JP2001358910A - 画像読み取り装置、及びその制御方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像読み取り装置、及びその制御方法並びに記憶媒体

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JP2001358910A
JP2001358910A JP2000178699A JP2000178699A JP2001358910A JP 2001358910 A JP2001358910 A JP 2001358910A JP 2000178699 A JP2000178699 A JP 2000178699A JP 2000178699 A JP2000178699 A JP 2000178699A JP 2001358910 A JP2001358910 A JP 2001358910A
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lamp
time
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JP2000178699A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Ikegami
英之 池上
Eiichi Motoyama
栄一 本山
Takashi Fujimori
貴司 藤森
Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
Shokyo Ko
松強 黄
Shunsaku Kondo
俊作 近藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取り時のランプの適正な光量を保証
して、画像読み取りを迅速且つ適切に行うことができる
画像読み取り装置、及びその制御方法並びに記憶媒体を
提供する。 【解決手段】 原稿照明ランプ109がオン(点灯)状
態からオフ(消灯)状態となった場合は、バックアップ
RAM108にマッピングされているランプOFF開始
時刻に現在の時刻を代入する。ランプ109がオン(点
灯)状態でない場合は、ランプ109消灯後の経過時間
T1(バックアップRAM108に格納されているラン
プOFF開始時刻と現在時刻との差)が所定時間t1を
超えているか否かを判別し、経過時間T1が所定時間t
1を超えている場合は、ランプ109を点灯し、その点
灯状態を500msecだけ維持して、その後消灯し、
さらにランプOFF開始時刻に現在時刻を代入(更新)
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、キセノンランプ
等の、長時間の消灯状態で点灯した場合に立ち上がりに
時間を要する種類のランプを光源として用い、該ランプ
で照明した原稿の画像を読み取る画像読み取り装置、及
びその制御方法並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機やフラットベット
スキャナ等の画像読み取り装置において、原稿の照明用
の光源として用いられるランプには、ハロゲンランプ、
蛍光灯ランプ等、様々な種類がある。また、近年、コス
ト的にメリットが大きいキセノンランプを原稿照明用の
光源として用いる装置が増加してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
キセノンランプは、暗黒状態に長時間放置、すなわち長
時間に亘って消灯状態であった場合に、点灯すると、立
ち上がりに相当の時間がかかるという特性があることが
知られている。従来の装置では、この特性に対する対応
がなされていないため、長時間の消灯状態で画像読み取
りを行う場合、ランプを点灯してもその直後は光量が不
足し、最初の読み取りが光量不足状態で行われることに
なって、思うような画質が得られないという問題があっ
た。
【0004】一方、光量不足状態での読み取りを回避す
るべく、スキャンする前に光量を検知し、光量が所定量
以上になるまでランプ点灯を維持して、所定の光量を確
保してから画像読み取りを開始するようにした画像読み
取り装置も知られている。しかしながら、このような装
置では、光量が所定量以上になるまでに時間がかかるた
め、1枚目の原稿のスキャン開始までに時間がかかると
いう問題があった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、画像読み取り時
のランプの適正な光量を保証して、画像読み取りを迅速
且つ適切に行うことができる画像読み取り装置、及びそ
の制御方法並びに記憶媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の画像読み取り装置は、長時間の消
灯状態で点灯した場合に立ち上がりに時間を要する種類
のランプを光源として、原稿を照明し、該原稿の画像を
読み取る画像読み取り装置において、前記ランプの消灯
状態の継続時間を計時する消灯時間計時手段と、該消灯
時間計時手段により計時された消灯状態の継続時間が所
定時間以上である場合は、前記ランプを点灯する点灯制
御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の画像読み取り装置は、上記請求項1記載の構成にお
いて、前記消灯時間計時手段は、前記ランプの消灯状態
の継続時間の計時の起算となる起算時刻を記憶する起算
時刻記憶手段を備え、該起算時刻記憶手段により記憶さ
れた起算時刻に基づいて前記消灯状態の継続時間を計時
することを特徴とする。
【0008】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の画像読み取り装置は、上記請求項2記載の構成にお
いて、前記起算時刻記憶手段により記憶された起算時刻
は、前記ランプが消灯される毎に更新されることを特徴
とする。
【0009】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の画像読み取り装置は、上記請求項2または3記載の
構成において、前記起算時刻記憶手段は、前記起算時刻
を、当該画像読み取り装置の電源オフ時においても記憶
内容を保持可能なメモリに記憶することを特徴とする。
【0010】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の画像読み取り装置は、上記請求項1〜4のいずれか
1項に記載の構成において、前記所定時間は、該所定時
間に亘る消灯状態で前記ランプが点灯された場合におけ
る立ち上がりの遅延が、画像読み取りにおいて許容され
る程度の時間に設定されることを特徴とする。
【0011】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6の画像読み取り装置は、上記請求項1〜5のいずれか
1項に記載の構成において、前記点灯制御手段は、前記
ランプの点灯を一定時間だけ維持した後、該ランプを消
灯するように制御することを特徴とする。
【0012】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7の画像読み取り装置は、上記請求項6記載の構成にお
いて、前記一定時間は、前記ランプの点灯後の光量が、
前記ランプの継続点灯時の定常状態における光量と略同
程度に達するに十分な時間に設定されることを特徴とす
る。
【0013】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8の画像読み取り装置は、上記請求項1〜5のいずれか
1項に記載の構成において、前記ランプの光量を測定す
る光量測定手段を備え、前記点灯制御手段は、前記光量
測定手段により測定された光量に基づいて前記ランプの
