JP2001356781A - 歌詞表示の修飾表現に特徴を有するカラオケ装置 - Google Patents

歌詞表示の修飾表現に特徴を有するカラオケ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歌詞画像を修飾する映像を表示することがで
きるカラオケ装置を提供し、カラオケの楽しみをより一
層増大させる。 【解決手段】 適宜に選出した多数の言葉を特殊描画対
象用語集として適宜な記憶手段に格納しておくととも
に、この用語集中の各用語に対応づけして修飾様式デー
タを適宜な記憶手段に格納しておく。カラオケ伴奏音楽
の進行に合わせて表示しようとする歌詞文字列データに
ついて、前記特集描画対象用語集中の用語が含まれてい
るか否かを事前に調べ、特殊描画対象用語が含まれてい
ない場合は標準描画モードで歌詞文字列を表示し、特殊
描画対象用語が含まれている場合は特殊描画モードで歌
詞文字列を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカラオケ装置に関
し、歌詞画像を修飾する映像を表示することで、より楽
しくカラオケを楽しめるようにするための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカラオケ装置における歌詞画像の
表示方式は、カラオケ装置に記憶登録されている歌詞文
字に対応した標準フォントや標準書式で表示するものが
殆どであり、演奏中のディスプレイには単調で画一的な
歌詞画像が表示されるに過ぎなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラオ
ケ演奏中における歌唱者の視線は、背景映像よりもむし
ろ歌詞画像に注がれている。また、歌唱者以外の者も歌
唱者とともに歌詞画像に視線を注いでいる場合が多い。
そこでCGアニメーションなどにより歌詞画像を修飾す
る映像を表示するようにすれば、顧客をおおいに刺激し
て場のムードを向上することができ、カラオケの楽しみ
を増大することができると考えられる。本発明はこのよ
うな観点からなされたもので、歌詞画像を修飾する映像
を表示することができるカラオケ装置を提供し、カラオ
ケの楽しみをより一層増大させることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の第1の請求項に記載の発明は、つぎの特定事
項(1)〜(5)を充足して特定されることとする。 (1)カラオケ伴奏音楽の進行に合わせて歌詞文字列を
表示して色変えするカラオケ装置である。 (2)適宜に選出した多数の言葉を特殊描画対象用語集
として適宜な記憶手段に格納しておくとともに、この用
語集中の各用語に対応づけして修飾様式データを適宜な
記憶手段に格納しておく。 (3)カラオケ伴奏音楽の進行に合わせて表示しようと
する歌詞文字列データについて、前記特殊描画対象用語
集中の用語が含まれているか否かを事前に調べ、特殊描
画対象用語が含まれていない場合は標準描画モードで歌
詞文字列を表示し、特殊描画対象用語が含まれている場
合は特殊描画モードで歌詞文字列を表示する。 (4)前記標準描画モードでは、あらかじめ規定されて
いる標準フォントと標準書式に従って前記歌詞文字を表
示する。 (5)前記特殊描画モードでは、前記歌詞文字列に含ま
れている前記特殊描画対象用語に対応づけされている前
記修飾様式データに基づいて、前記歌詞文字列中の少な
くとも前記特殊描画対象用語については前記標準描画モ
ードとは異なる表現で表示する。
【0005】また、本発明の第2の請求項に記載の発明
は、請求項1に記載の発明であって、前記特殊描画モー
ドによる前記標準描画モードとは異なる表現には、前記
標準描画モードとは異なる文字形態や彩色に関する静的
修飾要素と、前記静的修飾要素を時間的に変化させたり
画面上での描画位置を時間的に変化させるアニメーショ
ン的な修飾要素である動的修飾要素とが含まれることと
する。
【0006】また、本発明の第3の請求項に記載の発明
は、請求項1または2のいずれかに記載のカラオケ装置
であって、前記動的修飾要素が歌唱者に前記歌詞画像を
構成する各歌詞文字の歌唱タイミングを知らせる色変え
処理を代行する修飾要素であることとする。
【0007】さらに、本発明の第4の請求項に記載の発
明は、請求項1〜3のいずれかに記載のカラオケ装置で
あって、前記動的修飾要素が前記歌詞画像を構成する各
歌詞文字を表示または消去するための描画処理を代行す
る修飾要素であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】===カラオケ装置の構成と基本
