JP2001345423A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP2001345423A
JP2001345423A JP2000164671A JP2000164671A JP2001345423A JP 2001345423 A JP2001345423 A JP 2001345423A JP 2000164671 A JP2000164671 A JP 2000164671A JP 2000164671 A JP2000164671 A JP 2000164671A JP 2001345423 A JP2001345423 A JP 2001345423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
emission noise
semiconductor integrated
integrated circuit
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000164671A
Other languages
English (en)
Inventor
Sawako Kojima
佐和子 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000164671A priority Critical patent/JP2001345423A/ja
Publication of JP2001345423A publication Critical patent/JP2001345423A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エミッションノイズ対策が施されたICを提
供することにより基板開発時のエミッションノイズ対策
の負担を軽減すること。 【解決手段】 本発明の半導体集積回路装置は、内部回
路620と、キャパシタ素子642、644、とインダ
クタ素子646で構成されたπ型フィルタ640を含む
エミッションノイズ除去回路とを含み、前記内部回路に
電源電圧を供給するための配線および前記内部回路にグ
ランド電圧を供給するための配線がエミッションノイズ
除去回路を介して外部端子に接続されている。また、前
記エミッションノイズ除去回路を前記半導体集積回路の
PAD領域に設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エミッションノイ
ズ対策を行った半導体集積回路装置およびその製造方法
に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】電子機器
の高速化、高集積化に伴い電子機器から発生する電磁波
によって引き起こされる電磁波干渉ノイズが問題とされ
ている。電磁波干渉ノイズが発生すると装置、計器類が
正常に動作しないばかりでなく、破壊に至る場合もあ
る。また人体に与える影響についても社会問題となって
いる。
【0003】そこで現在CEマーキング、VCCI規格
等により、電子機器が高速に動作する場合に発生するE
MI規格が厳しく制約されている。このため設計者はこ
の規格を満足する製品を設計、製造しなければならず、
基板開発時にエミッションノイズ対策に多くの工程を要
していた。
【0004】図1はICから発生するエミッションノイ
ズ対策の従来例について説明するための図である。
【0005】基板10上のIC20と電源(50,7
0)およびグランド(60、80)の間には2つのコン
デンサとインダクタで構成されるπ型フィルタA,Bが
設けられている。そしてIC(20)の電源端子A(2
2)およびグランド端子A(24)、電源端子B(2
6)およびグランド端子B(28)はπ型フィルタA,
Bを介してそれぞれ電源(50,70)およびグランド
(60、80)に接続されている。
【0006】このように従来は基板上の電源端子とグラ
ンド端子の間でIC(20)に近い部分に例えば積層セ
ラミックコンデンサやビーズインダクタ等で構成される
π型フィルタ回路30、40を挿入してエミッションノ
イズの低減化を図っていた。
【0007】しかしながら上記方法では積層セラミック
スコンデンサ、ビーズインダクタ等の部品が必要となる
ため基板上の部品コストが増加する。またかかる部品の
搭載により基板面積の拡大や配線コスト増加を招く。こ
のため基板開発のコストの上昇を招き、基板開発時にエ
ミッションノイズ対策に多くの工程を要するという問題
点があった。
【0008】本発明は以上のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、エミッショ
ンノイズ対策が施されたICを提供することにより基板
開発時のエミッションノイズ対策の負担を軽減すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
装置は、内部回路と、キャパシタ素子とインダクタ素子
で構成されたπ型フィルタを含むエミッションノイズ除
去回路とを含み、前記内部回路に電源電圧を供給するた