点灯及び消灯を制御することを特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
9の画像読み取り装置は、上記請求項8記載の構成にお
いて、前記点灯制御手段は、前記ランプを点灯した後、
前記光量測定手段により測定された光量が一定光量にな
るまでその点灯を維持した後、該ランプを消灯するよう
に制御することを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
10の画像読み取り装置は、上記請求項9記載の構成に
おいて、前記一定光量は、画像読み取りを適切に行うの
に十分な光量に設定されることを特徴とする。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
11の画像読み取り装置は、上記請求項1〜10のいず
れか1項に記載の構成において、前記ランプはキセノン
ランプであることを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するために本発明の請求項
12の画像読み取り装置は、長時間の消灯状態で点灯し
た場合に立ち上がりに時間を要する種類のランプを光源
として原稿を照明し、該原稿の画像を読み取る画像読み
取り装置において、当該画像読み取り装置に電源を供給
する電源供給手段と、該電源供給手段による当該画像読
み取り装置への電源の非供給状態の継続時間を計時する
電源非供給時間計時手段と、前記電源供給手段により当
該画像読み取り装置に電源が供給された場合において、
前記電源非供給時間計時手段により計時された電源の非
供給状態の継続時間が所定時間以上であったときは、前
記ランプを点灯する点灯制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0018】同じ目的を達成するために本発明の請求項
13の画像読み取り装置は、上記請求項12記載の構成
において、前記電源非供給時間計時手段は、前記電源供
給手段による当該画像読み取り装置への電源の非供給状
態の継続時間の計時の起算となる起算時刻を、当該画像
読み取り装置の電源オフ時においても記憶内容を保持可
能なメモリに記憶する起算時刻記憶手段を備え、該起算
時刻記憶手段により記憶された起算時刻に基づいて前記
非供給状態の継続時間を計時することを特徴とする。
【0019】同じ目的を達成するために本発明の請求項
14の画像読み取り装置は、上記請求項13記載の構成
において、前記起算時刻記憶手段により記憶された起算
時刻は、前記ランプが消灯される毎に更新されることを
特徴とする。
【0020】同じ目的を達成するために本発明の請求項
15の画像読み取り装置は、上記請求項13または14
記載の構成において、前記起算時刻記憶手段により記憶
された起算時刻は、前記ランプが消灯された後、前記電
源供給手段による当該画像読み取り装置への電源が非供
給状態となるまでの間、定期的に更新されることを特徴
とする。
【0021】同じ目的を達成するために本発明の請求項
16の画像読み取り装置は、上記請求項12〜15のい
ずれか1項に記載の構成において、前記所定時間は、該
所定時間に亘る消灯状態で前記ランプが点灯された場合
における立ち上がりの遅延が、画像読み取りにおいて許
容される程度の時間に設定されることを特徴とする。
【0022】同じ目的を達成するために本発明の請求項
17の画像読み取り装置は、上記請求項12〜16のい
ずれか1項に記載の構成において、前記点灯制御手段
は、前記ランプの点灯を一定時間だけ維持した後、該ラ
ンプを消灯するように制御することを特徴とする。
【0023】同じ目的を達成するために本発明の請求項
18の画像読み取り装置は、上記請求項17記載の構成
において、前記一定時間は、前記ランプの点灯後の光量
が、前記ランプの継続点灯時の定常状態における光量と
略同程度に達するに十分な時間に設定されることを特徴
とする。
【0024】同じ目的を達成するために本発明の請求項
19の画像読み取り装置は、上記請求項12〜16のい
ずれか1項に記載の構成において、前記ランプの光量を
測定する光量測定手段を備え、前記点灯制御手段は、前
記光量測定手段により測定された光量に基づいて前記ラ
ンプの点灯及び消灯を制御することを特徴とする。
【0025】同じ目的を達成するために本発明の請求項
20の画像読み取り装置は、上記請求項19記載の構成
において、前記点灯制御手段は、前記ランプを点灯した
後、前記光量測定手段により測定された光量が一定光量
になるまでその点灯を維持した後、該ランプを消灯する
ように制御することを特徴とする。
【0026】同じ目的を達成するために本発明の請求項
21の画像読み取り装置は、上記請求項20記載の構成
において、前記一定光量は、画像読み取りを適切に行う
のに十分な光量に設定されることを特徴とする。
【0027】同じ目的を達成するために本発明の請求項
22の画像読み取り装置は、上記請求項12〜21のい
ずれか1項に記載の構成において、前記ランプはキセノ
ンランプであることを特徴とする。
【0028】同じ目的を達成するために本発明の請求項
23の画像読み取り装置の制御方法は、長時間の消灯状
態で点灯した場合に立ち上がりに時間を要する種類のラ
ンプを光源として、原稿を照明し、該原稿の画像を読み
取る画像読み取り装置の制御方法において、前記ランプ
の消灯状態の継続時間を計時する消灯時間計時工程と、
該消灯時間計時工程により計時された消灯状態の継続時
間が所定時間以上である場合は、前記ランプを点灯する
点灯制御工程とを有することを特徴とする。
【0029】同じ目的を達成するために本発明の請求項
24の画像読み取り装置の制御方法は、上記請求項23
記載の構成において、前記消灯時間計時工程は、前記ラ
ンプの消灯状態の継続時間の計時の起算となる起算時刻
を記憶する起算時刻記憶工程を有し、該起算時刻記憶工
程により記憶された起算時刻に基づいて前記消灯状態の
継続時間を計時することを特徴とする。
【0030】同じ目的を達成するために本発明の請求項
25の画像読み取り装置の制御方法は、上記請求項24
記載の構成において、前記起算時刻記憶工程により記憶
された起算時刻は、前記ランプが消灯される毎に更新さ
れることを特徴とする。
【0031】同じ目的を達成するために本発明の請求項
26の画像読み取り装置の制御方法は、上記請求項24
または25記載の構成において、前記起算時刻記憶工程
は、前記起算時刻を、前記画像読み取り装置の電源オフ
時においても記憶内容を保持可能なメモリに記憶するこ
とを特徴とする。
【0032】同じ目的を達成するために本発明の請求項
27の画像読み取り装置の制御方法は、上記請求項23
〜26のいずれか1項に記載の構成において、前記所定
時間は、該所定時間に亘る消灯状態で前記ランプが点灯
された場合における立ち上がりの遅延が、画像読み取り
において許容される程度の時間に設定されることを特徴
とする。
【0033】同じ目的を達成するために本発明の請求項
28の画像読み取り装置の制御方法は、上記請求項23
〜27のいずれか1項に記載の構成において、前記点灯
制御工程は、前記ランプの点灯を一定時間だけ維持した
後、該ランプを消灯するように制御することを特徴とす
る。
【0034】同じ目的を達成するために本発明の請求項
29の画像読み取り装置の制御方法は、上記請求項28
記載の構成において、前記一定時間は、前記ランプの点
灯後の光量が、前記ランプの継続点灯時の定常状態にお
ける光量と略同程度に達するに十分な時間に設定される
ことを特徴とする。
【0035】同じ目的を達成するために本発明の請求項
30の画像読み取り装置の制御方法は、上記請求項23
〜27のいずれか1項に記載の構成において、前記ラン
プの光量を測定する光量測定工程を有し、前記点灯制御
工程は、前記光量測定工程により測定された光量に基づ
いて前記ランプの点灯及び消灯を制御することを特徴と
