JP2001352197A - 部品装着装置 - Google Patents

部品装着装置

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JP2001352197A
JP2001352197A JP2000167367A JP2000167367A JP2001352197A JP 2001352197 A JP2001352197 A JP 2001352197A JP 2000167367 A JP2000167367 A JP 2000167367A JP 2000167367 A JP2000167367 A JP 2000167367A JP 2001352197 A JP2001352197 A JP 2001352197A
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light emitting
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line
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Yuichiro Amano
裕一郎 天野
Kazuhisa Hashimoto
和久 橋本
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 LED等の光源を増やすことなく光量を増加
でき、ひいては画像処理時間をより一層短縮できる部品
装着装置を提供する。 【解決手段】 電子部品20を走行ラインXに沿って移
動させるとともに、照明装置12により電子部品に照明
光を照射しつつCCDカメラ11により電子部品を撮像
しこれを画像処理することにより電子部品の位置補正を
行なうようにした部品装着装置において、照明装置を、
撮像ラインYに沿って延びる第1発光部22と、撮像ラ
インY方向と直交する走行ラインXに沿って延び、かつ
第1発光部22より長さの短い第2発光部23とから構
成し、第1,第2発光部を画像取り込み開口30bを長
方形状に囲むよう配置し、電子部品への、第1発光部か
らの光の入射角度θaと第2発光部からの光の入射角度
θbとが略一致するように第2発光部を低所に位置させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIC等の電
子部品をプリント基板に自動的に装着するようにした部
品装着装置に関し、特に上記電子部品に照明光を照射す
る照明手段の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の部品装着装置は、部品供給部に
て真空ノズルにより吸引保持した電子部品を部品装着部
にセッティングされたプリント基板に移動させる際に、
電子部品の真空ノズル中心に対するずれを求め、このず
れ量に応じて目標とする装着位置に対する電子部品の位
置補正を行なうように構成されている。
【0003】このような部品装着装置において、装着時
間の短縮を図るには、移動中の電子部品を撮像するとと
もに、撮像した電子部品の画像をできるだけ鮮明にする
ことによって画像処理のスピードを高めることが有効で
ある。このため、従来、例えば多数のLEDを半球状に
配置してなる発光部を形成し、これにより光量を増やす
とともに照明光を電子部品に均等に照射するようにした
ものがある(例えば、特開平9−293999号公報,
特開平10−145100号公報参照)。
【0004】ここで、画像処理時間のさらなる短縮を図
る観点から、電子部品の画像をより鮮明にするには、光
源となるLEDを増やすことによって光量のアップを図
ることが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のLEDを単に増やすだけでは、発光部が大型化すると
いう問題があり、光量アップを図る上での改善が要請さ
れている。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、LED等の光源を増やすことなく光量を増加でき、
ひいては画像処理時間をさらに短縮できる部品装着装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本件発明者は、発光部の
形状,配置関係等について検討したところ、例えば、部
品の撮像ライン方向には長さの長い第1発光部を設け、
走行ライン方向には第1発光部より長さの短い第2発光
部を設け、しかも該第1,第2発光部を長方形状に配置
することによって、光源を増やすことなく撮像ラインで
の光量アップを図ることが可能であることに着目した。
