JP2001348355A - シクロヘキセニルメチルケトンの製造法 - Google Patents
シクロヘキセニルメチルケトンの製造法Info
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Abstract
-トリメチル-2-及び/又は-1-シクロヘキセニルメチル
ケトンの経済的な製造法を提供する 【解決手段】 一般式(1a) 【化1】 (式中、R1,R2,R3はそれぞれ水素原子又はメチル
基を示し、R1,R2,R3のうちいずれか2つ以上はメ
チル基である。)で表される3-シクロヘキセニルメチル
ケトンを触媒の存在下に異性化させる。
Description
香料の中間原料、詳しくは2−シクロヘキセニルメチル
ケトン(1b)及び1−シクロヘキセニルメチルケトン
(1c)又はそれらの混合物の製造法に関する。
ルメチルケトンはα−又はβ−ダマスコンなどフルーテ
ィーフローラル香料の合成中間体として有用な化合物で
ある。天然のバラの鍵香気成分であるα−ダマスコンに
代表されるダマスコン類は、非常に重要なフルーティー
フローラル香料として商業的に製造され使用されてい
る。このダマスコン類には下記に示す3種の二重結合異
性体が存在し、これらは基本的にはフルーティーフロー
ラルの香調を有するが、3種はおのおの独自の香調を有
しており、フラグランスの使用目的によって、使いわけ
られている。
a)、α−ダマスコン(2b)、β−ダマスコン(2
c)}の製造法に関しては、例えば総説(鳥居滋ら、香
料、No.125, 47-60ぺージ、1979年)に記載されている
ように非常に多くの製造法が報告されているが、2,
6,6−トリメチルシクロヘキセニルメチルケトン
(1)のアルドール(Aldol)反応に着目した製法とし
て、K.Subrahmania { J.C.S. Perkin 1, 1,727ページ
(1975年)}らによる下式のような三種のダマスコンの
製法が知られている。
6,6−トリメチル−3−シクロヘキセニルメチルケト
ン(1a)は下式に示すように、1,3−ペンタジエン
(4)とメシチルオキサイド(5)とのディールスアル
ダー(Diels-Alder)反応により合成されている。
ヘキセニルメチルケトン(1b)は下記に示す方法、即
ちイソブテン(6)と4−メチル−3,5−ヘキサジエ
ン−2−オン(7)とのDiels-Alder反応により得られ
ている。
シクロヘキセニルメチルケトン(1c)は下記に示され
るエチレン(8)と3−アセチル−2,4−ジメチル−
1,3−ペンタジエン(9)との反応で合成されてい
る。
物の二重結合の異性化により式(1b)および式(1
c)に示されるメチル置換−シクロヘキセニルメチルケ
トンを合成する方法は知られていなかった。
ローラル香料であるα−およびβ−ダマスコンは高価で
あり、よリ安価な製造法の開発が望まれていた。上述の
Subrahmaniaによるダマスコン類の製造法は、2,6,
6−トリメチルシクロヘキセニルメチルケトン{(1
b)及び(1c)}とアセトアルデヒドとのアルドール
反応を鍵とする短工程でのダマスコン類の製造法として
利点を有している。しかしながら、2,6,6−トリメ
チルシクロヘキセニルメチルケトン{(1b)及び(1
c)}の製造原料となる4−メチル−3,5−ヘキサジ
エン−2−オン(7)と3−アセチル−2,4−ジメチ
ル−1,3−ペンンタジエン(9)はそれ自体工業的に
入手が困難であり、また仮に製造しても非常に高価であ
るため、現実的な製造法としては経済的に困難なもので
あった。従って、本発明の目的はα−およびβ−ダマス
コンの合成中間体である2,6,6−トリメチルシクロ
ヘキセニルメチルケトン{(1b)及び(1c)}を、
より経済的に製造する方法を提供することにある。
鑑み鋭意検討した結果、(1)で示されるメチル置換−
シクロヘキセニルメチルケトンを異性化することによ
り、α−および/またはβ−ダマスコンの合成原料とな
る(1b)および/または(1c)で示されるメチル置
換−シクロヘキセニルメチルケトンを経済的に製造でき
ることを見出し、本発明に到達した。
一般式(1a)で表される3−シクロヘキセニルメチル
ケトンを異性化触媒の存在下に異性化する、一般式(1
b)で表される2−シクロヘキセニルメチルケトン又は
一般式(1c)で表される1−シクロヘキセニルメチル
ケトンまたは上記一般式(1b)と一般式(1c)で表
されるシクロヘキセニルメチルケトンの混合物の製造法
である。
基を示し、R1,R2,R3のうちいずれか2つ以上はメ
チル基である。)
ニルメチルケトン(1b)、1−シクロヘキセニルメチ
ルケトン(1c)及びそれら混合物の新規な製造法を説
明する。本発明の異性化反応の原料である3−シクロヘ
キセニルメチルケトン(1a)は、例えばK.Subrahmani
aら、J.C.S. Perkin 1, 1,727ページ(1975年)に示さ
れるように、上記反応式に従い、即ち、1,3−ペンタ
ジエン(4)とメシチルオキサイド(5)とを塩化アル
ミニウムを触媒として用い、Diels-Alder反応を行うこ
とにより合成することができる。
示すような化合物が挙げられる。即ち、酸性触媒とし
て、塩酸、硫酸、リン酸、ポリリン酸、p-トルエンスル
ホン酸、アンバーリスト15、ナフィオンH、活性白土な
どが本異性化反応に使用可能である。又、塩基性触媒と
して、リチウムジエチルアミド、ナトリウムジエチルア
ミド、ナトリウムシクロヘキシルアミドなどの金属アミ
