JP2001346760A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JP2001346760A
JP2001346760A JP2000172345A JP2000172345A JP2001346760A JP 2001346760 A JP2001346760 A JP 2001346760A JP 2000172345 A JP2000172345 A JP 2000172345A JP 2000172345 A JP2000172345 A JP 2000172345A JP 2001346760 A JP2001346760 A JP 2001346760A
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signal
remote
endoscope
peripheral devices
vtr
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Application number
JP2000172345A
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English (en)
Inventor
Tomoki Iwasaki
智樹 岩崎
Manabu Yajima
学 矢島
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺機器の自動認識を行うのではなく、ビデ
オプロセッサ側にて使用周辺機器を指定することによ
り、周辺機器のリモートコネクタ構成に依存することな
くコネクタの共有を行うことが可能な内視鏡システムを
実現する。 【解決手段】 ビデオプロセッサ2のリモートコネクタ
23に着脱自在に接続されるリモートケーブル24aは
ビデオプロセッサ2〜写真撮影機3aの間において端子
A1〜A4の信号のみが通信可能となっている。一方、
リモートケーブル24bはビデオプロセッサ2〜VTR
3bの間において端子B1〜B5の信号のみが通信可能
となっている。前記ビデオプロセッサ2のパラレル入出
力ポート(PIO)19からリモートコネクタ23に入
出力される周辺機器制御信号は、専用の経路28aもし
くは経路28bを伝送される。前記写真撮影機3aの制
御信号は経路28aを通過し、VTR3bの制御信号は
経路28bを通過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡及びこの内
視鏡に関連した複数種の周辺機器を制御する内視鏡シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、細長の挿入部を体腔内に挿入する
ことにより、切開を必要とせずに、体腔内の患部等を診
断したり、必要に応じて処置具を挿入して治療処置を行
うことのできる内視鏡が広く普及している。
【0003】上記内視鏡は、光源装置等からの照明光を
ライトガイド等により挿入部の先端部に伝送し先端部よ
り照明光学系を介して患部等の対象部位に照明光を照射
し、挿入部の先端部に配設した対物レンズによって患部
等の対象部位の像を結像し、結像した光学像を光伝送手
段により手元側に設けられている接眼部に伝送し接眼光
学系により拡大観察できるようになっている。
【0004】また、最近では、挿入部の先端部内に固体
撮像素子、例えばCCDを配設し対物レンズにより光学
像をCCDの結像面に結像させ、CCDにより光電変換
し電気信号の画像情報を得、この画像情報に対して種々
の画像処理を行うことでモニタ等に対象部位の所望の画
像を表示させることのできる電子内視鏡も広く用いられ
るようになった。
【0005】このような電子内視鏡の周辺機器、特に記
録機器の多様化が進み、様々な周辺機器が内視鏡システ
ムに取り入れられるようになった。それと同時に、電子
内視鏡による周辺機器のリモート制御が望まれたため、
電子内視鏡と複数の周辺機器がリモートケーブルにて接
続されるようになった。
【0006】しかしながら、内視鏡に複数の周辺機器を
接続する場合、通常では、使用する周辺機器と同数のリ
モートコネクタがビデオプロセッサに具備されている必
要があった。このため、コストが高くなると共に、内視
鏡の装置構成が煩雑になり使い勝手の良さという点では
十分とは言えなかった。
【0007】一方、これに対して特開平6−19786
3号公報に記載されている内視鏡システムは、上記問題
点を改善するため、周辺機器側のコネクタに識別情報を
付加することにより、ビデオプロセッサ側で周辺機器の
種類を自動的に認識し、その周辺機器に適したビデオ信
号及び制御信号を出力するよう切り換えて、1つのコネ
クタに複数の周辺装置の接続を可能にしているものが提
案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−197863号公報に記載の内視鏡システム
は、周辺機器側のコネクタに認識情報を付加する必要が
あったため、認識情報をビデオプロセッサ側に供給でき
ない周辺機器を使用できないという問題があった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、周辺機器の自動認識を行うのではなく、ビデオプロ
セッサ側にて使用周辺機器を指定することにより、周辺
機器のリモートコネクタ構成に依存することなくコネク
タの共有を行うことが可能な内視鏡システムを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の本発明は、内視鏡及びこの内視鏡に関
連した複数種の周辺機器を制御する内視鏡システムにお
いて、前記複数種の周辺機器を取り換えて着脱自在に接
続可能で、前記複数種の周辺機器のそれぞれに対して専
有的に接続可能な接続端子を有する接続手段と、前記接
続手段に接続され、前記複数の接続端子を介して入出力
する信号を送受信するインターフェース手段と、前記接
続手段に接続された前記周辺機器の種類に合わせて入出
力するように前記インターフェース手段を制御する制御
手段と、を具備したことを特徴としている。また、請求
項2に記載の本発明は、内視鏡及びこの内視鏡に関連し
た複数種の周辺機器を制御する内視鏡システムにおい
て、前記複数種の周辺機器を取り換えて着脱自在に接続
可能で、前記複数種の周辺機器のそれぞれに対して専有
的に接続可能な接続端子を有する接続手段と、前記接続
手段に接続され、前記複数の接続端子を介して入出力す
る信号を送受信するインターフェース手段と、前記接続
