JP2001351415A - 少なくとも1つのすれ違いビーム束を形成するための車両用の前照灯 - Google Patents

少なくとも1つのすれ違いビーム束を形成するための車両用の前照灯

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JP2001351415A
JP2001351415A JP2001109038A JP2001109038A JP2001351415A JP 2001351415 A JP2001351415 A JP 2001351415A JP 2001109038 A JP2001109038 A JP 2001109038A JP 2001109038 A JP2001109038 A JP 2001109038A JP 2001351415 A JP2001351415 A JP 2001351415A
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zone
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reflected
headlight
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Verena Hebler
ヘーブラー フェレーナ
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Robert Bosch GmbH
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    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/60Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
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    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/33Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
    • F21S41/334Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors
    • F21S41/335Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors with continuity at the junction between adjacent areas

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分に鮮明な明暗境界を得ると同時に、車両
前方の近傍範囲の均一な照明をも達成する。 【解決手段】 リフレクタ10の光軸を含んだ水平方向
平面32に接しているか、または該水平方向平面32に
跨って延びるゾーン30で、少なくともほぼ、リフレク
タ10の、前記ゾーン30内の最低位に位置しかつ光軸
を含んでいる半径方向断面34,38によってのみ、上
側の明暗境界に接する最高位の各点を有する発光体の複
数の結像が反射されるように、そしてリフレクタ10
の、前記ゾーン30内の最高位に位置しかつ光軸を含ん
でいる半径方向断面36,40によって、少なくともほ
ぼ水平方向に延びる1つの線に沿って配置された最低位
の各点を有する発光体の複数の結像が反射されるよう
に、リフレクタ10が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
すれ違いビーム束(ロービーム束)を形成するための車
両用の前照灯であって、発光体を有する光源と、リフレ
クタとが設けられていて、該リフレクタによって、発光
体から放射された光線が反射されるようになっており、
しかもリフレクタは少なくとも所定の範囲で、すれ違い
ビーム束の上側の明暗境界もしくはカットオフラインよ
りも下方に配置されていて、かつ最高位の各点で上側の
明暗境界に接している、発光体の複数の結像がリフレク
タによって反射されるように形成されている形式のもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の前照灯は、ドイツ連邦
共和国特許出願公開第4206881号明細書に基づき
公知である。この公知の前照灯は発光体を備えた光源
と、リフレクタとを有しており、このリフレクタによっ
て、光源から放射された光線が反射されるようになって
いる。リフレクタは、このリフレクタによって、すれ違
いビーム束の上側の非対称的な明暗境界よりも下方に配
置されていて、かつその大部分が最高位の各点で前記明
暗境界に接しているか、または前記明暗境界のすぐ下に
位置しているような、光源の発光体の複数の結像が反射
