JP2001502376A - 基材からペイントを剥離するための組成物及び方法 - Google Patents

基材からペイントを剥離するための組成物及び方法

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JP2001502376A JP10519123A JP51912398A JP2001502376A JP 2001502376 A JP2001502376 A JP 2001502376A JP 10519123 A JP10519123 A JP 10519123A JP 51912398 A JP51912398 A JP 51912398A JP 2001502376 A JP2001502376 A JP 2001502376A
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Abstract

(57)【要約】 ペイントリムーバー組成物を含む浴への塗装された基材の浸漬又は塗装された基材への前記組成物の現場適用に適するペイントリムーバー組成物は、1つの相が水性相であり、もう1つの相が部分的に水溶性の有機溶剤を含む相である2相からなる。前記水性相は有機溶剤で飽和している。前記有機溶剤は、好ましくはベンジルアルコール、二塩基性エステル又はエチル−3−エトキシプロピオネートである。前記浴中の有機溶剤の総量は2〜20%であることが適切である。前記リムーバーは酸又はアルカリにより活性化される。適用される当該リムーバーは、保存時の分離を妨げるために増粘される。

Description

【発明の詳細な説明】 基材からペイントを剥離するための組成物及び方法 本発明は、塗装された基材、特に金属基材からペイントを剥離する方法に関す る。このリムーバーは水性相と有機相からなる。ペイントリムーバー配合物に種 々の有機溶剤が使用されている。最も有効な溶剤は塩素化炭化水素、特に塩化メ チレンである。しかしながら、環境上の問題から、有機溶剤、特に塩素化溶剤の レベルを減少させることが望ましい。本発明によって、塩素化溶剤をより低いレ ベルで使用することが可能となるか又はそのような溶剤の使用を完全に避けるこ とが可能となる。 有機溶剤をベースとするペイントリムーバーにおいて活性剤化合物として水を 使用することが知られている。そのような組成物は、水のレベルが例えば10% 未満と低い傾向がある。 水及び水と不混和性の有機溶剤を含む他のペイントリムーバー組成物は既に開 示されている。一般的に、1つの相中に別の1つの相が存在するエマルジョンが 形成されるように乳化剤が所定量加えられる。そのようなエマルジョンは保存安 定性があり、使用前に分離することはない。代わりに、均質単相系を生じさせる ために捕助溶剤を加えてもよい。幾つかの例が、例えば西独特許出願公開明細書 第3325166号、英国特許出願公開第1114220号明細書、ヨーロッパ特許出願公開第 0611214号明細書及び米国特許第4619706号明細書に記載されている。 我々は、意外にも、不混和性(すなわち、部分的にのみ溶解しうる)有機溶剤 と水を含みエマルジョンの形態にはないペイントリムーバー組成物を非常に有用 な特性を有するペイントリムーバーとし て使用できることを見いだした。 本発明に従って塗装された基材表面からペイントを剥離する新規方法において 、前記表面を、水性相と有機相を含む2相液体リムーバー組成物の水性相に接触 させる。前記水性相は、水と、溶解した水溶性活性剤化合物と、水への溶解度が 20℃で0.1〜10重量%の範囲内にある有機溶剤とを含み、かつ、前記有機 溶剤がほぼ飽和レベル(当該方法の周囲条件での飽和レベル)の濃度で存在する ものである。前記有機相は有機溶剤を含む。前記有機相は前記水性相と界面で接 触した状態にある。 本願発明者は、当該リムーバー組成物の水性相が主たる剥離作用を提供すると 考えている。すなわち、当該組成物の水性相が基材表面上のペイントを攻撃する ことによりその除去を可能にすると考えている。熱じょう乱又は機械的攪拌が剥 離を促進することが見いだされた。この促進効果は、溶剤と基材との接触により 提供されるものと考えられる。溶剤相は主として水性相に溶解している溶剤のた めの溜め(reservoir)を提供する。絶え間のない界面接触を考慮に入れると、 ペイント表面との接触により溶剤が水性相から引きずり出されると、溶剤が溶剤 相から補充される。それゆえに溶剤は飽和レベルで水性相に溶解したまま存在す る。 20℃での水への溶解度が0.5〜6.0重量%の範囲内にある有機溶剤を使 用することが好ましい。