JP2001503618A - Gaba▲下a▼レセプターサブユニットイプシロン関連タンパク質 - Google Patents

Gaba▲下a▼レセプターサブユニットイプシロン関連タンパク質

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、GABAAレセプターサブユニットイプシロン関連タンパク質、かかるタンパク質をコードするDNAおよび該タンパク質の製造方法に関する。また、本発明は、DNA、タンパク質ならびに該タンパク質に対する抗体の使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 GABAAレセプターサブユニットイプシロン関連タンパク質 本発明は、GABAAレセプターサブユニットイプシロン関連タンパク質、か かるタンパク質をコードするDNAおよび該タンパク質を生産する方法に関する 。さらに、本発明は、該DNAおよびタンパク質の使用ならびに該タンパク質に 対する抗体に関する。 脳内のシナプスでのシグナル伝達は、GABAAレセプターの助けで起こる。 これらは、神経伝達物質γ−アミノ酪酸(GABA)を結合する膜タンパク質で ある。この結合により、塩素チャネルが開かれ、シナプス阻害が誘発される。G ABAAレセプターは、サブユニット、具体的には、アルファ、ベータ、ガンマ 、デルタ、イプシロンおよびローのクラスのサブユニットからなる。 よく計算された様式で脳内のシグナル伝達に干渉することが意図される。しか しながら、このため、個々の因子およびシグナル伝達の過程を知り、理解されて いることが必要である。現在まで、いずれもほとんど十分には行われていない。 したがって、本発明の目的は、それにより脳内シグナル伝達が調べられ、かつ 任意に影響を及ぼしうる産物を提供することにある。 本発明によれば、これは、請求項に規定された主題により達成される。 したがって、本発明の主題は、図1のアミノ酸配列またはそれとは1もしくは 複数のアミノ酸が異なるアミノ酸配列を含有するGABAAレセプターサブユニ ットイプシロン関連タンパク質に関する。 本発明は、GABAAレセプターサブユニットイプシロンに対するホモロジー 、および任意にGABAAレセプターサブユニットイプシロン活性を含むが、慣 用の条件下でのハイブリダイゼーションによってDNAレベル上は公知のGAB AAレセプターサブユニットイプシロンと異なるタンパク質が、動物、具体的に は哺乳類、さらに具体的には、ヒトに存在するという出願人の知見に基づく。か かるタンパク質は、図1のアミノ酸配列またはそれとは1もしくは複数のアミノ 酸が異なるアミノ酸配列を含有する。後者のアミノ酸配列は、例えば、図2のア ミノ酸配列に示される。 前記タンパク質は、本発明において、「GABAAレセプターサブユニットイ プシロン関連タンパク質」(GVP)という。 さらなる本発明の主題は、(GVP)をコードする核酸に関する。これはRN AまたはDNAであってもよい。後者は、例えば、ゲノムDNAまたはcDNA であることができる。下記を含有するDNAが好ましい: (a)図3のDNAまたはそれとは1もしくは複数の塩基対が異なるDNA、 (b)(a)のDNAとハイブリダイズするDNA、または (c)縮重遺伝子コードを介して(a)または(b)のDNAに関連するDNA 。 「ハイブリダイズするDNA」の語は、慣用の条件下、具体的にはDNAの融 解温度の20℃以下で(a)のDNAとハイブリダイズするDNAをいう。 図3のDNAは、DSM 11196の下、1996年10月2日にQc 1 1C8として、DSM〔ドイチェ ザンムルング フォン ミクロオーガニズメ ン ウント ツェルクルチューレン〕に寄託された。 また、図1および図2のDNAも好ましい。図2のDNAは、96bpが37 8〜474位間で欠失している点で図1のDNAとは異なる。両方のDNAによ りコードされた(GVPs)は、相応じて異なり、すなわち、図2の(GVP) は、図1のものより32アミノ酸短い。 本発明のDNAは、cDNAの型で下記に記載される。それは、本発明の範疇 の各DNAに対する例示である。 本発明のcDNAの調製のために、基本として、成人ヒト大脳皮質cDNAラ イブラリー、例えば、注文番号HL1162a〔クローンテック〕を用いること が好ましい。