JP2504680Y2 - 液状物の塗布具 - Google Patents

液状物の塗布具

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JP2504680Y2
JP2504680Y2 JP4409390U JP4409390U JP2504680Y2 JP 2504680 Y2 JP2504680 Y2 JP 2504680Y2 JP 4409390 U JP4409390 U JP 4409390U JP 4409390 U JP4409390 U JP 4409390U JP 2504680 Y2 JP2504680 Y2 JP 2504680Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、接着剤,シール剤等の液状物の塗布具に関
する。
[考案が解決しようとする課題] 従来、水道、ガス管等の配管その他の接続管の例えば
ねじ面に、接着剤、シール剤等を塗布するための塗布具
には、(1)接着剤、シール剤等を充填したチューブの
口部に例えば円錐状のノズル部を設け、このノズル部の
先端に開口部を設けてノズルから前方方向へ接着剤、シ
ール剤を吐出する塗布具。(2)前記(1)のノズル部
を吐出孔を有する先端部を屈曲させて、或は、吐出孔を
ノズル部の側面に設けてノズル部の長手方向に対し、横
方向、または斜め方向に接着剤、シール剤を吐出する塗
布具等があった。
そして、例えば前記第1の塗布具を用いて配管のねじ
面に接着剤等を塗布する場合には、ノズル部の吐出孔が
ねじ面に垂直に対向するようにチューブを持つととも
に、チューブをねじ面に沿って一回転させるようにして
塗布していた。また、第2の塗布具を用いて前記作業を
行なう場合には、チューブと配管を平行に持つとともに
吐出孔をねじ面に当て、その状態を保ったまま吐出孔を
ねじ面にそって一周させるようにしていた。
しかしながら、このような塗布具においては、ノズル
部の吐出孔を、常時、配管の管中心方向に向けるため
に、塗布作業の途中で前記塗布具を絶えず持ち替える
か、或は、腕を捻って作業しなければならず、大変煩わ
しいばかりでなく作業時間が長くなり、また塗布位置、
塗布量が安定しないという問題があった。
そこで、本考案出願人は、特開昭62-61671号において
前述の問題点を改良した塗布具を提案しているが、本考
案はこれを更に改良したものである。即ち、特開昭62-6
1671に提案されている発明は、吐出ノズルの吐出孔の位
置が一定で突出したへら部の長さと突出孔の位置によっ
て決められてしまうため、被塗布体に塗布される接着剤
等の液状物の塗布位置を調整することが困難であった。
また、回転台座より突出するへら部とガイドピンの間隔
が一定であるため、例えば肉厚の異なる配管に塗布する
場合には、塗布むらが生じやすく、また、肉厚に対して
前記へら部とガイドピンとの間隔が余りに広過ぎると、
接着剤等の液状物の塗布量が多くなりすぎたり、ガタつ
きが多くなるため塗布操作がスムースに行なえなかった
りする。
[課題を解決するための手段] 液状物を収容する容器を備え、該容器の一部に液状物
を吐出するノズル部を、容器に対し回転自在に取り付け
た液状物の塗布具において、ノズル部には、回転台座よ
り突出して液状物を吐出する吐出口が伸縮自在に取り付
けられたへら部と、該へら部との間で被塗布体を把持す
るため、回転台座より突出させたガイドピンとを備え、
更にへら部はその内部に前記液状物が通過するための連
通孔を有する塗布具により、被塗布体への接着剤等の塗
布位置を自由に設定でき、更に、回転台座より突出した
へら部とガイドピンの間隔を調整する機構を設けること
により、肉厚の異なる配管等に対しても、種類の異なる
塗布具を使用せずに対応させることができる。
[作用] 前述したように、回転台座より突出したへら部に設け
られた伸縮機構により突出孔の位置を移動させることが
できる。また、回転台座より突出したへら部とガイドピ
ンの間隔を調整する機構を設けることにより、配管等の
肉厚に対してへら部、または、ガイドピンを移動させて
塗布作業に適した間隔に調整できる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第7図を参照し
ながら説明する。第1図は、本実施例の塗布具を設けた
シール剤塗布具の斜視図、第2図及び第3図は、それぞ
れ前記実施例の断面説明図及び正面図、第4図は、第2
の部分拡大図、第5図(a)〜(d)はガイドピンに装
着する筒状キャップを示す図、第6図は、第5図で示し
たキャップを装着した塗布具の斜視図である。第7図
は、配管にシール剤を塗布している時の図である。
第1図乃至第4図に示されるように、シール剤Aを充
填したシール剤容器2の開口部7に、液状物の流導孔18
