JP2001355598A - 建物用送風撹拌装置および建物用換気システム - Google Patents

建物用送風撹拌装置および建物用換気システム

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JP2001355598A
JP2001355598A JP2000173367A JP2000173367A JP2001355598A JP 2001355598 A JP2001355598 A JP 2001355598A JP 2000173367 A JP2000173367 A JP 2000173367A JP 2000173367 A JP2000173367 A JP 2000173367A JP 2001355598 A JP2001355598 A JP 2001355598A
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良幸 横峯
Manabu Suzuki
学 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、広い範囲に送風が可能な送風撹拌装
置、およびこの送風撹拌装置を用いた建物用換気システ
ムを提供する。 【解決手段】 本発明は、1個のモーターおよびファン
と、このファンの周りに配置された環状のファンケーシ
ングとを備える建物用送風撹拌装置であって、前記ファ
ンケーシングを、ファンの回転軸方向に複数段に仕切っ
て分割し、複数段の環状のケーシング部分を形成し、各
ケーシング部分に周方向にほぼ等間隔をおいて、2〜6
本のボリュート空気通路を形成し、ボリュート空気通路
の空気流入口と排出口の周方向の形成位置を、各段のケ
ーシング部分で変位させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物用送風撹拌装
置および建物用換気システムに関し、さらに詳細には、
1個のモーターおよびファンと、このファンの周りに配
置されたファンケーシングとを備える建物用送風撹拌装
置、およびこの建物用送風撹拌装置を用いた建物用換気
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建物用換気装置、例えば、床下あ
るいは天井裏の換気装置は、自然通気式の通気法による
通気口、特に、北側の通気口にのみ換気装置を配設し
て、南側の通気口から、比較的暖かい空気を床下あるい
は天井裏の内部へ自然通風式と事実上同じ方法によって
空気を流入させ、そして北側の通気口から上記換気装置
により床下と天井裏の内部の空気を外部へ強制的に放出
させる形式を採っていた。このような、通気形式の場合
には、流体の性質上、南側の通気口と北側の通気口との
間の最も近いところに空気は集まって流れ、流路を形成
し、そこから離れた場所、特に隅の部分では、空気の移
動が事実上生じないで長い間空気が停滞する。そのため
に、湿気がこもり、土台の腐朽の原因となる。
【0003】そこで、床下あるいは天井裏の隅の部分の
換気を十分に、そして、確実になし、湿気溜まりの空気
を全て排除し得るようにすることを課題として、本件特
許出願の出願人の代表者は、実用新案登録第25502
25号において、次のような床下と天井裏の換気装置を
提案した。
【0004】すなわち、上記床下と天井裏の換気装置
は、床下或いは天井裏の基礎の外枠部分、またはその両
方の外枠部分の内部の適切な位置に送風装置を配設し、
その送風装置から送り出される風の流路を、送風ガイド
と、その送風ガイドを支持するガイド支持部材とにより
前記送風装置の周囲に多方向に形成し、その送風ガイド
とガイド支持部材とにより床下或いは天井裏の基礎の外
枠部分の隅の部分にまでも送風し得るようにしたことを
特徴とするものである。
【0005】上記適切な位置に配設された送風装置は下
方から空気を吸い込み、水平方向に向けて吹出口から空
気を放出させる。その送風装置から送り出される空気の
流路を、送風ガイドと、その送風ガイドを支持するガイ
ド支持部材とで形成し、ファンの回転方向に沿って空気
が流れ得るように流路を形成したので、その送風ガイド
とガイド支持部材とにより案内される空気は、床下或い
は天井裏の基礎の外枠部分の隅の部分にまで確実に送ら
れるという利点がある。
【0006】上記の従来の送風装置は、モーターにより
駆動されるシロッコファン、ラジアルファンまたはター
