JP2001344472A - 半導体製品の電子商取引方法及びシステム - Google Patents
半導体製品の電子商取引方法及びシステムInfo
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- JP2001344472A JP2001344472A JP2000163043A JP2000163043A JP2001344472A JP 2001344472 A JP2001344472 A JP 2001344472A JP 2000163043 A JP2000163043 A JP 2000163043A JP 2000163043 A JP2000163043 A JP 2000163043A JP 2001344472 A JP2001344472 A JP 2001344472A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/80—Management or planning
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロット進捗管理及び製品が製造できるか否か
の見極めを正しく行うことができ、ビジネスチャンスを
広げる。 【解決手段】 半導体製品を実際に製造する実生産ライ
ン14と実質的に同じ機能をコンピュータ内に構築し、
最適なロットの進め方を計算する仮想生産ライン13
と、仮想生産ライン13をネットワーク10を介してク
ライアント端末11に接続する接続サーバー12とを具
備してなる半導体製品の電子商取引システムであって、
クライアント端末11から入力された条件を接続サーバ
ー12により仮想生産ライン13に転送し、転送された
条件の下に仮想生産ライン13で製品が流れるか否かを
リアルタイムでシミュレーションし、シミュレーション
結果を接続サーバー12によりクライアント端末11に
転送し、シミュレーション結果に基づいてビジネスを行
う。
の見極めを正しく行うことができ、ビジネスチャンスを
広げる。 【解決手段】 半導体製品を実際に製造する実生産ライ
ン14と実質的に同じ機能をコンピュータ内に構築し、
最適なロットの進め方を計算する仮想生産ライン13
と、仮想生産ライン13をネットワーク10を介してク
ライアント端末11に接続する接続サーバー12とを具
備してなる半導体製品の電子商取引システムであって、
クライアント端末11から入力された条件を接続サーバ
ー12により仮想生産ライン13に転送し、転送された
条件の下に仮想生産ライン13で製品が流れるか否かを
リアルタイムでシミュレーションし、シミュレーション
結果を接続サーバー12によりクライアント端末11に
転送し、シミュレーション結果に基づいてビジネスを行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して半導体製品の商取引を行うための半導体製品の電子
商取引方法及びシステムに関する。
して半導体製品の商取引を行うための半導体製品の電子
商取引方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の典型的な半導体工場では、メモリ
などの汎用品が月産数千ロット規模で生産され、生産ラ
イン内には非常に多くのロットが存在し、工期も長く、
投入した製品がいつ出てくるかの予測は困難であった。
このような状況においても、汎用品の場合は、ロットを
納期に合わせて投入すると行ったことに特別な注意を払
うことは不要であり、何ら問題となっていない。
などの汎用品が月産数千ロット規模で生産され、生産ラ
イン内には非常に多くのロットが存在し、工期も長く、
投入した製品がいつ出てくるかの予測は困難であった。
このような状況においても、汎用品の場合は、ロットを
納期に合わせて投入すると行ったことに特別な注意を払
うことは不要であり、何ら問題となっていない。
【0003】一方、SOC(System On Chip)時代の半
導体工場では、顧客の要求に応じて、主にシステムLS
Iが月産数百ロット規模で生産されることになると考え
られている。このような規模が小さい工場(以下ではミ
ニファブと呼ぶ)では、利用者の要求に合わせてロット
を必要な分だけ投入し、適切なロット進捗管理を行って
納期を守る必要がある。さらに、利用者の要求(仕様,
数量,納期,価格等)に応じて、実際に製品を製造でき
るか否かの見極めが必要である。
導体工場では、顧客の要求に応じて、主にシステムLS
Iが月産数百ロット規模で生産されることになると考え
られている。このような規模が小さい工場(以下ではミ
ニファブと呼ぶ)では、利用者の要求に合わせてロット
を必要な分だけ投入し、適切なロット進捗管理を行って
納期を守る必要がある。さらに、利用者の要求(仕様,
数量,納期,価格等)に応じて、実際に製品を製造でき
るか否かの見極めが必要である。
【0004】しかしながら、従来のミニファブでは、ロ
ット進捗管理を厳密に行うことは困難であり、さらに製
品が納期を守って製造できるか否かの見極めを正しく行
うことも困難であった。また、システムLSI等の半導
体製品においては、インターネットを初めとするネット
ワークを利用した電子商取引システムを構築できれば、
ビジネスチャンスが格段に増すと思われるが、上記のよ
うにロット進捗管理及び製品製造の見極めが困難である
ことから、この種の半導体製品の電子商取引を行うのは
極めて困難であった。
ット進捗管理を厳密に行うことは困難であり、さらに製
品が納期を守って製造できるか否かの見極めを正しく行
うことも困難であった。また、システムLSI等の半導
体製品においては、インターネットを初めとするネット
ワークを利用した電子商取引システムを構築できれば、
ビジネスチャンスが格段に増すと思われるが、上記のよ
うにロット進捗管理及び製品製造の見極めが困難である
ことから、この種の半導体製品の電子商取引を行うのは
極めて困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の半導
体工場においては、ロット進捗管理及び製品が製造でき
るか否かの見極めを正しく行うことは困難であり、特に
SOC時代のミニファブにおいては、これがビジネスチ
ャンスを逃す要因となっていた。
体工場においては、ロット進捗管理及び製品が製造でき
るか否かの見極めを正しく行うことは困難であり、特に
SOC時代のミニファブにおいては、これがビジネスチ
ャンスを逃す要因となっていた。
【0006】本発明は、上記事情を考慮して成されたも
ので、その目的とするところは、ロット進捗管理及び製
品が製造できるか否かの見極めを正しく行うことがで
き、ビジネスチャンスを広げることのできる半導体製品
の電子商取引方法及びシステムを提供することにある。
ので、その目的とするところは、ロット進捗管理及び製
品が製造できるか否かの見極めを正しく行うことがで
き、ビジネスチャンスを広げることのできる半導体製品
の電子商取引方法及びシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(構成)上記課題を解決
するために本発明は次のような構成を採用している。
するために本発明は次のような構成を採用している。
【0008】即ち本発明は、半導体製品の製造販売を行
う業者と半導体製品を購入する購入者が商取引を行う半
導体製品の電子商取引方法であって、購入者又はその代
理者が使用するクライアント端末を、半導体製品の製造
を行う実生産ラインおける生産プロセスをコンピュータ
上で模擬的に行うように構築された仮想生産ラインに接
続し、購入者の所望する製品が購入者の所望する条件で
仮想生産ラインに流れるかをリアルタイムでシミュレー
ションし、購入者の希望する条件で製品が製造されるか
否かを判定することを特徴とする。
う業者と半導体製品を購入する購入者が商取引を行う半
導体製品の電子商取引方法であって、購入者又はその代
理者が使用するクライアント端末を、半導体製品の製造
を行う実生産ラインおける生産プロセスをコンピュータ
上で模擬的に行うように構築された仮想生産ラインに接
続し、購入者の所望する製品が購入者の所望する条件で
仮想生産ラインに流れるかをリアルタイムでシミュレー
ションし、購入者の希望する条件で製品が製造されるか
否かを判定することを特徴とする。
【0009】ここで、前記シミュレーションの結果、所
望の条件では製造できない場合には、所望する条件の少
なくとも1つを変化させて、製品が製造されるか否かを
リアルタイムで再度シミュレーションすることを特徴と
する。さらに、ビジネスが成立した場合、仮想生産ライ
ン経由で実生産ラインに製造のための作業指示を行うこ
とを特徴とする。
望の条件では製造できない場合には、所望する条件の少
なくとも1つを変化させて、製品が製造されるか否かを
リアルタイムで再度シミュレーションすることを特徴と
する。さらに、ビジネスが成立した場合、仮想生産ライ
ン経由で実生産ラインに製造のための作業指示を行うこ
とを特徴とする。
【0010】また本発明は、半導体製品の製造販売を行
う業者と半導体製品を購入する購入者とがネットワーク
を利用して商取引を行う半導体製品の電子商取引方法で
あって、半導体製品の製造を行う実生産ラインにおける
生産プロセスをコンピュータ上で模擬的に行うように構
築された仮想生産ラインと、購入者又はその代理者が使
用するクライアント端末とを、ネットワークを介して接
続するステップと、前記クライアント端末から、購入者
が購入すべき製品及び所望する条件を入力して前記仮想
生産ラインに転送するステップと、前記仮想生産ライン
に入力された製品及び条件に基づいて、購入者の希望す
る条件で該仮想生産ラインを製品が流れるか否かをリア
ルタイムでシミュレーションするステップと、前記仮想
生産ラインにおけるシミュレーションの結果を前記クラ
イアント端末に転送するステップと、前記シミュレーシ
ョンの結果に対して前記クライアント端末から、ビジネ
スを成立させるか否かを応答するステップと、ビジネス
成立であれば、前記仮想生産ラインから前記実生産ライ
ンに半導体製品製造の指示を出すステップと、を有する
ことを特徴とする。
