JP2001354370A - 乗客の避難の場合にエレベータのケージの位置を信号で伝える装置 - Google Patents

乗客の避難の場合にエレベータのケージの位置を信号で伝える装置

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JP2001354370A JP2001116786A JP2001116786A JP2001354370A JP 2001354370 A JP2001354370 A JP 2001354370A JP 2001116786 A JP2001116786 A JP 2001116786A JP 2001116786 A JP2001116786 A JP 2001116786A JP 2001354370 A JP2001354370 A JP 2001354370A
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cage
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Eric Rossignol
エリツク・ロシフノール
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/34Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
    • B66B1/3492Position or motion detectors or driving means for the detector
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
    • B66B5/027Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions to permit passengers to leave an elevator car in case of failure, e.g. moving the car to a reference floor or unlocking the door

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗客の避難の場合の、エレベータケージの位
置を信号で伝える装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、乗客の避難の場合、エレベー
タ設備の昇降場ドア安全チェーンSCに連結される測定
回路MCを備えるエレベータケージ3の位置を信号で伝
える装置に関する。測定回路MCには、救助者に階E
1、E2でのエレベータケージ3の存在を表示する少な
くとも1つのLED25が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客の避難の場
合、階の昇降場ドアにおけるエレベータのケージの存在
を表示する信号装置を備える、エレベータのケージの位
置を信号で伝える装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ実用新案DE 296 15 9
21 U1には、危険な状態にあるエレベータの乗客を
避難させるのに使用することが可能な装置について記述
されている。この装置は、機械室のないエレベータ設備
のために設計され、駆動ユニットがエレベータシャフト
に配置されている。エレベータのケージが、シャフトで
動きが取れない場合、ブレーキは、手動で解除され、ケ
ージは、近くの階に到着することが可能になり、エレベ
ータの乗客は危険なくケージを出ることが可能になる。
ブレーキの作動は、昇降場ゾーンに置かれたアクチュエ
ータによって行われ、その昇降場ゾーンには、エレベー
タ制御ユニットも置かれている。避難に関していえば、
エレベータのケージは、荷重を有するケージとカウンタ
ウエイトとの間のアンバランスによって、電力がなくて
も移動できる。
【0003】周知の装置の問題は、ブレーキを作動する
人が、巻上げロープ、あるいは超過速度調速機ロープの
移動によって、エレベータのケージの移動を制御する必
要があることである。このような制御は、多くの経験と
注意とを必要とし、未経験の人には期待できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】請求項1に記載の本発
明は、上記に引用された問題のすべてを解決する装置を
提案し、危険なく、エレベータの乗客の安全な避難を可
