JPH0969807A - ユーザのrf被爆モニタ及び制御機能を有する衛星通信システム - Google Patents

ユーザのrf被爆モニタ及び制御機能を有する衛星通信システム

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JPH0969807A
JPH0969807A JP18452596A JP18452596A JPH0969807A JP H0969807 A JPH0969807 A JP H0969807A JP 18452596 A JP18452596 A JP 18452596A JP 18452596 A JP18452596 A JP 18452596A JP H0969807 A JPH0969807 A JP H0969807A
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communication system
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JP18452596A
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Robert A Wiedeman
エイ.ウィーデマン ロバート
Paul A Monte
エイ.モント ポ−ル
Michael J Sites
ジェイ.サイツ マイケル
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    • H04B7/1853Satellite systems for providing telephony service to a mobile station, i.e. mobile satellite service
    • H04B7/18539Arrangements for managing radio, resources, i.e. for establishing or releasing a connection
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ゲートウェイが、閉ループ電力制御情報か
ら、ユーザ端末のアンテナでの電力密度を測定する方法
及びシステムを提供する。 【解決手段】 接続が維持されている間に、ゲートウェ
イ18がしきい値を越えたと判定した場合、ユーザ端末
13の平均送信電力密度レベルが所定しきい値レベルや
絶対しきい値レベルを越える前に接続を終了せしめる。
聴覚的または視覚的インジケータによって、現在の接続
がまもなく終了せしめられることをユーザに警告する。
電話が禁じられているカットオフ期間中は、緊急電話な
どの所定種類の電話のみは許可される。ユーザ端末内に
電力密度モニタ機能を有し、情報はリターンリンク17
Bを介してゲートウェイに伝送され、接続を終了せしめ
る前に、多数決や他の技術がゲートウェイによって用い
られる。この場合、ゲートウェイで行われる電力密度測
定が優先され、ユーザ端末が電力密度モニタ機能を故意
にまたは不意に停止せしめることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムに関
し、特に、複数のユーザ端末が地上の通信網とゲートウ
ェイと少なくとも1つの衛星を介して双方向の無線通信
状態にある衛星通信システムに関する。
【0002】
【背景技術】既存の規制は、無線端末のユーザが所定時
間内に被爆し得る、しきい値電力密度以上の、例えば、
30分間の平均のRFエネルギに対する被爆量を規定し
ている。ユーザの被爆量を測定する方法として、ユーザ
端末内の放射電力をモニタし、放射電力がしきい値を越
えた時間の平均を採る方法がある。しきい値レベルを所
定時間内に越えた場合、ユーザ端末は動作不能となり、
送信RFエネルギからユーザを離している。
【0003】しかしながら、この方法によって、この機
能を無視するようにユーザ端末が変更されたり製造され
ることが生じた。常時有効に使用可能な端末を有するこ
とによってユーザの便利さは保証されるが、ユーザは、
潜在的に有害なレベルのRFエネルギに曝されることに
なる。さらに、ある許容平均電力密度で動作するように
製造されたユーザ端末は、しきい値レベルが後で変更に
なるとしきい値レベルの変更に対応できない。このよう
に、ユーザ端末にこの機能を設けることには、多数の問
題がある。
【0004】
【発明の目的】本発明の第1の目的は、送信されるRF
エネルギに対するユーザの被爆を離れたところからモニ
タし、ユーザの被爆量が所定しきい値限界を越えた場合
に接続や電話を終了せしめる方法及びシステムを提供す
ることである。本発明のさらなる目的は、ユーザが所定
しきい値量を越えるRFエネルギに曝されていると確認
されたユーザ端末に対してサービスを拒否する方法及び
システムを提供することである。
【0005】
【発明の概要】本発明によって上記問題点は解決され、
本発明の目的は、システムのゲートウェイ(GWと略
す)が閉ループ電力制御情報からユーザ端末のアンテナ
での電力密度を測定する方法によって達成される。ゲー
トウェイは、さらに、電力密度が所定しきい値を越えた
期間の記録を保持する。ゲートウェイは、ユーザ端末の
アンテナに関係する平均送信電力密度が、所定の時間内
の所定しきい値レベル及び絶対しきい値レベルの少なく
とも一方以上になったか否かを判定する。電話の接続が
維持されている場合に、ゲートウェイがしきい値を越え
たと判定した場合、ゲートウェイは、ユーザ端末の平均
送信電力密度レベルが所定しきい値レベルや絶対しきい
値レベル以上になる時間の前に接続を終了せしめる。
【0006】被爆量がしきい値を越えることが明らかに
なった場合、ゲートウェイは、現在の接続が終了せしめ
られることを、聴覚的または視覚的手段によってユーザ
に通知することが好ましい。その後においても、ユーザ
と接続していると仮定すると、ゲートウェイは、自動的
に接続を終了せしめて、十分な時間が経過して被爆しき
い値を直ちに越えなくなるまで、ユーザへの再度のサー
ビスの提供を拒否する。なお、カットオフ期間の間、例
えば緊急電話などの所定種類の電話の接続のみ接続が許
可されるようになっている。
【0007】ユーザ端末内に電力密度のモニタ機能を有
することも、本発明に含まれる。この場合、情報は、戻
りリンクを介してゲートウェイに伝送され、接続を終了
せしめる前に、多数決や他の技術がゲートウェイによっ
て使用される。この場合、ゲートウェイにて行われる電
力密度測定は、ユーザ端末にて行われる電力密度測定に
対して優先され、ユーザ端末が電力密度モニタ機能を故
意にまたは不注意に止めることを防止している。モニタ
機能は、衛星内で行っても良い。
【0008】本発明は、少なくとも1つの地球軌道衛星
と、地上に位置する少なくとも1つのユーザ端末と、地
上に設置された少なくとも1つのゲートウェイとを含む
衛星通信システムに関する。ゲートウェイは、地上の通
信システムと少なくとも1つのユーザ端末との間で少な
くとも1つの衛星を介して双方向無線通信接続を行う回
路や手段を含む。少なくとも1つのゲートウェイ、少な
くとも1つの衛星、少なくとも1つのユーザ端末のうち
の少なくとも1つは、接続の間に端末と関係するユーザ
のRF被爆量がしきい値レベル以上になったか否かを判
定する回路や手段を含む。ユーザの被爆量がしきい値レ
ベル以上になるのを防止するために、無線接続を制御す
る機構も設けられている。
【0009】
【実施例】本発明の特徴を添付図面を参照しながら以下
の本発明の詳細な説明に基づき明らかにする。図1に、
本発明の好ましい実施例との使用に適した衛星通信シス
テム10の好ましい実施例を一例として示す。本発明を
