を有するようにすることの一つの手段として 、同一長さでかつ同一面積とされた溝部を形成することである。図5および図6 には、図1,図3,図4aおよび図4bのアプリケータヘッドをさらに改良した ものが示されている。図5および図6において、同様の構成部材に対しては、図 1,図3,図4aおよび図4bの参照番号に200を加えた参照番号が付されて いる。アプリケータヘッド210はヘッド10と概略同様であるが、各溝部21 8が同一長さを有するように各溝部218の長さを規定するテーパー状の外形2 40を有した形状とされている。全ての溝部を同一の直径とすることで、これら 溝部は実質的に同一の流れ抵抗を有するものとなる。したがって、実質的に連続 的で、途切れがなくかつギャップのない帯状流を実現することができる。 好ましくは、各溝部が直線状とされかつこれら溝部が回転軸線と種々の交差角 度で交差する流路(長手軸線)を規定している図1,図3,図4aおよび図4b の実施形態あるいは図5および図6の実施形態において、各交差角度が連続的に 増加する場合には、各溝部の外側開口端部により回転本体の外面23,223上 に実質的に螺旋状とされたパターンが形成されることになる。 再び図5および図6を参照すると、好ましくは、テーパー状外形240は、自 己洗浄を促進すべく複数の段部242を有して形成されている。有限のポットラ イフ(limited-pot-life)を有する接着剤および密開剤が本発明にはしばしば使 用されているので、硬化あるいはゴム状に凝固するとともに通路を詰まらせるこ とになる流体の残留量を最小化または除去することが望ましい。好ましくは、本 明細書中に記載した各実施形態に対して、ポリテトラフルオロエチレンあるいは 他の非固着コーティングを適用することができる。さらに使用後には、残留流体 を取り除くために、流体を供給せずにヘッド210を回転させることができる。 ここで図6を特に参照すると、該図面に概略的に示されているように、アプリ ケータヘッド210は、供給チューブ244と、スピナーチューブ246とを備 えることができる。アプリケータヘッド210を回転させるために、スピナーチ ューブ246をエアモータ248等の回転出力装置に連結することができる。均 一な帯状流を形成するために、アプリケータヘッド210を回転させなければな らない。適切な角速度は、流体の粘性および所望の製品の種類に依存する。たい ていの場合、各溝部218から流体を流出させるには回転による遠心力で十分で ある。一定の場合には重力による供給を行うこともできるが、好ましくは、チャ ンバ216内に流体を供給するために流体供給ポンプ250が使用される。流れ を制御するためにバルブ258を使用することができる。好都合なことに、流体 用アプリケータヘッド210、供給チューブ244、スピナーチューブ246お よびエアモータ248を配列することにより、流体用アプリケータ組立体を構成 することができる。 高粘性流体を用いるような所定の適用例において、各溝部218を介して十分 な流体流れを促進するには、遠心力による圧力では本質的に十分でないことがあ る。このような場合には、図6に示すように、補足的な圧力を供給するために流 体供給ポンプ250を使用することができるとともに、例えば頂部固定閉塞体2 54および回転シャフト圧力シール256等を用いてチャンバ216を密閉しな ければならない。好都合なことに、ポンプ250の代わりに又はポンプ250と 共に、過圧を供給するガスマニホールド等の選択的な補足流体誘導装置を採用す ることができる。 図7には、本発明による流体用アプリケータヘッド310の他の実施形態が示 されている。回転本体が複数の溝部を有する主チャンバ部352を備えていると ともに、これら溝部は該チャンバ部352に接続された複数のチューブ354に より規定されている点以外は、図7の構成は上述した好適な実施形態と本質的に 同様である。回転により生じる不釣り合い力を生じさせないために、例えば(ヘ ッド310を横断面について見た際に)180°間隔で、同一のチューブを離間 配置することができる。好都合なことに、一部が回転本体内にそしてまた一部が 一または二以上のチューブにより規定された複数の溝部を有するさらなる他の実 施形態についても、本発明の思想の範囲内とされる。 図8には、本発明の他の実施形態が示されている。各溝部418の異なる構成 を除いては、アプリケータヘッド410は、図1,図3,図4aおよび図4bに 示された実施形態と同様の構成を有している。他の実施形態と同様に、各溝部4 18は、流体供給チャンバ416から発出するとともに、該流体供給チャンバ4 16と流体的に連通する複数の内側開口端部420を有している。各溝部はまた 、複数の外側開口端部422を有しているとともに、流体の流路を規定している 。前述のように流路は、回転軸線414と直交する共通平面内に配置された複数 の内側終点を有している。これら内側終点は円周方向に互いに離間配置されてい る。各内側終点の共通平面に対して実質的に平行に、対応する各溝部418から 流体が排出されるように、各流路が形成されている。 対応する流路の外側終点を異なる軸座標Zに位置させるように、各溝部418 (あるいは一対の溝部)を形成することができ、これにより所定幅(すなわち最 高点のZ座標と最下点のZ座標との間の距離に1溝部直径を加えたものと略同等 の幅)の流体の帯状部を形成することができる。各内側終点の平面をZ座標の0 値と規定する。図8は、同一のZ座標を有する一対の溝部418のみを示してい る断面図であることに留意されたい;つまり、異なるZ座標を有する一連の付加 的な複数の溝部が設けられていることは理解されるところである。すでに説明し たように、各流路は、対応する溝部の隣接する各断面の各中心点を連結して形成 された(曲線状とされうる)線状区画部とされる。したがって、各外側終点は、 各溝部の外側端部における該溝部の単なる中心点である。好都合なことに、製造 容易の観点から直線状の溝部を有する実施形態が好ましいものとされるが;例え ば、蝋型鋳造法(lost wax casting)等により他の実施形態を製造することがで きる。 本明細書において説明した本発明の各実施形態を使用する際には、キャビティ に塗布されるべき流体が流体供給チャンバ16へと供給される。本体12は回転 軸線14回りに回転させられるとともに、流体は(上述したように必要であれば 補足的な加圧とともに)各溝部18内へと付勢される。流体は、相対表面張力に 応じて連続流あるいは霧化された液滴として各溝部18から排出される。各溝部 は、所望のコーティングを得るために、本明細書において説明した一のパターン に従って形状が定められるとともに配置される。不均一なコーティングを行う場 合には、より大きな領域で受け取るためにより多くの溝部を所定領域に形成する ことができ、あるいは、より大量の液体を受け取るために所定領域に形成された 各溝部を他の溝部よりも低い流れ抵抗を有するものとすることができるというこ とは理解されるところである。 本発明による方法において、本発明による幅広帯状流を形成する回転式流体用 アプリケータが設けられている。アプリケータヘッドは、コーティングされるべ きワーク(workpiece)の内部キャビティ内に挿入される。回転式流体用アプリ ケータヘッドの流体供給チャンバへと流体が供給されるとともに、回転式流体用 アプリケータヘッドは、流体を塗布するのに十分な圧力となる所定角速度で回転 させられる。この圧力は、遠心力によってのみ与えることができ、また、特に高 粘性に関する適用例の場合には補足することもできる。 以上、本発明について現在のところ最良と考えられる実施形態について説明し たが、当業者であれば本発明の思想を逸脱することなく本発明に対して変更およ び改良を施すことができ、これら変更および改良のすべては本発明の範囲内に包 含されるものとして請求の範囲においてクレームされるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年3月3日(1998.3.3) 【補正内容】 6線に沿う図5のアプリケータヘッドを示した縦断面図である; 図7は、本発明による流体用アプリケータヘッドの他の実施形態を示した斜視 図である; 図8は、本発明による流体用アプリケータヘッドのさらに他の実施形態を示し た縦断面図である。 本発明の詳細な説明 図1,図3,図4aおよび図4bには、幅広帯状流を形成する回転式流体用ア プリケータヘッド10が示されている。アプリケータヘッドは、回転軸線14を 有する回転可能とされた回転本体12を備えている。回転本体12は、外側円筒 スリーブ24と、内側底壁部26と、から形成することができる。本体12内に は流体供給チャンバ16が設けられている。本体12内には境界が規定された( bounded)複数の溝部18が形成されているとともに、これら溝部はチャンバ1 6から発出している。