JP2001504022A - 塵埃セパレーター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 バキュームクリーナーを通る空気流通路を仕切り、そしてバッグ（８）がそこへ接続される開口（７１）を有する剛直部材（７）へバッグ（８）が密閉して接続されるバキュームクリーナー（１−６）のための塵埃セパレーター。仕切り部材（７）はバッグ（８，８１）とは別体である。バッグ（８，８１）のオリフィスにはバッグ（８）が仕切り部材中の開口（７１）を通ってバキュームクリーナーを通る空気流の方向に引かれるのを防止するように機能するフランジ（８３）が取付けられる。フランジ（８３）はバッグが一杯になった時それが仕切り部材（７）中の開口（７１）を通過できるように潰れる（８６，８９）ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 塵埃セパレーター 本発明は請求項１に規定した種類の塵埃セパレーターに関する。 このように本発明は、バキュームクリーナーを通る空気流通路を仕切るプレー トの開口のまわりで該プレートへ密閉してバッグが接続されるバキュームクリー ナーのための塵埃セパレーターに関する。 本発明が関係する種類の慣用のバキュームクリーナーにおいては、空気透過性 の塵埃分離バッグが仕切りプレートへ永久的に接続されており、そのためバッグ が一杯になりそして取替えを必要とする時にはプレートと実際のバッグの両方が 同時に取替えられる。 剛直な仕切りプレートへ永久的に接続されているバッグを含んでいる塵埃セパ レーターユニットは、バキュームクリーナーの異なる形状およびモデルの空気流 通路が異なる設計および寸法を有する多数のモデルおよび形状をストックしてお かなければならず、それと共にプレートも空気流通路を仕切るため対応する設計 および寸法の仕切りプレートを必要とする。 それ故、そのような塵埃セパレーターは、それらは比較的小さい数において製 造されなければならないという事実のため、比較的高い価格を要求するであろう 。さらに消費者ステーションは、異なる消費者の必要を満たすため、多数の異な る設計の塵埃セパレーターを用意しなければならない。 このことは高い製造および小売コストを招来し、末端顧客に関し 個々の塵埃セパレーターに対し比較的高い価格を意味する。 また、消費者はもし彼女または彼が正しい塵埃セパレーターを店頭で選ぼうと するならば、彼女または彼のバキュームクリーナーの形状、年式等を知って置く 必要がある。 また、在庫の塵埃セパレーターの範囲には顧客が必要とするセパレーターの型 の一またはそれ以上が含まれていないことは普通に発生することである。 本発明の目的はこれらの欠点を減らすことである。この目的は請求項１に従っ た塵埃セパレーターによって達成される。本発明のバキュームクリーナーバッグ のさらなる具体例および進展は他の請求項に規定されている。 本発明の塵埃セパレーターは、実際のバッグ自体が前述した仕切りプレートと は別体のユニットであること、バッグはバッグがプレートの開口を通って空気流 の方向に引かれるのを防止するように機能するフランジを有すること、およびフ ランジは一杯のバッグを交換する必要がある時フランジがプレート開口を通過で きるように潰すことができる、好ましくは人手で潰すことができることにおいて 、慣用の既知塵埃セパレーターと異なる。バッグの本体はフランジがプレートの 上流表面上に対して着座するまでプレート開口を通って底を先にして引き通すこ とができる。フランジは一般に環状形状を持つことができ、そのためその硬いリ ング表面はプレート開口のまわりでプレートに密着し、それにより効果的なシー ルを確立する。もし望むならば、シール剤例えばプラスチック発泡体等をプレー トへ面するフランジの表面へ取付けることができる。プレート開口は大部分異な るバキュームクリーナーモデルおよび形状のための異 なるプレートにおいて相似である。このように異なるプレートは通常特定の直径 の円形開口を持っている。 フランジはフランジに例えば一般に放射状の弱目線または折目を設けることに よって潰し得るようにつくることができ、これはフランジ直径を一般にまたは大 体規定した線に沿ってフランジを潰しまたは折ることを可能にする。プレートか ら遠方に横たわるフランジの側面には接着剤を設け、接着剤を剥離し得る離型片 で覆うことができる。接着剤はフランジを前記弱目線または折目に沿って潰す時 バッグをシールするように配置することができる。当然フランジは数本の弱目線 を含むことができ、これはフランジをいくつかの軸に沿って折る、曲げるまたは しわにすることを可能にする。 