JP3787273B2 - マルチレッグ通信セッションにおいて通信会議サービスを提供する装置、方法、およびシステム - Google Patents

マルチレッグ通信セッションにおいて通信会議サービスを提供する装置、方法、およびシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概ね、通信システムおよびサービスに関し、詳しくは、マルチレッグ通信セッションにおける通信会議サービスを提供する装置、方法、およびシステムに関するものである。
【関連出願についての表示】
本願は、1998年6月15日に出願されたBaiyor他の「マルチレッグ通信セッションのアラート開始を制御する装置、方法、およびシステム」と題する米国特許第09/094、837号に関連し、前記米国特許は、ルーセント・テクノロジーズ社に共通に譲渡されるとともに、本書に引用され、共通に開示されたすべての内容に対して優先権が主張されている(「第1関連出願」)。
【0002】
本願は、1998年6月15日に出願されたBaiyor他の「マルチレッグ通信セッションの遠隔スイッチによる2次処理を制御する装置、方法、およびシステム」と題する米国特許第09/097、334号に関連し、前記米国特許は、ルーセント・テクノロジーズ社に共通に譲渡されるとともに、本書に引用され、共通に開示されたすべての内容に対して優先権が主張されている(「第2関連出願」)。
【0003】
本願は、1998年6月15日に出願されたBaiyor他の「マルチレッグ通信セッションにおいて被呼者に情報を提供する装置、方法、およびシステム」と題する米国特許第09/097、527号に関連し、前記米国特許は、ルーセント・テクノロジーズ社に共通に譲渡されるとともに、本書に引用され、共通に開示されたすべての内容に対して優先権が主張されている(「第3関連出願」)。
【0004】
本願は、1999年6月29日に出願されたBaiyor他の「マルチレッグ通信セッションの可変アラーティングパターンを提供する装置、方法、およびシステム」と題する米国特許第09/342、499号に関連し、前記米国特許は、ルーセント・テクノロジーズ社に共通に譲渡されるとともに、本書に引用され、共通に開示されたすべての内容に対して優先権が主張されている(「第4関連出願」)。
【0005】
本願は、1999年7月9日に出願されたBaiyor他の「インテリジェント・ネットワーク・サービス用マルチレッグ通信セッションのコール経過情報を提供する装置、方法、およびシステム」と題する米国特許第09/350、577号に関連し、前記米国特許は、ルーセント・テクノロジーズ社に共通に譲渡されるとともに、本書に引用され、共通に開示されたすべての内容に対して優先権が主張されている(「第5関連出願」)。
【0006】
本願は、1999年7月9日に出願されたBaiyor他の「マルチレッグ通信セッションの可変終了パターンを提供する装置、方法、およびシステム」と題する米国特許第09/350、439号に関連し、前記米国特許は、ルーセント・テクノロジーズ社に共通に譲渡されるとともに、本書に引用され、共通に開示されたすべての内容に対して優先権が主張されている(「第6関連出願」)。
【0007】
本願は、1999年9月24日に出願されたBaiyor他の「マルチレッグ通信セッションの時間および地域指定メンバーシップの加入者管理のための装置、方法、およびシステム」と題する米国特許第09/404、901号に関連し、前記米国特許は、ルーセント・テクノロジーズ社に共通に譲渡されるとともに、本書に引用され、共通に開示されたすべての内容に対して優先権が主張されている(「第7関連出願」)。
【0008】
【従来の技術】
現在、個々の通信回線上にある複数の異なる場所から複数の加入者が単一の通信セッションに参加する機能に見られるような通信会議向けに用意された多様な通信システムおよびサービスが、利用可能である。多くの電話システムは、このような会議機能を有しているが、通常、大幅な調整や高度なプランニングを必要とし、会議が、少数(「N」)の異なる場所、回線、または参加者にかなり限られたものとなっている。
【0009】
通常の通信会議サービスは、会議のための専用の中央ディレクトリ番号やアクセスコードを必要とする以外にも、会議ブリッジの事前の予約が必要である。会議に参加するためには、会議のメンバー(「会議出席者」)が、サービスプロバイダから与えられたこのような専用の会議ディレクトリ番号に対して、独立した着呼(またはレッグ)を設定しなければならない。各呼レッグが設定され、会議出席者が正しいアクセスコードを入力すると、呼レッグが会議ブリッジに接続される。この種の通信会議では、調整を行なう会議メンバー(「コーディネータ」)が、サービスプロバイダに会議ブリッジを事前に予約しなければならない。また、コーディネータは、対応する専用の会議ディレクトリ番号とアクセスコードを取得して、さらに、この情報を他のすべての会議出席者に通信しなければならない。
【0010】
Nウェイコールなどのこれ以外の通信会議システムでは、コーディネータが、他の会議出席者を一つの会議ブリッジに順次(1回につき1人の会議出席者)ブリッジしていく。コーディネータは、各会議出席者ごとに独立した発呼レッグを設定し、会議出席者の応答を待って、会議ブリッジに会議出席者を接続/ブリッジしなければならない。このプロセスは、各会議出席者が加わるたびに繰り返される。この種の会議は、サービスプロバイダと予め調整しておく必要はないが、コーディネータの役割には、かなりの時間と労力が必要とされる。さらに、このようなNウェイコールシステムは、通常、最高で6人の会議メンバーに限られている。
【0011】
他の通信会議システムでは、少数の会議メンバーには限定されていないものの、すべての会議呼レッグに対して特殊な所有の通信機器を使用しなければならない。さらに、このようなシステムでは、完全な双方向通信(全二重)が行なえず、任意のある時点において、受信(聞く)または送信(話す)のいずれか一方にサービスが限定されてしまう(半二重)。例えば、これらのシステムの一部には、話したい会議出席者が、会議に言葉で参加する際に、「トーク」ボタンを押さなければならないシステムもある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