本明細書中において溝部に関連して用いられる“境界が規 定された”という用語は、溝部が囲まれた周縁部を有していることを意味する。 各溝部18は、チャンバから流体を受け入れるとともに供給するために、チャン バ16と連通する内側開口端部20を有している。各溝部はさらに、流体を排出 するための外側開口端部22を有している。したがって、各溝部には、チャンバ 16から内側開口端部20を介して溝部18内に流入し、該溝部18の外側開口 端部22から流出する流体の流路がそれぞれ対応して規定されている。本明細書 において用いられる“流路”とは、流体が流れる溝部の隣接する各断面の全ての 中心点を連結して形成される(直線あるいは曲線とされた)線状区画部を意味し 、この線状区画部は、溝部内を流れる流体により規定される経路を一般的に定義 する。(図1,図3,図4aおよび図4bに示されているような)円形断面を有 する直線状溝部に対して、流路は単に溝部の長手方向軸線となる。 図2a〜2cには、図解により説明するために簡略化して描かれた流体用アプ リケータヘッド110が示されており、本発明による所定の幾何形状において考 慮すべき点を以下に説明する。図1,図3,図4aおよび図4bに示したものと 同様の構成部材に対しては、これら図1等に記載された構成部材の参照番号に1 00を加えた参照番号が付されている。ヘッド110は、内側開口端部120お よび外側開口端部122を有する単一の溝部118のみが示されているという点 において単純化されている。溝部118は曲線状の流路128を規定している。 流路128は、溝部118の外側開口端部122と一致する外側終点130を 有している。この流路はさらに、溝部118の内側開口端部120と一致する内 側終点132を有している。図2cに示されているように、内側終点132と外 側終点130とを結ぶ直線134が、平面136に対して角度Θを形成している 。平面136は、回転軸線114に直交しているとともに(複数の)内側終点1 32を含んでいる。図1,図3,図4aおよび図4bを再び参照すると、これら 図中に記載された好ましい実施形態おいて、各溝部18は、これら溝部の長手軸 線と一致する直線状流路28を規定する直線状円柱孔部として形成されているこ とが解る。全ての溝部の長手軸線は回転軸線14と交差している。回転軸線から 発出する軸線を有する直線状溝部が、製造の観点から好ましいものとされるけれ ども、本発明を実施する際に種々の形状の溝部18を採用することができること は理解されるところである。本発明の第一の実施形態において、回転軸線14と 直交しかつ全ての内側終点132を含む共通平面に対して内側終点32と外側終 点30との間を結ぶ直線が0でない角度を有するような流路28を、少なくとも 一つの溝部18が規定している。さらに、各流路28の内側終点32と外側終点 30との間を結ぶ直線のそれぞれが各内側終点の共通平面と異なる角度を有する ように、少なくとも二つの溝部18が形成されている。各溝部の大きさ、形状お よび位置は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状部を形成するために円柱孔部 等の内側キャビティ上に液体を排出しうるように選択されている。 図3において、上方あるいは下方に傾斜した各溝部18が、延伸した曲線形状 とされている点に留意すべきである。これは、円形断面を有する各溝部が図にお ける平面により切断されていることによるものである。 連続的で、均一でかつ実質的にギャップのない流体の帯状部を得るために、帯 状に排出される流体が所望位置に配置されうるように各溝部18の位置を決定し なければならない。図1,図3,図4aおよび図4bに示された実施形態によれ 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年3月3日(1998.3.3) 【補正内容】 請求の範囲 1. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドであって: 頂部および底部を有しかつ回転軸線を有する回転可能とされた回転本体を備え ているとともに、 前記頂部と前記底部との間の周壁部が、前記 回転本体内に設けられた流体供給 チャンバを規定しており前記周壁部を通過して延在する前記本体内には境界が規定された複数の溝部が 形成されているとともに、これら溝部は、前記流体供給チャンバから発出してお り、 前記各溝部は、実質的に同一とされた長さを有するとともに、前記流体供給チ ャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給するために、前記流体供給チャンバ と連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部の前記内側開口端部および前記外側開口端部のそれぞれの周縁部が 、前記回転軸線と実質的に平行とされた各平面上に配置され、 前記各溝部には前記流体用の流路がそれぞれ対応して定義されており、 前記各流路のそれぞれは、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内側終 点と、前記対応する溝部の前記外側開口端部と一致する外側終点とを有しており 、 前記各内側終点は、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置され ており、 前記各内側終点は、円周方向に互いに離間配置されており、 少なくとも一つの前記溝部は、該溝部の流路の前記内側終点と前記外側終点と の間を結ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して0でない角度を有する ように形成されており、 少なくとも二つの前記溝部は、これら溝部に対応する各流路の前記内側終点と 前記外側終点との間を結ぶ直線のそれぞれが前記各内側終点の前記共通平面に対 して異なる角度を有するように形成されており、 前記各溝部は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を塗布しうるよう に大きさ、形状および位置が決定されていることを特徴とする回転式流体用アプ リケータヘッド。 2. 前記各溝部の前記外側端部は、円周方向に互いに離間配置されていること を特徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 3. 前記各溝部は、分離された複数の帯状の流体を塗布しうるように、大きさ 、形状および位置が決定されていることを特徴とする請求項1記載の回転式流体 用アプリケータヘッド。 4. 前記各溝部は、実質的に同様の流体流れ抵抗を与え、この実質的に同様の 流体流れ抵抗により実質的に均一な塗布を行うことができるように、大きさ及び 形状が決定されていることを特徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケー タヘッド。 5. 前記各溝部は、実質的に同一の断面積を有していることを特徴とする請求 項記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 6. 前記各溝部は、実質的に連続で途切れがなくかつギャップのない前記流体 の帯状流を形成することを特徴とする請求項5記載の回転式流体用アプリケータ ヘッド。 7. 前記回転本体は、実質的に単一物とされているとともに、複数の段部を備 えた略テーパー状の 外面を有し、かつ、 前記各溝部の前記外側端部は、前記外面の前記各段部に一致していることを特 徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 8. 前記回転本体は、前記各溝部を規定するための複数のチューブと係合して いることを特徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 9. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ組立体であって: 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドを備えており; 該回転式流体用アプリケータヘッドは、頂部、底部、およびこれら頂部と底部 との間で 外面を有する周壁部を備えかつ回転軸線を有する回転可能とされた回転 本体と; 前記底部および前記周壁部により規定されかつ前記回転本体内に設けられた流 体供給チャンバとを備えているとともに; 前記周壁部を通過して延在する前記本体内には実質的に直線状とされかつ境界 が規定された複数の溝部が形成されているとともに、これら溝部は前記流体供給 チャンバから発出しており、 前記各溝部は、実質的に同一とされた長さを有するとともに、前記流体供給チ ャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給するために、前記流体供給チャンバ と連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部の前記内側開口端部および前記外側開口端部のそれぞれの周縁部が 、前記回転軸線と実質的に平行とされた各平面上に配置され、 前記各溝部は、対応する前記溝部の前記開口外側端部と一致する外側終点を備 えた対応する長手軸線を有し、 前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点は、予め選択された複数の位置にお いて前記回転本体の前記外面と交差し、 前記各溝部の前記長手軸線は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内 側終点を有しており、 前記各溝部の前記長手軸線の前記内側終点は、円周方向に互いに離間配置され ているとともに、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されてお り、 前記溝部は、該溝部の前記長手軸線の前記内側終点と前記外側終点との間を結 ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して複数の溝部交差角度のうちの一 の溝部交差角度を有して交差するように形成されており、 前記各交差角度は、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体 の前記外面と交差する前記予め選択された各位置を規定し、 前記各交差角度は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を均一に塗布 しうるべく予め選択されており、 少なくとも一つの前記交差角度は、0でないものとされ、 少なくとも二つの前記交差角度は、互いに異なるものとされており; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドに結合されたスピ ナーチューブと; 該スピナーチューブに結合された回転出力装置と; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体供給チ ャンバと流体的に連通して設けられた供給チューブと; を備えていることを特徴とする幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケー タ組立体。 10. 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記液体 供給チャンバは、密閉された頂部を有しているとともに、幅広帯状流を形成する 前記回転式流体用アプリケータヘッドと前記供給チューブとの間の密閉を行うた めの回転シャフト圧力シールをさらに備えていることを特徴とする請求項9記載 の幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ組立体。 11. 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体 供給チャンバと流体的に連通して設けられた補足用流体導入装置をさらに備えて いることを特徴とする請求項10記載の幅広帯状流を形成する回転式流体用アプ リケータ組立体。 12. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドであって: 頂部、底部、およびこれら頂部と底部との間で外面を有する周壁部を備えかつ 回転軸線を有する回転可能とされた回転本体と; 該回転本体内に設けられた流体供給チャンバとを備えているとともに;前記周壁部を通過して延在する前記本体内には実質的に直線状とされかつ境界 が規定された複数の溝部が形成されているとともに、これら溝部は前記流体供給 チャンバから発出しており、 前記各溝部は、実質的に同一とされた長さを有するとともに、前記流体供給チ ャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給するために、前記流体供給チャンバ と連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部の前記内側開口端部および前記外側開口端部のそれぞれの周縁部が 、前記回転軸線と実質的に平行とされた各平面上に配置され、 前記各溝部は、対応する前記溝部の前記開口外側端部と一致する外側終点を備 えた対応する長手軸線を有し、 前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点は、予め選択された複数の位置にお いて前記回転本体の前記外面と交差し、 前記各溝部の前記長手軸線は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内 側終点を有しており、 前記各溝部の前記長手軸線の前記内側終点は、円周方向に互いに離間配置され ているとともに、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されてお り、 前記溝部は、該溝部の前記長手軸線の前記内側終点と前記外側終点との間を結 ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して複数の溝部交差角度のうちの一 の溝部交差角度を有して交差するように形成されており、 前記各交差角度は、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体 の前記外面と交差する前記予め選択された各位置を規定し、 前記各交差角度は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を均一に塗布 しうるべく予め選択されており、 少なくとも一つの前記交差角度は、0でないものとされ、 少なくとも二つの前記交差角度は、互いに異なるものとされていることを特徴 とする回転式流体用アプリケータヘッド。 13. 前記流体供給チャンバは、前記各溝部の前記内側開口端部の下方に延在 しているとともに、前記回転本体の回転に応じて前記各溝部内に向けて前記流体 を円滑に流すための傾斜状下方壁部を有して形成されていることを特徴とする請 求項12記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 14. 前記流体供給チャンバは、計量された前記流体の投入量を受け入れかつ 前記流体を排出するための所定容積を有する下方供給受け領域を有していること を特徴とする請求項13記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 15. 前記各溝部は、実質的に同様の流体流れ抵抗を与え、この実質的に同様 の流体流れ抵抗により均一な帯状に前記流体が塗布されるように、大きさ及び形 状が決定されていることを特徴とする請求項12記載の回転式流体用アプリケー タヘッド。 16.記各溝部の前記実質的に同様の長さは、前記アプリケータヘッドの自 己洗浄を補助する大きさおよび形状とされた複数の段部を有する 前記回転本体の 前記外面の略テーパー状の外形により規定されていることを特徴とする請求項1 5記載の回転式流体用アプリケータヘッド。17. 前記各交差角度は、連続的に漸次増加するようにされており、これによ り、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体の前記外面と交差 する位置において、前記予め選択された各位置の実質的に螺旋状とされたパター ンが規定されていることを特徴とする請求項16記載の回転式流体用アプリケー タヘッド。18. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドであって: 回転軸線を有する回転可能とされた回転本体と; 該回転本体内に設けられた流体供給チャンバとを備えているとともに; 前記本体内には境界が規定された複数の溝部が形成されているとともに、これ ら溝部は前記流体供給チャンバから発出しており、 前記各溝部は、前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給す るために、前記流体供給チャンバと連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部は、実質的に同一とされた長さを有するとともに、前記流体用の流 路がそれぞれ対応して定義されており、 前記各流路は、対応する溝部の前記外側開口端部と一致する外側終点を有して おり、 前記各流路は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内側終点を有して おり、 前記各内側終点は、円周方向に互いに離間配置されており、 前記各内側終点は、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置され 、 前記各流路は、該流路に対応する溝部から前記流体が前記各内側終点の前記共 通平面に対して実質的に平行に排出されるように構成されており、 前記各外側終点は、所定幅を有する前記流体の少なくとも一つの帯状流として 塗布するために選択された予め決定された複数の位置において、前記本体の前記 回転軸線に関して軸線方向に互いに離間配置されていることを特徴とする回転式 流体用アプリケータヘッド。