JP2001358714A - インターネット利用課金システム - Google Patents

インターネット利用課金システム

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JP2001358714A
JP2001358714A JP2000179028A JP2000179028A JP2001358714A JP 2001358714 A JP2001358714 A JP 2001358714A JP 2000179028 A JP2000179028 A JP 2000179028A JP 2000179028 A JP2000179028 A JP 2000179028A JP 2001358714 A JP2001358714 A JP 2001358714A
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Hiroyuki Wakamatsu
裕之 若松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に一次プロバイダ間で発生するデータ通行に
よる負担を実使用ベースで課金するためのインターネッ
ト利用課金システムを提供すること。 【解決手段】送信元となる第1のプロバイダエリアから
発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアとは
異なる第2のプロバイダエリアを経由して、前記第2の
プロバイダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの
宛先に送信される場合の前記第2のプロバイダエリアを
通過する通行データに対するインターネット利用課金シ
ステムであって、前記通行データに付与されている送信
元識別情報を記憶させるステップと、前記通行データに
関する情報を前記送信元識別情報毎に集計するステップ
と、前記送信元識別情報毎に集計された前記通行データ
に関する通過情報量に応じて前記送信元識別情報毎に課
金額を決定するステップとを有することを特徴とするイ
ンターネット利用課金システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロバイダエリア
を通過する通行データやアクセスされたデータに対する
インターネット利用課金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットへの接続は、インターネ
ットへの接続サービスを提供するサービスプロバイダ
(以下単にプロバイダと呼ぶ)によって行われている。
プロバイダには、第一種通信事業者として許可が与えら
れた一次プロバイダの他に二次プロバイダや三次プロバ
イダ等が存在する。二次プロバイダは、いずれかの一次
プロバイダと接続されたプロバイダであり、三次プロバ
イダは、いずれかの二次プロバイダと接続されたプロバ
イダである。現在、二次プロバイダは、接続関係にある
一次プロバイダとの間で契約に基づいて接続料を支払
い、三次プロバイダは、接続関係にある二次プロバイダ
との間で契約に基づいて接続料を支払っている。一方、
一次プロバイダ間の多くは、専用線にてお互いの間を接
続し、通常では無料で、又は定額料金で接続を開放しあ
うペアリング方式をとっている。なお、このペアリング
方式の場合には、多くの場合回線料はお互いが自己負担
としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば自プロ
バイダエリアには関係しない他プロバイダ間のデータが
通過するに過ぎない場合であっても回線料は発生し、接
続サービスとしての経路制御を行っているが、それぞれ
の一次プロバイダ間の利用状況は必ずしも均衡がとれて
いるとは限らない。
【0004】そこで本発明は、特に一次プロバイダ間で
発生するデータ通行による負担を実使用ベースで課金す
るためのインターネット利用課金システムを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
インターネット利用課金システムは、送信元となる第1
のプロバイダエリアから発信されたデータが、前記第1
のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリア
を経由して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第
3のプロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第
2のプロバイダエリアを通過する通行データに対するイ
ンターネット利用課金システムであって、前記通行デー
タに付与されている送信元識別情報を記憶させるステッ
プと、前記通行データに関する情報を前記送信元識別情
報毎に集計するステップと、前記送信元識別情報毎に集
計された前記通行データに関する通過情報量に応じて前
記送信元識別情報毎に課金額を決定するステップとを有
することを特徴とする。請求項2記載の本発明のインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを経由
して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第3のプ
ロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプ
ロバイダエリアを通過する通行データに対するインター
ネット利用課金システムであって、前記通行データに付
与されている宛先識別情報を記憶させるステップと、前
記通行データに関する情報を前記宛先識別情報毎に集計
するステップと、前記宛先識別情報毎に集計された前記
通行データに関する通過情報量に応じて前記宛先識別情
報毎に課金額を決定するステップとを有することを特徴
とする。請求項3記載の本発明のインターネット利用課
金システムは、送信元となる第1のプロバイダエリアか
ら発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアと
は異なる第3のプロバイダエリアの宛先に送信され、前
記第3のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロバ
イダエリアの送信元に返送されるデータが、前記第1の
プロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを
通過する通行データに対するインターネット利用課金シ
ステムであって、前記通行データに付与されている送信
元識別情報を記憶させるステップと、前記通行データに
関する情報を前記送信元識別情報毎に集計するステップ
と、前記送信元識別情報毎に集計された前記通行データ
に関する通過情報量に応じて前記送信元識別情報毎に課
金額を決定するステップとを有することを特徴とする。
請求項4記載の本発明のインターネット利用課金システ
ムは、送信元となる第1のプロバイダエリアから発信さ
れたデータが、前記第1のプロバイダエリアとは異なる
第3のプロバイダエリアの宛先に送信され、前記第3の
プロバイダエリアの宛先から前記第1のプロバイダエリ
アの送信元に返送されるデータが、前記第1のプロバイ
ダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを通過する
通行データに対するインターネット利用課金システムで
あって、前記通行データに付与されている宛先識別情報
を記憶させるステップと、前記通行データに関する情報
を前記宛先識別情報毎に集計するステップと、前記宛先
識別情報毎に集計された前記通行データに関する通過情
報量に応じて前記宛先識別情報毎に課金額を決定するス
テップとを有することを特徴とする。請求項5記載の本
発明のインターネット利用課金システムは、送信元とな
る第1のプロバイダエリアから発信されたデータが、前
記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダ
エリアの宛先に送信される場合の前記第2のプロバイダ
エリアに入る通行データに対するインターネット利用課
金システムであって、前記通行データに付与されている
送信元識別情報を記憶させるステップと、前記通行デー
タに関する情報を前記送信元識別情報毎に集計するステ
ップと、前記送信元識別情報毎に集計された前記通行デ
ータに関する通過情報量に応じて前記送信元識別情報毎
に課金額を決定するステップとを有することを特徴とす
る。請求項6記載の本発明のインターネット利用課金シ
ステムは、送信元となる第1のプロバイダエリアから発
信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアとは異
なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信される場合の
前記第2のプロバイダエリアに入る通行データに対する
インターネット利用課金システムであって、前記通行デ
ータに付与されている宛先識別情報を記憶させるステッ
プと、前記通行データに関する情報を前記宛先識別情報
毎に集計するステップと、前記宛先識別情報毎に集計さ
れた前記通行データに関する通過情報量に応じて前記宛
先識別情報毎に課金額を決定するステップとを有するこ
とを特徴とする。請求項7記載の本発明のインターネッ
ト利用課金システムは、送信元となる第1のプロバイダ
エリアから発信されたデータが、前記第1のプロバイダ
エリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信
され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前記第1
のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータが第2
のプロバイダエリアを出る通行データに対するインター
ネット利用課金システムであって、前記通行データに付
与されている送信元識別情報を記憶させるステップと、
前記通行データに関する情報を前記送信元識別情報毎に
集計するステップと、前記送信元識別情報毎に集計され
た前記通行データに関する通過情報量に応じて前記送信
元識別情報毎に課金額を決定するステップとを有するこ
とを特徴とする。請求項8記載の本発明のインターネッ
ト利用課金システムは、送信元となる第1のプロバイダ
エリアから発信されたデータが、前記第1のプロバイダ
エリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信
され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前記第1
のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータが第2
のプロバイダエリアを出る通行データに対するインター
ネット利用課金システムであって、前記通行データに付
与されている宛先識別情報を記憶させるステップと、前
記通行データに関する情報を前記宛先識別情報毎に集計
するステップと、前記宛先識別情報毎に集計された前記
通行データに関する通過情報量に応じて前記宛先識別情
報毎に課金額を決定するステップとを有することを特徴
とする。請求項9記載の本発明のインターネット利用課
金システムは、アクセスがあったデータ、又はアクセス
によって送信元に提供するデータに付与されている送信
元識別情報を記憶させるステップと、前記データに関す
る情報を前記送信元識別情報毎に集計するステップと、
前記送信元識別情報毎に集計された前記データに関する
情報量に応じて前記送信元識別情報毎に課金額を決定す
るステップとを有することを特徴とする。請求項10記
載の本発明のインターネット利用課金システムは、アク
セスがあったデータ、又はアクセスによって送信元に提
供するデータに関する情報を前記データに付与されてい
る送信元識別情報を元に集計するとともに、前記データ
の種別を元に課金対象データか否かを判別し、課金対象
データに関する集計された前記データを出力することを
特徴とする。請求項11記載の本発明は、請求項1から
請求項10のいずれかに記載のインターネット利用課金
システムにおいて、前記識別情報を、プロバイダ、ハー
ドウエア、若しくは経路制御器に関する識別情報とした
ことを特徴とする。請求項12記載の本発明は、請求項
1から請求項10のいずれかに記載のインターネット利
用課金システムにおいて、前記識別情報を、IPアドレ
ス、MACアドレス、又はドメイン名としたことを特徴
とする。請求項13記載の本発明は、請求項1から請求
項10のいずれかに記載のインターネット利用課金シス
テムにおいて、前記識別情報を元に、課金対象元か否か
を判断するステップを有することを特徴とする。請求項
14記載の本発明は、請求項1から請求項10のいずれ
かに記載のインターネット利用課金システムにおいて、
データに関する前記集計を、パケット単位で行うことを
特徴とする。請求項15記載の本発明は、請求項1から
請求項10のいずれかに記載のインターネット利用課金
システムにおいて、データに関する前記集計を、接続単
位で行うことを特徴とする。請求項16記載の本発明
は、請求項1から請求項10のいずれかに記載のインタ
ーネット利用課金システムにおいて、データに関する前
記集計を、通行データ単位で行うことを特徴とする。請
求項17記載の本発明は、請求項1から請求項10のい
ずれかに記載のインターネット利用課金システムにおい
て、データに関する前記集計を、データ長さ又はパケッ
ト長さに応じて行うことを特徴とする。請求項18記載
の本発明は、請求項1、請求項2、請求項5、又は請求
項6に記載のインターネット利用課金システムにおい
て、前記通行データを、読み込み要求メッセージデータ
又は書き込み要求メッセージデータとしたことを特徴と
する。請求項19記載の本発明は、請求項3、請求項
4、請求項7、又は請求項8に記載のインターネット利
用課金システムにおいて、前記通行データを、受信状況
を知らせるメッセージデータ、又は読み込み要求若しく
は書き込み要求に対する応答確認データとしたことを特
徴とする。請求項20記載の本発明は、請求項1、請求
項2、請求項5、又は請求項6に記載のインターネット
利用課金システムにおいて、前記通行データを、接続要
求メッセージデータ又は切断要求メッセージデータとし
たことを特徴とする。請求項21記載の本発明は、請求
項1、請求項2、請求項5、又は請求項6に記載のイン
ターネット利用課金システムにおいて、前記通行データ
を、アップロードデータとしたことを特徴とする。請求
項22記載の本発明は、請求項3、請求項4、請求項
7、又は請求項8に記載のインターネット利用課金シス
テムにおいて、前記通行データを、ダウンロードデータ
としたことを特徴とする。請求項23記載の本発明のイ
ンターネット利用課金システムは、送信元となる第1の
プロバイダエリアから発信されたデータが、前記第1の
プロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを
経由して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第3
のプロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2
のプロバイダエリアを通過する通行データに対するイン
ターネット利用課金システムであって、前記通行データ
に関する情報を前記通行データに付与されている送信元
識別情報を元に集計するとともに、送信元識別情報を元
に課金対象元か否かを判別し、課金対象元に関する集計
された前記通行データを出力することを特徴とする。請
求項24記載の本発明のインターネット利用課金システ
ムは、送信元となる第1のプロバイダエリアから発信さ
れたデータが、前記第1のプロバイダエリアとは異なる
第2のプロバイダエリアを経由して、前記第2のプロバ
イダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの宛先に
送信される場合の前記第2のプロバイダエリアを通過す
る通行データに対するインターネット利用課金システム
であって、前記通行データに関する情報を前記通行デー
タに付与されている宛先識別情報を元に集計するととも
に、宛先識別情報を元に課金対象元か否かを判別し、課
金対象元に関する集計された前記通行データを出力する
ことを特徴とする。請求項25記載の本発明のインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの宛先に
送信され、前記第3のプロバイダエリアの宛先から前記
第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに対するインターネ
ット利用課金システムであって、前記通行データに関す
る情報を前記通行データに付与されている送信元識別情
報を元に集計するとともに、送信元識別情報を元に課金
対象元か否かを判別し、課金対象元に関する集計された
前記通行データを出力することを特徴とする。請求項2
6記載の本発明のインターネット利用課金システムは、
送信元となる第1のプロバイダエリアから発信されたデ
ータが、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第3の
プロバイダエリアの宛先に送信され、前記第3のプロバ
イダエリアの宛先から前記第1のプロバイダエリアの送
信元に返送されるデータが、前記第1のプロバイダエリ
アとは異なる第2のプロバイダエリアを通過する通行デ
ータに対するインターネット利用課金システムであっ
て、前記通行データに関する情報を前記通行データに付
与されている宛先識別情報を元に集計するとともに、宛
先識別情報を元に課金対象元か否かを判別し、課金対象
元に関する集計された前記通行データを出力することを
特徴とする。請求項27記載の本発明のインターネット
利用課金システムは、送信元となる第1のプロバイダエ
リアから発信されたデータが、前記第1のプロバイダエ
リアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信さ
れる場合の前記第2のプロバイダエリアに入る通行デー
タに対するインターネット利用課金システムであって、
前記通行データに関する情報を前記通行データに付与さ
れている送信元識別情報を元に集計するとともに、送信
元識別情報を元に課金対象元か否かを判別し、課金対象
元に関する集計された前記通行データを出力することを
特徴とする。請求項28記載の本発明のインターネット
利用課金システムは、送信元となる第1のプロバイダエ
リアから発信されたデータが、前記第1のプロバイダエ
リアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信さ
れる場合の前記第2のプロバイダエリアに入る通行デー
タに対するインターネット利用課金システムであって、
前記通行データに関する情報を前記通行データに付与さ
れている宛先識別情報を元に集計するとともに、宛先識
別情報を元に課金対象元か否かを判別し、課金対象元に
関する集計された前記通行データを出力することを特徴
とする。請求項29記載の本発明のインターネット利用
課金システムは、送信元となる第1のプロバイダエリア
から発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリア
とは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信され、
前記第2のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロ
バイダエリアの送信元に返送されるデータが第2のプロ
バイダエリアを出る通行データに対するインターネット
利用課金システムであって、前記通行データに関する情
報を前記通行データに付与されている送信元識別情報を
元に集計するとともに、送信元識別情報を元に課金対象
元か否かを判別し、課金対象元に関する集計された前記
通行データを出力することを特徴とする。請求項30記
載の本発明のインターネット利用課金システムは、送信
元となる第1のプロバイダエリアから発信されたデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアの宛先に送信され、前記第2のプロバイダ
エリアの宛先から前記第1のプロバイダエリアの送信元
に返送されるデータが第2のプロバイダエリアを出る通
行データに対するインターネット利用課金システムであ
って、前記通行データに関する情報を前記通行データに
付与されている宛先識別情報を元に集計するとともに、
宛先識別情報を元に課金対象元か否かを判別し、課金対
象元に関する集計された前記通行データを出力すること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
インターネット利用課金システムは、送信元となる第1
のプロバイダエリアから発信されたデータが、前記第1
のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリア
を経由して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第
3のプロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第
2のプロバイダエリアを通過する通行データに関し、通
行データに付与されている送信元識別情報を記憶させる
ステップと、前記通行データに関する情報を前記送信元
識別情報毎に集計するステップと、前記送信元識別情報
毎に集計された前記通行データに関する通過情報量に応
じて前記送信元識別情報毎に課金額を決定するステップ
とを有するものである。本実施の形態によれば、他プロ
バイダから更に他プロバイダに送信されたデータに関し
て、例えばメール送信者等の利用者側である送信元のプ
ロバイダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0007】本発明の第2の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを経由し
て、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第3のプロ
バイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに関し、通行データ
に付与されている宛先識別情報を記憶させるステップ
と、前記通行データに関する情報を前記宛先識別情報毎
に集計するステップと、前記宛先識別情報毎に集計され
た前記通行データに関する通過情報量に応じて前記宛先
識別情報毎に課金額を決定するステップとを有するもの
である。本実施の形態によれば、他プロバイダから更に
他プロバイダに送信されたデータに関して、例えばコン
テンツ業者などのデータ提供者側である宛先のプロバイ
ダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0008】本発明の第3の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの宛先に
送信され、前記第3のプロバイダエリアの宛先から前記
第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに関し、通行データ
に付与されている送信元識別情報を記憶させるステップ
と、前記通行データに関する情報を前記送信元識別情報
毎に集計するステップと、前記送信元識別情報毎に集計
された前記通行データに関する通過情報量に応じて前記
送信元識別情報毎に課金額を決定するステップとを有す
るものである。本実施の形態によれば、他プロバイダか
ら更に他プロバイダに送信したデータに対する返送され
るデータに関して、例えばメール送信者等の利用者側で
ある送信元のプロバイダ等に対して利用料金を課金する
ことができる。
【0009】本発明の第4の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの宛先に
送信され、前記第3のプロバイダエリアの宛先から前記
