JP2001344751A - 光ディスク記録方法および光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録方法および光ディスク記録装置

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JP2001344751A JP2000162895A JP2000162895A JP2001344751A JP 2001344751 A JP2001344751 A JP 2001344751A JP 2000162895 A JP2000162895 A JP 2000162895A JP 2000162895 A JP2000162895 A JP 2000162895A JP 2001344751 A JP2001344751 A JP 2001344751A
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    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
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    • G11B7/1267Power calibration

Abstract

(57)【要約】 【課題】光ディスクの径方向位置に応じて線速度倍率を
可変に記録する場合に、各時点で光ビームを適正な記録
パワーに制御して高品位な記録を行えるようにする。 【解決手段】光ビームの記録パワーyを線速度倍率xに
応じて、関数y=ax+bに従って可変制御する。該関
数のaの値をディスク種類に応じた固定値とする。光デ
ィスクの記録に先立ち、適宜の1つの線速度倍率でテス
ト記録を行い、その線速度倍率での適正記録パワーを求
める。該記録パワーが該線速度倍率での前記関数の解と
なる前記bの値を求める。本番の記録時に、各径方向位
置での線速度倍率に応じて、該関数に基づき適正記録パ
ワー値を求めて、光ビームを該求められた記録パワー値
に制御する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDーR(CD
レコーダブル)ディスク、DVD−R(DVDレコーダ
ブル)ディスク等の記録可能型光ディスクの記録方法お
よび記録装置に関し、光ディスクの径方向位置に応じて
線速度倍率を可変に記録する場合に、各時点で、光ビー
ムの照射時間に関する記録ストラテジの補正量を適正な
値に制御して、あるいは光ビームを適正な記録パワーに
制御して高品位な記録を行えるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】CD−R,DVD−R等の線速度一定
(CLV)記録型光ディスクの記録方法として、標準の
線速度(1倍速)よりも高い線速度で記録する高速記録
が用いられることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】線速度一定記録におい
ては、光ディスクの内周側ほどスピンドル回転数が高く
なる。特に、高速記録の場合顕著であり、例えば16倍
速では最内周で8000rpm以上にもなる。このた
め、ディスク内周側の記録では、ドライブの自励振動が
大きくなり(特に、偏重心ディスクの場合)、ピット形
成が不安定になる。また、ハードディスクに一旦イメー
ジファイルを作成することなく別のCD−ROMドライ
ブからCD−Rドライブに書き込みを行ういわゆるオン
ザフライ書き込みを高速で行う場合、CD−ROMドラ
イブを回転速度一定(CAV)で高速再生させ、CD−
Rドライブを線速度一定で高速記録させて記録を行う方
法があるが、このときCAV再生されているCD−RO
Mドライブの線速度は、外周側では32倍速位あっても
内周側では16倍速位しかなく、内周側の再生時にデー
タ転送が間に合わなくなり、いわゆるバッファアンダー
ランが生じて書き込みが失敗することがある。
【0004】これらの問題を解決する方法として、CD
−Rの記録を、図2に示すように、内周側はCAVで行
い、外周側はCLVで行う方法が考えられている。すな
わち、プログラム領域の最内周位置で線速度が例えば1
2倍速に相当する回転数でCAV記録を開始し、この回
転数で線速度が例えば16倍速に達したら、以後16倍
速でCLV記録を行う。このようにCAV記録とCLV
記録を切り換えることにより、最大回転数が抑えれられ
て自励振動が抑制され、かつオンザフライ書き込みの失
敗が防止される。
【0005】このようにCAV記録とCLV記録を切り
換えて記録を行う方法では、CAV記録時に線速度が変
化するため、記録光ビームの最適記録パワーが順次変化
する。また、記録用光ビームの照射時間に関する記録ス
トラテジとして、 (n+k)T 但し、T:単位ピット長に相当する時間 n:単位ピット長に対する形成すべきピット長の倍数
(自然数) k:補正量 が用いられるが、補正量kの適正値も記録時の線速度に
よって変化する。
【0006】この発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、光ディスクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変
に記録する場合に、各時点で、光ビームの照射時間に関
する記録ストラテジの補正量を適正な値に制御して、あ
るいは光ビームを適正な記録パワーに制御して高品位な
記録を行えるようにした光ディスク記録方法および記録
装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスクの
記録方法は、形成すべきピット長に応じて記録用光ビー
ムの照射時間を (n+k)T 但し、T:単位ピット長に相当する時間 n:単位ピット長に対する形成すべきピット長の倍数
(自然数) k:補正量 に制御して光ディスクの記録を行う方法において、線速
度倍率を可変に記録する場合に、記録線速度倍率が高く
なるにつれて前記光ビームの記録パワーを高くすると共
に、所定の線速度倍率を境界として、その速度倍率未満
では線速度倍率に応じて前記補正量kの値を変化させ、
該速度倍率以上では該補正量kの値を固定して記録を行
うようにしたものである。すなわち、本発明者の実験に
よれば、後述するように、記録線速度倍率が高くなるに
つれて光ビームの記録パワーを高くする場合に、良好な
再生信号品位が得られる補正量kの値は、記録線速度が
比較的低い領域では大きく変化し、記録線速度が比較的
高い領域ではほぼ一定となることがわかった。そこで、
この発明では、所定の線速度倍率を境界として、その速
度倍率未満では線速度倍率に応じて前記補正量kの値を
変化させ、該速度倍率以上では該補正量kの値を固定し
て記録を行うことにより、高品位な記録を行えるように
している。この場合、境界の線速度倍率は光ディスクの
種類(使用色素の違いやメーカの違い等)によって多少
異なるが、概ね8倍速以上の倍率(例えば、8倍速、1
0倍速等)に設定できることがわかった。この発明によ
れば、境界の線速度倍率以上でのみ線速度を変化させて
記録を行う場合は、補正量kを一定値に固定して記録を
行うことができる。また、光ディスクの径方向位置に応
じて線速度倍率を可変に記録し、境界の線速度倍率を、
該線速度倍率可変範囲内の途中の線速度倍率とする場合
には、線速度倍率が該境界の線速度倍率未満の時は線速
度倍率に応じて補正量kを変化させ、該境界の線速度倍
率以上の時は補正量kを一定値に固定することができ
る。
【0008】この発明の光ディスク記録方法は、光ディ
スクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変に記録する
方法であって、光ディスクの記録に先立ち、本番の記録
で使用する線速度倍率の可変範囲よりも低い複数の線速
度倍率でそれぞれテスト記録を行い、該各線速度倍率で
の適正記録パワーを求め、これら複数の線速度倍率につ
いて求められた適正記録パワーに基づき線速度倍率に対
する適正記録パワーの特性を設定し、本番の記録時に、
各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記特性に基づ
き適正記録パワー値を求めて、前記光ビームを該求めら
れた記録パワー値に制御するものである。この発明によ
れば、本番の記録で使用する線速度倍率の可変範囲より
も低い複数の線速度倍率でそれぞれテスト記録を行うよ
うにしたので、本番の記録で使用する線速度倍率が高い
場合であっても、比較的低い回転数でテスト記録を行う
ことができ、テスト記録時の自励振動を抑制して適正記
録パワーを安定に検出して、本番の記録を高品位に行う
ことができる。この発明の光ディスク記録方法は、光デ
ィスクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変に記録す
る方法であって、光ディスクの記録に先立ち、本番の記
録で使用する可変範囲内の1つの線速度倍率および該可
変範囲よりも低い1つまたは複数の線速度倍率でそれぞ