19. 内部キャビティを有するワークへと流体を帯状に塗布する方法であって : (a) 頂部および底部を有しかつ回転軸線を有する回転可能とされた回転本体 を備えているとともに、 前記頂部と前記底部との間の周壁部が、前記回転本体内に設けられた流 体供給チャンバを規定しており前記周壁部を通過して延在する前記本体内には境界が規定された複数の 溝部が形成されているとともに、これら溝部は前記流体供給チャンバから 発出しており、前記各溝部は、実質的に同一とされた長さを有するととも に、前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給するため に、前記流体供給チャンバと連通する内側開口端部を有し、前記各溝部は 、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、前記各溝部の前記内側 開口端部および前記外側開口端部のそれぞれの周縁部が、前記回転軸線と 実質的に平行とされた各平面上に配置され、前記各溝部には前記流体用の 流路がそれぞれ対応して定義されており、前記各流路のそれぞれは、対応 する溝部の前記内側開口端部と一致する内側終点と、前記対応する溝部の 前記外側開口端部と一致する外側終点とを有しており、前記各内側終点は 、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されており、前記 各内側終点は、円周方向に互いに離間配置されており、少なくとも一つの 前記溝部は、該溝部の流路の前記内側終点と前記外側終点との間を結ぶ直 線が前記各内側終点の前記共通平面に対して0でない角度を有するように 形成されており、少なくとも二つの前記溝部は、これら溝部に対応する各 流路の前記内側終点と前記外側終点との間を結ぶ直線のそれぞれが前記各 内側終点の前記共通平面に対して異なる角度を有するように形成されてお り、 前記各溝部は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を塗布しう るように大きさ、形状および位置が決定されている; 回転式流体用アプリケータヘッドを設けるステップと: (b) 前記ワークの前記内部キャビティ内に前記回転式流体用アプリケータヘ ッドを挿入するステップと; (c) 前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体供給チャンバへと塗布 されるべき流体を供給するステップと; (d) 前記流体を塗布するのに十分な圧力を該流体に付加しうる所定の角速度 で前記回転式流体用アプリケータヘッドを回転させるステップと; を備えていることを特徴とする方法。20. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ組立体であって: 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドを備えており; 該回転式流体用アプリケータヘッドは、密閉された頂部、底部、およびこれら 頂部と底部との間で外面を有する周壁部を備えかつ回転軸線を有する回転可能と された回転本体と 前記周壁部により規定されかつ前記回転本体内に設けられた流体供給チャンバ とを備えているとともに; 前記本体内には実質的に直線状とされかつ境界が規定された複数の溝部が形成 されているとともに、これら溝部は前記流体供給チャンバから発出しており、 前記各溝部は、前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給す るために、前記流体供給チャンバと連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部は、対応する前記溝部の前記開口外側端部と一致する外側終点を備 えた対応する長手軸線を有し、 前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点は、予め選択された複数の位置にお いて前記回転本体の前記外面と交差し、 前記各溝部の前記長手軸線は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内 側終点を有しており、 前記各溝部の前記長手軸線の前記各内側終点は、円周方向に互いに離間配置さ れているとともに、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されて おり、 前記溝部は、該溝部の前記長手軸線の前記内側終点と前記外側終点との間を結 ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して複数の溝部交差角度のうちの一 の溝部交差角度を有して交差するように形成されており、 前記各交差角度は、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体 の前記外面と交差する前記予め選択された各位置を規定し、 前記各交差角度は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を均一に塗布 しうるべく予め選択されており、 少なくとも一つの前記交差角度は、0でないものとされ、 少なくとも二つの前記交差角度は、互いに異なるものとされており 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドに結合されたスピ ナーチューブと; 該スピナーチューブに結合された回転出力装置と; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体供給チ ャンバと流体的に連通して設けられた供給チューブと; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドと前記供給チュー ブとの間の密閉を行うための回転シャフト圧力シールと: 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体供給チ ャンバと流体的に連通して設けられた補足用流体導入装置と; を備えていることを特徴とする幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケー タ組立体。 【手続補正書】 【提出日】平成10年11月9日(1998.11.9) 【補正内容】 特許請求の範囲 1. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドであって: 頂部および底部を有しかつ回転軸線を有する回転可能とされた回転本体を備え ているとともに、 前記頂部と前記底部との間の周壁部が、前記 回転本体内に設けられた流体供給 チャンバを規定しており前記周壁部を通過して延在する前記本体内には境界が規定された複数の溝部が 形成されているとともに、これら溝部は、前記流体供給チャンバから発出してお り、 前記各溝部は、実質的に同一とされた長さを有するとともに、前記流体供給チ ャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給するために、前記流体供給チャンバ と連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部の前記内側開口端部および前記外側開口端部のそれぞれの周縁部が 、前記回転軸線と実質的に平行とされた各平面上に配置され、 前記各溝部には前記流体用の流路がそれぞれ対応して定義されており、 前記各流路のそれぞれは、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内側終 点と、前記対応する溝部の前記外側開口端部と一致する外側終点とを有しており 、 前記各内側終点は、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置され ており、 前記各内側終点は、円周方向に互いに離間配置されており、 少なくとも一つの前記溝部は、該溝部の流路の前記内側終点と前記外側終点と の間を結ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して0でない角度を有する ように形成されており、 少なくとも二つの前記溝部は、これら溝部に対応する各流路の前記内側終点と 前記外側終点との間を結ぶ直線のそれぞれが前記各内側終点の前記共通平面に対 して異なる角度を有するように形成されており、 前記各溝部は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を塗布しうるよう に大きさ、形状および位置が決定されていることを特徴とする回転式流体用アプ リケータヘッド。 