JP2001347473A - ステープル装置 - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C5/00—Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
- B25C5/16—Staple-feeding devices, e.g. with feeding means, supports for staples or accessories concerning feeding devices
- B25C5/1665—Staple-feeding devices, e.g. with feeding means, supports for staples or accessories concerning feeding devices with means for preventing jamming or aiding unjamming within the drive channel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27F—DOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Forests & Forestry (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
ープル本体から取り除くことができるようにする。 【解決手段】 カートリッジ9のガイド部11に、ガイ
ド溝11c,11cを形成し、このガイド溝11c,1
1cによって、ステープル針連続体を支持する。さら
に、上記ガイド部11の壁部11a,11aの先端に
は、上記ガイド溝11c,11cの先端をふさいでなる
ストッパー13,13を設けている。しかも、このスト
ッパー13,13の直前には、ガイド溝11c,11c
を上方に向かって解放する解放孔11dを形成してい
る。ジャムしたステープル針は上記開放孔11dからは
み出るので、ジャムしたステープル針を上記開放孔11
dから指で引っ張るだけで、これを確実に取り除くこと
ができる。
Description
タなどの画像形成装置からソータやフィニッシャなどに
供給されたシートをステープル針で綴じるステープル装
置に関する。
装置に用いるカートリッジである。シートを綴じるため
のステープル針1は、それを多数帯状に連続させてステ
ープル針連続体aを構成する。つまり、まっすぐに伸ば
した状態のステープル針1を、たがいに接着しながら多
数連続させてステープル針連続体aを構成する。そし
て、1本1本のステープル針1は、それをシートに打ち
込むときに、コ字状に曲げられて、連続体aから切り離
されるようにしている。
続体aは、ロール状に巻いてカートリッジ100に収納
するが、このカートリッジ100には上記ステープル針
連続体aのロール部分を収納する収納部101と、ロー
ル状に巻かれたステープル針連続体aの一端をカートリ
ッジ100の外へと導くガイド部102とを備えてい
る。
テープル針連続体aの外径にあわせて、その内周を円形
にしている。また、ステープル針連続体aをガイドする
ガイド部102は、所定の間隔を保った一対の壁部10
2a,102aと、この壁部102a,102aの基端
を横切る突起部102bとを備えている。上記突起部1
02bには、逆止爪12を設けている。この逆止爪12
は、その先端が、ガイド部102に導き出されたステー
プル針連続体aに接触し、その連続体aが図11の矢印
方向に導き出されるのを許容し、逆に流れるのを阻止し
ている。
面には、ガイド爪102cを設け、このガイド爪102
cによって、収納部101から導き出されたステープル
針連続体aが、ガイド部102の底部102hから浮き
上がることがないようにしている。さらに壁部102
a,102aには、カートリッジ100を装置本体に組
み付けたときに、装置本体に当接する先端当接部10
3,103を設けている。また、ガイド部102の底部
102hには、カートリッジ100を装置本体に位置固
定するための止め部102gを設けている。
たステープル装置において、ステープル針1をシートに
打ち込んだとき、ステープル針1がうまくシートに刺さ
らなかったり、ステープル針1の折り曲げがうまくいか
なかったりすることがあった。このようにステープル処
理がうまくいかないと、ジャムを引き起こすことがあ
