JP2001346092A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents
撮像装置及びその制御方法Info
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- JP2001346092A JP2001346092A JP2000161858A JP2000161858A JP2001346092A JP 2001346092 A JP2001346092 A JP 2001346092A JP 2000161858 A JP2000161858 A JP 2000161858A JP 2000161858 A JP2000161858 A JP 2000161858A JP 2001346092 A JP2001346092 A JP 2001346092A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用上、支障の無い範囲で節電を図った撮像
装置を提供する。 【解決手段】 接続状態判別回路24により外部機器が
接続されていないと判別され、なおかつ、画像信号をテ
ープ19に記録するモードではない場合には、カメラ信
号処理回路5内の所定のラインメモリ、フレームメモリ
6,7の動作を停止する。そして、接続状態判別回路2
4により外部機器が接続されたと判別された場合、ある
いは操作キー23による操作入力により画像信号をテー
プ19に記録するモードである場合には、カメラ信号処
理回路5内の所定のラインメモリ、フレームメモリ6,
7を通常どおり動作させる。
装置を提供する。 【解決手段】 接続状態判別回路24により外部機器が
接続されていないと判別され、なおかつ、画像信号をテ
ープ19に記録するモードではない場合には、カメラ信
号処理回路5内の所定のラインメモリ、フレームメモリ
6,7の動作を停止する。そして、接続状態判別回路2
4により外部機器が接続されたと判別された場合、ある
いは操作キー23による操作入力により画像信号をテー
プ19に記録するモードである場合には、カメラ信号処
理回路5内の所定のラインメモリ、フレームメモリ6,
7を通常どおり動作させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD(電荷結合
素子)等の撮像素子からの信号を記録媒体に記録するビ
デオカメラ等の撮像装置及びその制御方法に関するもの
である。
素子)等の撮像素子からの信号を記録媒体に記録するビ
デオカメラ等の撮像装置及びその制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオカメラの節電法として、特
開平10−第155100号公報には、モニタのカバー
として機能する上蓋を備え、上蓋の開閉により本体への
電源供給を制御することが開示されている。
開平10−第155100号公報には、モニタのカバー
として機能する上蓋を備え、上蓋の開閉により本体への
電源供給を制御することが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のビデオカメラにおいては、上蓋をはずして
いる状態、即ちビデオカメラを使用している状態では、
節電することができない、といった問題点があった。
ような従来のビデオカメラにおいては、上蓋をはずして
いる状態、即ちビデオカメラを使用している状態では、
節電することができない、といった問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、使用上、支障の無い範囲で
節電を図った撮像装置及びその制御方法を提供すること
を目的とする。
ためになされたものであり、使用上、支障の無い範囲で
節電を図った撮像装置及びその制御方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置及びそ
の制御方法は次のように構成したものである。
の制御方法は次のように構成したものである。
【0006】(1)撮像装置において、撮像素子から得
られた信号に所定の信号処理を施す信号処理手段と、該
信号処理手段により所定の信号処理が施された信号に基
づいて画像表示を行う表示手段と、前記信号処理手段に
より所定の信号処理が施された信号に基づいて記録媒体
に画像信号の記録を行う記録手段と、外部機器に前記信
号処理手段により所定の信号処理が施された信号に基づ
く画像信号を出力する外部出力手段とを有し、画像信号
を記録媒体に記録するモードではない場合、あるいは、
外部機器が接続されていない場合、あるいは、画像信号
を記録媒体に記録するモードではなく、かつ外部機器が
接続されていない場合には、前記信号処理手段の一部の
動作を停止するようにした。
られた信号に所定の信号処理を施す信号処理手段と、該
信号処理手段により所定の信号処理が施された信号に基
づいて画像表示を行う表示手段と、前記信号処理手段に
より所定の信号処理が施された信号に基づいて記録媒体
に画像信号の記録を行う記録手段と、外部機器に前記信
号処理手段により所定の信号処理が施された信号に基づ
く画像信号を出力する外部出力手段とを有し、画像信号
を記録媒体に記録するモードではない場合、あるいは、
外部機器が接続されていない場合、あるいは、画像信号
を記録媒体に記録するモードではなく、かつ外部機器が
接続されていない場合には、前記信号処理手段の一部の
動作を停止するようにした。
【0007】(2)上記(1)の撮像装置において、動
作を停止する部分がメモリとした。
作を停止する部分がメモリとした。
【0008】(3)撮像装置において、撮像素子から得
られた信号に所定の信号処理を施す信号処理手段と、該
信号処理手段により所定の信号処理が施された信号に基
づいて画像表示を行う表示手段と、前記信号処理手段に
より所定の信号処理が施された信号に基づいて記録媒体
に画像信号の記録を行う記録手段と、外部機器に前記信
号処理手段により所定の信号処理が施された信号に基づ
く画像信号を出力する外部出力手段とを有し、画像信号
を記録媒体に 記録するモードではない場合、あるい
は、外部機器が接続されていない場合、あるいは、画像
信号を記録媒体に記録するモードではなく、かつ外部機
器が接続されていない場合には、前記撮像素子及び前記
信号処理手段の動作速度を下げるようにした。
られた信号に所定の信号処理を施す信号処理手段と、該
信号処理手段により所定の信号処理が施された信号に基