その結果、通信会議サービス用に用意された装置、方法、およびシステムが必要とされている。このような会議サービスは、自動的でユーザにとって使い易いものでなくてはならず、高度な予約またはプランニングを必要としないうえに、専用の会議ディレクトリ番号やアクセスコードも必要としないものでなくてはならない。また、このような装置、方法、およびシステムは、会議出席者が、コンファレンスコール中に話して聞くことが同時にできるような、全二重通信を行なえるものでなくてはならない。また、このような装置、方法、およびシステムは、特殊な所有機器を必要とせずに、既存の宅内機器を使用して実装可能なものでなくてはならない。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、マルチレッグ通信セッションにおける通信会議サービスのための装置、方法、およびシステムが示されている。本発明は、パイロットディレクトリ番号(「パイロットDN」)、または、1次ディレクトリ番号(「1次DN」)と呼ばれる特殊なディレクトリ番号(「DN」)を採用している。加入者、または、他のフレキシブル・アラーティング・マルチレッグ通信などのマルチレッグ通信のユーザは、通常、パイロットまたは1次DNに(アラーティンググループとして)対応づけられる1群の他のディレクトリ番号(ここでは、2次DNと呼ぶ)を予め定義しておくことから、1次DNに対して通話が申し込まれたとき、すべての2次DNに対してアラートが出される。さらに、本発明によれば、加入者は、会議パラメタと呼ばれる新規パラメタを用いて、アラーティンググループの会議モードを指定してもよい。この2次DNと会議パラメタの一覧は、1次DNに対応づけられたアラーティンググループとして、ホーム位置レジスタなどのデータベースに記憶されることが好ましい。
【0014】
1次DNへの着呼は、モバイルスイッチングセンター(「MSC」)などのスイッチングセンターによって処理される。このスイッチングセンターは、データベースから、2次DNと1次DNに対応づけられた会議パラメタの一覧を取得する。アラーティンググループが、会議パラメタで示されるような会議モード向けに構成されている場合、スイッチングセンターは、発呼レッグを処理し、ユーザの定義済みアラーティンググループの複数の異なるモバイルまたはワイヤレス2次DNの各々にルーティング(中継経路設定)を行なって、この将来の会議参加者に対して複数の異なる多重発信通信レッグを作成する。複数の発呼レッグのうち将来の会議参加者から応答を受けたレッグがあれば、応答を受けた各発呼レッグは、着呼レッグに接続され、通信会議セッションが形成される。また、既定の時間内に応答のなかった発呼レッグがあれば、解除される。
【0015】
本発明には、多くの重要な利点がある。第1に、アラーティンググループ(または1次DN)が、会議モードを有するように構成されていれば、コンファレンスコールを発する際に、事前のシステム予約または通知を一切必要としない。第2に、1次DNに対して着呼レッグを設定する人を除き、会議参加者は、各発呼レッグに応答するだけでよく、予め準備された予約会議ブリッジにその都度ダイヤルしなくてもよい。第3に、会議参加者全員に対して、個別に順次アラートが出されるのではなく、まとめて同時にアラートが出され、各参加者がそれぞれ会議に参加することができる。さらに、発呼レッグのこのような会議は、ユーザの関与や介入なしで、自動的に実行される。最後に、会議参加者は、既存の宅内または移動通信機器を利用することができ、この会議機能のための特殊もしくは所有の宅内機器を必要としない。
【0016】
本発明の他の多くの利点ならびに特徴は、本発明に関する以下の詳細な説明、および実施例、クレーム、添付図面から容易に理解できるものと思う。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明には、多くの様々な形式の実施例が考えられるが、図面に示されるとともに、特定の詳細な実施例によって本書に説明されることにより、この開示が、本発明の原理を示す例示とみなされるべきものであり、本発明を、ここに示された特定の実施例に限定するためのものではないことは、理解されるものと思う。
【0018】
すでに述べた通り、自動通信会議サービスのための装置、方法、およびシステムが、なお必要とされている。本発明は、このような自動通信会議サービスを提供している。さらに、本発明の通信会議サービスは、高度な予約またはプランニングを必要とせず、また、特別な会議ディレクトリ番号およびアクセスコードも必要としない。また、本発明の各種実施例は、全二重通信が可能であり、既存の宅内機器を利用して実装することができるうえ、特殊な所有機器を必要としない。
【0019】
会議サービス用に立案されたものではないが、米国規格協会(「ANSI」)は、着信機能または着信通話サービスとして、マルチレッグ通信セッション用に、「フレキシブル・アラーティング」向けANSI‐41信号インタフェース仕様と呼ばれる無線通信仕様を公布している。この仕様では、パイロットディレクトリ番号(「パイロットDN」)または1次ディレクトリ番号(「1次DN」)と呼ばれる特殊なディレクトリ番号(「DN」)に対して、通話が申し込まれる。加入者またはその他のフレキシブル・アラーティングなどのマルチレッグ通信のユーザは、通常、パイロットまたは1次DNと対応づけられ本書で2次DNと呼ばれている1群の他のディレクトリ番号を予め定義しておくことから、1次DNに通話が申し込まれたとき、すべての2次DNにアラートが出される。このようなリストまたはグループは、フレキシブル・アラーティング・グループと呼ばれ、より広義には、アラーティンググループまたは2次DNグループと呼ばれる(以下に述べる一定の応答メッセージに組み込まれた場合、着信グループまたはリストと呼ばれることもある)。次に、パイロットDNへの着呼が、移動交換機によって処理されることになっており、移動交換機は、着呼を、ユーザが予め定義したアラーティング・グループの複数の異なるモバイルまたはワイヤライン(有線)2次DNに振り向け、前記の様々な独立したディレクトリ番号に対してそれぞれ異なる複数の発信通信レッグを作成する。
【0020】
しかし、ANSI‐41仕様では、最初に応答のあった発呼レッグが呼を受信して発呼者に接続され、他の発呼レッグは解除(つまり、中止または切断され、対応するアラートは停止)される。したがって、ANSI‐41仕様は、着呼レッグとどれか一つの発呼レッグとの間の単一の接続のみを対象にしており、マルチレッグ通信会議セッションについて規定したものではない。
【0021】
しかし、本発明によれば、ANSI‐41仕様の多様な特徴部分を生かして、会議サービスを可能にしている。以下にさらに詳細に説明するように、1次DNは、2次DNと対応づけられており、会議サービス用に指定できる。また、以下により詳しく説明している通り、この指定は、第7関連出願の発明による加入者制御の特徴を用いるなどの、多様な方法で行なうことができる。本発明によれば、会議モード向けに構成されている場合、1次DNへの着呼レッグは、(コーディネータなどの)会議参加者のいずれか一人によって設定され、対応づけられたすべての2次DN(このような2次DNの各々は、1会議参加者に対応している)に対してマルチ発呼レッグを発生する。
【0022】
ANSI‐41仕様に反して、または、ANSI‐41仕様に加え、発呼レッグのいずれか一つに応答があった後、残りのすべての発呼レッグを解除するのではなく、本発明によれば、応答のあった発呼レッグをすべて全二重会議セッション用の着呼レッグに接続する。会議セッションが形成されている間、様々な発呼レッグが応答を受けている途中の状態にあることから、残りの発呼レッグは、いずれも引き続きアラートを受け続ける。既定時間の経過後も、無応答の状態が続いている発呼レッグがあれば、無応答の発呼レッグは、解除すなわち切断される。このような応答発呼レッグが着呼レッグに接続されることにより、全二重通信会議セッションが形成される。
