JP2001358786A - Fsk信号周波数判定方法及び装置並びに記録媒体 - Google Patents

Fsk信号周波数判定方法及び装置並びに記録媒体

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JP2001358786A
JP2001358786A JP2000174073A JP2000174073A JP2001358786A JP 2001358786 A JP2001358786 A JP 2001358786A JP 2000174073 A JP2000174073 A JP 2000174073A JP 2000174073 A JP2000174073 A JP 2000174073A JP 2001358786 A JP2001358786 A JP 2001358786A
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time
signal
waveform
low
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Masayuki Hagiwara
将之 萩原
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サンプリングレートの低い周波数でサンプリン
グした際にも、正確な周波数判定を行うことを可能とし
た方法及び装置の提供。 【解決手段】サンプリングされた信号波形のサンプリン
グ値の正負又はオフセット値との大小関係が反転した時
の前後のサンプリング値を一組として記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されている一組のサンプリング
値を結ぶ直線と、零値又はオフセット値の時間軸とが交
わる交点を求め、前記交められた交点間を基にサンプリ
ングされた信号の半周期を演算し、導出された半周期を
基に周波数を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、周波数判定方法及
び装置に関し、特に、周波数偏移変調(Frequency Shi
ft Keying、「FSK」という)信号の周波数判定方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FSK信号は、移動体通信等に適
していることから、ディジタル変調方式として使用され
ている。そのFSK信号の周波数判定方法として、ゼロ
クロス法、ディジタルフィルタ法(帯域透過フィルタ
等)、自己相関法等が知られている。
【0003】これらの方法は、いずれも、サンプリング
レートが高い時には、効率のいい方法であるが、サンプ
リングレートが低い時には、あまり有効とはいえない。
【0004】FSK信号を利用するものに、通信前情報
通知サービス(ナンバーディスプレイサービス)が提供
されている。このサービスは、FSK信号を、情報伝達
信号として用いている。
【0005】また国内だけでなく、国外においてもFS
K信号を利用した同様のサービスがあり、「Caller I
D, Call Number Delivery」(発信者ID、発信番号
デリバリ)などがそれにあたる。そして、2ワイヤ・メ
タリック線にて受信する、一般の家庭用のアナログ端末
でこのサービスを受けるためのアナログモデムも用いら
れている。
【0006】図6は、無線アクセスネットワークのシス
テム構成を模式的に示す図である。この無線アクセスネ
ットワークシステムは、電話機と交換機間に、無線通信
システムを介在させることにより、2ワイヤ・メタリッ
ク線(ケーブル)の敷設区間を短くしてコスト低減を図
っている。図6において、101は固定電話機、102
は固定電話機101を複数収容する子局(無線アクセス
用装置)、103は、複数の子局102と無線接続する
基地局(無線アクセス用装置)、104は時間スイッチ
(TSW)、105はFSK信号の周波数判定装置、1
06はAD変換器であり、107は交換機である。基地
局103は時間スイッチ(Time Switch)104に接続
されており、AD(アナログディジタル)変換器106
は、交換機107から2線式電話回線(2ワイヤ・メタ
リック線)108を介して接続されており、AD(アナ
ログディジタル)変換器106の出力(下り信号)が時
間スイッチ104に入力される。時間スイッチ104に