されるように形成されている。リフレクタのこのような
構成に基づき、明暗境界のすぐ下に高い照度値を有する
鮮明に特徴付けられた明暗境界が達成される。しかし、
リフレクタのこのような構成では、発光体の結像の最高
位の各点が上側の明暗境界に対して方向付けられること
により、前照灯の前方の、上側の明暗境界の下方に間隔
を置いて配置された真ん中の範囲が場合によっては十分
に照明されなくなるという不都合が生じる。リフレクタ
により反射されたすれ違いビーム束によって照明された
範囲は、その中央部に逆V字形の下側の境界線を有して
いる。通常そうであるように、2つの前照灯が相並んで
1つの車両に配置されている場合、これらの前照灯によ
り照明された範囲は、相応して側方で互いにずらされて
配置されており、これらの範囲の逆W字形の下側の境界
線が生ぜしめられる。これにより、全体的には車両前方
の近傍範囲の不均一な照明が生ぜしめられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の前照灯を改良して、十分に鮮明に特徴付
けられた明暗境界が得られると同時に、車両前方の近傍
範囲の均一な照明も達成されるような前照灯を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、リフレクタの光軸を含んだ水平方
向平面に接しているか、または該水平方向平面に跨って
延びるゾーンで、少なくともほぼ、リフレクタの、前記
ゾーン内の最低位に位置しかつ光軸を含んでいる半径方
向断面によってのみ、上側の明暗境界に接する最高位の
各点を有する発光体の複数の結像が反射されるように、
そしてリフレクタの、前記ゾーン内の最高位に位置しか
つ光軸を含んでいる半径方向断面によって、少なくとも
ほぼ水平方向に延びる1つの線に沿って配置された最低
位の各点を有する発光体の複数の結像が反射されるよう
に、リフレクタが形成されているようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明による前照灯には、従来のものに
比べて、十分に明瞭に特徴付けられた明暗境界も、近傍
範囲の均一な照明も達成されるという利点がある。近傍
範囲の均一な照明は、発光体の複数の結像の最低位の各
点が、少なくともほぼ水平方向に延びる1つの線に沿っ
て配置されていることにより達成される。
【0006】請求項2以下には、本発明による前照灯の
有利な構成および改良形が記載されている。請求項4に
記載の改良形により、すれ違いビーム束の十分な水平方
向の散乱が達成される。請求項6に記載の構成により、
リフレクタの内側の範囲と外側の範囲との間の無段階の
移行が可能となる。請求項7に記載の構成により、リフ
レクタの前記範囲の、光軸の左右両側に位置する部分に
よって、収斂する光束、つまり互いに交差した光束が反
射される。請求項8に記載の改良形により、すれ違いビ
ーム束の形成も、走行ビーム束の形成も、唯一つの光源
を用いるだけで可能となる。請求項10に記載の構成に
より、走行ビーム束を形成するための発光体の、リフレ
クタの外側の範囲により反射された結像の著しい集中が
達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0008】図1に示した、車両、特に自動車のための
前照灯(ヘッドライト)は、少なくとも1つの非対称的
なすれ違いビーム束(ロービーム束)を形成するために
使用される。この前照灯はリフレクタ10と光源12と
を有しており、この光源12は白熱ランプまたは有利に
はガス放電ランプである。光源12は発光体13を有し
ており、この発光体13はつる巻き状の白熱フィラメン
トまたはアークである。この発光体13はリフレクタ1
0の光軸11に沿って配置されている。光源12を備え
たリフレクタ10は保持装置またはハウジング14内に
調節可能に配置されている。ハウジング14に設けられ
た光射出開口は、光透過性のカバーレンズ16によって
カバーされており、このカバーレンズ16は有利には平
滑な板として形成されていて、レンズカット等の光学的
なプロファイルをほとんど有していない。リフレクタ1
0は凹面状に湾曲させられて形成されており、リフレク
タ10の頂点範囲は光源12のための開口18を有して
いる。
【0009】リフレクタ10は図2に示したように、互
いに異なって成形された複数のゾーンに分割されてい
る。リフレクタ10は光軸11の左右にそれぞれ、光軸
11を含んだ水平方向平面32に接しているか、または
この水平方向平面32に跨って延びている、つまり水平
方向平面32の上下に延びているゾーン30を有してい
る。ゾーン30は水平方向平面32にセクタ状に跨るよ
うに延びている。図示の前照灯は右側通行に合わせて設
計されており、この場合、すれ違いビーム束は自車側の
走行レーン、つまり右側の走行レーンにおいて、対向車
側の走行レーンにおけるよりも大きな到達距離を有して
いる。リフレクタ10の、光射出方向20で見て光軸1
1の右側に位置するゾーン30は、水平方向平面32に