第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに関し、通行データ
に付与されている宛先識別情報を記憶させるステップ
と、前記通行データに関する情報を前記宛先識別情報毎
に集計するステップと、前記宛先識別情報毎に集計され
た前記通行データに関する通過情報量に応じて前記宛先
識別情報毎に課金額を決定するステップとを有するもの
である。本実施の形態によれば、他プロバイダから更に
他プロバイダに送信したデータに対する返送されるデー
タに関して、例えばコンテンツ業者などのデータ提供者
側である宛先のプロバイダ等に対して利用料金を課金す
ることができる。
【0010】本発明の第5の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に
送信される場合の前記第2のプロバイダエリアに入る通
行データに関し、通行データに付与されている送信元識
別情報を記憶させるステップと、前記通行データに関す
る情報を前記送信元識別情報毎に集計するステップと、
前記送信元識別情報毎に集計された前記通行データに関
する通過情報量に応じて前記送信元識別情報毎に課金額
を決定するステップとを有するものである。本実施の形
態によれば、他プロバイダから自プロバイダに送信され
たデータに関して、例えばメール送信者等の利用者側で
ある送信元のプロバイダ等に対して利用料金を課金する
ことができる。
【0011】本発明の第6の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に
送信される場合の前記第2のプロバイダエリアに入る通
行データに関し、通行データに付与されている宛先識別
情報を記憶させるステップと、前記通行データに関する
情報を前記宛先識別情報毎に集計するステップと、前記
宛先識別情報毎に集計された前記通行データに関する通
過情報量に応じて前記宛先識別情報毎に課金額を決定す
るステップとを有するものである。本実施の形態によれ
ば、他プロバイダから自プロバイダに送信されたデータ
に関して、例えばコンテンツ業者などのデータ提供者側
である自系列のプロバイダ等に対し、又は自プロバイダ
内のコンテンツ業者などのデータ提供者に対して利用料
金を課金することができる。
【0012】本発明の第7の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に
送信され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前記
第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータが
第2のプロバイダエリアを出る通行データに関し、通行
データに付与されている送信元識別情報を記憶させるス
テップと、前記通行データに関する情報を前記送信元識
別情報毎に集計するステップと、前記送信元識別情報毎
に集計された前記通行データに関する通過情報量に応じ
て前記送信元識別情報毎に課金額を決定するステップと
を有するものである。本実施の形態によれば、他プロバ
イダから自プロバイダに送信したデータに対する返送さ
れるデータに関して、例えばメール送信者等の利用者側
である送信元のプロバイダ等に対して利用料金を課金す
ることができる。
【0013】本発明の第8の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に
送信され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前記
第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータが
第2のプロバイダエリアを出る通行データに関し、通行
データに付与されている宛先識別情報を記憶させるステ
ップと、前記通行データに関する情報を前記宛先識別情
報毎に集計するステップと、前記宛先識別情報毎に集計
された前記通行データに関する通過情報量に応じて前記
宛先識別情報毎に課金額を決定するステップとを有する
ものである。本実施の形態によれば、他プロバイダから
自プロバイダに送信したデータに対する返送されるデー
タに関して、例えばコンテンツ業者などのデータ提供者
側である宛先のプロバイダ等に対して利用料金を課金す
ることができる。
【0014】本発明の第9の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、アクセスがあったデータ、
又はアクセスによって送信元に提供するデータに付与さ
れている送信元識別情報を記憶させるステップと、デー
タに関する情報を送信元識別情報毎に集計するステップ
と、送信元識別情報毎に集計されたデータに関する情報
量に応じて送信元識別情報毎に課金額を決定するステッ
プとを有するものである。本実施の形態によれば、特定
のプロバイダ、ハードウエア、サイト、又はホームペー
ジにアクセスされたデータに対して課金を行うことがで
きる。
【0015】本発明の第10の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、アクセスがあったデー
タ、又はアクセスによって送信元に提供するデータに関
する情報をデータに付与されている送信元識別情報を元
に集計するとともに、データの種別を元に課金対象デー
タか否かを判別し、課金対象データに関する集計された
データを出力するものである。本実施の形態によれば、
特定のプロバイダ、ハードウエア、サイト、又はホーム
ページにアクセスされたデータに対して課金を行うこと
ができる。
【0016】本発明の第11の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、識別情報を、プロバイダ、ハードウエア、若しくは
経路制御器に関する識別情報とするものである。本実施
の形態によれば、識別情報をプロバイダとすることで、
プロバイダ単位で課金を行え、識別情報をハードウエア
とすることで、ハードウエアを利用しているプロバイダ
単位又は利用者単位で課金を行え、識別情報を経路制御
器に関する識別情報とすることで、ルータ等の経路制御
器を有するプロバイダや利用者に対して課金を行うこと
ができる。
【0017】本発明の第12の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、識別情報をIPアドレス、MACアドレス、又はド
メイン名とするものである。本実施の形態によれば、特
定のIPアドレス、MACアドレス、又はドメイン名を
使用している利用者単位で課金を行うことができる。
【0018】本発明の第13の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、識別情報を元に、課金対象元か否かを判断するステ
ップを有するものである。本実施の形態によれば、別途
契約などによって課金対象としない相手を除外すること
ができる。
【0019】本発明の第14の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、データに関する集計を、パケット単位で行うもので
ある。本実施の形態によれば、パケット単位で集計させ
るため膨大なデータ量を集計することを要しない。
【0020】本発明の第15の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、データに関する集計を、接続単位で行うものであ
る。本実施の形態によれば、接続単位で集計させるため
膨大なデータ量を集計することを要しない。
【0021】本発明の第16の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、データに関する集計を、通行単位で行うものであ
る。本実施の形態によれば、通行単位で集計させるため
膨大なデータ量を集計することを要しない。
【0022】本発明の第17の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、データに関する集計を、データ単位で行うものであ
る。本実施の形態によれば、データ単位で集計させるた
め送信ボリュームにあわせた課金を行うことができる。
【0023】本発明の第18の実施の形態は、第1、第
2、第5、又は第6によるインターネット利用課金シス
テムにおいて、通行データを、読み込み要求メッセージ
データ又は書き込み要求メッセージデータとしたもので
ある。本実施の形態によれば、接続利用回数に応じた課
金を行うことができる。
【0024】本発明の第19の実施の形態は、第3、第
4、第7、又は第8によるインターネット利用課金シス
テムにおいて、通行データを、受信状況を知らせるメッ
セージデータ、又は読み込み要求若しくは書き込み要求
に対する応答確認データとしたものである。本実施の形
態によれば、送信回数又は接続利用回数に応じた課金を
行うことができる。
【0025】本発明の第20の実施の形態は、第1、第
2、第5、又は第6によるインターネット利用課金シス
テムにおいて、通行データを、接続要求メッセージデー
タ又は切断要求メッセージデータとしたものである。本
実施の形態によれば、接続利用回数に応じた課金を行う
ことができる。
【0026】本発明の第21の実施の形態は、第1、第
2、第5、又は第6によるインターネット利用課金シス
テムにおいて、通行データを、アップロードデータとし
たものである。本実施の形態によれば、実利用状況に応
じた課金を行うことができる。
【0027】本発明の第22の実施の形態は、第3、第
4、第7、又は第8によるインターネット利用課金シス
テムにおいて、通行データを、ダウンロードデータとし
たものである。本実施の形態によれば、実利用状況に応
じた課金を行うことができる。
【0028】本発明の第23の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを経由
して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第3のプ
ロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプ
ロバイダエリアを通過する通行データに関し、前記通行
データに関する情報を前記通行データに付与されている
送信元識別情報を元に集計するとともに、送信元識別情
報を元に課金対象元か否かを判別し、課金対象元に関す
る集計された前記通行データを出力するものである。本
実施の形態によれば、他プロバイダから更に他プロバイ
ダに送信されたデータに関して、例えばメール送信者等
の利用者側である送信元のプロバイダ等に対して利用料
金を課金することができる。
【0029】本発明の第24の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを経由
して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第3のプ
ロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプ
ロバイダエリアを通過する通行データに関し、前記通行
データに関する情報を前記通行データに付与されている
宛先識別情報を元に集計するとともに、宛先識別情報を
元に課金対象元か否かを判別し、課金対象元に関する集
計された前記通行データを出力するものである。本実施
の形態によれば、他プロバイダから更に他プロバイダに
送信されたデータに関して、例えばコンテンツ業者など
のデータ提供者側である宛先のプロバイダ等に対して利
用料金を課金することができる。
【0030】本発明の第25の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの宛先
に送信され、前記第3のプロバイダエリアの宛先から前
記第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに関し、前記通行デ
ータに関する情報を前記通行データに付与されている送
信元識別情報を元に集計するとともに、送信元識別情報
を元に課金対象元か否かを判別し、課金対象元に関する
集計された前記通行データを出力するものである。本実
施の形態によれば、他プロバイダから更に他プロバイダ
に送信したデータに対する返送されるデータに関して、
例えばメール送信者等の利用者側である送信元のプロバ
イダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0031】本発明の第26の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの宛先
に送信され、前記第3のプロバイダエリアの宛先から前
記第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに関し、前記通行デ
ータに関する情報を前記通行データに付与されている宛
先識別情報を元に集計するとともに、宛先識別情報を元
に課金対象元か否かを判別し、課金対象元に関する集計
された前記通行データを出力するものである。本実施の
形態によれば、他プロバイダから更に他プロバイダに送
信したデータに対する返送されるデータに関して、例え
ばコンテンツ業者などのデータ提供者側である宛先のプ
ロバイダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0032】本発明の第27の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先
に送信される場合の前記第2のプロバイダエリアに入る
通行データに関し、前記通行データに関する情報を前記
通行データに付与されている送信元識別情報を元に集計
するとともに、送信元識別情報を元に課金対象元か否か
を判別し、課金対象元に関する集計された前記通行デー
タを出力するものである。本実施の形態によれば、他プ
ロバイダから自プロバイダに送信されたデータに関し
て、例えばメール送信者等の利用者側である送信元のプ
ロバイダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0033】本発明の第28の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先
に送信される場合の前記第2のプロバイダエリアに入る
通行データに関し、前記通行データに関する情報を前記
通行データに付与されている宛先識別情報を元に集計す
るとともに、宛先識別情報を元に課金対象元か否かを判
別し、課金対象元に関する集計された前記通行データを
出力するものである。本実施の形態によれば、他プロバ
イダから自プロバイダに送信されたデータに関して、例
えばコンテンツ業者などのデータ提供者側である自系列
のプロバイダ等に対し、又は自プロバイダ内のコンテン
ツ業者などのデータ提供者に対して利用料金を課金する
ことができる。
【0034】本発明の第29の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先
に送信され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前
記第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が第2のプロバイダエリアを出る通行データに関し、通
行データに関する情報を前記通行データに付与されてい
る送信元識別情報を元に集計するとともに、送信元識別
情報を元に課金対象元か否かを判別し、課金対象元に関
する集計された前記通行データを出力するものである。
本実施の形態によれば、他プロバイダから自プロバイダ
に送信したデータに対する返送されるデータに関して、
例えばメール送信者等の利用者側である送信元のプロバ
イダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0035】本発明の第30の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先
に送信され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前
記第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が第2のプロバイダエリアを出る通行データに関し、通
行データに関する情報を前記通行データに付与されてい
る宛先識別情報を元に集計するとともに、宛先識別情報
を元に課金対象元か否かを判別し、課金対象元に関する
集計された前記通行データを出力するものである。本実
施の形態によれば、他プロバイダから自プロバイダに送
信したデータに対する返送されるデータに関して、例え
ばコンテンツ業者などのデータ提供者側である宛先のプ
ロバイダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0036】
【実施例】以下本発明の一実施例によるインターネット
利用課金システムについて説明する。図1は、本実施例
によるインターネット利用課金システムを説明するため
のネットワーク状態の一例を示す構成図である。同図に
おいて、一次プロバイダ100、200、300は、第
一種通信事業者として許可が与えられたプロバイダであ
り、日本のインターネットエクスチェンジに直接接続さ
れている。一次プロバイダ100、200、300同士
も専用線にて相互に接続されている。なお、一次プロバ
イダ100を識別する識別情報をA、一次プロバイダ2
00を識別する識別情報をB、一次プロバイダ300を
識別する識別情報をCとする。一次プロバイダ100に
は、この一次プロバイダ100と専用線で接続された二
次プロバイダ110(識別情報AA)と、この二次プロ
バイダ110と専用線で接続された三次プロバイダ11
1(識別情報AAA)とが存在していることを表してい
る。また、同様に一次プロバイダ200には、二次プロ
バイダ210(識別情報BA)と二次プロバイダ220
(識別情報BB)が接続されている。また、二次プロバ
イダ220には三次プロバイダ221(識別情報BB
A)が接続されている。三次プロバイダ221には、個
人ユーザ221Aの他に、企業ユーザ221B、コンテ
ンツ業者221C、及び広告代理店221Dが接続され
ている。一方、一次プロバイダ300には、二次プロバ
イダ310(識別情報CA)と二次プロバイダ320
(識別情報CB)が接続され、二次プロバイダ310に
は三次プロバイダ311(識別情報CAA)と三次プロ
バイダ312(識別情報CAB)が接続されている。ま
た、二次プロバイダ320には、個人ユーザ320A、
企業ユーザ320B、コンテンツ業者320C、広告代
理店320Dが接続されている。なお、個人ユーザ、企
業ユーザ、コンテンツ業者、広告代理店については、そ
れぞれの契約プロバイダと接続されている。例えば個人
ユーザ100Aとコンテンツ業者100Cは一次プロバ
イダ100と接続され、個人ユーザ110Aとコンテン
ツ業者110Cは二次プロバイダ110と接続されてい
る。本実施例においては、一つのプロバイダエリアは、
一次プロバイダ100に接続された、二次プロバイダ1
10、及び三次プロバイダ111と、一次プロバイダ1
00、二次プロバイダ110、三次プロバイダ111に
それぞれ接続された個人ユーザ100A、110Aやコ
ンテンツ業者100C、110Cを含めたエリアであ
る。従って、他のプロバイダエリアは、一次プロバイダ
200に接続された、二次プロバイダ210、220、
及び三次プロバイダ221と、一次プロバイダ200、
二次プロバイダ210、220、三次プロバイダ221
にそれぞれ接続された個人ユーザ221A、企業ユーザ
221B、コンテンツ業者221C、広告代理店221
Dを含めたエリアである。また、他のプロバイダエリア
は、一次プロバイダ300に接続された、二次プロバイ
ダ310、320、及び三次プロバイダ311、312
と、一次プロバイダ300、二次プロバイダ310、3
20、三次プロバイダ311、312にそれぞれ接続さ
れた個人ユーザ320A、企業ユーザ320B、コンテ
ンツ業者320C、広告代理店320Dを含めたエリア
である。なお、同図における識別情報A、AA、AA
A、B、BA、BB、BBA………は、それぞれのプロ
バイダに与えられたIPアドレス、MACアドレス、ド
メイン名等、プロバイダ、ハードウエア、若しくは経路
制御器に関する識別情報を意味するものである。なお、
それぞれのプロバイダと契約している個人ユーザ等は、
回線接続時に、その契約しているプロバイダに割り当て
られているユニバーサルアドレスが付与されるため、こ
こでは説明の都合上、それぞれのプロバイダの識別情報
を用いて説明する。
【0037】まず、送信元となる第1のプロバイダエリ
ア200から発信されたデータが、第2のプロバイダエ
リア100を経由して、第3のプロバイダエリア300
の宛先に送信される場合の第2のプロバイダエリア10
0を通過する通行データに対するインターネット利用課
金システムについて説明する。例えば、個人ユーザ22
1Aが、コンテンツ業者320C提供のコンテンツを閲
覧する場合が該当する。この場合には、個人ユーザ22
1Aから送信されたデータは、三次プロバイダ221、
二次プロバイダ220、一次プロバイダ200、一次プ
ロバイダ100、一次プロバイダ300、二次プロバイ
ダ320をそれぞれ経由して二次プロバイダ320に接
続されているコンテンツ業者320Cに送信される。上
記経路をたどる場合、一次プロバイダ100は、自己の
エリア内をデータが通過するため、利用者側である個人
ユーザ221Aの送信元の三次プロバイダ221に対し
て、送信されたデータから識別情報BBAを認識して利
用料金を課金する。また、本実施例にように、コンテン
ツ業者320Cが提供する情報に対してアクセスを行う
場合には、コンテンツ業者320C側の二次プロバイダ
320に対して、送信されたデータから識別情報CBを
認識して利用料金を課金することが好ましい。
【0038】次に、送信元となる第1のプロバイダ20
0エリアから発信されたデータが、第3のプロバイダ3
00エリアの宛先に送信され、第3のプロバイダ300
エリアの宛先から第1のプロバイダ200エリアの送信
元に返送されるデータが、第2のプロバイダ100エリ
アを通過する通行データに対するインターネット利用課
金システムについて説明する。コンテンツ業者320C
から返信されるデータは、二次プロバイダ320、一次
プロバイダ300、一次プロバイダ100、一次プロバ
イダ200、二次プロバイダ220、三次プロバイダ2
21を経由して個人ユーザ221Aに返送される。上記
経路をたどる場合、一次プロバイダ100は、自己のエ
リア内をデータが通過するため、利用者側である個人ユ
ーザ221Aの送信元の三次プロバイダ221に対し
て、送信されたデータから識別情報BBAを認識して利
用料金を課金する。また、本実施例にように、コンテン
ツ業者320Cが提供する情報に対してアクセスを行う
場合には、コンテンツ業者320C側の二次プロバイダ
320に対して、送信されたデータから識別情報CBを
認識して利用料金を課金することが好ましい。なお、上
記実施例における課金請求先は、送信元に直接接続され
たプロバイダを対象としたが、三次プロバイダ221の
代わりに、この三次プロバイダが接続されている二次プ
ロバイダ220、又は三次プロバイダ221が接続され
ている一次プロバイダ200に対して利用料金を課金す
ることも可能である。また、上記実施例における課金請
求先は、宛先が直接接続されたプロバイダを対象とした
が、二次プロバイダ320の代わりに、この二次プロバ
イダが接続されている一次プロバイダ300に対して利
用料金を課金することも可能である。このように上位の
プロバイダに対して利用料金を課金し、請求された上位
のプロバイダからそれぞれ自己の系列の下位のプロバイ
ダに対して適宜利用料金を課金する事も可能である。ま
た、例えば個人ユーザ221Aが送信したデータに対し
て、三次プロバイダ221と二次プロバイダ220、又
は三次プロバイダ221と、一次プロバイダ200のよ
うに、同一系列の上位のプロバイダと下位のプロバイダ
の複数のプロバイダに対して課金する事も可能である。
この場合、例えば単一のプロバイダに対しての課金が、
一つの通行データに対して1円とした場合、2つのプロ
バイダに対する課金は、一つの通行データに対して0.
