JP2001349447A - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JP2001349447A
JP2001349447A JP2000167519A JP2000167519A JP2001349447A JP 2001349447 A JP2001349447 A JP 2001349447A JP 2000167519 A JP2000167519 A JP 2000167519A JP 2000167519 A JP2000167519 A JP 2000167519A JP 2001349447 A JP2001349447 A JP 2001349447A
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JP2000167519A
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Masatoshi Okano
正敏 岡野
Yoshikatsu Kida
義勝 喜田
Naotake Tsuboi
直武 坪井
Toshikatsu Nasu
利勝 那須
Hideki Nawata
秀樹 縄田
Koji Tanaka
孝治 田中
Shozo Yoshitomi
昭三 吉冨
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Okano Valve Mfg Co Ltd
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Okano Valve Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現状の弁座シール性、形状寸法、設置スペー
スなどに影響を及ぼすことなく、操作力を軽減すること
ができる弁棒回転式の弁を提供することを目的とする。 【解決手段】 弁棒をパッキン11の上部で分割し、下
部弁棒4と上部弁棒5の分割部を結合可能な接触面と溝
部を形成して、ジョイント6で結合することにより、上
部弁棒5のみ回転させ、下部弁棒4を非回転とするもの
である。これにより、弁の外径寸法を変更することな
く、弁の開閉操作力を軽減し、現地改造も容易な小口径
玉型弁を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小口径玉型弁のよ
うな弁装置に関し、特に弁棒回転式のものについて、弁
開閉時の操作力を軽減させるように改良した弁装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の小口径玉型弁は、ハンドホイール
と弁棒を直結した弁棒回転式と、ハンドホイールと弁棒
の間にブッシュを介して、ブッシュを回転させて弁棒を
回転させない弁棒非回転式の2種類がある。弁棒非回転
式の操作力は比較的小さいが、構造が複雑で形状が大き
く、価格も高くなる。一方、弁棒回転式は構造が簡単で
形状が小さく、価格も安いが、操作力が大きいという欠
点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この弁棒回転式の弁を
操作する場合、弁内を流れている流体の圧力条件によっ
ては、ハンドホイールを直接操作しても動かすことがで
きず、操作に必要なモーメントアーム延長治具であるウ
イルキーを使用して操作し、さらに2人で操作する場合
もあった。
【0004】従って、本発明は、現状の弁座シール性、
形状寸法、設置スペースなどに影響を及ぼすことなく、
操作力を軽減することができる弁棒回転式の弁を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】弁開閉時の中間位置の操
作力を構成する要素は、流体圧力が弁箱を貫通している
弁棒の断面積に作用して弁棒を押上げようとする力と、
弁棒貫通部の流体をシールしているパッキンの摺動抵抗
力の2種類である。
【0006】このうち流体圧力による弁棒押上げ力は弁
棒径によって決定される要素である。一方パッキンの摺
動抵抗力はパッキンの性質及びシール性能から決定され
る摩擦係数と弁棒径によって決定される要素であるが、
弁棒回転式の場合には弁棒を回転させるのに必要なパッ
キン摺動抵抗力が負荷される。
