JP2001358127A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JP2001358127A JP2000178821A JP2000178821A JP2001358127A JP 2001358127 A JP2001358127 A JP 2001358127A JP 2000178821 A JP2000178821 A JP 2000178821A JP 2000178821 A JP2000178821 A JP 2000178821A JP 2001358127 A JP2001358127 A JP 2001358127A
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    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロ波を用いたプラズマを、処理容器内
で均一に生成できるようにする。 【解決手段】 主同軸線路123の軸方向に垂直な同一
平面上に等配された第1〜第4の給電部141a〜14
1dに、第1〜第4のマイクロ波供給部142a〜14
2dより、0°,90°,180°,270°と位相の
異なる4つのマイクロ波を給電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波により
プラズマを生成し、半導体装置製造におけるエッチング
やアッシング、また成膜や膜改質などの処理を行うプラ
ズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造において、酸化膜の形
成や半導体層の結晶成長,エッチング,またアッシング
などの処理のために、プラズマ装置が多用されている。
これらのプラズマ装置の中に、比較的低い圧力でも安定
してプラズマを生成することができるマイクロ波プラズ
マ装置がある。このマイクロ波プラズマ装置は、平面ア
ンテナを介してマイクロ波を処理容器内に導入して高密
度プラズマを発生させるようにしている。
【0003】上記プラズマ装置について、エッチング装
置に適用した場合を例に図11を用いて説明する。この
エッチング装置は、まず、側壁や底部がアルミニウムな
どの導電部材から構成された円筒形状の処理容器901
と、この処理容器901の上部に配置される石英などの
絶縁板902とを備え、処理容器901と絶縁板902
とで密閉容器が構成されている。この密閉容器は、処理
容器901の底部に設けた排気口903より、これに連
通する図示していない排気手段により真空排気され、内
部が所定の真空度となるように構成されている。
【0004】上記密閉容器内には、エッチング対象の基
板が載置される載置台904とこれを支える冷却手段を
備えた支持台905と絶縁板906が配置されている。
絶縁板906は処理容器901底部に固定され、絶縁板
906上に支持台905が固定され、支持台905上に
載置台904が固定されている。載置台904は、給電
線907を介してマッチングボックス908に接続さ
れ、マッチングボックス908は、バイアス用の高周波
電源909に接続されている。この高周波電源909
は、例えば13.56MHzの高周波を発生する。ま
た、処理容器901内には、導入管910を介して所望
のエッチングガスが導入できるようにされている。
【0005】一方、絶縁板902上部には、平面アンテ
ナ部材921が設けられている。この平面アンテナ部材
921は、高さの低い中空円筒容器よりなる導波箱92
2の底板として構成されている。円板状の導波箱922
の中心には、同軸線路923が接続され、この同軸線路
923内部の内部導体924は、円板状の平面アンテナ
部材921の中央部に接続される。この同軸線路923
と内部導体924は、他端がマイクロ波発生器925に
接続されている。また、導波箱922内には、マイクロ
波の波長を短くして波長の短い管内波長とするために、
所定の誘電率の誘電体926を収容している。
【0006】このプラズマ装置では、まず、処理容器9
01内を例えば0.01〜10Pa程度の真空度にした
後、次いで、導入管910よりエッチングガスを所定の
流量で処理容器901内に導入する。処理容器901内