能にする装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の利点は、避難手
順が容易であり、未経験の人によっても実行できるとい
う事実から分かる。別の利点は、ロープの移動、その結
果として、ケージの移動を制御するのに、シャフトの壁
のウインドウが必要とされないことである。さらに、ロ
ープのマーキングが必要とされない。本発明に関してい
えば、シャフトにおける追加のコンポーネントが必要と
されず、エレベータ設備の従来のコンポーネントだけが
使用されている。
【0006】本発明は、例証として示され、したがっ
て、本発明を制限するものでない添付の概略図面を参照
とするいくつかの実施形態を用いて、以下に記述されて
いる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、機械室のないエレベータ
設備を示している。本発明による装置は、従来の機械室
を有するエレベータ設備にも適用することが可能であ
る。駆動綱車2を有するエレベータ駆動ユニット1は、
ロープ6によってエレベータシャフト5内でエレベータ
ケージ3とカウンタウエイト4とを上下に移動させる。
駆動ユニット1は、駆動制御ユニット7によって制御さ
れる。エレベータケージ3は、ガイドレール8に沿って
移動する。エレベータ制御ユニット10を備える制御キ
ャビネット9は、昇降場ドア11近くの階E2の上方に
配置されている。エレベータ制御ユニット10は、駆動
制御ユニット7に、かつ移動ケーブル12を介してエレ
ベータのケージ3に連結されている。エレベータ制御ユ
ニット10は、エレベータのケージ3の移動を制御し、
エレベータ設備の安全を確実にする。制御キャビネット
9内には、さらに、たとえば、軸方向に剛直なチューブ
を有する機械式動力伝達要素14の一部である回転可能
な要素、あるいはハンドル13が設置されている。動力
伝達要素14の1つの端部は、ハンドル13に連結さ
れ、動力伝達要素14のもう1つの端部は、駆動綱車2
に連結可能である。図1の例示において、エレベータの
ケージ3は、2つの階E1とE2との間を移動する。3
つ以上の階を、ケージ3により利用できることは明らか
である。ドアゾーンには、ドアゾーン要素15が配設さ
れている。図1の実施形態において、ドアゾーン要素1
5は、各昇降場ドア11の上部に配置されており、それ
らは、エレベータのケージ3の上に、好ましくはケージ
ドア17の上に配置される対応する作動要素16との相
互作用によって作動される。ケージ3が階E1、E2に
到着すると、対応する作動要素16が、ドアゾーン要素
15と相互作用する。その結果、所定の階におけるケー
ジの存在が検出される。ケージ3の検出は、次に、後述
されるように、エレベータ制御ユニット10に連絡/伝
達される。ドアゾーン要素15と、ケージ3の対応する
作動要素16との間の相互作用は、たとえば、機械的
に、電気的に、あるいは磁気的に行うことが可能であ
る。
【0008】好ましい実施形態において、ドアゾーン要
素15は、各昇降場ドア11に配置される昇降場ドア安
全接点18(図2参照)と相互に作用する。すべての昇
降場ドア安全接点18は、直列に連結され、エレベータ
設備の安全を管理する従来の安全チェーンSCの一部を
なす。昇降場ドア安全接点18の状態は、階E1、E2
におけるケージ3の存在を信号で送るために、本発明の
信号装置によって利用される。
【0009】図2は、当業者には周知であり、本発明の
避難装置によって使用されることが好ましい従来の昇降
場ドアロックシステムを示している。昇降場ドア11
は、昇降場ドア11がロックされると閉じられ、昇降場
ドア11がロックされないと開かれる昇降場ドア安全接
点18にリンクされるロック19を有している。昇降場
ドア11は、ドアゾーン要素15として作用する2つの
ローラ20を有し、ケージドア17には、対応する作動
要素16として作用する2つのクランプ21が設けられ
ている。昇降場ドア11のロック解除は、昇降場ドアロ
ックシステムに取り付けられる2つのローラ20を押し
離すケージドア17の2つのクランプ21によって作動
される。ケージドア17がロックされるとき、すなわ
ち、ケージが電力の作用下にあるとき、2つのクランプ
21は閉じられ、2つのローラを押圧しない。ケージド
アがロック解除される(電力の作用なし)とき、2つの
クランプ21は開き、昇降場ドアをロック解除する2つ
のローラを押圧し、昇降場ドア安全接点18は、開かれ
る。
【0010】図3は、本発明の信号装置に使用される測
定回路MCの概念図を示している。測定回路MCは、小
さなプリント基板PCBの上にあり、エレベータ制御ユ
