JP2001501164A - 繊維製造スピナー - Google Patents

繊維製造スピナー

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JP2001501164A JP10516554A JP51655498A JP2001501164A JP 2001501164 A JP2001501164 A JP 2001501164A JP 10516554 A JP10516554 A JP 10516554A JP 51655498 A JP51655498 A JP 51655498A JP 2001501164 A JP2001501164 A JP 2001501164A
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Abstract

(57)【要約】 スピナー(12)は繊維化装置(10)の回転可能なシャフト(14)の一端に固定されている。スピナーはシャフトから放射状外方へ延在する放射状壁(16)を備えている。放射状壁は、上面(35)と、上面を内周部分(81)と外周部分(83)とに分割するダム(34)と、下面(37)と、上面と下面とを連通する少なくとも1つの第1の流れ孔(36)と、前記上面の内周部分と外周部分とを連通させる少なくとも1つの第2の流れ孔(94)とを備えている。放射状壁には外周縁壁(18)が結合されており、同壁には複数のオリフィス(20)が貫設されている。

Description

【発明の詳細な説明】 繊維製造スピナー 技術分野 本発明は熱可塑性材料から繊維を製造するための装置に関し、特に、ガラス又 は他の無機物又はポリマーのような融解した熱可塑性材料から1又は多成分の繊 維を遠心形成するスピナーを備えた繊維化装置に関する。背景 ガラス繊維及び他の熱可塑性材料の繊維は、防音材料又は断熱材料を含むさま ざまな用途に有用である。ガラス繊維絶縁製品を製造するための一般的な従来技 術では、ガラス繊維をロータリープロセスで製造することを必要としている。1 種類のガラス成分又は多種類のガラス成分を融解して、遠心スピナーとして知ら れている遠心機の外周縁壁のオリフィスから押出して繊維を製造していた。一般 的に用いられていたスピナーの1つは、概略カップ形状であって、底壁には中心 孔が設けられ、底壁から上へと屈曲して外周縁壁が延びて、上部に開口が形成さ れている。スピナーを回転させるべく駆動シャフトが用いられ、その下端は上部 の開口を通って下方へ延在し、底壁の中心にクイルで固定される。底壁の中心孔 はクイルの外周に単に圧入され、クイルは駆動シャフトの下端に取付けられる。 繊維製造プロセス中には、スピナーは非常に高温になる。高温に達するために 、スピナーの壁は高温耐熱材料、代表的には高温合金で作ることが必要である。 しかし、それにしても、そのような高温においてはスピナーが回転するとスピナ ーがクリープし下方へたわむ傾向を示す。この変形はスピナーのクリープ寿命を 著しく短縮させると共に、繊維製造に有害に影響するプロセス変数をもたらす。 クリープの問題はスピナーのサイズが大きくなるほど著しくなる。 さらに、スピナーはクイルに単に圧入されているだけなので、熱膨張や回転に よる応力やスピナーとクイルに生じるクリープ等のために、スピナーは時間がた つとクイルのまわりで緩む傾向がある。固定箇所が緩むとスピナーは偏心して、 大きな振動とスピナーのゆがみという重大な問題を生じさせる。この問題点は一 般的に、スピナーのサイズと中心孔の直径とが大きくなるにつれて、より著しく なる。 従って、スピナーのクリープ寿命を短縮するような熱変形を示すことがなく、 かつ、繊維製造プロセス中の不都合なプロセス変数をもたらすことのないような 、改良されたスピナーが要望されている。発明の概要 かかる要望を満たすためのスピナーは、繊維化装置の回転可能なシャフトの一 端に固定するように適合されたスピナーであって、同スピナーは、シャフトから 放射状外向きに延在する放射状壁を備え、同壁には、上面、上面を内周部分と外 周部分とに分割するダム、下面、上面を下面に連通させる少なくとも1つの第1 の流れ孔、及び、上面の内周部分と外周部分とを連通させる少なくとも1つの第 2の流れ孔が備えられており、かつ、放射状壁に結合された外周縁壁とそれを貫 通する複数のオリフィスとを備える。 