にエッチングガスが導入されたら、マイクロ波発生器9
25より例えば2.45GHzのマイクロ波を発生さ
せ、これを同軸線路923,導波箱922に伝搬させ、
平面アンテナ部材921より絶縁板902を介して処理
容器901内にマイクロ波を導入し、エッチングガスの
プラズマを発生させるようにしている。また、載置台9
04にバイアス高周波電力を印加しておくことで、載置
台904に負の電位を発生させ、生成しているプラズマ
からイオンの引き出しを行うようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
プラズマ処理装置では、プラズマが均一に形成されてい
ないという問題があった。上記プラズマ処理装置で処理
容器内に生成されているプラズマの状態を観察したとこ
ろ、上記平面アンテナの中心部下の領域が、周囲より高
密度となっていた。このため、従来では、処理対象基板
のプラズマの高密度になっている下の領域ほどエッチン
グ処理が速く進行するなどのように、処理量にバラツキ
が発生していた。一般には、上記円筒形の処理容器の中
心軸に、処理対象の基板およびこの基板を載置する載置
台の中心軸や平面アンテナの中心軸を合わせるように、
各々を配置している。このため、従来では、処理対象基
板の中心ほど、エッチング処理が速く進行するなどの問
題が発生していた。
【0008】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、マイクロ波を用いたプラズ
マを、処理容器内で均一に生成できるようにすることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマ処理装
置は、気密な処理容器内に配置された被処理基板を載置
する載置台と、この載置台に対向配置された平面アンテ
ナ部材と、この平面アンテナ部材に一端が接続されて他
端が短絡された主同軸線路と、この主同軸線路の軸方向
に垂直な同一平面上の主同軸線路の周面に配置されて同
一の周方向に離れるほど位相が遅れたマイクロ波が給電
される複数の給電部と、これら複数の給電部に所定の同
一周波数のマイクロ波を各々給電するマイクロ波供給手
段とを備えたものである。この発明によれば、主同軸線
路を伝搬するマイクロ波には、高次モードが励起する。
【0010】上記発明において、給電部に対する同一の
周方向に隣の給電部の位相の遅れは、給電部が配置され
た同一平面と主同軸線路の中心線との交点からみた給電
部と隣の給電部とのなす角の自然数倍となっていればよ
い。また、給電部が配置された同一平面と主同軸線路の
中心線との交点からみた給電部と隣の給電部とのなす角
は{360/(M+1)}°(Mは給電部の数)以上と
すればよい。また、マイクロ波供給手段は、給電部と同
数が給電部に対応して各々設けられ、各々が互いに同期
して対応する給電部にマイクロ波を給電する構成として
もよい。
【0011】上記発明において、給電部は、主同軸線路
の周面に等配してもよく、この中で、給電部を主同軸線
路の周面に4等分に配置する場合、マイクロ波供給手段
は、マイクロ波発生源と、このマイクロ波発生源から出
力されたマイクロ波を、180°位相の異なる2つの分
岐マイクロ波に分岐する主分岐手段と、この分岐手段で
分岐された一方の分岐マイクロ波の位相を他方の分岐マ
イクロ波の位相より90°遅らせる位相遅延手段と、主
分岐手段で分岐された一方の分岐マイクロ波と、位相遅
延手段で位相が遅れた他方の分岐マイクロ波とを、各々
180°位相の異なる2つの供給マイクロ波に分岐する
2つの副分岐手段とから構成すればよい。また、上記発
明において、主同軸線路は、マイクロ波供給手段が供給
するマイクロ波の主同軸線路内での波長をλgとしたと
き、給電部から(2N−1)・λg/4(Nは自然数)
の箇所で短絡されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。 <実施の形態1>図1は、本発明の実施の形態における
マイクロ波処理装置の構成を概略的に示す断面図であ
る。ここでは、本発明をエッチング装置に適用した場合
を例にしている。なお、図1(b)は、図1(a)のA
A断面を示している。また、本実施の形態では、4つの
給電部を主同軸線路周面に等配した場合について説明す
