JP2001345245A - 露光方法及び露光装置並びにデバイス製造方法 - Google Patents

露光方法及び露光装置並びにデバイス製造方法

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JP2001345245A JP2000161427A JP2000161427A JP2001345245A JP 2001345245 A JP2001345245 A JP 2001345245A JP 2000161427 A JP2000161427 A JP 2000161427A JP 2000161427 A JP2000161427 A JP 2000161427A JP 2001345245 A JP2001345245 A JP 2001345245A
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exposure
substrate
optical axis
axis direction
light
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Takashi Masuyuki
崇 舛行
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光光としてパルス光を用いて段階累進焦点
法を実施する場合に、十分な露光量制御精度再現性を実
現することである。 【解決手段】 露光対象としての基板をパルス光が照射
される方向(Z方向)の複数の位置Z1,Z2,Z3で
それぞれ該パルス光による該基板に対する露光量E1,
E2,E3を異ならせつつ、パターンが形成されたマス
クを介して該基板の同一箇所を複数回露光する露光方法
において、前記複数の位置Z1,Z2,Z3のうち前記
露光量E1,E2,E3が最大となる位置Z2における
前記パルス光の積算パルス数(N)が所定のパルス数
(Nmin)以上となるように、該パルス光のエネルギ
を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜磁気ヘッド、
半導体素子、液晶表示素子、撮像素子(CCD等)を含
むマイクロデバイス又はマスク(レチクルを含む)等を
製造するためのリソグラフィ工程中で使用される露光方
法及び露光装置並びにこれらを用いたデバイス製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜磁気ヘッド、半導体装置、液晶表示
装置等のマイクロデバイスの製造に際しては、マスクと
してのレチクルのパターンを投影光学系を介してフォト
レジストが塗布された半導体ウエハやガラスプレート等
の感光基板上の複数のショット領域に露光転写するため
に露光装置が用いられる。
【0003】このような露光装置においては、露光処理
を実施する前に、感光基板の投影光学系の光軸に沿う方
向(Z方向)の位置の検出を行い、該投影光学系の最良
結像面(ベストフォーカス)に合致するように感光基板
をZ方向に移動する焦点合わせが実施される。
【0004】感光基板のZ方向の位置は、例えば、感光
基板の表面に斜めに露光光の波長と異なる波長の検出光
を照射し、その反射光を光電検出するようにした斜入射
光式のフォーカス検出装置により検出される。検出光は
投影光学系の投影視野内のほぼ中心に位置する感光基板
の表面の一部分にスポット像又はスリット像を形成す
る。このため、感光基板の表面が投影光学系の最良結像
面に合致しているときに光電検出される反射光の受光位
置を基準として、感光基板の表面の光軸方向の位置ずれ
量、即ち、焦点ずれ量が光電検出された信号に基づいて
計測される。そして、検出された焦点ずれ量が零になる
ように、感光基板をZ方向に移動するZステージが駆動
制御されることにより焦点合わせが行われる。
【0005】このような焦点合わせ(Z位置の検出及び
Zステージの駆動)は、一般に投影光学系の投影視野
(投影位置)に露光処理すべきショット(露光位置)を
設定した状態で行われるので、焦点の検出位置が投影視
野の中心に設定されている場合には、該ショットの中心
にて行われることになるが、積極的にあるいは何らかの
事情により、該露光位置からシフトしたシフト位置(該
ショットの中心から離間した位置)で行われる場合があ
る。以下、このようなシフト位置で焦点合わせを行う処
理をシフトフォーカス法という。このシフトフォーカス
法を行う場合としては、例えば、露光位置に配置された
ウエハに対して計測点(検出光の照射位置)がウエハの
エッジにかかってしまい、精度良い高さ計測ができない
場合や段差を有するショット内の所定段差領域を基準と
して投影光学系の結像面に対して高さ方向(Z方向)の
位置決めをする時、その所定段差領域に計測点が存在し
ない場合等が挙げられる。
【0006】ところで、アスペクト比の大きいパターン
(パターンの幅に対して深さ(レジスト厚)の大きい例
えばコンタクトホールパターン等)を精度良く形成する
ための技術として、投影光学系の光軸に沿う方向(Z方
向)に感光基板を連続的に移動しながら露光光を照射す
る露光方法が知られている。以下、この露光方法を連続
累進焦点法という。また、Z方向の複数位置に感光基板
を段階的に位置決めしながら、各位置で露光光の照射を
それぞれの露光量を異ならせてそれぞれ行うようにした
露光方法も提案されている。以下、この露光方法を段階
累進焦点法という。このように、感光基板をZ方向に移
動することにより、アスペクト比の大きいパターンを精
度よく形成することができるのである。
【0007】また、近時においては、露光精度の向上の
要請に伴う露光光の短波長化や露光光の制御性の観点か
ら、KrFエキシマレーザ(波長248nm)やArF
エキシマレーザ(波長193nm)などのパルス光を照
射する光源が採用されている。 露光光源として、この
ようなパルスレーザ光源を用いる場合においては、パル
ス光は各パルス毎にエネルギのバラツキを有するため、
ある一定数(以下、「最小露光パルス数」と呼ぶ)以上
の複数のパルス光で露光することにより、所望の露光量
制御精度再現性を得るようにしている。この場合、例え
ば高感度レジストを露光する際には、設定露光量が小さ
いため、パルスレーザ光源からのレーザ光をそのまま使
用したのでは、最小露光パルス数以上での露光ができな
い場合がある。そこで、このように設定露光量が小さい
ときには、例えば光路に設置された減光手段によりパル
ス光を減光することにより、最小露光パルス数以上のパ
