JP2001344571A - 携帯形電子機器 - Google Patents

携帯形電子機器

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JP2001344571A JP2000163459A JP2000163459A JP2001344571A JP 2001344571 A JP2001344571 A JP 2001344571A JP 2000163459 A JP2000163459 A JP 2000163459A JP 2000163459 A JP2000163459 A JP 2000163459A JP 2001344571 A JP2001344571 A JP 2001344571A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でメモリーの記憶容量を増大す
る。 【解決手段】 携帯形電子機器である携帯電話機1の蓋
5に、メモリカード7の着脱可能な支持体130と、メ
モリカード7を電子回路8に接続可能な第3接続端子1
61とを設ける。メモリカード7を蓋5に装着し、蓋5
を携帯電話機1のハウジング本体9に装着することによ
って、メモリカード7が電子回路8に電気的に接続され
るので、簡単な構成でメモリの記憶容量を増大すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯形電子機器に
関し、さらに詳しくはメモリーカードを装着することの
できる携帯形電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯形電子機器である携帯通信機器、た
とえば携帯電話機に関する需要は高まる一途であり、そ
の使用形態についての要求も多種多様なものとなってい
る。
【0003】たとえば、通話相手先の電話番号を登録
し、必要時に呼び出して表示部に表示するという、従来
から知られた電話番号簿としての使用方法以外にも、通
話内容の記録および電話番号以外の個人情報についても
記憶させ、必要時に呼び出して表示部に表示するという
個人情報データベースとしての使用の要求があり、必要
とされる情報の記憶容量も増大している。
【0004】さらに、携帯電話機を情報端末として使用
することも可能となり、パーソナルコンピュータにて通
信した電子メールの内容を記憶させたり、インターネッ
トで検索したホームページの内容を記憶させたりする用
途においては、記憶容量のさらなる増大の要求がある。
これに対して、従来の携帯電話機のメモリは充分な記憶
容量を有していないので、これらの要求に応えることは
困難である。
【0005】このような携帯電話機の記憶容量増大の要
求に関する問題を解決するための先行技術として、特開
平10−190803号公報が開示されている。
【0006】この先行技術は、携帯電話機の複合コネク
タ構造に関するものであり、外部信号受渡用接続部を備
えた外部インターフェイスコネクタ上に、メモリカード
収納部を設けた構成が開示されている。また、メモリカ
ード収納部内に、メモリカードが、メモリカード収納部
内に収納されたことを検知するための接触子構造と、収
納されたことを検知されたメモリカードに給電を行うた
めの接続部が設けられ、さらに該接触子構造がメモリカ
ードによってオンにされるバッテリ電源回路供給スイッ
チである構成が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術の携帯電
話機には、以下のような問題点がある。
【0008】メモリカードを電源回路と接続したまま取
外しを行うと、異常信号によって収納した記憶情報に異
常の発生する場合がある。したがって、電源回路を切断
した状態でメモリカードの取外しを行わなければならな
い。
【0009】ここでメモリカードとは、扁平矩形板状の
電気的接続端子を有するElectrically Erasable Progra
mmable Read Only Memory(EEP ROM)のことを
言う。先行技術では、メモリカード収納部内にメモリカ
ード収納の有無を検知するためのスイッチを設け、さら
にこのスイッチを電源回路のオンオフを行うスイッチと
することによって、メモリカードを取外す時の異常発生
を防止している。
【0010】先行技術の構成では、メモリカード取外し
時の異常発生を防止できるけれども、メモリカードの収
納を検知するスイッチを必要とする。また検知信号を電
源回路に送るための回路も必要とするので、所要部品が
多くなり、回路およびスイッチ類の構成が複雑化するこ
とは避けられない。
【0011】また、外部インターフェイスコネクタ部分
には、2次電池充電用コネクタも設けられており、さら
にメモリカード収納部を設けることによって、構成が一
層複雑なものとなる。構成の複雑なことおよび所要部品
の多いことは、携帯電話機製造時の生産効率低下の要因
となり、また製造コストを上昇させる要因ともなるもの
である。
【0012】本発明の目的は、簡単な構成でメモリの記
憶容量を容易に増大することのできる携帯形電子機器を
提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、第1接続端子を有する電子回路と、電子回路に電力
を供給する電池と、第2接続端子を有し、第1接続端子
に電気的に接続されるメモリカードと、電子回路と電池
とメモリカードとを収納するハウジングであって、ハウ
ジング本体と、ハウジング本体に着脱可能に設けられ、
電池の交換を可能にする蓋とを有するハウジングとを含
む携帯形電子機器において、蓋のハウジング本体側に着
脱可能にメモリカードが設けられ、蓋をハウジング本体
に装着した状態で、第2接続端子を第1接続端子に電気
的に接続することを特徴とする携帯形電子機器である。
【0014】本発明に従えば、携帯形電子機器である携
帯通信機器、たとえば携帯電話機の蓋のハウジング本体
側に着脱可能にメモリカードを設けることができるの
で、携帯電話機のメモリの容量を増大したいとき、携帯
電話機の蓋をハウジング本体から取外し、蓋のハウジン
グ本体側にメモリカードを装着することができる。電池
を覆う外装材であった蓋にメモリカードを着脱可能に設
けることができる構成としたので、簡単な構成で携帯電
話機のメモリの記憶容量を容易に増大することができ
る。また、第1接続端子と第2接続端子とを直接電気的
に接続するとき、部品数が削減されて、構成を簡単にす
ることができる。
【0015】また請求項2記載の本発明で、蓋のハウジ
ング本体を臨む表面には、第3接続端子が設けられ、第
3接続端子は、メモリカードが蓋に装着されたとき、第
2接続端子に電気的に接続され、かつ蓋がハウジング本
体に装着された状態で、ハウジング本体に取付けられた
第1接続端子と電気的に接続されることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、第3接続端子は、メモリ
