JP2001347511A - 積みブロック及びその製造方法 - Google Patents

積みブロック及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲の自然環境と調和させるために表層をポ
ーラスコンクリートによって形成させて、草木類が生育
できるようにした積みブロック(例えば、間知ブロック
等)であって、基層を形成する即時脱型コンクリートに
対して、ポーラスコンクリートが剥落し難いようにした
積みブロックを提供する。 【解決手段】 積みブロック1は、基層を構成する即時
脱型コンクリート2と、表層を構成するポーラスコンク
リート3とが積層して一体成形されてなるとともに、即
時脱型コンクリート2とポーラスコンクリート3の境界
が、凹凸形状を有するように形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川の護岸や、海
岸や道路等の法面の擁壁等に主として用いられる積みブ
ロックに関し、特に、周囲の自然環境と調和する、草木
類の生育が可能な積みブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】内部に多数の空隙を有するポーラスコン
クリート(透水性コンクリート)は、雨水等の水はけが
良くなるという点、及び、草木類の植栽が可能であっ
て、自然環境が保護されるという点から、歩道、車道の
縁部、護岸等に用いられている。しかし、ポーラスコン
クリートは、通常のコンクリートと比べて強度が小さ
く、すべてポーラスコンクリートで積みブロック(間知
ブロック等)を成形した場合、実用に十分な強度を得る
ことができなかった。
【0003】そのため、ポーラスコンクリートを材料と
して用いて、積みブロックを作製する場合、地中に埋設
される基層部分を通常のコンクリート(例えば、即時脱
型コンクリート)で形成し、露出する部分(表層部分)
のみをポーラスコンクリートで形成することが提案され
ている。
【0004】例えば、特許第2901909号公報には、積層
した状態で表面に表出される表出面に骨材が埋設されて
おり、この骨材で表面に凹凸面が形成されている生態系
の積ブロックの製造方法において、骨材に、ゼオライト
粉末とセメントとを混練りしたバインダーを添加して空
隙骨材ペーストとし、この空隙骨材ペーストを型枠に所
定の厚さに注入して、骨材の間に隙間ができるようにバ
インダーで結合し、空隙が設けられている骨材の上に、
即時脱型コンクリートを注入してプレス成形し、成形さ
れた積ブロックを型枠から脱型することを特徴とする生
態系の積ブロックの製造方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載の方法
においては、型枠内に、まず、ポーラスコンクリートの
材料である空隙骨材ペーストを1〜10cmの厚みとなるよ
うに打設した後、空隙骨材ペーストの上に即時脱型コン
クリートを打設することによって、空隙層(ポーラスコ
ンクリート層)を表出面側に形成させた積みブロックを
製造している。
【0006】しかし、この方法では、空隙層(ポーラス
コンクリート層)と即時脱型コンクリートの境界面が平
坦な面であるため、空隙層(ポーラスコンクリート層)
と即時脱型コンクリートの結合が弱くなり易く、空隙層
(ポーラスコンクリート層)が剥落し易いという問題点
がある。本発明は、かかる問題点に鑑みて、ポーラスコ
ンクリートによる表層と即時脱型コンクリートによる基
層の結合をより強固にした積みブロック、及び当該積み
ブロックを好適に作製し得る製造方法を提供せんとす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の積みブ
ロックは、基層を構成する即時脱型コンクリートと、表
層を構成するポーラスコンクリートとが積層して一体成
形されてなるとともに、上記即時脱型コンクリートと上
記ポーラスコンクリートの境界は、凹凸形状が形成され