該ライブラリーを、DNAフラグメント、例えば、直接cDNA選 抜によってコスミドクローンQc11C8から単離される58g2B18〔コー ン(Korn),Bら,Hum.Mol.Genet.4,(1992),23 5−242を参照のこと〕とハイブリダイズさせる。該コスミドクローンQc1 1C8は、Xq28−特異的コスミドライブラリー〔ログナー(Rogner) ,U.C.ら,Human Molecular Genetics,第3巻, 12号(1994),2137−2146〕から得られる。 本発明のcDNAは、それぞれベクターおよび発現ベクター中に存在しうる。 当業者は、それらの例示に精通している。大腸菌の発現ベクターの場合、これら は、例えば、pGEMEX、pUC誘導体、pGEX−2T、pET3bおよび pQE−8などであり、後者が好ましい。酵母における発現に関しては、例えば 、pY100、Ycpad1を挙げるべきであり、一方、例えば、pKCR、p EFBOS、cDM8、pCEV4などが動物細胞における発現に関して示され るべきである。バキュロウイルス発現ベクターpAcSGHisNT−Aは、昆 虫細胞における発現に特に好適である。 当業者は、発現ベクター中に存在する本発明のcDNAを発現するための適切 な細胞に精通している。かかる細胞の例示としては、大腸菌株であるHB101 、DH1、x1776、JM101、JM109、BL21およびSG1300 9、後者が好ましく、酵母株であるサッカロミセス・セルビジエ、動物細胞であ るLtk、3T3、FM3A、CHO、COS、VeroおよびHeLaならび 昆虫細胞であるsf9が挙げられる。 当業者は、本発明のcDNAが、どのようにして発現ベクターに挿入されなけ ればならないかを知っている。さらに当業者は、該DNAを、他のタンパク質お よびペプチドのそれぞれをコードするDNAと組み合わせて、本発明のcDNA が融合タンパク質の形態で発現されうるように挿入できるという事実に精通して いる。 さらに、当業者は、形質転換細胞およびトランスフェクト細胞を培養する条件 を知っている。また、当業者は、本発明のcDNAにより発現されたタンパク質 を単離し、精製する方法にも精通している。したがって、融合タンパク質であっ てもよいかかるタンパク質も本発明の主題を表す。 本発明のさらなる主題は、それぞれ、前記タンパク質および融合タンパク質に 対する抗体に関する。かかる抗体は、常法により調製されうる。それは、ポリク ローナルおよびモノクローナルのそれぞれであってもよい。その調製のために、 動物−具体的にはポリクローナル抗体のためにはウサギまたはニワトリを、モノ クローナル抗体のためにはマウス−を、前記(融合)タンパク質でまたはその断 片で免疫させることが好ましい。さらに、動物の「ブースター」は、同じ(融合 )タンパク質またはその断片によりもたらされうる。ついで、該ポリクローナル 抗体を、動物血清および卵黄のそれぞれから得てもよい。モノクローナル抗体の 調製のために、動物脾臓細胞をミエローマ細胞と融合する。 本発明は脳内シグナル伝達の検査を可能とする。本発明の抗体により、(GV P)はヒトの脳細胞に検出されうる。相関関係が(GVP)とシグナルの伝達と の間に成立しうる。さらに、本発明の(GVP)により、このタンパク質に対す る自己抗体を検出することが可能である。両方の検出は、常法、具体的にはウエ スタンブロット、ELISA、免疫沈降または免疫蛍光によりなされうる。さら に、本発明の核酸、具体的にはDNAおよびそれから得られるプライマーにより 、(GVP)をコードする遺伝子の発現を検出することも可能である。この検出 は、通常、特にサザンブロットでなされうる。 さらに、本発明はヒトの脳内のシグナルの伝達を調節するのに適する。本発明 の抗体によれば、ヒトの(GVP)を阻害することが可能である。さらに、これ は、本発明の核酸、具体的にはDNAにより達成されうる。このため、例えば、 アンチセンスオリゴヌクレオチドの調製を基礎として、該核酸は(GVP)をコ ードする遺伝子の発現阻害に使用される。 さらに、本発明は、(GVP)に特異的に結合し、それに影響を及ぼす物質を 発見するのに適する。