JP2001504310A - 遠隔使用者との通信確立方法 - Google Patents

遠隔使用者との通信確立方法

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Abstract

(57)【要約】 遠隔移動使用者端末(16)と交信する方法は、地球軌道周回衛星(14)を介した衛星アクセスノード(12)からの第1信号送信を使用して遠隔局に交信する第1試行を行うことを具備し、第1送信は(音声、電子メール、ショートメッセージのような)複数の異なるタイプの内の1つのタイプであり、該送信は、第1の度合いのペネトレーションを使用者端末において達成するように構成されており、もし、第1交信試行の受信の承認が受信されないならば、第2交信試行(HPN)が、第2信号送信を使用して行われる。それによって、第1信号送信よりも大きな度合いの第2ペネトレーションを使用者端末において達成する。第2信号送信は、第1信号送信のタイプに基づいて選択された(第1交信試行に関する)ショートメッセージを具備する。第2交信試行のショートメッセージは、メッセージセンターHPNSC(24)から得られ、かつ、第1送信のタイプに依存して選択される。

Description

【発明の詳細な説明】 遠隔使用者との通信確立方法 発明の技術分野 本発明は、通信方法および通信装置に関し、特に、移動通信システムにおける 使用のための通信方法および通信装置に関する。 背景 地上セルラー通信システムは、上記技術分野においてよく知られており、かつ 、(GSM規格およびPCN規格のように)これらのシステムに対して様々な信 号送信プロトコルを定義する多数の規格が存在する。これらの規格の詳細は、例 えば、Gordon White,Butterworth Heinemannによる”Hobile Radio Technology ”(1994年)に与えられている。GSMシステムおよびPCNシステムは、 デジタル通信システムであり、かつ、音声通信に加えて、ページングおよびデー タ通信を可能とする。GSMシステムでは、移動端末へショートメッセージを送 信するために、ショートメッセージサービス(SMS)が提供されている。 (一群の衛星によって無線周波数リンクが提供される)移動衛星通信システム もまた提案されている。これらの衛星通信システムは、地上セルラーシステムよ りも大きな受信可能範囲を提供する。そのようなシステムの一例がICO(登録 商標)システムである。ICOシステムの特徴は、国際特許公開第95/287 47号明細書と国際特許公開第96/03814号明細書と英国特許公開第22 95296号公報とに記載されている。他の例としては、インマルサット(登録 商標)衛星システムとイリジウム(登録商標)衛星セルラーシステムとオデッセ イ(登録商標)システムとかある。インマルサット衛星システムは、CalcuttとT etleyとによる”Satellite Communications:Principles and Applications”( Edward Arnoldによって1994年に出版)に記載されている。イリジウム衛星 セルラーシステムは、例えば、欧州特許公開第0365885号公報に記載され ている。オデッセイシステムは、例えば、欧州特許公開第0510789号公 報と欧州特許公開第0575678号公報と欧州特許公開第0648027号公 報とに記載されている。 しかしながら、地上移動通信システムおよび衛星移動通信システムの両方にお いて、移動ユーザーと通信することは、常に可能というわけではない。なぜなら ば、移動使用者端末で受信される信号強度は、例えば、障害物またはマルチパス フェーディング(multi-path fading)によって、かなり減衰するからである。 さらに、例えば、使用者端末のアンテナは(最適位置では)収納されているかま たは展開されていないので、使用者端末の利得は低い。 衛星ページングシステムが、米国特許第5392451号公報に開示されてい る。該衛星ページングシステムでは、もし、呼受信機がページングメッセージの 受信を承認しないならば、より高い度合いの信号ペネトレーション(penetratio n:透過率)を使用者端末において達成するために、より高い送信電力でページ ング信号が繰り返される。 発明の概要 本発明は、交信の試みが失敗した場合に使用者へ明瞭なデータを提供する(使 用者端末と交信する)改良された方法を提供する。 大まかに言えば、本発明は、遠隔使用者端末と交信する方法であって、複数の 異なるタイプの内の1つのタイプの第1信号送信を使用して、遠隔局と交信する 第1試行を行い、該送信は、第1の度合いのペネトレーションを使用者端末にお いて達成するように構成され、もし、第1交信試行の受信の承認が受信されない ならば、第1の度合いのペネトレーションよりも大きな第2の度合いのペネトレ ーションを使用者端末において達成するために、第2信号送信を使用して第2の 交信試行を行い、第2信号送信は、第1信号送信のタイプに基づいて選択された 第1交信試行に関するデータを具備することを特徴とする方法を提供する。 異なるタイプの第1信号送信は、メッセージセンターからのショートメッセー ジと、加入局からの到来呼とを具備してもよい。到来呼に対しては、異なるタイ プの第1信号送信は、音声またはファクシミリまたは電子メールを具備してもよ い。 本発明の他の特徴によれば、第2交信試行を行う設備は、メッセージサービス センターとして提供される。メッセージサービスセンターは、その設備を改良す るために、現存するネットワークに追加されることができる。 本発明の特徴によれば、遠隔使用者端末と交信する遠距離通信装置であって、 遠距離通信信号を遠隔端末へ送信する送信機と、使用者端末と交信することを試 みるために、遠隔使用者端末において第1の度合いのペネトレーションで、遠隔 局への送信のために、異なるタイプの送信機の遠距離通信信号を送るよう動作す るスイッチングセンターと、速隔使用者端末において第1の度合いのペネトレー ションより大きな第2の度合いのペネトレーションで、使用者端末に交信するこ とを試みるために、遠隔局への送信のために、送信機へ送られるべきメッセージ 信号を生成するメッセージサービスセンター(24)とを具備することを特徴と する装置が提供される。 図面の簡単な説明 本発明の明細な実施形態が、添付図面を参照して、ここで説明される。添付図 面は以下の通りである。 図1は、本発明の実施形態における(ショートメッセージサービスセンターを 具備する)移動衛星システムネットワークの概要図である。 図2は、HPN信号の送信のシーケンス図である。該送信は、図1のネットワ ークにおいて、ショートメッセージを配達する試みが不成功である場合に続いて 起こる。 図3は、図2のシーケンスにおける高ペネトレーションチャネルフレームフォ ーマットの図である。 図4は、図1のネットワークにおける使用者端末の概要図である。 図5は、図3のフォーマットにおける高ペネトレーションメッセージスロット の幅と、該メッセージを受信するために必要なアクティブタイムウインドウの幅 とを示す図である。 図6は、図4の使用者端末によって適用される周波数信号取得ウインドウの図 である。 図7は、図1のネットワークにおける衛星の内の1つの衛星の概要図である。 ネットワーク 図1は、衛星通信ネットワークの一部を概要的に示す。該衛星通信ネットワー クは、ショートメッセージおよび高ペネトレーション通知メッセージの(移動使 用者への)通信のために使用される。 固定使用者2は、公衆サービス電話ネットワーク(PSTN)4へ接続されて いる。適切な番号をダイアルすることによって、固定使用者2は、PSTN4を 通して、ショートメッセージサービス(SMS)サービスセンター6へ接続され る。SMSサービスセンター6は、最も適切なネットワーク接続を選択すること によって、ショートメッセージの(移動使用者への)送信を制御する。ホームロ ケーションレジスタ(HLR)8と通信することによって、SMSサービスセン ター6は、電話された移動使用者に関する位置情報および顧客プロフィール情報 を得ることができる。 SMSサービスセンター6は、適切な通信リンクによって、(移動端末との通 信を可能にする)1または2以上の移動通信ネットワークへ接続される。例えば 、SMSサービスセンター6は、地上セルラーネットワークと移動衛星システム との両方に接続されている。該地上セルラーネットワークは、GSM規格に従い 、かつ、GSMショートメッセージサービスをサポートしている。また、SMS サービスセンター6は、移動端末が地上セルラーネットワークの範囲内に存在す るときには、地上セルラーネットワークを優先的に選択してもよい。 SMSサービスセンター6は、また、(例えば、地上セルラーネットワークま たは移動衛星システムを介して)移動使用者からショートメッセージ要求を受信 してもよい。 図1において、SMSサービスセンター6は、ICO(登録商標)のような移 動衛星システムに接続されている。該移動衛星システムは、(高ペネトレーショ ンメッセージ送信を含む)メッセージサービスを提供する。移動衛星システム( MSS)10は、複数の衛星アクセスノード12a,12bを具備する。衛星ア クセスノード12a,12bは、一群の衛星14a,14b,14cへの無線周 波数通信リンクを提供する。衛星14a,14b,14cの内の少なくともいく つかの衛星は、移動使用者端末16との見通し線内に存在し、かつ、衛星アクセ スノード12の内の1つの衛星アクセスノードと使用者端末16との間における ワイヤレス通信を可能にする。 英国特許公開第2295296号公報に開示された一例では、12個の衛星ア クセスノード12が世界中の最適位置に配置されている。該衛星群は、6時間で 一周する2つの軌道平面内の10個の動作衛星を具備する。各軌道平面は、赤道 に対して45度傾いている。各平面には、1つの予備衛星が設けられている。衛 星アクセスノード12および衛星14の配置は、移動衛星サービスに対して、全 世界的な受信可能範囲を提供する。イリジウム(登録商標)システムまたはイン マルサット(登録商標)システムまたはオデッセイ(登録商標)システムのよう な他の移動衛星システムか使用されてもよい。 各衛星アクセスノード12は、地上地球局(LES)18a,18bを具備す る。LES18a,18bは、複数指向性アンテナを有する。該アンテナは、視 界内に存在する(いくつかのまたは全ての)衛星14に追随する。各衛星アクセ スノード12は、また、移動衛星スイッチングセンター(MSSC)20を具備 する。MSSC20は、通信トラヒックを、他の衛星アクセスノードおよび(移 動衛星システムにアクセスすることを認可された第三者オペレータによって所有 される)ゲートウエーへ送る。SMSサービスセンター6は、そのような1ゲー トウエーの一例である。各MSSC20は、ビジターロケーションレジスタ(V LR)22に接続されている。VLR22は、(衛星アクセスノード12にログ オンされている)使用者端末16の詳細のデータベースを具備する。 HLR8から得られる情報は、使用者端末16が登録された衛星アクセスノー ド12を識別し、かつ、SMSサービスセンター6は、その情報に基づいて、適 切な衛星アクセスノード12へ、メッセージを送る。その衛星アクセスノード1 2では、移動衛星スイッチングセンター20が、使用者端末16の位置をより正 確に判断するために、かつ、どのタイプのメッセージサービスに使用者端末16 が加入しているのかを判断するために、VLR22から、より詳細な情報を取得 する。