詳細に説明する前に、通信システム10の説明を最初に
行って、本発明をより完全に理解するものとする。
【0010】通信システム10は、概念的に、複数のセ
グメント1,2,3,4に分割される。セグメント1は
宇宙セグメントであり、セグメント2はユーザセグメン
トであり、セグメント3は地上(または地球)セグメン
トであり、セグメント4は電話システム基盤セグメント
4、または電話システムインフラストラクチャセグメン
ト4となっている。
【0011】本発明の好ましい実施例において、例えば
1414kmの低地球軌道(以下、LEOと称す)に全
部で48の衛星が存在する。衛星12は8つの軌道面に
分布しており、1軌道面当たり6つの衛星が等間隔に配
列している。すなわち、衛星は、ウォーカー配列(Walk
er constellation)を採っている。軌道面は、赤道に対
して52度傾斜しており、各衛星は、114分毎に1回
軌道を周回する。これによって、ほぼ地球全体をサービ
スエリア、すなわち有効領域とすることができる。さら
に、南緯70度と北緯70度との間に位置する特定のユ
ーザに対して、任意の時刻にユーザの視野には少なくと
も2つの衛星が存在することが好ましい。このように、
ユーザは、地上局としてのゲートウェイ(以下、GWと
称す)18のサービス領域内の地上の任意の一地点と、
地上の他の地点と、の間で、PSTNを介して、1つ以
上のゲートウェイ18と1つ以上の衛星12とを経由し
て、場合によっては電話基盤セグメント4の一部も使用
して、通信を行うことができる。
【0012】なお、システム10の上記記載は、本発明
の教示の使用が見いだされる通信システムの適切な実施
例を表現したにすぎない。すなわち、上述の通信システ
ムの詳細は、本発明を実施する際に少しも本発明を制限
するものではない。システム10の説明を続けると、衛
星12間のソフト転送(すなわち、ハンドオフ)処理
や、各衛星によって送信される16のスポットビーム
(図4参照)の各々の間でのハンドオフ処理によって、
スペクトラム拡散(以下、SSと称す)、符号分割多元
接続(以下、CDMAと称す)技術を介して、非破壊の
通信が行われる。好ましいスペクトラム拡散CDMA
(以下、SS−CDMAと称す)技術は、1993年7
月のTIA/EIA暫定標準「2重モード広域スペクト
ラム拡散セルラシステムのための移動局を含む局互換性
標準(Mobile Station-BaseStation Compatibility Sta
ndard for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellu
lar System )」TIA/EIA/IS−95、と類似
している。なお、他のスペクトラム拡散CDMA技術や
プロトコルを用いることもできる。
【0013】低地球軌道によって、低電力固定型ユーザ
端末や低電力移動ユーザ端末13は、衛星12を介して
通信を行うことができる。なお、本発明において、「固
定型(fixed )」とは、移動自在ではなく、一地点から
移動不能な状態に、すなわち固定状態に設置されている
ことと同義である。本発明の好ましい実施例において、
衛星12の各々は、「折曲パイプ(bent pipe )」型中
継器としてのみ機能し、ユーザ端末13やゲートウェイ
18からの音声やデータなどの通信トラフィック信号を
受信し、受信した通信トラフィック信号を他の周波数帯
域に変換し、次に、変換された信号を再送信するもので
ある。すなわち、受信した通信トラフィック信号のオン
ボード信号処理は起こらず、衛星12は、送受信された
通信トラフィック信号が搬送されていることを少しも認
識していないのである。
【0014】さらに、衛星12間の直接通信リンクを必
要としない。すなわち、衛星12の各々は、ユーザセグ
メント2に位置する送信機や地上セグメント3に位置す
る送信機だけから信号を受信し、ユーザセグメント2に
位置する受信機や地上セグメント3に位置する受信機の
みに信号を送信する。ユーザセグメント2には、衛星1
2との通信に適した複数種類のユーザ端末13が含まれ
る。ユーザ端末13には、例えば、携帯移動無線電話機
14、車載の移動無線電話機15、ページング及びメッ
セージングタイプの装置16や固定型無線電話機14A
などを含む複数の様々な種類の固定型ユーザ端末や移動
ユーザ端末が含まれる。なお、固定型ユーザ端末及び移
動ユーザ端末は、各種電話機14,14A,15,16
に限定されるものではない。ユーザ端末13には、1つ
以上の衛星12を介して双方向に通信を行うために全方
向性アンテナ13Aが備えられていることが好ましい。
【0015】なお、固定型無線電話機14Aは、方向性
アンテナを使用することもできる。方向性アンテナを使
用すると干渉を減らすことができるので、1つ以上の衛
星12によって同時にサービスを行うことのできるユー
ザの数を増やすことができる。さらに、ユーザ端末13
は、2重使用装置であり、従来からの方法で地上のセル
ラシステムとも通信を行うことのできる回路を含んでい
る。
【0016】図3も参照すると、ユーザ端末13は、全
2重モードで動作でき、例えばLバンドRFリンク(ア
ップリンク、またはリターンリンク、すなわち戻りリン
ク17B)を経由してリターン(戻り)衛星トランスポ
ンダ12Aを介して通信を行うことができ、さらに、S
バンドRFリンク(ダウンリンク、すなわち順方向リン
ク17A)を経由して順方向衛星トランスポンダ12B
を介して通信を行うことができる。リターンLバンドR
Fリンク、すなわち戻りLバンドRFリンク17Bは、
1.61GHzから1.625GHzまでの帯域幅1
6.5MHzの周波数帯域内で動作し、好ましいスペク
トラム拡散技術によりパケット化ディジタル音声信号や
データ信号によって変調されている。順方向SバンドR
Fリンク17Aは、2.485GHzから2.5GHz
までの帯域幅16.5MHzの周波数帯域内で動作す
る。順方向RFリンク17Aも、スペクトラム拡散技術
によりパケット化ディジタル音声信号やデータ信号によ
ってゲートウェイ18で変調されている。
【0017】順方向リンクの16.5MHzの帯域は、
13チャネルに分割され、例えば1チャネル毎に最多1
28のユーザが割り当てられる。リターンリンクは、様
々な帯域を有し、あるユーザ端末13は、順方向リンク
に割り当てられたチャネルとは別のチャネルに割り当て
られたり、または割り当てられなかったりする。しかし
ながら、リターンリンクにおいて複数の衛星12から受
信するダイバーシチ受信モードで動作するとき、ユーザ
は、各衛星に対して同一の順方向リンクRFチャネル及
びリターンリンクRFチャネルに割り当てられる。
【0018】地上セグメント3は、少なくとも1つのゲ
ートウェイ18、大抵は複数のゲートウェイ18を含
む。ゲートウェイ18は、例えば、3GHzよりも高い
周波数範囲内で、好ましくはCバンド内で動作する全2
重CバンドRFリンク19を介して衛星12と通信を行
う。図1において、全2重CバンドRFリンク19は、
衛星に向かう順方向リンク19Aと、衛星からのリター
ンリンク19Bとからなる。CバンドRFリンクは、通
信フィーダリンクを双方向に運び、さらに、衛星コマン
ドを衛星に運び、衛星からのテレメトリ情報を運ぶ。順
方向フィーダリンク19Aは、5GHzから5.25G
Hzまでの帯域内で動作するが、リターンフィーダリン
ク19Bは、6.875GHzから7.075GHzま
での帯域内で動作する。
【0019】衛星フィーダリンクアンテナ12G,12
Hは、LEO衛星12から見える地上のサービスエリア
を最大とするように境界を仕切る広域カバレッジアンテ
ナであることが好ましい。通信システム10の好ましい