【0023】
本発明の重要な特徴は、容易に理解できる。第1に、アラーティンググループ(または対応する1次DN)が、会議モードを有するように構成されていれば、コンファレンスコールを行なう際に、事前のシステム予約や通知を一切必要としない。第2に、1次DNへの着呼レッグを設定する人を除き、会議参加者は、各発呼レッグに応答するだけでよく、予め準備された予約済み会議ブリッジにその都度ダイヤルする必要はない。第3に、会議参加者全員に対して、個別に順次アラートが出されるのではなく、まとめて同時にアラートが出され、会議参加者は、一斉に会議に加わることができる(第1関連出願に開示されている発明を参照)。最後に、会議参加者は、既存の宅内または移動通信機器を利用することができ、この会議機能のための特殊もしくは所有の宅内機器を用意する必要がない。
【0024】
図1Aは、本発明による複数の会議メンバーに対するアラーティングの体系例を示すグラフ図である。図1Aに示すように、会議コーディネータ(「コーディネータ」)から発信され、1次DNを指定している着呼レッグ105は、交換機によって処理されることにより、N受信者(いずれの受信者も、潜在会議メンバー)に対応する定義済みアラーティンググループの「N」2次DNに対して、マルチ発呼レッグ110を発生する。さらに詳しく言えば、着呼レッグ105を処理することにより、複数の発呼レッグを、それぞれ、各2次DN(受信者「A」への発呼レッグ110Aに対応する2次DNA、受信者「B」への発呼レッグ110Bに対応する2次DNB、受信者「C」への発呼レッグ110Cに対応する2次DNC、受信者「D」への発呼レッグ110Dに対応する2次DND、受信者「E」への発呼レッグ110Eに対応する2次DNE、受信者「F」への発呼レッグ110Fに対応する2次DNF、受信者「G」への発呼レッグ110Gに対応する2次DNG、以下同様に、受信者「N」への発呼レッグ110Nに対応する2次DNNまで)に対して発生している。
【0025】
図1Bは、本発明による、発呼レッグに応答があったときの複数の会議メンバーに対するアラーティングの体系例を示すグラフ図である。会議メンバーが、各発呼レッグに応答を開始したときに(図1Bの連続線によって示されている)、該当する発呼レッグが、会議セッション用の着呼レッグ105に接続される。図1Bに示すように、発呼レッグ110A、110B、110C、110F、110Gに対して応答があり、それぞれ着呼レッグ105に接続される。しかし、本発明により、発呼レッグのいずれか一つに応答があったときは、無応答の発呼レッグを解除せずに、既定時間が過ぎるまで、残りの無応答の発呼レッグに対して引き続きアラートが出される(図1Bの破線により示されている)。
【0026】
図1Cは、無応答時間が経過した後に、複数の会議メンバーに対してアラーティングする場合の体系例に基づき、会議セッションが発生したときの状態を示すグラフ図である。このとき、応答発呼レッグ(応答発呼レッグ110A、110B、110C、110F、110Gにより示されている)は、いずれも(以下に示すNAT期間の満了前の)様々な時点において独立して応答がなされ、会議セッション用の着呼レッグ105に接続される。すでに述べた通り、無応答の発呼レッグに対しては、既定時間(「NAT」)中、アラートが引き続き出されている。図1Cに示す通り、このNAT期間が経過して満了となり、期限が終了すると、アラートが停止して、解除された発呼レッグ110D、110E、110N(点線)で示されるように、すべての無応答呼レッグが解除(すなわち、中止または切断)される。
【0027】
本発明によれば、加入者(会議コーディネータであってもなくてもよい)は、任意の特定会議グループに入るはずの全ディレクトリ番号の一覧を提供するなどの方法により、単一または複数の会議グループを予め定義しておく。例えば、加入者は、ビジネスに関連のある各種会議グループや、家庭、家族、友達等、個人に関する事項に関連のある会議グループ(本書では、加入者グループと呼ぶ)を定義してもよい。さらに、加入者は、このような必要または希望する加入者グループを更新または変更してもよい。これらの各加入者グループ内の各発呼レッグの受信者(将来の会議メンバー)は、携帯電話やセルラー電話、または、通常のPSTN(「公衆交換電話網」)電話機等のいかなる種類の通信機器も利用できる。会議の受信者は、どこにいてもよく、PSTN、衛星、移動、セルラー(アナログ、TDMA、CDMA等)のどのような種類のネットワークまたはインタフェースを介して会議に参加してもよい。
【0028】
図2は、本発明による第1システムの実施例200を示すブロック図である。システム200は、1または複数のモバイルスイッチングセンター(「MSC」)215と、単一または複数のワイヤライン(有線)スイッチングセンター205とを具備し、トランクおよび信号線を介して相互に接続されてもよく、また、衛星235へのリンクなど、複数の通信接続を行なうPSTNまたはISDNネットワークのようなさらに広域のネットワーク210に接続されてもよい。さらに、システム200は、データベース220を具備し、データベース220は、ワイヤラインスイッチングセンター205およびMSC215に接続または連結されていることが好ましい。さらに、データベース220は、各種スイッチングセンター205および215内に直接収容または統合されていてもよい。システム200は、さらに、コンピュータ245(または、他のネットワーク通信装置)へのネットワーク(インターネットなど)接続を行なって、上記および第7関連出願に述べられている加入者による対話を実現している。
【0029】
ワイヤラインスイッチングセンター205は、一般に、複数の電話240または他の宅内機器に接続されているのに対して、MSC215は(基地局または他の無線トランシーバ(個別に示されていない)を介して)、通常、ある特定の地域内にあるセルラー電話機などの多様な移動装置230への無線リンクを有しており、音声およびデータ通信を行なったり、上記および第7関連出願に述べられているように、加入者が対話を行なえるようになっている。さらに、規定上およびその他の歴史的な理由により、ワイヤラインスイッチングセンター205およびモバイルスイッチングセンター215は、大抵、物理的に離れているが、これらのスイッチングセンターを一つにまとめたり、有線および無線機能の両方を有するさらに多くのスイッチングセンターにしてもよい。
【0030】
このワイヤラインスイッチングセンター205およびMSC215は、さらに、図2に示すように、統合型機能としてブリッジ機構を有していることが好ましく、この機能によって、応答のあったすべての呼レッグを、1次DNを指定している着呼レッグに接続して、会議サービスを行なう。このようなブリッジ機構が、図3のシステムに個別に示されている。
【0031】