当該ペイント剥離方法における水性相に溶解している溶 剤のレベルは、水への有機溶剤の溶解度がより高い条件下で当該方法を実施する ことができるため、前記範囲の上限より高くてもよい。すなわち、当該方法が高 温で実施される場合には、水性相中の有機溶剤のレベルは20℃での飽和レベル よりも少なくとも50%高く、例えば少なくとも100%以上高い。 有機溶剤には、例えば他の有機溶剤と組み合わされた塩素化炭化水素が包含さ れる。従って、本発明によれば、塩素化溶剤とその塩素化溶剤と混和性である他 の有機溶剤との組み合わせを使用する場合に、より低いレベルで塩素化溶剤を使 用することができる。しかしながら、当該リムーバー組成物は塩素化溶剤を含ま ないことが好ましい。 適切な有機溶剤は、例えばベンジルアルコール;塩化メチレン;グルタル酸、 コハク酸及びアジピン酸のメチルジエステル同士の混合物からなる酸素化溶剤で ある二塩基性エステル;又はエチル−3−エトキシプロピオネートである。これ らの溶剤の水への溶解度は、ベンジルアルコールで3.3%、塩化メチレンで1 .32%、二塩基性エステルで5.6%、エチルエトキシプロピオネートで2. 9%である。 本発明において使用される組成物の水性相中に存在する溶解された活性剤化合 物は、当該ペイントリムーバーの活性を高める任意の化合物であることができる 。そのような化合物は、最適なペイント剥離特性が得られるように及び/又は下 方の基材に及ぼされる損傷が最低限に抑えられるように、剥離される特定のペイ ント及び/又はペイントを剥離すべき基材に応じて選ばれる。活性剤化合物は往 々にしてpH調整作用のある化合物であることができる。そのようなpH調整剤 は酸であることができ、そのような酸により活性化される系で顕著な利点が観察 された。酸活性剤は一般的には有機酸、例えばトリクロロ酢酸、アルキルベンゼ ンスルホン酸、安息香酸又は乳酸である。好ましくは、pH調整作用のある化合 物はアルカリである。適切なアルカリは、例えばアルカリ金属水酸化物、アルカ リ土類金属水酸化物、シリケート、例えばアルカリ金属ケイ酸塩、及びアミン又 はアンモニウム化合物のような有機塩基性化合物であ る。 活性剤化合物のもう1つ別のカテゴリーに酸化剤がある。そのような酸化剤が 水性相の性能を改良することが確認された。酸化剤の1つの例は過酸化水素であ る。もう1つ別の例に過マンガン酸塩がある。この過マンガン酸塩は通常、過マ ンガン酸カリウムである。 前記組成物は、前述の活性剤化合物に加えて、アルコールのような二次活性剤 、例えばC1-4アルコール、好ましくはメタノールを含む場合がある。 当該ペイントリムーバー組成物は、場合に応じて、界面活性剤が不混和性の水 性相と有機相とのエマルジョンの形成を導かない程度の少量で界面活性剤を含ん でよい。そのような界面活性剤を含めることによって、基材表面の濡れを改良す ることができる。適切な界面活性剤は、例えばアルキルベンゼンスルホン酸及び フルオロ界面活性剤である。界面活性剤は、概して、当該リムーバー組成物の全 重量を基準にして2重量%未満、より好ましくは1重量%未満の量で存在する。 活性剤化合物がpH調整剤である場合には、pHは好ましくは9よりも高く、 より好ましくは10よりも高く、または5未満、好ましくは4未満である。 本発明は、当該剥離法がペイントを剥離すべき物品を当該リムーバー組成物を 含む浴に浸漬する浸潰技術を使用する場合に、特に有効である。そのような態様 において、リムーバー組成物は概して上部連続層及び下部連続層を有する2相系 として存在する。好ましくは、下部層は有機溶剤層であり、この有機溶剤層は好 ましくは水よりも密度が高い有機溶剤である。この態様において、ペイントを剥 離すべき物品は、上部水性相中にのみ浸漬され、下部有機相中には浸漬されない 。適切な時間浸漬した後、物品を浴から取り出す。 さらに別の物品に対して浴は再利用される。浴を再利用する場合において、上 部水性相中の成分同士の適切な混合物を保つように浴を補充することが必要であ る。溶剤及び水の両方が浴から引きずり出され、その一方で活性剤化合物及び溶 剤が消費されることが確認された。浴の補充は本発明において複雑ではなく、使 用者にとって都合良い。下部有機相は上部水性相への溶解のための溶剤の溜めを 提供するため、上部相の容積が減少すると、たんに水を加えることにより浴を補 充することができる。溶剤が界面層を横切って有機相から水性相に移るために、 前記水性相はその溶剤飽和度を一定に保つ。活性剤化合物のレベルは、系を連続 的にモニターし、ニートの形態又は濃縮された補充用溶液(通常は水溶液)の形 態にある活性剤化合物を添加することにより望ましいレベルに保たれる。自動化 された補充により水性相の全容量及び活性剤化合物濃度を調節することができる 。 