ルス数で露光できるようにしている。
【0008】パルスレーザ光源を用いて、上述した累進
焦点法を実施する場合には、各ショットについて、Z位
置にかかわらず全体として、最小露光パルス数以上とな
るように、前記減光手段が制御されていた。
【0009】また、上述したシフトフォーカス法を実施
するとともに、上述した累進焦点法を実施する場合に
は、以下のように処理していた。即ち、感光基板をZ方
向に対して直交する平面(XY平面)内で移動して、焦
点の検出位置(通常、投影位置に等しい)にシフト位置
が一致するように感光基板を設定して、フォーカス検出
装置の基準位置に当該検出光による像が一致するよう
に、感光基板をZ方向に移動して焦点合わせを行う。そ
の後、感光基板をXY平面内で移動して、投影位置に露
光位置が一致するように感光基板を設定して、該フォー
カス検出装置の検出値に基づいて感光基板をZ方向に連
続的あるいは段階的に移動しながら、露光処理を実施す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】露光光源としてパルス
レーザ光源を用いて、感光基板をZ方向に段階的に移動
しつつ、各位置でそれぞれ露光を行うようにした段階累
進焦点法を実施する場合、従来は、一つのショットに対
して複数回の露光を行うことにより全体として、最小露
光パルス数以上となるようにしていたので、各位置のそ
れぞれの露光処理について、必ずしも最小露光パルス数
以上とはならないため、十分な露光量制御精度再現性を
得ることができない場合があった。
【0011】また、シフトフォーカス法を採用するとと
もに、上述した累進焦点法を実施する場合、露光位置と
シフト位置との間に段差があると、フォーカス検出装置
には、所定の有効検出範囲(例えば、基準位置を中心と
して上下に所定の範囲)があるので、露光位置では当該
段差に応じた量だけ、基準位置から上又は下にずれた位
置に検出光による像が投影されることになり、そのよう
なずれた位置を制御の基準として感光基板のZ方向の位
置が移動されると、検出光による像が有効検出範囲外に
出てしまう場合があり、検出に誤差を生じあるいは検出
不能となる場合があった。
【0012】よって、本発明の目的は、露光光としてパ
ルス光を用いて段階累進焦点法を実施する場合に、十分
な露光量制御精度再現性を実現することである。
【0013】また、本発明の他の目的は、シフトフォー
カス法を採用するとともに、上述した累進焦点法を実施
する場合に、フォーカスの検出に誤差を生じたり、検出
不能となることを防止することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】以下、この項に示す説明
では、本発明を、実施形態を表す図面に示す参照符号に
対応つけて説明するが、本発明の各構成要件は、これら
参照符号を付した図面に示す部材等に限定されるもので
はない。
【0015】上記目的を達成するための本発明の露光方
法は、露光対象としての基板(14)をパルス光(L
B,IL)が照射される方向(Z)の複数の位置(Z
1,Z2,Z3)でそれぞれ該パルス光(LB,IL)
による該基板(14)に対する露光量(E1,E2,E
3)を異ならせつつ、パターンが形成されたマスク(1
1)を介して該基板(14)の同一箇所を複数回露光す
る露光方法において、前記複数の位置(Z1,Z2,Z
3)のうち前記露光量(E1,E2,E3)が最大とな
る位置(Z2)における前記パルス光(LB,IL)の
積算パルス数(N2)が所定のパルス数(Nmin)以
上となるように、該パルス光(LB,IL)のエネルギ
を設定することを特徴とする。
【0016】また、上記目的を達成するための本発明の
露光装置は、パターンが形成されたマスク(11)を照
明するパルス光(LB,IL)のエネルギを調整する調
整装置(3)と、前記マスク(11)のパターンの像を
基板(14)に投影する投影光学系(13)と、前記基
板(14)を前記投影光学系(13)の光軸(AX)に
沿う光軸方向(Z)に移動するステージ(19)と、前
記ステージ(19)を前記光軸方向(Z)に段階的に移
動するとともに、前記パルス光(LB,IL)による露
光量(E1,E2,E3)を該ステージの位置(Z1,
Z2,Z3)に応じて変化させつつ、前記基板(14)
の同一箇所に対して複数回露光するように制御する制御
装置(17,26,48,50,MC)とを備えた露光
装置において、前記制御装置(17,26,48,5
0,MC)は、前記ステージ(19)の複数の位置(Z
1,Z2,Z3)のうち前記露光量(E1,E2,E
3)が最大となる位置(Z2)における前記パルス光
(LB,IL)の積算パルス数(N2)が所定のパルス
数(Nmin)以上となるように、前記調整装置(3)
を制御することを特徴とする。
【0017】本発明によると、光軸方向の複数の位置の
うち露光量が最大となる位置は、露光精度に対する影響
が最も大きいので、この位置における前記パルス光の積
算パルス数を最小露光パルス数以上に設定することによ
り、パルス光の各パルスのエネルギのバラツキに伴う露
光量制御精度再現の悪化が抑制される。従って、精度の
高いパターンを形成することが可能となる。
【0018】上記他の目的を達成するための本発明の露
光方法は、露光対象としての基板(14)上のパターン
が形成されたマスク(11)を介して露光されるべき露
光位置(EP)から投影光軸(AX)に直交する光軸直
交面(XY)内でシフトしたシフト位置(SP)で、前
記投影光軸(AX)に沿う光軸方向(Z)に所定範囲の
有効検出領域を有するフォーカス検出装置(31〜4
7,50)により検出した検出値(SZ)に基づいて、
前記基板(14)の前記光軸方向(Z)の位置を基準位
置(z0)に一致するように移動する第1移動ステップ
(ST22)と、前記露光位置(EP)が前記マスク
(11)のパターンの像の投影位置に一致するように、
前記光軸直交面(XY)内で前記基板(14)を移動す
る第2移動ステップと、前記露光位置(EP)で前記フ
ォーカス検出装置(31〜47,50)により検出した
検出値(SZ)に基づいて、前記基板(14)の前記光
軸方向(Z)の位置(z2)に前記基準位置が一致する
ように該基準位置を変更する変更ステップ(ST23)
と、前記フォーカス検出装置(31〜47,50)の検
出値(SZ)に従って前記基板(14)を前記光軸方向
(Z)に移動しつつ、前記マスク(11)を介して前記
基板(14)の同一箇所を露光する露光ステップ(ST
