JP2001356464A - 写真処理装置の乾燥部加熱装置 - Google Patents

写真処理装置の乾燥部加熱装置

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JP2001356464A
JP2001356464A JP2000178316A JP2000178316A JP2001356464A JP 2001356464 A JP2001356464 A JP 2001356464A JP 2000178316 A JP2000178316 A JP 2000178316A JP 2000178316 A JP2000178316 A JP 2000178316A JP 2001356464 A JP2001356464 A JP 2001356464A
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JP
Japan
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drying
heater
section
disconnection
film
Prior art date
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JP2000178316A
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English (en)
Inventor
Shoichi Nakano
正一 中野
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】乾燥ヒータのヒータ回路に断線等の故障があっ
た状態であっても、写真感光材料が乾燥部に持ち込ま
れ、写真感光材料が乾燥されずに詰まる不具合が発生し
ている。本発明は乾燥ヒータに通電されない異常状態で
は、写真感光材料が現像処理されることを中断し、特に
乾燥部に写真感光材料が搬入されることを中断する技術
を提供する。 【解決手段】乾燥ヒータ51が断線等で故障していた場
合には、電流センサ14が閉回路13の非導通状態を検
出する。その検出信号は、乾燥部制御部10に送られ
る。この信号に基づき、乾燥部制御部10からアラーム
表示装置15にアラーム信号が送られるとともに駆動系
制御部16に作動中止信号が送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真処理装置にお
いて、現像処理した後の写真感光材料を乾燥する乾燥部
の加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フイルム、印画紙等の写真感光
材料を現像処理するための現像処理装置においては、現
像、定着、水洗等の処理後、写真感光材料を乾燥する乾
燥部が備えられ、現像処理部に現像液等の薬液を暖める
薬液ヒータが、乾燥部に乾燥ヒータが設けられている。
【0003】薬液ヒータの場合、薬液を所定の温度状態
に管理する必要があるので、薬液ヒータは現像処理装置
の稼動準備と同時に断線や通電状態がチェックされ、現
像処理中もチェックされている。従って、薬液ヒータ回
路に異常があれば、オペレータにわかるようになってい
る。
【0004】それに対して、乾燥ヒ−タは、現像処理後
乾燥部に搬送された写真感光材料を乾燥すればよいもの
であり、現像処理装置の稼動準備時に通電され、その後
は所定温度以上にならないようにコントロールされてい
るだけで、断線や通電状態のチェックはされていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、乾燥ヒータの
ヒータ回路に断線等の故障があり、乾燥ヒータに通電さ
れない状態であっても、現像処理は継続され写真感光材
料は乾燥部に搬送される。それで、写真感光材料が濡れ
た状態であるため、乾燥部の搬送ラックが濡れるととも
に搬送がスムーズに行なわれずに写真感光材料が詰まる
結果を招いている。
【0006】本発明は以上の問題に鑑みて成されたもの
であって、乾燥ヒータに通電されない異常状態では、現
像処理を中断する技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、写真処理装置の乾燥部加熱
装置において、写真感光材料を現像処理する現像処理部
と、該現像処理部の下流に配設された乾燥部と、該乾燥
部に設けられた乾燥ヒータと、該乾燥ヒータに通電する
ヒータ回路と、該ヒータ回路の断線を検出する断線検出
部とを有する構成とした。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、該断線検出部が、該ヒータ回路の電
流を検出する電流検出手段を有し、該電流検出手段によ
り電流が流れてないことが検出された場合には、現像処
理を中止する構成とした。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の発明において、該断線検出部により
該ヒータ回路の断線が検出された場合、アラームを表示
する構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明による乾燥部加熱装置を備
えた写真処理装置の全体図を示す。この写真処理装置1
には、先端にリーダを接続した写真感光材料としてのフ
イルム2を装填するフイルム挿入部3と、フイルム挿入
部3から繰り出されるフイルム2を現像処理するフイル
ム現像処理部4と、現像処理後のフイルム2を乾燥する
フイルム乾燥部5と、乾燥後のフイルム2を一時的に保
存するフイルム受け部6が備えられている。
【0012】フイルム現像処理部4には、現像、漂白、
定着、水洗等の現像処理を順次行なうための現像処理タ
ンク40と、フイルム現像処理部4内でフイルム2を搬
送する搬送ローラユニット41が備えられている。現像
処理タンク40には、それぞれ、サブタンク100との
間で循環ライン7設けられ、循環ライン7に薬液ヒータ
8と循環ポンプ9が設けられている。
【0013】フイルム乾燥部5には、フイルム2を乾燥
するための乾燥ヒータ51と、温風をフイルム搬送経路
に向けて送る乾燥ファン52と、フイルム乾燥部5内の
気温を測定する温度センサ53とが備えられ、フイルム
2はフイルム乾燥部5内において、搬送されながら徐々
に乾燥されフイルム受け部6に送り出される。
【0014】図2に、本発明に係る乾燥加熱装置の回路
構成図の要部を示す。乾燥ヒータ51は、乾燥部制御部
10からの信号で作動するリレー11を介して電源12
に接続され、電源12と乾燥ヒータ51との閉回路13
