JP2001347966A - 車輌のフロアアンダーボデー構造 - Google Patents

車輌のフロアアンダーボデー構造

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JP2001347966A
JP2001347966A JP2000171634A JP2000171634A JP2001347966A JP 2001347966 A JP2001347966 A JP 2001347966A JP 2000171634 A JP2000171634 A JP 2000171634A JP 2000171634 A JP2000171634 A JP 2000171634A JP 2001347966 A JP2001347966 A JP 2001347966A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドメンバに車輌前後方向に作用する荷重
の一部を良好に且つ確実にクロスメンバへ伝達させる。 【解決手段】 車輌前後方向に延在し車輌横方向に互い
に隔置された一対の前側リヤフロアサイドメンバ10
と、車輌前後方向に延在し前端にて対応する前側リヤフ
ロアサイドメンバの後端に連結された一対の後側リヤフ
ロアサイドメンバ12と、車輌横方向に延在し端部にて
前側リヤフロアサイドメンバに連結されたリヤフロアク
ロスメンバ14とを有する車輌のフロアアンダーボデー
構造。リヤフロアクロスメンバ14の端部は前側リヤフ
ロアサイドメンバ10に交差し、後側リヤフロアサイド
メンバ12の前端の端面22は蓋部材24及び受容部2
0の壁を介してリヤフロアクロスメンバ14の端部の側
面にこれに近接して対向している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車輌の
ボデーに係り、更に詳細には車輌のフロアアンダーボデ
ー構造に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌のフロアアンダーボデー
構造の一つとして、実質的に車輌前後方向に延在し車輌
横方向に互いに隔置された一対のサイドメンバと、実質
的に車輌横方向に延在し端部にてサイドメンバに連結さ
れたクロスメンバとを有する車輌のフロアアンダーボデ
ー構造が従来より知られている。
【0003】かかるフロアアンダーボデー構造に適用可
能な部材の連結構造として、例えば特開平8−6133
0号公報に記載されている如く、一方の部材の側面に開
口部が形成され、他方の部材の端部が開口部に挿入さ
れ、これら二つの部材が互いに溶接された連結構造も知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公開公報に記載さ
れた部材の連結構造に於ける一方の部材をサイドメンバ
とし他方の部材をクロスメンバとして上記連結構造を車
輌のフロアアンダーボデー構造に適用することが考えら
れるが、その場合にはサイドメンバがクロスメンバに対
向するのは開口部のみであるため、車輌のオフセット衝
突時の如く、サイドメンバに車輌前後方向に強大な荷重
が作用した場合にその荷重が良好にクロスメンバへ伝達
されず、そのため車輌の衝突エネルギの吸収性能を向上
させるためには、この点に関し改善の余地がある。
【0005】上述の問題は、フロアアンダーボデー構造
に於いてクロスメンバの端部がサイドメンバの側面に突
合された状態にて溶接されることによりこれらが連結さ
れた従来の一般的なフロアアンダーボデー構造に於いて
も存在し、特に車輌の軽量化を図るべくサイドメンバや
クロスメンバがアルミニウム合金の如き軽合金にて形成
される場合に顕著である。
【0006】本発明は、従来のフロアアンダーボデー構
造及びこれに適用可能な従来の部材の連結構造に於ける
上述の如き事情に鑑みてなされたものであり、本発明の
主要な課題は、サイドメンバを二分割し、クロスメンバ
を一方のサイドメンバに交差させると共に他方のサイド
メンバの端面をクロスメンバの側面に対向させることに