う業者と半導体製品を購入する購入者とがネットワーク
を利用して商取引を行う半導体製品の電子商取引方法で
あって、半導体製品の製造を行う実生産ラインにおける
生産プロセスをコンピュータ上で模擬的に行うように構
築された仮想生産ラインと、購入者又はその代理者が使
用するクライアント端末とを、ネットワークを介して接
続するステップと、前記クライアント端末から、購入者
が購入すべき製品及び所望する条件を入力して前記仮想
生産ラインに転送するステップと、前記仮想生産ライン
に入力された製品及び条件に基づいて、購入者の希望す
る条件で該仮想生産ラインを製品が流れるか否かをリア
ルタイムでシミュレーションするステップと、前記仮想
生産ラインにおけるシミュレーションの結果を前記クラ
イアント端末に転送するステップと、前記シミュレーシ
ョンの結果に対して前記クライアント端末から、ビジネ
スを成立させるか否かを応答するステップと、ビジネス
成立であれば、前記仮想生産ラインから前記実生産ライ
ンに半導体製品製造の指示を出すステップと、を有する
ことを特徴とする。
【0011】ここで、前記シミュレーションの結果、所
望の条件では製造できない場合には、所望する条件の少
なくとも1つを変化させて、製品が製造されるか否かを
リアルタイムで再度シミュレーションし、再度のシミュ
レーションの結果を前記クライアント端末に転送するこ
と。
望の条件では製造できない場合には、所望する条件の少
なくとも1つを変化させて、製品が製造されるか否かを
リアルタイムで再度シミュレーションし、再度のシミュ
レーションの結果を前記クライアント端末に転送するこ
と。
【0012】また本発明は、半導体製品を購入する購入
者がネットワークを利用して半導体製品の製造販売を行
う業者と商取引を行う半導体製品の電子商取引方法であ
って、半導体製品の製造を行う実生産ラインにおける生
産をコンピュータ上で模擬的に行うように構築された仮
想生産ラインに対し、購入者又はその代理者が使用する
クライアント端末をネットワークを介して接続するステ
ップと、前記クライアント端末から、購入すべき製品及
びその条件を入力するステップと、前記入力された製品
及び条件に基づいて、購入者の希望する条件で前記仮想
生産ラインを製品が流れるか否かをリアルタイムでシミ
ュレーションした結果を、前記クライアント端末で受け
取るステップと、前記受け取ったシミュレーション結果
に対してクライアント端末から、半導体製品を購入する
か否かを応答するステップと、を有することを特徴とす
る半導体製品の電子商取引方法。
者がネットワークを利用して半導体製品の製造販売を行
う業者と商取引を行う半導体製品の電子商取引方法であ
って、半導体製品の製造を行う実生産ラインにおける生
産をコンピュータ上で模擬的に行うように構築された仮
想生産ラインに対し、購入者又はその代理者が使用する
クライアント端末をネットワークを介して接続するステ
ップと、前記クライアント端末から、購入すべき製品及
びその条件を入力するステップと、前記入力された製品
及び条件に基づいて、購入者の希望する条件で前記仮想
生産ラインを製品が流れるか否かをリアルタイムでシミ
ュレーションした結果を、前記クライアント端末で受け
取るステップと、前記受け取ったシミュレーション結果
に対してクライアント端末から、半導体製品を購入する
か否かを応答するステップと、を有することを特徴とす
る半導体製品の電子商取引方法。
【0013】ここで、前記シミュレーションの結果満足
できない場合は、所望する条件の少なくとも1つを変化
させ、この条件において製品が製造されるか否かをリア
ルタイムで再度シミュレーションした結果を受け取るこ
と。
できない場合は、所望する条件の少なくとも1つを変化
させ、この条件において製品が製造されるか否かをリア
ルタイムで再度シミュレーションした結果を受け取るこ
と。
【0014】また本発明は、半導体製品の製造販売を行
う業者がネットワークを利用して半導体製品を購入する
購入者と商取引を行う半導体製品の電子商取引方法であ
って、半導体製品の製造を行う実生産ラインにおける生
産をコンピュータ上で模擬的に行うように構築された仮
想生産ラインを、ネットワークを介して購入者又はその
代理者が使用するクライアント端末に接続するステップ
と、前記クライアント端末から入力された、購入すべき
製品及びその条件を前記仮想生産ラインに転送するステ
ップと、前記仮想生産ラインに転送された製品及び条件
に基づいて、購入者の希望する条件で該仮想生産ライン
を製品が流れるか否かをリアルタイムでシミュレーショ
ンするステップと、前記シミュレーションの結果を前記
クライアント端末に転送するステップと、前記シミュレ
ーション結果に基づく前記クライアント端末からの応答
により、ビジネスを成立か否かを判定し、ビジネス成立
であれば前記仮想生産ラインから前記実生産ラインに半
導体製品製造の指示を出すステップと、を有することを
特徴とする。
う業者がネットワークを利用して半導体製品を購入する
購入者と商取引を行う半導体製品の電子商取引方法であ
って、半導体製品の製造を行う実生産ラインにおける生
産をコンピュータ上で模擬的に行うように構築された仮
想生産ラインを、ネットワークを介して購入者又はその
代理者が使用するクライアント端末に接続するステップ
と、前記クライアント端末から入力された、購入すべき
製品及びその条件を前記仮想生産ラインに転送するステ
ップと、前記仮想生産ラインに転送された製品及び条件
に基づいて、購入者の希望する条件で該仮想生産ライン
を製品が流れるか否かをリアルタイムでシミュレーショ
ンするステップと、前記シミュレーションの結果を前記
クライアント端末に転送するステップと、前記シミュレ
ーション結果に基づく前記クライアント端末からの応答
により、ビジネスを成立か否かを判定し、ビジネス成立
であれば前記仮想生産ラインから前記実生産ラインに半
導体製品製造の指示を出すステップと、を有することを
特徴とする。
【0015】ここで、前記シミュレーションの結果、所
望の条件では製造できない場合には、前記クライアント
端末に所望する条件の少なくとも1つを変化させる要求
を出し、変化された条件に基づいて、製品が製造される
か否かをリアルタイムで再度シミュレーションし、再度
のシミュレーションの結果を前記クライアント端末に転
送すること。
望の条件では製造できない場合には、前記クライアント
端末に所望する条件の少なくとも1つを変化させる要求
を出し、変化された条件に基づいて、製品が製造される
か否かをリアルタイムで再度シミュレーションし、再度
のシミュレーションの結果を前記クライアント端末に転
送すること。
【0016】また本発明は、半導体製品を実際に製造す
る実生産ラインにおける生産プロセスをコンピュータ上
で模擬的に行うように構築された仮想生産ラインと、こ
の仮想生産ラインをネットワークを介してクライアント
端末に接続する接続サーバーとを具備してなる半導体製
品の電子商取引システムであって、前記接続サーバー
は、前記クライアント端末から入力された条件を前記仮
想生産ラインに転送し、転送された条件の下に前記仮想
生産ラインで製品が流れるか否かをリアルタイムでシミ
ュレーションした結果を前記クライアント端末に転送す
るものであることを特徴とする。
る実生産ラインにおける生産プロセスをコンピュータ上
で模擬的に行うように構築された仮想生産ラインと、こ
の仮想生産ラインをネットワークを介してクライアント
端末に接続する接続サーバーとを具備してなる半導体製
品の電子商取引システムであって、前記接続サーバー
は、前記クライアント端末から入力された条件を前記仮
想生産ラインに転送し、転送された条件の下に前記仮想
生産ラインで製品が流れるか否かをリアルタイムでシミ
ュレーションした結果を前記クライアント端末に転送す
るものであることを特徴とする。
【0017】また本発明は、製品を実際に製造する実生
産ラインと実質的に同じ機能をコンピュータ内に構築し
た仮想生産ラインと、前記実生産ラインにおける各種の
情報を前記仮想生産ラインに転送する手段と、前記転送
された情報を基に前記仮想生産ラインで最適なロットの
進め方を計算する手段と、前記計算の結果に基づく作業
指示のデータを前記実生産ラインに転送する手段と、前
記仮想生産ラインをネットワークを介してクライアント
端末に接続する接続サーバーとを具備してなる半導体製
品の電子商取引システムであって、前記クライアント端
末から入力された条件を前記接続サーバーにより前記仮
想生産ラインに転送し、転送された条件の下に仮想生産
ラインで製品が流れるか否かをリアルタイムでシミュレ
ーションし、シミュレーション結果を前記接続サーバー
により前記クライアント端末に転送し、シミュレーショ
ン結果に基づいてビジネスを行うことを特徴とする。
産ラインと実質的に同じ機能をコンピュータ内に構築し
た仮想生産ラインと、前記実生産ラインにおける各種の
情報を前記仮想生産ラインに転送する手段と、前記転送
された情報を基に前記仮想生産ラインで最適なロットの
進め方を計算する手段と、前記計算の結果に基づく作業
指示のデータを前記実生産ラインに転送する手段と、前
記仮想生産ラインをネットワークを介してクライアント
端末に接続する接続サーバーとを具備してなる半導体製
品の電子商取引システムであって、前記クライアント端
末から入力された条件を前記接続サーバーにより前記仮
想生産ラインに転送し、転送された条件の下に仮想生産
ラインで製品が流れるか否かをリアルタイムでシミュレ
ーションし、シミュレーション結果を前記接続サーバー
により前記クライアント端末に転送し、シミュレーショ
ン結果に基づいてビジネスを行うことを特徴とする。
【0018】(作用)本発明では、営業マン或いは顧客
であるユーザーがネットワークを介して仮想生産ライン
と接続し、所定のLSIの製品名,仕様,納期,価格等
を入力し、そのような製品が製造可能か否かを仮想生産
ラインにてシミュレーションする。このシミュレーショ
ンにより製造可能との結果が得られたらビジネスを成立
させ、実際の生産ラインに作業指示を行う。不可能との
結果が得られた場合でも、半導体製品の仕様,数量,納
期,価格等を変化させ、許容できる解が得られたら、ビ
