JP2001351987A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/70—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
- H01L21/77—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate
- H01L21/78—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
- H01L21/82—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components
- H01L21/822—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being a semiconductor, using silicon technology
- H01L21/8232—Field-effect technology
- H01L21/8234—MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type
- H01L21/823412—MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type with a particular manufacturing method of the channel structures, e.g. channel implants, halo or pocket implants, or channel materials
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- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】異なるゲート絶縁膜厚を搭載するプロセスにイ
ンジウムを効果的に注入することができる半導体装置の
製造方法を提供すること。 【解決手段】複数の異なるゲート絶縁膜厚を搭載すると
ともにMOSFETの所定の領域にインジウムを用いて
Nチャンネル領域を形成した半導体装置の製造方法にお
いて、Pウェル領域及びインジウム以外の成分から成る
第1のNチャンネル領域を形成する工程と、第1のゲー
ト絶縁膜を形成する工程と、前記第1のNチャンネル領
域以外の所定領域の前記第1のゲート絶縁膜を除去する
工程と、前記第1のゲート絶縁膜を除去した領域内にP
ウェル領域及び前記インジウム成分を含む第2のNチャ
ンネル領域を形成する工程と、前記第2のNチャンネル
領域の表面に第2のゲート絶縁膜を形成する工程と、を
含むことを特徴とする。
ンジウムを効果的に注入することができる半導体装置の
製造方法を提供すること。 【解決手段】複数の異なるゲート絶縁膜厚を搭載すると
ともにMOSFETの所定の領域にインジウムを用いて
Nチャンネル領域を形成した半導体装置の製造方法にお
いて、Pウェル領域及びインジウム以外の成分から成る
第1のNチャンネル領域を形成する工程と、第1のゲー
ト絶縁膜を形成する工程と、前記第1のNチャンネル領
域以外の所定領域の前記第1のゲート絶縁膜を除去する
工程と、前記第1のゲート絶縁膜を除去した領域内にP
ウェル領域及び前記インジウム成分を含む第2のNチャ
ンネル領域を形成する工程と、前記第2のNチャンネル
領域の表面に第2のゲート絶縁膜を形成する工程と、を
含むことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】複数の異なるゲート絶縁膜厚
を搭載するとともにMOSFETの所定の領域にインジ
ウムを用いてNチャンネル領域を形成した半導体装置の
製造方法に関し、特に、インジウムを効果的に注入する
ことができる半導体装置の製造方法に関する。
を搭載するとともにMOSFETの所定の領域にインジ
ウムを用いてNチャンネル領域を形成した半導体装置の
製造方法に関し、特に、インジウムを効果的に注入する
ことができる半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MOSFET(Metal Oxide Semiconduct
or Field Effect Transistor)の微細化に伴って、0.
1μm以下のような超微細デバイスを形成する必要性が
生じている。それに従って、短チャンネル効果や逆短チ
ャンネル効果といった微細化につれて顕著に現れる短チ
ャンネル特性劣化を如何に抑えるかが問題となってい
る。逆短チャンネル効果はチャンネル不純物濃度が拡散
によって再分布を起こすことによって現れる。このた
め、NMOSFETでは、チャンネル不純物を不純物再
分布量の大きいボロンから、原子量が大きく拡散量の少
なくて不純物再分布量の小さいインジウムのような元素
に代替されている。
or Field Effect Transistor)の微細化に伴って、0.
1μm以下のような超微細デバイスを形成する必要性が
生じている。それに従って、短チャンネル効果や逆短チ
ャンネル効果といった微細化につれて顕著に現れる短チ
ャンネル特性劣化を如何に抑えるかが問題となってい
る。逆短チャンネル効果はチャンネル不純物濃度が拡散
によって再分布を起こすことによって現れる。このた
め、NMOSFETでは、チャンネル不純物を不純物再
分布量の大きいボロンから、原子量が大きく拡散量の少
なくて不純物再分布量の小さいインジウムのような元素
に代替されている。
【0003】一方、MOSFETの微細化と同時に、一