づいて画像表示を行う表示手段と、前記信号処理手段に
より所定の信号処理が施された信号に基づいて記録媒体
に画像信号の記録を行う記録手段と、外部機器に前記信
号処理手段により所定の信号処理が施された信号に基づ
く画像信号を出力する外部出力手段とを有し、画像信号
を記録媒体に 記録するモードではない場合、あるい
は、外部機器が接続されていない場合、あるいは、画像
信号を記録媒体に記録するモードではなく、かつ外部機
器が接続されていない場合には、前記撮像素子及び前記
信号処理手段の動作速度を下げるようにした。
【0009】(4)上記(3)の撮像装置において、撮
像素子及び信号処理手段の動作クロックを下げるように
した。
像素子及び信号処理手段の動作クロックを下げるように
した。
【0010】(5)上記(3)または(4)の撮像装置
において、撮像素子はTV信号の解像度に対応するより
も多くの画素数により構成されているとした。
において、撮像素子はTV信号の解像度に対応するより
も多くの画素数により構成されているとした。
【0011】(6)撮像装置の制御方法において、撮像
素子から得られた信号に信号処理手段により所定の信号
処理を施し、該信号処理手段により所定の信号処理が施
された信号に基づいて表示手段により画像表示を行い、
前記信号処理手段により所定の信号処理が施された信号
に基づいて記録手段により記録媒体に画像信号の記録を
行い、外部機器に前記信号処理手段により所定の信号処
理が施された信号に基づく画像信号を外部出力手段によ
り出力するとともに、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではない場合、あるいは、外部機器が接続されてい
ない場合、あるいは、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではなく、かつ外部機器が接続されていない場合に
は、前記信号処理手段の一部の動作を停止するようにし
た。
素子から得られた信号に信号処理手段により所定の信号
処理を施し、該信号処理手段により所定の信号処理が施
された信号に基づいて表示手段により画像表示を行い、
前記信号処理手段により所定の信号処理が施された信号
に基づいて記録手段により記録媒体に画像信号の記録を
行い、外部機器に前記信号処理手段により所定の信号処
理が施された信号に基づく画像信号を外部出力手段によ
り出力するとともに、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではない場合、あるいは、外部機器が接続されてい
ない場合、あるいは、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではなく、かつ外部機器が接続されていない場合に
は、前記信号処理手段の一部の動作を停止するようにし
た。
【0012】(7)上記(6)の撮像装置の制御方法に
おいて、メモリの動作を停止するようにした。
おいて、メモリの動作を停止するようにした。
【0013】(8)撮像装置の制御方法において、撮像
素子から得られた信号に信号処理手段により所定の信号
処理を施し、該信号処理手段により所定の信号処理が施
された信号に基づいて表示手段により画像表示を行い、
前記信号処理手段により所定の信号処理が施された信号
に基づいて記録手段により記録媒体に画像信号の記録を
行い、外部機器に前記信号処理手段により所定の信号処
理が施された信号に基づく画像信号を外部出力手段によ
り出力するとともに、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではない場合、あるいは、外部機器が接続されてい
ない場合、あるいは、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではなく、かつ外部機器が接続されていない場合に
は、前記撮像素子及び前記信号処理手段の動作速度を下
げるようにした。
素子から得られた信号に信号処理手段により所定の信号
処理を施し、該信号処理手段により所定の信号処理が施
された信号に基づいて表示手段により画像表示を行い、
前記信号処理手段により所定の信号処理が施された信号
に基づいて記録手段により記録媒体に画像信号の記録を
行い、外部機器に前記信号処理手段により所定の信号処
理が施された信号に基づく画像信号を外部出力手段によ
り出力するとともに、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではない場合、あるいは、外部機器が接続されてい
ない場合、あるいは、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではなく、かつ外部機器が接続されていない場合に
は、前記撮像素子及び前記信号処理手段の動作速度を下
げるようにした。
【0014】(9)上記(8)の撮像装置の制御方法に
おいて、撮像素子及び信号処理手段の動作クロックを下
げるようにした。
おいて、撮像素子及び信号処理手段の動作クロックを下
げるようにした。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1は第1の実
施例による撮像装置の構成を示すブロック図である。
施例による撮像装置の構成を示すブロック図である。
【0016】同図において、1は撮像素子であり、撮像
素子1より出力された撮像信号は、相関二重サンプリン
グ(CDS)回路2でノイズ除去を行い、自動利得調整
(AGC)回路3で利得を調節したのち、A/D(アナ
ログ−ディジタル)変換器4でディジタル信号に変換さ
れる。ディジタル信号に変換された撮像信号はカメラ信
号処理回路5で、ディジタル信号の輝度信号Yと、色差
信号R−YとB−Yが点順次に並ぶディジタル信号の色
差信号R−Y/B−Yを生成する。
素子1より出力された撮像信号は、相関二重サンプリン
グ(CDS)回路2でノイズ除去を行い、自動利得調整
(AGC)回路3で利得を調節したのち、A/D(アナ
ログ−ディジタル)変換器4でディジタル信号に変換さ
れる。ディジタル信号に変換された撮像信号はカメラ信
号処理回路5で、ディジタル信号の輝度信号Yと、色差
信号R−YとB−Yが点順次に並ぶディジタル信号の色
差信号R−Y/B−Yを生成する。
【0017】図3は図1のカメラ信号処理回路5の詳細
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【0018】カメラ信号処理回路5では図3に示すよう