手段に接続する前記周辺機器の1つを指定するための入
力手段と、前記入力手段の指定に応じて、前記接続手段
に接続される前記周辺機器の種類に合わせて入出力する
ように前記インターフェース手段を制御する制御手段
と、を具備したことを特徴としている。更に、請求項3
に記載の本発明は、内視鏡及びこの内視鏡に関連した複
数種の周辺機器を制御する内視鏡システムにおいて、前
記複数種の周辺機器を取り換えて着脱自在に接続可能
で、前記複数種の周辺機器のそれぞれに対して専有的に
接続可能な接続端子を有する接続手段と、前記接続手段
に接続され、前記複数の接続端子を介して入出力する信
号を送受信する、プログラマブルなポートを有するイン
ターフェース手段と、前記接続手段に接続する前記周辺
機器の1つを指定するための入力手段と、前記入力手段
の指定に応じて、前記複数の端子の中から前記周辺機器
に入力する端子を選択して入出力するように前記インタ
ーフェース手段を制御する制御手段と、を具備したこと
を特徴としている。この構成により、周辺機器の自動認
識を行うのではなく、ビデオプロセッサ側にて使用周辺
機器を指定することにより、周辺機器のリモートコネク
タ構成に依存することなくコネクタの共有を行うことが
可能な内視鏡システムを実現する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係わり、図1は本発明の第1の実施の形態
の内視鏡システム全体の構成を示す回路ブロック図、図
2は図1のリモートコネクタ周辺の構成を示した構成
図、図3は使用周辺機器の選択を行うシステムセットア
ップ画面、図4は通常観察画面における警告メッセージ
表示例、図5は周辺機器選択操作時のフローチャートで
ある。
【0012】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の内視鏡システム1は、細長な挿入部先端部に図示し
ないCCD等の撮像装置を有する電子内視鏡(以下、内
視鏡スコープ)1Aと、この内視鏡スコープ1Aの撮像
装置からの撮像信号を各種信号処理して映像信号を得る
と共に、システムの制御を行うビデオプロセッサ2と、
このビデオプロセッサ2に着脱自在に接続される周辺機
器3と、ビデオプロセッサ2からの映像信号による内視
鏡画像を表示するモニタ4とから構成される。
【0013】前記内視鏡スコープ1Aの前記挿入部内に
は図示しないライトガイドが挿通されていて、図示しな
い光源から供給される照明光により生体内の患部等を照
明する。照明された患部等の被写体は、先端部に取り付
けた図示しない対物レンズ系により、その焦点面に配設
した撮像装置に結像される。前記内視鏡スコープ1Aの
図示しないユニバーサルケーブルのコネクタがビデオプ
ロセッサ2のスコープコネクタ11に接続されている
と、前記ユニバーサルケーブルを介して撮像装置を駆動
し、撮像装置は結像した被写体像を撮像信号としてビデ
オプロセッサ2へ出力するようになっている。
【0014】前記ビデオプロセッサ2は、スコープコネ
クタ11より入力した撮像信号に対し映像信号処理部1
2で種々の信号処理、例えばアナログ/デジタル変換、
色補正、輪郭強調、ホワイトパランス処理等を施し、表
示コントローラ13で内視鏡画像に各種の文字情報や電
気マスクを重畳させ、映像信号出力コネクタ14より映
像信号ケーブル15を介してRGBもしくはY/Cもし
くはコンポジット信号として、内視鏡画像を表示するモ
ニタ4及び前記周辺機器(データ記録用周辺機器)3に
出力するようになっている。尚、周辺機器3は、写真撮
影機3a及びVTR3bである。
【0015】前記ビデオプロセッサ2の筐体表面には外
部入力手段として操作パネル16が設けられており、例
えば、ホワイトバランス操作や、測光レベルの切替等の
種々の機能の操作を行うことが可能である。前記ビデオ
プロセッサ2に設けられたCPU17は、データバス1
8を介して前記映像信号処理部12、前記表示コントロ
ーラ13、パラレル入出力ポート(PIO)19、キー
ボード20と前記CPU17とのインターフェースを行
うキーボードコントローラ(KBC)21及びCPU1
7を監視するウォッチドッグタイマ(WDT)22等の
各種デバイスの制御を行う。尚、前記PIO19は、入
出力される信号が入力・出力共にパラレル信号であるパ
ラレルポートである。
【0016】また、前記ビデオプロセッサ2に設けたリ
モートコネクタ23に選択的に着脱自在に写真撮影機用
リモートケーブル(以下、単にリモートケーブル)24
a又はVTR用リモートケーブル(以下、単にリモート
ケーブル)24bを接続することで、前記CPU17は
前記PIO19及びリモートコネクタ23を介して、写
真撮影機3a又はVTR3bの制御を行う。
【0017】このCPU17はメモリ25に格納された
プログラムによって動作し、このメモリ25は図示しな
いが各種設定情報等を記憶保持する不揮発性ROMと、
演算用のRAMの2つのメモリを有する。また、前記周
辺デバイス制御を行う際には、デコーダ26にて生成さ
れる各デバイスのチップセレクト信号(動作許可信号)
が使用される。尚、前記リモートコネクタ23には1本
のリモートケーブルしか接続できないため、ビデオプロ
セッサ2が制御可能な周辺機器は、写真撮影機3a又は
VTR3bのいずれか一方である。また、ビデオプロセ
ッサ2に接続可能な周辺機器は、パラレル通信にて制御
を行うことができる機器であれば写真撮影機3a及びV
TR3bに限らず、その他の周辺機器、例えばモニタで
もよく、プリンタでもよく、デジタルファイリング装置
でもよい。
【0018】前記キーボード20は、キーボードコネク
タ27によりビデオプロセッサ2に接続された外部入力
機器であり、モニタ4に表示される内視鏡画面に重畳さ
れる文字情報の入力や、システムの各種設定の入力、各
種周辺機器の制御等を行うことが可能である。尚、文字
情報の入力やシステムの各種制御を他の入力手段、例え
ば操作パネル16にて行うことができる場合は、キーボ
ード20及びキーボードコネクタ27及びKBC21は
必ずしも具備される必要はない。また、映像信号出力コ
ネクタ14は、RGB出力、Y/C出力、コンポジット
出力いずれか1種類のみを出力してもよく、前記3種類
の映像信号出力のうち2種類を出力してもよく、前記3
種類の全ての映像信号を出力してもよい。
【0019】次に、図2ないし図5を用いて、リモート
コネクタ23に接続する周辺機器の制御方法の詳細を示
す。先ず、図2を参照してリモートコネクタ23(9ピ
ン)に選択的に接続される2個の周辺機器3a及び3b
