JP2001344916A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2001344916A
JP2001344916A JP2000166884A JP2000166884A JP2001344916A JP 2001344916 A JP2001344916 A JP 2001344916A JP 2000166884 A JP2000166884 A JP 2000166884A JP 2000166884 A JP2000166884 A JP 2000166884A JP 2001344916 A JP2001344916 A JP 2001344916A
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JP
Japan
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chassis
yoke
magnetic disk
top cover
upper yoke
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JP2000166884A
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English (en)
Inventor
Makoto Miyamoto
誠 宮本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータ等に使用される磁気
ディスク装置において、各部品の積層構成による装置厚
みの問題を解決し、ボイスコイルモータの特性を確保し
つつ、装置全体の薄型化が図れる高性能な磁気ディスク
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 上ヨーク4と平面的に干渉するトップカ
バー3の所定領域に切り欠きを設けて、上ヨーク4とト
ップカバー3とをほぼ同一平面上に配設することによ
り、上ヨーク4とトップカバー3とが厚み方向に積層さ
れない構成となり、トップカバー3の上端面位置まで、
ボイスコイルモータ20の占有厚みを拡大できる。した
がって、ボイスコイルモータ20の厚みを薄くすること
なく、装置全体の薄型化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなどに用いられる磁気ディスク装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般的な従来の磁気ディスク装置の構造
は、例として特開平6−251575号公報に見られる
ように、シャーシに対して下ヨーク、永久磁石、コイ
ル、上ヨーク、トップカバーが積層構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、パーソナルコン
ピュータは一層小型化され、性能も向上しており、磁気
ディスク装置に要求される性能も高まっている。つま
り、小型で大容量、高転送レート化の磁気ディスク装置
が望まれている。
【0004】しかしながら、上記従来の構成では、以下
に述べる問題があった。磁気ディスク装置の小型・薄型
化が進む中、従来の構成では、シャーシに対して下ヨー
ク、永久磁石、コイル、上ヨーク、トップカバーが積層
構造になっている。この積層構造において薄型化を図る
ためには、それぞれの厚みを薄くする必要があるが、そ
れぞれの厚みを薄くするとボイスコイルモータの特性が
悪化して、アクチュエータ全体の制御性や消費電力に影
響を及ぼすこととなり、装置全体の薄型化には限界があ
った。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、アクチュエータの特性を確保しつつ、簡単な構成
で装置全体の薄型化が図れる高性能な磁気ディスク装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の磁気ディスク装置は、上端部が開口
した矩形箱状のシャーシと、磁気記録媒体を回転可能に
保持し、シャーシに固定したスピンドルモータと、磁気
記録媒体に対して情報の記録再生を行なう磁気ヘッド
と、シャーシに固定した下ヨークと、この下ヨークと所
定の空隙を介して対向した上ヨークと、空隙内にあっ
て、少なくとも上ヨークまたは下ヨークのいずれか一方
に固着した永久磁石と、この永久磁石と上ヨーク、また
は下ヨークとから形成される磁気空隙内に配設したコイ
ルと、磁気ヘッドとコイルとを一体的に保持し、回動自
在にシャーシに支持したアクチュエータと、シャーシの
上端開口部を閉塞してシャーシに固定するトップカバー
とを具備し、上ヨークと平面的に干渉するトップカバー
の所定領域に切り欠きを設けて、上ヨークとトップカバ
ーとをほぼ同一平面上に配設した構成とする。この構成
によって、上ヨークとトップカバーとが厚み方向に積層
されない構成となるため、トップカバーの上端面位置ま
で、ボイスコイルモータの占有厚みを拡大できる。した
がって、ボイスコイルモータの厚みを薄くすることな
く、装置全体の薄型化が可能となる。
【0007】請求項2記載の磁気ディスク装置は、上端
部が開口した矩形箱状のシャーシと、磁気記録媒体を回
転可能に保持し、シャーシに固定したスピンドルモータ
と、磁気記録媒体に対して情報の記録再生を行なう磁気
ヘッドと、シャーシに固定した下ヨークと、この下ヨー
クと所定の空隙を介して対向した上ヨークと、空隙内に
あって、少なくとも上ヨークまたは下ヨークのいずれか
一方に固着した永久磁石と、この永久磁石と上ヨーク、
または下ヨークとから形成される磁気空隙内に配設した
コイルと、磁気ヘッドとコイルとを一体的に保持し、回
動自在にシャーシに支持したアクチュエータと、シャー
シの上端開口部を閉塞してシャーシに固定するトップカ
バーとを具備し、下ヨークと平面的に干渉するシャーシ
の底壁の所定領域に切り欠きを設けて、シャーシの底壁
と下ヨークとをほぼ同一平面上に配設した構成とする。
この構成によって、下ヨークとシャーシの底壁とが厚み
方向に積層されない構成となるため、シャーシの底壁下
端面位置まで、ボイスコイルモータの占有厚みを拡大で
きる。したがって、ボイスコイルモータの特性を向上さ
せつつ、装置全体の薄型化が可能となる。
【0008】請求項3記載の磁気ディスク装置は、上端
部が開口した矩形箱状のシャーシと、磁気記録媒体を回
転可能に保持し、シャーシに固定したスピンドルモータ
と、磁気記録媒体に対して情報の記録再生を行なう磁気