る。
【0013】はじめに、本実施の形態におけるエッチン
グ装置の構成に関して説明する。このエッチング装置
は、まず、側壁や底部がアルミニウムなどの導電部材か
ら構成された円筒形状の処理容器101と、円筒形状の
上部に配置される石英などの絶縁板102とを備え、処
理容器101と絶縁板102とで密閉容器が構成されて
いる。この密閉容器は、処理容器101の底部に設けた
排気口103より、これに連通する図示していない排気
手段により真空排気されることで、内部が所定の真空度
となるように構成されている。
【0014】上記密閉容器内には、エッチング対象の基
板が載置される載置台104と、これを支える冷却手段
を備えた支持台105と絶縁板106が配置されてい
る。絶縁板106は、処理容器101底部に固定され、
絶縁板106上に支持台105が固定され、支持台10
5上に載置台104が固定されている。載置台104
は、給電線107を介してマッチングボックス108に
接続され、マッチングボックス108は、バイアス用の
高周波電源109に接続されている。この高周波電源1
09は、例えば13.56MHzの高周波を発生する。
また、処理容器101内には、導入管110を介して所
望のエッチングガスが導入できる。
【0015】一方、絶縁板102上部には、円板状の金
属体からなる平面アンテナ部材121が設けられてい
る。平面アンテナ部材121は、図1(b)に示すよう
に、複数のスロット121aが設けられている。また、
平面アンテナ部材121は、高さの低い中空円筒容器よ
りなる導波箱122の底板として構成されている。円板
状の導波箱122の中心には、主同軸線路123が接続
され、この同軸線路内部の内部導体124は、円板状の
平面アンテナ部材121の中央部に接続されている。ま
た、導波箱122内には、マイクロ波の波長を短くして
波長の短い管内波長とするために、所定の誘電率の誘電
体126を収容している。
【0016】主同軸線路123には、この軸方向に垂直
な同一平面上の主同軸線路123の周面に等配された第
1給電部141a,第2給電部141b,第3給電部1
41c,第4給電部141dを介し、同一周波数のマイ
クロ波を各々給電する第1のマイクロ波供給部142
a,第2のマイクロ波供給部142b,第3のマイクロ
波供給部142c,第4のマイクロ波供給部142dか
らマイクロ波が給電される。第1〜第4給電部141a
〜141dと第1〜第4のマイクロ波供給部142a〜
142dは、各々同軸線路143a〜143dにより接
続されている。各給電部より給電されるマイクロ波は、
例えば2.45GHzである。
【0017】また、第2〜第4のマイクロ波供給部14
2b〜142dが供給するマイクロ波は、第1のマイク
ロ波供給部142aが供給するマイクロ波とは各々90
°,180°,270°位相が異なっている。なお、主
同軸線路123は、給電部からマイクロ波供給部が供給
するマイクロ波の主同軸線路内における波長の4分の1
の長さの箇所で、金属板123aにより短絡されてい
る。これは、Nを自然数,λgをマイクロ波の主同軸線
路内における波長とすると、(2N−1)・λg/4の
ときに共振して効率がよくなるからである。
【0018】本実施の形態における上記エッチング装置
によるプラズマ生成では、まず、処理容器101内を例
えば0.01〜10Pa程度の真空度にしたら、次い
で、導入管110よりエッチングガスを所定の流量で処
理容器101内に導入する。処理容器101内にエッチ
ングガスが導入されたら、各マイクロ波供給部142a
〜142dから供給されるマイクロ波を同軸線路143
a〜143d−主同軸線路123−導波箱122に伝搬
させ、平面アンテナ部材121より絶縁板102を介し
て処理容器101内にマイクロ波を導入させる。この処
理容器101内に導入したマイクロ波により、エッチン
グガスのプラズマが発生する。また、本エッチング装置
では、載置台104にバイアス高周波電力を印加してお
くことで、載置台104に負の電位を発生させ、生成し
ているプラズマからイオンの引き出しを行うようにして
いる。
【0019】本実施の形態では、図2の断面図に示すよ
うに、主同軸線路123の軸方向に垂直な同一平面上に
第1〜第4給電部141a〜141dを備え、各々に同
