JP2001359174A - 同一電話番号を有する複数無線ユニット - Google Patents

同一電話番号を有する複数無線ユニット

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JP2001359174A
JP2001359174A JP2001114690A JP2001114690A JP2001359174A JP 2001359174 A JP2001359174 A JP 2001359174A JP 2001114690 A JP2001114690 A JP 2001114690A JP 2001114690 A JP2001114690 A JP 2001114690A JP 2001359174 A JP2001359174 A JP 2001359174A
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Paul B Duerk
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W8/00Network data management
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つを超える無線ユニットが一つの電話番号
を共有することを可能にする。 【解決手段】 一つの電話番号は、各無線ユニットが異
なる電子製造番号を有する一つを超える無線ユニットに
割り当てられる。移動交換局(MSC)は各無線ユニッ
トの現在の位置を追跡し、この情報を位置登録データベ
ースに格納する。活性な無線ユニットが一つのセル(ま
たはセクタ)の外に移動し、新しいセル(またはセク
タ)に入る度に、この無線ユニットは、その位置登録デ
ータベースを無線ユニットの現在の位置で更新するMS
Cに登録する。MSCが複数の無線ユニットによって共
有される電話番号についての着呼を受信すると、MSC
は位置登録データベースにアクセスし、共有された電話
番号に割り当てられる全ての無線ユニットに着呼を転送
する。無線ユニットの一つが発呼を開始すると、MSC
は発呼者を着呼側に接続し、無線ユニットの一つが活性
な通話を行っていることを示す信号を、共有される電話
番号に割り当てられた残りの無線ユニットに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線遠隔通信ネッ
トワークに関する。
【0002】
【従来の技術】電話機の費用は、多くの、恐らくはほと
んどの家庭が現在複数の電話機を備えるまでに低下して
いる。新しい家は全ての部屋で前もって電話のための配
線がなされてさえおり、より古い家でも、現在、様々な
位置に必要に応じて電話を増設することができる。この
全ての労力は、個人が、地下室であろうと寝室であろう
と、家の中のどこにいても電話が簡単に手に届く場所に
あり得るように便宜を改善することを目的としている。
全ての電話が同一の配線対を共有し得ることによって、
家庭内での電話の急増が助長されてきた。
【0003】このような構成によって、複数の電話が一
つの電話線から作動し、一つの電話番号を共有する場
合、費用効果的な解決策が提供される。さらに、一人を
超える人が、着呼に応答、または発呼に加わり得る。し
かし、そのような機能は、陸線ネットワークを用いての
み利用可能である。一つを超える電話によって一つの電
話番号を共有する機能は、無線ネットワークにおいて公
知ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一つを超え
る無線ユニット(例えば、複数の移動電話)が一つの電
話(すなわち、登録)番号を共有することを可能にする
技術に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の原理によると、
一つの電話番号が、各無線ユニットが異なる電子製造番
号を有する一つを超える無線ユニットに割り当てられ
る。無線ネットワークの移動交換局(MSC)は各無線
ユニットの現在の位置を追跡し、この情報を位置登録デ
ータベースに格納する。活性な無線ユニットが一つのセ
ル(またはセクタ)の外に移動し、新しいセル(または
セクタ)に入る度に、この無線ユニットは、その位置登
録データベースを無線ユニットの現在の位置で更新する
MSCに登録する。
【0006】MSCが複数の無線ユニットが共有する電
話番号についての着呼を受信すると、MSCは位置登録
データベースにアクセスし、共有された電話番号に割り