ヘッドと、シャーシに固定した下ヨークと、この下ヨー
クと所定の空隙を介して対向した上ヨークと、空隙内に
あって、少なくとも上ヨークまたは下ヨークのいずれか
一方に固着した永久磁石と、この永久磁石と上ヨーク、
または下ヨークとから形成される磁気空隙内に配設した
コイルと、磁気ヘッドとコイルとを一体的に保持し、回
動自在にシャーシに支持したアクチュエータと、シャー
シの上端開口部を閉塞してシャーシに固定するトップカ
バーとを具備し、上ヨークに、アクチュエータの回動支
持軸上端部に嵌合する嵌合部を設けて、上ヨークの位置
を規制した構成とする。この構成によって、上ヨーク
は、アクチュエータの回動支持軸上端部に位置規制され
るため、上ヨークの組立位置精度が向上する。一方、ア
クチュエータ自身は、回動支持軸上端部を上ヨークに支
持されることになるため、動作時に回動支持軸に加わる
加振力によるアクチュエータの振動を抑制できる。した
がって、ピボット軸受の振動が回避され、狭トラック化
に対するトラッキング精度が向上し、記録密度の向上が
図れる。
【0009】請求項4記載の磁気ディスク装置は、請求
項1記載の磁気ディスク装置に対して、下ヨークと平面
的に干渉するシャーシの底壁の所定領域に切り欠きを設
けて、シャーシの底壁と下ヨークとをほぼ同一平面上に
配設した構成とする。この構成によって、上ヨークとト
ップカバー、および下ヨークとシャーシの底壁とが厚み
方向に積層されない構成となるため、トップカバー上端
面位置からシャーシの底壁下端面位置まで、ボイスコイ
ルモータの占有厚みを拡大できる。したがって、ボイス
コイルモータの特性を向上させつつ、装置全体のさらな
る薄型化が可能となる。
【0010】請求項5記載の磁気ディスク装置は、請求
項1記載の磁気ディスク装置に対して、上ヨークに、ア
クチュエータの回動支持軸上端部に嵌合する嵌合部を設
けて、上ヨークの位置を規制した構成とする。この構成
によって、ボイスコイルモータの厚みを薄くすることな
く、装置全体の薄型化が可能となり、さらに、上ヨーク
は、アクチュエータの回動支持軸上端部に位置規制され
るため、上ヨークの組立位置精度が向上する。一方、ア
クチュエータ自身は、回動支持軸上端部を上ヨークに支
持されることになるため、動作時に回動支持軸に加わる
加振力によるアクチュエータの振動を抑制できる。した
がって、ピボット軸受の振動が回避され、狭トラック化
に対するトラッキング精度が向上し、記録密度の向上が
図れる。
【0011】請求項6記載の磁気ディスク装置は、請求
項2記載の磁気ディスク装置に対して、上ヨークに、ア
クチュエータの回動支持軸上端部に嵌合する嵌合部を設
けて、上ヨークの位置を規制した構成とする。この構成
によって、ボイスコイルモータの厚みを薄くすることな
く、装置全体の薄型化が可能となり、さらに、上ヨーク
は、アクチュエータの回動支持軸上端部に位置規制され
るため、上ヨークの組立位置精度が向上する。一方、ア
クチュエータ自身は、回動支持軸上端部を上ヨークに支
持されることになるため、動作時に回動支持軸に加わる
加振力によるアクチュエータの振動を抑制できる。した
がって、ピボット軸受の振動が回避され、狭トラック化
に対するトラッキング精度が向上し、記録密度の向上が
図れる。
【0012】請求項7記載の磁気ディスク装置は、請求
項5記載の磁気ディスク装置に対して、下ヨークと平面
的に干渉するシャーシの底壁の所定領域に切り欠きを設
けて、シャーシの底壁と下ヨークとをほぼ同一平面上に
配設した構成とする。この構成によって、上ヨークとト
ップカバー、および下ヨークとシャーシの底壁とが厚み
方向に積層されない構成となるため、トップカバー上端
面位置からシャーシの底壁下端面位置まで、ボイスコイ
ルモータの占有厚みを拡大できる。したがって、ボイス
コイルモータの特性を向上させつつ、装置全体のさらな
る薄型化が可能となる。さらに、上ヨークは、アクチュ
エータの回動支持軸上端部に位置規制されるため、上ヨ
ークの組立位置精度が向上する。一方、アクチュエータ
自身は、回動支持軸上端部を上ヨークに支持されること
になるため、動作時に回動支持軸に加わる加振力による
アクチュエータの振動を抑制できる。したがって、ピボ
ット軸受の振動が回避され、狭トラック化に対するトラ
ッキング精度が向上し、記録密度の向上が図れる。
【0013】請求項8記載の磁気ディスク装置は、請求
項1または4または5または7記載の磁気ディスク装置
に対して、磁気ヘッドが収納されるトップカバーとシャ
ーシとで形成された空間に対して外気を封止するため
に、少なくともトップカバーと上ヨークとの隣接空隙部
の所定領域に薄膜状フィルムを貼付する。このことによ
り、空隙を封止して外気からの粉塵等の混入を防いでい
る。
【0014】請求項9記載の磁気ディスク装置は、請求
項2または4または6または7記載の磁気ディスク装置
に対して、磁気ヘッドが収納されるトップカバーとシャ
ーシとで形成された空間に対して外気を封止するため
に、少なくともシャーシの底壁と下ヨークとの隣接空隙
部の所定領域に薄膜状フィルムを貼付する。このことに
より、空隙を封止して外気からの粉塵等の混入を防いで
いる。
【0015】請求項10記載の磁気ディスク装置は、請
求項4または7記載の磁気ディスク装置に対して、磁気
ヘッドが収納されるトップカバーとシャーシとで形成さ
れた空間に対して外気を封止するために、トップカバー
と上ヨークとの隣接空隙部の所定領域とシャーシの底壁
と下ヨークとの隣接空隙部の所定領域に薄膜状フィルム
を貼付する。このことにより、空隙を封止して外気から
の粉塵等の混入を防いでいる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図13を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の磁気ディスク装置の
斜視図である。図2は、本発明の磁気ディスク装置の分
解斜視図である。図3は、本発明の磁気ディスク装置に
おける部分断面図である。図1および図3において、筐
体1は、上端の開口した矩形箱状を有するシャーシ2
と、シャーシ2にねじ止めされてシャーシ2の上端開口
部を閉塞するトップカバー3とを有している。また、筐
体1内には、磁気記録媒体としての磁気ディスク16、
磁気ディスク16を支持および回転させるスピンドルモ
ータ17、磁気ディスク16に対して情報の記録、再生
を行なう磁気ヘッド12を支持したサスペンションアー
ム10、回動自在に支持したアクチュエータ19、アク
チュエータ19を回動および位置決めさせるボイスコイ