する。
【0036】同じ目的を達成するために本発明の請求項
31の画像読み取り装置の制御方法は、上記請求項30
記載の構成において、前記点灯制御工程は、前記ランプ
を点灯した後、前記光量測定工程により測定された光量
が一定光量になるまでその点灯を維持した後、該ランプ
を消灯するように制御することを特徴とする。
【0037】同じ目的を達成するために本発明の請求項
32の画像読み取り装置の制御方法は、上記請求項31
記載の構成において、前記一定光量は、画像読み取りを
適切に行うのに十分な光量に設定されることを特徴とす
る。
【0038】同じ目的を達成するために本発明の請求項
33の画像読み取り装置の制御方法は、上記請求項23
〜32のいずれか1項に記載の構成において、前記ラン
プはキセノンランプであることを特徴とする。
【0039】同じ目的を達成するために本発明の請求項
34の画像読み取り装置の制御方法は、長時間の消灯状
態で点灯した場合に立ち上がりに時間を要する種類のラ
ンプを光源として原稿を照明し、該原稿の画像を読み取
る画像読み取り装置の制御方法において、前記画像読み
取り装置に電源を供給する電源供給工程と、該電源供給
工程による前記画像読み取り装置への電源の非供給状態
の継続時間を計時する電源非供給時間計時工程と、前記
電源供給工程により前記画像読み取り装置に電源が供給
された場合において、前記電源非供給時間計時工程によ
り計時された電源の非供給状態の継続時間が所定時間以
上であったときは、前記ランプを点灯する点灯制御工程
とを有することを特徴とする。
【0040】同じ目的を達成するために本発明の請求項
35の画像読み取り装置は、上記請求項34記載の構成
において、前記電源非供給時間計時工程は、前記電源供
給工程による前記画像読み取り装置への電源の非供給状
態の継続時間の計時の起算となる起算時刻を、前記画像
読み取り装置の電源オフ時においても記憶内容を保持可
能なメモリに記憶する起算時刻記憶工程を有し、該起算
時刻記憶工程により記憶された起算時刻に基づいて前記
非供給状態の継続時間を計時することを特徴とする。
【0041】同じ目的を達成するために本発明の請求項
36の画像読み取り装置は、上記請求項35記載の構成
において、前記起算時刻記憶工程により記憶された起算
時刻は、前記ランプが消灯される毎に更新されることを
特徴とする。
【0042】同じ目的を達成するために本発明の請求項
37の画像読み取り装置は、上記請求項35または36
記載の構成において、前記起算時刻記憶工程により記憶
された起算時刻は、前記ランプが消灯された後、前記電
源供給工程による前記画像読み取り装置への電源が非供
給状態となるまでの間、定期的に更新されることを特徴
とする。
【0043】同じ目的を達成するために本発明の請求項
38の画像読み取り装置は、上記請求項34〜37のい
ずれか1項に記載の構成において、前記所定時間は、該
所定時間に亘る消灯状態で前記ランプが点灯された場合
における立ち上がりの遅延が、画像読み取りにおいて許
容される程度の時間に設定されることを特徴とする。
【0044】同じ目的を達成するために本発明の請求項
39の画像読み取り装置は、上記請求項34〜38のい
ずれか1項に記載の構成において、前記点灯制御工程
は、前記ランプの点灯を一定時間だけ維持した後、該ラ
ンプを消灯するように制御することを特徴とする。
【0045】同じ目的を達成するために本発明の請求項
40の画像読み取り装置は、上記請求項39記載の構成
において、前記一定時間は、前記ランプの点灯後の光量
が、前記ランプの継続点灯時の定常状態における光量と
略同程度に達するに十分な時間に設定されることを特徴
とする。
【0046】同じ目的を達成するために本発明の請求項
41の画像読み取り装置は、上記請求項34〜38のい
ずれか1項に記載の構成において、前記ランプの光量を
測定する光量測定工程を有し、前記点灯制御工程は、前
記光量測定工程により測定された光量に基づいて前記ラ
ンプの点灯及び消灯を制御することを特徴とする。
【0047】同じ目的を達成するために本発明の請求項
42の画像読み取り装置は、上記請求項41記載の構成
において、前記点灯制御工程は、前記ランプを点灯した
後、前記光量測定工程により測定された光量が一定光量
になるまでその点灯を維持した後、該ランプを消灯する
ように制御することを特徴とする。
【0048】同じ目的を達成するために本発明の請求項
43の画像読み取り装置は、上記請求項42記載の構成
において、前記一定光量は、画像読み取りを適切に行う
のに十分な光量に設定されることを特徴とする。
【0049】同じ目的を達成するために本発明の請求項
44の画像読み取り装置は、上記請求項34〜43のい
ずれか1項に記載の構成において、前記ランプはキセノ
ンランプであることを特徴とする。
【0050】同じ目的を達成するために本発明の請求項
45の記憶媒体は、長時間の消灯状態で点灯した場合に
立ち上がりに時間を要する種類のランプを光源として、
原稿を照明し、該原稿の画像を読み取る画像読み取り装
置の制御方法で使用されるプログラムを記憶した記憶媒
体において、前記ランプの消灯状態の継続時間を計時す
る消灯時間計時工程のコードと、該消灯時間計時工程の
コードにより計時された消灯状態の継続時間が所定時間
以上である場合は、前記ランプを点灯する点灯制御工程
のコードとを記憶したことを特徴とする。
【0051】同じ目的を達成するために本発明の請求項
46の記憶媒体は、長時間の消灯状態で点灯した場合に
立ち上がりに時間を要する種類のランプを光源として原
稿を照明し、該原稿の画像を読み取る画像読み取り装置
の制御方法で使用されるプログラムを記憶した記憶媒体
において、前記画像読み取り装置に電源を供給するため
の電源供給手段による、前記画像読み取り装置への電源
の非供給状態の継続時間を計時する電源非供給時間計時
工程のコードと、前記電源供給手段により前記画像読み
取り装置に電源が供給された場合において、前記電源非
供給時間計時工程のコードにより計時された電源の非供
給状態の継続時間が所定時間以上であったときは、前記
ランプを点灯する点灯制御工程のコードとを記憶したこ
とを特徴とする。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0053】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る画像読み取り装置の全体構成を示
すブロック図である。
【0054】本装置は、互いに分離した構造を持つ画像
読み取り部100と画像処理部150とがケーブル12
0で接続され、さらに画像処理部150に操作部180
が接続されて構成される。
【0055】画像読み取り部100は、原稿照明ランプ
109、CCDラインセンサ101、アナログプロセッ
サ(AP)102、ADコンバータ103、シェーディ
ング補正回路(shading)104、LVDSインターフ
ェイス部105、CPU106(消灯時間計時手段、点
灯制御手段、起算時刻記憶手段の一部、電源非供給時間
計時手段)、コネクタ107、バックアップRAM10
8(起算時刻記憶手段の一部、メモリ)、ACプラグ1
10、ACリレースイッチ111、及びDC電源112
(電源供給手段)を備える。
【0056】原稿照明ランプ109は、白色のキセノン
管で構成され、不図示の原稿を照明する。CCDライン
センサ101は、RGBの3本のフォトダイオード列で
構成され、原稿照明ランプ109で照明された原稿から
の反射光をRGBの色分解信号として読み取り、電気信
号に変換する。アナログプロセッサ102は、CCDラ
インセンサ101の出力を相関2重サンプリング、ゲイ
ン調整アンプ等で所定レベルに調整する。ADコンバー
タ103は、アナログプロセッサ102で調整された信
号をデジタルデータに変換する。
【0057】CCD101、アナログプロセッサ10