このようにフランジ弱目線は、特にバッグが一杯になった時バッグをプレート から除去しようとする時に、フランジをプレート開口を通って引き通すことを可 能にする寸法へ潰すことを可能にすることを意図する。しかしながらバッグは、 最初フランジを弱目線に沿って潰し、次にフランジを空気流の方向と反対の方向 にプレート開口を通って引き出し、その後フランジをプレートの平面に平行に隣 接して横たわる平面へ開くことによってプレートへはめることも可能であること が理解されるであろう。 前記したように、フランジは人手で潰し得るように便利に設計することができ る。 本発明は今や例示的具体例を参照し、そして添付図面を参照して詳細に記載さ れる。 図１は、塵埃セパレーターを含んでいるバキュームクリーナーの概略断面図で ある。 図２は、本発明のバキュームクリーナーバッグを含んでいる塵埃セパレーター の概略断面図である。 図３は、潰れたシールされた状態にあるバキュームクリーナーバッグの支持フ ランジの概略図である。 図４は、潰れたバッグフランジがどのようにバッグ支持プレート中の開口を通 過するかを示した概略図である。 図１は、バキュームクリーナーホースを接続できる接続入口２を含んでいるバ ウジング１を含むバキュームクリーナーを概略的に示している。ハウジング１は ホースコネクター２と流出開口３の間の空気流通路を形成する。ハウジング１の 内表面にはハウジング１の断面を仕切る仕切りプレート７の縁を受ける取付具６ が設けられる。塵埃を分離する空気透過性バッグは仕切りプレートへプレート開 口のまわりで密閉的に接続される。 ハウジング１には取付具６および仕切りプレート７と共にバッグ収容スペース １２を形成する空気通過性、例えば多孔プレート４も備えられる。塵埃を含まな い空気はこの空気透過性プレート４を通ってバキュームクリーナーを通る空気を 駆動するファンユニット５が取付けられているファンチャンバー１３中へ通過す る。 慣用技術の場合には、バッグ８とそれへ接続された仕切りプレート７を含む複 数の塵埃セパレーターをストックとして供給または持つ必要がある。種々のタイ プのバッグの違いは主として仕切りプレート７の外形にあり、これは仕切りプレ ート７がバキュームクリーナー中の空気流通路を効果的に仕切るように、関係す るバキュームクリーナーのモデルまたは形状に合わさなければならない。 本発明の塵埃セパレーターの場合は、図２から明らかなようにバ ッグ８と仕切りプレート７とは別体の部品である。最も簡単な場合、仕切りプレ ート７は既知の塵埃セパレーターユニット７からバッグ８を除去したプレートで よい。本発明のバッグ８は可撓性の空気透過性材料でつくった真の塵埃セパレー ターバッグ８１を含んでいる。バッグ８１のオリフィス８２は、仕切りプレート ７中の開口７１に一般的に対応する開口８５を含んでいる一般に環状のプレート またはフランジ８３へ固着される。環状プレート８３はバッグ８１の首部分８２ へ安定的に接合され、そのため首部分８２はプレート８３へ糊づけまたは成形す ることができる。バッグ８１の首とプレート開口の縁の間から空気が漏れるのを 防止するため、シールリング８４を仕切りプレートへ隣接するプレート８３の側 面へ取付けることができる。 実際のバッグ８１は薄くそして可撓性であるため、それを圧縮し、取付具６と ホースコネクター２の間の入口チャンバー内の仕切りプレート７の上側面にフラ ンジ８３の環状プレートが着座するまで底を先にしてプレート開口７１を通して 引き通すことができる。 図２から見られるように、正反対に延びる弱目線８６が環状プレート８３の下 側に設けられる。また、環状プレート８３の上側には弱目線８６から前記プレー トの円周の少なくとも半分を回って延びる接着剤コーティング８７が設けられて いることが見られるであろう。この接着剤コーティングは剥離し得る離型片８８ によってカバーされている。 バッグが一杯になった時、バキュームクリーナーを使用している人は離型片８ ８を除去し、そして図３に示すようにバッグ８１を効果的にシールするように接 着剤コーティング８７がそれ自身へおよ び／または環状プレート８３の上側へ接着するように形成した一般に正反対方向 の弱目線または折目８６に沿って折ることができる。 図４に示すように、環状プレート８３は一般に半月状になり、これは開口７１ を通って挿入し、それによりバッグ８を仕切りプレート７から完全に除去するこ とを可能にする。また図４から、環状プレート８３は図４に示した環状プレート の半分へ相当する寸法へもう一度折ることを可能とするように、便利には正反対 方向にプレートの平坦表面を横切って延びるさらなる弱目線または折目線８９を 備えることができることが見られるであろう。 