てなるものであることを特徴とする。このように構成す
れば、上記凹凸形状によって即時脱型コンクリートとポ
ーラスコンクリートの接触面積が増えるので、結合力が
増大し、ポーラスコンクリートが即時脱型コンクリート
から剥落し難くなる。
【0008】請求項2に記載の積みブロックは、表層の
周縁部分及び基層を構成する即時脱型コンクリートと、
上記周縁部分以外の表層を構成するポーラスコンクリー
トとが積層して一体成形されてなることを特徴とする。
このように構成すれば、表層の周縁部分が即時脱型コン
クリートによって形成されているため、ポーラスコンク
リートが周縁部分から次第に剥落していくような事態が
生じなくなる。また、ポーラスコンクリートが即時脱型
コンクリートによって包囲される形になるため、これら
の結合力が増大し、これによってもポーラスコンクリー
トが即時脱型コンクリートから剥落し難くなる。
【0009】上記ポーラスコンクリートは、セメント、
粗骨材、高性能減水剤、水、必要に応じて配合される細
骨材に加えて、スラグ微粉末、フライアッシュ、無水石
膏、ゼオライト(天然ゼオライトまたは人工ゼオライ
ト)の中から選ばれる一種以上を含むことが好ましい
(請求項3)。
【0010】請求項4に記載の積みブロックの製造方法
は、上方に開口した開口部を有する型枠内に、所定の深
さまで即時脱型コンクリートを打設する工程と、上記即
時脱型コンクリートに対して、下面に凹凸形状を有する
押圧用手段を上方から押し当てて、締め固め(例えば、
振動プレス締め固め)を行なう工程と、凹凸形状が形成
された上記即時脱型コンクリートの凹凸形状全体の上
方、または該凹凸形状の凹部の中にポーラスコンクリー
トを打設して、上記即時脱型コンクリートと上記ポーラ
スコンクリートとからなる積層体を得る工程と、該積層
体の上に蓋体を押し当てた後、この状態で上記型枠を上
下に反転させる工程と、反転させた上記積層体に対して
振動締め固めを行なう工程と、上記型枠から脱型して、
上記積層体からなる積みブロックを得る工程とからなる
ことを特徴とするこのように構成すれば、即時脱型コン
クリートとポーラスコンクリートの境界に対して容易に
凹凸形状を形成させることができるとともに、即時脱型
コンクリートの自重及び振動締め固めによって、即時脱
型コンクリートの成分(モルタルまたはペースト)をポ
ーラスコンクリートの空隙内に適宜の深さだけ侵入させ
ることができる。それによって、即時脱型コンクリート
とポーラスコンクリートは強固に結合する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。図1は、本発明の積みブロック(第一
の態様)の一例を示す斜視図、図2は、図1に示す積み
ブロックの即時脱型コンクリートの部分と、ポーラスコ
ンクリートの部分とを分解して示す分解斜視図、図3
は、本発明の積みブロックの構成部分である即時脱型コ
ンクリートの種々の例を示す図、図4は、本発明の積み
ブロック(第一の態様)の製造方法の一例を示すフロー
図、図5は、本発明の積みブロック(第二の態様)の一
例を示す斜視図、図6は、図5に示す積みブロックの即
時脱型コンクリートの部分と、ポーラスコンクリートの
部分とを分解して示す分解斜視図、図7は、本発明の積
みブロックを用いて擁壁を施工した例を示す縦断面図で
ある。
【0012】[第一の態様]本発明の積みブロック(第
一の態様)は、基層を構成する即時脱型コンクリート
と、表層を構成するポーラスコンクリートとが積層して
一体成形されてなるとともに、上記即時脱型コンクリー
トと上記ポーラスコンクリートの境界が、凹凸形状に形
成されてなる。第一の態様の例を図1及び図2に示す。
積みブロック1は、間知ブロックであって、主として地
中に埋設される部分である即時脱型コンクリート2に対
して、ポーラスコンクリート3が積層されてなる。ここ
で、即時脱型コンクリート2としては、スランプ試験の
スランプフロー値が2cm以下、より好ましくは1cm以下、
特に好ましくは0(5mm程度以下)の普通コンクリート