実施例において、地上からの衛星の仰角を10度と仮定
した場合、1つのLEO衛星12が境界を仕切る角度
は、およそ110度である。これによって、直径がおよ
そ5793.48km(3600マイル)のサービスエ
リアが作られる。
【0020】Lバンドアンテナ及びSバンドアンテナ
は、マルチビームアンテナであり、対応する地上のサー
ビス領域内にサービス領域を形成する。Lバンドアンテ
ナ12C及びSバンドアンテナ12Dは、図4に示すよ
うに、ビームパターンがほぼ一致していることが好まし
い。すなわち、宇宙船からの送信ビーム及び受信ビーム
は、地上の同一領域をカバーする。しかし、これは、シ
ステム10の動作に対して特に大切なことではない。
【0021】例えば、数千の全2重通信が、1つの衛星
12を介して行われる。システム10の特徴により、複
数の衛星12が、1つのユーザ端末13と1つのゲート
ウェイ18との間で同じ通信を中継している。この動作
モードによって、後述するように、各受信機でダイバー
シチ合成が行われて、フェージングに対する耐性を増大
させながらもソフトハンドオフ処理の実行が容易とな
る。
【0022】なお、周波数と、帯域と、本実施例にて説
明された周波数及び帯域の全ては、1つのシステムを表
すためのものにすぎない。他の周波数や周波数帯域を、
議論している原理を少しも変えること無く使用すること
ができる。一例として、ゲートウェイと衛星との間のフ
ィーダリンクは、およそ3GHzから7GHzまでのC
バンド以外の他の帯域や、例えばおよそ10GHzから
15GHzまでのKuバンドや、15GHzよりも高周
波数のKaバンドなどの帯域の周波数を使用することも
できる。
【0023】ゲートウェイ18は、衛星12の通信ペイ
ロード、すなわち通信機器やトランスポンダ12A,1
2B(図3参照)を電話インフラストラクチャセグメン
ト4に接続するように機能する。トランスポンダ12
A,12Bは、Lバンド受信アンテナ12Cと、Sバン
ド送信アンテナ12Dと、Cバンド電力増幅器12E
と、Cバンド低雑音増幅器12Fと、Cバンドアンテナ
12G,12Hと、LバンドからCバンドへの周波数変
換領域12Iと、CバンドからSバンドへの周波数変換
領域12Jと、を含む。さらに、衛星12は、マスター
周波数発生器12Kと、コマンド及びテレメトリ装置1
2Lとを含む。
【0024】電話基盤セグメント4は、既存の電話シス
テムからなり、公有地移動網(Public Land Mobile Net
work:以下、PLMNと称す)ゲートウェイ20と、地
域公衆電話網(regional public telephone networks:
以下、RPTNと称す)22や他のローカル電話サービ
スプロバイダなどのローカル電話交換局と、国内長距離
ネットワーク24と、国際ネットワーク26と、私設ネ
ットワーク28と、その他のRPTN30と、を含む。
通信システム10は、ユーザセグメント2と、電話基盤
セグメント4の公衆交換電話網(以下、PSTNと称
す)の電話機32と、非PSTN電話機32と、私設ネ
ットワークとなる様々なタイプのユーザ端末と、の間
で、音声通信やデータ通信を双方向に行うように動作す
る。
【0025】図1に、さらに図5にも示すように、地上
セグメント3の一部として、衛星動作制御センター(Sa
tellite Operations Control Center :以下、SOCC
と称す)36と、地上動作制御センター(Ground Opera
tions Control Center:以下、GOCCと称す)38と
が存在する。地上データ網、すなわちグランドデータネ
ットワーク(Ground Data Network :GDN)39を含
む通信路(図2参照)は、地上セグメント3のゲートウ
ェイ18及びテレメトリ及びコマンドユニット(以下、
TCUと称す)18Aと、SOCC36及びGOCC3
8とを相互に接続するために設けられている。通信シス
テム10のこの部分によって、システム全体の制御機能
が提供される。
【0026】図2に、1つのゲートウェイ18の詳細を
示す。各ゲートウェイ18は、最大4つの2重偏波RF
・Cバンドサブシステムを含む。各2重偏波RF・Cバ
ンドサブシステムは、パラボラアンテナ40と、アンテ
ナ駆動部42と、ペデスタル42Aと、低雑音受信機4
4と、高電力増幅器46とからなる。これらの部品は、
全てレドーム構造の内部に配置されて、周囲の環境から
保護されている。
【0027】ゲートウェイ18は、受信したRF搬送波
信号を処理するダウンコンバータ48と、送信されるR
F搬送波信号を処理するアップコンバータ50とを含
む。ダウンコンバータ48及びアップコンバータ50
は、CDMAサブシステム52に接続されている。CD
MAサブシステム52は、公衆交換電話ネットワーク
(以下、PSTNと称す)にPSTNインターフェース
54を介して接続されている。衛星から衛星へのリンク
を使用することによって、PSTNを省略することもで
きる。
【0028】CDMAサブシステム52は、信号加算器
及びスイッチユニット52Aと、ゲートウェイトランシ
ーバサブシステム(以下、GTSと称す)52Bと、G
TSコントローラ52Cと、CDMA相互接続サブシス
テム(以下、CISと称す)52Dと、セレクタバンク
サブシステム(Selector Bank Subsystem :以下、SB
Sと称す)52Eとを含む。CDMAサブシステム52
は、基地局管理部(Base Station Manager: 以下、BS
Mと称す)52Fによって制御され、例えばIS−95
互換性などのCDMA互換性を有する基地局と同じよう
に機能する。CDMAサブシステム52も、所望の周波
数合成器52Gとグローバルポジショニングシステム
(Global Positioning System:以下、GPSと称す)受
信機52Hとを含む。
【0029】PSTNインターフェース54は、PST
Nサービス交換ポイント(以下、SSPと称す)54A
と、電話制御プロセッサ(以下、CCPと称す)54B
と、ビジターロケーションレジスタ(Visitor Location
Register:以下、VLRと称す)54Cと、ホームロケ
ーションレジスタ(Home Location Register: 以下、H
LRと称す)へのプロトコルインターフェース54Dと
を含む。HLRは、セルラゲートウェイ20(図1参
照)の内部に配置されたり、場合に応じてPSTNイン
ターフェース54の内部に配置される。
【0030】ゲートウェイ18は、SSP54Aによっ
て形成される標準インターフェースを介して電気通信
網、すなわちテレコミュニケーションネットワークに接
続されている。ゲートウェイ18は、1次レートインタ
ーフェース(Primary Rate Interface: 以下、PRIと
称す)などの適宜の手段を介してPSTNとインターフ
ェースをとってPSTNに接続されている。さらに、ゲ
ートウェイ18は、移動交換センター(Mobile Switchi
ng Center:以下、MSCと称す)と直接に接続できるよ
うになっている。
【0031】ゲートウェイ18は、SS−7・ISDN
固定信号方式をCCP54Bに供給する。このインター
フェースのゲートウェイ側では、CCP54Bは、CI
S52Dとインターフェースをとって、CDMAサブシ
ステム52とインターフェースをとっている。CCP5
4Bは、システムエアインターフェース(system AirIn
terface:以下、AIと称す)に対してプロトコル転送
機能を提供する。かかるAIは、CDMA通信用のIS
−95暫定標準と類似している。
【0032】ブロック54C,54Dは、通常ゲートウ
ェイ18と外部のセルラ電話網との間のインターフェー
スを行っている。このインターフェースは、例えばIS