カードを蓋に装着した状態で第2接続端子と電気的に接
続し、第1接続端子は蓋をハウジング本体に装着した状
態で第3接続端子に電気的に接続されるので、メモリカ
ードを蓋に装着し、蓋をハウジング本体に装着するだけ
で、メモリカードをハウジング本体の電子回路に電気的
に接続することができる。
【0017】また、蓋をハウジング本体に装着した状態
で、第2接続端子は第3接続端子を経て第1接続端子に
接続される。逆に、蓋をハウジング本体から取外すと
き、第3接続端子と第1接続端子との電気的接続を確実
に断つことができるので、その後の第2接続端子と第3
接続端子との接続解除、すなわちメモリカードの蓋から
の取外しは電源オフの状態で行うことができる。これに
よって、メモリカードに収納した記憶情報に異常を起こ
すことなくメモリカードを蓋から取外すことができる。
したがって、前記先行技術のように、メモリカード着脱
のとき、メモリカード装着の有無を検知するとともに、
さらに電源回路のオンオフを行うスイッチを設ける必要
がなく、構成の簡素化が実現できる。
【0018】また、蓋のハウジング本体を臨む表面に
は、第3接続端子が設けられ、第1接続端子と第2接続
端子は、第3接続端子を介して電気的接続を行うことに
よって、互いの接続誤差を吸収することができ、予め定
めた配列にしたがって電気的に接続される。また、弾発
力のある材料で第3接続端子を形成すれば、端子同志の
接触圧力が増加して、電気的接続が確実になる。
【0019】また請求項3記載の本発明で、蓋は、蓋本
体と、蓋本体のハウジング本体側に設けられ、メモリカ
ードが着脱可能に設けられる支持体とを含み、メモリカ
ードには、複数の第2接続端子が、予め定める配列方向
に配列され、配列方向に対する左右の形状が非対称とな
るようにするための第1識別部が形成され、支持体に
は、第3接続端子が着脱可能に設けられるとともに、第
1識別部に対応して第2識別部が、第1識別部と第2識
別部とが対応する状態で設けられ、メモリカードが支持
体に装着され、第1識別部と第2識別部とが相互に対応
するとき、第2接続端子と第3接続端子とが電気的に接
続され、第1識別部と第2識別部とが相互に対応しない
状態で、メモリカードが蓋に装着されたとき、第2接続
端子と第3接続端子とが、予め定める接続状態で接続さ
れないことを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、支持体には第2識別部が
設けられ、メモリカードには第1識別部が第2識別部に
対応する状態で設けられるので、メモリカードの表裏お
よび先後端のいずれかを逆にして挿入するとき、第1識
別部と第2識別部とが対応せずに、メモリカードが挿入
途中で阻止される。したがって、メモリカードの誤装着
を防止することができ、第2接続端子と第3接続端子と
が予め定める状態で電気的に接続される。
【0021】また、本発明に従えば、第3接続端子は支
持体に着脱可能に設けられるので、第3接続端子が汚れ
または破損したとき、第3接続端子のみを新たなものに
交換することによって、補修することができる。
【0022】また請求項4記載の本発明で、支持体は、
蓋本体に着脱可能に設けられることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、支持体は、蓋本体に着脱
可能に設けられるので、支持体が変形または破損したと
き、支持体のみを新たなものに交換することによって、
補修することができる。
【0024】また請求項5記載の本発明で、支持体は、
蓋本体と一体に形成されることを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、支持体は、蓋本体と一体
に形成されるので、蓋本体と支持体とを別の部品とする
場合に比べて、部品数を削減することができる。また支
持体と蓋本体とを一体に成形する金型を1個製作するの
みでよく、金型コストを抑えることができるとともに生
産性の向上に寄与することができる。
【0026】また請求項6記載の本発明で、支持体は、
メモリカードを装着した状態でメモリカードに弾発的に
接触する弾発力付与手段を備えることを特徴とする。
【0027】本発明に従えば、メモリカードを支持体に
装着したとき、メモリカードには弾発力が付与されてい
るので、メモリカードの揺動を防止し、保持安定性を向
上することができる。また、支持体の弾発力付与手段
は、弾発的に変形することができるので、成形された支
持体が有する寸法誤差を吸収することができる。
【0028】また請求項7記載の本発明は、支持体に、
合成樹脂からなり、メモリカードの蓋への装着状態で
は、合成樹脂の弾発力によって、メモリカードに当接す
る脱落防止用の突起を設けることを特徴とする。
【0029】本発明に従えば、支持体に、メモリカード
に当接する脱落防止用の突起が設けられるので、メモリ
カードを支持体に装着して蓋をハウジング本体に装着し
たとき、前記突起がメモリカードを係止し、メモリカー
ドの脱落を防止することができる。
【0030】また請求項8記載の本発明で、支持体に
は、電池を装着可能とすることを特徴とする。
【0031】本発明に従えば、支持体は、蓋をハウジン
グ本体に装着した状態で、メモリカードとともに電池を
蓋本体に装着可能とすることができるので、電池と支持
体に装着された第3接続端子との電気的接続が簡素化さ
れる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の第1形態で
ある携帯電話機1の蓋5の構成を簡略化して示す斜視図
であり、図2は図1に示す蓋5を含む携帯電話機1の全
体構成を簡略化して示す分解斜視図である。なお、図2
における蓋5はハウジング本体9への装着状態とは表裏
を反転して示す。
【0033】携帯電話機1は、第1接続端子44を有す
る電子回路8と、電子回路8に電力を供給する電池6
と、第2接続端子52を有し第1接続端子44に電気的
に接続されるメモリカード7と、電子回路8と電池6と
メモリカード7とを収納するハウジング10と、第3接
続端子161とを備える。ハウジング10は、ハウジン
グ本体9と、ハウジング本体9に着脱可能に設けられ、
電池6の交換を可能にする蓋5とを含み、第3接続端子
161は、蓋5をハウジング本体9に装着した状態でメ
モリカード7の第2接続端子52を第1接続端子44に
電気的に接続する。
【0034】ハウジング本体9は、大略的に扁平直方体
の外観形状を有し、その厚み方向に分割可能に構成され
る。ハウジング本体9は、一方の分割片である前面パネ
ル2と、電子回路基板3と、他方の分割片である後面パ
ネル4とを含む。ハウジング本体9の長手方向、幅方向
および厚み方向を、以後長手方向、幅方向および厚み方
向と呼ぶ。
【0035】前面パネル2は、合成樹脂製であって、矩
形状の前面パネル板20と、前面パネル板20の両端部
に板面に対してほぼ垂直に一体的に連なる一対の端面板
23,24と、前面パネル板20の両側部に板面に対し
てほぼ垂直に一体的に連なる一対の側面板25,26と