めの配線および前記内部回路にグランド電圧を供給する
ための配線がエミッションノイズ除去回路を介して外部
端子に接続されていることを特徴とする。
【0010】このように本発明では半導体集積回路装置
上にπ型フィルタを半導体素子として形成するための半
導体集積回路装置の内部回路から放射されるエミッショ
ンノイズが半導体集積回路装置の外部に放出されるのを
防止することができる。
【0011】したがって、外部基板上にエミッションノ
イズ除去回路を設ける必要がない。
【0012】このため基板上の部品コストを減少させる
ことができ、またかかる部品の搭載による基板面積の拡
大や配線コスト増加を防ぐことができる。このため基板
開発のコストの上昇を防ぎ、基板開発時におけるエミッ
ションノイズ対策に対する多くの工程を省略することが
可能になる。
【0013】このように本発明によればエミッションノ
イズ対策が施されたの半導体集積回路装置(IC)を提
供することができるため、基板開発時のエミッションノ
イズ対策の負担を軽減することができる。
【0014】また本発明の半導体集積回路装置は、前記
エミッションノイズ除去回路が前記半導体集積回路のP
AD領域に設けられていることを特徴とする。
【0015】例えばエミッションノイズ回路をマクロと
して半導体集積回路装置の内部に作りこむと、他の内部
回路の領域や配置が制限される。
【0016】本発明によれば前記エミッションノイズ除
去回路が前記半導体集積回路のPAD領域に設けられて
いるため、内部回路の設計にほとんど影響を及ぼすこと
がないという利点を有する。
【0017】またエミッションノイズ回路自体も内部の
論理回路に影響されず自由に作ることができる。
【0018】また本発明の半導体集積回路装置の前記エ
ミッションノイズ除去回路は、あらかじめPAD領域に
形成されたπ型フィルタを構成するためのキャパシタ素
子およびインダクタ素子の少なくとも一方に対して、内
部回路のエミッションノイズ除去に必要なキャパシタン
スとインダクタンスに基づいて配線もしくはコンタクト
が形成されていることを特徴とする。
【0019】一般に内部回路の回路構成が変わると発生
するエミッションノイズの大きさも変わってくるため、
エミッションノイズ対策に必要なキャパシタンスの値や
インダクタンスの値も異なってくる。内部回路の構成は
ユーザーのニーズによって変わってくるのでエミッショ
ンノイズ対策に必要なキャパシタンスの値やインダクタ
ンスの値もユーザーのニーズによって異なってくる。
【0020】しかし本実施の形態によれば、半導体集積
回路のベースとなる基板は同じでメタル(金属)部分の
配線もしくはコンタクトを変えることで各ユーザーのニ
ーズに応じてキャパシタンスの値やインダクタンスの値
を実現することができる。
【0021】また本発明のマイクロコンピュータは、本
発明の半導体集積回路装置を用いて形成されたマイクロ
コンピュータであって、前記内部回路は、CPUを含む
ことを特徴とする。
【0022】本発明のマイクロコンピュータはチップ内
にエミッションノイズ除去回路を有しているので、エミ
ッションノイズのないマイクロコンピュータのICチッ
プを提供することができる。
【0023】また本発明の電子機器は、本発明のマイク
ロコンピュータと、前記マイクロコンピュータの処理対
象となるデータの入力手段と、前記マイクロコンピュー
タにより処理されたデータを出力するための出力手段と
を含むことを特徴とする。
【0024】本実施の形態のマイクロコンピュータを電
子機器に組みむことにより、エミッションノイズ対策が
不用となるため製造管理コストを下げることが可能とな
り、コストパフォーマンスの高い電子機器を提供するこ
とができる。
【0025】また本発明は半導体集積回路装置の製造方
法であって、内部回路に電源電圧を供給するための配線
および前記内部回路にグランド電圧を供給するための配
線を、キャパシタ素子とインダクタ素子で構成されたπ
型フィルタを含むエミッションノイズ除去回路を介して
外部端子に接続することを特徴とする。
【0026】また本発明の半導体集積回路装置の製造方
法は、前記エミッションノイズ除去回路を前記半導体集
積回路装置のPAD領域に設けることを特徴とする。
【0027】また本発明の半導体集積回路装置の製造方
法は、あらかじめPAD領域にキャパシタ素子とインダ
クタ素子を形成するステップと、内部回路のエミッショ
ンノイズ除去に必要なキャパシタンスとインダクタンス
に基づいて前記キャパシタ素子およびインダクタ素子の
少なくとも一方に対する配線もしくはコンタクトを形成
しπ型フィルタを形成するためのステップとを含むこと
を特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を用いて詳細に説明する。
【0029】1.半導体集積回路装置 図2は本実施の形態のエミッションノイズ対策が施され
たICについて説明するための図である。
【0030】本実施の形態では、IC610の内部に2
つのコンデンサ素子とインダクタ素子でπ型フィルタを
