JP2001349224A - ディーゼルエンジンのステップモータ式吸気絞り弁制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンのステップモータ式吸気絞り弁制御装置

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JP2001349224A
JP2001349224A JP2001112864A JP2001112864A JP2001349224A JP 2001349224 A JP2001349224 A JP 2001349224A JP 2001112864 A JP2001112864 A JP 2001112864A JP 2001112864 A JP2001112864 A JP 2001112864A JP 2001349224 A JP2001349224 A JP 2001349224A
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intake throttle
step motor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸気絞り弁駆動用のステップモータにおいてそ
の脱調をスモークの排出を抑える上で好適に判定するこ
とのできるステップモータ式吸気絞り弁制御装置を提供
する。 【解決手段】エンジン11の吸気通路16には、ステッ
プモータ26により開閉駆動される吸気絞り弁25が設
けられる。エンジン11の電子制御ユニット39は、吸
気絞り弁25の実際の開度が目標開度に対して開き側に
第1所定値以上ずれたとき、及び実際の開度が目標開度
に対して閉じ側に第2所定値以上ずれたときに、ステッ
プモータ26が脱調したと判定する。開き側の脱調を判
定するための上記第1所定値は、閉じ側の脱調を判定す
るための上記第2所定値よりも大きく設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンのステップモータ式吸気絞り弁制御装置に関する。よ
り具体的には、本発明は、ステップモータ式吸気絞り弁
が脱調を起こした場合に、吸気絞り弁を強制的に制御す
ることができるステップモータ式吸気絞り弁制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、例えば、特開平7−12
000号公報に記載にされている。この公報は、ステッ
プモータ式吸気絞り弁のステップモータが脱調を起こし
た場合に、ステップモータ制御を中止することを記載し
ている。すなわち従来の技術によるステップモータ式吸
気絞り弁制御装置は、制御装置から出力される吸気絞り
弁開度指令と、実際の吸気絞り弁開度との差が大きくな
った場合には、制御を中止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報は、ス
テップモータの脱調を検出した後に、吸気絞り弁をどの
ような開度に設定するかを記載していない。上記公報に
示されるように、ステップモータが脱調したときに制御
を中止すると、エンジンの正常な運転が困難になる可能
性がある。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、開き側脱調および閉じ側
脱調のいずれかに応じて、脱調を判定する基準の厳しさ
を変えることができるディーゼルエンジンのステップモ
ータ式吸気絞り弁制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるディーゼル
エンジンのステップモータ式吸気絞り弁を制御する装置
は、ステップモータ式吸気絞り弁の実際の位置が目標位
置に対して開き側に第1所定値以上ずれたとき、および
ステップモータ式吸気絞り弁の実際の位置が目標位置に
対して閉じ側に第2所定値以上ずれたときに、ステップ
モータが脱調したと検出する脱調検出手段を備えてお
り、第1所定値は、第2所定値よりも大きく、そのこと
により上記目的が達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。本明細書において、フラグの
「ON」および「OFF」は、それぞれ2進数の「1」
(真)および「0」(偽)に対応する。またスイッチの
「ON」および「OFF」は、それぞれスイッチの導通
状態および非導通状態に対応する。
【0007】図1は、本発明によるステップモータ式吸
気絞り弁が用いられるディーゼルエンジンの概略構成図
である。ここでは、本発明の制御装置をディーゼルエン
ジンの吸気絞り弁に適用する場合を例に挙げて説明する