24)とを含むことを特徴とする。
【0019】また、上記他の目的を達成するための本発
明の露光装置は、露光光(LB,IL)により照明され
たマスク(11)のパターンの像を基板(14)に投影
する投影光学系(13)と、前記基板(14)を前記投
影光学系(13)の光軸(AX)に沿う光軸方向(Z)
に及び該光軸方向(Z)に略直交する光軸直交面(X
Y)内で移動するステージ(19,20)と、前記光軸
方向(Z)に所定範囲の有効検出領域を有し、前記投影
光学系(13)による投影位置における前記基板(1
4)の前記光軸方向(Z)の位置を検出するフォーカス
検出装置(31〜47,50)と、前記基板(14)上
の前記マスク(11)を介して露光されるべき露光位置
(EP)から前記光軸直交面(XY)内でシフトしたシ
フト位置(SP)を前記投影位置に設定して前記フォー
カス検出装置(31〜47,50)により検出した検出
値(SZ)に基づいて、前記基板(14)の前記光軸方
向(Z)の位置を基準位置(z0)に一致するように移
動し、前記露光位置(EP)を前記投影位置に設定して
前記フォーカス検出装置(31〜47,50)により検
出した検出値(SZ)に基づいて、前記基板(14)の
前記光軸方向(Z)の位置(z2)に前記基準位置が一
致するように該基準位置を変更し、前記フォーカス検出
装置(31〜47,50)の検出値(SZ)に従って前
記基板(14)を前記光軸方向(Z)に移動しつつ、前
記マスク(11)を介して前記基板(14)の同一箇所
を露光するよう制御する制御装置(17,26,48,
50,MC)とを備えたことを特徴とする。
【0020】本発明によると、シフト位置に基板を移動
して焦点合わせを実施した後に、露光位置でフォーカス
検出装置の基準位置を基板の光軸方向の位置に一致する
ように変更した上で、基板を光軸方向に移動しながら露
光を行う累進焦点法を実施するようにしたので、シフト
位置と露光位置との間に段差があった場合であっても、
当該露光位置においてフォーカス検出装置の有効検出範
囲を逸脱してしまうことが無くなり、焦点の検出に誤差
を生じたり、検出不能となるようなことが防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る露
光装置について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は本実施形態の投影露光装置の概略構
成を示しており、この露光装置は、露光用光源としてパ
ルス光を射出するエキシマレーザ光源1を採用したステ
ップ・アンド・リピート方式の縮小投影露光装置であ
る。エキシマレーザ光源1からパルス発光されたレーザ
ビームLBは、シリンダレンズやビームエキスパンダ等
で構成されるビーム整形光学系2により、後続のオプチ
カル・インテグレータ(ロットインテグレータ、又はフ
ライアイレンズ等であって、同図ではフライアイレン
ズ)5に効率よく入射するようにビームの断面形状が整
形される。
【0023】エキシマレーザ光源1としては、KrFエ
キシマレーザ光源(発振波長248nm)又はArFエ
キシマレーザ光源(発振波長193nm)等が使用され
る。ビーム整形光学系2から射出されたレーザビームL
Bは、エネルギ変調器3に入射する。エネルギ変調器3
は、回転自在なレボルバ上に透過率(=1−減光率)の
異なる複数個のNDフィルタを配置したものであり、そ
のレボルバを回転することにより、入射するレーザビー
ムLBに対する透過率を100%から複数段階で切り換
えることができるようになっている。なお、そのレボル
バと同様のレボルバを2段配置し、2組のNDフィルタ
の組み合わせによってより細かく透過率を調整できるよ
うにしてもよい。
【0024】エネルギ変調器3から射出されたレーザビ
ームLBは、光路折り曲げ用のミラーMを介してフライ
アイレンズ5に入射する。フライアイレンズ5は、後続
のレチクル11を均一な照度分布で照明するために多数
の2次光源を形成する。フライアイレンズ5は、照度分
布均一性を高めるために、直列に2段配置してもよい。
フライアイレンズ5の射出面には照明系の開口絞り(所
謂σ絞り)6が配置され、その開口絞り6内の2次光源
から射出されるレーザビーム(以下、「パルス照明光I
L」と呼ぶ)は、反射率が小さく透過率の大きなビーム
スプリッタ7に入射する。ビームスプリッタ7を透過し
た露光光としてのパルス照明光ILは、第1リレーレン
ズ8Aを経て、複数のブラインド9A,9Bを有するレ
チクルブラインド機構の矩形の開口部を通過する。
【0025】ブラインド9A,9Bは、レチクルのパタ
ーン面に対する共役面の近傍に配置されている。また、
ブラインド9A,9Bはパルス照明光ILの光路に対し
て進退方向に可動となっており、パルス照明光ILによ
るレチクル11の照明領域を可変できるようになってい
る。
【0026】レチクルブラインド機構を通過したパルス
照明光ILは、第2リレーレンズ8B、及びコンデンサ
レンズ10を経て、レチクルステージ15上に保持され
たレチクル11上の矩形の照明領域12Rを均一な照度
分布で照明する。レチクル11上の照明領域12R内の
パターンを投影光学系13を介して投影倍率α(αは例
えば1/4,1/5等)で縮小した像が、フォトレジス
トが塗布されたウエハ14上の露光領域(ショット領
域)12Wに投影露光される。以下、投影光学系13の
光軸AXに平行な方向をZ方向とし、その光軸AXに垂
直な平面内で、図1の紙面に垂直な方向をX方向、X方
向に垂直な方向をY方向(図1の紙面に並行な方向)と
して説明する。
【0027】レチクル11の姿勢は、レチクルステージ
15上に固定された移動鏡、及び外部のレーザ干渉系1
6により検出され、ステージコントローラ17の指令に
基づいてレチクルステージ駆動部18により微調整され
るようになっている。
【0028】一方、ウエハ14は、不図示のウエハホル
ダを介してZステージ19上に載置され、Zステージ1
9はXYステージ20上に載置されている。XYステー
ジ20は、X方向、Y方向にウエハ14の位置決めを行
う。
【0029】また、Zステージ19は、ウエハ14のZ
方向の位置を調整すると共に、XY平面に対するウエハ
14の傾斜角を調整する機能を有する。Zステージ19
上に固定された移動鏡、及び外部のレーザ干渉計22に
より計測されるXYステージ20のX座標、及びY座標
がステージコントローラ17に供給され、ステージコン
トローラ17は供給された座標に基づいてウエハステー
ジ駆動部23を介してXYステージ20の位置決めが制