2. 前記各溝部の前記外側端部は、円周方向に互いに離間配置されていること を特徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 3. 前記各溝部は、分離された複数の帯状の流体を塗布しうるように、大きさ 、形状および位置が決定されていることを特徴とする請求項1記載の回転式流体 用アプリケータヘッド。 4. 前記各溝部は、実質的に同様の流体流れ抵抗を与え、この実質的に同様の 流体流れ抵抗により実質的に均一な塗布を行うことができるように、大きさ及び 形状が決定されていることを特徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケー タヘッド。 5. 前記各溝部は、実質的に同一の断面積を有していることを特徴とする請求 項記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 6. 前記各溝部は、実質的に連続で途切れがなくかつギャップのない前記流体 の帯状流を形成することを特徴とする請求項5記載の回転式流体用アプリケータ ヘッド。 7. 前記回転本体は、実質的に単一物とされているとともに、複数の段部を備 えた略テーパー状の 外面を有し、かつ、 前記各溝部の前記外側端部は、前記外面の前記各段部に一致していることを特 徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 8. 前記回転本体は、前記各溝部を規定するための複数のチューブと係合して いることを特徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 9. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ組立体であって: 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドを備えており; 該回転式流体用アプリケータヘッドは、頂部、底部、およびこれら頂部と底部 との間で 外面を有する周壁部を備えかつ回転軸線を有する回転可能とされた回転 本体と; 前記底部および前記周壁部により規定されかつ前記回転本体内に設けられた流 体供給チャンバとを備えているとともに; 前記周壁部を通過して延在する前記本体内には実質的に直線状とされかつ境界 が規定された複数の溝部が形成されているとともに、これら溝部は前記流体供給 チャンバから発出しており、 前記各溝部は、実質的に同一とされた長さを有するとともに、前記流体供給チ ャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給するために、前記流体供給チャンバ と連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部の前記内側開口端部および前記外側開口端部のそれぞれの周縁部が 、前記回転軸線と実質的に平行とされた各平面上に配置され、 前記各溝部は、対応する前記溝部の前記開口外側端部と一致する外側終点を備 えた対応する長手軸線を有し、 前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点は、予め選択された複数の位置にお いて前記回転本体の前記外面と交差し、 前記各溝部の前記長手軸線は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内 側終点を有しており、 前記各溝部の前記長手軸線の前記内側終点は、円周方向に互いに離間配置され ているとともに、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されてお り、 前記溝部は、該溝部の前記長手軸線の前記内側終点と前記外側終点との間を結 ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して複数の溝部交差角度のうちの一 の溝部交差角度を有して交差するように形成されており、 前記各交差角度は、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体 の前記外面と交差する前記予め選択された各位置を規定し、 前記各交差角度は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を均一に塗布 しうるべく予め選択されており、 少なくとも一つの前記交差角度は、0でないものとされ、 少なくとも二つの前記交差角度は、互いに異なるものとされており; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドに結合されたスピ ナーチューブと; 該スピナーチューブに結合された回転出力装置と; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体供給チ ャンバと流体的に連通して設けられた供給チューブと; を備えていることを特徴とする幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケー タ組立体。 10. 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記液体 供給チャンバは、密閉された頂部を有しているとともに、幅広帯状流を形成する 前記回転式流体用アプリケータヘッドと前記供給チューブとの間の密閉を行うた めの回転シャフト圧力シールをさらに備えていることを特徴とする請求項9記載 の幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ組立体。 11. 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体 供給チャンバと流体的に連通して設けられた補足用流体導入装置をさらに備えて いることを特徴とする請求項10記載の幅広帯状流を形成する回転式流体用アプ リケータ組立体。 12. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドであって: 頂部、底部、およびこれら頂部と底部との間で外面を有する周壁部を備えかつ 回転軸線を有する回転可能とされた回転本体と; 該回転本体内に設けられた流体供給チャンバとを備えているとともに;前記周壁部を通過して延在する前記本体内には実質的に直線状とされかつ境界 が規定された複数の溝部が形成されているとともに、これら溝部は前記流体供給 チャンバから発出しており、 前記各溝部は、実質的に同一とされた長さを有するとともに、前記流体供給チ ャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給するために、前記流体供給チャンバ と連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部の前記内側開口端部および前記外側開口端部のそれぞれの周縁部が 、前記回転軸線と実質的に平行とされた各平面上に配置され、 前記各溝部は、対応する前記溝部の前記開口外側端部と一致する外側終点を備 えた対応する長手軸線を有し、 前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点は、予め選択された複数の位置にお いて前記回転本体の前記外面と交差し、 前記各溝部の前記長手軸線は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内 側終点を有しており、 前記各溝部の前記長手軸線の前記内側終点は、円周方向に互いに離間配置され ているとともに、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されてお り、 前記溝部は、該溝部の前記長手軸線の前記内側終点と前記外側終点との間を結 ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して複数の溝部交差角度のうちの一 の溝部交差角度を有して交差するように形成されており、 前記各交差角度は、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体 の前記外面と交差する前記予め選択された各位置を規定し、 前記各交差角度は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を均一に塗布 しうるべく予め選択されており、 少なくとも一つの前記交差角度は、0でないものとされ、 少なくとも二つの前記交差角度は、互いに異なるものとされていることを特徴 とする回転式流体用アプリケータヘッド。 