JP2001356650A - 画像形成装置に関する情報の表示方法及び画像形成装置。 - Google Patents
画像形成装置に関する情報の表示方法及び画像形成装置。Info
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- G03G15/04045—Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors for exposing image information provided otherwise than by directly projecting the original image onto the photoconductive recording material, e.g. digital copiers
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 画像形成装置について画像形成操作をわかり
易く、容易化するための該画像形成装置に関する情報を
表示する方法を提供する。かかる画像形成装置に関する
情報の表示方法の実施を可能とする画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 画像形成装置における所定の事項につい
ての状態に関する情報を該情報に応じて画像形成装置に
おける表示手段DIS等及び(又は)画像形成装置に画
像データを送ってくる画像情報入力機器PCにおける表
示手段DIS’に表示させるとともに、該画像形成装置
における画像形成のための設定状態に関する情報を該情
報に応じて画像形成装置における表示手段DIS等及び
(又は)画像情報入力機器における表示手段DIS’に
表示させる画像形成装置に関する情報の表示方法、及び
該方法を実施可能の画像形成装置PRT。
易く、容易化するための該画像形成装置に関する情報を
表示する方法を提供する。かかる画像形成装置に関する
情報の表示方法の実施を可能とする画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 画像形成装置における所定の事項につい
ての状態に関する情報を該情報に応じて画像形成装置に
おける表示手段DIS等及び(又は)画像形成装置に画
像データを送ってくる画像情報入力機器PCにおける表
示手段DIS’に表示させるとともに、該画像形成装置
における画像形成のための設定状態に関する情報を該情
報に応じて画像形成装置における表示手段DIS等及び
(又は)画像情報入力機器における表示手段DIS’に
表示させる画像形成装置に関する情報の表示方法、及び
該方法を実施可能の画像形成装置PRT。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は普通紙等の普通画像
表示媒体及び書き換え可能の可逆性画像表示媒体のいず
れにでも画像形成できる画像形成装置に関する。
表示媒体及び書き換え可能の可逆性画像表示媒体のいず
れにでも画像形成できる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、コンピュータ、ワードプロセッサ
等により作成した文章、図形等の表示はCRTディスプ
レイ等のディスプレイで表示したり、プリンタで紙等の
媒体に出力表示する等によりなされている。
等により作成した文章、図形等の表示はCRTディスプ
レイ等のディスプレイで表示したり、プリンタで紙等の
媒体に出力表示する等によりなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CRTディス
プレイ等のディスプレイによる画像表示では、ディスプ
レイに表示される画像は、紙等にプリンタ等によって表
示された画像と比べると解像度が低く、鮮明、精細な画
像を得るには限界がある。また、ディスプレイによる画
像表示では比較的解像度が低いことや、ディスプレイか
らの発光により長時間の目視作業では眼が非常に疲れや
すい。
プレイ等のディスプレイによる画像表示では、ディスプ
レイに表示される画像は、紙等にプリンタ等によって表
示された画像と比べると解像度が低く、鮮明、精細な画
像を得るには限界がある。また、ディスプレイによる画
像表示では比較的解像度が低いことや、ディスプレイか
らの発光により長時間の目視作業では眼が非常に疲れや
すい。
【0004】この点、紙等の画像表示媒体に文字、図形
等を表示する場合には、高解像度で鮮明に画像表示で
き、画像を見るあたってその画像は人目に優しい。
等を表示する場合には、高解像度で鮮明に画像表示で
き、画像を見るあたってその画像は人目に優しい。
【0005】これらが原因で、コンピュータ、ワードプ
ロセッサ等により作成した文章、図形等の表示は、その
文章等が一時的に見読に供されれば足りるような場合
や、ドラフト(原稿、草稿)のように未だ訂正が加えら
れる可能性のある段階にあるときでも、殆どの場合、紙
等の媒体にプリンタ等によって出力表示される。
ロセッサ等により作成した文章、図形等の表示は、その
文章等が一時的に見読に供されれば足りるような場合
や、ドラフト(原稿、草稿)のように未だ訂正が加えら
れる可能性のある段階にあるときでも、殆どの場合、紙
等の媒体にプリンタ等によって出力表示される。
【0006】そして、画像表示された紙等の媒体は用済
みとなったあとは廃棄されたり、焼却されたりし、多く
の資源が消費されている。プリンタ等においてはトナ
ー、インク、熱転写シート等の消耗品が多量に消費され
ている。さらに、新しい紙等の表示媒体、トナー、イン
ク等を得るためにさらにそれらの資源、それらの製作エ
ネルギーが必要となる。
みとなったあとは廃棄されたり、焼却されたりし、多く
の資源が消費されている。プリンタ等においてはトナ
ー、インク、熱転写シート等の消耗品が多量に消費され
ている。さらに、新しい紙等の表示媒体、トナー、イン
ク等を得るためにさらにそれらの資源、それらの製作エ
ネルギーが必要となる。
【0007】かかる現状は今日求められている環境負荷
の低減に反する結果となっている。
の低減に反する結果となっている。
【0008】そこで本発明者等は、鋭意研究の結果、普
通紙等の普通画像表示媒体及び書き換え可能(つまり画
像形成、画像消去、一旦書き込んだ画像の書き換えが可
能)の可逆性画像表示媒体のいずれにでも画像形成で
き、書き換え可能であるために繰り返し使用できる可逆
性画像表示媒体にも画像形成できることで、それだけ今
日の環境負荷低減の要請に応えることができるととも
に、従来どおりの普通画像表示媒体にも画像形成できる
ことで従来の画像形成装置と比べても格別支障がない画
像形成装置を開発するに至った。
通紙等の普通画像表示媒体及び書き換え可能(つまり画
像形成、画像消去、一旦書き込んだ画像の書き換えが可
能)の可逆性画像表示媒体のいずれにでも画像形成で
き、書き換え可能であるために繰り返し使用できる可逆
性画像表示媒体にも画像形成できることで、それだけ今
日の環境負荷低減の要請に応えることができるととも
に、従来どおりの普通画像表示媒体にも画像形成できる
ことで従来の画像形成装置と比べても格別支障がない画
像形成装置を開発するに至った。
【0009】しかし、かかる画像形成装置は、普通画像
表示媒体、可逆性画像表示媒体のいずれにでも画像形成
できるが故に画像形成操作が複雑化し易い。
表示媒体、可逆性画像表示媒体のいずれにでも画像形成
できるが故に画像形成操作が複雑化し易い。
【0010】そこで本発明は、かかる画像形成装置につ
いて画像形成操作をわかり易く、容易化するための該画
像形成装置に関する情報を表示する方法を提供すること
を課題とする。
いて画像形成操作をわかり易く、容易化するための該画
像形成装置に関する情報を表示する方法を提供すること
を課題とする。
【0011】また本発明は、かかる画像形成装置に関す
る情報の表示方法の実施を可能とする画像形成装置を提
供することを課題とする。
る情報の表示方法の実施を可能とする画像形成装置を提
供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、普通画像表示媒体に画像形成する第1の画
像形成部と、可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の
画像形成部とを備え、該第1の画像形成部による普通画
像表示媒体への画像形成、該第2の画像形成部による可
逆性画像表示媒体への画像形成のいずれも行える画像形
成装置に関する情報の表示方法であり、該画像形成装置
における所定の事項についての状態に関する情報を該情
報に応じて画像形成装置における表示手段及び(又は)
画像形成装置に画像データを送ってくる画像情報入力機
器における表示手段に表示させる画像形成装置に関する
情報の表示方法を提供する。
決するため、普通画像表示媒体に画像形成する第1の画
像形成部と、可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の
画像形成部とを備え、該第1の画像形成部による普通画
像表示媒体への画像形成、該第2の画像形成部による可
逆性画像表示媒体への画像形成のいずれも行える画像形
成装置に関する情報の表示方法であり、該画像形成装置
における所定の事項についての状態に関する情報を該情
報に応じて画像形成装置における表示手段及び(又は)
画像形成装置に画像データを送ってくる画像情報入力機
器における表示手段に表示させる画像形成装置に関する
情報の表示方法を提供する。
【0013】この画像形成装置に関する情報の表示方法
によると、画像形成装置における所定の事項についての
状態の情報は、すべて画像形成装置においてのみ表示さ
れるというのではなく、また、すべて画像情報入力機器
(コンピュータ、ファクシミリ受信機、ネットワークに
接続されたこれらの機器等)においてのみ表示されると
いうのでもない。その状態情報に応じて画像形成装置に
おける表示手段及び画像情報入力機器における表示手段
のうちいずれか一方又は双方に表示される。よって、ユ
ーザーはかかる情報を画像形成装置における表示手段及
び画像情報入力機器における表示手段のうち一方又は双
方で見て容易、適切に対応でき、それだけ画像形成操作
がわかりやすく、容易となる。
によると、画像形成装置における所定の事項についての
状態の情報は、すべて画像形成装置においてのみ表示さ
れるというのではなく、また、すべて画像情報入力機器
(コンピュータ、ファクシミリ受信機、ネットワークに
接続されたこれらの機器等)においてのみ表示されると
いうのでもない。その状態情報に応じて画像形成装置に
おける表示手段及び画像情報入力機器における表示手段
のうちいずれか一方又は双方に表示される。よって、ユ
ーザーはかかる情報を画像形成装置における表示手段及
び画像情報入力機器における表示手段のうち一方又は双
方で見て容易、適切に対応でき、それだけ画像形成操作
がわかりやすく、容易となる。
【0014】なお、「画像表示媒体」については以下、
単に「媒体」ということがある。
単に「媒体」ということがある。
【0015】普通紙等の画像表示媒体は「媒体PP」又
は単に「PP」ということがある。
は単に「PP」ということがある。
【0016】可逆性画像表示媒体は「媒体TP」又は単
に「TP」ということがある。
に「TP」ということがある。
【0017】前記の「画像形成装置における所定の事項
についての状態」としては大別して(A1)画像表示媒
体に関する状態、(A2)画像形成エレメント(現像
器、定着器等)の状態、(A3)プリンタの動作モー
ド、を例示できる。
についての状態」としては大別して(A1)画像表示媒
体に関する状態、(A2)画像形成エレメント(現像
器、定着器等)の状態、(A3)プリンタの動作モー
ド、を例示できる。
【0018】これらのそれぞれについてさらに例示する
と次のとおりである。 (A1)画像表示媒体に関する情報 準備されている媒体の種類、媒体における画像形成面の
状態、媒体の有無、媒体の表裏面の向き(表裏面の間違
い状態)、媒体種の間違い状態、媒体種の設定状態、媒
体における上書き禁止の有無、媒体供給カセットの有
無、可逆性画像表示媒体の状態(使用回数、劣化度等)
など。 (A2)画像形成エレメントの状態 現像器のセット位置や現像モード、定着器のセット位置
や定着モードさらには定着温度、クリーナー、転写機
構、媒体搬送機構などの各種エレメントの状態。 (A3)プリンタの動作モード。
と次のとおりである。 (A1)画像表示媒体に関する情報 準備されている媒体の種類、媒体における画像形成面の
状態、媒体の有無、媒体の表裏面の向き(表裏面の間違
い状態)、媒体種の間違い状態、媒体種の設定状態、媒
体における上書き禁止の有無、媒体供給カセットの有
無、可逆性画像表示媒体の状態(使用回数、劣化度等)
など。 (A2)画像形成エレメントの状態 現像器のセット位置や現像モード、定着器のセット位置
や定着モードさらには定着温度、クリーナー、転写機
構、媒体搬送機構などの各種エレメントの状態。 (A3)プリンタの動作モード。
【0019】待機モード、省エネモード、起動モード、
印刷モード、通信モードなど。
印刷モード、通信モードなど。
【0020】また、本発明は前記課題を解決するため、
普通画像表示媒体に画像形成する第1の画像形成部と、
可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の画像形成部と
を備え、該第1の画像形成部による普通画像表示媒体へ
の画像形成、該第2の画像形成部による可逆性画像表示
媒体への画像形成のいずれも行える画像形成装置に関す
る情報の表示方法であり、該画像形成装置における画像
形成のための設定状態に関する情報を該情報に応じて画
像形成装置における表示手段及び(又は)画像形成装置
に画像データを送ってくる画像情報入力機器における表
示手段に表示させる画像形成装置に関する情報の表示方
法を提供する。
普通画像表示媒体に画像形成する第1の画像形成部と、
可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の画像形成部と
を備え、該第1の画像形成部による普通画像表示媒体へ
の画像形成、該第2の画像形成部による可逆性画像表示
媒体への画像形成のいずれも行える画像形成装置に関す
る情報の表示方法であり、該画像形成装置における画像
形成のための設定状態に関する情報を該情報に応じて画
像形成装置における表示手段及び(又は)画像形成装置
に画像データを送ってくる画像情報入力機器における表
示手段に表示させる画像形成装置に関する情報の表示方
法を提供する。
【0021】この画像形成装置に関する情報の表示方法
によると、画像形成装置における画像形成のための設定
状態の情報は、すべて画像形成装置においてのみ表示さ
れるというのではなく、また、すべて画像情報入力機器
(コンピュータ、ファクシミリ受信機、ネットワークに
接続されたこれらの機器等)においてのみ表示されると
いうのでもない。その設定状態情報に応じて画像形成装
置における表示手段及び画像情報入力機器における表示
手段のうちいずれか一方又は双方に表示される。よっ
て、ユーザーはかかる情報を画像形成装置における表示
手段及び画像情報入力機器における表示手段のうち一方
又は双方で見て容易、適切に対応でき、それだけ画像形
成操作がわかりやすく、容易となる。
によると、画像形成装置における画像形成のための設定
状態の情報は、すべて画像形成装置においてのみ表示さ
れるというのではなく、また、すべて画像情報入力機器
(コンピュータ、ファクシミリ受信機、ネットワークに
接続されたこれらの機器等)においてのみ表示されると
いうのでもない。その設定状態情報に応じて画像形成装
置における表示手段及び画像情報入力機器における表示
手段のうちいずれか一方又は双方に表示される。よっ
て、ユーザーはかかる情報を画像形成装置における表示
手段及び画像情報入力機器における表示手段のうち一方
又は双方で見て容易、適切に対応でき、それだけ画像形
成操作がわかりやすく、容易となる。
【0022】この画像情報の表示方法における「画像形
成のための画像形成装置の設定状態」としては大別して (B1)画像形成装置における媒体設定状態、(B2)
画像形成モード(プリントモード)を例示できる。各々
についてさらに説明すると次のとおりである。 (B1)媒体設定状態 媒体設定については、画像形成装置を含むシステムが検
知する場合と、ユーザーが手動で媒体設定入力すること
で検出される場合などがある。
成のための画像形成装置の設定状態」としては大別して (B1)画像形成装置における媒体設定状態、(B2)
画像形成モード(プリントモード)を例示できる。各々
についてさらに説明すると次のとおりである。 (B1)媒体設定状態 媒体設定については、画像形成装置を含むシステムが検
知する場合と、ユーザーが手動で媒体設定入力すること
で検出される場合などがある。
【0023】前者については、様々の媒体種検出装置を
利用できる。該媒体種検出装置による媒体種の検出によ
り画像形成に供する媒体種の設定も可能である。なお、
媒体種検出装置を利用する場合には、前記の画像形成装
置状態に属する、画像形成装置において準備されている
媒体種の検出等も行える。
利用できる。該媒体種検出装置による媒体種の検出によ
り画像形成に供する媒体種の設定も可能である。なお、
媒体種検出装置を利用する場合には、前記の画像形成装
置状態に属する、画像形成装置において準備されている
媒体種の検出等も行える。
【0024】かかる媒体種検出装置としては次のものを
例示できる。 a)画像形成装置に設けられたカセット装着部に装着さ
れるカセットに設けられた、該カセットに収容される媒
体の種類を示す媒体表示部に基づいて、画像形成に供さ
れようとする媒体が普通紙等の普通画像表示媒体(以下
「媒体PP」ということがある)であるか、可逆性画像
表示媒体(以下「媒体TP」ということがある)である
かを検出する装置、 b)画像形成装置に設けられたカセット装着部に装着さ
れるカセットに収容される媒体に設けられている媒体表
示部に基づいて、画像形成に供されようとする媒体が媒
体PPであるか、媒体TPであるかを検出する装置。
例示できる。 a)画像形成装置に設けられたカセット装着部に装着さ
れるカセットに設けられた、該カセットに収容される媒
体の種類を示す媒体表示部に基づいて、画像形成に供さ
れようとする媒体が普通紙等の普通画像表示媒体(以下
「媒体PP」ということがある)であるか、可逆性画像
表示媒体(以下「媒体TP」ということがある)である
かを検出する装置、 b)画像形成装置に設けられたカセット装着部に装着さ
れるカセットに収容される媒体に設けられている媒体表
示部に基づいて、画像形成に供されようとする媒体が媒
体PPであるか、媒体TPであるかを検出する装置。
【0025】後者b)の媒体検出装置の場合における媒
体に設けられている媒体表示部としては、媒体のサイ
ズ、媒体PPと媒体TPを区別できるように例えば媒体
TPに設けた切り込み、切り欠け、透孔、媒体TPに設
けた特別の印やマーク、これらの他、媒体の静電容量、
表面抵抗、導電率、磁気量、分光反射特性、厚み、空気
透過率、重量、柔軟性等の諸物性等を例示できる。
体に設けられている媒体表示部としては、媒体のサイ
ズ、媒体PPと媒体TPを区別できるように例えば媒体
TPに設けた切り込み、切り欠け、透孔、媒体TPに設
けた特別の印やマーク、これらの他、媒体の静電容量、