対して約5°だけ下方へ傾けられた半径方向平面から、
または水平方向平面32から、上方に向かって、水平方
向平面32に対して約10〜15°だけ上昇した半径方
向平面にまで延びている。リフレクタ10の、光射出方
向20で見て光軸11の左側に位置するゾーン30は、
水平方向平面32に対して約15°だけ下方へ傾けられ
た半径方向平面から、上方に向かって水平方向平面32
に対して約10〜15°だけ上昇した半径方向平面にま
で延びている。
【0010】光源12は、発光体13を取り囲むガラス
バルブ22を有している。このガラスバルブ22には側
方で発光体13に並んで、光不透過性の材料から成るス
トリップ24が被着されている。これらのストリップ2
4は光源12の発光体13の左右の側で互いに異なる高
さに配置されており、これにより、リフレクタ10によ
り反射されたすれ違いビーム束の非対称的な明暗境界、
つまり非対称的な明暗のカットオフラインが形成され
る。光射出方向20で見て発光体13の右側に並んで配
置されたストリップ24は、その上縁部がリフレクタ1
0の水平方向平面32とほぼ同じ高さに位置するように
配置されている。光射出方向20で見て発光体13の左
側に並んで配置されたストリップ24は、その上縁部が
水平方向平面32に対して約15°だけ下方へ傾けられ
た半径方向平面の高さとほぼ同じ高さに位置するように
配置されている。図3には、前照灯の前方に間隔を置い
て配置された測定スクリーン80が図示されている。こ
の測定スクリーン80は、リフレクタ10のゾーン30
により反射された光線によって照明される。測定スクリ
ーン80の水平方向の中心平面はHHで示されており、
鉛直方向の中心平面はVVで示されている。すれ違いビ
ーム束は、対向車側の走行レーン、つまり測定スクリー
ン80の左側には、水平方向の区分83を有しており、
自車側の走行レーン、つまり測定スクリーン80の右側
には、水平方向の区分83を起点として約15°の角度
で上昇した区分84を有している。光源12の発光体1
3から放射された光線は、ストリップ24の上方傍らを
通過して、リフレクタ10のゾーン30に衝突する。以
下に、リフレクタ10のゾーン30の構成について詳し
く説明する。
【0011】リフレクタ10の、光軸11の左右の側に
それぞれ位置するゾーン30によって、収束する光束が
反射される。すなわち、ゾーン30により反射された光
束は互いに交差する。測定スクリーン80には、ゾーン
30によって反射される、光源12の発光体13の選び
出された複数の結像(Abbildung)が示されて
いる。図3に示した測定スクリーン80には、リフレク
タ10の、ゾーン30に位置しかつ光軸11を含んでい
る種々異なる半径方向断面(Radialschnit
t)により反射される発光体13の結像が示されてい
る。リフレクタ10の、光射出方向20で見て光軸11
の右側に位置するゾーン30では、最も低く位置する、
つまり最低位の半径方向断面34が水平方向平面32に
配置されており、最も高く位置する、つまり最高位の半
径方向断面36が水平方向平面32に対して15°で上
昇した半径方向平面に配置されており、そして水平方向
平面32に対して約7.5°で上昇した半径方向平面に
真ん中の、つまり中間位の半径方向断面35が配置され
ている。リフレクタ10の、光射出方向20で見て光軸
11の左側に位置するゾーン30では、最低位の半径方
向断面38が水平方向平面32に対して15°で下方へ
傾けられた半径方向平面に配置されており、最高位の半
径方向断面40が水平方向平面32に対して15°で上
昇した半径方向平面に配置されており、そして水平方向
平面32に中間位の半径方向断面39が配置されてい
る。
【0012】ゾーン30により反射された光束の収束し
た延びに基づき、右側のゾーン30の半径方向断面3
4,35,36により反射された、発光体13の結像に
よって、測定スクリーン80は鉛直方向の中心平面VV
の左側で照明され、そして左側のゾーン30の半径方向
断面38,39,40により反射された、発光体13の
結像によって、測定スクリーン80は鉛直方向の中心平
面VVの右側で照明される。リフレクタ10の右側のゾ
ーン30の、最も低く配置された最低位の半径方向断面
34によって、発光体13の結像42aが反射される。
これらの結像42aはその最も高く位置する最高位の各
点で明暗境界の水平方向の区分83に接していて、この
水平方向の区分83を決定している。結像42aの最低
位の各点は、明暗境界の水平方向の区分83に関して下
方へ傾けられた1つの線に沿って配置されている。リフ
レクタ10の右側のゾーン30の、最も高く配置された
最高位の半径方向断面36によって、発光体13の結像
42cが反射される。これらの結像42cはその最低位
の各点で、明暗境界の水平方向の区分83の下方に間隔
を置いてほぼ水平方向に延びる1つの線44に接してい
て、ひいては測定スクリーン80の左側で線44を決定
している。これらの結像42cの最高位の各点は明暗境