が用いられる。即時脱型コンクリート2は、型枠内で、
ポーラスコンクリートが打設される部分(施工後に、主
として地表から露出した部分となる表層部)を除いた積
みブロックの形状に成形される。
【0013】ポーラスコンクリート3は、セメント、粗
骨材、高性能減水剤または高性能AE減水剤、水、必要
に応じて配合される細骨材に加えて、スラグ微粉末、フ
ライアッシュ、無水石膏、ゼオライトの中から選ばれる
一種以上を含む。ここで、セメントとしては、早強ポル
トランドセメント、超早強ポルトランドセメント、普通
ポルトランドセメント等のポルトランドセメントや、エ
コセメント等が用いられる。
【0014】粗骨材の粒径は、2〜30mm、好ましくは5〜
24mm、特に好ましくは8〜18mmである。粗骨材の粒径が
大きいほど、ポーラスコンクリート中の空隙の大きさが
増大し、隣接する即時脱型コンクリートのモルタル成分
が侵入し易くなるとともに、植栽可能な植物の種類が多
くなる。特に、粒径が8mm以上であれば、ポーラスコン
クリートの空隙が大きいために、小動物が棲息できると
ともに、ポーラスコンクリートの空隙内に土を充填する
ことによって、コケ類の他、アルファルファ、コスモ
ス、アリッサム等の植物も生育できるようになる。
【0015】高性能減水剤または高性能AE減水剤とし
ては、例えば、アルキルアリルスルホン酸系、ナフタレ
ンスルホン酸系、メラミンスルホン酸系、オキシカルボ
ン酸系、ポリカルボン酸系、アミノカルボン酸系等が挙
げられる。細骨材としては、粗骨材の粒径が5mm以上の
場合には、粒径5mm未満のものが用いられ、粗骨材の粒
径が2mm以上、5mm未満の場合には、粒径2mm未満のもの
が用いられる。
【0016】粗骨材(100容量%)に対するペーストま
たはモルタル(粗骨材以外の上記材料の混合物)の容積
比は、30〜80%程度である。ペーストまたはモルタル中
の材料の配合割合は、例えば、セメント及び他の粉体材
料(スラグ微粉末、フライアッシュ、無水石膏、ゼオラ
イトの中から選ばれる一種以上)100重量部、細骨材0〜
140重量部、高性能減水剤または高性能AE減水剤0.5〜
4.0重量部、水15〜30重量部である。
【0017】ここで、セメント及び他の粉体材料(スラ
グ微粉末、フライアッシュ、無水石膏、ゼオライトの中
から選ばれる一種以上)の合計量(100重量%)中に占
めるセメントの割合は、強度発現性の面から50重量%以
上が好ましい。なお、他の粉体材料として、例えば、
「アサノポアミックス」(商品名、太平洋セメント社
製)等の市販のポーラスコンクリート用混和材を用いる
ことができる。ポーラスコンクリート3は、型枠内の即
時脱型コンクリートの上に打設して成形される。
【0018】即時脱型コンクリート2とポーラスコンク
リート3の境界は、図2に示すように、凹凸形状を有す
るように形成される。図2中、即時脱型コンクリート2
は、ポーラスコンクリート3との境界面が、矩形の環状
に形成される上面2aと、上面2aの内側の縁部から垂
直に折曲して所定の深さを有するように形成される側壁
面2bと、側壁面2bの端部(最深部)を縁部とする矩
形の面として形成される底面2cとからなる凹凸形状を
有するものとして、成形される。上面2aの幅は、例え
ば、1〜5cm程度であり、側壁面2bの深さは、例えば、
1〜5cm程度である。
【0019】即時脱型コンクリート2のポーラスコンク
リート3との境界面に関し、他の例を図3に示す。な
お、図3中の各部は、図2中の各部と同一の名称を有す
るので、図2中の符号と同一の符号を付してある。境界
面は、図2及び図3に示すもの以外にも、種々の形状を
とることができる。即時脱型コンクリート2の境界面の
うち、側壁面2bについては、必ずしも、図2に示すよ
うな上面2aに対して垂直に形成させたものである必要
はなく、底面2cから上面2aに向って拡開するように
形成させてもよい。ただし、ポーラスコンクリート3の
剥落を効果的に防止するために、なるべく、上面2aに