を含む。一方の端面板23には、幅方向ほぼ中央に厚み
方向内方に延びるロック片30,31が設けられ、他方
の端面板24の幅方向ほぼ中央には係止片32が設けら
れる。前面パネル2のほぼ中央と長手方向一端部21と
の間には、入力情報などを表示する表示窓28が設けら
れ、ほぼ中央から他端部22との間には、電話番号のダ
イヤルなどのためのキー入力手段27が設けられる。電
子回路基板3は、薄板形状をなし、それぞれの表面に電
子回路8が設けられる。
【0036】電子回路基板3の他端部41には、外部電
子機器との信号受渡用の外部インターフェイスコネクタ
42が設けられ、外部インターフェイスコネクタ42に
は、絶縁部材43を介して第1接続端子44が設けられ
る。図示しないが電子回路8には、受話部、送話部、表
示部などの携帯電話機としての主たる機能を有する回路
が実装される。
【0037】後面パネル4は、合成樹脂製であって、矩
形状の後面パネル板60と、後面パネル板60の両端部
に板面に対してほぼ垂直に一体的に連なる一対の端面板
63,64と、後面パネル板60の両側部に板面に対し
てほぼ垂直に一体的に連なる一対の側面板65,66と
を含む。後面パネル4の他端部62においては、端面板
64に切欠部68が形成され、切欠部68には外部イン
ターフェイスコネクタ42が外部に露出して収納され
る。後面パネル4のほぼ中央と他端部62との間には、
電池収納部70が設けられる。電池収納部70は、底板
71と長手方向に延びて対向する側壁72,73と幅方
向に延びて対向する端壁74,75によって構成される
ハウジング本体側にくぼんだ空間である。電池収納部7
0と他端部62との間には、電池収納部70の端壁74
と一体的に連なり端壁74と略垂直な蓋支持板78が設
けられ、蓋支持板78にはほぼ中央に幅方向に延びる長
方形の透孔69が設けられる。端壁75側には、端壁7
5と一体的に連なり端壁75と略垂直であってかつ後面
パネル板60と段差をなして一体的に連なる蓋支持板7
7が設けられる。蓋支持板77は幅方向ほぼ中央にハウ
ジング本体9側にくぼんだ段差部79を有し、段差部7
9と後面パネル板60との間にロック孔76が設けられ
る。後面パネル板60の端部61側の一側部には、長手
方向に延びる略円筒状のアンテナ収納部67が設けられ
る。
【0038】前面パネル2と後面パネル4とは、間に電
子回路基板3を挟んで組み立てられ、図示しないが後面
パネル4のロック孔および係止孔に前面パネル2のロッ
ク片30,31および係止片32を挿入することによっ
て、位置決め固定されてハウジング本体9を構成する。
ハウジング本体9が組立てられたとき、電子回路基板3
に設けられた第1接続端子44は、後面パネル4の蓋支
持板78に設けられた透孔69に挿通されて蓋5側に電
気的接続面が露出する。
【0039】電池6は、ほぼ直方体の形状をなし、充電
可能な二次電池である。蓋5は、蓋本体101と、支持
体130とを含む。蓋本体101は、合成樹脂製の大略
長方扁平形状を有する部材であり、蓋底板102と、蓋
底板102の一方表面に一体的に連なり蓋底板102に
対して円弧状部分を介してほぼ垂直に延びる側面板10
3,104と端面板105および蓋本体101の長手方
向一端部110においては蓋底板102に対してほぼ垂
直に立上がる端面板106を有する。端面板106に
は、端面板106の幅方向ほぼ中央部において、蓋底板
102の長手方向外方に突出したロック片107を設け
る。他方の端面板105には、端面板105の幅方向ほ
ぼ中央部において、係止孔108を設ける。
【0040】蓋底板102には、厚み方向外方にくぼん
だメモリカード収納部111が形成され、メモリカード
収納部111の両側壁227,228は長手方向に平行
であり、両端壁229,230は幅方向に平行である。
メモリカード収納部111のほぼ中央よりも長手方向一
端部110側の空間は、メモリカード7の装着および取
外しに利用される空間であり、メモリカード収納部11
1のほぼ中央よりも他端部109側の空間には、支持体
130が着脱自在に設けられる。
【0041】メモリカード7は、矩形平板状の形状を有
し、その先端部の一方の角部には、先端に向かうにつれ
て幅狭になるように第1識別部51が形成されている。
メモリカード7の寸法は、たとえばクレジットカードの
ほぼ半分程度の大きさで、おおよそ長さが32mm、幅
が24mm、厚さが1.5mmである。
【0042】メモリカード7の蓋本体側に臨む面(裏
面)の端部には、電子回路8に接続する第2接続端子5
2が設けられる。メモリカード7は、矢符113に示す
方向、すなわち先端部を長手方向他端部に向けて支持体
130に装着される。
【0043】図3は支持体130および第3接続端子1
61の概略構成を示す分解斜視図である。支持体130
は、支持体底部131と、支持体底部131の一方表面
に一体的に連なり、支持体底部131の他端部の両側部
付近に対向してそれぞれ設けられる第1および第2支持
片132,133と、第1および第2支持片132,1
33に一体的に連なり、長手方向に沿って延びる第1お
よび第2案内片134,135とを含む。支持体底部1
31は、短矩形状を有する平板であり、その他方表面は
蓋本体101の内面と当接する。支持体底部131の他
端部付近には、係止孔136が形成される。第1および
第2支持片132,133は、大略的に直方体の形状を
有する部材であり、相互に対向する面137,138に
は、係止溝139,140がそれぞれ形成される。係止
溝139,140は、支持体底部131に平行に、かつ
長手方向に沿って延びる。
【0044】第1および第2案内片134,135は、
長手方向に沿って延びる部材であり、支持体底部131
の両側部付近に対向してほぼ平行に設けられる。第1お
よび第2案内片134,135は、支持体底部131に
一体的に連なり、支持体底部131に対してほぼ垂直に
延びる立上がり部141,142と、立上がり部14
1,142に連なり支持体底部131の幅方向内方に、
かつ支持体底部131に対してほぼ平行に延びる押さえ
部143,144とを含む。支持体底部131と、立上
がり部141,142と、押さえ部143,144とに
よって、支持体130の両側部には、略C字状のメモリ
カード案内溝145,146がそれぞれ形成される。略
C字状のメモリカード案内溝145,146の内側に
は、メモリカード挿入側端部に幅方向に対向する一対の
突起201,202が設けられる。また、突起201,
202から長手方向他端部側に予め定める間隔をあけて
同様の突起203,204が設けられる。
【0045】第3接続端子161は、端子部材164
と、基台165とを含み、端子部材164は、第1部材
162aと第1部材162aと一体的に連なる第2部材
162bとからなる第1端子162と、さらに第1端子
162と一体的に連なる第2端子163とからなる。端
子部材164は、弾発力のある導電性金属材料からなる
線状体であり、基台165に着脱自在に保持される。第