【0008】一方、発光部を長方形状とした場合、部品
の大きさ,形状が実際より異なって見える場合があるこ
とが判明した。例えば電子部品の端子が撮像方向と走行
方向とで大きさが異なって見えたり、あるいは電子部品
の向きによって大きさが異なって見えたりする場合があ
り、この点での対策が必要である。
【0009】そこで請求項1の発明は、部品の走行ライ
ン上に画像取り込み開口を有する照明手段を配設すると
ともに、該照明手段の上記画像取り込み開口に臨む部分
に撮像手段を配設し、上記部品を走行ラインに沿って移
動させるとともに、上記照明手段により上記部品に照明
光を照射しつつ上記撮像手段により部品を撮像しこれを
画像処理することにより上記部品の位置補正を行なうよ
うにした部品装着装置において、上記照明手段を、上記
走行ライン又は該走行ラインと直行する撮像ラインの何
れか一方に沿って延びる第1発光部と、他方のラインに
沿って延び、かつ上記第1発光部より長さの短い第2発
光部とを含むものとし、該第1,第2発光部を上記画像
取り込み開口を長方形状に囲むよう配置し、上記部品へ
の上記第1発光部からの光の入射角度と第2発光部から
の光の入射角度とが略一致するように一方の発光部と他
方の発光部とを入射方向に偏位させたことを特徴として
いる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、上
記第2発光部が第1発光部より低所に位置しており、か
つ第1,第2発光部が上記部品に指向するよう内側に傾
斜していることを特徴としている。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、少なくとも上記第1発光部が、基板に多数のLED
を上記走行ライン方向又は撮像ライン方向に複数列をな
すよう配列してなる光源部と、該光源部からの光の入射
側には上記LEDの配列数に対応した複数の小凸レンズ
面を有し、出射側には各LEDの列に共通の大凸レンズ
面を有する集光レンズとを備えていることを特徴として
いる。
【0012】請求項4の発明は、請求項3において、上
記基板が上記集光レンズに直接位置決め固定されている
ことを特徴としている。
【0013】
【発明の作用効果】本発明にかかる部品装着装置によれ
ば、照明手段を、走行ライン又は撮像ラインの何れか一
方に沿って延びる第1発光部と、他方のラインに沿って
延び、かつ第1発光部より長さの短い第2発光部とを含
むものとし、第1,第2発光部を画像取り込み開口を長
方形状に囲むように配置したので、発光部を走行ライ
ン,撮像ラインに近づけて配置することができ、光源を
増やすことなく部品に照射される光量を増加することが
できる。これにより画像処理時間のさらなる短縮が可能
となる。また発光部を長方形状としたので、該発光部の
短辺方向における寸法を、従来の発光部を半球状とする
場合に比べて小さくすることができ、装置全体をコンパ
クトにできる。
【0014】また、本発明では、部品側への上記第1発
光部からの光の入射角度と第2発光部からの光の入射角
度とが略一致するように一方の発光部と他方の発光部と
を入射方向に偏位させたので、走行ライン方向及び撮像
ライン方向において部品に照射される光量を均等化でき
る。即ち、照射光の等方性を維持することができ、部品
の大きさ,形状認識上の誤認を防止でき、画像処理精度
に対する信頼性を確保することができる。
【0015】請求項2の発明では、第2発光部を第1発
光部より低所に位置させたので、遠方にある第2発光部
が下方に位置することとなり、部品に照射される光量の
アップを図りながら第1,第2発光部の入射角度を一致
させることができる。
【0016】また上記第1,第2発光部を部品に指向す
るよう内側に傾斜させたので、部品に照明光を均等に照
射することができるとともに、さらなる光量アップを図
ることができる。
【0017】請求項3の発明では、少なくとも第1発光
部を、基板に多数のLEDを複数列をなすよう配列して
なる光源部と、該光源部からの光の入射側には上記LE
Dの配列数に対応した複数の小凸レンズ面を有し、出射
側には各LED共通の大凸レンズ面を有する集光レンズ
とを備えたものとしたので、各LEDの照明光は入射側
で一旦並行光となり、出射側で一方向に集光することと
なる。これにより各LEDからの照明光を撮像ライン上
に集光させることができ、光量をさらにアップすること
ができる。また上記各LEDからの照明光は集光した後
拡散することから、作業者側への眩しさを低減できる。
【0018】請求項4の発明では、上記光源部の基板を
集光レンズに直接位置決め固定したので、集光レンズと
光源部とをユニット化することができ、両者の位置合わ