れテスト記録を行い、該各線速度倍率での適正記録パワ
ーを求め、これら複数の線速度倍率について求められた
適正記録パワーに基づき線速度倍率に対する適正記録パ
ワーの特性を設定し、本番の記録時に、各径方向位置で
の線速度倍率に応じて、前記特性に基づき適正記録パワ
ー値を求めて、前記光ビームを該求められた記録パワー
値に制御するものである。この発明によれば、本番の記
録で使用する可変範囲内の1つの線速度倍率および該可
変範囲よりも低い1つまたは複数の線速度倍率でそれぞ
れテスト記録を行うようにしたので、少なくとも一点に
ついては比較的低い回転数でテスト記録を行うことがで
き、テスト記録時の自励振動を抑制して適正記録パワー
を安定に検出して、本番の記録を高品位に行うことがで
きる。また、本番の記録で使用する可変範囲内の線速度
倍率と該可変範囲よりも低い線速度倍率でそれぞれテス
ト記録を行うので、互いに離れた線速度倍率でテスト記
録を行うことができ、傾き等の誤差が少ない特性を設定
することができる。
【0009】なお、上記適正記録パワーの特性は、簡単
には例えば1つの一次関数または1つの二次以上の関数
で構成することができる。1つの一次関数で構成する場
合には、例えば、光ビームの記録パワーyを線速度倍率
xに応じて、関数y=ax+bに従って可変制御するも
のとし、光ディスクの記録に先立ち、本番の記録で使用
する可変範囲内の線速度倍率と該範囲よりも低い線速度
倍率の2つの線速度倍率でそれぞれテスト記録を行い
(または本番の記録で使用する可変範囲よりも低い2つ
の線速度倍率でそれぞれテスト記録を行い)、該両線速
度倍率での適正記録パワーを求め、該両記録パワーが該
各線速度倍率での前記関数の解となる前記aおよびbの
値を求めて設定し、本番の記録時に、各径方向位置での
線速度倍率に応じて、前記aおよびbの値が設定された
前記関数に基づき適正記録パワー値を求めて、前記光ビ
ームを該求められた記録パワー値に制御するものとする
ことができる。
【0010】この発明の光ディスク記録方法は、光ディ
スクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変に記録する
方法であって、光ビームの記録パワーyを線速度倍率x
に応じて、関数y=ax+bに従って可変制御するもの
とし、該関数のaの値をディスク種類に応じた固定値と
し、光ディスクの記録に先立ち、適宜の1つの線速度倍
率{例えば、本番の記録で使用する可変範囲内の線速度
倍率または該可変範囲外(例えば、該可変範囲以下)の
線速度倍率}でテスト記録を行い、その線速度倍率での
適正記録パワーを求め、該記録パワーが該線速度倍率で
の前記関数の解となる前記bの値を求め、本番の記録時
に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記aおよ
びbの値が設定された前記関数に基づき適正記録パワー
値を求めて、前記光ビームを該求められた記録パワー値
に制御するものである。この発明の光ディスク記録方法
は、光ディスクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変
に記録する方法であって、光ビームの記録パワーyを線
速度倍率xに応じて、関数y=ax+bに従って可変制
御するものとし、該関数のaの値をディスク種類に応じ
た固定値とし、光ディスクの記録に先立ち、適宜の2つ
の線速度倍率(例えば、本番の記録で使用する可変範囲
内の1つの線速度倍率および該可変範囲よりも低い1つ
の線速度倍率、または本番の記録で使用する可変範囲よ
りも低い2つの線速度倍率)でテスト記録を行い、該両
線速度倍率での適正記録パワーを求め、該両線速度倍率
での前記関数の解に対する該求められた両記録パワーの
誤差の平方和が最小となる前記bの値を求め、本番の記
録時に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記a
およびbの値が設定された前記関数に基づき適正記録パ
ワー値を求めて、前記光ビームを該求められた記録パワ
ー値に制御するものである。本発明者の実験によれば、
光ビームの記録パワーyを線速度倍率xに応じて、関数
y=ax+bに従って可変制御できる場合には、該関数
のaの値をディスク種類に応じた固定値とし、bの値を
ディスクごとに適宜の1つの線速度倍率でのテスト記録
に基づき設定できることがわかった。この発明によれ
ば、aの値を予め正確に求めて設定しておくことによ
り、テスト記録でaおよびbの両方の値を求める場合に
比べて、aの値の測定誤差を少なくすることができる。
なお、この発明において、光ディスクの径方向位置に応
じて線速度倍率を可変に記録する方法としては、例えば
光ディスクを回転速度一定に制御することにより、光デ
ィスクの径方向位置に応じて線速度倍率が順次変化して
いく場合を含む。この場合、例えば回転速度一定制御の
回転数と光ディスクのウォブルから読み取られる時間情
報に基づき各時点の線速度を演算し、該線速度が所定値
に到達した以降外周側で線速度一定に制御して記録する
ことができる。
【0011】この発明の光ディスク記録装置は、光ディ
スクを回転駆動するディスクサーボと、該光ディスクに
光ビームを照射して記録および再生を行う光ピックアッ
プと、該光ピックアップから出射する光ビームのパワー
を制御する光パワー制御部と、形成すべきピット長に応
じて記録用光ビームの照射時間を (n+k)T 但し、T:単位ピット長に相当する時間 n:単位ピット長に対する形成すべきピット長の倍数
(自然数) k:補正量 に制御するストラテジ部と、記録線速度倍率に対する前
記光ビームの記録パワーの特性として、記録線速度倍率
が高くなるにつれて該光ビームの記録パワーが高くなる
特性を記憶し、記録線速度倍率に対する前記補正量kの
特性として、所定の線速度倍率を境界として、その線速
度倍率未満では線速度倍率に応じて前記補正量kの値が
変化し、該速度倍率以上では前記補正量kの値が固定と
なる特性を記憶する記憶部と、前記光ディスクの記録時
に、記録線速度倍率に応じて、前記記憶部に記憶されて
いる光ビームの記録パワーの特性に基づき前記光パワー
制御部に光ビームの記録パワーを指令し、該記憶部に記
憶されている補正量kの特性に基づき前記ストラテジ部
に補正量kを指令する制御を行うシステム制御部とを具
備してなるものである。この場合、例えば前記記憶部
が、ディスク種類ごとに前記記録線速度倍率に対する補
正量kの特性を記憶しており、前記システム制御部が、
ディスク種類を判別して、前記記憶部に記憶されている
補正量kの特性のうち該当する特性に基づき前記ストラ
テジ部に補正量kを指令する制御を行うものとすること
ができる。
【0012】この発明の光ディスク記録装置は、光ディ
スクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変に記録する
光ディスク記録装置であって、前記光ディスクを回転駆
動するディスクサーボと、該光ディスクに光ビームを照
射して記録および再生を行う光ピックアップと、該光ピ
ックアップから出射する光ビームのパワーを制御する光
パワー制御部と、該光ピックアップで検出される再生信
号に基づき、再生信号品位に関する所定のパラメータ値
を求める信号品位検出部と、システム制御部とを具備
し、該システム制御部は、前記光ディスクの本番の記録
に先立ち、所定のテスト領域で、本番の記録で使用する
線速度倍率の可変範囲よりも低い複数の線速度倍率でそ
れぞれテスト記録を行い、これら各テスト記録の再生信
号に基づき、再生信号品位に関する所定のパラメータが
適正値となる記録パワー値をそれぞれ求め、これら複数
の線速度倍率について求められた適正記録パワーに基づ
き線速度倍率に対する適正記録パワーの特性を設定し、
本番の記録時に、各径方向位置での線速度倍率に応じ
て、前記特性に基づき適正記録パワー値を求めて、前記
光パワー制御部に対し、該求められた記録パワー値を指
令する制御を行うものである。
【0013】この発明の光ディスク記録装置は、光ディ
スクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変に記録する
光ディスク記録装置であって、前記光ディスクを回転駆
動するディスクサーボと、該光ディスクに光ビームを照
射して記録および再生を行う光ピックアップと、該光ピ
ックアップから出射する光ビームのパワーを制御する光
パワー制御部と、該光ピックアップで検出される再生信
号に基づき、再生信号品位に関する所定のパラメータ値
を求める信号品位検出部と、システム制御部とを具備
し、該システム制御部は、前記光ディスクの本番の記録
に先立ち、所定のテスト領域で、本番の記録で使用する
可変範囲内の1つの線速度倍率および該可変範囲よりも
低い1つまたは複数の線速度倍率でそれぞれテスト記録
を行い、これら各テスト記録の再生信号に基づき、再生
信号品位に関する所定のパラメータが適正値となる記録
パワー値をそれぞれ求め、これら複数の線速度倍率につ
いて求められた適正記録パワーに基づき線速度倍率に対