当てられる全ての無線ユニットに着呼を転送する。無線
ユニットの一つが応答すると、MSCは、発呼側からの
着呼をその特定の無線ユニットに接続する。MSCはま
た、無線ユニットの一つが活性な通話を行っていること
を示す信号を、その電話番号に割り当てられた残りの無
線ユニットに送る。この情報は、例えば赤色光である視
覚信号、または例えばビープ信号である音声信号の形態
で与えられ得る。他の無線ユニット(すなわち、通話に
応答した無線ユニット以外)は、進行中の通話に加わり
得る。このような場合、MSCは、好ましくは、別の無
線ユニットが進行中の通話に加わったことを示す信号
を、実際に通話に応答した無線ユニットに送る。一つま
たはそれ以上の無線ユニットは、進行中の通話に加わる
選択肢を有し、新しい無線ユニットが進行中の通話に加
わる度に、MCSは、好ましくは、新しい無線ユニット
が進行中の通話に加わったことを示す信号を、進行中の
通話に既に加わった他の無線ユニットに送る。
【0007】さらに、同一の電話番号を共有する無線ユ
ニットの一つが発呼を開始すると、発呼者は着呼側に接
続され、共有される電話番号に割り当てられた残り無線
ユニットには、無線ユニットの一つが活性な通話を行っ
ているという情報が与えられる。着呼の場合のように、
一つまたはそれ以上の他の無線ユニットは、進行中の通
話に加わる選択肢を有し、新しい無線ユニットが進行中
の通話に加わる度に、MCSは、好ましくは、新しい無
線ユニットが通話に加わったことを示す信号を通話に既
に加わった無線ユニットに送る。
【0008】一つの実施の形態において、本発明は無線
通信システムにおいて通話を処理する方法であり、
(a)一つの電話番号を二つまたはそれ以上の異なる無
線ユニットに割り当てるステップと、(b)無線ユニッ
トのうちの第1の無線ユニットと第三者との間に通話を
確立するステップと、(c)無線ユニットのうちの第2
の無線ユニットを、第1の無線ユニットと第三者との間
の通話に接続するステップと、を包含する。
【0009】別の実施の形態において、本発明は、一つ
またはそれ以上の無線ユニットと通信するように構成さ
れた一つまたはそれ以上の基地局を制御する一つまたは
それ以上の移動交換局(MSC)を備える無線通信シス
テムであって、一つの電話番号が二つまたはそれ以上の
異なる無線ユニットに割り当てられ、MSCは無線ユニ
ットのうちの第1の無線ユニットと第三者との間に通話
を確立し、一つまたはそれ以上のMSCは、無線ユニッ
トのうちの第2の無線ユニットを、第1の無線ユニット
と第三者との間の通話に接続する。
【0010】本発明の別の局面、特徴および利点は、以
下の詳細な記載、添付の請求項および添付図面からより
十分に明らかになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一つの実施の形
態の実施に含まれる異なるステップを示すフローチャー
トを示す。この実施の形態において、「第1の移動体」
および「第2の移動体」と称される二つの無線ユニット
は、同一の電話番号に割り当てられている。対応する無
線ネットワークの移動交換局(MSC)は、第1および
第2の移動体の現在の位置を追跡し、位置登録データベ
ースに保持するように構成されている。図1は、電話番
号を共有する移動体について着呼が受信され、第1の移
動体が第2の移動体の前に通話に応答する例示的な場合
に関連する工程を図示している。
【0012】図1の工程は、着呼が共有された電話番号
についてMSCで受信されるステップ101で開始す
る。この着呼を受信すると、MSCはその位置登録デー
タベースをチェックし、第1の移動体および第2の移動
体の現在の位置を見出し(ステップ103)、次いで、
各移動体に着呼を示す信号を同時通信する(ステップ1
05)。ステップ107において、第1の移動体は着呼
に応答し、発呼側および第1の移動体が接続される。次
いで、活性な通話は第1の移動体と発呼側との間で進行
し得る。MSCはまた、同一の電話番号を共有する別の
移動体ユニットが活性な通話に参加していることを示す
信号を第2の移動体に伝送する(ステップ109)。ス
テップ111において、第2の移動体は進行中の通話に
加わり、第2の移動体はMSCによって発呼側と第1の
移動体との間の進行中の通話にブリッジされる。次い
で、第2の移動体は、進行中の通話に能動的に参加もし
得る。MSCはまた、別の移動体が通話に加わったこと
を示す信号を第1の移動体に送る(ステップ113)。
進行中の通話は、参加者が通話を終了させるまで続く
(ステップ115)。通話は、(1)発呼側が電話を切