構成するエミッションノイズ除去回路A,Bを形成す
る。
【0031】そしてIC610上の内部回路620の電
源端子A(622)およびグランド端子A(624)、
電源端子B(626)およびグランド端子B(628)
はπ型フィルタ回路A,Bを介してそれぞれIC外部の
電源(650,670)およびグランド(660、68
0)に接続される外部ピン652、662、672、6
82に接続されている。
【0032】このように本実施の形態ではIC上にπ型
フィルタを半導体素子で形成するため、ICの内部回路
から放射されるエミッションノイズがIC外部に放出さ
れるのを防止することができる。
【0033】図3は本実施の形態のIC(半導体集積回
路装置)の内部構成図の一例である。120は内部ロジ
ック回路であり、170はPAD領域であり、130は
外部ピンである。PAD領域170には内部回路120
と外部ピン間のピンインターフェース部140とPAD
ウィンドウ150が設けられている。
【0034】同図に示すように内部ロジック部120は
ピンインターフェース部140およびPADウィンドウ
150を介して外部ピン130に接続されている。
【0035】ここでピンインターフェース部140はエ
ミッションノイズ除去回路を含んでいる。
【0036】なお内部ロジック部120の周りには、内
部ロジック部120に電源電圧およびグランド電圧を供
給するための図示しない配線がリング状に形成されてい
る。
【0037】図4はピンインターフェース部140の詳
細な構成について説明するための図である。本実施の形
態のピンインターフェース部140は信号線160を介
して内部ロジック部(図3の120参照)に接続され、
PADウィンドウ150を介して外部ピン130に接続
されている。また180、190はそれぞれ電源電圧、
グランド電圧を供給するための内部ロジック部の周りに
リング状に形成された配線に接続されている。なお前記
電源電圧、グランド電圧を供給するために内部ロジック
部の周りにリング状に形成された配線はいずれかの外部
ピンを介して外部の電源電圧およびグランドに接続され
ている。
【0038】ピンインターフェース部140はドライバ
210、ドライバ制御回路220、静電気対策ダイオー
ド230から構成される静電気保護回路に加えて、π型
フィルタを構成するエミッションノイズ保護回路240
を含む。
【0039】250はエミッションノイズ保護回路24
0の詳細な構成の一例であり、270は250の等価回
路である。
【0040】250に示すようにエミッションノイズ保
護回路240はキャパシタ素子C1、C2(252、2
60)とインダクタ素子L(258)を含む。キャパシ
タ素子C1、C2(252、260)はPoly1、P
oly2の2層polyで構成されている。インダクタ
素子L(258)の両端に接続された2つのキャパシタ
素子C1、C2(252,260)は電源電圧264お
よびグランド264に対して並列に接続されいる。
【0041】またインダクタ素子258は複数メタルで
構成されており、キャパシタ素子C1、C2(252、
260)、電源264に対して直列に接続されている。
【0042】かかる構成により250はコンデンサC
1’(252’)、C2’(260’)とインダクタ
L’(258’)からなるπ型フィルタ回路(270参
照)と等価な回路となる。
【0043】図5(A)(B)はユーザーの希望に応じ
たキャパシタンス値をコンタクトによって設定可能なキ
ャパシタの構成例について説明するための図である。
【0044】図5(A)はキャパシタ素子の平面図であ
り、図5(B)はキャパシタ素子の断面図である。図5
(A)に示すように複数のキャパシタ素子300−1〜
300−5が並列に形成されている。
【0045】各キャパシタ素子300は、図5(B)に
示すようにPoly1(330)、Poly2(34
0)の2層Polyで形成されている。Poly1上に
メタルコンタクト1がPoly2上にメタルコンタクト
2が設けられている。このメタル部に設けられたコンタ
クト350、360により、キャパシタ素子はインダク
タンス素子およびグランドと接続されコンデンサとして
機能する。
【0046】本実施の形態ではあらかじめ複数のキャパ
シタ素子300−1〜300−5を形成しておいて(図
5(A)参照)、当該ICのエミッションノイズ対策に
必要なキャパシタンスの値に応じてコンデンサとして使
用するキャパシタ素子を選択する。
【0047】そして選択したキャパシタ素子にコンタク
トを設けることにより、ユーザーの希望に応じたキャパ
シタンス値を設定することができる。すなわち大きなキ
ャパシタンスが必要な場合には、多くのキャパシタ素子
に対してコンタクトを設け、小さなキャパシタンスでよ
い場合には少ないキャパシタ素子に対してコンタクトを
設ければよい。
【0048】一般に内部回路の回路構成が変わると発生
するエミッションノイズの大きさも変わってくるため、
エミッションノイズ対策に必要なキャパシタンスの値も
異なってくる。内部回路の構成はユーザーのニーズによ
って変わってくるのでエミッションノイズ対策に必要な
