JP2001345269A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2001345269A
JP2001345269A JP2000162251A JP2000162251A JP2001345269A JP 2001345269 A JP2001345269 A JP 2001345269A JP 2000162251 A JP2000162251 A JP 2000162251A JP 2000162251 A JP2000162251 A JP 2000162251A JP 2001345269 A JP2001345269 A JP 2001345269A
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JP
Japan
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temperature
susceptor
thermocouple
wafer
reaction tube
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JP2000162251A
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English (en)
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Naoto Osumi
直人 大住
Satoshi Kakizaki
智 柿崎
Shinichi Shimada
真一 島田
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱電対により正確な温度計測ができるように
する。 【解決手段】 反応管1内に配設したサセプタ4上にウ
ェーハWを載置し、該ウェーハWを上ランプ2及び下ラ
ンプ3により加熱して所定の処理を行うと共に、サセプ
タ4の近傍に測温接点を配した熱電対20によりウェー
ハWの近傍温度を測定する半導体製造装置において、熱
電対20の測温接点に下ランプ3からの直接光が当たる
のを遮る遮光カバー30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応管内に装入し
た基板を加熱ランプの光で加熱して所定の処理を施す半
導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3、図4に従来のランプ加熱式CVD
装置の一例を示す。図3、図4において、1は水平方向
の両端にフランジ1A、1Bを有する石英製の反応管、
2は反応管1の上側に配された上ランプ、3は反応管1
の下側に配された下ランプである。これらのランプ2、
3は、反応管1内のサセプタ4上に水平に載せられたウ
ェーハ(基板)Wを加熱する加熱手段として設けられて
いる。反応管1内のサセプタ4はSiC製の円盤であ
り、中空の石英製の回転軸8の上端に支持され、水平面
内で回転させられる。サセプタ4の外周側には石英プレ
ート6が配置され、サセプタ4の外周と石英プレート6
の内周間には、SiC製のサセプタリング5が配置され
ている。
【0003】サセプタリング5を設置する理由は、回転
するサセプタ4が石英プレート6に当たらないように保
護するためと、ウェーハWの外周側の温度低下を防止す
るためである。また、このサセプタリング5を用いて、
ウェーハWの外周側の温度計測を行っている。
【0004】前記サセプタ4の回転軸8は、反応管1の
下部に設けられた筒部1Cを通して外部に気密に導出さ
れ、図示しない回転駆動機構に連結されている。1D
は、筒部1Cの下端に設けられたフランジである。
【0005】この半導体製造装置でウェーハWに所定の
成膜処理を施す場合は、まず、ウェーハWを反応管1内
に挿入し、サセプタ4の上面に載せる。次に、サセプタ
4を回転位置まで上昇させて保持した状態でサセプタ4
を回転させる。そして、反応管1内に反応ガスを流すと
共に、ランプ2、3を点灯して成膜処理を行う。成膜が
終了したら、反応ガスを止めて、ランプ2、3を消灯
し、サセプタ4をウェーハ搬送位置まで下げて、ウェー
ハWを回収する。
【0006】このような処理を行うにあたり、ウェーハ
Wの昇降温時と成膜時には、精度の良い温度制御を行う
必要がある。そのため、ウェーハWの中心部と外周部に
対応する2箇所で温度の測定を行っている。2箇所で温
度を測定する理由は、例えば直径300mmのウェーハ
Wの温度を精密に制御するためには、少なくとも中心部
と外周部で温度を計測し、その結果に基づいて加熱手段
であるランプ2、3を2チャンネルフィードバック制御
する必要があるからである。
【0007】従来、2箇所での温度測定は熱電対を用い
て行っている。まず、中心部の温度は、中空の石英製の
回転軸8内に熱電対(図示略)を挿入して計測してい
る。また、外周部の温度は、サセプタ4の外周側に設置
されたサセプタリング5の直下に測温接点が来るように
熱電対20を反応管1外から挿入して計測している。符
号23で示すものは、熱電対20を支持するシール継手
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウェーハ外
周部の温度計測のためにサセプタリング5の直下に挿入
した熱電対20の測温接点には、下ランプ3からの直接
光が当たるので、正確な温度計測が困難な場合があっ
た。
【0009】本発明は、上記事情を考慮し、正確な温度
計測を可能にし、高精度の温度制御ができるようにした
半導体製造装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、反応管内に配
設したサセプタ上に基板を載置し、該基板を加熱ランプ
により加熱して所定の処理を行うと共に、サセプタの近