る。このようにステープル針1がジャムしたとき、その
ステープル針1が装置本体内に残ってしまうことがあ
る。ステープル針1が装置本体内に残ったときには、そ
れを取り除かない限り、次のステープル動作ができなく
なってしまう。
き、カートリッジをステープル装置から取り外して、ジ
ャムしたステープル針1を取り除くようにしていた。ス
テープル針1を取り除くときには、ジャムしたステープ
ル針1を指でつまんで、そのステープル針1をステープ
ル針連続体aから引きちぎるようにしていた。
したステープル針を無理やり引きちぎろうとすると、ジ
ャムしていない後続のステープル針連続体を一緒に引き
出してしまうことがある。ところが、一端引き出してし
まったステープル針連続体を元に戻すことは非常に難し
く、特にカートリッジに逆止爪があると、一度引き出し
たステープル針連続体を元の位置に戻すことはほとんど
不可能である。このように一度引き出したステープル針
連続体を元に戻せないので、その引き出した分だけのス
テープル針がすべて無駄になるという問題があった。
ル針連続体から引きちぎろうとしたとき、ジャムしてい
ないステープル針を折り曲げてしまうこともあった。こ
のように、ステープル針が少しでも曲がっていると、次
にステープル針を打ち込もうとしたときに、再びジャム
を誘発するという問題があった。さらに、ジャムしたス
テープル針を引きちぎろうとして、ジャムしていない針
まで余分に引きちぎってしまうこともあった。余分に引
きちぎってしまうと、次にシートをステープルしたとき
の空打ちの原因になってしまうという問題もあった。
実に取り除くことができるステープル装置を提供するこ
とである。
ル針を帯状に連結したステープル針連続体と、ステープ
ル針連続体を収納する収納部およびこの収納部から引き
出したステープル針連続体を支持するガイド部を形成す
るカートリッジと、このカートリッジを取り付ける装置
本体とを備え、この装置本体には、上記ステープル針連
続体のステープル針を一本ずつ分離しながらそれをシー
トに打ち込むドライバ手段と、このドライバ手段をその
打ち込み方向にガイドするシースブラケットとを備えた
ステープル装置において、上記カートリッジを装置本体
から取り外した状態でも、上記ステープル針連続体の先
端位置を規制するストッパー手段を設けるとともに、ス
トッパー手段で規制されたステープル針連続体の先端に
対応する位置には、ドライバ手段で打ち込まれたステー
プル針を、そのうち込み方向に通過させるための解放孔
を設けたことを特徴とする。
リッジのガイド部先端位置に設けるとともに、上記カー
トリッジを装置本体から着脱可能にしたことを特徴とす
る。ストッパー手段は、カートリッジの収納部先端に設
けるとともに、上記カートリッジを装置本体から着脱可
能にしたことを特徴とする。第3の発明は、ストッパー
手段は、装置本体のシースブラケットに設けるととも
に、このシースブラケットには開口部を形成し、この開
口部によって開放孔が露出される構成にしたことを特徴
とする。第4の発明は、ストッパー手段は、装置本体の
ドライバ手段に設けるとともに、ドライバ手段をガイド
するシースブラケットに開口部を形成するとともに、こ
の開口部を覆うカバー形成し、カバーを開閉することに
よって開放孔が露出される構成にすることを特徴とす
る。
6に示して説明する。図1に示したのは、ステープル装
置全体の概略図である。ステープル装置の本体はフレー
ムGより形成されている。このフレームGには、装着ユ
ニット2と、駆動機構4とを組み込んでいる。
を装着するとともに、ステープル部14を設けている。
このステープル部14の下にシートsを載置し、ステー
プル部14によってステープル針1をシートに打ち込む
ようにしている。また、ステープル部14は、上記駆動
機構4によって上下動し、ステープル針をシートsに打
ち込んでステープル処理をしている。以下、この詳細を
説明する。
収納するカートリッジ9について説明する。このカート
リッジ9には、ステープル針連続体aのロール部分を収
納する収納部10と、ロール状に巻かれたステープル針
連続体aの一端をカートリッジ9の外へと導くガイド部
11とを備えている。
ープル針連続体aの外径にあわせて、その内周を円形に
している。また、ガイド部11は、所定の間隔を保った
一対の壁部11a,11aと、この壁部11a,11a
の基端を横切る突起部11bとを備えている。この突起
部11bには、逆止爪12を設けている。カートリッジ