また、かかる要望を満たすための装置としては、繊維を製造する装置において 、回転可能なシャフトと、回転可能なシャフトの一端に固定されたスピナーとを 備え、ここで、スピナーは、融解した熱可塑性材料から繊維を遠心形成すべく貫 設された複数のオリフィスを有する外周縁壁を備え、外周縁壁とシャフトとの間 に上部開口部と下部開口部とを備え、上部開口部と下部開口部との間に配置され 且つ外周縁壁とシャフトとの間に放射状に延在している放射状壁を備える。放射 状壁には、上面、上面を内周部分と外周部分とに分割すべく配されたダム、下面 、ダムの半径方向内側に配されて放射状壁に貫設された上面と下面とを連通する 少なくとも1つの第1の流れ孔、及び、上面の内周部分と外周部分とを連通する ようにダムに貫設された少なくとも1つの第2の流れ孔(94)を備える。装置 にはさらに、上面の内周部分の上方に配置された融解した熱可塑性材料の供給源 が備えられ、上面の内周部分に融解した熱可塑性材料が供給されて、回転可能な シャフトが回転することで、融解した熱可塑性材料が上面に沿って放射状に外側 へと流れて、第1の流れ孔と第2の流れ孔とを通って、放射状壁の上下両方のオ リ フィスに流れる。 本発明の目的、特徴、及び効果は、以下の説明と添付した請求の範囲及び図面 を考察することで明らかになるであろう。図面の簡単な説明 図1は、本発明の原理に従ったスピナーを備えた繊維化装置の一部を破断して 模式的に示した立面図である。 図2は、図1におけるスピナーの他の実施形態を破断して示した立面図であっ て、スピナーはスピンドルの端部に取付けられている。 図2Aは、図1におけるスピナーのさらに他の実施形態を破断して示した立面 図であって、スピナーはスピンドルの端部に取付けられている。 図3は、図2に示したスピナーの一部分について線3−3に沿って示した平面 図である。 図4は、図3に示したスピナーについて線4−4に沿って破断して示した立面 図である。発明の実施モード 以下、本発明の具体的な実施形態について説明するけれども、本発明の精神か ら逸脱することなく、さまざまな変更、転換、及び置換をできることは当業者に は容易に明らかであろう。従って、本発明の範囲は添付した請求の範囲のみによ って制約されるものである。 図1、図2、及び図2Aを参照すると、繊維製造装置ないし繊維化装置10は 、遠心機ないしスピナー12を備えており、これは回転可能な中空シャフトない しスピンドル14の下端に固定されている。当業者が知るように、スピナー12 は回転スピンドル14によって回転する。スピナー12には放射状壁16が備え られており、同放射状壁はスピンドル14から半径方向外向きへ延在し、外周縁 を有する。放射状壁16の外周縁を囲むように外周縁壁18が設けられており、 例えばガラスのような融解した熱可塑性材料の繊維22を遠心形成するために複 数のオリフィス20を備えている。図1、図2、及び図2Aはスピナー12の3 種 類の異なる実施形態を示している。これらのスピナー12には、実質的に同一で あるか又は少なくとも類似した多くの構成要素が含まれているので、そのような 構成要素については同一の符号を付してここでは説明を繰返さない。 スピナー12が回転すると(図1において丸形矢印αにて示す)、融解ガラス はスピナーの外周縁壁18のオリフィス20を通って、第1段階繊維22が遠心 形成される。環状バーナ24の熱によって第1段階繊維22は柔軟で細く伸びる ことができる状態に維持される。スピンドル14の外周には複数の内側バーナ2 6が配設されており、スピナー12の内部を加熱して融解した熱可塑性材料が繊 維に形成される前に凝固したり失透したりするのを防いでいる。通路30を通し て空気を誘導すべく、環状ブロア28が配置され、第1段階繊維22を引張ると ともに、さらにそれを引き伸してウール状絶縁材料のような製品の使用に適する 第2段階繊維32とする。