が、これには限られない。
【0008】ディーゼルエンジン(以下、「エンジン」
とする)11は、燃焼室12を含む複数の気筒を有す
る。エンジン11の吸入行程において、吸気弁14は、
吸気ポート13を開けることによって、吸気通路16に
吸入される外気(吸入空気)を燃焼室12に入れる。燃
料噴射ポンプ18は、燃料ライン19を通じて燃料を燃
料噴射ノズル17に圧送する。燃料噴射ノズル17は、
燃料を燃焼室12内へ噴射する。エンジン11の排気行
程において、排気弁23は、排気ポート22を開けるこ
とによって、排気通路24を通して排気ガスを排出す
る。
【0009】ステップモータ26は、電子制御ユニット
(以下、「ECU」とする)39からの制御信号に基づ
いて、吸気絞り弁25の開度が所望の値になるように吸
気絞り弁25を駆動する。全開スイッチ58は、吸気絞
り弁25が全開位置にあるときにONになり、それ以外
の位置にあるときにOFFになる。
【0010】EGR(排気ガス再循環)装置40は、燃
焼室12から排気通路24へ排出される排気ガスの一部
を吸気通路16に再循環させて、燃焼室12に戻す。E
GR装置40は、排気通路24から吸気通路16へ排気
ガスの一部を流すためのEGR通路41と、EGR通路
41を流れる排気ガスの量(EGR量)を調整するため
のEGR弁42とを備えている。
【0011】EGR弁42は、負圧および大気圧を作動
圧としてEGR通路41を開閉するダイアフラム弁であ
る。EGR装置40は、圧力室46に導入される負圧お
よび大気圧を調整するエレクトリック・バキューム・レ
ギュレーティング・弁(以下、「EVRV」とする)4
8を備えている。EVRV48は、ポンプ32に接続さ
れる負圧ポート51と、大気を取り込む大気ポート53
とに接続されて、圧力室46に供給される負圧の大きさ
を調節する。EVRV48に流れる電流は、ECU39
によって制御される。ECU39は、エンジン11の運
転状態に応じてEVRV48を制御することによって、
EGR弁42の開度を調節し、それによりEGR量を連
続的に調節する。
【0012】エンジン11のクランクシャフト21は、
噴射ポンプ18のドライブシャフト29を回転させる。
噴射ポンプ18に設けられた回転速度センサ56は、ド
ライブシャフト29の回転速度を検出することによっ
て、クランクシャフト21の回転速度、すなわちエンジ
ン回転速度NEを検出する。
【0013】エンジン11に設けられた水温センサ57
は、エンジン11を冷却する冷却水の温度THWを検出
し、冷却水温度THWに対応する電気信号をECU39
に出力する。吸気通路16に設けられた吸気圧センサ5
9は、吸気通路16における吸気圧力PMを検出し、吸
気圧力PMに対応する電気信号をECU39に出力す
る。アクセルペダル60の近傍に設けられたアクセルセ
ンサ61は、アクセルペダルの踏み込み量に対応するア
クセル開度ACCPを示す電気信号をECU39に出力
する。
【0014】図2は、ECU39の内部と、入出力信号
とを示すブロック図である。ECU39は、典型的に
は、中央処理ユニット(CPU)63、リードオンリー
メモリ(ROM)64、ランダムアクセスメモリ(RA
M)65、バックアップRAM66、入力ポート67、
出力ポート68、内部バス69、バッファ70、マルチ
プレクサ71、A/D変換器72、波形整形回路73、
および駆動回路74を内蔵する。センサ57〜59およ
び61から出力される電気信号は、バッファ70および
マルチプレクサ71を介してA/D変換器72によって
ディジタル信号に変換されてから入力ポート67に与え
られる。センサ56から出力される電気信号は、波形整
形回路73によって波形が整えられてから入力ポート6
7に与えられる。ステップモータ26およびEVRV4
8を駆動するための電気信号は、出力ポート68を介し
て駆動回路74に与えられ、駆動に必要な増幅がされて
からステップモータ26およびEVRV48に出力され
る。入力ポート67および出力ポート68は、内部バス
69を介してCPU63、ROM64、RAM65およ
びバックアップRAM66に接続される。例えば、RO
M64に格納されている制御プログラムは、ECU39
に入力される電気信号が表すパラメータを演算処理して
ディーゼル吸気絞り弁制御およびEGR制御をおこな
う。
【0015】次に図3〜図5を参照して、例示的なディ
ーゼル吸気絞り弁制御およびEGR制御の概要を説明す
る。図3の(a)は、ディーゼル吸気絞り弁制御のプログ
ラムのフローチャートであり、図3の(b)は、ステップ
310で用いる2次元マップである。図3のプログラム
は、例えば8msに1回、実行される。