動作=== この発明の一実施例によるカラオケ装置の概略構成を図
1に示している。中央処理装置3はCPU、RAM・R
OMなどのメモリを含むコンピュータであり、カラオケ
装置全体を統括制御する。カラオケ装置は通信カラオケ
システムの一端末として動作し、モデムやTAなどの通
信制御装置5を備え、カラオケ事業者が運営するホスト
装置7と通信回線9を介して接続している。カラオケ装
置の前面には表示器とキーボードを含む操作パネル11
があって、これにはリモコン送信器13に対応したリモ
コン受信器15も付属している。操作パネル11やリモ
コン受信器15は操作制御部17を介して中央処理装置
3に結合し、利用者が操作パネル11やリモコン送信器
13により演奏予約などの各種操作入力を行うとその操
作入力信号が中央処理装置3に伝達されるとともに装置
の応答情報が操作パネル11に表示される。ハードディ
スクやビデオCDプレーヤ、DVDプレーヤなどで構成
される記憶資源19には数万曲分のカラオケデータや、
MPEG(Moving Picture Experts Group)などの圧縮
方式でディジタルデータ化された多数の背景映像用の映
像データが格納されている。また記憶資源19にはカラ
オケ楽曲の演奏、歌詞表示、背景映像の表示などを行う
各種の制御プログラムも格納されている。カラオケ楽曲
の再生処理は中央処理装置3がこれらの制御プログラム
を実行することで行われる。中央処理装置3はリモコン
送信器13や操作パネル11により演奏予約が行われる
と、予約されたカラオケ楽曲の楽曲IDを予約テーブル
に登録し、登録した楽曲IDに対応するカラオケデータ
を記憶資源から順に読み出して一曲ごとにカラオケデー
タの再生処理を行う。
【0009】カラオケデータにはMIDI(Musical In
struments Digital Interface)形式で記述された伴奏
音楽データと、伴奏音楽と時間的に同期結合する歌詞描
出データとが含まれる。前記の再生処理においてこのう
ちの伴奏音楽データは中央処理装置3により順次シンセ
サイザ23に入力される。シンセサイザ23は入力され
た伴奏音楽データをオーディオ信号に変換してミキシン
グアンプ25に入力する。ミキシングアンプ25は、入
力されたオーディオ信号とマイクロフォン29からの歌
唱音声信号を合成してスピーカ31から出力する。映像
制御部33は、グラフィックプロセッサ35により生成
されてビデオRAM37に展開された歌詞画像を、映像
再生装置39から送られてくる背景映像の映像信号にス
ーパインポーズ方式で合成し、その合成映像をディスプ
レイ41に表示出力する。
【0010】===歌詞描出データ=== このカラオケ装置における歌詞画像は、前述した制御プ
ログラムの1つである歌詞描出プログラムが歌詞描出デ
ータを処理することで生成される。歌詞描出データは一
行分の歌詞文字列単位で仕分けされたデータブロックの
集まりで構成され、各データブロック(以下、行ブロッ
クと称する)には、歌詞文字列データ、表示タイミング
規定データ、消去タイミング規定データ、色変えパラメ
ータが記述されている。歌詞文字列データは、所定の文
字コード体系で表記された一行分の歌詞文字コードの集
合と、その一行の歌詞文字列を画面上にどのようなフォ
ント(明朝、ゴシックなど)や書式(強調表示、斜体表
示、中抜きなど)で表示するのかを規定する書式データ
とを含んでいる。このカラオケ装置のROM(記憶資源
19の場合もある)には、書式データに定義可能な標準
フォントや標準書式(実体はフォントデータや書式に対
応する描画処理プログラム)が登録されており、後述す
る標準描画モードでは標準フォントや標準書式に基づい
て歌詞表示が行われる。カラオケ演奏中には、行ブロッ
ク単位で歌詞の表示や消去が行われる。表示タイミング
規定データはこの時の一行分の歌詞文字列の画面への表
示タイミングを規定するデータであり、一方、消去タイ
ミング規定データは画面に表示した一行分の歌詞文字列
を画面から消去するタイミングを規定するデータであ
る。なお、表示タイミング規定データはその曲の演奏開
始時点からの経過時間で表現され、消去タイミング規定
データはその行の表示開始時点からの経過時間で表現さ
れる。行ブロック単位で表示された歌詞には、さらに伴
奏音楽の進行に合わせて色変え処理が行われる。色変え
パラメータは一行分の歌詞文字列の色変え処理の進行を
規定するデータであり、該当行の歌詞文字列の表示開始
時点からの経過時間で表現された時間と、各時間におけ
る色替え部分の終点ドット位置を示すデータとを含んで