その後、第2段階繊維32をコンベア(図示せず)で 収集してガラスウールパックのような製品に成形する。 スピナー12は、放射状壁16の上面35から上方へ一体的に延設された円形 ダム34を備えており、同ダムはスピンドル14の回転中心軸側に向いて折れ曲 がっている。放射状壁16には、上面35と下面37とを結合すべく複数の第1 の流れ孔36が円周方向に間隔を隔てて貫設されている。それぞれの第1の流れ 孔36は、ダム34の内側直近において放射状壁16に対して鋭角になるように 同壁16に貫設されている。放射状壁16に対して同様な鋭角にダム34は形成 されている。放射状壁16には複数のガス通気孔38が貫設されており、内側バ ーナ26からの高温の排出ガスが放射状壁16を通り抜ける通路を提供している 。バーナ26からの高温のガス流れは、上側環状リップ43で囲まれた上部開口 部39を通って、放射状壁16上に形成されているスピナー12の上側チャンバ 40へと流入する。その後、高温ガスは通気孔38を通り抜け、放射状壁16の 下に形成されている下側チャンバ42へと入り、下側環状リップ45で囲まれた 下部開口部41へと流れる。スピナー12の上部と下部とが少なくとも部分的に 開口しているので、繊維の遠心形成中において半径方向にバランスするようにな っている。 融解した熱可塑性材料が容易に流れ得るような温度にスピナー12の上側チャ ンバ40と下側チャンバ42とを維持することが重要である。従って、スピナー 12の直上に位置する繊維化装置10の部分44(通常はベアリングハウジング である)は、スピナー12の上部開口部39を実質的に覆うべく、機能的に適合 している。スピナー12の下部開口部41を実質的に覆うために、円形板ないし 放射シールド46が用いられる。これにより、スピナー12の内部を所望の高温 に維持することができる。シールド46の外周縁に沿って、円周方向に間隔を隔 てた複数のスペーサ48を形成するのが望ましい。スペーサ48によって、シー ルド46をスピナー12から最小の間隔に保つ。 シールド46の外周縁に沿って複数のギャップ50が形成されており、各ギャ ップ50は隣接するスペーサ48の間にある。このギャップ50によって、バー ナ26の排出ガスが下側チャンバ42を流れ抜けて排気されるための通路が確保 され、スピナーを通るガスの循環と流れが改善する。従来技術のスピナーのいく つかでは、壁の外周縁の下側隅部が冷えてしまう問題点があって、熱可塑性材料 が早まって凝固してしまっていた。このような不都合な冷却が生じるのは、スピ ナーの下側チャンバ42内部の高温ガスの循環が不十分なためであった。例えば ギャップ50を通して下側チャンバ42から高温ガスを排気することで、かかる 不都合を低減できる。 バーナ26から上側チャンバ40へ侵入した排出ガスはまた、スピナー12と ハウジング部分44との間に形成された隙間52を通ることで、上側チャンバ4 0からも流出できる。このため、バーナ26の高温排出ガスは外周縁壁18の上 部及び下部に近接して循環できて、それによりスピナーの壁18の全域にわたる 温度分布が制御される。スピナー12の内部全域の温度分布をより均一に維持す ることで、外周縁壁18の下部においても上部と同様にして熱可塑性材料を十分 に融解してオリフィス20を通って適切に流れるように保つことが助長される。 外周縁壁18の高さ方向の温度バランスは、上部ギャップ52と下部ギャップ5 0との相対的な大きさを変更することで調節できる。上部ギャップ52に対して 下部ギャップ50の大きさを大きくするとスピナー壁18の下部の温度が上昇し 、逆にすると低くなる。こうして、壁18の全体の温度分布を最適化できる。こ の結果、繊維形成条件が改善され、スピナーの腐食寿命が延命し、及び、外周 縁壁18の下部におけるガラスの失透を解消できる。 熱シールド46は放射状壁16及び外周縁壁18とは分離した要素になってい るため、シールド46の重量がスピナー12の半径方向のバランスに与える影響 は、無ではないにせよ極わずかである。スピナー12の放射状壁16と熱シール ド46とは共にハブ54に取付けられている。