ルモータ20、アクチュエータ19の待避位置に設けら
れたランプブロック18、さらに磁気ヘッド12をヘッ
ドアンプ14に接続するフレキシブルプリント基板15
等が収納されている。また、シャーシ2下面には、図示
していないが、スピンドルモータ17、ボイスコイルモ
ータ20の動作等を制御する駆動回路を実装したプリン
ト基板が固定されている。この磁気ディスク装置は、ア
クチュエータ19のロード/アンロード機構を備えてお
り、磁気ディスク装置の動作停止の際に、アクチュエー
タ19を待避位置にアンロードし、磁気ディスク装置の
非動作時に、アクチュエータ19を待避位置に保持する
ものである。磁気ディスク16は、スピンドルモータ1
7のロータ部にクランプ部材(図示せず)を介して固定
されている。磁気ディスク16は、磁気ディスク装置が
動作しているとき、スピンドルモータ17のスピンドル
軸を中心にして回転駆動され、磁気ディスク装置が非動
作のとき、回転停止する。ディスク16の表面には、図
示していないが、データおよびサーボ情報が記録される
トラックが同心円状に配置されている。アクチュエータ
19は、サスペンションアーム10とコイルアーム8と
で構成されている。図2では、コイルアーム8と一対の
サスペンションアーム10とをナット13を介してピボ
ット軸受7に支持しており、回動自在である。サスペン
ションアーム10は、ランプブロック18に待避するた
めのタブ10aを有する。タブ10aは、アクチュエー
タ19が待避位置に移動したときに、ランプブロック1
8により保持される部分である。このタブ10aにはラ
ンプブロック18に接触する凸部が形成されている(図
示せず)。また、サスペンションアーム10には、スラ
イダ11が実装されている。スライダ11は、それぞれ
磁気ディスク16の上面、下面に対向するようにサスペ
ンションアーム10に取り付けられており、図示しない
制御部からのデータを磁気ディスク16表面のトラック
に記録し、またトラックに記録されたデータを読み込ん
で制御部に送る磁気ヘッド12(図示しない)を備えて
いる。また、磁気ヘッド12は、フレキシブルプリント
基板15を介してヘッドアンプ14に接続されている。
したがって、アクチュエータ19には、合計2つの磁気
ヘッド12が固定されており、磁気ディスク16は、隣
合う一対の磁気ヘッド12間に位置している。また、各
スライダ11は、サスペンションアーム10の付勢力に
より磁気ディスク16に付勢されている。ボイスコイル
モータ20は、コイル9と、上ヨーク4、下ヨーク5、
永久磁石6とで構成されている。アクチュエータ19の
コイルアーム8に固定されたコイル9の下端面には、所
定の空隙を介して永久磁石6が対向配置されており、永
久磁石6は、下ヨーク5の端面に固定されている。コイ
ル9の上端面には、所定の空隙を介して上ヨーク4が対
向配置されている。したがって、永久磁石6、上ヨーク
4、下ヨーク5とで磁気回路を形成し、また、コイルア
ーム8は、上ヨーク4と永久磁石6とに挟まれた空間に
配置されており、コイル9が移動可能となっている。ラ
ンプブロック18は、図示していないが、タブ10aに
対応して斜面、および平面から形成される複合平面を有
しており、アンロード時のサスペンションアーム10の
揺動に伴うタブ10aの運動方向、すなわち磁気ディス
ク16の径方向外側に向けて、上記複合平面が配置され
て、シャーシ2に固定されている。なお、アクチュエー
タ19とボイスコイルモータ20とランプブロック18
とで、ロード/アンロード機構を構成している。また、
筐体1の厚み方向(スピンドルモータ17の回転軸方
向)に対してトップカバー3と上ヨーク4とをほぼ同一
平面上に配設している。このことによって、上ヨーク4
と平面的に干渉するトップカバー3の所定領域には切り
欠き(図1、図2参照)を設けて干渉を回避している。
なお、トップカバー3と上ヨーク4との隣接部や、シャ
ーシ2の上端面部に対するトップカバー3や上ヨーク4
の隣接部には、少なからず空隙が存在するが、筐体1の
上端部には、図示していないが、シール等の粘着材を塗
布した薄膜状フィルムを貼付することにより、空隙を封
止して外気からの粉塵等の混入を防いでいる。
【0017】以上のように構成された磁気ディスク装置
について、その動作を説明する。まず、所定の駆動回路
(図示せず)により、スピンドルモータ17が駆動され
ると、磁気ディスク16は所定の回転速度で回転する。
磁気ディスク16の回転により空気流が発生し、この空
気流は、スライダ11と磁気ディスク16表面との間を
流通する。それにより、スライダ11は、サスペンショ
ンアーム10の付勢力に抗して、磁気ディスク16の表
面から浮上する。続いて、所定の駆動回路(図示せず)
により、ボイスコイルモータ20のコイル9に通電され
ると、コイル9から発生する磁束と永久磁石6からの磁
束との相互作用により、アクチュエータ19は通電量に
応じた角度回動される。それにより、サスペンションア
ーム10に支持されたスライダ11は、磁気ディスク1
6の径方向に沿って、磁気ディスク16上を浮上状態で
移動し、磁気ディスク16の所望のトラック上に位置さ
れる。そして、スライダ11に設けられた磁気ヘッド1
2により、磁気ディスク16に対して情報の記録、再生
が行なわれる。
【0018】以上のように本実施の形態によれば、上ヨ
ーク4と平面的に干渉するトップカバー3の所定領域に
切り欠きを設けて、上ヨーク4とトップカバー3とをほ
ぼ同一平面上に配設したことにより、上ヨーク4とトッ
プカバー3とが厚み方向に積層されない構成となる。し
たがって、トップカバー3の上端面位置まで上ヨーク4
を配設可能となり、トップカバー3の厚みおよび所定空
隙量分、ボイスコイルモータ20の占有厚みが拡大でき
る。つまり、ボイスコイルモータ20の特性を確保しつ
つ装置全体の薄型化が可能となる。
【0019】なお、本発明は、トップカバー3と上ヨー
ク4の平面形状を問うものではなく、お互いがほぼ同一
平面上に位置して平面的に干渉しない構成であればよ
い。また、図3では、永久磁石6が下ヨーク5に固着し
ているが、上ヨーク4に固着してもよいことは言うまで
もない。 (実施の形態2)図4は、本発明の磁気ディスク装置の
斜視図である。図5は、本発明の磁気ディスク装置の分
解斜視図である。図6(a)、(b)は、本発明の磁気
ディスク装置における部分断面図である。図4、図5、
図6(a)、(b)において、筐体1、シャーシ2、磁
気ディスク16、スピンドルモータ17、磁気ヘッド1
2、スライダ11、サスペンションアーム10、タブ1
0a、ボイスコイルモータ20、アクチュエータ19、
