JP2001507264A - 義歯の製造方法 - Google Patents

義歯の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、義歯を製造するための方法であって、型取ることによって人体の設置領域の陰型を形成し;形成された陰型に基づいて、設置領域の3次元デジタル表現(R1)を形成し;設置領域の3次元デジタル表現(R1)に基づいて、義歯の内面の3次元デジタル表現(R1c)を決定し;義歯の周辺環境に基づいて、および、義歯の内面の3次元デジタル表現(R1c)に基づいて、義歯の外面の3次元デジタル表現(R2)を決定し;義歯の外面の3次元デジタル表現(R2)および義歯の内面の3次元デジタル表現(R1c)に基づいて、および、キャップが有していなければならない機械的耐久性と美的外観とに関する基準を考慮して、キャップの外面の3次元デジタル表現(R3)を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】 義歯の製造方法 本発明は、歯科学の分野に関するものであり、より詳細には、例えば、ブリッ ジ、クラウン、仮断端、着脱型の/固体型のインプラントデンチャーといったよ うな、固定タイプのあるいは連結タイプの義歯に関するものである。 経済的な理由により、貴金属、準貴金属、あるいは、卑金属の金属合金から、 例えばニッケル−クロム合金やコバルト基合金から、義歯を製造することが、最 も一般的に提案されてきた。 美観的理由により、純粋に金属的な性質を示しているこのような義歯の構成に 関しては、セラミッククラウンによってカバーされた金属製キャップの製造とい う進展を見た。このようなキャップは、人体の設置領域にあつらえた形状を有し ている。キャップの形状は、設置領域の陰型を基礎として製造される。 このような義歯の製造に多数の欠点があることは明らかである。特に、口腔内 での作業度合いが大きいこと、著しい製造遅れ、作業コストの高さ、歯科医と技 術者との間の誤解、口腔内での複数の作業の必要性のために時間がかかりまた患 者にとって不快であること、といった欠点がある。 上記問題点を解決するために、そのような義歯の製造を自動化するという目標 に対して、従来より、試みが提案されてきた。 例えば、仏国特許明細書第2 536 654号は、第1ステージにおいては、 陰型、マイクロセンサ、あるいは、光学陰型を使用して設置領域の形状を記録し 、第2ステージにおいては、記録されたデータと処理ソフトウェアによる情報と を考慮しつつ義歯を自動的に機械加工するという、義歯の製造方法を開示してい る。第1の代替可能な実施形態においては、一方において、キャップの内面を設 置領域の形状に合わせて機械加工し、クラウンの外面をエンベロープおよびバイ トに応じて機械加工することが提案されている。キャップおよびクラウンは、キ ャップの外面とクラウンの内面とが同一形状であるよう対をなすようにして供給 された複数のキャップおよびクラウンの中から選択される。 この文献は、特に、口腔内で獲得された形状の記録に基づいて、金属ブロック 内で金属キャップの内面および外面を機械加工し、金属クラウンの外面の新たな 記録を獲得し、この記録に基づいてセラミックブロックからクラウンの内面を機 械加工し、エンベロープおよびバイトに応じてクラウンの外面を機械加工し、最 後に、金属キャップとセラミッククラウンとを組み立てる、という第2の代替可 能な実施形態を開示している。 この文献は、義歯の自動製造方法を提案しているけれども、このような方法の 実際の実施に関して欠点があることは明瞭である。まず最初に、第1実施形態に おいては、対をなすクラウンとキャップとを準備しなければならない点を指摘で きる。このような対をなすクラウンおよびキャップの数は、製造すべきすべての 義歯構造に対応するためには、かなり多くの数のものが必要となる。しかしなが ら、実際には、設置領域のすべての形状に適合した義歯を供給することはできな い。さらに、第2実施形態においては、複数の製造操作の使用が必要とされる。 より基本的なところでは、金属キャップは概して設置領域に適合して製造され るものの、クラウンは、頬環境のエンベロープに適合した外面とされていること を指摘することができる。