JP2001347324A - プレス金型 - Google Patents

プレス金型

Info

Publication number
JP2001347324A
JP2001347324A JP2000174223A JP2000174223A JP2001347324A JP 2001347324 A JP2001347324 A JP 2001347324A JP 2000174223 A JP2000174223 A JP 2000174223A JP 2000174223 A JP2000174223 A JP 2000174223A JP 2001347324 A JP2001347324 A JP 2001347324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
punch
cutting edge
press
guide surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000174223A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Dekita
博之 出來田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000174223A priority Critical patent/JP2001347324A/ja
Publication of JP2001347324A publication Critical patent/JP2001347324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイとパンチの切れ刃部の隙間調整を必要と
しないプレス金型を提供する。 【解決手段】 本発明のプレス金型1は、ベースとなる
ダイ22にパンチ33が案内される構成となっている。
ダイの切れ刃22aと案内面22bが一体形成され、か
つパンチの切れ刃33aと案内面33bも一体形成され
ている。また案内面の延長上に切れ刃が設けられ、案内
面とプレス切れ刃摺動面が平行している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工部品を打抜
きもしくは切断加工するプレス金型に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のプレス用金型1は、図4に示すよ
うに設備ベースに固定される下型2と、設備可動部に保
持され該下型に組み合わされる上型3からなっていて、
該下型2は、下型のベースとなる下型本体21と、該下
型本体21に固定され、被プレス材4をプレスする切れ
刃をもつダイ22とからなり、該上型3は、上型のベー
スとなる上型本体31と、該上型本体31に固定され、
ガイドバー32及びパンチ33を固定するプレート34
と、スプリング36により付勢される板押えプレート3
5とからなっている。ガイドバー32は、上型本体31
の上下動をダイ22と協動してガイドしており、パンチ
33の切れ刃は、ダイ22の切れ刃と組み合わされて被
プレス材4を打抜き又は切断加工する。5は、被プレス
材4が切断されたカスである。
【0003】従って従来のプレス金型1は、上型3と下
型2はダイ22及びパンチ33とは別に設けたガイドバ
ー32により移動方向が案内される構造となっている。
そのためこのプレス金型1では、金型を組み合わせたと
きにダイ22とパンチ33の切れ刃部が所定の隙間にな
るように、ガイドバー32と下型もしくは上型の位置関
係を調整する必要があった。加えて、この調整は高精度
を要するために調整に時間がかかるという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題に鑑み、ダイとパンチの切れ刃部の隙間調整を必
要としないで、精度良く被加工部品を打抜きもしくは切
断加工することができるプレス金型を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題に鑑
み、特許請求の範囲の各請求項に記載のプレス金型を提
供する。請求項1に記載のプレス金型は、案内面と切れ
刃とを一体に形成したダイとパンチとを備え、案内面と
プレス切れ刃摺動面とが平行し、案内面の延長上にプレ
ス切れ刃が設けられるようにすることにより、パンチの
案内面と切れ刃、及びダイの案内面と切れ刃をそれぞれ
同じ加工基準で加工できるので、ダイとパンチを案内面
で組み合わせることにより、切れ刃の隙間を調整するこ
と無く所定の隙間にすることができる。また従来ダイ及
びパンチとは別個に設けていたガイドバーを設ける必要
がなく、構造が単純化できる。
【0006】請求項2に記載のプレス金型は、ダイの切
れ刃と案内面、及びパンチの切れ刃と案内面とをそれぞ
れ同一面内にあるようにしたものであり、これによりダ
イ及びパンチの加工が一層容易になる。請求項3に記載
のプレス金型は、パンチの移動方向を垂直方向から傾斜
させたものであり、これによりダイに案内されるパンチ
の案内面の一方が必ずダイの案内面に接触するようにな
り、パンチとダイとの隙間がバラツクことがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態のプレス金型を説明する。図1は、本発明
の実施の形態のプレス金型の縦断面図である。本発明の
プレス金型1は、設備ベースに固定される下型2と、設
備可動部に保持され、該下型と組み合わされる上型とか
らなっている。下型2は、下型のベースとなる下型本体
21と、被プレス材4を打抜きもしくは切断加工する切
れ刃22aをもつダイ22と、該下型本体21に固定さ
れ、該ダイ22を保持するダイホルダー23とから構成
されている。ダイホルダー23内には、後述するパンチ
を押す押圧が除去された時にパンチを元の位置に戻すス
プリング24が内臓されている。
【0008】上型は、図1においては省略して記載され
ているが、ダイ22と協働して被プレス材4を切断加工
等をするパンチ33と、被プレス材4をスプリング36
を介して押さえ付ける板押えプレート35とを備えてい
る。
【0009】本発明においては、ダイ22には切れ刃2
2aと案内面22bとが一体に設けられていると共に、
ダイ22に案内されるパンチ33にも切れ刃33aと案
内面33bとが一体に設けられ、案内面とプレス切れ刃
摺動面が平行するように配置されている。また案内面の
延長線上にプレス切れ刃が設けられるように構成されて
いる。切れ刃33aは、パンチ33の側面に形成される
溝部33cの上縁に形成される。パンチ33の下面には
凹部33dが形成され、この凹部にスプリング24が収
容されていて、パンチ33を上方に付勢している。また
ダイ22とパンチ33とは、ダイの案内面22bにパン
チの案内面33bが組み合わされるように配置される。
【0010】パンチ33の下方の大径部には当接面33
eが形成され、ダイ22の下面にこの当接面33eが当
接することでパンチ33のスプリング24による上方へ
の移動が止まる。このダイ22及びパンチ33に形成さ
れた切れ刃22a,33a及び案内面22b,33b
は、それぞれ同一面上にあるように形成されることが好
ましい。なお、符号5は、被プレス材4がパンチ33に
より切断されたカスを示している。
【0011】図1の本発明の実施の形態のプレス金型で
は、ダイ22とパンチ33とは垂直方向から傾斜して配
置されており、パンチ33の移動方向は斜めである。こ
れに対して、図2は本発明の別の実施の形態のプレス金
型を示しており、このプレス金型1では、ダイ22とパ
ンチ33とは垂直方向に配置されており、パンチ33の
移動方向は垂直である。これは、前述の実施の形態とは
ダイ22とパンチ33の配置方向が変っただけであり、
構成要素は、基本的に変っていない。
【0012】次に図3(a)〜(d)を参照して本発明
のプレス金型の作業工程について説明する。図3(a)
は、被プレス材4が型開きされたプレス金型1に送り込
まれた状態を示すもので、被プレス材4がパンチ33の
溝部33cにその先端が入り込むような位置に、図示さ
れない搬送手段により送り込まれる。次に図3(b)に
示されるように型締めが開始され上型が下降して、板押
えプレート35が下型との間で被プレス材4を挟持す
る。その後、更に上型が下降し、パンチ33が案内面に
沿って下降してパンチ33の切れ刃33aとダイ22の
切れ刃22aが協働して被プレス材4を切断加工する
(図3(c)を参照)。切断が終ると図3(d)に示す
ように上型が上昇して型開きが行われ、パンチ33が上
昇して元の位置に戻り、被プレス材4の挟持が開放さ
れ、再び被プレス材4の送りが行われる。なお、板押え
プレート35とパンチの駆動を上型として共通の駆動部
材を使用することなくそれぞれ個々に駆動させることも
可能である。
【0013】このように本発明のプレス金型では、従来
のパンチとは別体構造でガイドバーを設けていたのとは
異なり、パンチに切れ刃と一体に案内面を設けて、案内
面の延長上に切れ刃がくるようにしているので、ダイと
パンチを案内面で組み合わせることで、ダイとパンチの
切れ刃の隙間を調整すること無く所定の隙間にすること
ができる。またダイとパンチを組み合わせるだけで外部
の駆動力により被プレス材をプレス加工できるので、非
常に簡単で、取り扱い易いプレス金型が得られる。更に
は、パンチ及びダイのそれぞれの加工を案内面と切れ刃
を同一加工基準で加工できるので、加工が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のプレス金型の縦断面図で
ある。
【図2】本発明の別の実施の形態のプレス金型の縦断面
図である。
【図3】本発明のプレス金型の作業工程(a)〜(d)
を示す図である。
【図4】従来のプレス金型の縦断面図である。
【符号の説明】
1…プレス金型 2…下型 21…下型本体 22…ダイ 23…ダイホルダー 3…上型 33…パンチ 35…板押えプレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともベースとなるダイと、該ダイ
    に案内されるパンチとから構成されるプレス金型におい
    て、 案内面とプレス切れ刃摺動面とが平行し、かつ案内面の
    延長上にプレス切れ刃が設けられるように、切れ刃と案
    内面とを一体に形成した前記ダイ及び前記パンチとを備
    えていることを特徴とするプレス金型。
  2. 【請求項2】 前記ダイの切れ刃と案内面とが同一面内
    にあり、また前記パンチの切れ刃と案内面も同一面内に
    あることを特徴とする請求項1に記載のプレス金型。
  3. 【請求項3】 前記パンチの移動方向が垂直方向から傾
    斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載のプ
    レス金型。
JP2000174223A 2000-06-06 2000-06-06 プレス金型 Pending JP2001347324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000174223A JP2001347324A (ja) 2000-06-06 2000-06-06 プレス金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000174223A JP2001347324A (ja) 2000-06-06 2000-06-06 プレス金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001347324A true JP2001347324A (ja) 2001-12-18