スピナー12において、少なくと も放射状壁16とハブ54とは熱膨張係数の近似した材料で作ることが好ましい 。ハブ54はスピンドル14の下端に取付けられて回転する。ハブ54には下側 円形肩部56が設けられており、その上にシールド46が搭載され、好ましくは ボルト固定される。放射状壁16は円形フランジ58を備えており、同フランジ に合致すべくハブ54の上面に形成された円形溝60に嵌め込まれる。ハブ54 の上面には放射状壁16に被さるように円形クランプ板62がボルト固定されて おり、フランジ58を溝60内に締付ける。 中空のクイル64は、ハブ54の中心に貫設されたボア孔へ圧入されて、円周 方向に間隔を隔てた3本のロックピン66によって所定位置にロックされる。ク イル64の上端は中空の引張棒68の下端へ螺入されている。引張棒68はスピ ンドル14の上端においてスプリングで付勢されており、板62をクイル64及 びハブ54と共に引上げてスピンドル14の下端に圧接させる。引張棒68に貫 設された段差付ボアを通ってクイル64に貫設された他の段差付ボアへと冷却空 気が循環することで、クイル64が部分的に冷却される。スピンドル14とクイ ル64とを囲むようにハブ54上に配設された環状の冷却ジャケット70を循環 する水によってクイル64をさらに冷却するのが好ましい。クイル64及びハブ 54は共にそれぞれ熱膨張係数が小さい合金で製造されており、両者間の熱膨張 差を最小限にしている。 スピナー12とスピンドル14とを同心的な関係に維持することが重要である 。回転中にスピナー12が偏心すると、余分な振動とスピナー12のたわみの原 因となる。このことは、従来の繊維化装置において重大な難問になっており、使 用中に高温にさらされることで、熱膨張や回転応力及びクリープのために時間が 経つと放射状壁の中心孔がハブに比べて大きくなる傾向があった。中心孔が広が るとスピナーは回転シャフトから偏心して、余分な振動とたわみが生じる。この 問 題は、スピナーのサイズにつれて中心孔の直径が大きくなるとより著しくなる。 従って、本発明においてはスピナー12をハブ54及びクイル64の中心に保つ ための構造を備えるのが好ましい。例えば、スピナー12を中心に保つ一方法と しては、スピナーフランジ58の外周直径部分がハブ溝60の内面に滑り嵌めす るようにする。前述の如く、クイル64とハブ54とは熱膨張係数の小さい材料 でできており且つ冷却されるので、フランジ58が熱膨張、回転応力及び/又は クリープのために膨張すると、スピナーフランジ58は溝60の内面に対して圧 接される。 繊維化装置10の動作中には、放射状壁16の通気孔38において熱膨張でク ラックを生じやすい。放射状壁16にそのようなクラックが早期に生じるのを防 ぐために、放射状壁16における各通気孔38の周辺領域にエンボス加工したり 又は厚みを増したりするのが望ましい(図2及び図2A参照)。あるいは、各通 気孔38の形状を応力集中が小さくなるように変形することが望ましい。例えば 、各通気孔38を円形ではなく楕円形に形成し、各楕円孔の長軸をスピナーフラ ンジ58のまわりに円周方向へ湾曲するように向けるとよい。また必要ならば、 各通気孔38を楕円形状に形成すると共に各孔38の周辺領域にエンボス加工す るように改良することもできる。 図1及び図2に示したスピナー12を参照すると、スピナー12の内部へは融 解した熱可塑性材料の2つの別個の流れが供給されていて、例えば図1に示すガ ラスAを含む第1の流れ78とガラスBを含む第2の流れ80とである。これら の融解ガラスの流れ78及び80を供給するには在来型の供給機器を使用するこ とができる。そのような融解ガラス供給機器は産業界で良く知られているのでこ こでは詳細に説明しない。1種類の融解した熱可塑性材料を含ませる代りに、各 流れ78と80とに2以上の融解した熱可塑性材料(例えば2種類以上のガラス )の混合物を含ませるのが好ましい。また、各流れ78及び80に同種の融解熱 可塑性材料を含ませてもよい。 両方のガラス流れ78及び80はスピナーの放射状壁16の上面35上に直接 落下して、遠心力によってスピナーの外周縁壁18へ向って外向きに流れる。