本出願人は、そのような手法であると、場合によって は、強度の弱い局所領域を有したクラウンが製造されてしまうことを指摘した。 このような強度の弱い局所領域の存在は、明らかに、このようにして製造された 義歯の信頼性に悪影響を及ぼす。加えて、この技術であると、少なくとも局所的 にクラウンをセラミックから形成できないことのために、時に、美観の悪い義歯 が得られてしまう。したがって、一方においては、適用される歯の臨床的状況が 考慮されているような、他方においては、美的観念に適合するとともに機械的耐 久性の基準に適合するような、製造方法の提供が要望されていることは明らかで ある。機械的耐久性という点では、長期信頼性を満足させるために、セラミック クラウンが必要である。 したがって、本発明の目的は、設置領域と義歯環境とをそれぞれ考慮しつつ、 また、機械的耐久性の基準に対しての適合およびクラウンの美観に対しての適合 を保証し得るようキャップ形状の最適化を保証しつつ、キャップおよびクラウン の形状を規定できるような、義歯の製造方法を提供することである。 上記目的を達成するため、本発明による方法は、少なくとも、一方においては 、人体の設置領域(インプラント領域)上に設置することを意図した義歯用キャ ップと、他方においては、このキャップによって支持された義歯用クラウンと、 を具備してなる義歯を製造し得るものである。 本発明による方法においては、 −型取ることによって設置領域の陰型を獲得し、 −型取った陰型に基づいて、設置領域の3次元デジタル表現を形成し、 −設置領域の3次元デジタル表現に基づいて、および、義歯の挿入およびシール に関連した規則を考慮して、義歯の内面の3次元デジタル表現を決定し、 −義歯の周辺環境パラメータに基づいて、および、義歯の内面の3次元デジタル 表現に基づいて、義歯の外面の3次元デジタル表現を決定し、 −義歯の外面および内面に基づいて、および、機械的耐久性とクラウンが満たす べき美的外観とに関する基準を考慮して、キャップの外面の3次元デジタル表現 を決定する、 ことを実施する。 したがって、本発明による方法は、長期信頼性を有した義歯が得られるよう、 設置領域の解剖学的形状を考慮したおよびクラウンの外面を考慮したおよびクラ ウンの製造基準を考慮した、キャップを形成することができるという利点を有し ている。本発明の主題は、また、義歯を実際に製造する必要なく、臨床情報に基 づいて、信頼性と美観とを満たすようなキャップおよびクラウンを形成し得るか どうかを、決定できるという利点を有している。よって、このような方法であれ ば、クラウンの製造条件の関数として、キャップ形状を選択して適合させること ができる。 様々な他の特徴点は、添付図面を参照した、非制限的な例示としての、本発明 の主題の実施形態および実施を示した、以下の説明により、明瞭となるであろう 図1は、適用すべき歯に対して義歯を装着する方法を概略的に示す図である。 図2〜図4は、本発明による方法の各特徴的ステップのそれぞれを概略的に示 す図である。 図5は、図4において行われるステップを示す斜視図である。 図6および図7は、本発明による方法の他のステップを示す、それぞれ断面図 および斜視図である。 図8は、製造されるべき義歯の実施形態を示す斜視図である。 図9は、本発明による方法の他のステップを示す断面図である。 図10および図11は、本発明による方法によって得られた、義歯の各部材の 実施形態を示す図である。 図12は、本発明による方法のある利点を示す断面図である。 図1は、本発明による義歯2を適用する歯1の例を示している。義歯2は、義 歯取付用のキャップ3と、キャップ3の上に取り付けるためのクラウン4と、を 備えて構成されている。 図1のタイプの義歯を製造するために、歯1は、従来と同様にして、義歯が適 用されるべく準備がなされる。図示の例においては、適用を受ける歯1は、義歯 2のための設置領域5を有している。図示の例においては、設置領域5は、断端 とされている。人体のうちの、設置領域5として使用される部分は、例えばキャ ビティまたは断端なしの状態(ブリッジの場合)といったような様々な形態とす ることができることは、もちろんである。 図2においてさらに明瞭に示すように、本発明による方法においては、型材6 を使用して、少なくとも設置領域5の陰型を形成する。