JP2001356108A - バイオセンサ - Google Patents
バイオセンサInfo
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Abstract
ら防ぐとともに、バイオセンサの種別を自動で判別可能
にすることにより、補正チップの挿入の操作等を不要に
する。 【解決手段】 絶縁性基板1表面の電気伝導性層2にス
リットを入れて分割し、スペーサ7と上カバー12を配
置することにより、電極と電極端子とを形成する。電極
端子は、スペーサ7に形成された透孔9a,9b、9c
により露出する領域となる。この透孔の形成位置をバイ
オセンサの種別毎に変えることで、測定器でバイオセン
サの種別を自動で判別可能にする。
Description
成分を電気化学的に測定するバイオセンサに関するもの
である。
の生物材料の分子認識能を利用し、生物材料を分子識別
素子として応用したセンサである。即ち、固定化された
生物材料が、目的の基質を認識したときに起こる反応、
微生物の呼吸による酵素の消費、酵素反応、発光などを
利用したものである。
は進んでおり、例えば、グルコース、乳酸、コレステロ
ール、ラクトース、尿素、アミノ酸用の酵素センサは医
療計測や食品工業に利用されている。酵素センサは、検
体である試料液に含まれる基質と酵素との反応により生
成する電子によって電子受容体を還元し、測定装置がそ
の電子受容体の還元量を電気化学的に計測することによ
り、検体の定量分析を行う。
用いて説明する。図5は、バイオセンサを測定器に挿入
した状態を示した図である。図6は、従来のバイオセン
サの斜視図を作製工程順に示した図である。図7は従来
のバイオセンサの電極端子とコネクタピンとの関係を示
した図である。
フタレート等からなる絶縁性の基板である。102は基
板101の表面全面に形成された、カーボンや金属物質
等からなる電気伝導性層である。103a、103b、
103c、103dは電気伝導性層102に形成された
スリットである。
02にスリット103a、103b、103c、103
dにより分割することにより形成された電極であり測定
電極、対電極、および検知電極である。107は、測定
電極104、対電極105、検知電極106を覆うスペ
ーサである。108はスペーサ107の前縁部中央に設
けられた、検体供給路を形成する長方形の切欠部であ
る。10は検体供給路の入口である。
および検知電極106に酵素を含有する試薬を滴下によ
って塗布することで形成された試薬層である。112は
スペーサ107を覆う上カバーである。113は上カバ
ー112の中央部に設けられた空気孔である。
測定極104、対電極105、検知電極106の電極端
子である。図5において、17はバイオセンサである。
18はバイオセンサ17を装着する測定器である。19
はバイオセンサ17を挿入するための測定器18の挿入
口である。20は測定結果を表示する測定器18の表示
部である。121a、121b、121cは測定器18
に内蔵され、電極端子114、115、116と各々接
続されるコネクタピンである。
面全面に対して、電気伝導性層102をスパッタリング
法等で形成する。次に図6(b)に示すように、レーザ
等を用いて電気伝導性層102にスリット103a、1
03b、103c、103dを形成し、測定電極10
4、対電極105および検知電極106に電気伝導性層
102を分割する。
04、対電極105、および検知電極106に、血糖値
センサの場合は、酵素であるグルコースオキシダーゼと
電子受容体としてフェリシアン化カリウム等からなる試
薬を滴下により塗布して試薬層111を形成する。次に
測定電極104、対電極105および検出電極106の
電極の上に検体供給路を形成するための切欠部108を
有するスペーサ107を設置する。さらにその上に上カ
バー112を設置する。ここで、スペーサ107の切欠
部108の一端は、上カバー112に設けられた空気孔
113に通じている。
うにバイオセンサ17の電極端子114、115、11
6を測定器18の挿入口19に挿入し、コネクタピン1
21a、121b、121cに接続する。次に、血液等
の検体である試料液を検体供給路の入口10に供給する
と、空気孔113によって毛細管現象で一定量の検体が
検体供給路内部に吸引され、対電極105、測定電極1
04、検体電極106上に達する。電極上に形成されて
いる試薬層111は血液によって溶解し、試薬と検体と
の間に例えば酸化還元反応が生じ、測定電極104と対
電極105との間に電気的変化が生じる。
されていれば、測定電極104と検知電極106との間
にも電気的変化が生じる。これを121a、121b、
121cを通じて感知し、一定時間後に測定電極10
4、対電極105に電圧を印加すると、例えば血糖値セ
ンサであれば、グルコース濃度に比例した電流が発生
し、その値より測定器18は、血糖値を測定し、該血糖