この情報は、衛星アクセスノード12が使用者端末16とどのようにして 通信するのかを判断する。該方法は、以下により詳細に議論される。高ペネトレーション通知 高ペネトレーション通知サービスは、高ペネトレーション通知(HPN)サー ビスセンター24によって制御される。HPNサービスセンター24は、各衛星 アクセスノード12のMSSC20およびLES18と通信する。 高ペネトレーション通知(HPN)は、ショートメッセージ(音声トラヒック またはデータトラヒック)のために使用されるリンクマージンよりも実質的によ り高いリンクマージンを用いて(1または2以上の衛星14によって)送信され るメッセージである。リンクマージンは、見通し線チャネル内のメッセージをデ コードするために十分必要な(雑音密度に対する)余分の信号エネルギーの比率 として定義される。 例えば、通常の音声チャネルおよびデータチャネルは、より低いペネトレーシ ョンを達成する。これらのチャネルは、操作状態中の携帯使用者端末によって受 信されるのに十分なリンクマージンを有する。上記操作状態中とは、衛星への直 接の見通し線内において、または、軽微なシャドウイング(shadowing)やフェ ーディング(fading)を伴って、アンテナが展開されている場合である。ショー トメッセージチャネルおよび制御チャネルは、非操作状態中の携帯使用者端末に よって受信されるのに十分なリンクマージンを有する。上記非操作状態とは、例 えば、スーツケース内にある場合、および/または、アンテナが収納されている 場合、および/または、中位/軽微な無線シャドウイングまたは無線フェーディ ング(即ち、中位ペネトレーション)の場合である。高ペネトレーション通知は 、他の如何なるトラヒックをも受信することができない状況にある使用者端末1 6へ情報を送信するために使用される。上記状況とは、例えば、使用者端末16 が、ビルの中に存在するとき、および、全ての衛星14のからの激しい無線シャ ドウイングまたは無線フェーディングにある場合、および、アンテナが収納され ている場合である。高ペネトレーション通知のリンクマージンは、このような環 境にある使用者端末による(データの)受信およびデコードを可能にするのに十 分なペネトレーションを与える。例えば、該リンクマージンは、28dBである 。該リンクマージンは、送信電力の関数であり、かつ、(畳み込み符号化のよう な)符号化によって更に増加されてもよい。 HPNSC24から配達されるHPNメッセージは、最初に試みられた交信試 行のタイプに依存して、および、到来呼(即ち、ファックス、音声、電子メール )のタイプに依存して、選択される。「最初に試みられた交信試行のタイプ」と は、即ち、第1交信試行が、ショートメッセージを配達するための試みであるの か、または、使用者端末への到来呼(即ち、移動終端呼)において交信するため の試みであるのか、ということである。HPNSC24は、HPNショートメッ セージを配達し、かつ、HPNSC24の構成は、従来のGSMのSMSのSC (例えば、サービスセンター6)に類似していてもよい。しかし、該構成は、H PNサービスのために使用されるショートメッセージを提供することに特化され ている。故に、HPんSC24は、(システムアーキテクチャの重大な変更を伴 わずに)実存するネットワークを改良する「ボルトオン(bolt-on)」アイテム として提供されることができる。それによって、ネットワークを(HPNサービ スを提供するように)改良する。HPNSC24が使用者端末16への様々なメ ッセージをどのようにして生成するのかに関する例が、ここで説明される。 ショートメッセージ失敗後のHPN 高ペネトレーション通知メッセージの使用の第1例が、図1および図2を参照 して、ここで説明される。ステップ30において、メッセージが、固定使用者2 からSMSサービスセンター6へ送られる。該メッセージは、(電話番号のよう な)識別子コードを含む。該識別子コードは、指定された受信者(この場合は、 使用者端末16)を識別する。ステップ32において、SMSサービスセンター 6は、使用者端末16を識別する情報を、ホームロケーションレジスタ8へ送る 。ホームロケーションレジスタ8は、(使用者端末16が登録されている衛星ア クセスノード12の識別子のような)経路決定情報を伴って応答する。ステップ 34において、SMSサービスセンター6は、メッセージを、使用者2から(ホ ームロケーションレジスタ8によって識別された衛星アクセスノード12の)移 動衛星スイッチングセンター20へ、使用者端末16を識別する情報と共に送る 。 ステップ36において、移動衛星スイッチングセンター20は、ビジターロケ ーションレジスタ22にアクセスし、かつ、使用者端末16の位置の詳細情報を 該ビジターロケーションレジスタ22から引き出し、かつ、使用者端末16の所 有者がショートメッセージサービスに加入しているか否かを判断する。ステップ 37において、メッセージが、使用者端末16の予測位置に関する情報と共に、 LES18へ送信される。 ステップ38において、LES18は、使用者端末16への(メッセージの) 送信を達成しそうな衛星を選択し、かつ、その時点において使用者端末16の位 置をカバーする(衛星14によって生成された)ビームを選択する。そして、該 メッセージは、選択された衛星14を介して、使用者端末16へ送信される。 LES18は、予め決定された期間t1以内に使用者端末16からメッセージ の承認が受信されるか否かを検出する。もし、そのような承認が受信されないな らば、ステップ40において、失敗信号が、移動衛星スイッチングセンター20 へ送信される。そして、ステップ42において、移動衛星スイッチングセンター 20は、失敗報告を、SMSサービスセンター6へ送信する。同様に、SMSサ ービスセンター6は、失敗報告44を、固定使用者2へ送ってもよい。ステップ 42における失敗報告に応答して、SMSサービスセンター6は、「使用者端末 16が、現在、ショートメッセージに応答していない」という情報を具備するよ う、HLR8を交信する。 ステップ40におけるページング失敗に応答して、移動衛星スイッチングセン ター20は、ステップ48において、該メッセージ内容を、HPNサービスセン ター24へ、HPN要求内で送る。そして、HPNサービスセンター24は、ス テップ50において、位置情報を、HPNメッセージを送信するために必要な他 の情報と共に、移動衛星スイッチングセンター20に要求する。移動衛星スイッ チングセンター20は、要求された情報を、ステップ52においてホームロケー ションレジスタ8から取得し、かつ、ステップ54においてビジターロケーショ ンレジスタ22から取得し、かつ、ステップ56においてLES18へ送信する 。 ステップ58において、HPNサービスセンター24は、HPNメッセージを 生成する。該HPNメッセージは、元のメッセージから得られる。HPNメッセ ージは、ステップ58において、LES18へ送信され、かつ、LES18は、 ステップ60において、該HPNメッセージを、使用者端末16へ送信する。ス テップ60における(HPNメッセージの)送信処理は、以下に、より詳細に説 明される。 使用者端末16がHPNメッセージを受信すると、使用者端末16は、ステッ プ62において、承認信号を、LES18へ送信する。この承認に応答して、L ES18は、ステップ64において、「HPNは承認された」という信号を、H PNサービスセンター24へ送信し、それによって、同じ元のメッセージから得 られるHPNメッセージを送信するという(HPNサービスセンター24による )更なる試みを防止する。 HPN到来呼通報 他に、到来音声呼または到来ファックス呼または到来電子メール呼または到来 データ呼を(使用者端末16へ)配達することの失敗に応答して、HPNメッセ ージが生成されてもよい。そのような呼を配達するための処理は、「呼が、PS TN4から、ゲートウエー移動衛星スイッチングセンター(GMSSC)へ送ら れ、GMSSCが、該呼を、選択された衛星アクセスノード12へ送る」という ことを除くと、ショートメッセージを配達するための(上述されたような)処理 に類似している。LES18は、呼が向けられている使用者端末16を識別する ページング信号を、同報通信チャネル上で送信する。もし、予め決定された時間 以内に応答が使用者端末16から受信されないならば、かつ、もし、使用者端末 16の加入者プロフィールが、HPN補足サービスを具備するならば、「HPN メッセージ内容は、発呼者によって送信されたショートメッセージを含まないが 、代わりに、HPN要求ついての理由(例えば、失敗した到来呼)に関する情報 、および/または、発呼者の電話番号または識別子を含んでもよい」ということ を除いて、移動衛星スイッチングセンター20は、ステップ48に類似した方法 で、該呼に関する情報を、HPNサービスセンター24へ送り、かつ、処理は、 上述されたショートメッセージの例におけるように継続する。同じ加入者からの 更なる到来呼に起因するHPN要求の繰り返しは、以下に説明されるように、取 り除かれてもよい。 HPN同報通信 HPNメッセージは、2以上の使用者端末(例えば、定義された使用者グルー プ、または、予め定義されたエリア内の全ての使用者端末)へ、同報通信されて もよい。HPN同報通信は、HPN同報通信センターによって制御される。HP N同報通信センターは、HPNサービスセンター24と同じ方法で、各LES1 8と通信する。または、HPN同報通信センターは、HPNサービスセンター2 4の一部を形成してもよい。HPN同報通信センターは、外部情報プロバイダか ら同報通信情報を受信し、かつ、HPN同報通信メッセージの生成およびスケジ ューリングを制御する。 HPN同報通信メッセージについては、承認は要求されない。 多様性 図2を参照すると、ステップ62において、承認がLES18によって受信さ れないならば、HPNサービスセンター24は、(予め決定された短い遅延の後 、例えば、HPNチャネルの次の送信フェイズサイクルにおいて)HPNメッセ ージを再送信することを、LES18に命令する。該遅延は、LES18上のト ラヒック負荷に従って決定されてもよい。この他にまたは更に、HPNメッセー ジは、より長い遅延の後、LES18によって再送信される。この「より長い遅 延」とは、使用者端末16からの衛星14の向きが大きく変わってしまうほど衛 星14が移動することを可能とするのに十分な長さの遅延である。そして、HP Nメッセージは、短い遅延の後、繰り返されてもよい。 予め決定された数の(HPNメッセージの)再送信の後、承認が使用者端末1 6から受信されない場合、HPNサービスセンター24は、もし、使用者端末1 6がこのレベルのサービス(他の衛星を通したHPNメッセージの再送信サービ ス)に加入しているならば、HPNメッセージを他の衛星14を通して再送信す るようLES18を制御する。たとえ使用者端末16が(HPNメッセージが最 初に送信された)衛星14aからHPNメッセージを受信できなくとも、第2衛 星14bを通して該メッセージを受信できるかも知れない。承認が受信された時 をLES18がHPNサービスセンター24に知らせるまで、メッセージは、予 め決定された回数だけ、第2衛星14bを通して、繰り返される。該繰り返し回 数は、トラヒック負荷と、メッセージの優先度と、使用者端末16の申込詳細と に依存する。 