【0016】ステップ310において、図3の(b)に示
す2次元マップを用いてエンジン回転数NEおよび燃料
噴射量QFINからディーゼル吸気絞り弁の開度の目標
値である目標ステップLSTRGを算出する。この2次
元マップは、横軸にエンジン回転数NEを、縦軸に燃料
噴射量QFINをとり、2次元平面上(NE,QFI
N)の点における目標ステップLSTRGが、例えば、
0ステップから230ステップの範囲の値をとるように
設定されている。図3の(b)に示す2次元マップは、簡
単のために、0ステップ、100ステップおよび200
ステップのプロットしか表現されていないが、実際の目
標ステップLSTRGは連続な自然数をとる。グラフ中
の単位[mm3/st]は、ピストン1ストロークあた
りの燃料噴射量を示す。
【0017】ステップモータ26は、実ステップLSA
CTが目標ステップLSTRGに一致するように、EC
U39が実行するプログラムによって制御される。目標
ステップLSTRGは、例えば、全開時にゼロをとり、
吸気絞り弁25が閉じるにつれ大きい値をとる自然数で
ある。
【0018】図4は、ディーゼル吸気絞り弁制御のプロ
グラムのフローチャートである。図4のプログラムは、
所定の割り込み間隔で実行される。ステップ410は、
ECU39が認識している実ステップLSACTを算出
する。もし目標ステップLSTRGが実ステップLSA
CTよりも大きいなら、現在の実ステップLSACTに
1を加えた値によって、実ステップLSACTを置換す
る。もし目標ステップLSTRGが実ステップLSAC
Tよりも小さいなら、現在の実ステップLSACTに1
を減じた値によって、実ステップLSACTを置換す
る。
【0019】ステップ420は、図4のプログラムを実
行する割り込み時刻を例えば、以下のように算出する。
もし電源電圧が10V以上なら、時刻TSに5msを加
えた値によって、時刻TSを置換する。もし電源電圧が
10V未満なら、時刻TSに10msを加えた値によっ
て、時刻TSを置換する。したがって電源電圧が低下し
たときには、割り込みの間隔が長くなる。
【0020】図5の(a)は、EGR制御のプログラムの
フローチャートであり、図5の(b)〜(f)は、図5の(a)
に示すステップで用いられるパラメータの関係を示すグ
ラフである。図5の(a)のプログラムは、例えば8ms
に1回、実行される。
【0021】ステップ510において、図5の(b)に示
す2次元マップを用いてエンジン回転数NEおよび燃料
噴射量QFINから、EGRリフト量の基準となるベー
ス目標EGRリフトELBSEを算出する。この2次元
マップは、横軸にエンジン回転数NEを、縦軸に燃料噴
射量QFINをとり、2次元平面上(NE,QFIN)
の点におけるベース目標EGRリフトELBSEが、例
えば、0mmから6mmの範囲の値をとるように設定さ
れている。図5に示す2次元マップにおいて、目標EG
RリフトELBSEは、0mmおよび6mmのあいだで
連続的な値をとる。エンジン回転数NEは、回転速度セ
ンサ56から出力された電気信号から得られる。燃料噴
射量QFINは、例えば、次式から求められる。
【0022】QFIN=min{f(エンジン回転数,
アクセル開度),g(エンジン回転数,吸気圧,吸気温
度)} ここで「min」は、引数のうち、いずれか小さい値を
とる関数であり、「f」および「g」は、例えば、EC
UのROMに格納された関数である。
【0023】ステップ520において、図5の(c)に示
す1次元マップを用いて水温THWから、水温補正係数
METHWを算出する。この1次元マップは、横軸に水
温THWを、縦軸に水温補正係数METHWをとり、あ
る水温THWにおける水温補正係数METHWが、例え
ば、0から1の範囲の値をとるように設定されている。
水温THWは、水温センサ57から出力された電気信号
から得られる。
【0024】ステップ530において、図5の(d)に示
す1次元マップを用いて吸気圧PAから、吸気圧補正係
数MEPIMを算出する。この1次元マップは、横軸に
吸気圧PAを、縦軸に吸気圧補正係数MEPIMをと
り、ある吸気圧PAにおける吸気圧補正係数MEPIM
が、例えば、0から1の範囲の値をとるように設定され
ている。吸気圧PAは、吸気圧センサ59から出力され
た電気信号から得られる。
【0025】ステップ540において、ベース目標EG
RリフトELBSE、水温補正係数METHW、および
吸気圧補正係数MEPIMを用いて、最終目標EGRリ
フトELTRGを、ELTRG=ELBSE×METH
W×MEPIMなる式に基づいて算出する。
【0026】ステップ550において、EGR弁の実際
のリフト量を検出するセンサ(EGR弁リフトセンサ)
