JP2001356149A - 半導体集積装置の判定装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

半導体集積装置の判定装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2001356149A
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integrated device
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Katsu Sanada
克 眞田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正常状態で大きな貫通電流を有するCMOSLSI
における内部回路論理を、レーザをPN接合部に照射する
ことにより判定する場合における微小な光電流の有無を
精度良く検出できるようにする。 【解決手段】 レーザ光を任意の周期で照射すると共
に、レーザを照射しないときの電源電流波形(IDDQ)を
フーリエ変換した係数と、照射しているときの電源電流
波形と光電流波形Iph とが重なった波形(IDDQ+Iph )
をフーリエ変換した係数とを演算し、両者をグラフで表
示して比較することによりIph の有無を検出することが
できる。また、レーザ光をLSI の複数箇所のPN接合部に
異なる周期で同時に照射することにより、複数箇所の判
定を同時に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いて
CMOSLSI の内部回路論理を判定する場合等において用い
られる半導体集積装置の判定装置、方法及びコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。特に、
正常状態で大きな貫通電流を有するLSI における論理を
判定する場合に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりレーザを用いてLSI 内部の論理
状態を検証する方式には2種類ある。1つは、任意の内
部論理回路の出力端子を構成するトランジスタのドレイ
ン部にレーザを照射することにより論理検証を行う方式
である。この方式による内部回路の論理状態を検証する
原理は、F. J. Henley“logic failure Analysis ofCMO
S VLSI usingA Laser Probe”IEEE 1984 International
Reliability Physics Symposium pp.69-75に紹介され
ている。
【0003】もう1つは、任意の内部論理回路の出力端
子から出た配線が次の内部論理回路の入力端子に接続さ
れる間に、電気的に独立した、LSI 基板とは逆不純物で
形成された領域と電気的に導通させ、その領域にレーザ
を照射させることにより論理検証を行う方式である。こ
の方式による内部回路の論理状態を検証する原理は、特
許願平3-170802号に紹介されている。
【0004】上記両方式は、ともに基本原理は同じた
め、従来方式として後者のレーザを用いてLSI 内部の論
理状態を検証する方式について説明する。図8はその原
理を説明する図であり、p型LSI 基板上に形成されたイ
ンバータ回路を例に説明する。図8は、インバータ回路
100とその出力配線101が、p型LSI 基板102上
に設けられたN型不純物領域(以下、N領域)と導通し
た構成となる例である。即ち、インバータ回路100
は、Pch-MOS トランジスタ103とNch-MOS トランジス
タ104とが直列に接続された回路であり、トランジス
タ103のソース電極はVDD (最高電位)に、トランジ
スタ104のソース電極はGND (最低電位)に接続され
ている。トランジスタ103,104の各ゲート電極は
接続されて入力端子105となり、各ドレイン電極は接
続されて出力端子106となり、その出力配線101が
P型LSI基板102上に設けられたN領域107に接
続された構成となる。
【0005】図9はインバータ回路100の入力端子1
05に高レベル電圧Hiが印加された時の動作例を示
す。電流検出器108を図示のように接続した状態で、
入力端子105に高レベル電圧Hiが印加されると、ト
ランジスタ103はOFFし、トランジスタ104はO
Nして、出力端子106に低レベル電位が現れる。この
状態で出力配線101が設けられた基板102上のN領
域107にレーザを照射すると、N領域107に電子−
正孔対が発生し、電子は配線を介してONしているトラ
ンジスタ104のチャネル部を介してソース電極へ流
れ、正孔はp型LSI 基板102を逆バイアスしているGN
D 電極へ流れる。そしてGND 電極において、励起された
電子と正孔が再結合を起こすため、電流検出器108で
は光電流Iph は検出されない。
【0006】図10はインバータ回路100の入力端子
105に低レベル電圧Lowが印加された時の動作例を
示す。入力端子105に低レベル電圧Lowが印加され
るとトランジスタ103はONし、トランジスタ104
はOFFして出力端子106に高レベル電位が現れる。
その状態で出力配線101が設けられた基板102上の
N領域107にレーザを照射すると、N領域107に電
子−正孔対が発生し、電子は配線を介してONしている
トランジスタ103のチャネル部を介してVDD が印加し
ているソース電極へ、正孔は基板102を逆バイアスし
ているGND 電極へ流れる。従って、励起された電子と正
孔は各々が逆電極側へ流れていくため、光電流Iph が流
れ、電流検出器108で検出される。
【0007】上述した各方式によるレーザを用いたLSI