第1衛星14aまたは第2衛星14bまたは他の衛星を通して送信する際に、 もし、予め決定された繰り返し回数の後、承認が使用者端末16から受信されな いならば、選択的要素として、HPNサービスセンター24は、(例えば、使用 者端末16の視界内に存在する衛星の内の1つの衛星14cを通した送信のため に、)HPNメッセージを、他の1つの衛星アクセスノード12bを通して送る 。このことは、第3衛星14cが第1衛星アクセスノード12aの視界内に存在 しない時に、要求されてもよい。 上記多様な技術の全ては、単独で使用されてもよいし、または、いずれかのシ ーケンスにおいて組み合わされてもよい。 HPNフィルタリング HPNサービスセンター24は、HPN要求の内容と以前受信されたHPN要 求のデータベースとを比較することによって、HPN要求が以前のHPN要求と 同じ理由で発生したか否かを検出する。例えば、もし、ショートメッセージの内 容および加入者識別子が、以前受信されたHPN要求(のショートメッセージの 内容および加入者識別子)と同じならば、このことは、「固定使用者2またはS MSサービスセンター6のいずれかが、同じショートメッセージを繰り返すこと を試みている」ということを示す。もし、到来呼に起因するHPN要求が失敗し たならば、HPNサービスセンターは、以前のHPN要求が、同じ使用者2から 同じ使用者端末16への呼試行に関して、既に受信されているか否かを検出する 。 いすれの場合も、繰り返されたHPN要求は、HPNサービスセンター24に よって無視される。他に、繰り返された要求の数が予め決定された数を超えると きだけ、繰り返されたHPN要求は、無視されてもよい。 HPN要求内容 ステップ48においてHPNサービスセンター24へ送信されるHPN要求は 、以下の情報を具備する。 1.ショートメッセージが向けられた加入者の識別子。該識別子は、IMSI (International Mobile Subscriber Identity)およびTMSI(Temporary Mo bile Subscriber Identity)と同じフォーマットである。IMSIおよびTMS Iは、GSM技術明細書03.03に定義されている。使用者端末16がLES 18で自己を登録すると、TMSIは、(該LES18に)対応するVLR22 によって割り当てられる。 2.移動局インターナショナルISDN番号。該番号は、GSMのMSISD Nと同じフォーマットである。 3.加入者のHPN申込詳細。該詳絹とは、例えば、HPNメッセージに割り 当てられるべき優先度である。好ましくは、2つのレベルの優先度(標準と高位 )のみが存在する。 4.使用者端末16に関する位置情報。該位置情報とは、例えば、緯度または 経度または位置エリア識別子またはセルグローバル識別子である。 5.HPN要求の理由に関する情報、および、HPN要求を引き起こしたサー ビスのタイプ。「理由に関する情報」とは、例えば、失敗したショートメッセー ジまたは失敗した到来呼である。また、「サービスのタイプ」とは、例えば、音 声メッセージサービスまたはファクシミリメッセージサービスまたはショートメ ッセージサービスである。 6.HPNメッセージを編集するための追加情報。例えば、もし、ショートメ ッセージに起因するHPN要求が失敗したならば、該追加情報は、元のショート メッセージのヘッダおよび内容を具備する。 HPNメッセージ内容 HPNサービスセンター24は、元のメッセージを受信する。そして、HPN サービスセンター24は、該元のメッセージからHPNメッセージの内容を引き 出してもよく、または、(該元のメッセージの内容とは無関係に)HPNメッセ ージを生成してもよい。例えば、HPNサービスセンター24は、メッセージの 内容を破棄してもよく、かつ、簡単な通知信号をHPNメッセージとして生成し てもよい。この場合、HPNメッセージは、単に、「使用者端末16と通信する ための試みがなされた」ということを、使用者端末16に知らせる。他に、HP Nメッセージは、固定使用者2の電話番号、または、元のメッセージの省略バー ジョン、または、使用者端末16に以前記憶された1組のメッセージの内の1つ のメッセージ(例えば、「次の電車で家に帰ります」)を示す使用者メッセージ タグから構成されてもよい。 HPNメッセージバースト HPNメッセージは、LES18によって、メッセージバースト内で、送信さ れる。メッセージバーストは、同期化プリアンブルとシステム情報および衛星情 報とメッセージデータとエラーチェックデータとからなる。衛星情報は、HPN メッセージを送信するために使用される衛星を識別する符号を含む。 システム情報ブロックは、承認チャネル周波数リファレンスと承認チャネル時 間遅延リファレンスとを更に含んでいてもよい。承認チャネル周波数リファレン スは、承認信号をステップ62において送信するためにどの周波数が使用される のかを使用者端末16に知らせる。承認チャネル時間遅延リファレンスは、承認 を送信する前にどのぐらい長く遅延するのかを使用者端末16に知らせる。 HPN送信チャネル (衛星14の内の1つの衛星によって送信される際の)HPN送信チャネルの タイミングが図3に示される。高ペネトレーションメッセージバースト(HP) は、同報通信チャネルバースト(BCCH)でインターリーブされる。各高ペネ トレーションメッセージバーストは、データスロットを具備する。該データスロ ットは、同期化プリアンブルバーストFによって先行される。該同期化プリアン ブルバーストFは、周波数リファレンスおよびタイミングリファレンスを提供す る。 図3に示される同報通信チャネルスロットおよび高ペネトレーションスロット のタイミングは、衛星に関して参照される。そのため、衛星は、同報通信チャネ ルバーストおよび高ペネトレーションバーストの両方を同時に送信することを決 して要求されない。この方法では、衛星のピーク電力要求が定義された限度より 下に保たれ、かつ、衛星における電力変動が避けられる。 使用者端末16は、システム情報および衛星情報を受信し、かつ、メッセージ バーストの到達時刻を記録する。この情報に基づいて、使用者端末16は、該使 用者端末16自身の送信バーストタイミングおよび受信バーストタイミングを、 システム(の送信バーストタイミングおよび受信バーストタイミング)と同期さ せる。 HPNメッセージタイプ メッセージバーストの内容は、一時的な使用者IDとメッセージIDとを更に 具備する。一時的な使用者IDは、メッセージが向けられている使用者を識別す る。メッセージIDは、メッセージリファレンスIDおよび(送信されるべきメ ッセージのタイプを識別する)メッセージタイプIDを具備する。 データスロットDは、メッセージ全体、または、より長いメッセージの一部を 含んでもよい。データスロットDがより長いメッセージの一部を含む場合、該メ ッセージは(使用者端末16へ向けられた)一連のデータスロットDからなる。 該一連のデータスロットDは、元のメッセージを再構成するために、使用者端末 16によって連結される。 一時的なIDによって識別される使用者のみがメッセージをデコードできるよ うに、該メッセージ内容は、符号化または暗号化されてもよい。 メッセージ内容は、有効なリンクマージンを増加するために、(例えば、畳み 込み符号化によって)符号化されてもよい。 使用者端末 (HPN信号を受信する際の)使用者端末16の動作が、図4を参照して、こ こで説明される。使用者端末は、受信機70を具備する。受信機70は、アンテ ナ72から受信されたRF信号を復調し、かつ、該復調された信号をコントロー ラ74へ送る。コントローラ74は、(ステップ62の承認信号のような)信号 を、送信機76へ送る。送信機76は、該信号をRF変調し、かつ、(該RF変 調された信号が送信されるように)該RF変調された信号をアンテナ72へ出力 する。 コントローラ74は、受信機70および送信機76の周波数およびタイミング を制御する。コントローラ74は、クロックを具備し、受信タイミングおよび送 信タイミングは、該クロックに基づいて決定される。クロックは、発振器78に よって駆動される。受信機70によって受信されたメッセージは、メモリ79に 記憶される。また、該受信メッセージは、(LCDスクリーンのような)ディス プレイ80上に表示されることができる。使用者は、キーパッド82によって、 使用者端末16の動作を制御し、それによって、メッセージを検索・表示・消去 する。メモリ79は、また、(受信されたメッセージタグによって識別される) メッセージの参照用テーブルを記憶する。 使用者端末16は、また、移動電話として使用されることができるように、マ イクロフォンと受話器口とA/D変換器とD/A変換器と符復号器とを具備して もよい。他に、もし、使用者端末16がページャー(pager)のみとして構成さ れるならば、これらの追加部分は省略されてもよい。 スリープモード 使用者端末16が待機状態でかつ(音声呼またはデータ呼に対して)使用され ていない場合、コントローラ74は、通常、「スリープ」モードにある。スリー プモードでは、受信機70は、電力を節約するために、スイッチを切られている 。しかし、(使用者端末のクロックによって決定される)周期で、コントローラ 74は、アクティブモードに切り換わる。アクティブモードでは、受信機70は 、スイッチを入れられ、それによって、信号を受信できる。コントローラ74は 、通常、移動衛星システム10と同期化されている。それによって、コントロー ラ74は、メッセージバーストの到達時刻に同期して、アクティブモードに切り 換わる。 図5に示されるように、スロットウインドウSは、データスロットDを受信す るために受信機70がアクティブでなくてはならない期間である。(コントロー ラ74がアクティブモードにある)アクティブウインドウWは、伝搬遅延におけ る最大変化(地平線上の最小上昇位置にある送信衛星と丁度頭上にある送信衛星 との間における差異)を適応させるために、スロットウインドウSよりも幅広い 。 しかしながら、もし、使用者端末16が、拡張された期間の間、移動衛星シス テム10との交信できなくなると、発振器78の限られた精度と衛星14からの 信号の伝搬時間における不確実性との結果、コントローラ74は、移動衛星シス テム10との同期を徐々に失う。交信できない期間が増大すると、これらの不確 実性に対して余裕を見込むために、コントローラ74は、アクティブタイムウイ ンドを(例えば、拡張タイムウインドウW’に)増大させる。しかし、このこと は、使用者端末16のアクティブデューティサイクルを増大させ、故に、使用者 端末16の電力消費を増大させる。使用者端末16がHPNメッセージバースト を受信すると、コントローラ74は、コントローラ74のクロックを、移動衛星 システム10に同期化する。それによって、コントローラ74は、使用者端末1 6のアクティブタイムウインドウのサイズを、元のタイムウインドウWへ減少さ せることができる。 同様に、最後のバーストが受信されてからの期間が増大すると、使用者端末1 6の周波数信号取得ウインドウが増大する。図6に示されるように、コントロー ラ74は、周波数f0において次のメッセージバーストを受信することを予期す る。送信された信号は、ビーム中央にドップラー補正される。しかし、ビーム中 央に対する(ビーム内での)使用者端末16の位置の結果、ドップラーシフトに は、ある度合いの不確実性が存在する。故に、コントローラ74は、ドップラー の不確実性を考慮するために、f0の周りに最小周波数取得ウインドウΔfを設 定しなくてはならない。 さらに、受信機70の発振器周波数におけるふらつきによる不確実性が、最後 のメッセージバーストか受信されてからの時間に伴い増大する。