−41(北アメリカ標準、AMPS)セルラシステム
や、GSM(欧州標準、MAP)セルラシステムと互換
性を有し、特に、ホームシステムの外側で電話を使用す
るユーザを扱う特定の方法に対して互換性を有する。ゲ
ートウェイ18は、システム10対AMPS電話、及び
システム10対GSM電話に対して、ユーザ端末の認証
をサポートする。既存の電気通信インフラストラクチャ
が無いサービス領域では、HLRが、ゲートウェイ18
に加えられて、SS−7信号方式インターフェースとの
インターフェースがとられている。
【0033】通常のサービス領域から電話をかけるユー
ザは、確認されるとシステム10に取り込まれる。ユー
ザは、どの領域にいても、同一の端末装置を使用して、
世界中のどこからでも電話をかけることができ、必要な
プロトコル変換がゲートウェイ18によって行われる。
例えばGSMからAMPSへの変換が不要のとき、プロ
トコルインターフェース54Dは省略される。
【0034】GSM移動交換センタに固有の従来からの
「A」インターフェースや、IS−41移動交換センタ
に対するベンダ対オーナ(vendor-proprietary)インタ
ーフェースに加えて、またはかかるインターフェースの
替わりに、セルラゲートウェイ20に対して専用の汎用
(universal )インターフェースを設けることも、本発
明に含まれる。図1に示すように、PSTN−INTと
記された信号路のように、PSTNに直接インターフェ
ースを設けることも、本発明に含まれる。
【0035】ゲートウェイ全体の制御は、ゲートウェイ
コントローラ56によって行われる。ゲートウェイコン
トローラ56は、上述の地上データネットワーク(以
下、GDNと称す)39へのインターフェース56A
と、サービスプロバイダ制御センタ(以下、SPCCと
称す)60へのインターフェース56Bとを含む。ゲー
トウェイコントローラ56は、通常、BSM52Fを介
して、さらにアンテナ40の各々に接続されたRFコン
トローラ43を介して、ゲートウェイ18と相互に接続
されている。さらに、ゲートウェイコントローラ56
は、ユーザや衛星エフェメリスデータなどのデータベー
ス62に接続され、また、I/Oユニット64にも接続
されている。このI/Oユニット64は、ゲートウェイ
コントローラ56とのアクセスを得るパーソナルサービ
スを可能とするものであり、ディスプレイやキーボード
などを有する。GDN39も、テレメトリ及びコマンド
(以下、T&Cと称す)ユニット66に対して双方向に
インターフェースをとっている(図1及び図5参照)。
【0036】図5を参照すると、GOCC38の機能
は、ゲートウェイ18による衛星の利用を計画して制御
することであり、この衛星利用をSOCC36で調整す
ることである。通常、GOCC38は、傾向を解析し、
トラフィック計画を作成し、電力やチャネルなどのシス
テム資源や衛星12の割り当てを行い、システム10全
体の性能を監視し、リアルタイムで、または前もって、
使用命令をゲートウェイ18にGDN39を介して送っ
ている。なお、システム資源は、電力やチャネルに限定
されない。
【0037】SOCC36は、軌道を維持するとともに
監視し、ゲートウェイに衛星使用情報を中継してGDN
39を介してGOCC38に入力せしめ、衛星のバッテ
リ状態を含む各衛星12の機能全体を監視し、衛星12
内のRF信号路に対する利得を設定し、他の機能に加え
て、地表に対する衛星の姿勢を最適化せしめるように動
作する。
【0038】上述の如く、各ゲートウェイ18は、信号
伝送方式(signalling)と、音声やデータの通信との両
者のために、あるユーザをPSTNに接続したり、ま
た、料金請求を目的としてデータベース62(図2参
照)を介してデータを生成したりする。選択されたゲー
トウェイ18は、テレメトリ及びコマンドユニット(以
下、TCUと称す)18Aを含み、リターンリンク19
Bにおいて衛星12によって送信されるテレメトリデー
タを受信するとともに、順方向リンク19Aを介してコ
マンドを衛星12まで送信する。GDN39は、ゲート
ウェイ18と、GOCC38と、SOCC36と、を相
互に接続するように動作する。
【0039】通常、LEO配列の衛星12の各々は、C
バンド順方向リンク19AからSバンド順方向リンク1
7Aへと情報をゲートウェイ18からユーザに中継し、
また、Lバンドリターンリンク17BからCバンドリタ
ーンリンク19Bへと情報をユーザからゲートウェイ1
8に中継する。この情報は、電力制御信号に加え、SS
−CDMA同期チャネルとSS−CDMAページングチ
ャネルとを含む。様々なCDMAパイロットチャネル
が、順方向リンクでの干渉をモニタするためにも使用さ
れる。衛星エフェメリス更新データも、衛星12を介し
てゲートウェイ18からユーザ端末13の各々に向けて
通信される。衛星12も、アクセス指令や電力変化指
令、登録指令を含む信号方式情報を、ユーザ端末13か
らゲートウェイ18に中継するように機能する。衛星1
2も、ユーザとゲートウェイ18との間の通信信号を中
継し、さらに、未登録者や未登録端末による使用を軽減
するための防護手段を備えることもできる。
【0040】動作時において、衛星12は、衛星の動作
状態の測定値を含む宇宙船テレメトリデータを送信す
る。衛星からのテレメトリストリームと、SOCC36
からのコマンドと、通信フィーダリンク19とは、全て
Cバンドアンテナ12G,12Hを共有する。TCU1
8Aを含むゲートウェイ18に対して、受信した衛星テ
レメトリデータは、SOCC36に直ちに送られ、また
は、一旦保存されて後になって大抵はSOCCの要求に
よりSOCC36に送られる。いずれの場合も、テレメ
トリデータは、パケットメッセージとしてGDN39を
介して送られる。なお、パケットメッセージの各々は、
単一の小テレメトリフレーム(minor telemetry frame
)を含んでいる。複数のSOCC36が衛星サポート
を行う場合は、テレメトリデータは全てのSOCCに送
られる。
【0041】SOCC36は、GOCC38とのインタ
ーフェース機能を複数有する。第1のインターフェース
機能は、軌道位置情報であり、各ゲートウェイ18が視
界にある衛星の最大4つまでを正確に追跡できるよう
に、SOCC36は、GOCC38に軌道情報を提供す
る。このデータは、ゲートウェイ18が周知のアルゴリ
ズムを使用して衛星交信リストを明らかにすることがで
きる程度のデータ表を含んでいる。SOCC36は、ゲ
ートウェイの追跡計画を知るためには不要である。TC
U18Aは、ダウンリンクテレメトリ帯域を捜して、各
アンテナによって追跡すべき衛星の身元を確認し、次に
コマンドを伝える。
【0042】第2のインターフェース機能は、SOCC
36からGOCC38に報告される衛星状態情報であ
る。衛星状態情報は、衛星やトランスポンダの稼働率
(availablity )と、バッテリの状態と、軌道情報とを
含み、通信目的のために衛星12の全部または一部の使
用を妨げる衛星関係の制限を含んでいる。システム10
の重要な概念は、ゲートウェイの受信機やユーザ端末の
受信機でのダイバーシチ合成を組み合わせたSS−CD
MAの使用である。ダイバーシチ合成が用いられて、長
さが異なる複数の伝送路を介して複数の衛星からユーザ
端末13やゲートウェイ18に信号が到着したときのフ
ェージングの影響を少なくしている。ユーザ端末13や
ゲートウェイ18のレイク受信機が、複数の信号源から
の信号を受信して合成するために用いられる。例えば、
ユーザ端末13やゲートウェイ18は、衛星12のマル
チビームを介して送信される順方向リンク信号や同時に
受信されるリターンリンク信号に対してダイバーシチ合
成を行っている。
