JP2001501863A - 製紙、脱インキ及びパルプ漂白の際の排水及び循環水の清浄化法 - Google Patents

製紙、脱インキ及びパルプ漂白の際の排水及び循環水の清浄化法

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Abstract

(57)【要約】 ビニルアミン単位を重合により組み込んで含有する不溶性の、僅かに膨潤可能なポリマーからなる微細粒の吸着剤を用いて、製紙、脱インキ及びパルプ漂白の際の排水及び循環水から、水溶性アニオン性化合物及び水中に分散した化合物を吸着させることにより、前記排水及び循環水を清浄化する方法、ならびにこのポリマーの、製紙の際の循環水の清浄化のため及び抄紙機排水及び脱インキプロセス及びパルプ漂白からの排水の清浄化のための使用。

Description

【発明の詳細な説明】 製紙、脱インキ及びパルプ漂白の際の 排水及び循環水の清浄化法 本発明は、製紙、脱インキ及びパルプ漂白の際の排水及び循環水から水溶性ア ニオン性化合物及び水中に分散した化合物を微細粒の吸着剤に吸着させることに よる排水及び循環水の清浄化法、及びビニルアミン単位を組み込み重合して含有 する微細粒の水溶性の僅かに膨潤可能なポリマーの吸着剤としての使用に関する 。 製紙工業において水の循環は次第に規制が強化されているため、返送水中にア ニオン性化合物の濃度が高まり、この化合物は紙料の脱水の際のカチオン性ポリ マーのプロセス化学薬品の作用及び充填材料及び繊維材料の滞留を著しく損ねて しまう。紙料の製造のために実際に水が使用され、この水は完全に又は少なくと も部分的に抄紙機中に返送される。この場合に浄化された又は浄化していない白 水並びにこのような品質の水の混合物が問題となる。返送された水は、周知のよ うにカチオン性脱水剤及び滞留剤並びにその他のプロセス化学薬品の作用を著し く損ねる有害物質を程度に差はあるが多量に含んでいる。紙料中の有害物質の含 有量は、例えば化学的酸素要求量(COD値)の総合 パラメータで表すことができる。このような紙料のCOD値は、例えば紙料の水 相1kgあたり、酸素300〜30000、たいていは1000〜20000m gである。このような量の有害物質は、製紙の際の固定剤の不在でカチオン性プ ロセス化学薬品を使用した場合に、カチオン性プロセス化学薬品の作用を著しく 損なうことになる。 白水から有害物質を除去するために、例えば紙料の脱水を固定剤の存在で実施 するような措置をとる。固定剤として例えばジシアンジアミド及びホルムアミド からの縮合物又はジメチルアミン及びエピクロロヒドリンからの縮合物が使用さ れる(Tappi Journal,1988(8)131参照)。欧州特許出願公開(EP−A)第 0438707号明細書から、有害物質用の固定剤として、少なくとも60%の 加水分解率を有するN−ビニルホルムアミドの水溶性の加水分解されたホモ−及 び/又はコポリマーを使用する方法が公知である。 欧州特許出願公開(EP−A)第0649941号明細書には、不所望な汚染 物質、例えば樹脂を白水から除去するために水溶性ビニルアミン単位を有するポ リマーを使用する方法が記載されている。米国特許第5435921号明細書か ら、紙料の脱色のために、この種のポリマーを他のポリマーと組み合わせて使用 することは公知である。 6,709,(1990)ならびにこの文献に引用された文献中には、溶解した有害物質 を例えば正の電荷を有するポリマーにより凝集させ、フロック化し、引き続き堆 積、フロテーション又は濾過して水から除去する方法 kation,Band 7,225(1981)からは相応する脱インキプロセスの際に水を清浄化 する方法は公知である。水溶性のカチオン性オリゴマー及びポリマーを用いて沈 殿によりリグニンスルホネートを除去する方法は欧州特許出願公開(EP−A) 第0049831号明細書に記載されている。