値を表示部20に表示する。
気的変化の出力特性に違いを生じる。測定器18におい
て該出力特性の違いを補正する必要がある。測定器18
は、前記製造ロット毎の出力特性に応じた補正データを
備えており、バイオセンサ17の出力にその製造ロット
毎に必要な補正を施して、正しい血糖値をもとめる。
された補正チップを測定器18の挿入口19に挿入する
ことで、測定器18に、必要とする補正データの指定を
行う必要がある。前記補正チップは、どの補正データを
用いるかの情報を有し、挿入口19に挿入することで、
測定器18は、必要な補正データを用意する。前記補正
チップを挿入口19から抜き取り、バイオセンサ17を
測定器18の挿入口19に挿入し、上述したように検体
を測定する。測定器18は測定した前記電流値と前記補
正データとから正しい血糖値をもとめ、該血糖値を表示
部20に表示する。
バイオセンサにおいては、電極端子部が剥きだし状態で
あり、特にスパッタリング法などを用いた薄膜導電性電
極の場合には、外部的な要因で、例えば、バイオセンサ
の生産工程内や、製品としてユーザが操作する上で起こ
り得る、引っ掻きや擦れなどによる電極端子表面の傷や
汚れなどにより、正確な測定結果が得られないという問
題があった。
することを忘ることや、さらには血糖値を測定する場合
に、間違って例えばコレステロール測定用の補正チップ
を挿入したときや、血糖値測定用であっても出力特性の
異なる補正チップを挿入したりしたときには、測定結果
に誤りが生じてしまうという問題があった。
であり、電極の端子表面に傷や汚れが外的な要因から生
じるのを防ぎ、また、補正チップを挿入することなく、
バイオセンサを挿入するだけで、測定器は製造ロット毎
の補正データの判別が可能であるバイオセンサを提供す
ることを目的とする。
に、本発明のバイオセンサは、表面に電気伝導性層が形
成された絶縁基板上を部分的に覆うようにカバーを配置
することにより、試料液中の特定成分を試薬との反応に
より検出するための電極と、前記電極での反応により生
じる電流値を外部の測定器に接続して読み取るための電
極端子とを形成したバイオセンサにおいて、前記電極端
子は、前記バイオセンサの測定器に対する装着が完了し
た状態において、測定器の接続端子との接続に必要な領
域のみが露出するものとなるように、前記カバーに開口
部が形成されていることを特徴とするものであり、これ
により、電極端子の損傷を防止するようにしている。
応じて変え、これを測定器で検出可能とすることによ
り、補正チップの挿入の操作をなくすようにしたもので
ある。
るバイオセンサについて図を用いて説明する。 図1
は、一本実施の形態におけるバイオセンサの斜視図を作
製工程順に示した図であり、図2はバイオセンサの電極
端子の構成例を示した図である。図3は、電極端子とコ
ネクタピンとの位置関係を示した図である。図4は、開
口部(透孔)の形成例を示した図である。図5は、バイ
オセンサが測定器に挿入されている状態を示した図であ
る。
ート等からなる絶縁性の基板である。2は基板1の表面
全面に形成された、例えば金やパラジウム等の貴金属や
カーボン等の電気伝導性物質からなる電気伝導性層であ
る。3a、3b、3c、3dは電気伝導性層2に設けら
れたスリットである。4、5、6は電気伝導性層2をス
リット3a、3b、3c、3dにより分割することによ
り形成された電極であり、測定電極、対電極、および検
体が検体供給路内部に確実に吸引されたかを確認するた
めの検知電極である。
覆うスペーサである。8はスペーサ7の前縁部中央に設
けられた検体供給路を形成する長方形の切欠部である。
9は電極端子を露出する開口部であり、スペーサ7に形
成した透孔9a、9b、9cよりなる。
定電極4、対電極5、および検知電極6に酵素を含有す
る試薬を滴下によって塗布することで形成された試薬層
である。12はスペーサ7を覆う上カバーである。13
は上カバー12の中央部に設けられた空気孔である。1
4、15、16は測定電極4、対電極5、検知電極6の
電極端子である。17はバイオセンサである。18はバ
イオセンサを装着する測定器である。19はバイオセン
サ17を挿入するための測定器18の挿入口である。2
0は測定結果を表示する測定器18の表示部である。2
1a、21b、21c、21d、21e、21fは測定
器18に内蔵され、電極端子14、15、16と接続さ
れるコネクタピンである。
薄膜を形成する方法であるスパッタリング法によって、
金やパラジウム等の貴金属薄膜の電気伝導性層2を形成
する。なお、電気伝導性層2は基板1の表面全面でな
く、電極を形成するのに必要な部分にのみ形成してもよ
い。
層2にレーザを用いてスリット3a、3b、3c、3d
を形成し、電気伝導性層2を測定電極4、対電極5、お
よび検知電極6に分割する。
有する電気伝導性層2を形成するのに必要なパターンが
予め配置された印刷板やマスキング版などを用いたスク