ジネスを成立させ、実際の生産ラインに作業指示を行
う。
であるユーザーがネットワークを介して仮想生産ライン
と接続し、所定のLSIの製品名,仕様,納期,価格等
を入力し、そのような製品が製造可能か否かを仮想生産
ラインにてシミュレーションする。このシミュレーショ
ンにより製造可能との結果が得られたらビジネスを成立
させ、実際の生産ラインに作業指示を行う。不可能との
結果が得られた場合でも、半導体製品の仕様,数量,納
期,価格等を変化させ、許容できる解が得られたら、ビ
ジネスを成立させ、実際の生産ラインに作業指示を行
う。
【0019】ここで、仮想生産ラインは半導体製品の製
造を行う実生産ラインにおける生産プロセスをコンピュ
ータ上で模擬的に行うように構築されているので、これ
を用いてシミュレーションすることにより、実生産ライ
ンにおけるロット進捗管理及び製品が製造できるか否か
の見極めを正しく行うことが可能となる。従って、SO
C時代のミニファブにおいて、半導体製品の電子商取引
を行うことが可能となり、ビジネスチャンスを広げるこ
とができる。
造を行う実生産ラインにおける生産プロセスをコンピュ
ータ上で模擬的に行うように構築されているので、これ
を用いてシミュレーションすることにより、実生産ライ
ンにおけるロット進捗管理及び製品が製造できるか否か
の見極めを正しく行うことが可能となる。従って、SO
C時代のミニファブにおいて、半導体製品の電子商取引
を行うことが可能となり、ビジネスチャンスを広げるこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示の実施
形態によって説明する。
形態によって説明する。
【0021】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わる半導体製品の電子商取引システムの
全体構成を示すブロック図である。
の実施形態に係わる半導体製品の電子商取引システムの
全体構成を示すブロック図である。
【0022】ネットワーク10は、例えばインターネッ
トに代表されるようなコンピュータネットワークであ
り、本システムはこのネットワーク10を介して電子商
取引を遂行する。
トに代表されるようなコンピュータネットワークであ
り、本システムはこのネットワーク10を介して電子商
取引を遂行する。
【0023】ネットワーク10には、複数のクライアン
ト端末11と接続サーバー12が接続されている。クラ
イアント端末11は、顧客であるユーザーや営業マンが
操作するものであり、インターネット接続可能なパーソ
ナルコンピュータや携帯電話を用いることができる。サ
ーバ12にはミニファブと称される仮想工場(仮想生産
ライン)13が接続され、このサーバ12ではクライア
ント端末11と仮想工場13との間で各種のデータのや
りとりを行うようになっている。仮想工場13は、後述
するように、実際に半導体製品を製造するためのミニフ
ァブである実工場14と接続され、実工場14における
各処理をコンピュータ上に仮想的に構築している。
ト端末11と接続サーバー12が接続されている。クラ
イアント端末11は、顧客であるユーザーや営業マンが
操作するものであり、インターネット接続可能なパーソ
ナルコンピュータや携帯電話を用いることができる。サ
ーバ12にはミニファブと称される仮想工場(仮想生産
ライン)13が接続され、このサーバ12ではクライア
ント端末11と仮想工場13との間で各種のデータのや
りとりを行うようになっている。仮想工場13は、後述
するように、実際に半導体製品を製造するためのミニフ
ァブである実工場14と接続され、実工場14における
各処理をコンピュータ上に仮想的に構築している。
【0024】実工場14における各種の情報は、仮想工
場13側へ手動で、或いは自動的に転送される。仮想工
場13では、実工場14側から転送された、ある時点で
のロットの進捗情報,装置の状態の情報を入力データと
して、ある時間の範囲内でのロットの進捗予測のシミュ
レーションを行うようになっている。仮想工場13にお
けるシミュレーション結果は、実工場14側へ作業指示
として転送される。例えば、作業者に、ある装置におい
てロット処理を終わる時間を連絡し、その装置に次に投
入すべきロットの指示及び終了したロットを次に何処に
持っていくか、或いはどの搬送装置へ移動するかの指示
等を行う。
場13側へ手動で、或いは自動的に転送される。仮想工
場13では、実工場14側から転送された、ある時点で
のロットの進捗情報,装置の状態の情報を入力データと
して、ある時間の範囲内でのロットの進捗予測のシミュ
レーションを行うようになっている。仮想工場13にお
けるシミュレーション結果は、実工場14側へ作業指示
として転送される。例えば、作業者に、ある装置におい
てロット処理を終わる時間を連絡し、その装置に次に投
入すべきロットの指示及び終了したロットを次に何処に
持っていくか、或いはどの搬送装置へ移動するかの指示
等を行う。
【0025】次に、本実施形態における電子取引の様子
を、図2のフローチャートを参照して説明する。
を、図2のフローチャートを参照して説明する。
【0026】仮想工場13では、常に実工場14のロッ
ト進捗状況及び装置の状態を管理し、実工場14と同等
なロット進捗を計算できるようにしておく(S1)。こ
の状態で、顧客であるユーザー或いは営業マン(以下、
利用者と称す)が仮想工場13に接続し、所望する製品
(LSIの製品名,仕様,数量,納期,価格等)を入力
する(S2)。
ト進捗状況及び装置の状態を管理し、実工場14と同等
なロット進捗を計算できるようにしておく(S1)。こ
の状態で、顧客であるユーザー或いは営業マン(以下、
利用者と称す)が仮想工場13に接続し、所望する製品
(LSIの製品名,仕様,数量,納期,価格等)を入力
する(S2)。
【0027】仮想工場13では、S2で入力された各情
報を基にロットの進捗予測を計算する(S3)。即ち、
利用者から入力された製品が製造可能であるか否かをシ
ミュレーションする。そして、製造できるか否かを判定
し(S4)、製造できる場合は利用者にそれを伝える
(S5)。
報を基にロットの進捗予測を計算する(S3)。即ち、
利用者から入力された製品が製造可能であるか否かをシ
ミュレーションする。そして、製造できるか否かを判定
し(S4)、製造できる場合は利用者にそれを伝える
(S5)。
【0028】シミュレーション結果を基に利用者は、製
品を購入すべきか否かを決定し(S6)、それを了承し
たらビジネス成立となる。ビジネス成立の場合は、自動
的に或いは半自動的に仮想工場13は、実工場14にお
いてその製品を作成するように指示する(S7)。
品を購入すべきか否かを決定し(S6)、それを了承し
たらビジネス成立となる。ビジネス成立の場合は、自動
的に或いは半自動的に仮想工場13は、実工場14にお
いてその製品を作成するように指示する(S7)。
【0029】前記S4において、所望の製品の製造が不
可能であるとの計算結果が出たら、利用者の要求内容
(仕様,数量,納期,価格等)を変化させ(S11)、
そのような製品が製造可能であるか仮想工場13におい
て再びシミュレーションする。そして、利用者の要求内
容を変更させた場合のLSIの製造が可能であるとの計
算結果が出たら、利用者その旨を伝える。その際、要求
の変更内容も合わせて伝える。利用者がそれを了承する
とビジネス成立となる。
可能であるとの計算結果が出たら、利用者の要求内容
(仕様,数量,納期,価格等)を変化させ(S11)、
そのような製品が製造可能であるか仮想工場13におい
て再びシミュレーションする。そして、利用者の要求内
容を変更させた場合のLSIの製造が可能であるとの計
算結果が出たら、利用者その旨を伝える。その際、要求
の変更内容も合わせて伝える。利用者がそれを了承する
とビジネス成立となる。
【0030】利用者の要求内容を変更させても製造でき
ない場合、仮想工場13においてロット状況を変化させ
る(S12)。例えば、ある時に優先度の高い製品が実
工場14内に多数ある場合に、それらが払い出され、実
工場14内のロットが減ると予想される場合には、投入
を遅らせることにより、製品が製造可能か否かを仮想工
場13にてシミュレーションする。投入を遅らせた場合
に、そのLSIの製品の製造が可能であると計算結果が
出たら、利用者にその旨を伝える。その際、投入を遅ら
せること及び納期を伝える。利用者がそれを了承すると
ビジネス成立となる。
ない場合、仮想工場13においてロット状況を変化させ
る(S12)。例えば、ある時に優先度の高い製品が実
工場14内に多数ある場合に、それらが払い出され、実
工場14内のロットが減ると予想される場合には、投入
を遅らせることにより、製品が製造可能か否かを仮想工
場13にてシミュレーションする。投入を遅らせた場合
に、そのLSIの製品の製造が可能であると計算結果が
出たら、利用者にその旨を伝える。その際、投入を遅ら
せること及び納期を伝える。利用者がそれを了承すると
ビジネス成立となる。
【0031】上記の何れのループでも製造できない場
合、他のミニファブにおいて上記と同様の操作を行い、
製造可能か否かを判定する(S13)。他のミニファブ
においても製造できない場合は、ビジネス不成立とな
る。他のミニファブにおいて製造できる場合はその旨を
利用者に伝え、ミニファブからの通知に対して利用者が
了承するとビジネス成立となる。
合、他のミニファブにおいて上記と同様の操作を行い、
製造可能か否かを判定する(S13)。他のミニファブ
においても製造できない場合は、ビジネス不成立とな
る。他のミニファブにおいて製造できる場合はその旨を
利用者に伝え、ミニファブからの通知に対して利用者が
了承するとビジネス成立となる。
【0032】次に、上記の処理を図3のフローチャート
及び図4〜図10のモニタ画面を参照してさらに詳しく
説明する。
及び図4〜図10のモニタ画面を参照してさらに詳しく
説明する。
【0033】まず、ユーザーがクライアント端末11か
ら接続サーバー12に対してダイヤルアップを行うと、
サーバー12側からID,パスワードの要求が行われ
る。ユーザーがID,パスワードを入力すると、サーバ