コイルアーム8、コイル9、下ヨーク5、永久磁石6、
ランプブロック18、ヘッドアンプ14、フレキシブル
プリント基板15は、図2の構成と同様なものである。
図2の構成と異なるのは、上ヨーク4に、ピボット軸受
7(アクチュエータ19の回動支持軸)上端部に嵌合す
る嵌合部4aを設けて、上ヨーク4の位置を規制した点
である。また、トップカバー3の平面形状は、上ヨーク
4の形状に応じて平面的に干渉しない形状となってい
る。なお、ボイスコイルモータ20の断面構成や、サス
ペンションアーム10からスライダ11までの断面構
成、並びに磁気ヘッド12と磁気ディスク16との位置
関係は、図3の構成と同様なものである。
【0020】以上のように構成された磁気ディスク装置
について、その動作を説明する。まず、所定の駆動回路
(図示せず)により、スピンドルモータ17が駆動され
ると、磁気ディスク16は所定の回転速度で回転する。
磁気ディスク16の回転により空気流が発生し、この空
気流は、スライダ11と磁気ディスク16表面との間を
流通する。それにより、スライダ11は、サスペンショ
ンアーム10の付勢力に抗して、磁気ディスク16の表
面から浮上する。続いて、所定の駆動回路(図示せず)
により、ボイスコイルモータ20のコイル9に通電され
ると、コイル9から発生する磁束と永久磁石6からの磁
束との相互作用により、アクチュエータ19は通電量に
応じた角度回動される。それにより、サスペンションア
ーム10に支持されたスライダ11は、磁気ディスク1
6の径方向に沿って、磁気ディスク16上を浮上状態で
移動し、磁気ディスク16の所望のトラック上に位置さ
れる。そして、スライダ11に設けられた磁気ヘッド1
2により、磁気ディスク16に対して情報の記録、再生
が行なわれる。
【0021】以上のように本実施の形態によれば、上ヨ
ーク4と平面的に干渉するトップカバー3の所定領域に
切り欠きを設けて、上ヨーク4とトップカバー3とをほ
ぼ同一平面上に配設し、かつ上ヨーク4には、アクチュ
エータ19の回動支持軸上端部に嵌合する嵌合部4aを
設けて、上ヨーク4の位置を規制したことにより、上ヨ
ーク4とトップカバー3とが厚み方向に積層されない構
成となる。したがって、シャーシ2上端面まで上ヨーク
4を配設可能となり、トップカバー3の厚みおよび所定
空隙量分、ボイスコイルモータ20の占有厚みが拡大で
きる。つまり、ボイスコイルモータ20の特性を確保し
つつ装置全体の薄型化が可能となる。
【0022】また、上ヨーク4は、アクチュエータ19
の回動支持軸上端部に位置規制されるため、回動支持軸
上端部が上ヨーク4組立時の位置決めとして作用するこ
とになる。したがって、上ヨーク4の組立位置精度、並
びに組立性の向上が図れる。さらに、一方で、アクチュ
エータ19自身は、回動支持軸上端部を上ヨーク4に支
持されることになるため、動作時に回動支持軸に加わる
加振力が抑制される。したがって、アクチュエータ19
の位置決め精度が向上し、狭トラック化、および高密度
記録化に対応する磁気ディスク装置が実現できる。
【0023】なお、本実施例では、上ヨーク4の嵌合部
4aの形状は、丸孔としたが、嵌合部4aの形状を問う
ものではなく、長孔による規制であってもよい。さら
に、上ヨーク上4端側からのビス止めであってもよい。
また、図6(a)では、永久磁石6が下ヨーク5に固着
しているが、上ヨーク4に固着した構成であってもよ
い。図6(b)は、永久磁石6が上ヨーク4に固着した
構成である。一般に、ピボット軸受7の回動中心に対す
る永久磁石6の取付精度は、ボイスコイルモータ20の
特性に影響し、その取付精度が悪化するとボイスコイル
モータ20の推力が低下することになる。また、その取
付精度悪化の要因は、ヨーク(図6(b)では、上ヨー
ク4)に対する永久磁石6の位置精度、およびヨーク
(図6(b)では、上ヨーク4)の組立精度が考えられ
る。永久磁石6とヨークとの位置関係は、着磁時に治具
等により位置精度が確保される。また、ヨークの組立精
度は、本発明においては、嵌合部4aによって上ヨーク
4が位置規制される。したがって、永久磁石6はピボッ
ト軸受7の回動中心に対して同軸的に配設されることに
なる。つまり、永久磁石6が上ヨーク4に固着した構成
では、永久磁石6の組立精度が向上し、ボイスコイルモ
ータ20の特性が向上する。
【0024】ここで、本実施の形態2では、上ヨーク4
と平面的に干渉するトップカバー3の所定領域に切り欠
きを設けた上で、上ヨーク4にアクチュエータ19の回
動支持軸上端部に嵌合する嵌合部4aを設けているが、
トップカバー3に切り欠きを設けずに嵌合部4aを設け
ても、上記嵌合部4aを設けた時の効果と同様の効果を
得ることができる。 (実施の形態3)図7は、本発明の磁気ディスク装置の
下方向からみた斜視図である。図8は、本発明の磁気デ
ィスク装置の分解斜視図である。図9は、本発明の磁気
ディスク装置における部分断面図である。
【0025】図7、図8、図9において、磁気ディスク
16、スピンドルモータ17、磁気ヘッド12、スライ
ダ11、サスペンションアーム10、タブ10a、ボイ
スコイルモータ20、アクチュエータ19、コイルアー
ム8、コイル9、永久磁石6、ランプブロック18、ヘ
ッドアンプ14、フレキシブルプリント基板15は、図
2の構成と同様なものである。また、ボイスコイルモー
タ20の断面構成や、サスペンションアーム10からス
ライダ11までの断面構成、並びに磁気ヘッド12と磁
気ディスク16との位置関係は、図3の構成と同様なも
のである。図2の構成と異なるのは、下ヨーク5と平面
的に干渉するシャーシ2の底壁2aの所定領域に切り欠
きを設けて、シャーシ2の底壁2aと下ヨーク5とをほ
ぼ同一平面上に配設した点である。また、下ヨーク5の
上端面の位置がシャーシ2の底壁2aの上端面位置に配
設したことにより、ボイスコイルモータ20全体がシャ
ーシ2の底壁2a方向に配設され、トップカバー3には
特に切り欠きを設けずにシャーシ2の上端開口部を閉塞
する構成となっている点が図2の構成と異なる。筐体1
は、シャーシ2と、シャーシ2にねじ止めされてシャー
シ2の上端開口部を閉塞するトップカバー3とを有して
いる。シャーシ2は、矩形の底壁2aおよび底壁2aの
側縁に立設された側壁2bを有し、上端部が開口した矩
形箱状である。また、底壁2aの下ヨーク5と平面的に
干渉する領域には、切り欠きを設けて、シャーシ2の厚
み方向(スピンドルモータ17の回転軸方向)に対して
底壁2aと下ヨーク5とをほぼ同一平面上に配設してい
る。また、下ヨーク5の上端面には、永久磁石6が固着