しかしながら、この方法は、塩素 化有機溶剤の使用下で沈殿した物質の著しく複雑な後処理を必要とするため、こ のような溶剤の使用は経済的、特に環境的な理由から有効ではない。 吸着剤として、高い表面積の固体、例えば活性炭を使用することも公知である 。マクロ抗のイオン交換体及びいわゆる吸着樹脂も挙げられる。紙料漂白水、抄 紙機循環水及び製紙工業排水の清浄化のためにこれら kation,Band 7,205(1981)に記載されている。 しかしながら、これらの全ての吸着法は紙料工業、特に製紙工業において定着 しなかった。これは一方で使用した吸着剤のコストが高いことに原因があるが、 さらに大量の溶解した多様なアニオン性物質に対して選択性が高すぎ、収容能力 が少なすぎ、ならびに吸着 能力が比較的緩慢であることに原因があり、この吸着能力は溶解した又は分散し たオリゴマー及びポリマーの化合物の侵入速度によって決定される。循環水中に 溶解したアニオン性物質を凝集させる方法の場合も同様に、利点と比較して欠点 が勝っている。凝集剤と沈殿する物質との間の反応は均質層中での反応に基づき 著しく早いが、高価な化学薬品の消費量も著しく高い、それというのもこの化学 薬品は化学量論的量で使用しなければならず、最終的に回収できないためである 。沈殿した凝集物はさらに廃棄しなければならない。少なくとも2種の異なるプ ロセス化学薬品についての論理的高い費用も欠点であり、もちろんフロテーショ ン装置中での凝集物の分離ならびに場合によるフロートの濃縮のための装置的高 い費用も欠点である。 欧州特許出願公開(EP−A)第0667874号明細書からは、アミノ基を 有する僅かに膨潤可能な不溶性ポリマーが公知であり、このポリマーは、例えば ビニルホルムアミド単位を含有するポップコーン−ポリマーを原料として、組み 込み重合されたビニルホルムアミド単位からホルミル基をビニルアミン単位を形 成させながら脱離することにより得られる。このアミノ基を有するポップコーン ポリマーは例えばイオン交換体又は金属イオンのための吸着樹脂として使用され る。 本発明の根底をなす課題は、製紙、脱インキ及びパ ルプ漂白の際の排水及び循環水を清浄化するための改善された方法を提供するこ とにあり、この方法により水溶性のアニオン性化合物及び水中に分散した化合物 は除去される。 前記の課題は、本発明により、製紙、脱インキ及びパルプ漂白の際の排水及び 循環水を清浄化する方法において、水溶性のアニオン性化合物及び水中に分散し た化合物を微細粒の吸着剤を用いて排水及び循環水から吸着させ、その際、微細 粒の吸着剤として次の成分: (a) 式: [式中、R、R1はH、C1〜C6アルキルを表す]のN−ビニルカルボン酸アミ ド、及び場合により (b) これと共重合可能なモノエチレン性の不飽和の他のモノマーと、 (c) 架橋剤として、重合の際に使用したモノマー(a)及び(b)に対して 0.1〜10重量%の少なくとも2個のエチレン性不飽和二重結合を有する化合 物とを、酸素及び重合開始剤の遮断下で共重合させることによりポップコーンポ リマーにし、次の基: を少なくとも0.1%の式Iの組み込み重合されたN−ビニルカルボン酸アミド から、式: [式中、R1はH、C1〜C6アルキルを表す]のビニルアミン単位を形成させな がら脱離させることにより得られる、不溶性の、僅かに膨潤可能なポリマーが使 用される。 ここで挙げられるポリマーはポップコーンポリマーといわれる。このポリマー は全ての溶剤中で実際に不溶性であり、その中で僅かに膨潤可能であるにすぎな い。本発明により使用すべきポップコーンポリマーは、欧州特許出願公開(EP −A)第0667874号明細書から公知である。 式Iの適当な化合物(グループ(a)のモノマー)は、例えばN−ビニルホル ムアミド、N−ビニル−N−メチルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N −ビニル−N−メチルアセトアミド、N−ビニル−N−エチルホルムアミド、N −ビニル−N−n−プロピルホルムアミド、N−ビニル−N−イソプロピルホル ムアミド、N−ビニル−N−イソブチルホルムアミド、N−ビニル−N−メチル プロピロンアミド、N−ビニル−N−ブチルアセトアミド及びN−ビニル−N− メチルプロピオンアミドである。