JP2001503334A - 工作機械のアタッチメント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 真空破片取除きノズル手段（２０）を取付けるばね負荷アーム手段と、ばね負荷アーム手段をドリルまたは工作機械（１８）に摺動可能に接続する手段とを有し、ノズル手段（２０）が、ドリルまたは工作機械（１８）の前方でばね負荷アーム手段に設けられ、使用時に装置をワーク（２２）にセットしてドリルまたは機械加工作業を実施する際に、ノズル手段（２０）をワーク（２２）の表面と最初に接触させ、また作業者が組立体に圧力を加える際に、ドリルまたは工作機械（１８）及びビットまたは工具をばね負荷アーム手段の作用に抗して摺動自在に動かしてノズル手段（２０）における開口を通してビットまたは工具をワーク（２２）と接触するように案内するように構成した、真空破片取除きシステムに使用するドリルまたは工作機械のアタッチメント。

Description

【発明の詳細な説明】 工作機械のアタッチメント 背景技術 本発明は、工作機械のアタッチメントの分野に関するものであり、そして特に 排他的ではないが破片や金属などの削り屑の除去装置に使用されるそのようなア タッチメントに関する。 手動工具の分野においては、作業面における真空除去ような方法及び（または ）ビットすなわち工作機械の付近に設置した小さな破片の収集器によって、破片 や金属の削り屑の発生の問題を解決または最少化する多くの試みがなされてきた 。 真空除去の一つの方法は、本発明者の英国特許出願第9600117.7号に開示され ており、その方法では、ビットすなわち工作機械を挿入する第１の開口と真空源 に接続する第２の開口とを備えた破片収集ボールが使用される。使用に際して収 集ボールはワークにセットすると、ビットすなわち工作機械は第１の開口に挿入 され、そして発生した破片や金属の削り屑は真空源によって収集位置に吸引され る。 破片や金属の削り屑を除去するこのようなシステムに伴う問題としては、作業 者は一方の手でワークに対して真空アタッチメントを適切な位置に保持し、他方 の手でビットすなわち工作機械を操作する必要がある。この問題は、作業者が多 数の孔あけや機械加工操作を順次行う必要があり、従ってビットすなわち工作機 械の挿入及び案内操作を伴う破片や金属などの削り屑の除去アタッチメントの再 位置決め及び保持操作を繰り返し行う必要がある場合には重大となり得る。認め られるように、作業者の行う必要のある実際の仕事の数が増えると、セット作業 に掛かる総体時間が減少することになり、このことは効率の増大及び一時間当た りの仕事量の低減と合わせて、製造業者 には重大な財政上の負担となり得る。 本発明は、作業者が上述の装置のような破片や金属などの削り屑の除去装置を 利用できしかもアタッチメントを別個に位置決めしたり保持する必要がなく、そ れにより各孔あけまたは機械加工作業を行うのに掛かる実際の作業時間短縮しま た及び潜在的にワークの全体品質を維持する。 発明の開示 従って、真空取除きノズル手段を取付けるばね負荷アーム手段と、ばね負荷ア ーム手段をドリルまたは工作機械に摺動可能に接続する手段とを有し、ノズル手 段が、ドリルまたは工作機械の前方でばね負荷アーム手段に設けられ、使用時に 装置をワークにセットしてドリルまたは機械加工作業を実施する際に、ノズル手 段をワークの表面と最初に接触させ、また作業者が組立体に圧力を加える際に、 ドリルまたは工作機械及びビットまたは工具をばね負荷アーム手段の作用に抗し て摺動自在に動かしてノズル手段における開口を通してビットまたは工具をワー クと接触するように案内するように構成した、真空破片取除きシステムに使用す る孔あけまたは工作機械のアタッチメントが提供される。 以下単に例として本発明の特定の実施例について例示する。 図面の簡単な説明 図１は、本発明によるドリルアタッチメントを示す平面図である。 