対して垂直に近い角度(例えば、60〜90度)あるいはそ
れ以上の角度で側壁面2bを形成させることが好まし
い。
【0020】一方、ポーラスコンクリート3は、即時脱
型コンクリート2の凹凸形状を有する境界面に対して、
逆の凹凸形状に形成された境界面を有するように成形さ
れる。すなわち、ポーラスコンクリート3は、所定の厚
みを有する板状部3aと、即時脱型コンクリート2の凹
凸形状に合わせて形成させた嵌合部3bとからなる。板
状部3aの厚みは、1〜10cm、好ましくは3〜7cmであ
る。嵌合部3bの厚みは、即時脱型コンクリート2の側
壁面2bの深さ寸法と同一(1〜5cm程度)である。
【0021】即時脱型コンクリート2のモルタル成分ま
たはペースト成分は、ポーラスコンクリート3との境界
面から適宜の深さだけ、ポーラスコンクリート3中に侵
入している。すなわち、境界面付近のポーラスコンクリ
ート3の空隙は、これらの成分で埋められている。侵入
の深さは、ポ−ラスコンクリート3中の粗骨材の粒径の
大きさ等によって異なるが、通常、5〜20mm程度が好ま
しい。
【0022】次に、積みブロック1の製造方法について
説明する。積みブロック1は、例えば、図4にフロー図
で示す方法によって製造することができる。図4中、ま
ず、上方に開口した開口部を有する型枠4内に、所定の
深さまで、混練した即時脱型コンクリート2を打設する
(図4中の(a))。次に、型枠4内の即時脱型コンク
リート2に対して、下面に凹凸形状を有する押圧用手段
(押圧板)5を上方から押し当てて、振動プレス締め固
めを行ない、即時脱型コンクリート2の上面に、押圧用
手段(押圧板)5の下面の凹凸形状に合致した凹凸形状
を形成させる(図4中の(b))。
【0023】その後、押圧用手段5を外して、型枠4内
の即時脱型コンクリート2の上に、混練したポーラスコ
ンクリート3を打設し、更に、ポーラスコンクリート3
の上に蓋体(面版)6を押し当てる(図4中の
(c))。この状態で型枠4を上下に180度反転させた
後、振動締め固めを行なう(図4中の(d))。振動締
め固めの条件は、ポーラスコンクリート3の空隙中に即
時脱型コンクリート2の成分が適宜の深さ(5〜20mm程
度)だけ侵入するように設定される。具体的には、ポ−
ラスコンクリート3中の粗骨材の粒径の大きさ等の条件
に応じて、振動数や振動時間を定めればよい。例えば、
3,000〜8,000vpmの振動数を有する外部振動で、1〜10秒
程度、振動成形する。外部振動の手段としては、テーブ
ルバイブレーターや型枠に取り付け可能な振動機等が挙
げられる。振動締め固めを行なった後、型枠4から脱型
させれば、積みブロック1が得られる(図4中の
(e))。
【0024】[第二の態様]本発明の積みブロック(第
二の態様)は、表層の周縁部分及び基層を構成する即時
脱型コンクリートと、上記周縁部分以外の表層を構成す
るポーラスコンクリートとが積層して一体成形されてな
る。第二の態様の例を図5及び図6に示す。積みブロッ
ク7は、表層の周縁部分8a及び基層8bを構成する即
時脱型コンクリート8と、周縁部分以外の表層を構成す
るポーラスコンクリート9とからなる。ポーラスコンク
リート9は、即時脱型コンクリート8の凹部10に嵌合
するような寸法を有する。ポーラスコンクリートの厚み
(周縁部分8aの深さ)は、例えば、1〜10cm程度であ
る。また、周縁部分8aの幅は、例えば、1〜3cm程度で
ある。積みブロック7の材料や製造方法は、上述の積み
ブロック1と同様である。
【0025】本発明の積みブロック1を用いて擁壁を施
工した例を図7に示す。図7中、基礎コンクリート11
上に、胴込めコンクリート12と積みブロック1とを交
互に積み上げて、擁壁13が形成されている。
【0026】
【発明の効果】本発明の積みブロックは、ポーラスコン
クリートと即時脱型コンクリートの境界面が従来より強
固になっており、ポーラスコンクリートが即時脱型コン
クリートから剥落し難いので、長期間に亘って形状が崩