に、ラインメモリ501から504によって連続する5
水平期間の信号を生成し、輝度色信号処理回路505で
は、垂直方向の演算を含んだ処理を行い、YC(輝度/
色)分離、輪郭強調、ホワイトバランス、ガンマ補正等
の処理を施して、輝度信号YN、色差信号CNを生成す
る。
に、ラインメモリ501から504によって連続する5
水平期間の信号を生成し、輝度色信号処理回路505で
は、垂直方向の演算を含んだ処理を行い、YC(輝度/
色)分離、輪郭強調、ホワイトバランス、ガンマ補正等
の処理を施して、輝度信号YN、色差信号CNを生成す
る。
【0019】これらの信号YN,CNはノイズ成分を含
んでいるので、以下の手法でノイズリダクション(以後
NRともいう)処理を行う。輝度信号YNは、乗算器5
06で規定値1−k(ただしk<1)と乗算され、加算
器507に送られる。加算器507の出力は、カメラ信
号処理回路5から、フレームメモリ7に入力される。書
き込んでから1フレーム後に、フレームメモリ7から出
力され乗算器508で規定値kと乗算される。乗算器5
08の出力は加算器507で乗算器506の出力と加算
され、加算器507の出力はノイズ成分を取り除いた輝
度信号Yとなる。
んでいるので、以下の手法でノイズリダクション(以後
NRともいう)処理を行う。輝度信号YNは、乗算器5
06で規定値1−k(ただしk<1)と乗算され、加算
器507に送られる。加算器507の出力は、カメラ信
号処理回路5から、フレームメモリ7に入力される。書
き込んでから1フレーム後に、フレームメモリ7から出
力され乗算器508で規定値kと乗算される。乗算器5
08の出力は加算器507で乗算器506の出力と加算
され、加算器507の出力はノイズ成分を取り除いた輝
度信号Yとなる。
【0020】同様に、ノイズ成分を含む色差信号CN
は、乗算器509で規定値1−kと乗算され、加算器5
10に送られる。加算器510の出力は、カメラ信号処
理回路5から、フレームメモリ6に入力される。書き込
んでから1フレーム後に、フレームメモリ6から出力さ
れ乗算器511で規定値kと乗算される。乗算器511
の出力は加算器510で乗算器509の出力と加算さ
れ、加算器510の出力はノイズ成分を取り除いた色差
信号R−Y/B−Yとなる。
は、乗算器509で規定値1−kと乗算され、加算器5
10に送られる。加算器510の出力は、カメラ信号処
理回路5から、フレームメモリ6に入力される。書き込
んでから1フレーム後に、フレームメモリ6から出力さ
れ乗算器511で規定値kと乗算される。乗算器511
の出力は加算器510で乗算器509の出力と加算さ
れ、加算器510の出力はノイズ成分を取り除いた色差
信号R−Y/B−Yとなる。
【0021】図3に示す回路のうち、輝度色信号処理回
路505の出力以降の部分は、フレーム巡回のNR回路
を構成している。本実施例では、フレームメモリ6,7
を用いたフレーム巡回の方式のNR回路として説明した
が、代わりに、フィールドメモリ、ラインメモリを用い
て、フィールド巡回、ライン巡回の方式を取っても差し
支えない。このように、カメラ信号処理回路5及びフレ
ームメモリ6,7は撮像素子1から得られた信号に上述
した処理を施して輝度信号Yと色差信号R−Y/B−Y
を生成させる信号処理手段を構成している。
路505の出力以降の部分は、フレーム巡回のNR回路
を構成している。本実施例では、フレームメモリ6,7
を用いたフレーム巡回の方式のNR回路として説明した
が、代わりに、フィールドメモリ、ラインメモリを用い
て、フィールド巡回、ライン巡回の方式を取っても差し
支えない。このように、カメラ信号処理回路5及びフレ
ームメモリ6,7は撮像素子1から得られた信号に上述
した処理を施して輝度信号Yと色差信号R−Y/B−Y
を生成させる信号処理手段を構成している。
【0022】カメラ信号処理回路5で生成したディジタ
ル信号の輝度信号Y、ディジタル信号の色差信号R−Y
/B−Yは、それぞれ、セレクタ8,9を経て、TV信
号処理回路10で、輝度信号Yのブランキング信号付
加、ならびに、色差信号R−Y/B−Yの変調、これに
伴うロック周波数の変換、及び、バースト信号付加等を
行う。これらの輝度信号、色差信号は、D/A(ディジ
タル−アナログ)変換器11,12でそれぞれアナログ
信号に変換され、低域通過回路(LPF)13,14を
経てYSIG,CSIGとしてファインダ(表示手段)
25に出力表示される。低域通過回路13,14の出力
YSIG,CSIGは、S端子SOUT、並びにアナロ
グ加算器30で加算して、コンポジットビデオ信号出力
端子VOUTを介して外部のモニタに供給することも可
能である。
ル信号の輝度信号Y、ディジタル信号の色差信号R−Y
/B−Yは、それぞれ、セレクタ8,9を経て、TV信
号処理回路10で、輝度信号Yのブランキング信号付
加、ならびに、色差信号R−Y/B−Yの変調、これに
伴うロック周波数の変換、及び、バースト信号付加等を
行う。これらの輝度信号、色差信号は、D/A(ディジ
タル−アナログ)変換器11,12でそれぞれアナログ
信号に変換され、低域通過回路(LPF)13,14を
経てYSIG,CSIGとしてファインダ(表示手段)
25に出力表示される。低域通過回路13,14の出力
YSIG,CSIGは、S端子SOUT、並びにアナロ
グ加算器30で加算して、コンポジットビデオ信号出力
端子VOUTを介して外部のモニタに供給することも可
能である。
【0023】また、カメラ信号処理回路5の出力である
輝度信号Y、色差信号R−Y/B−Yは、YC多重回路
15にも送られて多重化される。ここで4:2:2のY
CRCB データを生成する。このデータはセレクタ16
を介してレコーダ信号処理回路17に送られ、圧縮、イ
ンデックス信号の付加、及び誤り訂正符号の付加等を行
い、ヘッド(記録手段)18を通じて記録媒体であるテ
ープ19に記録する。
輝度信号Y、色差信号R−Y/B−Yは、YC多重回路
15にも送られて多重化される。ここで4:2:2のY
CRCB データを生成する。このデータはセレクタ16
を介してレコーダ信号処理回路17に送られ、圧縮、イ
ンデックス信号の付加、及び誤り訂正符号の付加等を行
い、ヘッド(記録手段)18を通じて記録媒体であるテ
ープ19に記録する。
【0024】以上が、画像を記録する動作の説明であ
る。
る。
【0025】次に再生時の動作を説明する。テープ19