つの半導体チップ上にコア用MOSFET、低消費電力
用MOSFET、周辺入出力回路用MOSFET、高速
SRAM(Static Random Access Memory)用高密度M
OSFETといった、ゲート絶縁膜厚の異なる多様のM
OSFETを搭載するSOC(System On a Chip)プロ
セスが必要となっている。異なるゲート絶縁膜厚を形成
するために、例えば、I/O(Input-Output)用MOSF
ETのゲート絶縁膜は熱酸化法といった酸化炉を用いた
方法で形成し、コア用MOSFETはRTP(Rapid Th
ermal Process)法で形成するといった手法が用いられ
ている。ここで、RTP法の一例として、NH3ガスを
用いて所定の温度(例えば、800℃)で所定時間(例
えば、1分間)アニ−ル処理する方法がある。
つの半導体チップ上にコア用MOSFET、低消費電力
用MOSFET、周辺入出力回路用MOSFET、高速
SRAM(Static Random Access Memory)用高密度M
OSFETといった、ゲート絶縁膜厚の異なる多様のM
OSFETを搭載するSOC(System On a Chip)プロ
セスが必要となっている。異なるゲート絶縁膜厚を形成
するために、例えば、I/O(Input-Output)用MOSF
ETのゲート絶縁膜は熱酸化法といった酸化炉を用いた
方法で形成し、コア用MOSFETはRTP(Rapid Th
ermal Process)法で形成するといった手法が用いられ
ている。ここで、RTP法の一例として、NH3ガスを
用いて所定の温度(例えば、800℃)で所定時間(例
えば、1分間)アニ−ル処理する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インジ
ウムは、熱酸化法でゲート絶縁膜を形成するときに、チ
ャンネル領域からゲート絶縁膜中に吸い出されやすいと
いった特性がある。よって、せっかくイオン注入しても
インジウムの効果が低減してしまうという問題が発生す
る。
ウムは、熱酸化法でゲート絶縁膜を形成するときに、チ
ャンネル領域からゲート絶縁膜中に吸い出されやすいと
いった特性がある。よって、せっかくイオン注入しても
インジウムの効果が低減してしまうという問題が発生す
る。
【0005】本発明の目的は、0.1μm以下のような
微細デバイスを、インジウムを用いて形成するととも
に、異なるゲート絶縁膜厚を搭載するプロセスにインジ
ウムを効果的に注入することができる半導体装置の製造
方法を提供することである。
微細デバイスを、インジウムを用いて形成するととも
に、異なるゲート絶縁膜厚を搭載するプロセスにインジ
ウムを効果的に注入することができる半導体装置の製造
方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点にお
いては、複数の異なるゲート絶縁膜厚を搭載するととも
にMOSFETの所定の領域にインジウムを用いてNチ
ャンネル領域を形成した半導体装置の製造方法におい
て、(1)素子分離領域を形成したP型シリコン基板上
の所定の領域に第1のレジストマスクを形成してPウェ
ル領域を形成した後、このPウェル領域上にインジウム
以外の成分から成る第1のNチャンネル領域を形成する
第1工程と、(2)前記第1のレジストマスクを除去し
た後、基板表面に第1のゲート絶縁膜を形成する第2工
程と、(3)前記第1のゲート絶縁膜を形成した後、前
記第1のNチャンネル領域以外の所定領域上に第2のレ
ジストマスクを形成して前記第1のゲート絶縁膜を部分
的に除去する第3工程と、(4)前記第1のゲート絶縁
膜を部分的に除去した領域内にPウェル領域を形成した
後、このPウェル領域上に前記インジウム成分を含む第
2のNチャンネル領域を形成する第4工程と、(5)前
記第2のレジストマスクを除去した後、前記第2のNチ
ャンネル領域の表面に第2のゲート絶縁膜を形成する第
5工程と、を含むことを特徴とする。
いては、複数の異なるゲート絶縁膜厚を搭載するととも
にMOSFETの所定の領域にインジウムを用いてNチ
ャンネル領域を形成した半導体装置の製造方法におい
て、(1)素子分離領域を形成したP型シリコン基板上
の所定の領域に第1のレジストマスクを形成してPウェ
ル領域を形成した後、このPウェル領域上にインジウム
以外の成分から成る第1のNチャンネル領域を形成する
第1工程と、(2)前記第1のレジストマスクを除去し
た後、基板表面に第1のゲート絶縁膜を形成する第2工
程と、(3)前記第1のゲート絶縁膜を形成した後、前
記第1のNチャンネル領域以外の所定領域上に第2のレ
ジストマスクを形成して前記第1のゲート絶縁膜を部分
的に除去する第3工程と、(4)前記第1のゲート絶縁
膜を部分的に除去した領域内にPウェル領域を形成した
後、このPウェル領域上に前記インジウム成分を含む第
2のNチャンネル領域を形成する第4工程と、(5)前
記第2のレジストマスクを除去した後、前記第2のNチ
ャンネル領域の表面に第2のゲート絶縁膜を形成する第
5工程と、を含むことを特徴とする。
【0007】また、前記半導体装置の製造方法におい
て、前記第2のゲート絶縁膜の膜厚は、前記第1のゲー
ト絶縁膜の膜厚より薄いことが好ましい。
て、前記第2のゲート絶縁膜の膜厚は、前記第1のゲー
ト絶縁膜の膜厚より薄いことが好ましい。
【0008】また、前記半導体装置の製造方法におい
て、前記第2のゲート絶縁膜は、RTP法で形成される
ことが好ましい。
て、前記第2のゲート絶縁膜は、RTP法で形成される
ことが好ましい。
【0009】本発明の第2の視点においては、複数の異
なるゲート絶縁膜厚を搭載するとともにMOSFETの
所定の領域にインジウムを用いてNチャンネル領域を形