する適正記録パワーの特性を設定し、本番の記録時に、
各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記特性に基づ
き適正記録パワー値を求めて、前記光パワー制御部に対
し、該求められた記録パワー値を指令する制御を行うも
のである。
【0014】この発明の光ディスク記録装置は、光ディ
スクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変に記録する
光ディスク記録装置であって、前記光ディスクを回転駆
動するディスクサーボと、該光ディスクに光ビームを照
射して記録および再生を行う光ピックアップと、該光ピ
ックアップから出射する光ビームのパワーを制御する光
パワー制御部と、該光ピックアップで検出される再生信
号に基づき、再生信号品位に関する所定のパラメータ値
を求める信号品位検出部と、記録線速度倍率xに対する
前記光ビームの記録パワーyの特性として、関数 y=ax+b 但し、a:ディスク種類に応じた固定値 を記憶する記憶部と、システム制御部とを具備し、該シ
ステム制御部は、前記光ディスクの本番の記録に先立
ち、所定のテスト領域で、適宜の1つの線速度倍率でテ
スト記録を行い、このテスト記録の再生信号に基づき、
再生信号品位に関する所定のパラメータが適正値となる
記録パワー値を求め、該記録パワーが該線速度倍率での
前記関数の解となる前記bの値を求め、本番の記録時
に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記関数に
基づき適正記録パワー値を求めて、前記光パワー制御部
に対し、該求められた記録パワー値を指令する制御を行
うものである。
【0015】この発明の光ディスク記録装置は、光ディ
スクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変に記録する
光ディスク記録装置であって、前記光ディスクを回転駆
動するディスクサーボと、該光ディスクに光ビームを照
射して記録および再生を行う光ピックアップと、該光ピ
ックアップから出射する光ビームのパワーを制御する光
パワー制御部と、該光ピックアップで検出される再生信
号に基づき、再生信号品位に関する所定のパラメータ値
を求める信号品位検出部と、記録線速度倍率xに対する
前記光ビームの記録パワーyの特性として、関数 y=ax+b 但し、a:ディスク種類に応じた固定値 を記憶する記憶部と、システム制御部とを具備し、該シ
ステム制御部は、前記光ディスクの本番の記録に先立
ち、所定のテスト領域で、適宜の2つの線速度倍率でテ
スト記録を行い、これらテスト記録の再生信号に基づ
き、再生信号品位に関する所定のパラメータが適正値と
なる記録パワー値をそれぞれ求め、該両線速度倍率での
前記関数の解に対する該求められた両記録パワーの誤差
の平方和が最小となる前記bの値を求め、本番の記録時
に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記関数に
基づき適正記録パワー値を求めて、前記光パワー制御部
に対し、該求められた記録パワー値を指令する制御を行
うものである。
【0016】この発明の光ディスク記録装置は、光ディ
スクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変に記録する
光ディスク記録装置であって、前記光ディスクを回転駆
動するディスクサーボと、該光ディスクに光ビームを照
射して記録および再生を行う光ピックアップと、該光ピ
ックアップから出射する光ビームのパワーを制御する光
パワー制御部と、該光ピックアップで検出される再生信
号に基づき、再生信号品位に関する所定のパラメータ値
を求める信号品位検出部と、記録線速度倍率xに対する
前記光ビームの記録パワーyの特性として、関数 y=ax+bx+c 但し、a,b:ディスク種類に応じた固定値 を記憶する記憶部と、システム制御部とを具備し、該シ
ステム制御部は、前記光ディスクの本番の記録に先立
ち、所定のテスト領域で、適宜の1つの線速度倍率でテ
スト記録を行い、このテスト記録の再生信号に基づき、
再生信号品位に関する所定のパラメータが適正値となる
記録パワー値を求め、該記録パワーが該線速度倍率での
前記関数の解となる前記cの値を求め、本番の記録時
に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記関数に
基づき適正記録パワー値を求めて、前記光パワー制御部
に対し、該求められた記録パワー値を指令する制御を行
うものである。
【0017】この発明の光ディスク記録装置は、光ディ
スクの径方向位置に応じて線速度倍率を可変に記録する
光ディスク記録装置であって、前記光ディスクを回転駆
動するディスクサーボと、該光ディスクに光ビームを照
射して記録および再生を行う光ピックアップと、該光ピ
ックアップから出射する光ビームのパワーを制御する光
パワー制御部と、該光ピックアップで検出される再生信
号に基づき、再生信号品位に関する所定のパラメータ値
を求める信号品位検出部と、記録線速度倍率xに対する
前記光ビームの記録パワーyの特性として、関数 y=ax+bx+c 但し、a,b:ディスク種類に応じた固定値 を記憶する記憶部と、システム制御部とを具備し、該シ
ステム制御部は、前記光ディスクの本番の記録に先立
ち、所定のテスト領域で、適宜の2つの線速度倍率でテ
スト記録を行い、これらテスト記録の再生信号に基づ
き、再生信号品位に関する所定のパラメータが適正値と
なる記録パワー値をそれぞれ求め、該両線速度倍率での
前記関数の解に対する該求められた両記録パワーの誤差
の平方和が最小となる前記cの値を求め、本番の記録時
に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記関数に
基づき適正記録パワー値を求めて、前記光パワー制御部
に対し、該求められた記録パワー値を指令する制御を行
うものである。
【0018】なお、この発明の光ディスク記録装置にお
いては、例えば前記記憶部が、ディスク種類ごとに前記
記録線速度倍率xに対する光ビームの記録パワーyの特
性を記憶しており、前記システム制御部が、ディスク種
類を判別して、前記記憶部に記憶されている光ビームの
記録パワーyの特性のうち該当する特性に基づき光ビー
ムの記録パワーyを指令する制御を行うものとすること
ができる。また、例えば前記システム制御部が、前記デ
ィスクサーボに対し、前記光ディスクの適宜の径方向位
置を境界として、その内周側で回転速度一定に駆動し、
外周側で該回転速度一定制御における線速度倍率最終値
で線速度一定に駆動する指令を発するものとすることが
できる。また、この発明の光ディスク記録装置は、前記
光ディスクのウォブルから時間情報を読み取る時間情報
読み取り部を更に具備し、前記システム制御部が、前記
回転速度一定制御の回転数と前記光ディスクのウォブル
から読み取られる時間情報に基づき各時点の線速度を演
算し、該線速度が所定値に到達した以降外周側で線速度
一定に制御して記録するものとすることができる
【0019】また、この発明において、テスト記録は、
例えばディスク最内周のPCA(Power Calibration Ar
ea:パワー較正領域)で行うことができる。また、この
発明は、CD−Rディスク、DVD−Rディスク等の色
素系追記型線速度一定光ディスク、その他この発明が適
用可能な各種光ディスクの記録に適用することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下説明
する。ここでは、CD−Rディスクを、その径方向位置
に応じてCAV記録とCLV記録に切り換えて記録する
際にこの発明を適用した場合について説明する。CD−
Rディスクの領域分割を図3に示す。光ディスク10
(CD−Rディスク)は、直径46〜50mmの区間が
リードイン領域14として用意され、それよりも内周側
にPCA領域(Power Calibration Area:パワー較正領
域)12が用意されている。PCA領域12は、テスト
領域12aとカウント領域12bで構成されている。テ
スト領域12aにはOPC(Optimum Power Control:記
録ビームの最適記録パワー調整)のテスト記録が行われ
る。このテスト記録は、例えば1回のテスト記録を記録
パワーを15段階に変化させて行い、1つの記録パワー
につき1サブコードフレーム分(これに限らない)のE
FM信号を記録し、合計15サブコードフレーム分のE
FM信号を記録して行われる。テスト領域12aには、
このテスト記録を例えば100回分(1回のOPCでテ
スト記録を1回行うので、OPC100回分)行う容量
(例えば1500サブコードフレーム)が割り当てられ
ている。カウント領域12bにはOPCが行われるごと
に1サブコードフレーム分のEFM信号が記録される。
カウント領域12bには、テスト領域12aと同じOP
C回数分の容量(例えばOPC100回分であれば、1
00サブコードフレーム)が割り当てられている。OP