【0043】連続ダイバーシチ受信モードの性能は、1
つの衛星中継器を介して1つの信号を受信するモードの
性能よりも優れており、さらに、受信信号に悪影響をも
たらす樹木や障害物からの遮蔽や妨害によりリンクが失
われる通信の中断が無いのである。1つのゲートウェイ
18の多重方向性アンテナ40は、ユーザ端末13での
ダイバーシチ合成をサポートするために、1つ以上の衛
星12の様々なビームを介して、ゲートウェイからユー
ザ端末への順方向リンク信号を送信することができる。
ユーザ端末13の全方向性アンテナ13Aは、ユーザ端
末13の視野にある衛星ビームの全てを経由して送信を
行う。
【0044】各ゲートウェイ18は、送信機の電力制御
機能を支援して低速のフェージングにアドレスし、さら
にブロックインターリーブも支援して媒体を高速フェー
ジングにアドレスせしめる。電力制御は、順方向リンク
と逆方向リンクとの両方で行われる。電力制御機能の応
答時間は、最大30m秒の衛星周回遅延引きはずし(sa
tellite round trip delay)に適応するように調整され
ている。ブロックインターリーブ回路(53D,53
E,53F、図6参照)は、ボコーダ(音声符号化・復
号化器)53Gのパケットフレームに関係するブロック
長で動作する。最適インターリーブ長は、より長いもの
に交換されるので、終端間遅延(end-to-end delay)は
増大するが、エラー訂正は改善される。最大終端間遅延
は、150ミリ秒であり、またはそれ以下であることが
好ましい。この遅延は、ダイバーシチ合成器によって行
われる受信信号のアライメントによる遅延と、ボコーダ
53Gの処理遅延と、ブロックインターリーブ回路53
D〜53Fの遅延と、CDMAサブシステム52の一部
を構成する図示せぬビタビデコーダの遅延とを含む遅延
の全てを含む。
【0045】図6に、図2のCDMAサブシステム52
の順方向リンク変調部のブロック図を示す。加算ブロッ
ク53Aの出力部は、周波数アジィルアップコンバータ
(frequency agile up-convertor)53Bに信号を送
り、アップコンバータ53Bは、加算器及びスイッチブ
ロック52Aに信号を送る。テレメトリ及び制御(以
下、T&Cと称す)情報も、ブロック52Aに入力され
る。
【0046】無変調直接シーケンスSSパイロットチャ
ネルは、所望のビットレートで全てゼロからなるウォル
シュコードを生成する。このデータストリームは、様々
なゲートウェイ18や衛星12からの信号を分離するた
めに使用される短PNコード(short PN code )と合成
される。パイロットチャネルは、使用される場合、短コ
ードに加算された2の法となり、次に、CDMA・FD
・RFチャネル帯域においてQPSK拡散されたりBP
SK拡散される。次に示す様々な疑似雑音(PN)コー
ドオフセットが供給される。すなわち、(a)ユーザ端
末13がゲートウェイ18を識別するためのPNコード
オフセットと、(b)ユーザ端末13が衛星12を識別
するためのPNコードオフセットと、(c)ユーザ端末
13が衛星12から送信される16のビームのうちの1
つを識別するためのPNコードオフセットと、である。
様々な衛星12からのパイロットPNコードは、同一の
パイロットシード(seed)PNコードとは異なる時間オ
フセットや位相オフセットに割り当てられている。
【0047】ゲートウェイ18によって送信されるパイ
ロットチャネルの各々は、使用される場合、他の信号よ
りも高い電力レベルで、または低い電力レベルで送信さ
れる。パイロットチャネルによって、ユーザ端末13
は、順方向CDMAチャネルのタイミングを捕捉し、コ
ヒーレントな復調のために位相基準を用意し、信号強度
の比較を行ってハンドオフを開始する時を判定する機構
を備えることができる。しかしながら、パイロットチャ
ネルの使用は強制ではなく、他の技術を使用することも
できる。
【0048】同期チャネルは、次に示す情報、すなわ
ち、(a)時刻と、(b)送信を行っているゲートウェ
イの身元と、(c)衛星エフェメリスと、(d)割り当
てられたページングチャネルとに関する情報を含むデー
タストリームを生成する。同期データは、畳み込み符号
器53Hに供給され、ここで、データは、畳み込み符号
化され、次にブロックインターリーブされて高速フェー
ジングを減らす。生じたデータストリームは、同期ウォ
ルシュコードに加算された2の法となり、CDMA・F
D・RFチャネル帯域においてQPSK拡散されたり、
またはBPSK拡散される。
【0049】ページングチャネルは、畳み込み符号器5
3Iに供給され、ここで、ページングチャネルは畳み込
み符号化されて次にブロックインターリーブされる。生
じたデータストリームは、長コード発生器53Jの出力
と合成される。長PNコードは、様々なユーザ端末13
の帯域を分離するために使用される。ページングチャネ
ルと長コードとは、シンボルカバーに加算されて提供さ
れる2の法となり、生じた信号はウォルシュコードに加
算された2の法となる。次に、この結果は、CDMA・
FD・RFチャネル帯域においてQPSK拡散されたり
BPSK拡散されたりする。
【0050】一般に、ページングチャネルは、(a)シ
ステムパラメータメッセージ、(b)アクセスパラメー
タメッセージ、(c)CDMAチャネルリストメッセー
ジを含む様々な種類のメッセージを伝達する。システム
パラメータメッセージは、ページングチャネルの構成
と、登録パラメータと、捕捉を支援するパラメータとを
含む。アクセスパラメータメッセージは、アクセスチャ
ネルの構成とアクセスチャネルデータレートとを含む。
CDMAチャネルリストメッセージは、使用される場
合、対応するパイロットの身元と割り当てられたウォル
シュコードとを運ぶ。
【0051】ボコーダ53Kは、音声を符号化してPC
M順方向トラフィックデータストリームを生成する。順
方向トラフィックデータストリームは、畳み込み符号器
53Lに供給され、畳み込み符号器53Lにおいて、デ
ータストリームは畳み込み符号化され。次にブロック5
3Fにてブロックインターリーブされる。生成されたデ
ータストリームは、ユーザ長コードブロック53Kの出
力と合成される。ユーザ長コードは、様々な加入者チャ
ネルを分離するために使用される。次に、生じたデータ
ストリームは、マルチプレクサ(以下、MUXと称す)
53Mにおいて電力制御され、ウォルシュコードに加算
された2の法となり、CDMA・FD・RF通信チャネ
ル帯域においてQPSK拡散されたりまたはBPSK拡
散される。
【0052】ゲートウェイ18は、CDMAリターンリ
ンクを復調するように動作する。リターンリンクに対し
て異なる2つのコード、すなわち、(a)ゼロのオフセ
ットコードと、(b)長コードと、が存在する。これら
のコードは、種類の異なる2つのリターンリンクCDM
Aチャネル、すなわち、アクセスチャネルとリターント
ラフィックチャネルとによって使用される。
【0053】アクセスチャネルに対して、ゲートウェイ
18は、アクセスを要求するアクセスチャネルにおいて
バーストを受信して復調する。アクセスチャネルメッセ
ージは、比較的小量のデータが続く長プリアンブルにお
いて具体化される。プリアンブルは、ユーザ端末の長P
Nコードである。各ユーザ端末13は、単一のタイムオ
フセットによって生成されて共通のPN生成多項式(PN
generator polynomial)となる唯一の長PNコードを
有する。
【0054】ゲートウェイ18は、アクセス要求を受信
した後、アクセス要求の受信を承認するとともにウォル
シュコードをユーザ端末13に割り当ててトラフィック
チャネルを設けながら、順方向リンクページングチャネ
ル(ブロック53E,53I,53J)においてメッセ
