JP2001353584A - レーザ加工システム - Google Patents

レーザ加工システム

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JP2001353584A
JP2001353584A JP2000175790A JP2000175790A JP2001353584A JP 2001353584 A JP2001353584 A JP 2001353584A JP 2000175790 A JP2000175790 A JP 2000175790A JP 2000175790 A JP2000175790 A JP 2000175790A JP 2001353584 A JP2001353584 A JP 2001353584A
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Yoshinobu Sawada
善信 沢田
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Nippei Toyama Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ加工システム全体を小形化するととも
に、効率よくレーザ加工を行うことのできるレーザ加工
システムを提供すること。 【解決手段】 搬送部21の周囲に、圧入部22、レー
ザ溶接部23及びレーザ切断部24を順に配設する。レ
ーザ溶接部23及びレーザ切断部24の側方に、レーザ
発振器25を配置するとともに、レーザ溶接部23とレ
ーザ切断部24との間に切換部26を配置する。レーザ
発振器25からレーザ光導入管35を介して切換部26
にレーザ光を導き、レーザ溶接部23又はレーザ切断部
24にレーザ光を交互に導入させる。圧入部22でチュ
ーブ27とキャップ28とを圧入したワークWを、搬送
部21を介してレーザ溶接部23に搬送してレーザ溶接
を行い、再び搬送部21を介してレーザ切断部24でレ
ーザ切断を行って、ワークWを完成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工システ
ムに係り、詳しくは、複数の部品を組み付けてレーザ加
工を施すようにしたレーザ加工システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】レーザ溶接及びレーザ切断といった複数
のレーザ加工工程を経て完成されるワークは、従来、溶
接をレーザ溶接装置で行い、切断をこれとは別のレーザ
切断装置で行って製造されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、複数のレー
ザ加工装置が必要となり、ワークの搬送距離が長くなり
レーザ加工システム全体としては、大きなものとなって
いた。
【0004】ところで、製造工程のサイクルタイムは、
最も時間を要する工程に応じて定められる。そのため、
レーザ溶接やレーザ切断の加工時間が、ワークの搬送時
間よりも短い場合には、レーザ加工が終了しても、搬送
のための待機時間がかかり、効率よく短時間でワークを
加工することができなかった。
【0005】本発明は、このような従来の技術に存在す
る課題に着目してなされ、その目的とするところは、レ
ーザ加工システム全体を小型化するとともに、効率よく
レーザ加工を行うことのできるレーザ加工システムを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の部
品を組み付けてワークとする組付部と、レーザ光を出力
するレーザ発振器と、レーザ光によって前記ワークを溶
接するレーザ溶接部と、レーザ光によって前記ワークを
切断するレーザ切断部と、組付部、レーザ溶接部及びレ
ーザ切断部間でワークを搬送するワークテーブルを有し
た搬送部と、この搬送部と組付部、レーザ溶接部又はレ
ーザ切断部との間でワークの移し替えを行う移送部とか
ら構成され、前記ワークテーブルの周囲に、組付部、レ
ーザ溶接部及びレーザ切断部を、ワークの加工順に配置
させたレーザ加工システムである。従って、レーザ加工
システムを小形化することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のレーザ加工システムにおいて、前記組付部、レーザ溶
接部及びレーザ切断部が円周状に配置されているもので
ある。そのため、レーザ加工システムを小型にすること
ができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載のレーザ加工システムにおいて、前記レー
ザ発振器から出力されたレーザ光の出射方向を切換える
切換部を有し、単一のレーザ発振器によりレーザ光をレ
ーザ溶接部及びレーザ切断部のそれぞれに供給して、レ
ーザ溶接とレーザ切断とを交互に行うようにしたもので
ある。従って、レーザ発振器が1台なので、レーザ加工
システムを更に小型化できるとともに、レーザ光を有効
に使用することができ、効率よくワークを生産すること
ができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のレーザ加工システムにおいて、レーザ溶接部及びレー
ザ切断部の一方でレーザ加工が行われているとき、レー
ザ溶接部及びレーザ切断部の他方と搬送部との間で、ワ
ークの移し替えが行われるものである。従って、加工以
外の待機時間が少なく、時間を有効に使うことができる
ので、短時間で効率よく、ワークを加工することができ
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
何れかに記載のレーザ加工システムにおいて、前記組付
部は、ワークを圧入する圧入部であって、前記移送部
が、その圧入された複数組のワークを前記ワークテーブ
ルに供給するものである。従って、圧入で複数部品の組
み付けが行われ、迅速にワークを搬送することができ
る。また、圧入されたワークが複数組でワークテーブル
に供給されるので、より効率よくワークを加工すること
ができる。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のレーザ加工システムにおいて、前記ワークテーブル
は、圧入部から供給された複数組のワークを搬送すると
ともに、前記移送部が、前記ワークテーブルから前記レ
ーザ溶接部及びレーザ切断部のそれぞれに、ワークを複
数組で供給するものである。従って、圧入装置から供給
された複数組のワークを、そのままレーザ溶接及びレー
ザ切断をしているので、より効率よくワークを加工する
ことができる。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項3〜6の
何れかに記載のレーザ加工システムにおいて、前記レー
ザ切断部は、供給される複数組のワークにそれぞれ対応
する複数の加工ヘッドを備え、前記切換部によりレーザ
切断部へ供給されたレーザ光をそれぞれの前記加工ヘッ
ドに分光する分光部を前記レーザ切断部が備えているも
のである。従って、複数組のワークを同時にレーザ切断
することができるので、効率よくレーザ切断を行うこと
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を具体化したレーザ加工システムの第1の実施形態を図
1〜図11に従って説明する。
【0014】本実施の形態で製造するワークWは、図5
に示すように段付円板形状のキャップ28と中空の円筒
形状のチューブ27とから構成される。また、キャップ
28の小径部にはチューブ27が圧入され、チューブ2
7の縁部の箇所Sでチューブ27とキャップ28とが溶
接されて、チューブ27とキャップ28とが一体とされ
ている。更に、チューブ27には、スリット27aが設
けられ、このスリット27aとそれぞれ90度の位置に
孔27b,27cが設けられている。
【0015】本実施の形態におけるレーザ加工システム
は、図1に示すように、搬送部21と、圧入部22と、
レーザ溶接部23と、レーザ切断部24と、レーザ発振
器25とから構成されている。なお、圧入部22とレー
ザ溶接部23とレーザ切断部24とは、搬送部21の周
囲に、この順で配置されている。
【0016】搬送部21は、図9に示されるようにター
ンテーブル30と、そのターンテーブル30を回転駆動
させるための駆動部31とから構成されている。駆動部
31は、ターンテーブル30を90度ずつ割出す。ター
ンテーブル30は、円板状の基台32と、基台32の外
周部上に90度ごとに配設された4つのワーク支持台3
3とを備えている。
【0017】図1の中央に示されるように、レーザ溶接
部23とレーザ切断部24との間には、切換部26が配
設されており、この切換部26は、図6に示されるよう
に、2つの反射鏡36,37を内蔵している。切換部2
6は、レーザ光導入管35を介してレーザ発振器25に
接続されているとともに、反射鏡36,37に対応する
位置に、それぞれレーザ溶接部23及びレーザ切断部2
4に導かれるレーザ光導入管38a,38bが接続され
ている。反射鏡36はレーザ発振器25から出射された
レーザ光の光軸上に固定して配設されているが、レーザ
発振器25側に配設されている反射鏡37は昇降機構3
9により昇降可能とされている。そのため、反射鏡37
が下降している場合には、レーザ発振器25から切換部
26に導入されたレーザ光は、反射鏡36に反射して、
レーザ光導入管38aを介してレーザ溶接部23に導か
れる。他方、反射鏡37が上昇してレーザ光の光軸上に
位置した場合には、レーザ光は、この反射鏡37に反射
してレーザ光導入管38bを介してレーザ切断部24に
導かれる。
【0018】(圧入部22)次に、圧入部22について
図1、図2及び図8を参照して説明する。本実施の形態
における圧入部22は、図1においてターンテーブル3
0の左方に配置されている。圧入部22には、ガイド治
具41が配設され、エアシリンダ42により図2の左右
方向に、エアシリンダ43によりそれとは直交する方向
に移動される。ガイド治具41には、2つの孔41aが
形成されている。この孔41aは、ワークWの構成部品
であるチューブ27とキャップ28とを内嵌保持させる