Cを行う際には、予めカウント領域12bのEFM信号
がどこまで記録されているかを検出して、今回のテスト
記録をテスト領域12a内のどこから行うべきかが判断
される。
【0021】リードイン領域14に隣接してその外周側
にはプログラム領域18が用意されている。インフォメ
ーション領域16全体のトラック(プリグルーブ)のウ
ォブルには、ATIP情報として、時間情報等が記録さ
れている。ATIP時間情報は、プログラム領域18の
開始位置を基点として、その外周側ではインフォメーシ
ョン領域16の外周側端部まで連続した(単純に増加す
る)値が記録され、内周側ではインフォメーション領域
16の内周側端部まで連続した(単純に減少する)値が
記録されている。リードアウト領域はプログラム領域1
8の終端部(記録を閉じた位置)の直後に形成される。
【0022】この発明の光ディスク記録装置の実施の形
態を図1に示す。光ディスク10(CD−Rディスク)
はスピンドルモータ24で回転駆動される。スピンドル
モータ24の回転数は周波数発生器26で検出される。
光ピックアップ28は、光ディスク10に光ビーム(レ
ーザ光)を照射して、情報の記録および再生を行う。光
ピックアップ28の戻り光受光信号(EFM信号)は、
RFアンプ30に供給される。ATIP検出回路32は
EFM信号からウォブル信号成分を抽出し、さらにこの
ウォブル信号成分に含まれるATIP情報を復号する。
ATIP情報には、各位置の時間情報(アドレス情報)
やディスク種類を示す識別情報(ディスクID)が含ま
れている。β値検出回路34は、EFM信号波形から再
生信号品位に関するパラメータとしてβ値(アシンメト
リ値)を算出する。β値は再生EFM信号波形のピーク
レベル(符号は+)をa、ボトムレベルをb(符号は
−)とすると(a+b)/(a−b)で求まる。エンベ
ロープ検出回路36はEFM信号のエンベロープを検出
する。このエンベロープ検出は、OPCを行う際に、予
めカウント領域12b(図3)のどこまでEFM信号が
記録されているかを検出するのに用いられる。デコーダ
38はEFM信号をEFM復調して再生データを得る。
【0023】サーボ回路40はスピンドルモータ24の
回転制御および光ピックアップ28のフォーカス、トラ
ッキング、送りの各制御を行う。スピンドルモータ24
の制御は、径方向位置に応じてCAV制御とCLV制御
を切り換えて行う。CAV制御は、周波数発生器26で
検出される回転数が、設定された回転数に一致するよう
にスピンドルモータ24を制御することにより行われ
る。CLV制御は、EFM信号から検出されるウォブル
信号が、設定された線速度倍率になるようにスピンドル
モータ24を制御することにより行われる。レーザドラ
イバ42は光ピックアップ28内のレーザ源を駆動す
る。光パワー制御回路44はレーザドライバ42を制御
して、記録時(テスト記録時および本番の記録時)およ
び再生時のレーザパワーを制御する。記録データはエン
コーダ46でEFM変調され、ストラテジ回路48で時
間軸が補正処理されて、レーザドライバ42のレーザ駆
動信号を変調する。この変調されたレーザ駆動信号で光
ピックアップ28のレーザ源を駆動することにより、情
報の記録が行われる。再生時は、レーザドライバ42は
光ピックアップ28のレーザ源を所定の再生パワーで駆
動する。メモリ52はフラッシュROM等で構成され、
ディスクIDごとに、記録線速度倍率に対する記録スト
ラテジの補正値kの特性および記録線速度倍率に対する
記録パワーの特性を記憶している。これらの特性情報は
ダウンロードで更新することができる。
【0024】システム制御回路50(CPU)は、この
光ディスク記録装置全体を制御する。システム制御回路
50は、この発明に関し、特に次の制御を行う。 (a)ATIP検出回路32で検出されるディスクID
に基づきディスク種類を判別して、メモリ52に記憶さ
れている記録ストラテジの補正量kの特性および光ビー
ムの記録パワーの特性のうち該当する特性を指定する。 (b)光ディスク10の本番の記録に先立ち、PCA領
域12でテスト記録を行い、該テスト記録の再生信号に
基づき、β値検出回路34で検出されるβ値が適正値と
なる記録パワー値を求め、この測定に基づき光ビームの
記録パワーの特性関数における未定の定数を設定する。 (c)本番の記録時に、回転速度一定制御の指令回転数
(ドライブに予め設定されている回転数上限値等)とA
TIP検出回路32で検出される時間情報に基づき各時
点の線速度倍率を演算し、サーボ回路40に対し、該線
速度倍率が指令線速度倍率(使用者等により指令された
線速度倍率)に到達する前の内周側で、該指令回転数で
回転速度一定駆動を指令し、該線速度倍率が該指令線速
度倍率に到達した以降外周側で、該指令線速度倍率で線
速度一定駆動を指令する。この場合、各時点の線速度倍
率Vは、例えば次式の演算により求められる。
【0025】V=2πR・VCAV/VCLV 但し、R:該当位置の半径値 VCAV:回転速度一定制御の指令回転数 VCLV:ディスク固有の線速度 なお、上式で該当位置の半径値Rは、例えば次式の演算
により求められる。 R={(T・P・VCLV/π)+R 1/2 但し、T:該当位置のATIP時間情報 P:ディスク固有のトラックピッチ R:プログラム領域最内周半径 例えば、P=1.6μm、VCLV=1.2m/秒のデ
ィスクを用いて、VCA =6000rpmでCAV駆
動する場合を想定すると、T=5分00秒00フレーム
の位置の半径値Rは、 R=〔{(5・60)・(1.6・10−3)・(1.
2・10)/π}+251/2=28.43mm であるから、その位置での線速度倍率Vは、 V=2π・28.43・(6000/60)/(1.2
・10)=14.88倍速 として求まる。なお、ディスク固有の線速度VCLV
よびディスク固有のトラックピッチPの値は、例えば光
ディスク記録装置に光ディスク10を挿入した後本番の
記録前に測定するかあるいはディスク種類ごとのこれら
の値をメモリ52に記憶しておくことにより取得するこ
とができる。 (d)本番の記録時に、記録線速度倍率に応じて、光ビ
ームの記録パワーの特性に基づき光パワー制御回路44
に光ビームの記録パワーを指令し、記録ストラテジの補
正量kの特性に基づきストラテジ回路48に補正量kを
指令する。
【0026】なお、光ディスク10がメモリ52に記憶
されていないディスク種類の場合は、システム制御回路
50は、少なくとも2つの線速度倍率についてテスト記
録を行って、記録線速度倍率に対する光ビームの記録パ
ワーの特性全体を設定する。また、このとき記録ストラ
テジの補正量kについては、例えば標準的な特性をメモ
リ52に記憶しておいて、それを使用するようにする。
【0027】図1の光ディスク記録装置による記録用光
ビームの照射時間の補正量の調整について説明する。ス
トラテジ回路48は、形成すべきビット長に応じて記録
用光ビームの照射時間を(n+k)T 但し、T:単位ピット長に相当する時間 n:単位ピット長に対する形成すべきピット長の倍数
(3から11の自然数) k:補正量 に制御する。図4は、記録用光ビームのパワー(記録パ
ワー)を適正に保った状態で、記録線速度倍率を変化さ
せて記録した場合に、再生信号のC1エラー、ジッタ等
の特性が良好となる補正量kの範囲(ハッチングで示す
領域)を示したものである。これによれば、記録線速度
倍率がほぼ8倍率を境界にそれ以下では記録線速度倍率
に対する適正なk値の範囲は大きく変動するが、それ以
上では記録線速度倍率が変化しても適正なk値の範囲は
あまり変化しないことがわかる。図4の特性の光ディス
クを使用する場合のストラテジ回路48による補正量k
の特性例を図5に示す。図5の特性では補正量kを、8
倍速を境界の線速度倍率として、8倍速未満では記録線
速度倍率に応じて直線状(または曲線状でもよい)に変
化させ、8倍速以上では一定値kcとしている。なお、
予めディスク種類ごとの補正量kの特性をメモリ52に
記憶しておき、検出されるディスクIDに応じて該当す
る特性を読み出して使用する。
【0028】図5の補正量kの特性を使用して、CAV
記録とCLV記録を切り換えて記録する場合の、ディス
ク径方向位置に対する線速度倍率および補正量kの変化
を図6〜図8に示す。図6は、CAV記録の線速度倍率
が常に8倍速以下の場合で(ViはCAV記録の線速度
倍率初期値を示し、Veは同線速度倍率最終値を示
す。)、このとき補正量kはCAV記録領域全体にわた
り変化する。図7は、CAV記録の線速度倍率が8倍速
を挟んで変化する場合で、このとき補正量kは8倍速に
達した以降一定値kcに固定される。図8は、CAV記
録の線速度倍率が常に8倍速以上の場合で、このとき補
正量kcはプログラム領域全域にわたり一定値kcに固
定される。
【0029】次に、図1の光ディスク記録装置による記
録用光ビームのパワー制御について説明する。ここで
は、記録線速度倍率を図9(a)のように変化させて記
録を行う。すなわち、CLV記録の線速度倍率をVe
(使用者等によって指令された線速度倍率)に設定し、