2、ADコンバータ103、シェーディング補正回路1
04、LVDSインターフェイス部105は直列に接続
されている。インターフェイス部105はCPU106
及びコネクタ107に接続されている。ACプラグ11
0、ACリレースイッチ111及びDC電源112は直
列に接続されている。アナログプロセッサ102、シェ
ーディング補正回路104はASIC(Application Sp
ecific Integrated Circuit)として構成される。コネ
クタ107はケーブル120と接続されている。
【0058】シェーディング補正回路104は、ADコ
ンバータ103の出力信号に対して、図示しない基準白
板の読み取りデータを基準にCCDラインセンサ101
の画素間のばらつきを画素単位で校正する。LVDSイ
ンターフェイス部105は、LVDS(Low Voltage Di
fferential Signal(低電圧差動信号))仕様のインタ
ーフェイス部であり、シェーディング補正回路104で
処理された画像データを低電圧差動信号に変換しドライ
ブするドライバと、入力された低電圧差動信号をシング
ルライン信号に変換するレシーバ(いずれも図示せず)
とから構成される。
【0059】CPU106は、画像読み取り部100全
体を制御し、光学モータのシーケンス制御や、DF(ド
キュメントフィーダ)の制御(いずれも図示せず)のほ
か、アナログプロセッサ102、シェーディング補正回
路104の制御、LVDSインターフェイス部105を
介して行われる画像処理部150との通信制御等を行
う。CPU106にはさらに、タイマ機能及び時計機能
が備えられており、経過時間のカウントや現在時刻の把
握が可能である。
【0060】コネクタ107には、インターフェイス部
105で低電圧作動信号に変換されたビデオ信号や制御
信号、及び画像処理部150から入力される制御信号等
が入出力される。
【0061】バックアップRAM108はCPU106
によって制御され、画像読み取り部100内の調整値や
特性値等を格納する。後述するランプオフ開始時刻(起
算時刻)もバックアップRAM108に記憶される。
【0062】ACプラグ110は、画像読み取り部10
0に商用電源を供給するためのプラグである。ACリレ
ースイッチ111は、ACプラグ110によって供給さ
れるAC電源のオン/オフ切替を行うものであり、その
動作は、コネクタ107を介して画像処理部150によ
って制御される。DC電源112には、ACリレースイ
ッチ111を介してAC電源が供給され、DC電源11
2は、+24V、+12V、+5V、+5Valの4種
類のDC電源を画像読み取り部100に供給可能であ
る。これら4種類のDC電源は、それぞれ次のブロック
に供給される。
【0063】+24V:原稿照明ランプ109、不図示
の光学モータ及びドキュメントフィーダ +12V:CCDラインセンサ101 +5V:アナログプロセッサ102、シェーディング補
正回路104、LVDSインターフェイス部105、バ
ックアップRAM108 +5Val:CPU106 ここで、+5Valは常夜電源で、DC電源112にA
C電源が供給されている限り供給が続けられる。その他
の3種類の電源(+24V、+12V、+5V)は、C
PU106によってオン/オフが制御される。バックア
ップRAM108は、画像読み取り部100本体の電源
がオフされても記憶内容を保持している。
【0064】一方の画像処理部150は次のように構成
される。すなわち、画像処理部150は、コネクタ15
1、LVDSインターフェイス部152、ライン間補正
回路153、マスキング回路154、CPU155、D
C電源157及びACプラグ156を備える。
【0065】CPU155にはLVDSインターフェイ
ス部152が接続されている。LVDSインターフェイ
ス部152にはコネクタ151が接続されているほか、
ライン間補正回路153を介してマスキング回路154
が接続されている。コネクタ151はケーブル120と
接続されている。
【0066】コネクタ151には、画像読み取り部10
0から出力されるビデオ信号が入力されるほか、画像読
み取り部100のCPU106との通信制御に関する信
号が入出力される。LVDSインターフェイス部152
は、LVDSインターフェイス部105と同様にLVD
S仕様のインターフェイス部であり、ケーブル120を
介して入出力される低電圧差動信号用のドライバとレシ
ーバ(いずれも図示せず)とから構成される。
【0067】ライン間補正回路153は、一般に複数の
ライン分に相当するFIFOメモリと、FIFOメモリ
を制御するタイミング回路とで構成され(いずれも図示
せず)、CCDラインセンサ101の複数のフォトダイ
オードの物理的間隔によって発生する原稿読み取りタイ
ミングのずれを補正するものである。
【0068】マスキング回路154は、色空間補正を行
うものであり、画像読み取り部100の持つ固有の色空
間を標準的な色空間に補正するために、3×3の行列演
算によってRGB信号の補正を行う。その計算手法の詳
細は省略する。CPU155は、画像処理部150全体
を制御すると共に、CPU106との通信制御と操作部
180との通信を行う。
【0069】ACプラグ156は、画像処理部150に
商用電源を供給するためのものである。DC電源157
には、ACプラグ156を介してAC電源が供給され、
+5VのDC電源を画像処理部150に供給する。
【0070】このほか、画像処理部150は、図示しな
いプリンタ部、コントローラ部を有しており、このコン
トローラ部はネットワーク接続機能を持ち、PDLデー
タの展開機能を有するものである。
【0071】かかる構成において、画像読み取りの指示
が操作部180から行われると、その指示が画像処理部
150を介して画像読み取り部100に伝えられる。そ
して、画像読み取り部100で原稿の画像が読み取ら
れ、読み取った原稿画像データが画像処理部150によ
り処理される。
【0072】図2は、本実施の形態におけるランプ点灯
制御シーケンス処理のフローチャートを示す図である。
本処理は画像読み取り部100で実行され、画像読み取
り部100の電源オン時に起動され、電源がオフされる
まで実行される。
【0073】まず、原稿照明ランプ109がオン(点
灯)状態であるか否かを判別し(ステップS201)、
その判別の結果、原稿照明ランプ109がオン(点灯)
状態である場合は原稿照明ランプ109がオフ(消灯)
状態となったか否かを判別する(ステップS202)。
原稿照明ランプ109がオフ(消灯)状態となるまでこ
の判別を繰り返し、原稿照明ランプ109がオフ(消
灯)状態となった場合は、バックアップRAM108に
マッピングされているランプOFF開始時刻に現在の時
刻を代入する(ステップS203)。このランプOFF
開始時刻は、原稿照明ランプ109がオフされてからの
経過時間を算出する際の起算時刻となるものである。な
お、上述したように、バックアップRAM108は、画
像読み取り部100本体の電源がオフされてもランプO
FF開始時刻を保持しており、CPU106は該時刻を
確認することができる。次いで、前記ステップS201
に戻る。
【0074】一方、前記ステップS201の判別の結
果、原稿照明ランプ109がオン(点灯)状態でない場
合は、原稿照明ランプ109消灯後の経過時間T1(バ
ックアップRAM108に格納されているランプOFF
開始時刻と現在時刻との差)が所定時間t1を超えてい
るか否かを判別する(ステップS204)。この経過時
間T1は、原時点における原稿照明ランプ109の消灯
状態の継続時間を意味する。
【0075】ここで、所定時間t1には例えば「3日」
が設定される。「3日」としたのは、キセノンランプで
ある原稿照明ランプ109を暗黒状態(消灯状態)に3
日以上放置した場合に、点灯後の立ち上がりが遅くなり
始めるということが実験的に判明しているからである。
