JP2001350507A - Wapアーキテクチャーに基づいたプログラマブルコントローラシステムへのアクセスシステム - Google Patents
Wapアーキテクチャーに基づいたプログラマブルコントローラシステムへのアクセスシステムInfo
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- Information Transfer Between Computers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】WAPアーキテクチャーに適合したブラウザを内
蔵する、携帯電話等の、少なくとも一台の独立携帯型通
信機器から、WAPアーキテクチャーに基づいたプログラ
マブルコントローラシステムへのアクセスシステムに関
する。 【解決手段】WML言語に従ってコーディングされたダイ
ナミック又はスタティックデータが生成できる、コント
ローラシステム10のコントローラ装置に搭載されたWWW
サーバ20と、そのようなWAPブラウザ41のユーザーが、
コントローラシステム10を監視、表示、制御する機能に
アクセスが可能となるように、携帯型通信機器40のWAP
ブラウザ41から無線ネットワーク35を介して前述データ
へのアクセスを可能とするインターネット型ネットワー
ク25によりWWWサーバ20に接続されたネットワークイン
ターフェース30を有する。
蔵する、携帯電話等の、少なくとも一台の独立携帯型通
信機器から、WAPアーキテクチャーに基づいたプログラ
マブルコントローラシステムへのアクセスシステムに関
する。 【解決手段】WML言語に従ってコーディングされたダイ
ナミック又はスタティックデータが生成できる、コント
ローラシステム10のコントローラ装置に搭載されたWWW
サーバ20と、そのようなWAPブラウザ41のユーザーが、
コントローラシステム10を監視、表示、制御する機能に
アクセスが可能となるように、携帯型通信機器40のWAP
ブラウザ41から無線ネットワーク35を介して前述データ
へのアクセスを可能とするインターネット型ネットワー
ク25によりWWWサーバ20に接続されたネットワークイン
ターフェース30を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の、少
なくとも一台の独立携帯型通信機器からプログラマブル
コントローラシステムへのアクセスシステムに関する。
このアクセスシステムは、WAPアーキテクチャーに基づ
き、プロセス制御器、ビルディング制御器、又は配電網
の管理/制御分野の様々な用途において応用可能であ
る。
なくとも一台の独立携帯型通信機器からプログラマブル
コントローラシステムへのアクセスシステムに関する。
このアクセスシステムは、WAPアーキテクチャーに基づ
き、プロセス制御器、ビルディング制御器、又は配電網
の管理/制御分野の様々な用途において応用可能であ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なWWWブラウザから、HTML形式の
ファイルが作成できる、コントローラシステムに搭載さ
れたWWWサーバの利用によりインターネット、又は、イ
ントラネット型ネットワークを介してコントローラシス
テムにアクセスする方法は、すでに知られている。この
ように革新的な方法によりインターネット型ネットワー
クの様々な潜在的能力を利用し、HTML形式のページとい
う形でコントローラシステムの変数にアクセスすること
が可能である。これらの可能性は、例えば特許US580544
2号、US5975737号、WO9913418号等の文書に記述されて
いる。しかしながら、このような解決手段には、ユーザ
ーがインターネット、又はイントラネット型ネットワー
クに接続した、一般的なWWWブラウザが内蔵可能な機器
を使用しなければならない。
ファイルが作成できる、コントローラシステムに搭載さ
れたWWWサーバの利用によりインターネット、又は、イ
ントラネット型ネットワークを介してコントローラシス
テムにアクセスする方法は、すでに知られている。この
ように革新的な方法によりインターネット型ネットワー
クの様々な潜在的能力を利用し、HTML形式のページとい
う形でコントローラシステムの変数にアクセスすること
が可能である。これらの可能性は、例えば特許US580544
2号、US5975737号、WO9913418号等の文書に記述されて