モノマーのこのグル ープから、N−ビニルホルムアミドが有利に使用される。グループ(a)のモノ マーは、例えば10〜99.9重量%までポリマーの構成に関与している。 場合によりポップコーンポリマーの製造の際に併用されるグループ(b)のモ ノマーとして、グループ(a)及び(c)のモノマーと共重合可能な他のモノエ チレン性不飽和モノマーが挙げられる。これには、例えばアクリルアミド、メタ クリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸 エステルおよび/またはビニルエステルが所属する。アクリル酸エステル及びメ タクリル酸エステルは、有利に1〜4個の炭素原子を有する1価の飽和アルコー ルから、もしくは2〜4個の炭素原子を有する2価の飽和アルコールから誘導さ れる。このエステルの例は、アクリル酸メチルエステル、メタクリル酸メチルエ ステル、アクリル酸エチルエステル、メタクリル酸エチルエステル、アクリル酸 −n−プロピルエステル、メチルアクリル酸−n−プロピルエステル、アクリル 酸イソプロピルエステル、メチルアクリル酸イソプロピルエステル及び異性体ブ タノールから誘導されるアクリル酸及びメタクリル酸のエステル、ならびにヒド ロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロ ピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒドロキシブチルアク リレート、ヒドロキシイソブチルアクリレート及びヒ ドロキシイソブチルメタクリレートである。ビニルエステルの中で、酢酸ビニル 及びプロピオン酸ビニルが有利に挙げられる。グループ(b)の他の適当なモノ マーは、アクリルニトリル、メタクリルニトリル、N−ビニルピロリドン、N− ビニルカプロラクタム、1−ビニルイミダゾール、2−メチル−1−ビニルイミ ダゾール及び4−メチル−1−ビニルーイミダゾールである。グループ(b)の モノマーは単独でも又は混合物の形でも相互にグループ(a)及び(c)のモノ マーと一緒に重合することができる。グループ(b)のモノマーの中で特にN− ビニルピロリドンがポップコーンポリマーの製造のために適している。このポッ プコーン重合は、例えばN−ビニルピロリドン及び少量の例えば0.4〜1.2 重量%の架橋剤、例えばN,N’−ジビニルエチレン尿素を水性媒体中で、アル カリの存在で加熱することにより開始することができる。ポップコーン重合の開 始のために、蒸留直後のN−ビニルピロリドン−2を使用するのが有利である。 このポップコーン重合は、特にN−ビニルピロリドンを用いて約100〜150 ℃の温度範囲で、酸素及び重合開始剤の不在で容易に行われる。 グループ(b)のモノマーは、ポップコーンポリマーの製造の際に併用される 限り、(a)及び(b)〜のモノマー混合物中で0.1〜80重量%で存在する 。 架橋剤のグループ(c)のモノマーのとして、重合の際に、少なくとも2個の エチレン性不飽和二重結合を分子中に含有する化合物を使用する。例えばアルキ レンビスアクリルアミド、例えばメチレンビスアクリルアミド及びN,N’−ア クリルオキシエチレンジアミン、N,N’−ジビニルエチレン尿素、N,N’− ジビニルプロピレン尿素、エチリデン−ビス−3−(N−ビニルピロリドン)、 N,N’−ジビニルジイミダゾリル(2,2’)ブタン及び1,1’−ビス(3 ,3’−ビニルベンズイミダゾリン−2−オン)−1,4−ブタンが特に有利で ある。