を形成したノズル部材3がねじ部8によって螺合されて
いる。従ってシール剤容器2の開口部7から押し出され
たシール剤Aは、流導孔18を介して塗布具前方(第2図
のおいて左方)のノズル中間部25に注出される。このノ
ズル中間部25は、円筒状に成型されその外周面には突条
10が形成されている。そして、このノズル中間部25に、
回転台座11、へら部12及びガイドピン13からなる塗布具
30が所定の回転軸回りに回転自在に設けられている。即
ち、回転台座11が、ノズル中間部25に嵌合する大きさの
円筒形に成型されるとともに、その円周面には周溝9が
前記突条10に係合し、前記塗布具30が回転台座11の中心
軸の回りに回転自在に取り付けられている。前記回転台
座11の回転軸を挟む所定の偏心位置には、前記へら部12
及びガイドピン13が前記シール剤容器2の前方方向に突
出して設けられている。
前記へら部12のガイドピン13に対向する側面には、シ
ール剤Aを塗布面に塗布するためのへら面31が形成され
ている。また、前記へら部12の基端部、胴部及びへら面
先端部には、それぞれ前記ノズル部材3の流導孔18と連
続し、該流導孔18から注出されるシール剤Aを受入れる
受入口32、前記受入口32から受入れられるシール剤Aを
へら部先端へ送る連通孔26、及び該連通孔26を通して送
られるシール剤Aを塗布めんに吐出する吐出口15が形成
されている。
次に、第4図を用いてへら部12の伸縮機構について説
明する。回転台座11より突出したへら部12は、2層の外
側筒33と内側筒34が、内側筒34の外周と外側筒33の内周
とが接するように設けられている。そして、外側筒33は
回転台座11に固定されており、内側筒34は回転台座から
突出した外側筒33の突出方向前方(第4図では左方向)
へ伸縮自在に係合されている。そして、外側筒33の一部
内周には、突起16が複数個設けられており、また、内側
筒34の基部37には、外周に向けて突起17が設けられてお
り、該突起17の突起幅35は、外側筒34の内周に設けられ
た突起16の間隔36に略一致するように形成されている。
従って、内側筒34と外側筒33は、それぞれの突起16及び
17によって受入口32より注入されるシール剤Aの流入圧
力よりも高い抵抗力をもって、しかも人の指の力によっ
てスライド可能な程度の力で係合されている。
更に、内側筒34の基部37は、注入されるシール剤Aの
流入圧力を緩和するために、テーパー状に成型されてい
る。また、外側筒33の先端部には、突起24が設けられて
いて内側筒34の基部37の突起17とにより、外側筒33から
の内側筒34の前方への脱落を防止している。加えて、外
側筒33のガイドピン13へ対向する面には、内側筒34が最
も縮められた場合に内側筒34に設けられたの吐出口15が
塞がれないように、切かき38が設けられている。
従って、前記受入口32及び連通孔26を介して前記吐出
口15から吐出されるシール剤は、前記へら部12の所定の
先端位置から前記ガイドピン13の方向へ吐出されるもの
である。
次に、前記ガイドピン13は、以下に述べる被塗布体と
の接触を円滑にするため円柱状に成型されている。従っ
て被塗布体の適宜面が前記ガイドピン13に接触し、該ガ
イドピン13を前記回転軸の円周方向へ押圧すると塗布具
7全体が前記回転台座11の中心軸に沿って滑かに回転さ
れるものである。
尚、前記ガイドピン13には、ガイドピン外径に略等し
い内径を有し、適宜の肉厚(例えば0.5mm、1.0mm、1.5m
m等)を有する円筒状キャップ(第5図)を嵌めればへ
ら部12とガイドピン13との間隔を調節することができ
る。また、第5図(d)及び第6図に示す円筒状キャッ
プ23は、該筒を形成する外周面の中心と内周面の中心と
を偏心して成型してある。このため、前記ガイドピン13
に装着したとき装着位置を変えることによって前記へら
部12とガイドピン13の間隔を調節できるようにしたもの
である。図中22は、ガイドピン13に設けられた突起であ
り、キャップ23に設けられた切溝20及び21は、前記突起
22の設けられたガイドピン13に一致して嵌合できるよう
に成型されている。従ってこの切溝を複数設けることに
より、一つのキャップで前記へら部12とガイドピン13の
間隔を複数調節できる。
また、第1図においてシール剤容器は、棒状のものと
したが、例えば拳銃形状のものとしこの銃口部よりシー
ル剤を吐出するようにすれば、取扱いを一層容易なもの
とすることができる。
次に、前記塗布具の作用を第7図に基づいて説明す
る。第7図は、前記塗布具を使用して鉄、プラスチック
等よりなる水道間等の配管ねじ面にシール剤を塗布する
場合の作用を示すものである。
即ち、この場合には、先ず前記塗布具のへら部12が配