中に断線検出部としての電流センサ14が設けられてい
る。電流センサ14は電流検出手段であり、電流センサ
14の検出信号が乾燥部制御部10に送られる。これら
のリレー11、電源12、閉回路13、電流センサ14
とでヒータ回路を形成している。
【0015】15はアラーム表示装置であって、乾燥部
制御部10からのアラーム信号を受けてアラーム表示装
置15にアラームが表示される。このアラーム表示は、
ディスプレイに、例えば「乾燥ヒータが断線」と表示し
ても良いし、警告音を発生するようにしても良い。
【0016】駆動系制御部16は、乾燥部制御部10か
らの信号を受けて、モータ17やソレノイド18等の駆
動系の作動を中止する。それによって、現像処理を中止
する。
【0017】次に作動を説明する。
【0018】現像処理を開始するにあたり、写真処理装
置1のメイン電源をオンにすると、駆動系制御部16か
らの作動信号によりモータ17やソレノイド18等の写
真処理装置の駆動系の作動が可能な状態に維持される。
循環ポンプ9や薬液ヒータ8も通電され、現像処理が可
能な状態への準備が開始される。
【0019】この時に、乾燥部制御部10からの信号が
リレー11に送られ、閉回路13が導通状態になる。乾
燥ヒータ51や閉回路13に断線等の故障がない場合に
は、乾燥ヒータ51は通電されて所定温度になるまで加
熱される。そして、温度センサ53の検出信号を受ける
乾燥部制御部10により、フイルム乾燥部5の温度が所
定温度に維持される。
【0020】それに対して、乾燥ヒータ51が断線等で
故障していた場合には、写真処理装置1のメイン電源を
オンにすると同時に、閉回路13の非導通状態が電流セ
ンサ14により検出される。この検出信号が、乾燥部制
御部10に送られ、乾燥部制御部10からアラーム表示
装置15にアラーム信号が送られるとともに駆動系制御
部16に作動中止信号が送られる。
【0021】それによって、写真処理装置の駆動が中止
され、アラーム表示装置15にアラームが表示される。
オペレータが乾燥ヒータのトラブルに気づくことができ
るとともに写真処理準備作業が中断される。従って、オ
ペレータがすぐに対処できるとともに写真感光材料の現
像ミスが防止できる。
【0022】本実施の形態では、写真処理装置の稼動準
備作業時で本発明を説明した。しかしこの実施形態に限
られるものではなく、通常に写真処理を行なっている時
に、突然乾燥ヒータ51が断線した場合にも、フイルム
乾燥部の駆動のみを中止して、即座に予備の乾燥ヒータ
と交換して、再稼動することも可能である。
【0023】また、本実施の形態では、写真処理装置の
メイン電源のオン時に、同時に乾燥ヒータ51の断線を
チェックするようにしたが、フイルム挿入部3にフイル
ムがセットされた時にチェックするようにしても良い。
即ち、フイルムが写真処理装置に投入される前であれ
ば、乾燥ヒータ51の断線の検出は、メイン電源のオン
時と同時でなくても良い。
【0024】さらに、本実施の形態はフイルムの現像処
理装置(フイルムプロセッサ)であるが、本発明は、印
画紙の現像装置(ペーパプロセッサ)に適用することも
可能である。この場合も、過熱ヒータ51の断線チェッ
クをメイン電源のオンと同時におこなってもよく、ま
た、ペーパスタートの信号時に行なってもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明では、乾燥部ヒータの断線を現像
処理装置の処理作業前にチェックするので、乾燥部ヒー
タが断線していた場合でも写真感光材料にダメージを与
えることがない。
【0026】とくに、写真感光材料を現像処理する現像
処理部と、該現像処理部の下流に配設された乾燥部と、
該乾燥部に設けられた乾燥ヒータと、該乾燥ヒータに通
電するヒータ回路と、該ヒータ回路の断線を検出する断
線検出部とを有する構成では、簡単な構成で確実に乾燥
ヒータの断線が検出できる。
【0027】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、断線検出部が該ヒータ回路の電流を
検出する電流検出手段を有する構成であリ、電流検出手
段により電流が流れてないことが検出された場合には、
即座に現像処理作業が中止されるので、写真感光材料に
ダメージを与えることを確実に防止できる。
【0028】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の発明において、該断線検出部により
該ヒータ回路の断線が検出された場合、アラームを表示
するので、オペレータが別に作業を行なっている場合で
も、また離れた位置にいる場合でも、乾燥ヒータの断線
を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であって、乾燥部加熱装置を
備えた写真処理装置の全体図を示す。
【図2】本発明に係る乾燥加熱装置の回路構成図の要部
を示す。
【符号の説明】
1 写真処理装置 2 フイルム 3 フイルム挿入部 4 フイルム現像部 40 現像処理タンク 41 搬送ローラユニット 5 フイルム乾燥部 51 乾燥ヒータ 52 乾燥ファン 53 温度センサ 6 フイルム受け部 7 循環ライン 8 薬液ヒータ 9 循環ポンプ 10 乾燥部制御部 11 リレー 12 電源 13 閉回路 14 電流センサ 15 アラーム表示装置 16 駆動系制御部 17 モータ 18 ソレノイド 100 サブタンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真感光材料を現像処理する現像処理部
    と、該現像処理部の下流に配設された乾燥部と、該乾燥
    部に設けられた乾燥ヒータと、該乾燥ヒータに通電する
    ヒータ回路と、該ヒータ回路の断線を検出する断線検出
    部とを有する写真処理装置の乾燥部加熱装置。
  2. 【請求項2】 該断線検出部は、該ヒータ回路の電流を
    検出する電流検出手段を有し、該電流検出手段により電
    流が流れてないことが検出された場合には、現像処理を
    中止することを特徴とする請求項1記載の写真処理装置
    の乾燥部加熱装置。
  3. 【請求項3】 該断線検出部により該ヒータ回路の断線
    が検出された場合、アラームを表示することを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の写真処理装置の乾燥部
    加熱装置。
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Effective date: 20070904