せを精度良く行なうことができるとともに、部品点数を
削減できる。ちなみに、集光レンズ,光源部とを別々に
ケース等に取付ける場合には、ブラケット等を介して取
付けることとなり、両者の位置合わせに手間がかかると
ともに部品数が増えるという問題がある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】図1ないし図9は、請求項1,2,3,4
の発明の一実施形態(第1実施形態)による部品装着装
置を説明するための図であり、図1は撮像ライン方向に
見た部品装着装置の照明装置の断面図、図2は走行ライ
ン方向に見た照明装置の断面図、図3は照明装置の平面
図、図4は集光レンズの取付け部の断面図(図3のIV-I
V 線断面図)、図5〜図8はそれぞれ集光レンズの平面
図,一部断面側面図,底面図,一部断面正面図、図9は
部品装着装置の全体構成図である。
【0021】図9において、1は部品装着装置の全体構
成を示しており、これは複数のテープフィーダ2aが配
列された部品供給部2と、プリント基板3が配設された
部品装着部4と、複数本の真空ノズル5を備えたヘッド
ユニット6と、該ヘッドユニット6を移動可能に支持す
るX軸ビーム7と、上記部品供給部2と部品装着部4と
の間に配設された部品撮像部8とから構成されている。
【0022】上記X軸ビーム7は左右のボールねじ7a
によりY軸方向に往復駆動され、上記ヘッドユニット6
は不図示のボールねじによりX軸方向に往復駆動され
る。また各真空ノズル5は種類,大きさの異なる電子部
品を同時に吸引保持することが可能となっており、Z軸
方向(上下方向)に進退可能にかつ軸周りθに回動可能
に支持されている。上記プリント基板3は不図示のコン
ベアにより搬送され、かつY軸テーブル9によりY軸方
向に往復駆動される。
【0023】上記部品撮像部8は、図1〜図3に示すよ
うに、直方体状のケース10の下部ケース10a内に撮
像手段としてのCCDカメラ11を収納するとともに、
上部ケース10b内に照明装置12を収納して構成され
ている。このCCDカメラ11は受光部11aを垂直上
方に向けて配置されている。
【0024】上記照明装置12は主照明部12aと副照
明部12bとを備えており、副照明部12bは以下の構
造となっている。
【0025】上記上部ケース10bにはサイドライト開
口13aが形成された略角筒状のサイドライトケース1
3が配設され、該サイドライトケース13は上部ケース
10b内に配設されたシリンダ機構14により昇降駆動
される。
【0026】上記サイドライトケース13の上縁部内周
面にはサイドライト15が配設されている。このサイド
ライト15は、上記サイドライトケース13の上縁内周
面に固定された断面L字状の支持板16にサイド基板1
7を垂直に起立させて装着し、該サイド基板17に多数
のLED18を周方向に3列をなすよう装着して構成さ
れており、各LED18は光軸を水平に向けて配置され
ている。
【0027】上記サイド基板17の各LED18の発光
側にはプリズム19が配設されており、このプリズム1
9は上記支持板16とサイドライトケース13のライト
開口13a縁部とで支持されている。このプリズム19
は各LED18からの照明光を上向きに指向するよう角
度θ1でもって屈折させるものである(図1参照)。
【0028】上記副照明部12bは、BGA等の電子部
品20のボール電極20aを照射する場合に使用するも
のであり、使用時にはシリンダ機構14でLED18を
サイドライトカバー13ごと照射位置(図1,図2に示
す状態)に上昇させ、この状態で各LED18からの照
明光をプリズム19で屈折させてボール電極20aに照
射する。非使用時はサイドライトカバー13を下降させ
る。
【0029】上記サイド基板17を支持板16に垂直を
なすよう装着するとともに、各LED18の発光側にプ
リズム19を配置し、該プリズム19により各LED1
8からの照明光を上向きに屈折させたので、サイド基板
17を支持板16に精度良く位置決め固定でき、各LE
D18の照射角度を均一にすることができる。即ち、従
来は、サイド基板自体を傾けてケースに取付け固定する
ようにしており、このためサイド基板の傾斜角度にばら
つきが生じ易く、これに伴って照射角度もばらつきが生
じるという問題があった。またサイド基板17を支持板
16に装着するだけの簡単な組み付け作業で済む。
【0030】上記主照明部12aは第1発光部22と第
2発光部23とから構成されており、以下の構造となっ
ている。
【0031】上記第1発光部22は、上記電子部品20
が通過する走行ラインX(X軸方向)と直行する撮像ラ
インY(Y軸方向)方向に沿って延びるよう、かつ撮像