【0007】以上に鑑み、上述の目的を達成するための
本発明の弁装置は、流体通路を内部に構成する弁箱と、
その流体通路に形成された弁座と、前記弁箱内に設けら
れ、前記流体通路を選択的に遮断及び開放するように前
記弁座に対して係合・離脱可能に支持された弁体と、前
記弁箱を貫通して前記弁体を支持する弁棒と、前記弁棒
の上端に固定されたハンドホイールとを備え、該ハンド
ホイールを回転させることによって、前記弁棒がその軸
方向に直動する弁装置であって、前記弁棒は上部弁棒と
下部弁棒とに分割され且つこれら上部弁棒と下部弁棒と
は互いに独立して回転可能にジョイントで結合され、前
記ハンドホイールの回転により前記上部弁棒は回転作動
しながら軸方向に直動し且つ前記下部弁棒は前記弁箱の
貫通部の摺動抵抗により回転せずに直動することを特徴
とする。
【0008】また、前記弁装置は、前記弁箱に固定され
たヨークと、該ヨーク上端に設けられて前記弁棒を支持
するヨークブッシュとを更に備え、前記ジョイントは前
記ヨークブッシュと前記弁箱との間に配置されていると
好適である。前記ジョイントは少なくとも2分割である
と好適である。
【0009】さらに、相互に接触する前記上部弁棒及び
下部弁棒の接触面は、相互に面接触するような球面であ
ってもよく、あるいは、相互に接触する前記上部弁棒及
び下部弁棒の接触面のうち、一方の接触面は球面、他方
の接触面は平面であってもよく、あるいは、前記上部弁
棒及び下部弁棒の接触面の間には摩擦係数の小さいスペ
ーサーが挿入されており、該上部弁棒及び下部弁棒の一
方と前記スペーサーとは球面接触し、該上部弁棒及び下
部弁棒の他方と前記スペーサーとは平面接触するように
構成してもよい。
【0010】上部弁棒と下部弁棒の結合部は、端面から
所定の位置に円周上に溝を形成し、上部弁棒と下部弁棒
の分割部と溝に合わせて結合可能な二つ割りジョイント
を装着している。弁閉時には上部弁棒と下部弁棒の接触
面で荷重を伝達し、弁開時には上下弁棒と二つ割りジョ
イントの溝部の接触面で荷重を伝達する。弁開閉時の操
作力は、流体圧力による弁棒押上げ力が常に弁開方向に
作用しているため、弁閉操作時にはパッキン摺動抵抗力
に弁棒押上げ力が加勢して重い操作力となる。弁開操作
時には弁棒押上げ力がパッキン摺動抵抗力を打ち消すこ
とになり、軽い操作力で弁開できるため、上記のように
小さい接触面でも十分な強度を有している。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明するが、図中、同一
符号は同一又は対応部分を示すものとする。また、以下
の説明に用いる方向については、図1の紙面上側を
「上」とし、紙面下側を「下」として行うこととする。
【0012】図1は、全閉状態にある本実施の形態の弁
装置の縦断面図であり、図2は本実施の形態の弁棒結合
部の詳細図である。本実施の形態の弁装置は、主に、弁
箱本体部1a及び弁箱ふた部1bからなる弁箱1、弁体
3、下部弁棒4、上部弁棒5、ヨーク9及びハンドホイ
ール19より構成されている。
【0013】図1に示されるように、弁箱本体部1a
は、内部に流体通路2が構成されており、流体通路2中
の上下方向中心軸線O2に沿って延びる通路部分2aに
弁座1cを有している。流体通路2内の弁座1cの上側
に弁体3が設けられている。弁体3は、弁箱本体部1a
及びその上部に接続される弁箱ふた部1bを貫通する下
部弁棒4に吊下げられている。
【0014】弁箱ふた部1bと下部弁棒4との間は、パ
ッキン11でシールされている。パッキン11は、パッ
キンはめ輪12とパッキン押え輪13で挟み込んで弁箱
ふた部1bに挿入され、パッキン押え14を介してパッ
キン押えボルト15で締め込み、シール面圧を負荷して
いる。
【0015】上部弁棒5は、弁箱ふた部1bに固定され
たヨーク9の上端に固定されたヨークブッシュ10にネ
ジで結合されている。また、上部弁棒5の上端にはハン
ドホイール19が固定されている。
【0016】図2に示されるように、下部弁棒4と上部
弁棒5は、ヨーク9の間で二つ割りのジョイント6で挟
み込まれ、ジョイント6にスリーブ7を挿入することで
結合される。すなわち、上部弁棒5と下部弁棒4とには
それぞれ、端面から所定の位置に円周上に溝5c,4c
を形成し、上部弁棒5及び下部弁棒4の分割部と溝に合