図２は、ドリルを適当な位置にセットした際の本発明によるドリルアタッチメ ントを示す平面図である。 図３は、本発明によるドリルアタッチメントの別の構成を示す平面図である。 発明を実施するための最良の形態 図１には、ドリルアタッチメントを平面図で示し、真空ノズルアタッチメ ントホルダー２は開口４を備え、この開口４にノズル２０（図2)が装着される。 一対の深さゲージバー６が設けられ、各深さゲージバー６は中心バー７及びばね 手段９を備え、そして真空ノズルアタッチメントホルダー２と共に、ノズルアタ ッチメントホルダー２との表面と固定板８との間でばね手段にが機能するように 配列されている。固定板８は、固定ナット手段１６を備え、後方摺動管１２に接 続され、ドリルアタッチメントを組立てた際に真空ノズルアタッチメントホルダ ー２に接続される前方摺動バー１０が後方摺動管１２内を移動し、それにより後 方摺動管１２内へ前方摺動バー１０を動かす機能がばね手段９における負荷を増 大させるようにしている。 図２にはハンドドリル１８に装着した２で示すドリルアタッチメントを側面図 で示している。後方ドリル接続クリップ１４は後方摺動管１２をハンドドリル１ ８の本体に固定し、使用時にドリルビット２０をワーク２２に向かって動かす際 に真空ノズル２０がまずワークに近づき、作業者がドリルビット２０をワーク２ ２に向かって動かし続けると、後方摺動管１２は前方摺動バー１０上に強制され て、ばね手段９を圧縮し、それによりドリルビット２０はワーク２２に接触でき 、切削作業が行われる。作業者がハンドドリル１８をワーク２２から離す際に、 前方摺動バー１０及び関連したノズルアタッチメントホルダー２は、深さゲージ バー６が限界に達するまでワーク２２上の適切な位置に留まり、深さゲージバー ６の限界点で、ドリル及びアタッチメント組立体の全体はワーク２２から離され 、別の位置へ再び位置決めされ得る。真空源供給管３２は図示したようにノズル アタッチメントホルダー２に装着され、それによりワークに真空力を働かせて全 ての発生した破片や屑などを取除くようにされる。 図３には、ドリルまたは工作機械ビットアタッチメントの別の構成を示し、こ のアタッチメントは、ある範囲のノズル型式２０を保持する開放型輪郭 のクランプを備えた真空ノズルアタッチメントホルダー２４と、組立体の安定性 と凶度を増す安定化アーム手段２６とを有している。 構成要素は、種々の他の変更が可能であるが、全てのそのような構成をリンク する最優先の新規性のファクタは、一体化した組立体においてドリルまたは工作 機械と共にノズルアタッチメントをいかに利用できるかにあり、それにより、作 業者は、ワーク上の多数の連続した位置において孔あけや機械加工を行う時に、 別個の装置を使用する必要なく屑除去機能を付加させることができる。ワークに 別個の真空ノズルアタッチメントを配置することは作業者にとって相当な負担増 となり、従って単一ユニットとして働くドリル及び屑除去機能を組合せて単一ユ ニットとして働くアタッチメントを構成できることにより、破片除去システムの 有効性が大幅に改善され、そして製造工程におけるそれらの利用を増大させて製 造の品質の向上に役立たせることができるようになる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．真空破片取除きノズル手段を取付けるばね負荷アーム手段と、ばね負荷アー ム手段をドリルまたは工作機械に摺動可能に接続する手段とを有し、ノズル手段 が、ドリルまたは工作機械の前方でばね負荷アーム手段に設けられ、使用時に装 置をワークにセットしてドリルまたは機械加工作業を実施する際に、ノズル手段 をワークの表面と最初に接触させ、また作業者が組立体に圧力を加える際に、ド リルまたは工作機械及びビットまたは工具をばね負荷アーム手段の作用に抗して 摺動自在に動かしてノズル手段における開口を通してビットまたは工具をワーク と接触するように案内するように構成した、真空破片取除きシステムに使用する ドリルまたは工作機械のアタッチメント。