ような形状となっている。
【0019】エアシリンダ42の近傍には、チューブホ
ッパ44が配設されており、この内部にチューブ27が
収容されている。チューブホッパ44は、図8に示され
るように段違いの載置部45a,45b,45cを有し
た2列の収容部45から構成されている。載置部45
a,45b,45cは、搬送部21側に向かって傾斜し
ている。載置部45a,45bの最下部には、押上部4
6,47を有したエアシリンダ48,49が配置されて
いる。なお、載置部45bの上方には、上板44bが配
置されており、上板44bは、載置部45bにキャップ
28が一層で並ぶように規制する。
【0020】載置部50には、2列のV溝51が形成さ
れている。このV溝51は、ガイド治具41が図2の実
線で示される最左の位置にあるときに、ガイド治具41
の2つの孔41aとそれぞれ対応する。そして、エアシ
リンダ52の動作により、載置部45cの最下部に至っ
たチューブ27をV溝51を介してガイド治具41の孔
41aに挿入させる。
【0021】図2において載置部50の右方には、押圧
作動部53が設けられており、この押圧作動部53は、
2つの液圧シリンダ54から構成されている。液圧シリ
ンダ54のロッドの先端には、押圧部54aが設けら
れ、これによりチューブ27及びガイド治具41を押圧
して、キャップ28の小径部をチューブ27内に圧入さ
せる。
【0022】図2において押圧作動部53の右方には、
2本の押出棒56を有したワーク取出装置55が設けら
れ、シリンダ58によって、ガイド治具41の孔41a
に貫通可能とされている。
【0023】押出棒56の先端に対応するように、保管
部59が配設されている。保管部59は、押出棒56に
よってガイド治具41の孔41aから押し出されたワー
クWを一時保管する。
【0024】エアシリンダ42の近傍には、ワークWの
構成部品であるキャップ28が収容されたキャップホッ
パ60及びパーツフィーダ61が設けられている。キャ
ップホッパ60内のキャップ28は、パーツフィーダ6
1からシュート63を介して、圧入受け64とガイド治
具41との間に供給される。ここに至ったキャップ28
は、押圧作動部53にガイド治具41及びチューブ27
が押圧されたときにチューブ27に圧入されるととも
に、ガイド治具41の孔41aに保持される。
【0025】ガイド治具41の図2の下方には、ガイド
治具41の移動範囲にわたってワークキャリア65が設
けられている。ワークキャリア65は、エアシリンダ6
7を備えているとともに、1対のチャック66を備えて
いる。そして、チャック66はエアシリンダ67によ
り、図2の左右方向に移動可能となっており、チャック
66は、保管部59に配置された2本のワークWをそれ
ぞれ把持して保管部59と搬送部21の1つの割出し位
置との間で移動可能となっている。
【0026】(レーザ溶接部23)次に、レーザ溶接部
23について、図1及び図3を参照して説明する。レー
ザ溶接部23は、加工ヘッド74を備えている。この加
工ヘッド74は、X方向、Y方向及びZ方向に移動可能
となっている。加工ヘッド74は、レーザ光導入管38
aを介してレーザ発振器25からのレーザ光が導入され
る。加工ヘッド74は、所謂凹面鏡であるパラボリック
ミラー75が内蔵されている。そのため、加工ヘッド7
4に導かれたレーザ光が、パラボリックミラー75に反
射して集光させられて、下方に配置されるワークWに照
射されて、レーザ溶接が行われる。
【0027】加工ヘッド74の下方には、保持台76が
配設されており、この保持台76の側方には、ロータリ
ユニット77が配設されている。このロータリユニット
77は、シリンダ78によってY方向に移動可能となっ
ているとともに、ワークWを把持するチャック79を1
対備えている。また、ロータリユニット77には、ワー
クWを把持した状態で、ワークWの軸線を中心としてワ
ークWを回転可能とするために、チャック79を回転可
能とする図示しない機構が備えられている。
【0028】搬送部21と保持台76との間には、レー
ザ溶接部23の移送部であるワークチェンジャ80が配
設されている。このワークチェンジャ80は、図9に示
すように、基台71に設けられ、軸81から相反する方
向に延びる1対のアーム82を有している。このアーム
82は、軸81を中心に90度ずつ割出し可能になって
いるとともに、1対のアーム82は、常に180度の関
係を保った状態で可動する。両アーム82の先端には、
2つのハンド部83がそれぞれ設けられており、これに
よりワークWを把持及びワーク離脱させる。従って、ワ
ークチェンジャ80は、搬送部21の割出し位置にある
ワークWと保持台76にあるワークWとの位置交換を行
う。
【0029】(レーザ切断部24)次に、レーザ切断部
24について、主として図4を参照して説明する。レー
ザ切断部24は、集光レンズ90を内蔵した2つの加工
ヘッド91(図7参照)を有している。この2つの加工
ヘッド91は、並列しており、一体でX方向及びY方向
に水平移動可能となっている。
【0030】レーザ光導入管38bと加工ヘッド91の
間には、分光部85が配設されており、この分光部85