から再生された信号は、ヘッド18を経由してレコーダ
信号処理回路17に送られる。ここでは、誤り訂正、イ
ンデックス信号の検出、伸長等の処理を行う。次に、セ
レクタ16を通り、YC分離回路20で記録時に多重化
したディジタル輝度信号、ディジタル色信号を同時化す
る。セレクタ8,9を経てこれらの信号をファインダ2
5に表示させるまでの動作は、撮像素子1の信号を記録
する際と同様である。
から再生された信号は、ヘッド18を経由してレコーダ
信号処理回路17に送られる。ここでは、誤り訂正、イ
ンデックス信号の検出、伸長等の処理を行う。次に、セ
レクタ16を通り、YC分離回路20で記録時に多重化
したディジタル輝度信号、ディジタル色信号を同時化す
る。セレクタ8,9を経てこれらの信号をファインダ2
5に表示させるまでの動作は、撮像素子1の信号を記録
する際と同様である。
【0026】また、記録時、再生時のいずれにおいて
も、セレクタ8,9の出力は、フォーマット変換回路2
6で外部機器とのインターフェイスに適したフォーマッ
トに変換され、データ出力端子DATA_OUTを通じ
て、プリンタ、パソコン等の外部機器にデータを供給す
ることができる。
も、セレクタ8,9の出力は、フォーマット変換回路2
6で外部機器とのインターフェイスに適したフォーマッ
トに変換され、データ出力端子DATA_OUTを通じ
て、プリンタ、パソコン等の外部機器にデータを供給す
ることができる。
【0027】また、22は撮像装置全体の動作制御を行
うマイコンであり、外部機器が外部出力手段であるS端
子SOUT、コンポジットビデオ信号出力端子VOU
T、データ出力端子DATA_OUTのいずれかに外部
機器が接続されているか否かの判別を行う接続状態判別
回路24の判別結果及び操作キー25により入力された
動作モードに応じて制御信号生成回路21に制御信号を
送信し、カメラ信号処理回路5、フレームメモリ6,
7、セレクタ8,9,16を制御する。
うマイコンであり、外部機器が外部出力手段であるS端
子SOUT、コンポジットビデオ信号出力端子VOU
T、データ出力端子DATA_OUTのいずれかに外部
機器が接続されているか否かの判別を行う接続状態判別
回路24の判別結果及び操作キー25により入力された
動作モードに応じて制御信号生成回路21に制御信号を
送信し、カメラ信号処理回路5、フレームメモリ6,
7、セレクタ8,9,16を制御する。
【0028】次に、上記構成の撮像装置による節電処理
動作を図4のフローチャートを用いて説明する。図4は
第1の実施例によるカメラモード時の節電処理動作を示
すフローチャートである。なお、本動作はマイコン22
内のROMに格納されているプログラムに基づいてマイ
コン22内のCPUの指示により実行される。
動作を図4のフローチャートを用いて説明する。図4は
第1の実施例によるカメラモード時の節電処理動作を示
すフローチャートである。なお、本動作はマイコン22
内のROMに格納されているプログラムに基づいてマイ
コン22内のCPUの指示により実行される。
【0029】電源が投入され、操作キー23でカメラモ
ードに設定されるものとする(ステップS1)。次に、
操作キー23で節電モードを使用しない設定にした場合
は(ステップS2)、マイコン22で判断して節電モー
ドには入らない(ステップS10)。
ードに設定されるものとする(ステップS1)。次に、
操作キー23で節電モードを使用しない設定にした場合
は(ステップS2)、マイコン22で判断して節電モー
ドには入らない(ステップS10)。
【0030】また、接続状態判別回路24で出力端子の
インピーダンスをみて、開放されているのか、ある負荷
が接続されているのかを判別し、端子SOUT,VOU
T,DATA_OUTのいずれかに外部機器が接続され
ている場合は(ステップS3)、マイコン22で判断し
て節電モードには入らない(ステップS10)。
インピーダンスをみて、開放されているのか、ある負荷
が接続されているのかを判別し、端子SOUT,VOU
T,DATA_OUTのいずれかに外部機器が接続され
ている場合は(ステップS3)、マイコン22で判断し
て節電モードには入らない(ステップS10)。
【0031】この2つの条件(ステップS2,S3)を
クリヤした場合は、節電モードに入り、マイコン22の
指示を受けた制御信号生成回路21で、ラインメモリ5
03,504、フレームメモリ6,7の動作を止める
(ステップS4)。
クリヤした場合は、節電モードに入り、マイコン22の
指示を受けた制御信号生成回路21で、ラインメモリ5
03,504、フレームメモリ6,7の動作を止める
(ステップS4)。
【0032】具体的手法としては、これらのメモリへの
電源供給を止めても、クロックの供給を止めてもよい。
ラインメモリ503,504の動作を止めて連続する3
Hの信号のみを用いた場合、垂直方向のモワレが増える
ことがあるが、消費電力を抑えることができる。また、
フレームメモリ6,7の動作を止め、輝度信号処理回路
505の出力から、カメラ信号処理回路5の出力まで信
号を単純に通過させることにより、NRの処理が省かれ
る。ノイズ成分は残ってしまうが、やはり、消費電力を
抑えることができる。
電源供給を止めても、クロックの供給を止めてもよい。
ラインメモリ503,504の動作を止めて連続する3
Hの信号のみを用いた場合、垂直方向のモワレが増える
ことがあるが、消費電力を抑えることができる。また、
フレームメモリ6,7の動作を止め、輝度信号処理回路
505の出力から、カメラ信号処理回路5の出力まで信
号を単純に通過させることにより、NRの処理が省かれ
る。ノイズ成分は残ってしまうが、やはり、消費電力を
抑えることができる。
【0033】節電モードに入っている間に、ファインダ
25に写し出されるリアルタイムの画像は、テープ19
に記録するわけではないので、多少、垂直方向のモワレ
が増えたり、ノイズ成分が残っても悪影響はない。ま
た、通常ファインダ25自体、画面サイズが外部モニタ
に比べてとても小さいので、よしんば、多少の垂直方向
のモワレの増加や、ノイズ成分の残留があっても、目視
で気になる程のものではない。
25に写し出されるリアルタイムの画像は、テープ19
に記録するわけではないので、多少、垂直方向のモワレ
が増えたり、ノイズ成分が残っても悪影響はない。ま
た、通常ファインダ25自体、画面サイズが外部モニタ
に比べてとても小さいので、よしんば、多少の垂直方向
のモワレの増加や、ノイズ成分の残留があっても、目視