このために、本発明は、(GVP)に加えてさらなるGA BAAレセプターサブユニットをも発現する細胞株を確立するのに好適でありう る。さらに、かかる発現は、アフリカツメカエルの卵母細胞において成されうる 。具体的には、ベンゾジアゼピン類、バルビツレート類、ベータカルボリン類お よび神経ステロイド類が(GVP)への影響を発揮しうる物質として考慮される 。物質の影響は、常法、具体的には薬理学的、電気生理学的方法により調べられ うる。実施例の方法による、放射性リガンド結合試験および全細胞におけるパッ チクランプ技術の応用が参照される〔プリットシェット(Pritchett) ら,Nature 338,(1989),582−585〕。 補遺により、、(GVP)もGABAAレセプターに存在するかもしれないと いう事実が参照される。かかるレセプターも、本発明の主題を表す。該(GVP )の応用、とりわけ、それに影響する物質を探索するのに役に立つ応用も(GV P)含有GABAAレセプターに関する。 したがって、本発明は、脳内シグナル伝達の理解への多大なる貢献および可能 な影響の調節を表す。 図面の簡単な説明: 図1は、本発明のcDNAの塩基配列とそれに由来する本発明の(GVP)の アミノ酸配列を示す、 図2は、本発明のcDNAの塩基配列とそれに由来する本発明の(GVP)の アミノ酸配列を示す、および 図3は、本発明の(GVP)をコードするゲノムDNAの塩基配列を示す。・ ・・の表示は、非シーケンスDNA領域を表す。また、下線は、図1のDNA中 に再現する配列を表す。 下記の実施例により本発明を説明する。実施例1: 本発明の(GVP)の調製および精製 本発明の(GVP)の調製のため、図1のDNAを鋳型として用いた。PCR 法を行った。図1のDNAについて、以下のプライマー対を用いた: 5’−TATTATAGGATCCAGAGCGTGAGCCGCGACCT− 3’ 5’−TTAATTTGGATCCAGGTTGCCCCACAGGGTAC− 3’ PCRバッチおよびPCR条件を各々以下のようにした:PCRバッチ 鋳型DNA(図1) :1μL=1ng Pfuポリメラーゼ10×緩衝液 :10μL=1× DMSO :10μL=10% dNTP’s :1μL=各200μM オリゴヌクレオチド、各1.5μL :3μL=各150ng H2Oビッディスト(bidist) :99μLまでPCR条件 − 92℃− 5分間 − 1μL Pfuポリメラーゼ(ストラタジーン)の添加=2.5単位 − パラフィンの添加PCR 92℃1分間。 60℃ 1分間。 1サイクル 72℃ 10分間。 92℃ 1分間。 60℃ 1分間。 39サイクル 72℃ 2分間。 72℃ 10分間。 1サイクル 増幅DNAを各々BamHIで切断し、BamHIで切断した発現ベクターp QE8(ダイアゲンカンパニー)中に挿入した。発現プラスミドpQ/GVP− 1を得た。かかるプラスミドは、6ヒスチジン残基(N末端パートナー)と本発 明の図1の(GVP)(C末端パートナー)を含有する融合タンパク質をコード する。大腸菌SG13009を形質転換するためにpQ/GVP−G−1を用い た〔ゴッテスマン(Gottesman),S.ら,J.Bacteriol.148,(1981),265-273を 参照のこと〕。細菌を100μg/mLのアンピシリンと25μg/mLのカナ マイシンを含有するLB培地中で培養し、60μM イソプロピル−β−D−チ オガラクトピラノシド(IPTG)で4時間誘導した。6M グアニジン塩酸塩 を添加して細菌の溶菌を達成した。その後、クロマトグラフィーマテリアルの製 造者(ダイアゲンカンパニー)による使用説明書に従って、8M 尿素の存在下 でライゼートを用いてクロマトグラフィー(Ni−NTA樹脂)を行った。結合 した融合タンパク質をpH3.5の緩衝液で溶出した。それの中和後、融合タン パク質を18%SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動に供し、クーマシーブル ーで染色した〔トーマス(Thomas),J.O.とコーンベルグ(Kornberg),R.D.,J. Mol.Biol.149(1975),709-733〕。 本発明の(融合)タンパク質は、高い純度の型で調製され得ることが示された 。