融 解ガラス流れ78のガラスAはスピンドル14に近い内周に位置しており、ダム 34の半径方向内側である上面35の内周部分81に着地する。ダム34にせき 止められてガラスAの蓄積部ないし先頭部が最初に形成される。その後、ガラス Aは第1の流れ孔36を通って放射状壁16の上側から下側へと流れる。ガラス Aがダム34から溢れ出ないように第1の流れ孔36の大きさ及び数は定められ ている。図示の如く、ガラスAは壁16の下側に沿って流れ続けて外周縁壁18 へと向う。融解ガラス流れ80のガラスBはスピンドル14から半径方向に離れ て位置しており、ダム34の半径方向外側である上面35の外周部分83に着地 する。その後、図示のように、ガラスBは外周縁壁18に向って直接流れる。流 れ78と流れ80とはスピンドル14の同じ側に隣接させて配置してもよいが、 図示の如くスピナー12の反対側にガラスAとガラスBとを落下させるように配 置するのが好ましい。 図3に示すように、図1及び図2のスピナー12には、スピナーの外周縁壁1 8から半径方向内側に位置する略円周形状の垂直内側壁84が設けられている。 外周縁壁18へ向って流れたガラスA及びガラスBは、それぞれ放射状壁16の 上と下とで内側壁84に当接して蓄積する。上側環状リップ43と下側環状リッ プ45とのおかげで、融解した材料が内側壁84をまわり込んで外周縁壁18を 越えることがない(図1参照)。図3に示すように、スピナーの外周縁壁18と 垂直内側壁84との間には一連の垂直隔壁86が配設されており、空間を一連の 略垂直に配列された区画室88に分割していて、同区画室はスピナーの外周縁壁 18の実質的に高さ全体に延在している。交互の区画室にガラスAとガラスBと が含まれていて、これらガラスは内側壁84に形成されたスロット89及び90 (図1参照)を通ってそれぞれ区画室88へ流入する。放射状壁16と垂直内側 壁84と隔壁86とがいっしょになって、ガラスAとガラスBとをそれぞれスロ ット89とスロット90とを通して交互に隣合う区画室88へと流し分ける分流 器を構成しており、従って1つおきの区画室にガラスAが含まれる一方、残る区 画室にはガラスBが含まれる。 図3に示すように、スピナーの外周縁壁18のオリフィス20はそれぞれ、垂 直隔壁86の半径方向外端縁に対して隣接していると共に略整列するように配置 されている。図4に示す如く、各区画室88中には一連の通路92及び93が設 けられ、これを通って融解した熱可塑性材料が流れる。好ましくは、これらの通 路は隔壁86の両側に隣接配置され、外周縁壁18の外表面のオリフィス20と 連通する。 図示の如く、通路92及び93は略垂直に整列されており、そのサイズは、隣 接する区画室88中のAガラス成分とBガラス成分とについての流れ長が等しく なるようにするのが好ましい。これにより、A成分とB成分とがオリフィス20 から並び合って排出されるとき、各繊維のガラスAとガラスBとの量が概略等し くなる。ガラスAとガラスBの量を等しくしたくない場合には、等しくない流れ 量になるように通路92及び93の大きさを定めれば、不均等な比率の2成分の 繊維が得られることがわかる。ある種の事例においてはこのような結果が望まし いこともある。さらに、各区画室の通路を改変して、形成する2成分繊維中のガ ラスAとガラスBの比率及び構成を変更してもよい。形成する通路の数はスピナ ーの外周縁壁18の高さに依存する。通路の数とサイズは、融解ガラスの区画室 88への流量と共に各区画室中の通路を覆う融解材料の「高さ(head)」を高め るように選ぶ。図2Aに示したスピナー12の他の実施形態を参照すると、ダム 34の円周に沿って同ダムを貫通するように複数の第2の流れ孔94が形成され ており、放射状壁16の上面35の内周部分81と外周部分83とを連通させて いる。第2の流れ孔94を備えたことで、融解材料の外側の流れ80を省略でき るようになり、1本の流れの融解材料(図示せず)だけを用いて放射状壁16の 上下両方のオリフィス20を通して繊維を形成することが可能になる。