で気になる程のものではない。
【0034】なお、本実施例では、カメラ信号処理回路
5の中で、ラインメモリを4個設けて、連続する5水平
期間の信号を生成し、節電モードでは、この内2つのラ
インメモリの動作を止め、連続する3水平期間の信号を
生成しているが、設けるラインメモリ数、並びに、節電
モード時に止めるラインメモリの個数はこれに限ったも
のではない。
5の中で、ラインメモリを4個設けて、連続する5水平
期間の信号を生成し、節電モードでは、この内2つのラ
インメモリの動作を止め、連続する3水平期間の信号を
生成しているが、設けるラインメモリ数、並びに、節電
モード時に止めるラインメモリの個数はこれに限ったも
のではない。
【0035】また、接続状態判別回路24では、出力端
子のインピーダンスの代わりに、電位をみる方式にして
外部機器接続の有無を検出しても差し支えない。
子のインピーダンスの代わりに、電位をみる方式にして
外部機器接続の有無を検出しても差し支えない。
【0036】操作キー23により、録画開始トリガが入
力されたら(ステップS5)、マイコン22の指示を受
けた制御信号生成回路21で、ラインメモリ503,5
04、フレームメモリ6,7を動作させ(ステップS
6)、また、制御信号生成回路21でセレクタ8,9,
16を制御して、録画(記録)を行う(ステップS
7)。
力されたら(ステップS5)、マイコン22の指示を受
けた制御信号生成回路21で、ラインメモリ503,5
04、フレームメモリ6,7を動作させ(ステップS
6)、また、制御信号生成回路21でセレクタ8,9,
16を制御して、録画(記録)を行う(ステップS
7)。
【0037】これにより、垂直方向のモワレが少なく、
NR回路により、ノイズ成分を取り除いた高画質な画像
をテープ19に記録することができる。操作キー23に
より、録画停止トリガが入力されたら(ステップS
8)、録画を停止する(ステップS9)。前述のステッ
プS2,S3により、節電モードであれば、再びライン
メモリ503,504、フレームメモリ6,7の動作を
止める(ステップS4)。
NR回路により、ノイズ成分を取り除いた高画質な画像
をテープ19に記録することができる。操作キー23に
より、録画停止トリガが入力されたら(ステップS
8)、録画を停止する(ステップS9)。前述のステッ
プS2,S3により、節電モードであれば、再びライン
メモリ503,504、フレームメモリ6,7の動作を
止める(ステップS4)。
【0038】このように本実施例では、出力端子に、外
部機器が接続されておらず、なおかつ、画像を記録素子
に記録するモードでない場合には、ラインメモリの一部
や、NRに用いるメモリの動作を止めることにより、こ
の間の消費電力を抑え、店頭デモ中や、画像記録中の画
質を落とさずに、バッテリの使用時間を伸ばすことがで
きる。
部機器が接続されておらず、なおかつ、画像を記録素子
に記録するモードでない場合には、ラインメモリの一部
や、NRに用いるメモリの動作を止めることにより、こ
の間の消費電力を抑え、店頭デモ中や、画像記録中の画
質を落とさずに、バッテリの使用時間を伸ばすことがで
きる。
【0039】(第2の実施例)図2は第2の実施例によ
る撮像装置の構成を示すブロック図である。なお、第1
の実施例と同じ構成要素には、図1と同じ番号を付して
詳細の説明は割愛する。
る撮像装置の構成を示すブロック図である。なお、第1
の実施例と同じ構成要素には、図1と同じ番号を付して
詳細の説明は割愛する。
【0040】撮像素子1は、第1の実施例よりも多くの
画素数を有する。つまり、通常のTV信号の解像度に対
応するよりも多くの画素を有する。このとき、1フレー
ム期間の、ブランキング期間を含んだ総画素数は、水平
方向1144、垂直方向875であるという前提で説明
をするが、画素数はこれに限ったものではない。
画素数を有する。つまり、通常のTV信号の解像度に対
応するよりも多くの画素を有する。このとき、1フレー
ム期間の、ブランキング期間を含んだ総画素数は、水平
方向1144、垂直方向875であるという前提で説明
をするが、画素数はこれに限ったものではない。
【0041】撮像素子1より出力された撮像信号が、カ
メラ信号処理回路5で、ディジタル信号の輝度信号Y
と、色差信号R−YとB−Yが点順次に並ぶディジタル
信号の色差信号R−Y/B−Yを生成するまでの動作
は、第1の実施例と同様である。第1の実施例で述べた
NR回路は図2では省略しているが、この実施例でも、
フレームメモリを設けて、NR動作を行ってもよい。
メラ信号処理回路5で、ディジタル信号の輝度信号Y
と、色差信号R−YとB−Yが点順次に並ぶディジタル
信号の色差信号R−Y/B−Yを生成するまでの動作
は、第1の実施例と同様である。第1の実施例で述べた
NR回路は図2では省略しているが、この実施例でも、
フレームメモリを設けて、NR動作を行ってもよい。
【0042】ディジタル信号の輝度信号Yと、色差信号
R−YとB−Yが点順次に並ぶディジタル信号の色差信
号R−Y/B−Yは、それぞれ、画像縮小回路27,2
8で画像サイズの縮小を行う。
R−YとB−Yが点順次に並ぶディジタル信号の色差信
号R−Y/B−Yは、それぞれ、画像縮小回路27,2
8で画像サイズの縮小を行う。
【0043】これは、図5(a)に示すように、本実施
例での1フレームの画素数が、垂直方向875、水平方
向1144であるのに対し、NTSCの場合、13.5
MHzクロックを用いるディジタルビデオシステムでの
1フレームの画素数は、垂直方向525、水平方向85
8と小さいため、テープへの記録や、モニタ表示のため
に画像を縮小する必要があるためである。
例での1フレームの画素数が、垂直方向875、水平方
向1144であるのに対し、NTSCの場合、13.5
MHzクロックを用いるディジタルビデオシステムでの
1フレームの画素数は、垂直方向525、水平方向85
8と小さいため、テープへの記録や、モニタ表示のため
に画像を縮小する必要があるためである。
【0044】この2つの画像の画総数の比は、図5
(b)に示すように、垂直方向で5:3、水平方向で
4:3であるから、画像縮小回路27,28では、(5
* 4)の画素から、(3* 3)の画素を生成する。
(b)に示すように、垂直方向で5:3、水平方向で
4:3であるから、画像縮小回路27,28では、(5
* 4)の画素から、(3* 3)の画素を生成する。
【0045】図6は、画像縮小回路27,28の内部構