軸線路143a〜143dを接続している。なお、図2
は、図1のBB断面を示している。この同軸線路143
aには、第1のマイクロ波供給部より、例えば2.45
GHzのマイクロ波が給電されている。また、同軸線路
143bには、同軸線路143aを導波しているマイク
ロ波と90°位相が異なった同一の周波数のマイクロ波
が給電されている。また、同軸線路143cには、同軸
線路143aを導波しているマイクロ波と180°位相
が異なった同一の周波数のマイクロ波が給電されてい
る。同様に、同軸線路143dには、同軸線路143a
を導波しているマイクロ波と270°位相が異なった同
一の周波数のマイクロ波が給電されている。すなわち、
隣り合う2つの給電部には、位相が90°異なる同一の
周波数のマイクロ波が給電されている。
【0020】このように主同軸線路123に給電するこ
とで、主同軸線路123を導波するマイクロ波では、図
3に示すような高次モードが励起する。図3は、ある時
点における主同軸線路123の断面における電界の状態
をみたものであり、上記のように給電された主同軸線路
では、点線で示す分布301のように電界が分布する。
この結果、本実施の形態によれば、図4(b)に示すよ
うに、平面アンテナ部材121の中心に関して点対称の
位置にある2つのスロット121aからの電界は、各々
同一の方向を向く成分となる。これに対し、従来では、
図4(a)に示すように、平面アンテナ部材621の中
心に対して点対称の位置にあるスロットからの電界は、
各々180°異なる方向を向く成分となっていた。
【0021】図4(a)に示すように、従来のように2
つの電界が180°異なる方向を向く成分の場合、平面
アンテナ部材621中心部において、2つの電界の垂直
成分が同一方向を向いているので、強調して強め合って
しまう。このため、図4(c)に示すように、処理容器
内に生成されるプラズマ強度の分布をみると、処理容器
内の中心部分、すなわち平面アンテナ部材中心部が高い
状態となってしまう。
【0022】これに対し、本実施の形態では、点対称な
スロットからの2つの電界が同一の方向を向いているの
で、図4(b)に示すように、平面アンテナ部材121
中心部において、2つの電界の垂直成分が180°異な
る方向を向くようになり、垂直成分は打ち消し合う状態
となる。また、見方を変え、主同軸線路の中心部におけ
る4つの給電部から給電された各々の電界の垂直成分の
分布に注目する。ある時刻において、例えば、第1給電
部からの成分は1,第2給電部からの成分は0,第3給
電部からの成分は−1,第4給電部からの成分は0とな
る。このように、本実施の形態では、主同軸線路の中心
部における垂直成分の合成電界EZが0となる。このた
め、図4(d)に示すように、処理容器内に生成される
プラズマ強度の分布をみると、処理容器内のほとんどの
領域で、プラズマ強度は均一な状態となる。
【0023】ところで、上記実施の形態では、異なる4
つのマイクロ波供給部を用い、0°,90°,180
°,270°と位相の異なる同一周波数の4つのマイク
ロ波を、主同軸線路の軸方向に垂直な同一平面上に等配
された4つの給電部に各々給電するようにしたが、これ
に限るものではない。図5に示すように、1つのマイク
ロ波発生源501と90°位相遅延手段502と矩形導
波管510とにより、0°,90°,180°,270
°と位相の異なる4つのマイクロ波を生成して給電する
ようにしてもよい。
【0024】以下、図5のマイクロ波供給手段について
説明する。マイクロ波発生源501より生成されたマイ
クロ波は、まず、矩形導波管510のT字分岐点(主分
岐手段)511で、位相0°のマイクロ波とこれより1
80°位相が異なる位相180°のマイクロ波とに分岐
される。矩形導波管の場合、内部を導波するマイクロ波
はTEモードとなり、T字分岐点において自然と逆位相
となって(180°ずれて)180°異なる方向に導波
する。
【0025】上記T字分岐点511で分岐した位相18
0°のマイクロ波は、90°位相遅延手段(位相遅延手
段)502により位相90°のマイクロ波となり、T字
分岐点(副分岐手段)512で位相90°のマイクロ波
とこれより180°位相が異なる位相270°のマイク