この実施 形態のスピナー12によって得られる繊維は、図1及び図2のスピナーを用いて 形成されるような多成分繊維ではなく、むしろ1種類の融解材料か又は融解材料 の混合物かによって形成される単一成分の繊維である。従って、外周縁壁18に 関連した付属的な構造物(すなわち、垂直内側壁84並びに貫通スロット89及 び90)を省略できる。これら構造物84、89、及び90をなくすと、スピナ ー12の総重量とモーメント力が減少しスピナー12のクリープ寿命を延命する 助けになる。 第1の流れ孔36と第2の流れ孔94とによって、流れ78からの融解した熱 可塑性材料は分流されて放射状壁16の上と下とのオリフィス20へ所望の比率 で流れる。孔36と94とを流れ抜ける融解材料の比率は50/50であること を必要とはしない。最適な繊維品質とスピナー腐食寿命とを得るためには、孔3 6を通って放射状壁16の下側のオリフィス20へ流れるのに比べて、孔94を 通って放射状壁16の上側のオリフィス20へ流れる融解材料を多くするように 、流れ孔36及び94を適合させるのが望ましいことがある。この比率は流れ孔 36及び94の相対的なサイズ及び/又は数並びにスピナー12の内部及び外部 の温度分布などを含む数多くのファクターの影響を受ける。第1の流れ孔36と 第2の流れ孔94との数及びサイズによって、放射状壁16の上下それぞれのオ リフィス20へと流れる融解材料の比率を約60/40から約80/20の範囲 にしたところ満足すべき結果が得られた。 孔を通って流れる融解物の流量は以下の式で定められることが見いだされてい る。 F=Kd4 ここで、 F=流量 K=定数 d=孔の直径 そして、同じ直径(d)をもった(n)個の孔を流れる流量は以下の式で定め られる。 F=Knd4 従って、仮に第1の流れ孔36と第2の流れ孔94との個数(n)が同じであ って、第1の流れ孔36のすべてが第1の直径をもち、第2の流れ孔94のすべ てが第2の直径をもつとすると、結果は以下の式となる。 Fu=Knd2 4=d2 4 1=Knd1 4=d1 4 ここで、 Fu=上側の流量 F1=下側の流量 d2=第2の直径 d1=第1の直径 この式を解いて、流量比が約60/40と80/20との間になるようにする には、直径の比が約1.1から約1.4であることがわかる。別言すれば、第1 の流れ孔36がn個の孔からなりすべてが第1の直径d1であって、第2の流れ 孔94が同数n個の孔からなりすべてが第2の直径d2であるとするならば、流 量比の範囲を約60/40から約80/20にするためには、d2はd1に比べて 約1.1乃至約1.4倍大きくなければならない。同一結果を得るために他の手 段を用いることももちろん可能であって、第2の流れ孔94の数を増やすなどに よればよい。 壁16の上側のオリフィス20への流れ78からの融解材料をより多く供給す ることで、これらオリフィスから流出する繊維の軌道(すなわち、外周縁壁18 から半径方向外方へ遠ざかる程度)は、放射状壁16の下側のオリフィス20か ら形成される繊維の軌道に比べて大きな軌道になる。かかる軌道差は繊維同士の 接触を低減する助けとなることが見いだされており、それにより、かかる接触の 結果生じる表面欠陥や繊維の断片化を低減する。さらに、スピナー12の上側チ ャンバ40はしばしば下側チャンバ42よりも高温になる。この温度差のために 、壁16の下側のオリフィス20に比べて放射状壁16の上側のオリフィス20 は早期に腐食して拡張(すなわち大きくなる)する。壁16の上側のオリフィス 20が大きくなると、流れ孔94を通ってより多くの融解材料78が供給されて 、上側のオリフィス20の融解材料不足を防止する助けとなる。こうして、スピ ナー12の処理量と腐食寿命を最適化することができる。 本発明においては、放射状壁16の上下両方に融解材料の流れを供給できるた め、図1、図2、及び図2Aのいずれのスピナー12においても半径方向にバラ ンスさせることが可能になる。別言すれば、放射状壁16の上と下の外周縁壁1 8の重量を実質的に等しくできる。さらに、例えば上側リップ43、下側リップ 44、内側壁84、及び垂直隔壁86のように外周縁壁18に結合されることの あるいかなる他の構造物の重量についてもまた、放射状壁16の上と下で実質的 に等しくできる。