実施例2: 本発明の抗体の調製および検出 本発明の実施例1の融合タンパク質を18%SDSポリアクリルアミドゲル電 気泳動に供した。ゲルを4M酢酸ナトリウムで染色した後、約54kDのバンド をゲルから切り出し、リン酸緩衝化した慣用の塩溶液中でインキュベートした。 SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動し、ついでクーマシーブルー染色して上 清のタンパク質濃度を決定する前に、ゲル片を沈降させた。ゲル精製した融合タ ンパク質を用いて以下のように動物を免疫した:ウサギ中でのポリクローナル抗体用免疫プロトコール 0.7mLのPBS中35μgのゲル精製した融合タンパク質と0.7mLの 完全フロイントアジュバントおよび不完全フロイントアジュバントのそれぞれと を免疫ごとに用いた: 0日目:1次免疫(完全フロイントアジュバント) 14日目:2次免疫(不完全フロイントアジュバント:icFA) 28日目:3次免疫(icFA) 56日目:4次免疫(icFA) 80日目:出血により致死。 ウサギ血清を免疫ブロット中で試験した。この目的のために、本発明の実施例 1の融合タンパク質をSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動に供し、ニトロセ ルロースフィルターに移した(例えば、クイセ−アンダーセン(Khyse-Andersen ),J.,J.Biochem.Biophys.Meth.10(1984)、203-209)。ボック(Bock,C.-T. )ら、Virus Genes 8,(1994),215-229に記載のように、ウエスタンブロット分 析を行った。この目的のために、ニトロセルロースフィルターを1次抗体と37 ℃で1時間インキュベートした。この抗体はウサギ血清(PBS中に1:100 00)であった。PBSを用いて数回洗浄した後、ニトロセルロースフィルター を2次抗体を用いてインキュベートした。この抗体は、PBS中アルカリホスフ ァターゼ共役したモノクローナルヤギ抗ウサギIgG抗体(ダイアノバカンパニ ー)(1:5000)であった。37℃で30分間インキュベートした後、PB Sを用いて数回洗浄し、次いで、室温でバンドが見えるまで、顕色溶液(36μ M 5’−ブロモ−4−クロロ−3−インドリルホスフェート、400μM ニ トロブルーテトラゾリウム、100mM Tris−HCl、pH9.5、10 0mM NaCl、5mM MgCl2)とのアルカリホスファターゼ検出反応 を行った。 本発明のポリクローナル抗体が調製できることが示された。ニワトリ中でのポリクローナル抗体用免疫プロトコール 0.8mLのPBS中40μgのゲル精製した融合タンパク質と0.8mLの 完全フロイントアジュバントおよび不完全フロイントアジュバントのそれぞれと を免疫ごとに用いた。 0日目:1次免疫(完全フロイントアジュバント) 28日目:2次免疫(不完全フロイントアジュバント;icFA) 50日目:3次免疫(icFA) 抗体を卵黄から抽出し、ウエスタンブロットで試験した。本発明のポリクロー ナル抗体を検出した。マウス中でのモノクローナル抗体用免疫プロトコール 0.25mLのPBSおよび0.25mLの完全フロイントアジュバントおよ び不完全フロイントアジュバントそれぞれの中の12μgのゲル精製した融合タ ンパク質を免疫ごとに用いた。4次免疫において融合タンパク質を0.5mL( アジュバントなし)中に溶解した。 0日目:1次免疫(完全フロイントアジュバント) 28日目:2次免疫(不完全フロイントアジュバント;icFA) 56日目:3次免疫(icFA) 84日目:4次免疫(icFA) 87日目:融合。 ハイブリドーマの上清をウエスタンブロットで試験した。本発明のモノクロー ナル抗体を検出した。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月7日(1998.10.7) 【補正内容】 請求の範囲 1. 図1のアミノ酸配列または1もしくは複数のアミノ酸が該アミノ酸配列と は異なるアミノ酸配列を含有し、後者のアミノ酸配列を有するタンパク質が公知 のGABAAレセプターサブユニットイプシロンと通常の条件下でのハイブリダ イゼーションによってDNAレベル上は異なるものであるGABAAレセプター サブユニットイプシロン関連タンパク質。 