ロ波とに分岐される。また、T字分岐点511で分岐さ
れた位相0°のマイクロ波は、このままT字分岐点(副
分岐手段)513で位相0°のマイクロ波とこれより1
80°位相が異なる位相180°のマイクロ波とに分岐
される。
【0026】以上のことにより、図5のマイクロ波供給
手段により、1つのマイクロ波発生源から0°,90
°,180°,270°と位相の異なる4つのマイクロ
波を生成することができる。この場合、T字分岐点51
2,513の先の4つのマイクロ波出力部が、前述した
第1〜第4のマイクロ波供給部に相当するものとも考え
られる。前述した実施の形態のように、4つの異なるマ
イクロ波供給部を用いて0°,90°,180°,27
0°と位相の異なる4つのマイクロ波を生成する場合、
4つのマイクロ波供給部を同期させる必要がある。しか
しながら、図5に示すように、1つのマイクロ波発生源
より4つの位相の異なるマイクロ波を生成すれば、上記
のように同期させる必要が無くなり、装置を安価に構成
できるようになる。
【0027】<実施の形態2>つぎに、本発明の他の形
態について説明する。上記実施の形態では、給電部を主
同軸線路の周面に4等分に配置する構成としたが、これ
に限るものではなく、例えば3等分に配置するようにし
てもよい。図6(a)は、本実施の形態における主同軸
線路123と、この主同軸線路123の周面に等配され
た3つの給電部641a,641b,641cと、これ
ら給電部に接続される同軸線路143a,143b,1
43cとを示す断面図である。給電部641a,641
b,641cは、主同軸線路123の周面に120°の
間隔で等配され、給電部641bには、給電部641a
より位相が120°遅れたマイクロ波が給電され、給電
部641cには、給電部641aより位相が240°遅
れたマイクロ波が給電されている。
【0028】なお、図示していないが、前述した実施の
形態と同様に、各同軸線路には、各々マイクロ波供給部
より同一周波数のマイクロ波が、供給される構成となっ
ている。ただし、本実施の形態の場合は、各マイクロ波
供給部より120°ずつ位相が遅れたマイクロ波が、供
給される構成となっている。なお、図示していない他の
構成は、図1と同様であり、本実施の形態でも本発明を
エッチング装置に適用した場合を例にしている。
【0029】本実施の形態によれば、3つのマイクロ波
供給部より供給されるマイクロ波A,B,Cの主同軸線
路123における電界は、例えば図6(b)に示すよう
に、マイクロ波Aの位相が0°で、このマイクロ波Aの
主同軸線路中心部における電界が「0」なら、マイクロ
波Bとマイクロ波Cは符号が異なり絶対値が同一の電界
となり、これらの合計は「0」となる。また、例えば図
6(c)に示すように、マイクロ波Aの位相が90°
で、このマイクロ波Aの主同軸線路中心部における電界
が「1」なら、マイクロ波Bとマイクロ波Cの電界は各
々「−0.5」となり、これらの合計は「0」となる。
どちらからも明らかなように、本実施の形態において
も、中心部の合成電界の垂直成分(EZ)は0となる。
【0030】また、3つの給電部を主同軸線路の周面に
等配した場合、主同軸線路の中心部における合成電界E
Zは、以下に示す計算からも0となることがわかる。 EZ=sinA+sinB+sinC =sinA+sin(A−120)+sin(A−240) =sinA+sin(A+60−180)+sin(A−60−180) =sinA−sin(A+60)−sin(A−60) =sinA−{sin(A+60)+sin(A−60)} =sinA−2sinAcos60 =sinA−sinA =0
【0031】したがって、図1に示した平面アンテナ部
材121中心部において、電界成分EZは打ち消し合う
状態となる。このため、処理容器101内に生成される
プラズマ強度の分布をみると、処理容器101内のほと
んどの領域で、プラズマ強度は均一な状態となる。
【0032】なお、本実施の形態では、3つの給電部を
主同軸線路の周面に等配したが、5つの給電部を主同軸
線路の周面に等配するようにしても、上記実施の形態と
同様である。5つの給電部を主同軸線路の周面に等配し
た場合、主同軸線路の中心部における合成電界EZは、
以下に示す計算からも0となることがわかる。なお、こ