界の水平方向の区分83の下方に間隔を置いて配置され
ていて、線44に対して上昇して延びる1つの線に沿っ
て配置されている。さらに、リフレクタ10の右側のゾ
ーン30の中間位の半径方向断面35によって、発光体
13の結像42bが反射される。これらの結像42bは
その最高位の各点で、明暗境界の水平方向の区分83の
下方に間隔を置いて配置れており、その最低位の各点
で、水平方向に延びる線44の上方に間隔を置いて配置
されている。リフレクタ10の右側のゾーン30の、最
低位の半径方向断面34と最高位の半径方向断面36と
の間に位置する各半径方向断面により反射された、発光
体13の結像は、一般に、これらの結像の最高位の点が
明暗境界の水平方向の区分83の下方に間隔を置いて位
置しかつほぼ水平方向の線44の上方に間隔を置いて位
置するように配置されている。
【0013】リフレクタ10の左側のゾーン30の最も
低く配置された最低位の半径方向断面38によって、発
光体13の結像46aが反射される。これらの結像46
aはその最高位の各点で、明暗境界の上昇した区分84
に接していて、この区分84を決定している。これらの
結像46aの最低位の各点は、ほぼ水平方向に延びる線
に沿って配置されている。リフレクタ10の左側のゾー
ン30の最も高く配置された最高位の半径方向断面40
によって、発光体13の結像46cが反射される。これ
らの結像46cはその最低位の各点で、明暗境界の上昇
した区分84の下方に間隔を置いてほぼ水平方向に延び
る線44に接していて、ひいては測定スクリーン80の
右側でこの線44を決定している。結像46cの最高位
の各点は、明暗境界の上昇した区分84の下方に間隔を
置いて配置されていて、線44に対して上昇して延びる
1つの線に沿って配置されている。リフレクタ10の左
側のゾーン30の中間位の半径方向断面39によって、
発光体13の結像46bが反射される。これらの結像4
6bはその最高位の各点で、明暗境界の上昇した区分8
4の下方に間隔を置いて配置されており、その最低位の
各点で、水平方向に延びる線44の上方に間隔を置いて
配置されている。リフレクタ10の左側のゾーン30
の、最低位の半径方向断面38と最高位の半径方向断面
40との間に位置する各半径方向断面により反射され
た、発光体13の結像は、一般に、これらの結像の最高
位の点が明暗境界の上昇した区分84の下方に間隔を置
いて位置しかつほぼ水平方向の線44の上方に間隔を置
いて位置するように配置されている。全体的には少なく
ともほぼ、リフレクタ10の、ゾーン30の最低位に位
置しかつ光軸11を含んでいる半径方向断面34,38
によってのみ、発光体13の、明暗境界を形成する両区
分83,84に接する最高位の点を有する結像42a,
46aが反射される。
【0014】上で説明した、測定スクリーン80におけ
る光源12の発光体13の各結像42,46の配置に基
づき、鉛直方向の中心平面VVの範囲における、明暗境
界83,84から最低位に位置する結像42c,46c
にまでの均一な照明が得られ、ひいては車両前方の近傍
領域の均一な照明が得られる。
【0015】前照灯の改良形では、図2および図4に示
したようにゾーン30がそれぞれ少なくとも2つの範囲
50,52に分割されている。この場合、内側の範囲5
0は光軸11寄りに、つまりリフレクタ10の頂点範囲
に配置されており、外側の範囲52は光軸11から大き
な間隔を置いて、かつ内側の範囲50に続いて配置され
ている。内側の範囲50と外側の範囲52との間の移行
部は、無段に、つまり段部なしに形成されていると有利
である。
【0016】リフレクタ10のゾーン30の内側の範囲
50は、この範囲50に位置しかつ光軸11を含んでい
る半径方向断面において、光軸11からの距離Sが増大
するにつれて焦点距離fが図5に示したように変化する
ように形成されている。焦点距離fはこの場合、内側の
範囲50の、光源12のための開口18に接した内縁部
を起点として、外側の範囲52に接した外縁部に到るま
で増大する。両内側の範囲50は図4に示したように、
1つの共通の頂点を有しているので、焦点距離fにそれ
ぞれ対応する焦点Fは光軸11からの距離Sが増大する
につれて、リフレクタ10の頂点からますます遠ざけら
れるようになる。焦点距離fの増大はほぼ線状に行われ
るか、または図5に示したように光軸11からの距離S
との任意の別の関係で行われてもよい。内側の範囲50
における焦点距離fは、たとえば約20mmから約24
mmにまで増大することができる。リフレクタ10のゾ
ーン30の外側の範囲52では、光軸11からの距離S
が増大していっても、焦点距離fは内側の範囲50の場
合ほど著しく変化しないか、または少なくともほぼ一定
である。外側の範囲52における焦点距離fは、たとえ
ば約24mmから約26mmにまで増大することができ
る。外側の範囲52では焦点距離fが僅かにしか変化し
ないことに基づき、リフレクタ10の頂点からの一定の
距離に配置された、少なくともほぼ1つの共通の焦点を