は、ハーフミラー86及び反射鏡87を有している。ハ
ーフミラー86は、レーザ光導入管38bからのレーザ
光の光軸上に配置されている。また、反射鏡87は、こ
のハーフミラー86によって反射されたレーザ光の光軸
上に、反射される光がハーフミラー86を透過したレー
ザ光と所定の間隔をおいて平行となるように配置されて
いる。
【0031】加工ヘッド91の下方には、レーザ溶接部
23と同様に、保持台76が配置されている。そして、
この側方には、割出し装置97が配設されている。この
割出し装置97は、シリンダ78によってX方向に移動
可能となっているとともに、ワークWを把持するチャッ
ク79を1対備えている。また、割出し装置97のチャ
ック79には、ワークWを把持した状態でワークWを9
0度ごと回転させて割出し可能とするための図示しない
機構が備えられている。
【0032】保持台76を介して割出し装置97とは反
対側に、1対のプロテクタ94が回転可能に設けられて
いる。このプロテクタ94は、X方向に移動可能な支持
部95に支持されているとともに、図7に示すように細
長い形状をしており、割出し装置97にワークWが把持
された際に、ワークWのチューブ27に挿入可能となっ
ている。プロテクタ94には、切欠部94aが形成され
ているとともに、切欠部94aの反対側は、ホース96
を介して図示しない集塵器に接続されている。また、プ
ロテクタ94の下方には、切屑収容部98が設けられて
いる。
【0033】搬送部21とレーザ切断部24の保持台7
6との間には、レーザ溶接部23と同様に、移送部であ
るワークチェンジャ80が配設されている。更に、保持
台76と搬送部21との間で、ワークチェンジャ80の
割出し位置の直下方に、完成品収容箱99に続くシュー
ト99aが位置している。
【0034】次に、本実施の形態のレーザ加工システム
の作用について説明する。チューブホッパ44の収容部
45の載置部45aに、多量の円筒形状のチューブ27
が収容されているとともに、キャップホッパ60に、多
量の段付のキャップ28が収容されている。
【0035】チューブホッパ44の載置部45aの底面
の傾斜により、チューブ27はその最下部に位置する押
上部46上に集められる。そこで、エアシリンダ48が
一定周期ごとに押上部46を昇降させて、押上部46上
に載置された1つ又は複数のチューブ27を載置部45
bに供給する。載置部45bに供給されたチューブ27
は、収容部45の上板44dによって載置部45bの底
面に沿って一列に並べられる。そこで、エアシリンダ4
9が一定周期ごとに押上部47を昇降させて、載置部4
5bからチューブ27を載置部45cに供給する。これ
ら一連の動作が、図10の動作線図の搬送100に示す
動作にて行われる。
【0036】そして、載置部45cに移動したチューブ
27は、エアシリンダ48,49のロッドの前進101
によりV溝51にガイドされながら移動し、ガイド治具
41の孔41aに挿入される。なお、前進101が終了
すると、すぐにエアシリンダ48,49のロッドは、後
退102する。
【0037】ガイド治具41にチューブ27が供給され
ると、ガイド治具41は、エアシリンダ42によって図
2の右方に移動103される。移動103により押圧作
動部53に対応する位置(図2に二点鎖線で示される位
置)に至ったガイド治具41は、エアシリンダ43によ
り図2の下方に押圧104されて、ガイド治具41の孔
41aにキャップ28が挿入される。なお、このときま
でにキャップ28は、キャップホッパ60からパーツフ
ィーダ61のシュート63を介して所定の位置に搬送1
05されている。ガイド治具41内でキャップ28とチ
ューブ27とが位置したときに、押圧作動部53の液圧
シリンダ54のロッドが前進して、チューブ27を押圧
する。そして、チューブ27にキャップ28の小径部が
圧入106されて、チューブ27とキャップ28とを一
体化したワークWとなる。
【0038】圧入106が完了すると、押圧作動部53
の液圧シリンダ54のロッドが後退107され、これに
応じてエアシリンダ43のロッドも後退108する。再
びエアシリンダ42を作動させて、押出棒56に対応す
る図2の二点鎖線で示される位置に、ガイド治具41を
移動109させる。ここにガイド治具41が至ると、シ
リンダ58の押出棒56を前進110させて、押出棒5
6の先端でワークWを押して、ガイド治具41からワー
クWを抜くとともに、このワークWを保持部57に移
す。押出棒56が元の位置まで後退111した後、ガイ
ド治具41は図2の実線で示される位置まで後退112
する。これと同時に、保持部57のワークWがワークキ
ャリア65のチャック66により把持113される。そ
して、ワークキャリア65のエアシリンダ67のロッド
が図2の右方に前進114して、ワークWをターンテー
ブル30のワーク支持台33上に搬送し、ここでチャッ
ク66がワーク離脱115して、ワーク支持台33上に
ワークWが載置される。その後、エアシリンダ67のロ
ッドが後退116する。
【0039】ターンテーブル30に載置されたワークW
は、90度回転され、すなわち割出し117が行われ