されており、下ヨーク5は、シャーシ2の下端面側から
ねじ止めされている。したがって、底壁2aの下端面と
下ヨーク5の下端面とは、ほぼ同一面上に位置している
(図9参照)。なお、シャーシの底壁2aや側壁2bと
下ヨーク5との隣接部には、少なからず空隙が存在する
が、シャーシの底壁2aおよび下ヨーク5下端面には、
図示していないが、シール等の粘着材を塗布した薄膜状
フィルムを貼付することにより、空隙を封止して外気か
らの粉塵等の混入を防いでいる。
【0026】以上のように構成された磁気ディスク装置
について、その動作を説明する。まず、所定の駆動回路
(図示せず)により、スピンドルモータ17が駆動され
ると、磁気ディスク16は所定の回転速度で回転する。
磁気ディスク16の回転により空気流が発生し、この空
気流は、スライダ11と磁気ディスク16表面との間を
流通する。それにより、スライダ11は、サスペンショ
ンアーム10の付勢力に抗して、磁気ディスク16の表
面から浮上する。続いて、所定の駆動回路(図示せず)
により、ボイスコイルモータ20のコイル9に通電され
ると、コイル9から発生する磁束と永久磁石6からの磁
束との相互作用により、アクチュエータ19は通電量に
応じた角度回動される。それにより、サスペンションア
ーム10に支持されたスライダ11は、磁気ディスク1
6の径方向に沿って、磁気ディスク16上を浮上状態で
移動し、磁気ディスク16の所望のトラック上に位置さ
れる。そして、スライダ11に設けられた磁気ヘッド1
2により、磁気ディスク16に対して情報の記録、再生
が行なわれる。
【0027】以上のように本実施の形態によれば、下ヨ
ーク5と平面的に干渉するシャーシ2の底壁2aの所定
領域に切り欠きを設けて、シャーシ2の底壁2aと下ヨ
ーク5とをほぼ同一平面上に配設したことにより、下ヨ
ーク5とシャーシ2の底壁2aとが厚み方向に積層され
ない構成となる。したがって、ボイスコイルモータ20
の厚みを薄くすることなく、装置全体の薄型化が可能と
なる。一般に、シャーシ2の底壁2aには、スピンドル
モータ17やその他の機構部品等が配設されるため、機
械的な強度(剛性)が要求される。また、その要求を満
足するように底壁2aの肉厚が設定されており、比較的
強度が要求されないトップカバー3の肉厚と比べて大き
いものである。よって、実施の形態1と比べても薄型化
の効果は大きいものであり、ボイスコイルモータ20の
厚みを増大できる。したがって、ボイスコイルモータ2
0の特性を向上させつつ、装置全体の薄型化が図れる優
れた磁気ディスク装置を実現できる。
【0028】さらに、上ヨーク4にアクチュエータ19
の回動支持軸上端部に嵌合する嵌合部4aを設けること
で、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。 (実施の形態4)図10は、本発明の磁気ディスク装置
の分解斜視図である。図11は、本発明の磁気ディスク
装置における部分断面図である。図10、図11におい
て、磁気ディスク16、スピンドルモータ17、磁気ヘ
ッド12、スライダ11、サスペンションアーム10、
タブ10a、ボイスコイルモータ20、アクチュエータ
19、コイルアーム8、コイル9、永久磁石6、ランプ
ブロック18、ヘッドアンプ14、フレキシブルプリン
ト基板15は、図8の構成と同様なものである。また、
ボイスコイルモータ20の断面構成や、サスペンション
アーム10からスライダ11までの断面構成、並びに磁
気ヘッド12と磁気ディスク16との位置関係は、図9
の構成と同様なものである。図8の構成と異なるのは、
筐体1の厚み方向(スピンドルモータ17の回転軸方
向)に対してトップカバー3と上ヨーク4とをほぼ同一
平面上に配設している点である。上ヨーク4の上端面
は、トップカバー3の上端面とほぼ同じ高さに配設され
ており、トップカバー3の所定領域には切り欠きを設け
て、上ヨーク4との平面的な干渉を回避している。な
お、トップカバー3と上ヨーク4との隣接部や、シャー
シ2の上端面部に対するトップカバー3や上ヨーク4の
隣接部、並びに、シャーシ2の底壁2aや側壁2bと下
ヨーク5との隣接部には、少なからず空隙が存在する
が、筐体1の上端部やシャーシ2の底壁2aおよび下ヨ
ーク5下端面には、図示していないが、シール等の粘着
材を塗布した薄膜状フィルムを貼付することにより、空
隙を封止して外気からの粉塵等の混入を防いでいる。
【0029】以上のように構成された磁気ディスク装置
について、その動作を説明する。まず、所定の駆動回路
(図示せず)により、スピンドルモータ17が駆動され
ると、磁気ディスク16は所定の回転速度で回転する。
磁気ディスク16の回転により空気流が発生し、この空
気流は、スライダ11と磁気ディスク16表面との間を
流通する。それにより、スライダ11は、サスペンショ
ンアーム10の付勢力に抗して、磁気ディスク16の表
面から浮上する。続いて、所定の駆動回路(図示せず)
により、ボイスコイルモータ20のコイル9に通電され
ると、コイル9から発生する磁束と永久磁石6からの磁
束との相互作用により、アクチュエータ19は通電量に
応じた角度回動される。それにより、サスペンションア
ーム10に支持されたスライダ11は、磁気ディスク1
6の径方向に沿って、磁気ディスク16上を浮上状態で
移動し、磁気ディスク16の所望のトラック上に位置さ
れる。そして、スライダ11に設けられた磁気ヘッド1
2により、磁気ディスク16に対して情報の記録、再生
が行なわれる。
【0030】以上のように本実施の形態によれば、上ヨ
ーク4と平面的に干渉するトップカバー3の所定領域に
切り欠きを設けて、上ヨーク4とトップカバー3とをほ
ぼ同一平面上に配設し、かつ下ヨーク5と平面的に干渉
するシャーシ2の底壁2aの所定領域に切り欠きを設け
て、シャーシ2の底壁2aと下ヨーク5とをほぼ同一平
面上に配設したことにより、シャーシ2の上端面位置に
上ヨーク4を配設可能となるだけでなく、シャーシ2の
底壁2a下端面位置に下ヨーク5の下端面を配設可能と
なり、トップカバー3の上端面位置からシャーシ2の底
壁2a下端面位置までボイスコイルモータ20の占有厚
みを拡大することができ、ボイスコイルモータ20の特
性を向上させつつ、装置全体の薄型化が図れる優れた磁
気ディスク装置を実現できる。 (実施の形態5)図12は、本発明の磁気ディスク装置
の分解斜視図である。図13は、本発明の磁気ディスク
装置における部分断面図である。図12、図13におい
て、磁気ディスク16、スピンドルモータ17、磁気ヘ
ッド12、スライダ11、サスペンションアーム10、