9にステープル針連続体aを収納したとき、この逆止爪
12の先端が、ガイド部11に導き出されたステープル
針連続体aに接触するようにしている。そして、上記壁
部11a,11aの内側面には、ガイド溝11c,11
cを形成し、このガイド溝11c,11cによって、ス
テープル針連続体aを支持している。また、ガイド溝1
1cと、ガイド溝11cとの間隔は、コ字状にされる前
のまっすぐなステープル針1の長さにほぼ対応するよう
にしている。
11aの先端には、上記ガイド溝11c,11cの先端
をふさいでなるストッパー13,13を設けている。し
かも、このストッパー13,13の直前には、ガイド溝
11c,11cを上方に向かって解放する解放孔11d
を形成している。開放孔11dを形成することによっ
て、収納部10からガイド部11へと導かれたステープ
ル針連続体aは、解放孔11dの位置でストッパー1
3,13に当接し、それ以上進行できない。この開放孔
11dの幅は、ステープル針一本分の幅とほぼ同じに設
定している。なお、ガイド部11の下側には、カートリ
ッジ9を装置本体に位置固定するための止め部11gを
設けている。
9を装着ユニット2に組み付けたときについて詳細に説
明する。装着ユニット2は、台座部3を組み付けたフレ
ームGの上方に組み付けるが、この装着ユニット2はフ
レームGに取り付けた軸8に回動自在に取り付けてい
る。そして、上記装着ユニット2にカートリッジ9を装
着すると、カートリッジ9の止め部11gが、装着ユニ
ット2に形成したロック部材15に引っかかる。ロック
部材15は、装着ユニット2の底面に設けられ、ハンド
ル部15aと、このハンドル部15aの先端に形成され
弾性を有するU字部15bと、ハンドル部15aから装
着ユニット2の底面へと突出する凸部15cとを有して
いる。また、上記U字部15bは、その先端を台座部3
に設けたピン16に引っかけるようにしている。
ニット2にカートリッジ9を組み付けると、カートリッ
ジ9の止め部11gが装着ユニット2の底部から突出し
た凸部15cを押圧しながら、凸部15cを乗り越え
る。凸部15cを乗り越えたカートリッジ9は、これを
引っ張っても、止め部7が凸部15cに引っかかるので
外れなくなる。すなわち、カートリッジ9はロック部材
15によって、装着ユニット2から抜けないようにして
いる。
ら外すときには、ハンドル15aを手で押し下げるよう
にする。ハンドル15aを押し下げるようにすると、U
字部15bの端部がピン16に押し当てられ、U字部1
5bが撓んで、凸部15cが止め部11gから外れる。
このようにしてハンドル15aを押し下げてカートリッ
ジ9を装着ユニット2から外す。また、カートリッジ9
を装着ユニット2に組み付けたとき、その先端はステー
プル部14に当接するが、このステープル部14は、シ
ースブラケット17と、フォーマ18と、ドライバ19
とからなる。
たが、上記フォーマ18はその下端に凹部18aを設
け、その上端には凸部18bを設けている。また、上端
に凸部18bを設けることによって、その両側に肩部1
8c,18cが形成されるようにしている。また、ドラ
イバ19は、その下方側が3つの板に分かれていて、そ
の真ん中が一番長い板19a、その両側が短い板19
b,19bになっている。そして、真ん中の板19aに
突起部20を設けるとともに、その突起部20を設けた
面の反対の面がフォーマ18にぴったりと接するように
している。また、真ん中の板19aは、その先端がフォ
ーマ18の凹部18aに突出するようにしている。さら
に、両側の板19b,19bは、わずかにくの字に曲が
って、その先端がフォーマ18の肩部18c,18cに
当接するようになっている。
み合うようにベンディングブロック21を設けている。
このベンディングブロック21には、上記フォーマ18
の凹部18aに噛み合う凸部21aと、この凸部21a
の両側に形成した傾斜部21b,21bとを形成してい
る。なお、このベンディングブロック21は、図3に示
すようにスプリング22を介して装着ユニット2の底部
に取り付けられており、図の左側に押し付けられてい
る。また、上記フォーマ18には、ベンディングブロッ
ク21の傾斜部21b,21bに当接する押し部18
d,18dを形成している。この押し部18d,18d
が傾斜部21b,21bに当接すると、スプリング22
を撓ませてベンディングブロック21全体を図面右方向
に退避させる。
固定しているが、この軸23は図5に示すように、駆動