るか、または(2)第1および第2の移動体の両方が電
話を切るかのいずれかによって終了する。第2の移動体
が進行中の通話に加わった後、着呼に初めに応答した第
1の移動体は電話を切り、第2の移動体が発呼側との通
話を続け得ることに留意されたい。同様に、第2の移動
体は電話を切り、第1の移動体が発呼側との通話を続け
得る。
【0013】この実施の形態において、第2の移動体
は、進行中の通話の継続時間の間のいつでも進行中の通
話に加わり得る。着呼が初めに第1の移動体に接続され
て、第2の移動体が非活性状態にある(オフにされてい
る)場合、第2の移動体は、好ましくは、オンにされる
と、すなわち活性状態になると、進行中の通話を示す信
号を受信する。この時点から、第2の移動体は、進行中
の通話に加わる選択肢を有する。全ての参加者が情報の
不断の交換を経験するように、MSCは必要な組合せ/
多重化ステップを行う。各参加者はいつでも発言または
受話し得る。この機能は、電話会議機能に類似する。
【0014】本発明は、既存の技術を用いて実施され得
る。例えば、同一の登録電話番号を有する複数の移動体
をページングし、新しい着呼の存在を知らせる機能は、
公知のフレキシブル警報(FA)機能を用いることによ
って実施され得る。FA機能は、当分野において、異な
る登録電話番号を有する複数の電話をページングするた
めに現在用いられている。本発明において、FA機能
は、同一の登録電話番号を有する複数の番号を、それら
の固有の電子製造番号(ESN)に基づいてページング
するように変更され得る。例示的な場合において、独立
型ホームロケーションレジスタ(SHLR)がサービス
プロバイダによって保守される。SHLRは、一つの電
話番号と関連付けられるESNのリストを保守する。着
呼が複数の電話番号と関連付けられた登録電話番号につ
いて受信されると、MSCはSHLRに「位置要求呼出
し」メッセージを開始する。位置要求呼出しメッセージ
を受信すると、SHLRは電話番号と関連付けられた異
なるESNを識別し、この情報をMSCに転送する。E
SN情報に基づき、MSCは着信を示すページングメッ
セージを複数の電話に伝送する。
【0015】図1は、第1の移動体が第2の移動体の前
に着呼に応答する例示的な場合を示すにすぎない。他の
場合では、第2の移動体が第1の移動体の前に応答し得
る。これらの場合において、発呼側からの着呼はまず第
2の移動体に接続され、次いで、適切な場合は、第1の
移動体が進行中の通話にブリッジされる。一つの移動体
のみが着呼に応答することを選択するようにしてもよ
い。この場合、発呼側と応答する移動体との間で通常の
接続が生じ、通話のブリッジングは存在しない。
【0016】第1の移動体および第2の移動体の両方が
活性状態にあり、両方の移動体が着呼に同時に応答する
ことを試みる場合があり得る。MSCは、二つの移動体
が応答する時間に数ミリ秒程度であってもいくぶんかの
時間差がある限り、第1の移動体および第2の移動体の
両方をブリッジし得る。両方の移動体が同時に(すなわ
ち、数ミリ秒未満離れて)応答する稀な場合には、MS
Cは移動体の一つを第1の移動体として任意に選択し、
他方の移動体は第2の移動体とみなされる。
【0017】本発明の原理は、二つを超える移動体が同
一の電話番号を共有する場合にも適用可能である。二つ
を超える移動体の場合、初めに応答する移動体が発呼側
に接続される。次いで、他の移動体のいずれかが、活性
な通話に加わる選択肢を有する。通話のブリッジングは
逐次機能であり、各移動体は応答する順番に進行中の通
話にブリッジされ、新しい移動体が通話に加わる度に、
通話に既にブリッジされている移動体その旨を通知され
る。
【0018】本発明の原理は柔軟であり、異なる既存の
技術を用いて組み合わせられ得、例えば、異なるタイプ
の通知信号がMSCから伝送され得る。これらの信号
は、例えば閃光である可視通知、または例えばビープで
ある可聴通知に対応し得る。ディジタル技術において
は、これらの信号はテキストベース通知にも対応し得、
この場合、例えば「活性な通話」または「新しい移動体
の参加」などの活動タスクを示す適切なテキストがユー
ザの電話上に現れる。テキストベース通知の場合、メッ
セージは、進行中の通話に現在参加している特定の移動
電話を示し得る。
【0019】図2は、複数の移動体が同一の電話番号を
共有する環境において、発呼者の移動体が発呼を開始す
る処理に含まれる異なるステップを示すフローチャート
を示す。例示の目的のために、図2は、第1の移動体が