の制御を説明する。図2に示すようにリモートコネクタ
23に接続する周辺機器3は、写真撮影機3aもしくは
VTR3bのうちのいずれか一方であり、前記したよう
に写真撮影機3aはリモートケーブル24aによって、
VTR3bはリモートケーブル24bによってリモート
コネクタ23に接続される。
【0020】前記リモートケーブル24aは前記リモー
トコネクタ23に接続すると、ビデオプロセッサ2〜写
真撮影機3aの間において端子A1〜A4の信号のみが
通信可能となっている。一方、前記リモートケーブル2
4aとは逆に前記リモートケーブル24bは前記ビデオ
プロセッサ2のリモートコネクタ23に接続すると、ビ
デオプロセッサ2〜VTR3bの間において端子B1〜
B5の信号のみが通信可能となっている。
【0021】前記PIO19からリモートコネクタ23
に入出力される周辺機器制御信号は、専用の経路28a
もしくは経路28bを伝送される(図1参照)。前記写
真撮影機3aの制御信号は経路28aを通過し、VTR
3bの制御信号は経路28bを通過する。使用する周辺
機器として、写真撮影機3aもしくはVTR3bもしく
は周辺機器未接続の3つのうち、いずれかをユーザが選
択し、使用周辺機器をソフトウェア上で指定することに
より、制御可能な周辺機器が特定される。
【0022】例えば、ユーザが使用周辺機器として写真
撮影装置3aを選択した場合、PIO19からリモート
コネクタ23へ入出力される周辺機器制御信号(パラレ
ル信号)は、経路28aを通過する写真撮影装置制御信
号のみであり、経路28bはハイインピーダンス状態と
なる。従って、写真撮影装置3aを選択した場合、リモ
ートコネクタ23の9本の端子のうち、実際に通信に使
用される端子はA1〜A4の4本となり、B1〜B5の
5本は未使用状態となる。また、ユーザがVTR3bを
選択した場合、経路28bを通過するVTR制御信号の
みが通信可能となり、A1〜A4は未使用、B1〜B5
が使用状態となる。一方、ユーザが周辺機器未接続を選
択した場合、経路28a、28b共にハイインピーダン
ス状態となり、リモートコネクタ23はいかなる周辺機
器も制御禁止状態となる。
【0023】上記の構成により、1個のリモートコネク
タ23により、2個の周辺機器3a、3bが制御可能と
なる。尚、リモートコネクタ23のピン数は9ピンに限
ったものではなく、制御する周辺機器に必要な信号数に
応じて適当なピン数とすればよい。また、各制御信号を
リモートコネクタ23のいずれのピンに配するかはリモ
ートケーブル24a、24bの配線に依るものであり、
各周辺機器の制御信号が対応する周辺機器に適正に送受
信されればよく、ピン配置はビデオプロセッサ2により
特定されるものではない。
【0024】次に、図3及び図4を参照して使用周辺機
器をシステム上で選択することにより、周辺機器の誤接
続を防止するためのオペレーションの詳細を説明する。
リモートコネクタ23とリモートケーブル24a又は2
4bとを図2で説明したように構成することにより、ユ
ーザがシステム上で選択した周辺機器を適切なリモート
ケーブルにて接続したときのみ、所望の周辺機器をビデ
オプロセッサ2にて制御することが可能となる。従っ
て、設定とは異なる周辺機器を接続すると、モニタ表示
及び警告ブザー等の視覚的もしくは聴覚的に警告を発す
るプログラムをメモリ25に内蔵することにより、周辺
機器の誤接続が発生した場合、直ちにユーザに報知する
ことが可能である。
【0025】図3に示すようにシステムセットアップ画
面は、キーボード20の所定のキー操作によりモニタ4
に表示されるものであり、ユーザが本電子内視鏡システ
ムの各種システム設定を行うことを目的として設けられ
ている。前記の使用周辺機器設定は、Image Re
cord31にて、「Photo」及び「VTR」及び
「No connect」の3つの中から、ユーザが任
意の1つを選択することにより可能となる。
【0026】「Photo」を選択した場合、経路28
aの写真撮影機制御信号の入出力が可能となる。このと
き、リモートケーブル24aを介して写真撮影機3aと
リモートコネクタ23とを接続した場合、写真撮影機3
aの制御が可能となる。しかし、前記リモートケーブル
24a及び写真撮影機3a以外のものを接続し、写真撮
影機制御操作を行なった場合、前記CPU17(図1参
照)は周辺機器誤接続が発生したものと判断し、モニタ
4上に警告メッセージ41を表示する。この場合の警告
メッセージは「No connect camera」と
表示される。また、「Photo」選択時にVTR3b
の制御操作を行なった場合、警告メッセージ「No c
onnect VTR」が表示される。
【0027】「VTR」を選択した場合、経路28bの
VTR制御信号の入出力が可能となる。このとき、リモ
ートケーブル24bを介してVTR3bとリモートコネ
クタ23とを接続した場合、VTR3bの制御が可能と
なる。しかし、前記リモートケーブル24b及びVTR
3b以外のものを接続し、VTR制御操作を行なった場
合、CPU17は周辺機器誤接続が発生したものと判断
し、モニタ4上に警告メッセージ41を表示する。この
場合の警告メッセージは「No connect VT
R」と表示される。また、「VTR」選択時に写真撮影
機3aの制御操作を行なった場合、警告メッセージ「N
o connect camera」が表示される。
【0028】「NO Connect」を選択した場
合、経路28a及び28b全ての制御信号の入出力が不
可能となり、全ての周辺機器の制御が禁止される。この
とき、リモートコネクタ23に写真撮影機3aもしくは
VTR3bを接続し制御操作を行なった場合、CPU1
7は周辺機器誤接続が発生したものと判断し、モニタ4
上に警告メッセージ41を表示する。この場合の警告メ
ッセージは、「No connect camera」も
しくは「No connect VTR」と表示される。
【0029】また、システムセットアップ画面では使用
周辺機器の設定以外にも種々のシステム設定を行うこと
ができる。設定はキーボード20による所定のキー操作
にて行う。Clock Setup32では年月日と時
間の設定を、R.B.Adjustment33では内
視鏡画像の色調調整を、Scope Switch Se
tup34では内視鏡スコープ1Aに具備されているス
コープスイッチ(図示せず)の機能設定を、Print
er Setup35では周辺機器としてプリンタを接
続した場合のプリンタの動作設定を、VTR Setu
p36では周辺機器としてVTR3bを接続した場合の