いる。しかしながら、このような解決手段には、ユーザ
ーがインターネット、又はイントラネット型ネットワー
クに接続した、一般的なWWWブラウザが内蔵可能な機器
を使用しなければならない。
【0003】しかし、特に診断又は整備といった作業に
おいて、独立携帯型通信機器からコントローラシステム
の変数へのアクセスの要求は、高まりつづけている。以
下の説明において、これらの携帯型機器は、携帯電話、
PDA(Personal Digital Assistant)タイプの機器、又
は、ポケットサイズの携帯型機器(ハンドヘルドデバイ
ス)全体をまとめて指すものとする。これらは、そのシ
ンプルなユーザーインターフェース(小型画面)、無線
によるネットワーク接続等に特徴づけられる。これらの
特徴は、特に通信に使用する帯域幅の制限、低いネット
ワーク可用性、画面表示能力の制限の原因となってい
る。従って、一般的なWWWブラウザはこのタイプの機器
には対応していない。
おいて、独立携帯型通信機器からコントローラシステム
の変数へのアクセスの要求は、高まりつづけている。以
下の説明において、これらの携帯型機器は、携帯電話、
PDA(Personal Digital Assistant)タイプの機器、又
は、ポケットサイズの携帯型機器(ハンドヘルドデバイ
ス)全体をまとめて指すものとする。これらは、そのシ
ンプルなユーザーインターフェース(小型画面)、無線
によるネットワーク接続等に特徴づけられる。これらの
特徴は、特に通信に使用する帯域幅の制限、低いネット
ワーク可用性、画面表示能力の制限の原因となってい
る。従って、一般的なWWWブラウザはこのタイプの機器
には対応していない。
【0004】WAP(Wireless Application Protocol)ア
ーキテクチャーは、マイクロブラウザ(以下WAPブラウ
ザと呼ぶ)を有する携帯型機器が、WML(Wireless Mark
up Language)言語を使用しインターネット型ネットワ
ーク上において無線で通信が行えるようにするための仕
様全体を定義するために「WAPフォーラム」(http://ww
w.wapforum.org/)によって考案された。メタ言語XMLの
構文やHTTP通信標準に適合したこの言語は、小画面用に
開発されており、従ってHTML言語よりもはるかに携帯型
機器に対応している。
ーキテクチャーは、マイクロブラウザ(以下WAPブラウ
ザと呼ぶ)を有する携帯型機器が、WML(Wireless Mark
up Language)言語を使用しインターネット型ネットワ
ーク上において無線で通信が行えるようにするための仕
様全体を定義するために「WAPフォーラム」(http://ww
w.wapforum.org/)によって考案された。メタ言語XMLの
構文やHTTP通信標準に適合したこの言語は、小画面用に
開発されており、従ってHTML言語よりもはるかに携帯型
機器に対応している。
【0005】WML言語は、WMLソース、WMLスクリプトソ
ース、コンパイル済みWML、コンパイル済みWMLスクリプ
ト、WBMP画像等のコンテンツを含む。本発明では、これ
らの様々なコンテンツをまとめてWML言語と呼ぶ。これ
らすべてのコンテンツは、HTTPの標準的な要求を用いて
インターネットからアクセス可能である。
ース、コンパイル済みWML、コンパイル済みWMLスクリプ
ト、WBMP画像等のコンテンツを含む。本発明では、これ
らの様々なコンテンツをまとめてWML言語と呼ぶ。これ
らすべてのコンテンツは、HTTPの標準的な要求を用いて
インターネットからアクセス可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、インターネット、イントラネット、エクストラネッ
ト型広域ネットワークの機能を活用し、WAPブラウザを
有する携帯型通信機器のユーザーに、無線ネットワーク
を介したコントローラシステムとの遠隔通信を可能とす
ることであり、このアクセスシステムの応用の一つは、
例えば、広範囲の作業場、又は複数の作業場間を移動す
る整備業者の仕事を簡易化するものである。
は、インターネット、イントラネット、エクストラネッ
ト型広域ネットワークの機能を活用し、WAPブラウザを
有する携帯型通信機器のユーザーに、無線ネットワーク
を介したコントローラシステムとの遠隔通信を可能とす
ることであり、このアクセスシステムの応用の一つは、
例えば、広範囲の作業場、又は複数の作業場間を移動す
