JP2001344927A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2001344927A
JP2001344927A JP2000163019A JP2000163019A JP2001344927A JP 2001344927 A JP2001344927 A JP 2001344927A JP 2000163019 A JP2000163019 A JP 2000163019A JP 2000163019 A JP2000163019 A JP 2000163019A JP 2001344927 A JP2001344927 A JP 2001344927A
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JP
Japan
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information recording
disk
cartridge
recording disk
case
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000163019A
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English (en)
Inventor
Kenji Ota
健司 太田
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報記録ディスク表面の保護と、カートリッ
ジケース内への粉塵等異物の侵入の防止を図ることが可
能なディスクカートリッジを提供する。 【解決手段】 駆動軸挿入口4を有するカートリッジケ
ース(第1ケース半体1、第2ケース半体2)と、その
カートリッジケース内に回転可能に収納された情報記録
ディスク3を備えたディスクカートリッジにおいて、前
記カートリッジケースの内側に駆動軸挿入口4の外周に
沿った環状の凹部2aを形成し、前記情報記録ディスク
3の前記環状の凹部2aと対向する位置に環状の凸部3
aを形成して、前記環状の凹部2aと凸部3aが遊嵌す
る方向に情報記録ディスク3を弾性付勢するバネ部材8
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのケース半体
を組み合わせて構成されるカートリッジケースと、その
カートリッジケース内に回転可能に収納された情報記録
ディスクを備えたディスクカートリッジに係り、特に情
報記録ディスクの保護及び粉塵侵入防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア化に対応して、大
量のデータを高密度で記録し、かつ迅速に再生する光情
報記録装置が注目されている。この光情報記録装置はC
D、レーザディスクのようにディスク作製時に情報をデ
ィスク上にスタンピングし、情報の再生のみを可能とし
た再生専用形ディスクを用いたもの、CD−Rのように
一度だけ記録を可能とした追記形ディスクを用いたも
の、光磁気記録方式や相変化記録方式を用いて何度でも
データの書換え・消去を可能とした書換え形ディスクを
用いたものなどがある。これらの光情報記録装置の中で
も、高転送レートを要求される分野では、主に光磁気記
録装置が用いられている。
【0003】また、データの記録・再生はレーザ光をレ
ンズで回折限界にまで絞り込んだ光スポットを用いて行
なわれている。この光スポットのサイズは、レーザ光の
波長をλ、レンズの開口数をNAとすると、λ/NA程
度となる。より高密度な、すなわちより小さいパターン
を記録再生すめためには、より小さいレーザ光スポット
が必要となる。
【0004】光スポットを小さくするためには、λ/N
Aの式から、レーザ光の波長λを小さくする、レンズの
開口数NAを大きくする、の2通りの方法が考えられ
る。レンズの開口数NAは、レンズの絞り半角をθとす
ると、NA=sinθで表され、1より小さい値とな
る。
【0005】現在実用化されている光情報記録装置で使
用されている対物レンズの開口数NAは大きくとも0.
6程度である。これは開口数NAが大きくなるにつれ、
対物レンズの光軸が基板に対して傾いた場合のコマおよ
び非点収差が大きくなるためである。
【0006】この問題を解決するためには、光が通過す
る透明層の厚み(従来の光情報記録装置では透明基板の
厚みに相当する)を薄くするとともに、対物レンズの光
軸が透明基板に対して傾かないようにすることが重要で
ある。そのため、透明基板上にトラッキング時の信号お
よびアドレス信号などを得るための溝、ピットを形成
し、その上に反射層を含む記録層を形成し、その上に厚
み0.1mm程度の透明樹脂層を形成した情報記録媒体
を用い、この情報記録媒体の前記透明樹脂層の表面を対
物レンズなどを搭載したスライダーを押し当てて記録再
生を行なう光情報記録媒体およびその製造方法が提案さ
れている(特開平8−235638号公報参照)。
【0007】しかしこの光情報記録媒体では、スライダ
ーを前記透明樹脂層上に押し当てながら移動するため、