ニット10の従来の電気ボードに一体化されている。測
定回路MCは、昇降場ドア安全接点18の開放を検出し
て、信号で伝えるための対物レンズを有している。この
表示は、エレベータが故障の場合、乗客の手動避難を実
行する救助者によって必要とされる。安全チェーン供給
部22は、安全チェーンSCのすべての安全チェーン接
点SCCに直列に連結されている。すべての昇降場ドア
安全接点18は、直列に連結され、結果として安全チェ
ーンSCの一部であるドア接点CCのチェーンを形成す
る。ドア接点CC(第1の測定ポイントA)のチェーン
の始めに、そして安全チェーンSCと地電位PE(ゼロ
電位)との間に、第1の結合コンデンサC1を有する周
波数発生器23を備える給電回路SUが連結されてい
る。周波数発生器23は、さらに、バッテリ、あるいは
蓄電池24に連結されている。ドア接点CC(第2の測
定ポイントB)のチェーンの終りに、かつ安全チェーン
SCと地電位PEとの間に、発光ダイオード(LED)
25と第2の結合コンデンサC2とから構成される第1
の検出回路FDが連結されている。LED25に、反対
の方向にダイオードDiが配置されている。第1の検出
回路FDは、2つのLEDでも作用する。必要な場合、
コンデンサC1、C2は、図に示されていない抵抗器に
も直列に連結できる。
【0011】すべての昇降場ドア11がロックされると
き、ドア接点CCのチェーンは、閉じられる。ケージ3
がドアゾーン内にあるとき、たとえば、図2に開示され
るような機械式システムが、ケージドア17と昇降場ド
ア11との間で結合を行い、ケージドア17がロック解
除されるとき、機械式システムは、昇降場ドアをもロッ
ク解除する。ケージドアオペレータに電力がないとき、
ケージドア17はロック解除されない。この原理によれ
ば、ケージ3がドアオペレータにおいて電力なしでシャ
フト5内を移動する場合、ケージ3がドアゾーン内に到
着すると、ケージドア17は昇降場ドア17をロック解
除し、昇降場ドア安全接点18は開く。昇降場ドア安全
接点18の開放を測定することによって、ケージがドア
ゾーン内にあるときを検出することが可能である。
【0012】ドア接点CCのチェーンの開放を測定する
ために、信号が、ドア接点CC(ポイントA)のチェー
ンの始めに導入され、第1の検出回路FDが、ドア接点
CC(ポイントB)のチェーンの終りに信号の存在を検
出する。主電力がある場合、接点CCのチェーンの始め
に導入される信号は、安全チェーン供給部22それ自体
であることがあり、あるいは、主電力がない場合、バッ
テリによって給電される周波数発生器23によって与え
られる信号になることがある。周波数発生器信号は、安
全チェーンSCの低周波数を有する通常電圧に対して周
波数発生器23を保護する第1の結合コンデンサC1に
よって安全チェーンSCに導入される。このように、周
波数発生器23は、安全チェーンSCに永続的にステー
連結することが可能である。バッテリをオンにするため
の作動スイッチ26(図4を参照)は任意である。第1
の検出回路FDの第2の結合コンデンサC2は、安全チ
ェーンSCの通常電圧に対してLED25を保護し、第
1の検出回路FDが永続的に連結されることを可能にす
る。第1の検出回路FDおよび周波数発生器信号は、第
1の検出回路FDが通常の安全チェーン給電信号および
周波数発生器信号の両方の入力信号で作用できるように
画定される。結合コンデンサC1、C2は、周波数依存
抵抗器として作用する。これらの抵抗は、周波数が高く
なると低くなる。
【0013】図4は、第1の実施形態における測定回路
MCの回路図を示している。接点CCのチェーンは、小
型バッテリ24によって給電される。バッテリ24は、
作動スイッチ26によって作動することが可能である。
原則的に、図4の回路図は、図3の回路図に似ており、
相違点は、第3の測定ポイントCに配置される第2の検
出回路SDにあり、ドア接点CCのチェーンの始めのポ
イントCは、第1の測定ポイントAと同一の電位にあ
る。第2の検出回路SDは、給電回路SUに並列に配置
されている。第2の検出回路SDは、安全チェーンSC
と地電位PEとに連結され、第2の検出回路SDには、
追加のLED27と第3の結合コンデンサC3とが設け
られている。追加のLED27に、反対の方向に追加の
ダイオードDi’が配置されている。ここでも、2つの
LEDを使用することが可能である。必要な場合、第3
のコンデンサC3を、図示されていない別の抵抗器に直
列に連結することも可能である。
【0014】オペレーションにおいて、第2の検出回路