VTR3bの動作設定を行う。
【0030】図4に示すように内視鏡通常観察画面は、
周辺機器誤接続発生警告メッセージ41以外に内視鏡画
像42、電気マスク(図中黒色部分)43、文字情報4
4等が表示される。また、周辺機器誤接続発生時のみな
らず、不正な文字入力を行なった場合や、システムに何
らかの異常が発生した場合等においても、前記警告メッ
セージ41が表示される。尚、図3で説明したシステム
セットアップ画面では、上述したClock Setu
p32〜VTR Setup36以外のシステム設定が
設けられていてもよい。また、設定操作は、必ずしもキ
ーボード20によるものである必要はなく、操作パネル
16など他の入力手段に依ってもよい。また、この通常
観察画面において、電気マスク43の形状はいかなる形
状でもよく、マスクそのものが具備されなくともよい。
また、文字情報44は図示した以外の情報を表示しても
よく、何も表示せずともよい。
【0031】次に、図5に示すフローチャートを用いて
リモートコネクタ23に接続可能な2種類の周辺機器、
ここでは写真撮影機3aとVTR3bとの2つのうちい
ずれか一方をユーザーがソフトウェア的に選択し、制御
を行う周辺機器をビデオプロセッサ2が特定する周辺機
器選択操作時におけるオペレーションを説明する。シス
テムセットアップ画面のImage Record31
(図3参照)にて、使用周辺機器の選択を行う(ステッ
プS1)。選択操作はキーボード20の所定のキー操作
に依る。
【0032】ステップS1のImage Record
31にてVTRを選択した場合、PIO19〜リモート
コネクタ23間で入出力される周辺機器制御信号のう
ち、VTR制御信号、即ち経路28bのみが通信可能状
態となり、リモートコネクタ23はVTR3bの制御の
みが可能となる(ステップS2)。ここで、ステップS
3にて、VTR用リモートケーブル24bを介してリモ
ートコネクタ23とVTR3bとを接続した場合はVT
R制御が可能となり(ステップS4)、リモートケーブ
ル24b及びVTR3b以外のケーブルや周辺機器を接
続した状態でVTR制御操作を行なった場合は、モニタ
4上で周辺機器誤接続の警告メッセージ41として「N
o connectVTR」が表示される(ステップS
5)。この場合は、VTR3bの制御は行うことができ
ない(ステップS6)。
【0033】一方、ステップS1のImage Rec
ord31にてVTR3bを選択しなかった場合、写真
撮影機3aか周辺機器未接続かのいずれかを選択するこ
とになる(ステップS7)。ここで、Image Re
cord31にてPhotoを選択した場合、PIO1
9〜リモートコネクタ23聞で入出力される周辺機器制
御信号のうち、写真撮影機制御信号、即ち経路28aの
みが通信可能状態となり、リモートコネクタ23は写真
撮影機3aの制御のみが可能となる(ステップS8)。
ここで、ステップS9にて、リモートケーブル24aを
介してリモートコネクタ23と写真撮影機3aとを接続
した場合は写真撮影機制御が可能となり(ステップS1
0)、リモートケーブル24a及び写真撮影機3a以外
のケーブルや周辺機器を接続した状態で写真撮影機制御
操作を行なった場合は、モニタ4上で周辺機器誤接続の
警告メッセージ41として「No connect ca
mera」が表示される(ステップSll)。この場合
は、写真撮影機の制御は行うことができない(ステップ
S12)。
【0034】一方、Image Record31にて
No connectを選択した場合(ステップS1
3)、PIO19〜リモートコネクタ23間で入出力さ
れる周辺機器制御信号の経路28a及び28bは全て通
信禁止状態となる(ステップS14)。このとき、VT
R制御もしくは写真撮影機制御操作を行なった場合(ス
テップS15)は、モニタ4上で周辺機器誤接続の警告
メッセージ41として「No connect VTR」
もしくは、「No connect camera」が表
示される(ステップS16)。この場合は、周辺機器の
制御は行うことができない(ステップS17)。
【0035】これにより、リモートコネクタ23に接続
可能な2種類の周辺機器のうちいずれか一方をユーザー
がソフトウェア的に選択し、制御を行うことができる。
【0036】この結果、内視鏡に具備される1つのリモ
ートコネクタ23に複数の周辺機器の接続が可能となる
ように、ハードウェア的及びソフトウェア的にビデオプ
ロセッサを構成することができるのでコストの低減と内
視鏡システムの構成の簡略化とを実現することができ
る。
【0037】(第2の実施の形態)図6及び図7は本発
明の第2の実施の形態に係わり、図6は本発明の第2の
実施の形態の内視鏡システム全体の構成を示す回路ブロ
ック図、図7は図6のリモートコネクタ周辺の構成を示
した構成図である。尚、第1の実施の形態と同一の構成
は同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。上記第1
の実施の形態では、PIO19を介してビデオプロセッ
サ2〜周辺機器間でシリアルデータ通信を行うことによ
り周辺機器制御を行う構成としているが、本第2の実施
の形態ではPIO19ではなくUART(Universal As
ynchronous Receiver Transmitter)等のシリアル入出
力ポート(SIO)を介して、ビデオプロセッサ2〜周
辺機器間でRS−232C通信等のシリアルデータ通信
により周辺機器制御を行う。従って、本第2の実施の形
態において使用可能な周辺機器は、RS−232C等の
シリアル通信による制御が可能な機器に限られる。
【0038】即ち、図6に示すように本第2の実施の形
態の内視鏡システム50を構成するビデオプロセッサ5
0Aは、UART等の第2のシリアル入出力ポート(S
IO)51を有し、周辺機器との間でRS−232C通
信等のシリアルデータ通信により周辺機器制御を行うよ
うに構成されている。
【0039】前記RS−232C制御が可能なプリンタ
3c及びデジタルファイリング装置(以下、ファイリン
グ装置)3dは、リモートケーブル24c、24dを介
してビデオプロセッサ50Aに接続される。プリンタ3
cもしくはファイリング装置3dのいずれをリモートコ
ネクタ23に接続するかは、第1の実施の形態と同様の
周辺機器選択手段に依る。周辺機器制御信号は、経路2
8cを介してSIO51〜リモートコネクタ23間で入
出力される。プリンタ3c及びファイリング装置3dは
共にRS−232C制御が可能なため、SIO51〜リ