キャパシタンスの値もユーザーによって異なってくる。
【0049】しかし本実施の形態によれば、コンタクト
の数を調整することにより値各ユーザーのニーズに応じ
てキャパシタンスの値を実現することができる。すなわ
ちIC製造過程のメタル配線まではすべてのユーザーに
対して配線工程をユーザーごとに変更するだけでよい。
【0050】図6(A)(B)はインダクタンスの構成
を説明するための図である。
【0051】半導体上にインダクタ素子を生成する場合
には、例えば図6(A)に示すようにウエハー上に渦巻
き状にメタル420を配線する(410参照)。
【0052】ここにおいてメタル420に設けるコンタ
クト(例えば430−1〜430−3)の位置を調整す
ることにより当該ICのエミッションノイズ対策に必要
なインダクタンスの値をえることができる。
【0053】また図6(B)に示すようにに複数のメタ
ル(多層メタル)(460−1、460−2)を使うこ
とで面積を有効に活用したインダクタ素子450を生成
することができる。
【0054】2.マイクロコンピュータ 図7は、本実施の形態のマイクロコンピュータのハード
ウエアブロック図の一例である。
【0055】本マイクロコンピュータ1700は、CP
U1510、リセット回路1540、プログラマブルタ
イマ1550、リアルタイムクロック(RTC)156
0、DMA1570、割り込みコントローラ1580、
シリアルインターフェース1590、バスコントローラ
1600、A/D変換器1610、D/A変換器162
0、入力ポート1630、出力ポート1640、I/O
ポート1650、クロック発生装置1560、プリスケ
ーラ1570、及びそれらを接続する各種バス1680
等、各種ピン1690等を含む。
【0056】これらの回路は本実施の形態のIC(半導
体集積回路装置)上の内部回路として形成されている。
【0057】本実施の形態のマイクロコンピュータはチ
ップ内にエミッションノイズ除去回路を有しているの
で、エミッションノイズのないマイクロコンピュータの
ICチップを提供することができる。
【0058】3.電子機器 図8に、本実施の形態の電子機器のブロック図の一例を
示す。本電子機器800は、キャラクタ表示制御部81
0、入力部820、メモリ830、電源生成部840、
LCD850、音出力部860を含む。
【0059】ここで入力部820は種々のデータを入力
するためのものである。キャラクタ表示制御部810は
本実施の形態のキャラクタ表示制御装置が用いられてお
り、入力部820により入力されたデータに基づいて種
々の処理を行うことになる。メモリ830は、キャラク
タ表示制御部810などの作業領域となるものである。
電源生成部840は、電子機器800で使用される各種
電源を生成するためのものである。LCD850は、電
子機器が表示する各種の画像(文字、アイコン、グラフ
ィック等)を出力するためのものである。 音出力部8
60は、電子機器800が出力する各種の音(音声、ゲ
ーム音等)を出力するためのものであり、その機能は、
スピーカなどのハードウェアにより実現できる。
【0060】図9(A)に、電子機器の1つである携帯
電話950の外観図の例を示す。この携帯電話950
は、入力部として機能するダイヤルボタン952や、電
話番号や名前やアイコンなどを表示するLCD954
や、音出力部として機能し音声を出力するスピーカ95
6を備える。
【0061】図9(B)に、電子機器の1つである携帯
型ゲーム装置960の外観図の例を示す。この携帯型ゲ
ーム装置960は、入力部として機能する操作ボタン9
62、十字キー964や、ゲーム画像を表示するLCD
966や、音出力部として機能しゲーム音を出力するス
ピーカ968を備える。
【0062】図9(C)に、電子機器の1つである携帯
用情報機器(PDA)970の外観図の例を示す。この
携帯用情報機器(PDA)970は、入力部として機能
するキーボード972や、文字、数字、グラフィックな
どを表示するLCD974、音出力部976を備える。
【0063】本実施の形態のマイクロコンピュータを図
9(A)〜図9(C)の電子機器に組みむことにより、
エミッションノイズ対策が不用となるため製造管理コス
トを下げることが可能となり、コストパフォーマンスの
高い電子機器を提供することができる。
【0064】なお、本実施形態を利用できる電子機器と
しては、図9(A)、(B)、(C)に示すもの以外に
も、パーソナルコンピュータ、ページャー、電子卓上計
算機、タッチパネルを備えた装置、プロジェクタ、ワー
ドプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型の
ビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置等のL
CD等のディスプレイを使用する種々の電子機器を考え
ることができる。
【0065】なお、本発明は本実施形態に限定されず、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0066】例えば本実施の形態ではIC内部回路がロ