御される。
【0030】ステージコントローラ17の動作は、不図
示の装置全体を統轄制御する主制御系MCによって制御
されている。Zステージ19上のウエハ14の近傍に
は、光電変換素子からなる照度むらセンサ21が常設さ
れ、照度むらセンサ21の受光面はウエハ14の表面と
同じ高さに設定されている。照度むらセンサ21として
は、遠紫外で感度があり、且つパルス照明光を検出する
ために高い応答周波数を有するPIN型のフォトダイオ
ード等が使用できる。照度むらセンサ21の検出信号が
不図示のピークホールド回路、及びアナログ/デジタル
(A/D)変換器を介して露光コントローラ26に供給
されている。
【0031】ここで、図2を参照してフォーカス検出系
(フォーカス調整系)について説明する。赤色、又は赤
外域に帯域を有するブロードバンドな検出光DBは、ス
リット31を照明する。スリット31から出射した検出
光DBは、レンズ系32、ミラー33、開口絞り34、
対物レンズ35、及びミラー36を介して、ウエハ14
の表面に対して斜めに投射される。このときスリット3
1の像がウエハ14上に結像される。そのスリット像の
反射光DBは、ミラー37、対物レンズ38、レンズ系
39、振動ミラー40、角度可変の平行平板ガラス(以
後プレーンパラレルとする)42を介して、検出用のス
リット44上に再結像される。
【0032】フォトマルチプライヤ45はスリット44
を透過してくるスリット像の光束を光電検出し、その光
電信号を同期検波回路(PSD)47へ出力する。振動
ミラー40は、ミラー駆動回路(M−DRV)41を介
して発振器(OSC)46からの正弦波状の一定周波数
の信号に応答して一定の角度範囲で振動させられる。こ
れによって検出用スリット44上に再結像したスリット
31の像は、スリットの長手方向と直交する方向に微小
振動し、フォトマルチプライヤ45の光電信号は発振器
46の周波数に対応して変調されたものになる。同期検
波回路47は発振器46からの原信号を基準としてフォ
トマルチプライヤ45からの光電信号を位相検波し、そ
の検波信号SZを処理回路(CPX)50とZステージ
19のZ駆動回路(Z−DRV)48とに出力する。
尚、スリット31及び検出用スリット44は、1つのス
リットを有するものに限定されず、複数のスリットを有
するもの(多点フォーカス検出系)であっても良い。
【0033】検波信号SZは、通常は、ウエハ14の表
面が投影光学系13のベストフォーカス(BF)に一致
しているときに零レベルとなるように設定されており、
その状態からウエハ14が光軸AXに沿って上方へ偏位
しているときは正レベルとなり、逆方向に偏位している
ときは負レベルとなるようなアナログ信号として出力さ
れる。Z駆動回路48は、処理回路50からの制御信号
CSに従って、検波信号SZが零レベルになるように、
Zステージ19を駆動することができ、これによってウ
エハ14の自動焦点合わせを行うことができる。なお、
段階累進焦点法を実施する場合には、検波信号SZがウ
エハ14を位置決めする複数のZ位置に応じてそれぞれ
オフセットしたレベルとなるように、それぞれZステー
ジ19を段階的に駆動する。
【0034】処理回路50はプレーンパラレル42の光
軸に対する傾きを調整する駆動部(H−DRV)43へ
駆動信号DSを出力する。この駆動部43内には駆動用
のモータと、プレーンパラレル42の傾き量をモニタす
るエンコーダとが含まれ、そのエンコーダからのアップ
ダウンパルス出力ESは処理回路50に供給されてい
る。プレーンパラレル42の光軸に対する傾きを変更す
ることにより、同期検波回路47の出力が零レベルとな
る基準位置(検出中心)を変更することができ、通常
は、プレーンパラレル42の光軸に対する傾きは、ウエ
ハ14の表面が投影光学系13の最良結像面(ベストフ
ォーカスBF)に一致しているときに、同期検波回路4
7から出力される検波信号SZが零レベルとなる角度
(予め、あるいは必要に応じて求める)に設定されてい
る。
【0035】処理回路50は、図外の主制御系MCの制
御下で、自動焦点合わせ(オートフォーカス)を行う場
合には、Z駆動回路48に対してそのような指令信号C
S(ディスエーブルとしたフォーカスロック信号)を送
ることで、Z駆動回路48は同期検波回路47からの検
波信号SZが零レベルとなるように、ステージ19をフ
ィードバック制御する。このような自動焦点合わせは、
累進焦点法を実施しない場合の露光位置で、あるいはシ
フトフォーカスを実施する場合のシフト位置で行われ
る。
【0036】シフトフォーカスを実施する場合には、自
動焦点合わせのサーボが静定して信号SZのレベルを処
理回路50が読み込んで零レベルになったときに、処理
回路50からZ駆動回路48に対して、指令信号CS
(イネーブルとしたフォーカスロック信号)が送られ、
Zステージ19の駆動が禁止される。
【0037】再び、図1を参照する。ビームスプリッタ
7で反射されたパルス照明光ILは、集光レンズ24を
介して光電変換素子よりなるインテグレータセンサ25
で受光され、インテグレータセンサ25の光電変換信号
が、不図示のピークホールド回路及びA/D変換器を介
して出力DP(digit/pulse)として露光コントローラ2
6に供給される。インテグレータセンサ25の出力DP
と、ウエハ14の表面上でのパルス照明光ILの照度
(露光量)との相関係数は予め求められて露光コントロ
ーラ26内に記憶されている。露光コントローラ26
は、制御情報TSをエキシマレーザ光源1に供給するこ
とによって、エキシマレーザ光源1の発光タイミング、
及び発光パワー等を制御する。露光コントローラ26
は、エネルギ変調器3をも制御する。
【0038】次に、この露光装置の光源1の詳細及びエ
ネルギ制御系の構成につき図3を参照して説明する。エ
キシマレーザ光源1の内部において、レーザ共振器1a
からパルス的に放出されたレーザビームは、透過率が高
く僅かな反射率を有するビームスプリッタ1bに入射
し、ビームスプリッタ1bを透過したレーザビームLB
が外部に射出される。また、ビームスプリッタ1bで反
射されたレーザビームが光電変換素子よりなるエネルギ
モニタ1cに入射し、エネルギモニタ1cからの光電変
換信号が不図示のピークホールド回路を介して出力ES
としてエネルギコントローラ1dに供給されている。
【0039】エネルギモニタ1cの出力ESに対応する
エネルギの制御量の単位は(mJ/pulse)である。通常
の発光時には、エネルギコントローラ1dは、エネルギ