ド触媒、また、水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸
化ナトリウムなどのアルカリ金属の水酸化物、アルカリ
金属アルコラート類、遷移金属(パラジウム、ルテニウ
ム、ロジウム)のシリカ、アルミナ、シリカアルミナ、
ゼオライトおよび炭素などの担持物、またルテニウムク
ロライド、ロジウムクロライドまたはルテニウム、ロジ
ウムのホスフィン錯体触媒などがあげられる。ここで、
アルカリ金属アルコラート類のアルカリ金属としてはナ
トリウム、カリウム、リチウムが挙げられ、アルコキシ
基としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、te
rt-ブトキシ基が例示される。
け反応速度も早くなるが、経済的には0.1%−50%
重量の使用が望ましい。反応温度は、触媒により温度条
件が異なるが、一般的には25−280℃の範囲が挙げ
られる。
能であるが、適当量の溶剤を用いることも可能である。
溶剤としては、トルエン、ヘキサンなどの炭化水素類、
ジクロルメタンなどのハロゲン化炭化水素溶剤、テトラ
ヒドロフランやメチルセロソルブに代表されるエーテル
類、アセトンに代表されるケトン類、酢酸エチルに代表
されるエステル類、エタノールに代表されるアルコール
類、シクロヘキシルアミンに代表されるアミン類、さら
にはジメチルスルホキサイド、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセタミドなどが使用可能である。
生成物組成は、通常、二重結合の位置が2位のα−体
{式(1b)}が主成分(65−95%)であり、式(1
c)に示すβ−体は0−35%の組成で得られる。これ
らは混合物のまま香料として使用できるが、場合によ
り、精密蒸留により純品を得、おのおの単品として使用
することもできる。
セニルメチルケトン(1a)の上記異性化反応によって
製造される2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキセ
ニルメチルケトン(1b、R1,R2,R3はいずれもメ
チル基)および 2,6,6−トリメチル−1−シクロ
ヘキセニルメチルケトン(1c、R1,R2,R3はいず
れもメチル基)からは前記K.Subrahmaniaらの方法に従
い、α−およびβ−ダマスコンが合成できる。
もメチル基)に示される2,6,6−トリメチルー2−
シクロヘキセニルメチルケトン(1b)をアルキルマグ
ネシウムブロマイド(またはクロライド)とN-メチルア
ニリン(またはその他のジアルキルアミン)とで生成す
るアルドール試薬と作用させた後、アセトアルデヒドと
反応させアルドール体を合成し、これにPTS(p-トル
エンスルホン酸)などのプロトン酸を脱水触媒として用
い脱水することにより、α−ダマスコンが得られる。同
様に式(1c、R1,R2,R3はいずれもメチル基)で
示される2,6,6−トリメチル−1−シクロヘキセニ
ルメチルケトンからはβ−ダマスコンが得られる。
−トリメチル−2−シクロヘキセニルメチルケトン(1
b)及び2,6,6−トリメチル−1−シクロヘキセニ
ルメチルケトン(1c)又はそれらの混合物の新規な経
済的製造法を提供できる。また、これらの化合物を使用
すれば、α−および/またはβ−ダマスコン(さらには
α-,β-,δ-ダマスコン、それらの混合物)を、より経
済的に製造法することができる。
るが、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
なお、実施例中、得られた化合物の物性の測定には、次
の機器を用いた。 NMR:DRX500(Bruker社製) GLC:5800-11(Huwlett Packard社製) Gc-Column:ニュートラボンド 不斉収率は旋光度を測定するか、光学活性分離カラムを
用いて測定した。
キセニルメチルケトン(1a)の合成} 滴下ロート、温度計、コンデンサー、攪拌器のついた3
リットル4口フラスコに窒素気流中、氷冷下、塩化アル
ミニウム(70g)およびトルエン(300ml)を入れ、攪拌下、
メシチルオキサイド(120g)のトルエン(300ml)溶液を
2-5℃で1時間かけて滴下する。滴下後1,3-ペンタジエ
ン(450g)のトルエン(1,200ml)溶液を0-5℃で4時間か
けて滴下する。滴下後同温度で3時間かきまぜたのち、
30-40℃3時間で反応を完結し、反応液を冷却し、水(1,
200ml)で分解水洗分液を行い、さらに水(1,200ml)で水
洗分液を行なった後、5%炭酸ナトリウム水溶液(500ml)
で水洗分液、最後に飽和食塩水(500ml)で水洗し生成物
のトルエン溶液を得た。これをエバポレーターでトルエ
ンを回収し、濃縮油(390g)を得た。得られた濃縮油(390
g)をウイッドマー蒸留器で蒸留し、2,6,6-トリメチル-3
-シクロヘキセニルメチルケトン(1a)127g{b.p49-51℃/
133Pa(1torr.)}を得た。
シス体{cis-(1a)}94%、トランス体{trans-(1a)}6%であ
り、各々のスペクトルデーターは下記の値を示した。 トランス体 GC/MS(m/e); 166(M+), 123, 109, 107, 81, 67, 55, 43 NMR[δ(CDCl3)]; 5.55(1H, m), 5.46(1H, m), 2.54-