ラインYを挟んで対称をなすように2組配設されてお
り、さらにこの両第1発光部22は撮像ラインYに指向
するよう内側に傾斜させて配置されている。
【0032】また第1発光部22は撮像ラインYに沿っ
て延びる長方形状の第1基板24に多数のLED25を
装着してなり、該LED25は撮像ラインY方向に7列
をなすよう配置され、かつ各列16個ずつ配置されてい
る。
【0033】上記第2発光部23は、上記走行ラインX
に沿って延び、かつ走行ラインXを挟んで対称をなすよ
うに2組配設されており、さらにこの両第2発光部23
は走行ラインXに指向するよう内側に傾斜させて配置さ
れている。
【0034】この第2発光部23は矩形縦長状の第2基
板26に多数のLED27を装着してなり、該LED2
7は撮像ラインY方向に4列をなすように配置され、か
つ各列6個ずつ配置されている。
【0035】上記第2基板26の走行ラインX方向長さ
は上記第1基板24の撮像ラインY方向長さより短くな
っており、具体的には約1/5程度となっている。また
上記第1基板24は後述する集光レンズ30に直接取付
け固定されており、第2基板26は上部ケース10bに
支持部材28を介して取付け固定されている(図2参
照)。
【0036】上記各第2発光部23は第1発光部22よ
り少し低所に位置しており、具体的には第2発光部23
の上縁が第1発光部22の中央下部に位置するように配
置されている。これにより第2発光部23からの光の入
射角度θbは第1発光部22からの光の入射角度θaと
一致している。なお、上記入射角度θa,θbは例えば
30〜35度に設定されている。
【0037】上記各第1,第2発光部22,23には集
光レンズ30が配設されている。この集光レンズ30
は、撮像ラインY方向に長い長方形状をなすレンズ本体
30aに第1発光部22の各LED25の発光側を覆う
長方形状の第1レンズ部31,31と、第2発光部23
の各LED27の発光側を覆う同じく長方形状の第2レ
ンズ部32,32とを一体形成して構成されている。
【0038】上記レンズ本体30aの中央部には撮像ラ
インYに沿って延びる長方形状の画像取り込み開口30
bが形成されており、該画像取り込み開口30b縁には
下方に延びる角筒状の筒体33が上記第1,第2レンズ
部31,32に連なるよう接続形成されている。
【0039】上記画像取り込み開口30bの下方に上記
CCDカメラ11の受光部11aが位置しており、上記
筒体33と受光部11aとの間には第1,第2発光部2
2,23からの照明光がCCDカメラ11に直接入射す
るのを防止する遮蔽部35が設けられている。
【0040】上記第1,第2レンズ部31,32はそれ
ぞれ第1,第2発光部22,23に対応した形状となっ
ており、平面視で上記画像取り込み開口30bを長方形
状に囲むように配置されている。
【0041】上記レンズ本体30aの長手方向両縁部3
0c,30cには取付けボス部36が一体形成されてお
り、この各ボス部36は上部ケース10bにカラー37
を介在させてボルト締め固定されている(図4参照)。
また上記各第1レンズ部31の長手方向両縁部には2つ
の固定孔31aが形成されており、各固定孔31aに螺
装されたボルト(不図示)により上記第1基板24が位
置決め固定されている。
【0042】上記各第1レンズ部31の裏面であるLE
D25の入射側には該LED25の配列数に応じた7列
の小凸レンズ面31bが撮像ラインY方向に延びるよう
形成されており、表面である出射側には各LED25列
共通の大凸レンズ面31cが形成されている。これによ
り各LED25から照射された照明光は小凸レンズ面3
1bで屈折して並行光となり、この並行光が大凸レンズ
面31cで屈折して撮像ラインYに対して集光するよう
になっている。その結果、図1に示すように、第1発光
部22からの照射光H1は、撮像ラインYに直角の横断
面が三角形をなし、かつ撮像ラインY方向に延びる三角
柱状をなしている。
【0043】また上記各第1レンズ部31から照明した
光の焦点F1は電子部品20から少し離れた位置に設定
されている(図1参照)。このように焦点F1を離すこ
とにより、大きさ,形状,あるいは厚さの異なる複数の
電子部品を略同時に連続して照射する場合、各電子部品
に同じ明るさの照明光を照射することができ、精度良く
画像認識を行なうことができる。
【0044】上記各第2レンズ部32の裏面であるLE
D27の入射側には該LED27の配列数に応じた4列
の小凸レンズ面32bが撮像ラインY方向に延びるよう
形成されており、表面である出射側は平坦面32cとな
っている。これにより各LED27から照射した照明光
は小凸レンズ面32bで屈折して並行光となり、この並