表面抵抗、導電率、磁気量、分光反射特性、厚み、空気
透過率、重量、柔軟性等の諸物性等を例示できる。
【0026】これらの媒体表示部を光センサー等の各種
センサーで検出することで媒体種のの検出及び設定が可
能である。 c)以上の他、画像形成装置の画像形成部(印字部)よ
り上流側の媒体搬送路に設けられるテスト印字機構と、
該印字機構による媒体上の印字対象部分の物性変化を検
出するセンサとを含む装置も挙げることができる。例え
ば該テスト印字機構による媒体への印字操作よる媒体の
色の変化の有無等を検出することで媒体種を検出でき
る。
センサーで検出することで媒体種のの検出及び設定が可
能である。 c)以上の他、画像形成装置の画像形成部(印字部)よ
り上流側の媒体搬送路に設けられるテスト印字機構と、
該印字機構による媒体上の印字対象部分の物性変化を検
出するセンサとを含む装置も挙げることができる。例え
ば該テスト印字機構による媒体への印字操作よる媒体の
色の変化の有無等を検出することで媒体種を検出でき
る。
【0027】ユーザーが手動で媒体設定入力する場合と
しては、画像形成装置の操作パネル上における媒体種選
択指定部において画像形成に供しようとする媒体種を選
択指定する場合、ユーザーがカセットに設けられた媒体
選択機構を操作して初手の媒体を収容し、該選択機構に
おける操作結果をカセット装着部のセンサが検出するこ
とで媒体種検出と、画像形成に供しようとする媒体の設
定とを行う場合等を例示できる。 (B2)画像形成モード(プリントモード) 画像形成モードについては、PPモード、TPモード、
試し刷りモード、編集印刷モードなどが挙げられる。
しては、画像形成装置の操作パネル上における媒体種選
択指定部において画像形成に供しようとする媒体種を選
択指定する場合、ユーザーがカセットに設けられた媒体
選択機構を操作して初手の媒体を収容し、該選択機構に
おける操作結果をカセット装着部のセンサが検出するこ
とで媒体種検出と、画像形成に供しようとする媒体の設
定とを行う場合等を例示できる。 (B2)画像形成モード(プリントモード) 画像形成モードについては、PPモード、TPモード、
試し刷りモード、編集印刷モードなどが挙げられる。
【0028】PPモードとは、媒体PPに印刷するモー
ドで、画像情報(画像データ)を媒体PPに最適化して
印刷するモードである。
ドで、画像情報(画像データ)を媒体PPに最適化して
印刷するモードである。
【0029】TPモードとは、媒体TPに印刷するモー
ドで、画像情報(画像データ)を媒体TPに最適化して
印刷するモードである。
ドで、画像情報(画像データ)を媒体TPに最適化して
印刷するモードである。
【0030】試し刷りモードとは、画像情報を媒体TP
を用いてTPモードで印刷したのち、画像形成装置上の
画像データ記憶部に保存されている画像データに従って
再度媒体PPにPPモードで印刷するモードである。
を用いてTPモードで印刷したのち、画像形成装置上の
画像データ記憶部に保存されている画像データに従って
再度媒体PPにPPモードで印刷するモードである。
【0031】編集印刷モードとは、複数ページを1枚に
印刷するモード、画像を拡大又は縮小して印刷するモー
ド、画像を部分的に拡大又は縮小して印刷するモード、
縦横変倍して印刷するモードなどである。
印刷するモード、画像を拡大又は縮小して印刷するモー
ド、画像を部分的に拡大又は縮小して印刷するモード、
縦横変倍して印刷するモードなどである。
【0032】その他のモード設定については、イレース
モード、上書き禁止モード、印刷終了モード、強制停止
モード、強制排出モードなどが挙げられる。
モード、上書き禁止モード、印刷終了モード、強制停止
モード、強制排出モードなどが挙げられる。
【0033】イレースモードとは、画像を書き込んであ
る媒体TPについて画像を消去するモードで、白ベタ印
刷のほか、黒ベタ印刷、任意の画像印刷などをしてもよ
い。
る媒体TPについて画像を消去するモードで、白ベタ印
刷のほか、黒ベタ印刷、任意の画像印刷などをしてもよ
い。
【0034】上書き禁止モードとは、何らかの手段で上
書き禁止情報を検知した場合、或いは、既に画像書き込
みがされている場合などに、印刷を終了、強制排紙なと
の処理をするモードである。
書き禁止情報を検知した場合、或いは、既に画像書き込
みがされている場合などに、印刷を終了、強制排紙なと
の処理をするモードである。
【0035】印刷終了モード、強制停止モードとは、エ
ラー検知などにより印刷を停止する必要が生じた場合、
画像形成装置側で、印刷を中止するモードである。
ラー検知などにより印刷を停止する必要が生じた場合、
画像形成装置側で、印刷を中止するモードである。
【0036】強制排出モードとは、媒体種の選択ミスな
どにより、印刷時に強制的にこれを排出する必要が生じ
たときに利用されるモードである。
どにより、印刷時に強制的にこれを排出する必要が生じ
たときに利用されるモードである。
【0037】なお、画像形成装置における所定の事項に
ついての状態の情報を該情報に応じて画像形成装置にお
ける表示手段及び画像情報入力機器における表示手段の
うちいずれか一方又は双方に表示させるとともに、該画
像形成装置における画像形成のための設定状態の情報を
該情報に応じて画像形成装置における表示手段及び画像
情報入力機器における表示手段のうちいずれか一方又は
双方に表示させるようにしてもよい。
ついての状態の情報を該情報に応じて画像形成装置にお
ける表示手段及び画像情報入力機器における表示手段の
うちいずれか一方又は双方に表示させるとともに、該画
像形成装置における画像形成のための設定状態の情報を
該情報に応じて画像形成装置における表示手段及び画像
情報入力機器における表示手段のうちいずれか一方又は
双方に表示させるようにしてもよい。
【0038】本発明に係る画像形成装置に関する情報の
表示方法においては、前記表示手段の少なくともいずれ
かに前記画像形成装置状態及び(又は)前記画像形成装
置設定状態に基づくメッセージを表示させてもよい。
表示方法においては、前記表示手段の少なくともいずれ
かに前記画像形成装置状態及び(又は)前記画像形成装
置設定状態に基づくメッセージを表示させてもよい。
【0039】かかるメッセージとしては、各種警告メッ
セージ、各種エラー情報メッセージその他のメッセージ
を挙げることができる。
セージ、各種エラー情報メッセージその他のメッセージ
を挙げることができる。
【0040】これらメッセージの具体例は以下のとおり
である。 <警告・エラー情報>媒体詰まり、媒体切れ、媒体間違
い、媒体の裏表間違い、媒体TPの状態などの媒体情報
に関する警告、エラー情報のメッセージ、現像器のセッ
ト位置やモード、定着器のセット位置やモードさらには
定着温度等、クリーナー、転写機構、媒体搬送機構など
のシステム各種エレメントの状態に関する警告、エラー
情報のメッセージ、待機モード、省エネモード、起動モ
ード、印刷モード、変倍モードなどの画像形成装置の動
作モードに関する警告、エラー情報のメッセージ、印刷
モード、媒体設定などの各種設定に関する警告、エラー
情報のメッセージ媒体情報に関する警告、エラー情報に
ついては、さまざまな情報の検出、表示が可能である。
例えば、媒体詰まりは一般的なプリンタの検出装置で検
出して表示してもよい。媒体種、印字面、媒体切れ、媒
体種間違い、媒体種設定、上書き禁止、媒体供給カセッ
トの有無のメッセージを表示できる。 <その他のメッセージ>エラーに対する処理方法を示す
メッセージ、処理継続の確認をするメッセージ、処理の
選択のメッセージ等。
である。 <警告・エラー情報>媒体詰まり、媒体切れ、媒体間違
い、媒体の裏表間違い、媒体TPの状態などの媒体情報
に関する警告、エラー情報のメッセージ、現像器のセッ
ト位置やモード、定着器のセット位置やモードさらには
定着温度等、クリーナー、転写機構、媒体搬送機構など
のシステム各種エレメントの状態に関する警告、エラー
情報のメッセージ、待機モード、省エネモード、起動モ
ード、印刷モード、変倍モードなどの画像形成装置の動
作モードに関する警告、エラー情報のメッセージ、印刷
モード、媒体設定などの各種設定に関する警告、エラー
情報のメッセージ媒体情報に関する警告、エラー情報に
ついては、さまざまな情報の検出、表示が可能である。
例えば、媒体詰まりは一般的なプリンタの検出装置で検
出して表示してもよい。媒体種、印字面、媒体切れ、媒
体種間違い、媒体種設定、上書き禁止、媒体供給カセッ
トの有無のメッセージを表示できる。 <その他のメッセージ>エラーに対する処理方法を示す
メッセージ、処理継続の確認をするメッセージ、処理の
選択のメッセージ等。
【0041】前記の表示手段については、種々のものが
使用可能である。
使用可能である。
【0042】例えば、LEDその他のランプによる表
示、液晶表示、ブザー等の音による表示、音声表示、画
像表示媒体上への表示、画像情報入力機器上での表示、
プリンタドライバ上での表示、ソフトウェア上の表示等
を行う表示手段を例示できる。
示、液晶表示、ブザー等の音による表示、音声表示、画
像表示媒体上への表示、画像情報入力機器上での表示、
プリンタドライバ上での表示、ソフトウェア上の表示等
を行う表示手段を例示できる。
【0043】プリントした媒体上への表示については、
媒体TPはその高解像度、広い表示面積といった特徴か
ら、より詳細な表示が可能である。その上、媒体TPは
一過性表示を目的としているため、媒体TPへの表示は
特に好ましい。
媒体TPはその高解像度、広い表示面積といった特徴か
ら、より詳細な表示が可能である。その上、媒体TPは
一過性表示を目的としているため、媒体TPへの表示は
特に好ましい。
【0044】媒体TPへの表示としては、使用回数、劣
化度合、性能情報等を例示でき、これらの表示によりユ
ーザーに媒体TPの寿命を知らせることができる。表示
は、テキスト(文字、数字等)印字により行ってもよい
し、コード(バーコード、2次元コード等)を記録して
行ってもよい。任意である。また本発明は、前記課題を
解決するため、普通画像表示媒体に画像形成する第1の
画像形成部と、可逆性画像表示媒体に画像形成する第2
の画像形成部と、画像形成装置における所定の事項につ
いての状態を検出するための検出手段と、該検出手段に
より検出される画像形成装置状態に関する情報のうち少
なくとも一つを表示させるために該画像形成装置状態の
情報を出力する手段と、該画像形成装置状態の情報を出
力する手段から発せられる情報のうち所定の情報を表示
する表示手段とを備えており、前記画像形成装置状態の
情報を出力する手段は、それから発する画像形成装置状
態情報のうち所定の情報を、画像データを送ってくる画
像情報入力機器における表示手段に表示させるために、
該画像情報入力機器へ出力できる画像形成装置を提供す
る。
化度合、性能情報等を例示でき、これらの表示によりユ
ーザーに媒体TPの寿命を知らせることができる。表示
は、テキスト(文字、数字等)印字により行ってもよい
し、コード(バーコード、2次元コード等)を記録して
行ってもよい。任意である。また本発明は、前記課題を
解決するため、普通画像表示媒体に画像形成する第1の
画像形成部と、可逆性画像表示媒体に画像形成する第2
の画像形成部と、画像形成装置における所定の事項につ
いての状態を検出するための検出手段と、該検出手段に
より検出される画像形成装置状態に関する情報のうち少
なくとも一つを表示させるために該画像形成装置状態の
情報を出力する手段と、該画像形成装置状態の情報を出
力する手段から発せられる情報のうち所定の情報を表示
する表示手段とを備えており、前記画像形成装置状態の
情報を出力する手段は、それから発する画像形成装置状
態情報のうち所定の情報を、画像データを送ってくる画
像情報入力機器における表示手段に表示させるために、
該画像情報入力機器へ出力できる画像形成装置を提供す
る。
【0045】ここでの「画像形成装置における所定の事
項についての状態」とは、前記情報表示方法において述
べたものと同様である。
項についての状態」とは、前記情報表示方法において述
べたものと同様である。
【0046】この画像形成装置によると、普通画像表示
媒体及び書き換え可能(つまり画像書き込み、画像消
去、書き込んだ画像の書き換えが可能)の可逆性画像表
示媒体のいずれにでも画像形成できる。従って例えば一
時的見読に供されれば足りるような画像や、未だ訂正が
加えられる段階にある原稿画像等については可逆性画像
表示媒体に出力表示でき、或いは必要に応じて従来から
の普通画像表示媒体にも出力表示もできる。また、完成
した画像等については長期保存、他者へのプレゼンテー
ション等のために従来どおり普通画像表示媒体に出力表
示でき、場合によっては可逆性画像表示媒体へも出力表
示できる。
媒体及び書き換え可能(つまり画像書き込み、画像消
去、書き込んだ画像の書き換えが可能)の可逆性画像表
示媒体のいずれにでも画像形成できる。従って例えば一
時的見読に供されれば足りるような画像や、未だ訂正が
加えられる段階にある原稿画像等については可逆性画像
表示媒体に出力表示でき、或いは必要に応じて従来から
の普通画像表示媒体にも出力表示もできる。また、完成
した画像等については長期保存、他者へのプレゼンテー
ション等のために従来どおり普通画像表示媒体に出力表
示でき、場合によっては可逆性画像表示媒体へも出力表
示できる。
【0047】このように書き換え可能であるために繰り
返し使用できる可逆性画像表示媒体にも画像を出力表示
できることで、それだけ今日の省資源、省エネルギー等
の環境負荷低減の要請に応えることができる。また、従
来どおりの普通画像表示媒体にも画像を表示できること
で従来の画像形成装置と比べても格別の支障はない。
返し使用できる可逆性画像表示媒体にも画像を出力表示
できることで、それだけ今日の省資源、省エネルギー等
の環境負荷低減の要請に応えることができる。また、従
来どおりの普通画像表示媒体にも画像を表示できること
で従来の画像形成装置と比べても格別の支障はない。
【0048】また、この画像形成装置によると、画像形
成装置状態の情報を出力する手段から発せられる情報
は、その情報に応じて、画像形成装置における表示手段
及び画像データを送ってくる画像情報入力機器における
表示手段のうちいずれか一方又は双方に表示可能であ
り、従ってユーザーはその表示を見て容易、適切に対応
でき、それだけ画像形成操作がわかりやすく、容易であ
る。
成装置状態の情報を出力する手段から発せられる情報
は、その情報に応じて、画像形成装置における表示手段
及び画像データを送ってくる画像情報入力機器における
表示手段のうちいずれか一方又は双方に表示可能であ
り、従ってユーザーはその表示を見て容易、適切に対応
でき、それだけ画像形成操作がわかりやすく、容易であ
る。
【0049】また本発明は、前記課題を解決するため、
普通画像表示媒体に画像形成する第1の画像形成部と、
可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の画像形成部
と、画像形成のための画像形成装置の設定状態に関する
情報のうち少なくとも一つを表示させるために該画像形
成装置設定状態の情報を出力する手段と、該画像形成装
置設定状態の情報を出力する手段から発せられる情報の
うち所定の情報を表示する表示手段とを備えており、該
画像形成装置設定状態の情報を出力する手段は、それか
ら発する画像形成装置設定状態の情報のうち所定の情報
を、画像データを送ってくる画像情報入力機器における
表示手段に表示させるために、該画像情報入力機器へ出
力できる画像形成装置を提供する。
普通画像表示媒体に画像形成する第1の画像形成部と、
可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の画像形成部
と、画像形成のための画像形成装置の設定状態に関する
情報のうち少なくとも一つを表示させるために該画像形
成装置設定状態の情報を出力する手段と、該画像形成装
置設定状態の情報を出力する手段から発せられる情報の
うち所定の情報を表示する表示手段とを備えており、該
画像形成装置設定状態の情報を出力する手段は、それか
ら発する画像形成装置設定状態の情報のうち所定の情報
を、画像データを送ってくる画像情報入力機器における
表示手段に表示させるために、該画像情報入力機器へ出
力できる画像形成装置を提供する。
【0050】ここでの「画像形成のための画像形成装置
の設定状態」とは、前記情報表示方法において述べたも
のと同様である。
の設定状態」とは、前記情報表示方法において述べたも
のと同様である。
【0051】この画像形成装置によると、画像形成装置
設定状態の情報を出力する手段から発せられる情報は、
その情報に応じて、画像形成装置における表示手段及び
画像データを送ってくる画像情報入力機器における表示
手段のうちいずれか一方又は双方に表示可能であり、従
ってユーザーはその表示を見て容易、適切に対応でき、
それだけ画像形成操作がわかりやすく、容易である。
設定状態の情報を出力する手段から発せられる情報は、
その情報に応じて、画像形成装置における表示手段及び
画像データを送ってくる画像情報入力機器における表示
手段のうちいずれか一方又は双方に表示可能であり、従
ってユーザーはその表示を見て容易、適切に対応でき、
それだけ画像形成操作がわかりやすく、容易である。
【0052】なお、本発明に係る画像形成装置は、画像
形成装置における所定の事項についての状態を検出する
ための検出手段と、該検出手段により検出される画像形
成装置状態に関する情報のうち少なくとも一つを表示さ
せるために該画像形成装置状態の情報を出力する手段
と、画像形成のための画像形成装置の設定状態に関する
情報のうち少なくとも一つを表示させるために該画像形
成装置設定状態の情報を出力する手段と、該画像形成装
置状態の情報を出力する手段から発せられる情報及び該
画像形成装置設定状態の情報を出力する手段から発せら
れる情報のうち所定の情報を表示する表示手段とを備
え、該画像形成装置状態の情報を出力する手段及び該画
像形成装置設定状態の情報を出力する手段は、それらか
ら発する情報のうち所定の情報を、画像データを送って
くる画像情報入力機器における表示手段に表示させるた
めに、該画像情報入力機器へ出力できるように構成され
ていてもよい。
形成装置における所定の事項についての状態を検出する
ための検出手段と、該検出手段により検出される画像形
成装置状態に関する情報のうち少なくとも一つを表示さ
せるために該画像形成装置状態の情報を出力する手段
と、画像形成のための画像形成装置の設定状態に関する
情報のうち少なくとも一つを表示させるために該画像形
成装置設定状態の情報を出力する手段と、該画像形成装
置状態の情報を出力する手段から発せられる情報及び該
画像形成装置設定状態の情報を出力する手段から発せら
れる情報のうち所定の情報を表示する表示手段とを備
え、該画像形成装置状態の情報を出力する手段及び該画
像形成装置設定状態の情報を出力する手段は、それらか
ら発する情報のうち所定の情報を、画像データを送って
くる画像情報入力機器における表示手段に表示させるた
めに、該画像情報入力機器へ出力できるように構成され
ていてもよい。
【0053】また本発明に係る画像形成装置は、前記検
出手段により検出される画像形成装置状態及び(又は)
前記画像形成装置設定状態に基づくメッセージを前記表
示手段の少なくともいずれかに表示させるメッセージ出