2. 図2のアミノ酸配列を含有することを特徴とする、請求項1記載のタンパ ク質。 3. GABAAレセプターにより含有されることを特徴とする、請求項1また は2記載のタンパク質。 4. (a)図1のDNAまたは該DNAとは1若しくは複数の塩基対が異なる DNAであり、後者のDNAが通常の条件下でのハイブリダイゼーションにより 公知のGABAAレセプターサブユニットイプシロンのDNAとは異なるもので ある、 (b)縮重遺伝子コードを介して、(a)のDNAに関連するDNA、を含有し てなる、請求項1記載のタンパク質をコードするDNA。 5. 請求項4記載のDNA、すなわち図3のDNA。 6. 請求項4記載のDNA、すなわち図2のDNA。 7. 請求項4〜6いずれか記載のDNAを含有してなる発現プラスミド。 8. 請求項7記載の発現プラスミドを含む形質転換体。 9. 適切な条件下での請求項8記載の形質転換体の培養を含む、請求項1また は2記載のタンパク質を生産する方法。 10. 請求項1〜3いずれか記載のタンパク質に対する抗体。 11. 診断および/または治療のための薬剤としての請求項1〜3いずれか記 載のタンパク質の使用。 12. 脳内シグナル伝達の検査および/または治療のための薬剤としての請求 項4〜6いずれか記載のDNAの使用。 13. 治療が請求項1〜3いずれか記載のタンパク質に影響を及ぼす物質の検 出を含む、請求項11または12記載の使用。 14. 脳内シグナル伝達の検査および/または治療のための薬剤としての請求 項10記載の抗体の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07K 14/705 C07K 16/28 16/28 C12N 1/15 C12N 1/15 1/19 1/19 1/21 1/21 C12P 21/02 C 5/10 G01N 33/53 D C12P 21/02 C12N 5/00 A G01N 33/53 A61K 37/02 (72)発明者 ヴィルケ,クラウス ドイツ連邦共和国 ハイデルベルク デー ―69118 シュロス―ヴォルフスブルンネ ンヴェーク 60 (72)発明者 キオシス,ペトラ ドイツ連邦共和国 ヘッデシャイム デー ―68542 ヴィーラントシュトラーセ 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. タンパク質が図1のアミノ酸配列、または1もしくは複数のアミノ酸が該 アミノ酸配列とは異なるアミノ酸配列を含有してなる、GABAAレセプターサ ブユニットイプシロン関連タンパク質。 2. 図2のアミノ酸配列を含有することを特徴とする、請求項1記載のタンパ ク質。 3. GABAAレセプターにより含有されることを特徴とする、請求項1また は2記載のタンパク質。 4. (a)図1のDNAまたは該DNAとは1もしくは複数の塩基対が異なる DNA、 (b)(a)のDNAとハイブリダイズするDNA、あるいは (c)縮重遺伝子コードを介して、(a)または(b)のDNAに関連するDN A、 を含有してなる、請求項1記載のDNA。 5. 請求項4記載のDNA、すなわち図3のDNA。 6. 請求項4記載のDNA、すなわち図2のDNA。 7. 請求項4〜6いずれか記載のDNAを含有してなる発現プラスミド。 8. 請求項7記載の発現プラスミドを含む形質転換体。 9. 適切な条件下での請求項8記載の形質転換体の培養を含む、請求項1また は2記載のタンパク質を生産する方法。 10. 請求項1〜3いずれか記載のタンパク質に対する抗体。 11. 診断および/または治療のための薬剤としての請求項1〜3いずれか記 載のタンパク質の使用。 12. 診断および/または治療のための薬剤としての請求項4〜6いずれか記 載のDNAの使用。 13. 治療が請求項1〜3いずれか記載のタンパク質に影響を及ぼす物質の検 出を含む、請求項11または12記載の使用。 14. 診断および/または治療のための薬剤としての請求項10記載の抗体の 使用。
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