他の有利な架橋剤は、例えばアルキレングリコールジ(メタ)アクリレー ト、例えばエチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリ レート、テトラエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコール ジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコー ルジメタクリレート、芳香族ジビニル化合物、例えばジビニルベンゼン及びジビ ニルトルエンならびにビニルアクリレート、アリルアクリレート、アリルメタク リレート、ジビニルジオキサン、ペンタエリトリットトリアリルエーテルならび にこれらの架橋剤の混合物である。この架橋剤は、重合の際に使用したモノマー (a)及び(b)に対して0.1〜10、有利に1〜4重量%の量で使用される 。 ポップコーン重合は、公知の方法で実施される、例えば沈殿重合として又は塊 状重合により実施される。欧州特許(EP−B)第0177812号明細書に記 載されたように、N−ビニルピロリドン99.6〜98.8重量%及び架橋剤と して少なくとも1個のエチレン性不飽和二重結合を有する化合物0.4〜1.2 重量%の混合物を100〜150℃の範囲内の温度で酸素及び重合開始剤の不在 で加熱することによりポップコーン重合を開始する作業方法が特に有利である。 この重合は、特に少量の苛性ソーダ液又は苛性カリ液の存在で開始される。短時 間の間に、重合可能なポップコーンポリマーが形成され、適当な他のモノマー混 合物の添加の際に、つまりグループ(a)及び場合により(b)のモノマー及び モノマー(c)の添加の際に、誘導期なしでこれらのモノマーのポップコーン重 合が開始される。このポップコーン重合は有利に水中で例えば5〜30重量%の モノマー濃度で、例えば20〜200℃の温度で、6を上回るpH値で実施され る。 このポップコーンポリマーを、水溶液から単離し、精製し、引き続き加水分解 することもできる。しかしながら、ポップコーンポリマーの水性懸濁液を直接加 水分解することもできる。加水分解の場合、式Iの組み込み重合される単位から 式−CO−R(式中Rは式Iに記載した意味を表す)の基は式IIのビニルアミ ン単位を形成させながら脱離される。 このポップコーンポリマーの加水分解は1〜20重量%の固形物含有量で、2 0〜150℃、有利に50〜110℃の温度で、水性懸濁液中で行うのが有利で ある。反応時間及び反応温度ならびに加水分解剤の量に依存して、ポリマー中に 含まれるN−ビニルカルボン酸アミド単位は少なくとも0.1%、有利に少なく とも20%〜100%、又は部分的加水分解の場合には99%までが加水分解さ れるまで実施される。加水分解剤として、酸、塩基又は酵素を使用する。 適当な酸は、例えば鉱酸、例えばハロゲン化水素(ガス状又は水溶液の形)、 硫酸、硝酸、リン酸(オルト−、メタ−又はポリリン酸)又は有機酸、例えばC1 〜C5カルボン酸、例えばギ酸、酢酸又はプロピオン酸又は脂肪族及び芳香族ス ルホン酸、例えばメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸又はトルエンスルホン 酸である。酸を用いた加水分解の場合、例えばpH値は0〜5である。ポリマー 中の脱離すべきカルボン酸当たり、例えば0.05〜1.5当量、有利に0.4 〜1.2当量の酸が必要である。 塩基を用いた加水分解の場合、周期律表の第1及び第2主属の金属水酸化物、 例えば水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム 、水酸化ストロンチウム及び水酸化バリウムを使用することができる。同様に、 アンモニア又はアンモニア のアルキル誘導体、例えばアルキルアミン又はアリールアミン、例えばトリエチ ルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン 、モルホリン、ピペリジン、ピロリジン又はアニリンが適している。塩基を用い た加水分解の場合、pH値は8〜14である。この塩基は固体、液体又は場合に より気体の状態で、希釈して又は希釈せずに使用することもできる。