型材6は、当業者には公 知であるようにして形成され、これにより、設置領域5を表した少なくとも1つ の形状が得られる。図示の例においては、特に、断端を表した少なくとも1つの 形状が得られる。設置領域に特に関連した臨床状況が知られているかどうかは別 として、例えば、隣接する歯1a、1bの位置に関する情報、および/または、 静止状態におけるおよび/または噛み合わせ状態における対抗歯に関する情報、 といった義歯の製造に関連したすべての臨床情報が集められる。したがって、本 方法のこのステップは、1回または複数回の型取り操作によって、および、でき る限りの臨床的および/または形状的測定(下顎の運動、笑顔のライン、等)に よって、患者の口腔内における設置に関連した情報および義歯の取付に関する情 報を集めることを目的としている。 型取られた陰型6に基づいて、本発明による方法においては、少なくとも設置 領域5のデジタル化された3次元表現R1を確立する。図3に示すような、設置 領域のデジタル化された表現R1は、設置領域5の3次元的認識を得るために、 型取られた陰型6の測定を行い得るようなセンサとりわけ光学的センサを使用し て、得られる。測定は、断端の形状に対応した形状に対して型材6によって形成 された陰型に対して、あるいは、断端を表すとともに陰型6から形成された陽型 に対して、直接的に行うことができることに注意された。使用されたセンサは、 変換の後に、測定結果をコンピュータに対して伝達する。コンピュータは、設置 領域5を特徴づけるためのデジタル3次元データを貯蔵する。スクリーンが設置 されているコンピュータは、設置領域5の3次元表現R1を表示する。設置領域 5の周囲環境に関しての臨床情報が得られた場合には、例えば隣接する歯に関し てR1a、R1bで示すように、隣接歯の情報および/または対抗歯の情報といった 周囲環境に関しての臨床情報は、デジタル化した表現で示されるようになってい る。 次に、本方法においては、義歯の挿入およびシールに関連した制約を考慮しつ つ、設置領域のデジタル化された表現R1に基づいて、義歯の内面のデジタル3 次元表現R1cを決定する。よって、シール用セメントを所定位置に配置するため に、特に、設置領域のデジタル表現R1と義歯の内面のデジタル表現R1cとの間 に位置する空間を形成する準備を行うことができる。 本発明による方法においては、次に、義歯の周囲環境パラメータに基づいて、 また、義歯の内面の3次元デジタル表現R1cに基づいて、義歯の外面のデジタル 3次元表現R2を決定する。図4および図5に明瞭に示すように、デジタル表現 R2により、設置領域5のデジタル表現R1に関連させて、また可能であれば、例 えばR1a、R1bといった隣接歯の表現および/または対抗歯の表現に関連させて 、義歯の外面を表示することができる。したがって、義歯の外面を、型取られた 陰型に対してなし得る測定から出発して、また、製造すべき義歯の統計的表現形 状に対して、当業者にとって妥当であると思われる臨床的基準に基づいた変形法 則を適用することによって、決定することができる。例えば、歯科解析論におい て決定された基準を使用することができる。面R1cと面R2との間に形成された 容積が義歯の総容積に相当することに注意されたい。 それから、本方法においては、義歯の内面のデジタル表現R1cと義歯の外面の デジタル表現R2とに基づいて、キャップ3の外面の3次元デジタル表現R3を決 定する。図6および図7に一例が示されているような、キャップ3の外面のデジ タル表現R3は、デジタル表現R3,R2間の容積に対応したクラウン4の決定に 際して満たすことが要求される基準を考慮して、決定される。クラウンの決定の ために、満たすべき基準は、例えば、美観または形状に関連した規則と、使用材 料の特性に基づいてクラウンが有していなければならない最小厚さおよび/ま たは最大厚さに関連した規則と、である。これら基準を満たすことにより、脆弱 領域の発生を防止することができ、長期信頼性を有した義歯を得ることができる 。本発明による方法は、また、義歯の製造に先立って、頬の環境に対する形状的 要求を満たすかどうか、また、義歯製造に関連した機械的美的要求を満たすがど うかを知ることができるという利点がある。よって、図8に示すように、義歯の 外面のデジタル表現R2とキャップの外面のデジタル表現R3とに基づいて、義歯 2のデジタル表現を得ることができる。 