13. 前記流体供給チャンバは、前記各溝部の前記内側開口端部の下方に延在 しているとともに、前記回転本体の回転に応じて前記各溝部内に向けて前記流体 を円滑に流すための傾斜状下方壁部を有して形成されていることを特徴とする請 求項12記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 14. 前記流体供給チャンバは、計量された前記流体の投入量を受け入れかつ 前記流体を排出するための所定容積を有する下方供給受け領域を有していること を特徴とする請求項13記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 15. 前記各溝部は、実質的に同様の流体流れ抵抗を与え、この実質的に同様 の流体流れ抵抗により均一な帯状に前記流体が塗布されるように、大きさ及び形 状が決定されていることを特徴とする請求項12記載の回転式流体用アプリケー タヘッド。 16.記各溝部の前記実質的に同様の長さは、前記アプリケータヘッドの己 洗浄を補助する大きさおよび形状とされた複数の段部を有する 前記回転本体の前 記外面の略テーパー状の外形により規定されていることを特徴とする請求項15 記載の回転式流体用アプリケータヘッド。17. 前記各交差角度は、連続的に漸次増加するようにされており、これによ り、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体の前記外面と交差 する位置において、前記予め選択された各位置の実質的に螺旋状とされたパター ンが規定されていることを特徴とする請求項16記載の回転式流体用アプリケー タヘッド。18. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドであって: 回転軸線を有する回転可能とされた回転本体と; 該回転本体内に設けられた流体供給チャンバとを備えているとともに; 前記本体内には境界が規定された複数の溝部が形成されているとともに、これ ら溝部は前記流体供給チャンバから発出しており、 前記各溝部は、前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給す るために、前記流体供給チヤンバと連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部は、実質的に同一とされた長さを有するとともに、前記流体用の流 路がそれぞれ対応して定義されており、 前記各流路は、対応する溝部の前記外側開口端部と一致する外側終点を有して おり、 前記各流路は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内側終点を有して おり、 前記各内側終点は、円周方向に互いに離間配置されており、 前記各内側終点は、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置され 、 前記各流路は、該流路に対応する溝部から前記流体が前記各内側終点の前記共 通平面に対して実質的に平行に排出されるように構成されており、 前記各外側終点は、所定幅を有する前記流体の少なくとも一つの帯状流として 塗布するために選択された予め決定された複数の位置において、前記本体の前記 回転軸線に関して軸線方向に互いに離間配置されていることを特徴とする回転式 流体用アプリケータヘッド。19. 内部キャビティを有するワークへと流体を帯状に塗布する方法であって : (a) 頂部および底部を有しかつ回転軸線を有する回転可能とされた回転本体 を備えているとともに、 前記頂部と前記底部との間の周壁部が、前記回転本体内に設けられた流 体供給チャンバを規定しており前記周壁部を通過して延在する前記本体内には境界が規定された複数の 溝部が形成されているとともに、これら溝部は前記流体供給チャンバから 発出しており、前記各溝部は、実質的に同一とされた長さを有するととも に、前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給するため に、前記流体供給チャンバと連通する内側開口端部を有し、前記各溝部は 、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、前記各溝部の前記内側 開口端部および前記外側開口端部のそれぞれの周縁部が、前記回転軸線と 実質的に平行とされた各平面上に配置され、前記各溝部には前記流体用の 流路がそれぞれ対応して定義されており、前記各流路のそれぞれは、対応 する溝部の前記内側開口端部と一致する内側終点と、前記対応する溝部の 前記外側開口端部と一致する外側終点とを有しており、前記各内側終点は 、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されており、前記 各内側終点は、円周方向に互いに離間配置されており、少なくとも一つの 前記溝部は、該溝部の流路の前記内側終点と前記外側終点との間を結ぶ直 線が前記各内側終点の前記共通平面に対して0でない角度を有するように 形成されており、少なくとも二つの前記溝部は、これら溝部に対応する各 流路の前記内側終点と前記外側終点との間を結ぶ直線のそれぞれが前記各 内側終点の前記共通平面に対して異なる角度を有するように形成されてお り、 前記各溝部は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を塗布しう るように大きさ、形状および位置が決定されている; 回転式流体用アプリケータヘッドを設けるステップと: (b) 前記ワークの前記内部キャビティ内に前記回転式流体用アプリケータヘ ッドを挿入するステップと; (c) 前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体供給チャンバへと塗布 されるべき流体を供給するステップと; (d) 前記流体を塗布するのに十分な圧力を該流体に付加しうる所定の角速度 で前記回転式流体用アプリケータヘッドを回転させるステップと; を備えていることを特徴とする方法。20. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ組立体であって: 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドを備えており; 該回転式流体用アプリケータヘッドは、密閉された頂部、底部、およびこれら 頂部と底部との間で外面を有する周壁部を備えかつ回転軸線を有する回転可能と された回転本体と; 前記周壁部により規定されかつ前記回転本体内に設けられた流体供給チャンバ とを備えているとともに; 前記本体内には実質的に直線状とされかつ境界が規定された複数の溝部が形成 されているとともに、これら溝部は前記流体供給チャンバから発出しており、 前記各溝部は、前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給す るために、前記流体供給チャンバと連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部は、対応する前記溝部の前記開口外側端部と一致する外側終点を備 えた対応する長手軸線を有し、 前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点は、予め選択された複数の位置にお いて前記回転本体の前記外面と交差し、 前記各溝部の前記長手軸線は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内 側終点を有しており、 前記各溝部の前記長手軸線の前記各内側終点は、円周方向に互いに離間配置さ れているとともに、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されて おり、 前記溝部は、該溝部の前記長手軸線の前記内側終点と前記外側終点との間を結 ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して複数の溝部交差角度のうちの一 の溝部交差角度を有して交差するように形成されており、 