1端子162は、略V字状の形状を有し、端子部材16
4の一方の端部側を形成する。第2端子163は、後述
の図4に示すように、略M字状の形状を有し、端子部材
164の他方の端部側を形成する。
【0046】基台165は、電気絶縁材料からなり、略
C字状の形状を有する。基台165は、長手方向に延び
る一対の基台片170,171と、基台片170,17
1の基端部に一体的に連なり、幅方向に延びて基台片1
70,171を連結する連結片174とを含む。一対の
基台片170,171は、相互に平行に設けられ、連結
片174は、基台片170,171に対してほぼ垂直に
設けられる。連結片174には、長手方向に延びる複数
の溝173が、基台片170,171にほぼ平行に形成
され、溝173には第2端子163がそれぞれ装着され
る。溝173は、連結片174の一方表面に形成され、
第2端子163の他端部側終端部は、連結片174の一
方表面からわずかに突出して装着される。基台片17
0,171の連結片174と反対側の側部には、長手方
向に延びる突部168,169がそれぞれ形成される。
連結片174の他方表面には、後述の図4に示す係止突
部172が設けられる。第3接続端子161は、基台1
65の突部168,169を支持体130の第1および
第2支持片132,133の係止溝139,140にそ
れぞれ挿入することによって支持体130に装着され
る。
【0047】図4は第3接続端子161を支持体130
に係止した状態を示す断面図である。係止突部172は
支持体底部131に設けられた係止孔136と係合し、
第3接続端子161と支持体130との間の位置決めが
行われる。第3接続端子161は、逆の順序で支持体1
30から取外すことができる。したがって、端子部材1
64または基台165が汚れ、破損したとき、不具合の
発生した部材のみを交換することによって、補修が可能
である。
【0048】図5は図3に示す支持体130の第2識別
部190の拡大図である。支持体130の第1案内片1
34と第1支持片132とで形成される角部、すなわち
メモリカード案内溝145の他端部側終端部には、のど
部191を有する第2識別部190が形成される。第2
識別部190は、メモリカード7の第1識別部51の形
状に対応する形状に形成され、メモリカード案内溝14
5の空間をすべて充填してもよく、また一部を充填する
ものであってもよい。
【0049】メモリカード7には、複数の第2接続端子
52が、予め定める配列方向に配列され、配列方向に対
する左右の形状が非対称となるようにするための第1識
別部51が先端部の一方の角部に形成され、他方の角部
には第1識別部51が形成されない。支持体130に
は、第3接続端子161が着脱可能に設けられるととも
に、第1識別部51に対応して第2識別部190が、第
1識別部51と第2識別部190とが対応する状態で設
けられ、メモリカード7が支持体130に装着され、第
1識別部51と第2識別部190とが相互に対応すると
き、第2接続端子52と第3接続端子161とが電気的
に接続され、第1識別部51と第2識別部190とが相
互に対応しない状態で、メモリカード7が蓋5に装着さ
れたとき、第2接続端子52と第3接続端子161と
が、予め定める接続状態で接続されない。
【0050】図6は図1の切断面線VI−VIからみた
断面図である。図6は、蓋本体101に設けられた支持
体130にメモリカード7を装着した状態を示すもので
ある。突起204は、押さえ部144の内面に押さえ部
144の幅方向長さよりも短く突設された上部突起20
5と、立上がり部142に突設された側部突起206
と、支持体底板131に上部突起205と同じ幅方向長
さに突設された下部突起207とからなる。各突起20
5,206,207は連続して一体に形成されており、
支持体130とも一体に形成される。上部突起205と
下部突起207とで構成されるメモリカード厚み方向の
突起間隔L1は、メモリカード7の厚さよりもわずかに
小さく設定され、側部突起206と、それと対をなす反
対側の案内溝145に設けられた側部突起(図示せず)
とで形成するメモリカード幅方向の間隔は、メモリカー
ドの幅よりもわずかに小さく設定される。メモリカード
7を支持体130に装着したとき、メモリカード7の厚
み方向を上部突起205と下部突起207とによって、
また側部を一対の側部突起206(他方は図示せず)に
よって押圧するので、メモリカード7が厚み方向および
幅方向に固定され、メモリカード7の脱落を防止するこ
とができる。
【0051】図7は図1の切断面線VII−VIIから
みた断面図である。図7は、蓋本体101に設けられた
支持体130にメモリカード7を装着した状態を示すも
のである。突起202は、押さえ部144の内面に押さ
え部144とほぼ同じ幅方向長さに突設された上部突起
208と、立上がり部142に突設された側部突起20
9と、支持体底板131に上部突起208と同じ幅方向
長さに突設された下部突起210とからなる。各突起2
08,209,210は連続して一体に形成されてお
り、支持体130とも一体に形成される。上部突起20
8および下部突起210の厚さは、前記上部突起205
および下部突起207の厚さより厚く形成される。した
がって、上部突起208と下部突起210とで構成され
るメモリカード厚み方向の突起間隔L2は、前記突起間
隔L1よりも小さく、すなわちメモリカード7の厚さよ
りも小さく形成される。側部突起209と、それと対を
なす反対側の案内溝145に設けられた側部突起(図示
せず)とは、前記側部突起206と同じ厚さに形成され
る。したがって、一対の側部突起209(他方は図示せ
ず)で形成されるメモリカード幅方向の間隔は、前記側
部突起206の場合と同じくメモリカードの幅よりもわ
ずかに小さく設定される。
【0052】上部突起208と下部突起210とによっ
て形成される突起間隔L2は、突起間隔L1よりも小さ
い、すなわちメモリカード7の厚さよりも小さいことか
ら、メモリカード7を支持体130に装着したとき、メ
モリカード7の端部は上部突起208と下部突起210
とによって係止され、メモリカード7の側部は一対の側
部突起209(他方は図示せず)によって押圧されるの
で、メモリカード7が長手方向および幅方向に固定さ
れ、メモリカード7の脱落を防止することができる。
【0053】図8は図1の切断面線VIII−VIII
からみた断面図である。図8は、蓋本体101に設けら
れた支持体130にメモリカード7を装着した状態をさ
らに説明するためのものである。案内溝145の内側に
設けられた突起203の上部突起211と下部突起21
3とによって形成される突起間隔L3は、前記突起間隔
L1と同一であり、メモリカード7の厚さよりわずかに
小さいので、支持体130に装着されたメモリカード7
を厚み方向に押圧し脱落を防止する。突起201の上部
突起214と下部突起216とによって形成される突起
間隔L4は、前記突起間隔L2と同一であり、突起間隔
L1,L3より小さく、すなわちメモリカード7の厚さ