は、基地局103が接続されており、またディジタルハ
イウエイ109を介して周波数判定装置105が接続さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば音声等を8kH
zにてサンプリングしたディジタル信号は周期125μ
sec(マイクロ秒)となる。ディジタル信号は、高サンプ
リングレートであれば、復調も容易であるが、低サンプ
リングレートの場合、復調は困難となる。8kHzでサ
ンプリングされている信号を正確に復調するためには、
サンプリングレートをある程度以上に設定して復調する
ことが必要とされる。その結果、処理能力の高上が必要
となり、コストが嵩む。
【0008】FSK信号を復調する場合、ゼロクロス方
式では、中心周波数に対するマーク周波数及びスペース
周波数に対して、所定のサンプリング周波数に基づいて
決定される当該マーク及びスペースのサンプリング回数
によってマークとスペースの判定を行っている。例えば
中心周波数を1500Hz(周期は666.67μsec)、マーク周
波数を1530Hz(周期は653.59μsec)、スペース周波数
を1470Hz(周期は680.27μsec)とし、サンプリング周
波数を64KHzとした場合、マークではサンプリング回数
が約41.9回、スペースでは約43.5回となり、マーク、ス
ペースを判定することができる。しかし、この場合、サ
ンプリング周波数を16KHzとすると、サンプリング周期
は62.5μsecとなり、マークではサンプリング回数が約1
0.5回、スペースでは約10.9回となり、マーク、スペー
スの判定ができなくなってしまう。このため、マーク、
スペースの判定を行うには、サンプリング周波数をある
程度以上に設定することが必要とされる。
【0009】さらに、FSK信号が、A/D変換器10
6でA/D変換され、時間スイッチ104による時分割
のタイムスロットを透過する際に、低サンプリング周波
数であると、周波数判定回路105等で信号波形の周波
数判定を行う際に、信号波形の変化点が少ないため、そ
の周波数を誤検出してしまう場合もある。
【0010】このため、正確かつ迅速に判定をするため
の周波数判定方法が求められている。
【0011】例えば特開平9−233137号公報に
は、低いサンプリング周波数で、マーク、スペースを正
確に判定し、歪みを低減するFSK復調装置として、サ
ンプリング点の値に基づいてゼロクロス点間の時間を算
出する手段を備えたFSK復調装置であって、サンプリ
ング値の符号が負から正、又は正から負に変化するサン
プリング点区間を、時間軸上において、ゼロクロス点の
存在する区間として記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶されるサンプリング点間の両端のサンプリング点
を結ぶ直線と時間軸との交点を演算する交点演算手段
と、前記交点演算手段によって演算された交点位置をゼ
ロクロス点として、前記サンプリング点からの時間を演
算する時間演算手段と、を備えているFSK復調装置の
構成が提案されている。
【0012】また周波数判定装置として、特開平9−1
66630号公報には、入力信号を一定周期でサンプリ
ングしてディジタルデータに変換し、ゼロクロス点を挟
む複数点のデータに基づいて各々のゼロクロス点のタイ
ミングを求め、隣接するゼロクロス点間の時間を入力信
号の基本周期の1周期として検出し、これから入力信号
の周波数を求めるようにした周波数測定装置が提案され
ている。後の説明からも明らかとされるように、本発明
は、周期判定をさらに高速化する装置及び方法を提供す
るものである。
【0013】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その主たる目的は、サンプリ
ングレートの低い周波数でサンプリングした際にも、正
確な周波数判定を行うことを可能とした方法及び装置並
びに記録媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、サンプリングされた信号波形のサンプリング値の
正負、又はオフセット値との大小関係が反転した時の前
後のサンプリング値を一組として記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている一組のサンプリング値を
結ぶ直線と、零値又はオフセット値の時間軸とが交わる
交点を求める交点演算手段と、前記交点演算手段により