故に、次のバー ストが受信されるまで、かつ、プリアンブルバーストFの参照周波数を判断する ことによって、周波数取得ウインドウが元の最小幅Δfに減少されることができ るまで、周波数取得ウインドウの幅は、コントローラ74によって(例えば、拡 張周波数取得ウインドウΔf’に)増大される。 再登録 もし、使用者端末16が、使用者端末16の使用者IDを運ぶメッセージを受 信したならば、これは、「使用者端末16との交信を確立すること(例えば、シ ョートメッセージを配達すること)の試みがなされている」ということを示す。 使用者端末16は、(衛星14によって同報通信される)同報通信チャネルBC CHを十分な品質で受信できるまで、該同報通信チャネルBCCHを監視し続け る。そして、使用者端末16は、「使用者端末16が現在ネットワークにアクセ ス可能である」ということを示す再登録信号を、LES18へ送信する。 LES18は、該再登録要求に基づいて、例えば、衛星14を通して受信され た際の(再登録信号の)時間遅延およびドップラーシフトを測定することによっ て、端末の現在位置を判断する。そして、LES18は、(使用者の現在位置を 記録するよう)ビジターロケーションレジスタ22を交信する。 もし、失敗したショートメッセージに応答して、HPNメッセージが送信され たならば、移動衛星スイッチングセンター20は、ショートメッセージサービス チャネルにおける使用者端末16への送信のために、元のショートメッセージを 、HPNバーストに対して使用されるリンクマージンよりも低いリンクマージン を用いて、LES18へ送信する。 もし、到来呼の失敗に応答して、HPNメッセージが送信されたならば、使用 者端末16は、(HPNメッセージ内で送信された)発呼者識別子と(該HPN メッセージを引き起こした)サービスのタイプとを使用者に表示してもよく、か つ、不成功に終わった発呼者へ使用者が電話をかけ返すことを可能としてもよい 。例えば、もし、発呼者識別子が電話相手の電話番号を含むならば、使用者端末 16は、該電話番号をディスプレイ80上に表示し、かつ、使用者は、不成功に 終わった発呼者へ電話をかけ返すために、(キーパッド82上の)「入力」キー または類似キーを押すだけでよい。他に、GMSSCは、電話相手2および使用 者端末16の両方に順番に電話をかけることによって、かつ、電話相手2と使用 者端末16とを共に接続することによって、元の呼を再確立することを試みても よい。 HPNメッセージは、また、失敗したショートメッセージまたは失敗した到来 呼以外の刺激に応答して、移動衛星スイッチングセンター20において、自動的 に生成される。例えば、移動衛星スイッチングセンター20は、ビジターロケー ションレジスタ22に基づいて、どの使用者端末が(予め決定された時間より長 い間)移動衛星システム19と交信していないのかを判断し、かつ、(それらの 使用者端末へ向けられた)再登録要求HPNメッセージを生成する。再登録要求 HPNメッセージの受信に応答して、使用者端末は、登録チャネルを受信できる と、再登録要求をLES18へ送信する。この方法では、衛星アクセスノード1 2にログオンされている使用者端末の位置が、時々更新されることかできる。 衛星 衛星14が地球の影内にある場合、衛星14の送信電力は、衛星14の太陽電 池および蓄電池から利用可能な電力によって制限される。高ペネトレーション通 知バーストは、衛星14の総送信電力のかなりの割合(20%と同量)を消費す る。故に、各衛星14は、HPNトランスポンダーを1つだけ用意する。該HP Nトランスポンダーは、複数のLES18の間で共有され、かつ、衛星14の複 数の送信ビームの間で共有される。 図7に示されるように、各衛星14は、フィーダーリンク通信サブシステム1 00を有する。フィーダーリンク通信サブシステム100は、LES18を伴っ たフィーダーリンタを通して、フィーダーリンクアンテナ98によって、通信チ ャネルを送信および受信する。フィーダーリンクアンテナ98は、(衛星14の 視野内にある全ての地球表面を実質的にカバーする)ブロードビーム(broad be am)を生成し、それによって、視野内の如何なる衛星アクセスノード12からの 信号も受信する。フィーダーリンク通信サブシステム100は、チャネル処理サ ブシステム102を介して、移動通信サブシステム104に接続される。移動通 信サブシステム104は、マルチビームアンテナ配列106を制御する。移動通 信サブシステム104およびマルチビームアンテナ106は、衛星14の受信可 能範囲エリア上に、重複したスポットビームの配列を生成する。該重複したスポ ットビームの配列は、移動使用者端末へ、使用者リンクを提供する。 チャネル処理サブシステム102は、フィーダーリンクチャネルを、移動通信 サブシステム104によって生成されたスポットビーム内の移動リンクチャネル 上へ、資源管理システム105に従ってマッピングする。資源管理システム10 5は、チャネル割当テーブルを具備する。チャネル割当テーブルは、衛星14の 遠隔測定・追随・制御(TT&C)サブシステム107を介してLES18から 受信された信号によって、変更されることができる。TT&Cサブシステム10 7は、TT&Cアンテナ108によって、1または2以上のLES18から、チ ャネル割当情報を受信する。 衛星通信システムの一例の詳細は、国際特許公開第95/28747号明細書 に与えられている。 HPNトランスポンダーの出力は、HPNメッセージバーストの瞬時電力にお ける制限の結果として、如何なる時においても、マルチビームアンテナ106の ビームの内のたった1つのビームに接続される。HPNトランスポンダーが接続 されるビームは、各HPNメッセージバーストに対して選択されることができる 。このことがここで説明される。 フィーダーリンク通信サブシステム100は、フィーダーリンク内の専用周波 数チャネルを、HPNメッセージバーストに割り当てる。チャネル割当テーブル 105は、1組の3つ揃いデータを記憶するデータ記憶を具備する。該3つ揃い データは、(HPNトランスポンダーに対する)ビーム割当と移動リンク周波数 割当とトランスポンダー利得とを示す。LES18がHPNメッセージバースト を送信する以前の予め決定された時間に、LES18は、TT&Cサブシステム 107へ、選択命令を送信する。該選択命令は、チャネル割当テーブル内の1組 の3つ揃いデータを識別する。その3つ揃いデータは、続いて起こるHPNメッ セージバーストが、どのビーム内で、かつ、どの周波数で、かつ、如何なる利得 で、送信されるのかを決定する。資源管理サブシステム105は、示されたビー ムと周波数と利得とを、選択命令の受信からの予め決定された間隔の後、続いて 起こるHPNメッセージバーストの受信に同期して、HPNトランスポンダーに 割り当てるよう、チャネル処理サブシステム102を制御する。それによって、 HPNメッセージバーストは、その割当を用いて送信される。 この方法では、HPNトランスポンダーは、(衛星14の視界内の如何なるL ES18の制御下の)如何なるスポットビームにも割り当てられることができる 。 HPNスケジューリング 衛星14の見通し線内の各々のLES18は、HPNメッセージを該衛星14 へ送信でき、かつ、そのメッセージに対するビーム割当を制御できるので、衛星 アクセスノード12の間においてHPN資源をスケジューリングするために、衛 星アクセスノード12の間における交渉が要求される。 英国特許公開第2295296号公報に記載されているように、衛星アクセス ノード12は、ネットワークによって、相互接続されている。該ネットワークは 、電話線またはISDN線、または、専有線、または、(衛星アクセスノード1 2の間における信頼性のある通信を可能にする)他の如何なるタイプの通信を具 備してもよい。衛星アクセスノード12は、また、衛星14によって提供される C-to-C帯域リンクを介して、互いに通信する。 予め決定された間隔で(例えば、5〜10秒毎に)、各衛星アクセスノード1 2は、衛星アクセスノード12がまさに送信しようとしている(待ち行列に入れ られた)メッセージ上の情報を、他の各々の衛星アクセスノード12へ送信する 。該情報は、目的の受信使用者端末の位置と、移動リンクで使用されるべき周波 数チャネルおよびタイムスロットと、メッセージの長さと、メッセージに割り当 てられた優先度とを含む。各々の衛星アクセスノード12は、全ての(待ち行列 に入れられた)メッセージ上のデータを編集する。該メッセージとは、全ての衛 星アクセスノード12において送信されることを待機しているメッセージである 。 各衛星アクセスノード12は、フィーダーリンクHPNチャネルにおいてメッ セージが送信されるべき順番を決定するために、同じスケジューリングアルゴリ ズムを、メッセージの編集リストに適用する。同じアルゴリズムが(各衛星アク セスノード12における)同じデータに適用されるので、HPNメッセージが専 用フィーダーリンクチャネルにおいて送信される順番で、各衛星アクセスノード 12において同じ決定がなされ、かつ、HPNバーストが、フィーダーリンクチ ャネルにおける衝突なく、LES18によって、各衛星14へ送信されることが できる。スケジューリングアルゴリズムは、また、承認のために使用者端末16 へ割り当てられる周波数およびタイムスロットを決定し、それによって、使用者 端末16からの承認信号間の衝突を回避する。 個々の使用者端末16によって承認されない如何なるメッセージも、各衛星ア クセスノード12において、(メッセージの)待ち行列内に保持され、かつ、他 の衛星アクセスノード12へ送信されるメッセージの次のリスト内に具備される 。 HPNメッセージバーストは、スポットビームの受信可能範囲エリア内の全て の使用者端末16に同期化情報を提供するので、「HPNバーストは、予め決定 された最大値よりも小さい間隔で、各スポットビームにおいて、送信されるべき である」ということが好ましい。衛星アクセスノード12によって使用されるア ルゴリズムは、メッセージが配達されるスポットビームに従って、メッセージの 順序づけを決定し、それによって、「最大間隔以内に、全てのスポットビームが 、少なくとも1つのHPNメッセージに割り当てられる」ということを保証する 。必要ならば、「この基準を満足する」ということを保証するために、ダミーメ ッセージが、衛星アクセスノードの内の1つの衛星アクセスノードにおいて、メ ッセージ待ち行列に追加される。もし、如何なるタイムスロットにもHPNメッ セージが割り当てられないならば、そのタイムスロットを満たすためにダミーメ ッセージが追加され、それによって、衛星における電力変動を回避する。 上記実施形態は、移動衛星通信システムを参照して説明されたが、本発明の特 徴は、また、地上のセルラー移動通信システムおよび地上の非セルラー移動通信 システムに適用可能である。 通信システムの装置は、機能ブロックの点から説明された。しかしなから、当 業者は、「ブロックは、別個の物理的装置を示す必要が無く、代わりに、いくつ かのブロックの機能が統合されてもよく、または、1つの機能が別個の装置の間 に分散されてもよい」ということを理解する。 上記実施形態は、HPNチャネルにおいてメッセージバーストを分離するため に、TDMAを使用する。しかしながら、スケジューリングアルゴリズムは、ま た、(CDMAまたは拡散スペクトルTDMAのような)他の多元接続フォーマ ットに適用されてもよい。