機構4によって、上下動するように接続している。上記
軸23には、フロントブロック24を組み付けていて、
このフロントブロック24は装着ユニット2から突出し
たスプリング軸25で摺動可能に支持されている。この
スプリング軸25にはスプリング26を設け、装着ユニ
ット2とフロントブロック24とを互いに遠ざけるよう
に押し付けている。また、装着ユニット2は軸8を中心
に回動自在に組み付けているので、軸23が上方に上が
っているときには、フロントブロック24も上方に上が
り、軸23が下がったときには、同様に装着ユニット2
も下がる。
に移動したとき、装着ユニット2が台座部3に当接する
まではスプリング26が撓むことなく、フロントブロッ
ク24とともに装着ユニット2も下方に移動する。しか
し、装着ユニット2が台座部3に当接した後は、スプリ
ング26を撓ませて、スプリング軸25を摺動しなが
ら、フロントブロック24が下方に移動するようにな
る。
ト2を上下動させるのは、駆動機構4であるが、図5を
参照して以下にその詳細を説明する。この駆動機構4は
モータ27を駆動源とし、このモータ27はフレームG
下の方に組み付けている。また、フレームGには、その
上方に長孔5を形成し、この長孔5には、これを貫通す
る軸6を設けている。この長孔5を貫通する軸6はスプ
リング7によって、図面の下方向に押し付けられてい
る。フレームGの下方に組み付けたモータ27は、その
軸を装置本体のフレームGの外側に突出し、その突出し
た軸にピニオン28を固定している。上記ピニオン28
には、中継歯車29が噛み合っている。
し、この中継歯車29よりも径の小さい第1中間歯車3
0を備えている。この第1中間歯車30には、中継歯車
31が噛み合うようにしている。上記中継歯車31には
これと同軸上で回転し、この中継歯車31よりも径が小
さい第2中間歯車32を備えている。この第2中間歯車
32には駆動歯車33が噛み合うようにしている。
34を設け、このピン34をカムリンク35のカムリン
ク孔35aに差し込んでいる。また、このカムリンク3
5は、フレームGに取り付けた軸6に回動自在に支持さ
れるとともに、この軸6を挟んでカムリンク孔35aの
反対側には、軸23を挟むように支持する狭持部35b
を備えている。このような駆動機構4は、フレームGの
図示しない反対側の面にも同じように形成されている。
上記駆動機構4において、駆動歯車33が回転すると、
ピン34が回転し、カムリンク35は軸6を中心に上下
動するようになる。すなわち、ピン34が回転すること
によって、カムリンク35のカムリンク孔35a側が上
がると、軸6を挟んで反対側にある狭持部35bが下が
る。カムリンク孔35a側が下がると、狭持部35bが
上がるようになる。
転するカム36を設けており、このカム36は、フレー
ムGに設けたホームポジションスイッチ37の位置検出
部37aを押すようにしている。ステープル処理開始時
に、上記カム36がホームポジションスイッチ37の位
置検出部37aに当接していれば、ステープル部14の
フォーマ18,ドライバ19が初期位置にあることを示
し、ステープル処理が開始される。しかし、カム36が
位置検出部37aに当接していなければ、これが当接す
るまで、モータ27を回転する。そして、カム36が位
置検出部37aに当接した時点で、ステープル処理を開
始するようにしている。カム36が位置検出部37aに
当接する位置というのは、狭持部35bが最も上にあが
っているとき、すなわち、軸23が最も上方にあるとき
である。
について、図3を参照して、その詳細を説明する。ステ
ープル装置は、上述のようにステープル処理をおこなう
とともに、次の針を送り出すためのフィード機構を有し
ている。フィード機構は、装着ユニットの先方部に設
け、送り部材39,板バネ40,送り爪41からなる。
すなわち、カートリッジ9を装着ユニット2に装着する
と、カートリッジ9の突起部11bが板バネ40の一端
に当接する。この板バネ40の他端は、送り部材39に
当接している。
けた軸41に回動自在に組み付けていて、その下端には
送り爪42を設けている。この送り爪42の先端は、カ
ートリッジ9のガイド部11に露出したステープル針連
続体aに当接していて、上記送り爪42とステープル針
連続体aとは挿入方向に向かって鋭角になるようにして
いる。また、上記送り部材39には凸部39aを設けて
いて、この凸部39aは、カートリッジ9を装着したと