構成される。
【0011】===歌詞表示における基本的な処理==
= 中央処理装置3から歌詞描出データの処理開始指令を受
けとると、歌詞描出プログラムはその時からの経過時間
(総合経過時間)のカウントを開始し、以降、この総合
経過時間と行ブロックの表示タイミング規定データとを
比較を繰り返し行う。そして、ある行の表示タイミング
が到来したならば、その行ブロックに対応する歌詞文字
列データに基づく歌詞画像をビデオRAMに展開する。
一方、ある行の歌詞画像を表示したならば、その表示開
始時点からの経過時間(以下、行表示時間と称する)を
カウントするとともに、その行表示時間と当該行ブロッ
クの消去タイミング規定データとを比較し、消去タイミ
ングが到来するとビデオRAMに展開されている当該行
の歌詞画像を消去する。
【0012】===描画モード=== このカラオケ装置における歌詞表示は、標準描画モード
と特殊描画モードによる表示の2種類の描画モードを適
宜切替えながら行われる。この切替えはつぎのようにし
て行われる。歌詞描出プログラムは、前述した一行分の
歌詞文字列データの表示に際し、その歌詞文字列データ
の歌詞文字コードに特殊描画対象用語集中の用語が含ま
れているか否かを調査し、含まれていない場合には標準
描画モードのみで歌詞文字列を表示し、含まれている場
合には特殊描画モードによる歌詞画像の描画を表示す
る。なお、この切替え処理においては、後述する図4の
例のように特殊描画モードによる歌詞画像の表示に際し
て標準描画モードによる歌詞画像の表示処理が併用され
ることもある。また、前記の説明で登場する特殊描画対
象用語集とは、カラオケ事業者によってあらかじめカラ
オケ装置の記憶資源19に記憶管理されているデータで
ある。特殊描画対象用語集の詳細については後述する。
【0013】===標準描画モード=== 標準描画モードとは、あらかじめ規定されている標準フ
ォントと標準書式に従って歌詞文字列を描画するモード
である。標準描画モードにおいて、歌詞描出プログラム
は、前述したある一行分の歌詞文字列データの表示に際
し、前記の歌詞文字列データの書式データに定義されて
いる標準フォントや標準書式に基づいて生成した歌詞画
像をビデオRAMに展開する。標準描画モードにおい
て、前記歌詞画像の表示期間にビデオRAMに書き込ま
れた歌詞画像には、以上の処理と並行して色変え処理プ
ログラムによりつぎのようにして色変え処理が施され
る。色変え処理プログラムは、ある行の歌詞文字列が表
示されると、その行の表示時間の経過に合わせて一定周
期Δtで色替え処理を繰り返し実行する。色替え処理
は、各実行時点に対応する色変え点の位置を色変えパラ
メータに基づいて決定し、ビデオRAM上に展開されて
いる該当行の歌詞文字列画像データの色指定コードを前
記位置で特定される位置まで所定の色に設定する処理で
ある。この色変え処理の繰り返しにより行表示時間の経
過につれて既に表示されている歌詞画像に対し、適宜に
設定された色変え点の位置が左から右に変化する画像が
描画されることになる。
【0014】===特殊描画モード=== 特殊描画モードでは、前述の標準描画モードとは異なる
表現で特定の歌詞文字列を表示する。ここでこの「異な
る表現」は、具体的には前述の特殊描画対象用語集の各
用語集に対応づけられている修飾様式データによって決
定される。修飾様式データとは、前記の標準描画モード
とは異なる文字形態や彩色に関する修飾要素である静的
修飾要素と、この静的修飾要素を時間的に変化させたり
画面上での描画位置を時間的に変化させるアニメーショ
ン的な修飾要素である動的修飾要素とが含まれる。
【0015】図2は特殊描画対象用語集に登録されてい
る用語および修飾様式データの一例である。この例で
は、「燃えろ」「燃える」・・「冷たい」・・などの各
用語に対し、歌詞文字の周囲に炎のアニメーションを表
示する「メラメラ」「小刻みに震える」「ぷかぷか浮い
ている」といった動的修飾要素、歌詞文字のアウトライ
ンの内部をテクスチャーで塗り潰す「炎」「氷」「風
船」などの静的修飾要素がそれぞれ対応づけられてい
る。この図に示すように用語集中の各用語と動的修飾要
素および静的修飾要素は必ずしも一対一に対応づけられ
ているわけではない。なお、各用語には例えばそれぞれ
の言葉の詩情に対応するような修飾要素が選択されて対
応づけられている。また、各修飾要素には記憶資源19
に格納されているCGプログラムやCGデータが対応づ
けられており、その対応づけは図2にも示されているよ
うなIDによって行われる。特殊描画モードでの歌詞表
示に際し、歌詞描出プログラムは、表示しようとする行