ボファンであるファン、およびこのファンの周りに配置
された環状のファンケーシングを備え、このファンケー
シングには、ファンケーシングの内周から外周に貫通し
て延びる4〜6本のボリュート空気通路が形成されてい
る。そして、この送風装置においては、ファンにより静
圧を高められた空気を上記ボリュート空気通路を介して
その排出口から接線方向に排出するものである。
【0007】したがって、従来の送風装置においては、
上記排出口からの排出風の間隔が90度から72度と離
れており、360度まんべん無く送風撹拌され難く、上
記の停滞空気(高湿空気)の拡散が十分できない恐れが
あった。
【0008】送風装置の周囲にできるだけまんべん無く
送風する方法の一つとして、ファンケーシングに上記の
ボリュート空気通路を7本以上設けて、排出口同士の角
度的間隔を小さくする方法が考えられるが、このような
送風装置にあっては、一般的にその直径が200〜40
0mm程度であるので、上記ボリュート空気通路の通路
長が十分で無くなり、静圧が低下し、排出風の速度が落
ちるため、遠くまで風が到達せず、撹拌の範囲(面積)
が狭くなってしまうという問題点が生じてしまう。
【0009】なお、送風装置の上記ボリュート空気通路
の通路長を十分に長く保った状態で、ボリュート空気通
路の本数を7本以上設置する他の方法としては、径を大
きくする方法が存在するが、コストアップに繋がるとと
もに、サイズが大きくなるため、設置場所に制限が生ず
る恐れがあり、得策ではない。同様にファンを2個以上
使用する方法も考えられるが、これもコストアップに繋
がり得策ではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、安
価で、広い範囲に送風が可能な送風撹拌装置、およびこ
の送風撹拌装置を用いた建物用換気システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の課題は、
本発明の下記構成(1)〜(7)により達成される。 (1) 1個のモーターおよびファンと、このファンの
周りに配置された環状のファンケーシングとを備える建
物用送風撹拌装置であって、前記ファンケーシングを、
ファンの回転軸方向に複数段に仕切って分割し、複数段
の環状のケーシング部分を形成し、各ケーシング部分に
周方向にほぼ等間隔をおいて、3ないし6個のボリュー
ト空気通路を形成し、ボリュート空気通路の空気流入口
と排出口の周方向の形成位置を、各段のケーシング部分
で変位させたことを特徴とする建物用送風撹拌装置。 (2) 各ケーシング部分が、2〜6個のボリュート空
気通路を備えた上記(1)の建物用送風撹拌装置。 (3) 上面パネル、下面パネルおよび周囲のグリルを
有し、前記ファンケーシングに着脱自在に取り付けられ
る外装ケースを備えた上記(1)または(2)の建物用
送風撹拌装置。 (4) 上記複数段のファンケーシング部分に設けられ
たボリュート空気通路が平面でみて、全体として角度的
にほぼ等間隔に配置されている上記(1)〜(3)のい
ずれかの建物用送風撹拌装置。 (5) 前記ファンケーシングまたは外装ケースに取り
付けられた取り付け用ブラケットまたは支持脚により、
建物の所定位置に設置されるようになっている上記
(1)〜(4)のいずれかの建物用送風撹拌装置。 (6) 前記ファンケーシングの下部には、前記ファン
ケーシングまたは外装ケースに設けられたベルマウスを
有する空気吸い込み部が設けられており、この空気吸い
込み部に、この空気吸い込み部から吸い込まれた空気
を、ほぼ等分に各段のケーシング部分に誘導する風量ガ
イドが設けられている上記(1)〜(5)のいずれかの
建物用送風撹拌装置。 (7) 建物内の空間の排気口に換気ファンを設け、該
建物内の空間の通気口から吸い込まれた空気が前記排気
口へ向けて流れるようにして、通気すると共に、この通
気によっても停滞する箇所の空気を、上記(1)〜
(6)のいずれかの送風撹拌装置の送風により撹拌、流
動して、停滞空気を前記換気ファンに向けて誘導するこ
とにより、前記停滞空気を強制的に排気するようにした
建物用換気システム。
【0012】
【発明の作用・効果】本発明の建物用送風撹拌装置にお
いては、ファンケーシングを複数段に仕切って分割し、
複数段の環状のケーシング部分を形成し、各ケーシング
部分に周方向にほぼ等間隔をおいて、複数本、好ましく
は2〜6本のボリュート空気通路を形成し、このボリュ