モニタ1cの出力ESが、露光コントローラ26より供
給された制御情報TS中の1パルス当たりのエネルギの
目標値に対応した値となるように、高圧電源1eでの電
源電圧を制御し、この電源電圧に応じてレーザ共振器1
aでの1パルス当たりのエネルギが決定される。これに
よって、エキシマレーザ光源1での1パルス当たりのエ
ネルギが、露光コントローラ26で指示された値とな
る。
【0040】エキシマレーザ光源1の1パルス当たりの
エネルギは通常、所定の中心エネルギE0において安定
化されているが、その中心エネルギE0の上下に所定範
囲で変化できるようになっている。また、エキシマレー
ザ光源1内のビームスプリッタ1bの外側には、露光コ
ントローラ26からの制御情報に応じてレーザビームL
Bを遮光するためのシャッタ1fも配置されている。
【0041】さらに、エネルギモニタ1cの出力ESが
エネルギコントローラ1dを介して露光コントローラ2
6に供給され、露光コントローラ26では、エネルギコ
ントローラ1cの出力ESとインテグレータセンサ25
の出力DPとの相関関係を求める。そして、露光時に露
光コントローラ26は、所定の制御情報TSをエネルギ
コントローラ1cに送って、エキシマレーザ光源1にパ
ルス発光を行わしめ、各パルス照明光毎にインテグレー
タセンサ25からの出力DPを積算して、ウエハ14上
での積算露光量を求める。そして、この積算露光量がウ
エハ14上のフォトレジストに対する設定露光量となる
ように、露光コントローラ26はエネルギ変調器3にお
ける透過率の調整、及びエキシマレーザ光源1における
1パルス当たりのエネルギの微調整を行う。
【0042】[露光量制御処理]以下、本実施形態の投
影露光装置において、ウエハ14の露光対象となってい
るショットを、Z方向のベストフォーカスを含む範囲内
の複数の位置(Z位置)に段階的に位置決めしつつ、該
ショットに対して間欠的に複数回露光を実施する段階累
進焦点法を採用した場合の露光量制御動作について、図
4及び図5を参照して説明する。
【0043】ここでは、図4に示すように、Z方向の三
箇所(Z1,Z2,Z3)において、それぞれ目標露光
量がE1,E2,E3(ここでは、E2>E1>E3と
する)となるような段階累進焦点法を用いた露光処理を
実施するものとし、必要なパラメータは主制御系MCが
備える記憶装置に事前に入力されているものとする。図
4中の符号BFは投影光学系13のベストフォーカスを
示している。但し、これらは単なる一例であり、Z方向
の位置の数、各Z位置における目標露光量、ベストフォ
ーカスBFと各Z位置の関係は、このような設定に限定
されない。
【0044】図5において、露光処理が開始されると
(ST11)、まず、各Z位置のうちの目標露光量が最
大に設定されているZ位置(最大露光量位置)を求め、
この最大露光量位置における目標露光量に応じてレーザ
ビームLBの1パルス当たりのエネルギを設定する(S
T12)。ここでは、露光量が最大であるのは位置Z2
であるから、その目標露光量E2に基づいて1パルス当
たりのエネルギを設定する。
【0045】次に、エキシマレーザ光源1に複数回(例
えば、100回)、試験的にパルス発光を行わせて、イ
ンテグレータセンサ25の出力を積算することによっ
て、間接的にウエハ14上での平均パルスエネルギ密度
p(mJ/(cm・pulse))を計測する(ST1
3)。その後、最大露光量位置Z2における露光パルス
数N2を、N=cint(E/p)に従って算出する
(ST14)。ここで、Nはパルス数、Eは露光量、c
intは小数点以下1桁目の値を四捨五入する関数を表
す。
【0046】次に、その露光パルス数Nが、必要な露光
量制御再現精度を得るための最小露光パルス数Nmin
以上であるかどうかを判断する(ST15)。最小露光
パルス数Nminは、レーザビームLBの各パルスのエ
ネルギのバラツキが平均化されて、目標とする露光精度
との関係で無視できる最小のパルス数である。即ち、少
なくともNmin以上のパルス数を照射した場合の積算
露光量が、何度繰り返しても露光精度との関係でほぼ同
じとみなせる(必要な露光量再現精度を得る)ような数
である。最小露光パルス数Nminは、エキシマレーザ
光源1の設計仕様に基づいて理論的に決定することがで
き、あるいはエキシマレーザ光源1に複数回パルス発光
を行わせて、センサ1c又は25の出力に基づいて実験
的に求めることができる。
【0047】ST15において、露光パルス数Nが最小
露光パルス数Nminと等しいか、あるいは最小露光パ
ルス数Nminよりも小さいと判断された場合には、エ
ネルギ変調器3の設定を変更して、その透過率を低下さ
せた後(ST16)、即ち、エネルギ変調器3のNDフ
ィルタを組み合わせて得られる透過率中より、露光パル
ス数Nが最小露光パルス数Nminよりも大きくなるよ
うな透過率を選択して設定した後、ST13に戻る。
【0048】ST15において、露光パルス数Nが最小
露光パルス数Nminよりも大きいと判断された場合に
は、ウエハ14の表面を各Z位置のうちの一つに一致す
るように位置決めする(ST17)。即ち、図2に示し
たフォーカス検出系の検波信号SZが、零レベルからベ
ストフォーカスBFとZ位置との間隔に相当する値に応
じてオフセットされたレベルとなるように、Zステージ
19をフィードバック制御する。
【0049】ウエハ14の表面がZ位置に位置決めされ
たならば、レーザビームLBの照射を開始して(シャッ
タ1fを開いて)、このZ位置における露光量が該Z位
置での目標露光量Eとなるようなパルス数N(N=E/
p)に相当する時間の経過後に停止する(シャッタ1f
を閉じる)(ST18)。次いで、全てのZ位置につい
て露光が終了したか否かを判断して(ST19)、終了
していないと判断した場合には、ST17に戻って、残
余(未処理)のZ位置について同様に露光を繰り返し実
施し、終了していると判断した場合には、一つのショッ
トについての露光処理を終了する(ST20)。
【0050】より具体的には、特に限定されないが、こ
こでは、Z位置の低い順番(Z1,Z2,Z3の順)に
露光を行うものとして、ウエハ14の表面が位置Z1に
位置決めされるようにZステージ19を駆動制御して、
この位置Z1における露光量が目標露光量E1となるよ
うなパルス数N1(N1=E2/p)に相当する時間だ
けレーザビームLBを照射する。
【0051】次いで、同様にウエハ14の表面が位置Z
2に位置決めされるようにZステージ19を駆動制御し