わせて結合可能な二つ割りジョイント6を装着してい
る。これにより、弁閉時には上部弁棒5と下部弁棒4の
接触面5a,4aで荷重を伝達し、弁開時には上部弁棒
5及び下部弁棒4の溝5c,4cと二つ割りジョイント
6の係止部とで荷重を伝達する。
【0017】また、スリーブ7の抜け止めのため、スナ
ップリング8がジョイント6の上部に設けた溝に挿入さ
れている。すなわち、二つ割りジョイント6の固定は、
二つ割りジョイント6を装着する前に上部弁棒5に円筒
形のスリーブ7を挿入しておき、二つ割りジョイント6
を上部弁棒5及び下部弁棒4に装着後、円筒スリーブ7
を二つ割りジョイント6に挿入し、二つ割りジョイント
6の分離を防止する。そして、スリーブ7の脱落防止は
二つ割りジョイント6に設けた溝にスナップリング8を
装着することで行われる。
【0018】上記により構成された二つ割りジョイント
6を含む弁棒結合部は、既存のヨーク9をそのまま使用
した状態で所定の弁棒ストロークを確保できるように構
成し、二つ割りジョイント6の上端が弁全開時のストッ
パーを兼ねるように弁棒結合位置を合わせている。
【0019】次に、本実施の形態の弁装置の動作につい
て説明する。ヨーク9に固定されたヨークブッシュ10
にネジで結合された上部弁棒5は、上部弁棒5に固定さ
れたハンドホイール19を回転作動させることによっ
て、回転しながら中心軸線O2に沿って上下に直動す
る。そして、上部弁棒5とジョイント6で結合された下
部弁棒4は上部弁棒5に合わせて上下直動するが、下部
弁棒4には、弁閉時は下部弁棒4及び上部弁棒5の接触
面4a、5a間の回転摺動抵抗が作用し、一方、弁開時
は下部弁棒4の接触面4bとジョイント6の接触面6a
との回転摺動抵抗及び上部弁棒5の接触面5bとジョイ
ント6の接触面6aとの回転摺動抵抗が作用するが、か
かる下部弁棒4、上部弁棒5及びジョイント6の相互間
の回転摺動抵抗よりも、弁閉弁開を通して常に作用する
下部弁棒4とパッキン11との回転摺動抵抗の方が大き
いため、下部弁棒4は回転しない。
【0020】さらに詳しく説明すると、弁閉時には、上
部弁棒5の接触面5aで下部弁棒4の接触面4aを、流
体圧力による弁棒押上げ力及びパッキン摺動抵抗力に抗
して押下げる。このとき上記接触面4a、5aの回転摺
動抵抗力よりパッキン回転摺動抵抗力の方が大きいた
め、下部弁棒4は回転せず、上記接触面4a、5aで摺
動する。
【0021】弁開時には、上部弁棒5とジョイント6と
の接触面5b、6a及び下部弁棒4とジョイント6との
接触面4b、6aの係合により、パッキン摺動抵抗力に
抗して下部弁棒4を引き上げる。このとき上記接触面4
b、6a及び5b、6aの回転摺動抵抗力よりもパッキ
ン11の回転摺動抵抗力の方が大きいため、上部弁棒5
の回転力は下部弁棒4に完全には伝達されず、上記接触
面4b、6a間あるいは接触面5b、6a間が相互に回
転摺動し、すなわち、下部弁棒4は回転せずに直動す
る。このとき、流体圧力による弁棒押上げ力は弁開操作
力を加勢するように作用するため、弁閉時より軽い操作
力となり、接触面の強度も小さくて良い。
【0022】以上に説明してきた本実施の形態の弁装置
では、下部弁棒4がパッキン11と回転摺動することな
く弁の開閉作動が可能となることから、下部弁棒4とパ
ッキン11との回転摺動に必要な操作力を、下部弁棒4
と上部弁棒5の接触面あるいは各弁棒とジョイント6の
接触面の回転摺動に必要な比較的小さな操作力に置き換
えることにより、弁棒非回転式のように弁の外径寸法を
大きくすることなく、弁開閉操作力を軽減することが可
能である。
【0023】なお、本発明の弁装置は、上記の実施の形
態に限定されるものではなく、以下に説明するような改
変を施してもよい。例えば、本発明の弁装置全体構造
は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、図3
及び図4に示されるような態様でもよい。図3に示され
る弁装置は、弁棒のみの交換で上記機構を組込むことが
可能であるため、既設弁の現地改造も容易である。ま
た、図4に示される弁装置は、パッキン押えボルト15
の代わりに皿バネ16を使用して、継続的にシール面圧
を負荷しているタイプである。かかる皿バネ内蔵タイプ
については、皿バネ16を保持しているスプリングシー