きには、ちょうどドライバ19の下方に位置するように
している。
突起部20が上記送り部材39の凸部39aに当接し
て、これを図面右側へと押圧する。押圧された送り部材
39は、板バネ40を撓ませながら右側へと移動する。
送り部材39が右へ移動すると、これにともなって送り
爪42も、ステープル針連続体aの上を右に移動する。
このときの移動量は、ちょうどステープル針1本分にな
るようにしている。
込まれて、ドライバ19があがると、送り部材39の凸
部39aの押圧が解除されて、撓んでいた板バネ40が
初期状態に戻る。板バネ40が初期状態に戻ると、図面
右側に移動していた送り爪42が左側に戻る。送り爪4
2が左側の初期状態に戻るとき、送り爪42の先端にス
テープル針1が引っかかり、送り爪42が左側へと移動
するのにともなって、この引っかかったステープル針も
左へと移動する。
ることによって、カートリッジ9の収納部10から、一
本分のステープルが引き出される。そして、カートリッ
ジ9のガイド部11の先端のステープル針が、ステープ
ル部14に送られるようにしている。このように、シー
トsにステープル処理がされるのと同時に、次のステー
プル針1がステープル部14に送られるようになってい
る。
る。以上のような構成のステープル装置において、図5
に示したように、シートsを台座部3の上に載せ、カー
トリッジ9を装置ユニット2に装着する。このとき、シ
ートsの上にベンディングブロック21が位置し、その
上方にはステープル針1、さらにその上方にはフォーマ
18およびドライバ19が位置するようになっている。
ここで、カートリッジ9を装着ユニット2に装着して、
駆動機構4を駆動させる。駆動機構4のモータ27を回
転させると、ホームポジションスイッチ37とカム36
とによって、軸23を上方に位置させて初期状態にセッ
トする。そして、この初期状態から軸23が下降するよ
うに駆動機構4が駆動する。
いながら回転し、最終的に駆動歯車33が回転する。駆
動歯車33が回転すると、ピン34も回転する。このピ
ン34が回転することによって、カムリンク35が軸6
を中心に回動し、狭持部35bが下降する。狭持部35
bが下降すると、これに支持された軸23が下降する。
るドライバ19が下降する(図3,4参照)。ドライバ
19が下降すると、この両側の板19b,19bがフォ
ーマ18の肩部18c,18cを押して、フォーマ18
全体を押し下げるようになる。なお、このときドライバ
19の長い板19aは、フォーマ18の凹部18aに突
出している。また、軸23が下降することによって、フ
ロントブロック24も下降する。フロントブロック24
は、スプリング7を介して装着ユニット2を下降させ
る。装着ユニット2は、その底面が台座部11に当接す
るまでは、スプリング7を撓ませることなく、フロント
ブロック24と一定の距離を保ちながら下降する。さら
に、カムリンク35が回転して、軸23が下降すると、
フォーマ18の凹部18aにベンディングブロック21
が噛み合うようになる。
テープル針1が、フォーマ18とベンディングブロック
21との間に位置している。したがって、フォーマ18
の凹部18aとベンディングブロック21が噛み合う
と、ステープル針1がその間に挟まれる。フォーマ18
とベンディングブロック21との間に挟まれてステープ
ル針1は、フォーマ18の凹部18aによって、コ字状
に曲げられる。このコ字状に曲がったステープル針1の
両端は、カートリッジ9の開放孔11dから下方に向か
って飛び出すようになる。
軸23が下降すると、装着ユニット2も下降して、この
装着ユニット2が台座部3に当接する。装着ユニット2
が、台座部3に当接してもなお、カムリンク35が回転
して、軸23を下降させると、軸23は、フロントブロ
ック24によってスプリング26を撓ませながら下降す
る。このように軸23はスプリング26を撓ませながら
下降するが、これにともないドライバ19が下降し、フ
ォーマ18も下方に押し付けられる。
の両端側に形成された押し戻し部18dがベンディング
ブロック21の傾斜部21aに当接する。押し戻し部1
8dが傾斜部21aに当接すると、フォーマ18はベン
ディングブロック21を押し付けているスプリング22
を撓ませて、ベンディングブロック21を図面右側へと
押し付ける。押し付けられたベンディングブロック21
は、コ字状になったステープル針1の下方から退避す
る。
と、ドライバ19は、このステープル針1のコ字状に曲