て、この位置Z2における露光量が目標露光量E2とな
るようなパルス数N2(N2=E2/p)に相当する時
間だけレーザビームLBを照射する。なお、このパルス
数N2は、上述したように最小露光パルス数Nmin以
上となっている。
【0052】同様にウエハ14の表面が位置Z3に位置
決めされるようにZステージ19を駆動制御して、この
位置Z3における露光量が目標露光量E3となるような
パルス数N3(N3=E3/p)に相当する時間だけレ
ーザビームLBを照射する。但し、この位置Z3につい
ては、このショットに対する最後の露光になるので、イ
ンテグレータセンサ25による検出値に基づいて、この
ショットに対するトータルの積算露光量が(E1+E2
+E3)となった時点で露光を終了することが望まし
い。
【0053】なお、一つのショットについての露光処理
が終了したならば、ショット配列に従って、順次ウエハ
14をXY方向にステップ移動しつつ、同様の露光処理
が繰り返される。
【0054】[シフトフォーカス処理]以下、本実施形
態の投影露光装置におけるシフトフォーカス処理につい
て、図6及び図7を参照して説明する。
【0055】パターンの投影位置とフォーカスの検出位
置はほぼ一致しており、ウエハ14上の露光しようとし
ているショット(露光位置)を投影位置に設定した状態
で、焦点合わせ、即ち、ウエハ14の表面のZ方向の位
置の検出、Zステージによるウエハ14の表面のZ方向
の位置決めが実施されるのが通常である。上述の説明に
おいてもこれを前提としている。しかし、先に述べたよ
うな事情により、露光位置とは異なるシフト位置SPに
投影位置(検出位置)を設定して焦点合わせを行った後
に、露光位置を投影位置に設定して、露光処理を行う場
合がある。
【0056】このような場合において、露光位置とシフ
ト位置との間にZ方向に段差があり、さらに、ウエハの
Z方向の位置を連続的に移動しながら露光を実施する連
続累進焦点法又は上述したような段階累進焦点法を採用
した場合、フォーカス検出系がその基準位置から上下
に、ベストフォーカスから最も離間したZ位置の最大離
間量と該段差量とを加算した量に相当する有効検出範囲
を、それぞれ有している必要がある。しかし、かかる有
効検出範囲を大きくすることは検出精度やコスト面で不
利益が大きく、十分な有効検出範囲を確保できない場合
には、検出精度を犠牲にするか、あるいは累進焦点法の
採用を断念せざるを得ない。
【0057】そこで、この実施形態では、かかる不都合
を以下のように処理することにより改善するようにして
いる。なお、図6中において、符号DBで示す白抜きの
矢印は、フォーカス検出のための検出光を示している。
また、図6に示されているように、ウエハ14の露光位
置EP(ショット)と該露光位置EPから所定量だけシ
フトしたシフト位置SP(シフトフォーカス位置)の間
には、Z方向にある高さをもった段差(BP)が存在し
ているものとする。尚、検出光を複数照射する多点フォ
ーカス検出系の場合、ショット内のシフト位置(焦点合
わせしたい位置)に一番近い検出光を用いてシフトフォ
ーカスを行うことが望ましい。
【0058】露光処理が開始されると(ST21)、ま
ず、XYステージ20を駆動して、ウエハ14のシフト
位置SPが、フォーカス検出系によるフォーカス検出位
置(投影光学系13の投影位置(投影中心)に等しいも
のとする)に一致するようにウエハ14を移動する。こ
の状態では、図6(A)に示されているように、ウエハ
14のシフト位置SPにおける表面は、フォーカス検出
系の基準位置としての原点z0に通常は一致していな
い。ここでは、原点z0よりも低いz1にあるものとす
る。
【0059】このシフト位置SPで自動焦点合わせを実
施する(ST22)。具体的には、図2のフォーカス検
出系において、検波信号SRが零レベルとなるように、
Z駆動回路48によりZステージ19が駆動される。換
言すれば、ウエハ14のシフト位置SPにおける表面の
Z方向の位置が原点z0に一致するように移動(この場
合は上昇)される。この状態が図6(B)に示されてい
る。なお、この位置における自動焦点合わせが終了した
時点で、処理回路50からZ駆動回路48に対してフォ
ーカスロックを指令する信号が送られて、Z駆動回路4
8によるZステージの駆動が停止される。即ち、ウエハ
14の表面の位置は固定される。
【0060】次いで、XYステージ20を駆動して、ウ
エハ14の露光位置EPが、フォーカス検出系による検
出位置に一致するように、即ち、露光位置EPが投影位
置に一致するように、ウエハ14が移動される。この状
態が図6(C)に示されている。ウエハ14の露光位置
EPとシフト位置SPの間には段差BMがあるため、ウ
エハ14の露光位置EPにおける表面は、該段差BMに
相当する分だけ低いz2に位置している。
【0061】次いで、この露光位置EPで、フォーカス
検出系の原点が変更される(ST23)。具体的には、
図2のフォーカス検出系において、検波信号SRが零レ
ベルとなるように、駆動部43によりプレーンパラレル
42の光軸に対する傾きが変更される。換言すると、フ
ォーカス検出系の原点がz2に設定される。この状態が
図6(D)に示されている。
【0062】その後、連続累進焦点法又は段階累進焦点
法に従った露光処理が実施されることにより、一つのシ
ョットに対する露光処理が終了する(ST24)。次い
で、全てのショットについて露光が終了したか否かを判
断して(ST25)、終了していないと判断した場合に
は、ST26に進んで、フォーカス検出系の原点を元の
状態に戻し(図2のプレーンパラレル42の光軸に対す
る傾きをST23で変更する前の角度に戻して原点をz
0に設定し)、ST22に戻って、残余(未処理)のシ
ョットについて同様に露光を繰り返し実施する。ST2
5で、終了していると判断した場合には、このウエハ1
4についての露光処理を終了する(ST27)。
【0063】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。従って、
上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的
範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨であ
る。
【0064】例えば、上述した実施形態では、段階累進
焦点法を用いた露光処理において、最も露光量の大きい
Z位置における露光パルス光ILの積算パルス数を最小
露光パルス数以上とするために、エネルギ変調器3によ