5円と0.5円課金することもできる。また、複数先に
対して課金する他の方法としては、送信先プロバイダと
宛先プロバイダに対して行う場合がある。また、個人ユ
ーザの場合には、この個人ユーザが接続しているプロバ
イダを課金対象元とするが、業としての利用を行う、企
業ユーザ、コンテンツ業者、又は広告代理店に対して
は、これら企業ユーザ、コンテンツ業者、又は広告代理
店に対して課金を行ってもよい。
【0039】次に、送信元となる第1のプロバイダ20
0エリアから発信されたデータが、第2のプロバイダ1
00エリアの宛先に送信される場合の第2のプロバイダ
100エリアに入る通行データに対するインターネット
利用課金システムについて説明する。個人ユーザ221
Aが、コンテンツ業者110C提供のコンテンツを閲覧
する場合には、個人ユーザ221Aから送信されたデー
タは、三次プロバイダ221、二次プロバイダ220、
一次プロバイダ200、一次プロバイダ100、二次プ
ロバイダ110を経由してコンテンツ業者110Cに送
信される。上記経路をたどる場合、一次プロバイダ10
0は、自己のエリア内にデータが入るため、利用者側で
ある個人ユーザ221Aの送信元の三次プロバイダ22
1に対して、送信されたデータから識別情報BBAを認
識して利用料金を課金する。また、本実施例にように、
コンテンツ業者110Cが提供する情報に対してアクセ
スが行われる場合には、コンテンツ業者110C側の二
次プロバイダ110に対して、送信されたデータから識
別情報AAを認識して利用料金を課金することも可能で
ある。なお、上記実施例における課金請求先は、送信元
に直接接続されたプロバイダを対象としたが、三次プロ
バイダ221の代わりに、この三次プロバイダが接続さ
れている二次プロバイダ220、又は三次プロバイダ2
21が接続されている一次プロバイダ200に対して利
用料金を課金することも可能である。
【0040】次に、送信元となる第1のプロバイダ20
0エリアから発信されたデータが、第2のプロバイダ1
00エリアの宛先に送信され、第2のプロバイダ100
エリアの宛先から第1のプロバイダ200エリアの送信
元に返送されるデータが第2のプロバイダ100エリア
を出る通行データに対するインターネット利用課金シス
テムについて説明する。コンテンツ業者110Cから返
送されるデータは、二次プロバイダ110、一次プロバ
イダ100、一次プロバイダ200、二次プロバイダ2
20、三次プロバイダ221を経由して個人ユーザ22
1Aに返送される。上記経路をたどる場合、一次プロバ
イダ100は、自己のエリアからデータが出るため、利
用者側である個人ユーザ221Aの送信元の三次プロバ
イダ221に対して、送信されたデータから識別情報B
BAを認識して利用料金を課金する。また、本実施例に
ように、コンテンツ業者110Cが提供する情報に対し
てアクセスが行われる場合には、コンテンツ業者110
C側の二次プロバイダ110に対して、送信されたデー
タから識別情報AAを認識して利用料金を課金すること
も可能である。なお、上記実施例における課金請求先
は、送信元直接接続されたプロバイダを対象としたが、
三次プロバイダ221の代わりに、この三次プロバイダ
が接続されている二次プロバイダ220、又は三次プロ
バイダ221が接続されている一次プロバイダ200に
対して利用料金を課金することも可能である。
【0041】また、個人ユーザ221Aが、コンテンツ
業者100C提供のコンテンツを閲覧する場合、すなわ
ち、個人ユーザ221Aから送信されたデータが、三次
プロバイダ221、二次プロバイダ220、一次プロバ
イダ200、一次プロバイダ100を経由してコンテン
ツ業者100Cにデータが送信される場合にあっても、
一次プロバイダ100は、自己のエリアからデータが出
るため、利用者側である個人ユーザ221Aの送信元の
三次プロバイダ221に対して、送信されたデータから
識別情報BBAを認識して利用料金を課金する。なお、
本実施例においても、三次プロバイダ221の代わり
に、この三次プロバイダが接続されている二次プロバイ
ダ220、又は三次プロバイダ221が接続されている
一次プロバイダ200に対して利用料金を課金すること
も可能である。また、コンテンツ業者100Cから返送
されるデータが、一次プロバイダ100、一次プロバイ
ダ200、二次プロバイダ220、三次プロバイダ22
1を経由して個人ユーザ221Aに送信される場合に
も、一次プロバイダ100は、自己のエリアからデータ
が出るため、利用者側である個人ユーザ221Aの送信
元の三次プロバイダ221に対して、送信されたデータ
から識別情報BBAを認識して利用料金を課金する。な
お、本実施例においても、三次プロバイダ221の代わ
りに、この三次プロバイダが接続されている二次プロバ
イダ220、又は三次プロバイダ221が接続されてい
る一次プロバイダ200に対して利用料金を課金するこ
とも可能である。なお、個人ユーザ110Aが広告業者
221D提供のコンテンツを閲覧する場合、すなわち、
個人ユーザ110Aから送信されるデータが、一次プロ
バイダ110、一次プロバイダ200、二次プロバイダ
220、三次プロバイダ221を経由して広告代理店2
21Dに送信される場合には、通行データに対する課金
は行わない。また、個人ユーザ221Aから送信される
データが、三次プロバイダ221、二次プロバイダ22
0、一次プロバイダ200、一次プロバイダ100を経
由して個人ユーザ100Aにも、通行データに対する課
金は行わない。
【0042】図2は、本実施例によるインターネット利
用課金システムを説明するためのプロバイダのシステム
構成図である。プロバイダのサービスシステム10は、
経路制御器であるルータ(フレーム転送装置)11を経
由し、電話やISDNの回線、又は専用線を介して個人
ユーザや企業ユーザ、又はコンテンツ業者と接続されて
いる。また、このルータ11を介して専用線で他のプロ
バイダと接続されている。複数のルータ11は、課金ネ
ットワーク19で接続され、この課金ネットワーク19
に課金サーバ20Aを設けている。なお、直接接続して
いないIPアドレスが送信先であるフレームについて
は、ルータ11によって他のプロバイダに転送される。
自己のプロバイダ10内に入らずに単に通過するに過ぎ
ない通行データは、この課金サーバ20Aにおいて通行
データに付与されている識別情報とともに記憶され集計
される。また、プロバイダのサービスシステム10は、
ダイアルアップサーバ12、ネームサーバ13、メール
送信用サーバ14、メール受信用サーバ15、ニュース
サーバ16、FTPサーバ17、WWWサーバ18を備
えている。ここで、ダイアルアップサーバ12はユーザ
の認証を行うサーバであり、契約会員のユーザIDとパ
スワードが登録されている。ネームサーバ13はDNS
が動作するサーバであり、ドメイン名とIPアドレスの
変換処理を行う。メール送信用サーバ14はSMTPが
動作するサーバであり、ユーザはここを介してメールを
送信する。メール受信用サーバ15はPOPが動作する
サーバであり、ユーザの受信用メールボックスがここに
ある。ニュースサーバ16はNNTPが動作するサーバ
であり、ユーザはここを利用してネットニュースと呼ば
れる電子会議に参加できる。FTPサーバ17はFTP
が動作するサーバであり、オンラインソフトや技術資料
などが登録されている。WWWサーバ18はHTTPが
動作するサーバであり、ユーザのホームページがここで
公開される。自己のプロバイダ10内に入る通行データ
は、メール送信用サーバ14、メール受信用サーバ1
5、ニュースサーバ16、FTPサーバ17、及びWW
Wサーバ18において、通行データに付与されている識
別情報とともに記憶され集計される。なお、メール送信
用サーバ14、メール受信用サーバ15、ニュースサー
バ16、FTPサーバ17、及びWWWサーバ18内に
おいて通行データと識別情報を記憶させ、識別情報毎の
集計や課金の決定を行ってもよいが、図示のように、別
途課金サーバ20Bを設け、メール送信用サーバ14、
メール受信用サーバ15、ニュースサーバ16、FTP
サーバ17、及びWWWサーバ18内において蓄積され
る通行データを識別情報とともに、課金サーバ20Bに
記憶させて処理してもよい。
【0043】ここで、図3を用いて上記課金サーバ20
の概略構成について説明する。図3は課金サーバを機能
実現手段で表したブロック図である。課金サーバ20
は、通行データを送信元又は宛先識別情報とともに記憶
する通行データ記憶手段21と、通行データ記憶手段2
1で記憶した通行データを識別情報毎に集計する集計手
段22と、課金対象先か否かを判断するために必要な課
金対象先リストを記憶した課金対象元記憶手段23と、
課金対象か否かを判断する課金対象先選別手段24と、
この課金対象先選別手段24で選別した課金対象先に対
して課金額を演算する課金額演算手段25とを備えてい
る。通行データ記憶手段21には、課金に必要であれ
ば、データ量やパケット長さ等を必要に応じて記憶す
る。この通行データ記憶手段21で記憶した通行データ
は、集計手段22によって定期的に識別情報毎に集計さ
れる。課金対象元記憶手段23には、課金対象先か否か
を判断するために必要な情報が記憶されておればよく、
課金対象先リストの代わりに課金対象外リストであって
もよく、両者を区分するチエック入りリストであっても
よい。課金額演算手段25では、乗算する価格単価の他
に、必要であればデータの種類や通過データの種類、又
は請求先毎にあらかじめ決定している価格比率や単価の
テーブルを備えている。なお、課金対象元記憶手段23
は必要に応じて書き換えが可能であり、また課金額演算
手段25での結果は適宜出力される。
【0044】次に、本実施例によるインターネット利用
課金システムで集計する通行データについて説明する。
図4は、データの送受信の一実施例を示し、二次プロバ
イダ320内のコンピュータからプロバイダ100を経
由して三次プロバイダ221内のコンピュータにデータ
を送信する場合を示している。二次プロバイダ320内
のコンピュータから送信されるデータは、パケット単位
に分割されて送信される。まず二次プロバイダ320内
のコンピュータからパケット1が送信され、このパケッ
ト1を三次プロバイダ221内のコンピュータが受信す
ると、三次プロバイダ221内のコンピュータからAc
kメッセージが返送される。また、二次プロバイダ32
0内のコンピュータからパケット2が送信され、このパ
ケット2を三次プロバイダ221内のコンピュータが受
信すると、三次プロバイダ221内のコンピュータから
再びAckメッセージが返送される。上記のようなデー
タの送受信の場合、一次プロバイダ100を通過する通
行データを下記の方法で集計する。まず、一次プロバイ
ダ100を通過する通行データを全て集計する。すなわ
ち、二次プロバイダ320から送信された通行データ
は、パケット1とパケット2の2つの通行データとして
集計する。また、三次プロバイダ221から送信された
通行データは、2つのAckメッセージを2つの通行デ
ータとして集計する。そして、1つの通行データを仮に
1円と仮定すると、それぞれの送信元に通行料を請求す
る場合には、二次プロバイダ320に2円、三次プロバ
イダ221に2円の課金を行う。一方、2つのAckメ
ッセージは、二次プロバイダ320から送信されたデー
タに対する返信データであると考え、三次プロバイダ2
21から返信される2つのAckメッセージについても
二次プロバイダ320に対して課金することもできる。
この場合には、二次プロバイダ320に4円の課金を行
うことになる。上記の課金方法は通行データ単位で行う
方法である。なお、Ackメッセージについては、受信
状況を知らせるメッセージデータとして課金対象から除
外することもできる。一方、それぞれの宛先に通行料を
請求する場合には、二次プロバイダ320に対しては2
つのAckメッセージ分の2円、三次プロバイダ221
に対しては2つのパケット受信分の2円の課金を行う。
なお、この場合にもAckメッセージについては、受信
状況を知らせるメッセージデータとして課金対象から除
外することもできる。
【0045】図5は、データの送受信の一実施例を示
し、2つのコンピュータ間でのコネクションの接続処理
を示している。まず、二次プロバイダ320内のコンピ
ュータから、三次プロバイダ221内のコンピュータに
対し、接続要求メッセージを送信する。これに対し、三
次プロバイダ221内のコンピュータは、二次プロバイ
ダ320内のコンピュータからの接続要求メッセージに
対するAckメッセージと、さらに三次プロバイダ22
1内のコンピュータからも接続要求メッセージを送信す
る。ここで2つのメッセージは1つのパケットで送られ
る。最後に、二次プロバイダ320内のコンピュータ
は、受信したパケットの、三次プロバイダ221内のコ
ンピュータからの接続要求メッセージに対するAckメ
ッセージを送信する。このようにして、それぞれの接続
要求メッセージに対するAckメッセージが届いた時点
でコネクションの確立処理が完了する。上記のようなデ
ータの送受信の場合、一次プロバイダ100を通過する
通行データを下記の方法で集計する。まず、一次プロバ
イダ100を通過する通行データを全て集計する。すな
わち、二次プロバイダ320から送信された通行データ
は、接続要求メッセージとAckメッセージの2つの通
行データとして集計する。また、三次プロバイダ221
から送信された通行データは、1つのパケットにAck
メッセージと接続要求メッセージを含んでいるので1つ
の通行データとして集計する。そして、1つの通行デー
タを仮に1円と仮定すると、それぞれの送信元に通行料
を請求する場合には、二次プロバイダ320に2円、三
次プロバイダ221に1円の課金を行う。一方、Ack
メッセージと接続要求メッセージを含んだパケットは、
二次プロバイダ320から送信されたデータに対する返
信データであると考え、三次プロバイダ221から返信
されるパケットについても二次プロバイダ320に対し
て課金することもできる。この場合には、二次プロバイ
ダ320に3円の課金を行うことになる。なお、Ack
メッセージについては、受信状況を知らせるメッセージ
データとして課金対象から除外することもできる。一
方、それぞれの宛先に通行料を請求する場合には、二次
プロバイダ320に対しては1つのパケット分の1円、
三次プロバイダ221に対しては2円の課金を行う。な
お、この場合にもAckメッセージについては、受信状
況を知らせるメッセージデータとして課金対象から除外
することもできる。なお、接続単位で課金を行う場合に
は、コネクションの確立処理単位で集計する。具体的に
は、接続要求メッセージだけを通行データとして集計す
ることも可能である。この場合には、最初の接続要求メ
ッセージを送信した二次プロバイダ320に対してだけ
課金することもできるが、双方に課金してもよい。な
お、宛先に課金する場合であって、最初の接続要求メッ
セージを集計対象とする場合には、三次プロバイダ22
1に対して課金することになる。なお、上記実施例で
は、コネクションの確立処理について説明したが、コネ
クションの閉鎖処理においても同様である。すなわち、
コネクションの接続要求メッセージの代わりに切断要求
メッセージを通行データとして取り扱う。なお、コネク
ションの接続要求メッセージとともに切断要求メッセー
ジを通行データとしてともに集計することもできる。
【0046】図6は、データの送受信の一実施例を示
し、二次プロバイダ320内のコンピュータからプロバ
イダ100を経由して三次プロバイダ221内のコンピ
ュータが有するイメージファイルのダウンロードを行う
場合を示している。まず、二次プロバイダ320内のコ
ンピュータから、三次プロバイダ221内のコンピュー
タに対し、読み込み要求メッセージを送信する。これに
対し、三次プロバイダ221内のコンピュータが読み込
み要求メッセージを受け付けると、イメージファイルの
内容を分割してデータメッセージとして送信する。1つ
のデータメッセージを送信すると、応答確認メッセージ
が届くのを待ち、応答確認メッセージが届いたら次のデ
ータメッセージを送る。そして全てのデータの送信が終
わったら、データの読み込みが終了したことを通知す
る。
【0047】上記のようなデータの送受信の場合、一次
プロバイダ100を通過する通行データを下記の方法で
集計する。まず、一次プロバイダ100を通過する通行
データを全て集計する。すなわち、二次プロバイダ32
0から送信された通行データは、読み込み要求メッセー
ジと2つの応答確認メッセージで3つの通行データとし
て集計する。また、三次プロバイダ221から送信され
た通行データは、3つのデータメッセージであるので3
つの通行データとして集計する。そして、1つの通行デ
ータを仮に1円と仮定すると、それぞれの送信元に通行
料を請求する場合には、二次プロバイダ320に3円、
三次プロバイダ221に3円の課金を行う。一方、3つ
のデータメッセージは、二次プロバイダ320から送信
されたデータに対する返信データであると考え、三次プ