こでは、上記実施例とは周面逆の方向に給電部の位相を
遅らせた場合に関して計算した。
【0033】 EZ=sinA+sin(A+72)+sin(A+144)+sin(A+216)+sin(A+288) =sinA+sin(A-18+90)+sin(A-36+180)+sin(A+36+180)+sin(A+18+270) =sinA+cos(A-18)-sin(A-36)-sin(A+36)-cos(A+18) =sinA+{cos(A-18)-cos(A+18)}-{sin(A-36)+sin(A+36)} =sinA+2sinAsin18-2sinAcos36 =sinA+0.618sinA-1.618sinA =0
【0034】以上説明したことから明らかなように、4
つの給電部を主同軸線路の周面に等配した場合、給電部
に対する同一の周方向に隣の給電部の位相の遅れは、3
60°/4=90°とし、また3つの給電部を主同軸線
路の周面に等配した場合、給電部に対する同一の周方向
に隣の給電部の位相の遅れは、360°/3=120°
とし、また5つの給電部を主同軸線路の周面に等配した
場合、給電部に対する同一の周方向に隣の給電部の位相
の遅れは、360°/5=72°とすれば、主同軸線路
の中心部における合成電界EZは「0」となる。すなわ
ち、2以上の自然数であるM個の給電部を主同軸線路の
周面に等配した場合、給電部に対する同一の周方向に隣
の給電部の位相の遅れは、360°/Mとすれば、上記
実施の形態と同様の効果が得られるようになる。
【0035】<実施の形態3>つぎに、本発明の他の形
態について説明する。上記実施の形態では、給電部を主
同軸線路の周面に等配する構成としたが、これに限るも
のではない。以下、互いに異なる間隔に、3つの給電部
を配置した場合を例に説明する。図7(a)は、本実施
の形態における主同軸線路123と、この主同軸線路1
23の周面に配置された3つの給電部741a,741
b,741cと、これら給電部に接続される同軸線路1
43a,143b,143cとを示す断面図である。
【0036】本実施の形態では、各給電部の配置間隔は
不均等であり、まず各給電部が配置された同一平面と主
同軸線路123の中心線との交点からみた給電部741
aと隣の給電部741bとのなす角が、130°となっ
ている。また、各給電部が配置された同一平面と主同軸
線路123の中心線との交点からみた給電部741aと
隣の給電部741cとのなす角が、240°となってい
る。
【0037】加えて、本実施の形態では、給電部741
bには、給電部741aより位相が130°遅れたマイ
クロ波が給電され、給電部741cには、給電部741
aより位相が240°遅れたマイクロ波が給電されてい
る。なお、図示していないが、前述した実施の形態と同
様に、各同軸線路には、各々マイクロ波供給部より同一
周波数のマイクロ波が供給される構成となっている。ま
た、図示していない他の構成は、図1と同様であり、本
実施の形態でも本発明をエッチング装置に適用した場合
を例にしている。
【0038】本実施の形態によれば、3つのマイクロ波
供給部より供給されるマイクロ波A,B,Cの主同軸線
路123における電界は、例えば図7(b)に示すよう
に、マイクロ波Aの位相が0°で、このマイクロ波Aの
主同軸線路中心部における電界が「0」なら、マイクロ
波Bとマイクロ波Cは符号が異なる電界となる。したが
って、給電部を等配しなくても、主同軸線路123の中
心部の合成電界の垂直成分EZの強度が、前述した従来
の技術に比較して、緩和されるようになる。
【0039】同様に、2以上の自然数であるn個の給電
部を主同軸線路の周面に配置した場合、給電部に対する
同一の周方向に隣の給電部の位相の遅れを、給電部が配
置された同一平面と主同軸線路の中心線との交点からみ
た給電部と隣の給電部とのなす角とすれば、主同軸線路
の中心部の合成電界EZの強度が、前述した従来の技術
に比較して、緩和されるようになる。ただし、給電部が
配置された同一平面と主同軸線路の中心線との交点から
みた各々の給電部間のなす角度は、{360/(M+
1)}°(Mは給電部の数)以上としたほうがよい。こ
の角度をあまり狭くすると、上記合成電界EZの強度緩
和効果があまり得られない。
【0040】ところで、上記実施の形態では、複数の給
