JP2001353773A - ポリカーボネート樹脂発泡容器の製造方法及びポリカーボネート樹脂発泡容器 - Google Patents

ポリカーボネート樹脂発泡容器の製造方法及びポリカーボネート樹脂発泡容器

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JP2001353773A
JP2001353773A JP2000180016A JP2000180016A JP2001353773A JP 2001353773 A JP2001353773 A JP 2001353773A JP 2000180016 A JP2000180016 A JP 2000180016A JP 2000180016 A JP2000180016 A JP 2000180016A JP 2001353773 A JP2001353773 A JP 2001353773A
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Yoshihisa Ishihara
義久 石原
Yasushi Terui
泰 照井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリカーボネート発泡シートを容器体に熱成
形する場合に独立気泡率の低下が少ない熱成形方法を提
供する。 【解決手段】 見掛け密度0.12〜0.6g/cm3
び独立気泡率65%以上のポリカーボネート樹脂発泡シ
ートを、加熱ゾーンで加熱して、成形可能な状態に軟化
させた後に、成形ゾーンで熱成形する工程を含んでなる
ポリカーボネート樹脂発泡容器を製造する方法におい
て、(i)前記加熱ゾーン内でポリカーボネート樹脂発
泡シート表面を400℃/分以下の速度で昇温させ、
(ii)前記成形ゾーン内で該発泡シートの表面温度を1
90℃±20℃の範囲に保持しながら熱形成する、こと
を特徴とする独立気泡率が50%以上であるポリカーボ
ネート樹脂発泡容器を製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芳香族ポリカーボ
ネート樹脂発泡シートの熱成形によるポリカーボネート
樹脂発泡容器の製造方法及びポリカーボネート樹脂発泡
容器に関する(以下、ポリカーボネート樹脂を単にPC
ともいう)。
【0002】
【従来の技術】見掛け密度0.12〜0.4g/cm3
び独立気泡率65%以上のPC発泡シート及びそのよう
なシートを容器形状に熱成形することが特開平8−18
3054号公報や特開平8−252851号公報に記載
されている。そして、そのようなPC発泡シートは良好
な熱成形性を示し、得られた成形容器は水やお湯に対
し、優れた耐透水性を示すものである。しかしながら、
本発明者等の研究によると、前記成形容器に、油分を含
む液状の食品を収納した場合、独立気泡率の高いシート
を使用して熱成形して得られた容器であっても内溶液が
容器壁を通して外部に漏れだすことがあるということが
判明した。容器に充填した食品が油分を多く含む液状食
品でその温度が60℃以上の場合には例外なく容器壁を
通して外に漏れだすことも分かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、PC発泡シ
ートを容器体に熱成形する場合に独立気泡率の低下が少
ない熱成形方法を提供すること、並びに容器に充填した
食品が油分を多く含む液状物品であってその温度が60
℃でも容器壁から外部へ液漏れのしないPC発泡容器を
提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、見掛け密度0.12
〜0.6g/cm3及び独立気泡率65%以上のポリカー
ボネート樹脂発泡シートを、加熱ゾーンで加熱して、成
形可能な状態に軟化させた後に、成形ゾーンで熱成形す
る工程を含んでなるポリカーボネート樹脂発泡容器を製
造する方法において、(i)前記加熱ゾーン内でポリカ
ーボネート樹脂発泡シート表面を400℃/分以下の速
度で昇温させ、(ii)前記成形ゾーン内で該発泡シート
の表面温度を190℃±20℃の範囲に保持しながら熱
形成する、ことを特徴とする独立気泡率が50%以上で
あるポリカーボネート樹脂発泡容器を製造する方法が提