がった両端の部分をシートsに突き刺すようにして下降
するとともに、ステープル針連続体aから上記ステープ
ル針1を切り離す。シートsが載っている台座部3に
は、ドキュメント38が形成されていて、このドキュメ
ント38にシートsを通過したステープル針1の両端が
押し付けられる。ステープル針1の両端がドキュメント
38に押し付けられると、このステープル針1の両端部
分は、折りたたまれるようになる。このようにコ字状の
ステープル針1がシートsに突き刺さってから折りたた
まれ、シートsはステープル処理される。
と、今度は、徐々に軸23が上昇するようになる。そし
て、軸23は最上位置まで上昇して、初期位置に戻る。
この一連のステープル処理は、カムリンク35が1回転
することによって終了する。
テープル処理がうまくいかずに、ステープル針1がジャ
ムしてしまったとする。ステープル針1がジャムしたと
きには、カートリッジ9を装置本体Gの装着ユニット2
から外してジャムした針を取り除く。カートリッジ9を
装着ユニット2から外すと、図6に示したように、ジャ
ムしたステープル針の両端は、ガイド部の開放孔11d
から飛び出している。なぜなら、ステープル針連続体a
をフォーマ18でコ字状に曲げた後にジャムするのがふ
つうだからである。
続体aのステープル針1をコ字状に曲げると、ステープ
ル針1の両端は開放孔11dの下から飛び出るようにな
る。そして、この飛び出した後にシートsにうまく刺さ
らずにステープル針1がジャムするので、ジャムした後
もステープル針の端部は開放孔11dから飛び出してい
る。したがって、このジャムしたステープル針1を取り
除くときには、開放孔11dから飛び出したステープル
針1の端部を指で引っ張るとよい。
後続のステープル針と連続している場合でも、ジャムし
たステープル針1の端部を指で引っ張るだけで、次のス
テープル針との連続を切ることができる。なぜなら、ジ
ャムしたステープル針1を引っ張ることで、後続のステ
ープル針は、開放孔11dの角に引っかかり、この角で
切られることになるからである。したがって、たとえ、
ジャムした針と、次の針とが連続している場合でも、こ
れに連続したステープル針連続体aを一緒に引き出すこ
となく、ジャムしたステープル針1だけを取り除くこと
ができる。
ャムしたステープル針に連続している後続のステープル
針に曲げ力が作用してしまうが、コ字状に折り曲げられ
ていないステープル針連続体aは、ガイド溝11c,1
1cによってその両端が支えられている。したがって、
たとえ、ジャムしたステープル針を引っ張ったときに、
次の針に曲げ力が作用したとしても、次のステープル針
が曲がってしまうことがない。
針を取り除く開放孔11dの幅をステープル針一本分の
幅にしているので、確実に一本ずつ取り除くことがで
き、余分にステープル針を取り除いてしまうことがな
い。したがって、ジャムした針を除去した後に、再びジ
ャムしたり、空打ちしたりすることがなくなる。
る。装着ユニットには、第1実施例のようにカートリッ
ジの先端だけがその中に収納されるものと、カートリッ
ジ全体が収納されるのものとがあり、カートリッジ全体
が収納されるタイプのものは装着ユニットが装置本体か
ら着脱可能であることが多い。この第2実施例で用いる
のは、カートリッジ全体がすっぽりと装着ユニットに収
納されるタイプの装着ユニットである。また、この第2
実施例では、装着ユニットのシースブラケットに、ステ
ープル針が余分に引き出されないようなストッパーを設
けることを特徴とする。他の構成要素については、第1
実施例と同様なので、同様の構成要素については、第1
実施例と同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。ま
た、この第2実施例で用いるカートリッジは、従来例と
同じタイプのものであるので、カートリッジの説明で
は、従来例と同じ符号を用い、詳細な説明を省略する。
全体がすっぽりと、装着ユニット43に収納されるよう
にしている。そして、この装着ユニット43のシースブ
ラケット44の下方に凹形の開口部45を形成してい
る。また、カートリッジ100のガイド部102の先端
の当接部103が、シースブラケット44に当接するこ
とによって、当接部103の分だけ、ガイド部102と
シースブラケット44との間にすき間ができるようにし
ている。このすき間によってステープル針1を取り除く
ための開放孔46を形成している。この開放孔46はス