より、サイドメンバに車輌前後方向に作用する荷重の一
部を良好に且つ確実にクロスメンバへ伝達させることで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の主要な課題は、本
発明によれば、請求項1の構成、即ち実質的に車輌前後
方向に延在し車輌横方向に互いに隔置された一対の第一
のサイドメンバと、実質的に車輌前後方向に延在し一端
にて対応する前記第一のサイドメンバの一端に連結され
た一対の第二のサイドメンバと、実質的に車輌横方向に
延在し端部にて前記第一のサイドメンバに連結されたク
ロスメンバとを有する車輌のフロアアンダーボデー構造
にして、前記クロスメンバの前記端部は前記第一のサイ
ドメンバに交差し、前記第二のサイドメンバの前記一端
の端面の少なくとも一部は前記クロスメンバの前記端部
の側面に対向していることを特徴とする車輌のフロアア
ンダーボデー構造によって達成される。
【0008】上記請求項1の構成によれば、クロスメン
バの端部は第一のサイドメンバに交差し、第二のサイド
メンバの一端の端面の少なくとも一部はクロスメンバの
端部の側面に対向しているので、車輌のオフセット衝突
時の如く第二のサイドメンバに第一のサイドメンバへ向
かう車輌前後方向の強大な荷重が作用すると、第二のサ
イドメンバの一端の端面がクロスメンバの端部の側面に
対し荷重を伝達し、これにより強大な荷重の一部が確実
に且つ良好にクロスメンバへ伝達され、更にクロスメン
バより左右反対側の第一のサイドメンバへ伝達される。
【0009】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前
記第一のサイドメンバは前記クロスメンバの前記端部を
受け入れる第一の受容部を有し、前記第一の受容部は前
記クロスメンバの前記端部の側面の少なくとも一部に当
接しているよう構成される(請求項2の構成)。
【0010】請求項2の構成によれば、第一のサイドメ
ンバはクロスメンバの端部を受け入れる第一の受容部を
有し、第一の受容部はクロスメンバの端部の側面の少な
くとも一部に当接しているので、クロスメンバを第一の
サイドメンバに連結する際に第一のサイドメンバに対し
クロスメンバを容易に且つ確実に位置決めすることが可
能であり、また第二のサイドメンバよりクロスメンバへ
強大な荷重が伝達される場合にも第一のサイドメンバと
クロスメンバとの連結状態が良好に維持され、更に第二
のサイドメンバよりクロスメンバへ伝達された荷重の一
部は第一の受容部を経て第一のサイドメンバへ伝達され
るので、第二のサイドメンバより第一のサイドメンバへ
の荷重の伝達も確実に且つ良好に行われる。
【0011】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1又は2の構成に於い
て、前記第一のサイドメンバは前記第二のサイドメンバ
の前記一端を受け入れる第二の受容部を有するよう構成
される(請求項3の構成)。
【0012】請求項3の構成によれば、第一のサイドメ
ンバは第二のサイドメンバの一端を受け入れる第二の受
容部を有するので、第二のサイドメンバを第一のサイド
メンバに連結する際に第一のサイドメンバに対し第二の
サイドメンバを容易に且つ正確に位置決めすることが可
能であり、また第二のサイドメンバに第一のサイドメン
バへ向う車輌前後方向の強大な荷重が作用した場合に第
二のサイドメンバの一端が第一のサイドメンバより外れ
る虞れが低減され、これにより強大な荷重の一部がクロ
スメンバへ伝達される状況が確実に且つ良好に維持され
る。
【0013】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項2又は3の構成に於い
て、前記第一のサイドメンバは鋳造材にて形成され、前
記第一及び第二の受容部は前記第一のサイドメンバの他
の部分と一体に形成される(請求項4の構成)。
【0014】請求項4の構成によれば、第一のサイドメ
ンバは鋳造材にて形成され、第一及び第二の受容部は第
一のサイドメンバの他の部分と一体に形成されるので、