り減光するようにしているが、エキシマレーザ光源1の
設定エネルギを変更することにより、あるいはこらを組
み合わせることにより減光するようにしてもよい。ま
た、フォーカス検出系としては、図2に示したようなも
のに限定されず、センサとしてCCDなどの撮像素子を
備えたものを採用することができる。
【0065】上述した実施形態では露光用光源として、
波長が248nmのKrFエキシマレーザ又は波長が1
93nmのArFエキシマレーザを用いるものとした
が、それ以外に、例えば、Fレーザ(波長157n
m)、Arレーザ(波長126nm)、その他のパ
ルス発光光源を用いることができる。
【0066】Fレーザを光源とする露光装置では一
例として、照明光学系や投影光学系に使われる屈折光学
部材(レンズエレメント)は全て蛍石とされ、かつレー
ザ光源、照明光学系、及び投影光学系内の空気は、例え
ばヘリウムガスで置換されるとともに、照明光学系と投
影光学系との間、及び投影光学系と基板との間などもヘ
リウムガスで満たされる。また、レチクルは、蛍石、フ
ッ素がドープされた合成石英、フッ化マグネシウム、L
iF、LaF、リチウム・カルシウム・アルミニウ
ム・フロライド(ライカフ結晶)又は水晶等から製造さ
れたものが使用される。
【0067】なお、エキシマレーザの代わりに、例えば
波長248nm、193nm、157nmのいずれかに
発振スペクトルを持つYAGレーザなどの固体レーザの
高調波を用いるようにしてもよい。
【0068】また、DFB半導体レーザ又はファイバー
レーザから発振される赤外域、又は可視域の単一波長レ
ーザを、例えばエルビウム(又はエルビウムとイットリ
ビウムの両方)がドープされたファイバーアンプで増幅
し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調
波を用いてもよい。
【0069】例えば、単一波長レーザの発振波長を1.
51〜1.59μmの範囲内とすると、発生波長が18
9〜199nmの範囲内である8倍高調波、又は発生波
長が151〜159nmの範囲内である10倍高調波が
出力される。特に発振波長を1.544〜1.553μ
mの範囲内とすると、193〜194nmの範囲内の8
倍高調波、即ちArFエキシマレーザとほぼ同一波長と
なる紫外光が得られ、発振波長を1.57〜1.58μ
mの範囲内とすると、157〜158nmの範囲内の1
0倍高調波、即ちFレーザとほぼ同一波長となる紫
外光が得られる。
【0070】また、発振波長を1.03〜1.12μm
の範囲内とすると、発生波長が147〜160nmの範
囲内である7倍高調波が出力され、特に発振波長を1.
099〜1.106μmの範囲内とすると、発生波長が
157〜158nmの範囲内の7倍高調波、即ちF
レーザとほぼ同一波長となる紫外光が得られる。なお、
単一波長発振レーザとしてはイットリビウム・ドープ・
ファイバーレーザを用いる。
【0071】投影光学系は縮小系だけでなく等倍系、又
は拡大系(例えば、液晶ディスプレイ又はプラズマディ
スプレイ製造用露光装置など)を用いてもよい。更に投
影光学系は、反射光学系、屈折光学系、及び反射屈折光
学系のいずれを用いてもよい。
【0072】薄膜磁気ヘッドの製造に用いられる露光装
置だけでなく、液晶表示素子などを含むディスプレイの
製造に用いられる、デバイスパターンをガラスプレート
上に転写する露光装置、半導体素子の製造に用いられ
る、デバイスパターンをセラミックウエハ上に転写する
露光装置、撮像素子(CCDなど)及びマイクロマシン
などの製造に用いられる露光装置、フォトマスクの製造
に用いられる露光装置等にも本発明を適用することがで
きる。
【0073】複数のレンズから構成される照明光学系、
投影光学系を露光装置本体に組み込み光学調整をすると
ともに、多数の機械部品からなるレチクルステージや基
板ステージを露光装置本体に取り付けて配線や配管を接
続し、さらに総合調整(電気調整、動作確認等)をする
ことにより本実施形態の露光装置を製造することができ
る。なお、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が
管理されたクリーンルーム内で行うことが望ましい。
【0074】半導体デバイスは、デバイスの機能・性能
設計を行うステップ、この設計ステップに基づいて、レ
チクルを製造するステップ、シリコン材料からウエハを
製造するステップ、上述した実施形態の露光装置等を含
むリソグラフィ・システムによりマスクのパターンをウ
エハに露光転写するステップ、デバイス組み立てステッ
プ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工
程を含む)、検査ステップ等を経て製造される。
【0075】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、露光光としてパルス光を用いて段階累進焦点法を実
施する場合に、十分な露光量制御精度再現性を実現する
ことができるので、アスペクト比の大きいパターンを含
めて精度のよいパターンを形成することができるように
なるという効果がある。
【0076】また、シフトフォーカス法を採用するとと
もに、累進焦点法を実施する場合に、フォーカス検出装
置として有効検出範囲の広いものを採用することなく、
フォーカスの検出に誤差を生じたり、検出不能となるこ
とを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る露光装置の全体構成
の概略を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る露光装置のフォーカ
ス検出系の詳細構成を示す図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る露光装置の光源の構
成及びエネルギ調整系の構成を示す図である。
【図4】 本発明の実施形態の露光量制御処理を説明す
るための図である。
【図5】 本発明の実施形態の露光量制御処理の要部を
示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施形態のシフトフォーカス処理を
説明するための図である。
【図7】 本発明の実施形態のシフトフォーカス処理の