テープル針1の一本分の厚さとほぼ同じ大きさにしてい
る。
3に装着して、ステープル処理をおこなうと、ステープ
ル針連続体aの最先のステープル針1は、シースブラケ
ット44に当接する。したがって、この第2実施例では
シースブラケット44がステープル針1がそれ以上カー
トリッジ100からでないようにするストッパーとして
機能している。また、ガイド部102の最先のステープ
ル針1は、ちょうど開放孔46部分に位置するようにな
る。そして、駆動機構4が駆動して、フォーマ18によ
ってステープル針1がコ字状に曲げられる。曲げられた
ステープル針1の両端は、開放孔46から飛び出る。
と、ドライバ19の真ん中の板19aが下降して、この
ステープル針1をシートsに打ち込む。このときステー
プル針1の打ち込みがうまくいかずに、ステープル針1
がジャムしてしまうことがある。しかし、ジャムしたス
テープル針1の端は、開放孔46から飛び出るととも
に、シースブラケット44に形成した開口部45からも
飛び出るようにしているので、このジャムした針を取り
除くときには、開口部45からジャムした針を引っ張る
だけで取り除くことができる。
引っ張ると、ジャムしたステープル針1の後続のステー
プル針連続体aは、ガイド部102の底面102hの角
で切り取られる。したがって、ジャムしていないステー
プル針連続体aを引っぱり出してしまうことがない。ま
た、ジャムした針を引っ張ると、このジャムしたステー
プル針に連続している後続のステープル針に曲げ力が作
用してしまう。しかし、後続のステープル針連続体a
は、ガイド部102の底部102hによって、ステープ
ル針連続体aが支えられている。したがって、たとえ、
ジャムしたステープル針を引っ張ったときに、次の針に
曲げ力が作用したとしても、次のステープル針が曲がっ
てしまうことがない。
針を取り除く開放孔46の幅をステープル針一本分の厚
さとほぼ同じにしているので、確実に一本ずつ取り除く
ことができ、余分にステープル針を取り除いてしまうこ
とがない。したがって、ジャムした針を除去した後に、
再びジャムしたり、空打ちしたりすることがなくなる。
しかも、この第2実施例によれば、装着ユニット43を
装置本体に組み付けたままでも、ジャムした針を取り除
くことができるので、作業時間が短縮される。
り、カートリッジ全体がすっぽりと装着ユニットに収納
されるタイプの装着ユニットである。上記装着ユニット
のホーマに、ステープラ針が余分に引き出されないよう
なストッパーを設け、かつ、シースブラケットに回動可
能なカバーを設けたことを特徴とする。他の構成要素に
ついては、第1実施例と同様なので、同様の構成要素に
ついては、第1実施例と同じ符号を用い、詳細な説明を
省略する。また、この第2実施例で用いるカートリッジ
は、従来例と同じタイプのものであるので、カートリッ
ジの説明では、従来例と同じ符号を用い、詳細な説明を
省略する。
の全体をすっぽりと収納することができる装着ユニット
47を用いている。そして、この装着ユニット47のシ
ースブラケット48の下方にステープル部分がむき出し
になるような開口部49を形成し、この開口部49のカ
バー50を回動自在に取り付けている。このカバー50
は、ステープル処理をおこなっているときには、上記開
口部49をカバーするが、これを回動させると、開口部
49を露出することができる。
47に装着したとき、カートリッジ100のガイド部1
02の先端当接部103がフォーマ52に当接するよう
にしている。さらに、上記先端当接部103がフォーマ
52に当接することによって、ガイド部102とフォー
マ52との間にすき間ができ、このすき間によって開放
孔53を形成している。この開放孔53のステープル針
進行方向の幅は、ステープル針1の一本分の厚さとほぼ
同じ大きさにしている。
7に装着して、ステープル処理をおこなう。このステー
プル処理によって、ステープル針1がジャムしてしまっ
たときでも、ジャムしたステープル針1は、開放孔53
から飛び出る。しかし、開放孔53は、ステープル処理
時には、カバー50でカバーされているので、このジャ
ムした針を取り除くときには、カバー50を回動させ、
開放孔53を露出させて、この開放孔53からからジャ
ムした針を引っ張る。
引っ張ると、ジャムしたステープル針1の後続のステー
プル針連続体aは、ガイド部102の底部102hの角
で切り取られる。したがって、ジャムしていないステー