成した半導体装置の製造方法において、(1)素子分離
領域を形成したP型シリコン基板上の所定の領域に第1
のレジストマスクを形成してPウェル領域を形成した
後、このPウェル領域上にインジウム以外の成分から成
る第1のNチャンネル領域を形成する第1工程と、
(2)前記第1のレジストマスクを除去した後、基板表
面に第1のゲート絶縁膜を形成する第2工程と、(3)
前記ゲート絶縁膜を形成した後、前記第1のNチャンネ
ル領域以外の所定領域上に第2のレジストマスクを形成
し、前記ゲート絶縁膜をスルー絶縁膜として前記第1の
Nチャンネル領域以外の所定領域にPウェル領域を形成
した後、このPウェル領域上にインジウム成分を含む第
2のNチャンネル領域を形成する第3工程と、(4)前
記第2のNチャンネル領域上のゲート絶縁膜を表面から
薄く除去する第4工程と、を含むことを特徴とする。
なるゲート絶縁膜厚を搭載するとともにMOSFETの
所定の領域にインジウムを用いてNチャンネル領域を形
成した半導体装置の製造方法において、(1)素子分離
領域を形成したP型シリコン基板上の所定の領域に第1
のレジストマスクを形成してPウェル領域を形成した
後、このPウェル領域上にインジウム以外の成分から成
る第1のNチャンネル領域を形成する第1工程と、
(2)前記第1のレジストマスクを除去した後、基板表
面に第1のゲート絶縁膜を形成する第2工程と、(3)
前記ゲート絶縁膜を形成した後、前記第1のNチャンネ
ル領域以外の所定領域上に第2のレジストマスクを形成
し、前記ゲート絶縁膜をスルー絶縁膜として前記第1の
Nチャンネル領域以外の所定領域にPウェル領域を形成
した後、このPウェル領域上にインジウム成分を含む第
2のNチャンネル領域を形成する第3工程と、(4)前
記第2のNチャンネル領域上のゲート絶縁膜を表面から
薄く除去する第4工程と、を含むことを特徴とする。
【0010】また、前記半導体装置の製造方法におい
て、前記第2のNチャンネル領域上のゲート絶縁膜の膜
厚は、20Å以下であることが好ましい。
て、前記第2のNチャンネル領域上のゲート絶縁膜の膜
厚は、20Å以下であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】複数の異なるゲート絶縁膜厚を搭
載するとともにMOSFETの所定の領域にインジウム
を用いてNチャンネル領域を形成した半導体装置の製造
方法において、(1)素子分離領域を形成したP型シリ
コン基板上の所定の領域に第1のレジストマスクを形成
してPウェル領域を形成した後、このPウェル領域上に
インジウム以外の成分から成る第1のNチャンネル領域
を形成する第1工程と、(2)前記第1のレジストマス
クを除去した後、基板表面に第1のゲート絶縁膜を形成
する第2工程と、(3)前記第1のゲート絶縁膜を形成
した後、前記第1のNチャンネル領域以外の所定領域上
に第2のレジストマスクを形成して前記第1のゲート絶
縁膜を部分的に除去する第3工程と、(4)前記第1の
ゲート絶縁膜を部分的に除去した領域内にPウェル領域
を形成した後、このPウェル領域上に前記インジウム成
分を含む第2のNチャンネル領域を形成する第4工程
と、(5)前記第2のレジストマスクを除去した後、前
記第2のNチャンネル領域の表面に第2のゲート絶縁膜
を形成する第5工程と、を含むことによって、ゲート絶
縁膜中にインジウムが吸い出されることを最小限にし、
インジウムの効果が低減することを防ぐことができる。
載するとともにMOSFETの所定の領域にインジウム
を用いてNチャンネル領域を形成した半導体装置の製造
方法において、(1)素子分離領域を形成したP型シリ
コン基板上の所定の領域に第1のレジストマスクを形成
してPウェル領域を形成した後、このPウェル領域上に
インジウム以外の成分から成る第1のNチャンネル領域
を形成する第1工程と、(2)前記第1のレジストマス
クを除去した後、基板表面に第1のゲート絶縁膜を形成
する第2工程と、(3)前記第1のゲート絶縁膜を形成
した後、前記第1のNチャンネル領域以外の所定領域上
に第2のレジストマスクを形成して前記第1のゲート絶
縁膜を部分的に除去する第3工程と、(4)前記第1の
ゲート絶縁膜を部分的に除去した領域内にPウェル領域
を形成した後、このPウェル領域上に前記インジウム成
分を含む第2のNチャンネル領域を形成する第4工程
と、(5)前記第2のレジストマスクを除去した後、前
記第2のNチャンネル領域の表面に第2のゲート絶縁膜
を形成する第5工程と、を含むことによって、ゲート絶
縁膜中にインジウムが吸い出されることを最小限にし、
インジウムの効果が低減することを防ぐことができる。
【0012】
【実施例】0.1μmデザインルールで電源電圧Vdd
=1.2Vで駆動されるNチャンネルMOSFET(Met
al Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を
コア用NMOSFETとして、周辺I/O(Input-Outpu
t)用NMOSFETと複数のゲート絶縁膜厚を持つNM
OSFETを搭載するデバイスを例に図面を用いて説明
する。図1及び図2は、本発明の実施例1に係る半導体
装置の製造方法の工程を模式的に示した部分断面図であ
る。
=1.2Vで駆動されるNチャンネルMOSFET(Met
al Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を
コア用NMOSFETとして、周辺I/O(Input-Outpu
t)用NMOSFETと複数のゲート絶縁膜厚を持つNM
OSFETを搭載するデバイスを例に図面を用いて説明
する。図1及び図2は、本発明の実施例1に係る半導体