て、圧入部22のワークキャリア65から供給されたワ
ークWが、レーザ溶接部23に近接した割出し位置に至
る。この割出し117が行われている間に、後述するレ
ーザ切断152が終了し、この終了と同時に、切換部2
6の昇降機構39が可動し、反射鏡37が昇降してレー
ザ光の光軸上から外れて、レーザ溶接部23へとレーザ
光導入管38aを介してレーザ光を導くように切換13
7が行われる。
【0040】次に、図1の二点鎖線及び図3で示される
位置にあるワークチェンジャ80が、90度回転して割
出し118を行い、ワークチェンジャ80の一対のアー
ム82のハンド部83が、図1の実線で示されるよう
に、それぞれ搬送部21のワーク支持台33及びレーザ
溶接部23の保持台76の上方に至る。ここで、ハンド
部83が搬送部21のワーク支持台33にある未溶接の
1対のワークW及びレーザ溶接部23の保持台76にあ
る溶接済みの1対のワークWを把持119する。そし
て、ワークチェンジャ80が90度回転して割出し12
0が行われ、図1の二点鎖線で示される位置で所定時間
停止121した後、再び90度回転して割出し122が
行われる。これにより、未溶接の1対のワークWがレー
ザ溶接部23の保持台76に、溶接済みの1対のワーク
Wが搬送部21のワーク支持台33に至る。ここでハン
ド部83がワーク離脱123し、未溶接のワークWが保
持台76に載置され、溶接済みのワークWが搬送部21
のワーク支持台33に載置されて、それぞれの位置の交
換が行われる。そして、ワークチェンジャ80は再び割
出し124を行い、図1の二点鎖線及び図3で示される
位置に戻る。
【0041】未溶接のワークWが、レーザ溶接部23の
保持台76に載置されると、シリンダ78が可動されて
ロータリユニット77が前進125し、ロータリユニッ
ト77の1対のチャック79が、未溶接の1対のワーク
Wを把持126する。その後、加工ヘッド74がX軸、
Y軸及びZ軸方向に移動され、加工ヘッド74側にある
ワークWの箇所Sに、レーザ光を照射してレーザ溶接を
行うのに適した位置に至る。そこで、レーザ発振器25
からレーザ光導入管35,38aを介して加工ヘッド7
4にレーザ光が導かれ、このレーザ光が、パラボリック
ミラー75に反射されて集光され、箇所Sに照射され
て、レーザ溶接128が行われる。このとき、ロータリ
ユニット77のチャック79が回転129して、ワーク
Wが回転する。そのため、ワークWのチューブ27とキ
ャップ28とが、チューブ27の周縁部においてレーザ
溶接される。
【0042】加工ヘッド74側にあるワークWのレーザ
溶接が完了すると、加工ヘッド74は保持台76に載置
された他方のワークWの箇所Sに移動130する。そし
て、そのワークWについても、同様にワークWが回転1
32されながら、レーザ溶接131が行われる。1対の
ワークWのレーザ溶接が完了すると、切換部26の昇降
機構39が上昇して、反射鏡37がレーザ光の光軸上に
配置され、レーザ切断部24へとレーザ光導入管38b
を介してレーザ光を導くように切換136が行われる。
同時に、加工ヘッド74がX軸、Y軸及びZ軸方向に後
退133するとともに、ロータリユニット77のチャッ
ク79がワーク離脱し、保持台76にレーザ溶接済みの
ワークWが載置される。次に、この保持台76上のワー
クWは、上述したようにワークチェンジャ80により把
持されて移動され、未溶接のワークWと交換されて、搬
送部21のワーク支持台33に載置される。
【0043】このようにレーザ溶接部23の近傍に位置
しているワーク支持台33にレーザ溶接済みのワークW
が載置されると、すぐにターンテーブル30の割出し1
17が行われ、これにより溶接済みの1対のワークW
は、レーザ切断部24の近傍の位置に至る。
【0044】そして、レーザ切断部24のワークチェン
ジャ80が図4に示されている位置から90度回転して
割出し138が行われ、ワークチェンジャ80のアーム
82のそれぞれが搬送部21のワーク支持台33及びレ
ーザ切断部24の保持台76の上方に至る。ここで、ハ
ンド部83が搬送部21のワーク支持台33にある未切
断の1対のワークW及びレーザ切断部24の保持台76
にある切断済みの1対のワークWを把持139する。そ
して、ワークチェンジャ80が90度回転して割出し1
40を行う。そして、ワークチェンジャ80のハンド部
83が図4で示される位置に至ると、保持台76から搬
送された完成済みのワークWを把持している一方のハン
ド部83だけがワーク離脱141され、完成したワーク
Wがシュート99aを介して完成品収容箱99内に収容
される。そして、再び90度回転して割出し142が行
われて、未切断の1対のワークWがレーザ切断部24の
保持台76に至り、ワークWを把持していたハンド部8
3がワーク離脱143して、未溶接のワークWが保持台
76に載置される。そして、ワークチェンジャ80は再
び割出し144を行い、図4で示される位置に戻る。
【0045】未切断の1対のワークWがレーザ切断部2
4の保持台76に至るとすぐに、シリンダ78が可動し
て割出し装置97が前進145し、割出し装置97のチ