力手段を備えていてもよい。
出手段により検出される画像形成装置状態及び(又は)
前記画像形成装置設定状態に基づくメッセージを前記表
示手段の少なくともいずれかに表示させるメッセージ出
力手段を備えていてもよい。
【0054】かかる「メッセージ」は、前記情報表示方
法において述べたものと同様である。
法において述べたものと同様である。
【0055】本発明に係る画像形成装置に関係する「表
示手段」についても前記情報表示方法において述べたも
のと同様である。以上説明したように本発明によると、
各種情報を様々の表示手段で表示できるが、各情報、表
示手段とも必ずしも単独である必要はなく、複数の情報
を複数の表示手段で表示しても良い。
示手段」についても前記情報表示方法において述べたも
のと同様である。以上説明したように本発明によると、
各種情報を様々の表示手段で表示できるが、各情報、表
示手段とも必ずしも単独である必要はなく、複数の情報
を複数の表示手段で表示しても良い。
【0056】次表に表示の具体例をまとめて示す。但
し、以下のものだけに限定されるものではない。
し、以下のものだけに限定されるものではない。
【0057】
【表1】
【0058】普通画像表示媒体に画像形成する第1の画
像形成部は間接記録方式の画像形成部であっても、直接
記録方式の画像形成部であってもよい。
像形成部は間接記録方式の画像形成部であっても、直接
記録方式の画像形成部であってもよい。
【0059】かかる間接記録方式の画像形成部の代表例
として、静電潜像担持体に、形成すべき画像に応じた静
電潜像を形成し、該静電潜像を現像してトナー像とし、
該トナー像を普通画像表示媒体へ転写定着させる電子写
真方式の画像形成部を挙げることができる。
として、静電潜像担持体に、形成すべき画像に応じた静
電潜像を形成し、該静電潜像を現像してトナー像とし、
該トナー像を普通画像表示媒体へ転写定着させる電子写
真方式の画像形成部を挙げることができる。
【0060】またかかる直接記録方式の画像形成部とし
て、形成すべき画像に応じて画像表示媒体へインクを飛
翔させ画像形成するインクジェット方式の画像形成部、
昇華型インクを塗布した転写フィルムから、形成すべき
画像に応じて画像表示媒体へインクを熱転写させて画像
を形成する昇華型熱転写方式の画像形成部、感熱インク
を塗布した転写フィルムから、形成すべき画像に応じて
画像表示媒体へ該インクを熱転写して画像を形成する感
熱転写方式の画像形成部等を例示できる。
て、形成すべき画像に応じて画像表示媒体へインクを飛
翔させ画像形成するインクジェット方式の画像形成部、
昇華型インクを塗布した転写フィルムから、形成すべき
画像に応じて画像表示媒体へインクを熱転写させて画像
を形成する昇華型熱転写方式の画像形成部、感熱インク
を塗布した転写フィルムから、形成すべき画像に応じて
画像表示媒体へ該インクを熱転写して画像を形成する感
熱転写方式の画像形成部等を例示できる。
【0061】普通画像表示媒体としては、普通紙、オー
バーヘッドプロジェクタ用シート等を例示できるが、こ
れらの中から、第1の画像形成部における普通画像表示
媒体への画像プリント方式に応じて適当な画像表示媒体
を使用できる。
バーヘッドプロジェクタ用シート等を例示できるが、こ
れらの中から、第1の画像形成部における普通画像表示
媒体への画像プリント方式に応じて適当な画像表示媒体
を使用できる。
【0062】前記第2の画像形成部としては、例えば、
電界駆動型の可逆性画像表示媒体に、形成すべき画像に
応じた電界にて画像を表示させる画像形成部や、磁気駆
動型の可逆性画像表示媒体に、形成すべき画像に応じた
磁界にて画像を表示させる画像形成部を挙げることがで
きる。
電界駆動型の可逆性画像表示媒体に、形成すべき画像に
応じた電界にて画像を表示させる画像形成部や、磁気駆
動型の可逆性画像表示媒体に、形成すべき画像に応じた
磁界にて画像を表示させる画像形成部を挙げることがで
きる。
【0063】かかる電界駆動型の可逆性画像表示媒体及
び磁気駆動型の画像表示媒体については後ほど説明す
る。可逆性画像表示媒体への画像形成部についても後ほ
どさらに説明する。
び磁気駆動型の画像表示媒体については後ほど説明す
る。可逆性画像表示媒体への画像形成部についても後ほ
どさらに説明する。
【0064】なお電界駆動型可逆性画像表示媒体であっ
て磁性現像粒子を含む媒体を使用するときは、第2の画
像形成部は該可逆性画像表示媒体への電界による画像形
成にあたり、乾式現像粒子を磁気攪拌する装置を設けて
もよい。
て磁性現像粒子を含む媒体を使用するときは、第2の画
像形成部は該可逆性画像表示媒体への電界による画像形
成にあたり、乾式現像粒子を磁気攪拌する装置を設けて
もよい。
【0065】前記した電界駆動型の可逆性画像表示媒体
として、乾式帯電粒子内包型の画像表示媒体、電気泳動
型の画像表示媒体、ツイストボール型の画像表示媒体な
どを例示できる。これらについて説明する。 <乾式帯電粒子内包型の画像表示媒体>所定のギャップ
をおいて対向する2枚の基板(少なくとも一方は光透過
性を有する)間に形成された現像剤収容セルに乾式現像
剤が内包され、該乾式現像剤は互いに帯電極性の異な
る、且つ、互いに光学的反射濃度の異なる(換言すれ
ば、「コントラストの異なる」或いは「色の異なる」)
少なくとも2種類の、摩擦帯電性を有する乾式現像粒子
を含んでいる可逆性画像表示媒体。
として、乾式帯電粒子内包型の画像表示媒体、電気泳動
型の画像表示媒体、ツイストボール型の画像表示媒体な
どを例示できる。これらについて説明する。 <乾式帯電粒子内包型の画像表示媒体>所定のギャップ
をおいて対向する2枚の基板(少なくとも一方は光透過
性を有する)間に形成された現像剤収容セルに乾式現像
剤が内包され、該乾式現像剤は互いに帯電極性の異な
る、且つ、互いに光学的反射濃度の異なる(換言すれ
ば、「コントラストの異なる」或いは「色の異なる」)
少なくとも2種類の、摩擦帯電性を有する乾式現像粒子
を含んでいる可逆性画像表示媒体。
【0066】この画像表示媒体は、前記少なくとも2種
類の乾式現像粒子が互いに異なる帯電極性に摩擦帯電し
た状態で、表示しようとする画像に応じた電界を付与す
ることで、媒体内部で電界の向きに応じて、それぞれの
極性に帯電した現像粒子が互いに反対方向に移動してコ
ントラストのある画像を表示するものである。
類の乾式現像粒子が互いに異なる帯電極性に摩擦帯電し
た状態で、表示しようとする画像に応じた電界を付与す
ることで、媒体内部で電界の向きに応じて、それぞれの
極性に帯電した現像粒子が互いに反対方向に移動してコ
ントラストのある画像を表示するものである。
【0067】かかる乾式帯電性粒子内包型媒体のさらな
る例として、所定のギャップをおいて対向する2枚の基
板(少なくとも一方は光透過性を有する)間に形成され
た現像剤収容セルに乾式現像剤が内包され、該乾式現像
剤は互いに帯電極性の異なる、且つ、互いに光学的反射
濃度の異なる(換言すれば、「コントラストの異なる」
或いは「色の異なる」)少なくとも2種類の、摩擦帯電
性を有する乾式現像粒子を含んでおり、該2種類の現像
粒子のうち少なくとも一方が磁性粒子である画像表示媒
体を挙げることができる。
る例として、所定のギャップをおいて対向する2枚の基
板(少なくとも一方は光透過性を有する)間に形成され
た現像剤収容セルに乾式現像剤が内包され、該乾式現像
剤は互いに帯電極性の異なる、且つ、互いに光学的反射
濃度の異なる(換言すれば、「コントラストの異なる」
或いは「色の異なる」)少なくとも2種類の、摩擦帯電
性を有する乾式現像粒子を含んでおり、該2種類の現像
粒子のうち少なくとも一方が磁性粒子である画像表示媒
体を挙げることができる。
【0068】この画像表示媒体は、先に述べた画像表示
媒体と同様にして画像表示できる。そして乾式現像剤を
構成する前記少なくとも2種類の現像粒子のうち少なく
とも一方が磁性粒子であるから、現像剤(現像粒子)を
磁場、例えば振動磁場により攪拌することができ、かか
る現像剤の攪拌により媒体の初期化、画像形成(画像表
示)に先立つ前回画像の消去(初期化の一種)や、画像
表示において現像粒子を画像表示のための静電場で動き
やすくすることができ、それだけ良好に画像表示でき
る。
媒体と同様にして画像表示できる。そして乾式現像剤を
構成する前記少なくとも2種類の現像粒子のうち少なく
とも一方が磁性粒子であるから、現像剤(現像粒子)を
磁場、例えば振動磁場により攪拌することができ、かか
る現像剤の攪拌により媒体の初期化、画像形成(画像表
示)に先立つ前回画像の消去(初期化の一種)や、画像
表示において現像粒子を画像表示のための静電場で動き
やすくすることができ、それだけ良好に画像表示でき
る。
【0069】この磁性粒子を採用する乾式帯電粒子内包
型の可逆性画像表示媒体を用いるときは、これに画像形
成する画像形成部に、該可逆性画像表示媒体への電界に
よる画像形成にあたり乾式現像粒子を磁気攪拌する装置
を設けてもよい。
型の可逆性画像表示媒体を用いるときは、これに画像形
成する画像形成部に、該可逆性画像表示媒体への電界に
よる画像形成にあたり乾式現像粒子を磁気攪拌する装置
を設けてもよい。
【0070】セルに内包される現像粒子の粒径は例えば
1μm〜100μm程度とすればよい。現像粒子の構成
例として、バインダー樹脂に各種着色剤、帯電制御剤等
が分散された微粒子を挙げることができる。流動性向上
剤等の第3成分(粒子)を添加、混合しても構わない。 <電気泳動型の画像表示媒体>2枚の基板をスペーサを
介して間隔を開けて対向配置して密封空間を形成し、該
空間に電気泳動能のある粒子をそれと色の異なる分散媒
中に分散させた表示液を充填したもので、画像に応じた
電界を付与して表示液中の粒子を泳動させることで、粒
子の色若しくは分散媒の色で画像表示を行うものであ
る。
1μm〜100μm程度とすればよい。現像粒子の構成
例として、バインダー樹脂に各種着色剤、帯電制御剤等
が分散された微粒子を挙げることができる。流動性向上
剤等の第3成分(粒子)を添加、混合しても構わない。 <電気泳動型の画像表示媒体>2枚の基板をスペーサを
介して間隔を開けて対向配置して密封空間を形成し、該
空間に電気泳動能のある粒子をそれと色の異なる分散媒
中に分散させた表示液を充填したもので、画像に応じた
電界を付与して表示液中の粒子を泳動させることで、粒
子の色若しくは分散媒の色で画像表示を行うものであ
る。
【0071】かかる表示液は通常イソパラフィン系など
の分散媒、二酸化チタンなどの粒子、この粒子と色のコ
ントラストを付けるための染料、界面活性剤などの分散
剤及び荷電付与剤等の添加剤から構成される。 <ツイストボール型の画像表示媒体>代表的な例は、ジ
リコン(gyricon)ベースの電子紙ディスプレイ
としても知られ、通常シート状で、米国特許第4,12
6,854号及び米国特許第4,143,103号に開
示されている媒体である。しかしこれに限定されるもの
ではない。すなわち、一方の半球面と他方の半球面とが
異なる色を呈する(例えば一方の半球面が白色、他方の
半球面が白以外の色、例えば黒色に着色されている)2
色球体が液体又は液状ワックス等で囲繞された状態で絶
縁性保持媒質におけるキャビティに封入され、画像に応
じた外部電界の付与により、該キャビテイ内でその電気
的異方性に従って回転することで画像表示を行うもので
あればよい。また、ワックスの融点を超える加熱と、外
部電界の作用下で画像表示できる一方、およそワックス
の融点以下に冷却することで画像を不動化させ得るもの
でもよい。磁気駆動型の可逆性画像表示媒体として次の
ものを例示できる。 a)所定のギャップをおいて対向する2枚の基板間に形
成されたセルに磁性粒子を分散させた分散液が内包され
ており、該磁性粒子と分散液は互いに光学的反射濃度が
異なっている画像表示媒体、 b)基板の片面に、磁性粒子を分散させた分散液を封入
したマイクロカプセルの塗布層を形成した画像表示媒体
であり、前記マイクロカプセル内の磁性粒子及び分散液
は互いに光学的反射濃度が異なっている画像表示媒体以
上の他、可逆性画像表示媒体として、書き換え可能の画
像ディスプレイも例示できる。
の分散媒、二酸化チタンなどの粒子、この粒子と色のコ
ントラストを付けるための染料、界面活性剤などの分散
剤及び荷電付与剤等の添加剤から構成される。 <ツイストボール型の画像表示媒体>代表的な例は、ジ
リコン(gyricon)ベースの電子紙ディスプレイ
としても知られ、通常シート状で、米国特許第4,12
6,854号及び米国特許第4,143,103号に開
示されている媒体である。しかしこれに限定されるもの
ではない。すなわち、一方の半球面と他方の半球面とが
異なる色を呈する(例えば一方の半球面が白色、他方の
半球面が白以外の色、例えば黒色に着色されている)2
色球体が液体又は液状ワックス等で囲繞された状態で絶
縁性保持媒質におけるキャビティに封入され、画像に応
じた外部電界の付与により、該キャビテイ内でその電気
的異方性に従って回転することで画像表示を行うもので
あればよい。また、ワックスの融点を超える加熱と、外
部電界の作用下で画像表示できる一方、およそワックス
の融点以下に冷却することで画像を不動化させ得るもの
でもよい。磁気駆動型の可逆性画像表示媒体として次の
ものを例示できる。 a)所定のギャップをおいて対向する2枚の基板間に形
成されたセルに磁性粒子を分散させた分散液が内包され
ており、該磁性粒子と分散液は互いに光学的反射濃度が
異なっている画像表示媒体、 b)基板の片面に、磁性粒子を分散させた分散液を封入
したマイクロカプセルの塗布層を形成した画像表示媒体
であり、前記マイクロカプセル内の磁性粒子及び分散液
は互いに光学的反射濃度が異なっている画像表示媒体以
上の他、可逆性画像表示媒体として、書き換え可能の画
像ディスプレイも例示できる。
【0072】かかる画像ディスプレイとして、駆動方式
の観点からすると、電極(例えば画素ごとの個別電極)
を有する例えばマトリクス駆動型の可逆性画像ディスプ
レイを挙げることができる。その場合、さらに電極への
信号付与コントローラを有するものでもよい。電極への
電圧を印加したあとも画像を記憶している画像記憶性を
有するものでもよい。かかる可逆性画像ディスプレイは
表示に供する媒体の観点からすると、液晶表示パネル、
エレクトロルミネッセンスパネル等のパネルディスプレ
イを挙げることができる。
の観点からすると、電極(例えば画素ごとの個別電極)
を有する例えばマトリクス駆動型の可逆性画像ディスプ
レイを挙げることができる。その場合、さらに電極への
信号付与コントローラを有するものでもよい。電極への
電圧を印加したあとも画像を記憶している画像記憶性を
有するものでもよい。かかる可逆性画像ディスプレイは
表示に供する媒体の観点からすると、液晶表示パネル、
エレクトロルミネッセンスパネル等のパネルディスプレ
イを挙げることができる。
【0073】これら可逆性画像表示媒体はいずれも、付
与する電界成いは磁界を選ぶことで画像表示(画像書き
込み)、画像消去、一旦書き込んだ画像の書き換えが可
能で、繰り返し使用できる。よって一旦画像表示したあ
とでも廃棄する必要はない。
与する電界成いは磁界を選ぶことで画像表示(画像書き
込み)、画像消去、一旦書き込んだ画像の書き換えが可
能で、繰り返し使用できる。よって一旦画像表示したあ
とでも廃棄する必要はない。
【0074】また、外部からの現像剤の供給を要しない
から、従来における紙等の画像表示媒体、現像剤、イン
ク等の消耗品の使用を大幅に低減することができる。
から、従来における紙等の画像表示媒体、現像剤、イン
ク等の消耗品の使用を大幅に低減することができる。
【0075】電界駆動型又は磁気駆動型の可逆性画像表
示媒体への画像形成部としては次のものを例示できる。 <電界駆動型可逆性画像表示媒体への画像形成部>電界
駆動型の可逆性画像表示媒体には形成しようとする画像
に応じた電界(静電場)を該媒体に形成することで画像
表示できる。よって画像形成部としては、かかる電界
(静電場)を形成できるものとして、静電潜像を利用す
るもの、書き込み電極を利用するものを例示できる。 ・静電潜像を利用する画像形成部 媒体の2枚の基板のうちいずれか一方(例えば画像観察
側の基板)の表面に、表示しようとする画像に対応した
静電潜像を形成するか、又は外部で形成した静電潜像を
接近させ、該静電潜像に基づいて静電場を形成するも
の。
示媒体への画像形成部としては次のものを例示できる。 <電界駆動型可逆性画像表示媒体への画像形成部>電界
駆動型の可逆性画像表示媒体には形成しようとする画像
に応じた電界(静電場)を該媒体に形成することで画像
表示できる。よって画像形成部としては、かかる電界
(静電場)を形成できるものとして、静電潜像を利用す
るもの、書き込み電極を利用するものを例示できる。 ・静電潜像を利用する画像形成部 媒体の2枚の基板のうちいずれか一方(例えば画像観察
側の基板)の表面に、表示しようとする画像に対応した
静電潜像を形成するか、又は外部で形成した静電潜像を
接近させ、該静電潜像に基づいて静電場を形成するも
の。
【0076】この場合静電場の形成は、静電潜像の形成
と同時的になされてもよいし、静電潜像形成後になされ
てもよい。静電場の形成は、例えば静電潜像を形成する
又は接近させる基板とは反対側の基板に該静電場形成の
ための所定電位を設定することで行える。該所定の電位
の設定は例えば反対側基板に予め設けた或いは接触させ
た対向電極にバイアスを印加するか、該対向電極を接地
する等で行える。
と同時的になされてもよいし、静電潜像形成後になされ
てもよい。静電場の形成は、例えば静電潜像を形成する
又は接近させる基板とは反対側の基板に該静電場形成の
ための所定電位を設定することで行える。該所定の電位
の設定は例えば反対側基板に予め設けた或いは接触させ
た対向電極にバイアスを印加するか、該対向電極を接地
する等で行える。
【0077】静電潜像は、例えば直接静電潜像形成装置
を用いて媒体表面(基板表面)に直接形成してもよい
し、外部静電潜像形成装置を用いて媒体外部で形成した
静電潜像を媒体表面(基板表面)に転写形成又は接近さ
せてもよい。
を用いて媒体表面(基板表面)に直接形成してもよい
し、外部静電潜像形成装置を用いて媒体外部で形成した
静電潜像を媒体表面(基板表面)に転写形成又は接近さ
せてもよい。
【0078】直接静電潜像形成装置としては、表示しよ
うとする画像に応じて媒体表面に放電して静電潜像電荷
をのせる各種の放電型静電潜像形成装置、表示しようと
する画像に応じて媒体表面に電荷注入して静電潜像電荷
をのせる各種の電荷注入型の静電潜像形成装置を例示で
きる。前者の例としてイオンフロー型の装置や、所定方
向(例えば基板を装置で走査するときの主走査方向)に
記録電極を配列した静電記録ヘッドを有するマルチスタ
イラス型の装置を挙げることができ、後者の例として所
定方向(例えば基板を装置で走査するときの主走査方
向)に記録電極を配列するとともに該記録電極に隣り合
わせて隣接制御電極を配列した静電記録ヘッドを有する
マルチスタイラス型装置を挙げることができる。
うとする画像に応じて媒体表面に放電して静電潜像電荷
をのせる各種の放電型静電潜像形成装置、表示しようと
する画像に応じて媒体表面に電荷注入して静電潜像電荷
をのせる各種の電荷注入型の静電潜像形成装置を例示で
きる。前者の例としてイオンフロー型の装置や、所定方
向(例えば基板を装置で走査するときの主走査方向)に
記録電極を配列した静電記録ヘッドを有するマルチスタ
