JP2001505737A - フィールド識別システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ディジタルテレビジョン信号は２フィールドの連続的フレームを含み、各フィールドは３１３のデータセグメントを含み、各フィールド中の第１データセグメントはフィールドシンクとして機能する。フィールドシンクセグメントは、５１１疑似乱数（ＰＮ）系列と、３つの６３ＰＮ系列を含み、６３ＰＮ系列の中央のものは連続するフィールドで極性が反転する。リファレンスデータセグメントが各データセグメント中の５１１ＰＮ系列と比較され、最小数のエラーを有するデータセグメントがフィールド中の第１データセグメントとして識別される。リファレンス信号の対応する部分が、識別された第１データセグメント中の中央の６３ＰＮ系列と比較され、最小数のエラーを有するものがフレーム中の第１セグメントと決定される。信頼カウンタを使用して信頼性の高い決定を確実にする。

Description

【発明の詳細な説明】 フィールド識別システム 本発明は一般的にテレビジョン受信機に関し、特にディジタルテレビジョン受 信機において使用されるフィールド識別システムに関する。 アドバンスド・テレビジョン・システムは、近年、ＦＣＣにより、米国におい て高精細度テレビジョン(ＨＤＴＶ)及び残留側波帯(ＶＳＢ)伝送を取り入れたよ り低い解像度のＨＤＴＶ信号について使用するために採用された。ＶＳＢ伝送シ ステムは、地上モード及びケーブルモードの両者においてデータフレームにより 特徴付けられ、そのデータフレームは各々が３１３セグメントの２つのデータフ ィールドから構成され、各データセグメントは８３２個のマルチレベルシンボル を含む。各フィールドの第１のデータセグメントはデータフィールドシンクセグ メントであり、各データセグメントは４個のシンボルデータセグメントシンクを 先頭とし、それに８２８個のデータ及び前方データ補正シンボルが続く。（現在 では、データフィールドシンクセグメントは前方エラー補正シンボルを含まない 。）フィールド及びセグメントシンクシンボルは、ＡＴＶ受信機におけるデータ の再生を容易にし、フィールド及びセグメントのためのタイミング信号を提供す る。また、各フィールドシンクセグメントはＶＳＢモードを識別するための情報 を含む。 伝送は、搬送波阻止変調により行われる。下側帯域端から３１０キロヘルツに おいて、ＶＳＢ受信機がキャリアロックを達成するために使用する小さなＤＣパ イロットを信号に付加する。バーストエラーに対する付加的な保護のために、デ ータ及び前方エラー補正(Ｆ ＥＣ)バイトはランダム化され、インターリーブされる。 シンボルレートは約１０．７６ＭＨｚである。シンクシンボルは常に２つのレ ベルである。地上モードでは、８レベルのトレリス符号化シンボル（１シンボル について３ビット）が送信され、ケーブルモードでは１６／８／４／２レベルの シンボル（それぞれ１シンボルについて４／３／２／１ビット）が使用される。 既述のように、各フィールドではデータフィールドシンクセグメントが先頭に ある。上記の係属中の出願に完全に記載されるように、データフィールドシンク セグメントは、比較的長い（５１１シンボル）の疑似乱数系列と、それに続く３ つの比較的短い（６３シンボル）疑似乱数系列とにより特徴付けられる。３つの 短い疑似乱数系列の中間の系列は連続するフィールドで極性が反転する。比較的 長い疑似乱数系列と３つの比較的短い疑似乱数系列は地上放送応用においてイコ ライザトレーニング信号として使用され、比較的短い疑似乱数系列のうちの１つ は、ケーブル環境下などのより恵まれた応用においてイコライザトレーニング信 号として使用される。 いくつかの応用では、フレーム中の第１フィールドを識別可能であることが有 益である。本発明においては、反転極性の中央の６３疑似乱数（ＰＮ）系列の存 在をその目的のために使用する。 