なお、これに限ることはなく、所定時間t1は、所定時
間t1に亘る消灯状態で原稿照明ランプ109が点灯さ
れた場合における立ち上がりの遅延が、画像読み取りに
おいて許容される程度の時間に設定すればよく、原稿照
明ランプ109の個別の特性や適正な光量確保の必要の
程度等に応じて、所定時間t1を適当に設定すればよ
い。
【0076】前記ステップS204の判別の結果、経過
時間T1が所定時間t1を超えていない場合は前記ステ
ップS201に戻る一方、経過時間T1が所定時間t1
を超えている場合は、原稿照明ランプ109を点灯する
(ステップS205)。この点灯は画像読み取りの指示
とは無関係に行われる。次いで、原稿照明ランプ109
の点灯状態を500msec(一定時間)だけ維持して
(ステップS206)、その後原稿照明ランプ109を
消灯する(ステップS207)。
【0077】ここで、点灯状態の維持時間を500ms
ecとしたのは、キセノンランプである原稿照明ランプ
109を暗黒状態(消灯状態)に長時間放置してあった
場合において点灯したときであっても、500msec
の点灯継続によって、その光量が、通常の継続点灯時の
定常状態における光量と略同程度に達することが実験的
に判明しているからである。また、通常の継続点灯時の
定常状態における光量と同程度の発光をしたならば、次
回からは、長時間後でない限り、通常の短い立ち上げ時
間で立ち上がることがわかっているからである。これに
より、その後の画像読み取り時における原稿照明ランプ
109の適正光量が保証される。なお、この点灯状態の
維持時間も、原稿照明ランプ109の個別の特性や適正
な光量確保の必要の程度等に応じて、読み取り動作に支
障にない程度となるように個別に設定してもよい。
【0078】次いで、バックアップRAM108に格納
されているランプOFF開始時刻に現在時刻を代入し
(ステップS208)、前記ステップS201に戻る。
これにより、ランプOFF開始時刻が更新される。
【0079】本実施の形態によれば、原稿照明ランプ1
09の消灯状態が長時間(所定時間t1)継続していた
場合は原稿照明ランプ109が500msecだけ継続
して点灯されるので、最初の画像読み取りが光量不足状
態で行われることを回避して適切な画質を確保すると共
に、1枚目の原稿のスキャン開始までの時間遅延の問題
を除去することができる。従って、キセノンランプの特
性に対応して、常に原稿照明ランプ109の光量を保証
することができる。よって、画像読み取り時のランプの
適正な光量を保証して、画像読み取りを迅速且つ適切に
行うことができる。
【0080】また、ランプOFF開始時刻は原稿照明ラ
ンプ109が消灯される毎に更新されるので、経過時間
T1を常に正確に計時して適切に光量保証を行うことが
できる。さらに、バックアップRAM108は画像読み
取り部100の電源オフ時においてもランプOFF開始
時刻を保持可能であるので、次回の装置電源のオン時に
おいてもランプの消灯状態の継続時間を正確に計時し
て、画像読み取り時のランプの適正な光量を保証するこ
とができる。
【0081】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態では、基本的構成や制御は第1の実施の形態(図
1、図2)と同様であるが、ランプ点灯制御シーケンス
処理の一部が図2と異なる。
【0082】図3は、本実施の形態におけるランプ点灯
制御シーケンス処理のフローチャートの一部を示す図で
ある。本実施の形態では、図2のステップS206(5
00msecウェイト)に代えて、図3のステップS5
01、S502の処理を行う。
【0083】すなわち、図2のステップS205の処理
後は、図3のステップS501に進み、原稿照明ランプ
109の光量を測定する。光量の測定は、例えば原稿照
明ランプ109の光量を直接測定する不図示のセンサ
(光量測定手段)を設け、該センサにより測定する。あ
るいは、CCDラインセンサ101の出力信号に基づい
て測定するようにしてもよい。次いで、ステップS50
2に進み、測定した光量が一定光量以上に達したか否か
を判別する。この一定光量は、画像読み取りを適切に行
うのに十分な光量に設定される。
【0084】そして、測定した光量が一定光量以上に達
するまでその判別を繰り返し、測定した光量が一定光量
以上に達した場合は、図2のステップS207に進む。
【0085】本実施の形態によれば、原稿照明ランプ1
09の消灯状態が長時間(所定時間t1)継続していた
場合は、原稿照明ランプ109が点灯され、その光量が
一定光量以上に達するまで点灯が継続される。従って、
第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0086】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態では、基本的構成は第1の実施の形態(図1)と
同様であるが、ランプ点灯制御シーケンス処理が異な
る。本実施の形態では、バックアップRAM108に格
納された時刻(起算時刻)と現在時刻とから、画像読み
取り部100の電源オフ状態の継続時間を求め、それに
応じて原稿照明ランプ109の点灯/消灯を制御する。
【0087】図4は、本実施の形態におけるランプ点灯
制御シーケンス処理のフローチャートを示す図である。
本処理は画像読み取り部100の電源がオンされたと
き、画像読み取り部100で実行される。
【0088】まず、バックアップRAM108に格納さ
れている時刻(起算時刻)と現在の時刻との差、すなわ
ち経過時間T2を算出し、該経過時間T2が所定時間t
2を超えているか否かを判別する(ステップS30
1)。この経過時間T2は、現時点(画像読み取り部1
00への電源投入時)における画像読み取り部100の
電源オフ状態の継続時間を意味し、+5Valの常夜電
源のみの継続の場合を含まない。
【0089】バックアップRAM108に格納されてい
る起算時刻は、初期状態で工場出荷時に書き込まれたも
のであり、あるいは後述するステップS305または図
5のステップS310で更新されたものである。ここ
で、所定時間t2には例えば「3日」が設定される。所
定時間t2の意義は第1の実施の形態における所定時間
t1と同様である。
【0090】その判別の結果、経過時間T2が所定時間
t2を超えていない場合は、現在時刻をバックアップR
AM108に書き込んで更新し(ステップS305)、
本処理を終了する一方、経過時間T2が所定時間t2を
超えている場合は、続くステップS302〜S304
で、図2のステップS205〜S207と同様の処理を
実行する。すなわち、原稿照明ランプ109を点灯し、
点灯状態を500msecだけ維持した後、原稿照明ラ
ンプ109を消灯する。ここで、点灯状態の維持時間を
500msecとした意義は、第1の実施の形態の場合
と同様である。
【0091】その後、前記ステップS305に進んで現
在時刻をバックアップRAM108に書き込んで更新
し、本処理を終了する。
【0092】図5は、本実施の形態における起算時刻の
定期更新処理のフローチャートを示す図である。
【0093】本処理は、図4のランプ点灯制御シーケン
ス処理の終了後、画像読み取り部100の電源がオフさ
れるまでの間実行される。
【0094】まず、現在時刻をバックアップRAM10
8に書き込んで更新し(ステップS310)、次いで1
分間そのまま待った後(ステップS311)、前記ステ
ップS310に戻って現在時刻の更新処理を繰り返す。
本処理により、画像読み取り部100の電源のオン状態
において1分毎に起算時刻が更新される。従って、画像
読み取り部100の電源がオフされた場合に、最後に電
源オン状態であった時の起算時刻(常に最新のもの)が
バックアップRAM108に格納されることになる。な
お、上記更新間隔は1分に限ることはない。
【0095】本実施の形態によれば、画像読み取り部1