ジック回路である場合を例にとり説明したがこれに限ら
れない。例えばアナログ回路でもよいし、メモリ回路で
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ICから発生するエミッションノイズ対策の従
来例について説明するための図である。
【図2】本実施の形態のエミッションノイズ対策が施さ
れたICについて説明するための図である。
【図3】本実施の形態のIC(半導体集積回路装置)の
内部構成図の一例である。
【図4】ピンインターフェース部の詳細な構成について
説明するための図である。
【図5】図5(A)(B)はユーザーの希望に応じたキ
ャパシタンス値を設定可能なキャパシタの構成例につい
て説明するための図である。
【図6】図6(A)(B)はインダクタンスの構成を説
明するための図である。
【図7】本実施の形態のマイクロコンピュータのハード
ウエアブロック図の一例である。
【図8】本実施の形態の電子機器のブロック図の一例を
示す。
【図9】図9(A)(B)(C)は、種々の電子機器の
外観図の例である。
【符号の説明】
110 IC 120 内部ロジック回路 130 外部ピン 140 ピンインターフェース部 150 PADウィンドウ 160 信号線 170 PAD領域 180 電源 190 グランド 210 ドライバ 220 ドライバ制御回路 230 静電気対策ダイオード 240 エミッションノイズ回路 250 エミッションノイズ回路 252 キャパシタ素子 254 Poly1 256 Poly2 258 インダクタンス素子 260 キャパシタ素子 264 電源 262 グランド 252’ キャパシタ 258’ インダクタンス 260’ キャパシタ 264’ 電源 262’ グランド 300−1〜300−5 キャパシタ素子 310、320 メタル 330−1〜330−5 Poly1 340−1〜340−5 Poly2 350、350−1〜350−5 コンタクト 360、360−1〜360−5 コンタクト 410 インダクタンス素子 420 メタル 430−1〜430−3 コンタクト 450 インダクタンス素子 460−1、460−2 メタル 610 IC 620 内部回路 630 π型フィルタ回路 632、634 キャパシタンス 636 インダクタンス 640 π型フィルタ回路 642、644 キャパシタンス 646 インダクタンス 650、670 電源 660、680 グランド 800 電子機器 810 キャラクタ表示制御部 820 入力部 830 メモリ 840 電源生成部 850 LCD 860 音出力部 1500 マイクロプロセッサ 1510 CPU 1520 キャッシュ装置 1540 リセット回路 1550 プログラマブルタイマ 1560 リアルタイムクロック(RTC) 1570 DMA 1580 割り込みコントローラ 1590 シリアルインターフェース 1600 バスコントローラ 1610 A/D変換器 1620 D/A変換器 1630 入力ポート 1640 出力ポート 1650 I/Oポート 1560 クロック発生装置(PLL) 1670 プリスケーラ 1680 各種バス 1690 各種ピン 1700 マイクロコンピュータ 1710 ROM 1720 RAM

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路と、 キャパシタ素子とインダクタ素子で構成されたπ型フィ
    ルタを含むエミッションノイズ除去回路とを含み、 前記内部回路に電源電圧を供給するための配線および前
    記内部回路にグランド電圧を供給するための配線がエミ
    ッションノイズ除去回路を介して外部端子に接続されて
    いることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記エミッションノイズ除去回路が前記半導体集積回路
    のPAD領域に設けられていることを特徴とする半導体
    集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2のいずれかにおいて、 前記エミッションノイズ除去回路は、 あらかじめPAD領域に形成されたπ型フィルタを構成
    するためのキャパシタ素子およびインダクタ素子の少な
    くとも一方に対して、内部回路のエミッションノイズ除
    去に必要なキャパシタンスとインダクタンスに基づいて
    配線もしくはコンタクトが形成されていることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの半導体集積
    回路装置を用いて形成されたマイクロコンピュータであ
    って、 前記内部回路は、CPUを含むことを特徴とするマイク
    ロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のマイクロコンピュータ
    と、 前記マイクロコンピュータの処理対象となるデータの入