ート空気通路の空気流入口と排出口の形成位置を、各段
のケーシング部分で変えた(上記複数段のファンケーシ
ング部分に設けられたボリュート空気通路が平面でみ
て、全体として角度的にほぼ等間隔に配置されているこ
とが好ましい)構造となっているので、風速を好ましい
範囲に維持しつつ、従来のものより広角的(広範囲)に
送風することができ、空気の滞留を広い範囲で防止でき
る。
【0013】このため、本発明の送風撹拌装置を高湿の
床下や天井裏に設置すれば、従来より広い範囲での停留
する高湿空気を拡散し、低湿空気にできる。これによっ
て、特に、床下に設置した場合には、全体的に家屋材特
に木材の含水率を低下することができるので、該家屋材
の腐朽を防ぎ、また、シロアリなどの被害を防止でき
る。更に、天井裏に設置すれば、夏場の高温高湿の温熱
環境を緩和することができるとともに、冬場の結露も防
止できる。
【0014】また、ファンとモーター自体は、従来と同
様1つでよいので、コスト的にも抑えることができる。
さらに、全体の直径を従来のものとほぼ同程度にするこ
とができるので、設置場所も従来のものと同様制限され
ることがない。
【0015】本発明の建物用送風撹拌装置は、通常の住
宅の他、工場、動植物の育成用の建物例えば温室等にも
用いることができ、例えば、植物育成用の温室の天井に
用いた場合には、温室内の湿度、温度がほぼ均一になり
作物がまんべんなく風を受けるので、生育が安定する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ、
本発明の建物用送風撹拌装置の好ましい実施の形態につ
いて説明する。図1は、本発明の一実施形態の建物用送
風撹拌装置の縦断面図である。
【0017】図1に示された建物用送風撹拌装置Fは、
送風撹拌装置本体10(図2)を有しており、その外部
には安全性の確保、外観意匠上の観点から外装カバーC
が設けられていることが望ましい。
【0018】上記送風撹拌装置本体10は、その中央部
にシロッコファン、ラジアルファンまたはターボファン
であるファン12を備えている。このファン12は、そ
の周囲部にファン羽根12aを有し、その上方に設けら
れたモーター14の下方に延びる駆動軸16に固定さ
れ、該駆動軸16によって回転駆動される。
【0019】また、上記ファン12の周りには、ほぼ環
状のファンケーシング18が配置されている。このファ
ンケーシング18は、上記ファン羽根12aより僅かに
大きな高さを有するものであるが、その内部をその高さ
方向すなわち駆動軸方向に水平方向に延びる環状の仕切
板20により複数段に分割され、複数の環状(ドーナツ
状)のケーシング部分22、24に分割されている。図
においては、2段のものを示したが、それ以上であって
もよい。
【0020】各ケーシング部分22、24は、図3に示
したように、複数本、好ましくは2〜6本のボリュート
空気通路22a、24aを備えている。なお、ボリュー
ト空気通路の設置本数は、ファンケーシング16の直径
が大きい場合には、7本以上であってもよい。各ケーシ
ング部分22、24における複数本のボリュート空気通
路22a、24aは、図3から明らかなように、ケーシ
ング部分の周方向に角度的にほぼ等間隔をおいて配置さ
れており、上記ファン羽根に対する形状が、風量・風速
が大きくなるように、流体力学に基づいたボリュート曲
線に形成されている。
【0021】上記ボリュート空気通路22a、24a
は、それぞれ各ケーシング部分22、24の内周側部に
設けられた空気流入口22b、24b、外周側部に設け
られた空気排出口22c、24cを備えており、これら
の空気流入口22b、24bおよび空気排出口22c、
24cの周方向の形成位置が、各段のケーシング部分で
変位されている。空気排出口22c、24cの周方向の
形成位置が、各段のケーシング部分で変位されていれ
ば、ファンケーシング18が一段の場合に比べて、送風
撹拌装置本体10の送風の角度範囲が広がるが、好まし
くは、2段の場合には、図3に示したように、上方視
で、同一のケーシング部分の隣り合った空気排出口の間
のほぼ中央部に他のケーシング部分の空気排出口が配置
されていることが好ましい。すなわち、全ボリュート空
気通路で見て、各ボリュート空気通路が角度的に同間隔
で配置されていることが好ましい。
【0022】図1〜図3の例においては、2段で、上下
のケーシング部分が各4本のボリュート空気通路を備え
たものを示したが、上下のケーシング部分が備えるボリ