スライダーと透明樹脂層の摺接により、透明樹脂層に傷
が付き易いという問題がある。
【0008】また、記録層上に形成する透明樹脂層は、
紫外線硬化樹脂をスピンコートして形成されるか、もし
くは透明樹脂フィルムを接着して形成される。透明樹脂
フィルムを接着する場合には、フィルムと記録層間に空
気溜まりもしくは気泡ができないように接着する必要が
あり、生産性が問題となる。
【0009】さらに紫外線硬化樹脂層を厚さ0.1mm
程度に塗布形成する場合、通常の光情報記録媒体の保護
膜厚10〜20μmに比べて5〜10倍程度厚いため、
樹脂粘度をかなり高く設定する必要がある。この場合、
透明樹脂層の均一度、および空気の巻き込みによる気泡
の発生などの問題が起こり、透明樹脂フィルムの接着の
場合と同様、生産性および歩留りに問題が生じる。
【0010】一方、固体半球レンズ(SIL)を介して
光を情報記録媒体上に結像させ、かつSILと光情報記
録媒体表面間の間隔を1/4λ(λ:レーザ光の波長)
程度として、近接場光を用いて実効的に対物レンズのN
Aを高める、近接場光記録再生方式が提案されている。
(USP5,125,750 参照) しかしこれにおいてもレーザ光の波長が650nmの場
合、SILの底面と光情報記録媒体表面の間隔は160
nmと非常に狭く、SILによる光情報記録媒体表面の
傷つきなどが問題となる。このため、ディスクを収納す
るカートリッジにおいては、非使用時にディスク表面に
粉塵などが付着することを極力抑える必要がある。
【0011】図4は従来例に係るディスクカートリッジ
の要部断面図である。カートリッジケースを構成する第
1ケース半体(上ケース)1と第2ケース半体(下ケー
ス)2に挟まれるようにして、カートリッジケース内に
情報記録ディスク3が収納されている。情報記録ディス
ク3は、第2ケース半体2に形成された駆動軸挿入口4
からカートリッジケース内に挿入される駆動軸5により
回転駆動される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このディスクカートリ
ッジにおいては、情報記録ディスク3は、カートリッジ
ケース内でフリーであって、上下動するため運搬時など
に情報記録ディスク3ががたつき、この結果、記録面に
傷が付き、記録再生特性が劣化するという問題があっ
た。
【0013】また未使用時は、シャッター6により第2
ケース半体2の駆動軸挿入口4が塞がれているから、カ
ートリッジケース内部への粉塵等の侵入は阻止される
が、使用時は駆動軸挿入口4が開き、粉塵等が矢印Aで
示すように、カートリッジケース内部に侵入するという
問題があった。
【0014】従来から、情報記録ディスクの表面の傷を
防止し、ディスク表面に粉塵などが付着するのを極力抑
える必要があることは認識されていたが、実際には、上
述したような不具合が存在した。
【0015】本発明は、情報記録ディスク表面の保護
と、カートリッジケース内への粉塵等異物の侵入の防止
を図ることが可能なディスクカートリッジを提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、駆動軸挿入口を有するカートリッジケー
スと、そのカートリッジケース内に回転可能に収納され
た情報記録ディスクを備えたディスクカートリッジにお
いて、前記カートリッジケースの内側に駆動軸挿入口の
外周に沿った環状の凹部または凸部を形成し、前記情報
記録ディスクの前記環状の凹部または凸部と対向する位
置に環状の凸部または凹部を形成して、前記環状の凹部
と凸部が遊嵌する方向に情報記録ディスクを弾性付勢す
るバネ部材を設けたことを特徴とする。
【0017】本発明では、カートリッジケースの内側に
駆動軸挿入口の外周に沿った環状の凹部または凸部を形
成し、情報記録ディスクの前記環状の凹部または凸部と
対向する位置に環状の凸部または凹部を形成して、前記
環状の凹部と凸部が遊嵌する方向に情報記録ディスクを
弾性付勢するバネ部材を設けたので、非使用時において
は、バネ部材の弾性力により、カートリッジケースと情
報記録ディスクに設けられた凹部の底面と凸部の先端面
が当接し、情報記録ディスクが固定される。
【0018】従って、運搬時に情報記録ディスクが振動
してカートリッジケースの内側に接触することが無くな
り、情報記録ディスクの表面に傷が付くのが防止され
る。また使用時においても、凹部と凸部の存在により粉
塵等がカートリッジケース内に侵入し難くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
ディスクカートリッジの使用時の要部断面図、図2は同
じく未使用時の要部断面図、図3はバネ部材の平面図で
ある。
【0020】図1と図2に示すように、ディスクカート
リッジは、カートリッジケースを構成する第1ケース半
体1と第2ケース半体2に挟まれるようにして、カート
リッジケース内に情報記録ディスク3が収納されてい
る。
【0021】情報記録ディスク3は、第2ケース半体2
に形成された駆動軸挿入口4からカートリッジケース内
に挿入される駆動軸5により回転駆動される。また第2