プログラム領域18のうちこの線速度倍率Veで回転数
が指令値(ドライブに予め設定された回転数上限値等)
以上となる内周側の領域について該指令回転数でCAV
記録する。該CAV記録の線速度倍率初期値はVi、線
速度倍率最終値はVeである。図9(b)はこのときの
光ビームの記録パワーの変化を示す。CAV記録領域で
は線速度倍率の上昇とともに記録パワーが上昇し(線速
度倍率初期値Viにおける記録パワーはPi、線速度倍
率最終値Veにおける記録パワーはPe)、CLV記録
領域に達すると記録パワーはPeで一定となる。
【0030】図9のように記録線速度倍率および記録パ
ワーを制御して記録を行う場合の、記録線速度倍率に対
する記録パワー特性の求め方について、具体例を説明す
る。 〔例1〕A社のスーパーシアニン系CD−Rディスク
(以下「ディスクA」)を使用した場合の例 図10は、ディスクAを用いて様々な線速度倍率におい
て記録パワーを様々に変化させて記録した場合の、記録
パワーに対する再生RF信号のβ値の特性を示す。図1
1は該再生RF信号をEFM復調したときの、β値に対
するC1エラーの特性を示す。図12は該再生RF信号
の、β値に対するピットジッタの特性を示す。図13は
図10の特性を展開して求めた、各β値ごとの記録線速
度倍率に対する記録パワーの特性である。図13によれ
ば、β値を所定値に保って記録する際の線速度倍率に対
する記録パワーの特性は一次関数 y=ax+b 但し、y:記録パワー x:線速度倍率 で近似できる。また、図11,図12によれば、ディス
クAの場合、高速記録時でもパワーマージンが十分広い
(C1エラーおよびピットジッタが低いときのβ値の範
囲が広い)ので、記録線速度倍率によらずβ値の目標値
(ターゲットβ)を一定値に設定することができる。し
たがって、β値の目標値を例えば5%一定に設定する
と、図13から、記録線速度倍率に対する記録パワーの
特性関数y=ax+bのa(傾き)、b(y切片)の値
を、a=1.8258,b=3.8579に設定できる
ことがわかる。
【0031】図10の特性は光ビームの波長が787n
mの場合であるが、光ビームの波長はドライブごとに多
少異なるから、この波長の違いによる影響を検討する必
要がある。図14は光ビームの波長が783.7nmの
ドライブを用いてディスクAに様々な線速度倍率で記録
パワーを様々に変化させて記録した場合の、記録パワー
に対する再生RF信号のβ値の特性を示す。図15は図
14の特性を展開して求めた、各β値ごとの記録線速度
倍率に対する記録パワーの特性である。図15によれ
ば、β値が5%のときの関数y=ax+bのa,bの値
は、a=1.8244,b=3.1841となる。これ
らの値と図13によるβ値が5%のときのa,bの値と
を比較すると、aの値はほぼ等しく、bの値が比較的大
きく変化している。したがって、この結果から、光ビー
ムの波長が多少異なっても、aの値は固定で、bの値の
み変化させればよいことがわかる。そこで、メモリ52
にディスクAに関する記録線速度倍率に対する記録パワ
ーの特性関数として、y=ax+b(aは固定、bは未
定)を予め記憶しておき、本番の記録に先立ちテスト記
録(OPC)を行ってbの値を設定する。
【0032】テスト記録でbの値を求めて設定する手法
の具体例を説明する。 (図16の手法)本番の記録時に使用する線速度倍率の
可変範囲(Vi〜Ve)内または該可変範囲外(例えば
該可変範囲以下)の適宜の1つの線速度倍率V1でOP
Cを行い、その線速度倍率V1での適正記録パワー(設
定された目標β値が得られる記録パワー)P1を求め、
該記録パワーP1が該線速度倍率V1での特性関数y=
ax+bの解となるbの値を求めて設定する。
【0033】(図17の手法)本番の記録時に使用する
線速度倍率の可変範囲(Vi〜Ve)よりも低い2つの
線速度倍率V1,V2(例えば、Vi=10倍速、Ve
=16倍速の場合、V1=4倍速、V2=8倍速等)で
OPCを行い、これら各線速度倍率V1,V2での適正
な記録パワー(設定された目標β値が得られる記録パワ
ー)P1,P2を求め、特性関数y=ax+bに対する
P1,P2の誤差の平方和が最小となるbの値を最小自
乗法により求めて設定する。あるいは、本番の記録時に
使用する線速度倍率の可変範囲(Vi〜Ve)よりも低
い3つ以上の線速度倍率でOPCを行い、同様に最小自
乗法によりbの値を求めて設定することもできる。
【0034】(図18の手法)本番の記録時に使用する
線速度倍率の可変範囲(Vi〜Ve)よりも低い1つの
線速度倍率V1と該範囲内の1つの線速度倍率V2(例
えば、Vi=10倍速、Ve=16倍速の場合、V1=
8倍速、V2=12倍速等)でOPCを行い、これら各
線速度倍率V1,V2での適正な記録パワー(設定され
た目標β値が得られる記録パワー)P1,P2を求め、
特性関数y=ax+bに対するP1,P2の誤差の平方
和が最小となるbの値を最小自乗法により求めて設定す
る。あるいは、本番の記録時に使用する線速度倍率の可
変範囲(Vi〜Ve)よりも低い2つ以上の線速度倍率
と該範囲内の1つの線速度倍率でOPCを行い、同様に
最小自乗法によりbの値を求めて設定することもでき
る。
【0035】〔例2〕B社のシアニン系CD−Rディス
ク(以下「ディスクB」)を使用した場合の例 図19は、ディスクBを用いて様々な線速度倍率におい
て記録パワーを様々に変化させて記録した場合の、記録
パワーに対する再生RF信号のβ値の特性を示す。図2
0は該再生RF信号をEFM復調したときの、β値に対
するC1エラーの特性を示す。図21は該再生RF信号
の、β値に対するピットジッタの特性を示す。図22は
図19の特性を展開して求めた、各β値ごとの記録線速
度倍率に対する記録パワーの特性である。図22によれ
ば、β値を所定値に保って記録する際の線速度倍率に対
する記録パワーの特性は一次関数 y=ax+b 但し、y:記録パワー x:線速度倍率 で近似できる。ただし、図20,図21によれば、ディ
スクBの場合、高速記録時のパワーマージンが狭い(C
1エラーおよびピットジッタが低いときのβ値の範囲が
狭い)ので、記録線速度倍率に応じてβ値の目標値を変
更することが望ましい。図22の太線は記録線速度倍率
に応じてC1エラーおよびピットジッタが小さい値を保
持するようにβ値を変更したときの、記録線速度倍率に
対する記録パワーの特性例を示したものである。この特
性は二次関数 y=ax+bx+c で表されるもので、この例ではa=−0.0217,b
=1.8169,c=4.408である。ただし、cの
値は光ビームの波長に応じて比較的大きく変化する。そ
こで、メモリ52にディスクBに関する記録線速度倍率
に対する記録パワーの特性関数として、y=ax+b
x+c(a,bは固定、cは未定)を予め記憶してお
き、本番の記録に先立ちテスト記録(OPC)を行って
cの値を設定する。
【0036】テスト記録でcの値を求めて設定する手法
の具体例を説明する。 (図23の手法)本番の記録時に使用する線速度倍率の
可変範囲(Vi〜Ve)内または該可変範囲外(例えば
該可変範囲以下)の適宜の1つの線速度倍率V1でOP
Cを行い、その線速度倍率V1での適正記録パワー(設
定された目標β値が得られる記録パワー)P1を求め、
該記録パワーP1が該線速度倍率V1での特性関数y=
ax+bx+cの解となるcの値を求めて設定する。
【0037】(図24の手法)本番の記録時に使用する
線速度倍率の可変範囲(Vi〜Ve)よりも低い2つの
線速度倍率V1,V2(例えば、Vi=10倍速、Ve
=16倍速の場合、V1=4倍速、V2=8倍速等)で
OPCを行い、これら各線速度倍率V1,V2での適正
な記録パワー(該線速度倍率V1,V2ごとに設定され
た目標β値が得られる記録パワー)P1,P2を求め、
特性関数y=ax+bx+cに対するP1,P2の誤
差の平方和が最小となるcの値を最小自乗法により求め
て設定する。あるいは、本番の記録時に使用する線速度
倍率の可変範囲(Vi〜Ve)よりも低い3つ以上の線
速度倍率でOPCを行い、同様に最小自乗法によりcの
値を求めて設定することもできる。
【0038】(図25の手法)本番の記録時に使用する
線速度倍率の可変範囲(Vi〜Ve)よりも低い1つの
線速度倍率V1と該範囲内の1つの線速度倍率V2(例
えば、Vi=10倍速、Ve=16倍速の場合、V1=
8倍速、V2=12倍速等)でOPCを行い、これら各
線速度倍率V1,V2での適正な記録パワー(該線速度
倍率V1,V2ごとに設定された目標β値が得られる記
録パワー)P1,P2を求め、特性関数y=ax+b
x+cに対するP1,P2の誤差の平方和が最小となる
cの値を最小自乗法により求めて設定する。あるいは、
本番の記録時に使用する線速度倍率の可変範囲(Vi〜
Ve)よりも低い2つ以上の線速度倍率と該範囲内の1
つの線速度倍率でOPCを行い、同様に最小自乗法によ
りcの値を求めて設定することもできる。
【0039】〔例3〕C社のフタロシアニン系CD−R
ディスク(以下「ディスクC」)を使用した場合の例 図26は、ディスクCを用いて様々な線速度倍率におい