ブロックの歌詞文字列に含まれている用語に対応づけさ
れている動的修飾要素や静的修飾要素に対応するCGプ
ログラムやCGデータに基づいて少なくとも特殊描画対
象用語については前記標準描画モードとは異なる表現で
歌詞画像を生成し、これを前述のビデオRAMに展開す
る。
【0016】<具体的な態様>特殊描画モードにおける
歌詞表示の具体的な態様を図3に示す。歌詞描出プログ
ラムは、処理対象の行ブロックに「燃えろ」という特殊
描画対象用語集中の用語が含まれていたため、この用語
に対応づけられている静的修飾要素「炎」に対応する
『歌詞文字のアウトラインの内部を炎がゆらめくイメー
ジを表現したテクスチャーで塗り潰す処理』および動的
修飾要素「メラメラ」に対応する『歌詞文字の周囲に炎
がメラメラとゆらめくCGアニメーションを描画する処
理』を施している。この図から一見して理解されるよう
に、従来の方式に比べて非常に印象的に歌詞文字列が表
示されている。
【0017】他の態様を図4に示す。この図では(1)
(2)・・・(8)の順序で時間が進行している。
(1)は歌詞文字列行「燃えろ!」の行ブロックの表示
タイミングが到来した直後の状態であり、この時点では
標準描画モードにより標準フォントと標準書式に基づく
画像を表示している。(2)〜(4)では、「燃」、
「え」、「ろ」、「!」の各歌詞文字の歌唱タイミング
の到来に応じてつぎつぎと特殊描画モードによる修飾処
理が加えられ、特殊描画モードによって「燃えろ!」の
歌詞の色変え処理を代行させている。すなわち、「燃え
ろ」の用語に対応づけられている動的修飾要素「メラメ
ラ」に対応する『歌詞文字の周囲に炎がメラメラとゆら
めくCGアニメーションを描画する処理』と、同じくこ
の用語に対応づけられている静的修飾要素「炎」に対応
する『歌詞文字のアウトラインの内部を炎がゆらめくイ
メージを表現したテクスチャーで塗り潰す処理』により
色替え処理を代行している。なお、特殊描画モードは色
変えのタイミングを前述した色変えパラメータに基づい
て決定している。(5)〜(8)は「燃えろ!」の部分
の色変え処理の終了後、長音の「ろ」の文字の歌唱期間
中において行われる処理である。(5)〜(7)では
「燃えろ!」の文字列を繰り返し大小させており、さら
に(8)では「燃えろ!」の文字列が燃え尽きて消えて
行く様子を表現している。なお、この処理は動的修飾要
素「メラメラ」に対応づけられているCGプログラムに
より演出される。このように前述したCGプログラムや
CGデータには、このような付加的な演出を行うアルゴ
リズムやデータが付帯していることもある。
【0018】以上の図3および図4に示した態様はあく
までもほんの一例に過ぎず、歌詞描出プログラムを変更
するだけで他にも様々なバリエーションの態様を簡単に
演出することができる。
【0019】===その他の応用=== 動的修飾要素として「転がり込む」「飛び出す」など大
きな動きにしたほうが効果的なものは表示タイミングに
おいて画面外から転がり込んで文字列に収まるようなア
ニメーションを演出したり、消去タイミングにおいて画
面外に飛び出して消え去るようなアニメーションを演出
するようにしてもよい。このようにすればより印象的に
演出することができ、また歌唱中に大きな動きが少ない
ことで歌詞文字列を読み取り易くなるといった効果もあ
る。
【0020】図4の場合において特殊描画モードによる
色変え処理を代行させずに、色変え処理については標準
描画モードで行うようにしてもよい。特殊描画対象用語
集において各用語を品詞(形容詞、品詞、動詞など)別
に管理し、例えば、形容詞の場合には後続する歌詞文字
も含めて特殊描画モードにより描画するというように品
詞に応じて特殊描画モードで描画する歌詞文字の範囲を
広狭させるようにしてもよい。最新の特殊描画対象用語
集や修飾様式データを、カラオケデータの配信時などの
適宜な機会にホスト装置7から配信するようにしてもよ
い。色変え処理のタイミングが到来するまでは特殊描画
モードで歌詞画像を表示し、色変え処理のタイミングが
到来したら標準描画モードの表示に切り替えるようにし
てメリハリをつけるようにすることも考えられる。歌詞
文字列に一致する言葉が特殊描画対象用語集中に含まれ
ているかどうかを、演奏予約された直後やカラオケデー
タを記憶資源19から読み込んだ直後などにあらかじめ
調べておき、これをメモリなどに記憶して歌詞描出プロ
グラムが利用できるようにしておけば、中央処理装置3
の処理速度が遅いカラオケ装置においても各描画モード
による歌詞画像の表示に係る各種の処理をスムーズに進
行させることができる。特殊描画モードを動作させるか