る整備業者の仕事を簡易化するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、WA
Pアーキテクチャーに適合したブラウザを内蔵する、携
帯電話等の、少なくとも一台の独立携帯型通信機器から
WAPアーキテクチャーに基づいたプログラマブルコント
ローラシステムへのアクセスシステムを記載する。この
記載システムは、WML言語に従ってコーディングされた
ダイナミック又はスタティックデータが生成できる、コ
ントローラシステムのコントローラ装置に搭載されたWW
Wサーバを有し、これらのデータはコントローラシステ
ムを監視、表示又は制御する機能を提供できる。WWWサ
ーバが、インターネット、イントラネット、又はエクス
トラネット型広域ネットワークによって、携帯型通信機
器のWAPブラウザから前記データへのアクセスを可能と
するネットワークインターフェースに接続されることに
より、このようなWAPブラウザのユーザーは、コントロ
ーラシステムを監視、表示、制御する機能にアクセスが
可能となる。
Pアーキテクチャーに適合したブラウザを内蔵する、携
帯電話等の、少なくとも一台の独立携帯型通信機器から
WAPアーキテクチャーに基づいたプログラマブルコント
ローラシステムへのアクセスシステムを記載する。この
記載システムは、WML言語に従ってコーディングされた
ダイナミック又はスタティックデータが生成できる、コ
ントローラシステムのコントローラ装置に搭載されたWW
Wサーバを有し、これらのデータはコントローラシステ
ムを監視、表示又は制御する機能を提供できる。WWWサ
ーバが、インターネット、イントラネット、又はエクス
トラネット型広域ネットワークによって、携帯型通信機
器のWAPブラウザから前記データへのアクセスを可能と
するネットワークインターフェースに接続されることに
より、このようなWAPブラウザのユーザーは、コントロ
ーラシステムを監視、表示、制御する機能にアクセスが
可能となる。
【0008】WWWサーバは、ネットワークインターフェ
ースを介してURLアドレスが記述されたHTTP要求の形でW
APコマンドが受信でき、WWWサーバは、そのWAPコマンド
への応答として、携帯型通信機器に搭載されたWAPブラ
ウザのユーザーにコントローラシステムを監視、表示、
制御する機能を提供できるWML言語でコーディングされ
たダイナミック又はスタティックデータを生成する。ま
た一方で、WWWサーバは、携帯型通信機器に搭載されたW
APブラウザのユーザーがコントローラシステムの変化、
又は状態に関する情報を得られるように、自発的または
コントローラシステムからの命令により、WAPアーキテ
クチャーで定義された「Push Access Protocol」(プッ
シュ・アクセス・プロトコル)を使用して、少なくとも
一台の携帯型通信機器に対して通知の送信が可能であ
る。
ースを介してURLアドレスが記述されたHTTP要求の形でW
APコマンドが受信でき、WWWサーバは、そのWAPコマンド
への応答として、携帯型通信機器に搭載されたWAPブラ
ウザのユーザーにコントローラシステムを監視、表示、
制御する機能を提供できるWML言語でコーディングされ
たダイナミック又はスタティックデータを生成する。ま
た一方で、WWWサーバは、携帯型通信機器に搭載されたW
APブラウザのユーザーがコントローラシステムの変化、
又は状態に関する情報を得られるように、自発的または
コントローラシステムからの命令により、WAPアーキテ
クチャーで定義された「Push Access Protocol」(プッ
シュ・アクセス・プロトコル)を使用して、少なくとも
一台の携帯型通信機器に対して通知の送信が可能であ
る。
【0009】その他の特徴や利点は、付録の図に示され
た、一例としての実施例を参照しながらの下記の詳細記
述の中で挙げられる。
た、一例としての実施例を参照しながらの下記の詳細記
述の中で挙げられる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明において定義されているよ
うなコントローラシステム10は、一つ又は複数のコント
ローラ装置11を含み、特にプロセス制御器、ビルディン
グ制御器、又は配電網の管理/制御を目的とする。
うなコントローラシステム10は、一つ又は複数のコント
ローラ装置11を含み、特にプロセス制御器、ビルディン
グ制御器、又は配電網の管理/制御を目的とする。
【0011】コントローラ装置という語は、以下、プロ
グラマブル制御器、数値制御部、管理/制御操作部だけ