リーン印刷法やスパッタリング法などで、基板1上に電
極やスリット3a、3b、3c、3dを形成してもよ
い。なお、スリット3a、3b、3c、3dを電気伝導
性層2に設ける方法として、鋭利な先端を有する治具等
により、電気伝導性層2の一部分を削ってもよい。
4、対電極5、および検知電極6に、血糖値センサの場
合は、例えば酵素であるグルコースオキシダーゼと電子
受容体としてフェリシアンカリウム等からなる試薬を滴
下により塗布する。
電極6の電極の上に検体供給路を形成するための切欠部
8と各々の電極の端子14、15、16を測定器に内蔵
されているコネクタピン21aもしくは21d、21b
もしくは21e、21cもしくは21fと接続するため
の透孔9a、9b、9cを有するスペーサ7を設置す
る。
(a)のように、測定電極4、対電極5、検出電極6の
電極端子14、15、16上の、測定器18に内蔵され
ているコネクタピン21aもしくは21d、21bもし
くは21e、21cもしくは21fとの接続に必要な部
分のみを残すように設けられている。すなわちバイオセ
ンサ17が測定器18に対して装着を完了したときにの
み、コネクタピンと電極端子とが接触するように電極端
子のそれぞれは露出しており、この接続に不要な領域は
スペーサ7により覆われることで、バイオセンサの生産
工程内や、製品としてユーザが操作する上で起こり得
る、引っ掻きや擦れなどにより電極の端子表面に傷や汚
れが生じることを防ぐようにしている。
極端子に対応した透孔9a、9b、9cを設けずに、開
口部9を一体に設け、電極端子14、15、16と測定
器18に内蔵されているコネクタピンとの接続に必要な
部分を凹状に設けてもよい。
えば図4の(a)から(h)に示すような8通りの組合
わせが考えられる。これらの透孔9a、9b、9cが設
けられる位置の組合わせで、測定器18に製造ロット毎
の出力特性の違いを補正するための補正データの情報を
判別可能とする。
(コネクタピン21a、21b、22cと接続される位
置)に3つの透孔9a、9b、9cを並列して設けた場
合は製造ロット番号1番の出力特性を持つバイオセンサ
とし、図4(b)のバイオセンサの後方(コネクタピン
21d、21e、21fと接続される位置)に3つの透
孔9a、9b、9cを並列して設けた場合は製造ロット
番号2番の出力特性を持つバイオセンサとする。
置する。ここで、スペーサ7の切欠部8の一端は、上カ
バー12に設けられた空気孔13に通じている。なお、
測定電極4、対電極5、および検出電極6の電極上にス
ペーサ7を形成した後に、測定電極4、対電極5、及び
検出電極6の切欠部8から露出している部分に試薬を滴
下することにより試薬層11を形成してもよい。
カバー12を貼り合わせて一体化した後に、透孔9a、
9b、9cを形成したものを、測定電極4、対電極5、
および検知電極6の電極の上に設置してもよい。(この
場合、カバー12にも同様の位置に透孔9a、9b、9
cが存在することになる。)バイオセンサで検体を測定
する場合は、まず、バイオセンサ17の電極端子14、
15、16を測定器18の挿入口19に挿入する。電極
端子14、15、16はスペーサに設けられた透孔9
a、9b、9cにより開放されているため、測定器18
に内蔵されたコネクタピン21aもしくは21d、21
bもしくは21e、21cもしくは21fと接続され
る。
供給路の入口10に供給すると、空気孔13によって毛
細管現象で一定量の検体が検体供給路内に吸引され、対
電極5、測定電極4、検知電極6上に達する。電極上に
形成されている試薬層11が、検体である血液で溶解
し、試薬と検体中の特定成分との間に酸化還元反応が生
じる。ここで検体供給路内部に正しく検体が供給されて
いれば、対電極5と検知電極6との間に電気的変化が生
じる。これによって検知電極6まで検体が吸引されてい
ることを確認する。なお、測定電極4と検知電極6との
間にも電気的変化が生じるので、これによって検知電極
6まで検体が吸引されていることを確認してもよい。
定時間、検体と試薬との反応を促進させた後、測定電極
4と、対電極5もしくは対電極5および検知電極6の両
方に一定の電圧を印加する。血糖値センサなので、グル
コース濃度に比例した電流が発生し、その値を測定器1
8は測定する。
電極6の各電極での電気的変化を測定器18はスペーサ
7上に設けられた透孔9a、9b、9cから露出してい
る電極の端子14、15、および16よりコネクタピン
21aもしくは21d、21bもしくは21e、21c
もしくは21fを通じて感知する。
測定極4、対電極5、および検知電極6の各電極の透孔
9a、9b、9cから露出している電極端子14、1
5、16がどの位置にあるのかを調べる。
い場合には電気的な導通が得られず、透孔があれば電気
的な導通が得られる。例えば、コネクタピン21a、2
1b、21cに電気的な導通が確認され、21d、21
e、21fに電気的な導通が確認されない場合は、製造