を用いることによって、実際のリフト量に対応する実E
GRリフトELACTを検出する。
【0027】ステップ560において、図5の(e)に示
す1次元マップを用いて最終目標EGRリフトELTR
Gから、ベースEGR制御量IEBSEを算出する。こ
の1次元マップは、横軸に最終目標EGRリフトELT
RGを、縦軸にベースEGR制御量IEBSEをとり、
ある最終目標EGRリフトELTRGにおけるベースE
GR制御量IEBSEが、例えば、約300mAから約
500mAの範囲の値をとるように設定されている。
【0028】ステップ570において、図5の(f)に示
す1次元マップを用いて(最終目標EGRリフトELT
RG−実EGRリフトELACT)の値から、フィード
バックEGR制御量IEFBを算出する。この1次元マ
ップは、横軸に(最終目標EGRリフトELTRG−実
EGRリフトELACT)の値を、縦軸にフィードバッ
クEGR制御量IEFBをとり、ある(最終目標EGR
リフトELTRG−実EGRリフトELACT)の値に
おけるフィードバックEGR制御量IEFBが、例え
ば、約−100mAから約100mAの範囲の値をとる
ように設定されている。
【0029】ステップ580において、ベースEGR制
御量IEBSEおよびフィードバックEGR制御量IE
FBを用いて、最終EGR制御量IEFINを、IEF
IN=IEBSE+ΣIEFBなる式に基づいて算出す
る。ECU39は、最終EGR制御量IEFINの電流
がEVRV48に流れるように制御する。
【0030】以下に、脱調のために生じる、ECU39
が認識している「実開度ステップLSACT」と、ロー
タの実際の位置に対応する「真の開度ステップLSTR
UE」との差を検出する方法を説明する。この差の検出
は、図7を参照して後述するプログラムにおいて利用さ
れる。
【0031】後述するプログラムでも用いる実開度ステ
ップLSACTは、ステップモータ26のロータの現在
のステップ位置を示す整数であり、典型的にはECU3
9の中のRAM65に格納される。したがって実開度ス
テップLSACTは、ECU39が「認識」しているロ
ータの現在位置であるといえる。実開度ステップLSA
CTは、ステップモータの1ステップを単位としてロー
タの位置を示す整数であり、吸気絞り弁25が全開位置
でゼロをとり、閉じるにしたがって大きな値をとる。実
開度ステップLSACTの「1」は、ステップモータ2
6のロータの角度では、例えば、0.3°に対応する。
【0032】ここで仮想的な真の開度ステップLSTR
UEを定義する。真の開度ステップLSTRUEは、ス
テップモータ26のロータが実際に位置する、真のステ
ップ位置を示す整数である。ステップモータ26のロー
タの実際の絶対的な位置は、通常、吸気絞り弁25が全
閉または全開のときにしか決定できないので、真の開度
ステップLSTRUEは、ECU39が直接的にいつも
保持している値ではない。真の開度ステップLSTRU
Eは、実開度ステップLSACTと同様に、ステップモ
ータ26の1ステップを単位としてロータの位置を示す
整数であり、吸気絞り弁25が全開位置でゼロをとり、
閉じるにしたがって大きな値をとる。ステップモータ2
6が脱調していないときには、ECU39が認識するロ
ータの現在位置を示す実開度ステップLSACTは、ロ
ータの真のステップ位置を示す真の開度ステップLST
RUEに等しい。しかしステップモータ26が脱調して
いるときには、ECU39が認識している位置を示す実
開度ステップLSACTは、真の位置を示す真の開度ス
テップLSTRUEに等しくなくなる。
【0033】図6は、ステップモータ26の脱調を説明
するための図である。図6のグラフの横軸は時間を示
し、縦軸はステップ位置を示す。図6において、真の開
度ステップLSTRUEのグラフは、ロータが実際に位
置する真のステップ位置の変化を示し、実開度ステップ
LSACTOのグラフは、ステップモータ26が開き側
に脱調しているときにECUが保持しているステップ位
置の変化を示し、実開度ステップLSACTCのグラフ
は、ステップモータ26が閉じ側に脱調しているときに
ECU39が保持しているロータのステップ位置の変化
をそれぞれ表す。
【0034】「ステップモータが開き側に脱調してい
る」とは、ロータが実際に位置する真のステップ位置
が、ECU39が認識しているロータのステップ位置よ
りも、吸気絞り弁25がより開く側に存在する状態をい
う。また「ステップモータが閉じ側に脱調している」と
は、ロータが実際に位置する真のステップ位置が、EC
U39が認識しているロータのステップ位置よりも、吸