ケース半体2の下面には、駆動軸挿入口4とヘッド挿入
口(図示せず)を開閉するシャッター6が設けてある。
【0022】このディスクカートリッジは、第2ケース
半体2の内側に、駆動軸挿入口4の外周に沿った環状の
凹部2aを形成し、また情報記録ディスク3にあって凹
部2aと対向する位置に環状の凸部3aを形成する。
【0023】駆動軸5の先端には永久磁石6が設けてあ
り、情報記録ディスク3の中央部に駆動軸5の先端が嵌
合される磁性キャップ(例えば磁性ステンレスで構成さ
れる)7が設けてある。第1ケース半体1の内面にあっ
て、磁性キャップ7と当接する位置には、板バネ状のバ
ネ部材8が設けてある。バネ部材8は図3に示すように
リング状の固定部8aと、固定部8aの一部から内側に
向けて延びた押圧部8bから構成されている。このバネ
部材8の形状は任意に変更可能である。
【0024】磁性キャップ7は、情報記録ディスク3に
接着剤で一体に連結されているか、樹脂モールドで情報
記録ディスク3と一体に連結することも可能である。バ
ネ部材8(固定部8a)と第1ケース半体1は接着剤、
ネジ止め、融着などの適宜な手段で固定される。
【0025】図1に示すディスクカートリッジの使用時
は、駆動軸5が駆動軸挿入口4からカートリッジケース
内に入り、駆動軸5の先端の永久磁石6が磁性キャップ
7に当接して磁着し、情報記録ディスク3と磁性キャッ
プ7をバネ部材8の弾発力に抗して押し上げる。
【0026】この状態で凹部2aの底面と凸部3aの先
端面の間には隙間が生じてはいるが、凹部2a内に凸部
3aが嵌合された状態であるので、駆動軸挿入口4から
内部に侵入しようとする粉塵は、この凹部2aと凸部3
aの部分で阻止される。従って、カートリッジケース内
部に粉塵が侵入し難くなる。
【0027】図2に示すディスクカートリッジの未使用
時は、駆動軸挿入口4とヘッド挿入口はシャッター9に
より塞がれている。このときバネ部材8の弾性力により
磁性キャップ7は押圧され、情報記録ディスク3は下方
に移動して、凹部2aの底面と凸部3aの先端面が当接
する。従って情報記録ディスク3はカートリッジケース
内で固定され、運搬時などにがたつきが生じなくなるの
で、その記録面に傷が付くのを防止することができる。
【0028】なお、上記の実施形態では、第2ケース本
体2側に環状の凹部2aを設け、情報記録ディスク3側
に環状の凸部3aを設けたが、逆の関係にしてもよい。
即ち、第2ケース本体2側に環状の凸部を、また情報記
録ディスク3側に環状の凹部を設けてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、カートリッジケースの
内側に駆動軸挿入口の外周に沿った環状の凹部または凸
部を形成し、情報記録ディスクの前記環状の凹部または
凸部と対向する位置に環状の凸部または凹部を形成し
て、前記環状の凹部と凸部が遊嵌する方向に情報記録デ
ィスクを弾性付勢するバネ部材を設けたので、非使用時
においては、バネ部材の弾性力により、カートリッジケ
ースと情報記録ディスクに設けられた凹部の底面と凸部
の先端面が当接し、情報記録ディスクが安定した状態で
固定される。
【0030】従って、運搬時などに情報記録ディスクが
振動してカートリッジケースの内側に接触することが無
くなり、情報記録ディスクの記録面に傷が付くのを防止
することができる。また使用時においても、凹部と凸部
の存在により粉塵等がカートリッジケース内に侵入する
のを極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るディスクカートリッジ
の使用時の要部断面図である。
【図2】そのディスクカートリッジの未使用時の要部断
面図である。
【図3】そのディスクカートリッジに用いるバネ部材の
平面図である。
【図4】従来のディスクカートリッジの要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1ケース半体 2 第2ケース半体 2a 環状の凹部 3 情報記録ディスク 3a 環状の凸部 4 駆動軸挿入口 5 駆動軸 6 永久磁石 7 磁性キャップ 8 バネ部材 9 シャッター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸挿入口を有するカートリッジケー
    スと、そのカートリッジケース内に回転可能に収納され
    た情報記録ディスクを備えたディスクカートリッジにお
    いて、 前記カートリッジケースの内側に駆動軸挿入口の外周に
    沿った環状の凹部または凸部を形成し、 前記情報記録ディスクの前記環状の凹部または凸部と対
    向する位置に環状の凸部または凹部を形成して、 前記環状の凹部と凸部が遊嵌する方向に情報記録ディス
    クを弾性付勢するバネ部材を設けたことを特徴とするデ
    ィスクカートリッジ。
JP2000163019A 2000-05-31 2000-05-31 ディスクカートリッジ Withdrawn JP2001344927A (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20070807