行光のまま走行ラインXに照射される。その結果、図2
に示すように、第2発光部23からの照射光H2は走行
ラインXに直角の横断面が長方形をなし、走行ラインX
方向に延びる四角柱状をなしている。
【0045】本実施形態の部品装着装置1は、ヘッドユ
ニット6が部品供給部2から部品装着部4に移動する際
に真空ノズル5に吸引保持された電子部品20に第1,
第2発光部22,23により照明光を照射するととも
に、該電子部品20をCCDカメラ11により撮像す
る。この撮像された電子部品20の真空ノズル5の中心
に対するX軸,Y軸,軸周りθにおけるずれを求め、こ
のずれに応じて電子部品20の位置補正量を算出する。
そして、ヘッドユニット6がプリント基板3の上方に移
動したときに、上記電子部品20がプリント基板3の目
標装着位置と一致するように、上記位置補正量に基づい
てX軸方向,Y軸方向,θ方向の位置決めが行われ、こ
の状態で電子部品20をプリント基板3に装着する。
【0046】本実施形態によれば、主照明部12aを、
撮像ラインYに沿って延びる長方形状の第1発光部22
と、走行ラインXに沿って延び、かつ第1発光部22よ
り長さの短い矩形状の第2発光部23とから構成し、第
1,第2発光部22,23を集光レンズ30に形成され
た画像取り込み開口30bを長方形状に囲むように配置
したので、第1,第2発光部22,23を走行ラインX
及び撮像ラインYに近づけて配置することができ、LE
Dを増やすことなく光量のアップを図ることができる。
その結果、画像処理時間を短縮することが可能となる。
【0047】また第1,第2発光部22,23を長方形
をなすように配置するとともに、集光レンズ30を撮像
方向に長い長方形状としたので、照明装置12の走行ラ
インX方向における寸法を従来の発光部を半球状とする
場合に比べて小さくすることができ、装置全体をコンパ
クトにできる。また上記照明装置12の走行ラインX方
向寸法を小さくできるので、その分だけテープフィーダ
2aの配列本数を増やすことができる。
【0048】本実施形態では、電子部品20側への上記
第1発光部22からの光の入射角度θaと第2発光部2
3からの光の入射角度θbとが一致するように第2発光
部23を第1発光部22より低所に位置させたので、撮
像ラインY方向での照明光の等方性を維持することがで
き、電子部品の大きさ,形状に対する誤認を防止でき、
画像処理精度に対する信頼性を確保することができる。
【0049】また上記第1,第2発光部22,23を電
子部品20側に指向するよう傾斜させたので、電子部品
20に照明光を均等に照射することができるとともに、
さらなる光量アップを図ることができる。
【0050】本実施形態では、上記各第1発光部22側
の第1レンズ部31を、LED25の入射側は該LED
25の配列数に対応した7列の小凸レンズ面31bと
し、出射側は各LED25共通の大凸レンズ面31cと
したので、各LED25の照明光は入射側で一旦並行光
となり、出射側で一方向に集光することとなる。これに
より照明光を撮像ラインY上に集光させることができ、
光量をさらにアップすることができる。また上記各LE
D25からの照明光は集光した後拡散することから、作
業者側への眩しさを低減できる。
【0051】本実施形態では、第1発光部22の第1基
板24を集光レンズ30の第1レンズ部31に固定孔3
1aを介して直接位置決め固定したので、集光レンズ3
0と第1発光部22とをユニット化することができ、両
者の位置合わせを精度良く行なうことができるととも
に、別部材を介して取付ける場合に比べて部品点数を削
減できる。
【0052】図10は、本発明の請求項1,2に対応し
た部品装着装置の第2実施形態を説明するための図であ
り、図中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0053】本実施形態は、撮像ラインYに沿って延び
る第1発光部22と、走行ラインXに沿って延びる第2
発光部23とを集光レンズ30に形成された画像取り込
み開口30bを長方形状に囲むように配設してなり、基
本的な構造は上記第1実施形態と同様である。
【0054】そして本実施形態では、第1発光部22の
第1基板40が撮像ラインY側に略く字状をなすよう屈
曲形成されている。これにより第1基板40の上側部4
0aの各LED25と下側部40bの各LED25との
照明光が電子部品41部分で重なるようになっている。
【0055】また上記集光レンズ30の第1レンズ部4
2は上記第1基板40に沿うようにく字状に凹んでお
り、該第1レンズ部42の表裏両面とも平坦面に形成さ
れている。なお、図10では、上述のサイドライトケー