本発明の第１の観点は、２フィールドのフレームのうちの第１フィールドを識 別するための単純で低コストな方法を含む新規なフィールド識別システムを提供 することにある。 従って、本発明は、各フィールドが対応する各セグメントにおいて同一の長い ＰＮ系列及び僅かに異なる短いＰＮ系列を含む場合において、反復性データセグ メントのフレーム中の第１及び第２フィールドを識別する方法であって、長いＰ Ｎ系列に対応する各セグメントの部分をリファレンスセグメントと比較して、各 フィールド中 のＰＮ系列を有する１つのセグメントを発見する工程と、及び、発見されたセグ メント中の短いＰＮ系列をリファレンスセグメントの対応する部分と比較して第 １及び第２フィールドを識別する工程と、を有する方法を提供する。 本発明の更なる観点及び長所は、添付図面との関連において本発明の好適な実 施形態の以下の記述を読むことにより明確となり、添付図面において、 図１は、本発明を取り入れたテレビジョン受信機の単純化したブロック図であ り、 図２は、１つの長いＰＮ系列及び３つの短いＰＮ系列を有するフィールドセグ メントシンク信号を示し、 図３は、本発明の単純化された概略図であり、及び 図４は、図３に示す回路の動作を説明するために有益な一連の波形図である。 図１は本発明に従って構成されたテレビジョン受信機１０を示す。 チューナ／ＩＦ及び復調器１２は、地上波として又はケーブルを通じて、マルチ レベルディジタル信号を受信し、それを中間周波数信号に変換し、それを復調し 、復調信号をアナログ・ディジタル（Ａ／Ｄ）変換器１４に送り、そこで信号は 対応するシンボルレベルの系列に変換される。Ａ／Ｄ１４は信号をＤＣ除去回路 １５へ送り、そこで信号中の直流が除去される。ＤＣ除去回路１５からの信号は ポストコーム（postcomb）及びスライサ１６と、利得増加及び利得減少電圧をブ ロック１２に送るＡＧＣ回路１７と、フレームシンク再生回路１６と、セグメン トジンク再生回路２７とへ送られる。ポストコームは、共チャンネルＮＴＳＣ信 号からの妨害を最小化するためのフィルタを含む。ポストコム及びスライサ１６ の出力はイコライザ及び位相トラッカー１８へ送られ、そこで既知の手法でト ラッキングエラーを補償するために等化され、例えば米国特許第5,406,587号に 記載される手法で位相トラッキングされる。イコライザは信号をＭＰＥＧ−２（ モーション・ピクチャー・エキスパート・グループ）トランスポートデコーダ２ ０へ送り、そこで信号のプリコーディング、データをバイト又はワードの形態に 変換するためのシンボル復号化、データの畳み込みデインタリーブ、データの前 方エラー補正及びデランダマイゼーション、並びにビデオ及びオーディオデータ ストリームへの変換を含む多くの処理が行われる。ブロック２０の出力は、受信 ディジタルテレビジョン信号中のビデオ及び付随するオーディオを再生するため の既知の手法によりさらに処理される。タイミングブロック２４はシンク再生回 路２６及び２７から情報を受け取り、データ再生で使用するタイミング信号をシ ンボル周波数からカウントダウンすることにより提供する。タイミングブロック ２４により制御されるフィールドセグメントリファレンス発生器２８は、セグメ ントシンク再生により決定される適切な時間において、各データセグメントにつ いてのリファレンスを発生し、そのリファレンスは各フィールドの第１セグメン ト中の既知のフィールドシンク信号に対応する。理解されるように、各データセ グメントについてのリファレンスは、各フィールド中の第１データセグメント（ 即ち、リファレンスに最も類似するセグメント）、及び、本発明によれば各フレ ーム中の番号１のデータセグメントを決定するために使用される。以下に説明す るように、フレームシンク再生回路２６は、フィールド同期及びフレーム同期の 両者が得られた時にFld/Fr（フィールド／フレーム）ロック信号を生成する。 