例えば、スケジューリングアルゴリズムは、(各メッ セージに対して使用されるべき)拡散スペクトル符号を決定してもよい。 好ましくは、HLR8およびVLR22は、GSMシステムを伴った使用のた めの設計に基づいたHLR装置およびVLR装置を具備する。それによって、規 格品の構成要素を使用することができ、かつ、開発費用を減少させる。他に、移 動衛星システムまたは非GSM地上システムのために特別に開発された装備が使 用されてもよい。 移動使用者端末への参照は、携帯端末と(航空用端末と航海用端末とを含む) 車載端末と一時的または永久に備え付けられた装置とを具備することを理解され る。ここで、上記「一時的または永久に備え付けられた装置」とは、例えば、ワ イヤレス電話ブース、または、ワイヤレス電話局、または、(ワイヤレス通信リ ンクに接続された)電話ネットワークである。 本発明の特徴は、提案されているイリジウム(登録商標)システムおよびオデ ッセイ(登録商標)のような移動衛星システムに適用されてもよい。 「本発明の実施形態の構成要素は、異なる管轄区に配置されてもよく、また、 宇宙に配置されてもよい」ということが理解される。疑いを回避するために、以 下のクレームの保護の範囲は、遠距離通信装置または遠距離通信システムの如何 なる部分にも拡張され、または、そのような部分によって実行される如何なる方 法にも拡張される。これらの装置・システム・方法は、クレーム内に定義された 発明概念の実行に貢献する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月2日(1998.10.2) 【補正内容】 請求の範囲 1. 遠隔使用者端末と交信する方法であって、 複数の異なるタイプの内の1つのタイプの第1信号送信を使用して、遠隔使用 者端末と交信する第1試行を行い、該送信は、第1の度合いのペネトレーション を使用者端末において達成するように構成され、 もし、第1交信試行の受信の承認が受信されないならば、第1の度合いのペネ トレーションよりも大きな第2の度合いのペネトレーションを使用者端末におい て達成するために、第2信号送信を使用して第2の交信試行を行い、 第1信号送信のタイプに基づいて第1信号送信に具備されるデータを選択する ことを特徴とする方法。 2. 請求項1記載の方法において、 異なるタイプの第1信号送信は、メッセージセンターからのショートメッセー ジと、加入者局からの到来呼とを具備する ことを特徴とする方法。 3. 請求項2記載の方法において、 異なる送信タイプは、到来呼に対して、音声またはファクシミリまたは電子メ ールを具備する ことを特徴とする方法。 4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の方法において、 「第1交信試行が行われた」ということを使用者端末に知らせるためのメッセ ージを具備するために、第2信号送信のためのデータを選択する ことを特徴とする方法。 5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の方法において、 第1信号送信のタイプに依存して決定されるショートメッセージを具備するた めに、第2信号送信のためのデータを選択する ことを特徴とする方法。 6. 請求項5記載の方法において、 第1信号送信がショートメッセージを含む場合、第1送信からのショートメッ セージを含むように、第2信号送信のためのデータを選択する ことを特徴とする方法。 7. 請求項5記載の方法において、 第1信号送信がショートメッセージを含む場合、第1送信からのショートメッ セージの省略バージョンを含むように、第2信号送信のためのデータを選択する ことを特徴とする方法。 8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の方法において、 第1呼試行を行っている加入者の識別子を含むように、第2送信のためのデー タを選択する ことを特徴とする方法。 9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法において、 遠隔使用者端末への前方送信のために、第1交信試行のための信号を、スイッ チングセンターを通して、送信局へ送り、 使用者端末による第1呼試行の受信の承認を求め、 承認が受信されない場合には、 失敗した第1交信試行のための信号送信ののタイプに関するスイッチングセン ターから受信された情報に基づいて、前記第2送信における使用のためのメッセ ージを提供することを、サービスセンターに指示し、 使用者端末への前記第2信号送信における前方送信のために、メッセージをサ ービスセンターから送信局へ送る ことを特徴とする方法。 10. 請求項9記載の方法において、 第2交信試行を端末へ送るための経路決定情報を提供することを、遠隔使用者 端末の位置に関する情報を具備するロケーションレジスタに指示する ことを特徴とする方法。 11. 請求項9記載の方法において、 遠隔使用者端末は、第2交信試行の成功した受信に応答して、再登録試行を送 信し、 再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を更新する こと を特徴とする方法。 12. 請求項11記載の方法において、 成功した第2交信試行の後、第2度合いのペネトレーションよりも小さい度合 いのペネトレーションを遠隔端末において達成するための信号送信において、ロ ケーションレジスタからの交信された位置情報を利用して、遠隔使用者端末に向 けられたメッセージを送る ことを特徴とする方法。 13.請求項11または請求項12のいずれかに記載の方法において、 通常は、前記第2度合いのペネトレーションを遠隔端末において達成するため のかつそれによって再登録試行を促すための信号送信を使用して、複数の前記遠 隔端末に交信することを試み、 遠隔端末からの再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を 更新する ことを特徴とする方法。 14. 請求項1から請求項13のいずれかに記載の方法において、 送信は、 少なくとも1つの地球軌道周回衛星へ向けられており、かつ、 前記個々の度合いのペネトレーションを使用者端末で達成するための電力レベ ルで該送信を再送信するように衛星を制御するための指示を具備する ことを特徴とする方法。 15. 請求項1から請求項14のいずれかに記載の方法において、 もし、第1交信試行の承認が使用者端末から受信されないならば、第2交信試 行を繰り返す ことを特徴とする方法。 16. 請求項15記載の方法において、 第2交信試行の繰り返しが、第2交信試行の第1発生によって採用される経路 とは異なる経路に沿って、使用者端末へ送信されることが、引き起こされる ことを特徴とする方法。 17. 請求項16記載の方法において、 第2交信試行の連続した送信が、共通の地球局から、異なる地球軌道周回衛星 へ送られる ことを特徴とする方法。 18. 請求項16記載の方法において、 連続した送信が、異なる地球局から、地球軌道周回衛星群へ送られる ことを特徴とする方法。 19. 速隔使用者端末と交信する遠距離通信装置であって、 複数の異なるタイプの内の1つのタイプの第1信号送信を伴って、遠隔使用者 端末と交信する第1試行を行うように動作する送信局を具備し、該送信は、第1 の度合いのペネトレーションを遠隔使用者端末において達成するように構成され 、もし、第1交信試行の受信の承認が受信されないならば、第1の度合いのペネ トレーションよりも大きな第2の度合いのペネトレーションを使用者端末におい て達成するために、該送信局は、第2信号送信を伴った第2交信試行を行うよう に動作し、 第2信号送信は、第1信号送信のタイプに基づいて選択された第1交信試行に 関するデータを具備する ことを特徴とする遠距離通信装置。 20. 請求項19記載の装置において、 異なるタイプの第1信号送信は、メッセージセンターからのショートメッセー ジと、加入者局からの到来呼とを具備する ことを特徴とする装置。 21. 請求項20記載の方法において、 到来呼は、音声またはファクシミリまたは電子メールを含む ことを特徴とす る方法。 22. 請求項19から請求項21のいずれかに記載の装置において、 第1信号送信および第2信号送信を遠隔使用者端末へ送信する送信機と、 第1送信のための信号を送信機へ送るスイッチングセンターと、 もし、第1送信の承認が使用者端末から受信されないならば、第2信号送信の ためのデータを生成するサービスセンターと を具備する ことを特徴とする装置。 23. 請求項22記載の装置において、 遠隔使用者端末から承認信号を受信する受信機を具備し、 スイッチングセンターは、もし、第1送信の承認が、第1信号送信に続く予め 決定された時間以内に、受信機によって受信されないならば、第2信号送信のた めのデータを生成することを、サービスセンターに要求するように動作する ことを特徴とする装置。 24. 請求項22または請求項23のいずれかに記載の装置において、 速隔使用者端末の位置の記録を保持するロケーションレジスタを具備し、 ロケーションレジスタは、第2信号送信を使用者端末へ送るためのデータを提 供するように動作する ことを特徴とする装置。 25. 請求項24記載の装置において、 ロケーションレジスタは、移動している遠隔使用者端末のためのビジターロケ ーションレジスタを具備する ことを特徴とする装置。 26. 請求項24または請求項25のいずれかに記載の装置において、 ロケーションレジスタは、使用者端末のためのホームロケーションレジスタを 具備する ことを特徴とする装置。 27. 請求項24から請求項26のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、第2信号送信のための経路決定情報がロケーションレジ スタから得られることを要求するように動作する ことを特徴とする装置。 28. 請求項27記載の装置において、 サービスセンターは、要求をスイッチングセンターに送信することによって、 経路決定情報を要求するように動作し、スイッチングセンターは、経路決定情報 が送信機に送られるように、該情報をロケーションレジスタに要求する ことを特徴とする装置。 29. 請求項24から請求項28のいずれかに記載装置において、 遠隔使用者端末は、第2交信試行の成功した受信に応答して、再登録試行を送 信するように動作し、 送信局は、再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を交信 するように動作する ことを特徴とする装置。 30. 請求項29記載の装置において、 送信機は、成功した第2交信試行の後、第2の度合いのペネトレーションより も小さい度合いのペネトレーションを遠隔端末において達成するための信号送信 において、ロケーションレジスタからの交信された位置情報を利用して、遠隔使 用者端末に向けられたメッセージを送信するように動作する ことを特徴とする装置。 31.請求項29または請求項30のいずれかに記載の装置において、 送信機は、 前記第2の度合いのペネトレーションを遠隔端末において達成するためのかつ それによって再登録試行を促すための信号送信を使用して、複数の前記遠隔使用 者端末に交信する通常試行を行うように動作し、かつ、 遠隔端末からの再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を 更新するように動作する ことを特徴とする装置。 32. 