ー12はID,パスワードが正しければこれを受け付
け、仮想工場13に接続する。これと同時に、クライア
ント端末11のモニタ画面に図4に示すように、デバイ
ス仕様を入力するための第1画面を出力する。
ら接続サーバー12に対してダイヤルアップを行うと、
サーバー12側からID,パスワードの要求が行われ
る。ユーザーがID,パスワードを入力すると、サーバ
ー12はID,パスワードが正しければこれを受け付
け、仮想工場13に接続する。これと同時に、クライア
ント端末11のモニタ画面に図4に示すように、デバイ
ス仕様を入力するための第1画面を出力する。
【0034】第1画面は、ユーザーが 機能を入力し、デバイス構成をソリューションとして
求める。
求める。
【0035】デバイス構成をオプションから選択して
システムを構成する。
システムを構成する。
【0036】の何れかを選択することができるようにな
っている。
っている。
【0037】デバイスの機能を指定する場合には、図5
(a)に示すように第2a画面に進み、デバイスの構成
・パーツを指定する場合には、図5(b)に示すように
第2b画面に進む。第2a画面では、システムとして必
要なパーツを入力する。第2b画面では、SOCの構成
パーツを選択する。
(a)に示すように第2a画面に進み、デバイスの構成
・パーツを指定する場合には、図5(b)に示すように
第2b画面に進む。第2a画面では、システムとして必
要なパーツを入力する。第2b画面では、SOCの構成
パーツを選択する。
【0038】ユーザーからデバイス仕様が入力される
と、サーバー12はこれを仮想工場13に送る。仮想工
場13と実工場14との間では、現在流れているロット
の状況,製造に関する予定などがリアルタイムでやりと
りされている。従って、仮想工場13では、現在流れて
いるロット及び新規投入ロットを考慮してシミュレーシ
ョンを行うことができ、これにより納期と価格を計算
し、回答をサーバー12を介してクライアント端末11
に送る。このとき、クライアント端末11のモニタ画面
の表示は、例えば図6のような第3画面となる。
と、サーバー12はこれを仮想工場13に送る。仮想工
場13と実工場14との間では、現在流れているロット
の状況,製造に関する予定などがリアルタイムでやりと
りされている。従って、仮想工場13では、現在流れて
いるロット及び新規投入ロットを考慮してシミュレーシ
ョンを行うことができ、これにより納期と価格を計算
し、回答をサーバー12を介してクライアント端末11
に送る。このとき、クライアント端末11のモニタ画面
の表示は、例えば図6のような第3画面となる。
【0039】ユーザーは第3画面を参照して次に進む場
合は、次の図7のような第4画面を表示させ、必要事項
(個数,納期)を記入する。これに対して、サーバー1
2側からユーザーに対し、第1次の解として図8に示す
ような第5画面を表示し、可能な納期と価格(第1次の
解)を提示する。ユーザーは、第1次の解に満足な解が
あれば発注する。満足する解が無ければ、図9に示すよ
うな第6画面を表示させ、さらに交渉する。ユーザーか
らの交渉があった場合、仮想工場13側では例えば納期
を早くすると価格が上がる程度などを計算し、ユーザー
に対して回答する。ユーザーは、第2次の交渉で満足な
解があった場合は発注する。ユーザーから発注がある
と、仮想工場13では注文を受け、詳細な納期をシミュ
レーションして回答する。これと同時に、実工場14に
指示を出し、製作を開始する。
合は、次の図7のような第4画面を表示させ、必要事項
(個数,納期)を記入する。これに対して、サーバー1
2側からユーザーに対し、第1次の解として図8に示す
ような第5画面を表示し、可能な納期と価格(第1次の
解)を提示する。ユーザーは、第1次の解に満足な解が
あれば発注する。満足する解が無ければ、図9に示すよ
うな第6画面を表示させ、さらに交渉する。ユーザーか
らの交渉があった場合、仮想工場13側では例えば納期
を早くすると価格が上がる程度などを計算し、ユーザー
に対して回答する。ユーザーは、第2次の交渉で満足な
解があった場合は発注する。ユーザーから発注がある
と、仮想工場13では注文を受け、詳細な納期をシミュ
レーションして回答する。これと同時に、実工場14に
指示を出し、製作を開始する。
【0040】このように本実施形態によれば、半導体製
品の製造を行う実工場14における生産プロセスをコン
ピュータ上で模擬的に行うように仮想工場13を構築し
ておき、営業マン或いは顧客であるユーザーがネットワ
ークを介して仮想工場13と接続し、所定のLSIの製
品名,仕様,納期,価格等を入力し、そのような製品が
製造可能か否かを仮想工場13にてシミュレーションす
ることにより、実工場14におけるロット進捗管理及び
製品が製造できるか否かの見極めを正しく行うことが可
能となる。
品の製造を行う実工場14における生産プロセスをコン
ピュータ上で模擬的に行うように仮想工場13を構築し
ておき、営業マン或いは顧客であるユーザーがネットワ
ークを介して仮想工場13と接続し、所定のLSIの製
品名,仕様,納期,価格等を入力し、そのような製品が
製造可能か否かを仮想工場13にてシミュレーションす
ることにより、実工場14におけるロット進捗管理及び
製品が製造できるか否かの見極めを正しく行うことが可
能となる。
【0041】そして、上記のシミュレーションにより製
造可能との結果が得られたらビジネスを成立させ、実工
場14に作業指示を行う。不可能との結果が得られた場
合でも、半導体製品の仕様,数量,納期,価格等を変化
させ、許容できる解が得られたら、ビジネスを成立さ
せ、実工場14に作業指示を行う。これにより、SOC
時代のミニファブにおいて、半導体製品の電子商取引を
行うことが可能となり、ビジネスチャンスを格段に広げ
ることができる。
造可能との結果が得られたらビジネスを成立させ、実工
場14に作業指示を行う。不可能との結果が得られた場
合でも、半導体製品の仕様,数量,納期,価格等を変化
させ、許容できる解が得られたら、ビジネスを成立さ
せ、実工場14に作業指示を行う。これにより、SOC
時代のミニファブにおいて、半導体製品の電子商取引を
行うことが可能となり、ビジネスチャンスを格段に広げ
ることができる。
【0042】次に、本実施形態の電子商取引システムを
用いた実際の電子商取引の例について、以下の(1)〜
(9)に説明しておく。
用いた実際の電子商取引の例について、以下の(1)〜
(9)に説明しておく。
【0043】(1)ユーザーの所望する条件で、営業マ
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、スムーズに流
れ、製造可能であることが分かったので、ビジネスを成
立させ、仮想工場経由で作業指示を行った。
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、スムーズに流
れ、製造可能であることが分かったので、ビジネスを成
立させ、仮想工場経由で作業指示を行った。
【0044】(2)ユーザーの所望する条件で、営業マ
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かった。納期を変化させて再計算を行っ
た場合に、納期を10日遅らせると製造可能との結果が
得られたので、ユーザーにその旨連絡し、了承が得られ
たのでビジネスを成立させ、仮想工場経由で作業指示を
行った。
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かった。納期を変化させて再計算を行っ
た場合に、納期を10日遅らせると製造可能との結果が
得られたので、ユーザーにその旨連絡し、了承が得られ
たのでビジネスを成立させ、仮想工場経由で作業指示を
行った。
【0045】(3)ユーザーの所望する条件で、営業マ
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かった。動作周波数スペックを変化させ
て再計算を行った場合に、動作周波数スペックを50M
Hz下げると製造可能との結果が得られたので、ユーザ
ーにその旨連絡し、了承が得られたのでビジネスを成立
させ、仮想工場経由で作業指示を行った。
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かった。動作周波数スペックを変化させ
て再計算を行った場合に、動作周波数スペックを50M
Hz下げると製造可能との結果が得られたので、ユーザ
ーにその旨連絡し、了承が得られたのでビジネスを成立
させ、仮想工場経由で作業指示を行った。
【0046】(4)ユーザーの所望する条件で、営業マ
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かった。価格を変化させて再計算を行っ
た場合に、価格に7%上積みすると製造可能との結果が
得られたので、ユーザーにその旨連絡し、了承が得られ
たのでビジネスを成立させ、仮想工場経由で作業指示を
行った。
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かった。価格を変化させて再計算を行っ
た場合に、価格に7%上積みすると製造可能との結果が
得られたので、ユーザーにその旨連絡し、了承が得られ
たのでビジネスを成立させ、仮想工場経由で作業指示を
行った。
【0047】(5)ユーザーの所望する条件で、営業マ
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かった。数量と納期を変化させて再計算
を行った場合に、数量を10%減らすか、納期を7日遅
らせると製造可能との結果が得られたので、ユーザーに
その旨連絡した。ユーザーは後者を選択したのでビジネ
スを成立させ、仮想工場経由で作業指示を行った。
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かった。数量と納期を変化させて再計算
を行った場合に、数量を10%減らすか、納期を7日遅
らせると製造可能との結果が得られたので、ユーザーに
その旨連絡した。ユーザーは後者を選択したのでビジネ