れず、優れた耐久性を有する。また、本発明の積みブロ
ックの製造方法によれば、上述の特定の形状を有する積
みブロックを容易に作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積みブロック(第一の態様)の一例を
示す斜視図である。
【図2】図1に示す積みブロックの即時脱型コンクリー
トの部分と、ポーラスコンクリートの部分とを分解して
示す分解斜視図である。
【図3】本発明の積みブロックの構成部分である即時脱
型コンクリートの種々の例を示す図である。
【図4】本発明の積みブロック(第一の態様)の製造方
法の一例を示すフロー図である。
【図5】本発明の積みブロック(第二の態様)の一例を
示す斜視図である。
【図6】図5に示す積みブロックの即時脱型コンクリー
トの部分と、ポーラスコンクリートの部分とを分解して
示す分解斜視図である。
【図7】本発明の積みブロックを用いて擁壁を施工した
例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,7 積みブロック 2,8 即時脱型コンクリート 3,9 ポーラスコンクリート 4 型枠 5 押圧用手段 6 蓋体(面版) 10 凹部 11 基礎コンクリート 12 胴込めコンクリート 13 擁壁 2a 上面 2b 側壁面 2c 底面 3a 板状部 3b 嵌合部 8a 表層の周縁部分 8b 基層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02D 29/02 311 E04C 1/39 W E04C 1/39 B28B 1/08 C Fターム(参考) 2D018 EA04 2D044 DB53 2D048 AA22 BA01 4G054 AA01 AB01 AB03 AC01 BA62

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基層を構成する即時脱型コンクリート
    と、表層を構成するポーラスコンクリートとが積層して
    一体成形されてなるとともに、上記即時脱型コンクリー
    トと上記ポーラスコンクリートの境界は、凹凸形状が形
    成されてなるものであることを特徴とする積みブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 表層の周縁部分及び基層を構成する即時
    脱型コンクリートと、上記周縁部分以外の表層を構成す
    るポーラスコンクリートとが積層して一体成形されてな
    ることを特徴とする積みブロック。
  3. 【請求項3】 上記ポーラスコンクリートは、セメン
    ト、粗骨材、高性能減水剤または高性能AE減水剤、
    水、必要に応じて配合される細骨材に加えて、スラグ微
    粉末、フライアッシュ、無水石膏、ゼオライトの中から
    選ばれる一種以上を含む請求項1又は2に記載の積みブ
    ロック。
  4. 【請求項4】 上方に開口した開口部を有する型枠内
    に、所定の深さまで即時脱型コンクリートを打設する工
    程と、上記即時脱型コンクリートに対して、下面に凹凸
    形状を有する押圧用手段を上方から押し当てて、締め固
    めを行なう工程と、凹凸形状が形成された上記即時脱型
    コンクリートの凹凸形状全体の上方、または該凹凸形状
    の凹部の中にポーラスコンクリートを打設して、上記即
    時脱型コンクリートと上記ポーラスコンクリートとから
    なる積層体を得る工程と、該積層体の上に蓋体を押し当
    てた後、この状態で上記型枠を上下に反転させる工程
    と、反転させた上記積層体に対して振動締め固めを行な
    う工程と、上記型枠から脱型して、上記積層体からなる
    積みブロックを得る工程とからなることを特徴とする積
    みブロックの製造方法。
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