発呼を開始し、その後に第2の移動体が発呼に加わる場
合を示す。
【0020】ステップ201において、第1の移動体
(すなわち、発呼者の移動体)は着呼側に対して発呼を
行う。ステップ203において、着呼側は発呼に応答
し、活性な通話が第1の移動体と着呼側との間に確立さ
れる。ステップ205において、位置登録データベース
中の情報に基づいて、MSCは、別の移動体が活性な通
話を行っていることを示す信号を第2の移動体に送信す
る。
【0021】ステップ207において、第2の移動体が
通話に加わり、MSCは、第2の移動体を第1の移動体
と着呼側との間の進行中の通話に接続するブリッジング
機能を行う。次いで、活性な通話は、第1の移動体、第
2の移動体および着呼側の間で進行し得る。ステップ2
09において、MSCは、別の移動体が通話に加わった
ことを示す信号を第1の移動体に送信する。この場合、
活性な通話が終了すると、工程はステップ211で終わ
る。通話は、(1)着呼側が電話を切るとき、または
(2)発呼者移動体および第2の移動体が電話を切ると
きのいずれかに終了する。第2の移動体が通話に加わっ
た後、発呼を開始した第1の移動体は電話を切り、第2
の移動体が被呼者との通話を続け得ることに留意された
い。同様に、第2の移動体は電話を切り、第1の移動体
が被呼者との通話を続け得る。
【0022】図2のフローチャートは第1の移動体が発
呼を開始することを示しているが、ステップ201〜2
11は、共有された電話番号に割り当てられた第2の移
動体が発呼を開始する場合にも適用可能である。この場
合、第2の移動体が発呼元移動体であり、次いで、第1
の移動体は進行中の通話に加わり得る。
【0023】第1の移動体および第2の移動体の両方が
活性状態にあり、両方の移動体が発呼を同時に行うこと
を試みる場合もあり得る。両方の移動体が発呼を行うこ
とを試みる時間の間に数ミリ秒の程度であってもいくぶ
んかの時間差がある限り、MSCは両方の移動体をブリ
ッジし得る。一番早い移動体が第1の移動体であり、第
2の移動体は、別の移動体が活性な通話を行っているこ
とを示す信号を受信する。第2の移動体は進行中の通話
にブリッジされ得る。しかし、第1移動体が活性な通話
を行っている間には、第2の移動体は、別の発呼を行い
得ないか、または着呼を受信し得ない。両方の移動体が
発呼を同時に(すなわち、数ミリ秒未満離れて)行おう
と試みる稀な場合において、MSCは移動体の一つを第
1の移動体として無作為に選択し、他方の移動体は第2
の移動体とみなされる。
【0024】同様に、ステップ201〜211に記載さ
れている本発明の原理は、二つを超える移動体が同一の
電話番号に割り当てられている場合にも用いられ得る。
通話を開始する移動体が発呼者の移動体であり、共有さ
れた電話番号に割り当てられた残りの移動体は、通話に
加わり得る他の移動体である。新しい移動体が通話に加
わると、MSCは、新しい移動体が通話に加わったこと
を示す信号を前にブリッジされた移動体に送信する。こ
こでも、ブリッジング機能は逐次機能であり、移動体は
通話に加わる順番にブリッジされる。新しい移動体が通
話にブリッジされる度に、MSCは、新しい移動体が通
話に加わったことを示す信号を前にブリッジされた移動
体に送信する。
【0025】本発明の原理は柔軟であり、従来の無線ネ
ットワークにおいて実施され得る。ハンドオフおよびイ
ンバウンド(hand-off and inbound)呼(処理)を可能に
する二方向無線通信システムは、本発明の実施に良好に
適している。これらのシステムにおいて、サービスエリ
アは、一つまたはそれ以上の基地局からの伝送距離と、
ハンドオフおよびインバウンド(hand-off and inbound)
呼(処理)を可能とする中央制御器(例えば、MSC)
によって規定される。従って、このようなシステムは、
本発明の原理の展開に適している。これらのシステムに
おいて、MSCは全ての無線ユニットについて位置登録
データベースおよびシステムで行われている全ての活性
な通話の通話ログを保守する。位置登録データベース
は、各着呼を、そのサービスエリア内に対応する無線ユ
ニットが現在配置されている基地局にルーティングする
ために用いられる。通話ログは、各無線ユニットをスイ
ッチを介して電話回線宛先または経路に固有に関連付け
るために用いられる。本発明のもとでは、位置登録デー
タベースおよび通話ログは、同一の電話番号を共有する
二つまたはそれ以上の無線ユニットを管理するためにも
用いられ得る。
【0026】図3を参照すると、本発明の一つの実施の