キャップの外面のデジタル表現R3が、義歯の内面のデジタル表現R1cと義歯 の外面のデジタル表現R2とを考慮した、また、クラウンに関して予め貯蔵され ている製造基準を考慮した、適切なプログラム手段によって得られることは、も ちろんである。面R1cと面R3との間に位置した容積が、キャップの総容積に対 応していることに注意されたい。 図9に示すような、本発明の他の有利な特徴点によれば、本発明による方法に おいては、また、キャップの外面のデジタル表現R3に基づいて、また、キャッ プ上へのクラウンの挿入およびシールを考慮して、クラウンの内面の3次元デジ タル表現R4aを決定する。よって、特に、クラウンの内面のデジタル表現R4aと キャップの外面のデジタル表現R3との間に、シール用セメントを配置するため に、空間を残すことができる。 本発明による方法においては、それから、義歯の外面のデジタル表現R2とク ラウンの内面のデジタル表現R4aの外部境界とに基づいて、クラウンの外面の3 次元デジタル表現R4を決定する。面R4aと面R4との間に位置した容積が、クラ ウンの総容積に対応していることに注意されたい。デジタル表現R4a、R4が、 適切なプログラム手段を使用して得られることは、もちろんである。 キャップ3のデジタル表現R3が決定されると、これに対応したキャップ3( 図10)を機械加工することができる。この場合、キャップ3の外面の3次元デ ジタル表現R3に対応した点の集合、および、義歯の内面の3次元デジタル表現 R1cに対応した点の集合が、数値制御機械のような、デジタル情報を処理し得る 任意のシステムに対して、送出される。同様にして、クラウン4(図11)を機 械加工することができる。この場合、クラウンの内面の3次元デジタル表現R4a に対応した点の集合、および、クラウンの外面の3次元デジタル表現R4に対応 した点の集合が、デジタル情報を処理し得る任意の種類のシステムに対して、送 出される。 本発明の方法によるキャップ3の決定により、機械的見地と美的見地との双方 から、キャップ製造を最適化することができる。よって、キャップ3は、臨床情 報を満たす解剖学的内面形状と、特にクラウン4の製造のための機械的耐久性と 美観とに関する基準を満たす外面形状と、を有することができる。同様に、図1 2によって明瞭に示されているように、このような方法によれば、設置領域の形 状に適合しかつクラウン4の厚さを一定のものとするようなキャップの外面のデ ジタル表現R3を得ることができることのために、設置領域の欠陥を自動的に補 償することができる。本発明による方法の他の利点は、機械加工すべき表面に関 連した制約の関数として、機械加工パラメータを選択することができること、あ るいは、機械加工方法の関数として、機械加工すべき表面の形状を適合させるこ とができること、である。 上述の例においては、義歯は、2つの部分から構成されている。すなわち、キ ャップ3とクラウン4とから構成されている。本発明による方法は、2つの個別 部材を有していないような義歯の場合でも実施可能であることに注意されたい。 よって、3次元デジタル表現R2によって決定された義歯の外面よりも少なくと も局所的に過小寸法であるようにして、キャップの外面の3次元デジタル表現R3 を決定することができる。したがって、このようにして得られたデジタル表現 に基づいて製造されたキャップ3は、少なくとも局所的には過小寸法を有してい る。これにより、キャップ上に材料を加えることができる。このような材料追加 が、クラウンを構成し、このようなクラウンは、一般に、最終的な美的外観をも たらすよう、処理または機械加工することができる。 本発明の他の実施形態においては、3次元デジタル表現R2によって決定され た義歯の外面よりも少なくとも局所的に過大寸法であるようにして、キャップの 外面の3次元デジタル表現R3を決定することができる。このようにして得られ たデジタル表現に基づいて製造されたキャップ3は、少なくとも局所的には過大 寸法を有している。この場合には、最終的なクラウンを形成するよう、材料除去 による処理を行うことができる。この例においては、キャップとクラウンとは、 一体ピースとして構成される。 上記2つの実施形態は、材料の追加または除去によって形成されたクラウンの 処理または機械加工ができることによって、義歯の美的最適化が可能である。