    力手段と、 前記マイクロコンピュータにより処理されたデータを出
    力するための出力手段とを含むことを特徴とする電子機
    器。
  6. 【請求項6】 半導体集積回路装置の製造方法であっ
    て、 内部回路に電源電圧を供給するための配線および前記内
    部回路にグランド電圧を供給するための配線を、キャパ
    シタ素子とインダクタ素子で構成されたπ型フィルタを
    含むエミッションノイズ除去回路を介して外部端子に接
    続することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記エミッションノイズ除去回路を前記半導体集積回路
    装置のPAD領域に設けることを特徴とする半導体集積
    回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6乃至7のいずれかにおいて、 あらかじめPAD領域にキャパシタ素子とインダクタ素
    子を形成するステップと、 内部回路のエミッションノイズ除去に必要なキャパシタ
    ンスとインダクタンスに基づいて前記キャパシタ素子お
    よびインダクタ素子の少なくとも一方に対する配線もし
    くはコンタクトを形成しπ型フィルタを形成するための
    ステップとを含むことを特徴とする半導体集積回路装置
    の製造方法。
JP2000164671A 2000-06-01 2000-06-01 半導体集積回路装置及びその製造方法 Withdrawn JP2001345423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164671A JP2001345423A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 半導体集積回路装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164671A JP2001345423A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 半導体集積回路装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001345423A true JP2001345423A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18668258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000164671A Withdrawn JP2001345423A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 半導体集積回路装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001345423A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030049920A (ko) * 2001-12-17 2003-06-25 엘지전자 주식회사 전원 노이즈제거 회로
JP2005341118A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Hitachi Communication Technologies Ltd フィルタ回路、論理ic、マルチチップモジュール、フィルタ搭載型コネクタ、伝送装置及び伝送システム
KR100583458B1 (ko) * 2004-01-28 2006-05-26 삼성전자주식회사 Emi를 고려한 인쇄회로기판
JP2006166458A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Altera Corp プログラム可能なロジックデバイスの性能特性を調整する装置と方法
KR100708378B1 (ko) 2004-07-24 2007-04-18 주식회사 대우일렉트로닉스 Dc/dc 컨버터의 접지 및 파워 서플라이 배선 패턴설계 방법
JP2013175575A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Fujitsu Ltd 入力または出力回路および受信または送信回路
CN107966202A (zh) * 2017-12-14 2018-04-27 来学宝 电子秤称重模块及其实现方法
CN110504949A (zh) * 2019-07-23 2019-11-26 中国航空无线电电子研究所 用于时钟缓存器芯片的emi防护电路

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030049920A (ko) * 2001-12-17 2003-06-25 엘지전자 주식회사 전원 노이즈제거 회로
KR100583458B1 (ko) * 2004-01-28 2006-05-26 삼성전자주식회사 Emi를 고려한 인쇄회로기판