請求項22から請求項31のいずれかに記載の装置において、 スイッチングセンターは、第1交信試行における使用のために、遠隔ショート メッセージセンターから到来ショートメッセージを受信する入力を具備する こ とを特徴とする装置。 33. 請求項22から請求項31のいずれかに記載の装置において、 スイッチングセンターは、 第1交信試行における使用のために、遠隔加入者から到来呼を受信する入力を 具備する ことを特徴とする装置。 34. 請求項22から請求項33のいずれかに記載の装置において、 送信機は、地球軌道周回遠距離通信衛星へ第1信号送信および第2信号送信を 送信するための地上地球局を具備する ことを特徴とする装置。 35. 請求項22から請求項33のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、「第1交信試行が行われた」ということを使用者端末に 知らせるメッセージを含むように、第2信号送信のためのデータを選択するよう に動作する ことを特徴とする装置。 36. 請求項22から請求項33のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、第1信号送信のタイプに依存して決定されるショートメ ッセージを含むように、第2信号送信のためのデータを選択するように動作する ことを特徴とする装置。 37. 請求項36記載の装置において、 第2信号送信のためのデータは、第1送信からのショートメッセージを具備す る ことを特徴とする装置。 38. 請求項37記載の装置において、 第2送信のためのデータは、第1送信からのショートメッセージの省略バージ ョンを具備する ことを特徴とする装置。 39. 請求項22から請求項38のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、第1呼試行を行っている加入者の識別子を含むように、 第2送信のためのデータを選択するように動作する ことを特徴とする装置。 40. 請求項19から請求項39のいずれかに記載の装置において、 送信局は、少なくとも1つの地球軌道周回衛星へ前記送信を送るように動作し 、前記送信は、送信を再送信するように衛星を制御するための指示を具備し、そ れによって、該送信は、前記個々の度合いのペネトレーションを使用者端末で達 成するための電力レベルで受信される ことを特徴とする装置。 41. 請求項19から請求項40のいずれかに記載の装置において、 もし、第1交信試行の承認が遠隔使用者端末から受信されないならば、送信局 は、第2交信試行を繰り返すように動作する ことを特徴とする装置。 42. 請求項41記載の装置において、 送信局は、第2交信試行の間における多様性を提供するように構成されている ことを特徴とする装置。 43. 請求項41または請求項42のいずれかに記載の装置において、 第2交信試行の繰り返しが、第2交信試行の第1発生によって採用された経路 とは異なる経路に沿って、使用者端末へ送信される ことを特徴とする装置。 44. 請求項41から請求項43のいずれかに記載の装置において、 第2交信試行の連続した送信が、共通の地球局から、異なる地球軌道周回衛星 へ送られる ことを特徴とする装置。 45. 請求項41から請求項43のいずれかに記載の装置において、 連続した送信が、異なる地球局から、地球軌道周回衛星群へ送られる ことを特徴とする装置。 46. 少なくとも1つ速隔送信局から試みられた交信に使用者端末において応 答する方法であって、 第1呼試行は、複数の異なるタイプの内の1つのタイプの第1信号送信を具備 し、 送信は、第1の度合いのペネトレーションを使用者端末において達成するよう に構成され、 第2交信試行は、第1の度合いのペネトレーションより大きな第2の度合いの ペネトレーションを使用者端末において達成するように構成された第2信号送信 を具備し、 第2信号送信は、第1信号送信のタイプに基づいて選択された第1交信試行に 関するデータを具備し、 呼試行を受信することを試み、かつ、 もし、第1交信試行でなく第2交信試行が識別可能に受信されるならば、第2 試行において送信されたデータの識別可能な明示を使用者に提供する ことを特徴とする方法。 47. 請求項46記載の方法において、 第2信号送信における前記データに基づいて、使用者端末における可視表示を 提供する ことを特徴とする方法。 48. 請求項47記載の方法において、 表示は、ショートメッセージを含む ことを特徴とする方法。 49. 請求項48記載の方法において、 表示されたショートメッセージは、第1交信試行において使用者端末に到達す ることを失敗した送信のタイプを示す ことを特徴とする方法。 50. 請求項47記載の方法において、 表示は、呼び出し線識別子を具備する ことを特徴とする方法。 51. 請求項46記載の方法において、 第1交信がショートメッセージを含む場合、第2レベルより小さい度合いのペ ネトレーションを達成するショートメッセージを続いて送信する ことを特徴とする方法。 52. 請求項46から請求項51のいずれかに記載の方法において、 第2信号送信が通常一時的パターンの期間において送信され、 一時的パターンの期間に対応する期間の間、使用者端末を、スリープモードか らアクティブモードへ切り換える ことを特徴とする方法。 53. 請求項52記載の方法において、 一時的パターンは、複数の異なる使用者端末に対して前記第2レベルを達成す る送信を含む ことを特徴とする方法。 54. 請求項52または請求項53のいずれかに記載の方法において、 信号送信が受信されるまで、アクティブモード期間の長さを累進的に増加させ る ことを特徴とする方法。 55. 請求項51から請求項53のいずれかに記載方法において、 信号送信は、予め決定された周波数の信号送信であり、 使用者端末は、信号送信のための周波数取得ウインドウを有し、 信号送信が受信されるまで、周波数取得ウインドウの幅を累進的に増加させる ことを特徴とする方法。 56. 遠隔使用者端末と交信する遠距離通信装置であって、 遠距離通信信号を遠隔端末へ送信する送信機と、 使用者端末と交信することを試みるために、遠隔使用者端末において第1の度 合いのペネトレーションで、速隔局への送信のために、異なるタイプの送信機の 遠距離通信信号を送るよう動作するスイッチングセンターと、 遠隔使用者端末において第1の度合いのペネトレーションより大きな第2の度 合いのペネトレーションで、使用者端末に交信することを試みるために、遠隔局 への送信のために、送信機へ送られるべき第1信号送信のタイプに依存して選択 されたメッセージ信号を生成するように動作するメッセージサービスセンター( 24)と を具備することを特徴とする遠距離通信装置。 57. 請求項56記載の装置において、 異なるタイプの第1信号送信は、メッセージセンターからのショートメッセー ジと、加入者局からの到来呼とを具備する ことを特徴とする装置。 58. 請求項57記載の装置において、 到来呼は、音声またはファクシミリまたは電子メールを具備する ことを特徴とする装置。 59. 請求項56から請求項58のいずれかに記載の装置において、 遠隔使用者端末の位置の記録を保持するロケーションレジスタを具備し、 ロケーションレジスタは、第2の度合いのペネトレーションを使用者端末にお いて達成するために、交信試行を送るためのデータを提供するように動作する ことを特徴とする装置。 60. 請求項59記載の装置において、 ロケーションレジスタは、移動している速隔使用者端末のためのビジターロケ ーションレジスタを具備する ことを特徴とする装置。 61. 請求項59記載の装置において ロケーションレジスタは、使用者端末のためのホームロケーションレジスタを 具備する ことを特徴とする装置。 62. 請求項59から請求項61のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、第2の度合いのペネトレーションでの交信試行のために 、経路決定情報をロケーションレジスタに要求するように動作する ことを特徴とする装置。 63. 請求項59から請求項62のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、スイッチングセンターへ要求を送信することによって、 経路決定情報を要求するように動作し、 スイッチングセンターは、情報が送信機へ送られるように、該情報を、ロケー ションレジスタに要求する ことを特徴とする装置。 64. 請求項56から請求項63のいずれかに記載の装置において、 前記第1の度合いのペネトレーションを達成するための第1交信試行に応答し て、遠隔使用者端末から承認信号を受信する受信機を具備し、 スイッチングセンターは、もし、第1試行に続く予め決定された時間以内に第 1送信の承認が受信機によって受信されないならば、前記第2の度合いのペネト レーションで、使用者端末との第2の交信試行を行うための信号を生成するよう に、サービスセンターに要求するように動作する ことを特徴とする装置。 65. 請求項64記載の装置において、 遠隔使用者端末は、第2交信試行の成功した受信に応答して、再登録試行を送 信するように動作し、 送信局は、再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を交信 するように動作する ことを特徴とする装置。 66. 請求項64記載の装置において、 送信機は、成功した第2交信試行の後、第2の度合いのペネトレーションより も小さい度合いのペネトレーションを遠隔端末において達成するための信号送信 において、ロケーションレジスタからの交信された位置情報を利用して、遠隔使 用者端末へ向けられたメッセージを送信するように動作する ことを特徴とする装置。 67. 請求項59から請求項61のいずれかに記載の装置において、 送信機は、 前記第2の度合いのペネトレーションを使用者端末で達成するためのかつそれ によって再登録試行を促すための信号送信を使用して、複数の前記遠隔使用者端 末と交信する通常試行を行うように動作し、かつ、 遠隔端末からの再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を 更新するように動作する ことを特徴とする装置。 68. 請求項56から請求項67のいずれかに記載の装置において、 送信機は、第1信号送信および第2信号送信を地球軌道周回遠距離通信衛星へ 送信する地上地球局を具備する ことを特徴とする装置。 69. 請求項56から請求項67のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、「交信試行が前記第1のペネトレーションで行われた」 ということを遠隔使用者端末に知らせるメッセージを含むように、前記第2の度 合いのペネトレーションで、交信試行のための信号を提供するように動作する ことを特徴とする装置。 70. 請求項69記載の装置において、 メッセージは、ショートメッセージを含む ことを特徴とする装置。 71. 遠隔使用者端末と交信する方法であって、 使用者端末において第1の度合いのペネトレーションで使用者端末と交信する ことを試みるために、異なるタイプの遠距離通信信号を、スイッチングセンター を通して、遠隔局への送信のための送信機へ送り、 遠隔使用者端末において第1の度合いのペネトレーションより大きな第2の度 合いのペネトレーションで使用者端末と交信するために、遠隔局への送信のため の送信機へ送られる第1信号送信のタイプに依存して選択された信号を、ショー トメッセージサービスセンターから提供する ことを特徴とする方法。 