図２は、フィールドシンクデータセグメントの構成及び対応するシンボルレベ ルを示し、シンボルレベルは−７から＋７の範囲である。４シンボルのデータセ グメントシンクに続いて５１１ＰＮ系列 があり、それに続いて３つの６３ＰＮ系列があり、３つの６３ＰＮ系列の中央の 系列は連続するフィールドで極性が反転する。本発明において、反転極性の６３ ＰＮ系列は、２つのフィールドを識別するために使用される。２４シンボルのＶ ＳＢモード、９２の反転シンボル及び１２のプリコードシンボルは本発明との関 連では説明は不要である。シンボルレベルへのフィルタ１６（使用される場合） の影響を補償するための適当な修正を伴って、セグメントフィールドリファレン ス発生器２８の出力は、図２に示す全てのセグメントについてフィールドシンク セグメントを複製することを述べておく。 また、リファレンスは、中央の６３ＰＮ系列の極性の一方のみと適合することが 理解されるべきである。 図３は、本発明により構成されるフレームシンク再生回路の単純化された概略 図を示す。タイミングブロック２４はシンボルカウンタから入力を受け取り、セ グメントカウンタ４２から入力を受け取り、フレーム信号Ｆｒの入力を受け取る 。シンボルカウンタは、米国特許第5,416,524号の教示に従う受信信号に同期し ている。タイミングブロック２４は、フィールド極性イネーブル信号FldPolEn、 １フィールド信号FldlS、一組のゲート信号Egate及びEClr、フイールド信号Fld 、フレームリセット信号FR、セグメントエラーイネーブル信号SegErrEn、セグメ ントフィールドリファレンスロード信号SegFldRefLd、及びシステムリセット信 号SMRを生成する。比較器３０は、スライサ１６から２ビット信号（又は符号ビ ット）を受け取り、リファレンス発生器２８からセグメントフィールドリファレ ンス信号を受け取る。比較器３０の出力はＡＮＤゲート３２の１つの入力に供給 され、ＡＮＤゲート３２の他方の入力にはゲート信号Egateが供給される。リフ ァレンス発生器２８は信号SegFldRefLdにより同期され、到来するデータセグメ ントの各々 と一致する適当な時間にリファレンスをロードする。リファレンスは比較器３０ において各データセグメントと比較されるが、Egateにより決定される比較の一 部のみが使用される。ゲート３２は、信号EClrによりクリアされるエラーカウン タ３４に信号供給する。エラーカウンタ３４は、リファレンスの個々のシンボル と入力信号との比較における不一致(エラー)をカウントするように機能する。エ ラーカウンタ３４の出力は、比較された信号部分間の最小数のエラーを発見する ための１組の回路構成に与えられる。理解されるように、１つの比較される部分 は５１１ＰＮ系列であり、他方は中央の６３ＰＮ系列である。５１１ＰＮ系列の 比較される部分は、比較器３６並びにＤフリップフロップの形態の２つのレジス タ３８及び４０により処理される。（６３ＰＮ系列の比較される部分は、比較器 ７４並びに１組のレジスタ７２及び７４の同様の組み合わせにより処理される。 ）比較は５１１系列のみに限定されないことが当業者には理解されるであろう。 本発明は、各フィールド内で最初又は最後の６３ＰＮ系列を中央の系列と比較す ることも考慮している。レジスタ４０はEClrによりリセットされ、SegErrEnによ りイネーブルされる。レジスタ４０のＱ出力は、レジスタ３８のイネーブル入力 とレジスタ４４のイネーブル入力へ接続され、レジスタ４４はセグメントカウン タ４２の出力から信号供給される。セグメントカウンタ４２は、シンボルクロッ クの入力と、シンボルイネーブル信号Senと、マスターリセット信号MRとを供給 される。その名前が示すように、セグメントカウンタ４２は受信信号中のセグメ ント（１から３１３）をフィールド毎にカウントする。 セグメントカウンタレジスタ４４は、そのＱ出力が別のレジスタ４６のＤ入力 に接続され、レジスタ４６のＱ出力は１組の比較器４８及び５０各々の１つの入 力に信号供給する。