ロバイダ221から返信されるパケットについても二次
プロバイダ320に対して課金することもできる。この
場合には、二次プロバイダ320に6円の課金を行うこ
とになる。なお、これとは逆にダウンロードデータの提
供者である三次プロバイダ221に対して課金すること
もできる。この場合には、三次プロバイダ221に6円
の課金を行うことになる。また、ダウンロードデータの
要求者側である二次プロバイダ320に対して送信メッ
セージだけ、又は受信メッセージだけに対して課金する
ことも可能である。またこれとは逆に、ダウンロードデ
ータの提供者側である三次プロバイダ221に対して送
信メッセージだけ、又は受信メッセージだけに対して課
金することも可能である。また、ダウンロードデータだ
けを対象、すなわち1回のダウンロードに対して1回分
の通行料を課金することもできる。この場合には、読み
込み要求メッセージだけを通行データとして集計するこ
とで実現することができる。なお、上記実施例では、イ
メージファイルのダウンロードを行う場合について説明
したが、イメージファイルのアップロードを行う場合に
おいても同様である。すなわち、読み込み要求メッセー
ジの代わりに書き込み要求メッセージを通行データとし
て取り扱う。また、上記実施例では、データ長さやパケ
ット長さについては考慮していないが、それぞれの通行
データのデータ長さやパケット長さを考慮して課金する
こともできる。
【0048】本実施例においては、一つのプロバイダエ
リアは、一次プロバイダ100に接続された、二次プロ
バイダ110、及び三次プロバイダ111と、一次プロ
バイダ100、二次プロバイダ110、三次プロバイダ
111にそれぞれ接続された個人ユーザ100A、11
0Aやコンテンツ業者100C、110Cを含めたエリ
アとして説明したが、それぞれのプロバイダ毎に一つの
プロバイダエリアとしてもよい。それぞれのプロバイダ
毎に一つのプロバイダエリアとは、例えば、一次プロバ
イダ100については、一次プロバイダ100に直接接
続された個人ユーザ100Aやコンテンツ業者100C
を含めたエリアとし、二次プロバイダ110は一次プロ
バイダ100とは異なるプロバイダエリアとするもので
ある。この場合には、二次プロバイダ110エリアは、
二次プロバイダ110に直接接続された個人ユーザ11
0Aやコンテンツ業者110Cを含めたエリアとなる。
また、本実施例においては、プロバイダエリアを通過す
る通行データを対象として説明したが、特定のプロバイ
ダ、ハードウエア、サイト、又はホームページにアクセ
スされたデータに対する課金システムに適用することも
できる。この場合にあっては、アクセスがあったデー
タ、又はアクセスによって送信元に提供するデータに付
与されている送信元識別情報を記憶させ、データに関す
る情報を送信元識別情報毎に集計し、送信元識別情報毎
に集計されたデータに関する情報量に応じて送信元識別
情報毎に課金額を決定する。また、データの種別を元に
課金対象データか否かを判別し、課金対象データに付与
されている送信元識別情報を元に集計し、送信元識別情
報毎に集計されたデータに関する情報量に応じて送信元
識別情報毎に課金額を決定することもできる。
【0049】
【発明の効果】上記実施例の説明から明らかなように、
本発明によるインターネット利用課金システムによれ
ば、特に一次プロバイダ間で発生するデータ通行による
負担を実使用ベースで課金することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例によるインターネット利用課金システ
ムを説明するためのネットワーク状態の一例を示す構成
【図2】本実施例によるインターネット利用課金システ
ムを説明するためのプロバイダのシステム構成図
【図3】本実施例による課金サーバを機能実現手段で表
したブロック図
【図4】データの送受信の一実施例を示すデータの処理
流れ図
【図5】データの送受信の一実施例を示すデータの処理
流れ図
【図6】データの送受信の一実施例を示すデータの処理
流れ図
【符号の説明】
100 一次プロバイダ 100A 個人ユーザ 100C コンテンツ業者 110 二次プロバイダ 111 三次プロバイダ 200 一次プロバイダ 220 二次プロバイダ 221 三次プロバイダ 221A 個人ユーザ 221B 企業ユーザ 221C コンテンツ業者 221D 広告代理店 300 一次プロバイダ 320 二次プロバイダ 320A 個人ユーザ 320B 企業ユーザ 320C コンテンツ業者 320D 広告代理店
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月25日(2001.9.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 インターネット利用課金システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロバイダエリア
を通過する通行データやアクセスされたデータに対する
インターネット利用課金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットへの接続は、インターネ
ットへの接続サービスを提供するサービスプロバイダ
(以下単にプロバイダと呼ぶ)によって行われている。
プロバイダには、第一種通信事業者として許可が与えら
れた一次プロバイダの他に二次プロバイダや三次プロバ
イダ等が存在する。二次プロバイダは、いずれかの一次
プロバイダと接続されたプロバイダであり、三次プロバ
イダは、いずれかの二次プロバイダと接続されたプロバ
イダである。現在、二次プロバイダは、接続関係にある
一次プロバイダとの間で契約に基づいて接続料を支払
い、三次プロバイダは、接続関係にある二次プロバイダ
との間で契約に基づいて接続料を支払っている。一方、
一次プロバイダ間の多くは、専用線にてお互いの間を接
続し、通常では無料で、又は定額料金で接続を開放しあ
うペアリング方式をとっている。なお、このペアリング
方式の場合には、多くの場合回線料はお互いが自己負担
としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば自プロ
バイダエリアには関係しない他プロバイダ間のデータが
通過するに過ぎない場合であっても回線料は発生し、接
続サービスとしての経路制御を行っているが、それぞれ
の一次プロバイダ間の利用状況は必ずしも均衡がとれて
いるとは限らない。
【0004】そこで本発明は、特に一次プロバイダ間で
発生するデータ通行による負担を実使用ベースで課金す
るためのインターネット利用課金システムを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
インターネット利用課金システムは、送信元となる第1
のプロバイダエリアから発信されたデータが、前記第1
のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリア
を経由して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第
3のプロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第
2のプロバイダエリアを通過する通行データに対するイ
ンターネット利用課金システムであって、前記通行デー
タに付与されている送信元識別情報を記憶させるステッ
プと、前記通行データに関する情報を前記送信元識別情
報毎に集計するステップと、前記送信元識別情報毎に集
計された前記通行データに関する通過情報量に応じて前
記送信元識別情報毎に課金額を決定するステップとを有
することを特徴とする。請求項2記載の本発明のインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを経由
して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第3のプ
ロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプ
ロバイダエリアを通過する通行データに対するインター
ネット利用課金システムであって、前記通行データに付
与されている宛先識別情報を記憶させるステップと、前
記通行データに関する情報を前記宛先識別情報毎に集計
するステップと、前記宛先識別情報毎に集計された前記
通行データに関する通過情報量に応じて前記宛先識別情
報毎に課金額を決定するステップとを有することを特徴
とする。請求項3記載の本発明のインターネット利用課
金システムは、送信元となる第1のプロバイダエリアか
ら発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアと
は異なる第3のプロバイダエリアの宛先に送信され、前
記第3のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロバ
イダエリアの送信元に返送されるデータが、前記第1の
プロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを
通過する通行データに対するインターネット利用課金シ
ステムであって、前記通行データに付与されている前記
第1のプロバイダエリアの送信元識別情報を記憶させる
ステップと、前記通行データに関する情報を前記送信元
識別情報毎に集計するステップと、前記送信元識別情報
毎に集計された前記通行データに関する通過情報量に応
じて前記送信元識別情報毎に課金額を決定するステップ
とを有することを特徴とする。請求項4記載の本発明の
インターネット利用課金システムは、送信元となる第1
のプロバイダエリアから発信されたデータが、前記第1
のプロバイダエリアとは異なる第3のプロバイダエリア
の宛先に送信され、前記第3のプロバイダエリアの宛先
から前記第1のプロバイダエリアの送信元に返送される
データが、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2
のプロバイダエリアを通過する通行データに対するイン
ターネット利用課金システムであって、前記通行データ
に付与されている前記第3のプロバイダエリアの宛先識
別情報を記憶させるステップと、前記通行データに関す
る情報を前記宛先識別情報毎に集計するステップと、前
記宛先識別情報毎に集計された前記通行データに関する
通過情報量に応じて前記宛先識別情報毎に課金額を決定
するステップとを有することを特徴とする。請求項5記
載の本発明のインターネット利用課金システムは、送信
元となる第1のプロバイダエリアから発信されたデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプロ
バイダエリアに入る通行データに対するインターネット
利用課金システムであって、前記通行データに付与され
ている送信元識別情報を記憶させるステップと、前記通
行データに関する情報を前記送信元識別情報毎に集計す
るステップと、前記送信元識別情報毎に集計された前記
通行データに関する通過情報量に応じて前記送信元識別
情報毎に課金額を決定するステップとを有することを特
徴とする。請求項6記載の本発明のインターネット利用
課金システムは、送信元となる第1のプロバイダエリア
から発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリア
とは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信される
場合の前記第2のプロバイダエリアに入る通行データに
対するインターネット利用課金システムであって、前記
通行データに付与されている宛先識別情報を記憶させる
ステップと、前記通行データに関する情報を前記宛先識
別情報毎に集計するステップと、前記宛先識別情報毎に
集計された前記通行データに関する通過情報量に応じて
前記宛先識別情報毎に課金額を決定するステップとを有
することを特徴とする。請求項7記載の本発明のインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先
に送信され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前
記第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が第2のプロバイダエリアを出る通行データに対するイ
ンターネット利用課金システムであって、前記通行デー
タに付与されている前記第1のプロバイダエリアの送信
元識別情報を記憶させるステップと、前記通行データに
関する情報を前記送信元識別情報毎に集計するステップ
と、前記送信元識別情報毎に集計された前記通行データ
に関する通過情報量に応じて前記送信元識別情報毎に課
金額を決定するステップとを有することを特徴とする。
請求項8記載の本発明のインターネット利用課金システ
ムは、送信元となる第1のプロバイダエリアから発信さ
れたデータが、前記第1のプロバイダエリアとは異なる
第2のプロバイダエリアの宛先に送信され、前記第2の
プロバイダエリアの宛先から前記第1のプロバイダエリ
アの送信元に返送されるデータが第2のプロバイダエリ
アを出る通行データに対するインターネット利用課金シ
ステムであって、前記通行データに付与されている前記
第2のプロバイダエリアの宛先識別情報を記憶させるス
テップと、前記通行データに関する情報を前記宛先識別
情報毎に集計するステップと、前記宛先識別情報毎に集
計された前記通行データに関する通過情報量に応じて前
記宛先識別情報毎に課金額を決定するステップとを有す
ることを特徴とする。請求項9記載の本発明のインター
ネット利用課金システムは、データに付与されている送
信元識別情報を記憶させるステップと、前記データに関
する情報を前記送信元識別情報毎に集計するステップ
と、前記送信元識別情報毎に集計された前記データに関
する情報量に応じて前記送信元識別情報毎に課金額を決
定するステップとを有することを特徴とする。請求項1
0記載の本発明のインターネット利用課金システムは、
データに関する情報を前記データに付与されている送信
元識別情報を元に集計するとともに、前記データの種別
を元に課金対象データか否かを判別し、課金対象データ
に関する集計された前記データを出力することを特徴と
する。請求項11記載の本発明は、請求項1から請求項
10のいずれかに記載のインターネット利用課金システ
ムにおいて、前記識別情報を、プロバイダ、ハードウエ
ア、若しくは経路制御器に関する識別情報としたことを
特徴とする。請求項12記載の本発明は、請求項1から
請求項10のいずれかに記載のインターネット利用課金
システムにおいて、前記識別情報を、IPアドレス、M
ACアドレス、又はドメイン名としたことを特徴とす
る。請求項13記載の本発明は、請求項1から請求項1
0のいずれかに記載のインターネット利用課金システム
において、前記識別情報を元に、課金対象元か否かを判
断するステップを有することを特徴とする。請求項14
記載の本発明は、請求項1から請求項10のいずれかに
記載のインターネット利用課金システムにおいて、デー
タに関する前記集計を、パケット単位で行うことを特徴
とする。請求項15記載の本発明は、請求項1から請求
項10のいずれかに記載のインターネット利用課金シス
テムにおいて、データに関する前記集計を、接続単位で
行うことを特徴とする。請求項16記載の本発明は、請
求項1から請求項10のいずれかに記載のインターネッ
ト利用課金システムにおいて、データに関する前記集計
を、通行データ単位で行うことを特徴とする。請求項1
7記載の本発明は、請求項1から請求項10のいずれか
に記載のインターネット利用課金システムにおいて、デ
ータに関する前記集計を、データ長さ又はパケット長さ
に応じて行うことを特徴とする。請求項18記載の本発
明は、請求項1、請求項2、請求項5、又は請求項6に
記載のインターネット利用課金システムにおいて、前記
通行データを、読み込み要求メッセージデータ又は書き
込み要求メッセージデータとしたことを特徴とする。請
求項19記載の本発明は、請求項3、請求項4、請求項
7、又は請求項8に記載のインターネット利用課金シス
テムにおいて、前記通行データを、受信状況を知らせる
メッセージデータ、又は読み込み要求若しくは書き込み
要求に対する応答確認データとしたことを特徴とする。
請求項20記載の本発明は、請求項1、請求項2、請求
項5、又は請求項6に記載のインターネット利用課金シ
ステムにおいて、前記通行データを、接続要求メッセー
ジデータ又は切断要求メッセージデータとしたことを特
徴とする。請求項21記載の本発明は、請求項1、請求
項2、請求項5、又は請求項6に記載のインターネット
利用課金システムにおいて、前記通行データを、アップ
ロードデータとしたことを特徴とする。請求項22記載
の本発明は、請求項3、請求項4、請求項7、又は請求
項8に記載のインターネット利用課金システムにおい
て、前記通行データを、ダウンロードデータとしたこと