72. 請求項71記載の方法において、 前記第1の度合いのペネトレーションを達成するための第1交信試行に応答し て、遠隔使用者端末から承認信号を求め、 もし、第1試行に続く予め決定された時間以内に、第1交信試行の承認が受信 されないならば、 前記第2の度合いのペネトレーションで使用者端末との第2の交信試行を行う ための信号を生成することを、サービスセンターに要求する ことを特徴とする方法。 【図5】 【図6】 【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ビヨンストルム,グナー アーヴィッド イギリス国 ロンドン W6 9BN ク イーン キャロライン ストリート 1 アイシーオー サーヴィシーズ リミテッ ド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 遠隔使用者端末と交信する方法であって、 複数の異なるタイプの内の1つのタイプの第1信号送信を使用して、遠隔局と 交信する第1試行を行い、該送信は、第1の度合いのペネトレーションを使用者 端末において達成するように構成され、 もし、第1交信試行の受信の承認が受信されないならば、第1の度合いのペネ トレーションよりも大きな第2の度合いのペネトレーションを使用者端末におい て達成するために、第2信号送信を使用して第2の交信試行を行い、 第2信号送信は、第1信号送信のタイプに基づいて選択された第1交信試行に 関するデータを具備する ことを特徴とする方法。 2. 請求項1記載の方法において、 異なるタイプの第1信号送信は、メッセージセンターからのショートメッセー ジと、加入者局からの到来呼とを具備する ことを特徴とする方法。 3. 請求項2記載の方法において、 異なる送信タイプは、到来呼に対して、音声またはファクシミリまたは電子メ ールを具備する ことを特徴とする方法。 4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の方法において、 「第1交信試行が行われた」ということを使用者端末に知らせるためのメッセ ージを具備するために、第2信号送信のためのデータを選択する ことを特徴とする方法。 5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の方法において、 第1信号送信のタイプに依存して決定されるショートメッセージを具備するた めに、第2信号送信のためのデータを選択する ことを特徴とする方法。 6. 請求項5記載の方法において、 第1信号送信がショートメッセージを含む場合、第1送信からのショートメッ セージを含むように、第2信号送信のためのデータを選択する ことを特徴とする方法。 7. 請求項5記載の方法において、 第1信号送信がショートメッセージを含む場合、第1送信からのショートメッ セージの省略バージョンを含むように、第2信号送信のためのデータを選択する ことを特徴とする方法。 8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の方法において、 第1呼試行を行っている加入者の識別子を含むように、第2送信のためのデー タを選択する ことを特徴とする方法。 9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の方法において、 遠隔使用者端末への前方送信のために、第1交信試行のための信号を、スイッ チングセンターを通して、送信局へ送り、 使用者端末による第1呼試行の受信の承認を求め、 承認が受信されない場合には、 失敗した第1交信試行のための信号送信ののタイプに関するスイッチングセン ターから受信された情報に基づいて、前記第2送信における使用のためのメッセ ージを提供することを、サービスセンターに指示し、 使用者端末への前記第2信号送信における前方送信のために、メッセージをサー ビスセンターから送信局へ送る ことを特徴とする方法。 10. 請求項9記載の方法において、 第2交信試行を端末へ送るための経路決定情報を提供することを、遠隔使用者 端末の位置に関する情報を具備するロケーションレジスタに指示する ことを特徴とする方法。 11. 請求項9記載の方法において、 速隔使用者端末は、第2交信試行の成功した受信に応答して、再登録試行を送 信し、 再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を更新する ことを特徴とする方法。 12. 請求項11記載の方法において、 成功した第2交信試行の後、第2度合いのペネトレーションよりも小さい度合 いのペネトレーションを遠隔端末において達成するための信号送信において、ロ ケーションレジスタからの交信された位置情報を利用して、遠隔使用者端末に向 けられたメッセージを送る ことを特徴とする方法。 13.請求項11または請求項12のいずれかに記載の方法において、 通常は、前記第2度合いのペネトレーションを遠隔端末において達成するため のかつそれによって再登録試行を促すための信号送信を使用して、複数の前記遠 隔端末に交信することを試み、 遠隔端末からの再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を 更新する ことを特徴とする方法。 14. 請求項1から請求項13のいずれかに記載の方法において、 送信は、 少なくとも1つの地球軌道周回衛星へ向けられており、かつ、 前記個々の度合いのペネトレーションを使用者端末で達成するための電力レベ ルで該送信を再送信するように衛星を制御するための指示を具備する ことを特徴とする方法。 15. 請求項1から請求項14のいずれかに記載の方法において、 もし、第1交信試行の承認が使用者端末から受信されないならば、第2交信試 行を繰り返す ことを特徴とする方法。 16. 請求項15記載の方法において、 第2交信試行の繰り返しか、第2交信試行の第1発生によって採用される経路 とは異なる経路に沿って、使用者端末へ送信されることが、引き起こされる ことを特徴とする方法。 17. 請求項16記載の方法において、 第2交信試行の連続した送信が、共通の地球局から、異なる地球軌道周回衛星 へ送られる ことを特徴とする方法。 18. 請求項16記載の方法において、 連続した送信が、異なる地球局から、地球軌道周回衛星群へ送られる ことを特徴とする方法。 19. 遠隔使用者端末と交信する遠距離通信装置であって、 複数の異なるタイプの内の1つのタイプの第1信号送信を伴って、遠隔使用者 端末と交信する第1試行を行うように動作する送信局を具備し、該送信は、第1 の度合いのペネトレーションを遠隔使用者端末において達成するように構成され 、もし、第1交信試行の受信の承認が受信されないならば、第1の度合いのペネ トレーションよりも大きな第2の度合いのペネトレーションを使用者端末におい て達成するために、該送信局は、第2信号送信を伴った第2交信試行を行うよう に動作し、 第2信号送信は、第1信号送信のタイプに基づいて選択された第1交信試行に 関するデータを具備する ことを特徴とする遠距離通信装置。 20. 請求項9記載の装置において、 異なるタイプの第1信号送信は、メッセージセンターからのショートメッセー ジと、加入者局からの到来呼とを具備する ことを特徴とする装置。 21. 請求項10記載の方法において、 到来呼は、音声またはファクシミリまたは電子メールを含む ことを特徴とする方法。 22. 請求項19から請求項21のいずれかに記載の装置において、 第1信号送信および第2信号送信を遠隔使用者端末へ送信する送信機と、 第1送信のための信号を送信機へ送るスイッチングセンターと、 もし、第1送信の承認が使用者端末から受信されないならば、第2信号送信の ためのデータを生成するサービスセンターと を具備する ことを特徴とする装置。 23. 請求項22記載の装置において、 遠隔使用者端末から承認信号を受信する受信機を具備し、 スイッチングセンターは、もし、第1送信の承認が、第1信号送信に続く予め 決定された時間以内に、受信機によって受信されないならば、第2信号送信のた めのデータを生成することを、サービスセンターに要求するように動作する ことを特徴とする装置。 24. 請求項22または請求項23のいずれかに記載の装置において、 遠隔使用者端末の位置の記録を保持するロケーションレジスタを具備し、 ロケーションレジスタは、第2信号送信を使用者端末へ送るためのデータを提 供するように動作する ことを特徴とする装置。 25. 請求項24記載の装置において、 ロケーションレジスタは、移動している遠隔使用者端末のためのビジターロケ ーションレジスタを具備する ことを特徴とする装置。 26. 請求項24または請求項25のいずれかに記載の装置において、 ロケーションレジスタは、使用者端末のためのホームロケーションレジスタを 具備する ことを特徴とする装置。 27. 請求項24から請求項26のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、第2信号送信のための経路決定情報がロケーションレジ スタから得られることを要求するように動作する ことを特徴とする装置。 28. 請求項27記載の装置において、 サービスセンターは、要求をスイッチングセンターに送信することによって、 経路決定情報を要求するように動作し、スイッチングセンターは、経路決定情報 が送信機に送られるように、該情報をロケーションレジスタに要求する ことを特徴とする装置。 29. 請求項24から請求項28のいずれかに記載装置において、 遠隔使用者端末は、第2交信試行の成功した受信に応答して、再登録試行を送 信するように動作し、 送信局は、再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を交信 するように動作する ことを特徴とする装置。 30. 請求項29記載の装置において、 送信機は、成功した第2交信試行の後、第2の度合いのペネトレーションより も小さい度合いのペネトレーションを遠隔端末において達成するための信号送信 において、ロケーションレジスタからの交信された位置情報を利用して、遠隔使 用者端末に向けられたメッセージを送信するように動作する ことを特徴とする装置。 31.請求項29または請求項30のいずれかに記載の装置において、 送信機は、 前記第2の度合いのペネトレーションを遠隔端末において達成するためのかつ それによって再登録試行を促すための信号送信を使用して、複数の前記遠隔使用 者端末に交信する通常試行を行うように動作し、かつ、 遠隔端末からの再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を 更新するように動作する ことを特徴とする装置。 32. 請求項22から請求項31のいずれかに記載の装置において、 スイッチングセンターは、第1交信試行における使用のために、遠隔ショート メッセージセンターから到来ショートメッセージを受信する入力を具備する ことを特徴とする装置。 33. 請求項22から請求項31のいずれかに記載の装置において、 スイッチングセンターは、 第1交信試行における使用のために、遠隔加入者から到来呼を受信する入力を 具備する ことを特徴とする装置。 34. 請求項22から請求項33のいずれかに記載の装置において、 送信機は、地球軌道周回遠距離通信衛星へ第1信号送信および第2信号送信を 送信するための地上地球局を具備する ことを特徴とする装置。 