スを成立させ、仮想工場経由で作業指示を行った。
【0048】(6)ユーザーの所望する条件で、営業マ
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かり、さらに条件を変化させても、製造
は不可能であることが分かった。そのため、別のミニフ
ァブをシミュレーションできる仮想工場に接続し、同様
な計算を行った結果、製造可能であることが分かったの
で、ユーザーにその旨連絡し、了承が得られたのでビジ
ネスを成立させ、仮想工場経由で作業指示を行った。
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かり、さらに条件を変化させても、製造
は不可能であることが分かった。そのため、別のミニフ
ァブをシミュレーションできる仮想工場に接続し、同様
な計算を行った結果、製造可能であることが分かったの
で、ユーザーにその旨連絡し、了承が得られたのでビジ
ネスを成立させ、仮想工場経由で作業指示を行った。
【0049】(7)ユーザーの所望する条件で、営業マ
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かり、さらに条件を変化させても、製造
は不可能であることが分かった。2、3日後に優先度が
高い製品が払い出され、所望の製品が製造できるように
なる確率が高くなるとの結果が得られていたので、待ち
状態にしたところ、3日後にユーザーの所望する条件通
りで製造可能との結果が得られたので、ユーザーにその
旨連絡し、了承が得られたのでビジネスを成立させ、仮
想工場経由で作業指示を行った。
ンが所望の製品を仮想工場で流した結果、製造は不可能
であることが分かり、さらに条件を変化させても、製造
は不可能であることが分かった。2、3日後に優先度が
高い製品が払い出され、所望の製品が製造できるように
なる確率が高くなるとの結果が得られていたので、待ち
状態にしたところ、3日後にユーザーの所望する条件通
りで製造可能との結果が得られたので、ユーザーにその
旨連絡し、了承が得られたのでビジネスを成立させ、仮
想工場経由で作業指示を行った。
【0050】(8)ほぼ同じ時間に、2人のユーザーか
らの問い合わせがあり、営業マンが2人のユーザーの所
望の製品を所望の条件にて仮想工場に流した結果、同時
に流すことができないことが判明し、それぞれの条件を
変えても、やはり同時に流すことができないことが判明
した。そこで、2人のユーザーのうち、ミニファブの利
益が大きい(或いは、ミニファブへの負担が小さい)ユ
ーザーの製品を仮想工場で流した結果、製造可能である
ことが判明したので、ユーザーの了承を得てビジネスを
成立させ、仮想工場経由で作業指示を行った。
らの問い合わせがあり、営業マンが2人のユーザーの所
望の製品を所望の条件にて仮想工場に流した結果、同時
に流すことができないことが判明し、それぞれの条件を
変えても、やはり同時に流すことができないことが判明
した。そこで、2人のユーザーのうち、ミニファブの利
益が大きい(或いは、ミニファブへの負担が小さい)ユ
ーザーの製品を仮想工場で流した結果、製造可能である
ことが判明したので、ユーザーの了承を得てビジネスを
成立させ、仮想工場経由で作業指示を行った。
【0051】(第2の実施形態)図10は、本発明の電
子商取引方法に使用する半導体生産システムの例を示す
ブロック図である。
子商取引方法に使用する半導体生産システムの例を示す
ブロック図である。
【0052】半導体製品(及び試作品)を実際に製造す
る実生産ライン14においては、製造装置群が存在し、
このライン14を製品が流れている。各製品のロット進
捗状況は、実生産システム14内のコンピュータにより
管理が成されている。例えば、コンピュータ画面で適当
な処理を行うと、あるロットが何処の装置にあり、処理
中か待ち状態になっているか、或いは搬送中かが分かる
ようになっている。また、このコンピュータには、ロッ
ト進捗データ以外に、装置の状態(稼働中或いはアイド
リング中,メンテナンス中,故障中,メンテナンス予定
等)の情報を保持されている。
る実生産ライン14においては、製造装置群が存在し、
このライン14を製品が流れている。各製品のロット進
捗状況は、実生産システム14内のコンピュータにより
管理が成されている。例えば、コンピュータ画面で適当
な処理を行うと、あるロットが何処の装置にあり、処理
中か待ち状態になっているか、或いは搬送中かが分かる
ようになっている。また、このコンピュータには、ロッ
ト進捗データ以外に、装置の状態(稼働中或いはアイド
リング中,メンテナンス中,故障中,メンテナンス予定
等)の情報を保持されている。
【0053】実生産ライン14における各種の情報は、
データ転送手段15としてのネットワークを介して、仮
想生産ライン13側へ手動で、或いは自動的に転送され
る。ここで、実生産ライン14における各種情報として
は、各生産の受注量,ロットの進捗状況,装置の状況
(装置の稼働状況,装置のパフォーマンス状況,欠陥発
生状況,QC状況,装置の定期メンテナンスまでの時
間,定期メンテナンスに要する時間),労働者の状況
(労働者の勤務状況,作業状況),及び製品のテスト結
果等がある。
データ転送手段15としてのネットワークを介して、仮
想生産ライン13側へ手動で、或いは自動的に転送され
る。ここで、実生産ライン14における各種情報として
は、各生産の受注量,ロットの進捗状況,装置の状況
(装置の稼働状況,装置のパフォーマンス状況,欠陥発
生状況,QC状況,装置の定期メンテナンスまでの時
間,定期メンテナンスに要する時間),労働者の状況
(労働者の勤務状況,作業状況),及び製品のテスト結
果等がある。
【0054】仮想生産ライン13は、実生産ライン14
と全く同じ機能をコンピュータで構築したものである。
現在のコンピュータの性能から、月産数万枚或いはそれ
以上のウェハを生産する大規模な半導体工場に対して
は、これと同じ機能を仮想的に構築することは不可能で
ある。従って本実施形態では、月産数千枚或いはそれ以
下の比較的小規模な半導体工場を対象にしている。ま
た、大規模な半導体工場に対しては、これを複数に分割
して小規模な半導体工場の集合とすれば、現在のコンピ
ュータシステムにおいて各々の小規模工場に対して同じ
機能をコンピュータで構築することが可能である。
と全く同じ機能をコンピュータで構築したものである。
現在のコンピュータの性能から、月産数万枚或いはそれ
以上のウェハを生産する大規模な半導体工場に対して
は、これと同じ機能を仮想的に構築することは不可能で
ある。従って本実施形態では、月産数千枚或いはそれ以
下の比較的小規模な半導体工場を対象にしている。ま
た、大規模な半導体工場に対しては、これを複数に分割
して小規模な半導体工場の集合とすれば、現在のコンピ
ュータシステムにおいて各々の小規模工場に対して同じ
機能をコンピュータで構築することが可能である。
【0055】本実施形態の仮想生産ライン13において
は、コンピュータ内部に製品の工程情報(ある製品がど
のような装置群においてどのような処理が行われ、各々
どれだけの時間がかかるかの情報)、及び実際の生産ラ
インに存在する装置群、或いは生産ラインへの導入が検
討されている装置の情報が格納されている。そして、実
生産ライン14側から転送された、ある時点でのロット
の進捗情報,装置の状態の情報を入力データとして、あ
る時間の範囲内でのロットの進捗予測のシミュレーショ
ンを行うようになっている。
は、コンピュータ内部に製品の工程情報(ある製品がど
のような装置群においてどのような処理が行われ、各々
どれだけの時間がかかるかの情報)、及び実際の生産ラ
インに存在する装置群、或いは生産ラインへの導入が検
討されている装置の情報が格納されている。そして、実
生産ライン14側から転送された、ある時点でのロット
の進捗情報,装置の状態の情報を入力データとして、あ
る時間の範囲内でのロットの進捗予測のシミュレーショ
ンを行うようになっている。
【0056】仮想生産ライン13におけるシミュレーシ
ョン結果は、データ転送手段15としてのネットワーク
を介して、実生産ライン14側へ作業指示として転送さ
れる。例えば、作業者に、ある装置においてロット処理
を終わる時間を連絡し、その装置に次に投入すべきロッ
トの指示及び終了したロットを次に何処に持っていく
か、或いはどの搬送装置へ移動するかの指示等を行う。
なお、実生産ライン11から仮想生産ラインへ12の各
種情報の転送、仮想生産ライン12における最適ロット
の進め方の計算、及び仮想生産ライン12から実生産ラ
インへ11の作業指示のデータの転送は、リアルタイム
で繰り返し行う。また、様々な条件下での指示内容の例
は、後述する(1)〜(9)に示す。
ョン結果は、データ転送手段15としてのネットワーク
を介して、実生産ライン14側へ作業指示として転送さ
れる。例えば、作業者に、ある装置においてロット処理
を終わる時間を連絡し、その装置に次に投入すべきロッ
トの指示及び終了したロットを次に何処に持っていく
か、或いはどの搬送装置へ移動するかの指示等を行う。
なお、実生産ライン11から仮想生産ラインへ12の各
種情報の転送、仮想生産ライン12における最適ロット
の進め方の計算、及び仮想生産ライン12から実生産ラ
インへ11の作業指示のデータの転送は、リアルタイム
で繰り返し行う。また、様々な条件下での指示内容の例
は、後述する(1)〜(9)に示す。
【0057】上記のロット進捗の予想の計算を行う際
に、様々な処理方法、或いは処理の順序に2つ以上の選
択肢がある場合がある。例えば、複数のロットを同時に
処理できるバッチ装置において、1ロットが待ちロット
としてある場合に、そのロットを直ぐに処理すべきか、
或いは他のロットが来るまで待つべきかの選択を行う必
要がある。これを例として、図11に示す。また、ある
装置で優先度の低いロットが待ちロットとしてあり、且
つ優先度の高いロットがある時間の後に来ると予想され
る場合に、その優先度の低いロットを先に処理すべき
か、或いは待つべきかの選択を行う必要がある。
に、様々な処理方法、或いは処理の順序に2つ以上の選
択肢がある場合がある。例えば、複数のロットを同時に