装置の製造方法の工程を模式的に示した部分断面図であ
る。
【0013】まず、従来のプロセスに従い、P型シリコ
ン基板1に素子分離領域2を形成する(図1(A)参
照)。
ン基板1に素子分離領域2を形成する(図1(A)参
照)。
【0014】次に、フォトレジストでパターニングし
(レジストマスク10形成)、I/O用NMOSFET
形成領域にボロンなどのP型不純物2×101 3/cm2
を150keVでイオン注入し、Pウェル領域3を形成
し、ボロンなどのP型不純物1×1013/cm2を30
keVでイオン注入し、Nチャンネル領域4を形成する
(図1(B)参照)。
(レジストマスク10形成)、I/O用NMOSFET
形成領域にボロンなどのP型不純物2×101 3/cm2
を150keVでイオン注入し、Pウェル領域3を形成
し、ボロンなどのP型不純物1×1013/cm2を30
keVでイオン注入し、Nチャンネル領域4を形成する
(図1(B)参照)。
【0015】次に、レジストマスク10を剥離して表面
を洗浄した後、熱酸化法により、全面にI/O用となる
厚膜ゲート絶縁膜5を厚さ26Å形成する(図1(C)
参照)。
を洗浄した後、熱酸化法により、全面にI/O用となる
厚膜ゲート絶縁膜5を厚さ26Å形成する(図1(C)
参照)。
【0016】次に、フォトレジストでパターニングし
(レジストマスク20形成)、コア用NMOSFET形
成領域上のゲート絶縁膜をウェットエッチ法で除去する
(図1(D)参照)。
(レジストマスク20形成)、コア用NMOSFET形
成領域上のゲート絶縁膜をウェットエッチ法で除去する
(図1(D)参照)。
【0017】続けて、ボロンなどのP型不純物2×10
13/cm2を150keVでイオン注入し、Pウェル領
域6を形成し、更にインジウムのP型不純物1×1013
/cm2を150keVでイオン注入し、Nチャンネル
領域7を形成する(図2(E)参照)。
13/cm2を150keVでイオン注入し、Pウェル領
域6を形成し、更にインジウムのP型不純物1×1013
/cm2を150keVでイオン注入し、Nチャンネル
領域7を形成する(図2(E)参照)。
【0018】次に、レジストマスク20を剥離して表面
を洗浄した後、RTP(Rapid Thermal Process)法で
全面にゲート絶縁膜8を厚さ16Å形成する。従ってI
/O用NMOSFET領域ではゲート絶縁膜5が厚く、
コア用NMOSFET領域ではゲート絶縁膜8が薄くな
るように、異なるゲート絶縁膜厚を持つNMOSFET
を形成できる(図2(F)参照)。
を洗浄した後、RTP(Rapid Thermal Process)法で
全面にゲート絶縁膜8を厚さ16Å形成する。従ってI
/O用NMOSFET領域ではゲート絶縁膜5が厚く、
コア用NMOSFET領域ではゲート絶縁膜8が薄くな
るように、異なるゲート絶縁膜厚を持つNMOSFET
を形成できる(図2(F)参照)。
【0019】次に、CVD(Chemical Vapor Depositio
n)法でポリシリコンなどのゲート電極9を厚さ約15
00Å形成する(図2(G)参照)。
n)法でポリシリコンなどのゲート電極9を厚さ約15
00Å形成する(図2(G)参照)。
【0020】以降のプロセスは従来と同じであり、Pチ
ャンネルについても同様である。
ャンネルについても同様である。
【0021】コア用MOSFETとI/O用MOSFE
Tといった異なるゲート絶縁膜厚を搭載するMOSFE
Tにインジウムを用いてNチャンネル領域を形成するに
あたり、熱酸化法によるI/O用ゲート絶縁膜形成後に
コア用NMOSFET領域にインジウムをイオン注入す
ることで、インジウムがI/O用ゲート絶縁膜へ吸い出
されることがなく、インジウムを用いた効果が低減する
ことを防ぐことができる。
Tといった異なるゲート絶縁膜厚を搭載するMOSFE
Tにインジウムを用いてNチャンネル領域を形成するに
あたり、熱酸化法によるI/O用ゲート絶縁膜形成後に
コア用NMOSFET領域にインジウムをイオン注入す
ることで、インジウムがI/O用ゲート絶縁膜へ吸い出
されることがなく、インジウムを用いた効果が低減する
ことを防ぐことができる。
【0022】つまり、図1(C)のゲート絶縁膜5を形
成した後にインジウムをイオン注入することによって、
熱酸化プロセスによってゲート絶縁膜5中にインジウム
が吸い出されることがない。よって、インジウムの効果
が低減することが防げる。
成した後にインジウムをイオン注入することによって、
熱酸化プロセスによってゲート絶縁膜5中にインジウム
が吸い出されることがない。よって、インジウムの効果
が低減することが防げる。
【0023】次に、他の実施例を図面を用いて説明す
る。ここでは、ゲート絶縁膜厚の異なるコア用NMOS
FETとI/O用NMOSFETを搭載したNMOSF
ETを例に説明する。図3及び図4は、本発明の実施例
2に係る半導体装置の製造方法の工程を模式的に示した
部分断面図である。
る。ここでは、ゲート絶縁膜厚の異なるコア用NMOS
FETとI/O用NMOSFETを搭載したNMOSF
ETを例に説明する。図3及び図4は、本発明の実施例
2に係る半導体装置の製造方法の工程を模式的に示した
部分断面図である。
【0024】まず、従来のプロセスに従い、P型シリコ
ン基板1に素子分離領域2を形成する(図3(A)参
照)。
ン基板1に素子分離領域2を形成する(図3(A)参
照)。
【0025】次に、フォトレジストでパターニングし
(レジストマスク10形成)、I/O用NMOSFET
形成領域にボロンなどのP型不純物2×101 3/cm2
を150keVでイオン注入し、Pウェル領域3を形成
し、ボロンなどのP型不純物1×1013/cm2を30