プル針連続体aを引っぱり出してしまうことがない。ま
た、ジャムした針を引っ張ると、このジャムしたステー
プル針1に連続している後続のステープル針に曲げ力が
作用してしまうことがある。しかし、コ字状に折り曲げ
られていないステープル針連続体aは、ガイド部102
の底部102hによって支えられている。したがって、
たとえ、ジャムしたステープル針を引っ張ったときに、
次の針に曲げ力が作用したとしても、次のステープル針
が曲がってしまうことがない。
針を取り除く開放孔53のステープル進行方向の大きさ
をステープル針一本分の厚さとほぼ同じにしているの
で、確実に一本ずつ取り除くことができ、余分にステー
プル針を取り除いてしまうことがない。したがって、ジ
ャムした針を除去した後に、再びジャムしたり、空打ち
したりすることがなくなる。しかも、この第3実施例に
よれば、カートリッジ100や装着ユニット47を装置
本体に組み付けたままでも、ジャムした針を取り除くこ
とができるので、作業時間が短縮される。
ト48にカバー50を設け、このカバー50が装着ユニ
ット47の下方に回動するようにしていたが、例えば、
シースブラケット48全体が装着ユニット47上方に退
避するようにして、開放孔53が露出するようにしても
よい。すなわち、ステープル処理時には、上記開放孔5
3がカバーされ、ジャムした針を取り除くときには、開
放孔53が露出されるようになっていれば、上記の構造
に限るものではない。
11d,46,53の大きさをステープル針一本分の幅
とほぼ同じにすることによって、ステープル1を一本ず
つ取り除けるようにした。しかし、上記開放孔11d,
46,53の大きさは、これに限ったものではなく、そ
の大きさを大きくすれば、数本のステープル針を同時に
取り除くことができる。
連続体の先端位置を規制するストッパー手段を設け、ス
トッパー手段で規制されたステープル針連続体の先端に
対応する位置には、解放孔を設けたので、ステープル針
がジャムしたときには、この開放孔からジャムしたステ
ープル針を取り除くことができる。しかも、ジャムした
ステープル針は、上記開放孔の角で、後続のステープル
針連続体と確実に切り離される。したがって、ステープ
ル針が無駄にならず、しかも、再びジャムをおこした
り、空打ちしたりすることがない。特に第2,第3の発
明によれば、上記ストッパー手段と、開放孔とを装置本
体に設けたので、カートリッジを装置本体から取り外す
ことなく、ジャムした針を取り出すことができ、作業性
が向上する。
である。
図である。
である。
る。
る。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 ステープル針を帯状に連結したステープ
ル針連続体と、ステープル針連続体を収納する収納部お
よびこの収納部から引き出したステープル針連続体を支
持するガイド部を形成するカートリッジと、このカート
リッジを取り付ける装置本体とを備え、この装置本体に
は、上記ステープル針連続体のステープル針を一本ずつ
分離しながらそれをシートに打ち込むドライバ手段と、
このドライバ手段をその打ち込み方向にガイドするシー
スブラケットとを備えたステープル装置において、上記
カートリッジを装置本体から取り外した状態でも、上記
ステープル針連続体の先端位置を規制するストッパー手
段を設けるとともに、ストッパー手段で規制されたステ
ープル針連続体の先端に対応する位置には、ドライバ手
段で打ち込まれたステープル針を、そのうち込み方向に
通過させるための解放孔を設けたことを特徴とするステ
ープル装置。 - 【請求項2】 ストッパー手段は、カートリッジのガイ
ド部先端位置に設けるとともに、上記カートリッジを装
置本体から着脱可能にしたことを特徴とする請求項1記
載のステープル装置。 - 【請求項3】 ストッパー手段は、装置本体のシースブ
ラケットに設けるとともに、このシースブラケットには
開口部を形成し、この開口部によって開放孔が露出され
る構成にしたことを特徴とする請求項1記載のステープ
ル装置。 - 【請求項4】 ストッパー手段は、装置本体のドライバ
手段に設けるとともに、ドライバ手段をガイドするシー
スブラケットに開口部を形成するとともに、この開口部
を覆うカバー形成し、カバーを開閉することによって開
放孔が露出される構成にすることを特徴とする請求項1
記載のステープル装置。
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