アンモニア 、苛性ソーダ液又は苛性カリ液を使用するのが有利である。酸性又はアルカリ性 のpH範囲内でのこの加水分解は、例えば20〜170℃、有利に50〜120 ℃の温度で行われる。この加水分解は約2〜8、有利に3〜5時間後に完了する 。特に、酸又は塩基を水溶液中に添加する方法が有利である。加水分解の後に一 般に中和が実施され、その結果、加水分解されたポリマー溶液のpH値は2〜8 、有利に3〜7にある。この中和は、部分的加水分解されたポリマーの加水分解 の進行を減少させるか又は延滞させようとする場合に必要である。塩基を用いた 加水分解は、さらに加工するために付加的中和工程を必要としないという利点を 有する。 この加水分解は、酵素、例えばプロテアーゼ、ウレアーゼ又はアミダーゼを用 いて行うこともできる。しかしながら酸又は塩基を用いるのが有利である。 酸性の加水分解によるとアミン官能基を有するポップコーンポリマーは通常塩 として存在し、その際対イ オンとして相応する酸アニオン又は遊離したカルボン酸のアニオン、例えばホル メートが挙げられる。部分的に又は完全に遊離アミン基を得るために、ポップコ ーンポリマーは水性懸濁液中で塩基の添加により部分的に又は完全に脱保護され る。適当な塩基は特にアルカリ金属水酸化物及びアルカリ土類金属水酸化物、特 に水酸化ナトリウム、アルカリ金属炭酸塩及びアルカリ土類金属炭酸塩、特に炭 酸ナトリウム、アンモニア及びアンモニアのアルキル誘導体である。中和の際に 形成される塩、例えば硫酸ナトリウムは水溶液中に残留する。塩基性の加水分解 によるとポップコーンポリマーは遊離塩基として存在する。この遊離塩基から部 分的又は完全に塩の形を得るために、加水分解されたポリマーを水性懸濁液中で 酸を用いてプロトン化する。適当な酸は、この場合例えば鉱酸、有利に塩酸又は 硫酸又は有機酸、例えばC1〜C5カルボン酸又は脂肪族及び芳香族スルホン酸で ある。ポップコーンポリマーが部分的にのみ加水分解されている場合、このポリ マーはビニルアミン単位の他に式IのN−ビニルカルボン酸アミド単位をなお、 例えば1〜99重量%の量で含有する。 ビニルアミン単位を組み込み重合して含有しているポップコーンポリマーを水 溶液から単離することは、反応混合物を濾過又は遠心分離し、引き続き水で洗浄 し、通常の乾燥器、例えば循環空気乾燥棚又は真空乾 燥棚、パドル乾燥器又はニューマティック乾燥器中で乾燥することにより行われ る。実際に達成可能な収率は通常、理論収率の90%を越える、たいていは99 %を越える。微細粒の、ビニルアミン単位を含有するポップコーンポリマーの平 均粒子直径は、例えば0.01〜10mm、有利に0.5〜5mmである。 不溶性の、ビニルアミン単位を組み込み重合して含有しているポップコーンポ リマーは、本発明によりアニオン性化合物、例えば水溶性ポリアニオン性有害物 質及び着色物質ならびに不溶性の不純物及び樹脂を製紙プロセス、脱インキプロ セスならびにパルプ漂白プロセスの場合に循環水及び排水から除去するために使 用される。吸着剤の利点を、先行技術による方法の欠点を受け入れることなしに 、カチオン性ポリマーの利点、例えばその迅速でかつ定量的反応と組み合わせる ことができるのは意外であった。このことは、清浄化すべき水を、前記した塩基 性アミン官能基を含有する微細に分散したポップコーンポリマーと接触させるこ とによりによって達成される。製紙工業において生じることがある酸性から弱ア ルカリ性の水中で、大きな表面積のポリマー上のアミノ基の大部分はプロトン化 され、従って正の電荷を有する。高い電荷密度に基づき、カチオン性の表面と接 触する全てのアニオン性物質はその化学的組成とは無関係にすぐに吸着される。 このことは、アニオン性の非水溶性分散粒子、さらに 難溶性の一塩基性有機酸及びそのアニオン、例えばアビエチン酸又はフェノール 樹脂についても通用する。 アニオン性物質を循環路に供給する水から又は排水から分離する問題は、例え ば製紙の際に生じる。