ロット番号1のバイオセンサである、図4(a)に示す
状態なので、測定器18は、予め記憶している製造ロッ
ト番号1の出力特性に対応する補正データと前記測定し
た電流値とから血糖値を求めて、該血糖値を表示部20
に表示する。
1cに電気的な導通が確認されず、21d、21e、2
1fに電気的な導通が確認された場合には、製造ロット
番号2の出力特性に対応する補正データと前記測定した
電流値とから血糖値を求めて、該血糖値を表示部20に
表示する。
した構成においても、その形成位置を変えることで、製
造ロット番号を判別できるよう構成できることは言うま
でもない。
ついて述べたが、試薬層11の成分および検体を変える
ことで、血糖値センサ以外のバイオセンサとして、例え
ばラクテートセンサやコレステロールセンサ等に使用で
きる。その場合にも、開口部9の位置によってラクテー
トセンサやコレステロールセンサの出力特性に対応する
補正データの情報を測定器が判別可能であるようにして
おけば、測定器18は予め記憶しているラクテートセン
サやコレステロールセンサの出力特性に対応する補正デ
ータと電流値とから測定値をもとめて表示部20に表示
する。
るバイオセンサについて述べたが、電極の数がそれ以外
の場合でもかまわない。
を必要に応じて任意に変えることにより、判別可能な組
合わせの数を容易に増やすことができる。
ンサによれば、電極端子表面が外的な要因などにより損
傷や汚染されることがなく、検体を測定する場合にバラ
ツキのない正確な測定ができるという効果を有する。さ
らには、電極端子上のコネクタピンとの接触位置が高精
度に規制できるため、電極抵抗値の安定した高精度なバ
イオセンサを提供できる。
に基づくバイオセンサの種別を、開口部の位置で検出す
ることで、操作者による補正チップ等を用いた補正デー
タの入力力操作が必要がなく、煩わしさや操作ミスを防
ぎ、正しい結果を得ることができる。
作成工程順に示す斜視図
位置関係を示す平面図
位置関係を示す平面図
斜視図
とを示す斜視図および平面図
ネクタ
Claims (9)
- 【請求項1】 表面に電気伝導性層が形成された絶縁基
板上を部分的に覆うようにカバーを配置することによ
り、試料液中の特定成分を試薬との反応により検出する
ための電極と、前記電極での反応により生じる電流値を
外部の測定器に接続して読み取るための電極端子とを形
成したバイオセンサにおいて、 前記電極端子は、前記バイオセンサの測定器に対する装
着が完了した状態において、測定器の接続端子との接続
に必要な領域のみが露出するものとなるように、前記カ
バーに開口部が形成されていることを特徴とするバイオ
センサ。 - 【請求項2】 絶縁基板の表面全面にわたって形成され
た電気伝導層にスリットを入れて分割することにより、
少なくとも測定電極と対電極とからなる電極が形成され
るとともに、電極端子もそれら電極に対応して分割形成
されることを特徴とする請求項1に記載のバイオセン
サ。 - 【請求項3】 バイオセンサは細長い小片であり、電極
端子は前記バイオセンサの一端から離れた位置に形成さ
れるよう、カバーに開口部が設けられていることを特徴
とする請求項1または2に記載のバイオセンサ。 - 【請求項4】 開口部は、カバーに設けられた透孔であ
ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の
バイオセンサ。 - 【請求項5】 開口部は、カバーに設けられた透孔であ
り、前記透孔は、少なくとも測定電極及び対電極に対応
した電極端子毎に形成されていることを特徴とする請求
項2に記載のバイオセンサ。 - 【請求項6】 バイオセンサの種別に応じて、開口部が
互いに異なる位置に形成されていることを特徴とする請
求項1から5のいずれかに記載のバイオセンサ。 - 【請求項7】 センサの種別は、製造ロット毎または試
薬の種類に応じて異なることを特徴とする請求項6のい
ずれかに記載のバイオセンサ。 - 【請求項8】 カバーは、電極上に試料液を導くための
切欠部と電極端子を形成するための開口部とを形成した
スペーサと、前記切欠部の上部を覆って試料液を保持す
る空間を形成するための上カバーとからなることを特徴
とする請求項1から7のいずれかに記載のバイオセン
サ。 - 【請求項9】 電気伝導性層は、スパッタリングにより
形成されることを特徴とする請求項1から8のいずれか
に記載のバイオセンサ。
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JP2000179654A JP4576672B2 (ja) | 2000-06-15 | 2000-06-15 | バイオセンサ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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