イラス型の装置を挙げることができ、後者の例として所
定方向(例えば基板を装置で走査するときの主走査方
向)に記録電極を配列するとともに該記録電極に隣り合
わせて隣接制御電極を配列した静電記録ヘッドを有する
マルチスタイラス型装置を挙げることができる。
【0079】外部静電潜像形成装置としては、静電潜像
担持体上に表示しようとする画像に対応した静電潜像を
形成し、該静電潜像担持体上の静電潜像を前記媒体基板
表面に転写又は接近させるものを例示できる。さらに言
えば、感光体のような光導電体上に表示しようとする画
像に対応した静電潜像を形成し、該光導電体上の静電潜
像を前記媒体基板表面に転写するもの又は接近させるも
のや、誘電体上に表示しようとする画像に対応した静電
潜像を形成し、該誘電体上の静電潜像を前記媒体基板表
面に転写するもの又は接近させるものを例示できる。
担持体上に表示しようとする画像に対応した静電潜像を
形成し、該静電潜像担持体上の静電潜像を前記媒体基板
表面に転写又は接近させるものを例示できる。さらに言
えば、感光体のような光導電体上に表示しようとする画
像に対応した静電潜像を形成し、該光導電体上の静電潜
像を前記媒体基板表面に転写するもの又は接近させるも
のや、誘電体上に表示しようとする画像に対応した静電
潜像を形成し、該誘電体上の静電潜像を前記媒体基板表
面に転写するもの又は接近させるものを例示できる。
【0080】このような外部静電潜像形成装置、特に感
光体のような光導電体に静電潜像を形成する装置は、普
通画像表示媒体への画像形成部が静電潜像担持体として
感光体のような光導電体を有する電子写真方式の画像形
成部であるときに、該感光体等の共通化を図ることがで
きる利点がある。 ・書き込み電極を利用する画像形成部 画像表示媒体の基板に接触又は近接配置される画像書き
込み電極を有し、該電極に表示しようとする画像に対応
したバイアスを印加する画像形成装置。
光体のような光導電体に静電潜像を形成する装置は、普
通画像表示媒体への画像形成部が静電潜像担持体として
感光体のような光導電体を有する電子写真方式の画像形
成部であるときに、該感光体等の共通化を図ることがで
きる利点がある。 ・書き込み電極を利用する画像形成部 画像表示媒体の基板に接触又は近接配置される画像書き
込み電極を有し、該電極に表示しようとする画像に対応
したバイアスを印加する画像形成装置。
【0081】例えば、画像表示媒体の一方の基板(例え
ば画像観察側の基板)に接触又は近接配置される画素ご
との個別電極を有するとともに該媒体の他方の基板に接
触又は近接配置される対向電極を有し、各個別電極に表
示しようとする画像に対応したバイアスを印加する画像
形成装置を挙げることができる。 <磁気駆動型可逆性画像表示媒体への画像形成部>画像
書き込み用磁気ヘッドを有する画像形成部を挙げること
ができる。また、電界駆動型、磁気駆動型のいずれの可
逆性画像表示媒体に画像形成する画像形成部の場合で
も、媒体を初期化したり、初期化の一種として画像表示
前に前回表示の画像を消去する画像消去装置を含んでい
てもよい。また、媒体の初期化を行ったり、画像表示前
に前回表示の画像を消去したり、画像表示にあたって現
像粒子の流動性を高める(特に乾式帯電粒子内包型媒体
の場合に媒体内現像粒子の流動性を高める)等のために
現像剤攪拌装置を含んでいてもよい。画像消去装置と現
像剤攪拌装置の双方を含んでいてもよい。
ば画像観察側の基板)に接触又は近接配置される画素ご
との個別電極を有するとともに該媒体の他方の基板に接
触又は近接配置される対向電極を有し、各個別電極に表
示しようとする画像に対応したバイアスを印加する画像
形成装置を挙げることができる。 <磁気駆動型可逆性画像表示媒体への画像形成部>画像
書き込み用磁気ヘッドを有する画像形成部を挙げること
ができる。また、電界駆動型、磁気駆動型のいずれの可
逆性画像表示媒体に画像形成する画像形成部の場合で
も、媒体を初期化したり、初期化の一種として画像表示
前に前回表示の画像を消去する画像消去装置を含んでい
てもよい。また、媒体の初期化を行ったり、画像表示前
に前回表示の画像を消去したり、画像表示にあたって現
像粒子の流動性を高める(特に乾式帯電粒子内包型媒体
の場合に媒体内現像粒子の流動性を高める)等のために
現像剤攪拌装置を含んでいてもよい。画像消去装置と現
像剤攪拌装置の双方を含んでいてもよい。
【0082】画像消去装置は、例えば画像表示媒体にお
ける現像剤を構成している現像粒子を移動させる電界を
形成するイレース電界形成装置、現像剤に攪拌力を作用
させる攪拌装置、又はこれらの両者を含んでいる装置を
例示できる。攪拌力の付与は、例えば現像剤に対し交番
電界を形成する、振動磁場を形成する、超音波を照射す
る、機械的振動を付与する、これらを組み合わせる等に
より行える。
ける現像剤を構成している現像粒子を移動させる電界を
形成するイレース電界形成装置、現像剤に攪拌力を作用
させる攪拌装置、又はこれらの両者を含んでいる装置を
例示できる。攪拌力の付与は、例えば現像剤に対し交番
電界を形成する、振動磁場を形成する、超音波を照射す
る、機械的振動を付与する、これらを組み合わせる等に
より行える。
【0083】イレース電界形成装置としては、例えば、
乾式帯電粒子内包型の可逆性画像表示媒体に対して、2
種類の現像粒子のうち一方の同じ光学的反射濃度の(換
言すれば、「同じコントラストの」或いは「同じ色
の」)現像粒子を一方の基板側へ集めるとともに、他方
の同じ光学的反射濃度の現像粒子を他方の基板側へ集め
るように電界を形成する装置を挙げることができる。こ
の装置よると、媒体の初期化を行ったり、画像消去でき
るとともに、次に新たな画像を形成するとき、画像部の
み現像粒子を移動させるだけでよいから、それだけ画像
表示が円滑、確実に、高品質になされる。
乾式帯電粒子内包型の可逆性画像表示媒体に対して、2
種類の現像粒子のうち一方の同じ光学的反射濃度の(換
言すれば、「同じコントラストの」或いは「同じ色
の」)現像粒子を一方の基板側へ集めるとともに、他方
の同じ光学的反射濃度の現像粒子を他方の基板側へ集め
るように電界を形成する装置を挙げることができる。こ
の装置よると、媒体の初期化を行ったり、画像消去でき
るとともに、次に新たな画像を形成するとき、画像部の
み現像粒子を移動させるだけでよいから、それだけ画像
表示が円滑、確実に、高品質になされる。
【0084】かかるイレース電界形成装置としては、可
逆性画像表示媒体を間にして配置される一対の電極又は
誘電体と、これらにバイアス電圧を印加する電源装置と
を含んでいるものを例示できる。
逆性画像表示媒体を間にして配置される一対の電極又は
誘電体と、これらにバイアス電圧を印加する電源装置と
を含んでいるものを例示できる。
【0085】この他さらに、画像表示媒体に放電して電
界を形成する各種の放電型電界形成装置、画像表示媒体
に電荷注入して電界を形成する各種の電荷注入型電界形
成装置を例示できる。前者の例としてコロナ帯電装置、
イオンフロー型の電界形成装置、所定方向に電極を配列
したヘッドを有するマルチスタイラス型の電界形成装置
を挙げることができ、後者の例として所定方向に電極を
配列するとともに該電極に隣り合わせて隣接制御電極を
配列したヘッドを有するマルチスタイラス型電界形成装
置を挙げることができる。
界を形成する各種の放電型電界形成装置、画像表示媒体
に電荷注入して電界を形成する各種の電荷注入型電界形
成装置を例示できる。前者の例としてコロナ帯電装置、
イオンフロー型の電界形成装置、所定方向に電極を配列
したヘッドを有するマルチスタイラス型の電界形成装置
を挙げることができ、後者の例として所定方向に電極を
配列するとともに該電極に隣り合わせて隣接制御電極を
配列したヘッドを有するマルチスタイラス型電界形成装
置を挙げることができる。
【0086】また攪拌装置として、次のものを例示でき
る。 ・可逆性画像表示媒体に対し交番電界を形成する装置。
る。 ・可逆性画像表示媒体に対し交番電界を形成する装置。
【0087】この装置は現像剤粒子の少なくとも1種が
絶縁性である場合に利用できる。 ・可逆性画像表示媒体に対し振動磁場を形成する装置。
絶縁性である場合に利用できる。 ・可逆性画像表示媒体に対し振動磁場を形成する装置。
【0088】この装置は現像剤粒子の少なくとも1種が
磁性体を含んでいる場合に利用できる。 ・可逆性画像表示媒体に対し超音波を照射する装置。 ・可逆性画像表示媒体に対し機械的振動を与える装置。 ・上記装置を2以上組み合わせた装置。
磁性体を含んでいる場合に利用できる。 ・可逆性画像表示媒体に対し超音波を照射する装置。 ・可逆性画像表示媒体に対し機械的振動を与える装置。 ・上記装置を2以上組み合わせた装置。
【0089】これらの中でも交番電界形成装置及び振動
磁場形成装置が特に有効である。
磁場形成装置が特に有効である。
【0090】なお、第1タイプの画像形成装置における
普通画像表示媒体への第1画像形成部及び可逆性画像表
示媒体への第2画像形成部は別々に設けられていてもよ
いが、一部を共通にしていてもよい。もっとも、画像表
示媒体へ画像を書き込む書き込みヘッドについては別々
に設ける方がヘッド制御が容易である。
普通画像表示媒体への第1画像形成部及び可逆性画像表
示媒体への第2画像形成部は別々に設けられていてもよ
いが、一部を共通にしていてもよい。もっとも、画像表
示媒体へ画像を書き込む書き込みヘッドについては別々
に設ける方がヘッド制御が容易である。
【0091】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0092】先ず、本発明に係る画像形成装置に使用で
きる可逆性画像表示媒体について説明する。 <乾式帯電粒子内包型の可逆性画像表示媒体>図1及び
図2に乾式帯電粒子内包型の可逆性画像表示媒体の1例
を示す。図1(A)は可逆性画像表示媒体12の画像表
示前の断面図であり、図1(B)は画像表示時の1例の
断面図である。図2は媒体12の一部を切り欠いて示す
平面図である。
きる可逆性画像表示媒体について説明する。 <乾式帯電粒子内包型の可逆性画像表示媒体>図1及び
図2に乾式帯電粒子内包型の可逆性画像表示媒体の1例
を示す。図1(A)は可逆性画像表示媒体12の画像表
示前の断面図であり、図1(B)は画像表示時の1例の
断面図である。図2は媒体12の一部を切り欠いて示す
平面図である。
【0093】図1及び図2に示す画像表示媒体12は、
全体が矩形の媒体であり、第1基板121、第2基板1
22及びこれら両基板間の隔壁123を含んでいる。第
1基板121と隔壁123とは透明なポリエチレンテレ
フタレート(PET)を加熱型押し成形して一体的に形
成されている。第2基板122も透明なPET基板であ
り、その外面にはアルミニウム蒸着層13を形成してあ
る。
全体が矩形の媒体であり、第1基板121、第2基板1
22及びこれら両基板間の隔壁123を含んでいる。第
1基板121と隔壁123とは透明なポリエチレンテレ
フタレート(PET)を加熱型押し成形して一体的に形
成されている。第2基板122も透明なPET基板であ
り、その外面にはアルミニウム蒸着層13を形成してあ
る。
【0094】隔壁123は媒体12の縦方向辺と平行に
延びる複数本の縦仕切り壁123aからなり、各隣り合
う縦仕切り壁の間に現像剤収容セル124が提供されて
いる。各セル124には相互に摩擦帯電した白色現像粒
子WP及び黒色現像粒子BPを含む現像剤DLが収容さ
れている。
延びる複数本の縦仕切り壁123aからなり、各隣り合
う縦仕切り壁の間に現像剤収容セル124が提供されて
いる。各セル124には相互に摩擦帯電した白色現像粒
子WP及び黒色現像粒子BPを含む現像剤DLが収容さ
れている。
【0095】媒体12の周縁部において両基板121、
122はヒートシールされて封止部120とされてい
る。封止部120のうち縦仕切り壁123aの長手方向
における両端部に連設されて各セルの両端部を封止して
いる部分120aはセル124を形成する仕切り壁を兼
ねている。
122はヒートシールされて封止部120とされてい
る。封止部120のうち縦仕切り壁123aの長手方向
における両端部に連設されて各セルの両端部を封止して
いる部分120aはセル124を形成する仕切り壁を兼
ねている。
【0096】各セルは密閉されており、該セルから現像
剤DLが漏れ出ることはない。
剤DLが漏れ出ることはない。
【0097】隔壁123(仕切り壁123a)は両基板
121、122間を所定のギャップに維持するスペーサ
を兼ねている。
121、122間を所定のギャップに維持するスペーサ
を兼ねている。
【0098】基板121は平均厚さ25μmmであり、
基板122も厚さ25μmである。各仕切り壁123a
は幅α=20μm、高さh=100μm、隣り合う仕切
り壁間隔pt=200μmである。現像剤DLは両基板
貼り合わせ前に各セル124に90%の高さまで収容さ
れ、その後基板121上の縦仕切り壁123aの上端面
に光硬化性接着剤123bを薄く塗布し、その上から基
板122を密着させ、紫外線照射により該接着剤を硬化
させ、さらに両基板の周縁部をヒートシールしてある。
基板122も厚さ25μmである。各仕切り壁123a
は幅α=20μm、高さh=100μm、隣り合う仕切
り壁間隔pt=200μmである。現像剤DLは両基板
貼り合わせ前に各セル124に90%の高さまで収容さ
れ、その後基板121上の縦仕切り壁123aの上端面
に光硬化性接着剤123bを薄く塗布し、その上から基
板122を密着させ、紫外線照射により該接着剤を硬化
させ、さらに両基板の周縁部をヒートシールしてある。
【0099】前記セルにおける現像粒子及び現像剤の詳
細は次のとおりである。 ・白色現像粒子WP 熱可塑性ポリエステル樹脂(軟化点121℃、ガラス転
移点67℃)100重量部と、酸化チタン(石原産業社
製:CR−50)40重量部と、負荷電制御剤としてサ
リチル酸亜鉛錯体(オリエント化学社製:ボントロンE
−84)5重量部とをヘンシェルミキサーで十分に混合
した後、2軸押し出し機で混練後冷却した。該混練物を
粗粉砕し、その後ジェット粉砕機で粉砕し、風力分級し
て、体積平均粒径10.1μmの白色微粉末を得た。そ
の後に疎水性シリカ粒子(日本アエロジル社製:アエロ
ジルR−972)0.3重量部を加え、ヘンシェルミキ
サーにより混合処理を行い白色現像粒子WPを得た。 ・黒色現像粒子BP スチレン−nブチルメタクリレート系樹脂(軟化点13
2℃、ガラス転移点65℃)100重量部と、カーボン
ブラック(ライオン油脂社製,ケッチェンブラックE
C)を4重量部と、シリカ(日本アエロジル社製 #2
00)を1.5重量部と、マグネタイト系磁性粉(RB
−BL−P チタン工業社製)500重量部とをヘンシ
ェルミキサーで充分混合した後、ベント二軸混練装置で
混練した。
細は次のとおりである。 ・白色現像粒子WP 熱可塑性ポリエステル樹脂(軟化点121℃、ガラス転
移点67℃)100重量部と、酸化チタン(石原産業社
製:CR−50)40重量部と、負荷電制御剤としてサ
リチル酸亜鉛錯体(オリエント化学社製:ボントロンE
−84)5重量部とをヘンシェルミキサーで十分に混合
した後、2軸押し出し機で混練後冷却した。該混練物を
粗粉砕し、その後ジェット粉砕機で粉砕し、風力分級し
て、体積平均粒径10.1μmの白色微粉末を得た。そ
の後に疎水性シリカ粒子(日本アエロジル社製:アエロ
ジルR−972)0.3重量部を加え、ヘンシェルミキ
サーにより混合処理を行い白色現像粒子WPを得た。 ・黒色現像粒子BP スチレン−nブチルメタクリレート系樹脂(軟化点13
2℃、ガラス転移点65℃)100重量部と、カーボン
ブラック(ライオン油脂社製,ケッチェンブラックE
C)を4重量部と、シリカ(日本アエロジル社製 #2
00)を1.5重量部と、マグネタイト系磁性粉(RB
−BL−P チタン工業社製)500重量部とをヘンシ
ェルミキサーで充分混合した後、ベント二軸混練装置で
混練した。
【0100】この混練物を冷却後フェザーミルで粗粉砕
した後、ジェットミルで微粉砕し、これを風力分級機で
分級して、体積平均粒径25μmの黒色粒子BPを得
た。 ・現像剤DL 前記白色粒子WPと黒色粒子BPを白色粒子12g、黒
色粒子88gの割合でポリエチレン製のボトルに入れ、
ボールミル架台にて回転させて30分間混合攪拌を行い
現像剤DLを得た。白色粒子はマイナスに、また黒色粒
子はプラスに帯電していた。この現像剤DLを使用し
た。
した後、ジェットミルで微粉砕し、これを風力分級機で
分級して、体積平均粒径25μmの黒色粒子BPを得
た。 ・現像剤DL 前記白色粒子WPと黒色粒子BPを白色粒子12g、黒
色粒子88gの割合でポリエチレン製のボトルに入れ、
ボールミル架台にて回転させて30分間混合攪拌を行い
現像剤DLを得た。白色粒子はマイナスに、また黒色粒
子はプラスに帯電していた。この現像剤DLを使用し
た。
【0101】以下、ここで使用することがある上記媒体
12を「媒体TP1」という。 <電気泳動型の可逆性画像表示媒体>図3は電気泳動型
の可逆性画像表示媒体14の構造例を示している。
12を「媒体TP1」という。 <電気泳動型の可逆性画像表示媒体>図3は電気泳動型
の可逆性画像表示媒体14の構造例を示している。
【0102】図3に示す媒体14は、透明支持基板14
6に支持された電界発色層140を備えている。電界発
色層140は帯電着色粒子141を絶縁性液体142中
に分散させた現像液143を透明導電層144と絶縁層
145の間に密封したものである。絶縁性の液体142
には高純度石油(例えばエッソ社 商品名アイソパー)
を用い、これにイオン性界面活性剤及び染料を含有さ
せ、有機物粒子141を混合して現像液143としてあ
る。このイオン性界面活性剤が顔料を含有した有機物着
色粒子141に吸着して該粒子が電気化学的に安定的に
帯電する。この帯電着色粒子141が液142中に分散
して電気泳動の性質を示す。
6に支持された電界発色層140を備えている。電界発
色層140は帯電着色粒子141を絶縁性液体142中
に分散させた現像液143を透明導電層144と絶縁層
145の間に密封したものである。絶縁性の液体142
には高純度石油(例えばエッソ社 商品名アイソパー)
を用い、これにイオン性界面活性剤及び染料を含有さ
せ、有機物粒子141を混合して現像液143としてあ
る。このイオン性界面活性剤が顔料を含有した有機物着
色粒子141に吸着して該粒子が電気化学的に安定的に
帯電する。この帯電着色粒子141が液142中に分散
して電気泳動の性質を示す。
【0103】この媒体14は、電界が加わらないか、所
定の電界とは逆電界が加わっているときは、絶縁性液体
142中の染料の色が見えているが、静電潜像が書き込
まれると、帯電着色粒子141が透明導電層144の方
へ移動し、その顔料が見える。
定の電界とは逆電界が加わっているときは、絶縁性液体
142中の染料の色が見えているが、静電潜像が書き込
まれると、帯電着色粒子141が透明導電層144の方
へ移動し、その顔料が見える。
【0104】この媒体14は媒体内の絶縁性液体142
に分散している帯電現像粒子(ここでは帯電着色粒子)
141に対し表示しようとする画像に対応して静電場を
形成することで画像表示させることができる。 <ツイストボール型の可逆性画像表示媒体>図4はツイ
ストボール型の可逆性画像表示媒体15の構造例を示し
ている。
に分散している帯電現像粒子(ここでは帯電着色粒子)