Family

ID=18676301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000174223A Pending JP2001347324A (ja) 2000-06-06 2000-06-06 プレス金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001347324A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4279532B2 (ja) 成形製品の加工方法に使用する金型装置及び下金型
JP3653793B2 (ja) プレス加工型およびプレス加工方法
US3554065A (en) Precision cutting punching tool for precision punching of parts
KR200388483Y1 (ko) 가공물의 위치 고정용 가이드핀
CN116713377A (zh) 压铸件冲切设备
JP2001347324A (ja) プレス金型
JPH0538531A (ja) プレス金型
JP3531449B2 (ja) 剪断加工機械
JP2001353697A (ja) 成形プレスの打抜きプラテン
JPH05318156A (ja) 板材処理方法及びレーザ・パンチ複合加工機
JP3849568B2 (ja) ロータリーカム式プレス装置
JP2837719B2 (ja) パンチプレス用の金型
JPH0723058Y2 (ja) 追抜きパンチング金型
JP4708540B2 (ja) シャーリングマシン
JP4158209B2 (ja) フープ材カッター用ホッパー
JPH01164503A (ja) 突き差し工具又は引き抜き工具
CN211588182U (zh) 一种切断装置
JPS632249Y2 (ja)
JP2668182B2 (ja) 抜き曲げ同時プレス型及び加工方法
CN115971332A (zh) 摇臂端部冲孔裁料加工用冲压模具
JPH0957529A (ja) 剪断加工機械の材料案内装置
JP3529448B2 (ja) 切断型
JP3199186B2 (ja) 鋳造製品のゲート切断装置
CN115958120A (zh) 外部横梁末道冲孔切边冲压模具
JP2004223582A (ja) パンチ金型

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060214