得られた交点間を基にサンプリングされた信号の半周期
を演算する周期演算手段と、前記半周期演算手段により
導出された半周期を基に周波数を演算する周波数演算手
段と、を備えている。
【0015】本発明は、高周波、低周波により判定が行
われる信号波形が含まれる場合、高周波、低周波のそれ
ぞれの半周期の時間を算出する半周期演算手段と、前記
半周期演算手段により得られた半周期を基に判定基準と
する時間を求める判定基準時間演算手段と、前記判定基
準時間演算手段により得られた時間を基に比較判定を行
う比較判定手段と、を備えている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の装置につい
て説明する。本発明は、サンプリング装置1と、メモリ
2と、演算装置3と、判定装置4を備えている。
【0017】サンプリング装置1は、入力信号をサンプ
リングしその結果を、メモリ2に記憶する。
【0018】演算装置3は、メモリ2に格納されたデー
タを基に、交点を演算し、交点を基に周期を求め、得ら
れた周期から周波数を求める。
【0019】判定装置4では、半周期を演算し、判定基
準時間を演算する。周波数の比較判定を行う。
【0020】本発明の一実施の形態において、FSK信
号の周波数を算出は、以下のような構成で行う。
【0021】図2は、本発明の一実施の形態の周波数判
定装置10の構成の一例を示す図である。この周波数判
定装置10は、図1の演算装置3と判定装置4とから構
成される。
【0022】サンプリング値の正負(零値との大小関
係)が反転した時、あるいはオフセット値との大小関係
が反転した時の前後のサンプリング値を一組としてサン
プリング値記憶手段11に記憶する。
【0023】交点演算手段12は、サンプリング値記憶
手段11に記憶された一組のサンプリング値を、直線
(仮想直線)で結ぶことにより、ゼロレベル又はオフセ
ットレベルの時間軸と交わる交点の時間を求める(すな
わち内挿法で求める)。
【0024】周期演算手段13は、交点演算手段12に
よって得られた交点を基にその周期を演算する。ここ
で、周期演算手段13は、好ましくは、一組のサンプリ
ング値と時間軸の交点のうち隣合う交点から、波形の半
周期を演算する。
【0025】周波数演算手段14は、周期演算手段13
によって得られた周期Tを基にその周波数fを演算す
る。
【0026】本発明の実施の形態においては、好ましく
は、半周期ごとに周波数判定を行うため、判定を行う回
数が増え、正確さが増す。また、周波数判定を半周期ご
とに算出を行っているため、周波数の変化に対する検出
が、1周期ごとの算出よりも早くできる。
【0027】周波数の判定対象のサンプリング波形が、
相対的に高い周波数(高周波)、相対的に低い周波数
(低周波)の2種類で構成されている場合、高周波、低
周波の両波形の半周期を算出する半周期演算手段15
と、求めた半周期を基に判定基準とする時間を算出する
判定基準時間演算手段16と、得られた判定基準時間を
基に、サンプリング波形が高周波であるか低周波である
かの判定を行う比較判定手段17とを有する。
【0028】本発明において、(a)複数の周波数の異
なる信号のそれぞれについてサンプリング値の正負、又
はオフセット値との大小関係が反転した時の前後のサン
プリング値を一組として記憶手段に書き込むサンプリン
グ値記憶処理と、(b)前記各信号について、前記記憶
手段に記憶されている、一組のサンプリング値を結ぶ直
線と、零値又はオフセット値の時間軸とが交わる交点を
求める交点演算処理と、(c)前記交点演算手段により
得られた交点を基にサンプリングされた信号のそれぞれ
の半周期の時間を算出する半周期演算処理と、(d)前
記半周期を基に、判定基準とする時間を求める判定基準
時間演算処理と、(e)前記判定基準時間演算処理によ
り得られた時間を基に、比較判定を行う比較判定処理
と、の前記(a)乃至(e)の処理は、周波数判定装置
を構成するコンピュータでプログラムを実行することで
実現される。本発明において、該プログラムを記録した
記録媒体から該プログラムをコンピュータに読み出して
実行することで、本発明を実施することができる。
【0029】また本発明においては、低周波数の信号波
形と、高周波数の信号波形と、高周波数、低周波数の波
形にて構成されている判定を行う信号波形が存在してい
る場合、前記高周波数、及び前記低周波数の信号のそれ
ぞれの半周期をt1、t2とし、両波形の時間軸とのゼ