成を示すブロック図であり、両者とも、同一の構成をし
ている。ラインメモリ601〜604で連続する5水平
期間の信号を得る。2次元フィルタ605では、不図示
の遅延素子により、水平方向にも連続する信号を得て、
2次元のフィルタリングを行う。このようにして、連続
する5水平期間の信号から得られた連続する3水平期間
の信号は、ラインメモリ606〜608に書き込まれ
る。これらの信号は、1H毎に交代に読み出され、セレ
クタ609を通って出力となる。
成を示すブロック図であり、両者とも、同一の構成をし
ている。ラインメモリ601〜604で連続する5水平
期間の信号を得る。2次元フィルタ605では、不図示
の遅延素子により、水平方向にも連続する信号を得て、
2次元のフィルタリングを行う。このようにして、連続
する5水平期間の信号から得られた連続する3水平期間
の信号は、ラインメモリ606〜608に書き込まれ
る。これらの信号は、1H毎に交代に読み出され、セレ
クタ609を通って出力となる。
【0046】ここで、撮像素子1から画像縮小回路2
7,28の中の、2次元フィルタ605、及び、ライン
メモリ606〜608の書き込みまでの処理は、撮像素
子1を駆動するクロックMCLKで行う。しかし、ライ
ンメモリ606〜608の読み出しは、これ以降のテー
プ19への書き込みに適したクロックRCK(13.5
MHz)で行う。これにより、画像縮小回路27,28
では、画像縮小と共に、クロックレートの変換を行う。
7,28の中の、2次元フィルタ605、及び、ライン
メモリ606〜608の書き込みまでの処理は、撮像素
子1を駆動するクロックMCLKで行う。しかし、ライ
ンメモリ606〜608の読み出しは、これ以降のテー
プ19への書き込みに適したクロックRCK(13.5
MHz)で行う。これにより、画像縮小回路27,28
では、画像縮小と共に、クロックレートの変換を行う。
【0047】画像縮小回路27,28の出力をテープ1
9に記録したり、ファインダ25に表示したりする動作
は、第1の実施例と同様である。再生動作も第1の実施
例と同様である。
9に記録したり、ファインダ25に表示したりする動作
は、第1の実施例と同様である。再生動作も第1の実施
例と同様である。
【0048】次に、上記構成の撮像装置による節電処理
動作を図9のフローチャートを用いて説明する。図9は
第2の実施例によるカメラモード時の節電処理動作を示
すフローチャートである。なお、本動作はマイコン22
内のROMに格納されているプログラムに基づいてマイ
コン22内のCPUの指示により実行される。
動作を図9のフローチャートを用いて説明する。図9は
第2の実施例によるカメラモード時の節電処理動作を示
すフローチャートである。なお、本動作はマイコン22
内のROMに格納されているプログラムに基づいてマイ
コン22内のCPUの指示により実行される。
【0049】ステップS11〜S13までのアルゴリズ
ムは、第1の実施例のステップS1〜S3と同様であ
る。2つの条件(ステップS12,13)をクリヤした
場合は、節電モードに入り、マイコン22の指示を受け
た制御信号生成回路21で、クロック生成回路29を制
御して、クロックMCLKのクロックスピードを下げ
る。
ムは、第1の実施例のステップS1〜S3と同様であ
る。2つの条件(ステップS12,13)をクリヤした
場合は、節電モードに入り、マイコン22の指示を受け
た制御信号生成回路21で、クロック生成回路29を制
御して、クロックMCLKのクロックスピードを下げ
る。
【0050】つまり、通常の動作モードでは図7(a)
に示すように、クロックMCLKは27MHzであり、
1フレームは、約1/26.97秒であるが、節電モー
ドでは図7(b)に示すようにクロックMCLKを半分
の13.5MHzに落とし、撮像素子1から画像をゆっ
くり読み出し、1フレームを約1/13.49秒とす
る。節電モード時にはクロック生成回路29では、2分
周したクロックをMCLKとする。
に示すように、クロックMCLKは27MHzであり、
1フレームは、約1/26.97秒であるが、節電モー
ドでは図7(b)に示すようにクロックMCLKを半分
の13.5MHzに落とし、撮像素子1から画像をゆっ
くり読み出し、1フレームを約1/13.49秒とす
る。節電モード時にはクロック生成回路29では、2分
周したクロックをMCLKとする。
【0051】なお、画像縮小回路27,28以降、テー
プ19に記録するまでの1フレームの画像は、節電モー
ド、通常モードに関わらず、図8に示すようになってい
る。
プ19に記録するまでの1フレームの画像は、節電モー
ド、通常モードに関わらず、図8に示すようになってい
る。
【0052】このように、節電モード時に、クロックM
CLKのスピードを落として、撮像素子1から画像縮小
回路27,28の中の2次元フィルタ605、及び、ラ
インメモリ606〜608の書き込みまでの処理速度を
落とすことで、画像の動きにやや粗さが出るが、これら
の素子の消費電力を抑えることができる。
CLKのスピードを落として、撮像素子1から画像縮小
回路27,28の中の2次元フィルタ605、及び、ラ
インメモリ606〜608の書き込みまでの処理速度を
落とすことで、画像の動きにやや粗さが出るが、これら
の素子の消費電力を抑えることができる。
【0053】なお、本実施例では、節電モード時のクロ
ックMCLKの周波数を通常モードの半分にしたが、周
波数は任意に選んでよい。また、クロック生成回路29
では、節電モード時に2分周したクロックを出力する代
わりに、他の発振素子で得たクロックを出力してもよ
い。
ックMCLKの周波数を通常モードの半分にしたが、周
波数は任意に選んでよい。また、クロック生成回路29
では、節電モード時に2分周したクロックを出力する代
わりに、他の発振素子で得たクロックを出力してもよ
い。
【0054】また、撮像素子1が有する画素数、通常モ
ードでのクロックMCLKでの周波数、図5に示す整数
比、及び、図6の画像縮小回路で用いるラインメモリの
数はこれに限ったものではない。
ードでのクロックMCLKでの周波数、図5に示す整数
比、及び、図6の画像縮小回路で用いるラインメモリの
数はこれに限ったものではない。
【0055】さらに図2に示すカメラ信号処理回路5に
は、第1の実施例と同様、図3に示すラインメモリ50
1〜504も含まれているので、節電モード時には、第
1の実施例と同様、これらのうちのラインメモリ50
3,504の動作を停止する。