供される。また、本発明によれば、ポリカーボネート樹
脂発泡体からなる見掛け密度0.12〜0.6g/cm3
の容器であって、該容器の独立気泡率が50%以上であ
ることを特徴とするポリカーボネート樹脂発泡容器が提
供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で使用されるPC発泡シー
ト及びPC発泡容器を構成するポリカーボネート樹脂と
しては、(i)ホスゲン等のカルボニルハライド成分又
はジフェニルカーボネート等のカーボネート成分と、
(ii)ビスフェノール系化合物等の芳香族ジオール成分
または芳香族ジオール成分50モル%以上と他のジオー
ル成分50モル%以下からなるジオール成分から形成さ
れるポリカーボネート樹脂が挙げられる。特に、分子鎖
にジフェニルアルカンを有する芳香族ポリカーボネート
樹脂であって、且つASTM D−648に基づく、1
8.24MPa(18.6kgf/cm2)荷重の条件
で測定された熱変形温度が120℃以上のもの、好まし
くは125℃以上のもの、より好ましくは130〜17
0℃の芳香族ポリカーボネート樹脂は、耐熱性、切断加
工性及び耐割れ性に優れる上、耐候性及び耐酸性に優れ
ている点から好適である。このような分子鎖にジフェニ
ルアルカンを有する芳香族ポリカーボネート樹脂として
は、2,2−ビス(4−オキシフェニル)プロパン(別
名ビスフェノールA)、2,2−ビス(4−オキシフェ
ニル)ブタン、1,1−ビス(4−オキシフェニル)シ
クロヘキサン、1,1−ビス(4−オキシフェニル)イ
ソブタン、或いは1,1−ビス(4−オキシフェニル)
エタン等のビスフェノール系化合物から形成される芳香
族ポリカーボネート樹脂が例示される。尚、本発明で使
用されるPC発泡シート及びPC発泡容器を構成する基
材樹脂中にはポリカーボネート樹脂以外の他の熱可塑性
樹脂、熱可塑性エラストマーが、基材樹脂を100重量
%とした場合に、最大で50重量%含有することができ
るが、40重量%以下が好ましく、30重量%以下がよ
り好ましく、20重量%以下が更に好ましく、10重量
%以下が最も好ましい。
【0006】本発明の成形材料として用いられるPC発
泡シートは、見掛け密度0.12〜0.6g/cm3及び
独立気泡率65%以上である。PC発泡シートの独立気
泡率の上限は、通常、98%程度である。本発明では、
PC発泡シートの独立気泡率は75〜95%の範囲が好
ましい。該シートの見掛け密度が0.12g/cm3より
小さいと熱成形時に加熱時間を著しく長くとらなければ
ならず容器の生産性が極端に悪くなり、また、該シート
の見掛け密度が0.6g/cm3より大きいと断熱性の高
い容器が得られない。該シートの好ましい見掛け密度は
0.13〜0.5g/cm3であり、より好ましくは0.
14〜0.45g/cm3である。そしてまた、該シート
の独立気泡率が65%より小さいと、得られる成形容器
の独立気泡率の割合が小さく、本発明の目的が達成でき
ない。前記PC発泡シートは、特開平8−183054
号公報、特開平8−252851号公報等に記載の方法
によって得ることができる。たとえば、その製造の一例
を具体的に示すと、その分子量分布曲線において、高分
子領域にショルダーを持つ構造粘性指数(N値)1.4
0の分岐構造を持つ芳香族ポリカーボネート樹脂を基材
樹脂とし、該基材樹脂100重量部に対し、核剤として
タルク0.17重量部加えた原料を押出機に供給し加熱
溶融させた後、発泡剤としてn−ペンタンを0.17モ
ル/kgの割合で押出機中に圧入し、得られた溶融混練
物を押出機ダイス先端より円筒状に押出し、引取機にて
ラインスピードを調整して引取り、円柱状の冷却ドラム
で冷却後切開く。このようにして、見掛け密度0.24
0g/cm3、独立気泡率88%のPC発泡シートを得る
ことができる。
【0007】本発明で用いるPC発泡シートは、その製
造(押出し)直後にシート両面を充分に冷却したものが
好ましく、また、PC発泡シートの押出方向と幅方向の
熱変形率が−10%から+2%の範囲となるように、P
C発泡シートの引取速度とブローアップ比を調整したも
のが好ましい。なお、前記PC発泡シートの押出方向の
熱変形率R1及び幅方向の熱変形率R2は次式で定義され