SDの追加のLED27は、測定回路MCが作用してい
ることを示し、第1の検出回路FDのLED25は、ケ
ージ3が階にないことを表示し、すなわちLED25が
オンであるなら、ケージは階になく、LED25がオフ
なら、ケージは階にあることを表示する。
【0015】エレベータ設備には、制御キャビネット9
に配置される、図示されていないリコール制御ステーシ
ョンを設けることができる。リコール制御ステーション
は、たとえば、アップダウンボタンで作動することが可
能である。
【0016】エレベータのシャフト5には、従来のよう
に、シャフト5における位置を認識するために、エレベ
ータのケージ3によって使用される、図示されていない
シャフト情報要素KSが設けられている。シャフト情報
要素KSは、たとえば、ケージ3が減速ゾーン内にある
のか、あるいはドアゾーン内にあるのかを示す機能を果
たしうる。このようなシャフト情報要素KSに連結され
る表示装置IDは、制御キャビネット9の電気ボードに
配置されている。表示装置IDは、ケージがドアゾーン
内にあるとき、およびケージが2つの減速ポイント間に
あるときの2つの場合に点灯する。表示装置は、別のL
EDでもよい。
【0017】図4の実施形態に関していえば、避難手順
は、下記のステップを含んでいる。 主電力のない場合、 − 作動スイッチ26によってバッテリ24をオンにす
る。バッテリは連結される。 − LED25と追加のLED27とをチェックするこ
とによって、制御キャビネット9からゆっくりケージ3
を移動する。追加のLED27がオンの場合、装置は作
用している。 − LED25がオフになるまでケージを移動する。こ
れは、ケージが階にあることを表示する。 − バッテリ24をオフにする。 主電力を有する場合、 − バッテリ24をオンにする必要なし。バッテリ24
は安全チェーン供給部22とともに動作するが、オンに
されても問題を生じない。 − LED25と追加のLED27をチェックする。 − LED25がオフになるまで、リコール制御ステー
ションを用いてケージ3を移動する。LED25がオフ
になることを確かめるために、リコール制御ステーショ
ンを解放する必要がある。 − ドアゾーンを見つけるために、ケージ3を一度に1
0cm移動するか、あるいは、シャフト情報要素KSの
表示装置IDの別のLEDがオンなら、それを見る。 − リコール制御ステーションの解放によって、第1の
検出回路FDのLED25がオフにならないなら、次の
シャフト情報要素KSまでリコール制御ステーションを
用いてケージを移動し続ける。次に、ボタンを解放し、
LED25をチェックする(この時オフでなければなら
ない)。
【0018】図5は、第2の実施された実施形態におけ
る測定回路の回路図を示している。第1の検出回路FD
は、オプトカプラー28とインバータトランジスタ29
とによって第2の結合コンデンサC2に連結される1つ
のLED25で構成されている。インバータトランジス
タ29は、ドアゾーンにおいてLED25を点灯させ、
ドアゾーンの外側で消灯させる働きをする。このよう
に、階におけるケージ3の存在の表示は、明瞭な方法で
信号で伝えられる。第2の結合コンデンサC2は、測定
回路MCが、2つの信号で、すなわち安全チェーン供給
部22の信号と周波数発生器23の信号とでほぼ同一の
定格電流を受けるような大きさにされる。第2の検出回
路SDは、信号の存在を、すなわち、測定回路MCの機
能性をチェックするために、第3のポイントCで接点C
Cのチェーンの入力に連結されている。周波数発生器2
3は、エレベータの非常用電源装置30(12VDC)
によって給電される。非常用電源装置30と周波数発生
器23との連結は、安全チェーンSCの一部でないの
で、連結は、制御キャビネット9内のハンドルクラッチ
システムによって作動される二重安全接点31によっ
て、通常オペレーションで切断される。ハンドル13が
係合されると、二重安全接点31は、非常用電源装置3
0を周波数発生器23に連結し、測定回路MC後、すな
わち、第2の測定ポイントB後、安全チェーンSCを開
く。これにより測定回路MCが、必要とされないとき
に、非常用電源装置30を放電することが回避される。
二重安全接点31が、非常用電源装置30を切断すると
測定回路MC後、安全チェーンSCが閉じられるので安
全チェーンSCは使用可能となる。二重安全接点31が
非常用電源装置30を連結すると、安全チェーンSC
は、測定回路MC後、切断される。この場合、安全チェ
ーンSCは必要とされず、エレベータは、実際には手動
で作動される。第1の検出回路FDのLED25は、リ
コール制御ステーション手順を処理するために、非常用