ロクロス点間の時間t2−t1と求め、前記高周波数、
及び前記低周波数の周波数の比をとって前記時間軸上に
基準点を定め、前記基準点までの時間をt’とし、前記
判定を行う信号波形の時間軸とのゼロクロス点tが、t
1≦t<t’のとき、周波数は高周波数を判定し、t’
≦t≦t2のときには、低周波数と判定する、処理を備
え、この処理は、周波数判定装置を構成するコンピュー
タでプログラムを実行することで実現される。本発明に
おいて、該プログラムを記録した記録媒体から該プログ
ラムをコンピュータに読み出して実行することで、本発
明を実施することができる。
【0030】
【実施例】上記した実施の形態について本発明を具体的
な例に適用した実施例について、説明する。図3は、本
発明の一実施例の判別方法を説明するための図であり、
サンプリング波形の一例を示す図である。図3を参照し
て、本発明の一実施例における周波数の算出について説
明する。
【0031】図3において、横軸をなす時間軸t(振幅
のゼロレベル、但し、信号がオフセットを有する場合、
オフセットレベルに対応する)上にて、ゼロクロス点を
間に挟むサンプリング点を、(a,b)、(c,d)、
(e,f)(a<b<c<d<e<f)とする。
【0032】サンプリング点(時間)a、b、c、d、
e、fにおけるサンプリング値(縦軸の値)をそれぞ
れ、x1、x2、x3、x4、x5、x6とする。
【0033】図3に示すように、サンプリング点とゼロ
クロス点との距離をα,β,γ,δとおく。サンプリン
グの周期をτ、波形の周期をT1、T2とする。
【0034】ここで、α,β,γ,δの値を求めると、
【0035】サンプリング値が連続して正となる値の数
をn1としたとき、 T1/2=α+(n1−1)×τ+β …(2) となる。
【0036】したがって、求める周期T1は、 T1/2=(x2×τ)/(x2-x1) +(n1−1)×τ+(x3×τ)/(x3−x4) T1=2τ{x2/(x2-x1)+(n1−1)+x3/(x3−x4)} …(3) となる。
【0037】同様に、サンプリング値が連続して負とな
る数をn2としたとき、 T2/2=γ+(n2−1)×τ+δ …(4)
【0038】 T2=2τ{x4/(x4-x3)+(n2−1)+x5/(x5−x6)} …(5) となる。
【0039】図4に示すように、低周波数、高周波数、
そして判定を行う信号波形の3種類があるとする。この
判定を行う波形は、高周波数、低周波数の波形にて構成
されている。この時、低周波数、高周波数の波形のゼロ
クロス点で比をとる。ここで、高周波数を2100Hz(半
周期=t1)、低周波数を1300Hz(半周期=t2)と
する。
【0040】図5は、図4において矩形Aで囲んだ部分
を拡大したものである。比をとることによって得られた
点を判定の基準点とする。
【0041】高周波数(2100Hz)、低周波数(1300Hz)
のそれぞれの半周期をt1、t2とする。そして、両波
形のゼロクロス点間の時間を求めると、t2−t1とな
る。
【0042】2100Hz、1300Hzを基に、13:21と比を
とって、基準点を定める。その基準点までの時間をt’
とすると、 t’=t1+13/34×(t2−t1) …(6) となる。
【0043】t1=1/2100/2=238.10μsec、 t2=1/1300/2=384.62μsec
【0044】得られたt1、t2を上式(6)に代入す
ることにより、 t’=294.12μsec
【0045】238.10≦t<294.12のとき(ただし、tは
ゼロクロス点)、判定を行う信号の周波数は、2100Hz
と判定され、294.12≦t≦384.62のときには、判定を行
う信号の周波数は1300Hzと判定される。
【0046】本発明の実施例として説明した周波数判定
装置によれば、低サンプリングレートでサンプルされた
信号の周波数判定を正確かつ短時間に行い、誤差を少な
く判定することができ、例えば図6の周波数判定装置1
05に用いて好適とされる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来困難とされていた低サンプリングレートでサンプル
された信号の周波数判定を正確に行うことができる、と
いう効果を奏する。
【0048】また、本発明によれば、周波数の変化の検
出を早く、かつ高精度に行うことができる、という効果
を奏する。
【0049】その理由は、本発明においては、サンプリ
ング周波数の半周期で周波数を測定しており、1周期ご