を特徴とする。請求項23記載の本発明のインターネッ
ト利用課金システムは、送信元となる第1のプロバイダ
エリアから発信されたデータが、前記第1のプロバイダ
エリアとは異なる第2のプロバイダエリアを経由して、
前記第2のプロバイダエリアとは異なる第3のプロバイ
ダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプロバイ
ダエリアを通過する通行データに対するインターネット
利用課金システムであって、前記通行データに関する情
報を前記通行データに付与されている送信元識別情報を
元に集計するとともに、送信元識別情報を元に課金対象
か否かを判別し、課金対象に関する集計された前記通行
データを出力することを特徴とする。請求項24記載の
本発明のインターネット利用課金システムは、送信元と
なる第1のプロバイダエリアから発信されたデータが、
前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイ
ダエリアを経由して、前記第2のプロバイダエリアとは
異なる第3のプロバイダエリアの宛先に送信される場合
の前記第2のプロバイダエリアを通過する通行データに
対するインターネット利用課金システムであって、前記
通行データに関する情報を前記通行データに付与されて
いる宛先識別情報を元に集計するとともに、宛先識別情
報を元に課金対象か否かを判別し、課金対象に関する集
計された前記通行データを出力することを特徴とする。
請求項25記載の本発明のインターネット利用課金シス
テムは、送信元となる第1のプロバイダエリアから発信
されたデータが、前記第1のプロバイダエリアとは異な
る第3のプロバイダエリアの宛先に送信され、前記第3
のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロバイダエ
リアの送信元に返送されるデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを通過す
る通行データに対するインターネット利用課金システム
であって、前記通行データに関する情報を前記通行デー
タに付与されている前記第1のプロバイダエリアの送信
元識別情報を元に集計するとともに、送信元識別情報を
元に課金対象か否かを判別し、課金対象に関する集計さ
れた前記通行データを出力することを特徴とする。請求
項26記載の本発明のインターネット利用課金システム
は、送信元となる第1のプロバイダエリアから発信され
たデータが、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第
3のプロバイダエリアの宛先に送信され、前記第3のプ
ロバイダエリアの宛先から前記第1のプロバイダエリア
の送信元に返送されるデータが、前記第1のプロバイダ
エリアとは異なる第2のプロバイダエリアを通過する通
行データに対するインターネット利用課金システムであ
って、前記通行データに関する情報を前記通行データに
付与されている前記第3のプロバイダエリアの宛先識別
情報を元に集計するとともに、宛先識別情報を元に課金
対象か否かを判別し、課金対象に関する集計された前記
通行データを出力することを特徴とする。請求項27記
載の本発明のインターネット利用課金システムは、送信
元となる第1のプロバイダエリアから発信されたデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプロ
バイダエリアに入る通行データに対するインターネット
利用課金システムであって、前記通行データに関する情
報を前記通行データに付与されている送信元識別情報を
元に集計するとともに、送信元識別情報を元に課金対象
か否かを判別し、課金対象に関する集計された前記通行
データを出力することを特徴とする。請求項28記載の
本発明のインターネット利用課金システムは、送信元と
なる第1のプロバイダエリアから発信されたデータが、
前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイ
ダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプロバイ
ダエリアに入る通行データに対するインターネット利用
課金システムであって、前記通行データに関する情報を
前記通行データに付与されている宛先識別情報を元に集
計するとともに、宛先識別情報を元に課金対象か否かを
判別し、課金対象に関する集計された前記通行データを
出力することを特徴とする。請求項29記載の本発明の
インターネット利用課金システムは、送信元となる第1
のプロバイダエリアから発信されたデータが、前記第1
のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリア
の宛先に送信され、前記第2のプロバイダエリアの宛先
から前記第1のプロバイダエリアの送信元に返送される
データが第2のプロバイダエリアを出る通行データに対
するインターネット利用課金システムであって、前記通
行データに関する情報を前記通行データに付与されてい
前記第1のプロバイダエリアの送信元識別情報を元に
集計するとともに、送信元識別情報を元に課金対象か否
かを判別し、課金対象に関する集計された前記通行デー
タを出力することを特徴とする。請求項30記載の本発
明のインターネット利用課金システムは、送信元となる
第1のプロバイダエリアから発信されたデータが、前記
第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエ
リアの宛先に送信され、前記第2のプロバイダエリアの
宛先から前記第1のプロバイダエリアの送信元に返送さ
れるデータが第2のプロバイダエリアを出る通行データ
に対するインターネット利用課金システムであって、前
記通行データに関する情報を前記通行データに付与され
ている前記第2のプロバイダエリアの宛先識別情報を元
に集計するとともに、宛先識別情報を元に課金対象か否
かを判別し、課金対象に関する集計された前記通行デー
タを出力することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
インターネット利用課金システムは、送信元となる第1
のプロバイダエリアから発信されたデータが、前記第1
のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリア
を経由して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第
3のプロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第
2のプロバイダエリアを通過する通行データに関し、通
行データに付与されている送信元識別情報を記憶させる
ステップと、前記通行データに関する情報を前記送信元
識別情報毎に集計するステップと、前記送信元識別情報
毎に集計された前記通行データに関する通過情報量に応
じて前記送信元識別情報毎に課金額を決定するステップ
とを有するものである。本実施の形態によれば、他プロ
バイダから更に他プロバイダに送信されたデータに関し
て、例えばメール送信者等の利用者側である送信元のプ
ロバイダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0007】本発明の第2の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを経由し
て、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第3のプロ
バイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに関し、通行データ
に付与されている宛先識別情報を記憶させるステップ
と、前記通行データに関する情報を前記宛先識別情報毎
に集計するステップと、前記宛先識別情報毎に集計され
た前記通行データに関する通過情報量に応じて前記宛先
識別情報毎に課金額を決定するステップとを有するもの
である。本実施の形態によれば、他プロバイダから更に
他プロバイダに送信されたデータに関して、例えばコン
テンツ業者などのデータ提供者側である宛先のプロバイ
ダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0008】本発明の第3の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの宛先に
送信され、前記第3のプロバイダエリアの宛先から前記
第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに関し、通行データ
に付与されている前記第1のプロバイダエリアの送信元
識別情報を記憶させるステップと、前記通行データに関
する情報を前記送信元識別情報毎に集計するステップ
と、前記送信元識別情報毎に集計された前記通行データ
に関する通過情報量に応じて前記送信元識別情報毎に課
金額を決定するステップとを有するものである。本実施
の形態によれば、他プロバイダから更に他プロバイダに
送信したデータに対する返送されるデータに関して、例
えばメール送信者等の利用者側である送信元のプロバイ
ダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0009】本発明の第4の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの宛先に
送信され、前記第3のプロバイダエリアの宛先から前記
第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに関し、通行データ
に付与されている前記第3のプロバイダエリアの宛先識
別情報を記憶させるステップと、前記通行データに関す
る情報を前記宛先識別情報毎に集計するステップと、前
記宛先識別情報毎に集計された前記通行データに関する
通過情報量に応じて前記宛先識別情報毎に課金額を決定
するステップとを有するものである。本実施の形態によ
れば、他プロバイダから更に他プロバイダに送信したデ
ータに対する返送されるデータに関して、例えばコンテ
ンツ業者などのデータ提供者側である宛先のプロバイダ
等に対して利用料金を課金することができる。
【0010】本発明の第5の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に
送信される場合の前記第2のプロバイダエリアに入る通
行データに関し、通行データに付与されている送信元識
別情報を記憶させるステップと、前記通行データに関す
る情報を前記送信元識別情報毎に集計するステップと、
前記送信元識別情報毎に集計された前記通行データに関
する通過情報量に応じて前記送信元識別情報毎に課金額
を決定するステップとを有するものである。本実施の形
態によれば、他プロバイダから自プロバイダに送信され
たデータに関して、例えばメール送信者等の利用者側で
ある送信元のプロバイダ等に対して利用料金を課金する
ことができる。
【0011】本発明の第6の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に
送信される場合の前記第2のプロバイダエリアに入る通
行データに関し、通行データに付与されている宛先識別
情報を記憶させるステップと、前記通行データに関する
情報を前記宛先識別情報毎に集計するステップと、前記
宛先識別情報毎に集計された前記通行データに関する通
過情報量に応じて前記宛先識別情報毎に課金額を決定す
るステップとを有するものである。本実施の形態によれ
ば、他プロバイダから自プロバイダに送信されたデータ
に関して、例えばコンテンツ業者などのデータ提供者側
である自系列のプロバイダ等に対し、又は自プロバイダ
内のコンテンツ業者などのデータ提供者に対して利用料
金を課金することができる。
【0012】本発明の第7の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に
送信され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前記
第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータが
第2のプロバイダエリアを出る通行データに関し、通行
データに付与されている前記第1のプロバイダエリアの
送信元識別情報を記憶させるステップと、前記通行デー
タに関する情報を前記送信元識別情報毎に集計するステ
ップと、前記送信元識別情報毎に集計された前記通行デ
ータに関する通過情報量に応じて前記送信元識別情報毎
に課金額を決定するステップとを有するものである。本
実施の形態によれば、他プロバイダから自プロバイダに
送信したデータに対する返送されるデータに関して、例
えばメール送信者等の利用者側である送信元のプロバイ
ダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0013】本発明の第8の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロバ
イダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロバ
イダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に
送信され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前記
第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータが
第2のプロバイダエリアを出る通行データに関し、通行
データに付与されている前記第2のプロバイダエリアの
宛先識別情報を記憶させるステップと、前記通行データ
に関する情報を前記宛先識別情報毎に集計するステップ
と、前記宛先識別情報毎に集計された前記通行データに
関する通過情報量に応じて前記宛先識別情報毎に課金額
を決定するステップとを有するものである。本実施の形
態によれば、他プロバイダから自プロバイダに送信した
データに対する返送されるデータに関して、例えばコン
テンツ業者などのデータ提供者側である宛先のプロバイ
ダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0014】本発明の第9の実施の形態によるインター
ネット利用課金システムは、データに付与されている送
信元識別情報を記憶させるステップと、データに関する
情報を送信元識別情報毎に集計するステップと、送信元
識別情報毎に集計されたデータに関する情報量に応じて
送信元識別情報毎に課金額を決定するステップとを有す
るものである。本実施の形態によれば、特定のプロバイ
ダ、ハードウエア、サイト、又はホームページにアクセ
スされたデータに対して課金を行うことができる。
【0015】本発明の第10の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、データに関する情報をデ
ータに付与されている送信元識別情報を元に集計すると
ともに、データの種別を元に課金対象データか否かを判
別し、課金対象データに関する集計されたデータを出力
するものである。本実施の形態によれば、特定のプロバ
イダ、ハードウエア、サイト、又はホームページにアク
セスされたデータに対して課金を行うことができる。
【0016】本発明の第11の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、識別情報を、プロバイダ、ハードウエア、若しくは
経路制御器に関する識別情報とするものである。本実施
の形態によれば、識別情報をプロバイダとすることで、
プロバイダ単位で課金を行え、識別情報をハードウエア
とすることで、ハードウエアを利用しているプロバイダ
単位又は利用者単位で課金を行え、識別情報を経路制御
器に関する識別情報とすることで、ルータ等の経路制御
器を有するプロバイダや利用者に対して課金を行うこと
ができる。
【0017】本発明の第12の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、識別情報をIPアドレス、MACアドレス、又はド
メイン名とするものである。本実施の形態によれば、特
定のIPアドレス、MACアドレス、又はドメイン名を
使用している利用者単位で課金を行うことができる。
【0018】本発明の第13の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、識別情報を元に、課金対象元か否かを判断するステ
ップを有するものである。本実施の形態によれば、別途
契約などによって課金対象としない相手を除外すること
ができる。
【0019】本発明の第14の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、データに関する集計を、パケット単位で行うもので