内部の論理状態の検証は、各LPP にレーザ光を照射し、
光電流 Iph が検出されるかどうかを検証するのみであ
った。尚、レーザを照射させることで論理検証を行うた
めのN領域107を、以降の説明においては、LPP (La
ser Probing Pad)と称する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来方法は、
正常状態で貫通電流を伴う論理の静止状態における電源
電流(以降IDDQと記載する)を有するLSI に対して以下
の問題があった。レーザ光をLPP のPN接合部に照射する
ことで発生する光電流Iph は、照射レーザ光の波長を小
さくしたり、照射パワーを大きくすることで約10マイク
ロA ぐらいまで増加できるが、正常状態で大きな貫通電
流を伴うIDDQ値は数ミリA から数10ミリA に至るものが
あり、電源電流(IDDQ+Iph )に対するIph は1/1000か
ら1/10,000以下という非常に微小な割合となる。従っ
て、そのようなLSI に対してIph の発生の有無を識別す
ることは困難になってきている。また、複数のLPP へレ
ーザを照射して、複数個同時に論理判定ができないとい
う問題があった。
【0009】従って、本発明は半導体集積装置の判定に
際して微小な光電流を検出することができるようにする
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による半導体集積装置の判定装置は、レー
ザ光を半導体集積装置のPN接合部に任意の周期で照射す
るレーザ照射手段と、前記レーザ光を照射しないときの
前記半導体集積装置を流れる電源電流と、前記レーザ光
を照射したときの前記半導体集積装置を流れる電源電流
と光電流とが重畳された電流とをそれぞれ検出する検出
手段とを設けたものである。
【0011】本発明による半導体集積装置の判定方法
は、レーザ光を半導体集積装置のPN接合部に任意の周期
で照射するレーザ照射ステップと、前記レーザ光を照射
しないときの前記半導体集積装置を流れる電源電流と、
前記レーザ光を照射したときの前記半導体集積装置を流
れる電源電流と光電流とが重畳された電流とをそれぞれ
検出する検出ステップとを設けたものである。
【0012】本発明によるコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体は、レーザ光を半導体集積装置のPN接合部に任
意の周期で照射するレーザ照射手順と、前記レーザ光を
照射しないときの前記半導体集積装置を流れる電源電流
と、前記レーザ光を照射したときの前記半導体集積装置
を流れる電源電流と光電流とが重畳された電流とをそれ
ぞれ検出する検出手順とを実行するためのプログラムを
記憶したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による
半導体集積装置の判定装置を示すブロック図である。図
1において、試料台1の上に乗せられたチップ表面を露
出させた被解析LSI2には、テスタ部3より電源電圧と
入力信号が供給される。LSI 2の上方にはレーザ装置4
とレーザ光をLSI 2上に導く顕微鏡部5が設けられてい
る。レーザ照射により発生する光電流Iph を含む電源電
流波形やその値は電源電流検出部6に入力し、検出され
たデータは演算処理部7によりIph 発生の有無が判定さ
れる。また、その照射状態は画像処理部8によりビジュ
アル表示されモニタできる。これらの動作や機能は、制
御部9によりレーザ発振のタイミングや電源電流の取
得、及びその演算や照射状態の画像出力をコントロール
するようになされている。
【0014】次に、上記構成による半導体集積装置の判
定装置により、正常状態で大きな貫通電流を有するLSI
2の内部論理の判定動作について説明する。本実施の形
態においては、調査対象となる回路の出力配線に導通す
るLPP のPN接合へのレーザの照射を、任意の周期をもっ
たタイミングで照射するようにしている。
【0015】図2は、その周期的なレーザ照射と正常状
態で大きな貫通電流を有するLSI 2の電源端子より検出
される電源電流波形を示す。同図の(a)は周期的にレ
ーザ光を照射する様子を示し、縦軸にレーザ光の強度
を、横軸にその周期を示す。同図の(b)はレーザ照射
により検出される電源電流波形であり、縦軸に電源電流
値を、横軸に時間がとられている。電源電流は約2mA の
IDDQを有している。“Hi”にクランプされている出力
配線と導通するLPP にレーザを照射したとき、約20マイ
クロA のIph が発生するものとする。レーザ照射により
検出される電源電流波形は2mA のIDDQと周期的に流れる
20マイクロA のIph の合計した波形となる。電流検出デ
ジタルメータはmAレンジで観測するため、その測定精度
の誤差から約100 分の1 の精度を観察することは困難で
ある。
【0016】しかしながら、波形を観測することにより
その誤差を顕在化することが可能である。顕在化には2
つの方法がある。その第1の方法は、波形をフーリエ変
換し、入射光の周期と同じ周期を検索する方式である。
一般に波形は基本波及びその高調波の係数の加算により
表示できる。レーザ照射前のIDDQが見える電源電流波形
と、周期的なレーザ照射によるIph の周期性をもつ波形
は、上記フーリエ変換により顕著な違いとして検出でき
る。
【0017】図3はIDDQ波形と、IDDQ波形に周期的なIp
h が重なった波形のフーリエ変換による係数をプロット
したグラフである。同図の(a)は図2の(a)に示す
電源電流波形であり、図3の(b)はその波形をフーリ
エ変換して係数をプロットしたグラフであり、縦軸に係
数を、横軸に周波数をとる。図3の(b)においては、