ージを送る。ゲートウェイ18も周波数チャネルをユー
ザ端末13に割り当てる。ユーザ端末13とゲートウェ
イ18とは、共に割り当てられたチャネル素子に切り替
えられて、割り当てられたウォルシュ(拡散)コードを
使用しながら2重通信を開始する。
【0055】リターントラフィックチャネルは、ローカ
ルデータソースやユーザ端末のボコーダからのディジタ
ルデータを畳み込み符号化することによって、ユーザ端
末13において生成される。次に、データは、所定間隔
毎にブロックインターリーブされて、128−Ary変
調器及びデータバーストランダム化器(randomizer)に
供給されて、リターントラフィックチャネル間の相関を
減らし、よって干渉を減らす。次に、データは、ゼロの
オフセットPNコードに加算されて、1つ以上の衛星1
2を介してゲートウェイ18に送信される。
【0056】ゲートウェイ18は、例えば高速ハダマー
ド変換(FHT)を使用してリターンリンクを処理する
ことによって、128−Aryウォルシュコードを復調
し、復調された情報をダイバーシチ合成器に供給する。
上記は、通信システム10の好ましい実施例の記載であ
る。次に、本発明の好ましい実施例について説明する。
【0057】図7を参照し、図1の衛星通信システム1
0の簡単な構成を説明する。ユーザ端末13は、端末の
種類(例えば、車載型、固定型、携帯用、音声用のみ、
音声及びデータ用、データ用、など)を含む、端末を識
別する電子端末識別子(Electronic Terminal Identifi
er:ETI)を含む。ユーザ端末13の多くは、ユーザ
の音声をディジタル化するとともに入力されボコード化
された音声をアナログフォーマットに変換する可変速度
(1200,2400,4800,9600ボー)ボコ
ーダ13cを含む。ユーザ端末13は、さらに閉ループ
送信電力制御機能部13dを含む。閉ループ送信電力制
御機能部13dは、前述のTIA/EIA暫定標準「2
重モード広域スペクトラム拡散セルラシステム用の可動
局を含む局互換性標準」TIA/EIA/IS−95
(1993年7月)において指定された機能と類似して
いる。アンテナ13aは、ユーザ端末13を1つ以上の
低地球軌道(LEO)衛星12を双方向に接続する。
【0058】図3を参照しながら説明したように、本発
明の実施例において、衛星12は、折曲管型中継器であ
り、リターンリンク17bにおいて16ビームのうちの
1つからユーザ伝送を受信して周波数を変換し、ユーザ
信号をリンク19bを介してゲートウェイ18に送信す
る。衛星12は、さらに、ゲートウェイからのフィーダ
リンク19aを受信して周波数を変換し、信号をユーザ
端末に向けて同じビームによって順方向リンク17aを
介して送信する。
【0059】ゲートウェイ18は、チャネル及びウォル
シュコードをユーザ端末に割り当てるとともに電話中の
ユーザ端末の送信電力を制御する任務を有する。ユーザ
端末送信電力は、リターンリンクにおけるユーザ端末信
号を検知することによって、次に、順方向リンクにおい
て周期的に送られる電力制御ビットによってユーザ端末
の送信電力を調整することによって、adBのディスク
リートで断片的な増分で制御される。これは、大抵、衛
星通信システム10の好ましい実施例において、ボコー
ダフレームベース毎に、または20ミリ秒毎に(1秒当
たり50回)発生する。
【0060】このように、ゲートウェイ18は、電力制
御ビットで、フレームレートにおけるユーザ端末電力レ
ベルを連続的に制御しているので、ゲートウェイ18は
常時ユーザ端末13の送信電力レベルを認識している。
接続が最初にセットアップされたときに、ゲートウェイ
18は、初期のユーザ端末電力レベルを認識しており、
次のユーザ端末の電力調整はこの初期レベルから行われ
る。
【0061】本発明により、ゲートウェイ18は、(リ
ターンリンクを介して受信されたとき)ユーザ端末の全
方向性アンテナから放射された電力をモニタし、アンテ
ナ13aとユーザの身体との間の距離dに基づいて放射
電力をユーザ身体での電力束密度(power flux densit
y)に変換し、図8のグラフにおいて斜線で示すよう
に、所定しきい値限界を越えた電力束密度の大きさを記
録し、記録された大きさを時間平均する。
【0062】ユーザの身体での電力束密度(PFD)を
測定する式を次に示す。 PFD = EIRP / 4πd2 但し、EIRPは、ユーザの身体方向における有効等方
性放射電力(単位ミリワット)を表し、dは、放射装置
(すなわちアンテナ13a)とユーザの身体との間の距
離を単位cmで表したものである。
【0063】平均全電力密度が指定された最大許容被爆
量(例えば、距離dにおいて4mw/cm2 )に接近し
ていることが明らかになった場合、ゲートウェイ18
は、ユーザ端末13にはめ込まれたコントローラ13e
へのメッセージを順方向リンクを介して送る。このメッ
セージの受信に反応して、コントローラ13eは、ユー
ザへのメッセージを端末ディスプレイ13fに表示し、
表示されたメッセージは、進行中の電話がまもなく終了
せしめられることを示すものである。この表示されたメ
ッセージや音声は、電話が終了せしめられる前にユーザ
が電話を終えることができるような時刻に示されること
が好ましい。最大許容被爆量を越えようとしている時刻
に未だユーザ端末13が接続している場合、ゲートウェ
イ18は接続を自動的に終了せしめる。
【0064】一般に、ゲートウェイ18は、ユーザ端末
13のアンテナ13aに関係する平均送信電力平均密度
が、指定された期間内の所定しきい値レベル及び絶対し
きい値レベルの少なくとも一方以上になるか否かを判定
する。ゲートウェイ18が、電話接続が維持されている
場合にしきい値を越えたことを判定した場合、ゲートウ
ェイ18は、ユーザ端末の平均送信電力密度レベルが所
定のしきい値レベルや絶対しきい値レベル以上になる前
に、接続を終了せしめる。
【0065】端末13が切り離されるまでの時間を最大
に活用するために、端末がしきい値レベルに接近したと
きに、ゲートウェイ18によってユーザ端末13の送信
電力を減らすことも本発明に含まれる。この点に関し、
ダイバーシチレベル(すなわち、衛星12の数)も、リ
ターンリンクの質を適切に維持するために変えることも
できる。
【0066】さらに、本発明により、ユーザ端末13
が、終了後の所定期間内にシステム10との再接続を試
みる場合、ゲートウェイ18はユーザ端末13の接続を
拒否する。最大許容被爆限界がある時間(例えば30
分)の間に指定されるので、さらに時間が経過すると、
ユーザ端末13は接続が許可される。ユーザ被爆情報
は、ゲートウェイ18によって管理されるユーザ端末1
3の各々に対してゲートウェイコントローラ56(図
2)によって測定されて蓄積される。被爆情報は、多数
の通話に対しても蓄積される。例えば、所定時間内に多
数の短い電話を掛けるユーザは、同一時間の間に1回の
電話を掛けるユーザとほぼ同じRFエネルギに曝され
る。
【0067】ゲートウェイ18が、電話のセットアップ
にてリターンリンクを介して送信されるETIからユー
ザ端末の種類を認識している場合、ユーザ端末の種類を
モニタしなくても良い。例えば、固定型ユーザ端末14
aが、ユーザからかなりの距離の所に配置されたアンテ
ナ13aを有すると仮定しても良い。また、車載用端末
に対して、アンテナ13aを、車両15(図1)の外側
に設けることもでき、ユーザを送信RFエネルギからシ
ールドしている。このように、ETIに基づいて、ゲー
トウェイ18は、携帯端末などの放射RFエネルギに対
するユーザ被爆の可能性の高いユーザ端末の種類を識別
することができる。さらに、ETIから同一とみなし得
る異なる種類の携帯端末は、ユーザによって通常の作動