とに周波数判定を行うよりも、半周期ごとの判定の方
が、周波数の変化を早く検知することが可能であり、一
定時間期間に対して、より多くの周波数判定ができ、誤
差を縮減している、ためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の周波数判定回路の構成を示
す図である。
【図2】本発明の一実施例の周波数判定の流れを示す図
である。
【図3】本発明の一実施例を説明するための図であり、
周波数判定を行う際で必要な記号を示す。
【図4】本発明の一実施例を説明するためのサンプリン
グ信号波形を示す図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】周波数判定装置を含む無線アクセスネットワー
クのシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 サンプリング装置 2 メモリ 3 演算装置 4 判定装置 11 サンプリング値記憶手段 12 交点演算手段 13 周期演算手段 14 周波数演算手段 15 藩主機演算手段 16 判定基準時間演算手段 17 比較判定手段 101 固定電話機 102 子局(無線アクセス装置) 103 基地局(無線アクセス装置) 104 時間スイッチ(TSW) 105 FSK信号周波数判定装置 106 AD変換器 107 交換機 108 2線式電話回線(2ワイヤ・メタリック線) 109 デジタルハイウエイ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプリングされた信号波形のサンプリン
    グ値の正負又はオフセット値との大小関係が反転した時
    の前後のサンプリング値を一組として記憶手段に記憶す
    る第1のステップと、 前記記憶手段に記憶されている、一組のサンプリング値
    を結ぶ直線と、零値又はオフセット値の時間軸とが交わ
    る交点を求める第2のステップと、 前記第2のステップで得られた交点間を基にサンプリン
    グされた信号の半周期を演算する第3のステップと、 前記第3のステップにより導出された半周期を基に周波
    数を演算する第4のステップと、 を含む、ことを特徴とする周波数判定方法。
  2. 【請求項2】高周波の波形と低周波の波形を含む信号周
    波数の判定を行う方法であって、 複数の周波数の異なる信号のそれぞれについてサンプリ
    ング値の正負又はオフセット値との大小関係が反転した
    時の前後のサンプリング値を一組として記憶手段に記憶
    する第1のステップと、 前記各信号について、前記記憶手段に記憶されている、
    一組のサンプリング値を結ぶ直線と、零値又はオフセッ
    ト値の時間軸とが交わる交点を求める第2のステップ
    と、 前記第2のステップで得られた交点を基にサンプリング
    された信号のそれぞれの半周期の時間を算出する第3の
    ステップと、 前記第3のステップにより得られた半周期を基に、判定
    基準とする時間を求める第4のステップと、 前記第4のステップにより得られた、前記判定基準とす
    る時間を基に、判定する信号の周波数の比較判定を行う
    第5のステップと、 を含む、ことを特徴とする周波数判定方法。
  3. 【請求項3】低周波数の信号波形と、高周波数の信号波
    形と、高周波数、低周波数の波形にて構成されている判
    定を行う信号波形が存在している場合、 前記高周波数、及び前記低周波数の信号のそれぞれの半
    周期をt1、t2とし、両波形の時間軸とのゼロクロス
    点間の時間t2−t1と求め、前記高周波数、及び前記
    低周波数の周波数の比をとって前記時間軸上に基準点を
    定め、前記基準点までの時間をt’とし、 前記判定を行う信号波形の時間軸とのゼロクロス点t
    が、 t1≦t<t’のとき、前記判定を行う信号波形の周波
    数は高周波数と判定し、 t’≦t≦t2のときには、前記判定を行う信号波形の
    周波数は低周波数と判定する、ことを特徴とする請求項
    2記載の周波数判定方法。
  4. 【請求項4】サンプリングされた信号波形のサンプリン
    グ値の正負又はオフセット値との大小関係が反転した時
    の前後のサンプリング値を一組として記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶されている、一組のサンプリング値