これらが別体に形成され溶接等によって固定される場合
に比して、第一及び第二の受容部を有する第一のサイド
メンバを能率よく且つ低廉に製造することが可能であ
る。
【0015】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1乃至4の何れかの構
成に於いて、前記第二のサイドメンバは押出し成形材に
て形成される(請求項5の構成)。
【0016】請求項5の構成によれば、第二のサイドメ
ンバは押出し成形材にて形成され、押出し成形材は例え
ば二つのプレス成形材が互いに溶接されることにより形
成される従来のサイドメンバに比して軸力担持性能に優
れているので、第二のサイドメンバに第一のサイドメン
バへ向う車輌前後方向の強大な荷重が作用する場合に
も、その荷重が良好に且つ確実にクロスメンバ及び第一
のサイドメンバへ伝達される。
【0017】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1乃至5の何れかの構
成に於いて、前記クロスメンバは押出し成形材にて形成
される(請求項6の構成)。
【0018】請求項6の構成によれば、クロスメンバは
押出し成形材にて形成され、押出し成形材は例えばプレ
ス成形材にて形成される従来のクロスメンバに比して曲
げ強度及び長手方向に垂直な方向の圧縮強度が高いの
で、第二のサイドメンバよりクロスメンバへ伝達された
荷重が確実に且つ良好に左右反対側の第一のサイドメン
バへ伝達される。
【0019】
【課題解決手段の好ましい態様】本発明の一つの好まし
い態様によれば、上記請求項1の構成に於いて、第二の
サイドメンバの一端の端面は実質的にその全体に亘りク
ロスメンバの端部の側面に対向するよう構成される(好
ましい態様1)。
【0020】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項2の構成に於いて、第一の受容部とクロ
スメンバの端部とが溶接により互いに固定される(好ま
しい態様2)。
【0021】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項2の構成に於いて、第一の受容部は上向
きに開いた断面形状を有するよう構成される(好ましい
態様3)。
【0022】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項2の構成に於いて、第一の受容部はブラ
ケット状の受容部とリブ状の受容部とを含むよう構成さ
れる(好ましい態様4)。
【0023】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様4の構成に於いて、第一のサイド
メンバは車輌横方向に互いに隔置された一対の側壁とこ
れらの側壁を一体に接続する底壁とを含み、ブラケット
状の受容部は車輌内側の側壁と一体に形成され、リブ状
の受容部は少なくとも底壁と一体に形成される(好まし
い態様5)。
【0024】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様5の構成に於いて、リブ状の受容
部は第二のサイドメンバの一端とクロスメンバの端部と
の間に延在する部分を含み、第二のサイドメンバの一端
の端面は前記部分を介してクロスメンバの端部の側面に
対向するよう構成される(好ましい態様6)。
【0025】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様4の構成に於いて、リブ状の受容
部は第一のサイドメンバの一対の側壁を互いに接続する
よう構成される(好ましい態様7)。
【0026】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記好ましい態様4の構成に於いて、リブ状の受容
部はクロスメンバの端部の端面に当接するよう構成され
る(好ましい態様8)。
【0027】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項3の構成に於いて、第二の受容部は上向