でなく、少なくとも一つの処理ユニットを有し、一つ又
は複数のコントローラ機能を提供するプログラムが実行
可能なあらゆるコントローラ装置、又はモジュールを指
す。例えば、この定義は、プログラマブル制御器の作業
モジュール、プログラマブル制御器の入出力モジュー
ル、対話端末、変速装置、知的検出器あるいはアクチュ
エーター等を含む。このようなコントローラ装置は、コ
ントローラシステム10を形成するように、一つ又は複数
の、ローカル又は広域コントローラネットワーク15によ
ってお互いが接続されてもよい。
グラマブル制御器、数値制御部、管理/制御操作部だけ
でなく、少なくとも一つの処理ユニットを有し、一つ又
は複数のコントローラ機能を提供するプログラムが実行
可能なあらゆるコントローラ装置、又はモジュールを指
す。例えば、この定義は、プログラマブル制御器の作業
モジュール、プログラマブル制御器の入出力モジュー
ル、対話端末、変速装置、知的検出器あるいはアクチュ
エーター等を含む。このようなコントローラ装置は、コ
ントローラシステム10を形成するように、一つ又は複数
の、ローカル又は広域コントローラネットワーク15によ
ってお互いが接続されてもよい。
【0012】好ましい実施例によると、図1は、コント
ローラシステム10がWWWサーバ20を内蔵した通信アーキ
テクチャーの一例を示す。このWWWサーバ20は、コント
ローラシステム10の一部である何らかのコントローラ装
置に搭載されている。例えば、コントローラ装置がCPU
を含むプログラマブル制御器11である場合、WWWサーバ2
0は制御器11のCPUに搭載されても、あるいは、この制御
器11のCPUに制御器のバックプレーンのバスを使って通
信を行うプログラマブル制御器11の一つのモジュール内
に配置されてもよい。WWWサーバ20は、また、図1に示さ
れるように、コントローラシステム10の一部である独立
したコントローラ装置であってもよい。WWWサーバ20
は、コントローラシステム10の他のコントローラ装置11
にコントローラネットワーク15を介して通信を行う。
ローラシステム10がWWWサーバ20を内蔵した通信アーキ
テクチャーの一例を示す。このWWWサーバ20は、コント
ローラシステム10の一部である何らかのコントローラ装
置に搭載されている。例えば、コントローラ装置がCPU
を含むプログラマブル制御器11である場合、WWWサーバ2
0は制御器11のCPUに搭載されても、あるいは、この制御
器11のCPUに制御器のバックプレーンのバスを使って通
信を行うプログラマブル制御器11の一つのモジュール内
に配置されてもよい。WWWサーバ20は、また、図1に示さ
れるように、コントローラシステム10の一部である独立
したコントローラ装置であってもよい。WWWサーバ20
は、コントローラシステム10の他のコントローラ装置11
にコントローラネットワーク15を介して通信を行う。
【0013】コントローラシステムが、一つ又は複数の
コントローラ装置に搭載可能な複数のWWWサーバを内蔵
する通信アーキテクチャーの考案もまた可能である。例
えば、プログラマブル制御器が、WWWサーバをそのCPUに
搭載し、及び/又は、一つ又は複数のWWWサーバをプロ
グラマブル制御器の一つ又は複数のモジュールに搭載し
てもよい。
コントローラ装置に搭載可能な複数のWWWサーバを内蔵
する通信アーキテクチャーの考案もまた可能である。例
えば、プログラマブル制御器が、WWWサーバをそのCPUに
搭載し、及び/又は、一つ又は複数のWWWサーバをプロ
グラマブル制御器の一つ又は複数のモジュールに搭載し
てもよい。
【0014】WWWサーバ20は、インターネット、イント
ラネット、又はエクストラネット型広域ネットワーク25
に接続され、同様に広域ネットワーク25に接続されたネ
ットワークインターフェース30を用いて通信を行う。ネ
ットワークインターフェース30は、WAPゲートウェイ31
を有し、無線ネットワーク35によって少なくとも一台の
独立携帯型通信機器40に接続される。
ラネット、又はエクストラネット型広域ネットワーク25
に接続され、同様に広域ネットワーク25に接続されたネ
ットワークインターフェース30を用いて通信を行う。ネ
ットワークインターフェース30は、WAPゲートウェイ31
を有し、無線ネットワーク35によって少なくとも一台の
独立携帯型通信機器40に接続される。
【0015】図2に示された他の実施例によれば、WWWサ