ある。本実施の形態によれば、パケット単位で集計させ
るため膨大なデータ量を集計することを要しない。
【0020】本発明の第15の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、データに関する集計を、接続単位で行うものであ
る。本実施の形態によれば、接続単位で集計させるため
膨大なデータ量を集計することを要しない。
【0021】本発明の第16の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、データに関する集計を、通行単位で行うものであ
る。本実施の形態によれば、通行単位で集計させるため
膨大なデータ量を集計することを要しない。
【0022】本発明の第17の実施の形態は、第1から
第10によるインターネット利用課金システムにおい
て、データに関する集計を、データ単位で行うものであ
る。本実施の形態によれば、データ単位で集計させるた
め送信ボリュームにあわせた課金を行うことができる。
【0023】本発明の第18の実施の形態は、第1、第
2、第5、又は第6によるインターネット利用課金シス
テムにおいて、通行データを、読み込み要求メッセージ
データ又は書き込み要求メッセージデータとしたもので
ある。本実施の形態によれば、接続利用回数に応じた課
金を行うことができる。
【0024】本発明の第19の実施の形態は、第3、第
4、第7、又は第8によるインターネット利用課金シス
テムにおいて、通行データを、受信状況を知らせるメッ
セージデータ、又は読み込み要求若しくは書き込み要求
に対する応答確認データとしたものである。本実施の形
態によれば、送信回数又は接続利用回数に応じた課金を
行うことができる。
【0025】本発明の第20の実施の形態は、第1、第
2、第5、又は第6によるインターネット利用課金シス
テムにおいて、通行データを、接続要求メッセージデー
タ又は切断要求メッセージデータとしたものである。本
実施の形態によれば、接続利用回数に応じた課金を行う
ことができる。
【0026】本発明の第21の実施の形態は、第1、第
2、第5、又は第6によるインターネット利用課金シス
テムにおいて、通行データを、アップロードデータとし
たものである。本実施の形態によれば、実利用状況に応
じた課金を行うことができる。
【0027】本発明の第22の実施の形態は、第3、第
4、第7、又は第8によるインターネット利用課金シス
テムにおいて、通行データを、ダウンロードデータとし
たものである。本実施の形態によれば、実利用状況に応
じた課金を行うことができる。
【0028】本発明の第23の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを経由
して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第3のプ
ロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプ
ロバイダエリアを通過する通行データに関し、前記通行
データに関する情報を前記通行データに付与されている
送信元識別情報を元に集計するとともに、送信元識別情
報を元に課金対象か否かを判別し、課金対象に関する集
計された前記通行データを出力するものである。本実施
の形態によれば、他プロバイダから更に他プロバイダに
送信されたデータに関して、例えばメール送信者等の利
用者側である送信元のプロバイダ等に対して利用料金を
課金することができる。
【0029】本発明の第24の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを経由
して、前記第2のプロバイダエリアとは異なる第3のプ
ロバイダエリアの宛先に送信される場合の前記第2のプ
ロバイダエリアを通過する通行データに関し、前記通行
データに関する情報を前記通行データに付与されている
宛先識別情報を元に集計するとともに、宛先識別情報を
元に課金対象か否かを判別し、課金対象に関する集計さ
れた前記通行データを出力するものである。本実施の形
態によれば、他プロバイダから更に他プロバイダに送信
されたデータに関して、例えばコンテンツ業者などのデ
ータ提供者側である宛先のプロバイダ等に対して利用料
金を課金することができる。
【0030】本発明の第25の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの宛先
に送信され、前記第3のプロバイダエリアの宛先から前
記第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに関し、前記通行デ
ータに関する情報を前記通行データに付与されている
記第1のプロバイダエリアの送信元識別情報を元に集計
するとともに、送信元識別情報を元に課金対象か否かを
判別し、課金対象に関する集計された前記通行データを
出力するものである。本実施の形態によれば、他プロバ
イダから更に他プロバイダに送信したデータに対する返
送されるデータに関して、例えばメール送信者等の利用
者側である送信元のプロバイダ等に対して利用料金を課
金することができる。
【0031】本発明の第26の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第3のプロバイダエリアの宛先
に送信され、前記第3のプロバイダエリアの宛先から前
記第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が、前記第1のプロバイダエリアとは異なる第2のプロ
バイダエリアを通過する通行データに関し、前記通行デ
ータに関する情報を前記通行データに付与されている
記第3のプロバイダエリアの宛先識別情報を元に集計す
るとともに、宛先識別情報を元に課金対象か否かを判別
し、課金対象に関する集計された前記通行データを出力
するものである。本実施の形態によれば、他プロバイダ
から更に他プロバイダに送信したデータに対する返送さ
れるデータに関して、例えばコンテンツ業者などのデー
タ提供者側である宛先のプロバイダ等に対して利用料金
を課金することができる。
【0032】本発明の第27の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先
に送信される場合の前記第2のプロバイダエリアに入る
通行データに関し、前記通行データに関する情報を前記
通行データに付与されている送信元識別情報を元に集計
するとともに、送信元識別情報を元に課金対象か否かを
判別し、課金対象に関する集計された前記通行データを
出力するものである。本実施の形態によれば、他プロバ
イダから自プロバイダに送信されたデータに関して、例
えばメール送信者等の利用者側である送信元のプロバイ
ダ等に対して利用料金を課金することができる。
【0033】本発明の第28の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先
に送信される場合の前記第2のプロバイダエリアに入る
通行データに関し、前記通行データに関する情報を前記
通行データに付与されている宛先識別情報を元に集計す
るとともに、宛先識別情報を元に課金対象か否かを判別
し、課金対象に関する集計された前記通行データを出力
するものである。本実施の形態によれば、他プロバイダ
から自プロバイダに送信されたデータに関して、例えば
コンテンツ業者などのデータ提供者側である自系列のプ
ロバイダ等に対し、又は自プロバイダ内のコンテンツ業
者などのデータ提供者に対して利用料金を課金すること
ができる。
【0034】本発明の第29の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先
に送信され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前
記第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が第2のプロバイダエリアを出る通行データに関し、通
行データに関する情報を前記通行データに付与されてい
前記第1のプロバイダエリアの送信元識別情報を元に
集計するとともに、送信元識別情報を元に課金対象か否
かを判別し、課金対象に関する集計された前記通行デー
タを出力するものである。本実施の形態によれば、他プ
ロバイダから自プロバイダに送信したデータに対する返
送されるデータに関して、例えばメール送信者等の利用
者側である送信元のプロバイダ等に対して利用料金を課
金することができる。
【0035】本発明の第30の実施の形態によるインタ
ーネット利用課金システムは、送信元となる第1のプロ
バイダエリアから発信されたデータが、前記第1のプロ
バイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアの宛先
に送信され、前記第2のプロバイダエリアの宛先から前
記第1のプロバイダエリアの送信元に返送されるデータ
が第2のプロバイダエリアを出る通行データに関し、通
行データに関する情報を前記通行データに付与されてい
前記第2のプロバイダエリアの宛先識別情報を元に集
計するとともに、宛先識別情報を元に課金対象か否かを
判別し、課金対象に関する集計された前記通行データを
出力するものである。本実施の形態によれば、他プロバ
イダから自プロバイダに送信したデータに対する返送さ
れるデータに関して、例えばコンテンツ業者などのデー
タ提供者側である宛先のプロバイダ等に対して利用料金
を課金することができる。
【0036】
【実施例】以下本発明の一実施例によるインターネット
利用課金システムについて説明する。図1は、本実施例
によるインターネット利用課金システムを説明するため
のネットワーク状態の一例を示す構成図である。同図に
おいて、一次プロバイダ100、200、300は、第
一種通信事業者として許可が与えられたプロバイダであ
り、日本のインターネットエクスチェンジに直接接続さ
れている。一次プロバイダ100、200、300同士
も専用線にて相互に接続されている。なお、一次プロバ
イダ100を識別する識別情報をA、一次プロバイダ2
00を識別する識別情報をB、一次プロバイダ300を
識別する識別情報をCとする。一次プロバイダ100に
は、この一次プロバイダ100と専用線で接続された二
次プロバイダ110(識別情報AA)と、この二次プロ
バイダ110と専用線で接続された三次プロバイダ11
1(識別情報AAA)とが存在していることを表してい
る。また、同様に一次プロバイダ200には、二次プロ
バイダ210(識別情報BA)と二次プロバイダ220
(識別情報BB)が接続されている。また、二次プロバ
イダ220には三次プロバイダ221(識別情報BB
A)が接続されている。三次プロバイダ221には、個
人ユーザ221Aの他に、企業ユーザ221B、コンテ
ンツ業者221C、及び広告代理店221Dが接続され
ている。一方、一次プロバイダ300には、二次プロバ
イダ310(識別情報CA)と二次プロバイダ320
(識別情報CB)が接続され、二次プロバイダ310に
は三次プロバイダ311(識別情報CAA)と三次プロ
バイダ312(識別情報CAB)が接続されている。ま
た、二次プロバイダ320には、個人ユーザ320A、
企業ユーザ320B、コンテンツ業者320C、広告代
理店320Dが接続されている。なお、個人ユーザ、企
業ユーザ、コンテンツ業者、広告代理店については、そ
れぞれの契約プロバイダと接続されている。例えば個人
ユーザ100Aとコンテンツ業者100Cは一次プロバ
イダ100と接続され、個人ユーザ110Aとコンテン
ツ業者110Cは二次プロバイダ110と接続されてい
る。本実施例においては、一つのプロバイダエリアは、
一次プロバイダ100に接続された、二次プロバイダ1
10、及び三次プロバイダ111と、一次プロバイダ1
00、二次プロバイダ110、三次プロバイダ111に
それぞれ接続された個人ユーザ100A、110Aやコ
ンテンツ業者100C、110Cを含めたエリアであ
る。従って、他のプロバイダエリアは、一次プロバイダ
200に接続された、二次プロバイダ210、220、
及び三次プロバイダ221と、一次プロバイダ200、
二次プロバイダ210、220、三次プロバイダ221
にそれぞれ接続された個人ユーザ221A、企業ユーザ
221B、コンテンツ業者221C、広告代理店221
Dを含めたエリアである。また、他のプロバイダエリア
は、一次プロバイダ300に接続された、二次プロバイ
ダ310、320、及び三次プロバイダ311、312
と、一次プロバイダ300、二次プロバイダ310、3
20、三次プロバイダ311、312にそれぞれ接続さ
れた個人ユーザ320A、企業ユーザ320B、コンテ
ンツ業者320C、広告代理店320Dを含めたエリア
である。なお、同図における識別情報A、AA、AA
A、B、BA、BB、BBA………は、それぞれのプロ
バイダに与えられたIPアドレス、MACアドレス、ド
メイン名等、プロバイダ、ハードウエア、若しくは経路
制御器に関する識別情報を意味するものである。なお、
それぞれのプロバイダと契約している個人ユーザ等は、
回線接続時に、その契約しているプロバイダに割り当て
られているユニバーサルアドレスが付与されるため、こ
こでは説明の都合上、それぞれのプロバイダの識別情報
を用いて説明する。
【0037】まず、送信元となる第1のプロバイダエリ
ア200から発信されたデータが、第2のプロバイダエ
リア100を経由して、第3のプロバイダエリア300
の宛先に送信される場合の第2のプロバイダエリア10
0を通過する通行データに対するインターネット利用課
金システムについて説明する。例えば、個人ユーザ22
1Aが、コンテンツ業者320C提供のコンテンツを閲
覧する場合が該当する。この場合には、個人ユーザ22
1Aから送信されたデータは、三次プロバイダ221、
二次プロバイダ220、一次プロバイダ200、一次プ
ロバイダ100、一次プロバイダ300、二次プロバイ
ダ320をそれぞれ経由して二次プロバイダ320に接
続されているコンテンツ業者320Cに送信される。上
記経路をたどる場合、一次プロバイダ100は、自己の
エリア内をデータが通過するため、利用者側である個人
ユーザ221Aの送信元の三次プロバイダ221に対し
て、送信されたデータから識別情報BBAを認識して利
用料金を課金する。また、本実施例にように、コンテン
ツ業者320Cが提供する情報に対してアクセスを行う
場合には、コンテンツ業者320C側の二次プロバイダ
320に対して、送信されたデータから識別情報CBを
認識して利用料金を課金することが好ましい。
【0038】次に、送信元となる第1のプロバイダ20
0エリアから発信されたデータが、第3のプロバイダ3
00エリアの宛先に送信され、第3のプロバイダ300
エリアの宛先から第1のプロバイダ200エリアの送信
元に返送されるデータが、第2のプロバイダ100エリ
アを通過する通行データに対するインターネット利用課
金システムについて説明する。コンテンツ業者320C
から返信されるデータは、二次プロバイダ320、一次
プロバイダ300、一次プロバイダ100、一次プロバ
イダ200、二次プロバイダ220、三次プロバイダ2
21を経由して個人ユーザ221Aに返送される。上記
経路をたどる場合、一次プロバイダ100は、自己のエ
リア内をデータが通過するため、利用者側である個人ユ
ーザ221Aの送信元の三次プロバイダ221に対し
て、送信されたデータから識別情報BBAを認識して利
用料金を課金する。また、本実施例にように、コンテン
ツ業者320Cが提供する情報に対してアクセスを行う
場合には、コンテンツ業者320C側の二次プロバイダ
320に対して、送信されたデータから識別情報CBを
認識して利用料金を課金することが好ましい。なお、上
記実施例における課金請求先は、送信元に直接接続され
たプロバイダを対象としたが、三次プロバイダ221の
代わりに、この三次プロバイダが接続されている二次プ
ロバイダ220、又は三次プロバイダ221が接続され
ている一次プロバイダ200に対して利用料金を課金す
ることも可能である。また、上記実施例における課金請
求先は、宛先が直接接続されたプロバイダを対象とした
が、二次プロバイダ320の代わりに、この二次プロバ
イダが接続されている一次プロバイダ300に対して利
用料金を課金することも可能である。このように上位の
プロバイダに対して利用料金を課金し、請求された上位
のプロバイダからそれぞれ自己の系列の下位のプロバイ
ダに対して適宜利用料金を課金する事も可能である。ま
た、例えば個人ユーザ221Aが送信したデータに対し
て、三次プロバイダ221と二次プロバイダ220、又
は三次プロバイダ221と、一次プロバイダ200のよ
うに、同一系列の上位のプロバイダと下位のプロバイダ
の複数のプロバイダに対して課金する事も可能である。
この場合、例えば単一のプロバイダに対しての課金が、
一つの通行データに対して1円とした場合、2つのプロ
バイダに対する課金は、一つの通行データに対して0.