ャック79が未切断ワークWを把持146する。同時
に、プロテクタ94が前進156して、ワークW内に挿
入され、位置決めのために少し後退157する。
【0046】次に、加工ヘッド91が、X軸、Y軸及び
Z軸方向に移動147し、割出し装置97のチャック7
9に把持されたワークW上にそれぞれ対応する位置に至
る。そして、加工ヘッド91からレーザ光がワークWに
照射され、1対のワークWに孔27bの切断148が同
時に行われる。このとき、プロテクタ94では、その切
欠部94aが、孔27bに位置しているとともに、ここ
からレーザ切断により生じたスパッタや廃棄物などが図
示しない集塵器に吸引される。
【0047】孔27bが形成されると、1対の割出し装
置97が同時に90度回転して割出し149を行い、ス
リット27aを形成する箇所を上方に位置させる。この
とき、プロテクタ94は回転せず、その切欠部94aは
スリット27aに対向している。そして、1対の加工ヘ
ッド91からレーザ光がワークWに照射され、レーザ切
断150が行われるとともに、プロテクタ94からスパ
ッタや廃棄物などが集塵器に吸引される。
【0048】そして、スリット27aが形成されると、
1対の割出し装置97が同時に割出し151を行う。そ
のため、孔27cを形成する箇所が上方に位置し、これ
に回転していないプロテクタ94の切欠部94aが対向
する。そして、加工ヘッド91からレーザ光がワークW
に照射され、プロテクタ94の切欠部94aを介して上
記集塵器に吸引されながら、レーザ切断152が行われ
る。
【0049】スリット27a及び孔27b,27cが形
成されて、すべてのレーザ切断が完了すると、加工ヘッ
ド91が後退153する。同時に、割出し装置97のチ
ャック79がワーク離脱して、保持台76にワークWを
載置させ、割出し装置97がシリンダ78によって後退
155する。このとき、プロテクタ94は後退158し
て、180度回転して、プロテクタ94の切欠部94a
を下方に向け、切欠部94aに残留していた廃棄物を切
屑収容部98に廃棄する。
【0050】保持台76に載置された切断済みで完成品
となった1対のワークWは、上述したように、ワークチ
ェンジャ80のハンド部83で把持139されて、完成
品収容箱99に収容される。
【0051】上記実施形態のレーザ加工システム20に
よれば、以下のような特徴を得ることができる。 (a)上記実施の形態では、ターンテーブル30の周囲
に、圧入部22、レーザ溶接部23及びレーザ切断部2
4を、ワークの加工順に配置させたので、レーザ加工シ
ステム20全体を小さくすることができる。
【0052】(b)上記実施の形態では、レーザ溶接及
びレーザ切断に用いるレーザ光を出射するレーザ発振器
25を1つとし、レーザ溶接とレーザ切断とを交互に行
うようにしたので、レーザ加工システムを小形化できる
とともに、レーザ光を有効に利用でき、効率よくワーク
Wを生産することができる。
【0053】(c)上記実施の形態では、レーザ溶接部
23でレーザ溶接が行われているときには、レーザ切断
部24ではワークチェンジャ80が可動してワークWの
移し替えが行われる。そして、レーザ切断部24でレー
ザ切断が行われているときには、レーザ溶接部23では
ワークチェンジャ80が可動してワークWの移し替えが
行われるようにした。そのため、時間を有効に使うこと
ができ、短サイクルで、ワークWの加工を行うことがで
きる。
【0054】(d)上記実施の形態では、ワークWを圧
入する圧入部22を組付部とし、圧入部22から2つの
ワークWを1対としてターンテーブル30に供給するよ
うにした。そのため、圧入部22において部品であるチ
ューブ27とキャップ28とが一体的になるため、搬送
中にばらばらになる恐れが少なく、迅速にワークを搬送
することができるとともに、1対でターンテーブル30
に供給されるので、より効率よくワークを加工すること
ができる。
【0055】(e)上記実施の形態では、ターンテーブ
ル30は、圧入部22から供給された2つのワークを1
対で搬送するとともに、移送部であるワークチェンジャ
80が、ターンテーブル30からレーザ溶接部23及び
レーザ切断部24のそれぞれに、1対でワークWを供給
するようにしたので、効率よくワークWを加工すること
ができる。
【0056】(f)上記実施の形態では、レーザ切断部
24に設けた切換部26によって、レーザ切断部24の
2つの加工ヘッド91にそれぞれレーザ光を分光して導
入するようにした。従って、2つのワークWを同時にレ
ーザ切断することができるので、効率よくレーザ切断す
ることができる。
【0057】(g)上記実施の形態では、レーザ発振器
25からのレーザ光をそのままレーザ溶接部23の加工
ヘッド74に導いてレーザ溶接を行い、レーザ発振器2
5からのレーザ光を分光部85により分光してレーザ切
断部24の加工ヘッド91に導いてレーザ切断を行っ
た。そのため、レーザ発振器25は、本実施の形態では
大きい出力を必要とする溶接に必要な最低限のパワーの
レーザ光を発振するものとすることができるので、レー
ザ発振器25をなるべく小さいものとすることができ