きに開いた断面形状を有するよう構成される(好ましい
態様9)。
【0028】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項5の構成に於いて、第二のサイドメンバ
の一端の端面には蓋部材が固定され、該蓋部材は第二の
受容部に当接するよう構成される(好ましい態様1
0)。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明を好ましい実施形態について詳細に説明する。
【0030】図1はリヤフロアアンダーボデーに適用さ
れた本発明による車輌のフロアアンダーボデー構造の一
つの実施形態を示す斜視図、図2は図1に示された前側
リヤフロアサイドメンバの要部を示す斜視図、図3及び
図4はそれぞれ図1の線III−III、線IV−IVに沿う断面
図である。
【0031】これらの図に於いて、10は実質的に車輌
前後方向に延在し車輌横方向に互いに隔置された第一の
サイドメンバとしての前側リヤフロアサイドメンバを示
し、12は実質的に車輌前後方向に延在し車輌横方向に
互いに隔置された第二のサイドメンバとしての後側リヤ
フロアサイドメンバを示し、14は実質的に車輌横方向
に延在するリヤフロアクロスメンバを示している。
【0032】前側リヤフロアサイドメンバ10はアルミ
ニウム合金の如き軽合金製の鋳造材にて形成され、車輌
横方向に隔置された一対の側壁とこれらの側壁を一体に
接続する底壁とよりなる上向きに開いた実質的にコの字
形の開断面形状を有している。後側リヤフロアサイドメ
ンバ12及びリヤフロアクロスメンバ14は実質的に矩
形の閉断面形状を有するアルミニウム合金の如き軽合金
製の押出し成形材にて形成されている。
【0033】特に図示の実施形態に於いては、後側リヤ
フロアサイドメンバ12は両側壁を一体に接続する水平
リブ12Aと、これと一体に形成され上壁及び下壁を一
体に接続する垂直リブ12Bとを有しており、リヤフロ
アクロスメンバ14は上壁及び下壁を一体に接続する垂
直リブ14Aを有している。
【0034】前側リヤフロアサイドメンバ10はその後
端に後側リヤフロアサイドメンバ12の外形と実質的に
同一の内形を有する第二の受容部としての受容部16を
有し、該受容部にて後側リヤフロアサイドメンバ12の
前端を実質的に密に受け入れている。また前側リヤフロ
アサイドメンバ10はその後端に近接したインボード側
の部分にリヤフロアクロスメンバ14の外形と実質的に
同一の内形を有するブラケット状の受容部18を有する
と共に、上方より見てインボード方向に開いた実質的に
コの字形に延在するリブ状の受容部20を有し、受容部
18及び20は互いに共働してリヤフロアクロスメンバ
14の一端を実質的に密に受け入れる第一の受容部を郭
定している。
【0035】特に図示の実施形態に於いては、受容部1
8は前側リヤフロアサイドメンバ10のインボード側の
側壁と一体に形成され、受容部20は前側リヤフロアサ
イドメンバ10の底壁と一体に形成されている。また受
容部20のうち前側リヤフロアサイドメンバ10の後端
縁に最も近い部分20Aは前側リヤフロアサイドメンバ
10の内側の側壁と外側の側壁とを一体に接続するよ
う、前側リヤフロアサイドメンバの長手方向に対し垂直
に、即ち車輌横方向に延在している。
【0036】受容部20の肉厚は上端へ向かうにつれて
漸次小さくなるよう設定されており、これに対応して後
側リヤフロアサイドメンバ12の前端の端面22は僅か
に下向きに傾斜している。端面22には蓋部材24が溶
接等の固定手段により固定され、蓋部材24は受容部2
0の部分20Aに当接している。端面22は実質的にそ
の全体に亘り蓋部材24及び部分20Aを介してリヤフ
ロアクロスメンバ14の一端の側面に対向し、リヤフロ
アサイドメンバ12の前端の両側面及び底面はそれぞれ
受容部16の両側面及び底面に当接している。
【0037】図4に詳細に示されている如く、リヤフロ
アクロスメンバ14は逆台形状の外形を有し、リヤフロ
アクロスメンバ14の一端の両側面及び底面はそれぞれ