5円と0.5円課金することもできる。また、複数先に
対して課金する他の方法としては、送信先プロバイダと
宛先プロバイダに対して行う場合がある。また、個人ユ
ーザの場合には、この個人ユーザが接続しているプロバ
イダを課金対象元とするが、業としての利用を行う、企
業ユーザ、コンテンツ業者、又は広告代理店に対して
は、これら企業ユーザ、コンテンツ業者、又は広告代理
店に対して課金を行ってもよい。
【0039】次に、送信元となる第1のプロバイダ20
0エリアから発信されたデータが、第2のプロバイダ1
00エリアの宛先に送信される場合の第2のプロバイダ
100エリアに入る通行データに対するインターネット
利用課金システムについて説明する。個人ユーザ221
Aが、コンテンツ業者110C提供のコンテンツを閲覧
する場合には、個人ユーザ221Aから送信されたデー
タは、三次プロバイダ221、二次プロバイダ220、
一次プロバイダ200、一次プロバイダ100、二次プ
ロバイダ110を経由してコンテンツ業者110Cに送
信される。上記経路をたどる場合、一次プロバイダ10
0は、自己のエリア内にデータが入るため、利用者側で
ある個人ユーザ221Aの送信元の三次プロバイダ22
1に対して、送信されたデータから識別情報BBAを認
識して利用料金を課金する。また、本実施例にように、
コンテンツ業者110Cが提供する情報に対してアクセ
スが行われる場合には、コンテンツ業者110C側の二
次プロバイダ110に対して、送信されたデータから識
別情報AAを認識して利用料金を課金することも可能で
ある。なお、上記実施例における課金請求先は、送信元
に直接接続されたプロバイダを対象としたが、三次プロ
バイダ221の代わりに、この三次プロバイダが接続さ
れている二次プロバイダ220、又は三次プロバイダ2
21が接続されている一次プロバイダ200に対して利
用料金を課金することも可能である。
【0040】次に、送信元となる第1のプロバイダ20
0エリアから発信されたデータが、第2のプロバイダ1
00エリアの宛先に送信され、第2のプロバイダ100
エリアの宛先から第1のプロバイダ200エリアの送信
元に返送されるデータが第2のプロバイダ100エリア
を出る通行データに対するインターネット利用課金シス
テムについて説明する。コンテンツ業者110Cから返
送されるデータは、二次プロバイダ110、一次プロバ
イダ100、一次プロバイダ200、二次プロバイダ2
20、三次プロバイダ221を経由して個人ユーザ22
1Aに返送される。上記経路をたどる場合、一次プロバ
イダ100は、自己のエリアからデータが出るため、利
用者側である個人ユーザ221Aの送信元の三次プロバ
イダ221に対して、送信されたデータから識別情報B
BAを認識して利用料金を課金する。また、本実施例に
ように、コンテンツ業者110Cが提供する情報に対し
てアクセスが行われる場合には、コンテンツ業者110
C側の二次プロバイダ110に対して、送信されたデー
タから識別情報AAを認識して利用料金を課金すること
も可能である。なお、上記実施例における課金請求先
は、送信元直接接続されたプロバイダを対象としたが、
三次プロバイダ221の代わりに、この三次プロバイダ
が接続されている二次プロバイダ220、又は三次プロ
バイダ221が接続されている一次プロバイダ200に
対して利用料金を課金することも可能である。
【0041】また、個人ユーザ221Aが、コンテンツ
業者100C提供のコンテンツを閲覧する場合、すなわ
ち、個人ユーザ221Aから送信されたデータが、三次
プロバイダ221、二次プロバイダ220、一次プロバ
イダ200、一次プロバイダ100を経由してコンテン
ツ業者100Cにデータが送信される場合にあっても、
一次プロバイダ100は、自己のエリアからデータが出
るため、利用者側である個人ユーザ221Aの送信元の
三次プロバイダ221に対して、送信されたデータから
識別情報BBAを認識して利用料金を課金する。なお、
本実施例においても、三次プロバイダ221の代わり
に、この三次プロバイダが接続されている二次プロバイ
ダ220、又は三次プロバイダ221が接続されている
一次プロバイダ200に対して利用料金を課金すること
も可能である。また、コンテンツ業者100Cから返送
されるデータが、一次プロバイダ100、一次プロバイ
ダ200、二次プロバイダ220、三次プロバイダ22
1を経由して個人ユーザ221Aに送信される場合に
も、一次プロバイダ100は、自己のエリアからデータ
が出るため、利用者側である個人ユーザ221Aの送信
元の三次プロバイダ221に対して、送信されたデータ
から識別情報BBAを認識して利用料金を課金する。な
お、本実施例においても、三次プロバイダ221の代わ
りに、この三次プロバイダが接続されている二次プロバ
イダ220、又は三次プロバイダ221が接続されてい
る一次プロバイダ200に対して利用料金を課金するこ
とも可能である。なお、個人ユーザ110Aが広告業者
221D提供のコンテンツを閲覧する場合、すなわち、
個人ユーザ110Aから送信されるデータが、一次プロ
バイダ110、一次プロバイダ200、二次プロバイダ
220、三次プロバイダ221を経由して広告代理店2
21Dに送信される場合には、通行データに対する課金
は行わない。また、個人ユーザ221Aから送信される
データが、三次プロバイダ221、二次プロバイダ22
0、一次プロバイダ200、一次プロバイダ100を経
由して個人ユーザ100Aにも、通行データに対する課
金は行わない。
【0042】図2は、本実施例によるインターネット利
用課金システムを説明するためのプロバイダのシステム
構成図である。プロバイダのサービスシステム10は、
経路制御器であるルータ(フレーム転送装置)11を経
由し、電話やISDNの回線、又は専用線を介して個人
ユーザや企業ユーザ、又はコンテンツ業者と接続されて
いる。また、このルータ11を介して専用線で他のプロ
バイダと接続されている。複数のルータ11は、課金ネ
ットワーク19で接続され、この課金ネットワーク19
に課金サーバ20Aを設けている。なお、直接接続して
いないIPアドレスが送信先であるフレームについて
は、ルータ11によって他のプロバイダに転送される。
自己のプロバイダ10内に入らずに単に通過するに過ぎ
ない通行データは、この課金サーバ20Aにおいて通行
データに付与されている識別情報とともに記憶され集計
される。また、プロバイダのサービスシステム10は、
ダイアルアップサーバ12、ネームサーバ13、メール
送信用サーバ14、メール受信用サーバ15、ニュース
サーバ16、FTPサーバ17、WWWサーバ18を備
えている。ここで、ダイアルアップサーバ12はユーザ
の認証を行うサーバであり、契約会員のユーザIDとパ
スワードが登録されている。ネームサーバ13はDNS
が動作するサーバであり、ドメイン名とIPアドレスの
変換処理を行う。メール送信用サーバ14はSMTPが
動作するサーバであり、ユーザはここを介してメールを
送信する。メール受信用サーバ15はPOPが動作する
サーバであり、ユーザの受信用メールボックスがここに
ある。ニュースサーバ16はNNTPが動作するサーバ
であり、ユーザはここを利用してネットニュースと呼ば
れる電子会議に参加できる。FTPサーバ17はFTP
が動作するサーバであり、オンラインソフトや技術資料
などが登録されている。WWWサーバ18はHTTPが
動作するサーバであり、ユーザのホームページがここで
公開される。自己のプロバイダ10内に入る通行データ
は、メール送信用サーバ14、メール受信用サーバ1
5、ニュースサーバ16、FTPサーバ17、及びWW
Wサーバ18において、通行データに付与されている識
別情報とともに記憶され集計される。なお、メール送信
用サーバ14、メール受信用サーバ15、ニュースサー
バ16、FTPサーバ17、及びWWWサーバ18内に
おいて通行データと識別情報を記憶させ、識別情報毎の
集計や課金の決定を行ってもよいが、図示のように、別
途課金サーバ20Bを設け、メール送信用サーバ14、
メール受信用サーバ15、ニュースサーバ16、FTP
サーバ17、及びWWWサーバ18内において蓄積され
る通行データを識別情報とともに、課金サーバ20Bに
記憶させて処理してもよい。
【0043】ここで、図3を用いて上記課金サーバ20
の概略構成について説明する。図3は課金サーバを機能
実現手段で表したブロック図である。課金サーバ20
は、通行データを送信元又は宛先識別情報とともに記憶
する通行データ記憶手段21と、通行データ記憶手段2
1で記憶した通行データを識別情報毎に集計する集計手
段22と、課金対象先か否かを判断するために必要な課
金対象先リストを記憶した課金対象元記憶手段23と、
課金対象か否かを判断する課金対象先選別手段24と、
この課金対象先選別手段24で選別した課金対象先に対
して課金額を演算する課金額演算手段25とを備えてい
る。通行データ記憶手段21には、課金に必要であれ
ば、データ量やパケット長さ等を必要に応じて記憶す
る。この通行データ記憶手段21で記憶した通行データ
は、集計手段22によって定期的に識別情報毎に集計さ
れる。課金対象元記憶手段23には、課金対象先か否か
を判断するために必要な情報が記憶されておればよく、
課金対象先リストの代わりに課金対象外リストであって
もよく、両者を区分するチエック入りリストであっても
よい。課金額演算手段25では、乗算する価格単価の他
に、必要であればデータの種類や通過データの種類、又
は請求先毎にあらかじめ決定している価格比率や単価の
テーブルを備えている。なお、課金対象元記憶手段23
は必要に応じて書き換えが可能であり、また課金額演算
手段25での結果は適宜出力される。
【0044】次に、本実施例によるインターネット利用
課金システムで集計する通行データについて説明する。
図4は、データの送受信の一実施例を示し、二次プロバ
イダ320内のコンピュータからプロバイダ100を経
由して三次プロバイダ221内のコンピュータにデータ
を送信する場合を示している。二次プロバイダ320内
のコンピュータから送信されるデータは、パケット単位
に分割されて送信される。まず二次プロバイダ320内
のコンピュータからパケット1が送信され、このパケッ
ト1を三次プロバイダ221内のコンピュータが受信す
ると、三次プロバイダ221内のコンピュータからAc
kメッセージが返送される。また、二次プロバイダ32
0内のコンピュータからパケット2が送信され、このパ
ケット2を三次プロバイダ221内のコンピュータが受
信すると、三次プロバイダ221内のコンピュータから
再びAckメッセージが返送される。上記のようなデー
タの送受信の場合、一次プロバイダ100を通過する通
行データを下記の方法で集計する。まず、一次プロバイ
ダ100を通過する通行データを全て集計する。すなわ
ち、二次プロバイダ320から送信された通行データ
は、パケット1とパケット2の2つの通行データとして
集計する。また、三次プロバイダ221から送信された
通行データは、2つのAckメッセージを2つの通行デ
ータとして集計する。そして、1つの通行データを仮に
1円と仮定すると、それぞれの送信元に通行料を請求す
る場合には、二次プロバイダ320に2円、三次プロバ
イダ221に2円の課金を行う。一方、2つのAckメ
ッセージは、二次プロバイダ320から送信されたデー
タに対する返信データであると考え、三次プロバイダ2
21から返信される2つのAckメッセージについても
二次プロバイダ320に対して課金することもできる。
この場合には、二次プロバイダ320に4円の課金を行
うことになる。上記の課金方法は通行データ単位で行う
方法である。なお、Ackメッセージについては、受信
状況を知らせるメッセージデータとして課金対象から除
外することもできる。一方、それぞれの宛先に通行料を
請求する場合には、二次プロバイダ320に対しては2
つのAckメッセージ分の2円、三次プロバイダ221
に対しては2つのパケット受信分の2円の課金を行う。
なお、この場合にもAckメッセージについては、受信
状況を知らせるメッセージデータとして課金対象から除
外することもできる。
【0045】図5は、データの送受信の一実施例を示
し、2つのコンピュータ間でのコネクションの接続処理
を示している。まず、二次プロバイダ320内のコンピ
ュータから、三次プロバイダ221内のコンピュータに
対し、接続要求メッセージを送信する。これに対し、三
次プロバイダ221内のコンピュータは、二次プロバイ
ダ320内のコンピュータからの接続要求メッセージに
対するAckメッセージと、さらに三次プロバイダ22
1内のコンピュータからも接続要求メッセージを送信す
る。ここで2つのメッセージは1つのパケットで送られ
る。最後に、二次プロバイダ320内のコンピュータ
は、受信したパケットの、三次プロバイダ221内のコ
ンピュータからの接続要求メッセージに対するAckメ
ッセージを送信する。このようにして、それぞれの接続
要求メッセージに対するAckメッセージが届いた時点
でコネクションの確立処理が完了する。上記のようなデ
ータの送受信の場合、一次プロバイダ100を通過する
通行データを下記の方法で集計する。まず、一次プロバ
イダ100を通過する通行データを全て集計する。すな
わち、二次プロバイダ320から送信された通行データ
は、接続要求メッセージとAckメッセージの2つの通
行データとして集計する。また、三次プロバイダ221
から送信された通行データは、1つのパケットにAck
メッセージと接続要求メッセージを含んでいるので1つ
の通行データとして集計する。そして、1つの通行デー
タを仮に1円と仮定すると、それぞれの送信元に通行料
を請求する場合には、二次プロバイダ320に2円、三
次プロバイダ221に1円の課金を行う。一方、Ack
メッセージと接続要求メッセージを含んだパケットは、
二次プロバイダ320から送信されたデータに対する返
信データであると考え、三次プロバイダ221から返信
されるパケットについても二次プロバイダ320に対し
て課金することもできる。この場合には、二次プロバイ
ダ320に3円の課金を行うことになる。なお、Ack
メッセージについては、受信状況を知らせるメッセージ
データとして課金対象から除外することもできる。一
方、それぞれの宛先に通行料を請求する場合には、二次
プロバイダ320に対しては1つのパケット分の1円、
三次プロバイダ221に対しては2円の課金を行う。な
お、この場合にもAckメッセージについては、受信状
況を知らせるメッセージデータとして課金対象から除外
することもできる。なお、接続単位で課金を行う場合に
は、コネクションの確立処理単位で集計する。具体的に
は、接続要求メッセージだけを通行データとして集計す
ることも可能である。この場合には、最初の接続要求メ
ッセージを送信した二次プロバイダ320に対してだけ
課金することもできるが、双方に課金してもよい。な
お、宛先に課金する場合であって、最初の接続要求メッ
セージを集計対象とする場合には、三次プロバイダ22
1に対して課金することになる。なお、上記実施例で
は、コネクションの確立処理について説明したが、コネ
クションの閉鎖処理においても同様である。すなわち、
コネクションの接続要求メッセージの代わりに切断要求
メッセージを通行データとして取り扱う。なお、コネク
ションの接続要求メッセージとともに切断要求メッセー
ジを通行データとしてともに集計することもできる。
【0046】図6は、データの送受信の一実施例を示
し、二次プロバイダ320内のコンピュータからプロバ
イダ100を経由して三次プロバイダ221内のコンピ
ュータが有するイメージファイルのダウンロードを行う
場合を示している。まず、二次プロバイダ320内のコ
ンピュータから、三次プロバイダ221内のコンピュー
タに対し、読み込み要求メッセージを送信する。これに
対し、三次プロバイダ221内のコンピュータが読み込
み要求メッセージを受け付けると、イメージファイルの
内容を分割してデータメッセージとして送信する。1つ
のデータメッセージを送信すると、応答確認メッセージ
が届くのを待ち、応答確認メッセージが届いたら次のデ
ータメッセージを送る。そして全てのデータの送信が終
わったら、データの読み込みが終了したことを通知す
る。
【0047】上記のようなデータの送受信の場合、一次
プロバイダ100を通過する通行データを下記の方法で
集計する。まず、一次プロバイダ100を通過する通行
データを全て集計する。すなわち、二次プロバイダ32
0から送信された通行データは、読み込み要求メッセー
ジと2つの応答確認メッセージで3つの通行データとし
て集計する。また、三次プロバイダ221から送信され
た通行データは、3つのデータメッセージであるので3
つの通行データとして集計する。そして、1つの通行デ
ータを仮に1円と仮定すると、それぞれの送信元に通行
料を請求する場合には、二次プロバイダ320に3円、
三次プロバイダ221に3円の課金を行う。一方、3つ
のデータメッセージは、二次プロバイダ320から送信
されたデータに対する返信データであると考え、三次プ
ロバイダ221から返信されるパケットについても二次
プロバイダ320に対して課金することもできる。この
場合には、二次プロバイダ320に6円の課金を行うこ
とになる。なお、これとは逆にダウンロードデータの提
供者である三次プロバイダ221に対して課金すること
もできる。この場合には、三次プロバイダ221に6円
の課金を行うことになる。また、ダウンロードデータの
要求者側である二次プロバイダ320に対して送信メッ
セージだけ、又は受信メッセージだけに対して課金する
ことも可能である。またこれとは逆に、ダウンロードデ
ータの提供者側である三次プロバイダ221に対して送
信メッセージだけ、又は受信メッセージだけに対して課
金することも可能である。また、ダウンロードデータだ
けを対象、すなわち1回のダウンロードに対して1回分
の通行料を課金することもできる。この場合には、読み
込み要求メッセージだけを通行データとして集計するこ
とで実現することができる。なお、上記実施例では、イ
メージファイルのダウンロードを行う場合について説明
したが、イメージファイルのアップロードを行う場合に
おいても同様である。すなわち、読み込み要求メッセー
ジの代わりに書き込み要求メッセージを通行データとし
て取り扱う。また、上記実施例では、データ長さやパケ
ット長さについては考慮していないが、それぞれの通行
データのデータ長さやパケット長さを考慮して課金する
こともできる。
【0048】本実施例においては、一つのプロバイダエ
リアは、一次プロバイダ100に接続された、二次プロ
バイダ110、及び三次プロバイダ111と、一次プロ
バイダ100、二次プロバイダ110、三次プロバイダ
111にそれぞれ接続された個人ユーザ100A、11
0Aやコンテンツ業者100C、110Cを含めたエリ
アとして説明したが、それぞれのプロバイダ毎に一つの
プロバイダエリアとしてもよい。それぞれのプロバイダ
毎に一つのプロバイダエリアとは、例えば、一次プロバ
イダ100については、一次プロバイダ100に直接接
続された個人ユーザ100Aやコンテンツ業者100C
を含めたエリアとし、二次プロバイダ110は一次プロ
バイダ100とは異なるプロバイダエリアとするもので
ある。この場合には、二次プロバイダ110エリアは、
二次プロバイダ110に直接接続された個人ユーザ11
0Aやコンテンツ業者110Cを含めたエリアとなる。
また、本実施例においては、プロバイダエリアを通過す
る通行データを対象として説明したが、特定のプロバイ
ダ、ハードウエア、サイト、又はホームページにアクセ
スされたデータに対する課金システムに適用することも
できる。この場合にあっては、アクセスがあったデー
タ、又はアクセスによって送信元に提供するデータに付
与されている送信元識別情報を記憶させ、データに関す
る情報を送信元識別情報毎に集計し、送信元識別情報毎
に集計されたデータに関する情報量に応じて送信元識別
情報毎に課金額を決定する。また、データの種別を元に
課金対象データか否かを判別し、課金対象データに付与
されている送信元識別情報を元に集計し、送信元識別情
報毎に集計されたデータに関する情報量に応じて送信元
識別情報毎に課金額を決定することもできる。
【0049】
【発明の効果】上記実施例の説明から明らかなように、
本発明によるインターネット利用課金システムによれ
ば、特に一次プロバイダ間で発生するデータ通行による
負担を実使用ベースで課金することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例によるインターネット利用課金システ
ムを説明するためのネットワーク状態の一例を示す構成