ーバ20’を直接コントローラシステム10のコントローラ
装置に搭載しない方法の考案も可能である。この場合、
このWWWサーバ20’は、広域ネットワーク25を介してコ
ントローラシステム10と通信を行い、いずれかのコント
ローラ装置に搭載される、又は、搭載されない。通信ア
ーキテクチャーはまた、WWWサーバ20’が広域ネットワ
ーク25を介して通信可能な他のコントローラシステム10
b、10cを有してもよい。
ーバ20’を直接コントローラシステム10のコントローラ
装置に搭載しない方法の考案も可能である。この場合、
このWWWサーバ20’は、広域ネットワーク25を介してコ
ントローラシステム10と通信を行い、いずれかのコント
ローラ装置に搭載される、又は、搭載されない。通信ア
ーキテクチャーはまた、WWWサーバ20’が広域ネットワ
ーク25を介して通信可能な他のコントローラシステム10
b、10cを有してもよい。
【0016】WWWサーバ20は、WML言語で、例えばC言
語、JAVA(登録商標)言語、又は他言語で書かれた
プログラムからダイナミックページ、又はメモリーに格
納されたスタティックページを生成できる。これらのペ
ージとプログラムは、WWWサーバ20内の記憶領域21に記
憶される。類似した方法では、記憶領域21をWWWサーバ
外部、例えば広域ネットワーク25上に、配置してもよ
い。WWWサーバによって生成されたダイナミックページ
は、コントローラシステム10からのデータを含んでもよ
い。これらのデータは、コントローラシステム10を監
視、表示、制御する様々な機能を提供する。例えば、コ
ントローラシステム10が、プログラマブル制御器といっ
たコントローラ装置11を有するならば、これらのデータ
はプログラマブル制御器によって制御されるプロセスを
表す、又はプログラマブル制御器の様々な状態を表す変
数を含んでもよい。
語、JAVA(登録商標)言語、又は他言語で書かれた
プログラムからダイナミックページ、又はメモリーに格
納されたスタティックページを生成できる。これらのペ
ージとプログラムは、WWWサーバ20内の記憶領域21に記
憶される。類似した方法では、記憶領域21をWWWサーバ
外部、例えば広域ネットワーク25上に、配置してもよ
い。WWWサーバによって生成されたダイナミックページ
は、コントローラシステム10からのデータを含んでもよ
い。これらのデータは、コントローラシステム10を監
視、表示、制御する様々な機能を提供する。例えば、コ
ントローラシステム10が、プログラマブル制御器といっ
たコントローラ装置11を有するならば、これらのデータ
はプログラマブル制御器によって制御されるプロセスを
表す、又はプログラマブル制御器の様々な状態を表す変
数を含んでもよい。
【0017】ネットワークインターフェース30は、広域
ネットワーク25と無線ネットワーク35間におけるメッセ
ージのルーティングを行う。このインターフェース30
は、WWWサーバからのコンパイルされていないWMLソース
(WMLソース又はWMLスクリプトソース)のコンテンツを
受信した際、それを無線ネットワーク35によって携帯型
通信機器40に転送する前に、コンパイル済みWML(コン
パイル済みWML又はコンパイル済みWMLスクリプト)のコ
ンテンツに変換するWAPゲートウェイ31を有する。コン
パイル済みWMLのコンテンツは、よりコンパクトであ
り、従ってより無線ネットワークによる通信に適応する
のである。WWWサーバはまた、WAPゲートウェイ31におけ
る変換を必要としないコンパイル済みWMLページを直接
生成してもよい。また、無線ネットワークの帯域幅が十
分となった場合には、無線ネットワーク35にWMLソース
のコンテンツを直接送信することも可能となる。
ネットワーク25と無線ネットワーク35間におけるメッセ
ージのルーティングを行う。このインターフェース30
は、WWWサーバからのコンパイルされていないWMLソース
(WMLソース又はWMLスクリプトソース)のコンテンツを
受信した際、それを無線ネットワーク35によって携帯型
通信機器40に転送する前に、コンパイル済みWML(コン
パイル済みWML又はコンパイル済みWMLスクリプト)のコ
ンテンツに変換するWAPゲートウェイ31を有する。コン
パイル済みWMLのコンテンツは、よりコンパクトであ
り、従ってより無線ネットワークによる通信に適応する
のである。WWWサーバはまた、WAPゲートウェイ31におけ
る変換を必要としないコンパイル済みWMLページを直接