あ る1つの義歯を形成するに際して、材料の追加と除去との双方を行い得ることは 、もちろんである。 上記においては、本発明による方法が、単一の歯に対する義歯の製造に関して 説明された。本発明による方法は、複数の義歯の製造に対してももちろん実施可 能であることを理解されたい。この場合、複数の義歯をなす各歯に対して本発明 による方法の複数のステップを実施し、これを順次繰り返していくことができる ことに注意されたい。同様に、本方法の各ステップを、義歯内のすべての歯に対 して適用することができる。 本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱する ことなく、様々な変更が可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年1月29日(1999.1.29) 【補正内容】 明細書 義歯の製造方法 本発明は、歯科学の分野に関するものであり、より詳細には、例えば、ブリッ ジ、クラウン、仮断端、着脱型の/固体型のインプラントデンチャーといったよ うな、固定タイプのあるいは連結タイプの義歯に関するものである。 経済的な理由により、貴金属、準貴金属、あるいは、卑金属の金属合金から、 例えばニッケル−クロム合金やコバルト基合金から、義歯を製造することが、最 も一般的に提案されてきた。 美観的理由により、純粋に金属的な性質を示しているこのような義歯の構成に 関しては、セラミッククラウンによってカバーされた金属製キャップの製造とい う進展を見た。このようなキャップは、人体の設置領域にあつらえた形状を有し ている。キャップの形状は、設置領域の陰型を基礎として製造される。 このような義歯の製造に多数の欠点があることは明らかである。特に、口腔内 での作業度合いが大きいこと、著しい製造遅れ、作業コストの高さ、歯科医と技 術者との間の誤解、口腔内での複数の作業の必要性のために時間がかかりまた患 者にとって不快であること、といった欠点がある。 上記問題点を解決するために、そのような義歯の製造を自動化するという目標 に対して、従来より、試みが提案されてきた。 欧州特許出願公開明細書第643 948号は、キャップとクラウンとを備え てなる義歯を製造するための方法を開示している。キャップは、適用されるべき 断端に形状に倣った内面と、断端面の数学的拡大として決められた外面と、を備 えている。 仏国特許明細書第25 36 654号は、第1ステージにおいては、陰型、マ イクロセンサ、あるいは、光学陰型を使用して設置領域の形状を記録し、第2ス テージにおいては、記録されたデータと処理ソフトウェアによる情報とを考慮し つつ義歯を自動的に機械加工するという、義歯の製造方法を開示している。第1 の代替可能な実施形態においては、一方において、キャップの内面を設置領域の 形状に合わせて機械加工し、クラウンの外面をエンベロープおよびバイトに応じ て機械加工することが提案されている。キャップおよびクラウンは、キャップの 外面とクラウンの内面とが同一形状であるよう対をなすようにして供給された複 数のキャップおよびクラウンの中から選択される。 この文献は、特に、口腔内で獲得された形状の記録に基づいて、金属ブロック 内で金属キャップの内面および外面を機械加工し、金属クラウンの外面の新たな 記録を獲得し、この記録に基づいてセラミックプロックからクラウンの内面を機 械加工し、エンベロープおよびバイトに応じてクラウンの外面を機械加工し、最 後に、金属キャップとセラミッククラウンとを組み立てる、という第2の代替可 能な実施形態を開示している。 この文献は、義歯の自動製造方法を提案しているけれども、このような方法の 実際の実施に関して欠点があることは明瞭である。まず最初に、第1実施形態に おいては、対をなすクラウンとキャップとを準備しなければならない点を指摘で きる。このような対をなすクラウンおよびキャップの数は、製造すべきすべての 義歯構造に対応するためには、かなり多くの数のものが必要となる。しかしなが ら、実際には、設置領域のすべての形状に適合した義歯を供給することはできな い。さらに、第2実施形態においては、複数の製造操作の使用が必要とされる。 