ュート空気通路の数は異なっていても良い。
【0023】上記ファンケーシング18の下部には、フ
ァン12に空気を良好に導入するためのベルマウスを備
えた空気吸い込み部26が設けられている。このベルマ
ウス自体の形状等は従来のものと同じであってよいの
で、これ以上の説明は省略する。なお、図1に示した例
においては、図面の都合上、ベルマウスを外装ケースC
に設けた例を示したが、ファンケーシング18に設けて
よいことは勿論である。
【0024】上記空気吸い込み部26には、上記駆動軸
16と同心状に形成された円筒状の風量ガイド28が設
けられていることが好ましい。この風量ガイド28は、
空気導入部24のベルマウスが終わった上部高さ位置か
ら上方に延び上記仕切板20のわずかに下方位置で上端
が終わっていることが望ましい。風量ガイド28が無い
場合には、上記空気吸い込み部26から吸い込まれた空
気は、上段側のケーシング部分に向かって比較的多くの
部分が誘導されてしまうが、この風量ガイド28を設け
ることにより、上下段のケーシング部分に誘導される空
気量がほぼ同程度となる。この効果を更に強めるには、
上記風量ガイド28の上端に、外に広がったフランジ
(図示せず)を設けることが好ましい。
【0025】上記風量ガイド28は、上記目的のため、
空気吸い込み部26の開口直径の60〜75%程度の位
置に配置することが好ましい。
【0026】図1に示した例においては、上記駆動軸1
6を片持ち状のものとして示したが、モーターの大きさ
によっては、ファンケーシング18または外装ケースC
に軸受けを設け、これによって、駆動軸16の自由端部
を枢支してもよい。
【0027】上記外装ケースCは、取り扱い上の安全性
の向上や虫や鼠が内部に潜入するのを防止する機能をは
たし、さらには外観意匠を向上させるためのものであ
り、上面パネルC1、下面パネルC2、側面グリルC3
および上面パネルC1に取り付けられた取り付け用ブラ
ケットC4を備えていることが好ましい。この外装ケー
スCは、側面グリルC3の模様を種々準備しておき、ユ
ーザーの好み等によって変えることが出きるようにして
おくことが好ましい。側面グリルC3の模様の一例を図
4に示した。
【0028】次に、図5を参照しつつ、上記建物用送風
撹拌装置Fを用いた建物用換気システムSを、建物の床
下換気システムとして説明する。
【0029】通常、本発明の建物用換気システムSにお
いては、図5に示したように、床下の内部空間を形成す
る囲壁101および区枠壁102の所望位置に通気口1
03を形成し、主として、南側の通気口103を吸入用
換気口とする。北側の排気口104には、本発明の送風
撹拌装置Fとは別に設けた排気用床下換気ファン105
を取付ける。その排気用床下換気ファン105の近く
で、床下の基礎の外枠部分の内側の適切な位置に位置す
る大引または根太に、本発明の送風撹拌装置Fを、上記
取り付けブラケットC4を利用して取付けビス等で取り
付け、その反対側に設けた通気口103から吸い込まれ
た空気が排気口104に向けて流れるようにし、本発明
の送風撹拌装置Fにより四隅に停滞している空気を拡
散、流動させ、床下換気ファン105へ向けて誘導し、
その停滞している空気を強制的に排気口104から排気
させ、床下の換気を促すように構成した床下強制換気シ
ステムである。
【0030】本発明の送風撹拌装置Fは、上記外装ケー
スCに、3本ないし4本の支持脚(図示せず)を取り付
けておき、これにより土台面等に固定してもよい。な
お、特にこのように土台面等に固定する場合には、本発
明の送風撹拌装置Fは、上下を逆にして設置するように
してもよい。
【0031】本発明は、床下の内部空間の中央部或いは
その他の適宜位置に位置する根太に本発明の送風撹拌装
置Fを取り付け、その送風撹拌装置とは別に設けた排気
用床下換気ファン105を排気口104に取り付け、そ
の反対側に設けた通気口103に吸い込まれた空気が排
気口104へ向けて流れるようにし、前記送風撹拌装置
Fにより四隅に停滞している空気を拡散、流動させ、排
気用床下換気ファン105へ向けて誘導し、その停滞空
気を強制的に排気口104から排気させ、床下の換気を
促す換気システムであるので、床下の四隅に停滞してい
る空気を排気させることにより、床下の湿気を除去し、
木部の腐朽を防止できる効果がある。
【0032】また、本発明の送風撹拌装置Fは、ブラケ
ットC4等を用いて取り付けビス等により根太等に取り