要部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1… エキシマレーザ光源 3… エネルギ変調器 7… ビームスプリッタ 11… レチクル(マスク) 13… 投影光学系 14… ウエハ(基板) 19… Zステージ 20… XYステージ 25… インテグレータセンサ 26… 露光コントローラ 31… スリット板 40… 振動ミラー 42… プレーンパラレル 43… 駆動回路 44… スリット板 45… フォトマルチプライヤ 46… 発振器 47… 同期検波回路 48… Z駆動回路 50… 処理装置 LB… レーザビーム AX… 光軸 DB… 検出光 SZ… 検波信号 BF… ベストフォーカス EP… 露光位置 SP… シフト位置 BP… 段差 Z1〜Z3,z0〜z2… Z方向の位置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光対象としての基板をパルス光が照射
    される方向の複数の位置でそれぞれ該パルス光による該
    基板に対する露光量を異ならせつつ、パターンが形成さ
    れたマスクを介して該基板の同一箇所を複数回露光する
    露光方法において、 前記複数の位置のうち前記露光量が最大となる位置にお
    ける前記パルス光の積算パルス数が所定のパルス数以上
    となるように、該パルス光のエネルギを設定することを
    特徴とする露光方法。
  2. 【請求項2】 前記所定のパルス数は、前記パルス光の
    各パルスのエネルギのバラツキが平均化されて目標とす
    る露光精度との関係で無視できる程度の数に設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  3. 【請求項3】 パターンが形成されたマスクを照明する
    パルス光のエネルギを調整する調整装置と、 前記マスクのパターンの像を基板に投影する投影光学系
    と、 前記基板を前記投影光学系の光軸に沿う光軸方向に移動
    するステージと、 前記ステージを前記光軸方向に段階的に移動するととも
    に、前記パルス光による露光量を該ステージの位置に応
    じて変化させつつ、前記基板の同一箇所に対して複数回
    露光するように制御する制御装置とを備えた露光装置に
    おいて、 前記制御装置は、前記ステージの複数の位置のうち前記
    露光量が最大となる位置における前記パルス光の積算パ
    ルス数が所定のパルス数以上となるように、前記調整装
    置を制御することを特徴とする露光装置。
  4. 【請求項4】 露光対象としての基板上のパターンが形
    成されたマスクを介して露光されるべき露光位置から投
    影光軸に直交する光軸直交面内でシフトしたシフト位置
    で、前記投影光軸に沿う光軸方向に所定範囲の有効検出
    領域を有するフォーカス検出装置により検出した検出値
    に基づいて、前記基板の前記光軸方向の位置を基準位置
    に一致するように移動する第1移動ステップと、 前記露光位置が前記マスクのパターンの像の投影位置に
    一致するように、前記光軸直交面内で前記基板を移動す
    る第2移動ステップと、 前記露光位置で前記フォーカス検出装置により検出した
    検出値に基づいて、前記基板の前記光軸方向の位置に前
    記基準位置が一致するように該基準位置を変更する変更
    ステップと、 前記フォーカス検出装置の検出値に従って前記基板を前
    記光軸方向に移動しつつ、前記マスクを介して前記基板
    の同一箇所を露光する露光ステップとを含むことを特徴
    とする露光方法。
  5. 【請求項5】 前記露光ステップでは、前記基板を前記
    光軸方向に連続的に移動しつつ露光するようにしたこと
    を特徴とする請求項4に記載の露光方法。
  6. 【請求項6】 前記露光ステップでは、前記基板を前記
    光軸方向に段階的に移動しつつ、間欠的に複数回露光す
    るようにしたことを特徴とする請求項4に記載の露光方
    法。
  7. 【請求項7】 露光光により照明されたマスクのパター
    ンの像を基板に投影する投影光学系と、 前記基板を前記投影光学系の光軸に沿う光軸方向に及び
    該光軸方向に略直交する光軸直交面内で移動するステー
    ジと、 前記光軸方向に所定範囲の有効検出領域を有し、前記投
    影光学系による投影位置における前記基板の前記光軸方
    向の位置を検出するフォーカス検出装置と、 前記基板上の前記マスクを介して露光されるべき露光位
    置から前記光軸直交面内でシフトしたシフト位置を前記
    投影位置に設定して前記フォーカス検出装置により検出
    した検出値に基づいて、前記基板の前記光軸方向の位置
    を基準位置に一致するように移動し、 前記露光位置を前記投影位置に設定して前記フォーカス
    検出装置により検出した検出値に基づいて、前記基板の
    前記光軸方向の位置に前記基準位置が一致するように該
    基準位置を変更し、 前記フォーカス検出装置の検出値に従って前記基板を前
    記光軸方向に移動しつつ、前記マスクを介して前記基板
    の同一箇所を露光するよう制御する制御装置とを備えた
    ことを特徴とする露光装置。
  8. 【請求項8】 前記制御装置は、前記基板を前記光軸方
    向に連続的に移動しつつ露光するよう制御することを特
    徴とする請求項7に記載の露光装置。
  9. 【請求項9】 前記制御装置は、前記基板を前記光軸方
    向に段階的に移動しつつ、間欠的に複数回露光するよう
    制御することを特徴とする請求項7に記載の露光装置。
  10. 【請求項10】 前記フォーカス検出装置は、前記基板
    に照射されて該基板で反射された検出光の結像位置の前
    記基準位置からのずれを検出することにより前記基板の
    前記光軸方向の位置を検出するセンサ、及び該検出光の
    光路上に設けられた該検出光の該センサ上での結像位置
    を調整する基準位置調整装置を含むことを特徴とする請
    求項7に記載の露光装置。
  11. 【請求項11】 請求項1又は4に記載の露光方法を用
    いて基板を露光するステップを含むことを特徴とするデ
    バイス製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項3又は7に記載の露光装置を用
    いて基板を露光するステップを含むことを特徴とするデ
    バイス製造方法。
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