より基本的なところでは、金属キャップは概して設置領域に適合して製造され るものの、クラウンは、頬環境のエンベロープに適合した外面とされていること を指摘することができる。本出願人は、そのような手法であると、場合によって は、強度の弱い局所領域を有したクラウンが製造されてしまうことを指摘した。 このような強度の弱い局所領域の存在ば、明らかに、このようにして製造された 義歯の信頼性に悪影響を及ぼす。加えて、この技術であると、少なくとも局所的 にクラウンをセラミックから形成できないことのために、時に、美観の悪い義歯 が得られてしまう。したがって、一方においては、適用される歯の臨床的状況が 考慮されているような、他方においては、美的観念に適合するとともに機械的耐 久性の基準に適合するような、製造方法の提供が要望されていることは明らかで ある。機械的耐久性という点では、長期信頼性を満足させるために、セラミック クラウンが必要である。 したがって、本発明の目的は、設置領域と義歯環境とをそれそれ考慮しつつ、 また、機械的耐久性の基準に対しての適合およびクラウンの美観に対しての適合 を保証し得るようキャップ形状の最適化を保証しつつ、キャップおよびクラウン の形状を規定できるような、義歯の製造方法を提供することである。 上記目的を達成するため、本発明による方法は、少なくとも、一方においては 、人体の設置領域(インプラント領域)上に設置することを意図した義歯用キャ ップと、他方においては、このキャップによって支持された義歯用クラウンと、 を具備してなる義歯を製造し得るものである。 本発明による方法においては、 −設置領域の3次元デジタル表現を形成し、 −設置領域の3次元デジタル表現に基づいて、および、義歯の挿入およびシール に関連した規則を考慮して、キャップの内面に対応した、義歯の内面の3次元デ ジタル表現を決定し、 −義歯の周辺環境パラメータに基づいて、および、キャップの内面をなす、義歯 の内面の3次元デジタル表現に起因する制約を考慮して、義歯の外面の3次元デ ジタル表現を決定し、 −義歯の外面の3次元デジタル表現に基づいて、および、義歯の内面の3次元デ ジタル表現を考慮して、および、特に厚さのような機械的耐久性に関する基準を 考慮して、および、美的基準を考慮して、キャップの外面の3次元デジタル表現 を決定する。 したがって、本発明による方法は、長期信頼性を有した義歯が得られるよう、 設置領域の解剖学的形状を考慮したおよび義歯の外面を考慮したおよびクラウン の製造基準を考慮した、キャップを形成することができるという利点を有してい る。本発明の主題は、また、義歯を実際に製造する必要なく、臨床情報に基づい て、信頼性と美観とを満たすようなキャップおよびクラウンを形成し得るかどう かを、決定できるという利点を有している。よって、このような方法であれば、 クラウンの製造条件の関数として、キャップ形状を選択して適合させることがで きる。 様々な他の特徴点は、添付図面を参照した、非制限的な例示としての、本発明 の主題の実施形態および実施を示した、以下の説明により、明瞭となるであろう 。 図1は、適用すべき歯に対して義歯を装着する方法を概略的に示す図である。 図2〜図4は、本発明による方法の各特徴的ステップのそれぞれを概略的に示 す図である。 図5は、図4において行われるステップを示す斜視図である。 図6および図7は、本発明による方法の他のステップを示す、それそれ断面図 および斜視図である。 図8は、製造されるべき義歯の実施形態を示す斜視図である。 図9は、本発明による方法の他のステップを示す断面図である。 図10および図11は、本発明による方法によって得られた、義歯の各部材の 実施形態を示す図である。 図12は、本発明による方法のある利点を示す断面図である。 図1は、本発明による義歯2を適用する歯1の例を示している。義歯2は、義 歯取付用のキャップ3と、キャップ3の上に取り付けるためのクラウン4と、を 備えて構成されている。 図1のタイプの義歯を製造するために、歯1は、従来と同様にして、義歯が適 用されるべく準備がなされる。図示の例においては、適用を受ける歯1は、義歯 2のための設置領域5を有している。図示の例においては、設置領域5は、断端 とされている。人体のうちの、設置領域5として使用される部分は、例えばキャ ビティまたは断端なしの状態(ブリッジの場合)といったような様々な形態とす ることができることは、もちろんである。 