処理できるバッチ装置において、1ロットが待ちロット
としてある場合に、そのロットを直ぐに処理すべきか、
或いは他のロットが来るまで待つべきかの選択を行う必
要がある。これを例として、図11に示す。また、ある
装置で優先度の低いロットが待ちロットとしてあり、且
つ優先度の高いロットがある時間の後に来ると予想され
る場合に、その優先度の低いロットを先に処理すべき
か、或いは待つべきかの選択を行う必要がある。
【0058】図12は、これらの様々な選択肢群をツリ
ー上に書いたものである。本実施形態では、このような
様々な選択肢に対し、その全部の場合に、或いは一部の
場合にロット進捗予想の計算を行う。その結果、様々な
選択肢における選択の仕方に応じてロットの進捗予想の
計算が可能となる。その後、図12に示すように、この
中から最適と思われるロットの進捗のさせ方を選ぶ。そ
の際、抽出の仕方としては、例えば全体のスループット
を大きくし、工期を短くするものを選ぶようにしたり、
ある優先ロットが短い工期で流れるようにしたり、コス
トを最小にする流し方を採用したりすることが可能であ
る。これらの判断基準は、別途仮想工場へ入力する必要
がある。
ー上に書いたものである。本実施形態では、このような
様々な選択肢に対し、その全部の場合に、或いは一部の
場合にロット進捗予想の計算を行う。その結果、様々な
選択肢における選択の仕方に応じてロットの進捗予想の
計算が可能となる。その後、図12に示すように、この
中から最適と思われるロットの進捗のさせ方を選ぶ。そ
の際、抽出の仕方としては、例えば全体のスループット
を大きくし、工期を短くするものを選ぶようにしたり、
ある優先ロットが短い工期で流れるようにしたり、コス
トを最小にする流し方を採用したりすることが可能であ
る。これらの判断基準は、別途仮想工場へ入力する必要
がある。
【0059】次に、最適と思われるロットの進捗のさせ
方を決定した後、その結果を実生産ライン14側へ作業
指示として出す。具体的には、上にも述べたように、例
えば作業者にある装置においてロット処理が終わる時刻
を連絡し、その装置に次に投入すべきロットの指示、及
び終了したロットを次に何処に持っていくか、或いはど
の搬送装置へ移動するかの指示等を行う。更には、様々
な選択肢が発生する際の選択肢の選び方(処理の仕方)
の指示を行う。このように仮想生産ライン13を有効に
活用した作業指示により、実生産ライン14の効率的な
運用が可能となる。
方を決定した後、その結果を実生産ライン14側へ作業
指示として出す。具体的には、上にも述べたように、例
えば作業者にある装置においてロット処理が終わる時刻
を連絡し、その装置に次に投入すべきロットの指示、及
び終了したロットを次に何処に持っていくか、或いはど
の搬送装置へ移動するかの指示等を行う。更には、様々
な選択肢が発生する際の選択肢の選び方(処理の仕方)
の指示を行う。このように仮想生産ライン13を有効に
活用した作業指示により、実生産ライン14の効率的な
運用が可能となる。
【0060】このように本実施形態によれば、製品を実
際に製造する実生産ライン14と、この実生産ライン1
4と実質的に同じ機能をコンピュータ内に構築した仮想
生産ライン13とを用い、実生産ライン14における生
産プロセスを仮想生産ライン13でシミュレーションす
ることにより、実生産ライン14における効率的な運用
が可能となる。特に、月産数千枚或いはそれ以下の比較
的小規模な半導体工場においては、実生産ライン14に
おける各種処理を仮想生産ライン13により正確にシミ
ュレーションすることができるため、ロットの進捗を厳
密に予測することができ、小規模工場における運営の効
率化をはかることができる。
際に製造する実生産ライン14と、この実生産ライン1
4と実質的に同じ機能をコンピュータ内に構築した仮想
生産ライン13とを用い、実生産ライン14における生
産プロセスを仮想生産ライン13でシミュレーションす
ることにより、実生産ライン14における効率的な運用
が可能となる。特に、月産数千枚或いはそれ以下の比較
的小規模な半導体工場においては、実生産ライン14に
おける各種処理を仮想生産ライン13により正確にシミ
ュレーションすることができるため、ロットの進捗を厳
密に予測することができ、小規模工場における運営の効
率化をはかることができる。
【0061】次に、本実施形態における様々な条件下で
の指示内容の例を説明する。
の指示内容の例を説明する。
【0062】(1)実生産ライン14内のある装置にお
いて、15分後に優先度の高いロットが到着することが
判明したとする。この情報は、仮想生産ライン13に転
送されるが、仮想生産ライン13では、現在のロットの
処理を直ちに開始するシミュレーションと、現在のロッ
トの処理を開始せず優先度の高いロットが到着するのを
待って処理を開始するシミュレーションを行う。そし
て、両者のシミュレーション結果から優先度の高いロッ
トが到着するのを待った方が適当との解が得られた。こ
の結果を実生産ライン14側へ転送し、作業指示を行っ
た。その結果、優先度の高いロットを短工期で製造する
ことが可能となった。
いて、15分後に優先度の高いロットが到着することが
判明したとする。この情報は、仮想生産ライン13に転
送されるが、仮想生産ライン13では、現在のロットの
処理を直ちに開始するシミュレーションと、現在のロッ
トの処理を開始せず優先度の高いロットが到着するのを
待って処理を開始するシミュレーションを行う。そし
て、両者のシミュレーション結果から優先度の高いロッ
トが到着するのを待った方が適当との解が得られた。こ
の結果を実生産ライン14側へ転送し、作業指示を行っ
た。その結果、優先度の高いロットを短工期で製造する
ことが可能となった。
【0063】(2)実生産ライン14内のある装置にお
いてメンテナンスを行う必要が生じた場合に、仮想生産
ライン13におけるシミュレーションにより、メンテナ
ンスの影響を受けない、或いは影響が小さいロットを優
先的に処理する最適なロット進捗予想結果が得られた。
この結果を作業指示することにより、装置メンテナンス
時の実生産ライン14の効率的な運用が可能となった。
さらに、装置の定期メンテナンスが行われる一定時間前
に、メンテナンス時間,それに必要な人員,交換部品,
或いは次々回のメンテナンスのための補充手順等をコン
ピュータ画面上に表示することにより、メンテナンスを
効率良く行うことができた。
いてメンテナンスを行う必要が生じた場合に、仮想生産
ライン13におけるシミュレーションにより、メンテナ
ンスの影響を受けない、或いは影響が小さいロットを優
先的に処理する最適なロット進捗予想結果が得られた。
この結果を作業指示することにより、装置メンテナンス
時の実生産ライン14の効率的な運用が可能となった。
さらに、装置の定期メンテナンスが行われる一定時間前
に、メンテナンス時間,それに必要な人員,交換部品,
或いは次々回のメンテナンスのための補充手順等をコン
ピュータ画面上に表示することにより、メンテナンスを
効率良く行うことができた。
【0064】(3)装置の故障が発生することが予測さ
れる場合に、故障の予測を考慮した仮想生産ライン13
におけるシミュレーションにより、優先度が高い製品を
優先的に処理した方が適当との結果が得られた。その結
果に基づき、指示を行うことにより、優先度の高いロッ
トを工期の遅れなく製造することが可能になった。さら
に、故障の対処方法をコンピュータ画面の上に表示、或
いはそれに類する方法で表示することにより、スムーズ
な故障の対処ができ、スループットを落とすこと(工期
が長引くこと)を防ぐことができる。
れる場合に、故障の予測を考慮した仮想生産ライン13
におけるシミュレーションにより、優先度が高い製品を
優先的に処理した方が適当との結果が得られた。その結
果に基づき、指示を行うことにより、優先度の高いロッ
トを工期の遅れなく製造することが可能になった。さら
に、故障の対処方法をコンピュータ画面の上に表示、或
いはそれに類する方法で表示することにより、スムーズ
な故障の対処ができ、スループットを落とすこと(工期
が長引くこと)を防ぐことができる。
【0065】(4)ある工程を通過したロットのデータ
が異常値を出していることが判明した場合に、仮想生産
ライン13によりその工程を通過したロットのうちで異
常値を出す可能性があるロットを抽出した。そのロット
を待機ロットとし、その後の調査で、良品とはなり得な
いことが判明したため、破棄した。このようにして、プ
ロセス異常の製品への影響を最小にすることが可能とな
った。
が異常値を出していることが判明した場合に、仮想生産
ライン13によりその工程を通過したロットのうちで異
常値を出す可能性があるロットを抽出した。そのロット
を待機ロットとし、その後の調査で、良品とはなり得な
いことが判明したため、破棄した。このようにして、プ
ロセス異常の製品への影響を最小にすることが可能とな
った。
【0066】(5)仮想生産ライン13におけるシミュ
レーションにより、作業者の最適な休憩時間を求めた。
その結果、ある工程の処理が10分後に終了すること、
その後、70分間は作業が発生しないことが分かり、そ
の間に休憩を取るのが適当だとの結果が得られた。その
結果に基づき、その工程の処理後60分間の休憩を取る
ように指示を出した。その結果、スループットを落とす
こと(工期が長引くこと)なく、作業者は休憩を取るこ
とができた。
レーションにより、作業者の最適な休憩時間を求めた。
その結果、ある工程の処理が10分後に終了すること、
その後、70分間は作業が発生しないことが分かり、そ
の間に休憩を取るのが適当だとの結果が得られた。その
結果に基づき、その工程の処理後60分間の休憩を取る
ように指示を出した。その結果、スループットを落とす
こと(工期が長引くこと)なく、作業者は休憩を取るこ
とができた。
【0067】(6)流品すべき製品が変更になった場合
に、使用する装置やその使用時間等の変更に伴い、装置
の過不足が発生するかどうかを仮想生産ライン13にお
いて計算した。その結果、装置の過不足が発生すること
が判明した。この過不足を解消するための装置改造,装