付けられるものであるので、その取り付けが簡単であ
り、床下の使用空間の広さや形状の異なる場所に対して
でもその送風撹拌装置Fを適数、適所に容易に取り付け
ることができる効果がある。
【0033】上記のような効果は、家屋の天井裏、温
室、畜舎等においても同様に得ることができる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の建物用送風撹拌装置の一例の垂直断
面図である。
【図2】 図1に示した建物用送風撹拌装置の送風撹拌
装置本体のみの斜視図である。
【図3】 図1の線III−IIIに沿う断面図である。
【図4】 図1に示した建物用送風撹拌装置の特に外装
ケースを示す正面図である。
【図5】 本発明の建物用換気システムの一例である床
下換気システムを説明するための床下空間の水平断面図
である。
【符号の説明】
F 建物用送風撹拌装置 S 建物用換気システム 10 送風撹拌装置本体 12 ファン 14 モーター 16 駆動軸 18 ファンケーシング 20 仕切板 22 ケーシング部分 24 ケーシング部分 22a ボリュート空気通路 24a ボリュート空気通路 22b 空気流入口 24b 空気流入口 22c 空気排出口 24c 空気排出口 26 空気吸い込み部 28 風量ガイド C 外装ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DB02 FA12 FA17 FA26 LA01 NA03 NB01 ND01 3H034 AA02 AA14 BB02 BB06 BB19 CC03 DD04 DD05 DD16 EE18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個のモーターおよびファンと、このフ
    ァンの周りに配置された環状のファンケーシングとを備
    える建物用送風撹拌装置であって、前記ファンケーシン
    グを、ファンの回転軸方向に複数段に仕切って分割し、
    複数段の環状のケーシング部分を形成し、各ケーシング
    部分に周方向にほぼ等間隔をおいて、複数個のボリュー
    ト空気通路を形成し、ボリュート空気通路の空気流入口
    と排出口の周方向の形成位置を、各段のケーシング部分
    で変位させたことを特徴とする建物用送風撹拌装置。
  2. 【請求項2】 各ケーシング部分が、2〜6個のボリュ
    ート空気通路を備えた請求項1の建物用送風撹拌装置。
  3. 【請求項3】 上面パネル、下面パネルおよび周囲のグ
    リルを有し、前記ファンケーシングに着脱自在に取り付
    けられる外装ケースを備えた請求項1または2の建物用
    送風撹拌装置。
  4. 【請求項4】 上記複数段のファンケーシング部分に設
    けられたボリュート空気通路が平面でみて、全体として
    角度的にほぼ等間隔に配置されている請求項1〜3のい
    ずれかの建物用送風撹拌装置。
  5. 【請求項5】 前記ファンケーシングまたは外装ケース
    に取り付けられた取り付け用ブラケットまたは支持脚に
    より、建物の所定位置に設置されるようになっている請
    求項1〜4のいずれかの建物用送風撹拌装置。
  6. 【請求項6】 前記ファンケーシングの下部には、前記
    ファンケーシングまたは外装ケースに設けられたベルマ
    ウスを有する空気吸い込み部が設けられており、この空
    気吸い込み部に、この空気吸い込み部から吸い込まれた
    空気を、ほぼ等分に各段のケーシング部分に誘導する風
    量ガイドが設けられている請求項1〜5のいずれかの建
    物用送風撹拌装置。
  7. 【請求項7】 建物内の空間の排気口に換気ファンを設
    け、該建物内の空間の通気口から吸い込まれた空気が前
    記排気口へ向けて流れるようにして、通気すると共に、
    この通気によっても停滞する箇所の空気を、請求項1〜
    6のいずれかの送風撹拌装置の送風により撹拌、流動し
    て、停滞空気を前記換気ファンに向けて誘導することに
    より、前記停滞空気を強制的に排気するようにした建物
    用換気システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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