管40のねじ面41に当接するようにして、前記配管40の先
端を前記へら部12とガイドピン13とで挟む。そして、シ
ール剤容器2を適宜に押圧してシール剤Aを押し出すと
ともに、前記塗布具を前記配管40のねじ面41に沿って矢
印iのように移動させる。すると、吐出口15から吐出さ
れたシール剤Aが、へら部12とへら面31で前記ねじ面41
の所定の位置に引き延ばされ、矢印jのように塗布され
る。
また、一方前述のごとく配管31の先端をへら部12とガ
イドピン13とで挟んだ状態で、前記塗布具をぜき配管円
周に沿って移動させると、へら部12とガイドピン13が配
管40の外周面及び内周面に接触するから前記塗布部30が
矢印kのように回転される。従って、前記塗布作業を続
行し、前記塗布具を配管40の円周に沿って一回転させる
と前記吐出口15及びへら面31が常時配管40が外周面に対
向しながら移動させられ、シール剤Aが前記ねじ面41の
所定位置に吐出されるとともに、吐出されたシール剤A
が前記へら面31で前記ねじ面41上に引き延ばされ塗布さ
れる。
従って、本実施例によれば、配管40の先端をへら部12
とガイドピン13とで挟んだ後、塗布部30を配管40の円周
に沿って移動させるだけでシール剤Aを配管ねじ面41に
塗布できるから、塗布作業を容易かつ迅速に実施するこ
とができる。
また、前記塗布作業中、前記吐出口15の配管40先端か
らの距離は、一定とされるから所定の塗布位置に所定の
塗布幅で塗布することができる。また、前述の伸縮機構
を使用すれば塗布位置を更に自由に設定できる。
更に、本実施例では、へら部12及びガイドピン13がそ
れぞれ前記配管40の外周面及び内周面に接触することに
より塗布部30が回転されるようになっているから、前記
へら部31は、意識的に押しつけられなくとも自然にねじ
面41に当接することとなり、従って吐出されたシール剤
Aは、自然に前記ねじ面41上で引き延ばされ、例えばね
じ谷部がある場合には、該谷部まで充填塗布されるもの
である。
尚、前記実施例に於ては、配管40の外周面にシール剤
Aを塗布する場合について説明したが、配管40の内周面
に接着剤を塗布する場合には、前記へら部12とガイドピ
ン13の位置を逆にすればよい。
また、前記シール剤A等の塗布を円滑にするために、
へら面31に前記ねじ面のねじと略嵌合する凹凸を設けた
り、あるいは適宜のブラシを設けることもできる。
尚又、前記実施例では、へら面31を形成したへら部12
自体にシール剤等の受入口32、連通孔26及び吐出口を形
成したが、へら面31を形成したへら部12とは別に前記受
入口、連通孔及び吐出口を有する液状物の導管を設け、
該導管の吐出口を前記へら面の近傍に配置するようにし
てもよい。
[考案の効果] 前述したように、回転台座より突出したへら部に設け
られた突出孔の位置が、へら部に内蔵された伸縮機構に
より自由に変えられ、それによって被塗布体への接着剤
等の液状物の塗布位置が自由に設定できる。また、回転
台座より突出したへら部とガイドピンの間隔を調整する
機構を設けることにより、肉厚の異なる配管等に対して
も種類の異なる塗布具を使用せずに対応させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この実施例を設けたシール剤チューブの斜視
図、 第2図,第3図は、前記実施例の断面説明図、 第4図は、第2図の拡大断面図、 第5図は、ガイドピンに装着する肉厚の異なった円筒状
キャップの断面及び斜視図、 第6図は、前記円筒状キャップを装着した前記実施例の
正面図、 第7図は、前記接着剤チューブを用いて配管の外周面に
接着剤を塗布する場合の使用説明図である。 1……塗布具全体、2……シール剤容器 3……ノズル部材、9……周溝 10……突条、12……へら部 13……ガイドピン、15……吐出口 23……円筒状キャップ、40……配管

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液状物を収容する容器を備え、該容器の一
    部に前記液状物を吐出するノズル部を、前記容器に対し
    回転自在に取り付けた液状物の塗布具において、前記ノ
    ズル部には、回転台座より突出して前記液状物を吐出す
    る吐出口が伸縮自在に取り付けられたへら部と、該へら
    部との間で被塗布体を把持するための、前記回転台座よ
    り突出させたガイドピンとを備え、更に前記へら部はそ
    の内部に前記液状物が通過するための連通孔を有するこ
    とを特徴とする液状物の塗布具
  2. 【請求項2】前記ガイドピンと前記へら部との間隔を調
    整する機構を有することを特徴とする液状物の塗布具
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