形態による無線通信システム300は、複数のサービス
エリア308、310および312内で無線適用範囲を
提供する複数の基地局302、204および306を備
える。基地局は、通信リンクを介してMSC314に結
合される。同一の電話番号を共有している三つの無線ユ
ニット316、318および320が示されている。M
SCが、無線ユニット316、318および320と関
連付けられた電話番号について着呼を受信すると、MS
C314は、無線ユニットが現在位置付けられている各
基地局302、304および306と接触し、次いで、
各無線ユニットに着呼を転送する。
【0027】無線ユニット316、318および320
の一つが発呼を開始すると、同様の処理が続く。無線ユ
ニットの一つによって開始されれる発呼がMSC314
に達すると、MSC314は発呼を特別の処理を要求す
るものと認識し、残りの無線ユニットの一つまたはそれ
以上が発呼に加わることを望む場合、適切なブリッジン
グおよび多重化機能が利用可能であることを確実にす
る。
【0028】本発明による無線通信システムをさらに可
能にするのは、複数の無線ユニットと少なくとも一つの
基地局との間の通信のために標準プロトコルが存在する
ことである。この標準プロトコルは、無線通信リンクの
要求および確立、通信データの送受信、ユーザ通信の送
受信、およびそのために用いられるフォーマットの規定
のためのメッセージおよび手順を規定する。そのような
標準プロトコルの一例は、DECT標準である。DEC
T標準は、1991年8月に欧州通信規格協会によって
提供された欧州通信規格誌ETS300−175、「デ
ィジタル欧州コードレス通信共通インタフェース」にお
いて十分に規定されている。DECT規格は、ハンドオ
フおよびインバウンド呼(処理)、様々な送信モード、
通話のブリッジングおよび高いトラフィック密度を支持
し得るプロトコルを提供するので、本発明の原理はDE
CTシステムにおいて実施され得る。
【0029】本発明は、異なる業務用途に適用可能であ
る。業務用途において、着呼は、販売員によって用いら
れる一つを超える移動電話で受信され得る。この用途
は、販売員が会社を離れて移動することが多い業務に特
に適している。着呼が来ると、通話は一人またはそれ以
上の移動中の販売員の移動電話に転送され得る。その後
に、移動中の販売員の一人が通話に応答し得る。従っ
て、販売員が会社にいなくても、着呼は即座に扱われ得
る。
【0030】さらに、本発明は、経営者がいくつかの移
動体からの発呼および着呼をモニタすることを望む企業
において適用可能である。経営者は雇用者と同じ電話番
号を有する移動体を用い得、活性な通話のいくつかに加
わることを選択的に選び得る。
【0031】本発明は、住宅用移動体顧客にも適用可能
である。経費を低減させ、実用性を高めるために、陸上
ベースの住宅用POTSサービスと同様に、一つの家庭
の家族が一つの電話番号を共有することを望む場合もあ
る。
【0032】上述において、一つのMSCによってサー
ビス提供される、電話番号を共有する一つまたはそれ以
上の移動体に関連して本発明を記載した。本発明は、一
つまたはそれ以上の移動体がローミングであるとき、例
えば一つのMSCのサービスエリア外で移動するときに
も適用可能である。ローミングの場合、サービスを提供
するMSC、例えば、電話番号を共有する移動体が実際
に割り当てられているMSCが、ブリッジングおよび制
御機能全体を責任を持って行う。しかし、ローミング移
動体への着呼は、ローミング移動体に最も近く位置する
MSCにまず導かれ、専らそれに次いでローミング移動
体に転送される。同様に、ローミング移動体からの発呼
は、まずローミング移動体に最も近いMSCに導かれ、
次いで、サービスを提供するMSCに導かれる。
【0033】図4は、移動体の一つ(移動体B)がロー
ミング状態にある例示的な場合を示す。この場合、サー
ビスを行うMSC400(すなわち、移動体AおよびB
が割り当てられているMSC)は、ブリッジングおよび
多重化機能の制御全体を維持するが、移動体Bへのいず
れもの着呼およびこの移動体からのいずれもの発呼は、
まず第2のMSC402によって扱われ、次いで、帰路
リンク404を介してサービスを提供するMSC400
に転送される。帰路リンクは当該分野において公知であ
り、異なるMSC間での通話を扱うために無線システム
中で現在用いられている。
【0034】従って、本発明による無線通信システム
は、一つの電話番号が複数の無線ユニットによって共有
される経済的な解決策である。本発明は従来の無線ネッ