電部における主同軸線路を1周したときの位相差を36
0°とし、主同軸線路の有効周囲長(図8)をおよそ波
長程度(約λgから1.5λg程度が望ましい)とした
が、これに限るものではない。例えば4つの給電部を主
同軸線路の周面に等配した場合、給電部に対する同一の
周方向に隣の給電部の位相の遅れを720°/4=18
0°としてもよい。この場合、主同軸線路の有効周囲長
をおよそ2波長程度(約2λgから2.5λg程度が望ま
しい)とすれば、4つの給電部から給電されたマイクロ
波の中心部分における電界強度は、図9に示すようにな
り、主同軸線路123の中心部の合成電界の垂直成分E
Zの強度が0になる。
【0041】このように、M個の給電部を主同軸線路の
周面に配置した場合、給電部に対する同一の周方向に隣
の給電部の位相の遅れを、給電部が配置された同一平面
と主同軸線路の中心線との交点からみた給電部と隣の給
電部とのなす角のL(自然数)倍とすれば、上記実施の
形態と同様の効果が得られるようになる。この場合、主
同軸線路の有効周囲長は、およそL×λg〜(L+1)
×λg、特にL×λgから{L+(1/2)}×λg程度
が望ましい。λgは、主同軸線路内のマイクロ波の波長
である。
【0042】なお、上記実施の形態は、本発明に係るプ
ラズマ処理装置をエッチング装置に適用した場合を例に
説明したが、例えば、プラズマCVD装置などの他のプ
ラズマ処理装置に適用してもよいことはいうまでもな
い。また、図10に示すように、第1〜第4給電部14
1a〜141dに接続する同軸線路143a〜143d
の途中に、各々負荷整合器1001を設置するようにし
てもよい。加えて、負荷整合器1001に複数の方向性
結合器から構成された電力検出器を付加し、自動負荷整
合器とすれば、さらによい結果が得られる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
平面アンテナ部材にマイクロ波を給電する主同軸線路に
おいては、高次モードが励起した状態となるので、平面
アンテナ部材から放射されるマイクロ波の垂直方向の電
界成分が均一となり、マイクロ波を用いたプラズマを、
処理容器内で均一に生成できるようになるという優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態におけるプラズマ処理装
置の構成を示す断面図(a)と平面アンテナ部材(b)
である。
【図2】 図1のBB断面を示す断面図である。
【図3】 図1の主同軸線路123における電界分布を
示す説明図である。
【図4】 平面アンテナ部材から放射されるマイクロ波
の電界を示す説明図とこのマイクロ波により生成するプ
ラズマの分布を示す分布図である。
【図5】 本発明の他の形態におけるマイクロ波供給手
段の構成を示す構成図である。
【図6】 本発明の他の形態におけるプラズマ処理装置
の一部構成を示す断面図(a)と電界の分布を示す説明
図(b),(c)である。
【図7】 本発明の他の形態におけるプラズマ処理装置
の一部構成を示す断面図(a)と電界の分布を示す説明
図(b)である。
【図8】 主同軸線路の有効周囲長を説明する説明図で
ある。
【図9】 本発明の他の形態におけるプラズマ処理装置
の主同軸線路における電界の分布を示す説明図である。
【図10】 本発明の他の形態におけるプラズマ処理装
置の一部構成を示す構成図である。
【図11】 従来よりあるプラズマ処理装置の構成を示
す断面図である。
【符号の説明】
101…処理容器、102…絶縁板、103…排気口、
104…載置台、105…支持台、106…絶縁板、1
07…給電線、108…マッチングボックス、109…
高周波電源、110…導入管、121…平面アンテナ部
材、121a…スロット、122…導波箱、123…主
同軸線路、124…内部導体、126…誘電体、141
a…第1給電部、141b…第2給電部、141c…第
3給電部、141d…第4給電部、142a…第1のマ
イクロ波供給部、142b…第2のマイクロ波供給部、
142c…第3のマイクロ波供給部、142d…第4の
マイクロ波供給部、143a〜143d…同軸線路、9
01…処理容器、902…絶縁板、903…排気口、9
04…載置台、905…支持台、906…絶縁板、90