規定することができる。内側の範囲50と外側の範囲5
2との間の移行部には、少なくともほぼ同一の焦点距離
fが存在しており、これにより両範囲50,52の無段
階的な移行が達成される。リフレクタ10の両範囲5
0,52の、光軸11を含んだ半径方向の断面平面にそ
れぞれ生ぜしめられる断面線は、近似的には、上で説明
した可変の焦点距離またはほぼ一定の焦点距離を有する
放物線区分により形成されている。
【0017】光源12の発光体13は図4に示したよう
に、リフレクタ10の頂点から、リフレクタ10の両範
囲50,52の焦点距離fよりも大きな距離を置いて配
置されている。これにより、リフレクタ10の、光軸1
1のそれぞれ互いに異なる側に配置された範囲50,5
2によって、収束する光束、つまり互いに交差し合う光
束が反射されることが達成される。
【0018】図6には、同じく前照灯の前方に間隔を置
いて配置された測定スクリーン80が示されている。こ
の測定スクリーン80は、前照灯から放射された光線に
よって照明される。測定スクリーン80は、前照灯の前
方に位置する、相応して照明される路面の投影図を表し
ている。図6には、測定スクリーン80が、前照灯から
放射されたすれ違いビーム束による照明された状態が示
されている。全体的には、前照灯から放射されたすれ違
いビーム束によって、測定スクリーン80は範囲82で
照明される。この範囲82は既に前で述べたように、測
定スクリーン80の左側では、明暗境界のほぼ水平方向
の区分83によって仕切られている。この水平方向の区
分83は水平方向の中心平面HHと同じ高さに位置して
いるか、またはこの高さよりも少しだけ下方に位置して
いる。測定スクリーン80の右側では、範囲82が、明
暗境界の上昇した区分84によって仕切られている。範
囲82では、明暗境界を形成する両区分83,84のす
ぐ下で鉛直方向の中心平面VVに対して少しだけ右側へ
ずらされているゾーン86に、最大照度が存在してい
る。
【0019】範囲82内での照度分布は、リフレクタ1
0により反射される光源12の発光体13の多数の結像
の重畳によって得られる。範囲82には、リフレクタ1
0のゾーン30の、このゾーン30内で最低位に位置す
る半径方向断面によって反射される発光体13の結像4
2a,46aが例示的に示されている。リフレクタ10
の内側の範囲50により、発光体13の大きな結像42
a,46aが反射される。内側の範囲50に対しては共
通の焦点が存在しておらず、しかも発光体13がリフレ
クタ10の頂点から、内側の範囲50の焦点距離fより
も大きな距離を置いて配置されているので、結像42
a,46aは水平方向で散乱されている。内側の範囲5
0の内縁部により反射された結像42a,46aは、測
定スクリーン80上で鉛直方向の中心平面VVから側方
に最も大きく遠ざけられて配置されている。内側の範囲
50と光軸11との距離Sが大きくなればなるほど、結
像42a,46は徐々に小さくなり、そして徐々に鉛直
方向の中心平面VVに近づいていく。リフレクタ10の
内側の範囲50により反射された結像42a,46a
は、鉛直方向の中心平面VVの両側で最大約20゜にま
で達する。
【0020】リフレクタ10の外側の範囲52によっ
て、発光体13の小さな結像42a,46aが反射され
る。外側の範囲52に対しては、少なくともほぼ1つの
共通の焦点が存在しているが、しかし光源12の発光体
13はリフレクタ10の頂点から、外側の範囲52の焦
点距離fよりも大きな距離aを置いて配置されているの
で、結像42a,46aは水平方向に散乱されている。
外側の範囲52の内縁部により反射された結像42a,
46aは、測定スクリーン80上で鉛直方向の中心平面
VVから側方に最も大きく遠ざけられて配置されてい
る。外側の範囲52と光軸11との距離Sが増大するに
つれて、結像42a,46aは徐々に小さくなると共
に、徐々に鉛直方向の中心平面VVに近づいていく。光
軸11の左右両側にそれぞれ位置する外側の範囲52の
外縁部により反射された結像42a,46aが、鉛直方
向の中心平面VVの範囲で互いに重畳すると有利であ
る。このことは、光射出方向20で見て光軸11の右側
に位置する外側の範囲52の外縁部により反射された結
像42a,46aが、左側に向かって鉛直方向の中心平
面VVを少しだけ超えて延び、そして光射出方向20で
見て光軸11の左側に位置する外側の範囲52の外縁部
により反射された結像42a,46aが、右側に向かっ
て鉛直方向の中心平面VVを少しだけ超えて延びること
を意味する。
【0021】リフレクタ10の、ゾーン30の上方に位
置するゾーン54によって、光源12の発光体13の、
水平方向に散乱された結像が反射される。これらの結像
は明暗境界83,84の下方に配置されている。発光体
13の、ゾーン54により反射された結像は、鉛直方向
の中心平面VVの両側で最大約40゜にまで達する。リ
フレクタ10のゾーン54は複数のファセット56に分
割されていてよい。これらのファセット56の間には、