当該リムーバー組成物中の水の全レベルは概して50〜99.5重量%の範囲 内、好ましくは60〜98重量%の範囲内、より好ましくは70〜95重量%の 範囲内、特に好ましくは80〜90重量%の範囲内にある。 非浸漬用途に対し、本発明の剥離方法の別の態様は、リムーバー組成物が大き な基材の塗面にはけ塗り、吹付塗り又は他の方法で適用される現場適用システム (application in place system)を用いる。そのような表面は非水平面を含む 場合があろうから、適切なレベルのリムーバー組成物が、塗装されている基材と 十分な時間接触したままの状態に保たれるように、増粘された組成物を使用する ことが望ましい。増粘された組成物は連続水性相と分散有機相を含む。有機溶剤 は、本発明の第1態様におけるように、相間界面を横切ることができ、それによ り水性相中の溶剤のための溜めを提供す る。分散液は増粘された連続水性相の提供により保存安定性があるものとなるで あろう(連続水性相中に分散有機相が存在するエマルジョンに対して)。 本発明のこの態様における使用に適する増粘剤は、飽和レベルの有機溶剤の存 在下及び活性剤化合物の存在下で水性相に対する増粘能を提供するものでなくて はならない。セルロース及びスターチ誘導体のような天然由来の増粘剤を使用し てもよいが、本願発明者等は、合成増粘剤、例えばRheox又はRheovisの商品名で 入手可能なもののようなアクリル系の会合性増粘剤(associative thickener) を使用して改良された性能及び安定性を達成できることを見いだした。代わりに 、クレー、例えばベントナイト、特に表面処理されたベントナイトのような無機 増粘剤を使用してもよい。 本発明の剥離方法において、ペイントを剥離させるのに適切な時間基材にリム ーバー組成物を接触させた後、基材をすすいで当該リムーバー組成物及び剥離し たペイントを除去しなくてはならない。。基材がリムーバー組成物の浴に浸漬さ れる場合には、物品を浴から取り出し、例えば水又は水性すすぎ液に浸漬するこ とにより及び/又は水又は水性すすぎ液を吹き付けることによりすすがれる。軟 化したペイントを基材から除去するために、加圧散水を使用すること又は他の機 械的補助手段を適用することが望ましいであろう。リムーバー組成物が現場で適 用される場合には、水又は水性すすぎ液の吹付け、例えば加圧散水を使用するこ とにより基材がすすがれる。 周囲の室温条件下で本発明の方法を実施することができる。代わりに、例えば リムーバー組成物を浸漬により適用する場合に、リムーバー組成物の温度を上昇 させてもよい。すなわち、剥離速度が増大する温度にリムーバー組成物の浴を加 熱してよい。本願発明者等 は、40〜90℃の範囲内の温度を使用することができることを見いだした。一 般的に、温度を50℃よりも高くした場合、さらには60℃よりも高くした場合 に改良された結果を得ることができるが、80℃を超える温度を使用することは 一般的に不必要である。増粘された組成物は概して周囲温度で適用される。 前記組成物を浸漬により基材に接触させる場合に、リムーバーの主要部分が機 械的に攪拌されることが望ましい。そのような攪拌は、分離に対する安定性を2 相混合物に付与するのに概して適切でない。すなわち、そのような攪拌は分散相 の一時的な発生をもたらしうるが、その分散相混合物は機械的攪拌を止めると急 速に2相に分離する。 本発明を以下の実施例で例示する。 実施例1 次の成分を混合した: ベンジルアルコール 20 重量% 水 79.21重量% ケイ酸カリウム 0.79重量% これらの成分は、下部相にベンジルアルコールが存在し、上部水性相にケイ酸 カリウムが存在する2相系を形成した。上部水性相は周囲温度での溶解度の上限 でベンジルアルコールも含んでいた。アルミニウム基材上に未だ焼き付けられて いない(未硬化)エポキシペイントが存在する試験用基材を使用した。室温で基 材を前記水性相に浸した場合には、7時間の接触後に適切な剥離が達成された。 浴を連続的に使用した場合には、下部相中に依然としてベンジルアルコールが存 在してはいるが浴が水でいっぱいになる場合がある。アルカリ(ケイ酸カリウム )のレベルは適切な手段によりモニターでき、そのレベルを必要に応じて補充す ることができる。 1つは40容量の過酸化水素を10重量%の量で加え、もう1つは5.00重 量%の過マンガン酸カリウムを活性剤として加えた上記配合に変更を加えたもの 2つを調製した。得られた組成物は改良された性能を与えた。 実施例2 この実施例は、塩化メチレンを含むがその濃度が従来技術の塩化メチレン系リ ムーバーよりも低い組成物を例示するものである。 