引き続き図2について説明すると、1次DNを指定している着呼は、ワイヤラインスイッチングセンター205か、または、いずれかのモバイルスイッチングセンター215が受信する。次に、1次DNに対応して、スイッチングセンター205または215が、特に1次DNに対応づけられた2次ディレクトリ番号を含むアラーティングリストのデータベース220に要求を送信する。本発明によれば、データベース220は、対応するスイッチングセンター205または215に応答を送信し、データとして、対応づけられた2次DNと、対応する無応答時間パラメタ(NAT)と、ここでは会議(または、コンファレンスコール)(「CC」)パラメタと呼ばれ、マルチレッグ通信セッションが会議セッションになることを示す新規パラメタを有している。(各種関連発明によれば、前記応答には、各タイミング遅延パラメタ(リング開始調整時間(「RSAT」)値)などの、対応するタイミングパラメタ(各関連2次DNごとの1組のパラメタ)も含まれている。本発明の重要な特徴であり、ANSI‐41仕様から大きく離脱している点は、この新規会議(CC)パラメタを用いて、通信セッションを会議セッションとして指定するとともに、行なおうとしている会議セッションを、他の形式によるマルチレッグ通信セッション(応答後に発呼レッグを解除してもよい)から識別する点である。好適な実施例では、応答メッセージに会議パラメタが無いと、非会議フレキシブル・アラーティング・セッションを示すデフォルト設定となる。
【0032】
スイッチングセンター205または215が、データベース220から、会議パラメタおよび前記の他の情報を含む応答メッセージを受信すると、この交換機が、マルチレッグ通信セッションを通信コンファレンスコールとして処理し、続いて、応答のあった発呼レッグをすべて着呼レッグにブリッジするために、スイッチングセンターのブリッジ機構の機能を予約しておく。スイッチングセンターは、図1Aに関連してすでに説明がなされ、関連出願にも記載されている、2次DNに対応する関連発呼レッグの処理とルーティングを開始する。本発明によれば、発呼レッグが応答されると、スイッチングセンター205または215が、ブリッジ機構を介して、応答のあった発呼レッグを着呼レッグに接続する。図1Bに示すように、アラーティングは、解除もしくは中止するのではなく、無応答の呼レッグに対して引き続き継続される。スイッチングセンター(205または215)は、発呼レッグに応答があるか(応答があれば、ブリッジ機構を介して着呼レッグに接続される)、または、図1Cを参照しながら示したように、無応答時間パラメタが満了になるか(満了になると、無応答の発呼レッグが解除される)、いずれか先に発生する時点まで、残りの各発呼レッグの監視を継続する。
【0033】
図3は、本発明による、ANSI‐41フレキシブル・アラーティングのような第2の好適なシステムの実施例300を示すブロック図である。このシステム300では、モバイルスイッチングセンター215が、2種類のMSCによって示されている。第1種類目のMSCは、着信または発信MSC310と呼ばれ、指定または既定の地域330内にある移動装置230にサービスを直接提供する。第2種類目のMSCは、サービスMSC315と呼ばれ、指定または既定の地域340または350を走行あるいはローミングしている移動装置230にサービスを提供する。この好適な実施例では、特に、ホーム位置レジスタ(「HLR」)320を使用して、データベース220ならびに他のANSI‐41信号機能を提供している。HLR320は、図示するように、スタンドアロン型HLRでもよく、多様なスイッチングセンターに組み込まれていてもよい。各種MSC310および315は、ANSI‐41信号インタフェースおよび対応するリンク325を介して、HLR320に接続されていることが好ましい。図2のシステムにあるように、各種MSC310および315は、ワイヤラインスイッチングセンター205およびネットワーク210に接続され、PSTN、ISDN、または衛星接続などの複数のネットワーク接続を行なってもよい。さらに、図2のシステムに示すように、ある一定の通信会議セッションにおいて、会議メンバーが参加するための指定に関する加入者入力に、各種電話240および移動装置230またはコンピュータ245を使用しててもよい。
【0034】
システム300でさらに高い会議能力を実現するためには、発信MSC310に連結された個別の会議ブリッジ350も用いて、応答のあった発呼レッグを着呼レッグに接続して会議セッションを行なう。システム200に示すように、発信MSC310は、通常、低機能の会議セッションに用いられる内部または統合型ブリッジ機構をさらに具備している。
【0035】
発信MSC310が1次DNを指定している着呼を受信すると、発信MSC310は、問合せまたは他のメッセージをHLR320に送信する。このような問合せは、通常、データパケットの形式であり、1次DNの引用を含んでいる。システム300の動作については、発信MSC310を参照しながら説明するが、どのようなMSC215も、任意の時点に、発信MSC310またはサービスを提供するMSC315のいずれかまたは両方として使用できることは明らかである。発信MSC310に対する着呼は、移動装置230のいずれか一つから出されたワイヤレスコールであってもよく、あるいは、PSTNコールなどのネットワーク210から発信されたワイヤレスコールであってもよい。ANSI‐41仕様を用いた好適な実施例では、発信MSC310によってHLR320に送信された問合せが、「LocationRequest」となっているが、これは、HLR320から呼処理命令を取得するために発信MSC310が行なう動作であり、TCAP QUERY WITH PERMISSIONパッケージに含まれる「TCAP INVOKE(LAST)」から開始し、パイロットDN、課金識別、および発信MSC識別子などの、LocationRequestINVOKEに対してANSI‐41仕様に定義されているような、対応する強制的および選択パラメタが含まれている。
【0036】
HLR320は、まず初めに、そのデータベースを利用して、1次DNがフレキシブルアラーティンググループに対するものであるかどうか判断し、そうであれば、現時点でアラートされる(コーディネータが定義したアラーティンググループの)2次DNを記載または一覧表示した応答またはその他のメッセージを用意する。好適な実施例では、応答データパケットに対して、2次DNの可変サブセットまたは一覧が、「ANSI‐41コンパチブルLocationRequest RETURN RESULT」のTerminationList内に提供されている。さらに、HLR320は、1次DNが現在、会議モード向けに構成されているか判断し、そうであれば、「ANSI‐41コンパチブルLocationRequest RETURN RESULT」などの応答メッセージに会議パラメタを入れる。好適な実施例において、会議パラメタは、LocationRequest RETURN RESULTのDMH_RedirectionIndicatorパラメタの8ビットフィールドを用いて、符号化が行なわれる。DMH_RedirectionIndicatorが、定義済みの値またはデフォルト値(本実施例では、17)に設定されている場合、発信MSC310が、発呼レッグの最初の応答後に、残りの発呼レッグを中断するような非会議フレキシブルアラーティングセッションが示されていることになる。DMH_RedirectionIndicatorが、別の定義済みの値または非デフォルト値に設定された場合、発信MSC310が、応答のあった発呼レッグをすべて着呼レッグに接続し、無応答時間の満了後に初めて無応答の発呼レッグを中断するような会議セッションが示されている。さらに、関連出願に記載されているように、応答には、アラートがこれから出される各選択2次DNごとに、RSAT値などの対応するルーティングおよび応答パラメタと、終了トリガが含まれている。HLR320は、発信MSC310に、対応するルーティングおよび応答パラメタ(RSAT値、NAT値、終了トリガ)の各々を有するメンバーシップパラメタに従って選択された、会議パラメタと2次DN一覧を有する応答データパケットを送信する。