より小さいので、支持体130に矢符113で示す方向
に挿入して装着されたメモリカード7の端部を係止し脱
落を防止する。
【0054】メモリカード7の携帯電話機1への装着
は、以下のごとく行う。メモリカード7を蓋本体101
のメモリカード収納部111に入れ、支持体130のメ
モリカード案内溝145,146に沿ってメモリカード
7を挿入し、支持体130に装着する。支持体130に
装着された状態で第2接続端子52は、第3接続端子1
61の第1端子162に接続される。電池6をハウジン
グ本体9の後面パネル4の電池収納部70に装着し、メ
モリカード7を支持体130に装着した状態、すなわち
メモリカード7を蓋5に装着した状態で、蓋5をハウジ
ング本体9に装着すると、第2接続端子52は、第1端
子162および第2端子163を経て、ハウジング本体
9に取付けられた第1接続端子44と接続される。第1
接続端子44は、電子回路8に電気的に接続されている
ので、メモリカード7を蓋5に装着した状態で、蓋5を
ハウジング本体9に装着することによって、メモリカー
ド7と電子回路8との電気的接続を行うことができる。
【0055】図9はメモリカード7を装着したときの接
続状態を簡略化して示す図である。支持体130に装着
された第2接続端子52は、第3接続端子161の第1
端子162と接続され、第1端子162は第2端子16
3と一体的に連なっており、第2端子163は、ハウジ
ング本体9に取付けられ電子回路8に電気的に接続され
ている第1接続端子44に接続されてメモリカード7と
電子回路8との電気的接続が行われる。
【0056】携帯電話機1の操作時には、メモリカード
7に記憶されている情報は、第2接続端子52から第3
接続端子161の第1端子162、第2端子163およ
びハウジング本体9に取付けられた第1接続端子44を
経て電子回路8へ送られ、電子回路8へ与えられた情報
は、逆の経路にてメモリカード7へ送られ記憶される。
【0057】メモリカード7を携帯電話機1から取外す
には、蓋5をハウジング本体9から取外し、次いでメモ
リカード7を蓋本体101に設けられた支持体130か
ら取外す。このとき、蓋5をハウジング本体9から取外
すことによって、第3接続端子161の第2端子163
とハウジング本体9に設けられた第1接続端子44との
電気的接続を確実に断つことができるので、その後の第
2接続端子52と第3接続端子161との接続解除、す
なわちメモリカード7の蓋5からの取外しは電源オフの
状態で行うことができる。これによって、メモリカード
7に記憶されている情報に異常を起こすことがない。し
たがって、メモリカード7の装着を検知し、電源回路の
オンオフを行うスイッチ類および回路が不要であり、携
帯電話機1の蓋5にメモリカード7の着脱可能な支持体
130を設けるという簡単な構成でメモリの容量を容易
に増大することができる。
【0058】第1接続端子44と第2接続端子52と
は、予め定める方向に配列され、それぞれが対応するよ
うに電気的接続が行われる。第1接続端子44と第2接
続端子52とを接続するとき、まず第1接続端子44
は、第3接続端子161を構成する線状体であって複数
からなる第2端子163と接続されることによって、配
列された第1接続端子の予め定める方向における接続誤
差が吸収される。同様に、第2接続端子は第3接続端子
161を構成する線状体である第1端子162と接続さ
れることによって、接続誤差が吸収される。したがっ
て、蓋5のハウジング本体9を臨む表面に第3接続端子
が設けられ、第1接続端子と第2接続端子とは、第3接
続端子を介して電気的接続を行うことによって、接続誤
差を吸収することができ、予め定めた配列にしたがって
電気的に接続される。また、第3接続端子161の端子
部材164は、弾発力のある金属製導電材料からなるの
で、端子同志の接触圧力が増加して、電気的接続が確実
になる。
【0059】図10は蓋5の概略構成を示す分解斜視図
である。本実施の形態では、支持体130は蓋本体10
1に着脱可能に設けられる。
【0060】前述のように蓋本体101は、ハウジング
本体9側にメモリカード収納部111を備える。メモリ
カード収納部111の底板112のハウジング本体9に
臨む表面には、長手方向中間に幅方向に延びる支持体係
止用突起221が突設される。底板112には、長手方
向他端部231側の端壁230付近に幅方向に延びる支
持体係止用突起224が突設される。また、メモリカー
ド収納部111の側壁227,228の長手方向中間付
近には、長手方向に平行に延びる支持体係止用突起22
2,223が突設され、支持体係止用突起222,22
3と端壁230との間には、側壁227,228付近に
長手方向に平行に延びる支持体装着用案内部225,2
26がそれぞれ突設される。支持体装着用案内部22
5,226の軸直角断面形状は、逆L字状である。
【0061】支持体底部131の両側部147,148
が、支持体装着用案内部225,226と底板112と
の間の隙間に挿入されると、支持体底部131の側面が
係止突起222,223によって係止され、支持体底部
131の第3接続端子161を有する側の他端部が係止
突起224によって係止され、一端部が係止突起221
によって係止されて、支持体130の蓋本体101への
装着と位置決めが行われる。支持体130が蓋本体10
1に着脱可能に設けられるので、支持体130が変形ま
たは破損したとき、支持体130のみを新たなものに交
換することによって補修することができる。
【0062】以上に述べたように、本発明の第1の実施
形態によれば、携帯電話機1の蓋5にメモリカードの着
脱可能な支持体130を設けるという簡単な構成でメモ
リの容量増大を容易に達成することができる。また、第
3接続端子161を支持体130に着脱可能な構成と
し、支持体130を蓋本体101に着脱可能な構成とし
たことによって、第3接続端子161および支持体13
0が汚れ、破損したとき、第3接続端子161および支
持体130のみの交換によって補修をすることができ
る。さらに、メモリカード7には第1識別部51を設
け、支持体130に第2識別部190および突起20
1,202,203,204を設けたことによって、メ
モリカード7の誤装着を防止することができ、また装着
したメモリカード7の脱落を防止することができる。
【0063】本発明の第1実施形態に類似する実施の形
態として、支持体に弾発力を付与する手段を設けてもよ
い。図11は本発明の第2の実施の形態である携帯電話
機の蓋の支持体150の構成を簡略化して示す斜視図で
ある。本実施の形態の支持体150は、実施の第1形態
の支持体130と類似し、対応する部分には同一の参照
符号を付して説明を省略する。支持体150は、支持体
底部131のメモリカードを挿入する側に弾発力付与手
段である薄肉部280を形成する。薄肉部を設ける表面
は、ハウジング本体9に臨む面および蓋本体101に接
する面のいずれであってもよい。
【0064】図11中のハッチングを施した部分は、支