2.45(1H, m), 2.29(1H,d), 2.20(3H,s), 2.02-1.94(1H,
m), 1.72-1.64(1H,m), 0.98(3H,s),0.92(3H,s),0.87(3
H,d) シス体 GC/MS(m/e);166(M+), 138,123,109,108,95,81,69,67,5
5,43 NMR[〓(CDCl3)];5.72-5.68(1H,m),5.43-5.39(1H,m),2.5
9(1H,d),2.52(1H,m),2.19-2.11(1H,m),2.11(3H,s),1.70
-1.63(1H,m),0.95(6H) 0.92(3H,s)
キセニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-
シクロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-1} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた200mlの4口フラ
スコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(1a)(10g)およびエ
チルアルコール(40ml)およびロジウムトリクロライド三
水和物(0.9g)を入れ、攪拌下、90℃で24時間反応させ
た。この時点で反応液のサンプリングを行い、ガスクロ
マトグラフィーで分析した結果、原料の2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトンは11%であり、生成
した2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメチルケト
ンが87%および2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニル
メチルケトンは2%の組成であった。
ルを留去したのち、濃縮物にトルエン(50ml)および水(2
50ml)を加え水洗分液し、さらに飽和食塩水(50ml)で
水洗分液を行い、得られたトルエン溶液のトルエンをエ
バポレーターで留去し、濃縮油(11.2g)を得た。これを
クライゼン蒸留器で蒸留し2,6,6-トリメチル-3-シクロ
ヘキセニルメチルケトン(1a):(10.5%)、2,6,6-トリメチ
ル-2-シクロヘキセニルメチルケトン(1b):(88.3%)およ
び2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニルメチルケトン
(1c):(1.2%)の混合物:8.1g{(b.p.50-51℃/133Pa(1to
r))を得た。
チルケトン(1b)のGC/MSデーター GC/MS(m/e);166(M+), 123,109,95,81, 67,43 2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニルメチルケトン(1
c)のGC/MSデーター GC/MS(m/e);166(M+),151, 123,109,95,91,81, 67,43
キセニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-
シクロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-2} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた500mlの4口フラ
スコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(1a)(100g)および
テトラエチレングリコールモノメチルエーテル(150ml)
およびt-ブトキシカリウム(25g)とテトラ-n-ブチルアン
モニウムブロマイド(2g)を入れ、攪拌下、175℃で4時間
反応させた。この時点で反応液のサンプリングを行い、
ガスクロマトグラフィーで分析した結果、原料の2,6,6-
トリメチル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(1a)は12%
であり、生成した2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニ
ルメチルケトン(1b)が61%および2,6,6-トリメチル-1-
シクロヘキセニルメチルケトン(1c)は27%の組成であっ
た。
を得た。この留分を理論段数200段のスピニングバンド
精留器で精密蒸留を行い、純粋な2,6,6-トリメチル-2-
シクロヘキセニルメチルケトン(1b)42g(b.p.70℃/5to
r)とα−体を含まない2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキ
セニルメチルケトン(1c)24g{b.p.71℃/655Pa(5tor)}と
を得た。
キセニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-
シクロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-3} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた2,000mlの4口
フラスコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリ
メチル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(100g)および
ジメチルスルフォキサイド(1,500ml)およびt-ブトキシ
カリウム(35g)をいれ、攪拌下、100℃で4時間反応させ
る。この時点で反応液のサンプリングを行い、ガスクロ
マトグラフィーで分析した結果、原料の2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(1a)は4%となり、
生成した2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメチル
ケトン(1b)と2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニルメ
チルケトン(1c)の組成は64%/32%であった。
ォキサイドを留去したのち、濃縮物にトルエン(150ml)
および水(250ml)を加え水洗分液し、さらに飽和食塩水
(250ml)で水洗分液を行い、得られたトルエン溶液の
トルエンをエバポレーターで留去し、2,6,6-トリメチル
-2-シクロヘキセニルメチルケトン(1b)および2,6,6-ト
リメチル-1-シクロヘキセニルメチルケトン(1c)の濃
縮油(105g)を得た。これをクライゼン蒸留器で蒸留し2,
6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメチルケトン(1b)
と2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニルメチルケトン
(1c)との混合物(組成比:(1b)/(1c) =63%/34%)85.5
g{(b.p.50-55℃/133Pa(1tor))を得た。
キセニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-
シクロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-4} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた500mlの4口フ
ラスコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリメ
チル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(1a)(10g)および
トルエン(100ml)およびp-トルエンスルホン酸(2g)をい
れ、攪拌下、175℃で6時間反応させる。サンプリングに
よるガスクロマトグラフィーでの分析結果、原料の2,6,
6-トリメチル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(1a)は1
7%、2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメチルケト
ン(1b)が56.5%および2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセ
ニルメチルケトン(1c)が26.5%の組成であった。
に、5%炭酸ナトリウム水溶液(50ml),飽和食塩水(50m
l)で水洗分液を行い、得られたトルエン溶液のトルエ
ンをエバポレーターで留去し、濃縮油(10.3g)を得た。
これをクライゼン蒸留器で蒸留し2,6,6-トリメチル-3-
シクロヘキセニルメチルケトン(16%)と2,6,6-トリメチ
ル-2-シクロヘキセニルメチルケトン(1b)(57%)および
2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニルメチルケトン(1
c)(27%)の混合物7.4g{(b.p.49-53℃/133Pa(1tor))を
得た。
スコに窒素気流中、臭化エチル(30.0g)とマグネシウム
(5.9g)とから60mlのテトラヒドロフラン中で製造したエ
チルマグネシウムブロマイドのテトラヒドロフラン溶液
(82ml)を氷冷下、攪拌しながら、これに、N-メチルア
ニリン(23.8g)を70mlのトルエンに溶解した溶液を加え
る。このようにして新たに作った臭化N-メチルアニリン
マグネシウム溶液を温度10-15℃に保ち、これに実施例
2で合成した2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメ
チルケトン(1b)(37g)のトルエン(37ml)溶液を30分で
滴下し、さらに30分同温度で攪拌する。次にアセトアル
デヒド(14.6g)のトルエン(15ml)溶液を-10-15℃で30分
で滴下し、滴下終了後さらに90分間攪拌し、反応を終了
させる。
攪拌しながら加え分解水洗分液し、得られた有機層をさ
らに3N塩酸100mlで5回洗浄、分液した。得られたaldol
体{4-(2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニル)-4-オキ
ソブタン-2-オール}のトルエン溶液にp-トルエンスル
ホン酸(0.5g)を加えた後加熱し、トルエン還流下脱水反
応により生成する水を分離し、脱水反応を完結させた。
反応液に50mlの水を加え、水洗分液したのち、50mlの重
炭酸ナトリウム溶液及び50mlの水で洗浄し、得られた有
機層をエバポレータで濃縮し、濃縮油45gを得る。これ
をウイッドマー蒸留器で蒸留し、α−ダマスコン{b.p.