状態に置かれたとき、ユーザの身体に対して異なる位置
にアンテナ13aが配置される。このように、ユーザの
被爆量を計算する際に使用される距離の値(d)は、ユ
ーザ端末13の種類が異なると異なり、ゲートウェイ1
8による平均RF電力密度の計算を左右する。対象とな
るしきい値レベルは、一定、または可変である。
【0068】例えばゲートウェイ18からの順方向リン
クを介して受信される電力制御情報に基づいて、ユーザ
端末13が自身の送信電力をモニタすることも本発明に
含まれる。ユーザ端末の電力モニタの結果は、リターン
リンクを介してゲートウェイ18に送られて、ゲートウ
ェイ18の電力モニタの結果とともに使用される。特定
のユーザ端末13との接続を終了せしめる判定を行う
際、ゲートウェイ18において、マジョリテイボーティ
ング(Majority voting )、すなわち多数決や他の技術
を使用することができる。好ましくは、ゲートウェイ1
8によって測定される平均電力密度は、ユーザ端末13
から送られる他の測定値に対して優先される。
【0069】ユーザ端末が緊急電話などの所定種類の電
話を掛けるとき、ゲートウェイ起動のサービスのカット
オフを拒絶できることが好ましい。この場合、ゲートウ
ェイ18は、ユーザによって1組の所定番号の1つがダ
イヤルされたことを、電話接続要求とともに送られた電
話番号から判定し、電話をPSTNに接続する。所定タ
イプの電話を行うユーザを接続した後、ユーザ端末が平
均電力密度しきい値レベルを越えているとゲートウェイ
18によって判定されたとしても、ゲートウェイ18
は、ユーザ端末13にメッセージを送り、このメッセー
ジによって、端末は、メッセージを表示したり音を発し
たりしてユーザに電話接続が終了していることを示す。
【0070】ユーザ端末がしきい値を上回ると判定され
た時間の間に接続される電話(例えば緊急電話)の記録
とユーザRF被爆関連のデータの記録とを維持すること
と、この情報をゲートウェイ18からGOCC36にG
DN39を介して周期的に伝送することも、本発明に含
まれる。本発明は、好ましい実施例に基づいて説明した
が、当業者においては、本発明の請求項から逸脱せずに
形態及び詳細を変更できるものである。
【0071】例えば、当業者においては、本発明の教示
は衛星通信システムに限定されず、また、スペクトラム
拡散通信システムに限定するものではないことは明かで
ある。本発明の教示は、時分割多元接続(TDMA)シ
ステムに対しても有効である。本発明の教示は、ゲート
ウェイ、基地局、移動交換センタなどがRFエネルギに
対するユーザの被爆を遠隔操作により測定でき、測定さ
れた被爆量に基づいてユーザへのサービスを瞬時に拒絶
したり制限する無線通信システムにも適用できる。
【0072】衛星が通信リンクのオンボード処理を実行
する能力を有するシステムなどの様々なタイプの衛星通
信システムにおいて、衛星そのものが前述のようにユー
ザ端末の放射電力モニタ機能の一部または全部を実行す
ることも認めるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例において構成されて動
作する衛星通信システムを示す構成図である。
【図2】図1の1つのゲートウェイを示す構成図であ
る。
【図3】図1の1つの衛星の通信機器、すなわち通信ペ
イロードを示す構成図である。
【図4】図1の1つの衛星の対応するビームパターンの
一部を説明する図である。
【図5】衛星テレメトリ及び制御機能をサポートする地
上設備を示す構成図である。
【図6】図2のCDMAサブシステムの構成図である。
【図7】本発明の教示をより詳細に示す衛星通信システ
ムの構成図である。
【図8】ゲートウェイにて測定されたユーザ端末の送信
電力密度の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
10 通信システム 17a,19a 順方向リンク 17b,19b 戻りリンク 12 衛星 13 ユーザ端末 13a アンテナ 18 ゲートウェイ 56 ゲートウェイコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ジェイ.サイツ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94539 フレモント クーガーサークル 45153

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システムを制御する通信システム制
    御方法であって、 順方向リンク及び戻りリンクを介してユーザ端末によっ
    て無線接続を成立せしめる成立行程と、 接続の間に、ユーザ端末のアンテナに関係する平均送信
    電力密度が、端末のユーザに対して、所定の単位時間内
    に所定しきい値レベル及び絶対しきい値レベルの少なく
    とも一方以上になったか否かを判定する判定行程と、 平均送信電力密度レベルがしきい値レベル以上になる時
    間の前に接続を終了せしめる終了行程と、を含むことを
    特徴とする通信システム制御方法。
  2. 【請求項2】 前記終了行程を実行した後の所定時間内
    に第2の接続の成立を試みるユーザ端末に反応して、第
    2の接続の成立を拒否する行程をさらに含むことを特徴
    とする請求項1記載の通信システム制御方法。
  3. 【請求項3】 前記終了行程を実行した後の所定時間内
    に第2の接続の成立を試みるユーザ端末に反応して、接
    続要求と共に送られる電話番号を、所定の電話番号の組
    に属する電話番号と比較する行程と、 電話番号が電話番号の組のうちの1つと一致した場合、
    ユーザ端末と接続して電話番号に電話を掛ける行程と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の通信シス
    テム制御方法。
  4. 【請求項4】 前記判定行程は、 戻りリンクを介してユーザ端末から受信された信号をサ
    ンプリングする行程と、 電力制御信号をユーザ端末に向けて順方向リンクを介し
    て送信してユーザ端末の送信電力を所定レベルに設定す
    る行程と、 ユーザ端末の予測送信電力をユーザの身体に対する電力
    密度値に変換する行程と、を含むことを特徴とする請求
    項1記載の通信システム制御方法。
  5. 【請求項5】 前記成立行程は、 戻りリンクを介してユーザ端末から受信した情報から、
    ユーザ端末の種類を確認する行程と、 ユーザ端末の種類が所定種類の1つであると確認された
    場合にのみ前記判定行程を実行する行程と、を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の通信システム制御方法。
  6. 【請求項6】 接続の間に、ユーザ端末のアンテナに関
    係する送信電力密度をユーザ端末において測定する行程
    と、 測定された送信電力密度をユーザ端末から戻りリンクを
    介して送信する行程と、をさらに有することを特徴とす
    る請求項1記載の通信システム制御方法。
  7. 【請求項7】 前記終了行程は、 メッセージをユーザ端末から順方向リンクを介して送信
    する行程と、 送信されたメッセージの受信に応答して、接続がまもな
    く終了せしめられるという指示をユーザ端末のユーザに
    対して呈する行程と、を、初期行程として含むことを特
    徴とする請求項1記載の通信システム制御方法。
  8. 【請求項8】 無線接続を成立せしめる行程は、少なく
    とも1つの衛星を介して接続を成立せしめることを特徴
    とする請求項1記載の通信システム制御方法。