重量の均等化を図るこのやり方は、スピナー12を放射状壁1 6を中心に実質的に対称的に形成することに帰着することを理解すべきである。 実質的な重量の均等化を達成するための他のやり方も有利に働き得る。この実質 的な重量の均等化によってスピナー12の半径方向以外の変形を低減させて、ス ピナーのクリープ寿命を約10倍以上に増すことができる。加えて、このスピナ ーのクリープ寿命の延命化は、比較的高価なスピナー材料にアップグレードする のとは異なって、比較的低コストのスピナー構造変更の手段によって達成できる ことに留意すべきである。 温度によって誘発する非対称な(半径方向以外の)変形の問題は、従来技術の スピナーにあっては、スピナーの外径が大きくなるほどより著しくなることが予 想され、特に、少なくとも約12インチ(約30.5cm)以上の外径を有する スピナーで著しい。そのような変形はまた、スピナーの外周縁壁の領域の重量が 増加するにつれて大きくなると予想され、これは多成分繊維を作るように適合さ れた外周縁壁によくある。いずれの例においても、非対称な変形が増加する原因 の大部分はスピナーの外周縁部で下向きに作用するモーメント力の増大の結果で ある。本発明の原理によれば、そのような有害な変形は、たとえ大きな直径のス ピナーや多成分繊維を製造すべく設計されたスピナーにあっても、低減すること が可能になる。 本発明についての上述した一般的な原理と前述の詳細な説明とから、本発明を さまざまに改変することが可能であることを当業者は容易に理解するであろう。 従って、本発明の範囲は以下の請求の範囲によってのみ制限され、その均等物に 及ぶ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.繊維化装置(10)の回転可能なシャフト(14)の一端に固定するように 適合されたスピナー(12)であって、前記スピナー(12)は、 シャフト(14)から放射状外向きに延在する放射状壁(16)を備え、同 壁には、上面(35)、前記上面(35)を内周部分(81)と外周部分(8 3)とに分割するダム(34)、下面(37)、前記上面(35)を前記下面 (37)に連通させる少なくとも1つの第1の流れ孔(36)、及び、前記上 面(35)の前記内周部分(81)と前記外周部分(83)とを連通させる少 なくとも1つの第2の流れ孔(94)が備えられており、かつ、 前記放射状壁(16)に結合された外周縁壁(18)とそれを貫通する複数 のオリフィス(20)とを備えていることを特徴とするスピナー。 2.前記外周縁壁(18)は上側リップ(43)と下側リップ(45)とを備え ており、前記各リップ(43,45)は回転可能なシャフト(14)に向けて 半径方向内向きに延在しており、前記放射状壁(16)は前記上側リップ(4 3)と前記下側リップ(45)との間に配置されていることを特徴とする請求 の範囲1に記載のスピナー。 3.前記外周縁壁(18)には重量があって、前記外周縁壁(18)の重量は前 記放射状壁(16)の上下で実質的に同じであることを特徴とする請求の範囲 1に記載のスピナー。 4.前記スピナー(12)は前記放射状壁(16)の上下にそれぞれ配された上 部開口部(39)と下部開口部(41)とを有しており、前記スピナー(12 )は前記下部開口部(41)を実質的に覆うべく適合配置されたシールド(4 6)を備えていることを特徴とする請求の範囲1に記載のスピナー。 5.前記放射状壁(16)は複数の第1の流れ孔(36)と複数の第2の流れ孔 (94)とを備えており、前記複数の第1及び第2の流れ孔(36,94)の サイズと数とは、前記放射状壁(16)の上下での前記オリフィス(20)に 流れる融解した熱可塑性材料の比率が50/50ではないことを特徴とする請 求の範囲1に記載のスピナー。 6.