この化合物は例えばCOD値を用いて定量的に把握するこ とができ、この値は、例えば水相1kg当たり酸素300〜30000、たいて い1000〜20000mgである。アニオン性物質の化学組成はそれに対して 明らかになっていない。この場合、繊維材料の成分又はフミン酸が問題となる。 アニオン性着色剤もこの関連で使用するアニオン性物質の定義にはいると解釈さ れる。 パルプの製造のための繊維材料として、このために市販の全ての品質、例えば 木材パルプ、漂白及び無漂白パルプならびに全ての一年生植物からのパルプが挙 げられる。木材パルプには、例えば砕木パルプ、サーモメカニカルパルプ(TM P)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTP)、加圧式砕木パルプ、高収率パル プ、リファィナーメカニカルパルプ(RMP)が属する。パルプとして、漂白又 は無漂白の硫酸塩パルプ、亜硫酸パルプ及びソーダパルプも挙げられる。紙料製 造のための適当な一年生植物は、イネ、コムギ、サトウキビ及びケナフである。 パルプの製造のために、古紙をそれ単独で又は他の繊維材料と混合して使用され る。 前記した種類のパルプは程度に差があるが多量の有害物質を含有しており、こ の有害物質は上記したようにCOD値を用いて把握することができるか、又はい わゆるカチオン要求量を用いても把握することができる。このカチオン要求量と は、一定量の白水を等電点にもたらすのに必要なカチオン性ポリマーの要求量で あると解釈される。カチオン要求量が、測定のために使用したそれぞれのカチオ ン性滞留剤の組成に著しく依存するため、ドイツ国特許(DE−C)第2434 816号明細書の例3により得られたアジピン酸とジエチレントリアミンとから なり、エチレンイミンでグラフトし、ポリエチレングリコールで架橋したポリア ミドアミンを使用した。この有害物質を含有するパルプは300〜30000の 上記のCOD値を有し、例えば白水1リットル当たりポリマー50mgのカチオ ン要求量を示した。 ビニルアミン単位を含有するポップコーンポリマーの使用は、例えば、清浄化 すべき水をシーブ上に存在するポリマー層に貫流させることにより行うことがで きる。しかしながら、清浄化すべき水をポリマーを充填した管に貫流させること もできる。他の方法は、この水を流動層法を用いて下から上へ室、管又は類似の 閉鎖した容器に貫流させ、その際この容器中には軽度に流動することができる程 度の量でポリマーを存在させることよりなる。それにより、このポリマーの損失 を回避するためのフィルター及びシーブが閉塞する危険も十分に回避される。全 てのアニオン性化合物を水から1度に除去する必要はない、特に循環水である場 合には必要ない。この場合、循環水の一部が例えば分路中で本発明による方法に より清浄化することでも十分である。製紙業者のとって、例えば有害物質の量が 一定水準を上回らないこと又は有害物質が他の方法で、例えば紙と一緒に運びだ されない程度に又は有害物質が原料と一緒に抄紙機中へ到達する程度に除去され ていることが重要である。 製紙の際に、例えば抄紙機の循環水を微細粒の吸着剤からなる層に通すことが できるか又は抄紙機の排水を微細粒の吸着材量からなる層に通すことができる。 同様に、脱インキプロセスからの排水又はパルプ漂白の際に生じる排水も微細粒 の吸着剤からなる層に通すことができる。しかしながら、微細粒の吸着剤は、抄 紙機の排水又は循環水、脱インキプロセスから又はパルプ漂白からの排水中で流 動させ、そこから例えば遠心分離又は篩別により分離することができる。 さらに、本発明の対象は、ビニルアミン単位を組み込み重合して含有する微細 粒の不溶性の、僅かに膨潤可能なポリマーの、製紙の際の循環水の清浄化及び抄 紙機の排水及び脱インキプロセス及びパルプ漂白からの排水の清浄化のための吸 着剤としての使用である。