タブ10a、ボイスコイルモータ20、アクチュエータ
19、コイルアーム8、コイル9、永久磁石6、ランプ
ブロック18、ヘッドアンプ14、フレキシブルプリン
ト基板15は、図10の構成と同様なものである。図1
0の構成と異なるのは、上ヨーク4に、ピボット軸受7
(アクチュエータ19の回動支持軸)上端部に嵌合する
嵌合部4aを設けて、上ヨーク4の位置を規制した点で
ある。また、トップカバー3の上端面位置と上ヨーク4
の上端面位置とをほぼ同じ高さに配設すると同時に、上
ヨーク4の形状に応じてトップカバー3の平面形状を平
面的に干渉しない形状にしている。なお、ボイスコイル
モータ20の断面構成や、サスペンションアーム10か
らスライダ11までの断面構成、並びに磁気ヘッド12
と磁気ディスク16との位置関係は、図11の構成と同
様なものである。
【0031】以上のように構成された磁気ディスク装置
について、その動作を説明する。まず、所定の駆動回路
(図示せず)により、スピンドルモータ17が駆動され
ると、磁気ディスク16は所定の回転速度で回転する。
磁気ディスク16の回転により空気流が発生し、この空
気流は、スライダ11と磁気ディスク16表面との間を
流通する。それにより、スライダ11は、サスペンショ
ンアーム10の付勢力に抗して、磁気ディスク16の表
面から浮上する。続いて、所定の駆動回路(図示せず)
により、ボイスコイルモータ20のコイル9に通電され
ると、コイル9から発生する磁束と永久磁石6からの磁
束との相互作用により、アクチュエータ19は通電量に
応じた角度回動される。それにより、サスペンションア
ーム10に支持されたスライダ11は、磁気ディスク1
6の径方向に沿って、磁気ディスク16上を浮上状態で
移動し、磁気ディスク16の所望のトラック上に位置さ
れる。そして、スライダ11に設けられた磁気ヘッド1
2により、磁気ディスク16に対して情報の記録、再生
が行なわれる。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、上ヨ
ーク4と平面的に干渉するトップカバー3の所定領域に
切り欠きを設けて、上ヨーク4とトップカバー3とをほ
ぼ同一平面上に配設し、かつ上ヨーク4には、アクチュ
エータ19の回動支持軸上端部に嵌合する嵌合部4aを
設けて、上ヨーク4の位置を規制し、さらに、下ヨーク
5と平面的に干渉するシャーシの底壁2aの所定領域に
切り欠きを設けて、シャーシの底壁2aと下ヨーク5と
をほぼ同一平面上に配設したことによって、上ヨーク4
とトップカバー3、および下ヨーク5とシャーシの底壁
2aとが厚み方向に積層されない構成となる。したがっ
て、トップカバー3上端面位置からシャーシの底壁2a
下端面位置まで、ボイスコイルモータ20の占有厚みを
拡大でき、ボイスコイルモータ20の特性を向上させつ
つ、装置全体のさらなる薄型化が可能となる。
【0033】また、上ヨーク4は、アクチュエータ19
の回動支持軸上端部に位置規制されるため、上ヨーク4
に固着した永久磁石6は、アクチュエータ19の回動支
持軸に対して同軸的に配設されることになる。一般に、
ピボット軸受7の回動中心に対する永久磁石6の取付精
度は、ボイスコイルモータ20の特性に影響し、その取
付精度が悪化するとボイスコイルモータ20の推力が低
下することになる。また、その取付精度悪化の要因は、
上ヨーク4に対する永久磁石6の位置精度、および上ヨ
ーク4の組立精度が考えられる。永久磁石6と上ヨーク
4との位置関係は、着磁時に治具等により位置精度が確
保される。また、上ヨーク4の組立精度は、本発明にお
いては、嵌合部4aによって上ヨーク4が位置規制され
る。したがって、永久磁石6はピボット軸受7の回動中
心に対して同軸的に配設されることになる。つまり、永
久磁石6が上ヨーク4に固着した構成では、永久磁石6
の組立精度が向上し、ボイスコイルモータ20の特性が
向上する。
【0034】一方、アクチュエータ19自身は、回動支
持軸上端部を上ヨーク4に支持されることになるため、
動作時に回動支持軸に加わる加振力によるアクチュエー
タ19の振動を抑制できる。したがって、ピボット軸受
7の振動が回避され、狭トラック化に対するトラッキン
グ精度が向上し、記録密度の向上が図れるという薄型化
に対応した高性能な磁気ディスク装置が実現できる。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の磁気ディス
ク装置では、上ヨークと平面的に干渉するトップカバー
の所定領域に切り欠きを設けて、上ヨークとトップカバ
ーとをほぼ同一平面上に配設したことによって、上ヨー
クとトップカバーとが厚み方向に積層されない構成とな
るため、トップカバーの上端面位置まで、ボイスコイル
モータの占有厚みを拡大できる。したがって、ボイスコ
イルモータの厚みを薄くすることなく、特性を維持した
ままで薄型化を可能とする磁気ディスク装置が実現でき
る。
【0036】また、請求項2記載の磁気ディスク装置で
は、下ヨークと平面的に干渉するシャーシの底壁の所定
領域に切り欠きを設けて、シャーシの底壁と下ヨークと
をほぼ同一平面上に配設したことによって、下ヨークと
シャーシの底壁とが厚み方向に積層されない構成となる
ため、シャーシの底壁下端面位置まで、ボイスコイルモ
ータの占有厚みを拡大できる。一般に、シャーシの底壁
には、スピンドルモータやその他の機構部品等が配設さ
れるため、機械的な強度(剛性)が要求される。また、
その要求を満足するように底壁の肉厚が設定されてお
り、比較的強度が要求されないトップカバーの肉厚と比
べて大きいものである。よって、実施の形態1と比べて
も薄型化の効果は大きいものであり、その分、ボイスコ
イルモータの厚みを増大できる。したがって、ボイスコ
イルモータの特性を向上させつつ、装置全体の薄型化が
図れる優れた磁気ディスク装置を実現できる。
【0037】また、請求項3記載の磁気ディスク装置で
は、上ヨークに、アクチュエータの回動支持軸上端部に
嵌合する嵌合部を設けて、上ヨークの位置を規制する。
上ヨークは、アクチュエータの回動支持軸上端部に位置
規制されるため、上ヨークの組立位置精度が向上する。
また、上ヨークに永久磁石が固着した構成では、永久磁
石がアクチュエータの回動支持軸に対して同軸的に配設
されることとなり、永久磁石の組立位置精度が向上す
る。したがって、ボイスコイルモータの特性が向上す
る。一方、アクチュエータ自身は、回動支持軸上端部を
上ヨークに支持されることになるため、動作時に回動支
持軸に加わる加振力によるアクチュエータの振動を抑制