置の入れ替えなどを、コストを最小にする場合、或いは
期間を最短にする場合で求め、コンピュータ画面上或い
はそれに類する方法で表示させた。その結果に基づき、
最適な装置入れ替え手順を決定し、実行した。その結
果、製品のスムーズな変更が可能になった。
に、使用する装置やその使用時間等の変更に伴い、装置
の過不足が発生するかどうかを仮想生産ライン13にお
いて計算した。その結果、装置の過不足が発生すること
が判明した。この過不足を解消するための装置改造,装
置の入れ替えなどを、コストを最小にする場合、或いは
期間を最短にする場合で求め、コンピュータ画面上或い
はそれに類する方法で表示させた。その結果に基づき、
最適な装置入れ替え手順を決定し、実行した。その結
果、製品のスムーズな変更が可能になった。
【0068】(7)実生産ライン内での装置のレイアウ
トを決める際に、スペースを最小にする方法,動線を最
小にする方法,作業者を最小にする方法,及び用力を最
小にする方法により、各々最適となるレイアウトを求め
た。その結果、あるレイアウトがスペースを最小にする
方法及び動線を最小にする方法で求めた際の最適解とし
て得られ、且つ作業者を少なく、かつ用力も小さくでき
ることが分かった。このレイアウトを採用することによ
り、生産性が向上した。
トを決める際に、スペースを最小にする方法,動線を最
小にする方法,作業者を最小にする方法,及び用力を最
小にする方法により、各々最適となるレイアウトを求め
た。その結果、あるレイアウトがスペースを最小にする
方法及び動線を最小にする方法で求めた際の最適解とし
て得られ、且つ作業者を少なく、かつ用力も小さくでき
ることが分かった。このレイアウトを採用することによ
り、生産性が向上した。
【0069】(8)欠陥の大量発生などの理由である製
品のウェハ或いはチップの破棄に伴い製品数の減少が予
測された。その場合に、新規ロットを優先度を高くして
投入、及び処理を行う、或いは途中で待機中のロットを
優先度を高くして処理を行った。その結果、その製品の
良品数の大幅な減少を防ぐとが可能となった。
品のウェハ或いはチップの破棄に伴い製品数の減少が予
測された。その場合に、新規ロットを優先度を高くして
投入、及び処理を行う、或いは途中で待機中のロットを
優先度を高くして処理を行った。その結果、その製品の
良品数の大幅な減少を防ぐとが可能となった。
【0070】(9)仮想生産ライン13において、直材
料及び間材料の在庫管理を行った。その結果、直材料及
び間材料の在庫を減らすことができた。
料及び間材料の在庫管理を行った。その結果、直材料及
び間材料の在庫を減らすことができた。
【0071】(変形例)なお、本発明は上述した各実施
形態に限定されるものではない。本発明に用いる仮想生
産ラインは、必ずしも第2の実施形態のように実生産ラ
インと全く同じ処理を仮想的に構築できるものである必
要はなく、実生産ラインをある程度シミュレーションで
きるものであればよい。従って、現在のコンピュータシ
ステムにおいて、より大規模の半導体工場への適用も可
能である。また、ネットワークは必ずしもインターネッ
トに限るものではなく、双方向のデータ通信を行うこと
ができるものであればよい。
形態に限定されるものではない。本発明に用いる仮想生
産ラインは、必ずしも第2の実施形態のように実生産ラ
インと全く同じ処理を仮想的に構築できるものである必
要はなく、実生産ラインをある程度シミュレーションで
きるものであればよい。従って、現在のコンピュータシ
ステムにおいて、より大規模の半導体工場への適用も可
能である。また、ネットワークは必ずしもインターネッ
トに限るものではなく、双方向のデータ通信を行うこと
ができるものであればよい。
【0072】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施することができる。
で、種々変形して実施することができる。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、半
導体製品の製造販売を行う業者と半導体製品を購入する
購入者がネットワークを介して商取引を行う際に、購入
者又はその代理者が使用するクライアント端末を、半導
体製品の製造を行う実生産ラインおける生産プロセスを
計算機上で模擬的に行うことが可能な仮想生産ラインが
組み込まれたコンピュータに接続し、購入者の所望する
製品が購入者の所望する条件で仮想生産ラインに流れる
かをリアルタイムでシミュレーションし、購入者の希望
する条件で製品が製造されるか否かを判定することによ
り、実生産ラインにおけるロット進捗管理及び製品が製
造できるか否かの見極めを正しく行うことができ、半導
体製品の電子商取引におけるビジネスチャンスを広げる
ことが可能となる。
導体製品の製造販売を行う業者と半導体製品を購入する
購入者がネットワークを介して商取引を行う際に、購入
者又はその代理者が使用するクライアント端末を、半導
体製品の製造を行う実生産ラインおける生産プロセスを
計算機上で模擬的に行うことが可能な仮想生産ラインが
組み込まれたコンピュータに接続し、購入者の所望する
製品が購入者の所望する条件で仮想生産ラインに流れる
かをリアルタイムでシミュレーションし、購入者の希望
する条件で製品が製造されるか否かを判定することによ
り、実生産ラインにおけるロット進捗管理及び製品が製
造できるか否かの見極めを正しく行うことができ、半導
体製品の電子商取引におけるビジネスチャンスを広げる
ことが可能となる。
【図1】第1の実施形態に係わる半導体製品の電子商取
引システムの全体構成を示すブロック図。
引システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態における全体の処理の流れを説
明するためのフローチャート。
明するためのフローチャート。
【図3】第1の実施形態における全体の処理の流れを説
明するためのフローチャート。
明するためのフローチャート。
【図4】デバイス仕様の入力選択を行うためのモニタ画
面の例を示す図。
面の例を示す図。
【図5】デバイス仕様を入力するためのモニタ画面の例
を示す図。
を示す図。
【図6】注目数量と納期に応じた価格の回答例を表示し
たモニタ画面の例を示す図。
たモニタ画面の例を示す図。
【図7】発注量と納期を入力するためのモニタ画面の例
を示す図。
を示す図。
【図8】デバイスメーカー側からの可能な納期と価格を
表示したモニタ画面の例を示す図。
表示したモニタ画面の例を示す図。
【図9】納期と価格の再交渉を行うモニタ画面の例を示
す図。
す図。
【図10】第2の実施形態を説明するためのもので、本
発明の電子商取引方法に使用する半導体生産システムの
例を示すブロック図。
発明の電子商取引方法に使用する半導体生産システムの
例を示すブロック図。
【図11】第2の実施形態を説明するためのもので、ロ
ット進捗予想時に発生する選択種の例を示す図。
ット進捗予想時に発生する選択種の例を示す図。
【図12】第2の実施形態を説明するためのもので、ロ
ット進捗時に発生する数々の選択肢の組合せの中から最
適となる組合せを選ぶ手順を示す図。
ット進捗時に発生する数々の選択肢の組合せの中から最
適となる組合せを選ぶ手順を示す図。
10…ネットワーク 11…クライアント端末 12…接続サーバー 13…仮想工場(仮想生産ライン) 14…実工場(実生産ライン) 15,16…データ転送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 306 G06F 17/60 306 G05B 19/418 G05B 19/418 Q G06F 19/00 110 G06F 19/00 110 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 BB07 BB11 CC05 CC08 CC21 CC32 DD01 EE00 EE41 FF03 GG02 GG04 GG07
Claims (7)
- 【請求項1】半導体製品の製造販売を行う業者と半導体
製品を購入する購入者が商取引を行う電子商取引方法で
あって、 購入者又はその代理者が使用するクライアント端末を、
半導体製品の製造を行う実生産ラインおける生産プロセ
スをコンピュータ上で模擬的に行うように構築された仮
想生産ラインに接続し、購入者の所望する製品が購入者
の所望する条件で仮想生産ラインに流れるかをリアルタ
イムでシミュレーションし、購入者の希望する条件で製
品が製造されるか否かを判定することを特徴とする半導
体製品の電子商取引方法。 - 【請求項2】前記シミュレーションの結果、所望の条件
では製造できない場合には、所望する条件の少なくとも
1つを変化させて、製品が製造されるか否かをリアルタ
イムで再度シミュレーションすることを特徴とする請求
項1記載の半導体製品の電子商取引方法。 - 【請求項3】半導体製品の製造販売を行う業者と半導体
製品を購入する購入者とがネットワークを利用して商取
引を行う半導体製品の電子商取引方法であって、 半導体製品の製造を行う実生産ラインにおける生産プロ
セスをコンピュータ上で模擬的に行うように構築された
仮想生産ラインと、購入者又はその代理者が使用するク
ライアント端末とを、ネットワークを介して接続するス
テップと、 前記クライアント端末から、購入者が購入すべき製品及
び所望する条件を入力して前記仮想生産ラインに転送す
るステップと、 前記仮想生産ラインに入力された製品及び条件に基づい
て、購入者の希望する条件で該仮想生産ラインを製品が
流れるか否かをリアルタイムでシミュレーションするス
テップと、 前記仮想生産ラインにおけるシミュレーションの結果を
前記クライアント端末に転送するステップと、 前記シミュレーションの結果に対して前記クライアント
端末から、ビジネスを成立させるか否かを応答するステ
ップと、 ビジネス成立であれば、前記仮想生産ラインから前記実
生産ラインに半導体製品製造の指示を出すステップと、
を有することを特徴とする半導体製品の電子商取引方
法。 - 【請求項4】半導体製品を購入する購入者がネットワー
クを利用して半導体製品の製造販売を行う業者と商取引