図2においてさらに明瞭に示すように、本発明による方法においては、型材6 を使用して、少なくとも設置領域5の陰型を形成する。型材6は、当業者には公 知であるようにして形成され、これにより、設置領域5を表した少なくとも1つ の形状が得られる。図示の例においては、特に、断端を表した少なくとも1つの 形状が得られる。設置領域に特に関連した臨床状況が知られているかどうかは別 として、例えば、隣接する歯1a、1bの位置に関する情報、および/または、 静止状態におけるおよび/または噛み合わせ状態における対抗歯に関する情報、 といった義歯の製造に関連したすべての臨床情報が集められる。したがって、本 方法のこのステップは、1回または複数回の型取り操作によって、および、でき る限りの臨床的および/または形状的測定(下顎の運動、笑顔のライン、等)に よって、患者の口腔内における設置に関連した情報および義歯の取付に関する情 報を集めることを目的としている。 型取られた陰型6に基づいて、本発明による方法においては、少なくとも設置 領域5のデジタル化された3次元表現R1を確立する。図3に示すような、設置 領域のデジタル化された表現R1は、設置領域5の3次元的認識を得るために、 型取られた陰型6の測定を行い得るようなセンサとりわけ光学的センサを使用し て、得られる。測定は、断端の形状に対応した形状に対して型材6によって形成 された陰型に対して、あるいは、断端を表すとともに陰型6から形成された陽型 に対して、直接的に行うことができることに注意された。使用されたセンサは、 変換の後に、測定結果をコンピュータに対して伝達する。コンピュータは、設置 領域5を特徴づけるためのデジタル3次元データを貯蔵する。スクリーンが設置 されているコンピュータは、設置領域5の3次元表現R1を表示する。設置領域 5の周囲環境に関しての臨床情報が得られた場合には、例えば隣接する歯に関し 請求の範囲 1.少なくとも、人体の設置領域(5)上に設置することを意図した義歯用キャ ップ(3)と、このキャップによって支持された義歯用クラウン(4)と、を具 備してなる義歯を製造するための方法であって、 −前記設置領域の3次元デジタル表現(R1)を形成し、 −前記設置領域の前記3次元デジタル表現(R1)に基づいて、および、義歯の 挿入およびシールに関連した規則を考慮して、キャップの内面に対応した、義歯 の内面の3次元デジタル表現(R1c)を決定し、 −義歯の周辺環境パラメータに基づいて、および、キャップの内面をなす、義歯 の内面の前記3次元デジタル表現(R1c)に起因する制約を考慮して、義歯の外 面の3次元デジタル表現(R2)を決定し、 −義歯の外面の前記3次元デジタル表現(R2)に基づいて、および、義歯の内 面の前記3次元デジタル表現(R1c)を考慮して、および、特に厚さのような機 械的耐久性に関する基準を考慮して、および、美的基準を考慮して、キャップの 外面の3次元デジタル表現(R3)を決定することを特徴とする義歯の製造方法 。 2.請求項1記載の方法において、 −キャップの外面の前記3次元デジタル表現(R3)に基づいて、および、キャ ップ上へのクラウンの挿入およびシールに関する規則を考慮して、クラウンの内 面の3次元デジタル表現(R4a)を決定し、 −義歯の外面の前記3次元デジタル表現(R2)に基づいて、および、クラウン の内面の前記3次元デジタル表現(R4a)の外部境界を考慮して、クラウンの外 面の3次元デジタル表現(R4)を決定することを特徴とする方法。 3.請求項1記載の方法において、 キャップの外面の前記3次元デジタル表現(R3)の決定結果に基づいて、お よび、義歯の内面の前記3次元デジタル表現(R1c)の決定結果に基づいて、対 応した義歯用キャップ(3)を製造することを特徴とする方法。 4.請求項1または2記載の方法において、 クラウンの内面の前記3次元デジタル表現(R4a)の決定結果に基づいて、お よび、クラウンの外面の前記3次元デジタル表現(R4)の決定結果に基づいて 、対応した義歯用クラウン(4)を製造することを特徴とする方法。 5.