電源装置30によって、永続的に給電される。オプトカ
プラー28は、非常用電源装置30を安全チェーンSC
から電気的に絶縁するために必要とされる。
【0019】この実施形態において、2つの避難手順が
可能である。 a)主電力があり、リコール制御ステーションが使用可
能であり、かつ作用している場合、リコール制御ステー
ションを用いる。 b)主電力がなく、あるいは手順a)が作用しない場
合、手動によるハンドル13を用いる。
【0020】手動ハンドル13を用いての避難 − 手動ハンドル13を係合する。 − 第2の検出回路の追加のLED27が、オンである
ことをチェックする。 − 第1の検出回路のLED25が、オンになるまで、
好ましい方向にハンドル13を回転させ、(ケージ荷重
に応じて)ケージ3を移動する。 − 昇降場ドア11を手動で開くことが可能になり、乗
客は避難することが可能になる。
【0021】リコール制御ステーションによる避難 リコール制御ステーションの場合、ケージ3が移動する
と、ケージドア17がロックされるので、階に到着する
ことによって昇降場ドア11はロック解除されず、LE
D25がオンであることを確かめることができない。こ
の点を解決するために、上述のような電気ボード(プロ
セッサPCB)に積載のシャフト情報要素KSの表示装
置IDを使用することが必要である。
【0022】手順は下記の通りである。 − 追加のLED27が、オンであることをチェックす
る。 − リコール制御ステーションを連結し、リコールモー
ドに切り替える。 − 電気ボードの表示装置IDの別のLEDが、オンに
なるまで、アップダウンボタンを押すことによって、ケ
ージ3を移動する。 − アップダウンボタンを解放し、LED25をチェッ
クする。 − LED25が、オンなら、ケージは乗降ゾーンにあ
り、昇降場ドアは、手動で開くことが可能であり、乗客
は、避難することが可能である。 − LED25が、オフなら、次のシャフト情報要素ま
でケージ3を移動することによって、手順を繰り返す
(第3のステップからこの手順を繰り返す)。
【0023】測定回路は、下記の必要条件に関して作ら
れるべきである。 − 装置は、安全チェーンSCに並列に連結できない。 − 測定回路は、電力を用いて、および電力を用いない
で作用することが可能でなければならない。 − 救助者は、回路を作動するために、特別の活動を行
なう必要はない。 − ドアゾーン表示におけるケージは、明瞭な方法で表
示されるべきである。
【0024】LED25および追加のLED27のため
に、赤のLEDおよび黄色のLEDをそれぞれ使用する
ことが可能であり、その逆も可能である。LED25、
27は、低消費電力LEDであり、これらは、1mAの
電流で作用することが好ましい。コンデンサおよび抵抗
器は、1mAの電流が、LEDを作動するため常に流れ
ることが可能なように選択される必要がある。
【0025】下記には、測定回路MCのコンポーネント
の値を見出すための計算方法の例が示されている。
【0026】結合コンデンサC1、C2、C3の値は、
通常安全チェーン供給部(U、F )が、第1の検出
回路FDのLED25において定格電流Iを生成するよ
うな値であり、Uは、通常安全チェーン供給部の電圧
であり、Fは、通常の安全チェーン供給部の周波数で
ある。
【0027】C2=1/(2πFZ)であり、Z=U
/Iである。
【0028】追加のLED27において同一電流になる
ために、C3=C2であり、C1=C2を選択する。
【0029】発生器23の周波数は、通常安全チェーン
供給部がないとき、LED25において定格電流Iを生
成するような周波数でなければならない。
【0030】{1/(2πFC1)+1/(2πF
C2))×I=U =I/(πC2U) ただしUは、周波数発生器出力信号の電圧であり、F
は、周波数発生器出力信号の周波数である。
【0031】たとえば以下を選択する。 I=1 mA U=5 Vrms U=110 Vrms F=50Hz 上記の式では、 C2=29 nF F=2200 Hz である。
【0032】本発明の実施形態は、上記の例に制約され
るものではなく、添付の特許請求の範囲内での様々な変
更が可能であることは当業者には明らかである。たとえ
ば、LEDの代わりに、(抵抗器および/またはコンデ
ンサのように)測定回路との必要な適合を有することが
明らかな白熱電球、あるいはフィラメント電球を、使用
することが可能である。音響信号を供給することも可能
である。音響信号は、光信号に追加して、あるいは光信