次の成分: (a) N−ビニルホルムアミド 24.5〜95重量% (b) N−ビニルピロリドン 4.5〜75重量%及び (c) ジビニルエチレン尿素 0.5〜5重量%(その際、モノマー(a)、 (b)及び(c)の合計が常に100重量%である)のモノマー混合物を共重合 させてポップコーンポリマーにし、引き続き組み込み重合されたN−ビニルホル ムアミド単位の少なくとも10%からビニルアミン単位の形成下にホルミル基を 脱離することにより得られる不溶性の、僅かに膨潤可能なポリマーを使用するの が特に有利である。 この方法の特別な利点は、ビニルアミン単位を含有するポリマーはアニオン性 化合物を用いた飽和により特に簡単に再生することができる点にある。イオン交 換樹脂とは反対に、対イオンを用いる緩慢な排除工程によって活性状態へ戻す必 要はない。その代わり、廉価で強いアニオン性塩基、例えば苛性ソーダ液又はソ ーダ溶液を用いて簡単に処理される。この場合、正に荷電されたアンモニウム官 能基が脱プロトンされ、電荷が無くなり、それによりさらに荷電する物質を結合 する能力が失われる。これは、仮に例えば樹脂粒子又は脂肪酸が吸着のpH値で 難溶性であったとしても、高いpH値で自発的に溶液の形に移行する。有害物質 のアルカリ性溶液は、例えばパルプ工業において通常 のように焼却により簡単に廃棄することができる。先行技術によるカチオン性の 高分子電解質を用いて凝集するすでに公知の方法の場合、可溶性凝集剤の分離す べき有害物質含有材料からの回収は技術的には可能であるが、経済的及び環境的 観点で実際的でない。 有害物質を負荷した、ビニルアミン単位含有ポップコーンポリマーの再生は、 再生すべき水の代わりに十分な量の水酸化ナトリウム又は炭酸ナトリウムの溶液 を、前記のポリマーを含有する容器に貫流させるように行われる。清浄化すべき 水を再生の間に並列に接続された第2容器を通過させ、この第2の容器は第1の 容器と同様に弁を備えており、清浄化すべき水から再生溶液へ、又はその逆に迅 速にかつ容易に切り替えることができるようになっている。再生の後に、このポ ップコーンポリマーは酸を添加することにより再度プロトン化され、それにより 活性の形に変換することができる。抄紙機の循環水の場合には、生成すべき水を 単に貫流させるだけで十分である、それというのも一定時間でポップコーンポリ マーを十分にプロトン化するためにはそのpH値は十分に低いためである。次い でカチオン化及び吸着は部分的に同時に行われる。 実施例中のパーセンテージは重量%に対する。 実施例 次の物質を実施例において使用した: ポップコーンポリマー1 ビニルアミン×1/2H2SO4 90.7%、N−ビニルピロリドン7.8% 及びジビニルエチレン尿素1.5%の組成を有し、0.5〜5mmの平均粒子直 径を有する非水溶性の、僅かに膨潤可能なポリマー。 紙料中に生じる及び実験室中でモデル物質として使用される典型的な有害物質 として、リグニンスルホン酸ナトリウム及び水ガラスを水溶液の形で用いた。リ グニンスルホン酸ナトリウムの測定は、280nmの波長でスペクトル測光によ り行った。水ガラスの含有量は、Siの原子発光分析により測定した。 例1 リグニンスルホン酸ナトリウムの0.1%水溶液500mlを16時間、微細 に粉末化されたポップコーンポリマー1 9gと一緒に室温で撹拌した。その後 、このポリマーを濾別し、濾液中の残留リグニンスルホン酸塩の含有量を測定し た。減少率は89.6%であった。 例2 微細に粉末化されたポップコーンポリマー1 9gで充填された50ml滴定 ビュレットを通して、8時間にわたり1ml/分の貫流速度で、0.1%リグニ ンスルホン酸ナトリウム水溶液合計480mlを供給した。この時間での減少率 は68.5%であった。 再生:負荷されたポップコーンポリマーで満たされた滴定キュベットを通して 、2時間にわたり2ml/ 分の貫流時間で、2n苛性ソーダ液合計240m1を供給した。この場合、吸着 したリグニンスルホン酸ナトリウムの95%が放出された。 例3 5%ソーダ水ガラス溶液500gを、16時間にわたり、微細に粉末化された ポップコーンポリマー7.5gと一緒に室温で撹拌した。その後、このポリマー を濾別し、濾液中に残留する水ガラス含有量を測定した。減少率は>99%であ った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーティン リューベンアッカー ドイツ連邦共和国 D―67122 アルトリ ップ アーホルンヴェーク 37 (72)発明者 クラウディア ニルツ ドイツ連邦共和国 D―67127 レーダー スハイム―グローナウ ガルテンシュトラ ーセ 29