ト17及びスプリングケース18の内面を広げて、皿バ
ネ16の間で上記と同様の機構を構成している。すなわ
ち、小口径玉型弁には、このような弁棒貫通部のパッキ
ン締付力保持のために皿バネを内蔵した弁もあるが、か
かる皿バネ内蔵弁においてもスプリングシート及びスプ
リングケースの内面形状を一部修正することで、本発明
に係る上記の機構を装着することが可能である。
【0024】また、本発明の弁装置における下部弁棒4
と上部弁棒5との接触態様についても、上述の実施の形
態に限定されるものではない。図2においては、上部弁
棒5の接触面5aを凸面に、下部弁棒4の接触面4aを
凹面に形成していたが、逆に接触面5aを凹面に接触面
4aを凸面に形成してもよい。また、図5に示されるよ
うに、下部弁棒の接触面4aと上部弁棒5の接触面5a
とを相互に面接触するような平面に形成することもでき
る。また、図6に示されるように、下部弁棒の接触面4
aを平面に、上部弁棒5の接触面5aを球面に形成する
こともできる。さらに、図7に示されるように、上部弁
棒5及び下部弁棒4の接触面5a,4aの間に摩擦係数
の小さいスペーサー20を挿入し、上部弁棒5の接触面
5aとスペーサー20の接触面20aとを相互に面接触
するような球面に形成し、下部弁棒4の接触面4aとス
ペーサー20の接触面20bとを相互に面接触するよう
な平面に形成することも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明の弁装置によれば、下部弁棒とパッキンとの回転
摺動が実質的になくなるため、従来、回転摺動時の摩擦
抵抗に抗して弁棒を動作させていた分の操作力が必要な
く、弁体の開閉操作が極めて軽くなる。また、開閉操作
が軽くなることにより、モーメントアーム延長治具であ
るウイルキーを使用する必要のない範囲が拡大されるた
め、必要に応じてハンドホイール径を大きくすれば、よ
り操作性を向上することができる。
【0026】請求項2に記載の弁装置によれば、既存の
ヨーク及びヨークブッシュを備えた弁装置に対しても適
用可能であり、また、ジョイントが開弁時のストッパと
して機能することができる。
【0027】請求項3に記載の弁装置によれば、上部弁
棒及び下部弁棒の結合、ジョイントの組付けが容易に行
える。
【0028】請求項4に記載の弁装置によれば、弁棒が
傾いても常に接触面の中心部分で接触し、同時に、接触
面積を大きくして接触面圧を小さくすることができる。
【0029】請求項5に記載の弁装置によれば、上部弁
棒と下部弁棒の接触面の形状が両方とも平面形状で構成
した場合、弁棒の僅かな傾きで接触部が平面の端部で片
当たりして所期のように機能しなくなる恐れもあるが、
一方の接触面の形状が球面形状であれば、弁棒が傾いて
も常に接触面の中心部分で接触するようにできる。
【0030】請求項6に記載の弁装置によれば、上部弁
棒または下部弁棒とスペーサーとの摺動抵抗力を小さく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る弁装置の縦
断面図である。
【図2】 本発明の第1〜第3の実施の形態に係る弁装
置における弁棒結合部の詳細図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態に係る弁装置の縦
断面図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態に係る弁装置の縦
断面図である。
【図5】 本発明の第4の実施の形態に係る弁装置にお
ける弁棒結合部の詳細図である。
【図6】 本発明の第5の実施の形態に係る弁装置にお
ける弁棒結合部の詳細図である。
【図7】 本発明の第6の実施の形態に係る弁装置にお
ける弁棒結合部の詳細図である。
【符号の説明】
1…弁箱、1a…弁箱本体部、1b…弁箱ふた部、1c
…弁座、2…流体通路、3…弁体、4…下部弁棒、4a
…弁閉時接触面、4b…弁開時接触面、5…上部弁棒、
5a…弁閉時接触面、5b…弁開時接触面、6…ジョイ
ント、6a…弁開時接触面、7…スリーブ、8…スナッ
プリング、9…ヨーク、10…ヨークブッシュ、11…
パッキン、12…パッキンはめ輪、13…パッキン押え
輪、14…パッキン押え、15…パッキン押えボルト、
16…皿バネ、17…スプリングシート、18…スプリ