受容部18の両側面及び底面に当接し、またリヤフロア
クロスメンバ14の一端の両側面は受容部20の対応す
る側面に当接しており、リヤフロアクロスメンバ14の
一端の端面は受容部20の対応する側面に当接してい
る。
【0038】受容部16の両側面及び底面には溶接用ス
リット26が形成され、受容部18の両側面及び底面に
は溶接用スリット28が形成されている。図4に示され
ている如く、後側リヤフロアサイドメンバ12の前端は
MIG溶接の如き溶接部30及び受容部16の溶接用ス
リット26に形成された図には示されていない溶接部に
て前側リヤフロアサイドメンバ10の後端に連結されて
いる。同様に、図3及び図4に示されている如く、リヤ
フロアクロスメンバ14の一端は溶接部30、受容部1
8の外縁に形成された溶接部32及び受容部18の溶接
用スリット28に形成された図には示されていない溶接
部にて前側リヤフロアサイドメンバ10の後端に連結さ
れている。
【0039】前側リヤフロアサイドメンバ10及びリヤ
フロアクロスメンバ14上にはセンターフロアパン34
が配置され、センターフロアパン34はレーザ溶接等の
手段により前側リヤフロアサイドメンバ10及びリヤフ
ロアクロスメンバ14に固定されている。また後側リヤ
フロアサイドメンバ12及びリヤフロアクロスメンバ1
4上には樹脂製のリヤフロアパン36が配置され、リヤ
フロアパン36は例えば接着剤の如き手段により後側リ
ヤフロアサイドメンバ12及びリヤフロアクロスメンバ
14に固定されている。
【0040】尚図には示されていないが、車輌の左側の
リヤアンダボデーも図1乃至図4に示された構造と同様
の構造にて構成されており、従ってリヤフロアクロスメ
ンバ14の他端は左側の前側リヤフロアサイドメンバに
連結されており、左側の後側リヤフロアサイドメンバの
前端の端面はリヤフロアクロスメンバ14の他端の側面
にこれに近接して対向している。
【0041】一般に、車輌が後方よりオフセット衝突を
受けた場合の如き状況に於いては、後側リヤフロアサイ
ドメンバ12の後端に車輌前方への強大な力が作用する
ので、リヤフロアクロスメンバ14の端部がリヤフロア
サイドメンバの側面に当接した状態にて溶接された従来
の構造の場合には、溶接部に強大な剪断応力が作用して
溶接部の連結状態が損なわれ、そのため衝突による荷重
が後突を受けた側のリヤフロアサイドメンバよりリヤフ
ロアクロスメンバを介して左右反対側のリヤフロアサイ
ドメンバへ効果的に伝達されなくなり、従って衝突エネ
ルギの吸収が良好に行われなくなってしまう。
【0042】これに対し、図示の実施形態によれば、上
述の如くリヤフロアクロスメンバ14の一端は前側リヤ
フロアサイドメンバ10の後端に交差し、後側リヤフロ
アサイドメンバ12の前端の端面22は蓋部材24及び
部分20Aを介してリヤフロアクロスメンバ14の側面
にこれに近接して対向しているので、後側リヤフロアサ
イドメンバ12に車輌前方への強大な荷重が作用して
も、その荷重の一部が確実にリヤフロアクロスメンバ1
4へ伝達され、更にリヤフロアクロスメンバ14より左
右反対側の前側リヤフロアサイドメンバへ伝達され、従
って従来の構造の場合に比して衝突エネルギを確実に且
つ効果的に吸収し、これにより車体の耐衝突性能を向上
させることができる。
【0043】特に図示の実施形態によれば、後側リヤフ
ロアサイドメンバ12の前端は前側リヤフロアサイドメ
ンバ10の後端に設けられた受容部18に受け入れられ
た状態にて連結されるので、後側リヤフロアサイドメン
バ12の後端に車輌前方への強大な力が作用した場合
に、後側リヤフロアサイドメンバ12の前端が前側リヤ
フロアサイドメンバ10の後端より外れ、後側リヤフロ
アサイドメンバ10よりリヤフロアクロスメンバ14へ
荷重が良好に伝達されなくなる虞れを低減することがで
きる。
【0044】また図示の実施形態によれば、受容部20
のうち前側リヤフロアサイドメンバ10の後端縁に最も
近い部分20Aは前側リヤフロアサイドメンバ10の内
側の側壁と外側の側壁とを連結するよう車輌横方向に延