モートコネクタ23との間にて別々の制御信号経路を設
ける必要はなく、両者の制御信号を共有化することが可
能である。
【0040】次に、図7を用いて1個のリモートコネク
タ23(7ピン)にて、2個のRS−232C制御可能
な周辺機器3c及び3dの制御を説明する。図7に示す
ようにリモートコネクタ23に接続する周辺機器は、R
S−232C通信によって制御を行うプリンタ3cもし
くはファイリング装置3dのうちのいずれか一方であ
り、プリンタ3cはリモートケーブル24cによって、
ファイリング装置3dはリモートケーブル24dによっ
てリモートコネクタ23に接続される。
【0041】データバス18を介してCPU17〜SI
O51間にて入出力される制御信号データ(パラレルデ
ータ)は、システムセットアップ画面(図3参照)にて
選択した使用周辺機器に適した制御信号であり、SIO
51〜周辺機器間にて入出力される周辺機器制御信号は
RS−232C形式のシリアル信号である。SIO51
〜周辺機器間における制御信号伝送経路はリモートコネ
クタ23に接続した周辺機器に関わらず、同一の経路2
8cを使用する。従って、リモートコネクタ23の各端
子から送受信されるRS−232C制御信号(本実施例
ではTXD、RXD、RTS、CTS、DSR、DT
R、GND)は、プリンタ3cに対してもファイリング
装置3dに対しても送受信されるが、システムセットア
ップ画面のImage Record31の設定によ
り、通信データのプロコトルが異なる。接続可能な2つ
の周辺機器のうち、使用する周辺機器を選択するオペレ
ーションは、第1の実施の形態と同様であるため省略す
る。
【0042】上記の構成により1個のリモートコネクタ
23で、2種類の周辺機器3c、3dの制御が可能とな
る。また、SIO51〜リモートコネクタ23間におい
て、周辺機器1種類分の信号線を設けるだけで、2種類
の周辺機器の制御が可能になる。尚、ビデオプロセッサ
50Aに接続可能な周辺機器は、シリアル通信にて制御
を行うことができる機器であればプリンタ3c及びファ
イリング装置3dに限らず、その他の周辺機器、例えば
モニタでもよく、図1で説明した写真撮影機3aでもよ
く、VTR3bでもよい。また、周辺機器の制御信号の
通信方式はシリアル通信であればよく、RS−232C
方式に限ったものではない。
【0043】また、リモートコネクタ23のピン数は7
ピンに限ったものではなく、制御する周辺機器に必要な
信号数に応じて適当なピン数とすればよい。即ち、RS
−232C制御信号(TXD、RXD、RTS、CT
S、DSR、DTR、PG、DCD、RXC、RI、T
XCI、TXC2等)のうち、全ての信号を使用しても
よく、任意の一部の信号のみを使用してもよい。また、
各制御信号をリモートコネクタ23のいずれのピンに配
するかはリモートケーブル24a及び24bの配線に依
るものであり、各周辺機器の制御信号が対応する周辺機
器に適正に送受信されればよく、ピン配置はビデオプロ
セッサ50Aにより特定されるものではない。
【0044】また、システムセットアップ画面(図3参
照)においては、第1の実施の形態で説明したCloc
k Setup32〜VTR Setup36以外のシス
テム設定が設けられていてもよい。更に、設定操作は必
ずしもキーボード20によるものである必要はなく、操
作パネル16など他の入力手段に依ってもよい。
【0045】(第3の実施の形態)図8は本発明の第3
の実施の形態に係わる内視鏡システム全体の構成を示す
回路ブロック図である。尚、上記第1の実施の形態もし
くは第2実施の形態と同一の構成は同一の符号を付し、
詳細な説明は省略する。本第3の実施の形態は、ビデオ
プロセッサにシリアル入出力ポートPIO19及びSI
O51とを具備し、周辺機器制御信号をビデオプロセッ
サ外部と送受信するリモートコネクタを2個設けた構成
とする。それ以外の構成は上記第2の実施の形態と同様
なので説明を省略し、同じ構成には同じ符号を付して説
明する。
【0046】即ち、図8に示すように本第3の実施の形
態の内視鏡システム60を構成するビデオプロセッサ6
0Aは、シリアル入出力ポートPIO19及びSIO5
1とを具備し、リモートコネクタ61及び62を設けて
構成され、使用可能な周辺機器が写真撮影機3a及びフ
ァイリング装置3d及びVTR3b及びプリンタ3cの
4種類である。そして、写真撮影機3aとファイリング
装置3dのうちいずれか一方が使用可能であり、VTR
3bとプリンタ3cのうちいずれか一方が使用可能であ
る。
【0047】前記写真撮影機3aの制御信号は、専用経
路63a及びリモートコネクタ61(14ピン)及びリ
モートケーブル64aを介してPIO19〜写真撮影機
3a間にて送受信され、ファイリング装置3dの制御信
号は、経路63d及びリモートコネクタ61及びリモー
トケーブル64dを介してSIO51〜ファイリング装
置3d間にて送受信され、プリンタ3cの制御信号は、
経路63c及びリモートコネクタ62(20ピン)及び
リモートケーブル64bを介してSIO51〜プリンタ
3c間にて送受信される。
【0048】前記VTR3bは複数の機種が接続可能で
あり、これらのVTRはRS−232C等のシリアル通
信による制御が可能な機種と、パラレル通信による制御
が可能な機種とから構成される。制御信号がシリアル通
信であるVTRを使用する場合は、経路63c及びリモ
ートコネクタ62及びリモートケーブル64eを介して
PIO19〜VTR3b間にて送受信され、制御信号が
パラレル通信であるVTRを使用する場合は、専用経路
63b及びリモートコネクタ62及びリモートケーブル
64bを介してPIO19〜VTR3b間にて送受信さ
れる。尚、リモートケーブル64b及びリモートケーブ
ル64eはいずれもVTR制御用のケーブルであるが、
前者はVTR制御信号をパラレル入出力により通信する
ためのリモートケーブルであり、後者はVTR制御信号
をシリアル入出力(例えばRS−232C)により通信
するためのリモートケーブルである。
【0049】従って、リモートコネクタ61では写真撮
影機3aもしくはファイリング装置3dのいずれかが接
続可能であり、リモートコネクタ62ではVTR3bも
しくはプリンタ3cのいずれかが接続可能である。ま
た、前記した使用周辺機器の選択は、第1、第2の実施
の形態と同様に図3で説明した前記システムセットアッ
プ画面にて行うが、本第3の実施の形態では図示しない
が前記システムセットアップ画面のImage Rec
ord31に2つの設定項、即ち、リモートコネクタ6