105-106℃/160Pa(1.2tor)}を31g得た。
ニルメチルケトン(1c)(18.5g)を用い、参考例2と全く
同じに反応(すべてが1/2のスケール)させ、β−ダマ
スコン{b.p.110-112℃/160Pa(1.2tor)}を13.7g得た。
セニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-シ
クロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-5} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた100mlの4口フラ
スコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(10g)およびメトキ
シカリウム(2.5g)、ジメチルスルフォキサイド(30ml)
およびガスクロマトグラフィーでの分析用の内部標準物
質としてシクロドデカン(3g)を入れ、120℃で2時間3
0分反応した。反応液を常法で処理し、ガスクロマトグ
ラフィーで分析した結果、原料の2,6,6-トリメチル-3-
シクロヘキセニルメチルケトンは4.4%であり、生成した
2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメチルケトンが6
9.8%および2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニルメチ
ルケトンは25.8%の組成であった。また上記3種のメチ
ルケトン混合物の収量は8.6gと算出された。
セニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-シ
クロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-6} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた100mlの4口フラ
スコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(10g)およびメトキ
シナトリウム(2.5g)、ジメチルスルフォキサイド(30m
l)およびガスクロマトグラフィーでの分析用の内部標
準物質としてシクロドデカン(3g)を入れ、140-145℃
で5時間反応させた。反応液を常法で処理し、ガスクロ
マトグラフィーで分析した結果、原料の2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトンは28.9%であり、生
成した2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメチルケ
トンが49.2%および2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセ
ニルメチルケトンは21.9%の組成であった。また上記3
種のメチルケトン混合物はの収量は7.3gと算出された。
セニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-シ
クロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-7} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた100mlの4口フラ
スコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(10g)およびt-ブト
キシナトリウム(2.5g)、ジメチルスルフォキサイド(30
ml)およびガスクロマトグラフィーでの分析用の内部標
準物質としてシクロドデカン(3g)をいれ、120℃で4
時間分反応させた。反応液を常法で処理し、ガスクロマ
トグラフィーで分析した結果、原料の2,6,6-トリメチル
-3-シクロヘキセニルメチルケトンは52.3%であり、生成
した2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメチルケト
ンが32.9%および2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニ
ルメチルケトンは14.8%の組成であった。また上記3種
のメチルケトン混合物は9.1gと算出された。
セニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-シ
クロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-8} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた100mlの4口フラ
スコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(10g)およびエトキ
シナトリウム(2.5g)、ジメチルスルフォキサイド(30m
l)およびガスクロマトグラフィーでの分析用の内部標
準物質としてシクロドデカン(3g)を入れ、130-140℃
で6時間反応させた。反応液を常法で処理し、ガスクロ
マトグラフィーで分析した結果、原料の2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトンは34.7%であり、生
成した2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメチルケ
トンが45.4%および2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセ
ニルメチルケトンは19.9%の組成であった。また上記3
種のメチルケトン混合物は6.9gと算出された。
セニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-シ
クロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-9} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた100mlの4口フラ
スコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(10g)、t-ブトキシ
リチウム(2.5g)、ジメチルアセタミド(30ml)およびガ
スクロマトグラフィーでの分析用の内部標準物質として
シクロドデカン(3g)を入れ、140-145℃で6時間分反応
させた。反応液を常法で処理し、ガスクロマトグラフィ
ーで分析した結果、原料の2,6,6-トリメチル-3-シクロ
ヘキセニルメチルケトンは30.2%であり、生成した2,6,6
-トリメチル-2-シクロヘキセニルメチルケトンが42.5%
および2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニルメチルケ
トンは27.3%の組成であった。また上記3種のメチルケ
トン混合物は5.3gと算出された。
キセニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-
シクロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-10} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた100mlの4口フラ
スコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(10g)および水酸化
カリウム(2.5g)、ジメチルスルフォキサイド(30ml)お
よびガスクロマトグラフィーでの分析用の内部標準物質
としてシクロドデカン(3g)を入れ、170-190℃で6時
間反応させた。反応液を常法で処理し、ガスクロマトグ
ラフィーで分析した結果、原料の2,6,6-トリメチル-3-
シクロヘキセニルメチルケトンは67.5%であり、生成し
た2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメチルケトン
が20.1%および2,6,6-トリメチル-1-シクロヘキセニル
メチルケトンは12.4%の組成であった。また上記3種の
メチルケトン混合物は4.3gと算出された。
キセニルメチルケトン(1b)および2,6,6-トリメチル-1-
シクロヘキセニルメチルケトン(1c)の合成-11} 温度計、コンデンサー、攪拌器のついた100mlの4口フラ
スコに窒素気流中、参考例1で合成した2,6,6-トリメチ
ル-3-シクロヘキセニルメチルケトン(10g)およびナトリ
ウムシクロヘキシルアミド(3.5g)、シクロへキシルアミ
ン(20ml)およびガスクロマトグラフィーでの分析用の
内部標準物質としてシクロドデカン(3g)を入れ、125-
135℃で3時間反応させた。反応液を常法で処理し、ガス
クロマトグラフィーで分析した結果、原料の2,6,6-トリ
メチル-3-シクロヘキセニルメチルケトンは25.5%であ
り、生成した2,6,6-トリメチル-2-シクロヘキセニルメ
チルケトンが48.6%および2,6,6-トリメチル-1-シクロ
ヘキセニルメチルケトンは25.9%の組成であった。また
上記3種のメチルケトン混合物は2.3gと算出された。
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式(1a) 【化1】 (式中、R1,R2,R3はそれぞれ水素原子又はメチル
基を示し、R1,R2,R3のうちいずれか2つ以上はメ
チル基である。)で表される3−シクロヘキセニルメチ
ルケトンを触媒の存在下に異性化する、一般式(1b) 【化2】 で表される2−シクロヘキセニルメチルケトン又は一般
式(1c) 【化3】 で表される1−シクロヘキセニルメチルケトンまたは上
記一般式(1b)と一般式(1c)で表されるシクロヘ
キセニルメチルケトンの混合物の製造法。 - 【請求項2】 触媒がアルカリ金属アルコラートである
請求項1記載の1−又は2−シクロヘキセニルメチルケ
トンまたはそれらの混合物の製造法。 - 【請求項3】 アルカリ金属アルコラートがナトリウ
ム、カリウム、リチウムより選ばれるアルカリ金属の炭
素数1乃至4の低級アルコールのアルコラートである請
求項2記載の1−又は2−シクロヘキセニルメチルケト
ンまたはそれらの混合物の製造法。 - 【請求項4】 一般式(1a) 【化4】 (式中、R1,R2,R3はそれぞれ水素原子又はメチル
基を示し、R1,R2,R3のうちいずれか2つ以上はメ
チル基である。)で表される3−シクロヘキセニルメチ
ルケトンをアルカリ金属アルコラート触媒の存在下で一
般式(1b) 【化5】 で表される2−シクロヘキセニルメチルケトン又は一般
式(1c) 【化6】 で表される1−シクロヘキセニルメチルケトンまたは上
記一般式(1b)と一般式(1c)で表されるシクロヘ
キセニルメチルケトンの混合物に異性化する方法。
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