できる。したがって、ピボット軸受の振動が回避され、
狭トラック化に対するトラッキング精度が向上し、記録
密度の向上が図れるという高性能な磁気ディスク装置が
実現できる。
【0038】また、請求項4記載の磁気ディスク装置で
は、上ヨークと平面的に干渉するトップカバーの所定領
域に切り欠きを設けて上ヨークとトップカバーとをほぼ
同一平面上に配設し、かつ下ヨークと平面的に干渉する
シャーシの底壁の所定領域に切り欠きを設けてシャーシ
の底壁と下ヨークとをほぼ同一平面上に配設したことに
よって、上ヨークとトップカバー、および下ヨークとシ
ャーシの底壁とが厚み方向に積層されない構成となるた
め、トップカバー上端面位置からシャーシの底壁下端面
位置まで、ボイスコイルモータの占有厚みを拡大でき
る。したがって、実施の形態3に対してさらなる薄型化
が可能となり、ボイスコイルモータの特性を向上させつ
つ、装置全体の薄型化が図れるという優れた磁気ディス
ク装置を実現できる。
【0039】また、請求項5記載の磁気ディスク装置で
は、上ヨークと平面的に干渉するトップカバーの所定領
域に切り欠きを設けて、上ヨークとトップカバーとをほ
ぼ同一平面上に配設し、かつ上ヨークには、アクチュエ
ータの回動支持軸上端部に嵌合する嵌合部を設けて、上
ヨークの位置を規制することによって、上ヨークとトッ
プカバーとが厚み方向に積層されない構成となるため
に、トップカバーの上端面位置まで、ボイスコイルモー
タの占有厚みを拡大できる。したがって、ボイスコイル
モータの厚みを薄くすることなく、特性を維持したまま
で装置全体の薄型化が可能となる。さらに、上ヨーク
は、アクチュエータの回動支持軸上端部に位置規制され
るため、上ヨークの組立位置精度が向上する。また、上
ヨークに永久磁石が固着した構成では、永久磁石がアク
チュエータの回動支持軸に対して同軸的に配設されるこ
ととなり、永久磁石の組立位置精度が向上する。したが
って、ボイスコイルモータの特性が向上する。一方、ア
クチュエータ自身は、回動支持軸上端部を上ヨークに支
持されることになるため、動作時に回動支持軸に加わる
加振力によるアクチュエータの振動を抑制できる。した
がって、ピボット軸受の振動が回避され、狭トラック化
に対するトラッキング精度が向上し、記録密度の向上が
図れるという薄型化に対応した高性能な磁気ディスク装
置が実現できる。
【0040】また、請求項6記載の磁気ディスク装置で
は、上ヨークに、アクチュエータの回動支持軸上端部に
嵌合する嵌合部を設けて、上ヨークの位置を規制し、さ
らに、下ヨークと平面的に干渉するシャーシの底壁の所
定領域に切り欠きを設けて、シャーシの底壁と下ヨーク
とをほぼ同一平面上に配設したことによって、下ヨーク
とシャーシの底壁とが厚み方向に積層されない構成とな
るため、シャーシの底壁下端面位置まで、ボイスコイル
モータの占有厚みを拡大できる。したがって、ボイスコ
イルモータの特性を向上させつつ、装置全体のさらなる
薄型化も可能となる。さらに、上ヨークは、アクチュエ
ータの回動支持軸上端部に位置規制されるため、永久磁
石がアクチュエータの回動支持軸に対して同軸的に配設
されることとなり、永久磁石の組立位置精度が向上す
る。したがって、ボイスコイルモータの特性が向上す
る。一方、アクチュエータ自身は、回動支持軸上端部を
上ヨークに支持されることになるため、動作時に回動支
持軸に加わる加振力によるアクチュエータの振動を抑制
できる。したがって、ピボット軸受の振動が回避され、
狭トラック化に対するトラッキング精度が向上し、記録
密度の向上が図れるという薄型化に対応した高性能な磁
気ディスク装置が実現できる。
【0041】また、請求項7記載の磁気ディスク装置で
は、上ヨークと平面的に干渉するトップカバーの所定領
域に切り欠きを設けて、上ヨークとトップカバーとをほ
ぼ同一平面上に配設し、かつ上ヨークには、アクチュエ
ータの回動支持軸上端部に嵌合する嵌合部を設けて、上
ヨークの位置を規制し、さらに、下ヨークと平面的に干
渉するシャーシの底壁の所定領域に切り欠きを設けて、
シャーシの底壁と下ヨークとをほぼ同一平面上に配設し
たことによって、上ヨークとトップカバー、および下ヨ
ークとシャーシの底壁とが厚み方向に積層されない構成
となるため、トップカバー上端面位置からシャーシの底
壁下端面位置まで、ボイスコイルモータの占有厚みを拡
大できる。したがって、ボイスコイルモータの特性を向
上させつつ、装置全体のさらなる薄型化も可能となる。
さらに、上ヨークは、アクチュエータの回動支持軸上端
部に位置規制されるため、永久磁石がアクチュエータの
回動支持軸に対して同軸的に配設されることとなり、永
久磁石の組立位置精度が向上する。したがって、ボイス
コイルモータの特性が向上する。一方、アクチュエータ
自身は、回動支持軸上端部を上ヨークに支持されること
になるため、動作時に回動支持軸に加わる加振力による
アクチュエータの振動を抑制できる。したがって、ピボ
ット軸受の振動が回避され、狭トラック化に対するトラ
ッキング精度が向上し、記録密度の向上が図れるという
薄型化に対応した高性能な磁気ディスク装置が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における磁気ディスク装
置の斜視図
【図2】本発明の実施の形態1における磁気ディスク装
置の分解斜視図
【図3】本発明の実施の形態1における磁気ディスク装
置の断面図
【図4】本発明の実施の形態2における磁気ディスク装
置の斜視図
【図5】本発明の実施の形態2における磁気ディスク装
置の分解斜視図
【図6】本発明の実施の形態2における磁気ディスク装
置の断面図
【図7】本発明の実施の形態3における磁気ディスク装
置の斜視図
【図8】本発明の実施の形態3における磁気ディスク装
置の分解斜視図
【図9】本発明の実施の形態3における磁気ディスク装
置の断面図
【図10】本発明の実施の形態4における磁気ディスク
装置の分解斜視図
【図11】本発明の実施の形態4における磁気ディスク
装置の断面図
【図12】本発明の実施の形態5における磁気ディスク
装置の分解斜視図
【図13】本発明の実施の形態5における磁気ディスク
装置の断面図
【符号の説明】
1 筐体 2 シャーシ 2a 底壁 2b 側壁 3 トップカバー 4 上ヨーク 4a 嵌合部 5 下ヨーク 6 永久磁石 7 ピボット軸受 8 コイルアーム 9 コイル 10 サスペンションアーム 10a タブ 11 スライダ 12 磁気ヘッド 13 ナット 14 ヘッドアンプ 15 フレキシブルプリント基板 16 磁気ディスク 17 スピンドルモータ 18 ランプブロック 19 アクチュエータ 20 ボイスコイルモータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端部が開口した矩形箱状のシャーシと、 磁気記録媒体を回転可能に保持し、前記シャーシに固定