【図2】本実施例によるインターネット利用課金システ
ムを説明するためのプロバイダのシステム構成図
【図3】本実施例による課金サーバを機能実現手段で表
したブロック図
【図4】データの送受信の一実施例を示すデータの処理
流れ図
【図5】データの送受信の一実施例を示すデータの処理
流れ図
【図6】データの送受信の一実施例を示すデータの処理
流れ図
【符号の説明】 100 一次プロバイダ 100A 個人ユーザ 100C コンテンツ業者 110 二次プロバイダ 111 三次プロバイダ 200 一次プロバイダ 220 二次プロバイダ 221 三次プロバイダ 221A 個人ユーザ 221B 企業ユーザ 221C コンテンツ業者 221D 広告代理店 300 一次プロバイダ 320 二次プロバイダ 320A 個人ユーザ 320B 企業ユーザ 320C コンテンツ業者 320D 広告代理店

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信元となる第1のプロバイダエリアか
    ら発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアと
    は異なる第2のプロバイダエリアを経由して、前記第2
    のプロバイダエリアとは異なる第3のプロバイダエリア
    の宛先に送信される場合の前記第2のプロバイダエリア
    を通過する通行データに対するインターネット利用課金
    システムであって、前記通行データに付与されている送
    信元識別情報を記憶させるステップと、前記通行データ
    に関する情報を前記送信元識別情報毎に集計するステッ
    プと、前記送信元識別情報毎に集計された前記通行デー
    タに関する通過情報量に応じて前記送信元識別情報毎に
    課金額を決定するステップとを有することを特徴とする
    インターネット利用課金システム。
  2. 【請求項2】 送信元となる第1のプロバイダエリアか
    ら発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアと
    は異なる第2のプロバイダエリアを経由して、前記第2
    のプロバイダエリアとは異なる第3のプロバイダエリア
    の宛先に送信される場合の前記第2のプロバイダエリア
    を通過する通行データに対するインターネット利用課金
    システムであって、前記通行データに付与されている宛
    先識別情報を記憶させるステップと、前記通行データに
    関する情報を前記宛先識別情報毎に集計するステップ
    と、前記宛先識別情報毎に集計された前記通行データに
    関する通過情報量に応じて前記宛先識別情報毎に課金額
    を決定するステップとを有することを特徴とするインタ
    ーネット利用課金システム。
  3. 【請求項3】 送信元となる第1のプロバイダエリアか
    ら発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアと
    は異なる第3のプロバイダエリアの宛先に送信され、前
    記第3のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロバ
    イダエリアの送信元に返送されるデータが、前記第1の
    プロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを
    通過する通行データに対するインターネット利用課金シ
    ステムであって、前記通行データに付与されている送信
    元識別情報を記憶させるステップと、前記通行データに
    関する情報を前記送信元識別情報毎に集計するステップ
    と、前記送信元識別情報毎に集計された前記通行データ
    に関する通過情報量に応じて前記送信元識別情報毎に課
    金額を決定するステップとを有することを特徴とするイ
    ンターネット利用課金システム。
  4. 【請求項4】 送信元となる第1のプロバイダエリアか
    ら発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアと
    は異なる第3のプロバイダエリアの宛先に送信され、前
    記第3のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロバ
    イダエリアの送信元に返送されるデータが、前記第1の
    プロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリアを
    通過する通行データに対するインターネット利用課金シ
    ステムであって、前記通行データに付与されている宛先
    識別情報を記憶させるステップと、前記通行データに関
    する情報を前記宛先識別情報毎に集計するステップと、
    前記宛先識別情報毎に集計された前記通行データに関す
    る通過情報量に応じて前記宛先識別情報毎に課金額を決
    定するステップとを有することを特徴とするインターネ
    ット利用課金システム。
  5. 【請求項5】 送信元となる第1のプロバイダエリアか
    ら発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアと
    は異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信される場
    合の前記第2のプロバイダエリアに入る通行データに対
    するインターネット利用課金システムであって、前記通
    行データに付与されている送信元識別情報を記憶させる
    ステップと、前記通行データに関する情報を前記送信元
    識別情報毎に集計するステップと、前記送信元識別情報
    毎に集計された前記通行データに関する通過情報量に応
    じて前記送信元識別情報毎に課金額を決定するステップ
    とを有することを特徴とするインターネット利用課金シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 送信元となる第1のプロバイダエリアか
    ら発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアと
    は異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信される場
    合の前記第2のプロバイダエリアに入る通行データに対
    するインターネット利用課金システムであって、前記通
    行データに付与されている宛先識別情報を記憶させるス
    テップと、前記通行データに関する情報を前記宛先識別
    情報毎に集計するステップと、前記宛先識別情報毎に集
    計された前記通行データに関する通過情報量に応じて前
    記宛先識別情報毎に課金額を決定するステップとを有す
    ることを特徴とするインターネット利用課金システム。
  7. 【請求項7】 送信元となる第1のプロバイダエリアか
    ら発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアと
    は異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信され、前
    記第2のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロバ
    イダエリアの送信元に返送されるデータが第2のプロバ
    イダエリアを出る通行データに対するインターネット利
    用課金システムであって、前記通行データに付与されて
    いる送信元識別情報を記憶させるステップと、前記通行
    データに関する情報を前記送信元識別情報毎に集計する
    ステップと、前記送信元識別情報毎に集計された前記通
    行データに関する通過情報量に応じて前記送信元識別情
    報毎に課金額を決定するステップとを有することを特徴
    とするインターネット利用課金システム。
  8. 【請求項8】 送信元となる第1のプロバイダエリアか
    ら発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリアと
    は異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信され、前
    記第2のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロバ
    イダエリアの送信元に返送されるデータが第2のプロバ
    イダエリアを出る通行データに対するインターネット利
    用課金システムであって、前記通行データに付与されて
    いる宛先識別情報を記憶させるステップと、前記通行デ
    ータに関する情報を前記宛先識別情報毎に集計するステ
    ップと、前記宛先識別情報毎に集計された前記通行デー
    タに関する通過情報量に応じて前記宛先識別情報毎に課
    金額を決定するステップとを有することを特徴とするイ
    ンターネット利用課金システム。
  9. 【請求項9】 アクセスがあったデータ、又はアクセス
    によって送信元に提供するデータに付与されている送信
    元識別情報を記憶させるステップと、前記データに関す
    る情報を前記送信元識別情報毎に集計するステップと、
    前記送信元識別情報毎に集計された前記データに関する
    情報量に応じて前記送信元識別情報毎に課金額を決定す
    るステップとを有することを特徴とするインターネット
    利用課金システム。
  10. 【請求項10】 アクセスがあったデータ、又はアクセ
    スによって送信元に提供するデータに関する情報を前記
    データに付与されている送信元識別情報を元に集計する
    とともに、前記データの種別を元に課金対象データか否
    かを判別し、課金対象データに関する集計された前記デ
    ータを出力することを特徴とするインターネット利用課
    金システム。
  11. 【請求項11】 前記識別情報を、プロバイダ、ハード
    ウエア、若しくは経路制御器に関する識別情報としたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記
    載のインターネット利用課金システム。
  12. 【請求項12】 前記識別情報を、IPアドレス、MA
    Cアドレス、又はドメイン名としたことを特徴とする請
    求項1から請求項10のいずれかに記載のインターネッ
    ト利用課金システム。
  13. 【請求項13】 前記識別情報を元に、課金対象元か否
    かを判断するステップを有することを特徴とする請求項
    1から請求項10のいずれかに記載のインターネット利
    用課金システム。
  14. 【請求項14】 データに関する前記集計を、パケット
    単位で行うことを特徴とする請求項1から請求項10の
    いずれかに記載のインターネット利用課金システム。
  15. 【請求項15】 データに関する前記集計を、接続単位
    で行うことを特徴とする請求項1から請求項10のいず
    れかに記載のインターネット利用課金システム。
  16. 【請求項16】 データに関する前記集計を、通行デー
    タ単位で行うことを特徴とする請求項1から請求項10
    のいずれかに記載のインターネット利用課金システム。
  17. 【請求項17】 データに関する前記集計を、データ長
    さ又はパケット長さに応じて行うことを特徴とする請求
    項1から請求項10のいずれかに記載のインターネット
    利用課金システム。
  18. 【請求項18】 前記通行データを、読み込み要求メッ
    セージデータ又は書き込み要求メッセージデータとした
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項5、又は
    請求項6に記載のインターネット利用課金システム。
  19. 【請求項19】 前記通行データを、受信状況を知らせ
    るメッセージデータ、又は読み込み要求若しくは書き込
    み要求に対する応答確認データとしたことを特徴とする
    請求項3、請求項4、請求項7、又は請求項8に記載の
    インターネット利用課金システム。
  20. 【請求項20】 前記通行データを、接続要求メッセー
    ジデータ又は切断要求メッセージデータとしたことを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項5、又は請求項6
    に記載のインターネット利用課金システム。
  21. 【請求項21】 前記通行データを、アップロードデー
    タとしたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    5、又は請求項6に記載のインターネット利用課金シス
    テム。
  22. 【請求項22】 前記通行データを、ダウンロードデー
    タとしたことを特徴とする請求項3、請求項4、請求項
    7、又は請求項8に記載のインターネット利用課金シス
    テム。
  23. 【請求項23】 送信元となる第1のプロバイダエリア
    から発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリア
    とは異なる第2のプロバイダエリアを経由して、前記第
    2のプロバイダエリアとは異なる第3のプロバイダエリ
    アの宛先に送信される場合の前記第2のプロバイダエリ
    アを通過する通行データに対するインターネット利用課
    金システムであって、前記通行データに関する情報を前
    記通行データに付与されている送信元識別情報を元に集
    計するとともに、送信元識別情報を元に課金対象元か否
    かを判別し、課金対象元に関する集計された前記通行デ
    ータを出力することを特徴とするインターネット利用課
    金システム。
  24. 【請求項24】 送信元となる第1のプロバイダエリア
    から発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリア
    とは異なる第2のプロバイダエリアを経由して、前記第
    2のプロバイダエリアとは異なる第3のプロバイダエリ
    アの宛先に送信される場合の前記第2のプロバイダエリ
    アを通過する通行データに対するインターネット利用課
    金システムであって、前記通行データに関する情報を前
    記通行データに付与されている宛先識別情報を元に集計
    するとともに、宛先識別情報を元に課金対象元か否かを
    判別し、課金対象元に関する集計された前記通行データ
    を出力することを特徴とするインターネット利用課金シ
    ステム。
  25. 【請求項25】 送信元となる第1のプロバイダエリア
    から発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリア
    とは異なる第3のプロバイダエリアの宛先に送信され、
    前記第3のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロ
    バイダエリアの送信元に返送されるデータが、前記第1
    のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリア
    を通過する通行データに対するインターネット利用課金
    システムであって、前記通行データに関する情報を前記
    通行データに付与されている送信元識別情報を元に集計
    するとともに、送信元識別情報を元に課金対象元か否か
    を判別し、課金対象元に関する集計された前記通行デー
    タを出力することを特徴とするインターネット利用課金
    システム。
  26. 【請求項26】 送信元となる第1のプロバイダエリア
    から発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリア
    とは異なる第3のプロバイダエリアの宛先に送信され、
    前記第3のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロ
    バイダエリアの送信元に返送されるデータが、前記第1
    のプロバイダエリアとは異なる第2のプロバイダエリア
    を通過する通行データに対するインターネット利用課金
    システムであって、前記通行データに関する情報を前記
    通行データに付与されている宛先識別情報を元に集計す
    るとともに、宛先識別情報を元に課金対象元か否かを判
    別し、課金対象元に関する集計された前記通行データを
    出力することを特徴とするインターネット利用課金シス
    テム。
  27. 【請求項27】 送信元となる第1のプロバイダエリア
    から発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリア
    とは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信される
    場合の前記第2のプロバイダエリアに入る通行データに
    対するインターネット利用課金システムであって、前記
    通行データに関する情報を前記通行データに付与されて
    いる送信元識別情報を元に集計するとともに、送信元識
    別情報を元に課金対象元か否かを判別し、課金対象元に
    関する集計された前記通行データを出力することを特徴
    とするインターネット利用課金システム。
  28. 【請求項28】 送信元となる第1のプロバイダエリア
    から発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリア
    とは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信される
    場合の前記第2のプロバイダエリアに入る通行データに
    対するインターネット利用課金システムであって、前記
    通行データに関する情報を前記通行データに付与されて
    いる宛先識別情報を元に集計するとともに、宛先識別情
    報を元に課金対象元か否かを判別し、課金対象元に関す
    る集計された前記通行データを出力することを特徴とす
    るインターネット利用課金システム。
  29. 【請求項29】 送信元となる第1のプロバイダエリア
    から発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリア
    とは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信され、
    前記第2のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロ
    バイダエリアの送信元に返送されるデータが第2のプロ
    バイダエリアを出る通行データに対するインターネット
    利用課金システムであって、前記通行データに関する情
    報を前記通行データに付与されている送信元識別情報を
    元に集計するとともに、送信元識別情報を元に課金対象
    元か否かを判別し、課金対象元に関する集計された前記
    通行データを出力することを特徴とするインターネット
    利用課金システム。
  30. 【請求項30】 送信元となる第1のプロバイダエリア
    から発信されたデータが、前記第1のプロバイダエリア
    とは異なる第2のプロバイダエリアの宛先に送信され、
    前記第2のプロバイダエリアの宛先から前記第1のプロ
    バイダエリアの送信元に返送されるデータが第2のプロ
    バイダエリアを出る通行データに対するインターネット
    利用課金システムであって、前記通行データに関する情
    報を前記通行データに付与されている宛先識別情報を元
    に集計するとともに、宛先識別情報を元に課金対象元か
    否かを判別し、課金対象元に関する集計された前記通行
    データを出力することを特徴とするインターネット利用
    課金システム。
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