傍に測温接点を配した熱電対により基板の近傍温度を測
定する半導体製造装置において、前記熱電対の測温接点
に前記加熱ランプからの直接光が当たるのを遮る遮光カ
バーを設けたことを特徴とする。
【0011】この発明の半導体製造装置では、遮光カバ
ーを設けたことにより、加熱ランプからの直接光が熱電
対の測温接点に当たらなくなる。その結果、熱電対によ
る正確な温度計測が可能となり、温度制御の精度向上が
図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態の半導体製
造装置の全体構成を示す断面図、図2は遮光カバーの具
体的な構成を示す分解斜視図である。
【0013】この実施形態の半導体製造装置の基本構成
は、図3、図4の従来例とほぼ変わりがないので簡単に
説明する。1は反応管で、水平方向両側端にフランジ1
A、1B、下方に筒部1C、筒部1Cの下端にフランジ
1Dを有する。反応管1の上側には上ランプ2、下側に
は下ランプ3が配され、反応管1の内部にはウェーハW
を載せるためのSiC製のサセプタ4が配置されてい
る。サセプタ4は中空の石英製の回転軸8の上端に支持
され、水平面内で回転させられる。サセプタ4の外周側
には石英プレート6が配されており、サセプタ4の外周
と石英プレート6の内周間には、SiC製のサセプタリ
ング5が配されている。
【0014】この半導体製造装置の特徴は、ウェーハW
の外周部の温度計測のためにサセプタリング5の直下に
挿入した熱電対20の測温接点に、下ランプ3からの直
接光が当たらないようにするために、サセプタリング5
の下面に、SiC製の遮光カバー30を配設して、その
遮光カバー30の内部に熱電対20の先端部を挿入した
点にある。
【0015】遮光カバー30は、図2に示すように、直
方体状のブロック31の上面に、ブロック31の基端面
から先端が行き止まりの溝32を形成し、溝32の上面
の入口側の半分を、溝32の両側縁に設けた段部35に
嵌合させた蓋37によって塞いで、先端側の半分を開放
状態にしたものであり、溝32内に矢印Sのように熱電
対20(図1参照)が挿入されるようになっている。そ
して、ブロック31の上端両側に張り出したフランジ3
3を、取付孔34に通した締結部材38でサセプタリン
グ5(図1参照)に接合することにより、遮光カバー3
0はサセプタリング5の下面に保持されている。なお、
遮光カバー30を構成する部材は、全てSiCにより製
作されている。
【0016】このように、サセプタリング5の下面に設
けた遮光カバー30によって、熱電対20の測温接点を
覆った場合、熱電対20は、下ランプ3からの直接光の
影響をほとんど受けずに、サセプタリング5の温度を精
度良く計測することができるようになる。従って、熱電
対20の検出出力に基づいて行う反応管1内の温度制御
の精度が向上することになる。
【0017】なお、遮光カバー30の構造は、図2の例
に限らず種々変形可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
反応管内の温度計測のために反応管内に挿入した熱電対
の測温接点を遮光カバーで覆い、加熱ランプの直接光が
熱電対の測温接点に当たらないようにしたので、熱電対
によって正確な温度計測ができるようになり、その結
果、基板の温度制御を高精度で行うことができるように
なって、成膜品質の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の半導体製造装置の全体構成
を示す側断面図である。
【図2】図1の遮光カバー30の構成を示す分解斜視図
である。
【図3】従来の半導体製造装置の全体構成を示す側断面
図である。
【図4】従来の半導体製造装置の概略構成を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 反応管 3 下ランプ 4 サセプタ 5 サセプタリング 20 熱電対 30 遮光カバー W ウェーハ(基板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 真一 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 4K030 FA06 GA05 JA10 KA23 KA39 5F045 AA03 DP04 DP28 EB02 EB03 EK12 EK14 EM02 GB05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応管内に配設したサセプタ上に基板を
    載置し、該基板を加熱ランプにより加熱して所定の処理
    を行うと共に、サセプタの近傍に測温接点を配した熱電
    対により基板の近傍温度を測定する半導体製造装置にお
    いて、 前記熱電対の測温接点に前記加熱ランプからの直接光が
    当たるのを遮る遮光カバーを設けたことを特徴とする半
    導体製造装置。
JP2000162251A 2000-05-31 2000-05-31 半導体製造装置 Pending JP2001345269A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011530806A (ja) * 2008-08-07 2011-12-22 エーエスエム アメリカ インコーポレイテッド サセプタリング
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USD1028913S1 (en) 2021-06-30 2024-05-28 Asm Ip Holding B.V. Semiconductor deposition reactor ring

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