前記各交差角度は、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体 の前記外面と交差する前記予め選択された各位置を規定し、 前記各交差角度は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を均一に塗布 しうるべく予め選択されており、 少なくとも一つの前記交差角度は、0でないものとされ、 少なくとも二つの前記交差角度は、互いに異なるものとされており; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドに結合されたスピ ナーチューブと; 該スピナーチューブに結合された回転出力装置と; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流供給チャ ンバと流体的に連通して設けられた供給チューブと; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドと前記供給チュー ブとの間の密閉を行うための回転シャフト圧力シールと: 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流供給チャ ンバと流体的に連通して設けられた補足用流体導入装置と; を備えていることを特徴とする幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケー タ組立体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カラナン,デニス ティー アメリカ合衆国 コネチカット 06107 ウェスト ハートフォード タンキシス ロード 90 (72)発明者 ウィンガート,アルバート エイチ アメリカ合衆国 コネチカット 06791 ハーウィントン ウッドチュック レーン 334 (72)発明者 コスグローヴ,マーティン シー アメリカ合衆国 コネチカット 06791 ハーウィントン ガーデン レーン 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドであって: 回転軸線を有する回転可能とされた回転本体と; 該回転本体内に設けられた流体供給チャンバとを備えているとともに; 前記本体内には境界が規定された複数の溝部が形成されているとともに、これ ら溝部は前記流体供給チャンバから発出しており、 前記各溝部は、前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給す るために、前記流体供給チャンバと連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部には前記流体用の流路がそれぞれ対応して定義されており、 前記各流路のそれぞれは、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内側終 点と、前記対応する溝部の前記外側開口端部と一致する外側終点とを有しており 、 前記各内側終点は、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置され ており、 前記各内側終点は、円周方向に互いに離間配置されており、 少なくとも一つの前記溝部は、該溝部の流路の前記内側終点と前記外側終点と の間を結ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して0でない角度を有する ように形成されており、 少なくとも二つの前記溝部は、これら溝部に対応する各流路の前記内側終点と 前記外側終点との間を結ぶ直線のそれぞれが前記各内側終点の前記共通平面に対 して異なる角度を有するように形成されており、 前記各溝部は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を塗布しうるよう に大きさ、形状および位置が決定されていることを特徴とする回転式流体用アプ リケータヘッド。 2. 前記各溝部の前記外側端部は、円周方向に互いに離間配置されていること を特徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 3. 前記各溝部は、分離された複数の帯状の流体を塗布しうるように、大きさ 、形状および位置が決定されていることを特徴とする請求項1記載の回転式流体 用アプリケータヘッド。 4. 前記各溝部は、実質的に同様の流体流れ抵抗を与え、この実質的に同様の 流体流れ抵抗により実質的に均一な塗布を行うことができるように、大きさ及び 形状が決定されていることを特徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケー タヘッド。 5. 前記各溝部は、実質的に同一の長さおよび断面積を有していることを特徴 とする請求項4記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 6. 前記各溝部は、実質的に連続で途切れがなくかつギャップのない前記流体 の帯状流を形成することを特徴とする請求項5記載の回転式流体用アプリケータ ヘッド。 7. 前記回転本体は、実質的に単一物とされているとともに、実質的に連続し た外面を有し、かつ、 前記各溝部の前記外側端部は、前記外面に一致していることを特徴とする請求 項1記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 8. 前記回転本体は、前記各溝部を規定するための複数のチューブと係合して いることを特徴とする請求項1記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 9. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ組立体であって: 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドを備えており; 該回転式流体用アプリケータヘッドは、外面および回転軸線を有する回転可能 とされた回転本体と; 該回転本体内に設けられた流体供給チャンバとを備えているとともに; 前記本体内には実質的に直線状とされかつ境界が規定された複数の溝部が形成 されているとともに、これら溝部は前記流体供給チャンバから発出しており、 前記各溝部は、前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給す るために、前記流体供給チャンバと連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部は、対応する前記溝部の前記開口外側端部と一致する外側終点を備 えた対応する長手軸線を有し、 前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点は、予め選択された複数の位置にお いて前記回転本体の前記外面と交差し、 前記各溝部の前記長手軸線は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内 側終点を有しており、 前記各溝部の前記長手軸線の前記内側終点は、円周方向に互いに離間配置され ているとともに、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されてお り、 前記溝部は、該溝部の前記長手軸線の前記内側終点と前記外側終点との間を結 ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して複数の溝部交差角度のうちの一 の溝部交差角度を有して交差するように形成されており、 前記各交差角度は、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体 の前記外面と交差する前記予め選択された各位置を規定し、 前記各交差角度は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を均一に塗布 しうるべく予め選択されており、 少なくとも一つの前記交差角度は、0でないものとされ、 少なくとも二つの前記交差角度は、互いに異なるものとされており; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドに結合されたスピ ナーチューブと; 該スピナーチューブに結合された回転出力装置と; 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体供給チ ャンバと流体的に連通して設けられた供給チューブと; を備えていることを特徴とする幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケー タ組立体。 