keVでイオン注入し、その後Nチャンネル領域4を形
成する(図3(B)参照)。
(レジストマスク10形成)、I/O用NMOSFET
形成領域にボロンなどのP型不純物2×101 3/cm2
を150keVでイオン注入し、Pウェル領域3を形成
し、ボロンなどのP型不純物1×1013/cm2を30
keVでイオン注入し、その後Nチャンネル領域4を形
成する(図3(B)参照)。
【0026】次に、レジストマスクを剥離して表面を洗
浄した後、熱酸化法により、全面にI/O用となる厚膜
ゲート絶縁膜5を厚さ26Å形成する(図3(C)参
照)。ここまでは、実施例1と同様である。
浄した後、熱酸化法により、全面にI/O用となる厚膜
ゲート絶縁膜5を厚さ26Å形成する(図3(C)参
照)。ここまでは、実施例1と同様である。
【0027】次に、フォトレジストでパターニングし
(レジストマスク20形成)、コア用NMOSFETを
形成する際に形成した際のゲート絶縁膜5をスルー絶縁
膜として利用して、ボロンなどのP型不純物2×1013
/cm2を150keVでイオン注入し、Pウェル領域
6を形成し、インジウム1×1013/cm2を150k
eVでイオン注入し、Nチャンネル領域7を形成する
(図3(D)参照)。このようにゲート絶縁膜5をスル
ー絶縁膜として活用することにより、イオン注入装置内
での金属汚染からデバイス表面を保護できるといった利
点がある。
(レジストマスク20形成)、コア用NMOSFETを
形成する際に形成した際のゲート絶縁膜5をスルー絶縁
膜として利用して、ボロンなどのP型不純物2×1013
/cm2を150keVでイオン注入し、Pウェル領域
6を形成し、インジウム1×1013/cm2を150k
eVでイオン注入し、Nチャンネル領域7を形成する
(図3(D)参照)。このようにゲート絶縁膜5をスル
ー絶縁膜として活用することにより、イオン注入装置内
での金属汚染からデバイス表面を保護できるといった利
点がある。
【0028】次に、レジストマスクを残したまま、コア
用NMOSFET形成領域上のゲート絶縁膜5をウェッ
トエッチ法で部分的に薄く除去する(図4(E)参
照)。
用NMOSFET形成領域上のゲート絶縁膜5をウェッ
トエッチ法で部分的に薄く除去する(図4(E)参
照)。
【0029】次に、レジストマスクを除去して全面を洗
浄した後(図4(F)参照)、実施例1と同様に、CV
D(Chemical Vapor Deposition)法でポリシリコンな
どのゲート電極9を厚さ約1500Å形成する(図4
(G)参照)。以降のプロセスは従来と同じであり、P
チャンネルについても同様である。
浄した後(図4(F)参照)、実施例1と同様に、CV
D(Chemical Vapor Deposition)法でポリシリコンな
どのゲート電極9を厚さ約1500Å形成する(図4
(G)参照)。以降のプロセスは従来と同じであり、P
チャンネルについても同様である。
【0030】本実施例2においては、コア用MOSFE
TとI/O用MOSFETといった異なるゲート絶縁膜
厚を搭載するMOSFETにインジウムを用いてNチャ
ンネル領域を形成するにあたり、熱酸化法によるI/O
用ゲート絶縁膜形成後に、ゲート絶縁膜をスルー絶縁膜
として利用して、コア用NMOSFET領域にインジウ
ムをイオン注入することで、インジウムがI/O用ゲー
ト絶縁膜へ吸い出されることがなく、インジウムを用い
た効果が低減することを防ぐことができるとともに、イ
オン注入装置内での金属汚染からデバイス表面を保護で
きる。
TとI/O用MOSFETといった異なるゲート絶縁膜
厚を搭載するMOSFETにインジウムを用いてNチャ
ンネル領域を形成するにあたり、熱酸化法によるI/O
用ゲート絶縁膜形成後に、ゲート絶縁膜をスルー絶縁膜
として利用して、コア用NMOSFET領域にインジウ
ムをイオン注入することで、インジウムがI/O用ゲー
ト絶縁膜へ吸い出されることがなく、インジウムを用い
た効果が低減することを防ぐことができるとともに、イ
オン注入装置内での金属汚染からデバイス表面を保護で
きる。
【0031】つまり、図3(D)のゲート絶縁膜5を形
成した後にゲート絶縁膜を介してインジウムをイオン注
入することによって、熱酸化プロセスによるゲート絶縁
膜中にインジウムが吸い出されることがない。よって、
インジウムの効果が低減することが防げる。
成した後にゲート絶縁膜を介してインジウムをイオン注
入することによって、熱酸化プロセスによるゲート絶縁
膜中にインジウムが吸い出されることがない。よって、
インジウムの効果が低減することが防げる。
【0032】次に、本発明の実施例を従来のプロセスと
比較して図面を用いて説明する。ここでは、従来例とし
てI/O用NMOSFETとコア用NMOSFETとい
った異なるゲート絶縁膜厚を搭載するプロセスを例にす
る。図5は、従来の一例に係る半導体装置の製造方法の
プロセスを模式的に示した断面図である。
比較して図面を用いて説明する。ここでは、従来例とし
てI/O用NMOSFETとコア用NMOSFETとい
った異なるゲート絶縁膜厚を搭載するプロセスを例にす
る。図5は、従来の一例に係る半導体装置の製造方法の
プロセスを模式的に示した断面図である。
【0033】従来においては、2回のフォトレジストに
よってI/O用NNMOSFETのPウェル領域103
とNチャンネル領域104、コア用NNMOSFETの
Pウェル領域106とインジウムNチャンネル領域10
7を形成していた(図5(A)参照)。
よってI/O用NNMOSFETのPウェル領域103
とNチャンネル領域104、コア用NNMOSFETの
Pウェル領域106とインジウムNチャンネル領域10
7を形成していた(図5(A)参照)。