【0037】
発信MSC310は、応答データパケット内の情報(会議パラメタ、2次DNの一覧、および各対応するルーティングならびに応答パラメタ)を使用して、会議ブリッジ350上または内部ブリッジ機構内のコンファレンスコールのブリッジ機能を予約する。次に、MSC310は、2次DNに対応する各発呼レッグの差分的な処理およびルーティングを開始する。関連発明によれば、このような処理およびルーティングは、各2次DNの各タイミング遅延パラメタにしたがって遅れを生じることにより、これらすべての2次DNに対して(ほとんど)同時にアラーティングが行なわれる。いずれかの発呼レッグに対して応答があると、発信MSC310は、会議ブリッジ350またはその内部ブリッジ機能を介して、応答のあった発呼レッグを着呼レッグに接続する。発信MSC310は、1または複数の対応する無応答時間パラメタの満了時まで、引き続き、残りの発呼レッグのアラーティングを行なう。このような満了の経過後に、残りの無応答の発呼レッグが解除され、アラーティングが中止される。好適な実施例では、最後から2番目の呼レッグがセッションを終了するまで(オンフックになるまで)、各呼レッグ間の会議セッションが維持される。
【0038】
引き続き図3について関連発明にしたがって説明すると、これら発呼レッグの処理とルーティングは、通常、(1)有線2次DN、(2)発信MSC310のサービスを受ける地理的位置330内の無線2次DN、(3)MSC315のサービスを受ける地理的位置(340または350)内の無線2次DN、(4)データ等の情報が、別のHLR、すなわち、別のサービスプロバイダのHLRなどのHLR320以外のHLRに配置されている位置からサービスを受ける無線2次DNという4つのグループに分けられる。各種関連出願に記載されているように、(ルーティング要求および応答などの)追加メッセージが、サービスを提供するMSC315のサービスを受ける(ローミング中の)無線2次DNに対して発生することもある。さらに、タイミング遅延パラメタが、少なくとも最初に、発呼レッグのこの4つのグループに基づいて決められてもよい。
【0039】
様々な受信者が、サービスプロバイダの選択された実装によって、対応する発呼レッグへの応答を開始する際に、多様な変形例が可能である。まず第1に、各発呼レッグが応答を受けると、着呼レッグとそれまでに応答を受けている発呼レッグにすぐに接続またはブリッジされる。第2に、すべての応答発呼レッグが、ほぼ同時に着呼レッグに接続またはブリッジされる。好適な実施例において、また、第3の関連出願に記載されているように、様々な被呼者に情報を提供し、このような接続またはブリッジ中に発生し得る将来のブリッジ遅延や接続時間の遅れを知らせるようにしてもよい。例えば、MSC310または会議ブリッジ350は、各受信者に対して、「コンファレンスコールを行ないますので、保留にしてください」などのアナウンスを出してから、すべての発呼レッグが応答を受けた時点で、応答された発呼レッグを接続するようにしてもよい。
【0040】
上記および第7関連出願に記載されているように、好適な実施例において、加入者は、HLR320とインタフェースすることにより、特定の会議セッションの加入者グループをカスタマイズして変形してもよい。このインタフェースは、グラフィカルユーザインタフェース、電話240または移動装置230のキーパッド、または、別のユーザインタフェースによって行なわれてもよい。通常、加入者は、単一または複数のアラーティンググループの2次電話番号を定義し、最初に、各2次DNのパラメタを定義する。本発明によれば、1または複数のこのようなアラーティンググループを会議グループとして指定し、したがって、対応する1次DNは、会議モード向けに構成される。この指定は、加入者の管理のもとで、前記の様々なインタフェース手段によって、大きく変えてもよい。
【0041】
さらに、発信MSC310は、(「LocationRequest RETURN REQUEST」内のコード化されたパラメタを介するなどの方法により))無応答の解除発呼レッグを追跡するようにしてもよく、これにより、1組の無応答2次DNが発生する。次に、MSC310は、(第2の)既定時間の経過後に、この無応答2次DNの組に対して、第2の発呼レッグの再処理および再ルーティングを行なって、これにより、第2の発呼レッグの組が発生する。この第2組の発呼レッグのうち、応答のあった発呼レッグは、すでに進行中の会議セッションに接続されるが、別の無応答時間の満了後も無応答の状態となっている発呼レッグは解除される。したがって、会議参加者は、最初に予想していた発呼レッグを逃しても、会議に参加できるようになる。追加発呼レッグの発生と接続を継続するプロセスは、加入者の指定や入力または時間パラメタによって、継続的に繰り返される。
【0042】
この好適な実施例によれば、発信MSC310は、無応答の解除された発呼レッグの再処理および再ルーティングのみを行なう(呼レッグを終了した受信者は参加することができず、コールバックも行なわれないことを意味している)。しかしながら、本発明の他の実施例では、MSC310が、受信者によって終了となった発呼レッグだけでなく、無応答の解除された発呼レッグを再処理し再度ルーティングするようにしてもよい。
【0043】
他の多様な実施例において、本発明は、前記のNウェイコールと同様に、コーディネータが、自ら他の会議メンバーを順次会議ブリッジにブリッジできるようにしてもよい。すなわち、コーディネータは、コンファレンスコール中に、別の発呼レッグを、まず会議アラーティンググループの一部に申し込むのではなく、自ら新規の相手に通話を申し込むことができるようにしてもよい。その結果、コーディネータは、最初に(おそらくは間違って)会議アラーティンググループに含まれなかった、あるいは、偶発的に接続されなかった第3の相手を会議に接続することが可能になる。
【0044】