て記録パワーを様々に変化させて記録した場合の、記録
パワーに対する再生RF信号のβ値の特性を示す。図2
7は該再生RF信号をEFM復調したときの、β値に対
するC1エラーの特性を示す。図28は該再生RF信号
の、β値に対するピットジッタの特性を示す。図29は
図26の特性を展開して求めた、各β値ごとの記録線速
度倍率に対する記録パワーの特性である。図29によれ
ば、β値を所定値に保って記録する際の線速度倍率に対
する記録パワーの特性は一次関数 y=ax+b 但し、y:記録パワー x:線速度倍率 で近似できる。ただし、図27,図28によれば、ディ
スクCの場合、高速記録時のパワーマージンが狭い(C
1エラーおよびピットジッタが低いときのβ値の範囲が
狭い)ので、記録線速度倍率に応じてβ値の目標値を変
更することが望ましい。図29の太線は記録線速度倍率
に応じてC1エラーおよびピットジッタが小さい値を保
持するようにβ値を変更したときの、記録線速度倍率に
対する記録パワーの特性例を示したものである。この特
性は二次関数 y=ax+bx+c で表されるもので、この例ではa=−0.0148,b
=1.4232,c=4.5933である。ただし、c
の値は光ビームの波長に応じて比較的大きく変化する。
そこで、メモリ52にディスクCに関する記録線速度倍
率に対する記録パワーの特性関数として、y=ax
bx+c(a,bは固定、cは未定)を予め記憶してお
き、本番の記録に先立ちテスト記録(OPC)を行って
cの値を設定する。テスト記録でcの値を求めて設定す
る手法は、ディスクBについて示した図23〜図25と
同様の手法を用いることができる。
【0040】次に、メモリ52に記憶されていない光デ
ィスクが挿入された場合の記録線速度倍率に対する記録
パワーの特性関数の設定手法の具体例を説明する。 (図30の手法)本番の記録時に使用する線速度倍率の
可変範囲(Vi〜Ve)よりも低い2つの線速度倍率V
1,V2(例えば、Vi=10倍速、Ve=16倍速の
場合、V1=4倍速、V2=8倍速等)でOPCを行
い、これら各線速度倍率V1,V2での適正な記録パワ
ー(設定された目標β値が得られる記録パワー)P1,
P2を求め、これらP1,P2が解となる特性関数y=
ax+bを求めて設定する。または、本番の記録時に使
用する線速度倍率の可変範囲(Vi〜Ve)よりも低い
3つ以上の線速度倍率でOPCを行い、最小自乗法によ
り特性関数y=ax+b全体を求め、あるいは該3つ以
上の適正記録パワー値間を直線または曲線で結んで直線
近似または曲線近似により特性関数を求めて設定するこ
ともできる。
【0041】(図31の手法)本番の記録時に使用する
線速度倍率の可変範囲(Vi〜Ve)よりも低い1つの
線速度倍率V1と該範囲内の1つの線速度倍率V2(例
えば、Vi=10倍速、Ve=16倍速の場合、V1=
8倍速、V2=12倍速等)でOPCを行い、これら各
線速度倍率V1,V2での適正な記録パワー(設定され
た目標β値が得られる記録パワー)P1,P2を求め、
これらP1,P2が解となる特性関数y=ax+bを求
めて設定する。または、本番の記録時に使用する線速度
倍率の可変範囲(Vi〜Ve)よりも低い2つ以上の線
速度倍率と該範囲内の1つの線速度倍率でOPCを行
い、最小自乗法により特性関数y=ax+b全体を求
め、あるいは該3つ以上の記録パワー値間を直線または
曲線で結んで直線近似または曲線近似により特性関数を
求めて設定することもできる。なお、前期実施の形態で
は、再生信号品位に関するパラメータとしてβ値を用い
たが、CIエラーもしくはピットジッタのみ、またはそ
の他の再生信号品位に関するパラメータを用いることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の光ディスク記録装置の実施の形態
を示すブロック図である。
【図2】 CD−Rの記録を、内周側はCAVで行い、
外周側はCLVで行う方法の説明図である。
【図3】 CD−Rディスクの領域分割を示す径方向の
断面図である。
【図4】 CD−Rディスクの、記録速度倍率に対する
補正量kの適正範囲の一例を示す特性図である。
【図5】 図4の特性の光ディスクを使用する場合の図
1のストラテジ回路48による補正量kの特性例を示す
図である。
【図6】 図5の補正量kの特性を使用して、CAV記
録とCLV記録を切り換えて記録する場合の、ディスク
径方向位置に対する線速度倍率および補正量kの変化特
性の一例を示す図である。
【図7】 図5の補正量kの特性を使用して、CAV記
録とCLV記録を切り換えて記録する場合の、ディスク
径方向位置に対する線速度倍率および補正量kの変化特
性の他の例を示す図である。
【図8】 図5の補正量kの特性を使用して、CAV記
録とCLV記録を切り換えて記録する場合の、ディスク
径方向位置に対する線速度倍率および補正量kの変化特
性の更に別の例を示す図である。
【図9】 光ディスクの半径位置に対する記録線速度倍
率および光ビームの記録パワーの変化特性例を示す図で
ある。
【図10】 ディスクAを用いて様々な線速度倍率にお
いて記録パワーを様々に変化させて記録した場合の、記
録パワーに対する再生RF信号のβ値の特性を示す図で
ある。
【図11】 図10の記録による再生RF信号をEFM
復調したときの、β値に対するC1エラーの特性を示す
図である。
【図12】 図10の記録による再生RF信号の、β値
に対するピットジッタの特性を示す図である。
【図13】 図10の特性を展開して求めた、各β値ご
との記録線速度倍率に対する記録パワーの特性図であ
る。
【図14】 光ビームの波長が異なるドライブを用いて
ディスクAに様々な線速度倍率で記録パワーを様々に変
化させて記録した場合の、記録パワーに対する再生RF
信号のβ値の特性を示す図である。
【図15】 図14の特性を展開して求めた、各β値ご
との記録線速度倍率に対する記録パワーの特性図であ
る。
【図16】 ディスクAについてテスト記録で記録パワ
ー特性y=ax+bのbの値を求める手法の一例を示す
図である。
【図17】 ディスクAについてテスト記録で記録パワ
ー特性y=ax+bのbの値を求める手法の他の例を示
す図である。
【図18】 ディスクAについてテスト記録で記録パワ
ー特性y=ax+bのbの値を求める手法の更に別の例
を示す図である。
【図19】 ディスクBを用いて様々な線速度倍率にお
いて記録パワーを様々に変化させて記録した場合の、記
録パワーに対する再生RF信号のβ値の特性を示す図で
ある。
【図20】 図19の記録による再生RF信号をEFM
復調したときの、β値に対するC1エラーの特性を示す
図である。
【図21】 図19の記録による再生RF信号の、β値
に対するピットジッタの特性を示す図である。
【図22】 図19の特性を展開して求めた、各β値ご
との記録線速度倍率に対する記録パワーの特性図であ
る。
【図23】 ディスクBについてテスト記録で記録パワ
ー特性y=ax+bx+cのb,cの値を求める手法
の一例を示す図である。
【図24】 ディスクBについてテスト記録で記録パワ
ー特性y=ax+bx+cのb,cの値を求める手法
の他の例を示す図である。
【図25】 ディスクBについてテスト記録で記録パワ
ー特性y=ax+bx+cのb,cの値を求める手法
の更に別の例を示す図である。
【図26】 ディスクCを用いて様々な線速度倍率にお
いて記録パワーを様々に変化させて記録した場合の、記
録パワーに対する再生RF信号のβ値の特性を示す図で
ある。
【図27】 図26の記録による再生RF信号をEFM
復調したときの、β値に対するC1エラーの特性を示す
図である。
【図28】 図26の記録による再生RF信号の、β値
に対するピットジッタの特性を示す図である。
【図29】 図26の特性を展開して求めた、各β値ご
との記録線速度倍率に対する記録パワーの特性図であ
る。
【図30】 図1のメモリ52に記憶されていない光デ
ィスクが挿入された場合の記録線速度倍率に対する記録
パワーの特性関数の設定手法の一例を示す図である。
【図31】 図1のメモリ52に記憶されていない光デ
ィスクが挿入された場合の記録線速度倍率に対する記録
パワーの特性関数の設定手法の他の例を示す図である。
【符号の説明】
10…CD−Rディスク(光ディスク)、40…サーボ
回路(ディスクサーボ)、28…光ピックアップ、28
…ATIP検出回路(時間情報読み取り部)、44…光
パワー制御回路(光パワー制御部)、48…ストラテジ
回路(ストラテジ部)、52…メモリ(記憶部)、50
…システム制御回路(システム制御部)、34…β値検
出回路(信号品位検出部)。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】形成すべきピット長に応じて記録用光ビー
    ムの照射時間を (n+k)T 但し、T:単位ピット長に相当する時間 n:単位ピット長に対する形成すべきピット長の倍数
    (自然数) k:補正量 に制御して光ディスクの記録を行う方法において、 線速度倍率を可変に記録する場合に、記録線速度倍率が
    高くなるにつれて前記光ビームの記録パワーを高くする