は、第1の実施例と同様、図3に示すラインメモリ50
1〜504も含まれているので、節電モード時には、第
1の実施例と同様、これらのうちのラインメモリ50
3,504の動作を停止する。
【0056】操作キー23により、録画開始トリガが入
力されたら(ステップS15)、マイコン22の指示を
受けた制御信号生成回路21で、クロック生成回路29
を制御し、クロックMCLKを標準のレートに戻し(ス
テップS16)、録画を行う(ステップS17)。これ
により、動きにちらつき感の少ない画像をテープ19に
記録することができる。操作キー23により、録画停止
トリガが入力されたら(ステップS18)、録画を停止
する(ステップS19)。前述のステップS12,S1
3により、節電モードであれば、再びクロックMCLK
のレートを落とす(ステップS14)。
力されたら(ステップS15)、マイコン22の指示を
受けた制御信号生成回路21で、クロック生成回路29
を制御し、クロックMCLKを標準のレートに戻し(ス
テップS16)、録画を行う(ステップS17)。これ
により、動きにちらつき感の少ない画像をテープ19に
記録することができる。操作キー23により、録画停止
トリガが入力されたら(ステップS18)、録画を停止
する(ステップS19)。前述のステップS12,S1
3により、節電モードであれば、再びクロックMCLK
のレートを落とす(ステップS14)。
【0057】節電モードに入っている間に、ファインダ
25に映し出されるリアルタイムの画像は、テープ19
に記録するわけではないので、フレームレートが落ちる
ことで多少、動きにちらつき感があっても悪影響はな
い。また、通常ファインダ25自体、画面サイズが外部
モニタに比べてとても小さいので、このちらつき感は、
目視で気になる程のものではない。
25に映し出されるリアルタイムの画像は、テープ19
に記録するわけではないので、フレームレートが落ちる
ことで多少、動きにちらつき感があっても悪影響はな
い。また、通常ファインダ25自体、画面サイズが外部
モニタに比べてとても小さいので、このちらつき感は、
目視で気になる程のものではない。
【0058】このように本実施例では、出力端子に、外
部機器が接続されておらず、なおかつ、画像を記録素子
に記録するモードでない場合には、一部の回路の処理速
度を落とすことにより、この間の消費電力を抑え、店頭
デモ中や、画像記録中の画質を落とさずに、バッテリの
使用時間を伸ばすことができる。
部機器が接続されておらず、なおかつ、画像を記録素子
に記録するモードでない場合には、一部の回路の処理速
度を落とすことにより、この間の消費電力を抑え、店頭
デモ中や、画像記録中の画質を落とさずに、バッテリの
使用時間を伸ばすことができる。
【0059】以上のように、上記第1,第2の実施例で
は、画像記録や、例えば販売店店頭でのデモ時には、高
画質を実現するために、全ての信号処理回路を使用する
が、それ以外のときは、使用上、支障の無い範囲で画質
を落とす代わりに、一部の信号処理回路の動作を停止す
ることで、節電を実現し、バッテリーの使用時間を伸ば
すことができる。
は、画像記録や、例えば販売店店頭でのデモ時には、高
画質を実現するために、全ての信号処理回路を使用する
が、それ以外のときは、使用上、支障の無い範囲で画質
を落とす代わりに、一部の信号処理回路の動作を停止す
ることで、節電を実現し、バッテリーの使用時間を伸ば
すことができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用上、支障の無い範囲で節電を図ることができるとい
う効果がある。
使用上、支障の無い範囲で節電を図ることができるとい
う効果がある。
【図1】 第1の実施例による撮像装置の構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図2】 第2の実施例による撮像装置の構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図3】 図1のカメラ信号処理回路の詳細構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図4】 第1の実施例によるカメラモード時の節電処
理動作を示すフローチャート
理動作を示すフローチャート
【図5】 画素数の違いによる画像サイズの縮小を示す
概念図
概念図
【図6】 図2の画像縮小回路の構成を示すブロック図
【図7】 第2の実施例によるフレームレートを示すタ
イミングチャート
イミングチャート
【図8】 第2の実施例によるNTSCでのフレームレ
ートを示すタイミングチャート
ートを示すタイミングチャート
【図9】 第2の実施例によるカメラモード時の節電処
理動作を示すフローチャート
理動作を示すフローチャート
1 撮像素子 5 カメラ信号処理回路(信号処理手段) 6 フレームメモリ(信号処理手段) 7 フレームメモリ(信号処理手段) 18 ヘッド(記録手段) 19 テープ 21 制御信号生成回路 22 マイコン 23 操作キー 24 接続状態判別回路 25 ファインダ(表示手段) 29 クロック生成回路 501〜504 ラインメモリ 505 輝度色信号処理回路
Claims (9)
- 【請求項1】 撮像素子から得られた信号に所定の信号
処理を施す信号処理手段と、該信号処理手段により所定
の信号処理が施された信号に基づいて画像表示を行う表
示手段と、前記信号処理手段により所定の信号処理が施
された信号に基づいて記録媒体に画像信号の記録を行う
記録手段と、外部機器に前記信号処理手段により所定の
信号処理が施された信号に基づく画像信号を出力する外
部出力手段とを有し、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではない場合、あるいは、外部機器が接続されてい
ない場合、あるいは、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではなく、かつ外部機器が接続されていない場合に
は、前記信号処理手段の一部の動作を停止することを特
徴とする撮像装置。 - 【請求項2】 動作を停止する部分がメモリであること
を特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項3】 撮像素子から得られた信号に所定の信号
処理を施す信号処理手段と、該信号処理手段により所定