図4は、本発明による装置の実施例400を示すブロック図である。以下にさらに詳細に述べている通り、このような装置400は、システム300のMSC(310または315)またはHLR320内に配置またはその間に分散されてもよく、あるいは、システム200のスイッチングセンター205または215およびデータベース220内に配置またはその間に分散されてもよい。装置400は、ネットワークインタフェース415、プロセッサ410、およびメモリ420を具備している。ネットワークインタフェース415は、着呼レッグをパイロットDNまたは1次DNを受信して、複数の発呼レッグを1次DNに対応づけられた2次DNに送信する際に使用される。例えば、システム300において、ネットワークインタフェース415を、(トランクおよび信号線を介して)PSTNコールの送受信用にネットワーク210に連結し、(トランクおよび信号線を介して)ワイヤレスコールの送受信用に基地局に連結してもよい。さらに、ネットワークインタフェース415(または、第2のANSI‐41信号インタフェース(個別に示されていない))を使用して、位置要求または問合せの受信または送信などのメッセージの送受信を行なったり、2次DNの一覧や(以下に述べる)会議パラメタが記載されている応答メッセージの受信または送信を行なってもよい。メモリ420は、1次DNに関連する情報や、関連2次DNおよびそのメンバーシップパラメタ、会議パラメタ、ルーティングおよび応答パラメタ、他の通信申込みおよびルーティング情報、関連発明のコール経過情報を記憶するのに用いられる。メモリ420は、磁気ハードドライブや、光学式記憶装置、その他の種類のデータ記憶装置であってもよい。さらに、メモリ420は、データベース220またはHLR320の情報記憶装置と互換性のある情報記憶装置としても用いられる。
【0045】
引き続き図4について説明すると、プロセッサ410は、単一の集積回路(「IC」)によって構成されてもよく、あるいは、マイクロプロセッサ、デジタル信号処理プロセッサ(「DSP」)、特定用途向け集積回路(「ASIC」)、(RAMおよびROMなどの)関連メモリ、およびその他のICおよび構成部品のような、共に接続、配置、またはグループ化された複数の集積回路またはその他の構成部品により構成されてもよい。したがって、プロセッサという用語は、ここで使用されているように、単一のプロセッサか、あるいは、複数のプロセッサや、マイクロプロセッサ、コントローラ、または、上記および図5について以下に詳細に説明する機能を実行する他の何らかのグループ化された集積回路と、マイクロプロセッサメモリまたは追加RAM、ROM、EPROMまたはE2PROMなどの関連メモリとを組み合わせたものを等しく意味している。本発明の方法は、図1−3について説明し、図5について以下に説明する通り、プロセッサ410が動作している(すなわち、電源が投入され、機能している)ときの次の実行に備えた1組のプログラム命令として、関連メモリおよび他の同等部品を有するプロセッサ420にプログラミングされるとともに記憶されている。
【0046】
すでに述べた通り、このような装置400は、システム300のMSC(310または315)またはHLR320内に配置またはその間に分散されるか、システム200のスイッチングセンター205または215およびデータベース220内に配置またはその間に分散されてもよい。例えば、システム200内に配置されている場合、各種スイッチングセンター205および215に、データベース220が組み込まれていてもよく、その場合、装置400は、ワイヤラインスイッチングセンター205またはワイヤレススイッチングセンター215のどちらか一つに完全に含まれていてもよい。さらに、例えば、システム300内に収容されている場合、装置400は、発信MSC310およびHLR320の間に分散されていてもよく、メモリ420がHLR320内に組み込まれ、プロセッサ410の構成部品が、発信MSC310とHLR320内に配置され、ネットワークインタフェース415がMSC310(または315)内に組み込まれていてもよい。このようなシステム300の分散型実施例において、装置400は、前記の多様な要求および応答に関する通信を行なうために、発信MSC310およびHLR320内に対応するANSI‐41信号インタフェースを具備している。
【0047】
概括的に述べると、マルチレッグ通信会議セッションのための装置400は、第1に、1次ディレクトリ番号を指定する着呼レッグの受信用ならびに複数の発呼レッグの送信用ネットワークインタフェース415と、第2に、コンファレンスコールパラメタと1次ディレクトリ番号に対応づけられた複数の2次ディレクトリ番号を有するメモリ420と、第3に、メモリとネットワークインタフェースに接続されたプロセッサ410とを具備している。プロセッサは、動作時に、プログラム命令を有し、複数の2次ディレクトリ番号のうちの各2次ディレクトリ番号に対応づけられた各発呼レッグの処理とルーティングを行なう。プロセッサ410は、さらに、複数の発呼レッグの各発呼レッグの応答を監視して、応答のあった各発呼レッグに対しては、応答のあった発呼レッグを着呼レッグに接続することにより会議セッションを形成させる命令を具備している。さらに、プロセッサ410は、無応答パラメタの満了時に、複数の発呼レッグのうちの無応答の発呼レッグを解除する命令も有している。
【0048】
図5は、マルチレッグ通信セッションの通信会議サービスを提供する方法を示すフローチャートである。開始ステップ500から始めると、この方法は、ANSI‐41仕様のパイロットDNなどの1次DNを指定する着呼レッグの受信から開始する(ステップ505)。次に、ステップ510では、この方法により、1次DNに対応づけられたすべての2次DNを決定するとともに、1次DNが、現在、会議モード向けに構成されているか判断し、タイミング、ルーティング、無応答時間パラメタを決める。
【0049】
前記の通り、ステップ510は、通常、システム200のデータベース220またはシステム300のHLR320において、または、装置400(データベース220またはHLR320内に含まれるか、あるいは、システム200または300のいずれか一つに分散している)内で実行される。好適な実施例において、このステップは、ANSI‐41 LocationRequestなどの発信MSC310からHLR320への問合せによって実行される。問合せを受信するHLR320は、すべての2次DNと、1次DNに対応づけられたすべてのパラメタを判断する。HLR320は、ANSI‐41 LocationRequest RETURN REQUESTなどの手段により、この情報をMSC310に再び送信する。
【0050】
MSC310は、HLR320からこの情報を受信すると、着呼レッグが会議セッションかどうか判断する(ステップ520)。すでに述べた通り、好適な実施例において、この動作は、DMH_RedirectionIndicatorに符号化された会議パラメタによって実行されてもよい。アラーティンググループ(1次DNにより指定)が、現時点で、会議パラメタが示すような会議モード向けに構成されていない場合、ステップ575に進み、デフォルトまたは他の指定モードにしたがって、例えば、最初に応答があった発呼レッグのみが着呼レッグに接続されるフレキシブルアラーティング通信セッションなどの、各発呼レッグの差分的な処理やルーティングおよび監視などの着呼レッグの処理を行なう。