どうかを顧客がリモコン送信器13や操作パネル11か
ら適宜選択できるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明のカラオケ装置は、カラオケ楽曲
の演奏に際し歌詞文字に対応する言葉が特殊描画対象用
語集に含まれているかどうかを調べ、含まれている場合
にはその歌詞文字をディスプレイに表示する際にその歌
詞文字を修飾する映像を表示する(特殊描画モード)よ
うにしたため、顧客を刺激して会場のムードを盛り上げ
ることができ、カラオケの楽しみを増大させることがで
きる。また、例えば歌詞の持つ詩情に合致した映像を表
示することで歌唱者に歌詞の詩情を迅速かつ適格に伝え
ることができるといった効果も得られる。
【0022】また、特殊描画モードによる標準描画モー
ドとは異なる表現を静的修飾要素と動的修飾要素に分け
て定義するようにしたため、静的修飾要素と動的修飾要
素との組み合わせを変えることで別の印象を与える映像
を容易に生成することができ、各修飾要素を表現するの
に必要となるプログラムやデータを増やすことなく多彩
な表現が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるカラオケ装置の概略構
成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例による特殊描画対象用語集の
内容を示す図である。
【図3】本発明の一実施例によるカラオケ装置の特殊描
画モードにより行われる歌詞表示の様子を示す図であ
る。
【図4】(1)〜(8)はそれぞれ本発明の一実施例に
よるカラオケ装置の特殊描画モードにより行われる歌詞
表示の様子を示す図である。
【符号の説明】
3 中央処理装置 7 ホスト装置 19 記憶資源 33 映像制御部 35 グラフィックプロセッサ 37 ビデオRAM 39 映像再生装置 41 ディスプレイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの特定事項(1)〜(5)を充足す
    る発明。 (1)カラオケ伴奏音楽の進行に合わせて歌詞文字列を
    表示して色変えするカラオケ装置である。 (2)適宜に選出した多数の言葉を特殊描画対象用語集
    として適宜な記憶手段に格納しておくとともに、この用
    語集中の各用語に対応づけして修飾様式データを適宜な
    記憶手段に格納しておく。 (3)カラオケ伴奏音楽の進行に合わせて表示しようと
    する歌詞文字列データについて、前記特殊描画対象用語
    集中の用語が含まれているか否かを事前に調べ、特殊描
    画対象用語が含まれていない場合は標準描画モードで歌
    詞文字列を表示し、特殊描画対象用語が含まれている場
    合は特殊描画モードで歌詞文字列を表示する。 (4)前記標準描画モードでは、あらかじめ規定されて
    いる標準フォントと標準書式に従って前記歌詞文字を表
    示する。 (5)前記特殊描画モードでは、前記歌詞文字列に含ま
    れている前記特殊描画対象用語に対応づけされている前
    記修飾様式データに基づいて、前記歌詞文字列中の少な
    くとも前記特殊描画対象用語については前記標準描画モ
    ードとは異なる表現で表示する。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記特殊描画モード
    による前記標準描画モードとは異なる表現には、前記標
    準描画モードとは異なる文字形態や彩色に関する静的修
    飾要素と、前記静的修飾要素を時間的に変化させたり画
    面上での描画位置を時間的に変化させるアニメーション
    的な修飾要素である動的修飾要素とが含まれることを特
    徴とする請求項1に記載の発明。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載のカ
    ラオケ装置であって、前記動的修飾要素が歌唱者に前記
    歌詞画像を構成する各歌詞文字の歌唱タイミングを知ら
    せる色変え処理を代行する修飾要素であることを特徴と
    する。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のカラオ
    ケ装置であって、前記動的修飾要素が前記歌詞画像を構
    成する各歌詞文字を表示または消去するための描画処理
    を代行する修飾要素であることを特徴とする。
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