在しているので、部分20Aが設けられていない場合や
部分20Aが前側リヤフロアサイドメンバ10の内側の
側壁と外側の側壁とを連結していない場合に比して、後
側リヤフロアサイドメンバ12の後端に車輌前方への強
大な力が作用した場合に、前側リヤフロアサイドメンバ
10の内側の側壁と外側の側壁とが互いに離れる方向へ
変形する虞れを低減し、これにより後側リヤフロアサイ
ドメンバ12の前端が前側リヤフロアサイドメンバ10
の後端より外れる虞れを一層確実に低減することができ
る。
【0045】また図示の実施形態によれば、受容部20
はリヤフロアクロスメンバ14の端部の両側面及び端面
を取り囲む形態をなし、受容部20の部分20Aは後側
リヤフロアサイドメンバ12の前端とリヤフロアクロス
メンバ14の一端の側面との間に位置しているので、後
側リヤフロアサイドメンバ12に対し車輌前方へ作用す
る強大な荷重の一部が受容部20を介して前側リヤフロ
アサイドメンバ10へ伝達され、従って前側リヤフロア
サイドメンバ10と後側リヤフロアサイドメンバ12と
の間の溶接部に作用する荷重を低減し、該溶接部の負担
を軽減することができる。
【0046】また図示の実施形態によれば、後側リヤフ
ロアサイドメンバ12の前端とリヤフロアクロスメンバ
14の一端の側面との間には受容部20の部分20A及
び蓋部材24が介在しているので、部分20Aや蓋部材
24が設けられず、後側リヤフロアサイドメンバ12の
前端がリヤフロアクロスメンバ14の端部の側面に直接
当接し、これらが直接互いに溶接される構造の場合に比
して、後側リヤフロアサイドメンバ12の後端に車輌前
方への強大な力が作用した場合に、リヤフロアクロスメ
ンバ14の端部の側面の一部に集中的に強大な応力が作
用する虞れを低減し、後側リヤフロアサイドメンバ12
の前端より前側リヤフロアサイドメンバ10の後端及び
リヤフロアクロスメンバ14の端部へ確実に且つ良好に
荷重を伝達させることができる。
【0047】また図示の実施形態によれば、受容部1
6、18及び20は上向きに開いた開断面形状を有して
いるので、これらの何れかが閉断面形状をなしている場
合に比して、前側リヤフロアサイドメンバ10を鋳造に
より容易に且つ低廉に製造することができ、また前側リ
ヤフロアサイドメンバ10、後側リヤフロアサイドメン
バ12、リヤフロアクロスメンバ14を連結するに際
し、リヤフロアサイドメンバ12の前端及びリヤフロア
クロスメンバ14の端部を前側リヤフロアサイドメンバ
10の後端に容易に組付けることができ、またこの場合
受容部20が相互の位置決め手段として機能するので、
リヤフロアサイドメンバ12の前端及びリヤフロアクロ
スメンバ14の端部を前側リヤフロアサイドメンバ10
の後端に対し正確に位置決めし正確に溶接することがで
きる。
【0048】以上に於いては本発明を特定の実施形態に
ついて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の
実施形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
【0049】例えば以上の説明に於いてはリヤフロアア
ンダーボデーに適用された実施形態について説明した
が、本発明による車輌のフロアアンダーボデー構造はフ
ロントフロアアンダーボデーに適用されてもよく、その
場合には後側フロントフロアサイドメンバ及び前側フロ
ントフロアサイドメンバがそれぞれ前側リヤフロアサイ
ドメンバ10及び後側リヤフロアサイドメンバ12と同
様に構成され、フロントフロアクロスメンバがリヤフロ
アクロスメンバ14と同様に構成される。
【0050】また上述の実施形態に於いては、前側リヤ
フロアサイドメンバ10には受容部18と共働してリヤ
フロアクロスメンバ14の端部を受ける受容部20が設
けられ、受容部20は上方より見てインボード方向に開
いたコの字形をなしているが、部分20Aが省略され、
後側リヤフロアサイドメンバ12の前端の端面22がリ
ヤフロアクロスメンバ14の端部の側面に蓋部材24を