を行う半導体製品の電子商取引方法であって、 半導体製品の製造を行う実生産ラインにおける生産をコ
ンピュータ上で模擬的に行うように構築された仮想生産
ラインに対し、購入者又はその代理者が使用するクライ
アント端末をネットワークを介して接続するステップ
と、 前記クライアント端末から、購入すべき製品及びその条
件を入力するステップと、 前記入力された製品及び条件に基づいて、購入者の希望
する条件で前記仮想生産ラインを製品が流れるか否かを
リアルタイムでシミュレーションした結果を、前記クラ
イアント端末で受け取るステップと、 前記受け取ったシミュレーション結果に対してクライア
ント端末から、半導体製品を購入するか否かを応答する
ステップと、を有することを特徴とする半導体製品の電
子商取引方法。 - 【請求項5】半導体製品の製造販売を行う業者がネット
ワークを利用して半導体製品を購入する購入者と商取引
を行う半導体製品の電子商取引方法であって、 半導体製品の製造を行う実生産ラインにおける生産をコ
ンピュータ上で模擬的に行うように構築された仮想生産
ラインを、ネットワークを介して購入者又はその代理者
が使用するクライアント端末に接続するステップと、 前記クライアント端末から入力された、購入すべき製品
及びその条件を前記仮想生産ラインに転送するステップ
と、 前記仮想生産ラインに転送された製品及び条件に基づい
て、購入者の希望する条件で該仮想生産ラインを製品が
流れるか否かをリアルタイムでシミュレーションするス
テップと、 前記シミュレーションの結果を前記クライアント端末に
転送するステップと、 前記シミュレーション結果に基づく前記クライアント端
末からの応答により、ビジネスを成立か否かを判定し、
ビジネス成立であれば前記仮想生産ラインから前記実生
産ラインに半導体製品製造の指示を出すステップと、を
有することを特徴とする半導体製品の電子商取引方法。 - 【請求項6】半導体製品を実際に製造する実生産ライン
における生産プロセスをコンピュータ上で模擬的に行う
ように構築された仮想生産ラインと、この仮想生産ライ
ンをネットワークを介してクライアント端末に接続する
接続サーバーとを具備してなり、 前記接続サーバーは、前記クライアント端末から入力さ
れた条件を前記仮想生産ラインに転送し、転送された条
件の下に前記仮想生産ラインで製品が流れるか否かをリ
アルタイムでシミュレーションした結果を前記クライア
ント端末に転送するものであることを特徴とする半導体
製品の電子商取引システム。 - 【請求項7】製品を実際に製造する実生産ラインと実質
的に同じ機能をコンピュータ内に構築した仮想生産ライ
ンと、前記実生産ラインにおける各種の情報を前記仮想
生産ラインに転送する手段と、前記転送された情報を基
に前記仮想生産ラインで最適なロットの進め方を計算す
る手段と、前記計算の結果に基づく作業指示のデータを
前記実生産ラインに転送する手段と、前記仮想生産ライ
ンをネットワークを介してクライアント端末に接続する
接続サーバーとを具備してなり、 前記クライアント端末から入力された条件を前記接続サ
ーバーにより前記仮想生産ラインに転送し、転送された
条件の下に仮想生産ラインで製品が流れるか否かをリア
ルタイムでシミュレーションし、シミュレーション結果
を前記接続サーバーにより前記クライアント端末に転送
し、シミュレーション結果に基づいてビジネスを行うこ
とを特徴とする半導体製品の電子商取引システム。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163043A JP2001344472A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 半導体製品の電子商取引方法及びシステム |
TW090113095A TW495819B (en) | 2000-05-31 | 2001-05-30 | Method and system for electronic commerce of semiconductor product, system and method of production, and design system, design method and manufacturing method of production equipment |
KR10-2001-0030436A KR100515909B1 (ko) | 2000-05-31 | 2001-05-31 | 생산설비 관리시스템, 생산설비 관리방법 및 생산설비 제조방법 |
CN01132528A CN1347054A (zh) | 2000-05-31 | 2001-05-31 | 半导体制品的生产和生产设备及其电子交易系统与方法 |
EP01112861A EP1164522A3 (en) | 2000-05-31 | 2001-05-31 | Electronic commerce method for semiconductor products, electronic commerce thereof, production system, production method, production equipment design system, production equipment design method, and production equipment manufacturing method |
US09/867,465 US6788985B2 (en) | 2000-05-31 | 2001-05-31 | Electronic commerce method for semiconductor products, electronic commerce thereof, production system, production method, production equipment design system, production equipment design method, and production equipment manufacturing method |
KR10-2003-0096612A KR100515911B1 (ko) | 2000-05-31 | 2003-12-24 | 반도체 제품의 전자상거래방법, 그 전자상거래시스템,생산시스템 및 생산방법 |
US10/911,602 US20050010492A1 (en) | 2000-05-31 | 2004-08-05 | Electronic commerce method for semiconductor products, electronic commerce thereof, production system, production method, production equipment design system, production equipment design method, and production equipment manufacturing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163043A JP2001344472A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 半導体製品の電子商取引方法及びシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001344472A true JP2001344472A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18666860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000163043A Pending JP2001344472A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 半導体製品の電子商取引方法及びシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001344472A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009045865A2 (en) * | 2007-09-28 | 2009-04-09 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Manufacturing automation system components compatibility and performance testing with integrated virtual and real environment |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000163043A patent/JP2001344472A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009045865A2 (en) * | 2007-09-28 | 2009-04-09 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Manufacturing automation system components compatibility and performance testing with integrated virtual and real environment |
WO2009045865A3 (en) * | 2007-09-28 | 2009-05-22 | Gm Global Tech Operations Inc | Manufacturing automation system components compatibility and performance testing with integrated virtual and real environment |
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