トワーク内で実施され得、システムのドル立て費用を大
幅には上昇させない。
【0035】移動電話に関連して本発明を記載したが、
本発明は、他のタイプの無線通信ネットワークにおいて
他のタイプの無線ユニットに利用可能であり得ることが
理解されるであろう。
【0036】本発明の性質を説明するために記載および
図示した詳細、材料および構成部品の配置の様々な変更
が、以下の請求項で表される本発明の範囲を逸脱せずに
当業者によって行われ得ることがさらに理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に含まれる異なるス
テップを示すフローチャートであり、着呼が同一電話番
号を共有する無線ユニットについて受信される。
【図2】複数の移動体が同一の電話番号を共有する環境
で一つの移動体が発呼を開始する工程に含まれる、異な
るステップを示すフローチャートである。
【図3】本発明の一つの実施の形態による無線通信シス
テムを示す図である。
【図4】移動体の一つがローミング状態にある例示的な
場合を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 JA01 5K024 AA51 CC11 FF01 FF05 5K027 AA12 BB01 EE15 FF04 FF23 HH05 JJ03 5K067 AA34 BB04 EE02 EE16 FF01 FF23 FF25 HH11 HH17 HH23

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)一つの電話番号を二つまたはそれ
    以上の異なる無線ユニットに割り当てるステップと、 (b)前記無線ユニットのうちの第1の無線ユニットと
    第三者との間に通話を確立するステップと、 (c)前記第1の無線ユニットと前記第三者との間の通
    話に前記無線ユニットのうちの第2の無線ユニットを接
    続するステップと、 を包含する、無線通信システムにおいて通話を処理する
    方法。
  2. 【請求項2】 他の無線ユニットの一つが前記通話に加
    わったことを前記第1の無線ユニットに知らせるステッ
    プをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記無線ユニットの一つが前記通話に参
    加していることを残りの無線ユニットに知らせるメッセ
    ージを送信するステップをさらに包含する、請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の無線ユニットが電話を切った
    後に、前記通話が前記第三者と前記第2の無線ユニット
    との間で維持される、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の無線ユニットおよび前記第2
    の無線ユニットは前記無線通信システムの異なる移動交
    換局(MSC)のサービスエリア内に配置され、前記第
    2の無線ユニットの前記通話へのブリッジングは前記M
    SCの一つによって制御される、請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(b)は、前記第三者から
    前記第1の無線ユニットへの着呼を確立するステップを
    包含する、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ステップ(b)は、前記第1の無線
    ユニットから前記第三者への発呼を確立するステップを
    包含する、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(a)は、前記無線ユニッ
    トの現在の位置の追跡し続けるステップをさらに包含す
    る、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記通話が前記第三者からの着呼である
    とき、前記ステップ(b)は、各無線ユニットにその現
    在の位置に基づいて前記着呼を転送するステップをさら
    に包含し、前記第1の無線ユニットは前記着呼に応答す
    る、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記ステップ(b)は、前記無線ユニ
    ットの一つが前記通話に参加していることを残りの無線
    ユニットに通知するメッセージを、前記残りの無線ユニ