00の電源オフ状態が長時間(所定時間t2)継続して
いた場合は原稿照明ランプ109が500msecだけ
継続して点灯される。従って、画像読み取り時の原稿照
明ランプ109の適正な光量を保証して、画像読み取り
を迅速且つ適切に行うことに関し、第1の実施の形態と
同様の効果を奏することができる。
【0096】また、バックアップRAM108内の起算
時刻は、原稿照明ランプ109が消灯される毎に更新さ
れ、さらには定期的(1分毎)にも更新されるので、毎
回の装置電源のオン時において装置電源の非供給状態の
継続時間を正確に計時して、画像読み取り時のランプの
適正な光量を保証することができる。
【0097】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態では、基本的構成や制御は第3の実施の形態(図
1、図4、図5)と同様であるが、ランプ点灯制御シー
ケンス処理の一部が図4と異なる。本実施の形態では、
図4のステップS303に代えて、第2の実施の形態と
同様に、図3のステップS501、S502の処理を行
う。
【0098】すなわち、図4のステップS302の処理
後は、図3のステップS501、S520の処理を実行
し、測定した原稿照明ランプ109の光量が一定光量以
上に達した後、図4のステップS304に進む。
【0099】本実施の形態によれば、画像読み取り部1
00の電源オフ状態が長時間(所定時間t2)継続して
いた場合は原稿照明ランプ109が点灯され、その光量
が一定光量以上に達するまで点灯が継続される。従っ
て、第3の実施の形態と同様の効果を奏することができ
る。
【0100】なお、上記各実施の形態では、原稿照明ラ
ンプ109がキセノンランプであるとして説明したが、
これに限るものでなく、長時間の消灯状態で点灯した場
合に立ち上がりに時間を要する種類のランプを光源とし
て、原稿を照明し、該原稿の画像を読み取る画像読み取
り装置に広く適用可能である。
【0101】なお、上述した各実施形態の機能を実現す
るソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を画像読み取り装置に供給し、その画像読み取り装置の
コンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読み出し実行することによ
っても、本発明の目的が達成されることはいうまでもな
い。
【0102】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0103】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0104】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した各実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とはいうまでもない。
【0105】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る画像読み取り装置、請求項23に係る画像読み取
り装置の制御方法または請求項45に係る記憶媒体によ
れば、ランプの消灯状態が長時間継続していた場合であ
っても、画像読み取り時のランプの適正な光量を保証し
て、画像読み取りを迅速且つ適切に行うことができる。
【0107】本発明の請求項3に係る画像読み取り装置
または請求項25に係る画像読み取り装置の制御方法に
よれば、ランプの消灯状態の継続時間を常に正確に計時
することができる。
【0108】本発明の請求項4に係る画像読み取り装置
または請求項26に係る画像読み取り装置の制御方法に
よれば、次回の装置電源のオン時においてもランプの消
灯状態の継続時間を正確に計時して、画像読み取り時の
ランプの適正な光量を保証することができる。
【0109】本発明の請求項12に係る画像読み取り装
置、請求項34に係る画像読み取り装置の制御方法また
は請求項46に係る記憶媒体によれば、装置電源の非供
給状態が長時間継続していた場合であっても、画像読み
取り時のランプの適正な光量を保証して、画像読み取り
を迅速且つ適切に行うことができる。
【0110】本発明の請求項13に係る画像読み取り装
置または請求項35に係る画像読み取り装置の制御方法
によれば、毎回の装置電源のオン時において装置電源の
非供給状態の継続時間を正確に計時して、画像読み取り
時のランプの適正な光量を保証することができる。
【0111】本発明の請求項14に係る画像読み取り装
置または請求項36に係る画像読み取り装置の制御方法
によれば、装置電源の非供給状態の継続時間を常に正確
に計時することができる。
【0112】本発明の請求項15に係る画像読み取り装
置または請求項37に係る画像読み取り装置の制御方法
によれば、装置電源の非供給状態の継続時間を常に正確
に計時することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像読み取り
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】同形態におけるランプ点灯制御シーケンス処理
のフローチャートを示す図である。
【図3】本発明の第2、第4の実施の形態におけるラン
プ点灯制御シーケンス処理のフローチャートの一部を示
す図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態におけるランプ点灯
制御シーケンス処理のフローチャートを示す図である。
【図5】同形態における起算時刻の定期更新処理のフロ
ーチャートを示す図である。
【符号の説明】
101 CCDラインセンサ 102 アナログプロセッサ(AP) 105 LVDSインターフェイス部 106 CPU(消灯時間計時手段、点灯制御手段、起
算時刻記憶手段の一部、電源非供給時間計時手段) 108 バックアップRAM(起算時刻記憶手段の一
部、メモリ) 109 原稿照明ランプ 100 画像読み取り部 110 ACプラグ 111 ACリレースイッチ 112 DC電源(電源供給手段) 150 画像処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤森 貴司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 光彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 黄 松強 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 近藤 俊作 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA01 BB02 BC11 CA19 CB04 CB30 5C072 AA01 BA03 CA02 CA12 CA14 EA05 XA01 XA10

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長時間の消灯状態で点灯した場合に立ち
    上がりに時間を要する種類のランプを光源として、原稿
    を照明し、該原稿の画像を読み取る画像読み取り装置に
    おいて、 前記ランプの消灯状態の継続時間を計時する消灯時間計
    時手段と、 該消灯時間計時手段により計時された消灯状態の継続時
    間が所定時間以上である場合は、前記ランプを点灯する
    点灯制御手段とを備えたことを特徴とする画像読み取り
    装置。
  2. 【請求項2】 前記消灯時間計時手段は、前記ランプの
    消灯状態の継続時間の計時の起算となる起算時刻を記憶
    する起算時刻記憶手段を備え、該起算時刻記憶手段によ
    り記憶された起算時刻に基づいて前記消灯状態の継続時