生成してもよい。また、無線ネットワークの帯域幅が十
分となった場合には、無線ネットワーク35にWMLソース
のコンテンツを直接送信することも可能となる。
【0018】携帯型通信機器40は、WAPアーキテクチャ
ーに適合する、つまり携帯型機器40のユーザーにマンマ
シンインターフェースを提供できるようにWML言語のペ
ージを解釈、表示できるブラウザ41を有する。
ーに適合する、つまり携帯型機器40のユーザーにマンマ
シンインターフェースを提供できるようにWML言語のペ
ージを解釈、表示できるブラウザ41を有する。
【0019】図3に図式化されているように、携帯型機
器40内に装備されたWAPブラウザ41により、ユーザーは
無線ネットワーク35上にWAPコマンド33を送信する可能
性を有する。このコマンドは、WWWサーバ20によって解
釈されるように、広域ネットワーク25上のネットワーク
インターフェース30によってルーティングされる。WAP
コマンド33は、補完的な要求を含んでもよいパラメータ
ーを場合によって与えられるWWWサーバ20のURLアドレス
が一つ記述されたHTTP要求で構成される。例えば、これ
らの補完的な要求は、WWWサーバ20によってルーティン
グされる他のURLアドレスを含む。これらはまた、例え
ばコントローラシステム10のコントローラ装置11の変数
の書き込みや読み取りの命令等といった、コントローラ
システム10に理解されるプロトコルに従ってコーディン
グされた一つ又は複数の要求13を含んでもよい。この場
合、WWWサーバは要求13をコントローラシステムに送信
して、コントローラシステムはそれを分析し応答14をWW
Wサーバに返信する。
器40内に装備されたWAPブラウザ41により、ユーザーは
無線ネットワーク35上にWAPコマンド33を送信する可能
性を有する。このコマンドは、WWWサーバ20によって解
釈されるように、広域ネットワーク25上のネットワーク
インターフェース30によってルーティングされる。WAP
コマンド33は、補完的な要求を含んでもよいパラメータ
ーを場合によって与えられるWWWサーバ20のURLアドレス
が一つ記述されたHTTP要求で構成される。例えば、これ
らの補完的な要求は、WWWサーバ20によってルーティン
グされる他のURLアドレスを含む。これらはまた、例え
ばコントローラシステム10のコントローラ装置11の変数
の書き込みや読み取りの命令等といった、コントローラ
システム10に理解されるプロトコルに従ってコーディン
グされた一つ又は複数の要求13を含んでもよい。この場
合、WWWサーバは要求13をコントローラシステムに送信
して、コントローラシステムはそれを分析し応答14をWW
Wサーバに返信する。
【0020】受信したWAPコマンドの応答として、WWWサ
ーバは、場合によってコントローラシステム10の応答14
から得られたデータを加えて、WML言語で記述されたダ
イナミック、又はスタティックページの形でメッセージ
24を生成する。これらのページは、WMLソースのコンテ
ンツ24をコンパイル済みWML 34に変換するWAPゲートウ
ェイ31を有するネットワークインターフェース30を介し
て携帯型通信機器40側に送られる。これらのページは、
携帯型機器40のWAPブラウザ41によってユーザーに示さ
れ、これによりユーザーはコントローラシステム10を監
視、表示、制御する機能にアクセスすることが可能とな
る。
ーバは、場合によってコントローラシステム10の応答14
から得られたデータを加えて、WML言語で記述されたダ
イナミック、又はスタティックページの形でメッセージ
24を生成する。これらのページは、WMLソースのコンテ
ンツ24をコンパイル済みWML 34に変換するWAPゲートウ
ェイ31を有するネットワークインターフェース30を介し
て携帯型通信機器40側に送られる。これらのページは、
携帯型機器40のWAPブラウザ41によってユーザーに示さ
れ、これによりユーザーはコントローラシステム10を監
視、表示、制御する機能にアクセスすることが可能とな
る。
【0021】WWWサーバ20は、また、自発的またはコン
トローラシステム10からの命令により、少なくとも一台
の携帯型通信機器40に対して通知22を送信することがで
きる。例えば、パラメータの監視、又は変化の発生に伴
い、コントローラシステム10の命令により通知12の要求
を発生させることが可能でる。同様に、WWWサーバ自身
が、コントローラシステム10の変数をポーリングし、し