    ットの現在の位置に基づいて送信するステップをさらに
    包含する、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ステップ(c)は、前記第2の無
    線ユニットが前記通話に加わったことを前記第1の無線
    ユニットに通知するステップを包含する、請求項10に
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記無線ユニットは、前記無線通信シ
    ステムの二つまたはそれ以上の異なる移動交換局のサー
    ビスエリア内に配置されている、請求項8に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 一つまたはそれ以上の無線ユニットと
    通信するように構成されている一つまたはそれ以上の基
    地局を制御する一つまたはそれ以上の移動交換局(MS
    C)を備える無線通信システムであって、 一つの電話番号が、二つまたはそれ以上の異なる無線ユ
    ニットに割り当てられ、 一つのMSCが、前記一つまたはそれ以上の基地局を介
    して前記無線ユニットのうちの第1の無線ユニットと第
    三者との間に通話を確立し、 前記一つまたはそれ以上のMSCは、前記無線ユニット
    のうちの第2の無線ユニットを前記第1の無線ユニット
    と前記第三者との間の通話に接続する、無線通信システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記一つまたはそれ以上のMSCは、
    他の無線ユニットの一つが前記通話に加わったことを前
    記第1の無線ユニットに通知する、請求項13に記載の
    システム。
  15. 【請求項15】 前記一つまたはそれ以上のMSCは、
    前記無線ユニットの一つが前記通話に参加していること
    を残りの無線ユニットに通知するメッセージを送信す
    る、請求項13に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記通話は、前記第1の無線ユニット
    が電話を切った後で、前記第三者と前記第2の無線ユニ
    ットとの間で維持される、請求項13に記載のシステ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記第1の無線ユニットおよび前記第
    2の無線ユニットは、前記無線通信システムの異なるM
    SCのサービスエリア内に配置され、前記第2の無線ユ
    ニットの前記通話へのブリッジングは、前記MSCの一
    つによって制御される、請求項13に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記通話は、前記第三者から前記第1
    の無線ユニットへの着呼である、請求項13に記載のシ
    ステム。
  19. 【請求項19】 前記通話は、前記第1の無線ユニット
    から前記第三者への発呼である、請求項13に記載のシ
    ステム。
  20. 【請求項20】 前記一つまたはそれ以上のMSCは、
    前記無線ユニットの現在の位置を追跡し続ける、請求項
    13に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記通話が前記第三者からの着呼であ
    るとき、前記一つまたはそれ以上のMSCは、各無線ユ
    ニットにその現在の位置に基づいて前記着呼を転送し、
    前記第1の無線ユニットは前記着呼に応答する、請求項
    20に記載のシステム。
  22. 【請求項22】 前記一つまたはそれ以上のMSCは、
    前記無線ユニットの一つが前記通話に参加していること
    を残りの無線ユニットに通知するメッセージを、前記残
    りの無線ユニットの現在の位置に基づいて送信する、請
    求項21に記載のシステム。
  23. 【請求項23】 前記一つまたはそれ以上のMSCは、
    前記第2の無線ユニットが前記通話に加わったことを前
    記第1の無線ユニットに通知する、請求項22に記載の
    システム。
  24. 【請求項24】 前記無線ユニットは、前記無線通信シ
    ステムの二つまたはそれ以上の異なる移動交換局のサー
    ビスエリア内に配置されている、請求項20に記載のシ
    ステム。
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