持体底部131に形成した薄肉部280である。支持体
150の材質としては、たとえば合成樹脂が好適に用い
られる。合成樹脂は厚肉の場合剛性が強く弾発力をほと
んど発現しないが、薄肉にすると剛性が弱くなり弾発力
を発現する。支持体底部131に薄肉部280を形成す
ることによって、支持体150の幅方向に弾発力が付与
される。
【0065】弾発力を付与した支持体150の支持体底
部131と第1および第2案内片134,135とが構
成する内寸法を、メモリカード7よりもわずかに小さく
形成することによって、メモリカード7をメモリカード
案内溝145,146に沿って挿入して支持体150に
装着するとき、支持体150はメモリカード7によって
幅方向に広げられ、メモリカード7は支持体150の弾
発力によって拘束されるので、メモリカード7の揺動が
防止され保持安定性を向上することができる。その他の
構成は、第1の実施形態と同一である。
【0066】本発明の第2の実施形態では、支持体底部
131に薄肉部280を形成して、メモリカード7に弾
発力を付与するように構成されている。本発明における
弾発力付与手段は、第2の実施形態に限定されることな
く、他の構成であってもよい。たとえば、薄肉部280
を省略して支持体底部131のメモリカード7を挿入す
る側に切吹き(図示せず)を形成することによって、メ
モリカード7に弾発力を付与してもよい。
【0067】このように薄肉部280を省略すると、第
1および第2案内片134,135には弾発力が発現す
るので、メモリカード7を支持体に装着するとき、メモ
リカード7には弾発力が付与され、前述のようにメモリ
カード7の保持安定性が向上する。また、第1および第
2案内片134,135は、弾発的に変形することがで
きるので、成形された支持体が有する寸法誤差を吸収す
ることができる。
【0068】図12は本発明の第3の実施の形態である
携帯電話機の蓋の支持体151の構成を簡略化して示す
斜視図である。本実施の形態の支持体151は、実施の
第1形態の支持体130と類似し、対応する部分には同
一の参照符号を付して説明を省略する。支持体151
は、支持体底部131の一端部155に一体的に連なる
弾発力付与手段である弾発部材290を有する。弾発部
材290は、支持体底部131に対してほぼ垂直に立上
がるとともに幅方向に延びる。該弾発部材290には、
長手方向他端部156側に向かって突出した円弧状突部
291が形成され、円弧状突部291が支持体151の
長手方向に弾発力を付与する。
【0069】弾発部材290付近の支持体底部131の
幅寸法は、メモリカード7を支持体151に装着すると
き、支持体底部131がメモリカードの厚み方向に弾性
変形可能となるように、メモリカード7の幅に比べて小
さく設定することが望ましい。
【0070】メモリカード7をメモリカード案内溝14
5,146に沿って挿入するとき、弾発部材290はメ
モリカード7によって厚み方向に押し下げられるので、
メモリカード7を支持体151に装着することができ
る。支持体151に装着されたメモリカード7は、弾発
部材290に形成された円弧状突部291の弾発力によ
って第3接続端子161側に向けて押圧され、メモリカ
ード7は長手方向を第3接続端子161と円弧状突部2
91との間で拘束されるので、メモリカード7の揺動が
防止されて保持安定性を向上することができる。その他
の構成は、第1の実施形態と同一である。
【0071】図13は本発明の第4の実施の形態である
携帯電話機の蓋の支持体152の構成を簡略化して示す
斜視図である。本実施の形態の支持体152は、実施の
第1形態の支持体130と類似し、対応する部分には同
一の参照符号を付して説明を省略する。
【0072】支持体152は、支持体底部131のメモ
リカード挿入側に一体的に連なり長手方向に延びる弾発
力付与手段である弾発部材300を有する。該弾発部材
300には、幅方向に延びかつハウジング本体9側に向
かって突出した円弧状突部301が形成される。弾発部
材300に形成された円弧状突部301が、支持体15
2の厚み方向に弾発力を付与する。メモリカード7をメ
モリカード案内溝145,146に沿って挿入して支持
体152に装着したとき、メモリカード7は弾発部材3
00に形成された円弧状突部301の弾発力によってハ
ウジング本体9側に向けて押圧され、メモリカード7は
厚み方向をそれぞれの案内片134,135と円弧状突
部301との間で拘束されるので、メモリカード7の揺
動が防止されて保持安定性を向上することができる。そ
の他の構成は、第1の実施形態と同一である。
【0073】本発明の第5の実施の形態として、蓋本体
と支持体とを一体形成してもよい。図14は本発明の実
施の第5形態である携帯電話機の蓋350の概略構成を
示す分解斜視図である。本実施の形態の蓋350は、実
施の第1形態の蓋5と類似し、対応する部分には同一の
参照符号を付して説明を省略する。蓋350は、蓋本体
351と支持体251とを備える。注目すべきは、蓋本
体351と支持体251とが一体的に形成されている点
である。蓋本体351の構成は、メモリカード収納部1
11の底板112の他端部付近に係止凹所261が形成
されている点を除いて、前記蓋本体101の構成と同一
である。支持体251の構成は、支持体130の構成と
類似し、支持体130の底板131が省略され、第1お
よび第2支持片132,133と、第1および第2案内
片134,135と、突起201,202,203,2
04とが、メモリカード収納部111の底板112に直
接一体的に設けられている点を除いて、前記支持体13
0と同一の構成を有する。
【0074】第3接続端子161は、前記第1の実施の
形態と同様に、支持体251の第1および第2支持片1
32,133に着脱可能に装着される。第3接続端子1
61の裏面に形成された係止突部172が、底板112
に設けられた係止凹所261と係合し、コネクタ161
の装着と位置決めが行われる。その他の構成は、第1の
実施の形態と同一である。
【0075】本実施形態では、支持体251が蓋本体3
51と射出成形によって一体に形成されているので、蓋
本体351と支持体251とを別の部品とする場合に比
べて、部品数が少なくてすみ、また蓋本体351と支持
体251とを一体に射出成形する金型を1個製作するの
みでよく、金型コストを低く抑えることができるととも
に、生産性の向上に寄与することができる。
【0076】本発明の第6の実施の形態として、支持体
311の構成を次のようにしてもよい。図15は本発明
の実施の第6形態である携帯電話機の蓋の支持体311
の概略構成を示す斜視図である。支持体311は、矩形
平板の支持体底部312と、支持体底部312の一方表
面に一体的に連なり支持体底部312の他端部314付
近に設けられる連結支持片315と、連結支持片315
と一体的に連なり長手方向に延びる第1および第2案内
片317,318とを含む。連結支持片315には、長
手方向に延びる複数の溝316が形成され、溝316に