繊維を製造する装置(10)であって、 回転可能なシャフト(14)と、 前記回転可能なシャフト(14)の一端に固定されたスピナー(12)とを 備えてなり、前記スピナー(12)は、 融解した熱可塑性材料から繊維を遠心形成すべく貫設された複数のオリフィ ス(20)を有する外周縁壁(18)を備え、 前記外周縁壁(18)と前記シャフト(14)との間に上部開口部(39) と下部開口部(41)とを備え、 前記上部開口部(39)と前記下部開口部(41)との間に配置され且つ前 記外周縁壁(18)と前記シャフト(14)との間に放射状に延在している放 射状壁(16)を備え、前記放射状壁(16)には、上面(35)、前記上面 (35)を内周部分(81)と外周部分(83)とに分割すべく配されたダム (34)、下面(37)、前記ダム(34)の半径方向内側に配されて前記放 射状壁(16)に貫設された前記上面(35)と前記下面(37)とを連通す る少なくとも1つの第1の流れ孔(36)、及び、前記上面(35)の前記内 周部分(81)と前記外周部分(83)とを連通するように前記ダム(34) に貫設された少なくとも1つの第2の流れ孔(94)を備えており、 前記上面(35)の前記内周部分(81)の上方に配置された融解した熱可 塑性材料の供給源(78)を備え、前記上面(35)の前記内周部分(81) に融解した熱可塑性材料が供給されて、前記回転可能なシャフトが回転するこ とで、融解した熱可塑性材料が前記上面(35)に沿って放射状に外側へと流 れて、前記第1の流れ孔(36)と前記第2の流れ孔(94)とを通って、前 記放射状壁(16)の上下両方の前記オリフィス(20)に流れることを特徴 とする装置。 7.前記外周縁壁(18)は上側リップ(43)と下側リップ(45)とを備え ており、前記各リップ(43,45)は回転可能なシャフト(14)に向けて 半径方向内向きに延在しており、前記放射状壁(16)は前記上側リップ(4 3)と前記下側リップ(45)との間に配置されていることを特徴とする 請求の範囲6に記載の装置。 8.前記外周縁壁(18)は前記放射状壁(16)の上下で対称になっているこ とを特徴とする請求の範囲6に記載の装置。 9.前記スピナー(12)の前記下部開口部(41)を実質的に覆うような着脱 可能なシールド(46)がさらに備えられていることを特徴とする請求の範囲 6に記載の装置。 10.前記シャフト(14)の一端に取付けられたハブ(54)をさらに備え、前 記ハブ(54)は肩部(56)を有し、前記シールド(46)には中心孔が貫 設されており、前記ハブ(54)は前記中心孔内に配されて、前記シールド( 46)は前記ハブ(54)の前記肩部(56)上に搭載されていることを特徴 とする請求の範囲9に記載の装置。 11.前記シャフト(14)の一端に取付けられたハブ(54)をさらに備え、前 記放射状壁(16)は前記ハブ(54)の溝(60)内に取付けられているこ とを特徴とする請求の範囲6に記載の装置。 12.前記シャフト(14)の一端に取付けられたハブ(54)をさらに備え、前 記放射状壁(16)には中心孔が貫設されており、前記ハブ(54)は前記中 心孔内に配されており、前記放射状壁(16)は前記ハブ(54)の溝(60 )に取付けられており、前記中心孔が前記ハブ(54)から認識できるほどに は拡張しないように防止している請求の範囲6に記載の装置。 13.前記放射状壁(16)は前記中心孔を少なくとも部分的に形成する少なくと も1つのフランジ(58)を備えており、前記フランジ(58)は前記溝(6 0)内へ延在していることを特徴とする請求の範囲12に記載の装置。 14.前記供給源(78)は前記上部開口部(39)を通して前記放射状壁(16 )の前記内周部分(81)上に融解した熱可塑性材料を供給することを特徴と する請求の範囲6に記載の装置。 15.前記放射状壁(16)は複数の第1の流れ孔(36)と複数の第2の流れ孔 (94)とを備えており、前記複数の第1及び第2の流れ孔(36,94)の サイズと数とは、前記放射状壁(16)の上下での前記オリフィス(20)に 流れる融解した熱可塑性材料の比率が50/50ではないことを特徴とする請 求の範囲6に記載の装置。 16.前記スピナー(12)の外径は少なくとも約12インチ(30.5cm)で あることを特徴とする請求の範囲6に記載の装置。
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