約100分の1 の信号しかないIph の存在が検出されてい
ることを示している。
【0018】第2の方法は、波形から直接Iph の有無を
検出する方式である。即ち、検出された電源電流波形か
ら、その99% を占めるIDDQ成分を取り除くことによっ
て、残り1%の波形の検証からIph の有無を検索する方式
である。予めIDDQ波形を抽出し、LPP のPN接合部に周期
的にレーザを照射することにより検出された電源電流波
形とIDDQ波形との差分をとることで、多少のノイズと共
に周期的なIph が検出されれば、照射点の論理は“H
i”として特定できる。
【0019】図4は上記第2の方法の説明図であり、同
図の(a)は、図2の(a)の電源電流波形を示し、図
4の(b)は、診断時の電源電流波形(IDDQ+Iph )か
ら、照射前の電源電流波形(IDDQ)の差分を計算した時
に顕在化したIph の波形をレンジを拡大してプロットし
たグラフであり、周期的な波形を検出しているのが示さ
れている。さらに判定が困難なときは、上記と同様フー
リエ変換による係数との比較から容易にIph の有無の判
定が可能である。
【0020】次に、LSI の複数箇所の論理を同時に検索
する方法について説明する。本実施の形態においては、
レーザの照射周期として、測定箇所の数だけ異なる複数
の周期を用意することにより、複数箇所の論理を同時に
判定するようにしている。
【0021】図5はレーザ照射と電源電流波形の関係を
示すグラフであり、この例では3箇所のLPP のPN接合部
を同時測定する様子を示す。同図の(a)は3つの異な
る発振周期t1,t2,t3を有するレーザ光1,2,3 の照射状
態を示す。同図の(b)はその状態で検出された電源電
流波形を示す。同図の(b)により、発振周期t1,t3で
のIph は観測されているが、発振周期t2はIph の発生が
なく、この場合レーザ1 と3 での照射LPP 箇所の論理は
“Hi”であることを検出でき、レーザ2 でのLPP 箇所
の論理は“Low”であることを検出できる。また、本
方法により検出される電源電流波形は、フーリエ変換に
より各周期に対応する特異な係数を検出することによっ
て、各LPP PN接合部での論理をさらに正確に判定するこ
とが可能となる。
【0022】上記の説明はLSI の表面、裏面のどちらの
解析においても可能である。図6はLSI 表面2aからの
解析の様子を示す。表面2aから絶縁膜を介して観察さ
れる3箇所のLPP 部にレーザを照射することにより論理
の解析が可能である。
【0023】図7はLSI 裏面2bからの解析の様子を示
す。裏面解析の場合、照射レーザ光がLPP のPN接合部に
到達させる必要があるため、Si基板面の研削を行う必要
がある。特に、近年のフリップチップパッケージに代表
されるLSI の実装形態はLSI表面とパッケージ実装面と
が互いに向い合った形状でバンプと呼ばれるパッド部に
より実装され、従って、パッケージから見たLSI は裏面
が上を向いている形状になっているため、LSI を解析す
るときは、レーザ光がPN接合部に届くようにSi面を剥き
出しにして、研削によるSi面の厚さを約200 ミクロン以
下にする必要がある。
【0024】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、レーザを用いたLSI 内部の論理状態の解析におい
て、レーザは空気中での取扱が可能なため、簡単な装置
で解析することが可能となる。また、正常状態で大きな
貫通電流を有するLSI に対する論理解析が可能となる。
さらに、複数のレーザを用いた同時照射による解析によ
り、各照射箇所の論理を精度良く、簡単に識別すること
が可能である。このため、大規模LSI の内部論理を短時
間に特定することが可能となる。
【0025】次に、本発明によるコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体について説明する。図1のシステムにお
ける前述した動作に基づく処理手順を制御部9や演算部
7等を有するコンピュータが実行するためのプログラム
を格納する記憶媒体は、本発明によるコンピュータ読み
取り可能な記憶媒体である。
【0026】この記憶媒体には、半導体メモリ、磁気媒
体、光磁気ディスク、光ディスク等を用いることがで
き、これらをROM、RAM、CD−ROM、フロッピ
ーディスク、メモリカード等に構成して用いることがで
きる。
【0027】またこの記憶媒体は、インターネット等の
ネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラ
ムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコン
ピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのよう
に、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0028】また上記プログラムは、このプログラムを
記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒
体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコ
ンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。
上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク
(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように
情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0029】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した
機能をコンピュータシステムに既に記録されているプロ
グラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分
ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成の装置を用
いてレーザ光による半導体集積装置を精度良く解析する
ことができる。特に、正常状態で大きな貫通電流を有す
るLSIに対する論理解析が可能となる。さらに、複数の
レーザの同時照射による解析を行うことができ、これに
より各照射箇所の論理を精度良く、簡単に識別し解析す
ることが可能である。このため、大規模LSI の内部論理
を短時間に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による半導体集積装置の
判定装置を示すブロック図である。
【図2】 周期的なレーザ照射と正常状態で大きな貫通
電流を有するLSI の電源端子より検出される電源電流波
形を示すクラフである。
【図3】 IDDQ波形とIDDQ波形に周期的なIph が重なっ
た波形のフーリエ変換による係数をプロットしたグラフ
である。
【図4】 IDDQ波形と診断時の電源電流波形とそれらの
差分により検出したIph の波形をプロットしたグラフで
ある。
【図5】 差分により検出されたIph の波形をプロット
したグラフである。
【図6】 LSI 表面からの解析の様子を示す構成図であ
る。
【図7】 LSI 裏面からの解析の様子を示す構成図であ
る。
【図8】 従来のレーザを用いたインバータ回路論理診
断の様子を示す構成図である。
【図9】 インバータ回路の入力に“Hi”を印加した
ときの光電流Iph の発生状態を示す構成図である。
【図10】 インバータ回路の入力に“Low”を印加
したときのIph の発生状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 試料台 2 LSI 3 テスタ部 4 レーザ装置 5 顕微鏡部 6 電源電流検出部 7 演算処理部 8 画像処理部 9 制御部 LPP 基板上のN 領域(Laser Probing Pad )

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を半導体集積装置のPN接合部に
    任意の周期で照射するレーザ照射手段と、 前記レーザ光を照射しないときの前記半導体集積装置を
    流れる電源電流と、前記レーザ光を照射したときの前記
    半導体集積装置を流れる電源電流と光電流とが重畳され
    た電流とをそれぞれ検出する検出手段とを設けたことを
    特徴とする半導体集積装置の判定装置。
  2. 【請求項2】 前記検出したレーザ光を照射しないとき
    の前記半導体集積装置を流れる電源電流波形をフーリエ
    変換した第1の係数と、前記レーザ光を照射したときの
    前記半導体集積装置を流れる電源電流と光電流とが重畳
    された電流波形をフーリエ変換した第2の係数とをそれ
    ぞれ演算する演算手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の半導体集積装置の判定装置。
  3. 【請求項3】 前記演算された第1の係数と第2の係数
    をプロットしたグラフを表示する表示手段を設けたこと
    を特徴とする請求項2記載の半導体集積装置の判定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記レーザ光を照射しないときの前記半
    導体集積装置の電源電流波形と、前記レーザ光を照射し
    たときの前記半導体集積装置の電源電流と光電流とが重
    畳された電流波形との差分を表示する表示手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積装置の判定
    装置。
  5. 【請求項5】 前記レーザ光照射手段により、前記半導
    体集積装置の複数箇所のPN接合部をそれぞれ異なる周期
    で同時に照射すると共に、前記検出手段は各箇所につい
    てそれぞれ前記検出を行うことを特徴とする請求項1記
    載の半導体集積装置の判定装置。
  6. 【請求項6】 前記半導体集積装置は、正常状態におい
    て大きな貫通電流が流れるものであることを特徴とする
    請求項1記載の半導体集積装置の判定装置。
  7. 【請求項7】 レーザ光を半導体集積装置のPN接合部に
    任意の周期で照射するレーザ照射ステップと、 前記レーザ光を照射しないときの前記半導体集積装置を
    流れる電源電流と、前記レーザ光を照射したときの前記
    半導体集積装置を流れる電源電流と光電流とが重畳され
    た電流とをそれぞれ検出する検出ステップとを設けたこ
    とを特徴とする半導体集積装置の判定方法。
  8. 【請求項8】 レーザ光を半導体集積装置のPN接合部に
    任意の周期で照射するレーザ照射手順と、 前記レーザ光を照射しないときの前記半導体集積装置を
    流れる電源電流と、前記レーザ光を照射したときの前記
    半導体集積装置を流れる電源電流と光電流とが重畳され
    た電流とをそれぞれ検出する検出手順とを実行するため
    のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体。
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