きい値超過時に通知22を発信してもよい。通知22の送信
には、WAPアーキテクチャーで定義された「Push Access
Protocol」というプロトコルが使用される。この通知2
2に、WWWサーバ20は、サーバー内のメモリー21、又は遠
方の広域ネットワーク25上に格納された送信先ディレク
トリから読み出された送信先リストを加える。通知22を
受信すると、ネットワークインターフェース30は、送信
先リストを携帯型機器40の通話先番号リストに変換す
る。そして、所定の方法に従って、ネットワークインタ
ーフェース30は、通知32を一つ又は複数の送信先40側へ
送信する。従って、この機能は携帯型機器40内に装備さ
れたWAPブラウザ41のユーザーが、常にコントローラシ
ステム10の変化、又は状態に関する情報を入手すること
を可能にするものである。この通知は、例えば、ユーザ
ーが前述のようなWAPコマンド33の送信によってアクセ
スできるURLアドレスにリンクされた、WMLページを用い
てWAPブラウザ41上に表示されたメッセージを含む。
トローラシステム10からの命令により、少なくとも一台
の携帯型通信機器40に対して通知22を送信することがで
きる。例えば、パラメータの監視、又は変化の発生に伴
い、コントローラシステム10の命令により通知12の要求
を発生させることが可能でる。同様に、WWWサーバ自身
が、コントローラシステム10の変数をポーリングし、し
きい値超過時に通知22を発信してもよい。通知22の送信
には、WAPアーキテクチャーで定義された「Push Access
Protocol」というプロトコルが使用される。この通知2
2に、WWWサーバ20は、サーバー内のメモリー21、又は遠
方の広域ネットワーク25上に格納された送信先ディレク
トリから読み出された送信先リストを加える。通知22を
受信すると、ネットワークインターフェース30は、送信
先リストを携帯型機器40の通話先番号リストに変換す
る。そして、所定の方法に従って、ネットワークインタ
ーフェース30は、通知32を一つ又は複数の送信先40側へ
送信する。従って、この機能は携帯型機器40内に装備さ
れたWAPブラウザ41のユーザーが、常にコントローラシ
ステム10の変化、又は状態に関する情報を入手すること
を可能にするものである。この通知は、例えば、ユーザ
ーが前述のようなWAPコマンド33の送信によってアクセ
スできるURLアドレスにリンクされた、WMLページを用い
てWAPブラウザ41上に表示されたメッセージを含む。
【0022】WWWサーバ20へのアクセスは通信、特に、
コントローラシステム10データへのアクセスと、通知送
信装置に関わるセキュリティーのためのファイアウォー
ルインターフェース26を用いて完全に保護されている。
このファイアウォールインターフェース26には、様々な
パスワード又は暗号技術の使用が可能である。従って、
HTTPメッセージは、セキュリティ機能を備えたHTTP/Sプ
ロトコルに従って記述されていることは言うまでもな
い。
コントローラシステム10データへのアクセスと、通知送
信装置に関わるセキュリティーのためのファイアウォー
ルインターフェース26を用いて完全に保護されている。
このファイアウォールインターフェース26には、様々な
パスワード又は暗号技術の使用が可能である。従って、
HTTPメッセージは、セキュリティ機能を備えたHTTP/Sプ
ロトコルに従って記述されていることは言うまでもな
い。
【0023】本発明の範囲を出ることなく、他の態様や
細部改良の発想、均等手段の利用も考案可能であること
はもちろんである。
細部改良の発想、均等手段の利用も考案可能であること
はもちろんである。
【図1】図1は、本発明による第一の通信アーキテクチ
ャー例を示す。
ャー例を示す。
【図2】図2は、本発明によるもう一つの通信アーキテ
クチャー例を示す。
クチャー例を示す。
【図3】図3は、アクセスシステムの構成要素間通信を
表した略図式を示す。
表した略図式を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストフ、バンサン フランス国ラ、ロケット、シュール、シア ーニュ、シュマン、デュ、フェラニョン、 21 (72)発明者 クリスチャン、アルディ フランス国ル、トロネ、カルティエ、ペイ リーヌ (72)発明者 ロベール、ルソー フランス国アンティーブ、シュマン、デ、 コンブ、エデン、パーク、“イー”、ニュ メロ833イー
Claims (8)