気絞り弁25がより閉じる側に存在する状態をいう。し
たがって、真の開度ステップLSTRUEのグラフは、
実開度ステップLSACTOのグラフよりもステップ位
置がより小さい側(つまり図6のグラフの下側)に位置
する。また真の開度ステップLSTRUEのグラフは、
実開度ステップLSACTCのグラフよりもステップ位
置がより大きい側(つまり図6のグラフの上側)に位置
する。
【0035】図6を用いて、脱調に起因する真の開度ス
テップLSTRUEと、実開度ステップLSACTOお
よび実開度ステップLSACTCとの差を求める方法を
説明する。図6において、ステップモータ26のロータ
は、吸気絞り弁25を全開から閉じ側へ駆動し、その
後、再び全開へ駆動する。開き側脱調量LSOFPは、
実開度ステップLSACTOおよび真の開度ステップL
STRUEの差である。つまり、開き側脱調量LSOF
Pは、開き側脱調によってロータの真のステップ位置
が、ECU39が認識しているステップ位置からずれて
いる量を示す。閉じ側脱調量LSOFMは、実開度ステ
ップLSACTCおよび真の開度ステップLSTRUE
の差である。つまり、閉じ側脱調量LSOFMは、閉じ
側脱調によってロータの真のステップ位置が、ECU3
9が認識しているステップ位置からずれている量を示
す。開き側脱調量LSOFPおよび閉じ側脱調量LSO
FMは、いずれも非負の整数であり、「1」がステップ
モータの1ステップに対応する。
【0036】本発明が適用されるディーゼルエンジン
は、全開スイッチ58を備えている。全開スイッチ58
は、吸気絞り弁25が全開位置にあるときにONであ
り、それ以外のときにはOFFである。このとき、開き
側脱調量LSOFPを求める手順を以下に説明する。図
6に示される開き側脱調量LSOFPは、2ステップで
ある。すなわちECU39が認識しているロータの位置
よりも実際のロータの位置が開き側に2ステップずれて
いる。時刻t2において全開スイッチ58がONになっ
たとき(つまり真の開度ステップLSTRUEがゼロに
等しくなったとき)、実開度ステップLSACTOは2
である。図6からわかるように、ステップモータ26が
開き側に脱調しているときは、全開スイッチ58がON
になったときの実開度ステップLSACTOが開き側脱
調量LSOFPに等しい。開き側脱調の場合は、ECU
39が、ロータが全開位置に達したと認識する時刻t3
より前の時刻t2において全開スイッチ58がONにな
る。
【0037】次に閉じ側脱調量LSOFMを求める手順
を以下に説明する。図6に示される閉じ側脱調量LSO
FMは、2ステップである。すなわちECU39が認識
しているロータの位置よりも実際のロータの位置が閉じ
側に2ステップずれている。時刻t1において実開度ス
テップLSACTCがゼロに等しくなったとき、全開ス
イッチ58はOFFである。図6からわかるように、ス
テップモータ26が閉じ側に脱調しているときは、実開
度ステップLSACTCがゼロに等しくなってから、全
開スイッチ58がONになるまでの期間が、閉じ側脱調
量LSOFMに対応する。ただし、ここでは1単位時間
に1ステップずつ開き側にステップモータ25を駆動す
るとしている。閉じ側脱調の場合は、ECU39が、ロ
ータが全開位置に達したと認識する時刻t1より後の時
刻t2において全開スイッチ58がONになる。
【0038】図7は、ディーゼルエンジンのステップモ
ータ式吸気絞り弁が用いるプログラムのフローチャート
である。図7のプログラムは、例えば8msに1回、実
行される。つまり一定間隔でプログラムの制御が図7中
の「スタート」から始まり、「リターン」で終了する。
制御が「リターン」に移ると、次に制御が「スタート」
に移るまでは、プログラムは実行されない。
【0039】ステップ701において、脱調補正中であ
るかどうかを判定する。すなわち、脱調補正中を示すフ
ラグWCORRがONであるかどうかを判定する。もし
脱調補正中である(WCORR=ON)なら、ステップ
721に進み、もし脱調補正中ではない(WCORR=
OFF)なら、ステップ702に進む。
【0040】ステップ702において、全開学習が済ん
でいるかどうかを判定する。すなわち、全開学習を示す
フラグXGLSOFがONであるどうかを判定する。も
し全開学習が済んでいる(XGLSOF=ON)なら、
ステップ703に進み、もし全開学習が済んでいない
(XGLSOF=OFF)なら、制御はリターンに移
る。
【0041】ステップ703において、吸気絞り弁25
が全開位置にあるかどうかを判定する。すなわち、全開
スイッチ58の出力信号WLOPNがONであるかどう
かを判定する。もし吸気絞り弁25が全開位置にある