比較器４８及び５０ の他方の入力はそれぞれセグメントカウンタ４２及びレジスタ４４のＱ出力から 信号供給を受ける。比較器５０の出力はフィールド信頼カウンタ５２に接続され 、フィールド信頼カウンタ５２はFld信号によりイネーブルされ、ＡＮＤゲート ６４からの信号によりクリアされる。ＡＮＤゲート６４は任意的セグメントロッ ク信号及びチャンネル変更信号を受け取る。フィールド信頼カウンタ５２は、４ 入力ＡＮＤゲート５４に接続された第１出力と、インバータ６０へ接続された第 ２出力と、ＲＳフリップフロップ６６のＲ入力及びＡＮＤゲート６８に接続され た第３出力と、ＲＳフリップフロップ６６のＳ入力及びＡＮＤゲート４５に接続 された第４出力と、を有する。FldlS信号は、ＡＮＤゲート４５の他の入力に適 用され、及び、レジスタ３８のリセット信号として適用される。ＡＮＤゲート４ ５の出力は、レジスタ４６及びＲＳフリップフロップ６６をイネーブルする。 ４入力ゲート５４への別の入力には比較器４８の出力が供給される。そのゲー トへの第３の入力は、タイミングブロック２４からのシステムマスターリセット 信号SMRである。第４の入力は、フリップフロップ５８からのＱ出力であり、フ リップフロップ５８はフリップフロップ５６とともに“ワンタイム（one time ）”回路を構成する。フィールド信頼カウンタ５２からのプリセットは、インバ ータ６０を通じてフリップフロップ５８へ供給される。フリップフロップ５８は フリップフロップ５６からのＱ出力によりイネーブルされ、フリップフロップ５ ６はMR信号を作る。 FldPolEn信号は、１シンボル遅延フリップフロップ７０と、レジスタ７６のイ ネーブル入力とへ適用される。フリップフロップ７０のＱ出力はレジスタ７２の イネーブル入力に接続される。レジスタ７６のＱ出力は排他的論理和NORゲート ７８の１つの入力に接 続され、NORゲート７８の出力はフレーム信頼カウンタ８４を動作させる。フレ ーム信頼カウンタ８４はフリップフロップ８２のＱ出力によりイネーブルされ、 フリップフロップ８２のＤ入力はFld信号を受け取る。フレーム信頼カウンタ８ ４の出力は、ゲート６８及びＴ型フリップフロップ８０のＴ入力に接続され、Ｔ 型フリップフロップ８０のフレーム信号Frの出力はゲート７８に接続される。 回路の動作を説明するにあたって、図４の図を参照することが便利である。そ の構成は、各データセグメントを発生器２８からのリファレンスと連続的に比較 することにより、（フィールドシンク信号を含む）第１データセグメントを決定 する。比較はシンボル毎であり、比較器３０により行われる。図４のEgate信号 はゲート３２にクロック供給し、その結果、５１１ＰＮ系列及び中央の６３ＰＮ 系列に対応する比較のみが使用される。３１３のセグメント毎に、レジスタ３８ にはプリセットがロードされ、そのプリセットはいずれかのセグメントで生じる 最大エラーカウント値より大きい。これは、リファレンスと比較されたエラーの シンボルに対応し、好適な実施形態では１６進数１ＦＦに等しい。各セグメント 中のエラーがカウントされるので、レジスタ３８内の値は、記憶された値より小 さいセグメントエラーが発見された時にのみ変更される。プリセット値はセグメ ント中の起こりうるエラー数より大きいので、レジスタ３８内の値は最初のセグ メント比較において常に変更される。その後、レジスタ３８中の値は、３１３の セグメントのグループにおいて、より少ないエラーを有するセグメントに出会っ た時にのみ変更される。３１３のセグメントの各グループの最後において、並び にノイズの無い時に、レジスタ３８は、フィールド中の番号１のセグメントに対 応する最小のエラーカウント値を含むべきである。それは生成されたリファレン スと等しいフィールドシンクを含むので そうなる。 信号EClrは、Egateの前後でエラーカウンタ３４をリセットし、５１１ＰＮ系 列の比較中に蓄積されるエラーがエラー曲線により示される。