- 【請求項1】WAPアーキテクチャーに適合したブラウザ
(41)を内蔵する、携帯電話等の、少なくとも一台の独
立携帯型通信機器(40)から、一つ又は複数のコントロ
ーラ装置を有するプログラマブルコントローラシステム
(10)へのWAPアーキテクチャーに基づいたアクセスシ
ステムにおいて、 - コントローラシステムを監視、表示、制御する機能が
提供可能な、WML言語に従ってコーディングされたダイ
ナミック又はスタティックデータが生成できる、コント
ローラシステム(10)のコントローラ装置に搭載された
WWWサーバ(20)、及び - 該当WAPブラウザ(41)のユーザーが、コントローラ
システム(10)を監視、表示、制御する機能にアクセス
が可能となるように、携帯型通信機器(40)のWAPブラ
ウザ(41)から無線ネットワーク(35)を介して前記デ
ータへのアクセスを可能にするインターネット、イント
ラネット、又はエクストラネット型広域ネットワーク
(25)によりWWWサーバ(20)に接続されたネットワー
クインターフェース(30)を備えるアクセスシステム。 - 【請求項2】ネットワークインターフェース(30)が、
WWWサーバ(20)からのWMLソースのコンテンツに従った
データを受信した際、それを携帯型通信機器(40)に転
送する前に、コンパイル済みWMLのコンテンツに変換す
るWAPゲートウェイ(31)を有することを特徴とする請
求項1に記載のアクセスシステム。 - 【請求項3】コントローラシステム(10)がCPUを備え
た少なくとも一つのプログラマブルプロセス制御器(1
1)を有するアクセスシステムにおいて、WWWサーバ(2
0)がプログラマブル制御器(11)のCPU、又は、プログ
ラマブル制御器(11)のCPUに接続された制御器モジュ
ール内に搭載されていることを特徴とする請求項1に記
載のアクセスシステム。 - 【請求項4】コントローラシステム(10)がCPUを備え
た複数のプログラマブルプロセス制御器(11)とローカ
ル又は広域コントローラネットワーク(15)へのアクセ
スを有するアクセスシステムにおいて、WWWサーバ(2
0)が、これらのプログラマブル制御器(11)のCPUと通
信が可能となるように、コントローラネットワーク(1
5)に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の
アクセスシステム。 - 【請求項5】WWWサーバ(20)は、特に補完的な要求を
含むことが可能なパラメータが場合によっては与えられ
るURLアドレスが記述されたHTTP要求の形でWAPコマンド
(33)をネットワークインターフェース(30)を介して
受信可能で、また、そのWAPコマンドへの応答として、W
WWサーバ(20)は、携帯型通信機器(40)に搭載された
WAPブラウザ(41)のユーザーにコントローラシステム
(10)を監視、表示、制御する機能を提供できるWML言
語でコーディングされたダイナミック又はスタティック
データを生成することを特徴とする請求項2に記載のア
クセスシステム。 - 【請求項6】WWWサーバ(20)が、携帯型通信機器に搭
載されたWAPブラウザ(41)のユーザーが、コントロー
ラシステムの変化、又は状態に関する情報を得られるよ
うに、自発的またはコントローラシステム(10)からの
命令により、WAPアーキテクチャーで定義された「Push
Access Protocol」を使用して、少なくとも一台の携帯
型通信機器(40)に対して通知(22)を送信できること
を特徴とする請求項2に記載のアクセスシステム。 - 【請求項7】WWWサーバ(20)が、通知(22)に、ロー
カルメモリー、又は遠方の広域ネットワーク25上に格納
された送信先ディレクトリから読み出された送信先リス
トを加えることを特徴とする請求項6に記載のアクセス
システム。 - 【請求項8】WAPブラウザ(41)を内蔵し、無線ネット
ワーク(35)を利用する少なくとも一台の携帯型通信機
器(40)が、前述の請求項いずれか一つに記載のコント
ローラシステム(10)を監視、表示、制御する機能にア
クセスできるようにすることを特徴とするプログラマブ
ルコントローラシステム。
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FR0004669 | 2000-03-31 |
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