ほぼ鉛直な、または湾曲させられた分離線57がそれぞ
れ設けられている。光源12の発光体13から放射され
た光線は、ストリップ24の上方でしか射出し得ず、そ
してこの光線はリフレクタ10の前記範囲50,52を
有するゾーン30と、ゾーン54とにおいて、上で説明
したようにこの光線が明暗境界83,84の下方に延び
るように反射される。光源12の、両ストリップ24の
下縁部の間に位置する円周範囲には、シールド装置26
が配置されていてよい。このシールド装置26により、
この円周範囲で発光体13から放射された光線がシール
ドされるので、この光線はリフレクタ10へ衝突しなく
なる。したがって、リフレクタ10の、ゾーン30の下
方に位置するゾーン58は使用されなくなる。なぜなら
ば、このゾーン58には、光線がほとんど衝突しないか
らである。
【0022】前照灯の改良形では、前照灯がすれ違いビ
ーム束を形成するだけではなく、走行ビーム束(ハイビ
ーム束)を形成するためにも働くようになっている。こ
のためには、光源12とリフレクタ10との間の相対的
な対応位置が可変である。このことは、たとえばリフレ
クタ10に対して相対的な光源12の運動によって行わ
れる。光源12はランプ支持体60に保持されている。
このランプ支持体60は少なくとも間接的にリフレクタ
10に、少なくともほぼ水平方向に延びる旋回軸線62
を中心にして旋回可能に支承されている。この旋回軸線
62はランプ支持体60の上縁部の近くに延びている。
光源12の、発光体13が配置されているガラスバルブ
22が、リフレクタ10の開口18を通じて突入してい
るので、リフレクタ10の発光体13から放射された光
線は、リフレクタ10の凹面状に湾曲させられた反射面
によって反射される。
【0023】ランプ支持体60には、旋回軸線62に対
して偏心的に調節装置64が作用している。この調節装
置64によって、ランプ支持体60は旋回軸線62を中
心にして旋回可能となる。調節装置64は、たとえば電
動モータを有していてよい。この電動モータは変速機を
介して、ランプ支持体60に作用するロッド66を直線
状に移動させる。調節装置64は択一的に電磁石を有し
ていてもよい。その場合、この電磁石が、ランプ支持体
60に作用するロッド66を移動させる。さらに択一的
に、調節装置64は、ランプ支持体60に作用するロッ
ド66を移動させるためのハイドロリック式またはニュ
ーマチック式の駆動装置を有していてもよい。
【0024】調節装置64により、ランプ支持体60
と、このランプ支持体60に保持された光源12とが、
すれ違いビームに対応する少なくとも1つの対応位置
と、走行ビームに対応する少なくとも1つの別の対応位
置との間で運動可能となる。光源12を備えたランプ支
持体60は、すれ違いビームに対応する対応位置を起点
として、図1で見て時計回り方向で走行ビームに対応す
る少なくとも1つの対応位置にまで運動させられる。こ
の場合、光源12の発光体13はリフレクタ10の頂点
に向かうと同時にリフレクタ10の光軸11に関して下
方に向かって運動させられる。すれ違いビームのための
対応位置と走行ビームのための対応位置との間での光源
12の発光体13の調節距離は、光軸11の方向でたと
えば約3mmであり、光軸11に対して直角な方向で3
mmよりも少ない。図1には、光源12を備えたランプ
支持体60が、すれ違いビームのための対応位置で実線
により描かれており、このすれ違いビームのための対応
位置では、ランプ支持体60が、逆時計回りの方向で最
大限にまで旋回させられた位置に位置している。光源1
2の発光体は、すれ違いビームのための対応位置では符
号13で示されている。図1には、光源12を備えたラ
ンプ支持体60が、走行ビームのための対応位置で破線
により描かれており、この走行ビームのための対応位置
では、光源12の発光体が符号13′で示されている。
【0025】図7には、測定スクリーン80が、走行ビ
ームのための対応位置に位置する光源12を備えた前照
灯から放射された走行ビーム束によって照明されている
状態が示されている。全体的には、前照灯から放射され
た走行ビーム束によって、測定スクリーン80は範囲9
0で照明される。この範囲90では、点HVを取り囲む
ゾーン92に最大照度が存在している。この最大照度
は、すれ違いビーム束により照明された範囲82のゾー
ン86における最大照度よりも大きく設定されている。
走行ビーム束により照明された範囲90は、すれ違いビ
ーム束により照明された範囲82に比べて上方へシフト
されており、しかも明暗境界を有していないか、または
少なくともあまり明確ではない明暗境界しか有していな
い。
【0026】走行ビームに対応する光源12の対応位置
では、既に上で述べたように、光源12の発光体13
が、すれ違いビームに対応する対応位置に比べてリフレ
クタ10の頂点に接近していて、かつ光軸11に関して
下方に向かってずらされて配置されている。光源12の
発光体13は走行ビームに対応する光源12の対応位置