【0051】
ステップ520でアラーティンググループが会議モード向けに構成されている場合、ステップ530に進み、アラーティンググループの2次DNに対応する複数の発呼レッグの各発呼レッグを処理しルーティングを施す。この時間中に、システム200または300で会議ブリッジが使用されている場合、着呼レッグを会議ブリッジに接続してもよい。ステップ530の後、着呼レッグの各々を監視して、呼レッグに応答があったかどうか判断する(ステップ540)。ステップ540において、いずれかの発呼レッグに応答があった場合、そのような応答を受けた発呼レッグは、システム200または300で使用されている会議ブリッジまたは他のブリッジ機構などの手段を通じて、各々着呼レッグに接続され(ステップ545)、会議セッションが形成される。ステップ540において、発呼レッグに応答がなかった場合、さらに、無応答時間パラメタによって定められた既定の時間が経過したかどうか判断する(ステップ550)。無応答時間が経過していない場合、監視の対象となる残りの発呼レッグがあるかどうか判断する(ステップ560)。ステップ560において監視の対象となる残りの発呼レッグがある場合、ステップ540に戻り、引き続き各種発呼レッグに応答があるかどうか監視を続け、無応答時間が経過したかどうか判断する(ステップ550)。
【0052】
ステップ550で無応答時間が経過した場合、ステップ570に進み、残りの無応答発呼レッグがあれば、すべて解除する。ステップ570またはデフォルトステップ575の後、または、ステップ560で監視の対象となる残りの発呼レッグが全くない場合は、処理を終了し、ステップ580に戻る。
【0053】
図5に示す方法の他にも、同等の変形例が可能である。例えば、応答を受けた発呼レッグを、それぞれ応答を受けた時点で着呼レッグに接続するのではなく、応答を受けた全発呼レッグを、無応答時間パラメタの満了後などに、ほぼ同時に着呼レッグに接続するようにしてもよい。さらに、会議セッション終了について、各参加者が発呼レッグを終了した(オンフックにした)ときに、それぞれの発呼レッグを解除したり、単一(または複数)の着信または発呼レッグが終了したときに、発呼レッグをすべて解除するなどの、多くの同等の代替例が利用可能である。例えば、この方法では、コーディネータが、オンフック(ハングアップ)にした後でも、スイッチまたは会議ブリッジに(マルチレッグ通信会議セッションを形成する複数の呼レッグのうち)最後から2番目の残りの呼レッグがオンフックになった時だけ会議セッションを終了させるようにして、会議メンバーとのブリッジ接続を維持してもよい。これらの方法に関する他の多くの同等の変形例が可能なことは、通信技術の当業者に明らかである。
【0054】
また、本発明の精神および範囲にしたがって、この方法が、発呼レッグの処理とルーティングを行なって同時にアラーティングするための、第1の関連出願に記載されているようなアラーティングの開始を制御するなどの、関連発明のいずれかまたはすべてを組み込むうえで必要なステップを具備していることは理解されることと思う。
【0055】
【発明の効果】
本発明の多くの利点は、以上の説明から容易に理解できる。まず第1に、アラーティンググループ(または1次DN)が、会議モードを有するように構成されていれば、コンファレンスコールを行なううえで、事前のシステム予約や通知を一切必要としない。第2に、1次DNに対して着呼レッグを設定する人を除き、会議参加者は、各発呼レッグに応答するだけでよく、予め準備された予約会議ブリッジにその都度ダイヤルしなくてもよい。第3に、会議参加者全員に対して、別々に順次アラートが出されるのではなく、まとめて同時にアラートが出され、各参加者がそれぞれ別々に会議に参加できる。さらに、発呼レッグのこのような会議は、ユーザの関与や介入なしに、自動的に実行される。最後に、会議参加者は、既存の宅内または移動通信機器を利用することができ、この会議機能のための特殊もしくは所有の宅内機器を必要としない。
【0056】
以上により、数多くの変更と変形とをこの発明の新規概念の精神および範囲から逸脱することなく行なうことができることは明らかである。本書に示された特定の方法と装置は、制限するためのものではなく、また、そのように推測されるものではないことは理解できるものと思う。また、本発明は、添付クレームによって、クレームの範囲に含まれるすべての修正を包含していることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明による複数の会議メンバーに対するアラーティングの体系例を示すグラフ図である。
【図1B】本発明による、発呼レッグに応答があったときの複数の会議メンバーに対するアラーティングの体系例を示すグラフ図である。
【図1C】無応答時間の経過後に、複数の会議メンバーに対してアラーティングする際の体系例に基づき、会議セッションが発生したときの状態を示すグラフ図である。
【図2】本発明による第1システムの実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明による第2システムの実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明による装置の実施例を示すブロック図である。
【図5】マルチレッグ通信セッションの通信会議サービスを提供する方法を示すフローチャートである。

Claims (14)

  1. 1次ディレクトリ番号を指定する着呼レッグが前記1次ディレクトリ番号に設定された結果としてスイッチングセンタにおいて前記着呼レッグを受信するステップと、
    記1次ディレクトリ番号と関連付けられた複数の2次ディレクトリ番号を決定するステップと、
    記複数の2次ディレクトリ番号の各2次ディレクトリ番号と関連付けられた発呼レッグの処理とルーティングを行なって、複数の発呼レッグを形成するステップと、
    数の応答事象に対する複数の発呼レッグを監視するステップと、
    前記複数の応答事象と関連付けられた発呼レッグをマルチレッグ通信会議セッションのための着呼レッグに接続するステップと
    前記複数の発呼レッグのうち無応答の発呼レッグに対して、既定時間が経過するまでアラーティングを継続するステップと、
    前記既定時間が経過したときには、前記複数の発呼レッグのうち、無応答の状態が続いている発呼レッグを解除するステップと、
    マルチレッグ通信会議セッションの間に第2の既定時間が経過したときには、前記スイッチングセンタは第2の発呼レッグを処理し、それ以前に無応答だった発呼レッグに関連付けられた対応2次ディレクトリ番号にルーティングするステップと、
    前記第2の発呼レッグの応答を監視するステップと、
    前記第2の発呼レッグに応答があったときには、前記第2の発呼レッグを前記マルチレッグ通信会議セッションのための着呼レッグに接続するステップとを含むことを特徴とするマルチレッグ通信セッションの通信会議方法。