    したスピンドルモータと、 前記磁気記録媒体に対して情報の記録再生を行なう磁気
    ヘッドと、 前記シャーシに固定した下ヨークと、 この下ヨークと所定の空隙を介して対向した上ヨーク
    と、 前記空隙内にあって、少なくとも前記上ヨークまたは前
    記下ヨークのいずれか一方に固着した永久磁石と、 この永久磁石と前記上ヨーク、または前記下ヨークとか
    ら形成される磁気空隙内に配設したコイルと、 前記磁気ヘッドと前記コイルとを一体的に保持し、回動
    自在に前記シャーシに支持したアクチュエータと、 前記シャーシの上端開口部を閉塞して前記シャーシに固
    定するトップカバーとを具備し、前記上ヨークと平面的
    に干渉する前記トップカバーの所定領域に切り欠きを設
    けて、前記上ヨークと前記トップカバーとをほぼ同一平
    面上に配設したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】上端部が開口した矩形箱状のシャーシと、 磁気記録媒体を回転可能に保持し、前記シャーシに固定
    したスピンドルモータと、 前記磁気記録媒体に対して情報の記録再生を行なう磁気
    ヘッドと、 前記シャーシに固定した下ヨークと、 この下ヨークと所定の空隙を介して対向した上ヨーク
    と、 前記空隙内にあって、少なくとも前記上ヨークまたは前
    記下ヨークのいずれか一方に固着した永久磁石と、 この永久磁石と前記上ヨーク、または前記下ヨークとか
    ら形成される磁気空隙内に配設したコイルと、 前記磁気ヘッドと前記コイルとを一体的に保持し、回動
    自在に前記シャーシに支持したアクチュエータと、 前記シャーシの上端開口部を閉塞して前記シャーシに固
    定するトップカバーとを具備し、前記下ヨークと平面的
    に干渉する前記シャーシの底壁の所定領域に切り欠きを
    設けて、前記シャーシの底壁と前記下ヨークとをほぼ同
    一平面上に配設したことを特徴とする磁気ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】上端部が開口した矩形箱状のシャーシと、 磁気記録媒体を回転可能に保持し、前記シャーシに固定
    したスピンドルモータと、 前記磁気記録媒体に対して情報の記録再生を行なう磁気
    ヘッドと、 前記シャーシに固定した下ヨークと、 この下ヨークと所定の空隙を介して対向した上ヨーク
    と、 前記空隙内にあって、少なくとも前記上ヨークまたは前
    記下ヨークのいずれか一方に固着した永久磁石と、 この永久磁石と前記上ヨーク、または前記下ヨークとか
    ら形成される磁気空隙内に配設したコイルと、 前記磁気ヘッドと前記コイルとを一体的に保持し、回動
    自在に前記シャーシに支持したアクチュエータと、 前記シャーシの上端開口部を閉塞して前記シャーシに固
    定するトップカバーとを具備し、前記上ヨークに、前記
    アクチュエータの回動支持軸上端部に嵌合する嵌合部を
    設けて、前記上ヨークの位置を規制したことを特徴とす
    る磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】前記下ヨークと平面的に干渉する前記シャ
    ーシの底壁の所定領域に切り欠きを設けて、前記シャー
    シの底壁と前記下ヨークとをほぼ同一平面上に配設した
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】前記上ヨークに、前記アクチュエータの回
    動支持軸上端部に嵌合する嵌合部を設けて、前記上ヨー
    クの位置を規制したことを特徴とする請求項1記載の磁
    気ディスク装置。
  6. 【請求項6】前記上ヨークに、前記アクチュエータの回
    動支持軸上端部に嵌合する嵌合部を設けて、前記上ヨー
    クの位置を規制したことを特徴とする請求項2記載の磁
    気ディスク装置。
  7. 【請求項7】前記下ヨークと平面的に干渉する前記シャ
    ーシの底壁の所定領域に切り欠きを設けて、前記シャー
    シの底壁と前記下ヨークとをほぼ同一平面上に配設した
    ことを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
  8. 【請求項8】前記磁気ヘッドが収納される前記トップカ
    バーと前記シャーシとで形成された空間に対して外気を
    封止するために、少なくとも前記トップカバーと前記上
    ヨークとの隣接空隙部の所定領域に薄膜状フィルムを貼
    付したことを特徴とする請求項1または4または5また
    は7記載の磁気ディスク装置。
  9. 【請求項9】前記磁気ヘッドが収納される前記トップカ
    バーと前記シャーシとで形成された空間に対して外気を
    封止するために、少なくとも前記シャーシの底壁と前記
    下ヨークとの隣接空隙部の所定領域に薄膜状フィルムを
    貼付したことを特徴とする請求項2または4または6ま
    たは7記載の磁気ディスク装置。
  10. 【請求項10】前記磁気ヘッドが収納される前記トップ
    カバーと前記シャーシとで形成された空間に対して外気
    を封止するために、前記トップカバーと前記上ヨークと
    の隣接空隙部の所定領域と前記シャーシの底壁と前記下
    ヨークとの隣接空隙部の所定領域に薄膜状フィルムを貼
    付したことを特徴とする請求項4または7記載の磁気デ
    ィスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004042734A1 (ja) * 2002-11-08 2004-05-21 Citizen Watch Co., Ltd. ディスク駆動装置

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WO2004042734A1 (ja) * 2002-11-08 2004-05-21 Citizen Watch Co., Ltd. ディスク駆動装置

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