【0034】次に、シリコン基板上全面に熱酸化法によ
るI/O用となる厚いゲート絶縁膜105を厚さ26Å
形成する(図5(B)参照)。この際、インジウムNチ
ャンネル領域中のインジウムがゲート絶縁膜に吸い出さ
れてしまい、インジウムのチャンネル濃度が減少し、イ
ンジウムNチャンネル領域におけるインジウムの効果が
少なくなっている。
るI/O用となる厚いゲート絶縁膜105を厚さ26Å
形成する(図5(B)参照)。この際、インジウムNチ
ャンネル領域中のインジウムがゲート絶縁膜に吸い出さ
れてしまい、インジウムのチャンネル濃度が減少し、イ
ンジウムNチャンネル領域におけるインジウムの効果が
少なくなっている。
【0035】次に、フォトレジストでパターニングして
(レジストマスク110)、コア用NNMOSFET領
域のゲート絶縁膜をウェットエッチで除去する(図5
(C)参照)。
(レジストマスク110)、コア用NNMOSFET領
域のゲート絶縁膜をウェットエッチで除去する(図5
(C)参照)。
【0036】レジストマスク110を剥離した後、全面
にRTP法により薄いゲート絶縁膜108を16Å形成
する(図5(D)参照)。これにより、コア用NMOS
FET領域では薄膜のゲート絶縁膜16Åが形成され、
I/O用NMOSFET領域では厚膜のゲート絶縁膜1
05が形成されている。
にRTP法により薄いゲート絶縁膜108を16Å形成
する(図5(D)参照)。これにより、コア用NMOS
FET領域では薄膜のゲート絶縁膜16Åが形成され、
I/O用NMOSFET領域では厚膜のゲート絶縁膜1
05が形成されている。
【0037】次に、ゲート電極となるポリシリコン層1
09をCVDで堆積し(図5(E)参照)、以降のプロ
セスは本発明の実施例と同じである。
09をCVDで堆積し(図5(E)参照)、以降のプロ
セスは本発明の実施例と同じである。
【0038】以上、従来の方法では、図5(B)で示し
たゲート絶縁膜105を炉などを用いた熱酸化法で形成
する際にインジウムNチャンネル領域107におけるイ
ンジウムがゲート絶縁膜105に吸い出されてしまう。
従ってインジウムNチャンネル領域107におけるイン
ジウムのチャンネル濃度が減少し、インジウムの効果が
少なくなっている。
たゲート絶縁膜105を炉などを用いた熱酸化法で形成
する際にインジウムNチャンネル領域107におけるイ
ンジウムがゲート絶縁膜105に吸い出されてしまう。
従ってインジウムNチャンネル領域107におけるイン
ジウムのチャンネル濃度が減少し、インジウムの効果が
少なくなっている。
【0039】一方、本発明の実施例1では、ゲート絶縁
膜5を形成した後にインジウムを注入しているので(図
1(D)から図2(E)へのプロセスを参照)、酸化炉
でゲート絶縁膜を形成する際(図1(C)参照)にもイ
ンジウムが存在しないためゲート絶縁膜中に吸い出され
ることはない。実施例2でも同様である。
膜5を形成した後にインジウムを注入しているので(図
1(D)から図2(E)へのプロセスを参照)、酸化炉
でゲート絶縁膜を形成する際(図1(C)参照)にもイ
ンジウムが存在しないためゲート絶縁膜中に吸い出され
ることはない。実施例2でも同様である。
【0040】
【発明の効果】本発明よれば、コア用MOSFETとI
/O用MOSFETといった異なるゲート絶縁膜厚を搭
載するMOSFETにインジウムを用いてNチャンネル
領域を形成するにあたり、熱酸化法によるI/O用ゲー
ト絶縁膜形成後にコア用NMOSFET領域にインジウ
ムをイオン注入することで、インジウムがI/O用ゲー
ト絶縁膜へ吸い出されることがなく、インジウムを用い
た効果が低減することを防ぐことができる。
/O用MOSFETといった異なるゲート絶縁膜厚を搭
載するMOSFETにインジウムを用いてNチャンネル
領域を形成するにあたり、熱酸化法によるI/O用ゲー
ト絶縁膜形成後にコア用NMOSFET領域にインジウ
ムをイオン注入することで、インジウムがI/O用ゲー
ト絶縁膜へ吸い出されることがなく、インジウムを用い
た効果が低減することを防ぐことができる。
【0041】つまり、ゲート絶縁膜を形成した後にイン
ジウムをイオン注入することによって、熱酸化プロセス
によってゲート絶縁膜中にインジウムが吸い出されるこ
とがない。よって、インジウムの効果が低減することが
防げる。
ジウムをイオン注入することによって、熱酸化プロセス
によってゲート絶縁膜中にインジウムが吸い出されるこ
とがない。よって、インジウムの効果が低減することが
防げる。
【0042】また、ゲート絶縁膜をスルー絶縁膜として
活用することにより、イオン注入装置内での金属汚染か
らデバイス表面を保護できる。
活用することにより、イオン注入装置内での金属汚染か
らデバイス表面を保護できる。
【図1】本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法
の工程を模式的に示した部分断面図である。
の工程を模式的に示した部分断面図である。
【図2】本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法
の工程を模式的に示した部分断面図である。
の工程を模式的に示した部分断面図である。
【図3】本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法
の工程を模式的に示した部分断面図である。
の工程を模式的に示した部分断面図である。
【図4】本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法
の工程を模式的に示した部分断面図である。
の工程を模式的に示した部分断面図である。