る。従って、レーザ加工システム全体を小さくすること
ができる。
【0058】(h)上記実施の形態では、圧入部22、
レーザ溶接部23及びレーザ切断部24を円周状に配置
させたので、加工システム全体をより小さくすることが
できる。
【0059】(第2の実施形態)以下、本発明を具体化
したレーザ加工システムの第2の実施形態を図12に従
って説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形
態の搬送部21のターンテーブル30を直線状のワーク
テーブル160に変更したものであるため、同様の部分
については上記第1実施の形態と同一の符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0060】搬送部21は、ワークテーブル160を有
しており、このワークテーブル160上には、所定間隔
ごとにワーク支持台33が配置されている。ワークテー
ブル160には、ワーク支持台33を間欠的に右方へ移
動する図示しない駆動機構が設けられている。
【0061】図12に実線で最左側に示されているワー
ク支持台33に、ワークキャリア65が対向するように
圧入部22が配設されている。ワークテーブル160の
中央で、ワークテーブル160に対して圧入部22とは
反対側に、レーザ溶接部23が配設されている。また、
ワークテーブル160の右側で、ワークテーブル160
に対して圧入部22と同じ側に、レーザ切断部24が配
設されている。
【0062】本実施の形態のレーザ発振器25は、図1
2の上方に記載されており、レーザ発振器25の下方
に、切換部26が配置されている。レーザ光導入管38
a,38bは、この切換部26から図12の左右方向に
延びている。そのため、レーザ溶接部23におけるのレ
ーザ光導入管38aは、上記第1の実施の形態のレーザ
溶接部23のレーザ光導入管38aと配置が異なってい
る。また、レーザ切断部24におけるレーザ光導入管3
8b及び分光部85は、上記第1の実施の形態のレーザ
切断部24におけるレーザ光導入管38b及び分光部8
5と配置が異なっている。
【0063】本実施の形態においても、上記実施の形態
と同様な作用を行うとともに、前記第1の実施形態の
(a)〜(g)と同様な効果を得ることができる。 (変更例)なお、本実施形態は以下のように変更しても
よい。
【0064】・上記各実施の形態では、ワークWは、中
空円筒のチューブ27と段付円板のキャップ28とから
構成される丸ものとしたが、勿論、これ以外のワーク、
例えば四角形状の構成部品をレーザ溶接及びレーザ切断
してワークを生産する場合であっても、上記効果を奏し
得る。
【0065】・上記各実施の形態では、ワークWの構成
部品であるチューブ27及びキャップ28を圧入して組
付けする圧入部22を組付部とした。しかしながら、ワ
ークの構成によっては、圧入ではなく、ワークの構成部
品を単に組み合わせを行う組付部や、ワークの構成部品
を嵌合させる組付部としてもよい。
【0066】・上記実施の形態では、レーザ溶接した後
にレーザ切断するようにしたが、レーザ切断した後にレ
ーザ溶接するようにしてもよい。 ・上記実施の形態では、スリット27aを形成する際
に、プロテクタ94を移動しないでレーザ切断150を
行った。しかし、スリット27aが長い場合などには、
スパッタや廃棄物が効率よく集塵されるために、レーザ
切断を行う箇所に常にプロテクタ94の切欠部94aが
対応するように、プロテクタ94をレーザ切断に応じて
可動させるようにしてもよい。
【0067】・上記実施の形態では、2個組のワークW
を、圧入部22から搬送部21を介して一緒に移送し、
レーザ溶接及びレーザ切断行ってワークWを完成させた
が、勿論、レーザ溶接及びレーザ切断の加工時間が更に
短い場合には、2個以上の複数組のワークWを一緒に搬
送するようにしてもよい。
【0068】次に上記実施形態及び別例から把握できる
請求項に記載した以外の技術的思想について、それらの
効果とともに以下に記載する。 (1)レーザ溶接部とレーザ切断部とを具備したレーザ
加工システムにおいて、レーザ溶接部とレーザ切断部
は、発振器を共用し、レーザ溶接部とレーザ切断部との
間にはレーザビームの供給方向を切換えるための切換部
が設けられているレーザ加工システム。
【0069】従って、この(1)に記載の発明によれ
ば、レーザ溶接部とレーザ切断に用いるレーザ光を1つ
の発振器による生成することができるので、レーザ加工
システム全体を小形化にできる。
【0070】(2)レーザ溶接部又はレーザ切断部の一
方と、搬送部との間でワークの移し替えが行われている
時間で、ワークが順次、レーザ加工可能なワークの個数
で、組付装置からレーザ加工終了まで搬送される請求項
3に記載のレーザ加工システム。
【0071】従って、この(2)に記載の発明によれ
ば、レーザ溶接のサイクルタイムとレーザ切断のサイク
ルタイムとをほとんど同じにすることができるため、有
効に時間が使われる。そのため、サイクルタイムを短く
することができ、結果としてワークWの製造時間を短く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施の形態におけるレーザ加工システム