の信号処理が施された信号に基づいて画像表示を行う表
示手段と、前記信号処理手段により所定の信号処理が施
された信号に基づいて記録媒体に画像信号の記録を行う
記録手段と、外部機器に前記信号処理手段により所定の
信号処理が施された信号に基づく画像信号を出力する外
部出力手段とを有し、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではない場合、あるいは、外部機器が接続されてい
ない場合、あるいは、画像信号を記録媒体に記録するモ
ードではなく、かつ外部機器が接続されていない場合に
は、前記撮像素子及び前記信号処理手段の動作速度を下
げることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項4】 撮像素子及び信号処理手段の動作クロッ
クを下げることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 - 【請求項5】 撮像素子はTV信号の解像度に対応する
よりも多くの画素数により構成されていることを特徴と
する請求項3または4記載の撮像装置。 - 【請求項6】 撮像素子から得られた信号に信号処理手
段により所定の信号処理を施し、該信号処理手段により
所定の信号処理が施された信号に基づいて表示手段によ
り画像表示を行い、前記信号処理手段により所定の信号
処理が施された信号に基づいて記録手段により記録媒体
に画像信号の記録を行い、外部機器に前記信号処理手段
により所定の信号処理が施された信号に基づく画像信号
を外部出力手段により出力するとともに、画像信号を記
録媒体に記録するモードではない場合、あるいは、外部
機器が接続されていない場合、あるいは、画像信号を記
録媒体に記録するモードではなく、かつ外部機器が接続
されていない場合には、前記信号処理手段の一部の動作
を停止することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 【請求項7】 メモリの動作を停止することを特徴とす
る請求項6記載の撮像装置の制御方法。 - 【請求項8】 撮像素子から得られた信号に信号処理手
段により所定の信号処理を施し、該信号処理手段により
所定の信号処理が施された信号に基づいて表示手段によ
り画像表示を行い、前記信号処理手段により所定の信号
処理が施された信号に基づいて記録手段により記録媒体
に画像信号の記録を行い、外部機器に前記信号処理手段
により所定の信号処理が施された信号に基づく画像信号
を外部出力手段により出力するとともに、画像信号を記
録媒体に記録するモードではない場合、あるいは、外部
機器が接続されていない場合、あるいは、画像信号を記
録媒体に記録するモードではなく、かつ外部機器が接続
されていない場合には、前記撮像素子及び前記信号処理
手段の動作速度を下げることを特徴とする撮像装置の制
御方法。 - 【請求項9】 撮像素子及び信号処理手段の動作クロッ
クを下げることを特徴とする請求項8記載の撮像装置の
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000161858A JP2001346092A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 撮像装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000161858A JP2001346092A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 撮像装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001346092A true JP2001346092A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18665815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000161858A Withdrawn JP2001346092A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 撮像装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001346092A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7545416B2 (en) | 2003-04-02 | 2009-06-09 | Panasonic Corporation | Image processing device and camera including CPU which determines whether processing performed using external memory |
JP2013090006A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Nikon Corp | 電子機器およびプログラム |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000161858A patent/JP2001346092A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7545416B2 (en) | 2003-04-02 | 2009-06-09 | Panasonic Corporation | Image processing device and camera including CPU which determines whether processing performed using external memory |
JP2013090006A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Nikon Corp | 電子機器およびプログラム |
US9563245B2 (en) | 2011-10-13 | 2017-02-07 | Nikon Corporation | Electronic device and computer readable medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |