JP2001356957A - ファイルキャッシュ方法 - Google Patents

ファイルキャッシュ方法

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JP2001356957A
JP2001356957A JP2000180961A JP2000180961A JP2001356957A JP 2001356957 A JP2001356957 A JP 2001356957A JP 2000180961 A JP2000180961 A JP 2000180961A JP 2000180961 A JP2000180961 A JP 2000180961A JP 2001356957 A JP2001356957 A JP 2001356957A
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Akira Uchiumi
晶 内海
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク技術を応用して画面上への情報
表示を行う情報表示端末装置における情報表示用ページ
データのキャッシュ化を自動的に行い得るようにするこ
とで、その作業効率を従来よりも向上させる。 【解決手段】 画面上への情報表示を行うブラウザ手段
11と、その情報表示のために必要なページデータを記
憶しておくサーバ手段12と、記憶されたページデータ
の一部を保持して前記ブラウザ手段11による情報表示
を高速化させるキャッシュ手段13とを備えた情報表示
端末装置10において、外部装置30からの前記サーバ
手段12内のページデータの更新にあたって、更新後の
データ内容を前記外部装置30から前記キャッシュ手段
13内に直接書き込むようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク技術
を応用して画面上への情報表示を行う情報表示端末装置
にて用いられるファイルキャッシュ方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば金融取引に利用される顧客
操作型端末装置など、ネットワーク技術を応用した情報
表示端末装置が広く用いられつつある。このような情報
表示端末装置では、画面上への情報表示を行うためのプ
ログラムであるWEBブラウザが、HTML(Hyper Te
xt Markup Language)によって記述されたページデータ
(以下「HTMLページ」という)を表示することによ
って、顧客等の操作者に対するGUI(Graphical User
Interface)機能およびホスト側との間の対話機能を実
現している。また、情報表示端末装置は複数台がネット
ワークを介して接続された状態で用いられることから、
各情報表示端末装置が独自にWEBサーバを備え、その
WEBサーバが予めHTMLページを記憶しておくこと
によって、ネットワーク上における通信負荷を低減して
いる。
【0003】ところで、このような情報表示端末装置に
おいては、HTMLページの表示性能を上げるために、
従来からキャッシュ機能が利用されている。キャッシュ
機能とは、WEBブラウザが画面上に表示したHTML
ページ、または、そのHTMLページを構成する表示要
素であるコンテンツを、WEBサーバとは別に保持して
おくことで、次回から同一のHTMLページを速く表示
し得るようにする機能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報表示端末装置におけるキャッシュ機能には、以下に
述べるような難点がある。
【0005】従来の情報表示端末装置では、HTMLペ
ージまたはコンテンツのキャッシュ化を、キャッシュし
たいコンテンツを含むHTMLページを1ページずつ表
示することによって行っている。そのため、HTMLペ
ージまたはコンテンツのキャッシュ化にあたって、HT
MLページを1ページずつ表示させる人手が必要となっ
てしまい、さらにはHTMLページの数に伴って多くの
時間を要してしまう。つまり、従来のキャッシュ化する
方法では、その作業効率の点で難点がある。
【0006】また、従来のキャッシュ化する方法では、
その作業効率の点のみならず、HTMLページまたはコ
ンテンツの保持効率の点でも難点がある。すなわち、キ
ャッシュしたいコンテンツを含むHTMLページをペー
ジ単位で保持するので、キャッシュ対象のページ数が多
くなると、キャッシュ領域として設定された記憶容量を
超えてしまい、一旦キャッシュされたページがクリアさ
れてしまうおそれがある。一方、キャッシュ領域のサイ
ズを大きくすることも考えられるが、その場合には、デ
ィスクやメモリ等といった記憶資源の圧迫を招いてしま
う。
【0007】そこで、本発明は、キャッシュ化を自動的
に行い得るようにすることで、その作業効率を従来より
も向上可能なファイルキャッシュ方法を提供することを
目的とする。また、本発明は、キャッシュ化のためのキ
ャッシュ領域を効率的に利用することのできるファイル
キャッシュ方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために案出されたファイルキャッシュ方法である。
すなわち、画面上への情報表示を行うブラウザ手段と、
その情報表示のために必要なページデータを記憶してお
くサーバ手段と、そのサーバ手段に記憶されたページデ
ータの一部を保持してブラウザ手段による情報表示を高
速化させるキャッシュ手段とを備えた情報表示端末装置
にて用いられるファイルキャッシュ方法であって、外部
装置からのサーバ手段内のページデータの更新にあたっ
て、その更新後のデータ内容を外部装置からキャッシュ
手段内に直接書き込むことを特徴とする。
【0009】上記手順のファイルキャッシュ方法によれ
ば、外部装置からキャッシュ手段内に直接データ内容を
書き込むので、サーバ手段内のページデータの更新を行
えば、その更新後のデータ内容がキャッシュ手段内に保
持されることになる。すなわち、外部装置からのデータ
内容の更新によって、例えば画面上への情報表示を行わ
なくても、キャッシュ手段でのデータ保持(キャッシ
ュ)が自動的に行われることになる。
【0010】また、本発明は、画面上への情報表示を行
うブラウザ手段と、その情報表示のために必要なページ
データを記憶しておくサーバ手段と、そのサーバ手段に
記憶されたページデータの一部を保持してブラウザ手段
による情報表示を高速化させるキャッシュ手段とを備え
た情報表示端末装置にて用いられるファイルキャッシュ
方法であって、キャッシュ手段が保持するページデータ
の一部をそのページデータの表示要素毎に分割するとと
もに、複数のページデータに共通の表示要素については
ページ不変要素として各ページデータ間で共通保持する
ことを特徴とする。
【0011】上記手順のファイルキャッシュ方法によれ
ば、複数のページデータに共通の表示要素についてはペ
ージ不変要素として各ページデータ間で共通保持するの
で、キャッシュ対象のページ数が多くなっても、ページ
単位で保持する場合に比べて、必要とするキャッシュ領
域を削減し得るようになる。
【0012】また、本発明は、画面上への情報表示を行
うブラウザ手段と、その情報表示のために必要なページ
データを記憶しておくサーバ手段と、そのサーバ手段に
記憶されたページデータの一部を保持してブラウザ手段
による情報表示を高速化させるキャッシュ手段とを備
え、ブラウザ手段が画面上への表示を行ったページデー
タをキャッシュ手段が保持するように構成された情報表
示端末装置にて用いられるファイルキャッシュ方法であ
って、複数のページデータが互いに関連する場合に、そ
のページデータに関連先のページデータを特定する識別
情報を埋め込んでおき、サーバ手段内にページデータを
記憶させる際にブラウザ手段がそのページデータを画面
上に表示するとともに、識別情報に基づいてブラウザ手
段が表示するページデータを遷移させることを特徴とす
る。
【0013】上記手順のファイルキャッシュ方法によれ
ば、各ページデータに埋め込まれた識別情報を基に、ブ
ラウザ手段が表示するページデータが遷移するので、特
定のページデータのみを指示するだけで、その後に遷移
する各ページデータも併せてキャッシュ手段にキャッシ
ュされることになる。すなわち、互いに関連する各ペー
ジデータが遷移することによって、例えば各ページデー
タのリスト等を前もって準備することなく、キャッシュ
手段でのデータ保持(キャッシュ)が自動的に行われる
ことになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
ファイルキャッシュ方法について説明する。
【0015】〔第1の実施の形態〕先ず、請求項1,2
および3に記載の発明に係るファイルキャッシュ方法に
ついて説明する。本発明の第1の実施の形態に係るファ
イルキャッシュ方法は、図1に示すネットワークシステ
ムにおいて実施されるようになっている。
【0016】このネットワークシステムは、図例のよう
に、金融取引等に利用される顧客操作型の情報表示端末
装置(以下、単に「顧客端末」という)10と、金融機
関等のホスト側に設置されるオペレータ端末20と、後
述するコンテンツ配布処理を行うコンテンツ管理サーバ
30と、これらを互いに接続するネットワーク40と、
を備えている。そして、顧客の操作によって顧客端末1
0にて顧客情報の入力、各種証明書や取引申込書のイメ
ージ読み取り等が行われると、これらの処理によって得
られた情報等がネットワーク40を介してオペレータ端
末20へ送信され、そのオペレータ端末20での顧客情
報等の補足入力を経た後に、顧客から要求された金融取
引を完了するようになっている。
【0017】このような金融取引実現のために、顧客端
末10では、画面上への情報表示を行うためのプログラ
ムであるWEBブラウザ11を利用しており、そのWE
Bブラウザ11がHTMLページ11a、詳しくはその
HTMLページ11aを構成する表示要素(文字、図形
等)であるコンテンツ11bを画面表示することによっ
て、顧客がGUI機能を利用した情報入力等を行った
り、オペレータ端末20側との対話を行い得るようにし
ている。
【0018】ただし、ネットワーク40上には、図示は
しないが、複数台の顧客端末10が存在しており、それ
ぞれがオペレータ端末20側との対話を行うようになっ
ている。このことから、各顧客端末10は、それぞれが
独自にWEBサーバ12を備えている。そして、そのW
EBサーバ12内にオペレータ端末20側との対話に必
要となるHTMLページ12aおよびコンテンツ12b
を予め記憶しておくことで、ネットワーク40上におけ
る通信負荷を低減している。
【0019】また、顧客端末10では、WEBサーバ1
2内のHTMLページ12aまたはコンテンツ12bを
WEBブラウザ11が選択的に取り出して画面表示する
ようになっているが、その際の表示を高速化すべく、W
EBサーバ12とは別に、そのWEBサーバ12内のH
TMLページ12aまたはコンテンツ12bの一部を保
持するキャッシュ13を有している。そして、キャッシ
ュ13が保持しているHTMLページ13aまたはコン
テンツ13bがヒットすれば、WEBサーバ12からの
HTMLページ12a、コンテンツ12bではなく、キ
ャッシュ13内のHTMLページ13a、コンテンツ1
3bをWEBブラウザ11が表示することによって、H
TMLページの表示性能を向上させている。
【0020】一方、ネットワーク40上に存在するコン
テンツ管理サーバ30は、上述した構成の顧客端末10
がネットワーク40上に複数台存在しており、しかも各
顧客端末10が独自にWEBサーバ12を有することか
ら、それぞれのWEBサーバ12内のHTMLページ1
2aおよびコンテンツ12b(以下、HTMLページと
コンテンツとを「ファイル」と総称する)を一括管理す
るために設けられている。つまり、例えばファイルのバ
ージョンアップがあった場合に、そのバージョンアップ
後のファイルを各顧客端末10へダウンロードする、と
いった処理を行うようになっている。
【0021】このようなファイルのバージョンアップ
は、コンテンツ管理サーバ30に予めインストールされ
たコンテンツ配布サービス実行プログラム(以下、単に
「コンテンツ配布サービス」という)31が行う。すな
わち、コンテンツ配布サービス31は、各顧客端末10
に対してファイルの更新を行うものである。ただし、コ
ンテンツ配布サービス31は、ファイルの更新に併せ
て、そのファイルのキャッシュ化をも行うようになって
いる。
【0022】ここで、コンテンツ配布サービス31がフ
ァイルのキャッシュ化を行う場合の処理動作例、すなわ
ち本実施形態におけるファイルキャッシュ方法について
詳しく説明する。ファイルのバージョンアップに伴い、
WEBサーバ12内のHTMLページ12aおよびコン
テンツ12bを更新する必要が生じた場合、コンテンツ
管理サーバ30には、例えばシステム管理者によって、
更新後のファイルが登録される。
【0023】このとき、コンテンツ配布サービス31で
は、それ以前における顧客端末10へのファイル配布時
に関する情報を記憶している。そして、更新後のファイ
ルが登録されると、これを既に記憶しているファイル配
布時に関する情報と比較して、更新されたコンテンツの
一覧を作成する。
【0024】更新されたコンテンツの一覧を作成する
と、続いて、コンテンツ配布サービス31は、WEBサ
ーバ12へのファイル配布時に、その一覧に基づいて、
更新されたコンテンツのみを、WEBブラウザ11が管
理するキャッシュ13の管理ディレクトリに直接コピー
する。つまり、コンテンツ配布サービス31において
は、更新されたコンテンツの配布先として、WEBブラ
ウザ11が管理するキャッシュ13の管理ディレクトリ
が設定されている。
【0025】これにより、顧客端末10では、更新後の
ファイルがWEBサーバ12内へ書き込まれるだけでは
なく、キャッシュ13内にも直接コンテンツ配布サービ
ス31によって更新されたコンテンツが書き込まれる。
したがって、キャッシュ13内には、WEBサーバ12
内のHTMLページ12aおよびコンテンツ12bの更
新と同時に、その更新後のコンテンツが保持されること
になる。すなわち、コンテンツ配布サービス31からの
ファイルの更新によって、例えば画面上への情報表示を
行わなくても、キャッシュ13でのキャッシュが自動的
に行われることになる。
【0026】なお、コンテンツ管理サーバ30側から顧