では、少なくともほぼリフレクタ10のゾーン30の外
側の範囲52の1つまたは複数の焦点の範囲に配置され
ている。したがって、リフレクタ10の外側の範囲52
によって、発光体13から放射された光線は集中された
光束として反射される。図7には、単に例示的に、リフ
レクタ10の、ゾーン30の最低位に位置する半径方向
断面によって反射される発光体13の個々の結像42
a,46aが図示されている。したがって、発光体13
の、外側の範囲52により反射された小さな結像42
a,46aは、水平方向では散乱されないか、または少
しだけしか散乱されず、点HVを取り囲むゾーン92で
互いに重畳し、そしてこのゾーン92で高い照度値を生
ぜしめる。リフレクタ10の内側の範囲50は互いに著
しく異なる種々の焦点距離を有していて、ひいては種々
異なる焦点を有しており、走行ビームに対応する光源1
2の対応位置でも、光源12の発光体13は内側の範囲
50の焦点に対してずらされて配置されているので、内
側の範囲50によって引き続き、水平方向に散乱された
発光体13の大きな結像42a,46aが反射される。
結像42a,46aの散乱幅はすれ違いビームに対応す
る光源12の対応位置の場合とほぼ同じであり、結像4
2a,46aは鉛直方向の中心平面VVの両側で約20
°にまで達する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による前照灯の鉛直方向の縦断面図であ
る。
【図2】図1に示した前照灯のリフレクタを、図1の矢
印IIの方向で見た正面図である。
【図3】前照灯の前方に配置された測定スクリーンが、
リフレクタにより反射された光線によって照明された状
態を示す図である。
【図4】リフレクタを図2のIV−IV線に沿って断面
した図である。
【図5】図2の断面平面IV−IVにおけるリフレクタ
の半径方向断面の焦点距離fと、光軸からの距離Sとの
関係を示す線図である。
【図6】前照灯の前方に配置された測定スクリーンが、
リフレクタにより反射されたすれ違いビーム束によって
照明された状態を示す図である。
【図7】測定スクリーンが、リフレクタにより反射され
た走行ビーム束によって照明された状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 リフレクタ、 11 光軸、 12 光源、 1
3,13′ 発光体、14 ハウジング、 16 カバ
ーレンズ、 18 開口、 20 光射出方向、 22
ガラスバルブ、 24 ストリップ、 26 シール
ド装置、 30 ゾーン、 32 水平方向平面、 3
4 最低位の半径方向断面、 35中間位の半径方向断
面、 36 最高位の半径方向断面、 38 最低位の
半径方向断面、 39 中間位の半径方向断面、 40
最高位の半径方向断面、42a,42b,42c 結
像、 44 線、 46a,46b,46c 結像、
50 内側の範囲、 52 外側の範囲、 54 ゾー
ン、 56 ファセット、 58 ゾーン、 60 ラ
ンプ支持体、 62 旋回軸線、 64 調節装置、
66 ロッド、 80 測定スクリーン、 82 範
囲、 83,84 区分、 86 ゾーン、 90 範
囲、 92 ゾーン、 f 焦点距離、F 焦点、 S
距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21W 101:10 F21Y 101:00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのすれ違いビーム束を形
    成するための車両用の前照灯であって、発光体(13)
    を有する光源(12)と、リフレクタ(10)とが設け
    られていて、該リフレクタ(10)によって、発光体
    (13)から放射された光線が反射されるようになって
    おり、しかもリフレクタ(10)は少なくとも所定の範
    囲で、すれ違いビーム束の上側の明暗境界(83,8
    4)よりも下方に配置されていて、かつ最高位の各点で
    上側の明暗境界(83,84)に接している、発光体
    (13)の複数の結像(42a,46a)がリフレクタ
    (10)によって反射されるように形成されている形式
    のものにおいて、リフレクタ(10)の光軸(11)を
    含んだ水平方向平面(32)に接しているか、または該
    水平方向平面(32)に跨って延びるゾーン(30)
    で、少なくともほぼ、リフレクタ(10)の、前記ゾー
    ン(30)内の最低位に位置しかつ光軸(11)を含ん
    でいる半径方向断面(34,38)によってのみ、上側
    の明暗境界(83,84)に接する最高位の各点を有す
    る発光体(13)の複数の結像(42a,46a)が反
    射されるように、そしてリフレクタ(10)の、前記ゾ
    ーン(30)内の最高位に位置しかつ光軸(11)を含
    んでいる半径方向断面(36,40)によって、少なく