る。 R1=((B1−A1)/A1)×100(%) (1) A1:気温25℃、相対湿度50%の雰囲気下における
200mm角シー トの押出方向の寸法 B1:雰囲気温度が170℃に設定されたオーブン中で
90秒加熱して気 温25℃、相対湿度50%の雰囲気下
に取出した直後の上記シート の押出方向の寸法 R2=((B2−A2)/A2)×100(%) (2) A2:気温25℃、相対湿度50%の雰囲気下における
200mm角シー トの幅方向の寸法 B2:雰囲気温度が170℃に設定されたオーブン中で
90秒加熱して気 温25℃、相対湿度50%の雰囲気下
に取出した直後の上記シート の幅方向の寸法
【0008】本発明の方法を実施するには、前記PC発
泡シートを、まず加熱ゾーンに送り、成形可能な状態に
昇温し、軟化させる。PC発泡シートの軟化は、PC発
泡シート表面の温度が170〜210℃となるように昇
温させることにより達成することができる。この場合、
前記PC発泡シート表面の昇温速度は400℃/分以
下、好ましくは300℃/分以下、より好ましくは25
0℃/分以下とする。昇温速度が400℃/分を超える
と得られる成形容器の独立気泡率が著しく低下する。な
お、昇温速度の下限は特に限定しないが、容器の生産効
率、作業性などの点で80℃/分以上であることが好ま
しい。通常は、100〜200℃/分の昇温速度が用い
られる。
【0009】本発明者らは、PC発泡シートの独立気泡
率とそれを熱成形して得られる容器の独立気泡率との関
係について研究したところ、PC発泡シートが高い独立
気泡率を有するものであっても、それを熱成形して得ら
れる容器の独立気泡率は大きく低下していることを見出
した。また、このように独立気泡率が大きく低下した容
器は、油分を多く含む液状食品を充填したときに、その
液状食品が器壁を通して漏出することを見出した。さら
に、本発明者らは、前記したように、PC発泡シートの
加熱ゾーンにおける昇温速度を特定範囲に保持するとと
もに、成形ゾーンにおける表面温度を前記特定範囲に保
持することにより、熱成形に際しての独立気泡率の大幅
な低下を防止し高い独立気泡率の容器が得られること及
びこのような高独立気泡率の容器では、前記したような
液状食品の容器壁を通しての漏出のないことを見出した
ものである。
【0010】また、前記PC発泡シートの昇温に際して
は、前記加熱ゾーンの雰囲気温度は190〜230℃の
範囲とするのが好ましい。190℃未満では加熱時間が
長くなりすぎて得られる成形容器表面に亀裂が発生しや
すくなり、また230℃を超えるとPC発泡シートの昇
温速度が速くなりすぎて、得られる成形容器の独立気泡
率が大きく低下してしまう。滞留時間は前記した範囲の
軟化温度が得られるように適宜定める。
【0011】前記昇温軟化されたPC発泡シートは、本
発明では、次に成形ゾーンで容器形状に熱成形する。こ
の場合、成形直前の軟化されたPC発泡シートの表面温
度は、これを190℃±20℃の範囲に、好ましくは1
90℃±10℃の範囲に保持する。成形直前の該シート
表面の温度が170℃を下回る場合には成形容器に亀裂
が発生しやすくなり、また210℃を上回る場合は得ら
れる容器の独立気泡率が大きく低下してしまう。
【0012】なお、前記成形ゾーンにおいては、得られ
る容器の絞り比が0.7以下、好ましくは0.5以下、
より好ましくは0.3以下となるように熱成形を行うの
が望ましい。ここで、容器の絞り比とは、容器開口部
(フランジ部は除く)の面積と同じ面積を持つ円の直径
をLとし、容器の高さをHとした場合のL/Hを意味す
る。
【0013】前記のようにして得られる熱成形物は、通
常、多数個の容器がそのフランジ部において連結された
形状となっているが、その場合は冷却後個々の容器に切
り離して容器とする。
【0014】本発明によって得られるPC発泡容器は、
独立気泡率がいずれも50%以上であり、また水及び6
0℃のカレーの透過性はいずれも「なし」の判定であっ
た。なお、ここで透過性とは、容器内に、3cmの高さ
に内容物(水又は60℃のカレールー)を充填し、1時
間後に容器壁を通して外へ内容物の漏れ出しがあったか
否かを「有り」「なし」で表現したものである。また、
本発明のPC発泡容器において、その見掛け密度は0.