請求項1〜4のいずれかに記載の方法において、 −前記3次元デジタル表現(R2)により決定された義歯の外面よりも少なくと も局所的に過小寸法とすることによって、キャップの外面の3次元デジタル表現 (R3)を決定し、 −前記義歯用キャップの製造後にこの義歯用キャップ(3)上に材料を追加する ことにより義歯用クラウン(4)を製造することを特徴とする方法。 6.請求項1〜5のいずれかに記載の方法において、 −前記3次元デジタル表現(R2)により決定された義歯の外面よりも少なくと も局所的に過大寸法とすることによって、キャップの外面の3次元デジタル表現 (R3)を決定し、 −前記義歯用キャップの製造後にこの義歯用キャップ(3)上から材料を除去す ることにより義歯用クラウン(4)を製造することを特徴とする方法。 7.請求項1〜6のいずれかに記載の方法において、 様々な構成部材を有した、複数の義歯を製造することを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 ロレ,ギュイ フランス国 69004 リヨン リュ デン フェール ロシュロー 31

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも、人体の設置領域(5)上に設置することを意図した義歯用キャ ップ(3)と、このキャップによって支持された義歯用クラウン(4)と、を具 備してなる義歯を製造するための方法であって、 −型取ることによって前記設置領域の陰型(6)を獲得し、 −前記型取った陰型(6)に基づいて、前記設置領域の3次元デジタル表現(R1 )を形成し、 −前記設置領域の前記3次元デジタル表現(R1)に基づいて、および、義歯の 挿入およびシールに関連した規則を考慮して、義歯の内面の3次元デジタル表現 (R1c)を決定し、 −義歯の周辺環境パラメータに基づいて、および、義歯の内面の前記3次元デジ タル表現(R1c)に基づいて、義歯の外面の3次元デジタル表現(R2)を決定 し、 −義歯の外面の前記3次元デジタル表現(R2)および義歯の内面の前記3次元 デジタル表現(R1c)に基づいて、および、機械的耐久性と前記クラウンが満た すべき美的外観とに関する基準を考慮して、キャップの外面の3次元デジタル表 現(R3)を決定する、 ことを実施することを特徴とする義歯の製造方法。 2.請求項1記載の方法において、 −キャップの外面の前記3次元デジタル表現(R3)に基づいて、および、キャ ップ上へのクラウンの挿入およびシールに関する規則を考慮して、クラウンの内 面の3次元デジタル表現(R4a)を決定し、 −義歯の外面の前記3次元デジタル表現(R2)に基づいて、および、クラウン の内面の前記3次元デジタル表現(R4a)の外部境界を考慮して、クラウンの外 面の3次元デジタル表現(R4)を決定することを特徴とする方法。 3.請求項1記載の方法において、 キャップの外面の前記3次元デジタル表現(R3)の決定結果に基づいて、お よび、義歯の内面の前記3次元デジタル表現(R1c)の決定結果に基づいて、対 応した義歯用キャップ(3)を製造することを特徴とする方法。 4.請求項1または2記載の方法において、 クラウンの内面の前記3次元デジタル表現(R4a)の決定結果に基づいて、お よび、クラウンの外面の前記3次元デジタル表現(R4)の決定結果に基づいて 、対応した義歯用クラウン(4)を製造することを特徴とする方法。 5.請求項1〜4のいずれかに記載の方法において、 −前記3次元デジタル表現(R2)により決定された義歯の外面よりも少なくと も局所的に過小寸法とすることによって、キャツプの外面の3次元デジタル表現 (R3)を決定し、 −前記義歯用キャップの製造後にこの義歯用キャップ(3)上に材料を追加する ことにより義歯用クラウン(4)を製造することを特徴とする方法。 6.請求項1〜5のいずれかに記載の方法において、 −前記3次元デジタル表現(R2)により決定された義歯の外面よりも少なくと も局所的に過大寸法とすることによって、キャップの外面の3次元デジタル表現 (R3)を決定し、 −前記義歯用キャップの製造後にこの義歯用キャップ(3)上から材料を除去す ることにより義歯用クラウン(4)を製造することを特徴とする方法。 7.請求項1〜6のいずれかに記載の方法において、 様々な構成部材を有した、複数の義歯を製造することを特徴とする方法。
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