    を結ぶ直線と、零値又はオフセット値の時間軸とが交わ
    る交点を求める交点演算手段と、 前記交点演算手段で得られた交点間を基にサンプリング
    された信号の半周期を演算する手段と、 前記導出された半周期を基に周波数を演算する手段と、 を備えたことを特徴とする周波数判定装置。
  5. 【請求項5】高周波の波形と低周波の波形を含む信号周
    波数の判定を行う装置であって、 複数の周波数の異なる信号のそれぞれについてサンプリ
    ング値の正負又はオフセット値との大小関係が反転した
    時の前後のサンプリング値を一組として記憶する記憶手
    段と、 前記各信号について、前記記憶手段に記憶されている、
    一組のサンプリング値を結ぶ直線と、零値又はオフセッ
    ト値の時間軸とが交わる交点を求める交点演算手段と、 前記交点演算手段により得られた交点を基にサンプリン
    グされた信号のそれぞれの半周期の時間を算出する半周
    期演算手段と、 前記半周期演算手段により得られた半周期を基に、判定
    基準とする時間を求める判定基準時間演算手段と、 前記判定基準時間演算手段により得られた時間を基に、
    比較判定を行う比較判定手段と、 を備えていることを特徴とする周波数判定装置。
  6. 【請求項6】低周波数の信号波形と、高周波数の信号波
    形と、高周波数、低周波数の波形にて構成されている判
    定を行う信号波形が存在している場合、 前記高周波数、及び前記低周波数の信号のそれぞれの半
    周期をt1、t2とし、両波形の時間軸とのゼロクロス
    点間の時間t2−t1と求め、前記高周波数、及び前記
    低周波数の周波数の比をとって前記時間軸上に基準点を
    定め、前記基準点までの時間をt’とし、 前記判定を行う信号波形の時間軸とのゼロクロス点t
    が、 t1≦t<t’のとき、前記判定を行う信号波形の周波
    数は高周波数と判定し、 t’≦t≦t2のときには、前記判定を行う信号波形の
    周波数は低周波数と判定する、ことを特徴とする請求項
    5記載の周波数判定装置。
  7. 【請求項7】前記請求項4乃至6のいずれか一に記載の
    周波数判定装置が時間スイッチから出力される信号の周
    波数を判定することを特徴とする周波数判定装置。
  8. 【請求項8】高周波の波形と低周波の波形を含む信号周
    波数の判定を行う装置であって、 (a)複数の周波数の異なる信号のそれぞれについてサ
    ンプリング値の正負又はオフセット値との大小関係が反
    転した時の前後のサンプリング値を一組として記憶手段
    に書き込む処理と、 (b)前記各信号について、前記記憶手段に記憶されて
    いる、一組のサンプリング値を結ぶ直線と、零値又はオ
    フセット値の時間軸とが交わる交点を求める処理と、 (c)前記交点演算手段により得られた交点を基にサン
    プリングされた信号のそれぞれの半周期の時間を算出す
    る処理と、 (d)前記半周期を基に、判定基準とする時間を求める
    判定基準時間演算処理と、 (e)前記判定基準時間演算処理により得られた時間を
    基に、比較判定を行う比較判定処理と、 の前記(a)乃至(e)の処理を周波数判定装置を構成
    するコンピュータで実行するためのプログラムを記録し
    た記録媒体。
  9. 【請求項9】請求項8記載の記録媒体において、 低周波数の信号波形と、高周波数の信号波形と、高周波
    数、低周波数の波形にて構成されている判定を行う信号
    波形が存在している場合、 前記高周波数、及び前記低周波数の信号のそれぞれの半
    周期をt1、t2とし、両波形の時間軸とのゼロクロス
    点間の時間t2−t1と求め、前記高周波数、及び前記
    低周波数の周波数の比をとって前記時間軸上に基準点を
    定め、前記基準点までの時間をt’とし、 前記判定を行う信号波形の時間軸とのゼロクロス点t
    が、 t1≦t<t’のとき、前記判定を行う信号波形の周波
    数は高周波数と判定し、 t’≦t≦t2のときには、前記判定を行う信号波形の
    周波数は低周波数と判定する処理を、前記周波数判定装
    置を構成するコンピュータで実行するためのプログラム
    を記録した記録媒体。
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