    間を計時することを特徴とする請求項1記載の画像読み
    取り装置。
  3. 【請求項3】 前記起算時刻記憶手段により記憶された
    起算時刻は、前記ランプが消灯される毎に更新されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記起算時刻記憶手段は、前記起算時刻
    を、当該画像読み取り装置の電源オフ時においても記憶
    内容を保持可能なメモリに記憶することを特徴とする請
    求項2または3記載の画像読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記所定時間は、該所定時間に亘る消灯
    状態で前記ランプが点灯された場合における立ち上がり
    の遅延が、画像読み取りにおいて許容される程度の時間
    に設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の画像読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記点灯制御手段は、前記ランプの点灯
    を一定時間だけ維持した後、該ランプを消灯するように
    制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の画像読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記一定時間は、前記ランプの点灯後の
    光量が、前記ランプの継続点灯時の定常状態における光
    量と略同程度に達するに十分な時間に設定されることを
    特徴とする請求項6記載の画像読み取り装置。
  8. 【請求項8】 前記ランプの光量を測定する光量測定手
    段を備え、前記点灯制御手段は、前記光量測定手段によ
    り測定された光量に基づいて前記ランプの点灯及び消灯
    を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の画像読み取り装置。
  9. 【請求項9】 前記点灯制御手段は、前記ランプを点灯
    した後、前記光量測定手段により測定された光量が一定
    光量になるまでその点灯を維持した後、該ランプを消灯
    するように制御することを特徴とする請求項8記載の画
    像読み取り装置。
  10. 【請求項10】 前記一定光量は、画像読み取りを適切
    に行うのに十分な光量に設定されることを特徴とする請
    求項9記載の画像読み取り装置。
  11. 【請求項11】 前記ランプはキセノンランプであるこ
    とを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の
    画像読み取り装置。
  12. 【請求項12】 長時間の消灯状態で点灯した場合に立
    ち上がりに時間を要する種類のランプを光源として原稿
    を照明し、該原稿の画像を読み取る画像読み取り装置に
    おいて、 当該画像読み取り装置に電源を供給する電源供給手段
    と、 該電源供給手段による当該画像読み取り装置への電源の
    非供給状態の継続時間を計時する電源非供給時間計時手
    段と、 前記電源供給手段により当該画像読み取り装置に電源が
    供給された場合において、前記電源非供給時間計時手段
    により計時された電源の非供給状態の継続時間が所定時
    間以上であったときは、前記ランプを点灯する点灯制御
    手段とを備えたことを特徴とする画像読み取り装置。
  13. 【請求項13】 前記電源非供給時間計時手段は、前記
    電源供給手段による当該画像読み取り装置への電源の非
    供給状態の継続時間の計時の起算となる起算時刻を、当
    該画像読み取り装置の電源オフ時においても記憶内容を
    保持可能なメモリに記憶する起算時刻記憶手段を備え、
    該起算時刻記憶手段により記憶された起算時刻に基づい
    て前記非供給状態の継続時間を計時することを特徴とす
    る請求項12記載の画像読み取り装置。
  14. 【請求項14】 前記起算時刻記憶手段により記憶され
    た起算時刻は、前記ランプが消灯される毎に更新される
    ことを特徴とする請求項13記載の画像読み取り装置。
  15. 【請求項15】 前記起算時刻記憶手段により記憶され
    た起算時刻は、前記ランプが消灯された後、前記電源供
    給手段による当該画像読み取り装置への電源が非供給状
    態となるまでの間、定期的に更新されることを特徴とす
    る請求項13または14記載の画像読み取り装置。
  16. 【請求項16】 前記所定時間は、該所定時間に亘る消
    灯状態で前記ランプが点灯された場合における立ち上が
    りの遅延が、画像読み取りにおいて許容される程度の時
    間に設定されることを特徴とする請求項12〜15のい
    ずれか1項に記載の画像読み取り装置。
  17. 【請求項17】 前記点灯制御手段は、前記ランプの点
    灯を一定時間だけ維持した後、該ランプを消灯するよう
    に制御することを特徴とする請求項12〜16のいずれ
    か1項に記載の画像読み取り装置。
  18. 【請求項18】 前記一定時間は、前記ランプの点灯後
    の光量が、前記ランプの継続点灯時の定常状態における
    光量と略同程度に達するに十分な時間に設定されること
    を特徴とする請求項17記載の画像読み取り装置。
  19. 【請求項19】 前記ランプの光量を測定する光量測定
    手段を備え、前記点灯制御手段は、前記光量測定手段に
    より測定された光量に基づいて前記ランプの点灯及び消
    灯を制御することを特徴とする請求項12〜16のいず
    れか1項に記載の画像読み取り装置。
  20. 【請求項20】 前記点灯制御手段は、前記ランプを点
    灯した後、前記光量測定手段により測定された光量が一
    定光量になるまでその点灯を維持した後、該ランプを消
    灯するように制御することを特徴とする請求項19記載
    の画像読み取り装置。
  21. 【請求項21】 前記一定光量は、画像読み取りを適切
    に行うのに十分な光量に設定されることを特徴とする請
    求項20記載の画像読み取り装置。
  22. 【請求項22】 前記ランプはキセノンランプであるこ
    とを特徴とする請求項12〜21のいずれか1項に記載
    の画像読み取り装置。
  23. 【請求項23】 長時間の消灯状態で点灯した場合に立
    ち上がりに時間を要する種類のランプを光源として、原
    稿を照明し、該原稿の画像を読み取る画像読み取り装置
    の制御方法において、 前記ランプの消灯状態の継続時間を計時する消灯時間計
    時工程と、 該消灯時間計時工程により計時された消灯状態の継続時
    間が所定時間以上である場合は、前記ランプを点灯する
    点灯制御工程とを有することを特徴とする画像読み取り
    装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記消灯時間計時工程は、前記ランプ
    の消灯状態の継続時間の計時の起算となる起算時刻を記
    憶する起算時刻記憶工程を有し、該起算時刻記憶工程に
    より記憶された起算時刻に基づいて前記消灯状態の継続
    時間を計時することを特徴とする請求項23記載の画像
    読み取り装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記起算時刻記憶工程により記憶され
    た起算時刻は、前記ランプが消灯される毎に更新される
    ことを特徴とする請求項24記載の画像読み取り装置の
    制御方法。
  26. 【請求項26】 前記起算時刻記憶工程は、前記起算時