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 製紙、脱インキ及びパルプ漂白の際の排水及び循環水から微細粒の吸着剤 を用いて水溶性アニオン性化合物及び水中に分散した化合物を吸着させることに より、前記排水及び循環水を清浄化する方法において、微細粒の吸着剤として、 次の成分: (a) 式: [式中、R、R1はH、C1〜C6アルキルを表す]のN−ビニルカルボン酸ア ミド、及び場合により、 (b) 他の共重合可能なモノエチレン性不飽和モノマーを、 (c) 架橋剤として、重合の際に使用されたモノマー(a)及び(b)に対 して0.1〜10重量%の、少なくとも2つのエチレン性不飽和二重結合を有す る化合物と 酸素及び重合開始剤の不在で共重合させてポップコーンポリマーにし、式Iの 組み込み重合されたN−ビニルカルボン酸アミドの少なくとも0.1%から基: を、式: [式中、R1はH、C1〜C6アルキルを表す]のビニルアミン単位の形成下に 脱離させることにより得られた、不溶性の、僅かに膨潤可能なポリマーを使用す ることを特徴とする、製紙、脱インキ及びパルプ漂白の際の排水及び循環水を清 浄化する方法。 2. 吸着剤として、次の成分: (a) N−ビニルホルムアミド24.5〜95重量%、 (b) N−ビニルピロリドン4.5〜75重量%、及び (c) ジビニルエチレン尿素0.5〜5重量%[その際モノマー(a)、( b)及び(c)の合計は100重量%である]からなるモノマー混合物を共重合 させてポップコーンポリマーにし、引き続き重合により組み込まれたN−ビニル ホルムアミド単位の少なくとも1%から、ビニルアミン単位を形成させながらホ ルミル基を脱離することにより得られた、不溶性の、僅かに膨潤可能なポリマー を使用する、請求項1記載の方法。 3. 抄紙機の循環水を、微細粒の吸着剤からなる層に通す、請求項1又は2記 載の方法。 4. 抄紙機の排水を、微細粒の吸着剤からなる層に通す、請求項1から3まで のいずれか1項記載の方法。 5. 脱インキプロセスからの排水を、微細粒の吸着剤からなる層に通す、請求 項1から3までのいずれか1項記載の方法。 6. パルプ漂白の際に生じる排水を、微細粒の吸着剤からなる層に通す、請求 項1から3までのいずれか1項記載の方法。 7. 微細粒の吸着剤を抄紙機の排水又は循環水、脱インキプロセス又はパルプ 漂白からの排水中で流動させ、そこからそれぞれ分離する、請求項1から3まで のいずれか1項記載の方法。 8. 製紙の際の循環水の清浄化のため及び抄紙機排水及び脱インキ及びパルプ 漂白からの排水の清浄化のための吸着剤としての、次の成分: (a) 式: [式中、R、R1はH、C1〜C6アルキルを表す]のN−ビニルカルボン酸ア ミド、及び場合により、 (b) 他の共重合可能なモノエチレン性不飽和モノマーを、 (c) 架橋剤として、重合の際に使用されたモノマー(a)及び(b)に対 して0.1〜10重量% の、少なくとも2つのエチレン性不飽和二重結合を有する化合物と 酸素及び重合開始剤の不在で共重合させてポップコーンポリマーにし、式Iの 組み込み重合されたN−ビニルカルボン酸アミドの少なくとも0.1%から基: を、式: [式中、R1はH、C1〜C6アルキルを表す]のビニルアミン単位の形成下に 脱離させることにより得られた非水溶性の、僅かに膨潤可能なポリマーの使用。
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