介して対向し又は直接当接し、これらが蓋部材24を介
して又は直接溶接等の手段により連結されてもよく、ま
た受容部20の車輌前後方向に延在する部分が省略さ
れ、リヤフロアクロスメンバ14の端面が前側リヤフロ
アサイドメンバ10のアウトボード側の側壁の内面に当
接するよう構成されてもよく、受容部20の部分20A
と平行に延在する部分も前側リヤフロアサイドメンバ1
0の両側壁を一体に接続するよう構成されてもよい。
【0051】また上述の実施形態に於いては、受容部1
6、18及び20は上向きに開いた開断面形状を有して
いるが、何れかの受容部の少なくとも一部が閉断面形状
を有するよう修正されてもよく、受容部20は実質的に
後側リヤフロアサイドメンバ12の全長に亘り延在する
よう修正されてもよい。
【0052】また上述の実施形態に於いては、後側リヤ
フロアサイドメンバ12の前端の端面22は実質的にそ
の全体に亘りリヤフロアクロスメンバ14の端部の側面
に対向しているが、後側リヤフロアサイドメンバ12の
前端の端面22の一部がリヤフロアクロスメンバ14の
端部の側面に対向するよう構成されてもよい。
【0053】また受容部20の部分20Aは車輌横方向
に延在しているが、例えば図5に解図的に示されている
如く、後側リヤフロアサイドメンバ12の前端の少なく
とも一部が斜めに切断され、これに対応してリヤフロア
クロスメンバ14の端部の側面の少なくとも一部が斜め
に切断されると共に、部分20Aの少なくとも一部20
Bが車輌横方向に対し傾斜するよう構成されることによ
り、或いは図6に解図的に示されている如く、リヤフロ
アクロスメンバ14の端部が斜めに切断され、これに対
応して受容部20にも車輌前後方向に対し傾斜して延在
する部分20Cが設けられることにより、後側リヤフロ
アサイドメンバ12の後端に車輌前方への強大な力が作
用した場合に、リヤフロアクロスメンバ14の端部に車
輌前方への荷重のみならず、左右反対側の前側リヤフロ
アサイドメンバ10へ向かう荷重も作用し、これにより
衝突エネルギの吸収が更に一層効果的に行われるよう修
正されてもよい。
【0054】更に上述の図5に示された修正例に於い
て、受容部20の車輌前後方向に延在する部分が省略さ
れてもよく、図6に示された修正例に於いても、受容部
20の部分20Aが省略されてもよい。またこれらの修
正例に於いて、蓋部材24が省略されてもよく、二つの
修正例が互いに組み合わされてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明の請求項1の構成によれば、車輌のオフセット衝突時
の如く第二のサイドメンバに第一のサイドメンバへ向か
う車輌前後方向の強大な荷重が作用すると、第二のサイ
ドメンバの一端の端面がクロスメンバの端部の側面に対
し荷重を伝達し、これにより強大な荷重の一部が確実に
且つ良好にクロスメンバへ伝達され、更にクロスメンバ
より左右反対側の第一のサイドメンバへ伝達されるの
で、従来に比して車輌の衝突エネルギの吸収性能を向上
させることができる。
【0056】また請求項2の構成によれば、クロスメン
バを第一のサイドメンバに連結する際に第一のサイドメ
ンバに対しクロスメンバを容易に且つ確実に位置決めす
ることができ、また第二のサイドメンバよりクロスメン
バへ強大な荷重が伝達される場合にも第一のサイドメン
バとクロスメンバとの連結状態を良好に維持することが
でき、更に第二のサイドメンバよりクロスメンバへ伝達
された荷重の一部は第一の受容部を経て第一のサイドメ
ンバへ伝達されるので、第二のサイドメンバより第一の
サイドメンバへの荷重の伝達も確実に且つ良好に行わせ
ると共に第一及び第二のサイドメンバの間の連結部の負
担を軽減することができる。
【0057】また請求項3の構成によれば、第二のサイ
ドメンバを第一のサイドメンバに連結する際に第一のサ
イドメンバに対し第二のサイドメンバを容易に且つ正確
に位置決めすることができ、また第二のサイドメンバに
第一のサイドメンバへ向う車輌前後方向の強大な荷重が
作用した場合に第二のサイドメンバの一端が第一のサイ