  2. 前記着呼レッグの終了に応動して、前記マルチレッグ通信会議セッションを終了するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記マルチレッグ通信会議セッションを形成する複数の呼レッグの中から残存している最後から2番目の呼レッグの終了に応動して、前記マルチレッグ会議セッションを終了するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 1次ディレクトリ番号を指定する着呼レッグが前記1次ディレクトリ番号に設定された結果として着呼レッグを受信するステップと、
    前記1次ディレクトリ番号と関連付けられた複数の2次ディレクトリ番号を決定するステップと、
    前記複数の2次ディレクトリ番号の各2次ディレクトリ番号と関連付けられた各発呼レッグの差分的な処理とルーティングを行なって、対応する複数の発呼レッグの同時アラーティングを提供するステップと、
    複数の応答事象に対する複数の発呼レッグを監視するステップと、
    前記複数の応答事象と関連付けられた発呼レッグをマルチレッグ通信会議セッションのための着呼レッグに接続するステップとを含むことを特徴とするマルチレッグ通信セッションの通信会議方法。
  5. 前記着呼レッグの終了に応動して、前記マルチレッグ通信会議セッションを終了するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記マルチレッグ通信会議セッションを形成する複数の呼レッグの中から残存している最後から2番目の呼レッグの終了に応動して、前記マルチレッグ会議セッションを終了するステップをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 呼が設定されたときに指定される1次ディレクトリ番号と関連付けられた複数の2次ディレクトリ番号をメモリに記憶するデータベースと、
    前記データベースに連結されたスイッチングセンタとを含み、前記スイッチングセンタは、前記1次ディレクトリ番号を指定する着呼レッグを受信し、そして前記複数の2次ディレクトリ番号の各2次ディレクトリ番号と関連付けられた各発呼レッグの処理とルーティングを行なって複数の発呼レッグを形成するインタフェースを有しており、前記スイッチングセンタは、複数の応答事象に対する前記複数の発呼レッグを監視するための命令と、前記複数の応答事象と関連付けられた発呼レッグをマルチレッグ通信会議セッションのための着呼レッグに接続するための命令と、既定時間が経過したときには、前記複数の発呼レッグのうち、無応答の状態が続いている発呼レッグを解除するための命令と、第2の既定時間が経過したときには、第2の発呼レッグを処理して、それ以前に無応答の状態にあった発呼レッグと関連付けられた対応2次ディレクトリ番号へルーティングを行なうための命令と、前記第2の発呼レッグの応答を監視する命令と、前記第2の発呼レッグに応答があったときには、前記第2の発呼レッグを前記マルチレッグ通信会議セッションのための前記着呼レッグに接続する命令とを具備することを特徴とするマルチレッグ通信セッションの通信会議用システム。
  8. 前記データベースはホーム位置レジスタからなることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 前記スイッチングセンタはモバイルスイッチングセンタからなることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  10. 呼が設定されたときに指定される1次ディレクトリ番号と関連付けられた複数の2次ディレクトリ番号をメモリに記憶するデータベースと、
    前記データベースに連結されたスイッチングセンタとを含み、前記スイッチングセンタは、前記1次ディレクトリ番号を指定する着呼レッグを受信し、そして前記複数の2次ディレクトリ番号の各2次ディレクトリ番号と関連付けられた各発呼レッグの差分的な処理とルーティングを行なって、対応する複数の発呼レッグの同時アラーティングを提供するインタフェースを有しており、前記スイッチングセンタは、複数の応答事象に対する前記複数の発呼レッグを監視するための命令と、前記複数の応答事象と関連付けられた発呼レッグをマルチレッグ通信会議セッションのための着呼レッグに接続する命令とを具備することを特徴とするマルチレッグ通信セッションの通信会議用システム。
  11. 前記データベースはホーム位置レジスタからなることを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  12. 前記スイッチングセンタはモバイルスイッチングセンタからなることを特徴とする請求項10に記載のシステム。
  13. 1次ディレクトリ番号を指定する着呼レッグが前記1次ディレクトリ番号に設定された結果として着呼レッグを受信し、そして発呼レッグ送信するネットワークインタフェースと、
    前記1次ディレクトリ番号と関連付けられた複数の2次ディレクトリ番号を記憶するメモリと、
    前記ネットワークインタフェースと前記メモリに連結されたプロセッサとを含み、前記プロセッサは、前記複数の2次ディレクトリ番号の各2次ディレクトリ番号と関連付けられた各発呼レッグの処理とルーティングを行なって複数の発呼レッグを形成するための命令を具備し、前記プロセッサはさらに、複数の応答事象に対する前記複数の発呼レッグを監視するための命令と、前記複数の応答事象と関連付けられた発呼レッグをマルチレッグ通信会議セッションのための着呼レッグに接続するための命令を具備し、第2の既 定時間が経過したときには、第2の発呼レッグを処理して、それ以前に無応答の状態にあった発呼レッグと関連付けられた対応2次ディレクトリ番号へルーティングを行うための命令と、前記第2の発呼レッグの応答を監視する命令と、前記第2の発呼レッグに応答があったときには、前記第2の発呼レッグを前記マルチレッグ通信会議セッションのための前記着呼レッグに接続する命令とを具備することを特徴とするマルチレッグ通信セッションにおける通信会議用装置。
  14. 1次ディレクトリ番号を指定する着呼レッグが前記1次ディレクトリ番号に設定された結果として着呼レッグを受信し、そして発呼レッグを送信するネットワークインタフェースと、
    前記1次ディレクトリ番号と関連付けられた複数の2次ディレクトリ番号を記憶するメモリと、
    前記ネットワークインタフェースと前記メモリとに連結されたプロセッサとを含み、前記プロセッサは、前記複数の2次ディレクトリ番号の各2次ディレクトリ番号と関連付けられた各発呼レッグの差分的な処理とルーティングとを行なって、対応する複数の発呼レッグの同時アラーティングを提供するための命令を具備し、前記プロセッサはさらに、複数の応答事象に対する前記複数の発呼レッグを監視するための命令と、前記複数の応答事象と関連付けられた発呼レッグをマルチレッグ通信会議セッションの着呼レッグに接続するための命令とを具備することを特徴とするマルチレッグ通信会議セッションにおける通信会議用装置。
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