  9. 【請求項9】 順方向リンク及び戻りリンクを介してユ
    ーザ端末との無線接続を成立せしめる成立手段と、 接続の間に、ユーザ端末のアンテナに関係する平均送信
    電力密度が端末のユーザに対して、所定の単位時間内に
    所定しきい値レベル及び絶対しきい値レベルの少なくと
    も一方以上になったか否かを判定する判定手段と、 平均送信電力密度レベルがしきい値レベル以上になる時
    間の前に接続を終了せしめる終了手段と、を有すること
    を特徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】 前記成立手段は、第2の接続の成立を
    試みるユーザ端末に反応して、接続が終了せしめられた
    後の所定時間内は、前記第2の接続の成立を拒否するこ
    とを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 前記成立手段は、第2の接続の成立を
    試みるユーザ端末に反応して、接続が終了せしめられた
    後の所定時間内は、接続要求と共に送られる電話番号
    を、所定の電話番号の組に属する電話番号と比較し、電
    話番号が電話番号の組のうちの1つと一致した場合、ユ
    ーザ端末に接続して電話番号に電話を掛けることを特徴
    とする請求項9記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、 戻りリンクを介してユーザ端末から受信した信号をサン
    プリングする手段と、 電力制御信号をユーザ端末に向けて順方向リンクを介し
    て送信してユーザ端末の送信電力を所定レベルに設定す
    る手段と、 ユーザ端末の予測送信電力を時間の関数としてユーザの
    身体に対する電力密度値に変換する手段と、を有するこ
    とを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  13. 【請求項13】前記成立手段は、ユーザ端末から戻りリ
    ンクを介して受信した情報から、ユーザ端末の種類を確
    認する手段を含み、 前記判定手段は、判定されたユーザ端末の確認に反応し
    て、ユーザ端末を所定の種類のうちの1つとして確認し
    たときのみ動作することを特徴とする請求項9記載の通
    信システム。
  14. 【請求項14】 前記ユーザ端末は、接続の間に、ユー
    ザ端末のアンテナに関係する送信電力密度を測定する手
    段と、測定された送信電力密度をユーザ端末から戻りリ
    ンクを介して送信する手段と、を含むことを特徴とする
    請求項9記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 前記終了手段は、メッセージをユーザ
    端末に向けて順方向リンクを介して送信する手段を含
    み、前記ユーザ端末は、送信されたメッセージの受信に
    反応して、接続がまもなく終了せしめられるという指示
    をユーザ端末のユーザに対して呈する手段を含むことを
    特徴とする請求項9記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 無線接続を成立せしめる衛星の少なく
    とも1つをさらに有することを特徴とする請求項9記載
    の通信システム。
  17. 【請求項17】 所定に配置された複数の地球軌道衛星
    と、 地上に位置する少なくとも1つのユーザ端末と、 地上の通信システムと前記ユーザ端末との間に前記衛星
    の少なくとも1つを介して双方向電力制御無線通信接続
    を搬送する手段を含む地上に設置された少なくとも1つ
    のゲートウェイと、を有し、 前記ゲートウェイは、 接続の間にユーザ端末電力制御情報に基づいて、ユーザ
    端末のアンテナに関係する平均送信電力密度が、端末の
    ユーザに対して、所定の単位時間内に所定しきい値レベ
    ル及び絶対しきい値レベルの少なくとも一方以上になっ
    たか否かを判定する手段と、 平均送信電力密度レベルがしきい値レベル以上になる時
    間の前に接続を終了せしめる手段と、を有することを特
    徴とする衛星通信システム。
  18. 【請求項18】 前記ゲートウェイは、第2の接続の成
    立を試みるユーザ端末に反応して、接続が終了せしめら
    れた後の所定時間内は、第2の接続の成立を拒否するこ
    とを特徴とする請求項17記載の衛星通信システム。
  19. 【請求項19】 前記ゲートウェイは、第2の接続の成
    立を試みるユーザ端末に反応して、接続が終了せしめら
    れた後の所定時間内は、接続要求と共に送られた電話番
    号を所定の電話番号の組に属する電話番号と比較し、電
    話番号が電話番号の組のうちの1つと一致した場合はユ
    ーザ端末と接続して電話番号に電話を掛けることを特徴
    とする請求項17記載の衛星通信システム。
  20. 【請求項20】 前記判定手段は、 ユーザ端末から戻りリンクを介して受信した信号をサン
    プリングする手段と、 電力制御信号をユーザ端末に向けて順方向リンクを介し
    て送信してユーザ端末の送信電力を所定レベルに設定す
    る手段と、を有することを特徴とする請求項17記載の
    衛星通信システム。
  21. 【請求項21】 前記ゲートウェイは、ユーザ端末から
    戻りリンクを介して受信した情報に基づいて、ユーザ端
    末の種類の識別子を確認する手段を含み、 前記判定手段は、判定されたユーザ端末の識別子に反応
    して、ユーザ端末が所定種類のうちの1つと確認された
    ときのみ動作することを特徴とする請求項17記載の衛
    星通信システム。
  22. 【請求項22】 前記ユーザ端末は、接続の間に、ユー
    ザ端末のアンテナに関係する送信電力密度を測定する手
    段と、測定された送信電力密度をユーザ端末から戻りリ
    ンクを介して送信する手段と、を含むことを特徴とする
    請求項17記載の衛星通信システム。
  23. 【請求項23】 前記終了手段は、メッセージをユーザ
    端末に順方向リンクを介して送信する手段を含み、前記
    ユーザ端末は、送信されたメッセージの受信に反応し
    て、接続がまもなく終了せしめられるという指示をユー
    ザ端末のユーザに呈することを特徴とする請求項17記
    載の衛星通信システム。
  24. 【請求項24】 前記双方向電力制御無線通信接続は、
    スペクトラム拡散符号分割多元無線通信接続であること
    を特徴とする請求項17記載の衛星通信システム。
  25. 【請求項25】 前記双方向電力制御無線通信接続は、
    時分割多元無線通信接続であることを特徴とする請求項
    17記載の衛星通信システム。
  26. 【請求項26】 少なくとも1つの地球軌道衛星と、 地上に位置する少なくとも1つのユーザ端末と、 地上の通信システムと前記ユーザ端末との間で双方向無
    線通信接続を前記衛星を介して搬送する手段を含む地上
    に設置された少なくとも1つのゲートウェイと、を有
    し、 前記ゲートウェイ、前記衛星、及び前記ユーザ端末のう
    ちの少なくとも1つは、少なくとも接続の間に、ユーザ
    端末と関係するユーザのRF被爆量を測定する手段と、
    ユーザの測定されたRF被爆量に応じて無線接続を制御
    する手段と、を含むことを特徴とする衛星通信システ
    ム。
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