レジスタ３８内の 累積エラーの最小値が、セグメントカウンタ４２により提供される対応するセグ メント番号と一組にされ、このセグメントは、セグメントカウンタがMRリセット 信号によりクリアされる時に番号１のセグメントとなる。 フィールド信頼カウンタは、次のフィールド中の最小の数のエラーを有するセ グメントが、先行するフィールド中の対応するセグメントとして識別されるたび に増加する。FldPolEn信号を使用して６３ＰＮ系列の比較を行う。比較回路は、 フリップフロップ７０、レジスタ７２及び７６、並びに比較器７４からなる。比 較は常に行われているが、測定値はフレームカウンタが解放された時のみ考慮さ れる。図４に示すように、FldPolEnパルスは、中央の６３ＰＮ系列の比較結果の みをサンプルし、５１１ＰＮ系列の比較を無視する。従って、各フィールド中の 第１セグメントのみが相互に比較され、リファレンスフィールドセグメント中の 中央の６３ＰＮ系列の極性は固定であるので最小数のエラーを有するものを容易 に決定することができる。こうして、フレーム中の実際の番号１のセグメントを フレーム中の番号３１４のセグメントと区別することができる。フレームの決定 を使用してフレーム信頼カウンタ６８を増加させ、それは１つの識別後に、フィ ールド及びフレームのロックが達成されたことを示すFld/Frロック信号の生成を 生じさせる。 ポストコーミング（postcombing）の存在がEgateの開始の変更を必要とし、比 較された５１１ＰＮ系列中のシンボルの第１グループに対するポストコーミング の影響が放棄されることを確実とすることが当業者には理解されるであろう。 要約すると、セグメント毎のエラー又は不一致をリファレンスと比較して最小 数のエラーを含むセグメントを決定する。３１３のセグメントの各グループの最 初において、レジスタ３８には最大値がロードされ、比較されるまさに最初のセ グメントにおいてより小さい値が発見されることを確実にする。その後、レジス タ３８内の記憶値より小さいあらゆる新らしい値が記憶された値と置き換えられ る。次に、フィールド中の最小数のエラーを含むセグメント番号がセグメントレ ジスタ４６に記憶される。 次のフィールドでは、最小のエラー値が発見されたセグメント番号が先行する フィールドについてのセグメント番号と一致した場合、フィールド信頼カウンタ がカウントアップする。セグメント番号が異なる場合、信頼カウンタはカウント ダウンする。決定されたセグメント番号は、信頼カウンタがゼロに達した場合に のみ変更され、それはまたチャンネル変更が生じるたびにリセットによっても生 じる。フィールド信頼カウンタがカウント値２に達すると、フレーム信頼カウン タがイネーブルされる。フィールド信頼カウンタがカウント値４に達するとフィ ールドロックが達成される。フィールド信頼カウンタは最大値１６までカウント アップし、そこでカウント値は保持され、即ち、進まない。 フレーム信頼カウンタ８４は、Ｔ型フリップフロップ８０が比較器３６の出力 と同相である時にカウントアップする。フレーム信頼カウンタがカウント値１に 達すると、フレームロックが達成され、組み合わされたフィールド及びフレーム のロック条件がフイールド及びフレームロック信号Fld/Frを生成する。 フィールド信頼カウンタがカウント値２に達すると、セグメントカウンタリセ ット回路がイネーブルされる。セグメントカウンタ４２は、現在のフィールドの セグメント番号がレジスタ４６に記憶さ れているセグメント番号と一致する時にリセットされる。この時、レジスタ４６ に記憶された最小エラーセグメント番号が番号１になる。マスターリセット信号 MRはレジスタ４６に００１をロードし、ワンショットリセット回路は、信頼カウ ンタがゼロまでカウントダウンし、２までカウントアップして戻らない限り、再 度リセットが生じることを防止する。 