【図5】従来の一例に係る半導体装置の製造方法の工程
を模式的に示した部分断面図である。
を模式的に示した部分断面図である。
1、101 シリコン基板 2、102 素子分離 3、103 Pウェル領域(I/O用) 4、104 Nチャンネル領域(インジウム以外) 5、105 ゲート絶縁膜(スルー絶縁膜) 6、106 Pウェル領域(コア用) 7、107 インジウムNチャンネル領域 8、108 ゲート絶縁膜 9、109 ポリシリコン層 10、20、110 レジストマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 Fターム(参考) 5F040 DA06 DA18 DB01 EA08 EA09 EE05 EK05 FC14 5F048 AB01 AB06 AB07 BA01 BB05 BB15 BB16 BD04 BE04 BG14 5F058 BA20 BC02 BE03 BF52 BJ01 5F083 BS18 GA25 LA07 NA03 PR36 ZA04 ZA07
Claims (5)
- 【請求項1】複数の異なるゲート絶縁膜厚を搭載すると
ともにMOSFETの所定の領域にインジウムを用いて
Nチャンネル領域を形成した半導体装置の製造方法にお
いて、(1)素子分離領域を形成したP型シリコン基板
上の所定の領域に第1のレジストマスクを形成してPウ
ェル領域を形成した後、このPウェル領域上にインジウ
ム以外の成分から成る第1のNチャンネル領域を形成す
る第1工程と、(2)前記第1のレジストマスクを除去
した後、基板表面に第1のゲート絶縁膜を形成する第2
工程と、(3)前記第1のゲート絶縁膜を形成した後、
前記第1のNチャンネル領域以外の所定領域上に第2の
レジストマスクを形成して前記第1のゲート絶縁膜を部
分的に除去する第3工程と、(4)前記第1のゲート絶
縁膜を部分的に除去した領域内にPウェル領域を形成し
た後、このPウェル領域上に前記インジウム成分を含む
第2のNチャンネル領域を形成する第4工程と、(5)
前記第2のレジストマスクを除去した後、前記第2のN
チャンネル領域の表面に第2のゲート絶縁膜を形成する
第5工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造
方法。 - 【請求項2】前記第2のゲート絶縁膜の膜厚は、前記第
1のゲート絶縁膜の膜厚より薄いことを特徴とする請求
項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】前記第2のゲート絶縁膜は、RTP法で形
成されることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項4】複数の異なるゲート絶縁膜厚を搭載すると
ともにMOSFETの所定の領域にインジウムを用いて
Nチャンネル領域を形成した半導体装置の製造方法にお
いて、(1)素子分離領域を形成したP型シリコン基板
上の所定の領域に第1のレジストマスクを形成してPウ
ェル領域を形成した後、このPウェル領域上にインジウ
ム以外の成分から成る第1のNチャンネル領域を形成す
る第1工程と、(2)前記第1のレジストマスクを除去
した後、基板表面に第1のゲート絶縁膜を形成する第2
工程と、(3)前記ゲート絶縁膜を形成した後、前記第
1のNチャンネル領域以外の所定領域上に第2のレジス
トマスクを形成し、前記ゲート絶縁膜をスルー絶縁膜と
して前記第1のNチャンネル領域以外の所定領域にPウ
ェル領域を形成した後、このPウェル領域上にインジウ
ム成分を含む第2のNチャンネル領域を形成する第3工
程と、(4)前記第2のNチャンネル領域上のゲート絶
縁膜を表面から薄く除去する第4工程と、を含むことを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】前記第2のNチャンネル領域上のゲート絶
縁膜の膜厚は、20Å以下であることを特徴とする請求
項1乃至4のいずれか一に記載の半導体装置の製造方法
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000174075A JP2001351987A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 半導体装置の製造方法 |
US09/876,072 US6362059B2 (en) | 2000-06-09 | 2001-06-08 | Production of a semiconductor device having a P-well |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000174075A JP2001351987A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001351987A true JP2001351987A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18676185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000174075A Withdrawn JP2001351987A (ja) | 2000-06-09 | 2000-06-09 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6362059B2 (ja) |