ングケース、19…ハンドホイール、20…スペーサ
ー、20a,20b…弁閉時接触面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坪井 直武 福岡県北九州市門司区中町1番14号 岡野 バルブ製造株式会社内 (72)発明者 那須 利勝 福岡県北九州市門司区中町1番14号 岡野 バルブ製造株式会社内 (72)発明者 縄田 秀樹 福岡県北九州市門司区中町1番14号 岡野 バルブ製造株式会社内 (72)発明者 田中 孝治 福岡県北九州市門司区中町1番14号 岡野 バルブ製造株式会社内 (72)発明者 吉冨 昭三 福岡県北九州市門司区中町1番14号 岡野 バルブ製造株式会社内 Fターム(参考) 3H052 AA01 BA35 CA22 CD01 CD02 3H063 AA01 BB08 BB32 DA02 DB02 EE05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路を内部に構成する弁箱と、その
    流体通路に形成された弁座と、前記弁箱内に設けられ、
    前記流体通路を選択的に遮断及び開放するように前記弁
    座に対して係合・離脱可能に支持された弁体と、前記弁
    箱を貫通して前記弁体を支持する弁棒と、前記弁棒の上
    端に固定されたハンドホイールとを備え、該ハンドホイ
    ールを回転させることによって、前記弁棒がその軸方向
    に直動する弁装置において、 前記弁棒は上部弁棒と下部弁棒とに分割され且つこれら
    上部弁棒と下部弁棒とは互いに独立して回転可能にジョ
    イントで結合され、 前記ハンドホイールの回転により前記上部弁棒は回転作
    動しながら軸方向に直動し且つ前記下部弁棒は前記弁箱
    の貫通部の摺動抵抗により回転せずに直動することを特
    徴とする弁装置。
  2. 【請求項2】 前記弁箱に固定されたヨークと、該ヨー
    ク上端に設けられて前記弁棒を支持するヨークブッシュ
    とを更に備え、 前記ジョイントは前記ヨークブッシュと前記弁箱との間
    に配置されることを特徴とする請求項1に記載の弁装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ジョイントは少なくとも2分割であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の弁装置。
  4. 【請求項4】 相互に接触する前記上部弁棒及び下部弁
    棒の接触面は、相互に面接触するような球面であること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の弁装
    置。
  5. 【請求項5】 相互に接触する前記上部弁棒及び下部弁
    棒の接触面のうち、一方の接触面は球面、他方の接触面
    は平面であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    1項に記載の弁装置。
  6. 【請求項6】 前記上部弁棒及び下部弁棒の接触面の間
    には摩擦係数の小さいスペーサーが挿入されており、該
    上部弁棒及び下部弁棒の一方と前記スペーサーとは球面
    接触し、該上部弁棒及び下部弁棒の他方と前記スペーサ
    ーとは平面接触することを特徴とする請求項1乃至3の
    何れか1項に記載の弁装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100492761B1 (ko) * 2002-11-20 2005-06-08 손열삼 글로우브 밸브
JP2005214268A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Toyooki Kogyo Co Ltd ガスタンク用止め弁
CN103335123A (zh) * 2013-07-05 2013-10-02 昆山维萨阀门有限公司 一种通用截止阀
KR200478984Y1 (ko) * 2014-10-29 2015-12-21 전영철 초저온용 글로브 밸브

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