客端末10側へのファイル配布は、予め定められたタイ
ミング、例えば業務時間外といった通常の運用に負荷を
与えないタイミングで行われ、しかもネットワーク40
を通じて人手を介さずに無人で行われるものとする。
【0027】ところで、本実施形態のネットワークシス
テムにおける顧客端末10のキャッシュ13では、その
キャッシュ領域のサイズ制限に備えてなるべく元々のコ
ンテンツ量を低くするために、図2に示すような構成で
HTMLページおよびコンテンツの保持を行っている。
図例では、複数ページ分のHTMLページA〜Dを、ボ
タンの背景のイメージやタイトルの背景のイメージ等と
いったコンテンツ毎に分類し、各HTMLページA〜D
に共通のコンテンツについてはページ不変要素として各
HTMLページA〜D間で共通保持している様子を示し
ている。すなわち、各HTMLページA〜D毎に変更さ
れるページ可変要素(画面上の文言など)と、変更され
ないページ不変要素とに分類するとともに、ページ可変
要素についてはHTMLタグとして記述し、イメージな
どのコンテンツ要素で構成しないようにしている。
【0028】これにより、顧客端末10のキャッシュ1
3では、複数のHTMLページ13aに共通のコンテン
ツ13bについてはページ不変要素として各HTMLペ
ージ13a間で共通保持するので、キャッシュ対象のペ
ージ数が多くなっても、従来のようにページ単位で保持
する場合に比べて、必要とするキャッシュ領域を削減し
得るようになる。
【0029】以上のように、本実施形態のファイルキャ
ッシュ方法によれば、コンテンツ配布サービス31がキ
ャッシュ13内に直接コンテンツを書き込むので、ソフ
トウエア配布時という業務に影響しない時間に人手を介
さずにキャッシュ化を行うことが可能となる。したがっ
て、キャッシュ化を行う際に手動でHTMLページを画
面上に表示することでコンテンツのキャッシュ化を行っ
ていた従来に比べて、キャッシュ化の作業効率を大幅に
向上させることができる。
【0030】また、本実施形態のファイルキャッシュ方
法によれば、HTMLページ内で利用するコンテンツを
分類して制限し、複数のHTMLページに共通の表示要
素についてはページ不変要素として各HTMLページ間
で共通保持するので、キャッシュ化する必要のあるコン
テンツ量を削減でき、キャッシュ化を行う時間も短縮可
能となる。つまり、キャッシュ化する際の保持効率が従
来よりも向上するので、キャッシュ対象のページ数が多
くなっても、一旦キャッシュされたページがクリアされ
てしまうといったことを極力避け得るようになり、また
ディスクやメモリ等といった記憶資源の圧迫を招いてし
まうこともなくなる。
【0031】さらに、本実施形態のファイルキャッシュ
方法によれば、キャッシュ13がHTMLページ内で利
用するコンテンツを分類して制限しているとともに、コ
ンテンツ配布サービス31が更新されたコンテンツのみ
をキャッシュ13内に直接書き込むようになっているの
で、キャッシュ化に要する時間をより一層短縮すること
ができ、更なる作業効率および保持効率の向上が可能と
なる。
【0032】〔第2の実施の形態〕次に、請求項4およ
び5に記載の発明に係るファイルキャッシュ方法につい
て説明する。ただし、ここでは、上述した第1の実施の
形態との相違点についてのみ説明するものとする。
【0033】本実施形態も、第1の実施の形態と同様に
構成されたネットワークシステム(図1参照)を利用す
る。ただし、本実施形態では、第1の実施の形態の場合
と、コンテンツ配布サービス31が行う処理動作が異な
る。
【0034】本実施形態において、コンテンツ配布サー
ビス31は、WEBサーバ12内へのファイルの新規配
布を行う際に、第1の実施の形態で説明したキャッシュ
13内へのコンテンツの直接の書き込みは行わないが、
新規配布したファイルの画面表示を行うようにWEBブ
ラウザ11に対して指示を与えるとともに、画面表示さ
れたHTMLページを特定するための識別情報、具体的
にはHTMLページのURL(Uniform Resource Locat
or)を履歴情報として残しておく。
【0035】例えば、互いに関連(リンク)する複数のH
TMLページからなるファイルについて、これを顧客端
末10に対して新規配布する場合について考える。この
場合に、コンテンツ配布サービス31は、当該ファイル
の新規配布、すなわち当該ファイルのWEBサーバ12
内への書き込みを行うとともに、そのファイルの中のあ
る特定のHTMLページのURLについて、これを画面
表示するようにWEBブラウザ11に対して指示を与え
る。特定のHTMLページとしては、取引におけるメイ
ンメニューとなるHTMLページや、HTMLページ同
士のリンクが分岐する場合の分岐点に相当するHTML
ページ等が考えられる。
【0036】このとき、コンテンツ配布サービス31