ドメンバより外れる虞れを低減することができ、これに
より強大な荷重の一部がクロスメンバへ伝達される状況
を確実に且つ良好に維持することができる。
【0058】また請求項4の構成によれば、第一若しく
は第二の受容部が第一のサイドメンバの他の部分と別体
に形成され溶接等によって固定される場合に比して、第
一及び第二の受容部を有する第一のサイドメンバを能率
よく且つ低廉に製造することができる。
【0059】また請求項5の構成によれば、第二のサイ
ドメンバに第一のサイドメンバへ向う車輌前後方向の強
大な荷重が作用する場合にも、その荷重を良好に且つ確
実にクロスメンバ及び第一のサイドメンバへ伝達させる
ことができ、請求項6の構成によれば、第二のサイドメ
ンバよりクロスメンバへ伝達された荷重を確実に且つ良
好に左右反対側の第一のサイドメンバへ伝達させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤフロアアンダーボデーに適用された本発明
による車輌のフロアアンダーボデー構造の一つの実施形
態を示す斜視図である。
【図2】図1に示された前側リヤフロアサイドメンバの
要部を示す斜視図である。
【図3】図1の線III−IIIに沿う断面図である。
【図4】図1の線IV−IVに沿う断面図である。
【図5】本発明による車輌のフロアアンダーボデー構造
の第一の修正例を解図的に示す平面図である。
【図6】本発明による車輌のフロアアンダーボデー構造
の第二の修正例を解図的に示す平面図である。
【符号の説明】
10…前側リヤフロアサイドメンバ 12…後側リヤフロアサイドメンバ 14…リヤフロアクロスメンバ 16、18、20…受容部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に車輌前後方向に延在し車輌横方向
    に互いに隔置された一対の第一のサイドメンバと、実質
    的に車輌前後方向に延在し一端にて対応する前記第一の
    サイドメンバの一端に連結された一対の第二のサイドメ
    ンバと、実質的に車輌横方向に延在し端部にて前記第一
    のサイドメンバに連結されたクロスメンバとを有する車
    輌のフロアアンダーボデー構造にして、前記クロスメン
    バの前記端部は前記第一のサイドメンバに交差し、前記
    第二のサイドメンバの前記一端の端面の少なくとも一部
    は前記クロスメンバの前記端部の側面に対向しているこ
    とを特徴とする車輌のフロアアンダーボデー構造。
  2. 【請求項2】前記第一のサイドメンバは前記クロスメン
    バの前記端部を受け入れる第一の受容部を有し、前記第
    一の受容部は前記クロスメンバの前記端部の側面の少な
    くとも一部に当接していることを特徴とする請求項1に
    記載の車輌のフロアアンダーボデー構造。
  3. 【請求項3】前記第一のサイドメンバは前記第二のサイ
    ドメンバの前記一端を受け入れる第二の受容部を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車輌のフロア
    アンダーボデー構造。
  4. 【請求項4】前記第一のサイドメンバは鋳造材にて形成
    され、前記第一及び第二の受容部は前記第一のサイドメ
    ンバの他の部分と一体に形成されていることを特徴とす
    る請求項2又は3に記載の車輌のフロアアンダーボデー
    構造。
  5. 【請求項5】前記第二のサイドメンバは押出し成形材に
    て形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何
    れかに記載の車輌のフロアアンダーボデー構造。
  6. 【請求項6】前記クロスメンバは押出し成形材にて形成
    されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに
    記載の車輌のフロアアンダーボデー構造。
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