10. 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記液体 供給チャンバは、密閉された頂部を有しているとともに、幅広帯状流を形成する 前記回転式流体用アプリケータヘッドと前記供給チューブとの間の密開を行うた めの回転シャフト圧力シールをさらに備えていることを特徴とする請求項9記載 の幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータ組立体。 11. 幅広帯状流を形成する前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体 供給チャンバと流体的に連通して設けられた補足用流体導入装置をさらに備えて いることを特徴とする請求項10記載の幅広帯状流を形成する回転式流体用アプ リケータ組立体。 12. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドであって: 外面および回転軸線を有する回転可能とされた回転本体と; 該回転本体内に設けられた流体供給チャンバとを備えているとともに; 前記本体内には実質的に直線状とされかつ境界が規定された複数の溝部が形成 されているとともに、これら溝部は前記流体供給チャンバから発出しており、 前記各溝部は、前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給す るために、前記流体供給チャンバと連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部は、対応する前記溝部の前記開口外側端部と一致する外側終点を備 えた対応する長手軸線を有し、 前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点は、予め選択された複数の位置にお いて前記回転本体の前記外面と交差し、 前記各溝部の前記長手軸線は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内 側終点を有しており、 前記各溝部の前記長手軸線の前記内側終点は、円周方向に互いに離間配置され ているとともに、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されてお り、 前記溝部は、該溝部の前記長手軸線の前記内側終点と前記外側終点との間を結 ぶ直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して複数の溝部交差角度のうちの一 の溝部交差角度を有して交差するように形成されており、 前記各交差角度は、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体 の前記外面と交差する前記予め選択された各位置を規定し、 前記各交差角度は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を均一に塗布 しうるべく予め選択されており、 少なくとも一つの前記交差角度は、0でないものとされ、 少なくとも二つの前記交差角度は、互いに異なるものとされていることを特徴 とする回転式流体用アプリケータヘッド。 13. 前記流体供給チャンバは、前記各溝部の前記内側開口端部の下方に延在 しているとともに、前記回転本体の回転に応じて前記各溝部内に向けて前記流体 を円滑に流すための傾斜状下方壁部を有して形成されていることを特徴とする請 求項12記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 14. 前記流体供給チャンバは、計量された前記流体の投入量を受け入れかつ 前記流体を排出するための所定容積を有する下方供給受け領域を有していること を特徴とする請求項13記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 15. 前記各溝部は、実質的に同様の流体流れ抵抗を与え、この実質的に同様 の流体流れ抵抗により均一な帯状に前記流体が塗布されるように、大きさ及び形 状が決定されていることを特徴とする請求項12記載の回転式流体用アプリケー タヘッド。 16. 前記各溝部は、実質的に同様の直径および長さを有しており;かつ、 前記各溝部の前記実質的に同様の長さは、前記回転本体の前記外面の略テーパ ー状の外形により規定されていることを特徴とする請求項15記載の回転式流体 用アプリケータヘッド。 17. 前記略テーパー状の外形は、前記アプリケータヘッドの自己洗浄を補助 するために大きさ及び形状が決定された複数の段部を有していることを特徴とす る請求項16記載の回転式流体用アプリケータヘッド。 18. 前記各交差角度は、連続的に漸次増加するようにされており、これによ り、前記各溝部の前記長手軸線の前記外側終点が前記回転本体の前記外面と交差 する位置において、前記予め選択された各位置の実質的に螺旋状とされたパター ンが規定されていることを特徴とする請求項16記載の回転式流体用アプリケー タヘッド。 19. 幅広帯状流を形成する回転式流体用アプリケータヘッドであって: 回転軸線を有する回転可能とされた回転本体と; 該回転本体内に設けられた流体供給チャンバとを備えているとともに; 前記本体内には境界が規定された複数の溝部が形成されているとともに、これ ら溝部は前記流体供給チャンバから発出しており、 前記各溝部は、前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給す るために、前記流体供給チャンバと連通する内側開口端部を有し、 前記各溝部は、前記流体を排出するための外側開口端部を有し、 前記各溝部には前記流体用の流路がそれぞれ対応して定義されており、 前記各流路は、対応する溝部の前記外側開口端部と一致する外側終点を有して おり、 前記各流路は、対応する溝部の前記内側開口端部と一致する内側終点を有して おり、 前記各内側終点は、円周方向に互いに離間配置されており、 前記各内側終点は、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置され 、 前記各流路は、該流路に対応する溝部から前記流体が前記各内側終点の前記共 通平面に対して実質的に平行に排出されるように構成されており、 前記各外側終点は、所定幅を有する前記流体の少なくとも一つの帯状流として 塗布するために選択された予め決定された複数の位置において、前記本体の前記 回転軸線に関して軸線方向に互いに離間配置されていることを特徴とする回転式 流体用アプリケータヘッド。 20. 内部キャビティを有するワークへと流体を帯状に塗布する方法であって : (a) 回転軸線を有する回転可能とされた回転本体と; 該回転本体内に設けられた流体供給チャンバとを備えているとともに; 前記本体内には境界が規定された複数の溝部が形成されているとともに 、これら溝部は前記流体供給チャンバから発出しており、前記各溝部は、 前記流体供給チャンバから流体を受け入れかつ該流体を供給するために、 前記流体供給チャンバと連通する内側開口端部を有し、前記各溝部は、前 記流体を排出するための外側開口端部を有し、前記各溝部には前記流体用 の流路がそれぞれ対応して定義されており、前記各流路のそれぞれは、対 応する溝部の前記内側開口端部と一致する内側終点と、前記対応する溝部 の前記外側開口端部と一致する外側終点とを有しており、前記各内側終点 は、前記本体の前記回転軸線と直交する共通平面内に配置されており、前 記各内側終点は、円周方向に互いに離間配置されており、少なくとも一つ の前記溝部は、該溝部の流路の前記内側終点と前記外側終点との間を結ぶ 直線が前記各内側終点の前記共通平面に対して0でない角度を有するよう に形成されており、少なくとも二つの前記溝部は、これら溝部に対応する 各流路の前記内側終点と前記外側終点との間を結ぶ直線のそれぞれが前記 各内側終点の前記共通平面に対して異なる角度を有するように形成されて おり、 前記各溝部は、所定幅を有する少なくとも一つの帯状の流体を塗布しう るように大きさ、形状および位置が決定されている; 回転式流体用アプリケータヘッドを設けるステップと: (b) 前記ワークの前記内部キャビティ内に前記回転式流体用アプリケータヘ ッドを挿入するステップと; (c) 前記回転式流体用アプリケータヘッドの前記流体供給チャンバへと塗布 されるべき流体を供給するステップと; (d) 前記流体を塗布するのに十分な圧力を該流体に付加しうる所定の角速度 で前記回転式流体用アプリケータヘッドを回転させるステップと; を備えていることを特徴とする方法。
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