ス13を非使用位置に収納した状態を示している。
【0056】本実施形態では、第1,第2発光部22,
23を集光レンズ30に形成された画像取り込み開口3
0bを長方形状に囲むように配置したので、第1,第2
発光部22,23を走行ラインX,撮像ラインYに近づ
けて配置することができ、LEDを増やすことなく光量
のアップを図ることができ、上記第1実施形態と略同様
の効果が得られる。また第1基板40をく字状に屈曲形
成したので、例えば電子部品の被照射面が湾曲している
場合には、該湾曲面に照明光を均一に照射することが可
能である。
【0057】なお、上記実施形態では,撮像ラインYに
沿って第1発光部22を配置するとともに、走行ライン
Xに沿って第2発光部23を配置したが、本発明では、
上記とは逆に、第1、第2発光部をそれぞれ走行ライ
ン,撮像ラインに沿って配置してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による撮像ライン方向に
見た部品装着装置の照明装置の断面図である。
【図2】走行ライン方向に見た上記照明装置の断面図で
ある。
【図3】上記照明装置の平面図である。
【図4】上記照明装置の集光レンズの取付け部の断面図
(図3のIV-IV 線断面図)である。
【図5】上記集光レンズの平面図である。
【図6】上記集光レンズの一部断面側面図である。
【図7】上記集光レンズの底面図である。
【図8】上記集光レンズの一部断面正面図である。
【図9】上記部品装着装置の全体構成図である。
【図10】本発明の第2実施形態による部品装着装置の
照明装置の断面図である。
【符号の説明】
1 部品装着装置 11 CCDカメラ(撮像手段) 12 照明装置 20 電子部品 22 第1発光部 23 第2発光部 24 第1基板 25 LED(光源) 30 集光レンズ 30b 画像取り込み開口 31b 小凸レンズ面 31c 大凸レンズ面 θa,θb 入射角度 X 走行ライン Y 撮像ライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品の走行ライン上に画像取り込み開口
    を有する照明手段を配設するとともに、該照明手段の上
    記画像取り込み開口に臨む部分に撮像手段を配設し、上
    記部品を走行ラインに沿って移動させるとともに、上記
    照明手段により上記部品に照明光を照射しつつ上記撮像
    手段により部品を撮像しこれを画像処理することにより
    上記部品の位置補正を行なうようにした部品装着装置に
    おいて、上記照明手段を、上記走行ライン又は該走行ラ
    インと直行する撮像ラインの何れか一方に沿って延びる
    第1発光部と、他方のラインに沿って延び、かつ上記第
    1発光部より長さの短い第2発光部とを含むものとし、
    該第1,第2発光部を上記画像取り込み開口を長方形状
    に囲むよう配置し、上記部品への上記第1発光部からの
    光の入射角度と第2発光部からの光の入射角度とが略一
    致するように一方の発光部と他方の発光部とを入射方向
    に偏位させたことを特徴とする部品装着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第2発光部が第
    1発光部より低所に位置しており、かつ第1,第2発光
    部が上記部品に指向するよう内側に傾斜していることを
    特徴とする部品装着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、少なくとも上
    記第1発光部が、基板に多数のLEDを上記走行ライン
    方向又は撮像ライン方向に複数列をなすよう配列してな
    る光源部と、該光源部からの光の入射側には上記LED
    の配列数に対応した複数の小凸レンズ面を有し、出射側
    には各LEDの列に共通の大凸レンズ面を有する集光レ
    ンズとを備えていることを特徴とする部品装着装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記基板が上記集光
    レンズに直接位置決め固定されていることを特徴とする
    部品装着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015106603A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 スタンレー電気株式会社 部品装着用光照射撮像装置

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