JP2005341118A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Hitachi Communication Technologies Ltd フィルタ回路、論理ic、マルチチップモジュール、フィルタ搭載型コネクタ、伝送装置及び伝送システム
KR100708378B1 (ko) 2004-07-24 2007-04-18 주식회사 대우일렉트로닉스 Dc/dc 컨버터의 접지 및 파워 서플라이 배선 패턴설계 방법
JP2006166458A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Altera Corp プログラム可能なロジックデバイスの性能特性を調整する装置と方法
JP2012075168A (ja) * 2004-12-07 2012-04-12 Altera Corp プログラム可能なロジックデバイスの性能特性を調整する装置と方法
JP2013175575A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Fujitsu Ltd 入力または出力回路および受信または送信回路
CN107966202A (zh) * 2017-12-14 2018-04-27 来学宝 电子秤称重模块及其实现方法
CN110504949A (zh) * 2019-07-23 2019-11-26 中国航空无线电电子研究所 用于时钟缓存器芯片的emi防护电路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6477694B1 (en) Method for designing a power supply decoupling circuit
JP2001345423A (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
JP5360674B2 (ja) 集積回路装置及び電子機器
US20220101766A1 (en) Flexible display substrate, method for controlling same, and display device
JP2001345384A (ja) 半導体集積回路装置及びそのレイアウト方法
US20080086582A1 (en) Bus width configuration circuit, display device, and method configuring bus width
JP3951090B2 (ja) 半導体集積回路装置及びそのレイアウト設計方法
JP2009042905A (ja) 集積回路装置のノイズ解析方法、集積回路装置のノイズ解析システム、集積回路装置、電子機器、集積回路装置のノイズ解析プログラム及び情報記憶媒体
US20030117203A1 (en) Clock signal supply circuit with odd harmonic leakage prevention feature
US20060190787A1 (en) Target system, debugging system, integrated circuit device, microcomputer and electronic apparatus
JP4136601B2 (ja) トランシーバモジュール
JP2000269436A (ja) 半導体装置及びそれを用いた電子機器
JP2004072231A (ja) 半導体装置、マイクロコンピュータ、電子機器、半導体装置の制御方法
JP2006352442A (ja) 集積回路装置、マイクロコンピュータ及び電子機器
JP2002009197A (ja) 半導体装置及びそのパッケージ内部の配線方法
JP2005150639A (ja) 半導体集積装置の設計方法、設計装置及び設計プログラム。
JP4237611B2 (ja) 半導体集積回路のレイアウト設計方法及びレイアウト設計装置
JP2004241406A (ja) 半導体装置、半導体装置の配線方法、マイクロコンピュータ及び電子機器
CN210377205U (zh) 一种平板主板结构
TWI806302B (zh) 級聯用觸控暨顯示驅動整合晶片、觸控顯示裝置及資訊處理裝置
US20220083162A1 (en) Touch module, touch display screen, and touch display device
JPH1065103A (ja) 半導体集積回路
JP2004087764A (ja) 半導体集積回路装置、マイクロコンピュータ及び電子機器
US8436645B2 (en) Information generating apparatus and operation method thereof
JPH0964572A (ja) 雷、静電気保護用アースパターン

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807