141に対し表示しようとする画像に対応して静電場を
形成することで画像表示させることができる。 <ツイストボール型の可逆性画像表示媒体>図4はツイ
ストボール型の可逆性画像表示媒体15の構造例を示し
ている。
【0105】図4に示す媒体15は、透明支持基板15
6に支持された電界発色層150を有している。電界発
色層150は、片面に着色151aした片面着色球15
1を絶縁性液体152で囲繞してその中に浮かせ、該液
体ごと絶縁性保持媒質153に埋め込み、該媒質153
の片面に透明導電層154を、反対側面に絶縁層155
を形成したものである。
6に支持された電界発色層150を有している。電界発
色層150は、片面に着色151aした片面着色球15
1を絶縁性液体152で囲繞してその中に浮かせ、該液
体ごと絶縁性保持媒質153に埋め込み、該媒質153
の片面に透明導電層154を、反対側面に絶縁層155
を形成したものである。
【0106】片面着色球151は、例えばTiO2を主
成分とするガラスの白色球を適当な台上に一様に配置し
上面からクロム等を蒸着することで作製される。その大
きさは30μm〜100μmの範囲でよいが、10μm
以下とすれば、より解像度が高くなる。
成分とするガラスの白色球を適当な台上に一様に配置し
上面からクロム等を蒸着することで作製される。その大
きさは30μm〜100μmの範囲でよいが、10μm
以下とすれば、より解像度が高くなる。
【0107】この片面着色球151を、例えばエラスト
マーのような絶縁性保持媒質153中に分散させ、この
媒質153をトルエン等の有機溶媒にイオン性界面活性
剤を溶かした溶液に浸たすことにより膨潤させ、それに
より片面着色球151の周囲に絶縁性液体152を溜ま
らせる。かくして片面着色球151は絶縁性液体層15
2で囲繞され、回転可能な状態で該液体ごと絶縁性保持
媒質153に埋め込まれた状態が得られる。
マーのような絶縁性保持媒質153中に分散させ、この
媒質153をトルエン等の有機溶媒にイオン性界面活性
剤を溶かした溶液に浸たすことにより膨潤させ、それに
より片面着色球151の周囲に絶縁性液体152を溜ま
らせる。かくして片面着色球151は絶縁性液体層15
2で囲繞され、回転可能な状態で該液体ごと絶縁性保持
媒質153に埋め込まれた状態が得られる。
【0108】片面着色球151は一方の半球面と他方の
半球面とが性質が異なるため、これら両面においてイオ
ンの吸着の量が異なる。よって媒体15に電界をかける
と、電界の方向により片面着色粒子151の面の向きが
変化する。従つて片面着色球151の着色面が見えた
り、着色していない面が見えたりすることで画像表示さ
れる。 <磁気駆動型の可逆性画像表示媒体>図5は磁気駆動型
の可逆性画像表示媒体16の構造例を示している。
半球面とが性質が異なるため、これら両面においてイオ
ンの吸着の量が異なる。よって媒体15に電界をかける
と、電界の方向により片面着色粒子151の面の向きが
変化する。従つて片面着色球151の着色面が見えた
り、着色していない面が見えたりすることで画像表示さ
れる。 <磁気駆動型の可逆性画像表示媒体>図5は磁気駆動型
の可逆性画像表示媒体16の構造例を示している。
【0109】図5に示す媒体16は、光吸収性黒色磁性
粒子164と、分散媒、所望により増ねん剤、着色剤を
成分とした塑性分散液体165とを、少なくとも画像観
察側が透明な2枚の基板161、162の間を小室16
3に仕切って形成した多セル構造シート160の各小室
163に封入してなる画像表示媒体である。
粒子164と、分散媒、所望により増ねん剤、着色剤を
成分とした塑性分散液体165とを、少なくとも画像観
察側が透明な2枚の基板161、162の間を小室16
3に仕切って形成した多セル構造シート160の各小室
163に封入してなる画像表示媒体である。
【0110】なお、このような構造の媒体に代えて、同
様の光吸収性黒色磁性粒子164と塑性分散液体165
とを封入した多数のマイクロカプセルの塗布層を透明基
板の片面に形成した画像表示媒体でもよい。
様の光吸収性黒色磁性粒子164と塑性分散液体165
とを封入した多数のマイクロカプセルの塗布層を透明基
板の片面に形成した画像表示媒体でもよい。
【0111】このような画像表示媒体は、図5に例示す
るように、表側(画像観察側)基板161の基板面から
磁気ヘッドH2を用いて、形成しようとする画像に応じ
て画素ごとに所定の磁界を形成することで、磁気力によ
り吸引された磁性粒子164が泳動して、塑性分散液体
165と磁性粒子164の色のコントラストの差で画像
を表示する。
るように、表側(画像観察側)基板161の基板面から
磁気ヘッドH2を用いて、形成しようとする画像に応じ
て画素ごとに所定の磁界を形成することで、磁気力によ
り吸引された磁性粒子164が泳動して、塑性分散液体
165と磁性粒子164の色のコントラストの差で画像
を表示する。
【0112】なお、書込み用の磁気ヘッドH2として
は、例えば、媒体16の小室163(或いはマイクロカ
プセル型媒体のマイクロカプセル)内の磁性粒子164
を表基板161側に磁力で引き寄せ得るように表基板1
61側に設けられた電磁石171群と、各電磁石171
に直流電流を供給する直流電源172とを備えたものを
挙げることができる。
は、例えば、媒体16の小室163(或いはマイクロカ
プセル型媒体のマイクロカプセル)内の磁性粒子164
を表基板161側に磁力で引き寄せ得るように表基板1
61側に設けられた電磁石171群と、各電磁石171
に直流電流を供給する直流電源172とを備えたものを
挙げることができる。
【0113】塑性分散液体165の着色材としては、白
色顔料その他の顔料や染料を使用することができる。か
かる着色剤は、例えば塑性分散液体に対し10%以下好
ましくは3%以下の量添加して、塑性分散液体165と
磁性粒子164のコントラストを高めることができ、そ
れにより画像表示を鮮明にすることができる。
色顔料その他の顔料や染料を使用することができる。か
かる着色剤は、例えば塑性分散液体に対し10%以下好
ましくは3%以下の量添加して、塑性分散液体165と
磁性粒子164のコントラストを高めることができ、そ
れにより画像表示を鮮明にすることができる。
【0114】光吸収性黒色磁性粒子164は、マグネタ
イト、フェライト等の磁性体と、着色剤としてカーボン
ブラックと、バインダー樹脂とを混練し、粉砕して、粒
子径5μm〜100μm程度としたものが好ましい。
イト、フェライト等の磁性体と、着色剤としてカーボン
ブラックと、バインダー樹脂とを混練し、粉砕して、粒
子径5μm〜100μm程度としたものが好ましい。
【0115】光吸収性黒色磁性粒子164は塑性分散液
体165に対して5重量%〜30重量%、より好ましく
は10重量%〜20重量%させるのが好ましい。
体165に対して5重量%〜30重量%、より好ましく
は10重量%〜20重量%させるのが好ましい。
【0116】塑性分散液体165を構成する前記の分散
媒としては、アイソパー(エッソ化学株式会社製のイソ
パラフィン溶剤)に代表されるパラフィン系溶剤や、シ
リコーンオイル等が好適に用いられる。次に図面を参照
して本発明に係る画像形成装置の幾つかの例を説明して
いく。
媒としては、アイソパー(エッソ化学株式会社製のイソ
パラフィン溶剤)に代表されるパラフィン系溶剤や、シ
リコーンオイル等が好適に用いられる。次に図面を参照
して本発明に係る画像形成装置の幾つかの例を説明して
いく。
【0117】併せて本発明に係る画像形成装置に関する
情報の表示の幾つかの例についても説明する。
情報の表示の幾つかの例についても説明する。
【0118】以下の説明において、 普通紙等の普通画像表示媒体は「媒体PP」又は「PP」 可逆性画像表示媒体は 「媒体TP」又は「TP」と称することがある 。また、 普通紙等の普通画像表示媒体への画像形成モードは「PPモード」 可逆性画像表示媒体への画像形成モードは 「TPモード」 と称することがある。 <図6の画像形成装置(プリンタ)PRT>この画像形
成装置PRTは、ドラム型感光体211、感光体211
の周囲に順次配置された帯電器(ここでは帯電ローラ)
212、画像露光部213、現像器214、転写器(こ
こでは転写ローラ)215及びクリーナ(ここではクリ
ーニンブレード)216を有している。
成装置PRTは、ドラム型感光体211、感光体211
の周囲に順次配置された帯電器(ここでは帯電ローラ)
212、画像露光部213、現像器214、転写器(こ
こでは転写ローラ)215及びクリーナ(ここではクリ
ーニンブレード)216を有している。
【0119】現像器214は本例では接触式の一成分現
像器であり、現像ローラ214aを有しており、正帯電
性のトナーを収容している。転写ローラ215は回転駆
動可能のマグネットローラ215aを内蔵している。
像器であり、現像ローラ214aを有しており、正帯電
性のトナーを収容している。転写ローラ215は回転駆
動可能のマグネットローラ215aを内蔵している。
【0120】感光体211は図示を省略した駆動装置に
より図中、時計方向回りに回転駆動される。帯電ローラ
212、現像ローラ214a、転写ローラ215、或い
はさらにマグネットローラ215aもそれぞれ所定方向
に回転駆動される。
より図中、時計方向回りに回転駆動される。帯電ローラ
212、現像ローラ214a、転写ローラ215、或い
はさらにマグネットローラ215aもそれぞれ所定方向
に回転駆動される。
【0121】帯電ローラ212には電源PW1から感光
体帯電用電圧を印加できる。転写ローラ215は、後述
する制御部271Aの指示のもとに電源PW2又はPW
3に切り替え接続可能で、電源PW2からは感光体上の
トナー像を媒体PPへ転写する転写電圧が、電源PW3
からは媒体TPに画像形成するためのバイアス電圧が印
加される。現像ローラ214aには電源PW4から現像
バイアスが印加される。
体帯電用電圧を印加できる。転写ローラ215は、後述
する制御部271Aの指示のもとに電源PW2又はPW
3に切り替え接続可能で、電源PW2からは感光体上の
トナー像を媒体PPへ転写する転写電圧が、電源PW3
からは媒体TPに画像形成するためのバイアス電圧が印
加される。現像ローラ214aには電源PW4から現像
バイアスが印加される。
【0122】装置PRTはさらに、感光体211と転写
ローラ215とのニップ部より上流側にタイミングロー
ラ対22、さらにその上流側にイレーサローラ対27
0、さらにその上流側に画像表示媒体を収容する上下2
段のカセット装着部CS’、CSを有している。上段カ
セット装着部CS’には媒体PP(ここでは普通紙)を
収容するカセットPPCを脱離可能に装着でき、下段の
カセット装着部CSには媒体TP1を収容するカセット
TPCを脱離可能に装着できる。
ローラ215とのニップ部より上流側にタイミングロー
ラ対22、さらにその上流側にイレーサローラ対27
0、さらにその上流側に画像表示媒体を収容する上下2
段のカセット装着部CS’、CSを有している。上段カ
セット装着部CS’には媒体PP(ここでは普通紙)を
収容するカセットPPCを脱離可能に装着でき、下段の
カセット装着部CSには媒体TP1を収容するカセット
TPCを脱離可能に装着できる。
【0123】装着されるカセットPPCには画像表示媒
体を1枚ずつ引き出す引出しローラPPR1が、カセッ
トTPCには画像表示媒体を1枚ずつ引き出す引出しロ
ーラTPR1が臨む。
体を1枚ずつ引き出す引出しローラPPR1が、カセッ
トTPCには画像表示媒体を1枚ずつ引き出す引出しロ
ーラTPR1が臨む。
【0124】カセット装着部CS’、CSに、或いはそ
の近傍に媒体種検出装置が設けられるが、これについて
は後述する。
の近傍に媒体種検出装置が設けられるが、これについて
は後述する。
【0125】カセットPPCから引き出される画像表示
媒体は媒体搬送路251、25を通ってタイミングロー
ラ対22に達することができる。
媒体は媒体搬送路251、25を通ってタイミングロー
ラ対22に達することができる。
【0126】カセットTPCから引き出される画像表示
媒体は媒体搬送路252、25を通ってタイミングロー
ラ対22に達することができる。
媒体は媒体搬送路252、25を通ってタイミングロー
ラ対22に達することができる。
【0127】通路252には、媒体TP用の回転駆動さ
れるイレーサローラ対270が臨んでいる。イレーサロ
ーラ対270のうち一方(ここでは上側)のローラには
電源PW5から画像イレース用のバイアスを印加でき、
他方のローラ(ここでは下側ローラ)は接地される。ま
た、ローラ対270のうち少なくとも一方のローラ(こ
こでは下側ローラ)に回転駆動されるマグネットローラ
270aを内蔵している。
れるイレーサローラ対270が臨んでいる。イレーサロ
ーラ対270のうち一方(ここでは上側)のローラには
電源PW5から画像イレース用のバイアスを印加でき、
他方のローラ(ここでは下側ローラ)は接地される。ま
た、ローラ対270のうち少なくとも一方のローラ(こ
こでは下側ローラ)に回転駆動されるマグネットローラ
270aを内蔵している。
【0128】装置PRTはさらに、感光体211と転写
ローラ215とのニップ部より下流側にソレノイドSO
L1で駆動される媒体搬送路の切り換え爪24を有して
いる。 該爪24の部位からは、定着ローラ対23、排
出ローラ対PPR2を経て排出トレイPPTへ到る媒体
PP用搬送路261が延びているとともに、定着器23
を迂回して排出ローラ対TPR2を経て排出トレイTP
Tへ到る媒体TP用搬送路262が延びている。搬送路
261、262には適当な位置に媒体案内ローラ対Rを
設けてある。
ローラ215とのニップ部より下流側にソレノイドSO
L1で駆動される媒体搬送路の切り換え爪24を有して
いる。 該爪24の部位からは、定着ローラ対23、排
出ローラ対PPR2を経て排出トレイPPTへ到る媒体
PP用搬送路261が延びているとともに、定着器23
を迂回して排出ローラ対TPR2を経て排出トレイTP
Tへ到る媒体TP用搬送路262が延びている。搬送路
261、262には適当な位置に媒体案内ローラ対Rを
設けてある。
【0129】さらに、画像露光部213の上方にはこの
画像装置全体の動作を制御する制御部271Aが設置さ
れており、これには操作パネルPA5が接続されてい
る。この画像形成装置PRTは媒体種検出装置として図
25から図28に示す装置のうちいずれか、或いはさら
に後述するもの等が設けられる。
画像装置全体の動作を制御する制御部271Aが設置さ
れており、これには操作パネルPA5が接続されてい
る。この画像形成装置PRTは媒体種検出装置として図
25から図28に示す装置のうちいずれか、或いはさら
に後述するもの等が設けられる。
【0130】図25に示す媒体種検出装置は、図(C)
に示すようにカセット底面のコーナ部に光透過窓LWを
形成した、媒体PP、媒体TPのいずれでも収容できる
カセットCAS1と、画像形成装置装置本体に該カセッ
トが装着されたとき、該光透過窓LWの上下に位置する
発光素子LEと受光素子LRを含んでいる。
に示すようにカセット底面のコーナ部に光透過窓LWを
形成した、媒体PP、媒体TPのいずれでも収容できる
カセットCAS1と、画像形成装置装置本体に該カセッ
トが装着されたとき、該光透過窓LWの上下に位置する
発光素子LEと受光素子LRを含んでいる。
【0131】このカセットに図(A)に示すように角部
q1を落とした或いは図(B)のように角部に透孔q2
を形成した媒体TPを収容して装置本体に収容すると、
媒体の落とされた角部q1又は透孔q2の部分が発光、
受光素子に臨み、発光素子LEからの光が受光素子LR
で検出され、これにより媒体TPであることが分かる。
q1を落とした或いは図(B)のように角部に透孔q2
を形成した媒体TPを収容して装置本体に収容すると、
媒体の落とされた角部q1又は透孔q2の部分が発光、
受光素子に臨み、発光素子LEからの光が受光素子LR
で検出され、これにより媒体TPであることが分かる。
【0132】一方、該カセットCAS1に角部が落とさ
れたり、透孔が形成されていない媒体PPを収容して装
置本体に装着すると、発光素子LEからの光が受光素子
LRで検出できなくなり、これにより該媒体PPが検出
される。
れたり、透孔が形成されていない媒体PPを収容して装
置本体に装着すると、発光素子LEからの光が受光素子
LRで検出できなくなり、これにより該媒体PPが検出
される。
【0133】なお、画像形成装置本体のカセット装着部
にはカセットの有無を検出するカセットセンサCS1が
設けられてるとともに、装着されるカセットにおける画
像表示媒体の有無を検出するセンサPAMも設けられて
いる。この点は後述する媒体種検出装置を採用するとき
でも同様である。
にはカセットの有無を検出するカセットセンサCS1が
設けられてるとともに、装着されるカセットにおける画
像表示媒体の有無を検出するセンサPAMも設けられて
いる。この点は後述する媒体種検出装置を採用するとき
でも同様である。
【0134】図26に示す媒体種検出装置は、図
(B)、図(C)に示すように、媒体PP、媒体TPの
いずれでも収容できるカセットCAS2が画像形成装置
装置本体に装着されたとき、該カセットに収容されてい
る媒体に対向する位置にある発光素子LEと受光素子L
R、或いはさらに発光素子LE’と受光素子LR’を含
んでいる。
(B)、図(C)に示すように、媒体PP、媒体TPの
いずれでも収容できるカセットCAS2が画像形成装置
装置本体に装着されたとき、該カセットに収容されてい
る媒体に対向する位置にある発光素子LEと受光素子L
R、或いはさらに発光素子LE’と受光素子LR’を含
んでいる。
【0135】このカセットに図(A)に示すように端部
に光反射面r1を形成した媒体TP、或いは図(C)の
ように、端部の表側に表側であることを示す光反射面r
2を形成した媒体TPを収容して装置本体に収容する
と、発光素子LEから発せられた光が媒体の反射面r1
又はr2で反射して受光素子LRで受けられ、これによ
り媒体TPであることが分かる。図(C)、図(D)の
場合はさらに媒体TPが表向きであることも分かる。
に光反射面r1を形成した媒体TP、或いは図(C)の
ように、端部の表側に表側であることを示す光反射面r
2を形成した媒体TPを収容して装置本体に収容する
と、発光素子LEから発せられた光が媒体の反射面r1
又はr2で反射して受光素子LRで受けられ、これによ
り媒体TPであることが分かる。図(C)、図(D)の
場合はさらに媒体TPが表向きであることも分かる。
【0136】図(C)、図(D)の場合において、媒体
TPが裏向けてカセットに収容されていると、媒体TP
裏面の光反射面r2’が発光素子LE’と受光素子L
R’により検出され、これにより媒体TPであることが
分かるとともに裏面が上を向いていることも分かる。
TPが裏向けてカセットに収容されていると、媒体TP
裏面の光反射面r2’が発光素子LE’と受光素子L
R’により検出され、これにより媒体TPであることが
分かるとともに裏面が上を向いていることも分かる。
【0137】カセットCAS2に反射面r1、r2、r
2’のいずれも設けていない媒体PPを収容して装置本
体に装着すると、発光素子LE、LE’からの光は受光
素子LR、LR’で検出できないか、検出できても受光
量が低く、これにより媒体PPであることが検出され
る。
2’のいずれも設けていない媒体PPを収容して装置本
体に装着すると、発光素子LE、LE’からの光は受光
素子LR、LR’で検出できないか、検出できても受光
量が低く、これにより媒体PPであることが検出され
る。
【0138】図26の媒体種検出装置は、カセットCA
S2に媒体PPと媒体TPが混在しているときでもそれ
ぞれ検出できる。
S2に媒体PPと媒体TPが混在しているときでもそれ
ぞれ検出できる。
【0139】なお、光反射面r1、r2、r2’に代え
て、媒体PP、媒体TPに異なる静電容量、表面抵抗
値、磁気量等を持たせて、これを検出することで媒体P
P、媒体TPを判別できるようにしてもよい。
て、媒体PP、媒体TPに異なる静電容量、表面抵抗
値、磁気量等を持たせて、これを検出することで媒体P
P、媒体TPを判別できるようにしてもよい。
【0140】図27に示す媒体種検出装置は、図(A)
に示すように、媒体TPを収容するカセットCAS3で
あって側面に高反射濃度面r’を有するものと、媒体P
Pを収容するカセットCAS3’であって側面に低反射
濃度面r”を有するものと、カッセトが装置本体に装着
されるとカセットの装着を検出するカセットセンサCS
1と、装着されたカセットの反射面r’またはr”に臨
む発光素子LE及び受光素子LRとを含んでいる。
に示すように、媒体TPを収容するカセットCAS3で
あって側面に高反射濃度面r’を有するものと、媒体P
Pを収容するカセットCAS3’であって側面に低反射
濃度面r”を有するものと、カッセトが装置本体に装着
されるとカセットの装着を検出するカセットセンサCS
1と、装着されたカセットの反射面r’またはr”に臨
む発光素子LE及び受光素子LRとを含んでいる。
【0141】カセットCAS3が装着され、カセットセ
ンサCS1がこれを検出するとともに発光素子LE及び
受光素子LRが高反射濃度面r’を検出することで媒体
TPが検出される。
ンサCS1がこれを検出するとともに発光素子LE及び
受光素子LRが高反射濃度面r’を検出することで媒体
TPが検出される。
【0142】また、カセットCAS3’が装着され、カ
セットセンサCS1がこれを検出するとともに発光素子
LE及び受光素子LRが低反射濃度面r”を検出するこ
とで媒体PPが検出される。
セットセンサCS1がこれを検出するとともに発光素子
LE及び受光素子LRが低反射濃度面r”を検出するこ
とで媒体PPが検出される。
【0143】図28に示す媒体種検出装置は、画像形成
装置本体のカセット装着部に設けられた二組のセンサ、
すなわち、装着されてくるカセットの前端面に押され、
バネSP1に抗して後退するピンPN1及び該ピンの後
退により起動されるスイッチSW1とからなるセンサ
と、装着されてくるカセットの側面に設けられた溝に嵌
合し、媒体TPを収容するカセットCAS4のようにそ
の溝gが短いときは、溝が尽きたカセット側面部に押さ
れ、バネSP2に抗して後退し、スイッチSW2を起動
するが、媒体PP収容のカセットCAS4’のようにそ
の溝g’が長いときには、該溝g’内に嵌合したままで
後退しないピンPN2を含むセンサとである。
装置本体のカセット装着部に設けられた二組のセンサ、
すなわち、装着されてくるカセットの前端面に押され、
バネSP1に抗して後退するピンPN1及び該ピンの後
退により起動されるスイッチSW1とからなるセンサ
と、装着されてくるカセットの側面に設けられた溝に嵌
合し、媒体TPを収容するカセットCAS4のようにそ
の溝gが短いときは、溝が尽きたカセット側面部に押さ
れ、バネSP2に抗して後退し、スイッチSW2を起動
するが、媒体PP収容のカセットCAS4’のようにそ
の溝g’が長いときには、該溝g’内に嵌合したままで
後退しないピンPN2を含むセンサとである。
【0144】スイッチSW1、SW2の双方が起動され
るときには媒体TPと判別され、スイッチSW1のみ起
動される場合には媒体PPと判別される。
るときには媒体TPと判別され、スイッチSW1のみ起
動される場合には媒体PPと判別される。
【0145】画像形成装置PRTにおいては、カセット
装着部CS’に媒体PPを収容するカセットPPCを装
着するものであるが、該カセットPPCは、前記カセッ
トCSA1又はCAS2であって媒体PPを収容したも
の、或いは前記の媒体PP専用カセットCAS3’又は
CAS4’である。
装着部CS’に媒体PPを収容するカセットPPCを装
着するものであるが、該カセットPPCは、前記カセッ
トCSA1又はCAS2であって媒体PPを収容したも
の、或いは前記の媒体PP専用カセットCAS3’又は
CAS4’である。
【0146】また、下側のカセット装着部CSにはカセ
ットTPCが装着されるが、該カセットTPCは、前記
カセットCSA1又はCAS2であって媒体TPを収容
したもの、或いは前記の媒体TP専用カセットCAS3
又はCAS4である。
ットTPCが装着されるが、該カセットTPCは、前記
カセットCSA1又はCAS2であって媒体TPを収容
したもの、或いは前記の媒体TP専用カセットCAS3
又はCAS4である。
【0147】カセット装着部CS、CS’のそれぞれに
対して必要に応じ前記の媒体種検出装置のいずれかが設
けられる。
対して必要に応じ前記の媒体種検出装置のいずれかが設
けられる。
【0148】媒体PPへの画像形成動作及び媒体TPへ
の画像形動作はいずれも装置PRT全体の動作を制御す
る制御部271Aにて制御される。
の画像形動作はいずれも装置PRT全体の動作を制御す
る制御部271Aにて制御される。
【0149】図7は装置A4の制御回路の概略を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【0150】図7に示すように、装置PRTにおける制
御部271Aは中央制御部Ccont1のほか、該中央
制御部に接続された、装置動作制御のためのプログラム
やプログラム実行に必要な種々の設定データを格納する
記憶部Mem1、各種エレメント動作のタイミング生成
のための内部タイマーTM等からなっている。
御部271Aは中央制御部Ccont1のほか、該中央
制御部に接続された、装置動作制御のためのプログラム
やプログラム実行に必要な種々の設定データを格納する
記憶部Mem1、各種エレメント動作のタイミング生成
のための内部タイマーTM等からなっている。
【0151】中央制御部Ccont1には図示省略の入
力ポートを介して後述するレジスト前センサ、媒体排出
センサ等によるタンミング検知信号や、定着ローラ対2
3における温度検出センサによる温度検知信号、前記の
媒体種検出装置からの媒体種検出信号、媒体の状態(表
裏の向き等)信号、媒体供給カセットにおけるセンサP
AM(図24等参照)による媒体有無検出信号等の各種
検知器等からの情報が入力される。また中央制御部Cc
ont1には画像データ記憶部Mm、操作パネルPA
5、動作制御されるべき各種エレメントが接続されてい
る。各種エレメントへは制御信号が出力される。
力ポートを介して後述するレジスト前センサ、媒体排出
センサ等によるタンミング検知信号や、定着ローラ対2
3における温度検出センサによる温度検知信号、前記の
媒体種検出装置からの媒体種検出信号、媒体の状態(表
裏の向き等)信号、媒体供給カセットにおけるセンサP
AM(図24等参照)による媒体有無検出信号等の各種
検知器等からの情報が入力される。また中央制御部Cc
ont1には画像データ記憶部Mm、操作パネルPA
5、動作制御されるべき各種エレメントが接続されてい
る。各種エレメントへは制御信号が出力される。
【0152】画像データ記憶部Mmはパーソナルコンピ
ュータ、フアクシミリ受信機、プリントサーバー等の画
像情報入力機器PCから転送されてくる画像データを一
旦格納しておく記憶部である。
ュータ、フアクシミリ受信機、プリントサーバー等の画
像情報入力機器PCから転送されてくる画像データを一
旦格納しておく記憶部である。
【0153】前記の動作制御されるべき各種エレメント
とは、感光体211の回転駆動部、帯電ローラ212の
回転駆動部及び該ローラに接続された電源PW1、画像
露光部213、現像装置214の駆動部及び現像バイア
ス電源PW4、転写ローラ215の駆動部及び該ローラ
に接続された転写電源PW2、マグネットローラ215
a、媒体引き出しローラPR1の駆動部、イレーサロー
ラ対270の駆動部及び電源PW5、切り換え爪24の
駆動ソレノイドSOL1、定着ローラ対23の駆動部、
排出ローラPPR2、TPR2の駆動部、これらに関係
する部分等である。
とは、感光体211の回転駆動部、帯電ローラ212の
回転駆動部及び該ローラに接続された電源PW1、画像
露光部213、現像装置214の駆動部及び現像バイア
ス電源PW4、転写ローラ215の駆動部及び該ローラ
に接続された転写電源PW2、マグネットローラ215
a、媒体引き出しローラPR1の駆動部、イレーサロー
ラ対270の駆動部及び電源PW5、切り換え爪24の
駆動ソレノイドSOL1、定着ローラ対23の駆動部、
排出ローラPPR2、TPR2の駆動部、これらに関係
する部分等である。
【0154】操作パネルPA5には、画像形成開始を指
示するキーPKA、表示部DIS、カセットPPC内媒
体の有無を知らせるランプPP−EL、カセットTPC
内媒体の有無を知らせるランプTP−EL、印刷可能を
示すランプOK等が設けられている。
示するキーPKA、表示部DIS、カセットPPC内媒
体の有無を知らせるランプPP−EL、カセットTPC
内媒体の有無を知らせるランプTP−EL、印刷可能を
示すランプOK等が設けられている。
【0155】この画像形成装置PRTに接続される画像
情報入力機器PCは中央制御部CPUを有し、これにメ
モリMM、キーボード等の操作部OP、表示部DI
S’、記録媒体DSKのドライバDRV等が接続されて
いる。
情報入力機器PCは中央制御部CPUを有し、これにメ
モリMM、キーボード等の操作部OP、表示部DI
S’、記録媒体DSKのドライバDRV等が接続されて
いる。
【0156】この画像情報入力機器PCの中央制御部C
PUから中央制御部Ccont1に画像出力コマンドで
きるし、画像データ記憶部Mmに画像データを転送して
該記憶部に一旦格納することができる。
PUから中央制御部Ccont1に画像出力コマンドで
きるし、画像データ記憶部Mmに画像データを転送して
該記憶部に一旦格納することができる。
【0157】中央制御部Ccont1はこのように画像
データ記憶部Mmに記憶されたデータに基づいて媒体へ
の画像形成を指示する。
データ記憶部Mmに記憶されたデータに基づいて媒体へ
の画像形成を指示する。
【0158】次に以上説明した画像形成装置による普通
紙を用いるPPモードによる画像形成、媒体TP1を用
いるTPモードによる画像形成の例について説明する。
・PPモード(普通紙に電子写真方式により画像形成)
カセットPPCに収容された媒体PP(普通紙)は、引
き出しローラPPR1によりカセットから引き出され、
タイミングローラ対22に搬送され、そのニップ部につ
き当てられる。このとき、図示を省略したレジスト前セ
ンサーにより媒体PPの先端が検知されて、この媒体P
Pに対する感光体上トナー画像の転写のタイミングがと
られる。
紙を用いるPPモードによる画像形成、媒体TP1を用
いるTPモードによる画像形成の例について説明する。
・PPモード(普通紙に電子写真方式により画像形成)
カセットPPCに収容された媒体PP(普通紙)は、引
き出しローラPPR1によりカセットから引き出され、
タイミングローラ対22に搬送され、そのニップ部につ
き当てられる。このとき、図示を省略したレジスト前セ
ンサーにより媒体PPの先端が検知されて、この媒体P
Pに対する感光体上トナー画像の転写のタイミングがと
られる。
【0159】一方、感光体211は、帯電ローラ212
により感光体表面が+500Vに帯電させられ、この帯
電域に画像露光部213から画像露光され、形成しよう
とする画像に応じた静電潜像が形成される。露光された
部分は表面電位が0V付近まで減衰し、それ以外の部分
は+500Vが維持されている。
により感光体表面が+500Vに帯電させられ、この帯
電域に画像露光部213から画像露光され、形成しよう
とする画像に応じた静電潜像が形成される。露光された
部分は表面電位が0V付近まで減衰し、それ以外の部分
は+500Vが維持されている。
【0160】この静電潜像は現像器214へ到来する
が、そこの現像ローラ214aは電源PW4から現像バ
イアス+400Vが印加されている。
が、そこの現像ローラ214aは電源PW4から現像バ
イアス+400Vが印加されている。
【0161】よって感光体211上の静電潜像と現像ロ
ーラ214aの間で形成される電界により、トナーによ
る静電潜像の現像が行われ、可視像化される。すなわち
露光された部分にのみトナーが現像される。
ーラ214aの間で形成される電界により、トナーによ
る静電潜像の現像が行われ、可視像化される。すなわち
露光された部分にのみトナーが現像される。
【0162】次いで、タイミングローラ対22から、感
光体上のトナー像と同期をとって送り出された媒体PP
に、転写ローラ215により、感光体上トナー画像が転
写される。このとき転写ローラ215には−1000V
のバイアスが印加され、静電的に感光体上から媒体PP
上に正帯電性のトナーが転写される。
光体上のトナー像と同期をとって送り出された媒体PP
に、転写ローラ215により、感光体上トナー画像が転
写される。このとき転写ローラ215には−1000V
のバイアスが印加され、静電的に感光体上から媒体PP
上に正帯電性のトナーが転写される。
【0163】感光体211はその後、感光体上に残存す
る転写残トナーがクリーニングブレード216にて清掃
除去され、再び帯電ローラ212にて表面電位が初期化
され、次の画像形成に備えられる。
る転写残トナーがクリーニングブレード216にて清掃
除去され、再び帯電ローラ212にて表面電位が初期化
され、次の画像形成に備えられる。
【0164】トナー画像を転写された媒体PPは、定着
ローラ対23を通過することで、トナー画像が加熱加圧
下に媒体上に定着され、そのあとトレイPPTに排出さ
れる。 ・TPモード(媒体TP1使用) カセットTPCに収容された媒体TP1は、引き出しロ
ーラTPR1によりカセットから引き出され、イレーサ
ローラ対270を経てタイミングローラ対22に搬送さ
れ、そのニップ部につき当てられる。このとき、図示を
省略したレジスト前センサーにより媒体TP1の先端が
検知されて、この媒体TP1に対する画像書き込みのタ
イミングがとられる。
ローラ対23を通過することで、トナー画像が加熱加圧
下に媒体上に定着され、そのあとトレイPPTに排出さ
れる。 ・TPモード(媒体TP1使用) カセットTPCに収容された媒体TP1は、引き出しロ
ーラTPR1によりカセットから引き出され、イレーサ
ローラ対270を経てタイミングローラ対22に搬送さ
れ、そのニップ部につき当てられる。このとき、図示を
省略したレジスト前センサーにより媒体TP1の先端が
検知されて、この媒体TP1に対する画像書き込みのタ
イミングがとられる。
【0165】電源PW5からバイアス電圧+250Vを
印加されるイレーサローラ対270は媒体TP1中の白
色現像粒子を一方の基板側へ、黒色現像粒子を他方の基
板側へ移動させて媒体TP1を初期化(画像が形成され
ていたときにはこれの消去も含む)し、また、回転する
マグネットローラ270aは媒体TP1に内包された磁
性粒子を含む現像剤に振動磁場を与えてこれを攪拌し、
それにより、現像粒子の流動性を向上させて媒体TP1
の初期化を容易化する。
印加されるイレーサローラ対270は媒体TP1中の白
色現像粒子を一方の基板側へ、黒色現像粒子を他方の基
板側へ移動させて媒体TP1を初期化(画像が形成され
ていたときにはこれの消去も含む)し、また、回転する
マグネットローラ270aは媒体TP1に内包された磁
性粒子を含む現像剤に振動磁場を与えてこれを攪拌し、
それにより、現像粒子の流動性を向上させて媒体TP1
の初期化を容易化する。
【0166】なおイレーサローラ対270はタイミング
ローラ対22の上流側、下流側のどちらに配置されても
構わない。また、一つのローラ対でイレーサローラ対と
タイミングローラ対を兼ねさせても構わない。
ローラ対22の上流側、下流側のどちらに配置されても
構わない。また、一つのローラ対でイレーサローラ対と
タイミングローラ対を兼ねさせても構わない。
【0167】一方、感光体211は、帯電ローラ212
により感光体表面が+500Vに帯電させられ、この帯
電域に画像露光部213から画像露光され、形成しよう
とする画像に応じた静電潜像が形成される。
により感光体表面が+500Vに帯電させられ、この帯
電域に画像露光部213から画像露光され、形成しよう
とする画像に応じた静電潜像が形成される。
【0168】次いで、タイミングローラ対22から送り
出された媒体TP1に静電潜像が対向するとともに、電
源PW3から画像書き込み用バイアスを印加された転写
ローラ(この場合対向電極として作用するローラ)21
5により、感光体上の静電潜像に応じたコントラスト画
像が該媒体TP1に形成される。
出された媒体TP1に静電潜像が対向するとともに、電
源PW3から画像書き込み用バイアスを印加された転写
ローラ(この場合対向電極として作用するローラ)21
5により、感光体上の静電潜像に応じたコントラスト画
像が該媒体TP1に形成される。
【0169】このとき、図示を省略した現像器退避機構
により現像装置を退避させておく。なお、現像器の種類
によっは必ずしも現像器を退避させる必要はなく、トナ
ーで現像しないように、且つ、静電潜像を乱さないよう
にできるのであれば、その手段を採用してもよい。
により現像装置を退避させておく。なお、現像器の種類
によっは必ずしも現像器を退避させる必要はなく、トナ
ーで現像しないように、且つ、静電潜像を乱さないよう
にできるのであれば、その手段を採用してもよい。
【0170】また、感光体の周速と転写ローラ(対向電
極ローラ)の周速との周速比(θ)はθ=1で一定と
し、転写ローラには+250Vのバイアスを印加し、感
光体と転写ローラ(対向電極ローラ)とが対向する領域
に形成される静電場と媒体TP1内部に内包されている
帯電粒子との間に働くクーロン力により画像を形成す
る。また、この画像形成にあたり、転写ローラ215に
内蔵されているマグネットローラ215aを回転駆動し
て、媒体TP1内現像粒子を磁気攪拌してその流動性を
向上させる状態で画像形成する。
極ローラ)の周速との周速比(θ)はθ=1で一定と
し、転写ローラには+250Vのバイアスを印加し、感
光体と転写ローラ(対向電極ローラ)とが対向する領域
に形成される静電場と媒体TP1内部に内包されている
帯電粒子との間に働くクーロン力により画像を形成す
る。また、この画像形成にあたり、転写ローラ215に
内蔵されているマグネットローラ215aを回転駆動し
て、媒体TP1内現像粒子を磁気攪拌してその流動性を
向上させる状態で画像形成する。
【0171】かくして画像形成された媒体TP1は、通
路262を通ってトレイTPTに排出される。
路262を通ってトレイTPTに排出される。
【0172】なお、トレイPPTとTPTは同じトレイ
としてもよい。
としてもよい。
【0173】また、この画像形成装置では、媒体TP1
については定着器23を迂回させたが、媒体TP1につ
いても定着器23の部分を通過させるようにし、且つ、
そのとき定着器23を退避させる等、媒体TP1に悪影
響を与えないようにしてもよい。
については定着器23を迂回させたが、媒体TP1につ
いても定着器23の部分を通過させるようにし、且つ、
そのとき定着器23を退避させる等、媒体TP1に悪影
響を与えないようにしてもよい。
【0174】また画像形成装置PRTには、媒体PPへ
のトナー画像転写後、或いは媒体TPへの画像書き込み
後、次の帯電ローラ212による帯電に先立って感光体
212上の残留電荷を消去する電荷イレーサを設けても
よい。この点は以下に説明する画像形成装置においても
同様である。 <図8の画像形成装置(プリンタ)PRT>図8に示す
画像形成装置PRTは、図6に示す画像形成装置におい
て、画像形成後の媒体は媒体PPであれ、媒体TPであ
れ、定着器23の部分を通って搬送路260によりトレ
イPPT又はTPTへ向かうように構成したものであ
る。搬送路260にはソレノイドSOL2駆動の搬送路
切り換え爪28を設けてある。また定着器温度を検出す
るセンサS3を設けてあり、これによる温度情報は制御
部271A’に入力される。
のトナー画像転写後、或いは媒体TPへの画像書き込み
後、次の帯電ローラ212による帯電に先立って感光体
212上の残留電荷を消去する電荷イレーサを設けても
よい。この点は以下に説明する画像形成装置においても
同様である。 <図8の画像形成装置(プリンタ)PRT>図8に示す
画像形成装置PRTは、図6に示す画像形成装置におい
て、画像形成後の媒体は媒体PPであれ、媒体TPであ
れ、定着器23の部分を通って搬送路260によりトレ
イPPT又はTPTへ向かうように構成したものであ
る。搬送路260にはソレノイドSOL2駆動の搬送路
切り換え爪28を設けてある。また定着器温度を検出す
るセンサS3を設けてあり、これによる温度情報は制御
部271A’に入力される。
【0175】制御部271A’は図6の画像形成装置に
おける制御部271Aと基本的に同構成であり、この画
像形成装置は制御部271A’の指示に基づいて動作す
る。制御部271A’には操作パネルPA5が接続され
ており、図6に示すと同様の画像情報入力機器PCが接
続される。
おける制御部271Aと基本的に同構成であり、この画
像形成装置は制御部271A’の指示に基づいて動作す
る。制御部271A’には操作パネルPA5が接続され
ており、図6に示すと同様の画像情報入力機器PCが接
続される。
【0176】以上の他は図6に示す装置と同様であり、
同じ部品には同じ参照符号を付してある。 <図9の画像形成装置(プリンタ)PRT>図9に示す
画像形成装置PRTは図6の画像形成装置において、カ
セット装着部をイレーサローラ対270を従えたカセッ
ト装着部CS一つとし、ここにカセットCASを装着す
るようにしたものである。
同じ部品には同じ参照符号を付してある。 <図9の画像形成装置(プリンタ)PRT>図9に示す
画像形成装置PRTは図6の画像形成装置において、カ
セット装着部をイレーサローラ対270を従えたカセッ
ト装着部CS一つとし、ここにカセットCASを装着す
るようにしたものである。
【0177】その他のは図6に示す装置と同様であり、
同じ部品、基本的に同構成の部品には同じ参照符号を付
してある。次に、画像形成装置PRTにおける状態や装
置PRTにおける設定状態の検知とジョブ制御の具体的
な例を示す。但し、煩雑になるのを避けるため、例示し
た検知以外の検知結果は全て正常であるとする。
同じ部品、基本的に同構成の部品には同じ参照符号を付
してある。次に、画像形成装置PRTにおける状態や装
置PRTにおける設定状態の検知とジョブ制御の具体的
な例を示す。但し、煩雑になるのを避けるため、例示し
た検知以外の検知結果は全て正常であるとする。
【0178】また、以下の説明で参照する画像形成装置
制御部及び(又は)画像情報入力機器の制御部の表示制
御動作を示すフローチャート等においては、画像形成は
「印刷」又は「プリント」と表示する。画像入力機器を
PCと表示し、画像形成装置はPRTと表示する。媒体
PPには普通紙を用いる。
制御部及び(又は)画像情報入力機器の制御部の表示制
御動作を示すフローチャート等においては、画像形成は
「印刷」又は「プリント」と表示する。画像入力機器を
PCと表示し、画像形成装置はPRTと表示する。媒体
PPには普通紙を用いる。
【0179】また、カセットPPCは「給紙カセット
1」、カセットTPCは「給紙カセット2」、媒体カセ
ットは「給紙カセット」、媒体種検出は「紙種検知」、
媒体は「用紙」等と表示する。〔 〕内は画像形成装置
の表示部DISや画像情報入力機器における表示部DI
S’に表示する内容を示す。 実施例1 図6の装置PRTを用い、図25から図28のいずれか
の媒体種検出装置を用いて媒体種検知を行った場合。
1」、カセットTPCは「給紙カセット2」、媒体カセ
ットは「給紙カセット」、媒体種検出は「紙種検知」、
媒体は「用紙」等と表示する。〔 〕内は画像形成装置
の表示部DISや画像情報入力機器における表示部DI
S’に表示する内容を示す。 実施例1 図6の装置PRTを用い、図25から図28のいずれか
の媒体種検出装置を用いて媒体種検知を行った場合。
【0180】図10に示すように、画像情報入力機器P
Cから印刷動作命令が装置PRTに送られた場合、装置
PRTにカセットが装着されていると、主電源ON時な
ど、媒体種検知が行われる。
Cから印刷動作命令が装置PRTに送られた場合、装置
PRTにカセットが装着されていると、主電源ON時な
ど、媒体種検知が行われる。
【0181】その結果に応じて、カセット内に媒体が無
いと、装置PRTの表示部DISのエンプチイーランプ
が点灯し、図10に示す内容の表示がなされる。 実施例2 実施例1において、媒体種検出をテスト印字で行うほか
は実施例1と同様である。この場合、表示制御動作は図
10と同様である。
いと、装置PRTの表示部DISのエンプチイーランプ
が点灯し、図10に示す内容の表示がなされる。 実施例2 実施例1において、媒体種検出をテスト印字で行うほか
は実施例1と同様である。この場合、表示制御動作は図
10と同様である。
【0182】検出方法は、図11に示すように、装置P
RTにおいて、タイミングローラ対22の若干上流側に
テスト印字機構prtを設け、これで媒体にテストパタ
ーンを印字し、そのパターンを光学センサーなど検出セ
ンサS1で判別する。
RTにおいて、タイミングローラ対22の若干上流側に
テスト印字機構prtを設け、これで媒体にテストパタ
ーンを印字し、そのパターンを光学センサーなど検出セ
ンサS1で判別する。
【0183】媒体TPであれば、テストパターンが印字
され、媒体PPであれば何も印字されない。これにより
センサS1で媒体種を検出できる。
され、媒体PPであれば何も印字されない。これにより
センサS1で媒体種を検出できる。
【0184】なお、この場合、カセットでの媒体種検出
と組み合わせてもよい。 実施例3 実施例1において、媒体種検出を媒体形状等で行うほか
は実施例1と同様である。媒体形状等としてはサイズ、
形状等のうち少なくとも一つが媒体PPと異なりそれに
より媒体種が検出可能であればどのような形状等でも使
用可能である。
と組み合わせてもよい。 実施例3 実施例1において、媒体種検出を媒体形状等で行うほか
は実施例1と同様である。媒体形状等としてはサイズ、
形状等のうち少なくとも一つが媒体PPと異なりそれに
より媒体種が検出可能であればどのような形状等でも使
用可能である。
【0185】図12(A)に示す例では、媒体TPの角
部を落としてあり、図12(B)に示す例では、媒体T
Pの角部に透孔を設けてある。これを図12(C)に示
すようにタンミングローラ対22の若干上流側に設けた
光学センサS2で検出する。 実施例4 実施例3において、媒体種検出を媒体に付したマークや
印をセンサで検出することで行うほかは実施例3と同様
である。
部を落としてあり、図12(B)に示す例では、媒体T
Pの角部に透孔を設けてある。これを図12(C)に示
すようにタンミングローラ対22の若干上流側に設けた
光学センサS2で検出する。 実施例4 実施例3において、媒体種検出を媒体に付したマークや
印をセンサで検出することで行うほかは実施例3と同様
である。
【0186】マーク、印としては、図13に例示するよ
うに、パターン情報、文字情報等、どのようなものでも
よく、また、表示位置は媒体の一部でも、全体的でもよ
い。 実施例5 実施例1において、媒体TPの表裏をテスト印字で検出
する他は、実施例2と同様である。
うに、パターン情報、文字情報等、どのようなものでも
よく、また、表示位置は媒体の一部でも、全体的でもよ
い。 実施例5 実施例1において、媒体TPの表裏をテスト印字で検出
する他は、実施例2と同様である。
【0187】媒体種の検出は実施例1と同様に行い(図
14参照)、媒体TPの表裏を実施例2におけるテスト
印字機構による媒体種検出と同様に行った(図15参
照)。
14参照)、媒体TPの表裏を実施例2におけるテスト
印字機構による媒体種検出と同様に行った(図15参
照)。
【0188】テスト印字機構による印字テストパターン
が検出されれば、媒体TPは正常な向きにあり、そうで
なければ媒体TPの向きが裏向き又は媒体セットミスと
判別する。 実施例6 図8に示す装置PRTを用いた。
が検出されれば、媒体TPは正常な向きにあり、そうで
なければ媒体TPの向きが裏向き又は媒体セットミスと
判別する。 実施例6 図8に示す装置PRTを用いた。
【0189】媒体種検出のかわりに定着器温度検出を行
う他は、実施例2と同様である。
う他は、実施例2と同様である。
【0190】図16にこの場合の表示制御動作フローチ
ャートを示す。
ャートを示す。
【0191】印刷命令により印刷モードに応じた定着器
温度検知が行われる。TPモードであれば、定着器温度
が正常のときは印刷を行い、高温であれば待機モードに
入る。一方、PPモードであれば、定着器温度が正常な
らば印刷を行い、低温であれば待機モードに入る。
温度検知が行われる。TPモードであれば、定着器温度
が正常のときは印刷を行い、高温であれば待機モードに
入る。一方、PPモードであれば、定着器温度が正常な
らば印刷を行い、低温であれば待機モードに入る。
【0192】それぞれ、定着器温度が異常であれば表示
部に定着器温度異常警告表示を行い、印刷を開始すれば
印刷中の表示を行う。 実施例7 図9に示すカセット装着部が一つの装置PRTを用いた
他は、実施例1と同様である。
部に定着器温度異常警告表示を行い、印刷を開始すれば
印刷中の表示を行う。 実施例7 図9に示すカセット装着部が一つの装置PRTを用いた
他は、実施例1と同様である。
【0193】図17にこの場合の表示制御動作フローチ
ャートを示す。
ャートを示す。
【0194】媒体TPへの印刷命令があり、媒体種の検
出が媒体種検出センサS4で行われる。媒体が媒体TP
であれば印刷を開始する。媒体TPでなければ、待機モ
ードに入り、媒体変更(用紙変更)を促す。使用者の用
紙変更を、カセットの再挿入で検知し、再度、媒体種検
出を行う。
出が媒体種検出センサS4で行われる。媒体が媒体TP
であれば印刷を開始する。媒体TPでなければ、待機モ
ードに入り、媒体変更(用紙変更)を促す。使用者の用
紙変更を、カセットの再挿入で検知し、再度、媒体種検
出を行う。
【0195】また、図18に示すように、媒体種が異な
る場合、PPモードに切り換わるようにしてもよい。 実施例8 例えば図6の装置PRTを用いる。
る場合、PPモードに切り換わるようにしてもよい。 実施例8 例えば図6の装置PRTを用いる。
【0196】ユーザーが印刷モードを指定せず、画像形
成装置ドライバ(プリンタドライバ上で印刷する画像デ
ータの自動判別によって印刷モードの設定を行う場合で
ある。
成装置ドライバ(プリンタドライバ上で印刷する画像デ
ータの自動判別によって印刷モードの設定を行う場合で
ある。
【0197】図19にその場合の表示制御動作フローチ
ャートを示す。
ャートを示す。
【0198】ユーザーが印刷モードを指定せず印刷を行
うと、プリンタドライバが、その画像データを検知し、
まず、「From:」、「To:」、「Message
−ID:」などのメールヘッダの有有無を検出する。そ
の結果、メールデータであることが確認されると、TP
モードで印刷を行う。メールデータでない場合、次に
「http」、「WWW」などのhtml文書特有のス
タイルの検出を行い、html文書であるかどうかを判
別する。 実施例9 例えば図6の装置PRTを用いる。
うと、プリンタドライバが、その画像データを検知し、
まず、「From:」、「To:」、「Message
−ID:」などのメールヘッダの有有無を検出する。そ
の結果、メールデータであることが確認されると、TP
モードで印刷を行う。メールデータでない場合、次に
「http」、「WWW」などのhtml文書特有のス
タイルの検出を行い、html文書であるかどうかを判
別する。 実施例9 例えば図6の装置PRTを用いる。
【0199】ユーザーが印刷モードを指定せず、プリン
タドライバ上で、印刷命令を受けたアプリケーション又
はアプリケーションの印刷設定の自動判別によって印刷
モードの設定を行い、印刷を行う場合である。
タドライバ上で、印刷命令を受けたアプリケーション又
はアプリケーションの印刷設定の自動判別によって印刷
モードの設定を行い、印刷を行う場合である。
【0200】図20にその場合の表示制御動作フローチ
ャートを示す。
ャートを示す。
【0201】ユーザーが印刷モードを指定せず印刷を行
うと、プリンタドライバが、その印刷命令を受けたアプ
リケーション又はその印刷設定を検知する。その結果、
アプリケーションがメーラ、html閲覧ソフトである
ことを検知すると、TPモードで印刷する表示を行い、
TPモードで印刷を行う。そうでない場合、PPモード
で印刷する表示を行い、PPモードで印刷を行う。 実施例10 ユーザーが印刷モードを指定せず、画像形成装置が印刷
画像データを送信した画像情報入力機器の種類を検知し
た結果によって印刷モードの設定を行う場合である。
うと、プリンタドライバが、その印刷命令を受けたアプ
リケーション又はその印刷設定を検知する。その結果、
アプリケーションがメーラ、html閲覧ソフトである
ことを検知すると、TPモードで印刷する表示を行い、
TPモードで印刷を行う。そうでない場合、PPモード
で印刷する表示を行い、PPモードで印刷を行う。 実施例10 ユーザーが印刷モードを指定せず、画像形成装置が印刷
画像データを送信した画像情報入力機器の種類を検知し
た結果によって印刷モードの設定を行う場合である。
【0202】その他は実施例1と同様である。
【0203】この場合の表示制御動作フローチャートを
図21に示す。
図21に示す。
【0204】なお、図21において「PC」はパーソナ
ルコンピュータを示している。 実施例11 ユーザーが印刷モードを指定せず、データの変更履歴を
検知する場合である。その他は実施例1と同様である。
ルコンピュータを示している。 実施例11 ユーザーが印刷モードを指定せず、データの変更履歴を
検知する場合である。その他は実施例1と同様である。
【0205】この場合の表示制御動作フローチャートを
図22に示す。
図22に示す。
【0206】履歴検査モードかどうかを検知し、履歴検
査モードでなければ、プリンタドライバの媒体設定(用
紙設定)で設定されている媒体を用いて印刷を行う。履
歴検査モードであれば、印刷画像の変更履歴を検査し、
過去に印刷しており、かつ、その時点から変更が加えら
れていない場合にのみ、PPモードで印刷を行い、PP
モード印刷の表示を行う。それ以外の場合は、TPモー
ドで印刷を行い、TPモード印刷の表示を行う。
査モードでなければ、プリンタドライバの媒体設定(用
紙設定)で設定されている媒体を用いて印刷を行う。履
歴検査モードであれば、印刷画像の変更履歴を検査し、
過去に印刷しており、かつ、その時点から変更が加えら
れていない場合にのみ、PPモードで印刷を行い、PP
モード印刷の表示を行う。それ以外の場合は、TPモー
ドで印刷を行い、TPモード印刷の表示を行う。
【0207】変更履歴は、アプリケーション若しくはプ
リンタドライバが、変更履歴のファイル上で、前回印刷
時からの変更履歴の有無を検知する。又は、前回印刷時
からのキー入力をモニタしてもよい。 実施例12 例えば図6の装置を用いて、給紙トレイ1(媒体カセッ
トのこと)(普通紙用)で用紙詰まりが発生した場合で
ある。
リンタドライバが、変更履歴のファイル上で、前回印刷
時からの変更履歴の有無を検知する。又は、前回印刷時
からのキー入力をモニタしてもよい。 実施例12 例えば図6の装置を用いて、給紙トレイ1(媒体カセッ
トのこと)(普通紙用)で用紙詰まりが発生した場合で
ある。
【0208】この場合の表示制御動作フローチャートを
図23に示す。
図23に示す。
【0209】紙詰まり発生位置を検知し、給紙トレイ2
(媒体カセットのこと)で印刷が可能かどうかを検知す
る。可能であれば印刷を続行し、不可能であれば印刷中
止の表示を行い、印刷を中止する。
(媒体カセットのこと)で印刷が可能かどうかを検知す
る。可能であれば印刷を続行し、不可能であれば印刷中
止の表示を行い、印刷を中止する。
【0210】給紙トレイ2の媒体が媒体TPであれば、
TPモードで印刷する。同時に、エラー・処理内容をP
C、PRT上で表示するとともに、媒体TPにエラー内
容を印刷する。また、給紙トレイ2も媒体PPであれ
ば、PPモードで印刷し、エラー・処理内容をPC、P
RT上で表示する。 実施例13 実施例2において、テスト印字で媒体種検出とともにそ
の他の検知を行ったほかは実施例2と同様である。
TPモードで印刷する。同時に、エラー・処理内容をP
C、PRT上で表示するとともに、媒体TPにエラー内
容を印刷する。また、給紙トレイ2も媒体PPであれ
ば、PPモードで印刷し、エラー・処理内容をPC、P
RT上で表示する。 実施例13 実施例2において、テスト印字で媒体種検出とともにそ
の他の検知を行ったほかは実施例2と同様である。
【0211】この場合の表示制御動作フローチャートを
図24に示す。
図24に示す。
【0212】今回行った検知は、媒体カセットでの媒体
TP/媒体PPの検知、光学反射濃度センサーによる上
書き禁止情報の検知と媒体TPの使用回数の検知、テス
ト印字による媒体TPの寿命の検知である。
TP/媒体PPの検知、光学反射濃度センサーによる上
書き禁止情報の検知と媒体TPの使用回数の検知、テス
ト印字による媒体TPの寿命の検知である。
【0213】TPモードでの印刷命令を受信すると、カ
セットで媒体TPを検知し、媒体TPを供給する。引き
続き、所定のマークで示されている上書き禁止情報及び
媒体TPの使用回数を、光学濃度センサで検知する。そ
の後、テスト印字を行い、印字品位を光学濃度センサで
検知し、基準を満たすかどうかを判別する。基準を満た
していれば印刷を行う。一方、上記三つの検知が正常で
なければ、強制排紙し、次の媒体で印刷を継続する。
セットで媒体TPを検知し、媒体TPを供給する。引き
続き、所定のマークで示されている上書き禁止情報及び
媒体TPの使用回数を、光学濃度センサで検知する。そ
の後、テスト印字を行い、印字品位を光学濃度センサで
検知し、基準を満たすかどうかを判別する。基準を満た
していれば印刷を行う。一方、上記三つの検知が正常で
なければ、強制排紙し、次の媒体で印刷を継続する。
【0214】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、普
通画像表示媒体に画像形成する第1の画像形成部と、可
逆性画像表示媒体に画像形成する第2の画像形成部とを
備え、該第1の画像形成部による普通画像表示媒体への
画像形成、該第2の画像形成部による可逆性画像表示媒
体への画像形成のいずれも行える画像形成装置について
画像形成操作をわかり易く、容易化するための該画像形
成装置に関する情報を表示する方法を提供することがで
きる。
通画像表示媒体に画像形成する第1の画像形成部と、可
逆性画像表示媒体に画像形成する第2の画像形成部とを
備え、該第1の画像形成部による普通画像表示媒体への
画像形成、該第2の画像形成部による可逆性画像表示媒
体への画像形成のいずれも行える画像形成装置について
画像形成操作をわかり易く、容易化するための該画像形
成装置に関する情報を表示する方法を提供することがで
きる。
【0215】また本発明によると、かかる画像形成装置
に関する情報の表示方法の実施を可能とする画像形成装
置を提供することができる。
に関する情報の表示方法の実施を可能とする画像形成装
置を提供することができる。
【図1】乾式帯電粒子内包型画像表示媒体例を示す図で
あり、図(A)は画像表示前の断面図であり、図(B)
は画像表示時の1例の断面図である。
あり、図(A)は画像表示前の断面図であり、図(B)
は画像表示時の1例の断面図である。
【図2】図1に示す画像表示媒体の、一部を切り欠いて
示す平面図である。
示す平面図である。
【図3】電気泳動型画像表示媒体の構造例を示す図であ
る。
る。
【図4】ツイストボール型画像表示媒体の構造例を示す
図である。
図である。
【図5】磁気駆動型の画像表示媒体の構造例を示す図で
ある。
ある。
【図6】本発明に係る画像形成装置の1例の概略構成を
示す図である。
示す図である。
【図7】図6に示す装置の制御回路の概略を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置の他の例の概略構成
を示す図である。
を示す図である。
【図9】本発明に係る画像形成装置の他の例の一部を示
す図である。
す図である。
【図10】表示制御の1例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図11】テスト印字機構による媒体種検出例を示す図
である。
である。
【図12】媒体の形状等による媒体種検出例を示す図で
ある。
ある。
【図13】媒体上の文字等による媒体検出例を示す図で
ある。
ある。
【図14】表示制御の他の例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図15】表示制御のさらに他の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図16】表示制御のさらに他の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図17】表示制御のさらに他の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図18】表示制御のさらに他の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図19】表示制御のさらに他の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図20】表示制御のさらに他の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図21】表示制御のさらに他の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図22】表示制御のさらに他の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図23】表示制御のさらに他の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図24】表示制御のさらに他の例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図25】媒体種検出装置の1例を示す図で、図(A)
及び図(B)は媒体種検出可能の媒体TP例の平面図、
図(C)は該媒体を検出する様子を示す図である。
及び図(B)は媒体種検出可能の媒体TP例の平面図、
図(C)は該媒体を検出する様子を示す図である。
【図26】媒体種検出装置の他の例を示す図で、図
(A)及び図(C)は媒体種検出可能の媒体TPの他の
例の平面図であり、図(B)及び(D)は該媒体を検出
する様子を示す図である。
(A)及び図(C)は媒体種検出可能の媒体TPの他の
例の平面図であり、図(B)及び(D)は該媒体を検出
する様子を示す図である。
【図27】媒体種検出装置のさらに他の例を示す図で、
図(A)は媒体TPを収容する専用カセットで媒体TP
を検出する様子を示し、図(B)は媒体PPを収容する
専用カセットで媒体PPを検出する様子を示している。
図(A)は媒体TPを収容する専用カセットで媒体TP
を検出する様子を示し、図(B)は媒体PPを収容する
専用カセットで媒体PPを検出する様子を示している。
【図28】媒体種検出装置のさらに他の例を示す図で、
図(A)は媒体TPを収容する専用カセットで媒体TP
を検出する様子を示し、図(B)は媒体PPを収容する
専用カセットで媒体PPを検出する様子を示している。
図(A)は媒体TPを収容する専用カセットで媒体TP
を検出する様子を示し、図(B)は媒体PPを収容する
専用カセットで媒体PPを検出する様子を示している。
PP 普通画像表示媒体、 TP 可逆性画像表示媒
体、12 乾式帯電粒子内包型の可逆性画像表示媒体、
121、122 基板、123 隔壁、 123a
縦仕切り壁、13 アルミニウム蒸着層(導電層)12
4 現像剤収容セル、 120 封止部、 WP 白色
現像粒子、BP 黒色現像粒子、 DL 現像剤、 α
仕切り壁幅、 h 仕切り壁高さpt 仕切り壁間
隔、 14 電気泳動型の可逆性画像表示媒体140
電界発色層、 141 帯電着色粒子、 142 絶縁
性液体、143 現像液、 144 透明導電層、 1
45 絶縁層、146 透明支持基板、 15 ツイス
トボール型の可逆性画像表示媒体、150 電界発色
層、 151 片面着色球、 151a 着色、152
絶縁性液体、 153 絶縁性保持媒質、 154
透明導電層、155 絶縁層、 156 透明支持基
板、16 磁気駆動型の可逆性画像表示媒体、 16
1、162 基板、163 小室、 164 光吸収性
黒色磁性粒子、 165 塑性分散液体、160 多セ
ル構造シート、PRT 画像形成装置、 211 ド
ラム型感光体、212 帯電器(帯電ローラ)、 21
3 画像露光部、 214 現像器、214a 現像ロ
ーラ、 215 転写器(転写ローラ)、215a マ
グネットローラ、 216 クリーナ(クリーニンブレ
ード)、PW1、PW2、PW3、PW4、PW5 電
源22 タイミングローラ対、CAS カセット、CA
カセット装着部、PR1 媒体引出しローラ、25、
251、252 媒体搬送路、270 イレーサローラ
対、 270a マグネットローラ、SOL1、SOL
2 ソレノイド、 24、28 切り換え爪、PRT、
TRT 媒体排出トレイ、261、262、260 媒
体搬送路、 R 媒体案内ローラ対、271A’、27
C 制御部、 PA5、PA5’ 操作パネル、PKA
画像形成開始を指示するキー、 DIS、DIS’
表示部CAS1、CAS2、CAS3、CAS3’、C
AS4、CAS4’カセット、LW 光透過窓、 LE
発光素子、 LR 受光素子、q1 媒体TPの落と
された角部、 q2 媒体TPの透孔、r1、r2 媒
体TPの光反射面、r’高反射濃度面、r”低反射濃度
面、CS1 カセットセンサ、PAM 媒体有無検出セ
ンサ、SP1、SP2 バネSW1、SW2 スイッ
チ、g 短い溝、g’ 長い溝、PN1、PN2 ピン
prt テスト印字機構、 S1、S2、S3、S4
センサ、PC 画像情報入力機器。
体、12 乾式帯電粒子内包型の可逆性画像表示媒体、
121、122 基板、123 隔壁、 123a
縦仕切り壁、13 アルミニウム蒸着層(導電層)12
4 現像剤収容セル、 120 封止部、 WP 白色
現像粒子、BP 黒色現像粒子、 DL 現像剤、 α
仕切り壁幅、 h 仕切り壁高さpt 仕切り壁間
隔、 14 電気泳動型の可逆性画像表示媒体140
電界発色層、 141 帯電着色粒子、 142 絶縁
性液体、143 現像液、 144 透明導電層、 1
45 絶縁層、146 透明支持基板、 15 ツイス
トボール型の可逆性画像表示媒体、150 電界発色
層、 151 片面着色球、 151a 着色、152
絶縁性液体、 153 絶縁性保持媒質、 154
透明導電層、155 絶縁層、 156 透明支持基
板、16 磁気駆動型の可逆性画像表示媒体、 16
1、162 基板、163 小室、 164 光吸収性
黒色磁性粒子、 165 塑性分散液体、160 多セ
ル構造シート、PRT 画像形成装置、 211 ド
ラム型感光体、212 帯電器(帯電ローラ)、 21
3 画像露光部、 214 現像器、214a 現像ロ
ーラ、 215 転写器(転写ローラ)、215a マ
グネットローラ、 216 クリーナ(クリーニンブレ
ード)、PW1、PW2、PW3、PW4、PW5 電
源22 タイミングローラ対、CAS カセット、CA
カセット装着部、PR1 媒体引出しローラ、25、
251、252 媒体搬送路、270 イレーサローラ
対、 270a マグネットローラ、SOL1、SOL
2 ソレノイド、 24、28 切り換え爪、PRT、
TRT 媒体排出トレイ、261、262、260 媒
体搬送路、 R 媒体案内ローラ対、271A’、27
C 制御部、 PA5、PA5’ 操作パネル、PKA
画像形成開始を指示するキー、 DIS、DIS’
表示部CAS1、CAS2、CAS3、CAS3’、C
AS4、CAS4’カセット、LW 光透過窓、 LE
発光素子、 LR 受光素子、q1 媒体TPの落と
された角部、 q2 媒体TPの透孔、r1、r2 媒
体TPの光反射面、r’高反射濃度面、r”低反射濃度
面、CS1 カセットセンサ、PAM 媒体有無検出セ
ンサ、SP1、SP2 バネSW1、SW2 スイッ
チ、g 短い溝、g’ 長い溝、PN1、PN2 ピン
prt テスト印字機構、 S1、S2、S3、S4
センサ、PC 画像情報入力機器。
フロントページの続き (72)発明者 宮本 英稔 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 松浦 昌彦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 栗田 隆治 大阪府大阪狭山市狭山5−2232−3−2− 1116 Fターム(参考) 2H027 DA31 DC02 DC10 DC18 DC20 EJ15 GB04 GB05 GB14 2H078 AA21 BB01 BB10 EE06 FF58 5C094 AA54 AA56 BA09 BA12 BA74 BA75 BA76 BA77 BA82 BA84 BA93 CA19 CA24
Claims (8)
- 【請求項1】普通画像表示媒体に画像形成する第1の画
像形成部と、可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の
画像形成部とを備え、該第1の画像形成部による普通画
像表示媒体への画像形成、該第2の画像形成部による可
逆性画像表示媒体への画像形成のいずれも行える画像形
成装置に関する情報の表示方法であり、 該画像形成装置における所定の事項についての状態に関
する情報を該情報に応じて画像形成装置における表示手
段及び(又は)画像形成装置に画像データを送ってくる
画像情報入力機器における表示手段に表示させることを
特徴とする画像形成装置に関する情報の表示方法。 - 【請求項2】普通画像表示媒体に画像形成する第1の画
像形成部と、可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の
画像形成部とを備え、該第1の画像形成部による普通画
像表示媒体への画像形成、該第2の画像形成部による可
逆性画像表示媒体への画像形成のいずれも行える画像形
成装置に関する情報の表示方法であり、 該画像形成装置における画像形成のための設定状態に関
する情報を該情報に応じて画像形成装置における表示手
段及び(又は)画像形成装置に画像データを送ってくる
画像情報入力機器における表示手段に表示させることを
特徴とする画像形成装置に関する情報の表示方法。 - 【請求項3】普通画像表示媒体に画像形成する第1の画
像形成部と、可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の
画像形成部とを備え、該第1の画像形成部による普通画
像表示媒体への画像形成、該第2の画像形成部による可
逆性画像表示媒体への画像形成のいずれも行える画像形
成装置に関する情報の表示方法であり、 該画像形成装置における所定の事項についての状態に関
する情報を該情報に応じて画像形成装置における表示手
段及び(又は)画像形成装置に画像データを送ってくる
画像情報入力機器における表示手段に表示させるととも
に、該画像形成装置における画像形成のための設定状態
に関する情報を該情報に応じて画像形成装置における表
示手段及び(又は)画像情報入力機器における表示手段
に表示させることを特徴とする画像形成装置に関する情
報の表示方法。 - 【請求項4】前記画像形成装置状態及び(又は)前記画
像形成装置設定状態に基づくメッセージを前記表示手段
の少なくとも一つに表示させる請求項1、2又は3記載
の画像形成装置に関する情報の表示方法。 - 【請求項5】普通画像表示媒体に画像形成する第1の画
像形成部と、 可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の画像形成部
と、 画像形成装置における所定の事項についての状態を検出
するための検出手段と、 該検出手段により検出される画像形成装置状態に関する
情報のうち少なくとも一つを表示させるために該画像形
成装置状態の情報を出力する手段と、 該画像形成装置状態の情報を出力する手段から発せられ
る情報のうち所定の情報を表示する表示手段とを備えて
おり、 前記画像形成装置状態の情報を出力する手段は、それか
ら発する画像形成装置状態情報のうち所定の情報を、画
像データを送ってくる画像情報入力機器における表示手
段に表示させるために、該画像情報入力機器へ出力でき
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】普通画像表示媒体に画像形成する第1の画
像形成部と、 可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の画像形成部
と、 画像形成のための画像形成装置の設定状態に関する情報
のうち少なくとも一つを表示させるために該画像形成装
置設定状態の情報を出力する手段と、 該画像形成装置設定状態の情報を出力する手段から発せ
られる情報のうち所定の情報を表示する表示手段とを備
えており、 該画像形成装置設定状態の情報を出力する手段は、それ
から発する画像形成装置設定状態の情報のうち所定の情
報を、画像データを送ってくる画像情報入力機器におけ
る表示手段に表示させるために、該画像情報入力機器へ
出力できることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】普通画像表示媒体に画像形成する第1の画
像形成部と、 可逆性画像表示媒体に画像形成する第2の画像形成部
と、 画像形成装置における所定の事項についての状態を検出
するための検出手段と、 該検出手段により検出される画像形成装置状態に関する
情報のうち少なくとも一つを表示させるために該画像形
成装置状態の情報を出力する手段と、 画像形成のための画像形成装置の設定状態に関する情報
のうち少なくとも一つを表示させるために該画像形成装
置設定状態の情報を出力する手段と、 該画像形成装置状態の情報を出力する手段から発せられ
る情報及び該画像形成装置設定状態の情報を出力する手
段から発せられる情報のうち所定の情報を表示する表示
手段とを備えており、 該画像形成装置状態の情報を出力する手段及び該画像形
成装置設定状態の情報を出力する手段は、それらから発
する情報のうち所定の情報を、画像データを送ってくる
画像情報入力機器における表示手段に表示させるため
に、該画像情報入力機器へ出力できることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項8】前記画像形成装置状態及び(又は)前記画
像形成装置設定状態に基づくメッセージを前記表示手段
の少なくとも一つに表示させるメッセージ出力手段を備
えている請求項5、6又は7記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000215196A JP2001356650A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 画像形成装置に関する情報の表示方法及び画像形成装置。 |
US09/878,171 US6873803B2 (en) | 2000-06-12 | 2001-06-12 | Image forming apparatus and method of displaying information about image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000215196A JP2001356650A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 画像形成装置に関する情報の表示方法及び画像形成装置。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001356650A true JP2001356650A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18710651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000215196A Withdrawn JP2001356650A (ja) | 2000-06-12 | 2000-06-12 | 画像形成装置に関する情報の表示方法及び画像形成装置。 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6873803B2 (ja) |
JP (1) | JP2001356650A (ja) |
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ATE470575T1 (de) * | 2006-12-22 | 2010-06-15 | Oce Tech Bv | Abbildungssystem zur verarbeitung von medien |
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