12〜0.6g/cm3、好ましくは0.13〜0.5g
/cm3であり、より好ましくは0.14〜0.45g/
cm3である。
【0015】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳述する。 実施例1 見掛け密度0.235g/cm3、独立気泡率88%、厚
み2.2cm3、押出方向の熱変形率0%、幅方向の熱
変形率2.56%のPC発泡シートを、多数個取りの熱
成形機を用いて、加熱ゾーンの雰囲気温度210℃、加
熱ゾーン滞留時間60秒、昇温速度165℃/分、成形
ゾーンにおけるPC発泡シート表面温度190℃で、上
面直径145mm、下面直径100mm、深さ60mm
の丼型容器形状に真空成形した。得られた容器の物性は
表1記載の通りであった。
【0016】実施例2 実施例1において、PC発泡シートとして独立気泡率9
2%のものを用いるとともに、PC発泡シート表面の昇
温速度を120℃/分に保持した以外は同様にして実験
を行った。得られた容器物性を表1に示す。
【0017】比較例1〜4 表1に記載された物性の発泡シートを、加熱条件を変更
して実施例1と同様に真空成形した。得られた容器の物
性は表1記載のとおりであった。
【0018】また、PC発泡シートの独立気泡率及びP
C発泡容器の独立気泡率は以下のようにして測定した。 [PC発泡シートの独立気泡率]PC発泡シートの独立
気泡率は、ASTM−D2856−70に記載されてい
る手順Cに準拠し、東芝ベックマン株式会社の空気比較
式比重計930型を使用して測定(PC発泡シートから
縦25mm、横25mmのサイズに切断されたカットサ
ンプル(厚みはそのまま)の複数枚を重ねた場合に最も
25mmに近くなる枚数を同時にサンプルカップ内に収
容して測定)されたカットサンプルの真の体積Vxを用
い、次式により独立気泡率S(%)を計算し、N=3の
平均値で求めた。 S(%)=(Vx−W/ρ)×100/(Va−W/
ρ) Vx:上記方法で測定されたカットサンプルの真の体積
(cm3)であり、カットサンプルを構成する樹脂の容
積と、カットサンプル内の独立気泡部分の気泡全容積と
の和に相当する。 Va:測定に使用されたカットサンプルの外寸から計算
されたカットサンプルの見掛け上の体積(cm3)。 W:測定に使用されたカットサンプル全重量(g)。 ρ:カットサンプル(PC発泡シート)を構成する樹脂
の密度(g/cm3) [PC発泡容器の独立気泡率]PC発泡容器の独立気泡
率は、ASTM−D2856−70に記載されている手
順Cに準拠し、東芝ベックマン株式会社の空気比較式比
重計930型を使用して測定(発泡容器から縦25m
m、横25mmのサイズに切断されたカットサンプル
(厚みはそのまま)の複数枚を重ねた場合に最も25m
mに近くなる枚数を同時にサンプルカップ内に収容して
測定)されたカットサンプルの真の体積Vxを用い、次
式により独立気泡率S(%)を計算し、N=3の平均値
で求めた。 S(%)=(Vx−W/ρ)×100/(Va−W/
ρ) Vx:上記方法で測定されたカットサンプルの真の体積
(cm3)であり、カットサンプルを構成する樹脂の容
積と、カットサンプル内の独立気泡部分の気泡全容積と
の和に相当する。 Va:測定に使用されたカットサンプルの外寸から計算
されたカットサンプルの見掛け上の体積(cm3)。 W:測定に使用されたカットサンプル全重量(g)。 ρ:カットサンプル(発泡容器)を構成する樹脂の密度
(g/cm3
【0019】
【表1】
【0020】表1の結果によれば、得られた容器の独立
気泡率は本発明の実施例が50%以上であるのに対し、
比較例はいずれも10数%以下と低く劣っている。ま
た、60℃のカレールーの容器透過性についてみると、
本発明の実施例は透過性が「なし」であるのに対し、比
較例はいずれも「あり」であって本発明の容器として不
適当である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、PC発泡シートから独
立気泡率が50%以上という高独立気泡率のPC発泡容
器の製造方法が提供される。また、本発明による容器は
見掛け密度が0.12〜0.6g/cm3と比較的高発泡
であり、独立気泡率が50%以上であるため、カレール
ーなどの油分を含む液状の物品を収納して、そのまま加
熱しても内容物が漏れ出さないという優れた効果及び断
熱性に優れるという効果を奏するものであって、食品分
野をはじめ広範な産業分野において利用できるものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA20 BA26 BB04 CA07 CA12 CA20 EA12 FA10 4F208 AA28 AC03 AH58 AR06 AR08 MB01 MG13 MG22 MH06 MK08 MK13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見掛け密度0.12〜0.6g/cm3
    び独立気泡率65%以上のポリカーボネート樹脂発泡シ
    ートを、加熱ゾーンで加熱して、成形可能な状態に軟化
    させた後に、成形ゾーンで熱成形する工程を含んでなる
    ポリカーボネート樹脂発泡容器を製造する方法におい
    て、 (i)前記加熱ゾーン内でポリカーボネート樹脂発泡シ
    ート表面を400℃/分以下の速度で昇温させ、 (ii)前記成形ゾーン内で該発泡シートの表面温度を1
    90℃±20℃の範囲に保持しながら熱形成する、こと
    を特徴とする独立気泡率が50%以上であるポリカーボ
    ネート樹脂発泡容器を製造する方法。
  2. 【請求項2】 ポリカーボネート樹脂発泡体からなる見
    掛け密度0.12〜0.6g/cm3の容器であって、該
    容器の独立気泡率が50%以上であることを特徴とする
    ポリカーボネート樹脂発泡容器。
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