(WLOPN=ON)なら、ステップ706に進み、も
し吸気絞り弁25が全開位置にない(WLOPN=OF
F)なら、ステップ704に進む。全開スイッチ58
は、吸気絞り弁25を駆動する回転軸に連結しており、
その出力信号WLOPNは、吸気絞り弁25が全開のと
きにONになり、それ以外のときにOFFになる。つま
り全開スイッチ58の出力信号WLOPNは、吸気絞り
弁25が実際に全開位置にあるかどうかを示す。
【0042】ステップ704において、ECU39が認
識している吸気絞り弁25の位置が全開位置であるかど
うかを判定する。すなわち、実開度ステップLSACT
がゼロに等しいかどうかを判定する。実開度ステップL
SACT=0は、吸気絞り弁25が全開の状態に対応す
る。もしECU39が認識している吸気絞り弁25の位
置が全開位置である(LSACT=0)なら、ステップ
705に進む。このときステップモータは閉じ側に脱調
している。なぜなら、実際は吸気絞り弁25が全開では
ないにもかかわらず、ECU39は「すでに全開に達し
た」と認識しており、ロータが実際に位置する真のステ
ップ位置が、ECU39が認識しているロータのステッ
プ位置よりも、吸気絞り弁がより閉じる側に存在するか
らである。もしECU39が認識している吸気絞り弁2
5の位置が全開位置ではない(LSACT=0ではな
い)なら、ステップモータは脱調していないので、制御
はリターンに移る。
【0043】ステップ705において、脱調補正中を示
すフラグWCORRをONにしてから、制御はリターン
に移る。ステップ706において、ECU39が認識し
ている吸気絞り弁25の位置が全開位置であるかどうか
を判定する。すなわち、実開度ステップLSACTがゼ
ロに等しいかどうかを判定する。もしECU39が認識
している吸気絞り弁25の位置が全開位置である(LS
ACT=0)なら、ステップモータは脱調していないの
で、制御はリターンに移る。もしECU39が認識して
いる吸気絞り弁25の位置が全開位置ではない(LSA
CT=0ではない)なら、ステップ707に進む。この
ときステップモータは開き側に脱調している。なぜな
ら、実際は吸気絞り弁25が全開であるにもかかわら
ず、ECU39は「全開に達していない」と認識してお
り、ロータが実際に位置する真のステップ位置が、EC
U39が認識しているロータのステップ位置よりも、吸
気絞り弁がより開く側に存在するからである。
【0044】ステップ707において、実開度ステップ
LSACTの値を開き側脱調量LSOFPに代入する。
ステップ708において、脱調した回数を示すエラーカ
ウンタCLSERRを1だけインクリメントしてから、
制御はリターンに移る。エラーカウンタCLSERR
は、製造時からの累積の脱調回数をカウントするための
もので、初期状態ではゼロが代入されている。エラーカ
ウンタCLSERRは、イグニッションスイッチをオフ
したときでもクリアされないように、例えば、電池によ
ってバックアップされたRAMなどにその値が保持され
る。
【0045】ステップ721において、閉じ側脱調量L
SOFMを1だけインクリメントする。閉じ側脱調量L
SOFMは、初期状態ではゼロが代入されている。ステ
ップ722において、吸気絞り弁25が全開位置にある
かどうかを判定する。すなわち、全開スイッチ58の出
力信号WLOPNがONであるかどうかを判定する。も
し吸気絞り弁25が全開位置にある(WLOPN=O
N)なら、ステップ723に進み、もし吸気絞り弁25
が全開位置にない(WLOPN=OFF)なら、制御は
リターンに移る。
【0046】ステップ723においては、吸気絞り弁2
5が実際に全開状態である。したがって閉じ側脱調量L
SOFMは、ステップモータが閉じ側に脱調していると
判断されたステップ705から、1ずつステップモータ
を開き側に駆動し、実際に吸気絞り弁25が全開になる
までのあいだに累積してインクリメントされた値に等し
い。ステップ723において閉じ側脱調量LSOFMが
算出されたので、脱調補正中を示すフラグWCORRを
OFFにする。
【0047】ステップ724において、脱調した回数を
示すエラーカウンタCLSERRを1だけインクリメン
トしてから、制御はリターンに移る。図8は、ディーゼ
ルエンジンのステップモータ式吸気絞り弁が用いる目標
開度補正プログラムのフローチャートである。図8のプ
ログラムも、例えば8msに1回、実行される。
【0048】ステップ801において、閉じ側脱調量L
SOFMが20より大きいかどうかを判定する。もし閉
じ側脱調量LSOFMが20より大きいなら、ステップ
805に進み、もし閉じ側脱調量LSOFMが20より
大きくないなら、ステップ802に進む。