JP (1) | JP2001351987A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7214578B2 (en) | 2004-01-20 | 2007-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for fabricating semiconductor device |
US7309629B2 (en) | 2002-01-02 | 2007-12-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for fabricating semiconductor device |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100399356B1 (ko) * | 2001-04-11 | 2003-09-26 | 삼성전자주식회사 | 듀얼 게이트를 가지는 씨모스형 반도체 장치 형성 방법 |
JP3506694B1 (ja) * | 2002-09-02 | 2004-03-15 | 沖電気工業株式会社 | Mosfetデバイス及びその製造方法 |
US6706581B1 (en) * | 2002-10-29 | 2004-03-16 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Company | Dual gate dielectric scheme: SiON for high performance devices and high k for low power devices |
FR2847077B1 (fr) * | 2002-11-12 | 2006-02-17 | Soitec Silicon On Insulator | Composants semi-conducteurs, et notamment de type soi mixtes, et procede de realisation |
KR100496551B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-06-22 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 제조 방법 |
US6946349B1 (en) * | 2004-08-09 | 2005-09-20 | Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. | Method for integrating a SONOS gate oxide transistor into a logic/analog integrated circuit having several gate oxide thicknesses |
KR100827435B1 (ko) * | 2006-01-31 | 2008-05-06 | 삼성전자주식회사 | 반도체 소자에서 무산소 애싱 공정을 적용한 게이트 형성방법 |
US9373501B2 (en) * | 2013-04-16 | 2016-06-21 | International Business Machines Corporation | Hydroxyl group termination for nucleation of a dielectric metallic oxide |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5960319A (en) * | 1995-10-04 | 1999-09-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Fabrication method for a semiconductor device |
US6080682A (en) * | 1997-12-18 | 2000-06-27 | Advanced Micro Devices, Inc. | Methodology for achieving dual gate oxide thicknesses |
-
2000
- 2000-06-09 JP JP2000174075A patent/JP2001351987A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-06-08 US US09/876,072 patent/US6362059B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7309629B2 (en) | 2002-01-02 | 2007-12-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for fabricating semiconductor device |
US7214578B2 (en) | 2004-01-20 | 2007-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for fabricating semiconductor device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6362059B2 (en) | 2002-03-26 |
US20010051401A1 (en) | 2001-12-13 |
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---|---|---|---|
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