1用の設定項と、リモートコネクタ62用の設定項とが
別個に設けられる構成となっている。これらリモートコ
ネクタ61及びリモートコネクタ62のピン配列の一例
を以下に示す。
【0050】
【表1】
【表2】 リモートコネクタ61の全14本の端子のうち、1〜7
ピンは写真撮影機3aの制御信号通信に使用され、8〜
14ピンはファイリング装置3dの制御信号通信に使用
される。また、リモートコネクタ62の全20本の端子
のうち、1〜10ピンはプリンタ3cもしくはVTR3
bの制御信号通信に使用され、11〜20ピンはVTR
3bの制御信号通信に使用される。
【0051】前記システムセットアップ画面のImag
e Record31において、リモートコネクタ61
を「Photo」と設定した場合はリモートコネクタ6
1の1〜7ピンが導通状態となり、写真撮影機3aの制
御が可能となる。このとき、リモートコネクタ61の8
〜14ピンはハイインピーダンス状態となり、ファイリ
ング装置3dは制御禁止となる。
【0052】前記システムセットアップ画面のImag
e Record31において、リモートコネクタ61
を「DF」と設定した場合は、リモートコネクタ61の
8〜14ピンが導通状態となり、ファイリング装置3d
の制御が可能となる。このとき、リモートコネクタ61
の1〜7ピンはハイインピーダンス状態となり、写真撮
影機3aは制御禁止となる。
【0053】前記システムセットアップ画面のImag
e Record31において、リモートコネクタ61
を「NO Connect」と選択した場合、リモート
コネクタ61の全ての制御信号の入出力が不可能とな
り、写真撮影機3a及びファイリング装置3dの制御が
禁止される。
【0054】前記システムセットアップ画面のImag
e Record31において、リモートコネクタ62
を「PRINTER」と設定した場合は、リモートコネ
クタ62の1〜10ピンが導通状態となり、プリンタ3
cの制御(RS−232C制御)が可能となる。このと
き、リモートコネクタ62の10〜20ピンはハイイン
ピーダンス状態となり、VTR3bは制御禁止となる。
【0055】前記システムセットアップ画面のImag
e Record31において、リモートコネクタ62
を「VTR」と設定すると同時にVTR Setup3
6を「232C」とした場合は、リモートコネクタ62
の1〜10ピンが導通状態となり、VTR3bの制御
(RS−232C制御)が可能となる。このとき、リモ
ートコネクタ62の10〜20ピンはハイインピーダン
ス状態となりVTR3bのシリアル制御信号の入出力が
禁止され、VTR3bはシリアル通信(RS−232C
通信)のみ制御可能となる。リモートコネクタB33の
1〜10ピンをVTR制御に使用しているため、プリン
タ3cは制御不可能である。
【0056】前記システムセットアップ画面のImag
e Record31において、リモートコネクタ62
を「VTR」と設定すると同時にVTR Setup3
6を「Parallel」とした場合は、リモートコネ
クタ62の11〜20ピンが導通状態となり、VTR3
bの制御(パラレル通信制御)が可能となる。このと
き、リモートコネクタ62の1〜10ピンはハイインピ
ーダンス状態となり、VTR3b及びプリンタ3cのシ
リアル制御信号(RS−232C制御信号)の入出力が
禁止され、VTRはパラレル通信のみ制御可能となる。
【0057】前記システムセットアップ画面のImag
e Record31において、リモートコネクタ62
を「NO Connect」と選択した場合、リモート
コネクタ62の全ての制御信号の入出力が不可能とな
り、VTR3b及びプリンタ3cの制御が禁止される。
尚、前記の各周辺機器の制御信号数は、必要に応じてそ
れぞれ異なる信号数にしてもよい。
【0058】上記構成により使用可能な周辺機器が写真
撮影機3a及びファイリング装置3d及びVTR3b及
びプリンタ3cの4種類であり、写真撮影機3aとファ
イリング装置3dのうちいずれか一方が使用可能であ
り、VTR3bとプリンタ3cのうちいずれか一方が使
用可能である。
【0059】尚、リモートコネクタ61及びリモートコ
ネクタ62のピン数は、本実施の形態の通りに限定され
るものではなく、必要に応じてそれぞれ異なるピン数の
コネクタを使用してもよい。尚、リモートコネクタの数
は2個に限ったものではなく、1個でもよく、3個以上
でもよい。
【0060】また、前記VTR3bは、シリアル通信制
御を行う機種とRS−232C通信等のシリアル通信制
御を行う機種とを制御可能にするため、リモートコネク
タ62にて2種類のVTR制御信号を入出力可能とした
が、いずれか一方の制御信号のみに限定してもよい。更
に、2種類の制御信号が使用可能な周辺機器はVTRの
みに限る必要はなく、写真撮影機3aやプリンタ3c等
の他の周辺機器であってもよい。
【0061】また、前記リモートコネクタ61(14ピ
ン)には写真撮影機3aもしくはファイリング装置3
d、リモートコネクタ62(20ピン)にはVTR3b
もしくはプリンタ3cの接続が可能となるように、各周
辺機器の制御信号を2つのリモートコネクタ61、62
において前記のように配したが、前記4種の周辺機器の
組み合せは本実施例と同じである必要はなく、また、全
機種以外の周辺機器が接続されてもよく、また、1個の
リモートコネクタに3種類以上の周辺機器が接続可能と
なるようピン配を変更してもよい。
【0062】尚、前記システムセットアップ画面のIm
age Record31にておいては、各リモートコ
ネクタについて選択可能な周辺機器の種類を必要に応じ
て変更してもよく、VTR Setup36の周辺機器
制御設定については、VTRの制御信号形式の種類等を
必要に応じて変更してもよい。
【0063】また、システムセットアップ画面(図3参
照)においては、第1の実施の形態で説明したCloc
k Setup32〜VTR Setup36以外のシス
テム設定が設けられていてもよい。また、設定操作は、
必ずしもキーボード20によるものである必要はなく、
操作パネル16など、他の入力手段に依ってもよい。
【0064】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0065】ところで、ビデオプロセッサは医療装置で
ある構成上、患者回路と2次回路とを有している。従来
のビデオプロセッサでは、映像信号の伝送形態としてY
/C信号にて伝送していた。しかしながら、2次回路側
で映像信号処理を行う場合、C(クロマ)信号は変調さ
れた状態で伝送されているため、再度復調する必要が有