    刻を、前記画像読み取り装置の電源オフ時においても記
    憶内容を保持可能なメモリに記憶することを特徴とする
    請求項24または25記載の画像読み取り装置の制御方
    法。
  27. 【請求項27】 前記所定時間は、該所定時間に亘る消
    灯状態で前記ランプが点灯された場合における立ち上が
    りの遅延が、画像読み取りにおいて許容される程度の時
    間に設定されることを特徴とする請求項23〜26のい
    ずれか1項に記載の画像読み取り装置の制御方法。
  28. 【請求項28】 前記点灯制御工程は、前記ランプの点
    灯を一定時間だけ維持した後、該ランプを消灯するよう
    に制御することを特徴とする請求項23〜27のいずれ
    か1項に記載の画像読み取り装置の制御方法。
  29. 【請求項29】 前記一定時間は、前記ランプの点灯後
    の光量が、前記ランプの継続点灯時の定常状態における
    光量と略同程度に達するに十分な時間に設定されること
    を特徴とする請求項28記載の画像読み取り装置の制御
    方法。
  30. 【請求項30】 前記ランプの光量を測定する光量測定
    工程を有し、前記点灯制御工程は、前記光量測定工程に
    より測定された光量に基づいて前記ランプの点灯及び消
    灯を制御することを特徴とする請求項23〜27のいず
    れか1項に記載の画像読み取り装置の制御方法。
  31. 【請求項31】 前記点灯制御工程は、前記ランプを点
    灯した後、前記光量測定工程により測定された光量が一
    定光量になるまでその点灯を維持した後、該ランプを消
    灯するように制御することを特徴とする請求項30記載
    の画像読み取り装置の制御方法。
  32. 【請求項32】 前記一定光量は、画像読み取りを適切
    に行うのに十分な光量に設定されることを特徴とする請
    求項31記載の画像読み取り装置の制御方法。
  33. 【請求項33】 前記ランプはキセノンランプであるこ
    とを特徴とする請求項23〜32のいずれか1項に記載
    の画像読み取り装置の制御方法。
  34. 【請求項34】 長時間の消灯状態で点灯した場合に立
    ち上がりに時間を要する種類のランプを光源として原稿
    を照明し、該原稿の画像を読み取る画像読み取り装置の
    制御方法において、 前記画像読み取り装置に電源を供給する電源供給工程
    と、 該電源供給工程による前記画像読み取り装置への電源の
    非供給状態の継続時間を計時する電源非供給時間計時工
    程と、 前記電源供給工程により前記画像読み取り装置に電源が
    供給された場合において、前記電源非供給時間計時工程
    により計時された電源の非供給状態の継続時間が所定時
    間以上であったときは、前記ランプを点灯する点灯制御
    工程とを有することを特徴とする画像読み取り装置の制
    御方法。
  35. 【請求項35】 前記電源非供給時間計時工程は、前記
    電源供給工程による前記画像読み取り装置への電源の非
    供給状態の継続時間の計時の起算となる起算時刻を、前
    記画像読み取り装置の電源オフ時においても記憶内容を
    保持可能なメモリに記憶する起算時刻記憶工程を有し、
    該起算時刻記憶工程により記憶された起算時刻に基づい
    て前記非供給状態の継続時間を計時することを特徴とす
    る請求項34記載の画像読み取り装置の制御方法。
  36. 【請求項36】 前記起算時刻記憶工程により記憶され
    た起算時刻は、前記ランプが消灯される毎に更新される
    ことを特徴とする請求項35記載の画像読み取り装置の
    制御方法。
  37. 【請求項37】 前記起算時刻記憶工程により記憶され
    た起算時刻は、前記ランプが消灯された後、前記電源供
    給工程による前記画像読み取り装置への電源が非供給状
    態となるまでの間、定期的に更新されることを特徴とす
    る請求項35または36記載の画像読み取り装置の制御
    方法。
  38. 【請求項38】 前記所定時間は、該所定時間に亘る消
    灯状態で前記ランプが点灯された場合における立ち上が
    りの遅延が、画像読み取りにおいて許容される程度の時
    間に設定されることを特徴とする請求項34〜37のい
    ずれか1項に記載の画像読み取り装置の制御方法。
  39. 【請求項39】 前記点灯制御工程は、前記ランプの点
    灯を一定時間だけ維持した後、該ランプを消灯するよう
    に制御することを特徴とする請求項34〜38のいずれ
    か1項に記載の画像読み取り装置の制御方法。
  40. 【請求項40】 前記一定時間は、前記ランプの点灯後
    の光量が、前記ランプの継続点灯時の定常状態における
    光量と略同程度に達するに十分な時間に設定されること
    を特徴とする請求項39記載の画像読み取り装置の制御
    方法。
  41. 【請求項41】 前記ランプの光量を測定する光量測定
    工程を有し、前記点灯制御工程は、前記光量測定工程に
    より測定された光量に基づいて前記ランプの点灯及び消
    灯を制御することを特徴とする請求項34〜38のいず
    れか1項に記載の画像読み取り装置の制御方法。
  42. 【請求項42】 前記点灯制御工程は、前記ランプを点
    灯した後、前記光量測定工程により測定された光量が一
    定光量になるまでその点灯を維持した後、該ランプを消
    灯するように制御することを特徴とする請求項41記載
    の画像読み取り装置の制御方法。
  43. 【請求項43】 前記一定光量は、画像読み取りを適切
    に行うのに十分な光量に設定されることを特徴とする請
    求項42記載の画像読み取り装置の制御方法。
  44. 【請求項44】 前記ランプはキセノンランプであるこ
    とを特徴とする請求項34〜43のいずれか1項に記載
    の画像読み取り装置の制御方法。
  45. 【請求項45】 長時間の消灯状態で点灯した場合に立
    ち上がりに時間を要する種類のランプを光源として、原
    稿を照明し、該原稿の画像を読み取る画像読み取り装置
    の制御方法で使用されるプログラムを記憶した記憶媒体
    において、 前記ランプの消灯状態の継続時間を計時する消灯時間計
    時工程のコードと、 該消灯時間計時工程のコードにより計時された消灯状態
    の継続時間が所定時間以上である場合は、前記ランプを
    点灯する点灯制御工程のコードとを記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  46. 【請求項46】 長時間の消灯状態で点灯した場合に立
    ち上がりに時間を要する種類のランプを光源として原稿
    を照明し、該原稿の画像を読み取る画像読み取り装置の
    制御方法で使用されるプログラムを記憶した記憶媒体に
    おいて、 前記画像読み取り装置に電源を供給するための電源供給
    手段による、前記画像読み取り装置への電源の非供給状
    態の継続時間を計時する電源非供給時間計時工程のコー
    ドと、 前記電源供給手段により前記画像読み取り装置に電源が
    供給された場合において、前記電源非供給時間計時工程
    のコードにより計時された電源の非供給状態の継続時間
    が所定時間以上であったときは、前記ランプを点灯する
    点灯制御工程のコードとを記憶したことを特徴とする記
    憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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