7…給電線、908…マッチングボックス、909…高
周波電源、910…導入管、921…平面アンテナ部
材、922…導波箱、923…同軸線路、924…内部
導体、923…同軸線路、924…内部導体、925…
マイクロ波発生器、926…誘電体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 己拔 神奈川県横浜市緑区中山町1119 日本高周 波株式会社内 Fターム(参考) 4K030 FA01 JA19 KA30 KA46 LA15 5F004 AA01 BA13 BB14 BB18 CA03 5F045 AA09 BB02 EH02 EH03 EH04 EH19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密な処理容器内に配置された被処理基
    板を載置する載置台と、 この載置台に対向配置された平面アンテナ部材と、 この平面アンテナ部材に一端が接続されて他端が短絡さ
    れた主同軸線路と、 この主同軸線路の軸方向に垂直な同一平面上の前記主同
    軸線路の周面に配置されて同一の周方向に離れるほど位
    相が遅れたマイクロ波が給電される複数の給電部と、 これら複数の給電部に所定の同一周波数のマイクロ波を
    各々給電するマイクロ波供給手段とを備えたことを特徴
    とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラズマ処理装置におい
    て、前記給電部に対する前記同一の周方向で隣の給電部
    の位相の遅れは、前記給電部が配置された同一平面と前
    記主同軸線路の中心線との交点からみた前記給電部と前
    記隣の給電部とのなす角の自然数倍であることを特徴と
    するプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプラズマ処理装置におい
    て、複数の前記給電部が配置された同一平面と前記主同
    軸線路の中心線との交点からみた前記給電部と前記隣の
    給電部とのなす角は{360/(M+1)}°(Mは給
    電部の数)以上であることを特徴とするプラズマ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のプラズマ処理装
    置において、前記給電部は、前記主同軸線路の周面に等
    配されたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のプ
    ラズマ処理装置において、前記主同軸線路は、前記マイ
    クロ波供給手段が供給するマイクロ波の前記主同軸線路
    内での波長をλgとしたとき、前記給電部から(2N−
    1)・λg/4(Nは自然数)の箇所で短絡されている
    ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のプ
    ラズマ処理装置において、前記マイクロ波供給手段は、
    前記給電部と同数が前記給電部に対応して各々設けら
    れ、各々が互いに同期して対応する前記給電部にマイク
    ロ波を給電することを特徴とするプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載のプラズマ処理装置におい
    て、 前記給電部は、前記主同軸線路の周面に4等分に配置さ
    れ、 前記マイクロ波供給手段は、 マイクロ波発生源と、 このマイクロ波発生源から出力されたマイクロ波を18
    0°位相の異なる2つの分岐マイクロ波に分岐する主分
    岐手段と、 この分岐手段で分岐された一方の分岐マイクロ波の位相
    を他方の分岐マイクロ波の位相より90°遅らせる位相
    遅延手段と、 前記主分岐手段で分岐された一方の分岐マイクロ波と前
    記位相遅延手段で位相が遅れた他方の分岐マイクロ波と
    を各々180°位相の異なる2つの供給マイクロ波に分
    岐する2つの副分岐手段とから構成されたことを特徴と
    するプラズマ処理装置。
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