り、このため回路規模が大きくなる。この問題を解決す
るために点順次にて色差信号を伝送するビデオプロセッ
サが提案されているが、絶縁手段が考慮されていないと
いう不具合があった。
【0066】そこで、色差点順次化した色信号を電気的
な絶縁手段を用いて患者回路から2次回路へ映像信号を
送るようにビデオプロセッサを構成する。
【0067】図9は、患者回路と2次回路とを有するビ
デオプロセッサを備えた内視鏡装置の全体構成図であ
る。図9に示すように内視鏡装置200は、内視鏡20
0Aに着脱自在に接続されるビデオプロセッサ201を
有して構成される。
【0068】前記ビデオプロセッサ201は、前記内視
鏡200Aに着脱自在に接続されると、この内視鏡20
0A挿入部先端部に内蔵されたCCD202を駆動して
内視鏡画像を図示しないモニタ等の表示手段に表示する
ようになっていて、患者回路203及び2次回路204
を有している。
【0069】前記患者回路203では、CXO211よ
り発生した基準CK信号がTG(タイミングジェネレー
タ)A212や映像信号処理部213に供給される。前
記TGA212は基準CK信号を基にCCD駆動信号を
発生し、そのタイミングにてCCDドライバ214は信
号線215を介して前記内視鏡200Aに内蔵されたC
CD202を駆動する。所定のタイミングにて駆動され
たCCD202は、被写体に応じた出力信号を発生す
る。ここでCCD202は、そのフィルタにCy、Y
e、Mg、Gの補色フィルタ(不図示)を用いている。
前記CCDドライバ214は、2線同時読み出しによる
インターレース読み出しによりCCD202に蓄積され
た電荷を映像信号として読み出しを行う。CCD202
の出力信号は、ビデオプロセッサ201に信号線216
を通して伝送される。伝送された信号はプリアンプ21
7では信号線216の伝送により発生した損失分を補う
ため所定のゲインで増幅したのちCDS(相関二重サン
プリング)部218にてCDIされる。このCDS部2
18の出力信号は、AGC部(オートゲインコントロー
ル)219にてゲインの調整を行い映像信号のレベルを
調整する。その後、A/D変換部220にてアナログ信
号からデジタル信号に変換されたのち映像信号処理部2
13へ入力される。
【0070】前記映像信号処理部213へ入力された映
像信号は、色分離部221にて輝度信号と色信号に分離
される。分離された後の色信号は、R−Y、B−Yの線
順次の状態となる。つまりライン毎にR−Y/B−Y信
号が交互にやってくる線順次化色信号である。この信号
を同時化部222に入力する。ここでは入力される信号
をTGA212から送られる信号に従ってライン毎に出
力先を切り換えることによりR−Y/B−Y信号の同時
化を行い同時化色信号とする。この同時化色信号はW/
B(ホワイトバランス)部223にてホワイトバランス
をとる。ここでは白い被写体を撮像したとき図示しない
W/Bスイッチが押下操作されると、R−YとB−Yと
が等しくなるようにそれぞれのゲイン量の調整を行う。
【0071】ホワイトバランス後の信号は色補正部22
4に入力される。ここでは図示しない色補正入力手段に
よって色調を可変されると、R−Y、B−Yのゲイン量
を調整して所望の色に変化させる。一方、前記色分離部
221にて分離された後の輝度信号は、輪郭強調部22
5を経由する。そして、色信号は絶縁回路での伝送路を
減らすため点順次部226にて点順次化を行う。
【0072】ここで、図10に基準クロック信号、輝度
信号及び色信号のタイムチャートを示す。図10に示す
ように輝度信号は基準クロックに従いデータが送られ
る。色信号の点順次化は基準クロックに従い(R−Y)
と(B−Y)とがクロック毎に交互に送られる。ここで
は点線に囲まれた部分が単位となる。このように同時化
色信号がREC601 4:2:2のフォーマットに従
った点順次色信号に変換される。これにより患者回路2
03から2次回路204への伝送経路が一つで済み、色
信号を点順次状態(標準のフォーマット)にすることに
より色信号をビデオ信号に変換するときに素子の選択の
幅が広がる。そのためより安価な素子を選ぶことができ
装置全体を安価にすることができる。また、映像信号処
理部213ではTGA212よりHD(水平同期信号)
やVD(垂直同期信号)の信号も出力する。
【0073】輝度信号(Y信号)と、点順次化色信号
(R−Y/B−Y信号)は高速のデジタル信号を伝送で
きるI.L(アイソレーション)部231にて2次回路
204に伝送される。また、TGA212からのHDや
VDは伝送速度に対応するI.L部232にて患者回路
203から2次回路204へ伝送される。また、内視鏡
200Aに設けられたフリーズ等のスコープスイッチ
(SW)233aが押下操作された場合、このスコープ
SW233aからのスコープSW信号もI.L部233
を経由してCPU234回路へ伝送される。CXO21
1出力は遅延量を減らすためトランス235にて2次回
路204へ伝送される。
【0074】2次回路204へ伝送された輝度信号と点
順次化色信号は、フィールドメモリ236へ入力され
る。前記スコープSW信号はCPU234へ入力され、
CPU234はフリーズ信号を発生させる。フリーズ信
号がTGB237に入力するとTGB237はフィール
ドメモリ236の制御信号を動画用から静止画用に変え
る。これによりフィールドメモリ236は新しいデータ
の書き込みを止め、現在のデータを読み続ける。これに
より画像が静止した状態となる。その後、輝度信号は色
信号と共に、デジタルエンコーダ部238に入力をされ
る。
【0075】デジタルエンコーダ部238は前記トラン
ス235出力やTGB237出力にも入力し、このデジ
タルエンコーダ部238内にてコンポジットシンクを生
成する。このデジタルエンコーダ部238内ではデジタ
ル信号からアナログ信号への変換と共に入力された点順
次化色信号は直交変調が行われ、R−Y/B−Y信号か
らC信号となる。また、輝度信号もアナログになりY/
C信号が生成される。このY/C信号はデジタルエンコ
ーダ部238内においてミックスされVBS信号(コン
ポジット信号)となる。
【0076】更に、アナログのY、R−Y/B−Y信号
よりアナログRGB信号にて出力することができる。こ
れらのアナログ信号がそれぞれ75Ωドライバ239に
導かれモニタ出力となる。そして、図示しないモニタ等
の外部機器と接続するコネクタへ導かれ、VBS信号と
Y/C信号とRGB信号との3つのビデオ信号が出力さ
れる。
【0077】この結果、色差点順次化した色信号をI.