図示した具体例は異なる態様に変更および修飾できることが理解されるであろ う。例えば、シーリングエレメント８４は環状プレート８３と仕切りプレート７ の間の接着接続を提供するように、開口８５のまわりの環状プレート８３の下側 の弱い接着性の両面接着環で取替えまたは構成することができる。 環状プレート８３は必ずしも正反対に延びる実際の弱目線または折目８６，８ ９を持つ必要はないことも明らかであろう。その代わりに、環状プレート８３の 破壊強度または屈折強度は、変形または潰れたプレートを仕切りプレート７中の 開口７１を通って引き通すことを可能にする程度にバッグを除去する人がプレー ト８３を人力で変形できればよい。本発明のバッグによって達成される重要な利 益の一つは、塵埃セパレーター７，８ユニットのすべてが元来関係するバキュー ムクリーナーのために特別に設計された仕切りプレート７を持つことを必要とす るすべての異なるバキュームクリーナーモデルに使用できることである。 バッグ８は実際のバッグ８１の底部を仕切りプレート７の開口７ １を通って引き通すことによって仕切りプレート７へ嵌められると前に述べたが 、環状プレート８３をその代わりに例えば直径に沿って潰しまたは折り、そして 仕切りプレート７中の開口８１を通って上方へ引き通し、そして次に環状プレー ト８３を図２に示した位置へもたらすように拡げることができることは自明であ ろう。 仕切りプレート７の開口７１の直径はホースコネクター２およびバキュームク リーナーホースの直径と大体同じであるため、フランジの内径を開口７１の直径 に対応させることができ、それによりフランジに必要な剛性を与えることができ 、そしてフランジの潰れ性を簡単化する。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＺＷ 【要約の続き】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．バキュームクリーナーを通る空気流通路（１）を仕切る剛直な仕切りプレ ート（７）へ密閉して接続されるバッグ（８）を備えているバキュームクリーナ ーのための塵埃セパレーターであって、前記仕切りプレート（７１）は前記バッ グ（８１）とは別体であってかつ前記バッグ（８１）がそこへ接続される開口（ ７１）を有し、前記バッグ（８１）は前記仕切りプレート（７）中の開口（７１ ）を通って延びており、前記バッグ（８１）はそのオリフィスにおいてバッグが バキュームクリーナーを通る空気流の方向に引かれるのを防止するように機能す る剛直なフランジ（８３）を含み、そして前記フランジ（８３）はバッグが一杯 になった時仕切りプレート（７）の開口（７１）を通って通過できるように潰れ 得るように出来ていることを特徴とする塵埃セパレーター。 ２．前記フランジ（８３）は前記仕切りプレート（７）の開口周囲のまわりで 仕切りプレート（７）とシール接触して横たわるようにつくられていることを特 徴とする請求項１の塵埃セパレーター。 ３．前記仕切りプレート（７）へ接近するフランジ（８３）の表面はシーリン グ手段（８４）を含んでいることを請求項１または２の塵埃セパレーター。 ４．フランジ（８３）はフランジ（８３）を実質上フランジ直径に沿って折る ことを可能にする少なくとも一つの一般に放射状の弱目線または折目（８６）を 有することを特徴とする請求項１ないし３のいずれかの塵埃セパレーター。 ５．仕切りプレート（７）から遠方のフランジ（８３）の側面は 接着手段（８７）を備えており、そして該接着手段（８７）はフランジ（８３） を潰した時バッグをシールすることができるように配置されていることを特徴と する請求項１ないし４のいずれかの塵埃セパレーター。 ６．フランジ（８３）はフランジ（８３）をいくつかの軸に沿って折ることが できるようにいくつかの弱目線または折目（８６，８９）を含んでいることを特 徴とする請求項１ないし５のいずれかの塵埃セパレーター。 ７．フランジ弱目線または折目は折ったフランジを仕切りプレート（７）の開 口（７１）を通って、引通すことができる寸法へフランジを折ることができるよ うに適合していることを特徴とする請求項４ないし６のいずれかの塵埃セパレー ター。 ８．フランジは人力で潰すことができることを特徴とする請求項１ないし７の いずれかの塵埃セパレーター。 ９．バッグの実際の塵埃分離部分（８１）は未使用バッグを底を先にしてバキ ュームクターナー中の空気流の方向に仕切りプレート（７）の開口（７１）を通 って引通すことができるように圧縮できることを特徴とする請求項１ないし８の いずれかの塵埃セパレーター。 １０．フランジは環状であることを特徴とする請求項１ないし９のいずれかの 塵埃セパレーター。