最後に、比較器７４は、中央の６３ＰＮ系列を測定するエラーカウンタ３４の 結果を、１フィールド前に得られたものと比較する。２フィールドのフレームの フィールド１で最小エラー値が得られ、フレームのフィールド２で最大エラー値 が得られる。これは、中央の６３ＰＮ系列はリファレンスフィールドセグメント の中央６３ＰＮ系列のそれから反転しているからである。従って、フィールド１ はフィールド２と区別される。 ２フィールドフレームの第１フィールドを決定する新規な構成を記述した。本 発明の真の精神及び範囲から外れることなく、当業者には記述された実施形態に おける多くの変更が生じうることが理解される。本発明は請求の範囲の規定によ ってのみ限定されるべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．反復性データセグメントのフレーム中の第１及び第２のフィールドを識別す る方法であって、各フィールドは、セグメントの対応するものにおいて同一の長 いＰＮ系列と僅かに異なる短いＰＮ系列とを含み、 各セグメントの長いＰＮ系列と一致する部分をリファレンスセグメントと比較 して、ＰＮ系列を有する各フィールド中の１つのセグメントを発見する工程と、 及び 発見されたセグメント中の短いＰＮ系列をリファレンスセグメントの一致する 部分と比較して第１及び第２のフィールドを識別する工程と、を有する方法。 ２．データセグメントはマルチレベルシンボルを含み、前記比較はシンボル毎に 行われ、前記方法はさらに、リファレンスセグメントと比較され、最小数のシン ボルエラーを有する比較されたセグメントを発見することによりＰＮ系列を有す るセグメントを決定する工程を有する請求項１に記載の方法。 ３．連続するフィールド中の短いＰＮ系列は反対の極性を有し、リファレンスセ グメントの一致する部分は固定の極性を有する請求項１又は２に記載の方法。 ４．２つのフィールド又は反復性データセグメントの形態のデータを受信する手 段を含むフレーム識別システムであって、各フィールドの対応する１つのデータ セグメントは第１データ系列と第２データ系列とを含み、前記第１データ系列は 同一であり、第２データ系 列は異なり、リファレンスデータ系列は、前記第１データ系列と同一の第１部分 及び前記第２データ系列の１つと同一の第２部分を有し、前記システムは、 前記データセグメントを前記リファレンスデータ系列の前記第１部分と比較し て前記フィールドの各々における前記１つの第１セグメントを識別する第１の手 段と、及び 前記識別された第１データセグメント中の前記第２データ系列を前記リファレ ンスデータ系列の前記第２部分と比較して個々のフィールドを識別する第２手段 と、を有するシステム。 ５．前記データセグメントはマルチレベルシンボルを含み、前記第１及び第２の 比較手段は、前記第１及び第２データ系列中の個々のシンボルを、前記リファレ ンスデータ系列中の対応するシンボルと比較する請求項４に記載のシステム。 ６．シンボルエラーをカウントするエラーカウンタと、データセグメント中のシ ンボルエラーの最小数を記録するとともに前記各フィールド中の対応するセグメ ント番号を記憶するレジスタ手段と、及び、前記エラーカウンタの動作を前記第 １及び第２部分に制限する信号手段と、を有する請求項４又は５に記載のシステ ム。 ７．前記第１データ系列は比較的長く、前記第２データ系列は比較的短く、前記 第２データ系列は連続するフィールドにおいて極性が反転し、前記システムは、 前記比較的長い第１データ系列が生じている間に前記第１比較手段を動作可能と し、前記比較的短い第２データ系列が生じている間に前記第２比較手段を動作可 能とする手段を有する請求項６に記載のシステム。 ８．フィールド信頼カウンタと、フレーム信頼カウンタと、前記各フィールド中 の前記第１セグメントの連続的な同一決定に応じて、及び、前記各フィールドの 同一性の連続的な同一決定に応じて、前記信頼カウンタを増加させる手段と、を 有する請求項６に記載のシステム。