L部231にて患者回路203から2次回路204へ映
像信号を伝送することで、患者回路203から2次回路
204への伝送経路が一つで済み、安価な素子を選ぶこ
とができて装置全体を安価にすることができる。
【0078】[付記] (付記項1) 内視鏡及びこの内視鏡に関連した複数種
の周辺機器を制御する内視鏡システムにおいて、前記複
数種の周辺機器を取り換えて着脱自在に接続可能で、前
記複数種の周辺機器のそれぞれに対して専有的に接続可
能な接続端子を有する接続手段と、前記接続手段に接続
され、前記複数の接続端子を介して入出力する信号を送
受信するインターフェース手段と、前記接続手段に接続
された前記周辺機器の種類に合わせて入出力するように
前記インターフェース手段を制御する制御手段と、を具
備したことを特徴とする内視鏡システム。
【0079】(付記項2) 内視鏡及びこの内視鏡に関
連した複数種の周辺機器を制御する内視鏡システムにお
いて、前記複数種の周辺機器を取り換えて着脱自在に接
続可能で、前記複数種の周辺機器のそれぞれに対して専
有的に接続可能な接続端子を有する接続手段と、前記接
続手段に接続され、前記複数の接続端子を介して入出力
する信号を送受信するインターフェース手段と、前記接
続手段に接続する前記周辺機器の1つを指定するための
入力手段と、前記入力手段の指定に応じて、前記接続手
段に接続される前記周辺機器の種類に合わせて入出力す
るように前記インターフェース手段を制御する制御手段
と、を具備したことを特徴とする内視鏡システム。
【0080】(付記項3) 内視鏡及びこの内視鏡に関
連した複数種の周辺機器を制御する内視鏡システムにお
いて、前記複数種の周辺機器を取り換えて着脱自在に接
続可能で、前記複数種の周辺機器のそれぞれに対して専
有的に接続可能な接続端子を有する接続手段と、前記接
続手段に接続され、前記複数の接続端子を介して入出力
する信号を送受信する、プログラマブルなポートを有す
るインターフェース手段と、前記接続手段に接続する前
記周辺機器の1つを指定するための入力手段と、前記入
力手段の指定に応じて、前記複数の端子の中から前記周
辺機器に入力する端子を選択して入出力するように前記
インターフェース手段を制御する制御手段と、を具備し
たことを特徴とする内視鏡システム。
【0081】(付記項4) 撮像手段を有する電子内視
鏡と、前記電子内視鏡の撮像手段より得られる撮像信号
を信号処理する映像信号処理部と、前記映像信号処理部
より得られる映像信号を外部に出力する映像信号出力コ
ネクタと、前記複数種の周辺機器に対して制御信号を入
出力する外部端子であるリモートコネクタと、前記複数
種の周辺機器を制御するシステム制御部と、前記システ
ム制御部と前記リモートコネクタとの間で必要に応じて
前記制御信号の信号形態を変換するI/Oポート部と、
を具備したプロセッサと、前記周辺機器を制御するため
に前記周辺機器と前記プロセッサとを接続し制御信号を
伝送するリモートケーブルと、で構成され、接続可能な
複数の周辺機器の制御信号端子が単一のコネクタ内に続
合されていることを特徴とする電子内視鏡システム。
【0082】(付記項5) 撮像手段からの撮像信号を
患者回路で信号処理して色差点順次化し、この色差点順
次化した色信号を絶縁手段を介して2次回路へ伝送する
ことを特徴とする画像処理装置。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、周
辺機器の自動認識を行うのではなく、ビデオプロセッサ
側にて使用周辺機器を指定することにより、周辺機器の
リモートコネクタ構成に依存することなくコネクタの共
有を行うことが可能な内視鏡システムを実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡システム全
体の構成を示す回路ブロック図
【図2】図1のリモートコネクタ周辺の構成を示した構
成図
【図3】使用周辺機器の選択を行うシステムセットアッ
プ画面
【図4】通常観察画面における警告メッセージ表示例
【図5】周辺機器選択操作時のフローチャート
【図6】本発明の第2の実施の形態の内視鏡システム全
体の構成を示す回路ブロック図
【図7】図6のリモートコネクタ周辺の構成を示した構
成図
【図8】本発明の第3の実施の形態の内視鏡システム全
体の構成を示す回路ブロック図
【図9】患者回路と2次回路とを有するビデオプロセッ
サを備えた内視鏡装置の全体構成図
【図10】図9における基準クロック信号、輝度信号及
び色信号のタイムチャート
【符号の説明】
1 …内視鏡システム 1A …内視鏡スコープ(電子内視鏡) 2 …ビデオプロセッサ 3 …周辺機器 3a …写真撮影機 3b …VTR 4 …モニタ 11 …スコープコネクタ 14 …映像信号出力コネクタ 15 …映像信号ケーブル 16 …操作パネル 19 …PIO(パラレル入出力ポート) 20 …キーボード 23 …リモートコネクタ 24a …リモートケーブル(写真撮影機用) 24b …リモートコネクタ(VTR用) 28a,28b …リモートケーブル(写真撮影機用) 31 …Image Record 41 …警告メッセージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 BA00 CA11 CA23 FA10 GA02 GA06 GA10 GA11 4C061 CC06 DD03 JJ18 LL01 RR25 YY14 5C054 CA04 CC07 EB05 EE08 EF02 FE16 GA04 GB01 HA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡及びこの内視鏡に関連した複数種
    の周辺機器を制御する内視鏡システムにおいて、 前記複数種の周辺機器を取り換えて着脱自在に接続可能
    で、前記複数種の周辺機器のそれぞれに対して専有的に
    接続可能な接続端子を有する接続手段と、 前記接続手段に接続され、前記複数の接続端子を介して
    入出力する信号を送受信するインターフェース手段と、 前記接続手段に接続された前記周辺機器の種類に合わせ
    て入出力するように前記インターフェース手段を制御す
    る制御手段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡システム。
  2. 【請求項2】 内視鏡及びこの内視鏡に関連した複数種
    の周辺機器を制御する内視鏡システムにおいて、 前記複数種の周辺機器を取り換えて着脱自在に接続可能
    で、前記複数種の周辺機器のそれぞれに対して専有的に
    接続可能な接続端子を有する接続手段と、 前記接続手段に接続され、前記複数の接続端子を介して
    入出力する信号を送受信するインターフェース手段と、 前記接続手段に接続する前記周辺機器の1つを指定する
    ための入力手段と、 前記入力手段の指定に応じて、前記接続手段に接続され
    る前記周辺機器の種類に合わせて入出力するように前記
    インターフェース手段を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡システム。
  3. 【請求項3】 内視鏡及びこの内視鏡に関連した複数種
    の周辺機器を制御する内視鏡システムにおいて、 前記複数種の周辺機器を取り換えて着脱自在に接続可能
    で、前記複数種の周辺機器のそれぞれに対して専有的に
    接続可能な接続端子を有する接続手段と、 前記接続手段に接続され、前記複数の接続端子を介して
    入出力する信号を送受信する、プログラマブルなポート
    を有するインターフェース手段と、 前記接続手段に接続する前記周辺機器の1つを指定する
    ための入力手段と、 前記入力手段の指定に応じて、前記複数の端子の中から
    前記周辺機器に入力する端子を選択して入出力するよう
    に前記インターフェース手段を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡システム。
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