は、特定のHTMLページのURLを指定するだけでそ
の後は自動的に遷移ができるように、図3に示すような
構成のHTMLページを配布する。図例では、複数ペー
ジ分のHTMLページA〜Cにそれぞれに、リンクする
他のHTMLページのURL、すなわち次の遷移先の変
数名が規定されて埋めこまれている様子を示している。
したがって、次の遷移先は、各HTMLページA〜Cに
埋め込まれた変数(URL)を参照することで遷移する
ことが可能となる。
【0037】その後、コンテンツ配布サービス31から
の指示または顧客端末10での操作によりWEBブラウ
ザ11が起動すると、WEBブラウザ11は、コンテン
ツ配布サービス31から指示が与えられた特定のHTM
Lページの画面表示を行う。さらに、WEBブラウザ1
1は、そのHTMLページに変数名が埋め込まれた他の
HTMLページ、すなわち遷移先となるHTMLページ
の画面表示を行う。つまり、WEBブラウザ11は、互
いに関連(リンク)する複数のHTMLページを、各HT
MLページに埋め込まれたURLに基づいて順次画面表
示する。
【0038】これにより、画面表示された各HTMLペ
ージ、すなわち各HTMLページを構成するコンテンツ
は、従来の場合と同様にして、キャッシュ13内に保持
されることになる。なお、画面表示するHTMLページ
の遷移は、上述のようにWEBブラウザ11が自ら行う
のではなく、その都度コンテンツ配布サービス31がH
TMLページに埋め込まれたURLを参照してWEBブ
ラウザ11に対して指示を与えることによって行うよう
にしてもよい。
【0039】ところで、上述した処理動作中または通常
の運用処理中において、WEBブラウザ11によって画
面表示されたHTMLページについては、そのURLが
履歴情報として残される。この履歴情報は、各顧客端末
10側にて所定のメモリ領域内に残すようにしても、あ
るいはコンテンツ管理サーバ30側にてコンテンツ配布
サービス31が管理するメモリ領域内に残すようにして
も構わない。
【0040】このことから、コンテンツ配布サービス3
1は、その後にWEBサーバ12内のファイルを更新す
るのにあたって、その履歴情報を基に、以前の履歴には
ないHTMLページのみを表示するように、WEBブラ
ウザ11に対して指示を与える。つまり、コンテンツ配
布サービス31は、ファイル更新時に、履歴情報として
URLが残されておらず、顧客端末10側にて未だ画面
表示されていないHTMLページのみを、新たに顧客端
末10にてキャッシュ化すればよい。
【0041】以上のように、本実施形態のファイルキャ
ッシュ方法によれば、各HTMLページに埋め込まれた
URLを基に、画面表示するHTMLページが順次遷移
するので、特定のページのみを指定するだけで、その後
に遷移する各HTMLページも併せてキャッシュ13内
に自動的にキャッシュ化することが可能となる。したが
って、必要なHTMLページやコンテンツのリストを前
もって用意する必要がなくなるので、特に互いに関連
(リンク)する複数のHTMLページのキャッシュ化を行
う場合に、キャッシュ化の作業効率を大幅に向上させる
ことができる。
【0042】また、本実施形態のファイルキャッシュ方
法によれば、ファイルの新規配布時からのHTMLペー
ジの表示履歴を残すことで、WEBサーバ12内のファ
イルを更新するのにあたって、履歴情報にないHTML
ページのみを表示するだけで済むようになるので、ファ
イル更新時におけるキャッシュ化に要する時間を短縮す
ることができ、更なる作業効率の向上が可能となる。
【0043】なお、上述した第1および第2の実施の形
態では、金融取引等に利用される顧客操作型の情報表示
端末装置を備えたネットワークシステムにおいて利用さ
れる場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、WEBブラウザ等の情報表示(ブ
ラウザ)手段を適用したネットワークシステムであれ
ば、そのコンテンツを無人で配布するシステム全般に適
用可能であると考える。
【0044】また、上述した第1および第2の実施の形
態では、WEBサーバ12が各顧客端末10内に設けら
れている場合を例に挙げたが、本発明は、遠隔地のWE
Bサーバからダウンロードする場合でも適用可能であ
る。その場合には、コンテンツ配布サービスの機能をW
EBサーバの1サービスとして提供すればよい。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のファイ
ルキャッシュ方法によれば、従来のようにページデータ
を手動で画面上に表示することでキャッシュ化を行って
いた場合に比べて、キャッシュ化の作業効率を大幅に向
上させることができる。
【0046】また、本発明のファイルキャッシュ方法に
よれば、キャッシュ化する必要のあるコンテンツ量の削