35. 請求項22から請求項33のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、「第1交信試行が行われた」ということを使用者端末に 知らせるメッセージを含むように、第2信号送信のためのデータを選択するよう に動作する ことを特徴とする装置。 36. 請求項22から請求項33のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、第1信号送信のタイプに依存して決定されるショートメ ッセージを含むように、第2信号送信のためのデータを選択するように動作する ことを特徴とする装置。 37. 請求項36記載の装置において、 第2信号送信のためのデータは、第1送信からのショートメッセージを具備す る ことを特徴とする装置。 38. 請求項37記載の装置において、 第2送信のためのデータは、第1送信からのショートメッセージの省略バージ ョンを具備する ことを特徴とする装置。 39. 請求項22から請求項38のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、第1呼試行を行っている加入者の識別子を含むように、 第2送信のためのデータを選択するように動作する ことを特徴とする装置。 40. 請求項19から請求項39のいずれかに記載の装置において、 送信局は、少なくとも1つの地球軌道周回衛星へ前記送信を送るように動作し 、前記送信は、送信を再送信するように衛星を制御するための指示を具備し、そ れによって、該送信は、前記個々の度合いのペネトレーションを使用者端末で達 成するための電力レベルで受信される ことを特徴とする装置。 41. 請求項19から請求項40のいずれかに記載の装置において、 もし、第1交信試行の承認が遠隔使用者端末から受信されないならば、送信局 は、第2交信試行を繰り返すように動作する ことを特徴とする装置。 42. 請求項41記載の装置において、 送信局は、第2交信試行の間における多様性を提供するように構成されている ことを特徴とする装置。 43. 請求項41または請求項42のいずれかに記載の装置において、 第2交信試行の繰り返しが、第2交信試行の第1発生によって採用された経路 とは異なる経路に沿って、使用者端末へ送信される ことを特徴とする装置。 44. 請求項41から請求項43のいずれかに記載の装置において、 第2交信試行の連続した送信が、共通の地球局から、異なる地球軌道周回衛星 へ送られる ことを特徴とする装置。 45. 請求項41から請求項43のいずれかに記載の装置において、 連続した送信が、異なる地球局から、地球軌道周回衛星群へ送られる ことを特徴とする装置。 46. 少なくとも1つ遠隔送信局から試みられた交信に使用者端末において応 答する方法であって、 第1呼試行は、複数の異なるタイプの内の1つのタイプの第1信号送信を具備 し、 送信は、第1の度合いのペネトレーションを使用者端末において達成するよう に構成され、 第2交信試行は、第1の度合いのペネトレーションより大きな第2の度合いの ペネトレーションを使用者端末において達成するように構成された第2信号送信 を具備し、 第2信号送信は、第1信号送信のタイプに基づいて選択された第1交信試行に 関するデータを具備し、 呼試行を受信することを試み、かつ、 もし、第1交信試行でなく第2交信試行が識別可能に受信されるならば、第2 試行において送信されたデータの識別可能な明示を使用者に提供する ことを特徴とする方法。 47. 請求項46記載の方法において、 第2信号送信における前記データに基づいて、使用者端末における可視表示を 提供する ことを特徴とする方法。 48. 請求項47記載の方法において、 表示は、ショートメッセージを含む ことを特徴とする方法。 49. 請求項48記載の方法において、 表示されたショートメッセージは、第1交信試行において使用者端末に到達す ることを失敗した送信のタイプを示す ことを特徴とする方法。 50. 請求項47記載の方法において、 表示は、呼び出し線識別子を具備する ことを特徴とする方法。 51. 請求項46記載の方法において、 第1交信がショートメッセージを含む場合、第2レベルより小さい度合いのペ ネトレーションを達成するショートメッセージを続いて送信する ことを特徴とする方法。 52. 請求項46から請求項51のいずれかに記載の方法において、 第2信号送信が通常一時的パターンの期間において送信され、 一時的パターンの期間に対応する期間の間、使用者端末を、スリープモードか らアクティブモードへ切り換える ことを特徴とする方法。 53. 請求項52記載の方法において、 一時的パターンは、複数の異なる使用者端末に対して前記第2レベルを達成す る送信を含む ことを特徴とする方法。 54. 請求項52または請求項53のいずれかに記載の方法において、 信号送信が受信されるまで、アクティブモード期間の長さを累進的に増加させ る ことを特徴とする方法。 55. 請求項51から請求項53のいずれかに記載方法において、 信号送信は、予め決定された周波数の信号送信であり、 使用者端末は、信号送信のための周波数取得ウインドウを有し、 信号送信が受信されるまで、周波数取得ウインドウの幅を累進的に増加させる ことを特徴とする方法。 56. 請求項46から請求項55のいずれかに記載の方法を実行するように構 成された ことを特徴とする使用者端末。 57. 請求項56記載の使用者端末において、 移動電話送受器を含む ことを特徴とする使用者端末。 58. 遠隔使用者端末と交信する遠距離通信装置であって、 遠距離通信信号を遠隔端末へ送信する送信機と、 使用者端末と交信することを試みるために、遠隔使用者端末において第1の度 合いのペネトレーションで、速隔局への送信のために、異なるタイプの送信機の 遠距離通信信号を送るよう動作するスイッチングセンターと、 遠隔使用者端末において第1の度合いのペネトレーションより大きな第2の度 合いのペネトレーションで、使用者端末に交信することを試みるために、遠隔局 への送信のために、送信機へ送られるべきメッセージ信号を生成するメッセージ サービスセンター(24)と を具備することを特徴とする遠距離通信装置。 59. 請求項58記載の装置において、 異なるタイプの第1信号送信は、メッセージセンターからのショートメッセー ジと、加入者局からの到来呼とを具備する ことを特徴とする装置。 60. 請求項59記載の装置において、 到来呼は、音声またはファクシミリまたは電子メールを具備する ことを特徴とする装置。 61. 請求項58から請求項60のいずれかに記載の装置において、 遠隔使用者端末の位置の記録を保持するロケーションレジスタを具備し、 ロケーションレジスタは、第2の度合いのペネトレーションを使用者端末にお いて達成するために、交信試行を送るためのデータを提供するように動作する ことを特徴とする装置。 62. 請求項61記載の装置において、 ロケーションレジスタは、移動している遠隔使用者端末のためのビジターロケ ーションレジスタを具備する ことを特徴とする装置。 63. 請求項61記載の装置において ロケーションレジスタは、使用者端末のためのホームロケーションレジスタを 具備する ことを特徴とする装置。 64. 請求項61から請求項63のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、第2の度合いのペネトレーションでの交信試行のために 、経路決定情報をロケーションレジスタに要求するように動作する ことを特徴とする装置。 65. 請求項61から請求項64のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、スイッチングセンターへ要求を送信することによって、 経路決定情報を要求するように動作し、 スイッチングセンターは、情報が送信機へ送られるように、該情報を、ロケー ションレジスタに要求する ことを特徴とする装置。 66. 請求項58から請求項65のいずれかに記載の装置において、 前記第1の度合いのペネトレーションを達成するための第1交信試行に応答し て、遠隔使用者端末から承認信号を受信する受信機を具備し、 スイッチングセンターは、もし、第1試行に続く予め決定された時間以内に第 1送信の承認が受信機によって受信されないならば、前記第2の度合いのペネト レーションで、使用者端末との第2の交信試行を行うための信号を生成するよう に、サービスセンターに要求するように動作する ことを特徴とする装置。 67. 請求項66記載の装置において、 遠隔使用者端末は、第2交信試行の成功した受信に応答して、再登録試行を送 信するように動作し、 送信局は、再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を交信 するように動作する ことを特徴とする装置。 68. 請求項66記載の装置において、 送信機は、成功した第2交信試行の後、第2の度合いのペネトレーションより も小さい度合いのペネトレーションを遠隔端末において達成するための信号送信 において、ロケーションレジスタからの交信された位置情報を利用して、遠隔使 用者端末へ向けられたメッセージを送信するように動作する ことを特徴とする装置。 69. 請求項61から請求項63のいずれかに記載の装置において、 送信機は、 前記第2の度合いのペネトレーションを使用者端末で達成するためのかつそれ によって再登録試行を促すための信号送信を使用して、複数の前記遠隔使用者端 末と交信する通常試行を行うように動作し、かつ、 遠隔端末からの再登録試行に応答して、ロケーションレジスタ内の位置情報を 更新するように動作する ことを特徴とする装置。 70. 請求項58から請求項69のいずれかに記載の装置において、 送信機は、第1信号送信および第2信号送信を地球軌道周回遠距離通信衛星へ 送信する地上地球局を具備する ことを特徴とする装置。 71. 請求項58から請求項69のいずれかに記載の装置において、 サービスセンターは、「交信試行が前記第1のペネトレーションで行われた」 ということを遠隔使用者端末に知らせるメッセージを含むように、前記第2の度 合いのペネトレーションで、交信試行のための信号を提供するように動作する ことを特徴とする装置。 72. 請求項71記載の装置において、 メッセージは、ショートメッセージを含む ことを特徴とする装置。 73. 遠隔使用者端末と交信する方法であって、 使用者端末において第1の度合いのペネトレーションで使用者端末と交信する ことを試みるために、異なるタイプの遠距離通信信号を、スイッチングセンター を通して、遠隔局への送信のための送信機へ送り、 遠隔使用者端末において第1の度合いのペネトレーションより大きな第2の度 合いのペネトレーションで使用者端末と交信するために、遠隔局への送信のため の送信機へ送られる信号を、ショートメッセージサービスセンターから提供する ことを特徴とする方法。 74. 請求項16記載の方法において、 前記第1の度合いのペネトレーションを達成するための第1交信試行に応答し て、遠隔使用者端末から承認信号を求め、 もし、第1試行に続く予め決定された時間以内に、第1交信試行の承認が受信 されないならば、 前記第2の度合いのペネトレーションで使用者端末との第2の交信試行を行う ための信号を生成することを、サービスセンターに要求する ことを特徴とする方法。
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