【0049】ステップ802において、開き側脱調量L
SOFPが40より大きいかどうかを判定する。もし開
き側脱調量LSOFPが40より大きいなら、ステップ
805に進み、もし開き側脱調量LSOFPが40より
大きくないなら、ステップ803に進む。
【0050】ステップ802の判定に用いる閾値(値4
0)は、ステップ801の判定に用いる閾値(値20)
より大きい。すなわちステップ802における開き側脱
調の判定のほうが、ステップ801における閉じ側脱調
の判定よりも緩く設定される。さらに言い換えれば、ス
テップ802の開き側脱調の判定の敏感さは、ステップ
801の閉じ側脱調の判定の敏感さよりも鈍い。これに
より、開き側脱調を検出した場合は、閉じ側脱調に比
べ、運転可能な限界により近い点まで、脱調用の制御
(例えば、吸気絞り弁を強制的に所定の位置に駆動する
制御)をおこなわないでおくことができる。そのため、
エンジン運転が限界まで可能になるという効果を有す
る。
【0051】ステップ802の閾値(値40)をステッ
プ801の閾値(値20)よりも大きく設定する理由
は、ディーゼルエンジンの吸気絞り弁駆動において、閉
じ側脱調はスモークを発生させるが、開き側脱調はスモ
ークを発生させないからである。つまり、開き側脱調の
判定を閉じ側脱調の判定よりも緩く設定することによっ
て、ほんとうに必要なときまで開き側脱調であるとの判
定を遅らせることができる。
【0052】ステップ803において、目標ステップL
STRGを開き側に補正する。すなわち、目標ステップ
LSTRGから閉じ側脱調量LSOFMを減じた値(L
STRG−LSOFM)によって目標ステップLSTR
Gを置換する。言い換えれば、ステップ803おいて
は、目標ステップLSTRGから閉じ側脱調量LSOF
Mを減じる補正、つまり吸気絞り弁25を目標ステップ
LSTRGよりも閉じ側に脱調していると推測される量
LSOFMだけ開き側にシフトする補正をおこなう。こ
の閉じ側脱調量LSOFMに基づいた補正は、次回もL
SOFM分だけ脱調するかもしれない、とするいわゆる
「見込み補正」になる。目標ステップを誤って補正した
ときに悪影響がより大きいのは、閉じ側への誤補正であ
る。逆にいえば、開き側への誤補正は、閉じ側への誤補
正よりも悪影響は少ない。これは、ディーゼルエンジン
においては、吸気量が燃料量に比較して所定量以上確保
されていない場合にスモークあるいは燃焼不良による失
火、エンストが発生するという問題が生じることなどに
よる。
【0053】したがってステップ803においては、目
標ステップLSTRGに閉じ側脱調量LSOFMだけを
反映させる補正をする。これにより目標ステップLST
RGの補正は、安全な側へ、つまり開き側へだけシフト
することによっておこなわれる。その結果、閉じ側に誤
って補正するために生じるスモークの問題などを避ける
ことができる。
【0054】ステップ804において、エラーカウンタ
CLSERRが10より大きいかどうかを判定する。も
しエラーカウンタCLSERRが10より大きいなら、
ステップ806に進み、もしエラーカウンタCLSER
Rが10より大きくないなら、制御はリターンに移る。
【0055】ステップ805において、目標ステップL
STRGを所定の値にセットすることによって、強制的
に吸気絞り弁25を所定の位置に駆動する。例えば、目
標ステップLSTRGをゼロにセットすれば、吸気絞り
弁25を全開位置に駆動することができる。これによ
り、脱調量が所定の値よりも大きいときには、吸気絞り
弁25を制御せずに、所定位置に強制的に駆動すること
ができる。
【0056】ステップ805において、強制的に吸気絞
り弁25を駆動できることの意味を説明する。ディーゼ
ルエンジンは、その性質上、吸気量が燃料量に比べて所
定量以上、確保されている状態では、スモークを発生す
ることなく、燃料噴射量によって決定されるエンジント
ルクで運転することが可能である。このため、ステップ
805を含むプログラムによってステップモータを制御
すれば、脱調が起こったときには、吸気絞り弁を所定の
高開度位置に駆動することができる。これによりステッ
プモータが脱調したときであっても、スモークを排出す
ることなくエンジンを運転することができる。
【0057】ステップ806において、運転者に対する
ウォーニングを発してから、制御はリターンに移る。図
9は、ディーゼルエンジンのステップモータ式吸気絞り
弁が用いる他のプログラムのフローチャートである。図
9のプログラムは、ステップ903および904の順序
がステップ803および804と逆である点で図8のプ
ログラムと異なる。これにより、ステップモータが脱調