    ともほぼ水平方向に延びる1つの線(44)に沿って配
    置された最低位の各点を有する発光体(13)の複数の
    結像(42c,46c)が反射されるように、リフレク
    タ(10)が形成されていることを特徴とする、少なく
    とも1つのすれ違いビーム束を形成するための車両用の
    前照灯。
  2. 【請求項2】 リフレクタ(10)の、前記ゾーン(3
    0)内の最高位に位置する半径方向断面(36,40)
    により反射された発光体(13)の結像(42c,46
    c)の最高位の各点が、上側の明暗境界(83,84)
    の下方に間隔を置いて配置されている、請求項1記載の
    前照灯。
  3. 【請求項3】 リフレクタ(10)の、前記ゾーン(3
    0)内の最低位の半径方向断面(34,40)と最高位
    の半径方向断面(36,38)との間に位置する半径方
    向断面(35,39)によって、上側の明暗境界(8
    3,84)の下方に間隔を置いて配置された最高位の各
    点と、少なくともほぼ水平方向に延びる線(44)の上
    方に間隔を置いて配置された最低位の各点とを有する発
    光体(13)の結像(42b,46b)が反射されるよ
    うになっている、請求項1または2記載の前照灯。
  4. 【請求項4】 リフレクタ(10)が前記ゾーン(3
    0)に、光軸(11)の近傍に配置された内側の範囲
    (50)を有しており、該内側の範囲(50)内で、光
    軸(11)を含んだ半径方向断面において、光軸(1
    1)からの距離(S)が増大するにつれて焦点距離
    (f)が変化するようになっており、リフレクタ(1
    0)が前記ゾーン(30)内で、前記内側の範囲(5
    0)に続いた外側の範囲(52)を有しており、該外側
    の範囲(52)内で、光軸(11)を含んだ半径方向断
    面において、光軸(11)からの距離(S)が増大して
    いっても焦点距離(f)が、少なくとも前記内側の範囲
    (50)におけるよりも僅かにしか変化しないようにな
    っているか、または少なくともほぼ一定のままとなる、
    請求項1から3までのいずれか1項記載の前照灯。
  5. 【請求項5】 光軸(11)からの距離(S)が増大す
    るにつれて、前記内側の範囲(50)の半径方向断面の
    焦点距離(f)が増大している、請求項4記載の前照
    灯。
  6. 【請求項6】 前記内側の範囲(50)と前記外側の範
    囲(52)との間の移行部で半径方向断面に少なくとも
    ほぼ同一の焦点距離(f)が存在している、請求項4ま
    たは5記載の前照灯。
  7. 【請求項7】 発光体(13)とリフレクタ(10)の
    頂点との距離(a)が、リフレクタ(10)の前記ゾー
    ン(30)の半径方向断面の焦点距離(f)よりも大き
    く形成されている、請求項4から6までのいずれか1項
    記載の前照灯。
  8. 【請求項8】 光源(12)とリフレクタ(10)との
    間の相対的な対応位置が、調節装置(64)によって、
    すれ違いビームに対応する少なくとも1つの対応位置
    と、走行ビームに対応する少なくとも1つの対応位置と
    の間で可変であり、すれ違いビームに対応する対応位置
    では、光源(12)から放射された光線がリフレクタ
    (10)によってすれ違いビーム束として反射されるよ
    うになっており、走行ビームに対応する対応位置では、
    光源(12)から放射された光線がリフレクタ(10)
    によって、すれ違いビーム束の場合よりも大きな到達距
    離と、すれ違いビーム束の場合よりも高い最大照度とを
    有する走行ビーム束として反射されるようになってい
    る、請求項1から7までのいずれか1項記載の前照灯。
  9. 【請求項9】 光源(12)の発光体(13)とリフレ
    クタ(10)の頂点との距離(a)が、すれ違いビーム
    に対応する相対位置において、リフレクタ(10)の前
    記ゾーン(30)の半径方向断面の焦点距離(f)より
    も大きく形成されている、請求項8記載の前照灯。
  10. 【請求項10】 光源(12)の発光体(13)とリフ
    レクタ(10)の頂点との距離(a)が、走行ビームに
    対応する対応位置において、リフレクタ(10)の前記
    ゾーン(30)の前記外側の範囲(52)の半径方向断
    面の焦点距離(f)に少なくともほぼ等しく形成されて
    いる、請求項9記載の前照灯。
  11. 【請求項11】 前記ゾーン(30)が、セクタ状に前
    記水平方向平面(32)に接しているか、または該水平
    方向平面(32)に跨って延びている、請求項1から1
    0までのいずれか1項記載の前照灯。
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