    と共に、所定の線速度倍率を境界として、その速度倍率
    未満では線速度倍率に応じて前記補正量kの値を変化さ
    せ、該速度倍率以上では該補正量kの値を固定して記録
    を行う光ディスク記録方法。
  2. 【請求項2】前記境界の線速度倍率が8倍速以上の倍率
    である請求項1記載の光ディスク記録方法。
  3. 【請求項3】光ディスクの径方向位置に応じて線速度倍
    率を可変に記録し、前記境界の線速度倍率を、該線速度
    倍率可変範囲内の途中の線速度倍率とする請求項1また
    は2記載の光ディスク記録方法。
  4. 【請求項4】光ディスクの径方向位置に応じて線速度倍
    率を可変に記録する方法であって、 光ディスクの記録に先立ち、本番の記録で使用する線速
    度倍率の可変範囲よりも低い複数の線速度倍率でそれぞ
    れテスト記録を行い、該各線速度倍率での適正記録パワ
    ーを求め、これら複数の線速度倍率について求められた
    適正記録パワーに基づき線速度倍率に対する適正記録パ
    ワーの特性を設定し、 本番の記録時に、各径方向位置での線速度倍率に応じ
    て、前記特性に基づき適正記録パワー値を求めて、前記
    光ビームを該求められた記録パワー値に制御する光ディ
    スク記録方法。
  5. 【請求項5】光ディスクの径方向位置に応じて線速度倍
    率を可変に記録する方法であって、 光ディスクの記録に先立ち、本番の記録で使用する可変
    範囲内の1つの線速度倍率および該可変範囲よりも低い
    1つまたは複数の線速度倍率でそれぞれテスト記録を行
    い、該各線速度倍率での適正記録パワーを求め、これら
    複数の線速度倍率について求められた適正記録パワーに
    基づき線速度倍率に対する適正記録パワーの特性を設定
    し、 本番の記録時に、各径方向位置での線速度倍率に応じ
    て、前記特性に基づき適正記録パワー値を求めて、前記
    光ビームを該求められた記録パワー値に制御する光ディ
    スク記録方法。
  6. 【請求項6】前記特性が1つの一次関数または1つの二
    次以上の関数で構成される請求項4または5記載の光デ
    ィスク記録方法。
  7. 【請求項7】光ディスクの径方向位置に応じて線速度倍
    率を可変に記録する方法であって、 光ビームの記録パワーyを線速度倍率xに応じて、関数 y=ax+b に従って可変制御するものとし、 該関数のaの値をディスク種類に応じた固定値とし、 光ディスクの記録に先立ち、適宜の1つの線速度倍率で
    テスト記録を行い、その線速度倍率での適正記録パワー
    を求め、該記録パワーが該線速度倍率での前記関数の解
    となる前記bの値を求め、 本番の記録時に、各径方向位置での線速度倍率に応じ
    て、前記aおよびbの値が設定された前記関数に基づき
    適正記録パワー値を求めて、前記光ビームを該求められ
    た記録パワー値に制御する光ディスク記録方法。
  8. 【請求項8】光ディスクの径方向位置に応じて線速度倍
    率を可変に記録する方法であって、 光ビームの記録パワーyを線速度倍率xに応じて、関数 y=ax+b に従って可変制御するものとし、 該関数のaの値をディスク種類に応じた固定値とし、 光ディスクの記録に先立ち、適宜の2つの線速度倍率で
    テスト記録を行い、該両線速度倍率での適正記録パワー
    を求め、該両線速度倍率での前記関数の解に対する該求
    められた両記録パワーの誤差の平方和が最小となる前記
    bの値を求め、 本番の記録時に、各径方向位置での線速度倍率に応じ
    て、前記aおよびbの値が設定された前記関数に基づき
    適正記録パワー値を求めて、前記光ビームを該求められ
    た記録パワー値に制御する光ディスク記録方法。
  9. 【請求項9】光ディスクの径方向位置に応じて線速度倍
    率を可変に記録する方法であって、 光ビームの記録パワーyを線速度倍率xに応じて、関数 y=ax+bx+c に従って可変制御するものとし、 該関数のaおよびbの値をディスク種類に応じた固定値
    とし、 光ディスクの記録に先立ち、適宜の1つの線速度倍率で
    テスト記録を行い、その線速度倍率での適正記録パワー
    を求め、該記録パワーが該線速度倍率での前記関数の解
    となる前記cの値を求め、 本番の記録時に、各径方向位置での線速度倍率に応じ
    て、前記a,bおよびcの値が設定された前記関数に基
    づき適正記録パワー値を求めて、前記光ビームを該求め
    られた記録パワー値に制御する光ディスク記録方法。
  10. 【請求項10】光ディスクの径方向位置に応じて線速度
    倍率を可変に記録する方法であって、 光ビームの記録パワーyを線速度倍率xに応じて、関数 y=ax+bx+c に従って可変制御するものとし、 該関数のaおよびbの値をディスク種類に応じた固定値
    とし、 光ディスクの記録に先立ち、適宜の2つの線速度倍率で
    テスト記録を行い、該両線速度倍率での適正記録パワー
    を求め、該両線速度倍率での前記関数の解に対する該求
    められた両記録パワーの誤差の平方和が最小となる前記
    cの値を求め、 本番の記録時に、各径方向位置での線速度倍率に応じ
    て、前記a,bおよびcの値が設定された前記関数に基
    づき適正記録パワー値を求めて、前記光ビームを該求め
    られた記録パワー値に制御する光ディスク記録方法。
  11. 【請求項11】前記光ディスクを回転速度一定に制御す
    ることにより、前記光ディスクの径方向位置に応じた線
    速度倍率可変制御記録を実行する請求項3から10のい
    ずれかに記載の光ディスク記録方法。
  12. 【請求項12】前記回転速度一定制御の回転数と前記光
    ディスクのウォブルから読み取られる時間情報に基づき
    各時点の線速度を演算し、該線速度が所定値に到達した
    以降外周側で線速度一定に制御して記録する請求項11
    記載の光ディスク記録方法。
  13. 【請求項13】光ディスクを回転駆動するディスクサー
    ボと、 該光ディスクに光ビームを照射して記録および再生を行
    う光ピックアップと、 該光ピックアップから出射する光ビームのパワーを制御
    する光パワー制御部と、 形成すべきピット長に応じて記録用光ビームの照射時間
    を (n+k)T 但し、T:単位ピット長に相当する時間 n:単位ピット長に対する形成すべきピット長の倍数
    (自然数) k:補正量 に制御するストラテジ部と、 記録線速度倍率に対する前記光ビームの記録パワーの特
    性として、記録線速度倍率が高くなるにつれて該光ビー
    ムの記録パワーが高くなる特性を記憶し、記録線速度倍
    率に対する前記補正量kの特性として、所定の線速度倍
    率を境界として、その線速度倍率未満では線速度倍率に
    応じて前記補正量kの値が変化し、該速度倍率以上では
    前記補正量kの値が固定となる特性を記憶する記憶部
    と、 前記光ディスクの記録時に、記録線速度倍率に応じて、
    前記記憶部に記憶されている光ビームの記録パワーの特
    性に基づき前記光パワー制御部に光ビームの記録パワー
    を指令し、該記憶部に記憶されている補正量kの特性に
    基づき前記ストラテジ部に補正量kを指令する制御を行
    うシステム制御部とを具備してなる光ディスク記録装
    置。
  14. 【請求項14】前記記憶部が、ディスク種類ごとに前記
    記録線速度倍率に対する補正量kの特性を記憶してお
    り、 前記システム制御部が、ディスク種類を判別して、前記
    記憶部に記憶されている補正量kの特性のうち該当する
    特性に基づき前記ストラテジ部に補正量kを指令する制
    御を行う請求項13記載の光ディスク記録装置。
  15. 【請求項15】光ディスクの径方向位置に応じて線速度
    倍率を可変に記録する光ディスク記録装置であって、 前記光ディスクを回転駆動するディスクサーボと、 該光ディスクに光ビームを照射して記録および再生を行
    う光ピックアップと、 該光ピックアップから出射する光ビームのパワーを制御
    する光パワー制御部と、 該光ピックアップで検出される再生信号に基づき、再生
    信号品位に関する所定のパラメータ値を求める信号品位
    検出部と、 システム制御部とを具備し、 該システム制御部は、前記光ディスクの本番の記録に先
    立ち、所定のテスト領域で、本番の記録で使用する線速
    度倍率の可変範囲よりも低い複数の線速度倍率でそれぞ
    れテスト記録を行い、これら各テスト記録の再生信号に
    基づき、再生信号品位に関する所定のパラメータが適正
    値となる記録パワー値をそれぞれ求め、これら複数の線
    速度倍率について求められた適正記録パワーに基づき線
    速度倍率に対する適正記録パワーの特性を設定し、本番