号の代わりに使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による避難装置を有するエレ
ベータ設備を示している。
【図2】本エレベータのドアロックシステムの詳細を示
している。
【図3】本発明の信号装置の回路概念図を示している。
【図4】本発明の実施形態による信号装置の回路図を示
している。
【図5】本発明の別の実施形態による信号装置の回路図
を示している。
【符号の説明】
1 駆動ユニット 2 駆動綱車 3 エレベータのケージ 4 カウンタウエイト 5 エレベータシャフト 6 ロープ 7 駆動制御ユニット 8 ガイドレール 9 制御キャビネット 10 エレベータ制御ユニット 11 昇降場ドア 12 移動ケーブル 13 回転可能な要素/ハンドル 14 動力伝達要素 15 ドアゾーン要素 16 対応する作動要素 17 ケージドア 18 昇降場ドア安全接点 19 ロック 20 ローラ 21 クランプ 22 安全チェーン供給部 23 周波数発生器 24 バッテリ/蓄電池 25 LED 26 作動スイッチ 27 追加のLED 28 オプトカプラー 29 インバータトランジスタ 30 非常用電源装置 31 二重安全接点 A 第1の測定ポイント B 第2の測定ポイント C 第3の測定ポイント C1 第1の結合コンデンサ C2 第2の結合コンデンサ C3 第3の結合コンデンサ CC ドア接点のチェーン Di ダイオード Di’ 追加のダイオード FD 第1の検出回路 ID 表示装置 KS シャフト情報要素 MC 測定回路 PE 地電位 SC 安全チェーン SCC 安全チェーン接点 SD 第2の検出回路 SU 給電回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客の避難の場合、エレベータのケージ
    (3)の位置を信号で伝える装置であって、階(E1、
    E2)の昇降場ドア(11)におけるエレベータのケー
    ジ(3)の存在を表示する信号装置を備え、信号装置
    が、エレベータのケージ(3)の到着によって作動され
    る少なくとも1つのドアゾーン要素(15)によって作
    動される装置。
  2. 【請求項2】 信号装置が、エレベータ制御ユニット
    (10)の電気ボードに一体化されたプリント基板の上
    に測定回路(MC)を備えている請求項1に記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 測定回路(MC)が、エレベータの安全
    チェーン(SC)に連結されている請求項1または2の
    いずれか一項に記載の装置。
  4. 【請求項4】 測定回路(MC)が、第1のコンデンサ
    (C1)を有する周波数発生器(23)および/または
    第2のコンデンサ(C2)を有する第1の検出回路(F
    D)が設けられる給電回路(SU)を備え、各給電回路
    (SU)および第1の検出回路(FD)が、安全チェー
    ン(SC)および地電位(PE)に連結されている請求
    項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 測定回路(MC)が、安全チェーン(S
    C)と地電位(PE)とに連結される第3のコンデンサ
    (C3)を有する第2の検出回路(SD)を備えている
    請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 ドアゾーン要素(15)が、安全チェー
    ン(SC)の昇降場ドア安全接点(18)と相互に作用
    する請求項3に記載の装置。
  7. 【請求項7】 ドアゾーン要素(15)が、エレベータ
    のケージ(3)に配置される対応する作動要素(16)
    によって作動される請求項1から6のいずれか一項に記
    載の装置。
  8. 【請求項8】 測定回路(MC)に、階におけるエレベ
    ータのケージの存在を表示する光信号(25、27)が
    提供される請求項1から7のいずれか一項に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 光信号が、少なくとも1つのLED(2
    5、27)からなる請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 測定回路(MC)が、バッテリあるい
    は蓄電池によって給電される請求項1から9のいずれか
    一項に記載の装置。
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