減も可能となるので、従来よりもキャッシュ化のための
キャッシュ領域を効率的に利用することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイルキャッシュ方法が適用される
ネットワークシステムの一例を示すシステム構成図であ
る。
【図2】キャッシュ化の際のHTMLページおよびコン
テンツの保持状態の一例を示す説明図である。
【図3】遷移先が埋め込まれたHTMLページの一例を
示す説明図である。
【符号の説明】
10 顧客端末 11 WEBブラウザ 12 WEBサーバ 13 キャッシュ 11a,12a,13a HTMLページ 11b,12b,13b コンテンツ 30 コンテンツ管理サーバ 31 コンテンツ配布サービス 40 ネットワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上への情報表示を行うブラウザ手段
    と、その情報表示のために必要なページデータを記憶し
    ておくサーバ手段と、前記サーバ手段に記憶されたペー
    ジデータの一部を保持して前記ブラウザ手段による情報
    表示を高速化させるキャッシュ手段とを備えた情報表示
    端末装置にて用いられるファイルキャッシュ方法であっ
    て、 外部装置からの前記サーバ手段内のページデータの更新
    にあたって、当該更新後のデータ内容を前記外部装置か
    ら前記キャッシュ手段内に直接書き込むことを特徴とす
    るファイルキャッシュ方法。
  2. 【請求項2】 前記キャッシュ手段が前記ページデータ
    の一部を当該ページデータの表示要素毎に保持している
    場合に、当該ページデータの更新にあたって、その更新
    時に変更された表示要素のみを前記外部装置から前記キ
    ャッシュ手段内に書き込むことを特徴とする請求項1記
    載のファイルキャッシュ方法。
  3. 【請求項3】 画面上への情報表示を行うブラウザ手段
    と、その情報表示のために必要なページデータを記憶し
    ておくサーバ手段と、前記サーバ手段に記憶されたペー
    ジデータの一部を保持して前記ブラウザ手段による情報
    表示を高速化させるキャッシュ手段とを備える情報表示
    端末装置にて用いられるファイルキャッシュ方法であっ
    て、 前記キャッシュ手段が保持するページデータの一部を当
    該ページデータの表示要素毎に分割するとともに、複数
    のページデータに共通の表示要素についてはページ不変
    要素として各ページデータ間で共通保持することを特徴
    とするファイルキャッシュ方法。
  4. 【請求項4】 画面上への情報表示を行うブラウザ手段
    と、その情報表示のために必要なページデータを記憶し
    ておくサーバ手段と、前記サーバ手段に記憶されたペー
    ジデータの一部を保持して前記ブラウザ手段による情報
    表示を高速化させるキャッシュ手段とを備え、前記ブラ
    ウザ手段が画面上への表示を行ったページデータを前記
    キャッシュ手段が保持するように構成された情報表示端
    末装置にて用いられるファイルキャッシュ方法であっ
    て、 複数のページデータが互いに関連する場合に、当該ペー
    ジデータに関連先のページデータを特定する識別情報を
    埋め込んでおき、 前記サーバ手段内にページデータを記憶させる際に前記
    ブラウザ手段が当該ページデータを画面上に表示すると
    ともに、前記識別情報に基づいて前記ブラウザ手段が表
    示するページデータを遷移させることを特徴とするファ
    イルキャッシュ方法。
  5. 【請求項5】 前記ブラウザ手段が画面上への表示を行
    ったページデータに関する履歴情報を保持しておき、前
    記サーバ手段内のページデータの更新にあたって、前記
    履歴情報にないページデータのみを前記ブラウザ手段に
    表示させることを特徴とする請求項4記載のファイルキ
    ャッシュ方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015032052A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 エスアーペー エスエー ビジネスオブジェクトの表現および詳細ボックスの表示背景
US9069871B2 (en) 2010-09-27 2015-06-30 International Business Machines Corporation System, method, and program for generating web page

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