    の記録時に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前
    記特性に基づき適正記録パワー値を求めて、前記光パワ
    ー制御部に対し、該求められた記録パワー値を指令する
    制御を行う光ディスク記録装置。
  16. 【請求項16】光ディスクの径方向位置に応じて線速度
    倍率を可変に記録する光ディスク記録装置であって、 前記光ディスクを回転駆動するディスクサーボと、 該光ディスクに光ビームを照射して記録および再生を行
    う光ピックアップと、 該光ピックアップから出射する光ビームのパワーを制御
    する光パワー制御部と、 該光ピックアップで検出される再生信号に基づき、再生
    信号品位に関する所定のパラメータ値を求める信号品位
    検出部と、 システム制御部とを具備し、 該システム制御部は、前記光ディスクの本番の記録に先
    立ち、所定のテスト領域で、本番の記録で使用する可変
    範囲内の1つの線速度倍率および該可変範囲よりも低い
    1つまたは複数の線速度倍率でそれぞれテスト記録を行
    い、これら各テスト記録の再生信号に基づき、再生信号
    品位に関する所定のパラメータが適正値となる記録パワ
    ー値をそれぞれ求め、これら複数の線速度倍率について
    求められた適正記録パワーに基づき線速度倍率に対する
    適正記録パワーの特性を設定し、本番の記録時に、各径
    方向位置での線速度倍率に応じて、前記特性に基づき適
    正記録パワー値を求めて、前記光パワー制御部に対し、
    該求められた記録パワー値を指令する制御を行う光ディ
    スク記録装置。
  17. 【請求項17】光ディスクの径方向位置に応じて線速度
    倍率を可変に記録する光ディスク記録装置であって、 前記光ディスクを回転駆動するディスクサーボと、 該光ディスクに光ビームを照射して記録および再生を行
    う光ピックアップと、 該光ピックアップから出射する光ビームのパワーを制御
    する光パワー制御部と、 該光ピックアップで検出される再生信号に基づき、再生
    信号品位に関する所定のパラメータ値を求める信号品位
    検出部と、 記録線速度倍率xに対する前記光ビームの記録パワーy
    の特性として、関数 y=ax+b 但し、a:ディスク種類に応じた固定値を記憶する記憶
    部と、 システム制御部とを具備し、 該システム制御部は、前記光ディスクの本番の記録に先
    立ち、所定のテスト領域で、適宜の1つの線速度倍率で
    テスト記録を行い、このテスト記録の再生信号に基づ
    き、再生信号品位に関する所定のパラメータが適正値と
    なる記録パワー値を求め、該記録パワーが該線速度倍率
    での前記関数の解となる前記bの値を求め、本番の記録
    時に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記関数
    に基づき適正記録パワー値を求めて、前記光パワー制御
    部に対し、該求められた記録パワー値を指令する制御を
    行う光ディスク記録装置。
  18. 【請求項18】光ディスクの径方向位置に応じて線速度
    倍率を可変に記録する光ディスク記録装置であって、 前記光ディスクを回転駆動するディスクサーボと、 該光ディスクに光ビームを照射して記録および再生を行
    う光ピックアップと、 該光ピックアップから出射する光ビームのパワーを制御
    する光パワー制御部と、 該光ピックアップで検出される再生信号に基づき、再生
    信号品位に関する所定のパラメータ値を求める信号品位
    検出部と、 記録線速度倍率xに対する前記光ビームの記録パワーy
    の特性として、関数 y=ax+b 但し、a:ディスク種類に応じた固定値を記憶する記憶
    部と、 システム制御部とを具備し、 該システム制御部は、前記光ディスクの本番の記録に先
    立ち、所定のテスト領域で、適宜の2つの線速度倍率で
    テスト記録を行い、これらテスト記録の再生信号に基づ
    き、再生信号品位に関する所定のパラメータが適正値と
    なる記録パワー値をそれぞれ求め、該両線速度倍率での
    前記関数の解に対する該求められた両記録パワーの誤差
    の平方和が最小となる前記bの値を求め、本番の記録時
    に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記関数に
    基づき適正記録パワー値を求めて、前記光パワー制御部
    に対し、該求められた記録パワー値を指令する制御を行
    う光ディスク記録装置。
  19. 【請求項19】光ディスクの径方向位置に応じて線速度
    倍率を可変に記録する光ディスク記録装置であって、 前記光ディスクを回転駆動するディスクサーボと、 該光ディスクに光ビームを照射して記録および再生を行
    う光ピックアップと、 該光ピックアップから出射する光ビームのパワーを制御
    する光パワー制御部と、 該光ピックアップで検出される再生信号に基づき、再生
    信号品位に関する所定のパラメータ値を求める信号品位
    検出部と、 記録線速度倍率xに対する前記光ビームの記録パワーy
    の特性として、関数 y=ax+bx+c 但し、a,b:ディスク種類に応じた固定値を記憶する
    記憶部と、 システム制御部とを具備し、 該システム制御部は、前記光ディスクの本番の記録に先
    立ち、所定のテスト領域で、適宜の1つの線速度倍率で
    テスト記録を行い、このテスト記録の再生信号に基づ
    き、再生信号品位に関する所定のパラメータが適正値と
    なる記録パワー値を求め、該記録パワーが該線速度倍率
    での前記関数の解となる前記cの値を求め、本番の記録
    時に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記関数
    に基づき適正記録パワー値を求めて、前記光パワー制御
    部に対し、該求められた記録パワー値を指令する制御を
    行う光ディスク記録装置。
  20. 【請求項20】光ディスクの径方向位置に応じて線速度
    倍率を可変に記録する光ディスク記録装置であって、 前記光ディスクを回転駆動するディスクサーボと、 該光ディスクに光ビームを照射して記録および再生を行
    う光ピックアップと、 該光ピックアップから出射する光ビームのパワーを制御
    する光パワー制御部と、 該光ピックアップで検出される再生信号に基づき、再生
    信号品位に関する所定のパラメータ値を求める信号品位
    検出部と、 記録線速度倍率xに対する前記光ビームの記録パワーy
    の特性として、関数 y=ax+bx+c 但し、a,b:ディスク種類に応じた固定値を記憶する
    記憶部と、 システム制御部とを具備し、 該システム制御部は、前記光ディスクの本番の記録に先
    立ち、所定のテスト領域で、適宜の2つの線速度倍率で
    テスト記録を行い、これらテスト記録の再生信号に基づ
    き、再生信号品位に関する所定のパラメータが適正値と
    なる記録パワー値をそれぞれ求め、該両線速度倍率での
    前記関数の解に対する該求められた両記録パワーの誤差
    の平方和が最小となる前記cの値を求め、本番の記録時
    に、各径方向位置での線速度倍率に応じて、前記関数に
    基づき適正記録パワー値を求めて、前記光パワー制御部
    に対し、該求められた記録パワー値を指令する制御を行
    う光ディスク記録装置。
  21. 【請求項21】前記記憶部が、ディスク種類ごとに前記
    記録線速度倍率xに対する光ビームの記録パワーyの特
    性を記憶しており、 前記システム制御部が、ディスク種類を判別して、前記
    記憶部に記憶されている光ビームの記録パワーyの特性
    のうち該当する特性に基づき光ビームの記録パワーyを
    指令する制御を行う請求項17から20のいずれかに記
    載の光ディスク記録装置。
  22. 【請求項22】前記システム制御部が、前記ディスクサ
    ーボに対し、前記光ディスクの適宜の径方向位置を境界
    として、その内周側で回転速度一定に駆動し、外周側で
    該回転速度一定制御における線速度倍率最終値で線速度
    一定に駆動する指令を発する請求項13から21のいず
    れかに記載の光ディスク記録装置。
  23. 【請求項23】前記光ディスクのウォブルから時間情報
    を読み取る時間情報読み取り部を更に具備し、 前記システム制御部が、前記回転速度一定制御の回転数
    と前記光ディスクのウォブルから読み取られる時間情報
    に基づき各時点の線速度を演算し、該線速度が所定値に
    到達した以降外周側で線速度一定に制御して記録する請
    求項22記載の光ディスク記録装置。
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