次の成分を次に示す量で混合した: 水 90重量% アルキルベンゼンスルホン酸 0.5重量% メタノール 2.0重量% 塩化メチレン 6.0重量% トリクロロ酢酸 1.5重量% この配合は2相組成物を与えた。その組成物は、周囲(室温)温度で6時間で スチール基材からのアクリルペイントの剥離を可能にした。 実施例3 この実施例は、増粘された現場適用用リムーバーの実施例である。次の成分を 混合した: ベンジルアルコール 35.0重量% 水 62.31重量% ワックス 1.0重量% rheolate 101 1.0重量% ケイ酸ナトリウム 0.69重量% 塗装された基材にこの組成物をはけにより適用した。上記組成物が、2〜3時 間でアルミニウム基材からポリウレタンペイントを剥離させること、約2時間で アルミニウム基材からアクリルペイント を剥離させること、約2時間でアルミニウム基材からエポキシペイントを剥離さ せることが確認された。上記リムーバー組成物をそれぞれ所定の時間後基材から 除去し、散水を使用してすすいだ。これらのリムーバーが下方の金属表面に損傷 を与えないことが確認され、続いて金属表面を再塗装することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ブレイリー,ジョアンナ メイ イギリス国,ミドルセクス ユービー8 1エヌワイ,ウックスブリッジ,サウス コモン ロード,ウェイサイド (72)発明者 ウィットン,コリン アルフレッド イギリス国,バッキンガムシャー エムケ ー18 4アールエイチ,ティンジウィッ ク,オールド フォージ クロース 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水性相と有機相を含む2相液体リムーバー組成物の水性相に基材表面を接 触させることによる基材表面からペイントを剥離する方法であって、前記水性相 が、水と、溶解した水溶性活性剤化合物と、水への溶解度が20℃で0.1〜1 0重量%の範囲内にある有機溶剤とを含み、前記有機溶剤が前記水性相中にほぼ 飽和レベル(当該方法の周囲条件での飽和レベル)の濃度で存在し、前記有機相 が有機溶剤を含み、前記有機相が前記水性相と界面で接触している方法。 2.前記有機溶剤の20℃での水への溶解度が0.5〜6.0重量%の範囲内 にある請求項1記載の方法。 3.前記組成物の温度が20℃よりも高く、前記有機溶剤が20℃での飽和レ ベルよりも高いレベルで当該組成物中に存在する請求項1記載の方法。 4.前記組成物が塩素化溶剤を含まない請求項1〜3のいずれか1項に記載の 方法。 5.有機溶剤がベンジルアルコール、二塩基性エステル及びエチル−3−エト キシプロピオネートから選ばれる請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 6.前記活性剤がpH調整剤である請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法 。 7.pHが9よりも高い請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 8.前記活性剤が、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、シリ ケート、例えばアルカリ金属ケイ酸塩、及びアミン又はアンモニウム化合物のよ うな有機塩基性化合物から選ばれる請求 項7記載の方法。 9.pHが5未満である請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 10.有機酸がトリクロロ酢酸、ドバン酸(dobanic acid)、安息香酸及び乳酸 から選ばれる請求項9記載の方法。 11.前記活性剤が酸化剤、好ましくは過酸化水素又は過マンガン酸カリウムで あるある請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 12.前記組成物を含み、上部層が前記の特定した組成からなり、下部層が有機 溶剤を含む2つの液体層を有する浴に前記基材を浸漬する請求項1〜11のいずれ か1項に記載の方法。 13.使用後に水及び活性剤の添加により浴が補充される請求項12記載の方法。 14.浴中の組成物の温度が40〜80℃の範囲内にある請求項12又は13に記載 の方法。 15.前記組成物が増粘剤を含むものであって、基材にコーティングとして適用 される請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。 16.処理された基材を水ですすいで軟化したペイントを除去する請求項1〜15 のいずれか1項に記載の方法。
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