する回数が所定の回数を越えるまでは、開き側への補正
をおこなわないことができる。逆にいえば、図9におい
ては、脱調回数が所定の回数を越えてはじめて開き側へ
の補正がおこなわれる。図9のフローチャートに示す目
標ステップの補正は、ステップモータの脱調回数が所定
回数を越える場合には、その後にも何回も脱調すると予
期しやすいことに基づいている。すなわちステップ90
4において、脱調回数が所定の回数を越えるかどうかを
判定し、越える場合には、ステップモータが脱調しやす
いと判断して見込み補正をおこなう。図9に示す実施の
形態によれば、ステップモータが脱調する傾向にあるこ
とを確認してから目標ステップの補正をおこなえるの
で、目標ステップの誤補正を避けることができるという
効果がある。
【0058】上述の説明において、例えば、ステップ8
01および802の判定に用いる所定の値20および4
0は、制御対象および所望の制御特性に応じて変えても
よい。
【0059】ディーゼルエンジンのステップモータ式吸
気絞り弁が用いる上述したプログラムは、典型的には、
ECU39に内蔵されたROM64に格納されるが、こ
れには限られない。これらのプログラムの機能は、CP
U63が所定のステップを実行するようなインストラク
ションによってプログラムされた汎用のプロセッサによ
ってもインプリメントでき、所定のステップを実行する
布線論理を含む特定のハードウェア要素によってもイン
プリメントでき、あるいはプログラムされた汎用のプロ
セッサと特定のハードウェアとの組み合わせによっても
インプリメントできる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも以下の効果
が得られる。すなわち、開き側脱調を検出するときの敏
感さを、閉じ側脱調を検出するときの敏感さよりも鈍く
設定することによって、スモーク発生に影響しない開き
側脱調の場合には、運転可能な限界まで脱調時用の制御
をおこなわないことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステップモータ式吸気絞り弁が用
いられるディーゼルエンジンの概略構成図である。
【図2】ECU39の内部と、入出力信号とを示すブロ
ック図である。
【図3】ディーゼル吸気絞り弁制御のプログラムのフロ
ーチャートおよび2次元マップである。
【図4】ディーゼル吸気絞り弁制御のプログラムのフロ
ーチャートである。
【図5】EGR制御のプログラムのフローチャートおよ
びプログラム中のステップで用いられるパラメータの関
係を示すグラフである。
【図6】ステップモータ26の脱調を説明するための図
である。
【図7】ディーゼルエンジンのステップモータ式吸気絞
り弁が用いるプログラムのフローチャートである。
【図8】ディーゼルエンジンのステップモータ式吸気絞
り弁が用いる目標開度補正プログラムのフローチャート
である。
【図9】ディーゼルエンジンのステップモータ式吸気絞
り弁が用いる他のプログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
801〜806 プログラムのステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G065 AA01 AA06 CA34 DA06 DA15 EA07 GA01 GA09 GA10 GA14 GA46 HA06 HA21 HA22 JA04 JA09 JA11 KA02 3G301 HA02 HA06 HA13 JB02 JB09 KA06 LA03 LB11 LC04 NA06 NA08 NB03 NB15 NC04 PA07Z PA11Z PD15Z PE01Z PE08Z PF03Z 5H580 AA08 BB09 FA04 FA10 FA14 GG04 HH01 HH23 HH37 HH39 HH40

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンのステップモータ式
    吸気絞り弁を制御する装置であって、 該ステップモータ式吸気絞り弁の実際の位置が目標位置
    に対して開き側に第1所定値以上ずれたとき、および該
    ステップモータ式吸気絞り弁の該実際の位置が該目標位
    置に対して閉じ側に第2所定値以上ずれたときに、ステ
    ップモータが脱調したと検出する脱調検出手段を備えて
    おり、 該第1所定値は、該第2所定値よりも大きいディーゼル
    エンジンのステップモータ式吸気絞り弁制御装置。
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