の全体を示す平面図。
【図2】 第1実施の形態における圧入部を示す部分拡
大平面図。
【図3】 第1実施の形態におけるレーザ溶接部を示す
部分拡大平面図。
【図4】 第1実施の形態におけるレーザ切断部を示す
部分拡大平面図。
【図5】 第1実施の形態における完成したワークの断
面正面図。
【図6】 第1実施の形態における切換部を示す拡大平
面図。
【図7】 第1実施の形態におけるプロテクタの拡大断
面正面図。
【図8】 第1実施の形態におけるチューブホッパの断
面模式図。
【図9】 図1における9−9方向の断面図。
【図10】 第1実施の形態における圧入部のサイクル
タイムを示す動作線図。
【図11】 第1実施の形態におけるレーザ溶接部及び
レーザ切断部のサイクルタイムを示す動作線図。
【図12】 第2実施の形態におけるレーザ加工システ
ムの全体を示す平面図。
【符号の説明】
W…ワーク、21…搬送部、22…圧入部、23…レー
ザ溶接部、24…レーザ切断部、25…レーザ発振器、
26…切換部、85…分光部、91…加工ヘッド、16
0…ワークテーブル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品を組み付けてワークとする組
    付部と、 レーザ光を出力するレーザ発振器と、 レーザ光によって前記ワークを溶接するレーザ溶接部
    と、 レーザ光によって前記ワークを切断するレーザ切断部
    と、 組付部、レーザ溶接部及びレーザ切断部間でワークを搬
    送するワークテーブルを有した搬送部と、 この搬送部と組付部、レーザ溶接部又はレーザ切断部と
    の間でワークの移し替えを行う移送部とから構成され、 前記ワークテーブルの周囲に、組付部、レーザ溶接部及
    びレーザ切断部を、ワークの加工順に配置させたことを
    特徴とするレーザ加工システム。
  2. 【請求項2】 前記組付部、レーザ溶接部及びレーザ切
    断部が円周状に配置されている請求項1に記載のレーザ
    加工システム。
  3. 【請求項3】 前記レーザ発振器から出力されたレーザ
    光の出射方向を切換える切換部を有し、単一のレーザ発
    振器によりレーザ光をレーザ溶接部及びレーザ切断部の
    それぞれに供給して、レーザ溶接とレーザ切断とを交互
    に行うようにした請求項1又は請求項2に記載のレーザ
    加工システム。
  4. 【請求項4】 レーザ溶接部及びレーザ切断部の一方で
    レーザ加工が行われているとき、レーザ溶接部及びレー
    ザ切断部の他方と搬送部との間で、ワークの移し替えが
    行われる請求項3に記載のレーザ加工システム。
  5. 【請求項5】 前記組付部は、ワークを圧入する圧入部
    であって、 前記移送部が、その圧入された複数組のワークを前記ワ
    ークテーブルに供給する請求項1〜4の何れかに記載の
    レーザ加工システム。
  6. 【請求項6】前記ワークテーブルは、圧入部から供給さ
    れた複数組のワークを搬送するとともに、 前記移送部が、前記ワークテーブルから前記レーザ溶接
    部及びレーザ切断部のそれぞれに、ワークを複数組で供
    給する請求項5に記載のレーザ加工システム。
  7. 【請求項7】前記レーザ切断部は、供給される複数組の
    ワークにそれぞれ対応する複数の加工ヘッドを備え、 前記切換部によりレーザ切断部へ供給されたレーザ光を
    それぞれの前記加工ヘッドに分光する分光部を前記レー
    ザ切断部が備えている請求項3〜6の何れかに記載のレ
    ーザ加工システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8071909B2 (en) 2007-06-06 2011-12-06 Tsunehiko Yamazaki Three-dimensional laser beam machining apparatus for long workpiece
JP2022547547A (ja) * 2019-09-10 2022-11-14 トルンプフ レーザー- ウント ジュステームテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング レーザ加工設備の加工ヘッドを位置決めする方法及び関連するレーザ加工設備及びコンピュータプログラム製品

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JP7494292B2 (ja) 2019-09-10 2024-06-03 トルンプフ レーザー- ウント ジュステームテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング レーザ加工設備の加工ヘッドを位置決めする方法及び関連するレーザ加工設備及びコンピュータプログラム製品

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