は、第1端子162および第2端子163からなる端子
部材164が装着されて第3接続端子340が形成され
る。
【0077】第1および第2案内片317,318は、
長手方向に沿って延びる部材であり、支持体底部312
の両側部付近に対向してほぼ平行に設けられる。
【0078】第1および第2案内片317,318は、
支持体底部312に一体的に連なり、支持体底部312
に対してほぼ垂直に延びる立上がり部319,320
と、立上がり部319,320に連なり支持体底部31
2の幅方向内方かつ支持体底部312に対してほぼ平行
に延びる押さえ部321,322とを含む。支持体底部
312と、第1および第2案内片317,318とによ
って、支持体311には略C字状のメモリカード案内溝
323,324が形成される。また、支持体311は、
支持体底部312の他方表面に支持体底部312と一体
的に連なり、支持体底部312に対してほぼ垂直に延び
る立上がり部325,326と、立上がり部325,3
26に連なり支持体底部312の幅方向内方にかつ支持
体底部312に対してほぼ平行に延びる電池押さえ部3
27,328とを含む。支持体底部312と、立上がり
部325,326と、電池押さえ部327,328とに
よって、電池収納部329が形成される。
【0079】これによって、支持体311は、メモリカ
ード7と電池6とをともに装着することができる。
【0080】また、支持体底部312の一方表面には、
第1および第2案内片317,318の延長線上で、か
つ支持体311の一端部313との間にメモリカード係
止用突起331,332が突設される。メモリカード係
止用突起331,332は、メモリカード案内溝32
3,324に沿って挿入されたメモリカード7の端部を
係止し、支持体311に固定する。
【0081】支持体311は、メモリカード7と電池6
をともに収納した状態で蓋本体101に装着することが
できる。メモリカード7を支持体311に装着し、支持
体311を装着した蓋5をハウジング本体9に装着する
ことによって、メモリカード7が電気的に電子回路8と
接続されることは、本発明の第1の実施形態と同一であ
る。本実施の形態では、電池6とメモリカード7および
第3接続端子340とが、一体化された支持体311に
装着されるので、電池6と支持体311に装着された第
3接続端子340との間の電気的接続を簡素化すること
ができる。
【0082】以上述べたように、本発明の実施の第1〜
第6形態では、第3接続端子は、蓋に着脱可能に設けら
れ、第1接続端子と第2接続端子とが第3接続端子を介
して電気的に接続されているけれども、これに限定され
ることなく、第1接続端子と第2接続端子とが第3接続
端子を介することなく直接電気的に接続されてもよい。
また、第3接続端子は、端子部材と基台とを含んで構成
されているけれども、これに限定されるものではなく他
の構成であってもよい。
【0083】蓋は、蓋本体と支持体とを含んで構成され
ているけれども、これに限定されるものではなく他の構
成であってもよい。また、メモリカードには、第1識別
部が形成され、支持体には、第2識別部が形成されてい
るけれども、これに限定されるものではなく第1および
第2識別部が形成されてなくてもよい。また支持体に
は、メモリカード脱落防止用の突起が設けられているけ
れども、これに限定されるものではなく突起が設けられ
てなくてもよい。
【0084】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、携帯形
電子機器である携帯通信機器、たとえば携帯電話機の蓋
のハウジング本体側に着脱可能にメモリカードを設ける
ことができるので、携帯電話機のメモリの容量を増大し
たいとき、携帯電話機の蓋をハウジング本体から取外
し、蓋のハウジング本体側にメモリカードを装着するこ
とができる。電池を覆う外装材であった蓋にメモリカー
ドを着脱可能に設けることができる構成としたので、簡
単な構成で携帯電話機のメモリの記憶容量を容易に増大
することができる。また、第1接続端子と第2接続端子
とを直接電気的に接続するとき、部品数が削減されて、
構成を簡単にすることができる。
【0085】また、請求項2記載の本発明によれば、第
3接続端子は、メモリカードを蓋に装着した状態で第2
接続端子と電気的に接続し、第1接続端子は蓋をハウジ
ング本体に装着した状態で第3接続端子に電気的に接続
されるので、メモリカードを蓋に装着し、蓋をハウジン
グ本体に装着するだけで、メモリカードをハウジング本
体の電子回路に電気的に接続することができる。また、
蓋をハウジング本体に装着した状態で、第2接続端子は
第3接続端子を経て第1接続端子に接続される。逆に、
蓋をハウジング本体から取外すとき、第3接続端子と第
1接続端子との電気的接続を確実に断つことができるの
で、その後の第2接続端子と第3接続端子との接続解
除、すなわちメモリカードの蓋からの取外しは電源オフ
の状態で行うことができる。これによって、メモリカー
ドに収納した記憶情報に異常を起こすことなくメモリカ
ードを蓋から取外すことができる。したがって、先行技
術のように、メモリカード着脱のとき、メモリカード装
着の有無を検知するとともに、さらに電源回路のオンオ
フを行うスイッチを設ける必要がなく、構成の簡素化が
実現できる。
【0086】また、蓋のハウジング本体を臨む表面に
は、第3接続端子が設けられ、第1接続端子と第2接続
端子は、第3接続端子を介して電気的接続を行うことに
よって、互いの接続誤差を吸収することができ、予め定
めた配列にしたがって電気的に接続される。また、弾発
力のある材料で第3接続端子を形成すれば、端子同志の
接触圧力が増加して、電気的接続が確実になる。
【0087】また、請求項3記載の本発明によれば、支
持体には第2識別部が設けられ、メモリカードには第1
識別部が第2識別部に対応する状態で設けられるので、
メモリカードの表裏および先後端のいずれかを逆にして
挿入するとき、第1識別部と第2識別部とが対応せず
に、メモリカードが挿入途中で阻止される。
【0088】したがって、メモリカードの誤装着を防止
することができ、第2接続端子と第3接続端子とが予め
定める状態で電気的に接続される。また、第3接続端子
は支持体に着脱可能に設けられるので、第3接続端子が
汚れまたは破損したとき、第3接続端子のみを新たなも
のに交換することによって、補修することができる。
【0089】また、請求項4記載の本発明によれば、支
持体は、蓋本体に着脱可能に設けられるので、支持体が
変形または破損したとき、支持体のみを新たなものに交
換することによって、補修することができる。
【0090】また、請求項5記載の本発明によれば、支
持体は、蓋本体と一体に形成されるので、蓋本体と支持
体とを別の部品とする場合に比べて、部品数を削減する
ことができる。また、支持体と蓋とを一体に成形する成
形金型を1個製作するのみでよく、生産性の向上に寄与
することができる。
【0091】また、請求項6記載の本発明によれば、メ
モリカードを支持体に装着したとき、メモリカードには
弾発力が付与されているので、メモリカードの揺動を防
止し、保持安定性を向上することができる。また、支持
体の弾発力付与手段は弾発的に変形することができるの
で、成形された支持体が有する寸法誤差を吸収すること
ができる。
【0092】また、請求項7記載の本発明によれば、支
持体に、メモリカードに当接する脱落防止用の突起が設
けられるので、メモリカードを支持体に装着して蓋をハ
ウジング本体に装着したとき、前記突起がメモリカード
を係止し、メモリカードの脱落を防止することができ
る。
【0093】また、請求項8記載の本発明によれば、支
持体は、蓋をハウジング本体に装着した状態で、メモリ
カードとともに電池を蓋本体に装着可能とすることがで
きるので、電池と支持体に装着された第3接続端子との
電気的接続が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態である携帯電話機1の
蓋5の構成を簡略化して示す斜視図である。
【図2】図1に示す蓋5を含む携帯電話機1の全体構成
を簡略化して示す分解斜視図である。
【図3】支持体130および第3接続端子161の概略
構成を示す分解斜視図である。
【図4】第3接続端子161を支持体130に係止した
状態を示す断面図である。
【図5】図3に示す支持体130の第2識別部190の
拡大図である。
【図6】図1の切断面線VI−VIから見た断面図であ
る。
【図7】図1の切断面線VII−VIIから見た断面図
である。
【図8】図1の切断面線VIII−VIIIから見た断
面図である。
【図9】メモリーカード7を装着したときの接続状態を
簡略化して示す図である。
【図10】蓋5の概略構成を示す分解斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施形態である携帯電話機の
蓋の支持体150の構成を簡略化して示す斜視図であ
る。
【図12】本発明の第3の実施の形態である携帯電話機
の蓋の支持体151の構成を簡略化して示す斜視図であ
る。
【図13】本発明の第4の実施形態である携帯電話機の
蓋の支持体152の構成を簡略化して示す斜視図であ
る。
【図14】本発明の実施の第5形態である携帯電話機の
蓋350の概略構成を示す分解斜視図である。
【図15】本発明の実施の第6形態である携帯電話機の
蓋の支持体311の概略構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 前面パネル 3 電子回路基板 4 後面パネル 5,350 蓋 6 電池 7 メモリカード 8 電子回路 9 ハウジング本体 10 ハウジング 44 第1接続端子 51 第1識別部 52 第2接続端子 101,351 蓋本体 111 メモリカード収納部 130,150,151,311 支持体 161,340 第3接続端子 164 端子部材 165 基台 190 第2識別部 201,202,203,204 突起 280 薄肉部 290,300 弾発部材 291,301 円弧状突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 1/00 320J (72)発明者 山口 嘉幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B058 CA13 KA02 KA04 KA06 KA08 KA24 YA20 5K023 AA07 DD08 LL01 NN06 NN07 5K027 AA11 GG03 HH26 KK07 MM03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1接続端子を有する電子回路と、 電子回路に電力を供給する電池と、 第2接続端子を有し、第1接続端子に電気的に接続され
    るメモリカードと、 電子回路と電池とメモリカードとを収納するハウジング
    であって、ハウジング本体と、ハウジング本体に着脱可
    能に設けられ、電池の交換を可能にする蓋とを有するハ
    ウジングとを含む携帯形電子機器において、 蓋のハウジング本体側に着脱可能にメモリカードが設け
    られ、 蓋をハウジング本体に装着した状態で、第2接続端子を
    第1接続端子に電気的に接続することを特徴とする携帯
    形電子機器。
  2. 【請求項2】 蓋のハウジング本体を臨む表面には、第
    3接続端子が設けられ、 第3接続端子は、メモリカードが蓋に装着されたとき、
    第2接続端子に電気的に接続され、かつ蓋がハウジング
    本体に装着された状態で、ハウジング本体に取付けられ
    た第1接続端子と電気的に接続されることを特徴とする
    請求項1に記載の携帯形電子機器。
  3. 【請求項3】 蓋は、 蓋本体と、 蓋本体のハウジング本体側に設けられ、メモリカードが
    着脱可能に設けられる支持体とを含み、 メモリカードには、複数の第2接続端子が、予め定める
    配列方向に配列され、配列方向に対する左右の形状が非
    対称となるようにするための第1識別部が形成され、 支持体には、第3接続端子が着脱可能に設けられるとと
    もに、第1識別部に対応して第2識別部が、第1識別部
    と第2識別部とが対応する状態で設けられ、メモリカー
    ドが支持体に装着され、第1識別部と第2識別部とが相
    互に対応するとき、第2接続端子と第3接続端子とが電
    気的に接続され、 第1識別部と第2識別部とが相互に対応しない状態で、
    メモリカードが蓋に装着されたとき、第2接続端子と第
    3接続端子とが、予め定める接続状態で接続されないこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の携帯形電子機
    器。
  4. 【請求項4】 支持体は、 蓋本体に着脱可能に設けられることを特徴とする請求項
    3に記載の携帯形電子機器。
  5. 【請求項5】 支持体は、 蓋本体と一体に形成されることを特徴とする請求項3に
    記載の携帯形電子機器。
  6. 【請求項6】 支持体は、 メモリカードを装着した状態でメモリカードに弾発的に
    接触する弾発力付与手段を備えることを特徴とする請求
    項3〜5のいずれかに記載の携帯形電子機器。
  7. 【請求項7】 支持体に、合成樹脂からなり、メモリカ
    ードの蓋への装着状態では、合成樹脂による弾発力によ
    って、メモリカードに当接する脱落防止用の突起を設け
    ることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の携
    帯形電子機器。
  8. 【請求項8】 支持体には、 電池を装着可能とすることを特徴とする請求項3〜7の
    いずれかに記載の携帯形電子機器。
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